電子レンジで厚焼き卵を作る


厚焼き卵ってヤツは意外に作るのが面倒である。
焦げないように、中まで火を通して仕上げるにはオーブンを使うと良いのだとか。
そこで得意の電子レンジでチャレンジしてみることにする。
とは言っても電子レンジ活用本などにも作り方は載っていて、皿の上で薄焼き卵を何枚も作って張り合わせる方法などが紹介されている。
たぶんこうして作る方が見栄えが良いに違いないし、卵層の間に海苔やチーズを挟むバリエーションも可能だ。
だが今回は乱暴にも一発で厚焼き卵を作ることにする。
茶碗蒸しだって出来るのだから厚焼き卵なんて簡単だろう..と、思って始めた実験だが...

最初は出汁を作るところから始めよう。
今回は鰹節を使ったが「鰹風味出汁の素」で十分である。


こんなに沢山は必要ない。
大さじ3杯(卵2個に対して)で良いのだ。
熱い出汁は使えないので氷水で冷やす。


今回は実験であり、もしかしたら失敗するかも知れないので卵は2個にした。
厚焼きにするには小さな容器が必要になり..

耐熱の子供の弁当箱を拝借した。
一応張り付き防止のためにラップを敷いたが、後にこれは不要であることが分かった。


調味料は塩と砂糖を少々、料理酒を大さじ1杯、みりんは多めの方が出来映えがいいので大さじ3杯を入れた。
これに出汁を大さじ3杯入れて良くかき混ぜる。


本来ならこれを濾した方が良い。
その方が口当たりのなめらかなものが出来上がる。
が、今回は実験なので(こればっかり..)このまま容器に注ぐ。


厚焼きと言うほどには厚くならないような気がする..

そして電子レンジで適当に加熱する。
糖分多めで作ったので加熱中は膨らんでくる。
蓋付き(ガス抜き穴付き)容器で上面を押さえていた方がキレイに仕上がるに違いない。


これが加熱直後の様子だ。
真ん中の部分は固まっていないのではなく、周辺部よりツルッとした感じに固まっている。
この凸凹がちょっと気に入らない...が、容器から取り出したそれは口当たりも良く美味しかった。


次回は(次回があれば、だが)厚さ10cm位の厚焼き卵に挑戦してみたい。