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パルス印加回路


  • Posted by: F&F
  • 2009年11月14日 11:01

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バッテリのパルス印加回路、バッテリを使用中にこれを接続するのでなければAC100Vの直接整流ではどうだろうか。
ピーク値整流になるのでDC約140Vが得られ、それを平滑する。

使う電解コンデンサはPC用電源の壊れたものでもあれば、その中に入っている。
このケミコンは低ESRでなかなか宜しい。
スイッチは高耐圧FETが良いだろう。
ドライブは555でも123でも何でも、デューティー1/500〜1/1000あたりが上品だと思う。

恐らくピーク電流は数十アンペア以上になるだろうから、適当な抵抗でダンピングする。
入力電流は平均値になるので精々100mA以下、念のため1A程度のヒューズを入れよう。

実験中のバッテリだが、配線を太いもので作り直したら電流が増えた。
さらに現時点までには徐々に電流が増え、ピークで75Aを超える程度になっている。
そこでデューティーをこれまでの1/1000から1/2000に変更して更にパルス印加を続けるとピーク電流は100Aに近づいた。
電流検出用抵抗は0.1Ωだが、100Aを流すと10Vもの電圧が発生する。
出来ればもう一桁小さな抵抗値のものが良いのだが手持ちがない。
またチョークコイルを通してDCによる充電も行っている。
電圧約15Vで100mAほどの電流が流れるのは電流が多すぎる気がするが、とりあえずはそのままにしてある。

原文を見ると2〜6MHzとかの成分云々とある。
逆起電力型の場合はまさに正弦波の半サイクルみたいな波形になるはずで、じゃあそうしてやろうじゃないかとパルス幅を短くしてみた。
2MHzだと1サイクルで500nS、4MHzだと半サイクルで500nSか。
と言うわけで写真の通り半サイクル400nSにしてみる。
さすがにCiss6200pFは厳しいので約半分の容量となる2SK2498に交換した。
これでもDCで50A、パルスならば200A流せてON抵抗も14mΩ(VGS=4V)なのである。
というか、これ以上小さなFETが無かっただけなのだが。

水色波形がドレイン電圧、青が電流で0.1Ωの抵抗の両端電圧だ。
しかしこのパルス幅では抵抗のインダクティブな成分が影響して正確な電流は測れない。
試しに同じ抵抗を10本パラにしてみたが電圧は1/10には全然ならなかった。
抵抗自体もP型(カット)なのでダメだろうな。

波形が鈍っているのはゲートのドライブ波形自体がこれと同じだからである。
バイポーラドライバ回路は廃止してロジックIC(バスドライバ)の3パラで駆動している。
もはや高速でFETをスイッチできない訳で、専用のドライバICでも使わないと厳しいかも。

平均電流から推定する電流は35A程度、波形で見ると+75A、-50Aといった感じ。
ただこのアンダーシュートもGNDの弱さや配線長などが影響している可能性が大きい。
逆起電力っぽい波形も配線の引き直しで消滅したくらいだ。

電流が増えたのはバッテリのインピーダンスが下がったからなのだが、ある能書きによればサルフェーションを起こした部分はパルスにも反応するがそうでない正常な部分は短いパルスだと電流が流れないというのだ。
だとすればサルフェーションが落ちてパルスに対するインピーダンスは上がっても良いはずなのに。
とりあえず来週になったらDC負荷テストでもやってみようと思う。

オリジナルの回路が見つかった。
ネット上で公開されているものの多くはこの回路が原型となっている。
http://alton-moore.net/graphics/desulfator.pdf
動作原理(Figure 1)としては、Q1をONにしてL1に通電し、次にQ1をOFFにした逆起電力をD1とC4でバッテリに加えるもの。
L1の逆起電力はQ1のドレインがマイナスに、L2側がプラスになる。
L2はパルスを逃がさないためのチョークコイルとして働くのだろう。
C4にパルスは逆極性で加わることになる。
ここはCではなくダイオード(コイル側がアノード)でも良いような気もする。

このオリジナル回路からどのような波形が出力されるのか、色々なページにオシロの波形があるのだがみんな違う。
正の半サイクルのようなものもあれば、正負両方向にリンギングのような振動が続くものなども。
現在のF&F式パルス印加回路も、ここにコイルを付ければ逆起電力型パルス発生回路にはなる。
まあ効果があるならそれをやってみても良いのだが…

   

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