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農作物


  • Posted by: F&F
  • 2011年3月24日 11:00

ほうれん草の放射線問題、例によって政府は食べるなと言い自称専門家は食べろと言う。
昨日だったかほうれん草を100g食べた時の被曝量が示されていたが、100マイクロシーベルト相当を超えていた。

何度かお名前を出している中川准教授の計算によれば、同100g摂取で33マイクロシーベルトだそうだ。
何故計算する人によって差が出るのか解らないが、中側准教授は例によって体内被曝を考慮しない派なのかな。
放射性物質などの量は公表値を使っているはずだし。

計算の中身は解らないので内部被爆や半減期(生物的なそれも含む)が考慮されているのかどうかは解らないが、結構多いなと思った。
例によって大人も子供も妊婦も100ミリシーベルトを超えない限り問題はないと繰り返していたのだが、私は食べたくない感じだ。
まあ洗えば落ちるとは思うのだが、どれだけ落ちてどれだけ残るかもよく分からない。

放射線に詳しいと紹介された長崎大の山下俊一教授は「現在の数値では野菜を10トンぐらい食べないと影響がない。」という。
100gあたり100マイクロシーベルトだとすると10tで10シーベルト?計算間違ってるか??

琉球新報の社説は見解が異なり「検出されたホウレンソウの放射線量は暫定規制値の7.5倍だ。
専門家によると、小鉢1杯(100グラム)を42回ほど食べたら、年間の規制値に達するという。」と書かれている。
長崎大の山下教授は10トン食べても大丈夫だと言い、一方では4.2kgでダメだという。
いずれも計算方法が示されていない。

昨日は東京都でも水道水の(乳幼児の)飲用を避けるようにと指示が出された。
基準は100ベクレルである。
では山下教授が10t食べても問題ないといったほうれん草はと言えば、約1.5万ベクレルである。
水道水の150倍の放射線のほうれん草は10t食べてもOKで、水は1リットル飲んでもダメなのか。

   

Comments:3

YASU Author Profile Page 2011年3月24日 13:19

WHOの資料にあった水に対する「成人による摂取の線量換算係数」はセシウム137で1.3E-5mSv/Bq、ヨウ素131で2.2E-5mSv/Bqとなっています。
茎立菜の値はセシウム137が82,000Bq/Kg、ヨウ素131が15000Bq/KgですのでmSvに換算すると1Kg摂取じの線量換算後の値はセシウム137で1.558mSv、ヨウ素131で0.33mSvとなります。
数回間違えて食べても問題はないでしょうが、継続して摂取するのは問題となる値なのは間違い無いですね。
注)成人についての係数を利用していますので乳幼児や小児については適用されないと思われます。

YASU Author Profile Page 2011年3月24日 16:46

すみません計算したとき、セシウム137の係数をセシウム134のものI(1.9E-5mSv/Bq)と取り違えておりました。
線量換算後は1.066mSvとなります。

YASU Author Profile Page 2011年3月25日 01:24

追加情報です。
内部被ばくについてのベクレル・シーベルト変換係数を算出する時の積分期間は成人については50年としているようです。
物質ごとに放射線を出す期間(半分になるのが半減期)と体に残留している期間(薬物学的半減期が参考になります)が異なります。
半減期以外にも色々な事を考慮して内部被ばくの変換係数が算出されています。

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