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田口峠に行く(10)


  • Posted by: F&F
  • 2012年4月 2日 11:04

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山道を下りながら考える。
どこが壊れているのだろうか。

ダイアグノーシスコードを読み出してみる。
c14,果たしてこれが何を示しているのか。
整備書を持って歩いているわけではないのでこの時はそれが解らなかった。

想像する。
通常何も無い状態ではc00が表示されていて、この時も明らかに調子がおかしい。
加速しようとしてもガクガクとなってエンジンが吹けていかない。
しかしある回転数を超えると正常っぽく回る。
アイドリングはしない。

やがてc14が表示されると一見正常風になる。
おそらくはフェイルセーフモードに入って、異常な部分を切り離して他のセンサの情報を元にエンジンを回そうとするのだろう。
たまにエンストはするがすぐに再スタート出来る。
減速時にはアフターファイアが起きる。

まず思ったのはクランク角度センサだ。
ここはエンジンを積み替えた時に接続し直している。
ここが接触不良になればシステムが止まる。

またクランクセンサ自身のトラブルだった場合、回転数が上がると出力電圧が上がるので動作するが回転数が低いと動作しないとか。
いや、それだったらクランキングスピードでは信号が出てこなくなるはずだ。

エンジンをかけると正常(c00)表示になるが、c14が表示されるまでにはかなり時間がかかる。
もしも即座に異常事態を検出出来るのならばc14が出っぱなしになっても良い。
微妙な接触不良だから?

c14は二次的なもので、そもそもの不調原因と違うのかも知れない。
しかしc14が出れば一見正常風だ。
と言う事はクランク角センサではなく、もしも圧力センサ異常だとしたらどうだろう。

圧力センサの値がおかしいが、すぐには解らない。
回転数とスロットルポジションセンサの値から圧力センサの値がおかしいと判定し、Dジェトロからα-Nに切り替えているとしたらどうか。
圧力センサの値がおかしければアイドリングはしないだろう。
しかし、ガクガクするかなぁ。

減速時にアフターファイアが起きる。
燃料が吹かれていないのならアフターファイアは起きない。
点火系がダメだとしたら、生ガスが出てマフラーで燃えるかも知れない。

続く…

   

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