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CDI(21)


  • Posted by: F&F
  • 2012年4月15日 13:05

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バラックで実験していた回路をユニバーサル基板に組んだ。
DC-DCコンバータのFETは発熱するのでHIDのケースに入れてこれに放熱した。

SCR通電中はDC-DCコンバータを止める。
これで消費電力の節約にもなる。

倍電圧整流回路のダイオードは手持ちのものの耐圧が心配だったのでシリーズ接続した。
DC-DCコンバータの駆動周波数が200KHz位なのでファストリカバリかショットキでないと整流効率が落ちる。

出力電圧が設定値以上になるとDC-DCコンバータを止めるようにした。
単なるトランジスタのスイッチだけなので制御精度は良くない。
ツェナーは手持ちのものでたぶん2V位のローパワーなもの。
制御ゲインは足りないが、400Vから500Vで動いていればいいやとアバウトなので使える。

アイドリング時などはDC-DCが止まっている時間の方が長くなり、電力節約にもなるし過電圧でぶっ壊れる事もない。
回転数が上がってくるとDC-DCコンバータの稼働率が上昇する。
稼動時間は同じなのだが回転数が上がると放電サイクルが短くなってくるだけなんだけど。

SCRのゲートトリガやDC-DCコンバータの停止回路など、アナログ微分は使いたくないのだが楽をした。
先日の回路のようにLTC6993でワンショットを組んだ方が美しい。
手抜き部分ばかりなので、せめてものモニタ用にとLEDを1個付けておいた。
DC-DCの制御具合が見えるというか何というか。

スイッチを付けてCDIとノーマルの切り替えがすぐ出来るようにした。

CDIで放電テストをしていると、抵抗入りプラグキャップが結構暖まる事が解った。
触れないほど熱くなる訳でもないのだが、抵抗無しにしても良いような気がする。
抵抗はプラグの方に入っている訳だし、この抵抗を無くすと目で見て解るほど火花が強くなる。

DC-DCコンバータの能力的には2.2μFのコンデンサで2万回転(2ストローク又は4ストロークの360度毎の点火の場合)以上まで行ける。

訂正等
R17とQ2は過電流保護なのだが通常動作している限りこの回路は働かない。
R5とパラに0.1μF程度を入れないとC7が放電出来ない(記入漏れ)。
R3 1kΩ→10kΩ
R8 1kΩ→220Ω
VR2 10kΩ→100kΩ

   

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