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ディジタルマイクロカセット


  • Posted by: F&F
  • 2016年7月11日 13:04

SONYのNT-1、ディジタルマイクロカセットテープレコーダである。
切手大のテープと回転ヘッドを使って音声のディジタル記録をする。

テープレコーダは単三電池1本で7時間稼働するとされる。
発売は1992年、同年にはMDも商品化されているがサイズ的にはNT-1が小さかった。
この小さな筐体内に回転ヘッドを搭載し、テープのA/B面の両面使用を可能にした技術とアイディアはたいしたものである。
価格は10万円以上と、音声レコーダーとしては高額だった。
その為もあるのかNT-1と後継機のNT-2が発売されたのみで、1999年には姿を消している。

この背景にはアナログカセットテープを使う録音機の性能向上や小型化がある。
アナログカセットテープ再生機はウォークマンが全盛となり、価格も下がった。
確かにNT-1は小型ではあったが、機能と価格を考えた場合に必ずしもメリットとはならなかったのだろう。

   

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