Home > 3D TVの次

3D TVの次


  • Posted by: F&F
  • 2017年4月 1日 12:06

あれほどまでに各社が宣伝していた3D TVは一体どこへと言う感じである。
今や主流は4kテレビとなっている。

少し前に話題になった臭いの出るTVを家電メーカと化粧品メーカが共同試作した。
制御部分は家電メーカが、臭いの元を化粧品メーカが研究した。
化粧品メーカは8種類の臭いの"素"から数百種類の臭いを作る事に成功したという。
これによって、少なくとも身の回りにある臭いの中の1/100程度を再現出来るのだそうだ。
1/100と言うと少ないと感じるかも知れないが、画像による影響もあって「効果はかなり期待出来る」らしい。

これまでは特定の臭いの"素"を使った訳だが、それを臭いの元を混合する方式にした所が新しい。
開発2社は臭いの"素"の規格化によってマーケット全体が広がるとしている。
混合には臭いの"素"の分量と共に混合時の温度も重要な為、制御は複雑になる。
もう一つは臭いをかぐ側を制御することである。
人間に可聴周波数以外の高周波音を聞かせることによって嗅覚が変化する特性を利用する。
さらに画像による影響も加わるので「多少違った臭いでも、事実上問題がない」という。

そして臭いを出す事よりもむしろ重要になるのが臭いを消す事だ。
化学消臭や吸着消臭のテストも重ねたと言うが実用には至らなかった。
研究の結果熱分解方式が最も有効だと結論づけられた。
臭いの分子サイズはほぼ一定であり、その分子を共振させる高周波を発生させる。
ようするに電子レンジが水を温めるようなもので、数秒間の高周波照射で臭いの元は消失するという。
ただし高周波を室内に放射する事になるので電波法上の問題など、クリアすべき点があるとしている。

IR700にヒントを得た、光線加熱式も研究されている。
赤外線は熱を感じてしまうので非可視光の紫外線領域を使う案があるのだが、目に対するインパクトが問題になる。

   

Comments:0

コメント投稿には JavaScript が必要です。ブラウザのJavaScript 機能を有効にしてください。

サインインしなくてもコメントの投稿は出来ます。
サインインしている場合はお名前などを入力せずに、そのまま投稿できます。

登録は簡単&それによって何かが起きるわけではないのでお気軽にどうぞ。
登録ページ書き込み→確認メール送信→確認メールのURLクリックで承認、の手順です。
確認メールに書かれたURLにアクセスしないと登録は完了せず、正しいログイン状態に移行できません。
コメント フォーム
コメント投稿完了までには少し時間がかかります。
二重投稿にご注意下さい。

Home > 3D TVの次



VC