FRP防水DIY：外側の部分(2)

水漏れがあった場所に白いものが付着しているのだが、ケイカル板が溶けたものだろうか。
ケイカル板はケイ酸カルシウムなので殆ど水には溶けないが、絶対溶けない訳ではない。

一般的に水のかかる場所には使わず、軒下など水がかからない事はないがかかりにくい場所などに使われる。
石膏ボードの場合は水濡れアウトなので屋外には使えない。
ケイカル板も塗装すれば直接雨滴はかからなくなる。
ケイカル板は安くて軽くて不燃性なので多くの場所に使われていると思う。

ケイカル板を張り直しても良いのだがどうしようか。
ケイカル板は柔らかいので簡単に切れるのだが、綺麗に切る事が少し難しい。
鉄鋼用の刃を付けたジグソーで切れば良いとは思うのだが上手く行くだろうか。
表面は紙が貼られているような感じなので塗装の乗りは悪くないはずだ。
ただし塗装が剥げると木材よりも弱いのは、常時水に濡れる場所には使えない性格だからである。

1Fベランダの天井となる部分は元々ケイカル板だったのだが、工務店によれば穴あきタイプを使った方が通風性があって良いという。
個人的には板張りの方が好みではあるが、ここもどうしようか。
ケイカル板は通販で買えるのだが、一定の購入方法を採らないと割れてしまうのだとか。
この辺りがちょっと面倒なのだ。