FRP防水DIY：解体開始(3)

メインとなる桁、そこに付けられている木材が意外に強固で壊れてくれない。
荷重がかかる場所でもないのにずいぶん丈夫に出来ている。

バールなど外して行くには時間がかかって仕方が無いのでチェーンソーを登場させた。
これでバキバキと切っていく。
バルコニーの奥行き方向の梁と幅方向の桁はホゾで連結されている。
何本かの梁ごとに羽子板金具で止まっている。

ホゾを抜く為には幅方向の桁を外側に移動させれば良いのだがこれが出来ない。
FRP防水のエッジ部分が下に回り込むような形状になっていて、桁を外側に抜けないのだ。
と言う訳でホゾを切っていく。
最初はハンドソーでやろうかと思ったのだが、これは相当大変だ。
で、ここでもチェーンソーを出動させた。
チェーンソーの扱いにも慣れてきたので微妙な位置の調整もある程度は出来る。

再組み立ての際には建物金具を使うのでホゾは必要ない。
接着してしまう手もあるが、これだと分解がほぼ不可能になる。

桁を部分交換ではなくほぼ外してしまったのは、桁に沿って水が流れたと思われる傷みがあったからだ。
切って断面を見ると意外に大丈夫そうだったのだが、外した。

安全帯は付けているが怖い…
1時間も作業をすると肉体的には大丈夫でも精神的に怖さが増してきてしまう。