確定申告：会計ソフト(1)

以前は弥生会計を使っていた。
その前は大番頭だった。

いずれのソフトも手書きの伝票をキーボードで打つ感じのものだ。
エクセルのマクロに毛が生えた程度とでも言えば良いだろうか。
初期の大番頭はBASICで書かれていて、当時はExcelは未だ存在していなかった。
大番頭はミルキーウエイが作っていて、これが後の弥生になったんだったかな。

勿論集計・計算や分析・解析などは得意とするところだが、誰にでも使えるというものでも無い。
経理などに関して一定の知識が無いと使いづらいものだった。

それでも弥生会計などは簡単入力みたいな、現金出納帳的な入力モードもあった。
しかし、では振り替え伝票はどうするのかなどではやはりそれなりの知識が要る。

現在は売り切り会計ソフトの他にクラウド版も登場している。
消費税率の変更などに柔軟に対応出来るメリットもあり、利用コストも比較的安い。
知名度的にはFreeeとか弥生会計系のものだろうか。

いずれもオンラインバンキングデータを取り込んで半自動仕分けをする所くらいまでの機能はある。
Freeeは若干価格が高めで、更に一番安価なサービスでは便利な機能が余り使えない。
無料期間は2ヶ月程度で、登録すると宣伝メールが配信されてくる。

弥生は1年間無料で使える。
もっとも安価なプランでもオンラインバンキングやクレジットカードデータの自動取り込みは出来る。
一々打ち込まなくて良いらしいので、この機能は使ってみたい。
私はある程度弥生に慣れているので使えるのだが、全くの初心者がどこまで使えるのかは分からない。
もしかするとfreeeの方が良いのかも知れないが、私としてはFreeeは分かりにくかった。