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太陽光発電:Tracer2210Aの設定(1)


  • Posted by: F&F
  • 2018年3月21日 12:09

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Tracer2210Aが送られてきた。
スタンドアロンで使っていたそうなので、PCインタフェースキットを買った。

これはUSB-RS485変換ケーブルとオプションのバッテリ温度センサで構成されている。
ソフトのインストールは簡単。
USBケーブルを差し込むとドライバのインストールは自動的に行われるが、ソフトに同梱されているドライバを入れないと認識しない。

スタンドアロンではバッテリタイプだけを設定して動作させる。
後は自動でやってくれる訳だ。
各パラメタを細かく設定したい場合はPCやAndroidスマートフォン、或いはコンソールが必要になる。
設定が細かく出来るのはバッテリの項なのだが、密閉型や開放型はあらかじめパラメタが決められていて変更できない。
変更したい場合はUserを選択する。

開放型バッテリを選択すると、バッテリに負担をかけないような設定になっている事が分かる。
自動車用バッテリを意識した設定だと思う。
シールドバッテリはいわゆるUPS用など、ディープサイクルが意識されている。
いずれもデフォルトデータがそうなのであって、ディープサイクルでも開放型バッテリはある。
このあたりはUser設定モードを選択すれば自由に変更が出来る。

バッテリや2210A本体の温度上昇に対する保護やリカバリ温度も変更可能だ。
本体は無負荷でも少し温まる。
外気温度4℃(夜間で発電量はゼロ、負荷は平均1.5A)の時に本体温度は9.46℃と示された。
発泡スチロールのバッテリケースも保温に役立っているようで、バッテリケース内の温度は8.38℃だった。

自己消費電流は30mA程度だった。
仕様では20mAなのでRS485-USBアダプタが10mA位消費している可能性はある。

   

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