＋メッセージ

SMSを発展させたと言うが方式的には少し異なっていると思う。
ま、それは良いとして＋メッセージは国内のMNO間でしか(今のところ)利用できない。

RCSに準拠はしているが、国内事業者お得意の独自仕様が盛り込まれていると言うことだろうか。
携帯電話のメール送受信機能はSMSの簡易版みたいな所から始まっていたり、E-Mail準拠でも電話番号がメールアドレスになっていたりした。
しかしこれらはspamの温床となったことから廃れることになる。
スタンダードなSMSに近いものはソフトバンクが最初に実装したと思う。
実装したというか海外版がそのまま使えるように構築したわけだ。
ドコモは結構面倒なことになっていたと思うが、今は普通に使える。

SMSはパケットチャネルを使わずにリンクを張るので、電話が使える状態であれば通信が出来る。
現在ではVoLTEが一般的なので通話チャネルとパケットチャネルは物理的にはほぼ同じで、論理的に異なるのみだから余計に話が面倒ではある。

通信方式の変化に合わせてメッセージ機能が進化していくのは当然でもある。
いわゆるキャリアメール(メールクライアント)がもっと使いやすければそれで事足りたような気もする。
これは着信通知がSMS同様なので遅延が少ない。
Androidは節電重視で、もはやGmailは遅延着信が当たり前になった。
メールを確認するためにスマートフォンを操作すれば着信するが、放置していると遅延がどんどん大きくなる。
かといってSMSでは機能が限られている。
そんな隙間に入ったのがLINEだと思う。
LINEはスマートフォンでもタブレットでもPCでも使える。
私も特定の連絡先とはLINEを使うが、99%はPCでやりとりしている。
理由はスマートフォンの文字打ちが面倒だからだ。

＋メッセージもみんなが使い始めれば流行るとは思うのだがどうだろうか。
キャリアメールの他にGmailあり、SMSあり、LINEあり、iPhoneならばiMessageがある。
iMessageはSMSと見分けが付きにくく、相手がiPhoneでない場合はSMSになるんだったかな。