C180ステーションワゴンに乗る(2)


乗り始めて1ヶ月余り、走行距離も1,500Kmを超えたのでオイル交換する事にした。
メーカ指定では1年か15,000Km時まで無交換で良いというし、ベンツの場合はメンテナンスインジケータに従えばいいとされている。
だがオイルにとって過酷な使用条件である渋滞路や短時間走行が多い訳だから、最初位は早めに交換してやろうかと思った次第だ。
ちなみに首都高速を走らない場合の平均走行速度は15Km/
前後であることが多い。
先日は横浜-八王子間が3時間ほどかかったので、この場合は平均速度10Km/h+と言った所。
オイル交換はSL同様上抜きにて行った。

電動オイルポンプ、大活躍である。
例によってディップスティックは付属しておらず、オイル量が適正か否かはメータパネルで確認する事になる。
オイルは(この車には)固めだと思うが、まあ過給器も付いているし良いだろうと言う事でこれにした。
実は安売りしていたというのが最大の理由だったりするのだが。

C180のオイル量は5.5リットルであり、2缶買うとだいぶ余る。
でも一缶ではどう頑張っても足りない。
下に見えるのはオイルフィルタ(OEM)だ。
オイルフィルタはエンジン後方に位置している。
V12エンジンでもV8エンジンでも、大抵は前の方に付いていたオイルフィルタだが、このエンジンには前方にスペースがなかったのか。

オイルフィルタケースの頭が六角ボルト形状になっているので外しやすい。
例によってカートリッジ内部のみ交換するタイプである。
オイル交換も終わって、徐々にレッドゾーンまで回すようにしてみたが、2,000回転〜4,000回転にかけて盛り上がるトルクカーブは、残念ながら4,000回転以上では劇的な変化は見せない。
レッドゾーンを越えてシフトアップするポイントまでスムーズに、騒音や振動もさほど増えないまま回っていくのだが、パワーを伴った回り方という感じではない。
普通に走っていれば4,000回転を超えてエンジンを回す事など滅多にないから(実用車のエンジンとしては)これで良いのだろう。
ちなみにスーパーチャージャの音だが、窓を開けているとキーンと言う感じで小さな音が聞こえる。
窓を閉めていればその音も、ザワついたような過給音も聞こえない。