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256QAM(3/25)
◆ ドコモは3CCAと256QAMに加えて4×4 MIMOによって682Mbpsのサービスを展開している。多値変調は(旧)XGPが積極的に規格化を行っていたのだが、これは簡単では無い。
64QAMにしても商用移動体通信に使ったのはPHSが最初だったのではないだろうか。

◆ 今は無きS電機は多値変調に積極的ではあったのだが、多値変調を行うためにはそれなりのハードウエア性能が必要になる。
QAMは振幅方向にも位相方向にも情報が乗っているわけで、位相方向や振幅方向にノイズが乗ればデータは壊れてしまう。

◆ 振幅方向のエラーはアンプのリニアリティに起因するものが多く、位相方向はVCOの位相ノイズによるものの影響が大きい。現在では256QAMにも耐えうる位相ノイズのVCO(多くはLSIに内蔵されている)が実用化されているが、PHSが64QAMを規格化した当時はこれも厳しい要求だった。

◆ 振幅方向は移動体通信におけるフェージングによって大きく変わる。ただしデータレートが速いのでフェージング速度との比が大きく、この辺りを使って処理をする。MIMOに関しては演算能力そのものなのでロジック回路の規模が大きくなるだけだ。

◆ 多値変調になればなるほど理論感度が低下するので256QAMで通信出来る範囲は限られる。LTEでは元々S/Nの良い移動局を優先して高速通信をさせるようになっているので、これが更に強化される事になる。

◆ マイクロセル化などが進み、S/Nの良い状態が維持出来さえすれば高速通信の恩恵を受けられるというわけだ。
CAもMIMOも同様なのだが256QAMによる通信も条件が揃った時に初めて効果を現すわけで、例えば256QAMでエラーが多く再送などに手間取るならば64QAMに落としてしまった方がお得という事もある。64QAMと256QAMでの通信速度差は約1.3倍、つまりエラー率が3割増えるなら64QAMに落とした方がお得になる。

◆ 同じように安定しないCAで片方のチャネルでエラーが多い場合は、そのチャネルを切ってしまって非CAの方がパフォーマンスが出る場合もある。移動体通信である以上時々刻々と通信状態は変化しているわけで、全ての条件が揃って通信出来る状況などそうそうあるものでは無い。

◆ 変調方式をどうするのか、MIMOはどうするのかCAに対応しているのか否かなどを接続の最初にネゴシエーションして実際の通信に移る。通信中もS/N(FER)などを監視しながら最適な状態になるようにコントロールする。こうした複雑怪奇な仕組みがあって初めて安定した通信が得られるというわけだ。

◆ 高速通信が実現すると端末一台が通信路を占有する時間が減少する。連続のダウンロードにしても何にしても、従来より早く終わるので通信路が空く。ここに他の通信が入ってくるので通信の効率化が図れる。ピーク速度を必要とするサービスが有るか無いかではなく、通信路占有時間の短縮が事業者にとっては有り難い訳だ。

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