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PHSと各企業(5/25)
◆ PHS移動機を作ってきたのはJRCや京セラなどである。京セラや旧三洋電機は基地局商売も行っていた。日本のみではなく中国などにも輸出されたその基地局である程度の利益は上げていたはずだ。

◆ デバイス分野ではPanasonicや東芝が一部のデバイスを作っていたが10年ほど前からは中国製のデバイスに置き換わった。中国で1億近い加入を集めたPHSはそのスケールメリットを活かして様々なデバイスが開発されたのである。

◆ とにかくマーケットが大きいので開発費はすぐに回収出来る。加入者数が数百万人の日本とは、まさに桁が違ったのだ。日本の企業もトランシーバチップの開発を行っていたのだが、中国の開発速度はそれを大きく上回った。LowIFによるダイレクトコンバージョン構成で10dBμよりも感度が上がるという立派なものだ。ちなみに規格感度は16dBμである。

◆ ロジック部は比較的開発難易度が低いので複数社が作っていた。その一つである沖電気は半導体部門を売却して消える事になる。そういう意味では三洋電機も消えてしまったし、東芝だって… いや、そんな事より何より肝心のWILLCOMが消えたではないか。

◆ 東芝でPHSを担当していた人は仕事がなくなった、やる事がない、これでは窓際だと嘆いた。PHS商用化以前からその部署にいるとすれば25年近い事になる。PHSの良い時も悪い時も見てきた一人のエンジニアも歳を取った。

◆ PHSが消えていくのはその規格がなくなるだけではなく、その周りに企業やその企業の中の人間を巻き込みながら消えていくのだ。例えばこれがPDCの消滅だとケースは異なる。
PDCという規格が消えた事に違いは無いが、そのサービスは又新たな規格で継続されるからである。

◆ つまり携帯電話の規格が変わりつつも進化していくのは消滅に非ずだ。
だが世の中では進化よりも消滅の方が多いのも事実だ。NOTTVは消え、モバHOも消えた。代替サービスに移行する事なく消滅である。ツブシの効く部署のエンジニアは他に移り、そうでない人たちは窓際に追いやられるのか。

◆ PHSはいつ消えるのが良いのだろう。もしかしたらWILLCOMと共に消滅の道を歩んだ方が良かったのか。ソフトバンクになり基地局が間引かれて品質が悪化し、利用者の自然減少というのはソフトバンク的には良かったかも知れないがどうなのだろう。

◆ ガスメータの検針用にしても基地局が間引かれた影響で通信が不安定になった場所もある。通信が出来なくなれば利用者やガス会社からクレームが来る。
しかし基地局が減って圏外ギリギリなのだから仕方が無い。何とか通信を成立させようとソフトウエアで頑張ってみるも中々上手く行かない。
サービスを犠牲にしても利益を追求するのが企業でありソフトバンクではあるのだが、この点もハイそうですかとは言いにくいところだ。

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