住み替えへの道(14)


外構の見積もりを取った。
カーポートやゲート、インターロッキング66m2や4面の塀など全てを含んでの見積もりが約350万円だった。
これが安いかどうかと言う問題だが、少なくとも高くはない。
と言うのもカーポートなど値段の分かっている部分の価格を見ると、工事費を含んで定価の6割くらいになっているからだ。
安売り店でカーポートだけを買うと定価の4〜5割と言ったところ。
安売り店は一般的に工事費が高いから、トータルで見ると今回取った見積もりは悪くないと判断した次第だ。
ただし打ち合わせの中で色々追加したり贅沢を言ったりして、見積もりはその都度上がっていく方向になるのは家の場合と同じ事。
工期は2週間という事で、残念ながら引っ越しまでには間に合わない。
それより驚いたのが電気屋の見積もりだった。
クーラ移設が1台辺り5.5万円もかかってしまう。
これなら新規に購入した方が良い。
そこで引っ越し屋に見積もりを取ることにしたが、こちらのほうは1台3万円だった。
いずれにしても高価なのは1Fに付いているものを配管延長で2Fに持っていく点、配管カバーを取り付ける(\7,000/3mらしい)ことも影響している。
つまり1台の移設工事3万円から配管カバー代と延長配管代を除くと、取り付けと取り外しがそれぞれ7.5千円程度になると言うわけだ。


ほぼ工事が終わって、後は一部の電気配線と器具取り付けを残すのみとなった。
トイレは工事中、風呂場と和室は物置になっている状態なので写真は撮っていない。
軽量鉄骨構造で気になるのは2Fの足音などが響く点だが、これが意外にも今住んでいる家より響かないと言うか全く気にならないレベルである。
子供が2階で飛び跳ねたりするとどうなのか分からないが、4層構造の遮音床はそれなりの効果を発揮しているのかも知れない。
下はリビングを東側天井近くからから見た写真。
左側が南になる。
写真を撮ったのが4時頃なので、西日がだいぶ入っている。
置いてある段ボール箱には洗面化粧台が入って取り付け待ち状態。
写真右奥が食事室となる部分だ。
クーラは正面壁の左側(4KW)と右側(2.8KW)に各1台付ける。
リビングの中央付近8畳分は床暖房になっている。

キッチンは北側なのでサスガに暗い。
奥は冷蔵庫室。
天井照明の他に流し台上の手元灯とレンジ上にも照明が付いている。
キッチンはニオイや煙、水音の関係でリビングなどとは分離した。
食器棚は写真左側の壁に付ける。
(置く)流し台手前のスキマ部分は食器洗浄機置き場で専用の上下水道と電気配線が来ている。

冷蔵庫室まで含めた奥行きは約4mになる。
冷蔵庫室は耐力壁に囲まれているので、家の中で最も丈夫な場所かも知れない。
正面入り口向かいの壁にクーラが付くので、若干は風が吹き込むかも知れないが夏は暑そう。

階段室も北向きながら大きな窓で想像していたよりずっと明るい。
階段部分の床材は1Fと同じ色で、2Fに上がったところで濃い色になる。

2F子供部屋(1)は6畳相当、奥に見える窓は3畳相当の収納部屋のもの。
子供部屋の壁紙は我が家で最も単位価格が高いもの。
薄緑色なのだが写真では良くわからない。
他の部屋が白を基調とした壁紙で質感が違う程度なのだが、子供部屋は色が付いていてキレイに見える。

子供部屋(1)の東側(写真右側)はすぐ家が建っているが、実は北東側の家が平屋建てなので斜め方向には開放感がある。
ちなみに東隣の家の窓までは2m程だから、飛び越えられそうである。
2F子供部屋(2)も6畳相当、この向かい側が4畳相当の収納部屋。
壁紙は子供部屋(1)と同じ。
ケンカにならないようにね。

8畳相当の主寝室、南西角部屋なのですごく明るい。
写真右側が西になり、晴れた日にはたぶん富士山が見える。
西側にも家はあるが、ギッシリ建っているわけではないのでスキマから見えそうなのだ。
南の窓の向こうに見える家は隣の家ではない。
隣の隣の家である。
(笑)ちなみに隣の家との境界までは約2.4mしか離れておらず、境界の1m先には隣の家の北側の壁が立ちはだかる。
今住んでいるところは南側が駐車場(たぶん100坪くらいはある)なので、障害物は無いに等しいし以前住んでいたアパートの窓の外は崖だったし、その前に住んでいたアパートの窓の外は公園だったので、ここはすごく狭苦しく感じるだろうな。
ベランダは南側だけに付けたのだが、西側にまで回り込ませても良かったかなと思う。
何せ西側は隣の家まで10mの距離があるのだ。
壁紙はソフトな感じで凹凸のあるタイプ。

別角度から見た写真、左のドアはウオークインクローゼット。
写真右上に見えるのは体操用の吊り輪、じゃなくて、取り外し可能な物干し竿をかける器具。

電気配線盤は22回路になった。
これが取り付けられている洗面所の壁紙は防水/防かび仕様だ。

リビングの水槽台は入り口のそば。
左に見えるのは勝手口のドア。

水槽台も完成している。
奥行きが50cmで幅が190cmだ。

鉄骨構造の内部、床板は外すことが出来る。
全面開放に出来るように引き戸にして貰った。
内部周りの部分は釘が立つように合板を貼って貰った。

リビングのダウンライトは調光式で6カ所に付けた。
主照明を蛍光灯で行うので、色調補正の意味もある。

食事室部分のダウンライトは蛍光灯を使い、主照明は白熱電球型のペンダントタイプを使う予定だ。

写真では天井が茶色っぽく写っているが、実際には壁と同じ白色である。