住み替えへの道(4)


公庫申請も通り地鎮祭が行われた。

家の基礎中心線がヒモで記されているが、家ってヤツは意外に小さいものである。
地鎮祭はパック料金4.5万円也。
個人タクシーで機材一式を運んできて30分ほどで終わる。
この後近所への挨拶と少々の打ち合わせを行った。
日程表も掲示され、年内に屋根まで作ってしまう予定で進むようだ。
10月〜12月頃は気温が下がりすぎないためにコンクリートにとって良いらしい。
夏は乾きが早すぎ、気温が下がりすぎると凍ってしまう。
来週からは基礎補強の工事が行われる。
その後基礎工事となるが、鉄骨の場合は基礎部に取り付ける重量鉄骨の穴位置が決まっているので、アンカーボルトなどはミリ単位で正確に立たないとダメだとか。
位置が違ったまま基礎が出来てしまうとケミカルアンカを打つそうだ。
と言ってもそう言う事態が起きないようにチェックするわけだが。
前回の図面からの変更点は、1Fのリビングの長辺の両側の壁の間に配線用の配管を等して貰うことにした。
TVとサイドボードが対辺に置かれるのでスピーカコードなどを通す場合に使えるようにだ。
1F天井と2F床のスキマには構造材や断熱材があるのでとても人は入れない。
木軸工法より物理的寸法は広いようだが、中身が詰まっている。
木軸であれば通し柱の所を使って1Fから一旦2Fの天井まで線を引き、2F天井裏を通して1Fに戻すことが出来る。
(今の家でも配線増設はこの方法)所が鉄骨構造だと通し柱が不要なので、自由に間取りを考えた結果1Fの壁と2Fの壁が一致しているところがない。
残るは床下に落とすことくらいだろうか。
もう一点、水槽台の下から風呂場まで塩ビ管を通すことにした。
水槽台の下に逆浸透膜(RO)式の純水製造フィルタを置いて、そこから排出される捨て水を風呂に溜めるためだ。
ただし風呂の中にパイプを入れることは出来ない(ユニットなので安易に穴を開けられない)ので、配管は風呂の窓のそばまでとする。
2F北側の部屋のエアコン、北側斜面があるのでエアコンを廊下側につけないと位置が下がってしまう。
が、そうすると配管が露出することになって見栄えが悪い。
配管を壁の中に通すことも出来るのだが、付け替え工事のことを考えると不安もある。
その他壁補強などもいじりたいところはあるのだが、これは内装に入る直前でも良いと言うことで保留にした。
家具によっては転倒防止を壁に対して行うものと天井で突っ張る物がある。
だから早く家具を決めないといけないのだが、これがなかなか..