ドイツの交通

ミュンヘンの街は交通量が多い.その割に空気がきれいだと感じる
のは,やはり排ガス規制が厳しいせいだろうか.ディーゼル車の 黒煙は皆無だ.ちなみにドイツのガソリンは日本に比べてずいぶん 高い.レギュラーが1リッターあたり 1.6DM(128円)ぐらいだ. 下の写真は日本の高速道路みたいに見えるが,実はミュンヘンの 街中の一般道である.二車線の道路だが,車3台が並走できるくらい の道幅がある.ミュンヘンでは渋滞を見かけない.みんなキビキビ 走るからだろうか.
天気の良い日は自転車に乗る人やローラースケータがやたら多い.
自動車道と歩道と自転車道がセットになった道路がほとんどなので,
その気持ちもわかるような気がする.日本と比べて街路樹がやたら
多いが,ちゃんと自動車からの視界を妨げないように工夫して植えて
ある.日本の街路樹だと標識や信号を隠しちゃっているようなのって
結構ありますよね.
ミュンヘンの土地代は高いはずなのだけれど道路はどこに行っても
余裕の広さがあります.

ドイツの超絶技巧的縦列駐車.
みんなすごくうまい.でも
どうやって出すんだ?この車.

繁華街に行っちゃうと縦列駐車の
すさまじさは半端じゃないです.

ちなみにミュンヘン市街は基本的に
路上駐車OKのところが多いです.
どうりでみんな縦列駐車がうまい
わけだ.

ミュンヘンでよく見かけた
しっぽのついた自動車.これで
リヤカーやキャンピングカーを
引っ張る.およそ10台に1台の
割合でこういうしっぽが付いて
いた.実用のためなら少々不格好
でも構わないという考え方なので
しょうね.
ちなみにドイツを走っている車は大半がドイツ車.見かけた印象で
数の多い順番にならべると,VW,Benz,OPEL,BMW,Audi,PORCHE.
9割方はマニュアル車だ.オートマ,エアコンなんてベンツの高級車
ぐらいしか付いてない.まあこの辺ではエアコンなんて年に何日も
使うものではないのだけれど.日本では高級なベンツやBMWは
ドイツでは実用車のイメージが強い.ポルシェはさすがに高級車と
見られているようだ.

ドイツの町を走る車の輸入車比率は30%と言ったところだろうか.
印象ではイタリア車,フランス車.日本車,フォードの順番でよく
見かけた.フォードがアメリカ車かというと,ちょっと違うと思う
のですけどね.まれにヒュンダイが走っている.日本車で多いのは,
シビックとスターレットだった.けっこうみんなボロボロになるまで
平気で乗っています.

ドイツの電車は手動でドアを開ける.
日本でも寒冷地の電車はそうなって
ますけどね.
 公共交通機関には自転車,乳母車
の持ち込みOK.駅にはちゃんと
それ用のエレベータも付いている.
もちろん車椅子もラクラク.

こういうあたりの物の考え方が
ドイツ的合理性なんでしょうか.
JRにも見習って欲しいものです.

ドイツの町には市電(Strassen bahn)が
のこっている.写真に写っているのは
レールの上を走る市電だが,ゴムタイヤで
走るトロリーバスもある.10分おきぐらいに
走っているし,停留所も 300m おきぐらいに
あるので,まあバスと同じような感覚で使える.
こういう市電は行き先がわかりやすいので
私でも安心して便利に使える乗り物だった.


 写真右は Streifenkarte(縞縞カード)
と言って回数券みたいなもの.これを
タイムカード打刻機みたいなものに差し
込んで「コトン」と打てば,ミュンヘン
市内なら2.8M(220円)でどこでも行ける.
 地下鉄,バス,電車などの公共交通
機関の乗り継ぎは自由.全行程が2時間
以内なら途中下車して用足しもOK.
ただし出発地点に戻る方向に行っては
いけないことになっている.

  この料金システムだとキセル乗車も簡単に出来てしまう.
つまり万人が善人であることを前提にした料金システムと
いうわけだ. それでも悪いやつは必ず居ることはわかって
いるので,ごくたまにコワーイおじさんたち(私服警官の
ようなもの)が見回りに来る.キセルが見つかると60DM
(約3600円)の罰金だ.電車に乗っていたら目の前で旅行者の
親子が捕まった.「切符があるなら早くだせよ」とか言って
います.写っている背中が捕まった人です.それにしても
こんなシーンをよく写真に取れたものだ.



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