赤外線レーザ


レーザユニットに関してはこちらをご覧頂くとして、このDPSSユニットからポンプLDを取り出してみようと実験した。

基板にLDは付けられていて、これが真鍮製のユニットに固定されている。
真鍮製ユニットは内側にネジが切ってあり、そこにパーツがねじ込まれているのだが容易な事では外れない。
そこでリュータを使って真鍮部を削り落とし、ポンプL
と結晶を分離した。
だが分離する時にLDの前面に付いていたと思われるガラス状のもの(レンズ?)が破損した。
これにとってどんな弊害が出たのかは分からないが、とりあえずLDは発振し、結晶も無事だった。

小型のヒートシンクにLDとドライバ回路を取り付けたが特に発熱するという事はない。
LDは効率が良いのだ。
この先端部から公称808nmの赤外線レーザが出てくる。

こんな風に取り付けた。
ベースに付いている四角いものはPDである。

ケースはアノードである。

肉眼では暗い赤にしか見えないが、カメラで写すとこの通り明るく見える。

LDからのレーザ光は焦点を結んでいないので、前面にレンズを置いて集光する。
電流は400mA程度にセットしたので、おそらくレーザ出力的には150mW程度は出ているのではないだろうか。
このレーザ光によって導電スポンジやフロッピィディスクに穴を開ける事が出来る。
VAIO PCG-C1内蔵カメラで撮った、ノイズまみれのmpe
ファイルがこれ
(44MBあるので注意!)ディジタルビデオで写してリアルメディアに変換したものがこれ
(22MBあるので注意!)同じファイルのMPEG版がこれ(34MBあるので注意) なお、これらの実験は危険を伴うので知識のない方はやめておいた方が良いと思います。