Li-ionバッテリをバラす


禁断のLi-ion電池分解に挑戦した。
なおこれは多くの危険を伴うので普通の人はやらない方が良い。
バッテリはSBMの810T用のもの。
若干膨らんでいるが容量は十分に残っていると思われる。
まずは周りのシールを剥がす。

プラスチックのフレームと薄い金属板に覆われた電池本体が顔を見せる。

プラスチックフレームには充電制御用とおぼしきパーツ、温度センサ?やFET(スイッチ?)みたいなものが乗っている。

電池本体がこれ。
薄い金属のケースに入っていて、赤や緑の樹脂(薄い膜のような感じで取れる)が塗られている。

これを解体するためにカッターナイフの刃をそっと差し入れたら、プシュと音がして一部が燃えてしまった。
危ない。

くるくる巻かれているものをほどいてみる。
この薄い箔のようなものは3枚構成だ。

こんな感じ。
銅色のものが電極、もう一つの電極はスズ色。

電解質?の両側に正&負極材料(Li?)を塗りつけたような構造である。
何か臭う…さてこのバラした電池をどうしようか。
そのまま捨てるにはあまりに危険なので、加水分解(え?)を試みる。
アルカリ金属じゃなかったっけ、リチウムって。
で、水をかけたらブシューッと反応して白煙が上り、次の瞬間火が点いた。
危ない。
是非読んでおきたい、ドコモテクニカルジャーナル