ガスランタン用マントルの放射線量


SEV-FLエコ・バンドは放射性物質による効果(なんの効果だか良く解らない)を狙った商品である。
実際にγ線を測ってみると、極微少のそれが観測された
放射線グッズが燃費に効果があるのなら、もっと放射線が沢山出ているものの方がより効果的なのではないだろうか。
そこで(掲示板で教えて頂いた)ガスランタン用のマントルを測ってみることにした。
購入したのは2品種、有名なコールマンのものと新富士バーナー社のものである。

まずは室内のバックグラウンド放射線量を測定する。

0.022μSv/hである。
最初にコールマンのマントル(布のように見える)を測定機に乗せると、
バックグラウンド値とさほど変わらない。
どうやらγ線は余り出ていない様子だ。
次に富士バーナのもの。

こちらは沢山出ている。
0.129μsV/hは放射線系燃費改善グッズと一桁違う。
製品は袋に入っているが、ビニール袋など貫通してしまうγ線。

上の二つが入って\620(東急ハンズ)で売っていたのだが、その状態で計測するとγ線量は0.252μSv/hにもなっている。

今回測定したのはγ線だが、マントルから出ているのはα線やβ線だと書いてあるペー
もある。


放射性物質をエンジンの吸気管内に入れることによる燃費を改善する装置は特許も取られているが、放射線がどんな影響を与えるのかは良く解らない。
今風に言えば「イオン化」だろうが。
何でもかんでもイオン化で片を付けようとする風潮がある。
トルマリンを放射線で叩いてマイナスイオンか…SEVのように銅板で挟んで活性化…磁石で燃費が良くなるなら、放射性物質も効き目があるだろう。
残念ながら私はこのような微細エネルギ源での燃費改善を見たことがないが。