| | 雨と雪(2/6) ◆ この冬初めて氷を見たのは昨年12月9日だった。最低気温が1℃、八王子は-1.4℃だった。前日から降り続いた雨が朝に氷になっていた。
 気温が0℃以上だったので氷が張り付いていたのはごく一部だった。
 
 ◆ 気温は下がったものの雪は降らず雨だった。気温が4℃以下の場合は雪が降る可能性が高いと言われるが雨だった。気温4℃で雪になる為には湿度が60%以下でなければならない。昨日の湿度は80%を超えていたので雨だった訳だ。
 
 ◆ 雪が降るためには湿度が低い必要がある。と言うと意外な感じがするが、上空から降ってくる液体や固体の水は。高度が下がるにつれて温まる大気に熱せられて溶けて液体の水になる。
 
 ◆ しかし湿度が低いと昇華しながら落ちてくるので余り温度が上がらず、固体のまま地表に到達する。昇華するためには湿度が低い状態でなければならない。
 
 ◆ 気温が0℃以下になれば湿度は100%でも雪が降る。北国の雪は気温が低い状態で降っている。
 逆に気温が高い状態、6℃位でも湿度が30%位であれば雪になる可能性がある。
 
 ◆ 夏の雨というか雨の時の湿度は高いのだが、冬場は余り湿度が上がらないまま雨が降っている事がある。夏場は気温が高いので雨は蒸発しながら湿度を上げる。湿度が高いので雨が降る。
 冬場は温度が低いので雨が蒸発しないまま地表に届くのか。
 
 ◆ この場所の標高は500mくらい、少し広い道がありスーパーやコンビニや薬局などがある道路までは直線で約4km、標高差約400mだ。気温の差は冬よりも夏場の方が明確に感じられる。まあ冬はどちらにしても寒いので一緒、みたいな。
 
 ◆ 夏場はからっと晴れる事が少ないが、冬に雨が降って翌日良く晴れた時などは埃が洗い流された感じで気持ちが良い。雪が降れば辺りを覆い隠すのでこれまた気持ちが良い。
 
 ◆ 横浜で雪が降ると、少なくとも自分の家の周りくらいは雪を片付けなければいけなかった。
 車や歩行者が雪で通れなくなってしまうので、汗をかきながら雪を片付ける。横浜の雪など放っておいてもすぐ溶けるのだが、それでも近所一丸となって朝からスコップを振り回す。
 
 ◆ ここでは放っておいても良い。
 片付けたければ片付けても良いし、放っておけば管理が(沢山降った時などは)除雪してくれる。
 
 ◆ 私としては近所に気を使わなくて良いのは非常に楽だ。落ち葉だって(自ら掃除もしているが)管理が片付けてくれる。
 秩序を乱さない限りは周りに気を使う事無く生きていく事が出来る。
 
 ◆ 管理という点ではマンションなども似ているし、別荘地として考えると東急系の所は更に管理態勢がシッカリしている。
 
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