VC

過去の雑記置き場


LED(8/1)
燃費競争(8/2)
定額(8/3)
気温(8/4)
権利(8/5)
銀塩の消える日(8/6)
iアプリ(8/7)
タイヤの位置(8/8)
iPhone3G(8/9)
出来ないこと(8/10)
組み立てキット(8/11)
改悪なのか(8/12)
N-06A(8/13)
ブラウザ(8/14)
書けない?(5/7)
N-06A(2)(8/16)
12M画素(8/17)
N-06A(3)(8/18)
センタサーバ(8/19)
SLR(8/20)
アプリ(8/21)
年齢確認(8/22)
ハイブリッド車(8/23)
PC(8/24)
WOL(8/25)
ハイブリッド(8/26)
リモート制御(8/27)
相場屋(8/28)
ホームU(8/29)
まさに役所(8/30)
不便なこと(8/31)


不便なこと(8/31)
◆ ホームU関連で2回も移動機の交換となったわけで、しかもデータ移行を行わずに交換したから後が大変だった。最初の交換の時にはSuicaやDCMXの移行をちゃんと行ったのだが、2度目の時にDCMXの移行を忘れてしまった。というか忘れたつもりはなかったのだが、DCMXをセットする段階になって移行のメニューが出ないので気がついた次第だ。仕方がないのでDCMXに電話して処理して貰うのだが、セキュリティの関係があるので即座にと言うわけにはいかないそうだ。登録情報は3〜5日後にメールで、1週間程度で郵送されて来るという。つまりそれまではプラスチックカードしか使えないわけで、これは結構不便である。

◆ 今までは何も気にせずコンビニや書店などで買い物をしたわけだが、DCMXが使えないので財布を持っていかないといけない。が、財布を持っていく習慣が無くなっているのでこれを忘れる。他にはSuicaしか持っていないのでSuicaが使えない場所だと困ったりする。と言うわけで、あったものが無くなると意外に困るなと言うお話しで、ドコモとSONYのフェリカネットワークスの罠にはまりまくりだなと思った。
ヨドバシに寄ったときも同じで、交換後のケータイにポイントカードアプリを入れていないことに気づいてその場で作業してインストールした。従来は店舗でバーコードを発行してもらってというビックカメラと同じシステムだったのだが、今はモバイルヨドバシ会員ならば自分でインストールできる。この手のカードがケータイに入れられることでサイフの中はかなりスッキリした。

◆ 来年のiPhoneにはRFIDが内蔵されるのかも知れない。
するとエディタ達はそれを絶賛するのだろう。国産ケータイでは何年も前から常識なのに。先日電車に乗ったら革?ケースに入れたiPhoneを使っている女性が居た。長い爪でのパネルタッチは大変そうで、5タッチで和文を打っていた。指が細いとは言っても爪の長い女性にQWERTYキーは無理なのかも知れない。
iPhoneの5タッチは操作性がかなり悪い。レスポンスが悪いのでカチカチ打つというわけにはいかず、どうしても反応を待つ時間が必要になる。その女性は勿論着席して両手で持って操作していたが、クリック音をOFFにしていなかったのでうるさかった。ただ使う側からするとクリック音がないと5タッチは更に難しくなる。

◆ で、その革のケースの裏にはシッカリSuicaが詰め込まれているのを見てほほえましく、って表現は違うか。まあ、苦肉の策だなと思って見たのだ。電車の中でiPhoneをいじり、そのまま改札通貨が今風と言うことか。iPhoneの片手操作は難しいが、大きなT-01Aは出来ないことはない。ただし抵抗式(感圧)パネルなので指の腹では押しにくい。やはりスタイラスがないと。で、そうなると片手操作は難しい。Googleケータイは静電パネルなのでiPhoneと同じ感じで使えるが、スクロールが2ドットか3ドットか分からないが荒いのでちょっと美しさに欠ける。ただしサイズが普通なので持ちやすい。勿論サイズが小さいので文字は打ちにくい。



まさに役所(8/30)
◆ 話が通じないにもほどがあるので、あらかじめ用意した図やネットワーク構成図を見て欲しいと言った。ドコモショップからFAXで送ってもらうからと言うが、ドコモは「前例がないから出来ない」と、まさに役所風味の事を言い始めたのである。サービスのフロントとしてはそこそこの教育を受けているとは思うのだが、接続シーケンスやIPマスカレードも知らないのではやはり話は通じない。せめて図解したものをみてもらえれば多少は分かるのではないかと思うのだが、頑として拒否する。
ようするに手順書以外の事をやって何かの責任を取るのが嫌なのだろう。いわゆるサポート外注な感じはしなかったし難しい事を聞くと10分くらい待たされてから答えが来るなど、おそらく詳しい人と相談しているものと思われるが、だったらその詳しい人を出してくれという感じ。

◆ そしてチェック項目はと言うと、PPPoEの設定とルートの設定だという。他に聞きたい事はありますかと言っても何も言えず、逆に私に、他に何か設定していませんかと聞いてくる。なので何の設定が聞きたいのかと聞いても答えは返ってこない。
もしもサポートの言うように設定が間違っていれば接続自体が出来ないわけで、接続が出来なければホームUのアイコンは現れない。それが表示されているというのは接続がうまくいっている証拠であり、にもかかわらず経路が無くなるのが問題なんですよと20回は言ったと思う。

◆ 2度目の交換後の端末は少しの間は正しく動作したが、やがて切断が起きることになった。ここまでやって駄目ならもう駄目だろう。と言うかドコモ側にも解決しようとする意志もないし、私も疲れたので解約予約を解除してあったホームU契約解除の解除を解除して、解約することにした。しかしいったい何が原因なのだろうか。ルータも変えてみたし知人宅でもやってみたが切断は起きた。端末交換による差異はあるようだが完全に直るものでもない。この接続不安定状態が起きると無線LAN接続やIP電話のみではなく、090/080番号着信にも影響が出る。着信はするがいわゆるワン切り状態になってしまったり、或いは書けた側に圏外アナウンスやBTが流れるようだが自分でかけたことはないのではっきりは分からない。いずれにしても呪われてるな。

◆ そうそう、不具合返品した端末のテストはしないのかと聞いてみたのだが、ドコモではやらないそうだ。メーカはやるのかと言えばそうでもなくて、症状再現テストで問題がなければ預託品として再度整備されるのだろう。絶対に動作しないような不良であればわかりやすいが、希にしか現象が起きないものはどうしようもないんだろうなぁ。
特にこのケースの場合は端末なのか設定なのか環境なのかが分からないわけで、分かっているのは安定した利用が出来ないと言うことだけなのだ。
そうそう、SIMカードも交換された。従来の緑色から、新型は白だ。国際ローミング関係で違いがあるとは行っていたが詳細は不明。緑色の人は無償で交換してもらえるがIDが変わるのでID認証しているサイトなどには影響が出る。



ホームU(8/29)
◆ 切断問題が解決しないまま日にちが経った。当初は無料期間終了とともに契約を解除する予定だったし月末での契約解除申し込みをすでに行っていたのである。だが7月末頃になって切断頻度が上昇した。それまでは電源のOFF→ONで回復することが多かったが、電池を一端外しても駄目なことも増えてきた。
そんな事もあり以前訪ねたショップに足を運んでみた。そのときはたまたま画面がロック状態(暴走?)になっていたのでドコモショップはそれを理由に交換するという。例によってドコモショップはホームUサポートと色々やったようだが話は付かなかったらしい。

◆ 交換にはデータ移行を行わない方が良いという。バグも一緒に、つまり特定のデータがあるが為に不具合が起きるような場合は原因の切り分けが難しくなるのがその理由だ。これれは相当面倒な話になるのだが仕方がないと諦めた。面倒なのはFelicaの移行くらいだからと自分に言い聞かせてみるが、やっぱりダルい。そうして交換された端末だが、いわゆる預託機は発売後3ヶ月を経過しないと用意されないらしく一般販売品だった。だが(売れないモデルでもあり)製造月は5月のままだ。さっそく持って帰ってホームU設定を行うと、なんと、いきなり接続しないではないか。いや、接続はするのだがパケットが通らない。調べてみると従来から起きている切断と同じでNATタイマがタイムアップして経路が消える現象だ。一応電源を切ったり電池を外してみたが駄目。と言う事で再度ドコモショップに行くが、実は同じN-06Aのトラブルに悩んでおられた方を見習って通信が成立しない動画をデジカメで撮っておいた。

◆ その動画をドコモショップで見せると基本的には交換をするというのだが、一応ホームUのサポートとも電話をしてみると。で、1時間ほど待たされたあげくホームU側と話が通じないらしく電話を替わってくれと言う。ここからが長い。何とも長い。同じ事の繰り返しで長い。ドコモの言う事には接続ツールを使って再設定してみろとか、ルータや無線LANのAPを初期状態に戻してみろとか言う。その理由は何かと聞けば認定機器が正しく設定されていないとホームUは接続できないからだというのだが、接続が出来ないわけではなく切断されてしまうのが問題なのだ。しかもこちらはRT-200NEでもRTX1100でもWR7850Sでも実験して駄目な事は分かっている。どこそこの設定を確かめろと言われれば確かめるからと言うのだが、ドコモは聞かない。

◆ そこで接続のシーケンスはどうなっているのかと聞いてみた。ドコモは「それは言えないが何故聞くのか?」と言うから、接続シーケンスも分からない人が切断の原因を追求できるわけがないでしょうと言った。ら、サポートの人は接続シーケンスを知らなかった。なのでNATやポートと言っても全然話が通じない。ドコモ側は設定ツールをもう一度使って…を繰り返すだけで、そんな事は何度も行った、何度も行うと設定がたくさん出来ますよね?と言ってもサポート担当者は納得しない。実にこの操作、サポートの言うように一旦ルータを工場出荷状態に戻してからの再設定もしているのだ。なので2回やって駄目なものが3回やったら良くなるとは考えにくい。もちろん何かが変わっているのなら別だが、設定ツールは変わってはいないという。
続く…



相場屋(8/28)
◆ 以前にも書いたことがある、円高でないと気に入らない相場屋というか投資コンサルタント?みたいな人はどうしているのだろうかとニュースを見てみた。
なんと、米株が上昇するのも気に入らないようで、「理不尽な買い上げ」とか「輩による執拗な買い支えでもはや相場とは呼べない」とか「超超異常な相場で話にならない」とか書かれていた。株価なりUSDが下がるととたんに機嫌が良くなると言うか、普通の相場観を書くようなので、米国の経済が良くなるのがよほど気に入らないのだろう。そうは言っても米経済に日本経済は大きな影響を受ける訳なのだが、その相場屋にとっては関係ないのか。おそらくは米経済がガタガタになって日本経済が良くなるのが彼の期待するところなのだろう。

◆ 何故この方の相場観がニュースに出てくるのか分からないが、もしかして面白いから?とか思ってみたりして。この方の予想というか予測なら、素人アナリストの方がよほど信頼性が高い。或いはテクニカルベースの相場予想の方が為になる。と考えるとやはりお笑いベースなのか。円安になったり日経平均が下がったりダウが上がったりしたときの、この方のうろたえ方が面白いとか。なので私はUSDが下がったりダウが下がった時にはこの方の文章は(面白くないので)見ない。ようするに、この方が怒り狂っているのが面白いのだ。

◆ 話は変わってテクニカル自動売買なのだが、やってみようと思いながら実はあの後はやっていない。と言うのもやってみたいものは実口座を作らないといけないので損は実損となって降りかかってくることになる。まあだからこそ面白いのかもしれないのだが、デモ口座を作るのと違って提出書類などもあって面倒だなぁと思いながら日が過ぎてしまった感じ。
それに加えて相場は逃げないしなぁ、なんて思っているのでいつまで経っても口座は出来ない。口座を作って儲ける?みたいな情報商材もあったっけ。最近は口座を作るとキャッシュバックを受けられるFX屋とか株屋があって、それらに片っ端から口座を作りまくるとかなり儲かるらしい。保険屋で見積もりを取ったり中古車屋で査定をするとポイントがもらえる所もあるが、しつこいセールスを覚悟しなければならないと思う。でもそんなのを手間だと思っていると稼げない?訳で、まあワンクリック詐欺屋だってせっせと宣伝活動しているのだ。働かざる者食うべからずとはよく言ったもので、働かなくても良いのは資産家の御曹司くらいなものか。

◆ 懸賞ものを当てまくる主婦がTVに出ていたりするが、あれだって苦労なくして当選しているわけではない。当選するためのノウハウというかテクニックというかを駆使しているわけで、それはそれで立派だと思う。そういえばロトくじを当てまくる人もTVに出ていた。これまでに稼いだ額は数千万円という事で、それも一発で高額当選金をゲットしたわけではなく中額当選を何度も繰り返した結果だというのだから余計にすごいと思った。



リモート制御(8/27)
◆ サーバクライアントの話でも書いたのだが、アンダーパワーな端末でそれなりの作業を行おうとすれば、そのアンダーパワーなマシンに無理をさせるのではなくハイパワーマシンをリモートで操った方がお得ではないか、と、私は思っている。なのでケータイからPCを操作するケースは多く、ケータイで何でもやろうとは思わない。確かにケータイだと文字入力がやりにくいわけだが、その位我慢しないといけないと思う。ケータイのテンキーをプチプチ押すのだってiPhoneのタッチパネルよりはずっとマシなのだから。

◆ そんな訳なのでスマートフォンが欲しいとは余り思わない。ケータイとは携帯するのに邪魔にならない程度の大きさであるべきで、それより大型のものでも良いのであればモバイルPCまで行ってしまっても良いのではないか。この辺りはコンパクトデジカメにも似たところがあり、画質などを求めるならばある程度のレンズサイズなどを許容しなければならず、しかしそれを常時持ち歩くのは辛い。まあデジカメの場合にはリモートで大きなカメラを制御というわけにはいかないのだが。

◆ PCリモコンは何度か書いているとおりmobile2pcやiRemoteを使っている。細かな点、例えばKeyの任意割り当てなどはmobile2pcが優れているが描画速度はiRemoteが速い感じがする。何よりiRemoteは無料で使えるのが良い。両ソフト共通の不満と言えば描画速度だ。それこそPC同士でVNCを使うという程は速くない。実はiPhoneでVNCを動かしてみたのだが、これも速くはなかった。(無線LAN接続なので3Gの遅さのせいではない)iPhoneの場合は文字入力が更にやりにくいのと、文字を入力するために表示エリアを使ってしまうのでこの手のリモコンには向かない。国産ケータイの画面解像度ならばWindows画面を充分収容できるが、iPhoneの解像度だとそもそもWindowsの最低必要解像度以下だ。(縮小すれば、スクロールすれば大丈夫なのは言うまでもない)描画速度がPCで使うVNC並になるのは、画像の表示速度(含む展開速度)が上がらないと無理なのかも知れない。これはケータイの描画能力向上に期待する以外にはなく、通信速度の次のネックはそこなのか。

◆ VNCで画面をどんどん書き換えていると3Mbps程度の帯域を必要とする。一方でiRemoteは平均的には120kbps〜130kbps程度、作者殿によれば「現在iRemoteの描画fpsは15fps完全固定で、これは操作がないときも固定であって東方らしきものなどゲーム的な手法。時間的には66ms。実際に描画にかかってる時間自体は10msない程度で通信に処理を取られても十分に間に合うであろう時間です。」との事だ。 66mSごとに書き換えているとして描画処理に10mS,もしも1Mbpsの速度が出ると1mSあたり1kbpsなのだから例えば画面に100kバイト(800kビット)を表示させようとすると800mSを要してしまう。と言って10kバイトではかなり荒い絵になりそうだ。ホームUの無線LAN経由だとアプリからの通信で5Mbps程度の速度は出るのだが、それでもウルトラ速いという感じはしない。



ハイブリッド(8/26)
◆ トヨタは将来的には全車種ハイブリッド化をするとか。似たようなことは以前に三菱が、全車種にターボを付けると言っていたっけ。勿論それは現実のものとはならなかったのだが、トヨタはどうなのだろうか。プリウスは既にバックオーダが大変な量になるもラインを増やしたりはしない。もしも売れなくなったらどうしようかと思っているのと、今後発売される他車種へのユーザの流れも考慮しているのだろう。500SL(R129)が発売されたとき、ヤナセでは5年待ちだと言っていた。しかしその後のバブル崩壊もあり、待ち行列が急速に短くなり、そして解消し、更に在庫が出来てしまった。これと同じ事が起きては堪らないとトヨタは考えているだろう。

◆ HS250はそんなプリウス待ちの客を逃がすために開発されたのか。何としてでもハイブリッド車を高額で売りたいトヨタは、プリウスと同じ車(あえて)にレクサス代100万円を上乗せしてみた。まあ排気量も違うし室内寸法も違う別の車扱いで、全長にしても前後オーバハングを長くして4.7mまで引っ張ってみましたみたいな感じ。同じ全長でマークXはホイールベースがちゃんとそれなりの値なのでバランスが良い。初代シルビア?か何かがサニーのシャーシにオーバサイズのボディを被せた手法によく似ているが、部品共通化は最も進んでいるのがトヨタなのだから当然と言えば当然だろう。

◆ 今後発売の噂があるのはビッツ、IS、アベンシスだとか。アベンシスって何ものだと思ったら、もしやこれも同じシャーシなのかな。とするとプリウスとHS250とアベンシスの3兄弟と言うことになる。まあトヨタの場合は何と何が一緒かよく解らないので何とも言えないが、しかし同じような構成の車両であれば移植はそう難しくないものと思われるし、それでいて別車種扱いで販売できるのだからトヨタとしては有り難いことだ。ISはFRと4WD仕様があるのでハイブリッド化ならFFベースの4WDとするのだろう。
これはLSで行ったのと同じ仕様なのだが、その無理矢理さが高級車らしくはないと600hに関しては言われている。どうせ燃費重視ではないわけだからFRベースのコンベンショナルAT仕様ならばずっと良かったと評論家は書く。まあトヨタとしてはTHSを使った回生制御を何としてでも効かせたいと思うわけで、それがカタログ燃費の上でも有効なのは周知の事実だ。特に重い車でエネルギ回収を行いやすい面もあり、無理矢理4WDは避けられないと思うのだがどうだろうか。いや、もしかしてFFで登場したりして。
何ならアベンシスというかプリウスシャーシでも行けるかも知れない。現行ISのホイールベースとプリウスのそれは30mmしか違わないわけだから。ただISはアルテッツァなので走行性能重視も謳いたいところだ。今の時代FFだからスポーティではないとは言い切れないが、高級車=FRのイメージは色濃く残っている部分もあるのでちょっと微妙か。



WOL(8/25)
◆ ノートPCと無線LANでは不可能なWOLが、デスクトップPCならば可能になる。WOLはLANからマジックパケットを送ってPCを起動させるもの。普段外出時はPCの電源を切っておき、必要に応じてmobile2pcから電源を入れる、みたいな使い方が出来る。Dell側の設定はデバイスマネージャでLANカードのプロパティを選択して電源制御をイネーブルにすればいい。当然BIOS側も外部からの電源ONを許す設定にしておく。routerはip lan1 wol relay broadcastとして中継を許可し、IPマスカレード(NAt)設定で外部のどこかのポートからルータのUDP9番ポートに着たパケットをローカルIPのブロードキャストアドレスの9番ポートに中継するようにすればいい。
nat descriptor masquerade static 1 13 192.168.1.255udp discard 9番ポートを指定するとdiscardになる。これだとどのアドレスからマジックパケットを受けてもPCが起動するので、必要に応じてフィルタ設定を行う。

◆ F&FサーバもWOLに対応しているはずなのだがうまくいかなかった。まあサーバは通常は電源を切らないわけだし電源が切れるのは異常事態発生時なのでWOLで電源を入れ直すなんてことは出来ないだろう。そもそも電源が切れない状態で止まるケースが圧倒的なわけだし、何ならUPSをリモート制御して電源をOFF→ONも出来る。これはUPSのシリアルを別のPCで受けているためで、そのPCが生きている限りは制御が可能になる。

◆ WOLで省電力化は良いのだが、使い勝手から行くとコールドブートではなくスリープからの復帰の方が有り難い。もちろんWOLでスリープからの復帰も可能なのだが、スリープから復帰すると表示がイネーブルにならない。キーやマウスを触っての復帰であれば大丈夫なのだが、LANから起こすと駄目なのだ。mobile2pcもでiRemoteで見ても真っ暗、VNCに至っては接続が出来ない状態になっている。
WOLで中途半端に起きたというか寝ぼけた状態のPCに何かのショックを与えればいいのだろうが現状ではそのまま放置、で、コールドスタートか常に生かしておくかの使い方になっている。

◆ マジックパケット送出はルータでも出来る(MACアドレス指定)し他のPCやunixマシンから行うことも出来るので、iRemoteを使っている方にも使える。恐らくちょっとしたスクリプトを組んでおけば特定のメールを送信したら特定のPCが起動するとか、そうした制御も可能だと思う。iPhone使いがアプリアプリと言い、これさえあれば何でも出来る的な事も言うのだが、私は特に役立つと思ったアプリはなかった。標準の電卓は縦位置と横位置で機能が変わるなど気が利いているなとは思ったがその程度である。だったらPCを制御した方が良いと思うし、iPhoneにもVNCはあるが何せキー入力がやりにくいのと、動画や音を聞くことも出来ない。この音の使い方なのだが、ペットを飼っている方はその様子を画像と音でチェックできる。



PC(8/24)
◆ vaioが不調になり、Vostroを自宅の常用マシンにしたことはBlogにも書いたのだが、この処理速度の差はさすがに時代の違いかなという感じだ。vaioはPentiumMの1GHz程度、VostroはCore2Duoの3GHzなのだから当然といえば当然だろう。ビデオはオンボードのG45とか言うやつだ。これがどの程度のものかは分からないのだが、FF XIのベンチで3700位だっただろうか。それこそ別電源が必要なくらいパワーを食うグラフィックカードを使うと1桁違うくらいのスコアが出るのかもしれないし、それでも3Dをビュンビュンは厳しいと書かれているページがある。この手のビデオカードはファンの音も盛大だそうで、まあCPUよりもパワーを食うのだから当然といえば当然だろう。いや、なぜ今更ゲームなのかといえば、このPCのパワーがどんなものかと思ったからなのだ。

◆ グラフィックカードには関係のない話かもしれないが、Javaの速度からHDDのアクセスまで速くなって快適である。消費電力的には増えていると思うのだがF&Fサーバの例で言えば最近のPCは数年前のPCより低消費電力で高性能ということになる。VNCやmobile2pcの速度もサーバ側マシンの性能に左右され、こちらも快適度が上昇した。そんなわけで何かゲームでもDLしてみようかと思ったのだが、今ひとつピンとくるものがない。だがFFのデモなどを見るとゲーム専用機並みかなと思う動きもする。もちろん高精細画面にするとコマ落としの様になってしまうのだが、vaioではとても動画には見えないようなものであるだけに時代を感じてしまうわけだ。まあこんなCPUパワーを持ってしてもVistaは重いというのだから、それこそ3Dゲームを楽々プレイできる様なPCが必要なのだろう。

◆ Windows7はVistaよりマシだといわれているがどうなのだろうか。CPUパワーを食いメモリを消費するソフトがハードの進化を加速するとは言われるのだが、クロック競争からマルチコア競争のようになってきている昨今、シングルタスクでピーク性能をという考え方でもなくなっている訳で、マルチコアを有効に活かせるOSなりアプリなりも必要だろう。マルチコアが威力を発揮するのは画像処理(含む動画処理)などが多いが、それ以外だと負荷の分散はされるが結局2CPUが50%ずつしか動いていないなんてこともある。確かに細かなプロセスは分散されながら動いてはいるのだが、unix系に比較するとWindowsはマルチCPUによる効率化が進んでいないように思えるのだがどうだろう。

◆ vaioノートを使っていたのはvaioノートで十分だと思っていたからなのだが、たとえばブラウザにしてもホームページにしてもリッチ化が進み、徐々にダルさが目立ってきてはいた。自動車メーカのホームページでもJavaやFlash多用で、これらのページをvaioで見るのは明らかに辛い。通信速度にしても処理速度にしても、そんなパワーは必要ないじゃないかと言われることは多い。だが数年もすると当時は必要がないだろうといわれていたパワーが普通になり、それはもはや必要な性能になっているのだ。
※わずか180kバイトでこの絵は!!



ハイブリッド車(8/23)
◆ ハイブリッド車の代表格といえばプリウスだろう。
量産ハイブリッド乗用車の草分け的存在であり、世界でもっともたくさんの台数を売ったハイブリッド車に違いない。初期型はトラブルもありフィーリングの問題もありだったようだが、世代を重ねるごとに改善されていった。初代プリウスはマイナーチェンジを境にかなり違ったものになっており、まあトヨタも苦労したと言うことだろう。
ブレーキに関しても積極的な回生制御を行おうとするものの、ブレーキフィールが確保できない問題に試行錯誤する。回生制御をうまく行えば市街地燃費や10・15モード燃費で有利だからだ。構造的にはBENZが失敗したSBCのようになっていて、SBCとは違いキックバックがかなり少ないと言われる。
そのためABSの動作や路面状況は把握しにくいと不満の声もあるが、元々トヨタ車は路面状況などを運転者に伝えないようなセッティングがメインなのであえてそうしている可能性もある。

◆ 10・15モード燃費もそうなのだが、実走行燃費を向上させるにも様々な制御が必要だ。思うにプリウスは「エンジンを使わなければ燃費は良くなる」的な考え方が元になっているのではないだろうか。
これは連動式交通信号制御初期の「東京に向かう道路の信号を全部赤にすれば渋滞は解消される」理論のようなものかも知れない。ホンダや欧州車におけるハイブリッド制御が、エンジンの不得手とする部分をモータで補う考え方であるのとは根本が違うと思う。もっともTHSが絶賛されているかと言えば意外にそうでもなくて、欧州の自動車雑誌ではLS600hの燃費はS400ハイブリッドより悪いと書かれていたそうだ。ただこれ、LS600hの方がずっとハイパワーなので公平な競争ではない。なぜレクサスが排気量を拡大してまで600hにしたのかと言えば、S600に対抗したかったためだけが理由であると言われる。

◆ S400はコンベンショナルなガソリン車に比較すると15%程燃費が良いという。BENZの言うには、電池もモータも小型だからトランクは狭くないですよ、だ。実際LS600hは電池置き場にスペースが取られている訳で、そこを突きたいのだと思う。ただこれ、15%程度の違いならディーゼルで良いではないかと。確かに低公害ディーゼルは手間がかかる(尿素補充など)のだが、ディーゼルが一般的な欧州では、並の燃費改善では駄目なのかも知れない。
もちろんディーゼルハイブリッドも考えられるのだが、高額なもの同士の組み合わせで更に車両価格が高くなるといくら付加価値だとは言っても需要が低下する。というか、そんなものに金を払うならもっとパワーのある車買っちゃうモンねと言うのが本音かも。

◆ 今年以降は各社からハイブリッド車が出てくるとは思うが、その燃費節約に関するノウハウの差は相当大きいと思う。何しろトヨタはハイブリッド車に関しての歴史を持っている。この歴史に関してトヨタは過去に、性能などは欧州車に追いつくことも追い越すことも出来るが歴史や思想は簡単には近づけないと言っていた。ハイブリッド車に関してはまさにこの逆で、欧州メーカがトヨタに追いつくには数年を要するに違いない。



年齢確認(8/22)
◆ SNSを謳った実質出会い系のmixiやモバゲーなどの問題は過去にも書いている。SNS運営サイト側の言い分は、サイト側はコミュニティスペースを提供しているだけでその内容には関知しないと言うもの。これらサイトは当初は未成年者の登録を禁止しているところもあったのだが、やはり中高生無くして商売は成り立たないとばかりに年齢制限を緩和した。サイト内に出会い系コミュニティを作った場合、それを所轄警察署に届け出なければならないのはコミュニティを作った人間であってサイト側ではないと運営側は言う。しかし18歳未満は出会い系業者になることが出来ないので矛盾が生じる。そんなのウチは知らないもんねと当初は逃げていたのだが、18歳未満であると知りながら(或いは充分予測できていながら)黙認しているのではないかと突かれた。これは全くその通りで、でなければ商売にならない。

◆ とは言っても捕まるのはイヤだと言うことで年齢制限システムの強化を行う。これがまた他人のせいにする方式で、18歳未満の携帯電話利用者はフィルタリングサービスが適用されているはずだから、フィルタに引っかかるページに認証フォームを置けばいいと言う発想だ。つまり18歳未満は観ることの出来ないエロサイトの中に認証フォームを置き、そこに必要事項が記入できれば携帯電話事業者が18歳以上であると認めているのだとするわけだ。もちろんこれは逃げでしかなく、統計を見ても未成年者のフィルタ適用率の低いことが分かるはずだ。特に出会い系などで小遣い稼ぎをする女性とはフィルタ適用を嫌がる傾向にあり、実際統計もそれを示している。モバゲーを運営するディー・エヌ・エーはこれで法の網を抜けられると思っているのだろうが実際はどうなのか。

◆ そもそもこの手のSNSは当初はフィルタリング対象だった。が、EMAという団体を作り、その団体の理事にSNS運営会社の役員が名を連ねることで健全性を過剰にアピールした。携帯電話事業者はEMAという団体が認定したのであれば良いだろうということで、つまり責任をEMAに転嫁する格好でアクセスを許した。しかし警察はそんなモバゲーやmixiが出会い系の温床であるとして運営会社に注意を行った。EMAは本来であれば認定を取り消すべき事なのだが、何しろ理事がそれら運営会社の役員なのだから取り消すわけに行かない。そこで何だかんだと理由を付けながら健全であるとくり返したわけだ。

◆ このフィルタリングチェック方式、SNS運営側は携帯電話事業者がフィルタしていないのは未成年ではないと言い、携帯電話会社はEMAという団体認定のSNSはフィルタリングしないと言い、EMAはSNS運営会社の会費で成り立っていて理事はそれら運営会社の役員。なんだかメビウスの輪みたいな事になってしまっているのだ。
そして行政なりは携帯電話の所持禁止条例を作り始める。まあこれは携帯電話事業者やSNS運営会社が自分で自分の首を絞めているようなものだから仕方ないのかも知れない。そもそもフィルタリングや書き込み内容チェックなど、中国政府みたいな真似をしても始まらないではないか。抑圧からは何も生まれないことを分かっていながらも行うのは、やはりカネが絡むからなのだろう。



アプリ(8/21)
◆ アプリと言えばiPhoneかな、今は。TVでもそんなCMを流している。曰く、アプリがあれば何でも出来るみたいな。だが実際に使ってみるとドコモのiアプリの方が種類なども豊富にあることが分かる。iPhoneアプリは沢山あるが日本語版はそう多くはない。iアプリと違うのは容量制限が無いので大容量のゲームなどが売られていることだろうか。
ただし10Mバイトを超えるゲームは3Gネットワーク経由ではダウンロードできない。この場合はWi-Fiを使うかiTunesを使えと冷たく見放される。確かドコモも50Mバイト?級の動画などはWi-Fi経由で観ろみたいな感じだったと思うが忘れた。

◆ iPhoneがもっと沢山売れると便利なアプリも出てくると思う。現状ではオンライン金融系のものは皆無に等しくて、それはセキュリティの問題に絡むのかも知れない。ケータイで株や為替をと言う人にはiPhoneは向かないだろう。ゲームなどはiTunesのプリペイドカードを買って有料版も買ってみた。
一応子供も遊べるものをと言う事で選んだが、程なく飽きた。これはiPhoneがゲームに向いていないわけではなくゲーム的に余り面白くないからだ。
従ってこれはiPhoneのせいではない事をお断りしておく。普段私はN-06Aでどんなアプリを良く起動するかと言えば、一番使うのはmobile2pcやiRemoteになるかな。PC上のメーラのチェックなどを行うので。他にはマルチアカウントのPOPメーラとか、金融相場系のチェックとか。ちなみにiPhoneにも株価を見るアプリは乗っている。データは20分遅れだけど。マクドナルドに行くとマクドナルドのアプリでトルカをGetしてハンバーガを買う。Suicaアプリを起動してSuicaにチャージするなどが使用頻度が多いが、まあその程度だ。

◆ ほとんど使わないが、ウィジェットもたまに起動する。多くの場合は天気予報を見るとか電車の時刻を調べるのが目的で、ウィジェットはまとめて起動がかかるのでその点は便利なのだが起動そのものは速くはないので少しダルい。アプリ起動というか全体的にiPhoneは速くはなく、特にメール関係の遅さは気になる。これは3GSで改善されていると思うが、少なくともiPhone3Gでは遅い。もしiPhoneで電車の時刻を調べようとすれば、ブラウザを起動してブックマークをタップするか、或いは乗り換え案内アプリを起動することになるだろう。いずれもN-06Aよりは多くの時間を要する作業になる。たぶん(希望的たぶん)来年版iPhoneはウィジェットに対応するかも。待ち受け画面に並んだのはアプリのアイコンだけではなく、ウイジェットのスペースが出来ていたりして。あとはマルチウインドゥかな。確かにタスク中断で中断箇所に戻れる機能もあるのだが、そうでないアプリもある。またそうやって常駐させたままパワーダウンモードに入ったりをくり返していると、時にメモリが足りないなどと言われる。この場合は一旦電源を切れば回復するのだが、ダルい。



SLR(8/20)
◆ SLRはマクラーレンの絡むBENZのハイパフォーマンスモデルである。現在のモデルは2004年にベースモデルが発売開始されたものでお値段約6千万円のシロモノだ。エンジンはAMGの手が入ったシングルカム5.5リッターで、スーパーチャージャによって最高650馬力と83.6kgmを出力する。車重はクローズドボディで約1.8tだ。この後継とされるのがSLSでエンジンはシングルカム24バルブからDOHC(V型なので4カム)32バルブに、排気量も6.2リッターとなる。出力とトルクはNAなので多少控えめに571馬力と66.3kgmがSpec.である。出力などは他のAMGモデルよりも引き上げられているが、過給器無しなので爆発的なトルクと言うほどでもない。

◆ と、ここまでなら何ということもない訳だが、このSLSには電気自動車が存在するというのだ。このEVバージョンには「SLS AMG with electric drive」という長ったらしい名称が与えられ、Li-ion電池と4つのモータが4輪を駆動するが、各輪にモータを配するのではなく左右輪はドライブシャフトとデフで連結されている模様だ。SLSの名に恥じず最高出力は533馬力と89.7kgmで、最高出力ではV8ユニットに後れを取るが最大トルクはさすがに大きい。バッテリはお得意?のLi-ionで400V/40Ahのものを3個搭載するので合計容量は48kWだ。ちなみにiMIEVの電池が16kWなので丁度3倍搭載することになり、奇しくも日産のEVであるリーフと同容量だ。iMIEVの航続距離は実走行で100km前後、リーフは米国のテストモードで200kmと言われているので、効率面や車重などを考えるとSLSは100km前後がその航続距離になるのかも知れない。

◆ このSLS AMG withelectric driveは来年にも発売されるSLSの派生モデルとなるのだが発売時期は未だ未定だ。欧州でもガソリン価格高騰でハイブリッド車開発が急速に進んできているわけだが、環境の敵と言われるハイパフォーマンスカーを電気仕掛けにするのは面白いと思う。何しろ高額な車だけに少々コストがかかっても何ということはないし、スペシャルなアフターサービスを付けておけば顧客からのクレームや要望も吸収できるに違いない。世界中にはこうした高価格でも売れてしまう車がいくつもある。勿論トヨタもそれを狙ってレクサスブランドを立ち上げた訳だし、レクサスは走りを意識した車作りなのだと豪語している。ただ高級車とスポーツカーはジャンルが別であって、もちろんロールスは2ドアでスポーティな車も作ってはいるがサーキットは似合わない。フェラーリはスポーティーな車ではあるがフォーマルな場には似つかわしくないだろう。
なのでこれを一緒にするのは難しいことで、それなりのイメージを築き上げるのは更に大変だ。

◆ トヨタ的には高価格ハイブリッド車を売りたいのだとは思うがなかなかうまく行かない。レクサスブランドではHS250が販売台数を稼ごうとしているが、レクサス店を救う鍵となるのかどうか。トヨタは他にも小型ハイブリッド車を発売予定で、一部にはトヨタ車の中での客の取り合いにしかならないのではないかとの見方もある。が、いずれにしても多くのハイブリッド車の登場は歓迎すべきだろう。その中で価格競争や性能向上が起き、やがてトヨタも一度は失敗したと伝えられるLi-ion電池搭載に向けて動き出すかも知れない。



センタサーバ(8/19)
◆ まだまだコンピュータと言われるものが高額だったとき、サーバに多数のダム端末をぶら下げて作業を行っていた時代があった。その後その端末はXになり、そしてスタンドアロンになり、さらにそれらがNFSやネットワークで接続されるようになったわけだ。こうした分散型というかスタンドアロンで端末が動くようになったのは、その処理能力の向上によるものだと思う。サーバで処理して通信で結果を渡すよりも端末側で処理を完結させた方が速いのならばそちらがお得と言うことで。

◆ ドコモは来たるべくLTE高速通信時代にはこうしたサーバ処理型も考えられるという。すなわち携帯電話端末側で処理を行うよりもサーバで処理した結果だけを表示させた方がお得だというのだ。確かに現状でも、例えばpdfを見るときに端末でそれを展開するよりPCで展開して、その画面をmobile2pcで見た方が余程高速だ。しかも常に最新バージョンのアクロバットリーダがインストールできる。スマートフォンはPCの機能をモバイル端末に持ってこようとしているのだが、PCの仕事はPCに行わせた上で結果だけを頂戴するというX端末風な考え方も充分考えられる。特にLTEともなればHDTV映像が伝送できる以上の帯域を持っている訳なので、専用アプリと組み合わせればあたかも高速な端末をスタンドアロンで使っているかのごとくな動作が出来るに違いない。

◆ サーバ演算方式は初期の頃のGPS測位でも行われていた。当時の端末性能では測位処理が重く、ならばと言うことでサーバ側で位置計算をして結果を端末に伝送していた。これによってDGPSなども行えるほか測位精度も上げることが出来たのである。それが今ではスタンドアロンでも(ローカルに地図データを内蔵した端末もある)充分動作が可能になったのだから処理能力向上はたいしたものだ。従って何でもかんでもサーバに計算させるというのはお得ではなく、現状にしてもpdfはPCで展開させた結果をmobile2pcで見た方が速いが、POPメールに関してはPC上のメーラを見るよりもスタンドアロンのアプリを立ち上げた方が速い。ゲームでもサーバ実行型のものがあった。将棋などの多くの演算や処理や分岐が必要なアプリはサーバで演算を行い、結果だけを貰うというやり方だ。現状では通信速度や遅延の問題もあってリアルタイムなシミュレータをサーバクライアントで実行させるのは難しいかも知れないが、これも通信速度や遅延次第では充分可能になる。

◆ こうしたサーバ実行型のアプリなどは、来るべきSIMフリー時代の囲い込み効果も発揮するはずだ。機能で囲えなくなったならば、その機能自体をサーバ連携にしてしまえばいい。ドコモネットワークで使えば便利な機能が高速実行できるが、他のネットワークだとスタンドアロンだから遅いですよ、みたいな。
こうした方式が主流になると、ますますスマートフォンの必要性が見えなくなってくるのかも知れない。
ようするに高速な、打ちやすいキーの付いたX端末みたいな機能があれば良いだけで、そのインタフェースをブラウザベースで実現するとなると、ブラウザがOSに見えて来るという理屈にも通じるわけだ。



N-06A(3)(8/18)
◆ さて、ドコモショップの電話の返事のお話しである。こちらから電話をしてしばらくすると担当から電話がかかってきた。ドコモ本体に色々確認してくれたそうで、ソフトウエアアップデート未適用品で比較してくれと頼んだそうだが「そんな事はやっていない」とのことであえなく却下されたそうだ。また同様の事象が報告されているかの問いに関しても「そのような報告はない」の一点張りで話にならなかったという。ドコモに言わせれば「気に要らないのならドコモをやめたらいいんじゃないですか」くらいのものだろう。所詮は1/5000万の文句でしかないわけで、宝くじの当選確率の1/100万より小さな問題でしかない。といって国民生活センタに駆け込むほど暇でもなく、ホームUのデバッグ?にも協力したつもりなのだが、でもそのホームUもさっさと無料期間内にやめてしまった。この件はまた話が長くなると言うか長い話をしたというかで、また後日書くことにするが、何故うまく行かないのかが不思議だ。恐らくどこか何かの設定か環境か端末かが異常なのだと思うのだが、原因追及すら出来ないので困ってしまう。

◆ Youtubeに関してはおもしろいメールをもらった。これはドコモに問い合わせた時のことなのだが、以下の回答をもらえた。
■「Youtube」サイトの閲覧について 誠に恐れ入りますが、こちらは、モバイル版の「Youtube」ということでよろしいでしょうか。
こちらの窓口で最新のソフトウェアに更新したN-06Aを使用し、フルブラウザでモバイル版「Youtube」への接続を試しましたが、問題なく閲覧、再生することを確認いたしました。
というもの。どこが面白いかというと、モバイル版Youtubeに接続した状態でフルブラウザに切り替えるとPC版のページが表示されるのである。個別の動画のページに行ってからフルブラウザに切り替えても同様にPC版のページにジャンプする。すなわち、モバイル版Youtubeをフルブラウザで見ることは不可能なのだ。画像再生のそのページでiモードブラウザに切り替えてもケータイ用のページにジャンプしてしまうのでフルブラウザでケータイ用のページを見ることは出来ず、iモードブラウザではPC用のページが、どうやっても見られない。でももしかしたら何かの方法で見ることができるのかと151に聞いてみたら、メールの内容はおかしいという結論だった。151側でもその場で実験してみたようだが、明らかにメール内容が間違っているという。この151の担当者は動画再生関係に詳しく、Youtubeのストリーミング配信フォーマットはN-06Aのフラッシュプレーヤにはマッチしないらしいことが解った。従って同じ動画でもURLコピーならストリーミングではなくなるので再生できる可能性が生まれる。ソフトウエアアップデートと閲覧可能フォーマットの関係は良く分からなかったのだが、その後別のナイショのルートで得た情報によればソフトウエアアップデートと対応フォーマットの関係は無いのではないかと。



12M画素(8/17)
◆ シャープの携帯電話内蔵カメラは10MピクセルのCCD撮像素子が使われているが、冬モデルはこれを12Mピクセルにするのだとか。画素数だけで言えばコンパクトカメラのエントリモデルより上になる。もちろん写りそのものが上かどうかは怪しいところではあるが、高画素撮像素子搭載はディジタルズームの可能性を広げてくれるので、その意味では使い道がないとは言えない。ただしディジタルズームはレンズにとっても厳しい使用状況になるので画質の低下は免れないかも知れない。現状の携帯電話内蔵カメラでも紙焼きに耐える程度の写真が撮れるわけで、今後の性能アップにも期待したくなる。

◆ 基本的にはイタズラに画素数を上げるよりは、その画素数にあったクオリティの写真が撮れるべきだと思う。500万画素だろうが1千万画素だろうが実際の写りが悪ければ何にもならない。もちろん最近のカメラユニットの特性向上には目を見張るものがあり、画素数並みとは言わないがそこそこ写るというか立派なものだというか、そんな感じだ。iPhoneのカメラを語るのに、この画素数ばかり多くても写りが悪いんじゃ仕方ないとか、そんな高画素写真をケータイで撮る意味がないなどと言われる。確かに画素数先行で写りの悪いレンズが全てをスポイルしているような時代ならばそうだが、今は少し違うと思う。前述ディジタルズームなどもそうだし、各種エフェクトやアクセサリ、シーンプログラムなどはコンパクトデジカメの域に侵入しようとしている。対するiPhone3Gはと言えば全域ピンぼけみたいな、でもよく観察すれば2〜3mの所でピントが合うというか、そんな感じのボロカメラが付いている。iPhone3GSになると一応AF対応で全域ピンぼけからは開放されるがノイズの多さが数年前のクオリティだなと思う。まあiPhoneの場合は日本製でもないので細かな部分まで機能をチューニングは出来ないだろうし、iPhone3Gのカメラですら絶賛していた人が居るのだからメーカとしてもチューニングする気は起きないのかも知れない。

◆ そう考えると日本製ケータイのカメラはしごかれ鍛えられたと思う。ノイズが多ければボロだと言われ、手ぶれ補正が付いていなければ今時使えないオモチャだと酷評される。そうして、あの低画質では絶対的な地位にあったNECですらだんだんマトモになってきたのである。これが市場原理と言うものだろう。一時期カメラと言えばシャープだったが、CMOS撮像素子を使い始めた頃から評判を激しく低下させた。その悪評を跳ね返すように登場したのが10MピクセルCCDであり、その先の12Mピクセル版なのだ。まあ個人的にはあのレンズ周りのデザインがどうにも好きになれない。持ってしまえば意外に恥ずかしくないのかも知れないが、買うまではとても恥ずかしいかも。だって、あのレンズ型の模様の中のほんの小さな部分にカメラユニットが挟まっているという、まるで巨大ホイールに交換したその中に貧弱なディスクロータが見えているような安っぽさがある。なので個人的にはiPhone程度の地味さの方が好感が持てるのだ。



N-06A(2)(8/16)
◆ 先日の話が中途半端だった。問題はホームUの接続不安定とフルブラウザでのYoutubeの閲覧が出来ない件である。実は151にもその旨聞いてみたことがあったのだが「たまたまソフトウエアアップデートの時期とYoutubeが仕様変更したのが重なったものだと思われます」だと。で、Youtubeに確認されたのですかと言ったらNoだという。ではF-09Aでも見られなくなりましたかと言ったら、これは未確認だと。未確認で適当な事を言ってはいけませんねぇ。ならばソフトウエアアップデート未適用品で試して貰えませんかの問いに「全てアップデートしてしまいました」。おいおい、普通は検証用に残すでしょう。だったらドコモショップで試して貰いますから、151から話が通じるように手配してくださいと、いや、これを言ったのがマズかった。ドコモショップに行ったら「既にアップデートしてしまいました」という。まあ本当はアップデートなんかされていなくて、購入時の初期設定でアップデートしなさいと促される(発売停止時のものは別)訳なのだが、アップデートしちゃったよと言われたら、それはウソでしょうとは言えないわけだ。

◆ このアップデートによる不具合はドコモにとって余程都合の悪いことと見えて徹底した隠蔽作戦を開始したのか。アップデートで仕様が変わったのか?それともサイト側の問題なのか?それを確認したいだけなのに、何とも意地悪な感じがする。いや、サイト側の変更ならそれはそれで仕方ないというか所詮Flashプレーヤのバージョンの問題なのだとしたら、常に最新を追いかける以外での対応は難しい。PCの場合はその都度ダウンロードが可能になるが、残念ながらケータイはそうではない。そう考えるとフルブラウザとは言っても自ずと限界はある。ソフトウエアアップデートで行う事は出来るが金もかかるし手間もかかるので事業者はやりたくないはずだし、バージョンが上がるに従ってソフトウエア容量が増えるとなるとハードウエア上での限界も存在することになる。

◆ iモードブラウザのJavaScript問題も、当初は1ヶ月程度で解決するとか言っていたが、あれからもうすぐ3ヶ月が経とうとしている。JavaScript目当てに夏モデルを買った人は居ないと思うが、もしそうだったら返品くらい受け付けてくれなければおかしな話だ。カタログに謳われた機能が動作しないのだから詐欺と言われても反論できないだろう。NECに関しては以前にも、NECが提供するアプリか何かにバグがあってそれの提供が数ヶ月遅れたことがあった。バグはまあ仕方がないとは思うのだが状況説明は必要なのではないだろうか。政治家が良く言う説明責任ってヤツだ。ドコモの場合は説明責任を果たすどころか隠蔽工作を行うのだから、これで顧客満足度が上がる方がおかしい。ドコモの酷さというか横柄さは今に始まったことではないが、何とも情けない話である。(ドコモショップからの電話の返事の話は又後日)



書けない?(5/7)
◆ blogの方も含めてiPhoneに批判的な事を書くと数名の方が素早く反応して火消し作業を行う。何をそこまで擁護するのかと思うのだが、彼らからすればiPhoneが売れないのは死活問題なのかも知れない。この手の人々はおそらく2chでも活動していて、iPhoneには全く関係のないスレを荒らしたりしている。彼等には共通した書き方が存在し、明らかに間違っているようなことをさも正しいように書く。すると親切な方がそれを訂正する流れになり、その話題露出度が高まる。皆様ご存じのあの方と同じような手法で、まさかあの方一人で頑張って居るとも思えないから同様の教育なり研修を受けた方々が頑張っているのだろう。インターネットカンパニーを自称し孫さん自らも2chを見ていると言うだけに、中国のネット発言監視にも匹敵する部隊が活躍していると考えても何ら不思議ではない。メディアなどがiPhoneは最高だ〜と書くのも、もしかして反対意見など書こうものならそれらの人々が一斉に攻撃を開始するとか。

◆ 私がここでiPhoneは最高だ、SBMネットワークだってうまく接続できれば遅くはないぞなどと書いたとしたら、もしやiPhone宣伝グループの一員ではないかなんて思われたりして。それはイヤだな、そんな族と一緒にされるのは。もちろん、だからといって良いものを良いと書かないわけではない。縮小拡大やスクロールは素晴らしいと何度も書いている。もちろんメールがもっさりで文字入力は許容範囲外だとも書いているが、まさかiPhoneの日本語文字入力方式が最高だと思う人は居ないだろう。必死にフリックを修得した人にしても、じゃあ数字や記号や英字混じりはどうするのかと言われたら「………」だと思う。この辺りはOS4にでも期待しないと。

◆ 他に、特にiPhoneを誉めるべき所はない。文字入力がダメなので文字入力を伴わないゲームや何かを見るのは良いと思う。そうそう、ブラウザの横スクロールは意外に面倒というか、これはもちろんiPhoneに限ったことではなくそう思う。なのでケータイ用にページ変換してからiPhoneで見ると、縦方向スクロールはきわめて楽なのでとても見やすい。文字を拡大したときにはそれに合わせて横方向文字数が変わってくれるとなお良いというか、そんな変換ページも作れないことはない。やはり限られた画面サイズの中で縦横にスクロールさせながら見るのは何とも面倒なのだ。面倒ではあるがぎくしゃくしながらスクロールするケータイのフルブラウザよりは良いかも知れない。

◆ あとはアプリなども含めて特別なことはないと思う。
iPhoneで出来ることの多くはケータイでも出来ると思うし、ケータイで出来ることをiPhoneで実現するにはかなり頭を使う必要があるのは先日書いたとおりだ。同じスマートフォンならばT-01Aも使ってみたいなと思う。これはサイズがデカいので持ち歩くのには不便そうだがキー入力は多少楽かも。それとブラウザなども複数選択できるので、その辺りも面白そうだが問題は動作速度か。iPhoneの契約を切るときにMNPでドコモに番号を持ってくれば(うまくすると)T-01Aが安価に手に入ると思う。



ブラウザ(8/14)
◆ ブラウザはOSなのか。そんな話がちらっと出ていた。事の発端はGoogle OSの話で、ビルゲイツ氏もコメントしていたのだが、マイクロソフト自体もブラウザに様々な機能を持たせたりプラグインを入れたりして拡張している関係で、WindowsもIEもその機能や役割を完全に分離して考えることは難しくなっているという。確かにWindowsのIE抱き合わせ問題の時にはマイクロソフトも盛んにそれを主張した。今ではもうその問題も大きくは取り上げられなくなったが、それはIEが確固たる地位を築き上げたからだろう。が、そんな時代は長くは続かず(いや、未だ続いているのか)ファイアフォックスやGoogleブラウザも登場してIEを脅かしている。

◆ これはマイクロソフトにとって脅威に違いなく、ブラウザだと言いながらOSの主要機能を乗っ取られてしまうのではないかと危惧していると思う。そこにGoogleOSの話まで出てくるとなれば、世間がざわつくのも無理のない話だ。移動体通信の世界にしてもWindowsMobileかGoogleかみたいな戦いもあるのだが、WindowsMobieはよりPCに近く、アンドロイドはケータイに近くという感じだと思う。ケータイというかiPhoneに近いと言った方が良いのかもしれないが、ここではむしろWindowsMobileのライバルではなくiPhoneのライバルだとも思う。

◆ 他の色々なOSが登場したとしてもWindowsの力は決して衰えないだろう。それは時代が支えているではないのだが、数多くのアプリケーションがWindowsを要求しているからに他ならない。ただブラウザはそうではなく、気軽に入れ替えて使えて気軽にプラグインを入れられる。で、そのうちOS部分まで乗っ取られる、かも知れない。しかし現時点ではIEを要求してくるサイトは少なからずある。普段はFireFoxを使っていたとしても特定のサイトを見るためだけにIEを起動しなければならないなんて事も実際にあるのだ。

◆ ブラウザがOSっぽくなるというのはケータイ用にjigブラウザにも言えそうだ。これは様々なプラグインで様々な機能を実現する仕組みになっていて、たしかマルチアカウントのPOPメーラも動くのではなかったかと思う。iアプリの場合は容量制限が2Mバイト程度だと思うのでそう多くのことは出来ないが、これがiPhoneのように巨大なアプリも実装できるとなると全てがアプリの上で動くみたいな、OSの見えない状態で全てが進行するなんて事が出来るのかも知れない。それこそiPhoneアプリでWindowsを起動させたツワモノがいるように、だ。

◆ エミュレータという点ではiアプリでファミコンのソフトを動かすなんて事は以前から行われているわけだし、それこそCPUパワーとメモリ容量さえあれば大抵のことは出来てしまう。iアプリの場合はそれでも通信関係の制限事項が多いのだが、それだって速度に目をつぶれば回避策がないわけでもない。そうするとブラウザではなくアプリがOSっぽくなる?いやOSはOS?結局境目が明確ではないという事になりそうだ。



N-06A(8/13)
◆ 久しぶりにN-06Aの話である。のろわれた夏モデルの先頭を切って発売されたN-06Aなのだが、発売当日に公式サイト側のセキュリティホールを突ける事が発覚して発売中止。その後JavaScriptをOFFにして販売再開となった。ソフトウエアアップデートはその後もあり、N902iLやN906iL同様に無線LAN関係の修正が行われた。これによってN-06Aのバッテリ消費量は実感できるほど少なくなった。だが弊害としてフルブラウザでYoutubeを観ることが出来なくなった。おそらくJavaScript関係をいじったのではないかと思うのだが詳細は不明だ。

◆ この件に関して151に電話をしてみたが分からない様子で、もしかするとフルブラウザの方は単なる新たなバグなのかも、なんて思った。いずれにしても機能していたものが使えなくなったのだから、iモードブラウザのJavaScript問題と同じく密かに行う類のものではないはずだ。
出かけたついでにドコモショップに立ち寄ってみた。
そこで経緯を話すと一度アップデートしたものを元に戻すことは出来ないのでアップデート未適用のものに交換する位しか手は無いという。もう一点、ついでなのでホームU切断問題に関しても聞いてみたがホームU利用者が数えるほどしか居ないので良く分からないというのがお答えだった。いずれの不具合も放置では納得がいかないので後日報告してくれと言い残してDSを後にした。

◆ ホームU切断問題に関してだが、ヤマハにも聞いてみたというかNATタイマに関して聞いてみた。UDPのNATタイマはUDPによる通信が起きれば当然カウントリセットされる訳だが、例えNATトラバーサルが有効であったとしても上位制御によってNATボックスが存在しない場合にはESPとしての通信が行われる(ので、タイマはタイムアップしてしまうのではないか)筈だという。とすると、普段はESP Over UDPになっているものが、そうではなくなることがあるというのか。いずれにしてもルータの都合ではなくパケットの都合であるというのが見解だ。確かにヤマハのルータだけではなくNECのルータでもNAT経路消失は起こっているので機器側や設定の問題であるとは考えにくい。ドコモ側に言わせると機器や環境や設定だというのだが、そもそもサポート担当者の技術範囲を超えていると思う。

◆ ドコモ側でmopera.netサーバのログでもチェックすれば簡単に分かりそうなものなのだが、サポートから先へはいけない仕組みのため話が通じない。また症状の発生頻度も低いためになかなかパケットをキャプチャすることも出来ないし、そもそも何で私がデバッグしなきゃいけないわけ?みたいな感じになってきた。最初の頃は原因究明に意欲を燃やしたわけだが、ドコモ側の不具合濃厚となったのと、そのドコモ側が非協力的ではそこから先へは進めない。このまま放置すれば毎月料金もかかるわけで、安定して使えるならばIP電話番号代として490円を払っていても良いのだが、そのIP電話の接続も切れてしまうので何とも。そもそもN902iLやN906iLのバグ修正を最近行ったというのだから問題解決の遅さはたいしたものだ。N902iLは個人向けには売っていなかったので問題は発覚しにくかったのだろうがN906iLは投げ売りゼロ円で、N-06Aは元々無線LAN内蔵なので色々出てきたのか。



改悪なのか(8/12)
◆ 特別ハッピーボーナス、スーパーボーナス、特別割引、月月割りと名前を変えたりシステムを少し変えてみたりと分かりにくいのがSBMの販売方式である。このスーパーボーナスは怪しげ真珠養殖詐欺と同じように「お客さん、ローンを組んでも大丈夫ですよ。そのローン分はウチが負担しますから。ええ、そういう仕組みなんですよ。あくまでもローンの金額は見かけのモノだけで、ほら、実際に支払うお金はこんなに少ないでしょ、これをね、実質負担って呼んでるんですよ」という感じだ。何故オーバローンを組ませるのかと言えば、SBMはそれを売ってカネにしているからであり、売る以上は顧客に出来るだけ高い付加価値を付けておきたい。そうしてこれを売り払って現金を手に入れ、月月割り名目で金利を払っているようなものだ。
これが壮大な自転車操業と言われるゆえんであり、同時に多額の負債を背負った加入者は安易にはSBMをやめられなくなるという縛り効果も発揮する。

◆ 自転車操業だからローン件数が伸びていなければ回転しなくなる。しかしこの強烈な縛りや高額な端末代によって代替需要は激減した。新規加入にしてもスパボ一括やスマートゼロ円端末などの安価な端末に需要は集中する。するとローン総額が減少するので破綻の道を歩むことになる。だったら金利支払い(月月割)を減らせばいいじゃないかと考えた。元々はオーバローンを組ませた上で、そのローン額そのものを補填する仕組みだったが当たり前だが役所はこれをダメと言った。そこで端末代ではない、月額利用料金を相殺する仕組みを考えた。通信サービスと端末代を分離するのが流れなのに、その双方をごちゃ混ぜにしまくりなのがスーパーボーナスである。

◆ こうして月月割りで支払額が相殺されるシステムが出来たのだが、加入者増を狙う余り月月割りの方ではなく端末代にもインセンを積み増した。ようするに見かけの安さがなければ客が付かないと認識したわけだ。すると、ここでもスーパーボーナスシステムの基本が崩れることになる。加入者に高い価値を付けてそれを売る計画が、価値の付かない客が大増殖したからだ。スパボ一括4,800円で買えば2年間は月額8円で維持が出来る。しかもSBM同士は準定額で無料通話だ。今や販売店でも8円ケータイとして普通に売られている。しかしこれが正常とは思えない。通信事業者が基本料金ゼロで加入者を集めていった異なにが得なのか。

◆ その月月割りが改悪され、基本料金部分には適用されなくなった。つまり8円ケータイは存在しなくなったのだ。8円ケータイを使いたいという人にとっては980円の値上げだから大きい。現在は基本料金が除外されるだけのようだが、例えばオプション(パケット定額の最低額とか)も非適用だといつ言い出すかも知れない。スパボ一決激安販売でシステム崩壊を起こし、その修復のために月月割りをいじる。
孫さんが自画自賛するスーパーボーナスは瞬間芸に過ぎず、すぐにボロが出てしまった。



組み立てキット(8/11)
◆ またまた続きである。アプリがあれば何でも出来ると宣伝しているiPhoneだが、アプリでも出来ないことはある。しかしそれを無理矢理行う方法も存在する。例えば指定時間はマナーモードにしたいとする。国産ケータイならば設定だけでこんなものは自動で出来るがiPhoneには出来ない。だが内部に入ってcronを設定するとか、簡単なスクリプト?を書けばこれは可能になる。自宅にいると思われる夜間に無線LANを自動起動させたり、充電器が接続されたら自動ロックを「しない」に変更するようなことも出来るのかも知れない。昨日も書いたように国産ケータイには普通に出来ることがiPhoneに出来ないのは普通だ。が、内部をいじくり回して似たようなことをさせることは可能になる。

◆ そう考えると、完成されて全くいじる隙のない国産ケータイに対して、未完成な部分を沢山残してあるから後は自分で何とかしてねのiPhoneという感じではないだろうか。勿論私としては後者を好む訳だが、そうやっていじくり回してやっと国産ケータイの機能に追いつくくらいなら、最初から国産ケータイの方が良くないかい?みたいなしらけ具合も感じるのだ。ただ、そんなしらけた状態を多少なりとも回避してくれるのは表示の拡大や縮小やスクロールがスムーズな点で、これはどう頑張っても現時点での国産ケータイでは真似が出来ない。iPhoneももしドコモから出ていたらこんな自由は剥奪されていたかも知れない。そんなことが出来ないSBMだからこそ、何とか自由を保っていられるのではないかと思う。

◆ 結局の所ケータイとスマートフォンは似て非なるモノであり、両者融合は難しいと思う。スマートフォンにはスマートフォンの良いところがあり、PCにはPCの良いところがあり、携帯性を考えるか機能を考えるかでそれらを選べばいい。が、最も小型のモバイル機器で最も多くの機能を使おうと欲張るのがmobile2pcやiRemote、iPhoneにインストールしたVNCなのかも知れない。PCで行えることをケータイに持ってくるのではなく、PC上でその作業を行ってケータイから見るという考え方だ。確かにスタンドアロンの方がダイレクトに操作は出来るのだが、例えばpdfの閲覧だとPCに表示させたものをmobile2pcで見た方が、ケータイ自身でpdfを見るより軽快だったりする。ただiPhoneはサイズが小さければ結構スムーズに見られるので良いとは思うが数ページに渡る文書だと反応が極度に遅くなり、普通のケータイ並みのダルさになってしまう。

◆ 携帯電話はその名の通り電話に様々な付加機能を搭載して現在に至っている。iPhoneなどはPDAに電話や通信機能を付加したものであり出発点が違う。双方は同じようなところを目指してはいるのだが、基本的な考え方が異なると思う。これは無線LANを発展させた高速データ通信のWiMAXと、PHSという通話機能からはじまった高速無線データ通信機能サービスであるXGPの違いのようなものだ。



出来ないこと(8/10)
◆ 昨日の続きである。iPhoneには出来ないことが沢山あるが、まあ国産ケータイと海外製スマートフォンを一緒にする方が無理があるとも言える。孫さんは絵文字を使えるようにしたんだぞと言っていたが、つまり絵文字すら使えなかったというか絵文字って日本独自の勝手なコードを使ったモノに過ぎないから使えないのが当たり前というか、よくもまあAppleが日本の絵文字に対応したものだと感心するというか、そんな感じだ。他に着信鳴り分けも一応電話着信は出来るが機能的には貧弱だ。例えば会社関係と個人関係をざっくり分けると言ったグループ鳴り分けも出来ない。メールは鳴り分け概念自体がなかったかな。私はメールグループによって着信音を変えていて、なので着信音を聞いてメール差出人を頭の中で大まかに分類するのだがiPhoneではそれは出来ない。

◆ 電話帳もシンプルだ。PDC時代のドコモの電話帳+αみたいな感じで、auの電話帳みたいな様々な、それは血液型とか趣味とか好きな色や星座とかが入力できるような専用フィールドは持っていない。ただこの辺りはPDAチックな使いやすさがあるので通常の携帯電話のアドレス帳より見やすいとは思うのだがこちらもグループ分けなどの概念はないかも。
アクティブ層だとデコメールみたいなHTMLメールを作ったり送ったりしそうだが、これも出来ない。HTMLメールを見ることはPOPメールならば出来るがMMSだと完全には表示されないようだ。またドコモなどのFlashをベースとしたゲームや操作が可能なデコメアニメはテキスト部分だけは見られるが、Flashは表示されない。MMSは普通の(つまり通常の携帯電話と同じ)メールアドレスが振られるのだが、相手がiPhoneの場合はテキストメールだけにしておくのが安全である。もちろんiPhone側からデコメなどを送る(作る)事は出来ない。

◆ 日本語変換は余り良くできているとは思えないわけで、ダウンロード辞書などの概念もない。が、辞書内容を変更するためのユーティリティは公開されているようだ。(有料/無料あり)日本語変換というか入力を5タッチやフリックで行えばいいのかも知れないが、ローマ字かな変換を使うと句読点系が入れにくい。かな漢字アルファベットに数字が混じった文章を入力するとなると結構大変だ。確かに携帯電話のちっこいキーをプチプチ押すのも面倒なのだが、少なくともハードウエアキーはいつでもそのボタンがそこに存在していてくれる安心感がある。iPhoneにT9が乗っていたらNEC製ケータイと同じように日本語が打てるのになぁ、なんて思った。従来の(つまりOS2.xの)iPhoneはBluetooth経由で音楽が聴けなかったそうだ。iPhoneって音楽特化じゃなかったのかな。
これはOS3になって可能になったが、こんなものまでもったいぶって後出ししなくても良いのに。来年のiPhoneでは外部キーボードのBluetooth接続が可能になったら良いと思う。iPhoneと同じ大きさのフラットシートキーでBluetooth内蔵とか、いやUSB接続でも良いか。普段は裏側にそわせて貼り付けておいて、使うときにはテーブルなどに貼り付けて使う。なかなか良いと思うんだけど。



iPhone3G(8/9)
◆ iPhone3Gを使い始めてしばらく時が経つ。購入当初は持ち歩いていたのだが、今は家でお留守番な時も多くなった。特に連れて歩かない理由もないのだが、屋内圏外はiPhoneの魅力を大きくスポイルする。つまり電車の中などでいじくり回すには(私の場合は)両手を使う必要があり、混んでいたりすると周りに迷惑だから触らない。N-06Aならば普通のサイズというか片手でいじっていれば良いので余り気にならない。で、どこか建物の中の座れる場所でiPhoneをいじるかと取り出すと無情にも圏外だったりする。もちろんこれはiPhoneが悪いわけではなく、SBMネットワークが悪いのだが仕方がない。

◆ セカンダリケータイというかPDAというか、そんな感じで使うならばmobilePCでも良いのかなとも思うが、PCとなると気軽にポケットに入れてと言うわけにはいかない。それに比較すればiPhoneは充分に持って歩ける大きさなのだ。私はワンセグはほとんど観ないのでこれはどうでも良いのだが、blogにUPする写真が撮れるとか、Felicaが使えるとか、スケジュールやメールの使い勝手が良ければプライマリケータイになれたかも。と言うか以前にも書いたのだが、iPhoneの場合は使い手がiPhoneに合わせてやる必要がある。
その作業を厭わなければiPhoneはベストなパートナーになりうると思うし、逆に自分にあった機械を選ぶ的な考えの人には不満が多くなる。どんな機械にも不満はあるわけだが、個性際だつモデルはそれなりに賛否両論がぶつかり合うのだ。

◆ フェラーリ好きな人もいればフェラーリじゃなくランボルギーニだという人もいる。でもカローラにそこまでの情熱を注ぐ人は居ないだろう。やはりiPhoneは尖ったモデルだと思う。iPhoneが中心にあって、WebサイトもiPhone用のページを作りなさい、みたいな。YahooJAPANだってiPhone専用のページを作っているわけで、タッチできないほどに解像度を上げたページはダメなのだ。
ただ拡大がスムーズかつ簡単なので、それは救いである。この縮小拡大やスクロールはiPhoneの魅力そのもので、もしもこれがガクガクと動作したならiPhoneは売れなかったに違いない。もうひとつの魅了は何といってもその価格だろう。私にしてもこれが数万円だったら買わなかった訳で、本当に欲しいと思っているマニアの為のiPhoneであったと思う。この低価格というか投げ売り状態はSBMのおかげ?いや、おかしな言い方だが大量在庫を吐きたいが為にみたいな、或いは純増数を何としてでも取りたいという強い思いが巨額インセンティブを支出させたのである。

◆ ドコモのケータイやWindowsMobile機が6万円くらいする訳で、もしもiPhoneが同じ価格だとしたら私は買わなかっただろう。しかし、iPhoneが投げ売りされていたことでこれを入手し、iPhoneファンになった人も少なからず居ると思う。iPhoneの良さを気づかせる、iPhoneに触れさせるという意味でもSBMの投げ売りは有効に作用したはずだ。



タイヤの位置(8/8)
◆ ミニバンはバンにあらずなのだ。バンとはそもそもクローズドな貨物車のことを言うわけで、ライトバンなんてのもその流れの呼び方である。だからハイエースをミニバンと呼ぶのはそう大きな間違えではないような気がするがワンボックスワゴンをバンと呼ぶのは違うんじゃないかなと。しかし日本で言うミニバンはミニ+バンではなく「ミニバン」なので意味が異なる。その為にラージミニバンとかミニミニバンとかの、笑い話じゃないんだからみたいな呼び方がまかり通るわけだ。で、クルマを知らない人からするとハイエースもアルファードも一緒な訳で、でもアルファードをハイエースと呼んだりするとオーナに怒られるという。じゃあタイヤの位置を見て、ドアより前にタイヤがあったらアルファードで、ドアの下にタイヤがあったらハイエースだと思えばいいよと教えた。

◆ 商用ワンボックスの場合も乗用の場合も、この手の車は荷室の広さが命だ。その為に全長全てを貨物や居住スペースに使いたくなり、エンジンの上に乗っかるようにフロントをレイアウトするのも又当然だった。が、乗用タイプに関してはそもそもホンダが乗用車のシャーシに背の高いボディーを乗っけた事に端を発するからかどうかはよく解らないし、FFユニットをキャビン下に詰め込むのが難しかったのか、とくかく運転席よりも前方にエンジンやドライブトレーンやタイヤを持ってきた。おそらく衝突安全性の確保などの点でもこの方がお得に違いないが、代わりに荷室の長さが減少する。とにかくそう言うわけで、乗用ワンボックスはタイヤが前の方にあったのだ。でもこれ、商用車にしてみると小回りが効かない(FFならなおさら)などでメリットは少ないはず。
なのだが、例えば日産のバネットなどは同社の乗用ワンボックスをそのまま持ってきたようなスタイルになっている。何と駆動方式もFFで、最小回転半径は5.2mと大きいが我慢してねと言う感じか。この商用バンにもワゴンの設定があり、これは乗用車タイプになっている。

◆ ワンボックスワゴンブーム当初には商用バンを改造したようなタイプが多かったが、今は逆にワンボックスワゴンを貨物用にモディファイする時代になったのかも知れない。こうなるとスタイルはそもそもワンボックスワゴンと同じなのでタイヤの位置にも差がない。では何で見分けるのか。貨物車ならば4ナンバだから見分けは付くが5ナンバだったら?いや、その場合はそもそも乗用車なのだからベース車両が貨物であろうが何であろうがワゴンか。と言うか、差がない所からミニバンの名称??今ひとつよく解らない。何しろ2BOX車もミニミニバンと呼べば売れたという時代もあっただけにますます謎は深まるのだ。

◆ ホイールベースを長くすると乗り心地には貢献するが操縦性には貢献しない。コーナリングなどでは例えば右前輪と左後輪を軸としてロールが起きるみたいな、ねじれた感じになりやすくなる。特に車高(重心)が高いとこれは顕著で、乗っていても相当気持ち悪いが仕方がない。貨物車に乗り心地も何もないがFF化とロングホイールベース化で小回りが効きにくくなるのは×に違いない。コイルバネ式となるとその取り付け点の出っ張りも気になるが、バネットはリアリーフスプリングでサスペンションの室内への影響も最小にしている。



iアプリ(8/7)
◆ 私がよく使うアプリはmobile2pciRemoteだ。ケータイをPCの代用にするのではなく、ケータイからPCをコントロールするわけだ。PC同士の場合はVNCがスタンダードな感じで、スマートフォンなどでもVNCが使える。しかしiアプリの場合は通信制限などが厳しいのでVNCのようなものは作れてもVNCそのものを乗せることは出来ない。それでもアプリが動くというのは携帯電話の自由度を大きく向上させたと思う。FOMAの大容量アプリが可能になり、当時ドコモにいた夏野さんはゲームマシンにも匹敵するようなことを言った。もしも同じ事をauが行えばそれでも良かったのかも知れないのだが、ゲーム人口の多くなかったドコモでゲームを連発してもなぁと言う感じだった。しかし今iPhoneはゲームだゲームだと同じ事を言っている。確かに据え置き型ゲーム機に比較するとポータブルゲーム機市場は落ち込みが少ないわけだが、数年前のドコモを真似することもなかろう、って、そうか日本以外の世界ではゲームなのか。

◆ iアプリの不自由さはiRemoteの作者さんも語っているし、私もその通りだと思う。この中でProxyを使えばiRemoteを複数のPCにインストールできますよとしているが、私はDNSの名前の方でこれを行った。
公式サイト向けとしてはiアプリも仕様拡張しているのに一般向けは使っちゃダメになっている。セキュリティの問題等々はあるだろう(特にiアプリから公式サイトへのアクセスは厳しいものがあると思う)が、この辺りの規制をゆるめる時期ではないかと思う。そもそもスマートフォン系ならば何でも自由(しかし公式サイトには入れない)、いわゆる携帯電話は公式サイトには入れるが規制が厳しいとなると、利用者は将来的にどちらを取るのだろうか。
ドコモ的にはiモードブラウザにJavaScriptを搭載してXSS危機に陥るなどしたわけだが、セキュリティの甘いサイトがあるからそれを金庫の中にしまっておきましょうでは何の発展もない。

◆ 信頼性のあるネットワーク作りを推進しながら、自由度を上げていかなければ取り残される。オープンなサイトというのは世間からの数々の攻撃にさらされながら鍛えられてきたのだと思う。それがクローズド網の中で守られてきたサイトは攻撃耐性がない。
だから金庫から出せませんでは未来もなくなってしまう。おそらく今後はスマートフォン需要も増えてくるだろうし、それ用のMMS対応なども出来るかも知れないが携帯電話は携帯電話として残るはずだ。まあiアプリも今のままでは将来が危ういのかも知れないが、今後の高齢化社会にあってジジババがスマートフォンをガシガシ使う時代になるのかと言えばそれも考えにくい。そして現在ある膨大な数のアプリを、それは公式・非公式にかかわらず、ドコモが捨てる勇気はないのではないだろうか。様々OSやプラットフォームの上で共通アプリを作るのは容易ではない。OSメーカ特化なものなどもあるのだが、たぶんJavaアプリほどの数は出回っていない(iPhoneは別として)。ただしそれらアプリの自由度はiアプリには比較にならないほどなのだが。



銀塩の消える日(8/6)
◆ フィルムカメラの中古が激安だったりする。さほど有名ではない一眼レフ銀塩カメラなど、本当にタダみたいな価格で手に入る。もちろんレンズが使い回せるなどのメリットがあればそれなりの価格にはなるのだが、そうでなければゴミ扱いだ。
一つには急速に減少した写真屋さんの存在がある。
一時期はどこでも現像に出せたのに、今は現像取り次ぎを行っていないとか行ってはいるが写真が出来るまでに数日を要する上に価格も高いなどフィルムを積極的に使う理由がなくなってきた。一時期は同時プリントの価格と納期が競争材料だったのに、デジカメの威力とは凄いものである。

◆ デジカメのプリント屋さんも一時期は少ない印象があったしインターネットで頼むとプリントして送ってくれるみたいなところが多かったが、今や店頭のプリント機でもそれは可能だ。価格的にはプリント屋さんに頼んだ方がお得ではあるが、逆に手軽さという点で店頭プリント機は活躍している。従来は銀塩カメラ屋さんだった古びた小さなお店も、いつのまにかちょっとしたスペースに所狭しとプリント機が並べられていたりして、なるほどこうやって生き残っていくのかと思ったものだ。フィルムの短時間現像と短時間プリント屋がチェーン店を増やしはじめた頃、そのウルトラ高額な高速現像ラインをリースしようかと思った時期もあったんだと写真屋は言っていたが、今になればそんなものをリースしなくて良かったねと言うことになる。

◆ デジカメプリントにしても、当初は銀塩現像機並の何やら大きなプリンタが写真メーカなどから発売されていた。品質やプリント時間に拘ったものだったわけだが、やがて安価なプリント機に取って代わられる。大判写真などを綺麗に焼きたいときにはそれらも活躍するのだろうが、やはり通常は手軽で早くみたいな吉野家的商売の方が客を取り込みやすい。
カラーフィルム自体はまだ手に入るが、需要低迷で大型店に行かないと新鮮なものは手に入らないとも言われる。一方で使い捨てカメラは一定の需要があるらしくコンビニでも売られているはずだ。しかしそのうち使い捨てカメラも姿を消すのかも知れない。
使い捨てカメラ自身は安いが現像やプリントが高いからダメとか。

◆ デジカメ本体を使い捨てカメラ並みの価格で作るのは難しいと思う。画面で見るくらいならば出来るのかも知れないが、紙焼きとなるとある程度の品質が必要になる。というか、それだったら携帯電話内蔵カメラで良いではないかと思うのだ。現状では大容量ファイルの伝送が携帯電話ネットワーク経由で出来ないのだが、これが可能になってくると、撮った写真をコンビニのプリント機にネットワーク経由で送っておいて、家に帰る途中にコンビニに寄ってFelicaで認証したBOXに入った紙焼き写真を取りだして帰るなんて事も出来るようになる。逆にデジカメに通信装置を付けてしまえば同じ事が出来るという考えもあり、WiMAXなどをターゲットにした製品も考えられている。



権利(8/5)
◆ 自らの権利は主張し、他人の権利は無視するもの。
こうした風潮は中国社会では一般的かのようにも思える。コピーもの氾濫、コピーではないかと指摘されても「求めるものはみんな一緒」なんてかわされる。BENZがドアミラーにウインカーを組み込んで少しすると日産もこれを真似た。メディアに質問された日産は「同じ事を考えているメーカはあるということ」だと語った。そして「たまたまBENZの方がわずかに商品化が早かっただけ」と付け加えた。

◆ 商標登録に関することもある。中国では日本の有名商標や地名などを登録して、その製品が中国では売れないようにする。そればかりか、偽物をあたかもホンモノであるかのごとく売り始める。まったく何という国だというなかれ。日本でも同じようなことが行われているのだ。中国が「青森」を商標として登録しようとしているとニュースになったが、日本企業は「北京」も「上海」も「桂林」も登録しているのだ。偽物だって今は中国がその最右翼ではあるが過去には日本も全く同じ事をしていた。自動車のデザインから電化製品まで、それこそ全くの真似と言えるような状態だったのである。

◆ 私が欧州に行ったとき、日本製の時計のデザインは欧州のブランド時計に酷似しているものが多くみられた。日本では日本風なものを売っているが、海外ではコピー品みたいなものを堂々と売っていたわけだ。携帯電話にしても同じで、某国内メーカの輸出用携帯電話のデザインは、どう見てもアレと同じだよな、みたいな感じだった。日本人はコピー天国としての中国を非難するし、中国侵略に関してもうやむやにしている感がある。しかし歴史をみれば日本は中国と同じか、より酷いことを行ってきたわけだ。今の中国ビジネスのやり方は私は好きではないのだが、自分たち(日本)の事を棚に上げて中国をせめるのもどうかと思う時がある。特にニュースなどのにわか解説者やにわか古館さん?なんかは、無知丸出しだから怖い。

◆ 中国と言えばソースコード開示必須事件もあったっけ。あれはどうなったのだろうか。ソースコードというか命令系を日本語や古語や女子高生言葉やギャル文字で書いたらどうかな。それでも中国はそれを解読するだろうか。今や日本製のプログラムは全てギャル文字、みたいな。ギャル文字には世代があるのでバージョン1で書かれたソースはバージョン2とは互換性が全くありません、みたいな感じで。しかしこの調子でいけば日本が中国製品を真似する日も近いのかなと思わないでもない。
当然そうなれば中国人は強硬に権利を主張しまくるだろう。自分たちが様々なコピー品を世界にばらまいたことなど棚に上げて、そう、現在の日本人がしていることと同じようにだ。そして中国も日本と同じように高齢化社会へとシフトしていく。
何しろ一人っ子政策という、究極の策を講じてしまったわけだから、男女の人口差は極度に開いて将来の結婚問題も心配されるし、何より就業人口の減少は必至なのである。



気温(8/4)
◆ 極端な気候になると異常気象だ何だと騒ぐが、異常気象とは普通の人が一生のうちで一度経験するかしないか程度の発生頻度のものをいうらしい。マスコミなどは地球温暖化によって異常気象が発生して云々だと言うのだが、それは正しくないというわけだ。その意味では異常気象とは言えないまでも暑い夏や寒い冬が訪れるのは事実であり、昨年冬には北欧州で低温、オセアニアでは熱波に襲われて被害が出た。ポーランドではマイナス21℃にも気温が下がったそうで、ドイツ気象台は100年に一度の低温だと言ったそうだから、まさに異常気象だったわけだ。夏の暑さはマケドニアで45.7℃、イタリアで45.6℃だというのだから大変なものだ。こうした極端な温度が何に起因するのかは分からないが、地球のどこかが暑ければどこかは寒いみたいな、平均すると例年通りみたいな感じだったりして。

◆ 日本でも低温や高温の記録が新たに作られたり、ゲリラ豪雨と言われる集中豪雨などが増えてくるなどしている。もしかしたら数十年後にはもっと極端な気温差になるかも知れず、その中でどうやって暮らしていくのかも考えなければならないと思う。冬は暖房し夏は冷房するわけだが、外気温がより低くより高くなるとすると冷暖房能力が不足してくる。大きな冷暖房機は電力を大量に消費するし、万一停電でも起きれば(外気温度によっては)命の危機にさらされないとも限らない。大雨による水害なども発生するから河川の氾濫などにも注意する必要がある。
国交省は100年に一度以下の発生頻度だとする大雨被害に対してスーパー堤防なるとんでもない物に金をつぎ込もうとしている。これはダム建設反対などで行き場の失った水、じゃなくてカネをどこに流すかみたいな話で堤防たるもの一箇所の補強ではどうにもならず、広い範囲に渡ってその地形すらも変えてしまうような大工事を行わなければならない。

◆ 豪雨対策は地下に巨大なバッファを設けるなども行われている。一時的に水を地下の貯水スペースに誘導して氾濫を防ごうと言うもので、集中豪雨のような一箇所に短時間に集中して大雨が降るケースはこれで被害を防ぐことが出来る。この集中豪雨は都市型気候や気温上昇によるものだとも言われているが、地表温度と上空温度の大きな差と上昇気流がもたらすものだと思われる。これも気温や都市部の気温や気流にも影響を受けるはずで、豪雨対策された住居なども必要になってくるのかも知れない。従来は100φで間に合った配水管をもっと太くする必要があるとか、家の周りの排水性も考慮する必要があるなどだ。
また落雷や誘導雷に対する対策も必要になる。集中豪雨は雷の被害ももたらし、誘導雷などによって電話線→ADSLモデム→LANまで全滅なんて話も聞く。光ならばたぶん安全性は上だとは思うが、ACラインのこともあるので注意は必要だ。テレビなどでもアンテナやCATVのケーブルから雷パルスがやってくるケースもある。UPSなどにはサージ保護回路が付いているものもあるのだが、果たしてどの程度守ってくれるのか。というかバリスタが焼損してオシマイ、いやバリスタだけがオシマイならばいいがバリスタのサージ耐力を超えるエネルギがやってきて、バリスタをぶっ壊すと同時に接続機器まであの世に送っちゃったりしたらショックだ。



定額(8/3)
◆ 携帯電話屋の前を通りかかったら、auの通話定額の宣伝というかそれをネタにした勧誘を大声でやっていた。しかし振り向く客は多くはなく、今時定額が欲しければWILLCOMかEMに、準定額で良いから出来るだけ安くと言うことであればSBMのスパボ一括へ(今は)流れているはずだ。なのでauのオプションを目当てに加入する人は多くないものと思う。
ただしEMやWILLCOMやSBMが圏外場所では威力を発揮する。そしてそんなエリアは回線も混んではいないだろうから定額通話も痛くはない。いやいや、しかし相手が都会に住んでいたら痛いか。指定先への通話定額は旧vodafoneがはじめたLOVE定額が元祖だと思う。ところがこのLOVE定額も、新規客を呼び込む効果は薄く、既存加入者はこぞって利用したそうだ。その為にトラフィックが増大し、設備投資を迫られたという話は未だに語り継がれる。

◆ あの頃とは時代が違い、帯域も通信方式にも余裕を出しやすいから大丈夫だろうと言ったところで、おそらく一昨年頃のauには出来なかったと思う。
それこそバリ3圏外が多発していた時期であり、これの解消と新800MHz帯へのシフト、それに伴うマイクロセル化などが功を奏した結果だ。この整備力はたいしたもので、ドコモがPDC時代にチャネル不足で切断が多発したのを半年程度で改善してしまった事に匹敵すると思う。一方で手を付けなければどうにもならないという見本が現在のSBMで、ネットワークの混雑は全く解消されていない感じがする。SBMは消極的対策として接続速度を下げるなどを行ってはいるが、そもそも遅いSBMネットワークなのでどの程度の効果が出るのか。しかもiPhone投げ売りでSBMの言うところのパケット多用層が増えたはずだ。

◆ もしも私が定額通話を行いたいとすれば、もし準定額で良いのならばSBMを使うと思う。スパボ一括の実質値上げの話も後もう少しだけは大丈夫なので、駆け込む方は急いだ方が良さそうだ。数日後には月月割りが基本料金部分には効かなくなるから、お得感は感じられなくなってしまう。今までであれば最も維持費が安いのがSBMだったのに、今後はそうとも言い切れない。完全定額ならばEMかWILLCOMかauにオプション指定だが、エリアと(端末代も含めた)価格などを考えないと何が得なのか分からない。
が、EMは料金体系があまりに複雑でよく解らないのが怖いところでもある。しかも一旦契約してしまうと2年は縛られる訳なので注意が必要だ。

◆ auは安心感はあると思う。端末も安いものを選べばゼロ円だし、キャッシュバックをうまく使えば1年間くらいは無料で使える換算になるかも。そうだとすればエリアも安心なのでauでも良いだろう。特に通話先が地方部だとauは強い。強いのだが、定額目当てに新規加入獲得となるとそう強くない気がするのだ。もはや準定額需要はSBMが満たしてくれた感が強いからである。結局後から類従しても珍しくもなければ画期的でもない、単なる追従イメージでしかない。



燃費競争(8/2)
◆ トヨタのプリウスとホンダのプリウス(!)が人気と言うことで燃費競争にも力が入る。ホンダプリウスことインサイトは専用サイトで燃費競争だ。とは言っても瞬間燃費に近いものなので高燃費をたたき出そうと思えば出来ないことはない。これが1時間走行の平均燃費とでもなると厳しいだろう。
プリウスもインサイトも実用燃費にそう大きな差はないと言うことで、排気量の大きなプリウスの方が走行性能が高いのかと思ったら、これも意外にそうではないのだとか。しかし0ー→60km/h加速タイムで見るとプリウスの方が1秒も速く約5秒だ。
しかし乗った人によれば、2.4リッター並の謳い文句には偽りありじゃないかと。対するインサイトは車重などの関係もあってプリウスよりずっときびきび走るそうだ。

◆ まあこの辺りは感覚的な面も大きいし、ロードノイズの侵入具合とかにも影響されるだろう。燃費を取るか走行性を取るか、いやいやコストが全てなのか。
ちなみに旧プリウス乗りによれば街中のチョイノリが多いとやっと10km/lを超える程度になることもあるらしい。ただ、そんな状況だと普通の車も燃費は悪くなるはずなので相対的にはプリウスの方が良いだろう。こうした燃費競争というか燃費に対する意識が高まると、無駄にアイドリングさせておく人なども減って良いのではないかと思う。そもそもプリウスならば電池があれば無駄なアイドリングはしない。巷ではこれから夏に向かってリモコンエンジンスタータなどが売れはじめる。車に乗り込む前に車室内を適温にしておこうというわけだ。

◆ 家にしても帰宅前にエアコンを付けて等というホームオートメーションがあるから、それと同じだと言ってしまえば同じなのだがもったいない。東京都などはアイドリング防止条例があるが、誰も守ってはいない。政治家や官僚を乗せる車は常にアイドリングで車内を適温に保っている。おそらく東京都知事の乗る車もそうだろう。そしてこれは無用なアイドリングではなく、乗員を快適にするための必要不可欠なアイドリングなのだと言い張るかも知れない。アイドル燃費のさほど悪くないディーゼルとなるとこれはもう大変なもので、スーパーの駐車場などでは誰も乗っていないワンボックスがガラガラと黒煙吐きっぱなしで止めてあるなんて光景も見られた。これも東京都のディーゼル規制で撃退されたわけで、ディーゼル乗用車撃退による地下駐車場の汚れの減少度はかなりなものだったと言われる。今でも高速道路のSAに行けば大型トラックがガラガラとうるさい音をまき散らして止まっている。ドライバは「この音がないと眠れない」という。職業病と言えばそうなのだろうか、何とも迷惑な話だ。ちなみに冷凍機は専用動力で動かすものが多いが、アレの騒音も無視できないものがある。今後燃料費が再び高騰すれば液体窒素などの冷却機を持ったトラックが増えるかも知れないが、おそらく今は圧縮型熱交換機のものが多いだろう。



LED(8/1)
◆ あれは浦安市役所だったと思う。その舗道上にはLED照明と太陽電池板を装備した街路灯があったのだ。商用電源が引けない場所ではないのだが、付近には蛍光灯照明+太陽電池板+風車の街路灯もあった。金をかけたエコのアピールと言うことで、まあ良いか。残念ながら点灯しているところを見たわけではないのだが、今度機会があったらどの程度の明るさなのか見てみたいと思う。一目見た感じの印象は、太陽電池板がデカいな、である。

◆ 街路灯とは関係がないのだが、3原色のLEDを同一基板上に乗せることが出来るかもと言うニュースがあった。
青と緑はn型とp型のGaNで出来ているのだが、赤色LEDはこの基板上では実現できていなかった。従って3原色を高密度に配したディスプレイは実現できず、屋外の大型ディスプレイ程度でしかLEDフルカラー表示器は実現出来ていなかったのだ。しかし同一基板上に3原色が乗せられればLED式のフラットパネルテレビみたいなものが出来るかも知れない。ただ電極をどうするのかとかの問題はあるのだが、低抵抗なガラス電極か何かで実現可能なのだろうか。横幅2mのディスプレイで横ドット数が2,000あると画素ピッチは1mmだ。その1mmの中に3原色が実現できればカラーディスプレイとして実現可能なものになる。が、手持ちのLEDを見るとどう考えてもデカい。LEDの光る部分の半導体の大きさは単色でも1mm位あるんじゃないの?って感じ。しかもアノード側にはボンディングワイアも出ちゃってるし。

◆ 有機ELも期待のディスプレイだったが、大型パネルは未だ実用化されていない。携帯電話用には幾つかが商品として出ているが解像度が高くはない。有機ELは発色も綺麗だしコントラストも高いので良いのだが、輝度と寿命と解像度の点が今ひとつか。そう言えばSEDというのもあったようだが商品化は未だ出来ないのかな。SED自体は20年以上前に開発が開始されたもので、2004年にはキャノンと東芝が合弁会社を設立して市販化を目指していたはずだ。商品化の遅れた背景には特許問題が大きいとも言われるのだが、年々安価シフトしていく液晶テレビの前ではコストメリットが出せないという難しさもあったようだ。景気の良い時代であれば金で画質を買う購買層も多かったと思うが、今はそうではない。むしろ画質は多少アレでも価格が安いから買っちゃうみたいな層の方が多いと思う。特にアナログ放送停波を考えた場合、何らかのものに買い換えなくてはならないのだからコスト負担も大変だ。今やテレビは一家に一台というものでもないだろうから、そうすると余計に価格は気になってくる。

◆ 液晶の技術進化は素晴らしいと思う。コントラストにしても高価格品はかなりシッカリと黒が出るようになった。
残像もそこそこ制御されているのだが、そんな高価な液晶テレビを買うならプラズマの方が良いんじゃないの?みたいな所が高価格液晶テレビの悩みかも知れない。プラズマにしてもかなり黒が出るようになったし、何より液晶に比較すると色の自然さが良い。と思ったらシャープあたりは早くから6色フィルタ液晶なんてモノを登場させてきたりして、液晶が発色しにくい色はフィルタで作っちゃうと言う戦法だ。そこに、もしかしたらLEDテレビも加わるかも知れない。発色がどの程度制御できるのかは分からないがコントラストは有機ELやSED並が可能なのだから強いかも。



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