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過去の雑記置き場


温暖化(3/1)
iPhone4s(3/2)
iPhone4s(2)(3/3)
iPhone4s(3)(3/4)
自動車保険(3/5)
気象予報(3/6)
NHK(3/7)
ホームセンター(3/8)
燃えるゼ(3/9)
ネットバンク(3/10)
iMessage(3/11)
高倍率ズーム(3/12)
満足度(3/13)
辞書方式(3/14)
火を着ける(3/15)
反転(3/16)
構造(3/17)
パスワードマネージャ(3/18)
開店(3/19)
消費税(3/20)
通販で売る(3/21)
SSL(3/22)
gooメール(3/23)
gooメール(2)(3/24)
NFC(3/25)
制限(3/26)
原発(3/27)
SBM(3/28)
防水(3/29)
大きさ(3/30)
タウンメール(3/31)


タウンメール(3/31)
◆ タウンメールとは特定地域に住んでいる人全てに配達する郵便である。ポスティングチラシの投函禁止を表明している地域やマンションが多い中、これを無視する業者は建造物侵入や強要罪などが適用される場合がある。
タウンメールは郵便なのでポスティングチラシ禁止のポストにも突っ込む事が出来る。ただし受け取りを拒否する事も理屈の上では出来るのだが、いつポストに突っ込まれるか分からない。

◆ 多くの郵便局(配達局)では電話による拒否を受け付けているようだ。果たして拒否期間がどのくらいに取られているのかは不明なのだが、郵便局側としても迷惑メールである旨は認識しているのだろう。
ポスティングにしてもタウンメールにしても、広告効果が見込めるから広告主はコストを負担する。これは迷惑メールも同様で、効果がゼロならそんな手間のかかる事はやらない。

◆ チラシが欲しい人、そこまで行かなくても目を通す人にとってはゴミではない。しかし不要な人にとってはゴミそのものであり、他人の郵便受けに不要はゴミを突っ込まれるのだから頭にも来る。特にゴミ回収が有料の地域においては、その突っ込まれたゴミを捨てるためにカネがかかる事になる。
広告なのかどうなのか微妙なものもある。一枚の紙だけではなく新聞状の形態を取っているものなどもポストに突っ込まれている。

◆ ポスティングチラシ同様に攻撃を受けやすいのが迷惑FAXだ。FAXには送信停止連絡先が載っているが、そこに連絡すると別の業者を名乗って送ってくる。
まさに迷惑メールと同じで、FAXの場合は用紙やインクと言った受信コストがかかるので迷惑度が高くなる。
迷惑FAXは印刷しないで画面で見て消すという機能を持ったFAXもあるが、結局見て確認するという手間がかかる。一時期は家庭に普及したFAXなのだが、こうした迷惑行為の氾濫とメールの普及で市場は縮小した。

◆ 迷惑メールに関しても相変わらずである。国内法の及ばない海外サーバなどを使ってメールを送りつけてくるケースが多いが、この場合は送り主のIPアドレスが固定されるのでリジェクトしやすい。F&FサーバではHELOなども見ているので他人のPCやサーバ乗っ取り型のspamは届かない事になっている。
一時期ドコモから来ていたspamは送信元が諦めたのか、今は別のドメイン出来ている。

◆ Gmailのフィルタに引っかかっていたものにiTuneからの宣伝があった。なるほど、迷惑だと思っている人が多い訳ね。これも登録するとメールが来るので、都度解除しているがGmailを指定しておけば迷惑メール扱いしてくれる。ついでにGmailから来る宣伝類も迷惑メール分類してくれたらいいのだけれど、そうは行かないか。
YahooのフリーメールもYahooから来るものとか差出人の無いものはフィルタ出来なかった。

◆ 害の少ない広告は路上の看板や新聞折り込みだと思う。ただし不動産屋がよくやる捨て看板や電柱にくくりつけるものは迷惑だ。TVのCMも適度であればさほど邪魔だとは思わない。しかし1分の番組を挟んで4分のCMが2回も流されると嫌になる。録画機でCMすっ飛ばし機能がある事からも過度なCMが嫌がられている事が分かる。
つまりは何事も適度にしておくべきだという事だ。広告効果を狙って力任せにやるよりは、イメージの良い広告を適度に流した方が効果的だ。おそらく今後は物理媒体による宣伝類は減少し、電子広告などにシフトしていくだろう。配布コストが安価なので、その分の金を広告そのものの作成に使える。


大きさ(3/30)
◆ iPhone4sは小型だ。それでも従来型ケータイに比較すると横幅などは大きいのだが、現在のスマートフォンの平均値よりはずっと小さい。携帯性を考えれば小さい方が良く、視認性や操作性を考えると大きい方が良い。iPhone4sはアスペクトレシオが1.5なので現在のスマートフォンの液晶サイズとは比較出来ないが、縦長画面になったiPhone5で4インチである。
N-07Dは4.3インチで、数字の上ではたいして違わないように見えるのだが使い勝手は大きく異なる。

◆ 現在使っているSO-04Eは4.6インチであり、これに慣れてしまうとiPhone4sの画面が余計に小さく感じる。
この感じる部分も大切だと思ったのは質量に関してだ。
iPhone4sは小型でありながら140gもある。ずっしり重いし持っていると疲れる。ではほぼ同じ質量のXperiaZはどうかというとこちらはさほど重く感じない。実際にはXperia Zの方が6g重いのだが5インチディスプレイを備えたサイズ感からなのか、或いは手に持った時の大きさからなのか重いとまでは感じないのだ。
これはSO-04Eにも言えて、iPhone4sよりも重いのにiPhone4sのようなずっしり感は感じない。持った時の手になじむ感とか、そういう事なのかな。

◆ iPhone5は112gと大幅な減量に成功したので携帯時に重さを意識する事は減ったと思う。N-07Dが119gで、それよりも軽いのだ。ちなみに体積を見るとiPhone5が約55ccでN-07Dが約68ccとなっている。従って体積辺りの重さはあるのだが、まあ常識的だろう。
世の中のハイエンドは5インチ超が当たり前になっている。私がSO-04Eを買う時点でSO-02E(XperiaZ)も選べた訳だが、その時点では5インチ級は大きいかなと思った。SO-04Eにしても、大きさはともかくとして質量141gは重いしXperia Zと5gしか違わない。
重さを考えればほぼ同じでより大型ディスプレイの付いたXperia Zの方が良い感じがしたものだ。

◆ 感じる重さは一体何なのか。ポケットに入れていればSO-04EもiPhone4sも同じような重さなのだが、手に持った感じ、持ちやすさや大きさから受ける印象はSO-04Eの方が軽い。そしてXperia ZはSO-04Eよりも軽く感じるというのは言い過ぎにしても、ホールド感が良い。
Xperia Zを使っている人にiPhone4sを渡してみると「重い」という。実はXperia Zの方が重いのだよと言っても信じてくれない。

◆ iPhone5が発売された時には細長くて持ちにくいとか片手操作が出来ないと言われた。しかし今ではより大型のiPhoneが望まれている。
GALAXY(S3)が出た時に随分大きいなと思ったし、ドコモショップのオネーさんも女性の手には余ると言っていた。
だが現在のハイエンドスマートフォンと比較すれば決して大型ではない。

◆ 自動車は何故大型化するのかという話があった。モデルチェンジの度に少しずつ大きくなっていく。それは買い換え時にお得感を出す為だとか、人間の世代成長率を考えると時代と共に大きくなっていくのが当然なのだ論とかがあった。しかし大きすぎる車は売れないのが普通で、大型が何にもまして尊重されるのならばアメ車は日本でもっと売れても良い。
大きい方が人や荷物が沢山積めてお得だなと思う反面、燃費や取り回しで不利になれば自ずと最適サイズは決まる。
スマートフォンも同じように無限に大きくなる訳ではない。何しろ携行しないと話にならないので5インチ前後に落ち着くのだろう。


防水(3/29)
◆ ケータイやスマートフォンの防水が一般的になっている中でiPhoneを使うには少々気を遣うところもある。雨や水に濡らさないようにしなければならないのは分解時に分かっている訳だが、再度分解する時に大変になるとは思うが接着剤を塗れば良かったかななんて思う。液晶側はスピーカの穴があるので、ここも防水系の布みたいなものを貼れば雨滴の浸入は少しは防げる。
ホームボタンは裏からシールが貼ってある感じなので濡れても大丈夫だ。

◆ 電池側も組み立て時に接着すれば多少の防滴効果が出るはずだ。ただしコネクタ部はむき出しなのでどうにもならない。スイッチの部分も容易に雨滴は浸入出来るしSIMスロットも同様だ。SIMスロットにしてもインタフェースコネクタにしても、その先にはすぐ基板があるのだから水が入ったら壊れる以外に無い。でもiPhoneの故障割合としては水没よりもガラスの割れの方が圧倒的だそうだ。液晶側が割れているものもあれば電池側が割れているものもあるが、いずれにしても弱いので取り扱いには注意したい。

◆ 最近のAndroiudスマートフォンはキャップレス防水で使い勝手が良くなった。イヤホン端子などに水がかかっても内部にまで侵入しないので安心だし、何より邪魔なキャップがないのが良い。と言っても滅多にイヤフォンを使わない私からするとキャップがあった方がゴミが入らなくて良いかなと思ったりもする。iPhoneのインタフェース端子がむき出しなのが何とも気になるのは、従来型ケータイにしてもAndroidスマートフォンにしてもキャップ付きに慣れてしまっているからだ。

◆ iPhoneは普通ではバッテリ交換が出来ないのだが、Androidでもバッテリ交換不可能モデルが増えてきた。Xperia Zもその一つなのだが、コイツは背面パネルが両面テープで接着されているそうだ。バラす時にはドライヤで本体を温めて裏面パネルを引き剥がず。なお両面テープの再使用は出来ないとの事だし上手くくっつけないと防水性能にも影響が出そうだ。iPhone4sの場合はコネクタの所のネジ2本を外してパネルを上に持ち上げれば外れる。接着はされていないようなのでXperia Zより作業性は良い。

◆ 防水化の絡みもあるだろうしデザイン面、本体厚さを大きくしたくないなどから電池交換の出来ないタイプが今後増えてくると思う。電池寿命が長くなった(電池容量が大きくなって放電電流負荷が相対的に軽減された)事もバッテリ非交換型が増える理由だ。
そのスマートフォンを何年使うかにもよるのだが、2年程度で買い換えるとするとバッテリ寿命は余り気にしなくても良い。連続使用時間もそこそこ長くなっているのでバッテリを持ち歩いて交換して使う頻度も減ってくるかも。N-07Dの時には外出時にやばいなと思う事が何度かあったが、SO-04Eでは不安に感じた事はあまり無い。

◆ 防水化には非接触充電が良い。防水ケータイと言ったって充電しながら水に浸ける訳にはいかない。コネクタ自体が勘合状態で防水ならばいいが、普通のmicroUSBコネクタはそうではない。電線を付けたまま水に入れてしまう人が居るとも思えないなんて言ってはいられず、風呂場で充電しながら使うという人だってきっと居る。非接触充電と言えばiPhoneを電子レンジで充電するという話を本気にして、電子レンジの中でiPhoneに火を噴かせた人が居たとか。
電子レンジとまでは行かなくてもIH調理器の上でQi規格スマートフォンを充電しようなんて人が現れないとも限らない。


SBM(3/28)
◆ 元祖SBMな方は今も活躍しているだろうか。続々と生まれる一風変わっていながらも強烈な信者魂を持った人々の前で少し影が薄い感じもする。そんな中のお一人の方は今は従来とは別のアカウントで活躍しているのだとか。どうやらジャーナリスト氏か誰かを余りに攻撃した為にクレームが付けられたらしい。いくつかの発言を読んでみたが、あれではクレームが付いて当然だ。裁判沙汰にならなかっただけ良かったと考えなくては。

◆ しかしそんなジャーナリスト氏に対して丸付きカタカナの人は脅迫だとか脅しだとかストーカーだと騒ぎ立てた。まるで自分の立場や自分の行動を認識しておらず、しかし結果としては従来のその丸付きカタカナを名乗る事をやめる事になったのかな。
とは言ってもこの手の方は何かの話題に噛みついていないと自分自身を見失ってしまう。誰かに噛みついてかまわれる事で生きている事を実感する。

◆ いくらSBMがSBMがと騒いだって何が変わる訳でもないのに、自分こそがSBMを支えているみたいな錯覚に酔いしれる。ちっぽけな世界にいないで、ならばSBMの入社試験を受けるなどすればいい。しかし彼らの考えは違うのだろう。SBMの従業員ではなく、自分は孫さんの横にいるのだみたいなつもりになる。陶酔状態の継続は新興宗教などにも見られるが、特に洗脳されることなく自らSBMにひれ伏すところが新興宗教とは少し様子を異にしている。

◆ 丸付きカタカナな方は以前は顔写真を公開されていた。今でもどこかを探せばあるのかも知れないが、風貌だけという事ではなく何となく逗子ストーカ事件を思い出してしまうのだった。丸付きカタカナな方も同じような事をされていたとか。ただしこちらは事件化はしていない。目立つか目立たないかの違いだけでSBM以外にも熱狂的支持者が居るのかもしれない。一時的に出てくる人は居てもなかなか長続きしないのは、みんなが呆れて相手にしてくれなくなるからだ。

◆ なので丸付きカタカナな人は自分から絡んでいくというか無茶をやったが、やり過ぎて自滅した。元祖SBMな方も同じように自分で何かを主張するのではなく、どこかに寄生しようとした。自分で情報を発信しようとすると、その主張が余りに的外れな時には相手にされなくなる。しかしどこかに寄生する分には出入り禁止を食らうまでは主張を繰り返せる。
元祖SBMな人は無理な主張などはするが丸付きカタカナな方のような非常識さはないと思う。

◆ 公務員を名乗る方もいたっけ。あの方も顔写真を公開されているので、見つかったらヤバいのではないかな。事件の犯人と一緒にしてはいけないのだが、自分の行動を認めて貰いたいが為に自らの情報を暴露していくというのは良くある事だ。だがたいていの場合はそれが墓穴となってしまう。自分の行っている行為に陶酔する余りに判断を誤るのだ。あの江ノ島かどこかの防犯カメラに写ってしまった犯人だって同じ事だ。

◆ 間抜けな警察だから俺は捕まえられないだろうなどといっていたら捕まっちゃった。間抜けなのは警察ではなく犯人自身だったのである。クイズ形式で場所を特定させるなど、警察やマスコミ相手に遊びを開始した、この犯人こそPC遠隔操作事件の容疑者なのだ。事件の経緯や不思議な犯人像は江川 紹子ジャーナリストが語っている。
この容疑者も自分をかまって欲しかったのかもしれない。


原発(3/27)
◆ 自民党は徐々に原発推進姿勢を取り戻しつつあるように感じる。何せ原発は儲かる発電方式なので、何とかここから金を取り出したいと思っている。原発はまさに高速増殖炉であり、どんどん金を増やしてくれる打ち出の小槌なのだ。
カネの為なら安全性は二の次で良いというか、福島事故によって事故が起きれば儲かる事をみんなが知った。

◆ 災害バブルの話は以前にも書いたが、それの大規模版という訳だ。復興だとか放射性物質が云々だとかと名前が付けばどんどん金が使える。本来の用途とはまったく違っていたとしても、名前だけそれっぽくすれば何とでもなってしまう。
同じ事は国土強靱化計画にも言えて、無理矢理にでも国土強靱化にこじつければ予算は通る。そよ風だって桶屋強靱化計画になり得る訳だ。

◆ ECサイトの話でも書いたが福島県産の農作物は不人気だ。今もなお残る大量の放射性物質、その多くは土中に拡散したりもしたのだろう。決して放射性物質の総量が減った訳ではなく、福島県全域、或いは日本全域に拡散してしまっただけだ。
東電は放射性物質に東電マークが付いている訳ではないから俺は知らないと言っている。原発周辺の、金がばらまかれて潤っていたエリアは良いというか仕方ないだろう。その分の金を貰っていた訳だし。しかし金も貰えず被害だけ受けた地域の人は黙っては居ない。俺の所にもカネを寄こせとなる。

◆ 以前に書いた、ダムで潤う上野村の話と同じなのだ。
上野村は群馬県内でもっとも人口の少ない自治体であり財政力指数0.2という、貧乏を絵に描いたような村だった。それがダム建設で一気に1.73にまで上昇し、ヘリポートは作る、村内放送スタジオは作る、テニスコートやプールも作っちゃえという事で箱物事業の大増産を始めた。上野振興公社とやらを作って金を使いまくり、橋を架けたり公園も作ったりレストランを作ったりもした。勿論村民から突き上げを食らわない程度に福祉にも予算を回したが、カネがあるというと金を取りにくくなるので福祉予算は無い無い無いと今も言い続けていると思う。

◆ これと同じような事が原発の周辺に起きる。ダムですら巨大な利権やおかしなカネの流れの塊な訳で、原発となればその何倍も何十倍もの金が動く。
日本全国から電気代名目で集めたカネを集中投下するみたいなものなので威力は絶大だ。
利権だ何だを別として原発を考えるのであればその必要性を論じるのも難しくはない。しかし現実には電気を作っているのではなく利権を作っている発電施設なので判断が難しい。

◆ 現在の原発は稼働していようが居まいが金を食っている。おそらく原発全廃で原発関連予算のカットをしたら電気代はかなり安くなるはずだ。現時点でのダメなところは非稼働原発にカネをジャブジャブ注ぎ込んでいるところである。ならば動かせばいいのかというと、そうすれば投入したカネの何分の一かのエネルギが生み出されてくる。

◆ ではどうしたらいいのか。電力事情的には日本全国で数機の原発があれば足りるはずだ。後は政治的な利権事情だけの話だ。なので安全性も何もないのだから数機で得られる金の分配を自分たちで話し合えばいい。利権入札制度でも作って競争させればいいのではないか。新潟はこれまで通り年額120億円欲しいという。佐賀県は実績の半額の50億円で良いと言うから、じゃあ佐賀を残して新潟は廃炉という感じにする。


制限(3/26)
◆ ヤフーストアの構築はストアエディタというものを使うのだが、これの操作性が余り宜しくない。夏頃には新バージョンに変わるそうなので少し期待はしておこう。使い勝手が良くないのは、例えば商品情報を続けて変更したいのに、一々イニシャル画面に戻ってしまうなどだ。そこから商品情報の変更画面に行き、商品カテゴリを選び直し、編集した後は又これの繰り返しとなる。

◆ 商品には画像がつきものなのだが、商品番号と画像番号は自動的に紐付けられるようになっている。それは良いのだが、紐付けが完了しない画像は画像一覧に表示されない。最初これが分からなくて、画像アップロードが出来ていないのではないかと悩んでしまった。
他にも、設定を変更した後に(ダミーででも)商品を登録しないと設定変更が反映されないなどもあった。
この辺りはマニュアルにもFAQにも書かれていないので自力で解決するしかない。

◆ 画像ついでに、商品カテゴリにアップロードされた画像は商品に紐付けられるだけで他からは参照出来ない。
これも最初は分からずに、ファイル名を間違えたのかなとか何度もやり直してしまった。IMGタグで表示させる事の出来る画像は、それ用のディレクトリに格納しなくてはいけなかったのだ。

◆ 制限で厳しいのが文字数である。HTML記述可能な部分でも30kバイト制限などになっているのとCSSが使えない(有料オプションを申し込めば使える)のでインラインでコードを書いていくしか無く、すぐに制限に引っかかる。タグにしてもスタイルにしても使えるものと使えないものがあり、フォントスタイルなどはプレビュー画面では機能しているが本番画面では機能しなかったりして、これではプレビュー画面の意味がない。
画面などを編集した後は、それを本番画面に反映させる処理を行う。要するにダブルバッファみたいになっている訳だが、操作画面では反映完了となっていても実際には反映されておらず時間がかかる。この辺りもブラウザがキャッシュを読んでいるからなのかと思ったりして。

◆ プレビュー画面はすぐに反映されるので良いのだが、プレビュー画面と本番画面では振る舞いが異なるので厄介な感じがする。プレビュー画面はタグの解釈が甘いようで本番画面とは違う。PCでのプレビュー画面でも同様なのでページ内の他のコードが違うとか何かがあるのだろう。
タグの確認はツールがあるが、大きなミスだとミスを直さないままでは保存が出来ない。ただしネストがおかしいとか閉じタグが多すぎるみたいなエラーは許されてしまう。

◆ ショッピングカートの所の説明文の容量制限が500バイトだった。タグも使えるのだが容量制限を有効に使おうとするならばタグは書きたくない。しかし目立つように色を付けたり太字にしたりもしたい。この辺りの制限が何かと厄介なのだ。文字数を増やされるとページレイアウトが崩れるというのなら、タグを容量に加算しないで欲しいと思う。それこそスタイルタグで修飾するのとHTMLタグのどちらがお得かみたいな感じだし、影響のないもの(というのは変だけれど、例えばテーブルタグの<TBODY>など)は省略していかないといけない。

◆ と言っても余り極端な事を行うと、タグに寛容なブラウザなら良いがそうでないと表示がおかしくなる。
新ストアエディタでは各部の容量制限が緩和されると良いのだが、しかしそうなると多くの部分を作り直さないといけない。外部サイトからの参照や読み込み、iframe表示などは制限されている。なので共通部分を他のサイトに置いてという訳にもいかない。


NFC(3/25)
◆ FelicaもNFCなのだが、日本ではNFCとFelicaは別物として扱われる事が多い。Felicaは元々はSONYが作ったものだが、それを携帯電話に乗せるにあたってドコモと組んでフェリカネットワークスを作った。これにより高額なFelicaチップ代が間接的にドコモに還元される事となり、ドコモはFelica推進の姿勢になった。

◆ KDDIやSBMは乗り気ではなかった。KDDIやSBMがケータイやスマートフォンにFelicaチップを乗せれば、間接的にドコモを儲けさせている事になる。とは言っても今時Fekica無しでは売れない。仕方がないのでFelicaを乗せる。
しかし世の中がNFCになればFelica代を払わなくて済む日が来るかもしれない。日本中がFelicaを捨てるかどうかは分からないが、Mifareに勢いがあるというのならそれを押してあげようではないかとKDDIは考える。

◆ NFC推進はSBMも行ったのだが殆ど見向きはされなかった。ソフトバンク系は孫さんの演説でやる事全てが成功しているかのような誤解を生みやすいのだが、決してそうではない。ただし失敗しても自分たちは最初に逃げてしまうので損失が過大になる事は少ない。逆に孫さんに押しつけられて逃げられたところの被害は甚大だ。
いずれにしてもドコモ以外の事業者はモバイルFelicaとは、出来れば手を切りたいと思っている。

◆ その最大の障害は交通系のカードだ。ポイントカードなどはNFC移行が進むとも考えられているが、読み取り速度などに厳しいJRなど交通各社が簡単に2方式を併用するとも思えない。NFC側でも様々な規格が入り乱れている状態で、世界各国どこでも使えるNFCはまだ先だ。しかし規格化が正しく動けば日本国内よりも世界の方がそれに準ずるのは早いと思う。国内の携帯電話会社では統一出来なかった電源コネクタだってスマートフォンでは統一出来た。

◆ Appleはドコモと同じ独自主義なのでみんなと同じは嫌だと言っているが、たぶんこれも時間の問題だ。ドコモにしても元気の良かった頃は独自路線を推し進めていた。俺様が言うのだからみんな従えと。同じ事を今Appleも言っている。
Appleは今のところは俺様なのかもしれないが、少し陰りが出ているのも事実だ。ドコモが俺様でなくなったようにAppleも俺様でなくなる日が来ると世界の規格統一は楽になる。

◆ 携帯電話やスマートフォンの、通信とは直接関係のないアクセサリ機能でFelicaがもっとも使われている。NOTTVは勿論アレだし地デジにしたって必須機能だと思う人は多くはない。Felicaを付けたから儲かるというものではなくFelica付きが当たり前だ。だからこそSuicaを3枚に下ろしてiPhoneに内蔵しようとする輩が出てくる。
内蔵したところでアプリ連携が出来ないのだが、少しはAndroidや従来型ケータイに近づけた気分になれる。

◆ Bluetooth対応のPaSoRiも出ているので、コイツも持ち歩けばiPhoneでもモバイルSuicaが使えたような気分になれる。残高確認は家に帰ってからで良いやという人は家に置いておけば良い。
たぶんiPhoneにFelicaを内蔵してしまうくらい気合いの入った人ならば、今度はiPhoneケースにPaSoRiを内蔵するかも。SONYは首からぶら下げる事を推奨しているようだが、これではiPhoneに内蔵したFelicaとの距離が遠すぎる。


gooメール(2)(3/24)
◆ gooメール終了に目を付けたYahooは「2014年3月10日(月)11 00にサービスの提供を終了するgooメール(無料版)のデータを、Yahoo!メールに移行する方法(POP受信)をご説明します。データの移行作業は、gooメール(無料版)のサービス終了前にパソコン版Yahoo!メールから行っていただく必要があります。」と案内していた。実質利用者が減少し続けているYahooメールに引き込もうという訳だ。

◆ gooメールからYahooメールに変えてまず驚くのは宣伝メールの多さとspamの多さだろう。Yahooの宣伝メールはその全てを止める事も出来なければ拒否も出来ないのでメールボックスに入ってきてしまう。
迷惑メール設定を行っても迷惑メールはさほど減らないが必要なメールが来なくなったりする。そんな調子なので利用者が減るのは当たり前だ。

◆ gooからだけではない。ヤフーストアは楽天からも客を取ろうとしている。楽天ショップのショップデータをヤフーストア用に自動変換するツールなどが用意されている。このツールは本来は有料なのだが、件数限定で無料で使う事が出来る。なので無料範囲を超えない件数で使っていると、やがては楽天ショップのコピーがヤフーストアに出来上がる。

◆ 検索サイトとしてYahooはまだ使われているのだろうか。Yahoo系の様々なアプリは何とかしてYahooを見させようと努力はしているしPCにしてもブラウザ用のツールバーをインストールさせたりしてYahoo離れを防いでいる。もはやヤフーは追われる立場ではなく追う立場なのだ。唯一オークション分野では依然として他社に負けない規模を誇っているが、他は押されるか抑えつけられるかで勢いを失いつつある。

◆ 楽天とヤフーを比較すると、おそらく知名度でも楽天が大差を付けてトップになるだろう。確かに楽天のやり方は上品とは言えなかったのだが、自ら開発していったショッピングモールなので統一感があった。ヤフーの方は不得手な部分は買収買収で増築していったので何となく統一感もないし分かりにくい。楽天も買収によって肥大しているのだが、それらのまとめ具合がヤフーよりは良いと思う。ヤフーの方は孫さん商法そのままな感じで連携感がない。

◆ これは携帯電話事業においても同じような事が言えてEMにしてもWILLCOMにしてもシナジーが発揮出来ていない。今後米国で力を付けたとしても、それらの連携性は余り期待出来ないと思う。せっかく色々買収しているのに買収した事業ごとにバラバラではもったいない。
まあNTT系グループにしてもグループだからと言うだけでやっている事も何もバラバラではある。なのでNTTレゾナントがこんな風になる訳で、ドコモが助けてもその期待に応えられなかったのは(当時の)Edyと同じかも。

◆ Yahooメールにしても使いやすさやspam防止フィルタの見直しをすれば良かったのだ。内部的にはspam阻止機能を強化するとspamerから見放されるからという意見があったのかもしれない。メールサービスは無料だけれどメールアドレスは売れるとばかりに、だ。一時期はYahooのフリーメールを使っている人がかなり居たのだが、今は余り見かけない。使い勝手その他の問題で常用するには不安すぎるからだ。こうして一度落ちてしまうと回復は難しい。gooがそうであったように衰退モードに突入してしまう。
フリーメールはGmailで良いではないかと言うかも知れないが、別ドメインのメールもあった方が何かと安心なのだ。


gooメール(3/23)
◆ gooメールがサービス終了だったとは知らなかった。
昨年10月に新規受付を中止し、3月で終了した。動きの遅いNTTレゾナントの癖にサービス閉鎖だけは早かった。gooメールは決して使いやすいものではなかったが、受信拒否をしてもそれが相手に分からない仕様が便利でもあった。たしかSBMのキャリアメールの仕様もこうなっていたはずで、何でも受信して勝手に捨ててしまうだけなのだ。なのでメールの送り主は相手にメールが届いているのか拒否されているのかが分からない。

◆ 普通に使う分にはその仕様は有り難くはないが、ゴミ箱代わりに使うには良い感じだ。何しろ登録サイトによってはメルマガの正常受信が確認されないとダメと言う所もある。Web広告配信会社などもメールが正しく届かない場合は登録削除と明記されていたりする。そうして規約で縛りながら毎日何通も宣伝を送ってくる。
アフィリエイトサイトに対してまで宣伝メール攻撃をする嫌らしい商法を実践するのがバリューコマースやA8ネットなのだ。

◆ こうした迷惑系のメールをgooに集めて拒否しておくと凄く気持ちが良い。ただし重要な連絡なども入って来なくなるが仕方がないだろう。迷惑系の業者から来る重要連絡は多分さほど重要ではないし、Webを確認すれば分かる事だ。
そんなゴミ箱代わりにピッタリなgooメール無料版が終わってしまった。ID自体は残るのだろうが、メールを使いたければ有料版への移行しかないそうだ。
もちろんgooのメールなのでお金を払ってまで使おうと思えるシロモノではない。

◆ gooのメールボックスを見たら日経系その他のメルマガでメールボックスがほぼいっぱいになっていた。日経系は読みたくなければメルマガ配信停止は出来たはずだが、一部はそのままになっていた。ローソンもサービスを受けたければメルマガを受信しろと強制されるので、ゴミ箱gooで受けていた。強制しようが何をしようが読みたくないものは読まないのだが、それが分からない業者が多すぎる。ドコモも言っていた「お客様の為になる情報ですから全員に配信しています」と。為になるかならないか、不要か必要かはメール受信者が判断する事であって送信者が決める事ではない。
ドコモの言っている事は迷惑メール業者の文言と一緒なのだ。

◆ そんなゴミを入れておく所が無くなると困るなぁ。
多くのサービスのメールボックス容量は有限なのでたまに消さないといっぱいになる。ヤフー辺りはどうでも良い用途に使えそうだと思ったら、メールが届かない事が多いのでヤフーのフリーメールは使えませんと明記している業者があるではないか。ゴミ箱なのだから何でも良いと思うのだが、送る方が自分たちが送ったメールがゴミ箱直行だとは思っていない。

◆ NTTレゾナントはgooメールを改造してドコモWebメールをやっていた。しかしこれも使い勝手が悪いなど評判が悪くiモードケータイの販売数量低減と共に姿を消した。おそらくは多くの利用者をアテにしたのだろうが、使いにくいものに客は来ない。このdwmailはたった2年で消滅した。サービス期間は短かったが、これに伴うgooメールの大改造は大障害を起こして大問題になった。iメールのバックアップ用に使っている人も居たは思うのだが、ログインせずに半年放置するとIDは消された。例えそのメールボックスがiメールのバックアップ用に使われていたとしても容赦なく消された。


SSL(3/22)
◆ iOSのSSL証明書に関するバグがあった。フィッシング詐欺サイトなどに引っかかると偽証明書でも受け入れてしまう。F&Fでもプレゼント企画の時には自作の証明書を使った。このような場合は普通は怪しい証明書である旨が表示される訳だが、iOSは難なく通過させてしまったという訳だ。
だからと言って全てが危険な訳ではないのだが、多くの人、それも初心者使用率が高いと考えれば安心は出来ない。SSLは絶対だと思っている人が殆どだと思うし、その証明書の検証にバグがあるとは思っていない。だからこそあえてそれがテストされず、バグがバグのまま放置されたのだろう。

◆ iOSのかなり以前のバージョンやOSXでも同様だと言われている事からもそれが分かる。私は証明書を自作する事もあるので、それを見れば気づくかも知れない。
PC用OSのセキュリティに関して、AppleはMicrosoftよりかなり遅れていると言われる。シェアが低いので攻撃対象にもなりにくくセキュリティホールが発見されにくいからだ。スマートフォン用のOSとしてはシェアがそこそこあるので問題が発覚しやすい。
OS上の問題、アプリレベルでの問題はAndroidでも報告されている。しかし移動体通信各社によってはセキュリティレベルの上がったバージョンを提供していない場合もある。

◆ 今や多くのサイトがSSLに対応している。インターネット上の全ての情報は傍受される可能性があるという事で、個人情報を送り出す時にはSSLが必須になる訳だ。
大手企業のセキュリティページなどでも期限切れのSSL証明書が使われていたりとか、意外にチェックされていないなと思う事もある。SSL証明書の価格はピンキリで国内だとセコムなども証明書の発行を行っている。安価な証明書だとケータイで使えないとか、色々制限もある。

◆ 自作の証明書でも通信は保護されるのだが、その証明書の信頼性というかサイトの信頼性自体が評価されていないとなる。だからと言って詐欺サイトが本物の証明書を得られないのかと言えばそうではない。
ただしフィッシング詐欺サイトのように他人を語った証明書を得る事は難しい。と言っても証明書の署名欄などを一々チェックする人がどの位いるだろう。

◆ OSなどのセキュリティホールは確かに危険だが、不正なアプリによって中身を持って行かれる危険性の方が高いと思う。不正なアプリが不正と分かればインストールなどしないが、そもそも不正アプリは自分を不正だとは名乗らない。
詐欺師が俺は詐欺師ですよと名刺を出さないのと一緒で、表向きはフレンドリーな白犬だったりする。なので安心して騙されてしまうという流れだ。

◆ Androidの脆弱部分(現在は修正されている)は、アプリの正当性の為に使われている暗号化署名部分に穴があって、証明書をいじることなくアプリ自体を書き換えられてしまう問題だ。これでは署名証明書など何の役にも立たない。まさにiOSのバグと同じような事が起きていたのだ。これは正規のアプリを改造して何かを仕込んだ後に、正規品の顔をしてダウンロードさせる事が出来てしまう。

◆ セキュリティアップデートに消極的なのはauだ。昨年12月の時点で、Android標準ブラウザセキュリティ問題に対応出来ていないのはauのみだった。と言う話がネット上でも出たせいなのか年末ギリギリに2モデルアップデートしたがその他は無視である。
セキュリティ問題は「任意の Java のメソッドが実行される」バグで、悪意あるサイトを覗くと電話帳まで持って行かれてしまうと言う深刻なものだった。


通販で売る(3/21)
◆ ドコモとの資本提携を行っているオークローンマーケティングは愛知県、三重県、岐阜県のTV通販番組でらくらくスマートフォン2を売っている。スマートフォンもTV通販番組で売るようになったのか。宣伝には西川きよし一家やイルカさんが登場するのだとか。
MNPでは実質ゼロ円になるが機種変更では実質33,600円もする。らくらくスマートフォン(初代)の出来の悪さを考えると心配が拭えないのだが、これだけの金額を出す価値があるのだろうか。

◆ 通販番組を見て注文すると1〜2週間ほどで訪問販売員が契約にやってくるそうだ。何でそんなに時間がかかるのだろう。売りたいなら翌日持って来いと思うのだが高齢者はのんびりしているから良いとか。
しかしPLAYからのアプリダウンロードも出来ないスマートフォンに3万円以上払う意味はないと思う。
位置確認や生存確認アプリ、脈拍を測ったりするアプリなどの使い方を覚えれば老人にも役に立つ。
らくらくスマートフォンの購買年齢層を60歳代としているのなら、結構色々使うのではないだろうか。

◆ だったらiPhoneが良い。アプリもダウンロード出来るし使い方もそう難しくはない。文字入力がしにくいのと画面が小さく見にくいのは「これはタダだから」と言い含める必要はある。月額パケット料金は確かに高くなるがらくらくスマートフォン代である月額1,400円を考えれば、パケット代の実質負担額は-117円、つまり安くなるのである。

◆ iPhoneが使いにくいというのであれば、富士通はiPhone用のらくらくモードアプリでも作ったらいいのに。
って、それじゃ富士通がつぶれてしまうか。富士通ではなくドコモが作れば良いんだな。まあiPhoneは自由度がないのでどこまで出来るか分からないが、大きな字で表示するメーラくらいは出来るかも。
電話帳にしても大きな字で見やすく表示出来るものを作ればいい。声を聞きやすくする為のイコライザまで作れるかどうか(実装出来るかという意味で)分からないが、ゴテゴテ付けてもマトモに動かないものよりも何もなくても基本機能がシッカリ動く方が良い。

◆ 少なくとも初代らくらくスマートフォンを見る限り、これを中高年に持たせる気にはなれない。トラブルへの対処や不具合報告とその対応などがきちんと出来るレベルの人にしか使えない。ドコモショップに行ったところで何も知らない中高年だとバカにされて戻ってくるだけである。確かにAppleも優しくはないと思うのだが、ドコモよりは良いのではないか。

◆ TV通販番組からインターネット通販にシフトしている現状はあるが、中高年にとってインターネット通販は敷居hが高い。慣れてしまえば何と言うことは無いのだが、そこに行き着くまでが大変だ。と言ったってらくらくスマートフォンを持たせてdショッピングか何かさせようとしているのではないだろうな。PLAYが使えないからと、ドコモ製の怪しげアプリを満載にしていようとしていないだろうな。

◆ 従来型ケータイの認証型有料サイトにログインする際に、SBMはユーザの利便性向上を口実にパスワードを廃した。子供でも簡単に高額利用が出来るように狙ったのかも知れないが、SBM以外の集金事業者の方が色々対策を講じてSBMの野望は砕けた。
ドコモはSBMの狙わなかった中高年を狙っているのかも知れない。○○のサービスを付けると毎月○○がサポートされるので安心ですとか何とか言って、要りもしないオプションを付けまくるとか。


消費税(3/20)
◆ 消費税が上がると価格の改定を行わなければならない。そもそも政府は消費税の値上げに備えて内税方式をスタンダードとした。こうする事によって支払額の中の税金分が分かりにくくできる。こんなに税金を払っているのかと思わせる部分を取り除こうとした。なので消費税率改正では面倒な事になる。
内税方式を認めて何だか安くなったみたいという感じを抱かせる作戦に出たが、価格比較サイトなどを見ると外税での比較になっている場合が多い。

◆ 内税方式に切り替えるにしても何にしても価格を表示し直さなければならない。大手スーパーなどでは電子式の価格表示器を使っているので値札を取り替えるという作業は無い。しかし何万点にも及ぶ価格を変えるのは大変だ。単純に計算するにしても端数が出る場合があるので丸め誤差が生じる。品物によっては余りきりの良くない数字は付けたくない場合もあるだろう。こうした価格決めの法則に準じて自動的に価格改正を行うソフトを走らせるにしても、品数が多いので大変だ。

◆ 大手小売業者にしてもコンビニにしても、なんでわざわざ2段階に消費税を上げるのかと面倒がっているに違いない。10%にしたいのなら最初から10%で、開始時期を少し遅くすれば良いではないか。消費税率が変わって様々なコストがかかる事が景気刺激だと言えばそうなのかも知れないが、それを許容出来るほどにまで底辺の経済は回復していないと思う。

◆ 日銀は金融緩和を進めたのだが、それだけではなかなか経済は回復しない。米国がそうであったように失業率の低下や住宅価格の上昇が起きるまでには長い時間を必要とする。株価が回復したからと言って即座に好景気とは言えない訳だ。

◆ 消費税還元セールなどの表示は禁じられている。"消費税還元セール"と赤字で大きく書き、その下にほんの小さな文字で"は、法律で禁じられています"と書くのも違法なのかな。SBMならやりそうだけど。
物価を上げたいのであれば中国製品の輸入を禁じればいい。これだけで国内産業はある程度の回復を見せ、物価は上昇する。当然人々の暮らしは厳しくなるのだが、支払った多くのカネが国内に残るという点で多少はマシだと思う。

◆ 韓国ものは余り目立っては入って来ていないのとスマートフォンなどにしても日本では売れていない。なので現時点で韓国からの製品をシャットアウトしたとしても中国に比較すると影響は小さいだろう。現実的には鎖国など出来ないのだが、しかし現実として物価の上昇が国内企業の景気に直接影響する割合が小さい。輸出関連企業にしても円安によって海外市場での展開が楽になって儲けが出たという話であり国内市場が元気になった訳でもない。

◆ 財務省は何としてでも消費税を上げたい訳だから景気動向でも何でも都合の良い解釈をするだろう。
何となく国交相の言うところの港湾や空港の需要予測みたいなもので、空港を作った後で飛行機が飛ばなくても予想だから確実ではないと言えば済む。
払った税が国民の為に使われるならまだ良いのだが日本はそうではない。

◆ 官僚は政治家の言う事も聞かない。これは考えてみれば当たり前の話であって、官僚は国民の上に立つ自分たちは偉い人間だと思っている。選挙で選ばれた政治家が国民の代表だとすれば、官僚たちはその上にいる訳だから国民の代表である政治家の話など聞かない。ごくごく当たり前の話だ。


開店(3/19)
◆ 構築していたECサイトを開店した。開店申請から開店まではさほど時間がかからなかった。本当は3月1日開店で準備をしていたのだが仕入れが間に合っていない。現時点でも登録商品点数がまだまだ少ない。
仕入れの多くはB2Bで行っているのだが、問屋さんも受注発注みたいな所があって納期がかかる。だったらメーカ直接取引でも同じじゃないかという感じなのだが、今度は購入量がネックになる。

◆ この手の商品は少量多品種販売になるので大量一括仕入れはリスクが大きい。とは言っても、問屋さんから買う価格はメーカ卸値の4倍くらいになってしまう。しかし受注発注の問屋さんだとメーカから少量仕入れをしているのではないだろうか。まあ少量仕入れの場合は価格が上がるのかもしれないけど。

◆ 構築で苦労したのは配送料金の設定だ。全国一律料金としているのだが離島や地域によっては配達が不可能だったり中継料金が発生する場合がある。その判定を郵便番号で行っているが、何しろ郵便番号ってヤツは連続性が悪いので細かく設定していかなければならない。島国日本のその周囲にある大小様々な島で郵便番号が設定されている所を抽出してリストにしていく。そのリストを送料判断テーブルに書き込んでいくという、ウルトラ面倒な作業を強いられた。

◆ その他こちらの都合ではなくヤフー側の、主に消費税変更に関するシステム変更などの影響で価格が変わってしまったりとトラブルもあった。普通のと言うと何が普通なのかという話になるが、さほどECサイト構築などに詳しくない人だと構築屋さんに外注するのではないだろうか。オリジナルでページを作って数点の商品写真とその登録をして貰うと100万円くらいはすぐにかかってしまう。
既成のページをはめ込むだけならば安価な構築を請け負ってくれる所もあるが、それでも外注費は出ていく。

◆ 商品写真なども外注で撮影すると1点で5千円前後取られる。高額商品や大量販売商品ならばいいのだが、女性用インナーなどは少量多品種販売なので撮影コストはかけられない。結局プリモトルテは全て自前での構築となった。なので構築コストはかかっていないのだが、いわゆるそれっぽいページにはなっていない。
というか、それっぽいものというとバナー貼りまくりで商品ははるか下の方にやっと存在するみたいな感じになるのかな。

◆ いくつかのストアを見て回ったのだが、そうしたバナー貼りまくりではない上品な所もあった。どちらが良いのかは何とも言えないし、今後デザインなどは変えていくのかもしれない。ちなみに私はデザイン方面はまるっきりダメなので知ったような事は言えない。

◆ ヤフーショップは集客数でも売り上げでも楽天の比ではないほど低い。コンサル会社によれば客層自体も明確な違いがあるのだとか。その為か楽天とヤフーの両方に店を出している会社が多い。ある程度名が売れてくると独自のECサイトを作る。こうするとテナント代が無くなるので、販売価格を同じにすれば儲けが増える。しかし集客という点ではショッピングモールに出展していた方が良く、ある意味広告宣伝費としてモールに店を出しているのかも。

◆ 構築以外の仕入れだとか何だというと言う話も機会を見て書いて行きたいと思う。一般消費者向けの生活必需品などと関わるのは今回が初めてなので新鮮な驚きというか困惑というか、そんなものもあった。


パスワードマネージャ(3/18)
◆ 最初に使い始めたのはKeeperだった。これはクラウド型のパスワードマネージャで、当初は単にパスワードのメモ代わりの使い方だった。Keeperは無料でも使えるがローカルにしか保存出来ず他のデバイスとの同期も出来ない。年額課金を有効化するとクラウドへのデータ格納と同期の機能が使えるようになる。

◆ 1年経って課金の時期が来たのでB-Folderに乗り換えた。これはローカルにデータを置くタイプで、データそのものはAES256で暗号化されている。Android版は無料で使う事が出来るがPC版はUS$26.65の売りきりだ。PCとAndroidは双方がLAN内にあれば(設定で外部も可能だったはず)同期が行える。スマートフォンで様々な情報を入力するのは辛いので、私としてはPCとの同期なり転送は必須機能なのだ。

◆ B-FolderのPC版は何度かアップデートされている。
以前はB-Folder内でブラウザが動いたが、現在はIEやChromeやFirefoxに連動して動く。いずれの場合もブラウザにプラグインを入れる必要がある。パスワード入力画面でF2を押下するとIDとパスワードが入力ボックスに転送される。またブラウザ側でIDとパスワードを入れると、その情報などがB-Folderに格納される。

◆ ブラウザにパスワードを覚えさせておいても良いが、それは余り安全ではない。IEに保存されたパスワードはレジストリ内に格納されていて、例えそれが持ち出されても容易に解読出来るものではないが自分のPCではかんたんに解読出来る。というか、そうでないとパスワードを覚えておいた意味がない。なので自分のPCで動くソフトであればパスワードは簡単に抽出できるわけだ。

◆ パスワードを入力する時にキーストロークを読まれたらどうするのかみたいな話もある。B-Folderのマスタパスワード入力画面では画面上にセキュリティキーパッドが表示される。IME環境であればパスワード自体をいくつかに分割してユーザ辞書に別の語として登録しておく手もある。これもパスワードの数が少なければいいが、そうでないと管理が面倒だ。
なのでパスワードマネージャが使われる事になる。

◆ 多くのパスワードマネージャにはパスワードの生成機能がある。まあ実装はなんて事無いオマケのようなものではあるが、多くのサイトなどで別々のパスワードを考えるのは意外に大変だ。サイトによって記号を使わなければいけない所、記号が使えない所、パスワード長の制限など色々ある。なのでパスワード生成機能があると手間無く新たなパスワードの設定が出来る。

◆ サイトのパスワードはこれで良いとしても先月の事件であるメーラのパスワード読み取られには無力だ。
メーラはBecky!を使っているが、メールボックスごとの設定やパスワードはMailbox.iniに記録されている。パスワードは暗号化されているがBecky!の仕組みが分かれば簡単に複合出来る。試しに異なるアカウントに同じパスワードを設定したら、ファイルに記録されるパスワードは同一となった。従ってメールアカウントその他の情報が暗号化に関係している訳ではない。Becky!以外でもFTPクライアントなどにもパスワードは保存されている。PasswordFinderソフトを動かしてみると意外に多くのパスワード、それは現在は使わなくなったサイト用も含めて記憶されている事に驚くかも知れない。


構造(3/17)
◆ Blogの方でiPhone4sのカバーガラス一体LCDパネルを交換した話は書いたし、その組み立て性の悪さにも触れた。ネジの種類は完全に統一はされていないしクリップ的な勘合が使われているのはごく一部に限られている。様々なパーツが極細級のビスで固定されているし、そのビスへのアクセスも安易とは言えない。フレキシブル基板の途中にパーツを配したりと、隙間をギリギリまで使っている。

◆ 小型軽量化はGSMケータイにも見られたし、国産ケータイにしても一時期は小型軽量化が推し進められた。国産ケータイの場合は組み立て性を悪くしないように設計されるのが一般的で、それは組み立てコストがバカには出来ないからだ。特に量産ものともなれば人件費の占める割合は大きくなる。いくら人件費の安い国で製造すると言っても組み立て性の改善はコストと製造時間を短縮してくれるのだ。

◆ iPhone4sはバスタブ型の軽合金シャーシを基本として組み立てられているが、この構造は少しだけ本体の厚みを増してしまう。バッテリの部分のみでも穴を開けるとバッテリ容量の拡大と重量の軽減が可能になるはずだ。ディスプレイの裏側というか下にはアルミ構造体が位置する事になる。ディスプレイからのノイズ進入は抑えられるとは思うが重量とサイズの点では不利になる。

◆ この構造は基本的にはiPhone5sでも同様なのだが、iPhone4sとiPhone5sではシャーシがひっくり返った構造になっている。従ってiPhone5sではフロントパネルを外して内部にアクセスする事になり、これさえ外せばバッテリ交換も容易だ。iPhone4sの場合は裏側からのアクセスになるので,裏ぶたを開けるとバッテリは交換出来るがフロントパネルまで到達するにはバラバラにしなければならない。

◆ フロントパネル側からのアクセスはiPhone3Gも同様というか、あれは裏側は外れない一体構造なのだが、なのでリアパネル側が外れる構造はiPhone4のみという事になる。こうした構造を採るには理由もあったのだろうが組み立て性というか分解性は悪い。iPhone4sは多くのネジで細かな部品が留められているのだがアウトカメラは(ほぼ)はまっている状態に近く、1本のビスで留められているに過ぎない。カメラなどきっちり向きを出さなければならないように思うのだがどうなのだろう。

◆ iPhone4的構造にするとリアパネル側にはアルミ構造体が無いのでNFCのアンテナなどを付ける事は出来る。しかしiPhone5sの構造だとそれが出来ない。
時代的にはNFCも必要だと思うのと、よりコストを考えた設計を強いられるだろうから構造自体も変化する可能性は大きい。ディスプレイサイズの拡大も、毎年の事ながら囁かれている。ディスプレイサイズの拡大はバッテリの大型化にもなるが、構造を変えないと重量も増してしまう。

◆ デザインやサイズを実現する為には少々コストがかかっても良しとするのか、組み立て性や構造が先にあってそこからデザインするのかでは製品の出来は大きく異なる。以前にも少し書いた事があるが、欧州などのデザイナに日本車のデザインを依頼しても、そのデザインが構造/工程的に実現出来ない(コストが嵩む)からとデザイン変更を余儀なくされる。しかしデザイナはデザインを優先に考えたい。と言う部分でなかなか折り合わずにデザイナは日本車のデザインはやりたくないと漏らす。


反転(3/16)
◆ 最初に気づいたのはほこ×たてのOSGとの対決の放送だった。ほこ×たて動画は削除の目に遭っているのでいつまで見られるか不明だが、こちらで見られるかも知れない。OSG社は迎えの車を出すのだが、駅と思われる場所で乗り込む時には確かに右ハンドルだ。しかしOSG社の敷地内では左ハンドルになっている。ドライバーは右手に腕時計をはめている。そして玄関前に到着した車は又右ハンドルに戻っている。
何気なく見ていただけで不自然な感じがして、何故映像をひっくり返したのだろうかと思った。

◆ まあ本題には関係のない部分の編集なのでどうでも良い事ではある。そしてほこ×たてのやらせが発覚した後の代替番組関係でこんな記事を見つけた。古い話だなとお思いの方も多いだろうが、一つ一つの反転編集なら気にもならなかったのだが、これにはどんな理由があるのだろう。ネット上では様々な予測がなされているのだが、韓国は左側通行なので(フジテレビの制作子会社などの多くは韓国系)日本の事情を知らずに編集してしまった説なども囁かれた。

◆ では何故反転されない映像が混じっているのかだが、ここも謎なのだ。編集した人間が異なるとか、いや、それでも最終的にチェックする段階で気づきそうなものだ。フジテレビ側によれば故意の演出だったという。編集のつながりが悪かったのであえて反転させたそうだ。だとするとほこ×たてもそういう事なのだろうか。中川内氏が乗り込んだ車は画面右から左へと移動する。車が右から左に動いているので景色はその逆に動かなくてはいけない。反転しない映像を使うと中川内氏が左側に座っているので景色は右から左に流れる事になる。

◆ しかし、ならば車を見送るシーンを車の右側から撮る(中川内氏に右側に座って貰う)か、カメラで追うようにして右に回り込むシーン(クレーンが要るから金がかかってダメかな)を撮ればいいと思う。
もしも景色の流れが気に入らないという位気を遣う編集なら右ハンドルの車が突然左ハンドルになる方が気になりはしないだろうか。そもそも人間の顔だって左右対称ではないのだから、反転映像にしたら不自然になるだろう。

◆ 代替番組にしたって映像の流れる向きを優先して標識などの字が反転するのを無視するというのは不自然だ。車にしても反対車線を走っているように見えるのだから映像の流れる方向云々の話ではない。
そう考えると演出の都合によって反転映像を使ったという説明に合理性が乏しくなる。でも、担当者が間違えちゃいましたとも言いにくいのかな。

◆ スタジオ以外の撮影、特に他人の家での撮影時には時計が写らないように注意しているはずだ。時計が写ってしまうと編集がバラバラに行われている事が分かるからだ。しかしそれも完全とは行かずにつなぎ目が時計の針の位置で分かってしまう事がある。
問題の、これもフジテレビの番組だが逃走中というものがある。芸人達が追跡者から逃げ、逃げ切れれば賞金が貰える構成だ。
曇りの日のロケであれば時刻は分かりにくいが、時折雨が降っているとか晴れ間が出ているとかだと編集されている事がすぐに分かってしまう。
番組的には追跡者が芸人を捕まえる方向に時間が流れていなければおかしいが必ずしもそうなっていない映像が過去にあった。


火を着ける(3/15)
◆ マッチ売りの少女はマッチを売っている少女だが、からすうりはカラスを売っている訳ではない。
って話ではなくて、マッチの1本がない為に火が着けられなかった事があった。仕方がないので電源をショートさせてとか色々頑張ったものだ。そんな経験があるのでスクータには100円ライターを積んでいる。で、燃焼型半田ごてに火を着けようとそのライターを見たら熱か何かでガスが無くなってしまっていて役に立たなかった。滅多に使わないものはメンテが必要である。

◆ 100円ライターというか100円を超えるのかも知れないが触媒型のライターは半田も溶かせるし強風の中でも吹き消されないので都合が良い。プラグがかぶった時などもライターであぶる事が出来る。煤も出にくいので使えると思う。これが普通のライターとなると揺らめく炎がロマンチックな、などと言っていられなくて風に吹き消されてしまう。

◆ ずっと前にセリウムかマグネシウムか分からないが、金属で擦ると火花の散るキーホルダーがあった。
それで何かに火が着けられるのかどうかは怪しいところではあるが、取説によればその金属風なものをあらかじめ削った上で火の付きやすいものの上に乗せ、削っていない本体を金属でこすって火花を散らせて一気に着火せよとあった。
ご想像の通り金属を削っている辺りで発火してしまったりと、使い方にはコツがあったがサバイバル系グッズ?みたいな感じで面白かった。

◆ スカイウエイブは古いので電線が固くなっている。
被服にヒビが入っているような場所では余計で、場合によっては線が腐食して脆くなっている。これまでに修理したのはシートを上げた時に点灯するランプの配線で、アース側が腐食して切れてしまっていた。修理は自宅で行ったので線を適当に切手から他の線を継ぎ足したのだが、被服が脆くなっているのでワイヤーストリッパーで上手くむけなかった。
で、ライターであぶって被服が少し柔らかくなったところを引っ張って導線をむき出しにした。

◆ 何もないところでは線をよじってそれでオシマイか、ギボシでも持っていればいいが何もないところなので何も持っていないだろう。線をよじっただけで心配ならば半田を巻き付けた上でライターで加熱すれば、運が良ければくっつく。半田付けは母材の加熱がキモなので運が悪いとはんだだけが溶け落ちる事になっている。線の長さが十分にあればよじっておくだけで済むだろうが、ギリギリの長さだとうまく行かない。

◆ スカイウエイブにもシグナスにも標準工具の他にある程度のものは積んでいる。それら工具でどこまで作業が出来るかは疑問でもあるのだが、軽微な故障で立ち往生は面白くない。幸いにしてスカイウエイブは作業の不注意で切れてしまったTPSによってアイドル不調に陥ったもののエンストすることなく帰ってこられたし、シグナスの方は昨年燃料ポンプが動かなくなったが自然冷却で再び動き始めた。
街中を走っているだけならば不安は少ないが、山道などで故障するのは嫌だ。とは言っても機械ものなのでいつかは壊れる。壊れとは少し違うのかも知れないがパンクもする。

◆ そういえばパンク修理キットのゴムノリは固まっていないだろうなぁ。いざ使おうとしたら液体ノリが個体化していたなんて事も過去にはあった。チューブレスなのでエアさえ入れれば何とかなるし、炭酸ガスボンベは耐用年数が長いだろうからその点は安心だ。


辞書方式(3/14)
◆ ウイルス検知ソフトの多くが辞書方式を採用している。既存のウイルスに対しての情報をあらかじめ持っておく事で検出精度を上げ誤検出率を下げられるからだ。だがこれはあくまでも既知のものに対してであり、未知のウイルスの検知とは別問題だ。
アンチウイルスソフトメーカは辞書精度を高める為に日夜ウイルスの培養と採集を行っている。ウイルス対策を行う為には誰よりも早くウイルスに感染しなければならない。

◆ 日本語かな漢字変換と言えばATOKだが、PC9800が普及し始めた頃から各種ソフトが変換効率を競った。
日本語解析アルゴリズムなどによって、或いは文章の前後比較によって最適な変換を行わせようとするなどの工夫がなされた。そんな中でATOKは辞書量を増やす事で変換精度を上げた。他のかな漢字変換ソフトとはアプローチが逆だったのだと思うが、その結果として変換効率の高さが認められた。もちろん辞書を活かす為には文節をどこに見出すかなどの判断が重要になるのは言うまでもない。

◆ レーダ探知機も、10.525GHzを検知すると言うよりもGPSで測位して固定型速度取り締まり機を判別するようになった。高感度な受信機を謳うのではなく、高精度なGPSが宣伝文句となる。もちろん受信性能が疎かにされていれば、それはそれで評判が落ちる。
この辺りも従来の設計に比較するとかなりマトモになって来ているのでメーカ間の差はなくなった。位置マッピング方式なので新設されたオービスの検出能力は無い。特に最近増えているループコイル型の場合は無線による検出が不可能なので捕まる。

◆ メーカの多くはインターネット経由で最新の速度取り締まり機マップがダウンロード出来るようになっている。測位精度はモデルにより様々で、うまくマップマッチング出来ていれば良いがそうでないとかなり離れた、しかも移動方向とは違う取り締まり機を検出してブザーを鳴らす。

◆ 位置情報検出方式であればスマートフォンでもアプリで実現出来る。バッテリ消費の問題はあるがバックグラウンドで動作させておけば取り締まり機の近くで反応させる事が出来る。マップマッチングまでさせようとすると地図情報が必要になるが、単にエリアと進行方向だけでの検出であればロジックは複雑ではない。何でもスマートフォンにやらせるのか、スタンドアロンの方が良いのかという議論は常にある。カーナビにしても同じでスタンドアロンカーナビと安価なタブレット端末の価格差は小さい。

◆ あとはオンライン地図を使うかオフライン地図を使うかだが、オフライン地図を使ったナビアプリもあるので入手は容易だ。勿論無料とは行かないがそれは仕方がないだろう。オフライン地図と言えば評判の悪いMAPFANはバージョンアップして、やっと地図データがmicroSDに移動出来るようになった。が、価格は定価に戻されて3,780円だ。私は100円で買ったから文句はないのだが、地図そのもののデータは良いにしても制御ロジックの洗練度が低い。

◆ まあ中華製スタンドアロンナビは試用版のナビソフトをそのまま乗せて売っちゃう位なので論外だが、それよりはマシである。オンライン地図と違ってアップデートが逐次行われないのだが、まあそれは我慢出来るかな。道無き道に外れてしまったらGoogleMapsにでもアクセスすればいい。
自立航法支援としてのセンサ入力がないのでトンネル内では位置が狂うのだが、それも仕方がないと諦めてしまえばそれで良い。トンネル内での分岐は首都高速でもない限りはそう多くないのだから。


満足度(3/13)
◆ 少し前の日経トレンディのデータになるが、iPhoneの注目度としてはドコモ→au→SBMの順となっていた。
取り扱いが新しいほど注目度が高いのは当たり前かも知れない。一方で満足度はSBM→au→ドコモの順となる。同じモデルでドコモの満足度がかなり低いのは文字入力のしにくさを感じる人の割合が大きかったからだ。SBMは早くからiPhoneを扱っているのと常に特価販売なのでAndroidからiPhoneに乗り換える人は少ない。auにしても従来型ケータイからの乗り換え組みが多いとあって、スマートフォントはこんなものかと考える。

◆ ドコモの場合はAndroidからiPhoneへの乗り換え率がかなりある為、カーソルコントロールキーがないとかキーパッドが使いにくい、漢字変換効率が悪すぎると言った不満が続出した。
元々付いていない機能、ワンセグだとかFelicaだとか画面が小さいなどへの不満が少ないのは、それらが仕様で謳われているからだ。低機能な事を理解した上で購入したのだから不満にはなりにくい。しかし文字入力は仕様上では分からず、使ってみて初めて不便さを感じる。

◆ しかしSBMユーザに不満が少ない点を見ると、これも慣れと諦めで克服出来るものである事が分かる。慣れや諦めでは克服の出来ない出来の悪いAndroidとはここが違う。それで他の機能もダメだというのならばiPhoneはダメだとなるが、UIが良く出来ている点などで文字入力のボロさはカバー出来ているのだ。大きな不満が寄せられないから改善されないと言えるかも知れないが、この使いにくさはiPhone3Gの頃から変わっていない。

◆ 他に、何故好きなアプリ(システム系のものとかIMEとか)が入れられないのかとの不満もドコモユーザに多い。
これもAndroidの自由さに慣れてしまうとiPhoneの制約が大きく感じられるのだ。このようにいったんAndroidに慣れてしまった人がiPhoneを使うにはある程度の覚悟がいる。ただし不良Androidスマートフォンにいじめ尽くされるような我慢は強いられない。特に2〜3年前にAndroidスマートフォンを買ったユーザは、酷いものを2年も使わされた訳なので安定したものを第一に選ぼうとするのは当然だしその点でiPhoneはそこそこ合格点になっている。

◆ SBMがiPhoneを取り扱い始めた時点でauやドコモもiPhoneを売っていたらどうなったのか。おそらく出来の悪いAndroid機は今よりも少なかったと思うし、それを無理に買わされる事もなかったはずだ。メーカも事業者もiPhone以上のスマートフォンを市場に出そうと努力したのではないのか。SBMが扱うiPhoneに対してAndroidで勝負をかけなければならない事情が、完成度の低いスマートフォンを設計させる原因となったとも言える。

◆ Android勢として残った中では富士通が苦戦状態に陥っているが、酷いものを売っていたのだから仕方がない。
過渡期にあれば多少の問題を抱えるのは当然だとしても、それが改善されないまま放置されたのはドコモが主因だがメーカに責がないとは言えない。富士通がPMCやNECの後追いをするのか否かは今後の製品にかかっている。いや、以前の製品ユーザの救済にかかっているかな。

◆ 立ち直りはメーカの直販ではないだろうか。ドコモ仕様は後でアプリをインストールする的にカバーして、それでも出来ない部分は切り捨てる。ワンセグやFelicaは好きに乗せれば良くて、事業者仕様が少ないからOSのアップデートも余り手間がかからない。後は価格の問題にもなるが、ドコモへの納入価格で一般販売すればそこそこ数は出ると思う。


高倍率ズーム(3/12)
◆ 一時期は広角側を広げたレンズを実装したデジカメが市場に増えた感じがしたが、中型クラス以上では望遠側も加えた高倍率ズーム搭載機が発売された。メーカのサンプル画像を見るとニコンのP600がノイスや収差の点で優れているように感じる。レンズは35mm換算で24mm-1440mmと凄い倍率になっている。明るさはF3.3〜6.5で、望遠側の焦点距離と口径から考えれば立派な値だが暗い事に違いはない。

◆ 富士フイルムのS1は24mm-1200mm相当のレンズで明るさはF2.8〜5.6と少し明るい。ただサンプル画像を見るとノイズと解像度でP600に及ばない感じがする。撮像素子は両方とも1/2.3だ。
オリンパスも24mm-1200mm相当でF2.9-6.5の仕様となっている。画像を見るとノイズは少なく感じられるのだが色のにじみが見受けられる。拡大しなければノイズは分からないとは言え、ディジタル写真の場合はドット原寸まで拡大出来てしまうのでアラが目立つ。

◆ 高倍率搭載機の出始めというとPanasonicのモデルを思い出すのだが、あれはレンズが良くなかった。
望遠側ではコントラストが不足して来るのだが、それでも望遠にしてみました的な感じがした。色収差にしても十分の抑えられているとは言いがたいものだった。
それに比較すると上に書いた3モデルは立派だ。実際に使ってみなければ画質にしても操作性にしても分からないのは事実で、メーカのサンプル画像は一番良く写る条件で撮っているからだ。

◆ 高倍率ズームがあればレンズ交換式は不要である論もある。確かにミラーレス一眼レフ市場に於いてはそうなのかも知れない。小型軽量コンパクトなミラーレス一眼で高性能レンズを使うなら、フルサイズ撮像素子を使った一眼レフを買うべきだと言われる位なのだ。

◆ しかしレンズ交換式のメリットも勿論ある。デジカメ本体の機能や性能がどんどん進化する段階ではレンズを残して本体の買い換え、本体機能が成熟してきた暁には本体を変えずにレンズを買い足すといった使い方が出来る。私は何台かのコンパクトデジカメを使って来たし、画素数で言ったら初代EOS Kissよりもずっと数値は大きい。しかし写真の出来という面で見ればたった600万画素のEOSの方がどう見ても上なのだ。

◆ これはデジカメとスマートフォン内蔵カメラの関係にも似ている。画素数のみで性能を語る事が出来ない見本のようなもので、撮像素子の大きさもレンズの大きさも画像処理回路の出来具合も含めて評価しなければならないのだ。
とは言っても高倍率ズームは凄い。放送用のカメラでもHD解像度では100倍ズーム前後、4K放送用はカメラ自体は存在するがレンズの解像度が追いつかないと言われている。そんな中で数万円の民生機器にそこそこの解像度の60倍ズームなのだからやっぱり凄い。

◆ 高倍率ズームはスポーツ観戦や野生の動植物などの撮影にはなくてはならないものだ。校庭ですら並みの望遠レンズでは遠くに感じてしまうくらいで、これが競技場やサーキットともなるとまったくつまらない写真しか撮れなくなる。なので三脚と超望遠レンズと手ぶれ補正機能は(三脚に乗せていても揺れるので)必須になる。一眼レフであれば(お金を惜しまなければ)大口径で明るい超望遠レンズが手に入るが、それは大きく重く持ち歩くには覚悟が必要だ。


iMessage(3/11)
◆ iPhone同士のメール(メッセージ)交換の仕組みにiMessageがある。これはAppleの提供しているサービスでApple以外の機器では使用の出来ない、いわばガラパゴス仕様だ。
ガラパゴス仕様ではあるがSMSやMMSといった現在に於いては古びた感も否めないものをカバーする目的で実装されたのだと思う。

◆ だったらEメールで良いではないかと思うのだが、Apple様にも色々事情があったのだろう。iMessageはSMSと同様に電話番号で使う。電話番号の相手がiPhone持ちならばiMessageで送られ、他のデバイスならばSMSになる。電話番号との紐付けはAppleが行っている。電話番号に紐付けられているのでその大元はSIMだ。そしてこのSIMは契約状態が維持出来ているか否かは関係ないようなのだ。
と言うのも以前こんな相談があった。電話番号はいずれ使い回されるのだが、使い回された利用者がiPhoneを使わなかったとするとApple側のデータベースは更新されないのではないだろうか。この辺りは良く解らない。

◆ iMessageをWindowsやAndroidから使うソフトやアプリがある。あるというか偽アプリというかマルウエアというか、そんな類だ。SMSが主流である国々ではiMessageをApple製品以外で使いたいとする要求もあるようで、SMSに比較すると機能が豊富でありながらSMS的に使えるところが評価されている。しかしiMessageは認められてもiPhoneやMACシェアは低下しているのでWindowsやAndroidで使いたいとなる。と言ったってAppleの囲い込みサービスなのだからWindowsや、ましてやAndroidで使える訳がない。

◆ iMessageをApple製品以外で使いたい人は日本人には少ないそうだ。日本では携帯電話にしてもSMSではなくEメールが一般的だったのでSMS依存度は高くない。
iMessageもiPhone使いは使っていると思うが、他事業者に送れないのでは不便だ。SMS的なものを使いたいならLINEを使うというのが日本では主流だろう。
iPhone扱い事業者も増えたのでMMSやキャリアメールの使い勝手も様々なのだが、そもそもSBMのMMSやi.softbankメールの仕様がプア過ぎで使い物にならないレベルである事は罪だ。なのでiMessageやiCloudに流れる事になる。

◆ 何故SBMはメールの仕様を改善しないのだろうか。金がかかるからやりたくない気持ちは分からないでもないが、今時使い勝手が悪すぎる。Android使いがGmailを使うようにiPhone使いはiCloudメールを使えば分かりやすい。勿論iPhone使いだってGmailを使う事が出来る。
ドコモにしてもAppleにしても何とか独自サービスで囲い込みたいと思うのだろうが、世の中はそうではない。独自サービスが魅力的だったとしてもそれ以外の部分で不満があればユーザは離れていく。

◆ サービスそのものではなく囲い込み自体が嫌だという人も居る。囲い込みではないのだがMNPでの事業者移動がお得な昨今、キャリアメールのドメインに縛られるのが嫌だという人も多い。この辺りもGmailやLINEの普及につながった。未だにケータイメールアドレスを登録しろ等という怪しげ企業も数多いのだが、キャリアメールの使い道はその程度ではないのか。
同じようにiMessageにしてもiPhoneで無ければ使えない、自由に機種変更出来ないと言った不満から日本人には魅力的に映っていない可能性もある。


ネットバンク(3/10)
◆ ネットバンクが口座数を増やしている。一方で従来型の銀行は預金残高が伸び悩むという。ネット銀行は口座開設なども簡単な上に店舗に出向くことなく全てが完結する。当然ながらネットバンキングもそれなりに考えられている。
この傾向は個人のみではなく法人でも同じだ。一般的な銀行では法人口座は一つしか作れない。たとえばMUFJの東京支店と横浜支店に口座を作る事は、一般的には難しい。しかしネット銀行の場合はいくつもの口座を作れるところがあり、例えば業務に応じて振込先を変えるなどの管理も行いやすくなる。

◆ 個人利用で考えると振り込み手数料が安いメリットがある。同行宛が無料だったり他行宛も回数制限付きで無料の所もある。なので入金口座と支払い口座を分けて資金移動する場合でも手数料が廉価で済む。支払い口座を分けるのは、振込先によって異なる銀行から行うためだ。これもあってECサイトなどではジャパンネットバンクやセブン銀行、楽天銀行などに口座を作る場合が多い。

◆ 不便なのは引き落とし口座に指定出来ない銀行がある点で、これは引き落とし元にもよるのだがソニー銀行が駄目とか、色々ある。オークションや通販で品物を買う場合に気になるのが送料と振り込み手数料だ。クレジットカードを使えば手数料云々とは言われない場合も多いが、激安店ではクレジットカードの利用が出来ない事もある。販売サイト側にしてみれば銀行振り込みならば丸々入金して貰えるが、クレジットカード決済の場合は決済手数料を取られた上即座に現金が入ってくる訳ではない。そのため現金仕入れで特価販売を行っているようなサイトではクレジットカードを嫌がる。

◆ コンビニ決済も同様に手数料は売る側負担となってしまう。SBMが支払い票の発行に手数料を取るのも、これを利用者に負担させるためだ。コンビニ決済やコンビニ受け取りは確かに便利ではあるが、その利便性の対価は誰かが支払っているのである。
好景気であれば利便性に対価を支払うのに抵抗は少ないと思うが、景気回復が遅れている上に消費税の値上げでは自ら節約を心がけるしかない。

◆ 私はシティバンクも使っているのだが、これは解約しようと思っている。預金残高が減少すると口座維持手数料を取られるので使わない口座を保持していくのは無駄だ。
支店数が少ないので提携ATMを使うと手数料がかかる。以前はかなりこの口座を使っていたのだが今は殆ど放置状態なので解約予定なのだ。インターネットバンキングが使いにくいのも気になるところで、外貨取引が少ないのであれば保持する意味は薄い。
その外貨取引もネット系銀行の方が手数料が安い場合もある。こうなると一般の従来型銀行の個人向け存在価値とはいったい何なのかと思う。ローンを組むなどだと都市銀行などを使う場合が多いのかも知れないが、今の時代だとローンを組むのも大変そうだ。

◆ 消費者金融が銀行系になってマトモ路線に近くなったのだろうか。ハイリスクハイリターンで儲けを出していた消費者金融各社も、最近は利用者数の減少が起きているのだとか。審査を厳しくすればリスクは減るが貸出先も減る。そもそも銀行とは金が余っているところには金を貸したがるが金が不足しているところには金は貸さない。
リスクを最小にして利益を最大にする手法ではあるが、いつまでもそんな商売は続かないと思う。様々な分野ので競争など、小回りが利いて新しい考え方を持った所に客を取られ始め、その時に考えたのではもう遅い。


燃えるゼ(3/9)
◆ 燃えるその1はiPhoneである。今までにも数々のニュースを提供してくれている。中には本当に燃えたのか燃やしてしまったのか怪しげな動画なども含まれているが、いくつかは本当に燃えたのだろう。これら動画やスチルを検証しているblog等もあって面白い。
国産のケータイやスマートフォンが爆発でもしたら大変な報道になるのだろうが、今や有用スポンサー様とあってApple事件はなかなか報道されない。
同じ事はSBMにも言える。何かヤバ目な事が起きても報道は知らん顔している。

◆ 燃えるその2はGALAXYだ。と言ってもGALAXYが燃えさかったというのではなく、宣伝活動が熱いぜと言う事である。五輪では各国選手にGALAXY Noteを配った上でリンゴマークを隠せと指示をしたとか。まさに韓国勢らしいプロモーション活動である。
サムスンはこれまでにも潤沢な資金力というか国営を活かしてと言うか、乱暴な事を行ってきた。シェアを取る為ならば赤字も厭わないという姿勢は、まさに孫さんと考え方を共にする。

◆ そしていったんシェアが取れれば収穫期(孫さん語録)に突入してあらゆる方法での集金活動を開始する。これは強引とも思えるプロモーション活動に匹敵するもので、ダメと言われなければ何でもやる姿勢が世界の批判を買う。
サムスン社内ではAppleを衰退させる為には手段を選ぶなとの命が出ているそうだ。これは孫さんの落とす雷と同様だ。

◆ サムスンも一時期ほどの勢いが無くなり、それはこうした強引な営業活動などが嫌気されたのだとの見方もある。日本ではまったくブランドイメージのないサムスンも米国では強い。しかしサムスン叩きもまた強いのだ。これは日米自動車摩擦時に於ける日本叩きみたいなもので、トヨタなどが行っていたダンピング(とも言えるような)シェア獲得作戦に反発するものだ。
だからと言ってサムスン製品が三流品にでもならない限りは売れる。しかし売れ行きに陰りが見えたとあっては冷静ではいられない。

◆ 対するAppleの方もシェア下落に苦しんでいる。一定のシェアがあるのでリプレイス需要もそれなりだとは思うがWindowsに食われたMACの影が脳裏にあるのかも知れない。こちらも、シェアを落としたからと言って販売量がゼロになる事はない。MACが少数ながらも売れているのと同じで、必ずファンは付く。そして日本ではゼロ円政策によるシェアアップが期待出来る。新製品がいきなりゼロ円なのだから他のモデルが太刀打ち出来るはずがない。

◆ 機能や性能を求める人はAndroidを選ぶのかも知れないが、とにかくスマートフォンとして使えれば良くブランドイメージが良ければなお良いよという人たちは、金のかからない方を選択する。操作も余り面倒ではないのでスマートフォン初心者にも安心して渡せる。
この売り方が続く以上、日本に於けるiPhoneシェアは急低下はしないと思われる。半導体音楽プレーヤの世界でも一定期間頑張った訳だし、それなりにファンは生まれてくるものだ。

◆ 発熱やら発煙やら発火事故は勘弁して頂きたいが、その辺りの品質管理と事故対応が明確であれば(Appleの場合はここが問題ではあるけれど)この先も生き続ける事が出来ると思う。そしてiPhoneの主要販売国が日本になったならば、今よりも使いやすいキーボードとかな漢字変換機能が乗せられるだろう。あ、それとApple製品のヘルプの日本語もシッカリして頂きたいけどね。


ホームセンター(3/8)
◆ 新横浜近くにホームセンターニッコーがあった。過去形なのは昨年閉店したらしいからだ。大きなホームセンターではなかったが工具類や生活用品、パイプやセメントなども手に入る便利なところだった。閉店案内によれば37年間続いた店舗だそうだ。ホームセンター日興はドイトの傘下になっていて、そのドイトはドンキホーテの傘下だ。ホームセンターニッコーの跡地にはドンキホーテのビルが建つそうである。

◆ ホームセンターニッコーの話題としては、過去に放射性物質の混ざった腐葉土を売っていたという話があった。
一般人からの指摘によっていったんは販売を中止したそうだが、数ヶ月経って結局は知らん顔で売ってしまったとか。栃木の腐葉土が高線量で回収騒ぎになった話があったのだがその一部なのだろうか。この栃木産腐葉土の話は春頃にあって、ニッコーが再度売り始めたのは7月だったとか。倉庫に寝かせておけば線量が下がると思ったのかな。

◆ この事件が閉店の引き金になったという訳ではないだろうが、ドンキホーテ側としては収益性の悪い店舗の廃止を推し進めたかった訳だ。収益率の悪化は安価商品の氾濫にもよる。例えば棚一つ作るにしても材料を買ってきて工作するよりも中国製を買った方がずっと安い。国産メーカでもセミオーダを受けてくれるところもあり、価格的にも自分で材料を揃えるのと変わらない。
この辺りはPCの組み立てと似ている。確かに拘りの仕様の為には自分でパーツを組み合わせるのがベストだが、ある程度の性能と価格を考えればメーカ製となる。

◆ ホームセンターは品揃えが豊富である必要があり、在庫コストやその管理コストはバカに出来ない。なので大規模店が有利になる。通販店であれば欲しいものを欲しい店で買えるから良いのだが、足を運んだホームセンターに目的のモノが無いとガッカリだ。大型店であれば品数も在庫量も豊富である場合が多く、そこに行けば何でも揃ってしまうし余計なものまで買ってしまったりする。
私は島忠ホームセンターやコーナン、ケイヨーD2などに出かける事が多い。コーナンはPB商品にも力を入れていて安価な商品もあるが品質が疑問なものもある。

◆ 価格だけを考えると100円ショップでも工具は入手可能な訳で、しかし切ったら切端がギザギザになるニッパーだとかの、まるでジョーク商品のようなシロモノもある。
ニッパーは鋳造した後に研磨して刃を付けるのだが、それが実に荒いので刃になっていない。刃になっていないばかりか歯がかみ合わなかったりする。精密なものを切らなければ良いではないかと言ったところで、精密以外のものを切ったら刃が割れたとか… いや、一度買ってみるのも面白いと言うネタ商品である。

◆ かと思うと刃を研ぎ直せば使えると言っていた人も居る。
グラインダと砥石でカリカリと削ってしまう。そうそう、切れなくなった(鉄鋼用)のキリ(ドリルの刃)は富士山と同じ角度に磨くのだよと言っていたっけ。どうやら先端の角度が120°程度を狙うらしい。刃を付けられる人にとっては100円のニッパーは安いのかも知れないが、私などは削りすぎて刃がなくなっちゃうかも、なんて思ってしまう。

◆ 100円ショップのUSBケーブルの話は以前にも書いたが、秋月の130円だったかな、あのケーブルと抵抗値は大差がない。もちろんシールドなどは付いていないので外来ノイズに弱いかも。と言って秋月のものがシールドタイプなのかどうかは切ってみた事がないので分からない。
一般的に売られているUSBケーブルの多くはシールド、それも編線ではなく金属箔が巻かれたタイプになっている。電解と磁界を防ぐには巻いてしまった方が有効なのかも。


NHK(3/7)
◆ 昨日の話の続きのようになるが、時代にマッチしない事業や団体は存在する。電電公社の民営化や国鉄民営化などはその流れに沿ったものだが、多くの国民の賛成とは裏腹に多くの議員や官僚は反旗を翻した。彼らの目的は威力や権力や集金力の維持だ。国民の利便性が云々などとはまったく考えていない。税金をいくらジャブジャブ使おうが関係ないのだ。赤字が出たってつぶれる訳ではないのだから無駄金はいくらでも使える。こんな美味しい話を他人に渡してなるものかと考える。

◆ NHKもまさにそんな感じがする。放送聡明期には必要だった組織かも知れないし、大金をかけてアナログハイビジョンという失敗作を作って民間企業を苦しめた事もあった。しかし時代は変わり、今やNHKで無ければならないものは少なくなった。存在価値が高い頃は人々は受信料を払ったが、今はその価格と価値のバランスが崩れた。
その為に受信料を支払わなかったり、TV受像器自体を持たない世帯が増えた。

◆ これでは十分な無駄金が使えないとなり、受信料徴収を強化した。この原点はBBC方式にあるとも言われているのだが、アチラは税方式だ。と言ったらNHKも税方式にしたいみたいな発言もあった。つまりTV受像器を持っているか否かではなく全ての国民から受信料を徴収するというもの。
これが株式会社であれば株主は文句が言える。国の事業であれば選挙を通じての(微々たるものだが)主張が出来る。しかしNHKはどこからの意見も受ける事のない存在であり、言ってみれば好き勝手に出来る団体だ。

◆ 放送のネット配信も、受信料を原資としてネット事業を行って良いのかという問題は提起されたがNHKは強引に推し進めた。以前の雑記で、やがてNHKはIP接続者全員から受信料を徴収するようになるかも知れないと書いたが、税方式とはそういう事だ。だがこれはNHKが国営放送になる事を意味する。

◆ NHKを廃止しろとは言わないが、金を取るならばその価値を認めた人から取ればいい。つまりはペイパービュー(PPV)だ。定額受信料金を安価にするか廃止して、あとはコンテンツ課金でも良いではないか。ディジタル時代なのだから非契約世帯にはNHKの宣伝でも一日中流しておけばいい。まあ実際には番組をネットでヤミ再配信してしまう輩も表れるのだろうが、そういうことだ。
と言ったらNHKは、PPVでは金が取れないから広く課金しないとダメだと言った。売れるコンテンツを作る自信がないのか、視聴率の差によって番組製作チームが評価されるのがいやなのか。

◆ 番組にしても報道にしても競争の中で鍛え上げられる部分はある。正確なニュースはNHKと言われたのももはや過去の話で、様々なネットワークを駆使した民放の方が情報が早い場合だってある。気象庁と同じように競争のない中では進化の速度が遅くなる。視聴率を稼がなければ食っていけない民放と、ノイズのような番組でも流しておけばカネの入ってくるNHKの違いがそこだ。それでも良い番組を作ろうとする人が多ければいい番組は出来るが、一方で不祥事が目立つように良い番組などどうでも良いやと考える職員だっている。

◆ NHKの集金強化策は一方的な契約にまでなって来た。つまりこの家にはTVがあるはずだから課金するというもの。TVがあるか無いかなど分からないのだが見込みで契約をする。
裁判になって負けたら諦めるし勝てば集金出来る。負けたところで裁判費用は受信料なのだから自分の懐は痛まない。
いったん契約をした後の契約解除も難しくなってきている。
TV受像器を廃止した証明がないと却下される場合があるからだ。


気象予報(3/6)
◆ 季節の変わり目の天気予報は当たらない。安定した季節ならば毎日一定の予報を出していてもあたる確率は高くなる。天候の急変が起きないのだから前日の天気や各地の天気を見て翌日の天気を予想出来る。しかし季節の変わり目には北側の大気と南側の大気が日本列島上でせめぎ合うので天候が微妙に変わる。
台風進路などにしてもある程度の予報円は描けても、その通りに台風が進んでくるとは限らない。

◆ 何故天気予報が当たらないのかという問題に対して日本の気候は変化が激しいので予報が難しいと言われる。しかし某気象予報士は気象庁の体質にも問題があるという。
ようするに予報官様の予報は絶対なのだみたいな、一度予測した気象を変えるのは公務員の恥みたいな、下手なプライドが予報のずれを起こさせているというのだ。
これは良く解る感じがする。たぶん気象庁のお偉い組の人が色々決めるのだろうから、そのお偉い方が決めた事を訂正するには多くの時間と手続きが必要だったりするかも知れない。

◆ まずは理由付けから始まって、そういえばあそこのセンサ値が狂っていたとかあの下っ端気象丁員がスパコンのコンソールに手を触れちゃったとか、これが文書化されていくつもの部署を回り、20個くらいのハンコが押される頃には日付が変わっている。いや、日付が変わる頃まで仕事はしないか、公務員だし。
何事にも間違いは起きるし、それはケータイやスマートフォンのファームでも同じ事だ。問題はいかにそれをスムーズに解決していくかである。

◆ 前出とは別の気象予報士氏が天気を予想する際に「気象庁の予報だけではなく海外でも同じような予報が出ていましたのでたぶん晴れでしょう」みたいな発言をしていた。気象予報士は様々な国や機関の予報を見る中で、どうも気象庁の予報は怪しいぞと思ったのかも。民間気象会社と気象庁が台風進路でもめた事もあった。どちらが正確に予測したかではなく気象庁の言う事に逆らうのは気に食わないという訳だ。こうして威張り散らしていないと気象庁の威厳は保てない。

◆ ネットワーク時代になって民間の力は強くなる可能性が大きくなった。携帯電話基地局に気象計を付けて1kmメッシュでのデータが取れるとなれば気象庁ご自慢のアメダスよりも高密度になる。民間人からの情報を得ながらの、或いは個人宅に敢為な気性系を設置させて貰うなどのビジネスもある。従来であればセンサはあっても通信路がない、通信路があってもコストが嵩むなどで実用的ではなかった。それこそ公的組織が行わなければならない壁がそこには存在したのだ。

◆ だが時代は変わった。有線でも無線でも安価に常時接続が可能になり、あらゆる情報が低コストで得られる。
渋滞情報にしても然りでありVICSセンサによる固定点から車両の移動を検出する方式から、車両そのものにセンサを付けて移動検出をする方式が簡単にできる。Googleの渋滞情報などはAndroidスマートフォンから送出される位置情報が可視化されている。従来であればコストの関係からとても実用的とは思えなかった事が、今は簡単に出来てしまう。なのでVICSセンサに従来は大きな意味があったとは思うのだが今は設置コストに見合わないシロモノになってしまった可能性もある。

◆ VICSの実現には多くの調査期間や実験期間があり、相当な金額が使われた。更に一般道と高速道路で異なるセンサや通信方式を使うという、利権争いと縦割り行政の被害に民間人はさらされる事になった。それで高確度な予測や情報が得られるのならまだしも、今ひとつ精度に欠けるところもある。


自動車保険(3/5)
◆ 自動車保険の見直しをして、相当長い期間契約してきたあいおいから別の保険会社に移った。あいおいはネット販売系よりも高額ではあったが、対応が良かったので続けていたのである。しかし合併等が繰り返される中でその対応は安価系と同じような品質となり、だったら安価系で良いではないかと思ったのだ。
ずっと付き合いのあった代理店にしても会社側の対応の変化に戸惑っていた。こんな風だと契約者が居なくなってしまうとも言っていた。

◆ 保険業界は厳しいからどこもコストダウンで必至なのだろうなと思っていたのだが、損保ジャパンの対応の良さには驚いた。この辺りは過去にblogにも書いているのだが、さすがに掛け金が高いだけの事はある。掛け金は高いが他人にも安心して勧めることが出来る。
その損保ジャパンが言っていたが、共済系はいわゆる民間の保険会社とは違うとの事だった。他社のことは余り口にしないのだが、こういう事があったけれどそちらはどうですかみたいな聞き方をすると曖昧ながらも答えてくれるケースがある。

◆ 保険屋は相手の保険屋との交渉が主になるはずなので沢山の情報を持っている。共済系以外で目立って評判が悪かったのがソニー系だった。
安価系保険会社では事故率の高い人や年齢の加入を制限したり車両保険の扱いがないところもある。私はこれまで車両保険に入っていたのだが、それを使った事が殆ど無い。保険だから使わないにこした事はないのだが、昨年自損で車両保険を使おうとしたら使えなかった。縁石にホイールを擦ったのでそれを直そうと思ったのだがホイールに元から傷があったからダメだとなった。

◆ この件を別の保険会社に言ってみたところ、警察を入れるなどして事故が特定出来れば支払われるのが普通ではないかと言われた。当該事故の場合は(もしかして道路も損傷したかなと思ったので)高速道路会社と警察にも連絡はしているし写真も撮っている。幸いにして道路には損傷がない軽微なものだったので対物を使うような事態にはならなかったが、あいおいは保険料の支払いを渋った。これがあいおいから離れる直接の原因になった訳だ。

◆ これには代理店も驚いた風で会社側と交渉はして貰ったがどうにもならなかった。こうなると車両保険にどれだけの意味があるのかと感じてしまう。あいおいの理屈で行けば例え全損になったとしても、全損になる前にどこかをぶつけていたと判断されれば保険は出ないとなる。
車両保険代はかなり高額なのに保険として十分機能しないのならば入る意味がない。だからといって車両保険に入らないのも不安ではあるのだが、何か無駄な感じがしてならない。

◆ 安価系保険では修理費用の嵩む車両の車両保険加入の出来ない所もある。単に入れませんと言われるだけの所もあれば入れない理由を詳しく説明してくれる会社もある。
結局の所私は車両保険には入らなかったので、大きく破損する事があったら車ごと捨てると思う。以前から書いているように車の必要性が減っているのがその理由で、欲しくなったら面白そうな車を又買おうとは思うがそんな日が来るのかどうかは何とも言えない。

◆ 損保ジャパン系と宣伝しているセゾンは安価系だ。だからと言って損保ジャパン並みの対応を求めるには無理がある。対応が遅い或いは雑だという意見も散見されるので、やはり価格相応という所だろう。だが安くて悪いのならまだ諦めも付く。自分で安価系を選んだのだから。


iPhone4s(3)(3/4)
◆ iPhoneはPC必須と言われていたが最近はそうでもない。
OSのバージョンアップもiPhone単体で行う事が出来る。
なので面倒なiTunesは必ずしも必要とはならない。iTunesは容量も大きな巨大ソフトで、コイツを入れる事によってファイルの関連づけなども変化してしまう。統合環境でかんたんに使えるという意味でiTunesは良いソフトなのかも知れないのだが、個人的には使いやすいとは思わない。ただiPhoneの小さな画面でアプリのダウンロードをしたりする操作が面倒で使っていた。

◆ iPhone使いがiPadを持つのはSBMの宣伝効果によるものだけではないと思う。小型なので持ち運びには良いiPhoneだが常用するとなると画面が小さくて使いづらいのだ。なので自宅などではより画面の大きなタブレットをと言う事になるのも分かる。もちろんAndroidでも画面が小さいのは仕方がない事だが、5インチもあればそこそこ良いのかなと言う感じ。
iPadを持ち歩く人はそう多くはないと思うが、iPadを持って歩いているのならばブラウザにしてもメーラにしてもそれを使った方がよほど良い。iPhoneはそれが無い時の非常用と電話としての端末になる。

◆ iOS7で重くなったかだが、私は期待感が薄かった為かさほど不便は感じていない。SO-04EやN-07Dに比較するとiPhone4sは全てが遅いので慣れてしまった事もある。
ゲームなどをし続けるような使い方だと不満が出るのかも知れないが、通常のアプリでは起動が遅いくらいなのですぐ慣れる。文字入力もAndroid程スムーズには行かないので遅さも気にならないという訳だ。blogの方にも書いたがTeamviewerを使った時の遅さは特筆ものだ。
2D描画速度が遅いので仕方がないのかも知れないが、とにかく遅い。ただしiPhoneだけしか使った事のない人ならば比較が出来ないので仕方がないと思うだろう。

◆ バッテリ残量表示がおかしいとかの問題はある。メイン機として使う分にはおおいに気になるかと思うが、普段持ち歩かないのでさほど気にはしていない。それより気になるのはシステム系のアプリなどの価格だ。無料版が少ない上に有料版が高額なのである。iPhone使いがAndroidに移行すると、何と多くのアプリが無料で使えるのかと驚くと思う。私の場合はこの逆、なんでこんなアプリが有料なのかと驚いた。この点ではクリエイターはiPhoneアプリを作った方が稼げるかも知れない。Androidの場合に無料と有料のアプリを公開すると、無料版に対して有料版の購入割合は数パーセントしか無くなるそうだ。無料版は試用というか、とりあえずダウンロードしてみる的なダウンロード数も含まれるから単純にその比率で使われているとは言えないが、実割合でも有料化すると無料版の1割程度に使用者が減ると思う。

◆ バッテリの保ちはまだ良く解っては居ない。減らない時には減らない(それでもAndroidよりは減る)が、使っていなくても減る時は減る。移動体通信ネットワークは使っていないし、なので当然MMSも受信していないので通知問題が発生している訳ではない。使えば減るのは当然だが、その内訳としてはLCDのバックライトが大きいように感じる。
CPUクロック周波数が低いからなのか、アイドル状態で放置しても(例えば)ベンチマークテストを走らせっぱなしにしてもさほど大きな違いはないと感じた。iPhoneは筐体サイズの割にバッテリが大きいのでちょっとお得な感じもする。まあその代わりRF IDも無いし外部メモリも使えないなどの制限もあるんだけど。


iPhone4s(2)(3/3)
◆ ホーム画面のそれはiPhoneそのもの、と言ってもiOS7で少し変わったがその程度だ。何となくアイコンがぎっしり詰まった感があって大きさも揃っているので綺麗な感じだ。それは綺麗とか可愛いとかというスタイルであってクールではない。しかしその可愛さやカラフルさは女性受けする事だろう。何となく子供用ゲーム機を思わせるような感じで、やっぱりオッサンが持つには不似合いだ。

◆ ホーム画面に全てがあるので設定もそのアイコンをタップする。Androidでも設定アイコンを設けたものもあるのだが、それはショートカットに過ぎない。Google設定もアプリで実行出来るがショートカットだ。なので本体が別の所にあって、別の所からも設定に行ける。これが良く解っていないと同じ設定が二カ所にあってどちらをいじれば良いのかとなる。これがAndroidの継ぎ接ぎチックなところであり、無駄に設定を難しく見せている。
ショートカットから設定に行き、戻るボタンのタップでどこに戻るのかという問題もある。ショートカットから行ったのだからショートカットに戻ればいいのだが、その設定の上位に戻ったりするとこれも訳が分からなくなる。

◆ iPhoneにはこうしたチグハグな所が少なく分かりやすい。
のだがiOS7になって設定項目が増えたり複雑化しているのも事実だ。機能が増えたのだから仕方がないのだが、AppleはiOSにしてもiTunesにしても日本語の説明が分かりにくいというか文法がおかしいというか、そういう点で分かりにくい。Appleのヘルプを見るより書籍でも買った方が早いと言われるのはこれらの部分で、何も見ずに分かるところは分かるが、分からないところを調べようとAppleのヘルプを見ても分からない、みたいな。

◆ iPhoneを使い始めてApple IDを作ったのだがこれも面倒だった。以前に作ったものがあったはずなのだが使っていなかったので忘れてしまった。もしかしたらプリペイドカード残高があったかも知れないのに。AppleIDを作る時にはクレジットカード情報かプリペイドカードを買うかしなければならない。Googleの方は後から登録が許されているがAppleは許さない。例え有料ものを買わないとしてもそれら情報無しでは登録が出来ない(後で消せる)。パスワードや秘密の質問の規定も面倒だ。秘密の質問など、その秘密の質問の答えなど書いておかなければ忘れてしまう。
というか、忘れたので古いIDは使えなかったのだ。

◆ iPhoneやiPadやiPodにRF IDでも付いていれば認証の自動化が出来るのだろうが、悲しいかなその機能は付いていない。こうしたApple囲い込みはGoogleよりも強引な気がして好きにはなれない。もちろんGoogleが良いなどと言うつもりはなく、自分を神だと思って疑わないような態度のGoogleも十分に嫌いなのである。
AppleIDを作ったりiCloudのIDを作ったりという儀式を経るとiPhoneが使えるようになる。ま、この時点でかなり面倒で疲れるなという思いが立ちこめる。

◆ あの狭苦しい画面で操作するのは面倒なのでアプリのダウンロードやインストールはPCから行う。これはAndroidも同じなのだがiTunesは統合ソフトでの管理なので使いやすいが分かりにくい。ここでもエラー内容などのおかしな日本語に悩む場面が出てくるが、さすがにお悩みの方が多いと見えて検索すれば何かが出てくる。
アプリを入れると言ってもiPhoneで無ければ実行出来ないものは多くはないし、面白そうなアプリも見つけていないのでこれもネタにならない。ちょっと変わったというかAndroidには無いアプリかなと思うと有料だったりして、勿論それが必須なアプリであれば躊躇うことなく買うのだがおもしろ系となると何とも。


iPhone4s(3/2)
◆ blogにも書いているがiPhone4sをいじってしばらく時が経つ。JBこそしていないが内部を見たりもした。Androidの場合はいじり場所が多いことやトラブルやその対策などで何だかんだとネタが出てくるのだが、iPhoneの場合はそれとは正反対の位置にいる。最初にiPhoneを購入したのはiPhone3Gで、購入したというかキャッシュバックに釣られて契約したというかだった。そのiPhoneはさっそくJBしてしまった。しかしその程度で、やがて飽きた。

◆ やはり文字入力が辛かったのとSBMネットワークでは満足に使えなかった事がある。文字入力に関してはiPhone4sでも大きくは変わっていない。画面サイズが小さいので無骨な指では操作はしにくいし、QWERTYキーは大文字にしても小文字にしても表示は常に大文字なので分かりにくい。記号や数字の入力も面倒で、Android+ATOKに慣れてしまうと苦痛なのだ。iPhoneに慣れている人はこれで良いのかも知れないが私にしてみると不便で仕方がない。
フリック入力の時に候補がキーの上に出るのも私にとっては気に入らない部分だ。ブラインドでフリック入力の出来る人ならば問題ないが、キーパッドの所に何かが表示されても指の影で見えないではないか。

◆ そうそう、戻るボタンが無いのも使いにくいなと思った。
たいていはアプリの中に戻るボタンが表示されるし、iOSスタンダードでは左上に戻るリンクが表示される。今はこれに慣れてきたから良いが、最初は戸惑った。
同じ事はAndroid4でも言えて、設定キーがAndroidスタンダードキーかアプリ内に表示されるリンクかの違いがある。

◆ N-07Dでは専用のソフトキーがあるので設定は三のマークキーを押す。SO-04Eは戻るボタンとホームボタンとタスクボタンになっているので、設定はアプリ内のリンクをタップする。慣れればどちらでも良いのだが統一性がないのは嫌だ。なのでiPhoneとしては統一されている事で慣れればそれが普通になる。
iPhone4sを使っていて感じるもう一つは重い事だ。小型なのに質量があるので手が疲れる。これはN-07Dと比較すると顕著に分かる。画面が小さくて見にくいのは小さいのだから仕方がない。

◆ 同時代に発売されたAndroidと比較すると動作速度は遅い。
ゲームなどでも明らかな差がある。画面制御というか描画処理はそこそこ立派に出来ているので普段使いではスムーズだが描画レートを求めるアプリではカクカクになる。メモリ管理もAndroidよりも良いかなとは思っていたがiOS7になってAndroid風になった。
以前のiOSではメモリが不足してタスクが追い出される(ホームボタンを押して終了させた続きから実行出来なくなる)事は少なかったのだが、iOS7では容易に起こる。AndroidでもRAMが1GBのN-07Dではこれが頻繁に起きるので、メーラなどではホームボタン押下で作成中のメールは自動保存されたりする。

◆ 初期の頃のspモードアプリはこれが出来ておらず、他のアプリを起動した後にspモードアプリに戻るとそれまでに書いたメールは綺麗サッパリ無くなっていた。RAMが2GBのSO-04Eではタスクが追い出されてしまう事はないが、このN-07Dと同じような事がiOSでも起こるようになったのだ。ツールを使ってiPhone4sのフリーメモリ量を見ると数メガバイトから十数メガバイト辺りをウロウロしている。iPhone4sは512MバイトのRAM実装容量だったと思うので、メモリの使用感自体はAndroid2.3と似た感じになっている。

◆ と言う事はiOS8とか9とかになるとAndroid4位までメモリ要求量が高まるのだろうか。iOS7ではiPhone4を切り捨てる訳にはいかずに512Mバイト実装機でも動作するようにしたのかも知れないが、Androidの機能を追うiOSとしてはもっとRAMが欲しかったに違いない。
iPhoneはインストールした全てのアプリのアイコンがホーム画面に並ぶ。まあフォルダを作って突っ込んでおけば良い訳だが、常用しないものなどはやっぱり邪魔に感じる。


温暖化(3/1)
◆ 寒いのも地球温暖化の流れなのかも知れないが、温暖化温暖化と騒いでいたマスコミが少しおとなしい。昨年に続いて今年もそこそこ雪が降った。南岸低気圧で関東に方は雪になるが、雪になる為には上空に冷たい空気が流れ込んでいなければならない。低気圧が接近すると南の湿った暖かい空気が流れ込んでくる。それが上空の寒気に冷やされて雪になるのだが、寒気が弱ければ雨になる。従って低気圧が遠い時には雪が降るが、接近と共に雨に変わって雪が溶けやすくなるパターンが多い。

◆ 2月初旬の雪は日中から夜にかけて降り続き、横浜では低気圧の接近で少し雨っぽくはなったが積もった。横浜は沿岸部なので東京よりも降雨量は多いと思うのだが、初旬の雪は東京よりは少なかったと思う。
雪の翌日は晴天となって路面に残った雪もそこそこ溶けたのだが、その後は寒い日が続いたので溶ける速度が鈍った。積もった雪がなかなか溶けない間はまた降る可能性が高いと昔の人が言うように、翌週にもまた積雪となり交通機関が乱れたが週末だったのがせめてもの救いだった。

◆ 雪のあとの道路は汚い。車に付着した砂などが雪と一緒に路面に落ちたり、雨であれば排水口へと流れるのだが雪だとそこに溜まってしまう。チェーンを付けた車は路面を削るので、そうした砂のようなものも路肩に堆積する。コイツがスクータでは邪魔な存在で、滑りやすくなるしホコリっぽい。大雨でも降ってくれれば良いのだが、そもそも関東地方の冬場は雨が少ないのだ。道路を掃除する車にしても台数と掃除出来る距離には限りがあり、雪が積もっていると掃除も出来ないので放置となってしまう。

◆ 道路が削られるのだからその補修も必要になる。幹線道路では簡易に直す訳にはいかないのでそこそこ大がかりな工事になり、渋滞を引き起こす。
雪が積もれば交通は麻痺状態になるが、2月8日の雪は週末だったのと朝から降っていた為に車自体が少なかった。それでも各地で渋滞は起きたし公共機関の遅れも目立った。
北国の方からすれば大雪とはとても言えない降雪量ではあるが、滅多に雪の降らない東京近郊では備えがないのだ。

◆ 交通事故は雪の日よりも、翌日や翌々日に多かったようだ。もう溶けただろうと車を出したら思わぬ所に雪が溜まっていたとか、そこでスリップしたり横転したりする。関東?では雪を溶かす為に敷地内の雪を道路に放り出す事が行われる。しかし気温が低いと溶けずにアイスバーンになるので危ない。路面が見えている程度だと太陽光が吸収されて温度が上がるが、雪は白っぽいので陽光を反射して温度が上がらない。オマケに踏み固められて氷となるとかなり溶けにくくなる。

◆ 関東地方の気温は2月頃が最低となり、季節の変わり目が近づいて雨や雪が降る。そして3月になると気温は急上昇して一気に春が近づいてくる。それでも山の方にはまだ雪が残り、山越えの道路は冬期通行止めが続く。
この通行止めが解除されてから梅雨の季節の手前までが気持ちよく走れる時期で、梅雨で大雨となったり台風シーズンになると土砂崩れの通行止めが待っている。
一度通行止めになると、崖崩れ規模にもよるが相当期間通れない道路もあるので走れる時が貴重なのだ。
好き好んで林道みたいな所を走らなくてもと言われそうだが、余り人や車の来ない道はのんびりマイペースで走れて気持ちが良いのである。
そしてそんな季節がもうすぐやってくる。景色の美しさは秋から冬にかけてだが、寒い時期に閉じこもっていた人々が一斉に行動を始めるのは春だ。
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