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過去の雑記置き場


荷物を送る(9/1)
アラート(9/2)
オリンピック(9/3)
MVNO(9/4)
シグナスX(9/5)
スカイウエイブ(9/6)
半田ごて(9/7)
チップ部品(9/8)
続半田ごて(9/9)
CA(9/10)
解約(9/11)
PB商品(9/12)
料金(9/13)
楽天モバイル(9/14)
楽天モバイル(2)(9/15)
DCMX(9/16)
故障(9/17)
配信者(9/18)
ラーメン(9/19)
アンテナ(9/20)
セブンイレブン(9/21)
CPU(9/22)
FAX(9/23)
Tポイント(9/24)
auが多い(9/25)
アンケート(9/26)
ICカード(9/27)
CA(9/28)
ソフトバンク(9/29)
CA(2)(9/30)


CA(2)(9/30)
◆ ドコモは3波CAで300Mbpsのサービスを開始する。ただ2波のCAにしてもエリア展開が遅いので実感とならない。ドコモスピードテストのアプリを使うと現在のエリアと今後の予定が示されるのだが、横浜駅周辺がCA化されるのが年末頃、新横浜周辺は来年になってからだ。

◆ ドコモも言っているがCA化によって周波数利用効率を最大化する。ようするにバンド切り替え無しで空いている周波数をぎっしり使っていくと言う事だ。バンド切り替えが起きると瞬断が発生する。通信時であればそれはさほど気になるものではないが通信中に通信断が起きるわけだから実効速度は低下する。

◆ 3波とは言わずに全バンドを受信していれば良いではないかと、これは究極的ではあるが消費電力などの点でベストではないのかも知れない。今後整備される700MHz帯や3.6GHz帯も含めたCAは当然行われる。ドコモでCAが普通に使えるようになるのは1〜2年後だと思われ、その頃には3波CAのエリアも拡大しているはずだ。

◆ CAエリアの拡大や新割り当て周波数帯の整備には多額の費用がかかる。移動体通信は常に設備投資の発生する事業であり、そしてその設備はどんどん老朽化していく。設備数が多くなればリプレイスしなければならない機器や故障する機材の数も当然増えていく。ドコモに関してはMVNO事業者の好調もあって利用者数は増えているが、一方で料金低廉化の話もある。

◆ cdmaOne開始当時のau、WiMAX開始当初のUQは加入者増の伸び悩みで厳しい面もあったのだが、それでも設備投資を続けていた。以前にも書いたが山間部などでもUQの基地局が整備されていて意外に思ったものだ。もっとも、そこまでしても2.5GHz帯と言う事もあり十分なエリアが構築できないので大変ではある。

◆ ソフトバンクはすっかり取り残されてしまった。
VoLTEもCAもやってはいるがそれを前面に押し出して魅力をアピールする程には至っていない。
900MHz帯もLTEの10MHz幅が増えてきてはいるが、一方で他の無線局に妨害を与える為に停波したエリアもある。ソフトバンクで現実的にCAが使えるようになる為には各周波数帯でエリアオーバラップさせていかなければならない。

◆ ソフトバンク的にはまずは圏外(LTE圏外)を無くす事に注力している為、CAに向けたエリア構築はその先になる。勿論現状の構成でCA可能なエリアもあるが、例えば1.7GHz帯が入っていれば2GHz帯は後回しにして、みたいな計画の所は再整備が必要になるし設備費用もかかってくる。

◆ 地方部などでは国道沿いでもLTEサービスが行われていない所は多々あり、確かに地方切り捨て方針ではあるのだが昨今はそんな事も言っていられない。市場調査でも満足度は最低でありサービスやエリアの強化が強く求められている。
ドコモやauが立ち止まって待ってくれているのであればソフトバンクもいつかは追いつく事が出来る。しかしドコモもauもソフトバンク以上の勢いで先に行ってしまうので差が開く。

◆ 同じ事はスプリントにも言える。東側は場所によってはTモバイルより使えるが西側は全くと言って良いほど駄目だ。孫さんは2年で(他社の)8割まで追いつきたいと言っているが、その頃他社は現在よりエリア整備が進んでいる。2年で他社の1.5倍を目指すというのならば追いつけるのだが目標が100%以下であれば追いつく事は出来ない。


ソフトバンク(9/29)
◆ 「着実に稼ぐ時期に入った。純有利子負債は2014年度にゼロになり、借金会社のイメージは変わるだろう」こう宣言したのは2009年の事だったかな。しかし実際には借金は増え続ける事になり、今や約12兆円となった。
景気の良かった頃はキャッシュフローキャッシュフローと自慢げに語っていたそれも今やマイナスに転じている。

◆ ちなみにソフトバンクの借金額は売上高を大きく上回っている。借金が増えれば金利負担も大きくなり、それは個人向け社債などを原資とする。しかしそれだけではカネは足りない。Vodafone時代同様にスプリント顧客の信用を担保に金を借りる作戦も進行中だ。
アナリストによれば現金支出を減少させる事が出来なければ危機が訪れるという。

◆ 支出を抑えるには設備投資を抑制する必要があり、モバイル事業に関しては「ピークは過ぎた」として縮小している。しかし900MHz帯のLTE化は整備途上であり1.5GHz帯に関しては全く手つかずだ。エリア整備の遅れは利用者不満を増大させ、加入者減につながる。
実際地方部などでは国道沿いでもLTE化されていないエリアがある。

◆ ソフトバンク光に関しても厳しい状態になっていて速度が出ないなどのクレームが相次いでいる。フレッツ側との回線を太くすればコストが上がるわけで、これはMVNO事業者の場合と同一だ。MVNO事業者の場合は競争が激しい事もあって改善も行われているようだが、ソフトバンク光はどうなのだろうか。速度低下はサービス開始時から言われている事であり、それが今も続いている。

◆ 借金には金利負担があるので、それ以上を稼ぎ出さなければならない。しかしスプリントは明らかに金食い虫状態であり経営を圧迫する。
それら影響は国内事業にも影響を及ぼし、カネで加入者を買う作戦が中止に追い込まれた結果純減に陥った。頼みの綱の中国株も、中国経済の成長率鈍化と共に先行きが見えなくなってくる。株価は2013年から上がりはじめ2014年にピークを迎えたあとはだらだらと下がっている。
自社株買いなどで一時的に持ち直す場面もあったが、それも長くは続かなかった。

◆ スプリントは今は売りたくないと言っていたが売りたいと思った事もあったとか。ただし買い手は居なかったとも語った。今は売りたくないと強がっては見せたが、実は売りたいのではないのか。エリア整備で他社に追いつくのは大変である。他社が足踏みして待っていてくれるのなら不可能ではないが、他社だって必死に整備を進めているのである。

◆ 国内も同様で、ソフトバンク的には相当頑張った時期があったのかも知れないがドコモやauは更にその先を行っている。スプリントに目を付けたのは国内事業に先が見えてきたからだと思う。設備投資と在庫の大嫌いな孫さんとしては、いくら投資しても終わりのない国内モバイル事業だけではスケールメリットも出せないと思ったのだろう。

◆ スプリント買収当時には共同調達だシナジーだと叫んでいたのだが、これは早々に失敗している。スプリントのエリア改善は出来たと何度も言ったものの実際には口先だけだった事も後に暴露した。


CA(9/28)
◆ 神奈川県内の一部でもやっとドコモのCAが開始された。CAエリアか否かは通常のスマートフォンの画面を見ても分からないので通常使う分には意識する事はない。というか実効速度で10Mbps程度出ていれば通信速度自体を意識する事は無さそうだ。

◆ 神奈川県内で最初にCAエリアとなったのは菊名駅周辺で、そこに行ってみた話はblogにも書いた。なぜ菊名なんだろう?NTT関係の建物でもあったかな。菊名はJRと東急東横線が乗り入れているがさほど大きな駅ではない。
菊名の隣は新横浜なのだが、ここは新幹線はあるものの乗降客数滴には菊名より少なかったりして。

◆ CA動作は接続しているチャネルで移動機に対してCAしても良いよと指示が出される。例えば2.1GHz帯で接続している時に1.5GHz帯で接続してCAが出来るよと信号が出される。移動機は1.5GHz帯をチェックして使えるならばCAするよと応答してCAを開始する。最初に接続したバンドが1.5GHz帯では、1.5GHz帯でCA出来るよと通知される。

◆ CA動作中に片側のチャネルの電界強度が弱くなったり空きチャネルが無くなると通信できる側のバンドだけを使うようになるが、再度CAが可能となればCAを行う。
この辺りの制御はドコモとソフトバンクでは異なっているようで、ソフトバンクの場合はプライマリチャネルとセカンダリチャネルの区別が明確なようだ。

◆ 900MHz帯で接続していれば2.1GHz帯とのCAが行われるのだが2.1GHz帯で接続していると900MHz帯とはCAが行われないようなのだ。全てのエリア全ての基地局で同一の制御なのかどうかは分からないし、信号の中身を解析して訳ではないので断定的な事は言えない。

◆ もう一つは、例えば900MHz帯で接続していて2.1GHz帯とのCAを行っている時に、900MHz側が切れてしまうと2.1GHz帯も切れてしまい通信断になるというもの。これも制御関係が900MHz主体で行われているとすると考えられない事ではない。

◆ CAを行うにはその制御関係が結構面倒だ。新たに基地局を建てたりという話ではないのでその点手間はかからないが、SoNなどの自立干渉制御などとも(制御上の)干渉が起きるなどもあるし、制御や判断に時間がかかると移動機の電界状況は変化してしまう。auのCAに比較するとドコモが今ひとつだと言われるのは、ドコモは理屈通りに制御はするがそれが最適だと思うのはドコモだけみたいな所があるからだ。

◆ 通常通信においてもそれは同じでドコモはトラフィックの分散と平均化を行う事を重視するような制御を行う。なのでPDCや3Gでは物理チャネルの切り替えも頻繁に発生する。auは逆に通信状態の維持を考えているようで、トラフィックが集中して一時的に速度が落ちてもそのまま頑張る、みたいな感じだ。

◆ ソフトバンクはまだ実験中というか試行錯誤中なのかも知れない。これはVoLTEでも同じなのだが最適な制御を行う為の経験値が不足している感じがする。もう一つはエリア構成が排他的であり2.1GHzが入っている所は他のバンドは穴があっても余り気にしない(特に地方部で)部分がある。auはcdmaOne開始当時からエリア内電波状況の実測とそのデータによるフィードバックを重視していた。ソフトバンクはエリアマップもシミュレーションデータをそのまま使っている、その違いは明確だ。


ICカード(9/27)
◆ 今や運転免許証にもICチップが載っている。
偽造防止などには役立つのだが、そえは偽造を不可能にするわけではなく偽造難易度を上げる事になる。
こちらの記事のコメント欄で様々なカード類をまとめる事の是非が議論されていた。

◆ ICカード反対派は、例えば携帯電話やスマートフォンを紛失したら全ての情報が失われたり盗難に遭うというもの。これはおサイフケータイの時から言われていた事なのだが、ではカード入れやサイフを落とすのとどこが違うのかとなる。

◆ カード入れにはクレジットカードや免許証や保険証が入っているだろうから、それを落とせばそれらの情報は他人の目に触れる。
しかも人間が見て分かる形式だ。ICカードの場合はカードリーダやその他機能を使わなければ中身を見る事は出来ない。スマートフォンにロックがかかっていれば、それを解除する所からはじめる必要がある。

◆ 免許にしてもICカード化されていれば警官の目に触れただけでは情報は分からない。警官が読み取り端末を使って情報を可視化する。あるいは情報をセンタに照会して必要な事項だけを警官に伝える事も可能だ。

◆ iDは情報を見る為のアプリ起動がspモード接続時でなければならないので、スマートフォンの紛失をドコモに届けるとiDへのアクセスは事実上出来なくなる。
これらはどちらが良いかと言うよりも、どちらでも選べるようにする事が良いのではないだろうか。

◆ MUFJのトークンアプリはオンラインアクセスアプリと統合されて使いやすくなった。
これにしたって反対派に言わせれば、口座番号とパスワードを同じ入れ物に入れて持ち歩いているようなものだから危険ではないかとなる。じゃあ別体でトークンを持ち歩くのかと言われると、明らかに邪魔だ。

◆ 私は携帯電話を無くした事がない(財布は一度無くした事がある)のだが、紛失時の事を考えると情報のロックや無効化が一発で出来た方が良い。リモート消去が出来ればいいがそれが出来ない場合は、各所に連絡して無効化して貰わなければならない。

◆ なので、全てが事業者なりどこかなりのクラウドにあるような状態にして、通信を遮断すれば一切使えない、通信を復活させると全てが消去されるみたいな仕組みが良いのではないかと思う。それは事業者でなくてもGoogleでもAppleでも良いわけで、こうした重要な情報にアクセスする時にはその鍵のあるサーバにお伺いを立てるという方式だ。

◆ これだと圏外では使えなくなるのが欠点ではあるが、情報を使おうとしている場所が圏外である事が事前に分かるのであれば予めアクセスしておく事も可能だ。アクセスしてから30分間は情報が使えるという感じで。もちろん、それでも嫌だという人は紙なりプラスチックなりのカードを持って歩けばいい事だ。

◆ ウイルスなどでスマートフォンの情報がもって行かれる危険性を指摘する声もあるが、情報が暗号化されていれば解読には時間がかかる。アプリを起動するにはサーバに鍵を貰わなければならないとするならば、紙に書かれた情報よりも秘匿性は上がると思うのだがどうだろうか。


アンケート(9/26)
◆ ドコモポイントの貰えるプレミアアンケートなるものがある。貰えるポイント数は少ないが、たまに製品テスト的な調査もあって品物が貰えたりする。アンケート調査と同時にその製品が割り引き購入できたりするのは宣伝以外の何ものでもないので私は無視している。

◆ ドコモのアンケートはマクロミルアンケートほど設問が酷くはない。マクロミルのアンケートの酷さというかおかしな点は様々なページに書かれていたりするが、例えば「あなたはパチンコをした事がありますか」の問いに対してNoと答えたにもかかわらず2問目には「昨年1年間で何回パチンコをしましたか」と問われるなどだ。

◆ 言い回しが異なるだけで同じ質問を繰り返される場合もある。質問数が足りなくて無理矢理くっつけたのか?とも思えるようなものだが、明らかに回答の確認用もある。何問か前の回答との整合性をチェックしているのだろう。

◆ 回答が面倒なものもあり、ハイかいいえのどちらかしか選択肢がない質問に対して、ハイかいいえのいずれかにチェックしなければ進めないというもの。これが3つくらいなら良いのだが20個も項目があると怠くなると言うものだ。

◆ これらの出来の悪い質問を含めマクロミルではアンケート自動作成ソフトを使っているらしい。
記入式自由回答はマクロミル側でも困っているというかそもそも質問が悪いのだが、回答欄に「前問の回答と同じ」とか「昨日も同じ回答をした」「同じ事を何度も書かせるな」など、通信欄として使われてしまう事が多々あるとか。これら回答(通信)にはちょっと笑ってしまった。

◆ 結局の所アンケート作成側が正確な回答を引き出させるような質問を作らないから駄目なのである。質問の説明文がやたら長かったり分かりにくかったり、同じ画像や動画を何度も見させられたりするのも回答者の気に障る事は間違いない。

◆ ドコモのアンケートは電話番号と回答が結びつけられているようで、名義変更した場合は前所有者の回答が引き継がれるようなのだ。
属性変更のアンケートは来るのだが、属性の変更と個別のアンケートは別なのかも知れない。なので「○○年のアンケートで□□と回答されましたが、今もその□□に変化はありませんか」みたいな質問が来る。

◆ こうした継続系アンケートが名義変更でリセットされないとすると、アンケートの度に信頼性の低い回答が送信される事になる。
結局の所インターネットアンケートは設問に注意しなければ信頼性の低い回答しか得られないと思われる。まあ、だからこそ○○の調査でナンバーワンみたいな謳い方が出来るわけで、他の調査結果と違うのが当たり前みたいな感じになる。

◆ 政党支持率だって読売と朝日の調べには差がある訳で、正確な統計処理であれば誤差はそう大きくはないはずなのにだ。ナンバーワンを謳う為のアンケートは質問もそれを誘導するようになっているので仕方ないわけだが、だったらアンケートなどしないでデータだけメークすればいいのに。ま、お歳暮やお中元と同じく包み紙(調査会社名)が大切って事かな。


auが多い(9/25)
◆ インターネット配信をしている人はauスマートフォンを使っている人が多い。auスマートフォンとWiMAXモバイルルータを使っている人も居るが、auスマートフォンのみだとルータ契約の場合と違ってWiMAXでのデータ使用量に制限を受けるのだろうか。

◆ いわゆる大手と言われる石川典行氏、昨年から変わっていないとすればauである。東京から青森まで自転車で移動しながら配信した金バエ氏も逮捕で有名になったしんやっちょ氏もauだ。東京から名古屋まで徒歩で行った唯我氏はドコモのスマートフォンとWiMAX併用だった。

◆ 配信者は当然ながら圏外を著しく嫌うわけで、ドコモよりもauの方が使えると言う事だろうか。大手ではない、名もない配信者もauが多い。配信者は関西の方が多いのだが、関西以南ではauの方が使えるのかも知れない。
関東だとドコモを使っている人も見かけるのだが有名配信者に限ってはやはりauが多い。

◆ ソフトバンクを使っている人は、私の知る限りでは1人居る。外配信もやっているのだが電波が悪いと口癖のように言っている。その方もauに変えたいとも言うのだが縛りがきつくて抜けられないとも語っていた。

◆ 石川典行氏主催の富士登山配信でもソフトバンクを使っている人が居たが、登山開始早々に配信が出来なくなっていた。山で使えないのは仕方ないかも知れないがドコモやauとの差は歴然だった。
上に書いた外配信をしている方は街中のみを徒歩で移動しながら配信しているが、それでも配信中断がしょっちゅう起きる。

◆ モイのアナウンスによるとソフトバンク回線での動画試聴に問題があると言う。ドコモやauでは起きないがソフトバンク回線ではスムーズな試聴が出来ない事が報告されているとか。動画圧縮の影響なのか遅延も過大になるそうだ。
ちなみに現在でもこの現象が続いているかどうかは不明である。

◆ ソフトバンクの厳しいパケット制限、3日/1GBは3日/3GBに緩和された。1GBは動画閲覧の2時間分くらいに相当するのでかなり厳しかったと言える。新料金プランでは規制されないのだがホワイトプラン系では規制される。ソフトバンクは通信の公平性を保つ為としているがホワイトプラント新料金プランで公平の基準が異なるのは不自然だ。もっともソフトバンク的には実質値上げとなる新料金プランに移行させたい訳で、その為の施策でもある。

◆ ところが新料金プランに移行するくらいならドコモやauに移った方がマシと考える人が多く、結果として純減になっている。
様々な割引などをうまく使うとドコモやauよりソフトバンクの方が安くなるのだが、色々な割引やその期間などが複雑なので分かりにくい。
割引を受ける為には抱き合わせを許容する必要もあったりする。

◆ iPhone6sの登場と共にソフトバンクからポートアウトする人は増えるはずだ。昨年のiPhone6登場の時がそうであったように、他社に移動した方がお得になる事もあるしソフトバンクへの不満もある。おそらくドコモとau間でも移動が増えるはずだしドコモやauからソフトバンクに移る人も居るはずだ。しかしエリアの問題だとか様々な規制などでの使いにくさが周知されている現状では、アクティブユーザがソフトバンクを選ぶ可能性は低い。


Tポイント(9/24)
◆ ソフトバンクグループがTポイントを採用するようになって少し時が経つ。Tポイントグループに参加する事に対しては市場調査などかなり行ったようだが、ソフトバンク独自のポイントは知名度も低い事と他のポイント乗り入れの方が利用価値が高いと判断された。

◆ Tポイントは加盟店での買い物に対して0.5%から1%の還元率があるのだが、TSUTAYAとガストでTポイント還元率が3倍になると言う事で記者会見を開いていた。某記者によれば「これだけの発表の為に会見?」と疑問の声も上がっていた。ちなみにこの会見はTSUTAYAが開いたわけでもガストが開いたわけでもなく、ソフトバンクが主催した。

◆ Tポイントにソフトバンクが参加する事になり、ソフトバンクの持ちうる個人情報がTポイント側に、Tポイントの持ちうる会員情報がソフトバンク側に流れる事を懸念する声があった。
Tポイントは加入は簡単なのだが退会は面倒である。IDを消すのみであればWeb上から出来るのだが、Tポイント側の個人情報は消えない。
完全に自分のデータを消して貰う為には退会申請書に本人確認書類を添えて書留にて郵送申請しなければならない。

◆ Tポイント加盟店とTポイントカードの種類によってはポイントが加算されない場合もある。
TポイントにしてもPONTAにしても同じなのだが、取扱店で買い物をすると「ポイントカードをお持ちですか」と聞かれるのが面倒だという声がある。私はPONTAは持っているがTポイントってどうだったかなぁ。

◆ モバイルPONTAを入れておくと支払いと同時にポイントが付くので面倒が無くて良い。支払いはiDを使っているが、iDで支払うとローソンでの買い物が一律3%引きになる。それに加えてポイントも溜まるのでローソン利用の多い人にはメリットがあると思う。

◆ Tポイントの加盟コンビニはファミリーマートとスリーエフだったかな。地域によってはファミリーマートも見かけるがコンビニの世界ではセブンイレブン一人勝ちみたいな所があるので他は押され気味である。ガソリン系ではエネオスで使える。エネオスはスタンド数も多いので利用している方も多いだろう。
ちなみに一般店舗で使った場合のポイント付与率は0.5%、200円で1ポイントが溜まる。

◆ Tポイントは換金も出来るが換金率が低いのと換金が面倒なので現実的ではない。ある程度ポイントが溜まったらヤフーショップでの買い物に使うのが現実的ではないだろうか。
ソフトバンクケータイの長期利用者はポイント還元率が最大5倍になるが、元々のポイント付与率が低いので有り難みは薄い。

◆ 長期利用者に対する還元は各社共に低いのだが、ソフトバンクは最も優遇されていない。
新興事業者は長期利用者がそもそも少ないので意識する必要がなかったと言えばそうなのだが、昨今の解約率の上昇を抑える為には釣った魚にも多少は餌をまかないといけない。

◆ ドコモにしても株主から突っつかれたりしながら優遇されたり改悪したりしている。ドコモの場合は長期利用者が多い事もあって多少は優遇されてはいるが、長期利用者が安定利用者とイコールだとすればもっと優遇されて良いはずだ。2年縛りでユーザを縛るよりも効率的に、勝手にドコモを使い続けてくれている人が長期利用者だからだ。


FAX(9/23)
◆ 今やFAXを使う頻度は相当減ったわけだが、なぜか楽天ショップはFAX番号の公開を強要される。一般個人がFAXで注文を入れてくる事は皆無に等しく、更には注文者と直接連絡が取れないようにメールのシグネチャまで改変する楽天なのにだ。

◆ 考えられる理由は一つしかない。FAX番号を売る為である。FAX番号が売られるとspamFAXが山のように届きはじめる。送られてくる番号を拒否した所で、送り主は別の番号から送ってくるのできりがない。送り主に停止を命じたとしても、又別の送り主を名乗ってくるのできりがない。

◆ こうした迷惑FAXが蔓延った事もあり、あるいはメールの一般化によってFAXは廃れたわけだ。
楽天出店時に最初は正しいFAX番号を公開していたが、迷惑FAXの嵐になったので架空の番号に書き換えた。迷惑FAXの嵐になった番号は、しばらく電話線を抜いてFAX送信がおさまるのを待った。それほど酷いのである。

◆ FAXの線を抜いておいても特に困る事はない。
なぜなら迷惑FAX以外で使われる事がないからだ。楽天にFAXでもあればその番号を公開してやりたいくらいだが、例によって楽天は出店者には強要するが自分たちは知らん顔である。

◆ blogにも書いたがクレジットカード決済は強制である。強制だが基本契約にその料金は入っておらず別途要求してくる。これを解約すると、規約違反だとメールが来る。解約しなければ基本契約の期限が切れてもオプション代だけが請求される事になる。プリモトルテはサポートに電話をしてこのオプションを解約したのだが、その翌日から規約違反だぞというメールが送られてくる事になる。

◆ メールも様々な部署からほぼ同じ内容のものが何通も来る。規約違反だから契約しろ、ページを編集してカード決済を利用可能にしろと言うものだ。これに対して、こちらの意志でカード決済オプションを解約したのだから、それを強制するのはおかしいではないかとメールを出した。
しかし返事が来ない。返事が来ないので再度問い合わせをしたが返事が来ない。

◆ 楽天の一般的な事ではあるのだが、自分たちに都合の悪い問い合わせは無視する風習がある。
メールでの問い合わせの場合は回答メールアドレスを入力する必要があるのだが、それとは関係なく別のメールアドレスにも回答が送られてくる。
それでは困るよと何度メールをしても全く返事がない。仕方なく電話でサポートに聞くと「決まりなので回答先以外のアドレスにも送信されます」だった。決まりが云々ではなく困るんですよといった所で無視である。

◆ 電話サポートには(ヤフーより)つながりやすいのは助かるのだが、対応してくれた人間によって回答が異なる事も多い。CENTERタグは使えない事になっているのだがエラーは出ない。楽天以外のURLを書けばエラーが出てページは更新されない。CENTERタグは使えない事になっているが使える場面もある。
これに関してサポートに聞くと、「使い方が悪いから機能しない」という人と「使用禁止タグだから機能が保証されない」と回答する人が居た。

◆ ちなみにサポートはメールと電話だけでFAXは無い。基本的に楽天は証拠の残るような通信手段を使わない(使用が制限されているそうだ)のでFAXなど以ての外というわけだ。


CPU(9/22)
◆ クロック周波数競争もあればコア数競争もあるスマートフォン用のCPUなのだが、最近ではデカコア(Deca 10,デシマルはここから)のものも登場している。MediaTekは世界初の10コアCPUだと言っている。クアルコムはSnapDragon818で10コア採用との話がある。10コアというのはちょっとバランスが悪い気もするので、今後は4で割り切れる12コア(ドデカコア)辺りにまで行くのかも知れない。

◆ マルチコア化はシングルコアのクロック限界以上の性能が欲しいからであり、1GHzのCPUを2個使うよりも2GHzのCPU1個で処理した方が殆どの場合は高速である。マルチプロセッサを効率よく使うにはOS側での対応というか処理やそのOSをコンパイルするコンパイラの能力などでパフォーマンスが変わってくる。後述のbig.LITTLEなどはその典型的な例であり、これからも更に改善されていく可能性がある。

◆ 現在のマルチプロセッサは全てのコアが同じクロック周波数で動作するわけではなく、必要最小限の電力で最大の処理を行わせようとしている。
従って各コアに何をどう割り当てていくのかが適切に管理されなければベストなパフォーマンスを出す事が出来ない。マルチコアプロセッサとコンパイラに関しては様々な論もあり、難しいようだ。

◆ SnapDragon810はBig.LITTLEの8コア構成で、bigが4個とLITTLEが4個、最小1個から最大8個までのCPUが同時に動作する事が出来る。明示的に実行優先度などを下げたプロセスは確かに存在するのだが、それ以外は常にフルスピードで動きたいかも。まあシステム系の処理などは現行CPUのパワーでは十分すぎる部分もあるので実行優先度は下げられる。

◆ スマートフォンで最もCPUが忙しく動作するのは初期化後の再インストール時だと思う。アプリはどんどんダウンロードされてそれがコンパイルされながらFlashメモリに書き込まれていく。
Googleアカウントが複数あればそれが一斉に同期動作を開始する。同期は後で良いやと同期をタップしてDisableにしようとしてもなかなか応答しない位である。通信速度が速くなればなるほどCPUの忙しさも増す。

◆ 通常は同期動作はさほど忙しくはない訳だが、全てが一斉に起きてダウンロードデータ量も多い時にはCPUも大変だ。
N-07Dでも普段は過熱制限になるほどの事が無いとしても初期化後の再インストール時には本体を冷やしながらでないと過熱ダイアログが出る。

◆ CPUの電力利用効率は高くはない。処理結果がエネルギを持っていると考えれば別だが、これだけ電力を食わせて出てくるものはいくつかの端子のレベルを変化させるだけだ。と言ってしまったら全てのCPUを否定するみたいな話になってしまうんだけど。ま、電力効率というか発熱量はクロック周波数に比例する。これはCMOSデバイスの多くがそうなのだから仕方がない。

◆ 消費電力低減にはデバイス自体のスイッチング速度を上げるとか、各ロジックに供給するクロックをこまめに制御するなどとなる。クアルコムオリジナルコアのSnapDragonシリーズではこの辺りのクロック制御や電力制御が綿密に行われているのでパワーコンサンプションを小さくできる。


セブンイレブン(9/21)
◆ トラックに付けられている配送者名のネームプレートを自作の段ボールカバーで隠していた配送者。それはまあ世間には関係のない事だが更にその段ボールを押さえる為なのか冷蔵車の扉を開けっ放しにするのは食品の鮮度的にどうなのだろうか。今は夜間は涼しくなったが熱帯夜のあの頃は庫内温度は急上昇だったはずだ。鮮度管理基準に余裕があるだろうから即座に鮮度が落ちるとは思えないが、こうした事実を見ると全てがいい加減なんだろうなと思ってしまう。

◆ トラックの停車位置もセブンイレブンの言う「邪魔になりにくい後方に移動」も全く無視されていた。こちらも報告するのが疲れたので、セブンイレブン側の言う事を配送車は全く聞いていない旨だけを伝えておいた。セブンイレブンと言えば店舗管理がうるさい事で知られ、値引き販売した店舗と闘争するみたいな所でもある。店舗はあくまでも基準通りの営業をしなければならず、値引き販売などは認めない。この点はローソンとの違いでありローソンは賞味期限間近の食品類を安売りして廃棄物を減らしている。

◆ そのセブンイレブンが運送会社のアベエキスプレスにはバカにされっぱなしである。
他の運送会社は言う事を聞いているのだからセブンイレブン側も言う事は言っていたのだろう。しかし言う事を聞くか聞かないかは運送会社や配達員の考え次第だ。
警察が配達員やアベエキスプレスに対してその後何か言ったかどうかは定かではない。

◆ だが8月の終わりに見た所、トラックの停車位置はセブンイレブンの言った通り後方に移動していた。ネームプレートを隠す事もやめていた。セブンイレブンからきついお達しがあったのではないかと想像できるのだが、ならば最初から下手な反抗などしなければいいのに。

◆ アベエキスプレスや配達員にしてみれば、付近の住民や警察に注意を受ける事など日常茶飯事であり一々本部の指示に従っていたら仕事にならない、位の意識だったのではないだろうか。
ネームプレート隠しは警官対策かな、その道路は交番勤務の警察官が必ず通る所だからであり名前が知れれば又オマエかと注意されるのは必至だ。

◆ 警官も最初は優しく注意していたものの、言う事を聞かない配送員に対して不快感をあらわにしていた。交番勤務の警官だけではなくパトカーも通るので、駐車車両はどうしても目立つ。

◆ 駐車位置が変更された事によって渋滞は起きにくくなっている。現在トラックが止めている場所は少しだけ道が広くなっている所なので邪魔度が低い。このままの状態が続くのか、ほとぼりが冷めたら又元に戻ってしまうのかは分からないが少なくとも今は凄く邪魔になると言うほどの事はない。

◆ セブンイレブンに関しては何人かの方からメールなどを頂いた。セブンイレブン以外でもコンビニなどの配送トラックが迷惑だという話も。それに対して佐川急便やヤマト運輸などの配送者の邪魔具合の苦情は余り聞かない。トラックの台数的にはコンビニの配送トラックよりずっと多いと思われるのにだ。停車位置がその日によって異なるからだとも言えるのだが、一般家庭を回る配送者はそれなりに気をつけているのかも。


アンテナ(9/20)
◆ PHSやAXGPなどのアンテナは棒状になっている。あの棒の中はコリニアやダイポールスタックになっていて垂直偏波のものと水平偏波のものがある。垂直偏波と水平偏波は干渉しにくいのでダイバシティやMIMO用として使われる。

◆ 垂直コリニアやダイポールアレイは水平面で無指向性である。つまりアンテナを真上か真下から見た場合の電界分布が360度均一に近くなるという事だ。ではどうやってゲインを出すかと言えば垂直面指向性があるのだ。アンテナを真横から見た場合に下向きから上向きまで均一に電界が現れるのではなく、例えば水平方向だけに強いビームが出来る。

◆ 水平面に指向性を作るのは位相給電によるものだ。各エレメントに給電する位相を変化させる事によってエレメント感の電気長が変化して指向性が作れる。目的方向に対するピークを作る、妨害波到来方向に対してヌルを作るなどがDSPで演算されて制御される。

◆ 携帯電話基地局などのアンテナは基本的には固定なのだが最近ではチルト角などを制御できるようになっている。携帯電話基地局のアンテナもコリニアやダイポールアレイ/スタックになっている。
トンネル内のエリア化などでは八木アンテナも使われる。八木アンテナでは垂直・水平面共に指向性が得られるので一定方向だけにエリアを広げる事が出来る。

◆ 八木アンテナのように多エレメントで構成されるアンテナはゲインや指向性の周波数による変化が大きくなる。TDDの場合はまだしもFDDの場合は送受信周波数が離れているので、場合によっては別々のアンテナを設置する。帯域内のゲイン変動は送信側で逆補正すればいい。

◆ アンテナゲインを大きくする、つまり体積の大きなアンテナを使えば電波は遠くまで飛ばせるがTDDでは制限がある。電波の速度が有限なのでTDDタイミングに矛盾が生じるからだ。タイムアライメントを取ったとしても限界はある。

◆ 最近は山間部のエリア化などで、特に高い周波数帯では八木アンテナも使われる。周波数が上がると波長が短くなるので小型のアンテナでもゲインが取れる為だ。麓から山道を狙うなど、見える範囲のエリア化には有効になる。ただし指向性があるので広い範囲をカバーできるわけではない。

◆ アンテナによらす無線出力でカバレッジを広げる事は難しい。下りの電波は確かに移動機に届くようになるが移動機の電波が受信できないからだ。受信感度には理論限界が存在するので感度を上げるにも限界がある。山間部では都市雑音が少ないので有利ではあるし、基地局側では混信除去が出来るとは言っても限界はある。

◆ 垂直面にしろ水平面にしろ指向性を鋭くしてゲインを上げると、アンテナのわずかな角度のずれが電界強度を変動させる。風でエレメントやアンテナ自体が揺れればフェージングとなって通信品質を悪化させる。
垂直系のアンテナで18dBi前後のゲインの取れる2.5GHz帯用のアンテナもあるのだが、実使用でそのゲインが活かされているのかどうかは疑問だったりする。


ラーメン(9/19)
◆ たまに行くラーメン屋がある。豚骨ラーメンで替え玉無料、ベーシックなラーメンは530円と安い。醤油味と味噌味は630円から各種トッピングなどによって価格が変わってくる。麺の堅さはやわらかめから粉落としまで5段階の注文が出来るのだが、その堅さは作る店員によっても店の混み具合によっても異なる。

◆ 久々にそのラーメン屋に行くと店員が変わっていた。いつも居る店員さんが居ない。券売機自体はそのままなのだがメニューの表示が少し変わっていて戸惑った。従来530円だったラーメンは580円になっている。そうか、値上げしたのか。それで客が少ないんだな。
いつもは混んでいるラーメン屋が幾分空いている感じなのだ。

◆ 出て来たラーメンには従来は乗っていなかった海苔が乗っている。海苔代が50円、でも分量も前より減っているなと思いながら食べた。
味自体に何ら変わった所はないし替え玉も無料である。ラーメンを食べ終わって店を出た所で気づいた。店名が変わっているではないか。確か以前は"康隆"だった筈なのだが名前が変わっている。居抜きと言うよりもオーナーチェンジみたいな形で店名が変わったと言う事だろうか。

◆ 実はその新たな店名がなんであるかは覚えていない。康驍フ名前もストリートビューで調べたくらいで、店名など余程何度も足を運ばない限りは記憶に残らないのかも知れない。
チェーン店などだと見かける事も多いのと、有名店となれば店名自体が知られているので分かる。康驍ヘ横浜に何店舗かあるらしいのだが、全て閉店なのだろうか。

◆ 康驍フラーメンが特別美味いというわけではないが価格は安いと思う。そんな事もあって何度か足を運んだ事があるのだが、では50円値上げされるとどうなのかは微妙である。580円のラーメンなのだから高いとは言えないが、でも王将のラーメンは540円だしなとか。王将のラーメンはちょっと薄味&甘めの味付けなので好みの問題もあるとは思う。王将で醤油ラーメンを食べると518円だが替え玉は付いていない。
この辺りの微妙な価格差がお得感を感じるか否かみたいな所だったりして。

◆ 結局価格って比較のものなのかも知れない。もしも隣にラーメン屋があって680円だったとしたら、そして味に大差がなければ650円のラーメンだって安く感じる。近所のお店同士の価格競争とはこんな感じで起きるわけだ。ガソリンスタンドにしても同様で、付近のスタンドのガソリン価格よりも1円でも下げる店があれば競争になる。

◆ ラーメン屋がなぜやめてしまったのかは分からない。安価だっらから凄く儲かるという風ではないとは思うのだがいつも混んでいた。
辞めてしまったラーメン屋ではないのだが、次郎系?と思われる、行列が出来ているラーメン屋もあった。そこも突然無くなってしまった。
そのラーメン屋を知っている人に聞くと別の場所に移転したのだとか。それも近所ではなくかなり離れた場所に移転したのだそうだ。

◆ 移転先の店は見た事がないのだが、移転元の店はカウンタだけで看板も出ていない店だった。
カウンタの席数は5つか6つくらいだったか。その為もあっていつも行列が出来ていた。一度食べてみたかったのだが行列に並ぶ気もせず、という感じ。


配信者(9/18)
◆ ツイキャス配信者のしんやっちょ氏は無免許運転と住居侵入で逮捕された、ある意味有名人である。見た目とその行動や話し方から20歳代かと思ったら32歳だそうだ。
石川典行氏が企画した富士登山にも参加してトップで山頂に到着した。ちなみに石川氏は30代後半かと思っていたのだが29歳との事。

◆ 富士登山でトップになったらWiiUを買ってやると複数のリスナーがコメントしたようで、WiiU欲しさに頑張ったみたいな感じだがその体力は凄いなと思う。登山の時には集合時間に遅れて最後尾からスタートしたが他の配信者を抜いてトップになった。途中、その服装から入山を断られる的な事もあった。行動がハチャメチャなのはそのキャラクタを作っているのか天然なのか?と思うのは、普通の人はやらないだろうと思う事を平気でやる事だ。

◆ この辺りが人気の秘密なのかもしれないが、配信者を好むリスナーが集まるとあってリスナーの方も激しい人が多い。石川典行氏曰く「しんやっちょのリスナーだけが酷い」そうだ。逮捕など事件を起こす前は多かったリスナーも逮捕後には減った。石川氏によれば「まともなリスナーが減った」となる。

◆ 富士登山で一番になればWiiUが貰えると思ったしんやっちょ氏、しかし誰も送ってくれる気配を見せずに文句を言う。配信中のコメントでの約束なんてアテには出来ないだろう。が、他のしんやっちょファンがWiiUとゲームソフトを送りしんやっちょ氏大喜び。TVが無いとゲームが出来ないと言う事でTVとテーブルも欲しがっていたようで、それも贈られた。

◆ だがTVはしんやっちょ氏の気に入らなかったようでテーブルに関してもTVに関しても駄目だクソだと散々文句を言う。更には他のテーブルやテレビを送ってくれとも。
これに対して「せっかく贈って貰ったのになんて事を言うのか」「贈った人が泣いている」などとの反論があったが本人は全く気にしない様子だ。他にも、俺を応援する気があるなら支援しろ、タダでは会わない(会うには数万円を払う必要があるらしい)など。

◆ この辺りもキャラを作っているのか本心なのかよく分からないというか、普通はここまでは言えないだろうなと言う感じ。
しんやっちょ氏はダンサー?振り付け師?的な仕事をしていたそうだが、さすがに逮捕後はそれら仕事も減ったようだ。

◆ ちなみに逮捕歴や服役をネタにするでもないが公開というか半ば自慢というか、している配信者も多い。
しんやっちょ氏最初の逮捕は無免許運転なのだが、それを通報したのはみずにゃん氏という別の配信者らしい。自分の配信中に他の放送者を通報して様子を見るというのがその配信スタイルだとか。

◆ 違法行為を通報するのは良いとして、迷惑行為も片っ端から通報していくのは偽善配信という一つのネタによるリスナー集めなのかも知れない。両者共にリスナーからの金品で生活しているようなので人気配信者自体をネタにしてリスナーを増やすという闘争が繰り広げられているわけだ。


故障(9/17)
◆ 機器は故障するものである。携帯電話基地局においてもそれは同じであり、高信頼性を誇る産業用機器でも故障は起きる。従来型の大型基地局はコンテナ風な構造物の中にラックマウントされた機器が並んでいた。
無線部などは6セクタ×ダイバシティで12台分、更に予備系が1系統あるので結構な体積になる。

◆ 発熱するのはPA部だがM社製のPAは結構アラートが上がる。検出感度が良いのかあるいは基地局内部温度の為なのか。
基地局内は真冬でも冷房が必要なほどの発熱なので冷房機が付いているのだが、この電力がバカに出来ないと設定温度を機器動作の上限近くに設定していた。

◆ 機器が故障すると自動的に予備系に切り替わる。それと共に異常通知が行われるのだが、これには通知専用の線や電話回線も使われる。通信系のメイン回線のみに頼っていた場合、それが切断されてしまうと異常通知すら出来なくなってしまうからだ。

◆ 現在の基地局は信頼性が向上し小型化された事もあって屋外設置も可能になった。空調が不要になっただけでも相当な電力節約になっているに違いない。故障検出もメインの通信回線のみで行うものが多く、通信系が故障してしまうと発見が遅くなる。

◆ ドコモは通信データなどを元にした故障検出と故障予防を行うのだとか。各社共に通信データのログは取っていてエリア内の通信速度や電界強度の変動を得る事が出来る。
某事業者では通信状態の悪い端末メーカに対して改善を求めたりもする。

◆ こうしたデータを解析する事で基地局の出力低下や受信感度の悪化、EVMの悪化などが検出できるとしている。これらが凄く悪化すれば故障なのだが中途半端に特性が劣化すると故障ではないが通信状態が悪化する。それを検出して早期に対策を講ずるというのがドコモの取り組みだ。

◆ ドコモによれば基地局の平均故障箇所は1日辺り300件にもなるという。携帯電話系では基地局が停止したままになっている事は多くはないがPHS基地局などは停止したまま何日も放置されるなんて事もある。エリア構築が密に行われていると通信への影響が少ないので余計に気づきにくい。

◆ 自社基地局故障の検出がなかなか出来ないのがソフトバンクである。現在はそれでも良くなってきたのだが、コスト優先で基地局ベンダを変えた関係もあって異常検出系統が統一できなくなった。利用者からのクレームで初めて異常に気づくなど、過去の自然災害の時にもあった。

◆ ソフトバンクでは未だに中継器も多く使っていて、これらの故障は更に分かりにくい。
マルチバンドサービスでは2.1GHz帯の中継機が止まっていたとしても1.7GHz帯で通信できてしまう。中継器が自ら故障を告げられればいいのだが単なるアンプで通信機能を持たないものはどうしようもない。
ドコモの家庭用レピータにしてもLEDの点灯状態で故障を判定する事は出来るが、それがドコモに自動通知されるわけではないのと同じだ。

◆ ネットワーク信頼性の確保は土管屋の宣伝文句にもなる。MVNO全盛とあって回線卸売りも重要な商売の一部だ。エリアや速度が各社余り変わらなくなってくるとすれば、信頼性などに付加価値を求めるようになるのかも知れない。


DCMX(9/16)
◆ DCMX新規入会で4000円分+6000円分のポイント(クーポン)が貰えるというキャンペーンがあった。DCMXを持っていない知人はこのキャンペーンに応募して新規入会したのだが、6000円分というのは必ず貰えるわけではないそうで対象外だったとか。

◆ この手の広告は、いかにも貰える風に書かれているのだが注釈をよく読まないと失敗する。まあ4千円分は貰えたから良いと言えばそうなのだが期待値との乖離はある。
4千円分はポイント加算なのかなと思ったらクーポンという扱いらしくて、クーポンは何かというと電子マネーにチャージされている風なものだ。

◆ iDはDCMXのFelica版なのでチャージという概念はない。しかしこのクーポンってヤツはiDに現金が入っているかのごとく振る舞うようなのだ。私はクーポンを貰った事がないので実感として分からないのだが、4千円分のクーポンがあるとそれが無くなるまではiDを使って買い物をしてもクレジットカード側に請求が上がらない。

◆ ポイントと違って現金と同じように使えるのは便利なのだが分かりにくい感じがする。
iPhone利用者用にはFelicaカードが発行されるのだが、わざわざカードを使うならDCMXのクレジットカードで決済した方が良いと思う。モバイルFelicaは余計なカードを持たなくて良い事がメリットであり、Felicaを持ち歩くならサイフがかさばるだけである。

◆ 反Felica派はFelicaカードを落としたりケータイを無くしたりした時のリスクがあるなどと言っていたが、Suicaの普及がそれらを一気に過去のものにしてしまった感がある。iPhone用のケースにカード入れが付いていたり、Felicaカードの中身だけを取り出してiPhoneに内蔵する強者が現れたりする世の中だ。

◆ 私はSuicaとiDとヨドバシポイントカードを設定している。ビックカメラのカードも入れていたのだがXperia Z4に変更した以降に再設定していない。ビックカメラは再設定の為に店舗に出向く必要があり、その時にプラスチックカードも持っていなければいけない。ビックカメラの近くを通る事はあるがプラスチックカードは普段は持って歩かないので設定が出来ないわけだ。

◆ 楽天カードにも様々なキャンペーンがあるのだが、多くの場合はメルマガ受信が必須となっている為に面倒な事が起きる。以前にも書いたのだがメルマガはそれが受信されてからでないと拒否設定が出来ない。キャンペーン応募時にメルマガ受信を許諾するとメルマガが送られてくるのだが、それが1ヶ月後なのか1年後なのかは分からずにいつまで経ってもメルマガが送り続けられるみたいな目に遭う。

◆ 最初はメルマガが来ても解除すればそれで済むかと思ってエントリしたのだが、キャンペーンには落選してメルマガだけが延々と来る羽目になってしまった。だがこれ、Gmailを受信メールアドレスにしておくと迷惑メールフィルタが使える。買い物などのメールは迷惑メール分類されていないかチェックする必要はあるのだが、意外と構文解析をちゃんとしてくれるようで有効に機能する。

◆ DCMXのキャンペーンも色々あるがエントリ不要でローソンの買い物全て3%引きなんてのは有り難い。他にエントリするだけでポイントが貰えるなどもあるのだが、当たらない。ただし楽天のように無限にメルマガが送りつけられてくる事はないのでその点は安心である。


楽天モバイル(2)(9/15)
◆ 楽天モバイルは端末販売にも力を入れていくそうだ。現在はHonorとZenFone2を売っているがZenFone2は楽天専用の安価モデルである。今後もモデル数を増やすなどの展開をしたいと意気込み、他のMVNO事業者が手を出さないTV CMも展開する。

◆ MVNO事業者の多くは価格競争という面もあり広告宣伝活動が積極的ではない。というよりも宣伝しなくても伸びていく市場だった事もある。現在は競争も激しくなってきたのでCMを流すMVNO事業者もあるが、それも一部である。

◆ 楽天モバイルは1000万契約を目指すそうだ。この数字はYMを凌ぐものであり鼻息も荒い。実店舗も全国で3つだけだが展開しており今後も店舗数は増やしていくとする。楽天モバイルとの契約には楽天IDが必要となる。純粋なMVNO事業者の場合は他のサービスとの紐付けは行われないが楽天の場合は当然楽天市場や楽天カード、Edyも売り込まれる事になる。Felica非対応スマートフォンなのでモバイルEdyが使えないというのが皮肉だけど。

◆ 楽天モバイルのデータSIMは5GB迄のプランで月額1,450円である。データSIMに縛りはないが通話SIMには縛り期間と違約金が存在する。SIM発行手数料もMNO事業者より高いのは原価が存在する為だろう。サポートは有料で月額費用が必要、端末保証の保険代は月額850円と高い。アドレス帳や写真などのデータ移行費用は5,000円〜11,000円となっている。

◆ MVNO事業者の場合は安かろう悪かろうが成立する。MNO事業者から買う帯域に対して多くの顧客を詰め込めば安価にサービスを提供できるからだ。通信事業特化の企業が行うMVNOサービスと楽天モバイルが同じような品質を提供できるかという問題はある。楽天が成長する為には儲けの部分を大きくする必要があり、CM代や実店舗のコストを回収しなければならない。

◆ 楽天はYMの客を奪えると考えている。YM自体が不調な事もあるし中途半端な価格なので利用者から見れば直接MVNOとの比較が成立する。MNOの場合には安心感を買うみたいな所があるとは思うのだが、市場調査などではYMはMVNO事業者と同列に扱われている。ならばそこからMVNOに流出する顧客を楽天モバイルに取り込みたいとなる。

◆ 後発のMVNO事業者なので知名度を上げる為にはCMも流さなければならない訳だが、それでも楽天モバイルの認知度はなかなか上がらないらしい。楽天モバイルという名前は聞いた事があるが、それってケータイ用品を売っているショップの事?みたいな。
この辺りが異業種参入の難しさでもあるが、果たして3度目の移動体通信事業チャレンジはうまく行くのだろうか。

◆ 楽天モバイルはフュージョンが行うわけだが、フュージョンの楽天電話はMNO事業者の通話定額によって木っ端微塵にされてしまった。そうそう、楽天は050番号のIP電話を使っている。従来はナビダイヤルだけだったサポート関係も050番号がアナウンスされてつながりやすくなった。この辺りではフュージョンのメリットが出ているのかも知れないが、楽天の買収する企業はEdyにしても冴えない感じである。


楽天モバイル(9/14)
◆ 楽天が通信事業を行うのは楽天モバイルが初めてではない。PHSを売ろうとしてみたり楽天イーモバイルを立ち上げたりしたがいずれも失敗している。今回のMVNO参入もそうした流れからであり、楽天としてはモバイルユーザを取り込みたいと考えている。

◆ その理由の一つとしてドコモやauの行うショッピングモールの集客力がある。ドコモのdマーケット数百万の利用者を抱えるとあって無視できない存在だ。
楽天出店中にもコンサル氏からモバイル向け広告云々としつこい電話があった。プリモトルテの顧客からするモバイルユーザはかなり割合が少なく、モバイル広告の効果が高いとは思えなかった。

◆ しかし楽天は「今後はどんどん伸びます」と全くデータを示さぬまま断定する。楽天の言う事が当たった試しがないので断固お断りした。おそらく楽天全体としてもスマートフォンやケータイ利用者をうまく取り込めてておらず、そこを改善したいと考えていたのだろう。
楽天市場全体も、最近はAmazonに客を取られるなどしている。インチキセール価格事件などもあり信用は回復できていない。
出店してみるとその不正は更に実感として分かり、まさにインチキの塊なのだ。スーパーセールなどで5割引を謳うショップの売価が他(つまり、5割引を謳わないショップの)より高かったりするのだ。

◆ モバイルユーザを取り込むには自らMVNO事業を展開してユーザを作り出していくのが手っ取り早い。もちろん楽天モバイル利用者が楽天ショップを使うとは限らないわけだが、この辺りが楽天の考えの甘さでもある。出店者にはモバイル広告を出させ、楽天自身はアプリマーケットも展開する。
楽天アプリ市場ではGooglePLAYで公開の難しいエロ系アプリなども売っていくそうだが、参入企業は200社程度に留まる。

◆ 楽天アプリ市場のロイヤリティはPLAYよりも5%だけ安価な25%に抑えられていると言うが楽天ショップの例を考えると、他に付帯費用や様々なオプションが付いてPLAYと変わらなくなったりあるいはそれ以上の費用がかかる事も考えられる。

◆ 楽天アプリ市場のアプリは野良アプリなのでAndroid上は信頼できないアプリという事である。ただしこれはドコモやauが配布販売しているアプリと同様なので利用者の抵抗は少ないのかも知れない。しかしPLAY以外でのアプリ配布が一般化する事は極悪アプリの蔓延にもつながる危険性がある。
楽天はこう言うだろう「ドコモやauで売られているアプリと同じです」と。しかし楽天の信頼性はドコモやauと同じではないばかりかソフトバンクより(この点においては)低いのである。

◆ 楽天市場や楽天アプリ市場への誘導は楽天モバイルの販売するスマートフォンにアプリをプリインストールする事で行うそうだ。
現在でも楽天系のアプリは結構な本数が配布されている。楽天市場用だとか楽天カード用だとか。楽天カードは利用通知はメールで来るのだが詳細を見る為にはe-Naviにアカウントを作る必要がある。e-Naviをブラウザで見るかアプリで見るかの違いではあるがアプリの方が見やすいかも。


料金(9/13)
◆ 総理が総務省に携帯電話料金の引き下げを指示したと報道された。これは従来から言われ行われている事なのだが、民間相手に制限を加えるのは色々と難しい。
最初はインセンティブの廃止による販売と利益の適正化を狙ったのだが、ソフトバンクのみが言う事を聞かなかった。

◆ インセンティブモデルが売れるのは当たり前の話であり、海外などでは法規制した所もあったのだが駄目だった。日本でも同じように1社のみがインセンティブプランを使えばそこに顧客が集中する。これによってソフトバンクは加入者を増やしたのだが、ドコモやauもやがてインセンティブモデルを復活させた。

◆ インセンティブモデル同士の戦いになればサービスやエリアが勝負となり、結果としてソフトバンクが一人負けになった。
SIMロック解除論も同様に顧客の流動性を上げる事で競争を前面に出そうというものだったが、SIMロック解除を実質行ったのはドコモだけだった。auは通信方式が違うので蚊帳の外ではあったが、ソフトバンクは頑なにこれを拒否し続けたのである。

◆ そしてSIMロック解除が義務化され、ソフトバンクも従わざるを得なくなった。だが昨年発売のiPhoneに関しては、発売開始時期がSIMロック解除義務化前である事を理由に応じなかった。
なぜソフトバンクがこれらに応じないかと言えば、応じれば競争が激しくなって利益が減少してしまうからだ。

◆ 政府からしてみればソフトバンクに妨害し続けられると言うわけで、今度はもっと具体的かつ直接的に料金を見直せと言ってきたわけだ。まあ実際の所ソフトバンクの携帯電話事業は儲かってはいないと思うのだが、孫さん自ら儲かっているとさんざん言っているので総務省も気にしてあげる的な感じだろう。

◆ つまり儲かっている事業者ほど値下げ余地がある事になるから、ソフトバンクはもっと安くしろと言う事になる。と言っても民間企業でしかも非上場会社に対してどこまで出来るかは疑問だ。電力会社やガス会社方式にした所でインチキして利益を上げる事の繰り返しでしかない。

◆ NTT規制のように行うにしてもどこまで厳格な規制が出来るのか。真面目にやっている企業は真面目な数字を出して利益を抑制するだろうが、悪徳系はインチキを続ける。
ただしソフトバンクは今は落ち目である。四半期平均での純減はドコモですら回避できた事なのにソフトバンクには出来なかった。

◆ このままの状態が続けば年間順減数は数百万加入になると見る人間も居るが、その予想も(今のまま何も変わらなければ)当たってしまうのではないかと思う。悪が弱っている間に規制を強化して一気に叩きつぶすのは鉄則である。

◆ 勢いのある時に叩こうとしても、あらゆる手を使って逃げ道を探すのは当然だ。しかし逃げ道を作る為にはパワーが要る。今のソフトバンクにそのパワーがあればインセンティブモデル廃止やSIMロック解除時のように跳ね返せるだろう。しかし国内事業、海外事業共に思うように行っていない。と言うよりスプリントが全てのマイナスを作り出してしまっているかのようだ。


PB商品(9/12)
◆ イオンが展開するトップバリュが不評だそうだ。安さ追求の余りに品質の低下が起きたりトップバリュ製品拡販の為にライバル商品を余り扱わなくなるなどを行った結果、客足そのものが遠のいたという事だ。買い物客は多くの品物の中から自分の買いたいものを選択する訳で、たとえ自分は買わなくてもそこに多くの商品が陳列されている事も必要だ。
安かろう悪かろうで失敗したのはダイエーも同じなのだが、その失敗例があるにもかかわらずなぜイオンは失敗したのか。

◆ セブン&アイもPB商品展開を拡大しているのだが、こちらの評判は悪くないとも聞く。ただし安価かというとそうでもなかったりして、例えばセブンイレブンに並べられているPB商品はセブンイレブンで見れば他の商品よりも安いのだが、同じ商品をスーパーで買えばセブンイレブンのPB商品よりも安い。まあ、だからといってセブンイレブンのPB商品の品質が悪いかと言えばそうばかりとも言えない。

◆ PB商品は開発費や宣伝費を一部カットできるなどもあって大手チェーン店では有効な商品となるばかりか、その商品がヒットすれば差別化や囲い込みの効果も発揮してくれる。
PB商品はOEMやODMで供給される場合もあればPB商品開発セクションで独自開発される場合もある。

◆ レトルトやインスタント食品メーカは数がまとまればOEMやODM商品を作ってくれる。簡単な所では中身を変えずにパッケージを変える事で、携帯電話ショップで配られるものだとかインターネットメディアや雑誌などで配ったり売ったりするオリジナル商品などがそれに該当する。製造数量が多くなれば内容物の変更も勿論可能なのだが、パッケージの変更程度であれば数万個のオーダでも可能だ。

◆ 以前に某雑誌の規格でオリジナルパッケージのカップラーメンを作った例があったが、1万個程度ではイニシャルコストその他の費用がかかるので市販の同製品よりも割高になってしまったと言っていた。なのでF&Fオリジナル(パッケージの)カップラーメンやレトルトカレーも作れない事はないが、たぶん高価な商品になってしまうと言うわけだ。

◆ PBブランドの草分け的存在は無印良品(株式会社良品計画)ではないだろうか。元々は西友グループ内のPB商品として誕生したのだが、それがいつしか一つのブランドとなった。ブランド化に対抗する形でスタートした商品群ではあったが、今やそれが一つのブランドに成長した。一つのブランドにはなったのだが、商品の開発精神はノーブランドの時代からのものが受け継がれているのかも知れない。

◆ トップバリュの商品群が多くの人に認められるようになるのか、それとも負のブランド効果のまま終わってしまうのかは今後の商品展開による。
トップバリュは低価格一辺倒ではなく高品質も謳うとしているのだが、具体的な展開の計画などはハッキリしていないようだ。

◆ セブン&アイはPBブランド戦略に関して、安いけれど味がそれなりという品物は売れないと断言する。品質を追求しながらも様々な部分のコストカットが生きるような商品開発が出来てこそのPB商品だと。こうした質の部分の追求が結果としてセブン&アイのPB商品群を成功に結びつけたと語るわけだが、そのPB商品全てがヒットしているものでもない。


解約(9/11)
◆ AMEX GOLDを解約した。解約は電話で行えるのだが例によって引き留められる。だが事前に下準備をしていたので担当オペレータもいうべき事が無い、みたいな感じだった。
ポイントの余りはあったのだが、それはそのまま失効で良いよと伝えた。AMEXのポイントは1ポイント約0.3円なので余程溜まっていない限りは使い道がない。

◆ 先日ドコモショップでDCMXの審査に落ちたと文句を言っている人がいた。AMEXは持ってるぞと言っていたのだがAMEXは審査が甘いのでAMEXがOKだからといってDCMXもOKとはならない。
DCMXの審査が厳しい?と言っても特別スペシャルなものではないので常識的なものだと思う。

◆ 普通の勤め人で年収が300万円もあれば大抵はOKになる筈だ。ドコモケータイの使用歴も多少は関係があるかも知れないが、MNPでドコモに移ったばかりの人もOKになっているので重視されていない事は確かだ。
オンライン申し込みよりドコモショップで申し込んだ方が良いみたいな話もあるが都市伝説ではないのだろうか。

◆ 楽天カードは従来の8000ポイントプレゼントから、今はたまに1万ポイントのプレゼントに変わっている。1万ポイントプレゼントは期間が短いので見逃してしまうとアウトなのだが、月に何度か行われているようなので楽天で買い物をする人ならば持っていても良いと思う。
楽天カードの最大唯一のメリットはクレジットカード利用のメールが来る事である。私はネット通販にのみ楽天カードを使用しているが、通知がすぐに来るので不正利用などは関知しやすい。

◆ 楽天カードの明細を見るにはe-Naviに登録する必要があって面倒だ。まあメールで利用通知が来るのでe-Naviサイトにアクセスする事は殆ど無いのだが、なんかこの辺りは寄せ集め感が否めない。
DCMXはサイトにログインすれば普通に見られ、AMEXはそれがpdfなのでちょっと面倒だと思ったりする。

◆ ポイントをまとめるという点ではDCMXに統一したいのは山々なのだが上記理由により楽天カードの利用も多少残ってしまう。楽天で買い物をする時にカード情報を入れると、カード情報保持がデフォルトになっているので注意する必要がある。通常は「カード番号を保存しますか?」と聞かれるわけだが楽天はカード情報を保存しない場合に操作が要る。

◆ 過去には楽天会員パスワード漏洩みたいな事もあったし、しょっちゅう買い物する方は別としてカード情報はサイト側に預けない方が安全である。
楽天カード番号漏洩と不正使用がブロックされた件は過去に書いたが、どこから漏れたかは不明なままだ。楽天カードを使ったのは楽天とYahooと秋月くらいである。そのどこからか情報が漏洩した事になる。

◆ 不正使用は楽天側が把握して電話がかかってきた。
与信段階でブロックされたそうで楽天カード会員の複数者が被害にあったというような事を言っていた。だとすると楽天本体から漏れた可能性が高いのではないのか。まあYahooも過去に色々あったので安全性という面では疑問もあるけど。

◆ クレジットカードはずいぶん長く使っているのだが情報漏洩や不正使用は過去に一度その連絡がが来た事があった。通常使用するエリアではない所での使用だったのでチェックされたと言っていた。


CA(9/10)
◆ FOMA時代のHSDPA化も遅かったのだがCA対応も遅いのが神奈川県地方である。現在の2Bandを使ったCAの次には3Band(3carrier)を使ったものになる。ドコモはBAND1 BAND19 BAND21(2.1GHz帯/850MHz帯/1.5GHz帯)を組み合わせるものと、新規割り当てのBAND42(3.5GHz帯×40MHz幅)をBAND3(1.8GHz帯)と組み合わせる事を発表している。

◆ auはBAND41(2.6GHz帯×40MHz幅)とBAND1を組み合わせる方式だろうか。トータルバンド幅は最大で60MHzとなるので2×2MIMOで370Mbpsが最大である。ドコモとauは60MHz幅の確保が可能だ。ソフトバンクは3.5GHz帯と2.6GHz帯を組み合わせると330Mbpsとなる。2.6GHz帯はWiMAXなどでも十分分かるが、屋内への浸透性などの点で不利だ。3.5GHz帯となると更に周波数が上がるのでエリアの構築が難しくなる。
その双方を組み合わせる事は勿論可能ではあるが実用的とは言えそうにない。

◆ ただ都市部などで密にエリア構築していけるとすれば可能性も見えてくる。auならばBAND41を40MHz幅とBAND42を40MHz幅使って440Mbpsを謳える事になる。限られたエリアをパフォーマンス重視で使うのならこれも不可能ではない。

◆ 3.5GHz帯の整備がどんどん出来ればいいが、金欠に苦しむソフトバンクなので新規投資は見合わせるのではないだろうか。だとするとBAND1 BAND3 BAND8つまり既存の2.1GHz/1.7GHz/900MHzを組み合わせた最大45MHz幅の337.5Mbpsを謳うかも知れない。ソフトバンクの場合は2.1GHz帯と1.7GHz帯は都市部ではオーバラップしているが、地方部などでは排他的だ。3つのバンドのどれかが入れば良いとしているような感じがする。

◆ CAを行う為には当たり前だがその両方が十分な電界強度で受信できる必要がある。となると地方部などでもエリアをオーバラップさせていく必要があり、相当な資金が必要だ。孫さんに言わせれば「1日に何人かしか接続してこない基地局は無駄」という事になる。

◆ 3BAND CAは韓国では既に行われているが制御が手抜きっぽい。3C(C)CA状態で1つのキャリアが通信不能になると通信自体がドロップしてしまうという。
同じ事はソフトバンクのCA(2C)でもあると聞いたのだが定かではない。パケット通信の場合はいったん切断して再発呼制御になってもちょっと引っかかったかな程度で気にならない場合もある。
だったらCAが成立しなくなったらそのまま助けるのではなく再発呼させればいいや、かも。

◆ 事業者側からすれば全ての割り当てバンドをCAにして使いたいと思っているだろう。そうすればFDMAの帯域割り当てもフラットに出来る。バンドの混雑具合を見ながら移動機にバンド切り替えをさせるのは時間もかかる。最大速度は理論速度であって実速度ではない。以前は比較的速度の出た横浜駅周辺でも20Mbps前後しか出なかったわけで、CAで帯域を倍にしたとしても40Mbpsである。これでは速度面から見たCAのメリットはない。

◆ 国内で唯一3G専用帯域が残っているのがソフトバンクの1.5GHz帯だ。ここも整備しておけばトラフィックの分散も出来たのにもったいない事である。
iPhoneが対応しない周波数帯だという事でソフトバンクは見放したのだが、ドコモはしっかり活用している。


続半田ごて(9/9)
◆ 高周波半田ごてに関して再度書く事にする。
私が使った事があるのは470kHzの高周波モデルであるPS-800(現モデルではハイパワー化されてPS-900)と13.56MHzを使ったMX-5000シリーズである。PS-800は消費電力が35Wなので高周波出力は20W位だと思うのだが、それでもかなり強力に感じる。

◆ 少なくともセラミックヒータの20Wの半田ごてとは全く違った特性を見せる。セラミックヒータの半田ごてが熱を奪われてどうにもならないような状態でもPS-800ならば半田付けが出来てしまう。大小の半田ごてを使い分けながら付けなければならない部分もPS-800ならばそれ1本で出来る。

◆ 高周波出力が80Wまで上がるMX-5000シリーズならGNDパターンだろうがなんだろうが怖いものは無いという位のパワーがある。ベタのGNDパターンでも容易に加熱してくれるし、そこからパーツを外すような場合でも十分な加熱が出来る。

◆ アマチュアが使うにはPS-900(売価で2万円台かな)で十分だとは思う。高周波出力も最大60Wなので板金の半田付けやシールドケースをかぶせるなどのハイパワー用途にも使える。もっとも大型の金属部品を半田付けするなら大型の半田ごてを使えばいい話で、小型の金属部品で熱容量が大きく熱伝導性が高いものはこれらの半田ごてが便利になる。

◆ HAKKOでも高周波半田ごてを出しているがこれってMetcalのOEMなのかな。価格は6万円前後で出力は50Wとなっている。
MetcalのMX-5000シリーズは10万円弱の価格だと思うので値段的にはMX-5000とPS-900の中間くらいの感じか。コストパフォーマンスとしてはPS-900が良い。

◆ Metcalの代理店はたまにキャンペーン価格を提示していて、場合によっては通常価格の半額くらいで買える。急いで手に入れる必要がある場合は別として、こうした特売時期を狙うのがお得だ。特売時期がいつなのかは分からないのだが、だいたい7月から9月くらいの間に行われる場合が多いようだ。

◆ コテ先は何本かあった方が良いが、パワーが大きいので細いコテ先でも意外に使える。
先端がφ0.5の円錐形であるSFV-CN05Aとかφ0.3のSFV-CNL03Aあたりが使いやすいのではないだろうか。広いGND面などを付けるには平形のSFV-CH50Aが良い。温度はコテ先の材質でコントロールされるので、無鉛はんだを使っている場合には温度が高めのコテ先を選ぶ必要がある。

◆ 半田ごての握りの部分に小さなスイッチが付いていて出力を一時的に上げる事の出来るものもあるし、私自身も使った事があるのだが一時的に出力を上げるのと見かけ上の熱容量が大きいのは全く違う。コテ先の半田濡れ性なども高価格品と普及価格品では差があるように感じられる。半田ごてに先は鉄系のメッキではないかと思うのだが品質差があるのだろうか。

◆ コテ先クリーナは海綿などに水をしみこませて使うのが一般的なのだが無鉛はんだの一般化でコテ先温度が上がり、水を含ませた海綿に浸けるのは急激な温度変化の誘発だとしてこれを嫌う傾向にある。METCALは今のところは従来通りの海綿なので、私としてはこの方が馴染みがある。スチールウールタイプはコテ先が今ひとつ綺麗にならないのだ。


チップ部品(9/8)
◆ 昨日高周波加熱式半田ごてに関して書いたが、通常の温度設定形セラミックヒータ半田ごてとの比較動画があった。セラミックヒータの方も熱回復性に優れた点をアピールしているモデルだ。ヒータは65Wである。
高周波半田ごての方は80W出力なのでこの差も小さくはない。

◆ 半田ごてに関しては少し前に質問を頂いた。半田ごてだけではないのだが、チップ部品で構成される組み立てキットを作りたいので主要な道具を教えて欲しいというような感じで。高周波半田ごては通常の温度制御半田ごてに比較すると高価格なのだが、特に高周波基板などでGND面積の広い所への半田付けではメリットが大きい。

◆ 高周波半田ごてに平形チップを付けると100Wのセラミックヒータのごつい半田ごてよりパワーがある。出力からすれば100Wのコテの方が熱量があって良いはずなのに、実際に使ってみると高周波半田ごての方が優秀なのである。

◆ 半田ごて以外にはピンセットと実体顕微鏡が必要だ。実体顕微鏡は0603や1005あるいは0.5mmピッチのLSIを付けるならあった方が良い。近視の人で老眼でなければ裸眼でも付ける事は出来ると思うが、信頼性を重視するのならば顕微鏡は必要だ。実体顕微鏡移管しては以前に書いているのでそちらの記事を見れば分かる。

◆ 要点は対物レンズから半田付けする基板までの距離が取れるものである事で、それには対物レンズの倍率が低い事が要求される。
対物レンズの倍率が低く接眼レンズで倍率を上げようとすると解像度と明るさの面で不利になる。

◆ これを回避するには光景が大きくて明るく収差の少ない対物レンズが必要だ。
10倍までなら対物レンズからの距離が23cmも取れるTW-531が、20倍だとTW-531は解像度と明るさが非実用的になってしまうのでニコンのSM-5が良いが対物レンズからの距離は10cm位しか取れない。

◆ ホーザンのズーム付きは安いのだが対物レンズからの距離が取れない事、倍率を変えると焦点位置がずれてしまう点で使いにくい。特に対物レンズからの距離が取れないと半田付けする時に半田ごてやピンセットが対物レンズや顕微鏡本体などにぶつかるので作業がしにくいのだ。

◆ ピンセットは先が細くて剛性の高いものでないとチップ部品はうまくつかめない。本当は非磁性体のピンセットが好ましいがステンレス製の場合は消磁器でメンテしながら使う感じになる。チップ部品は磁性体のものも多く、しかも軽いのでわずかな磁力でもピンセットに張り付いてしまってイライラする。

◆ 0.5mmピッチのLSIの実装ではφ0.4位の半田とフラックスが必要だ。基板にLSIを乗せた状態でフラックスを塗布して乾燥させる。
半田ごての先にほんの少しだけ半田を乗せて、その状態でLSIの足を加熱すると半田付けが完了する。半田付けの時に半田を使うのではなくコテ先に付いた半田だけで付けていくのである。

◆ ブリッジしてしまった場合は吸い取り線で吸い取るのだがこの場合も半田ごてに熱容量がないと吸い取り線に熱を奪われてしまう。吸い取り線も出来るだけ細めのものでないと役に立たない。


半田ごて(9/7)
◆ 半田付けするのに半田ごては重要である。
特に最近の小型チップ部品やファインピッチのLSIを付けるには先の細い半田ごてがいる。細いコテ先は温度が低下しやすく熱容量も少ないので基板側のパターンが少し広かったりすると熱を奪われてしまう。

◆ 最近の半田ごての多くが温度センサを内蔵したクローズドループ制御になっているが、ヒータ容量が大きくないと奪われた熱を補填する事が出来なくなる。
私が今までに使った中で比較的良好だと思えたものがMETCALの高周波半田ごてだ。

◆ これは温度センサタイプではなく高周波出力回路側から負荷変動を見てパワーをコントロールするのではないだろうか。
高周波出力周波数は500kHz前後のものと13.56MHzのものがある。最大出力は60Wとか80Wと大きい。その為コテ先から熱が奪われても供給電力が上がって温度を保とうとする。

◆ ホーザンの温度表示付き半田コテも使った事があるのだが、熱容量の大きなパターンに半田付けする時には温度設定ダイヤルを回して高温にする。しかし温度が欲しいわけではなく適切な温度を維持して欲しいだけなのだ。ところが温度設定を低くしておくと熱が奪われて半田が溶けなくなってしまう。

◆ 高周波半田ごての場合は、たとえば無負荷時が300℃だった場合に熱容量の大きなパターンに半田付けしたとしても300℃を保とうとする。ホーザンの場合は温度が保てずに下降してしまうので、無負荷時の温度を300℃ではなく350℃とかに上げておく事で対処する感じなのだ。

◆ この温度維持はコテのヒータ部分の話ではなくコテ先温度が重要だ。しかしコテ先温度のセンシングは難しい。ヒータ部分は定温が保たれていてもコテ先は冷えている、みたいな事が起きる。特にコテ先が細ければその傾向は顕著になる。

◆ コテ先温度一定制御でも出来ればいいがそもそもチップ部品を付ける為のコテ先は1mm位の直径しかないのだから難しい。
それでも高周波半田ごては比較的良かった方だが、GNDパターンなど幅の広いものだと熱が奪われる。この場合は先の太いコテ先に交換する事でヒータとコテ先間の熱抵抗が減少するので温度ドロップが小さくなる。

◆ 半田ごての進化というとセラミックヒータがある。それまでの開放型のニクロム線とは異なり、小型で大容量でしかも立ち上がりの早いヒータが実現した。
ホーザンのH-130も使っていた事があるが、チップ部品以外の一般的な半田付けには小型で軽くて使いやすい。

◆ 温調式の半田ごても安価なものは単に位相制御のコントローラが入っているだけ、中高価格帯だとクローズドループ制御になっている。温度センサを使ったタイプでもコントローラが別になっているものもあれば半田ごてに内蔵されているものもある。

◆ 精密半田ごてとしてはANTEXも有名だというか有名だったというべきだろうか。今はあまり見かけなくなってしまったが、昔は電子機器屋さんには必ずと言って良いほどあった。


スカイウエイブ(9/6)
◆ スカイウエイブに乗り始めてもうすぐ4年である。エンジンは組んでから2万キロ以上乗ったかな、特に不具合無く動いている。
意外に丈夫だなと思ったのが中華HID改造型のCDIである。ノーマルイグニションとの複合点火にしているのでCDIがぶっ壊れたとしてもエンストはしない。

◆ CDIは出力電流モニタ用LEDを付けていて、今も元気にそれが点灯している。取り付け場所はエンジン前部に近く、一応風は入るが涼しい場所ではない。回路的には温度変化は吸収できるはずだが個々の部品の耐熱特性まではどうにもならない。電解コンデンサは105℃品などは使っているが劣化は早いだろうな。

◆ CDIの効果は低中速域でのトルク変動の減少である。高回転域でもそれなりに効果があるのかも知れないが分かりにくい。中低速回転ではトルクバンドを外れる為に燃焼が不安定になりやすくトルク変動が出る。このあたりがCDI化による改善の見える所だ。
つまり特に不満のない車両では改善効果は見えないというか、何ら不自由なく走れて当たり前が商品として当たり前のものなのだ。

◆ CJ43やそれ以前のモデルなどで特性に不満があるならそれを改善できないかとおもぅ。不満がなければ何もする事はない。自動車ほどではないが二輪車も排ガスレベルは規定されているので不安定な燃焼のままの商品化はできない。まあエミッションレベルの計測範囲内だけ"良い子"にしていれば済む話なんだけど。

◆ スカイウエイブで現在ちょっと怪しいなと思っているのはフロントホイールのハブベアリングである。これに多少のガタがあるのだが、これが許される範囲内なのかどうかが分からない。ベアリングが不良というほどのガタではないが、ここがこんなに動いても良いのかと思う程度のガタでもある。

◆ いや、ベアリングを取り替えてしまえば話は早いのだが、これは外すのにそこそこ苦労するのだ。交換した当時の手作り工具は保管してあるので再交換できない話ではないのだが腰が重いのである。

◆ ブレーキパッドは現時点では前後共に残量がある。パッドはYAMASHIDAのもので、最初に使った安物パッドよりもフェードしにくい。
値段を考えればYAMASHIDAのパッドはお勧めだと言える。スカイウエイブでは試していないのだがシグナスでデイトナのパッドと比較しても摩擦係数自体は遜色ない。シグナスではフェードするまで攻めるのが困難なので高温特性に関しては不明である。

◆ ブレーキ自体はオーバホールしている。同時にブレーキオイルは変えたのだがその時以来交換していない。ブレーキオイルに湿気が混ざればベーパロックの可能性が増える。このあたりは車では結構問題になるのだが二輪車の場合はキャリパーの放熱性が良いからあまり気にならないとか?
◆ スカイウエイブも製造以来10年を超えたご老体である。錆に関しては中古を買った後で怪しげな部分はさび止めコート剤を塗ったので進行していない。錆のない部分はコート剤が剥がれやすく、ペリッと言う感じで剥がれている部分もある。錆があるかあるいは塗装の表面を荒らしておけば密着は良くなる。


シグナスX(9/5)
◆ シグナスXに乗り始めて4年が経過した。走行距離は3万キロには満たないと思う。でも走行中は常に6千回転くらい回っているわけだし、エンジンも傷んでいるに違いない。
パワー感が無くなったのはウエイトローラーをほんの少し重くしてからだ。なので単にエンジン回転数が下がったからなのか、そもそもパワーが無くなってきているのかは分からない。

◆ エンストは相変わらずなのだが常に起きるわけではないし、起きる状況も少し分かってきた感じなので気をつけている。全開走行時間が長くその後エンジンブレーキの時間がありそのまま停止するとすとんと止まる。プラグを外してみても濡れていないので燃料噴射が止まっている感じがする。

◆ そのままセルを回して始動させる事もできるが時間がかかる。購入以来バッテリは交換していないので不安もあり、10分ほど放置してからセルを回した方が安全だ。
エンスト時以外のエンジンの掛かり自体は悪くはなく、これは購入当初から変わらない。
バルブ密着不良などで低回転時の圧縮が落ちて来ると始動性が悪化する。

◆ オイル消費量も増えた感じがするがオイル交換サイクルが2千kmなので危険レベルに減る以前に交換が起きる事になる。少なくとも走行中の排気がオイル臭いなんて事はないが、何かの拍子にどこかに溜まったオイルが燃えるかのごとくポッと煙が出る事があった。が、これも再現できないのでどんな時にといわれても困ったりする。

◆ ヘッドライトはHIDに交換していてバルブは1回交換した。プロジェクタタイプでありバルブは規格ものではないので次回交換分はない。ホルダーからバルブ単体を外し、H4タイプのバルブを壊して合体するくらいだ。
このままHIDを使うかLEDに変えてみるかも迷う所なのだが、LEDはプロジェクタには使えないというか現行品では使えない。

◆ LEDも配光面ではハロゲンランプ同様とは行かず、それは複数LEDの合成になっている為に発光部が点ではなく面だからだ。この点ではHIDの方が優れているのだがHi-Lo切り替えという点では個別制御の可能なLEDにメリットがあるかも知れない。
Lo側はLo側だけの点灯でHiにするとLoとHiの両側が点灯するものが多い。H4タイプのHIDではシャッタで切り替えており、Hi側照度が上がらないのと配光が狭くなってしまうのが問題だった。

◆ LEDでは少なくともこうした問題はないのだが、発光部面積が広い事で光軸がうまく定まらない。
LED専用に設計されたヘッドライトにしてもHIDより配光特性が良くないわけで、それを市販のヘッドライトユニットに入れるのだから無理がある。ただし時代は確実にLED化に向かっているわけだし低消費電力化、というよりも放熱の関係でローパワーなLEDしか使えないというのが現状なのだが、とにかく消費電力も小さい。

◆ HIDを取り付けるのが難しかった原付でもLEDなら何とかなる。発光効率自体はHIDと似たり寄ったりか少し低いくらいだがハロゲン電球よりは高効率である。ウインカやテールランプもLED化すればヘッドライトに回せる電力も増えて明るく点灯させる事ができる。なおLEDによっては交流点灯可能なものとそうでないもの(逆電圧がオーバする)があるので注意したい。


MVNO(9/4)
◆ 格安スマホとも呼ばれるMVNO事業者のサービスなのだが、格安という点が一人歩きしている感じもする。ネオマーケティングの調査によればMNO事業者利用時に比較して料金が下がったという人は調査対象者の約半数に留まったという。同じような利用で価格が下がるかどうかは通話料による所が大きい。

◆ 元々が従来型ケータイの場合はMVNO事業者を使ったとしても価格が上がる場合も多い。特に無料通話付きのプランで、その無料通話分を使い切るかどうかと言う所の場合は値上げになる。スマートフォン必須でなければ(ドコモならば)FOMAプランをそのまま使い続けるなどした方がお得だ。

◆ スマートフォンでパケット通信も使いたいという場合も、契約自体はFOMAプランで無料通話付きにしておいてパケットはMVNO事業者契約のポケットWi-Fiを使えば、持ち物は増えるが価格は安くできる。
ただしパケット未契約では事業者のサービスやソフトウエアアップデートには見放される。

◆ auはLTE対応の従来型ケータイで1,100円分の無料通話の付いたプランを998円(ただしこれ以外にパケット契約が必須だったはず)を提供している。これはドコモのFOMAプランに近いものだがドコモはパケット契約は必須ではない。

◆ ソフトバンクが衰退した事で、もしかすると無料通話の付いた料金プランが戻ってくる可能性もある。ドコモの場合は通話ヘビーな利用者が多い事が想像出来るので、儲けの少ない無料通話付きのプランを出す可能性は低いとは思う。
ただしauとの競争が激化すればその限りではない。

◆ MVNO事業者はパケット契約のみであれば文字通り格安である。普段はMNO事業者のパケット契約を使い、パケット使用量が増えそうな時だけMVNO事業者のWi-Fiルータなりを使うのも手間はかかるが料金は下がる。
デュアルSIMやマルチ事業者対応のMVNOのSIMも今後出てくる可能性がある。海外では一般的なデュアルSIMで、最近ではSIMを切り替えて使うのではなく双方事業者の同時待ち受けを行うものもあるのだとか。

◆ このあたりはメディアの取材陣も今ひとつ知識が追いついていないようでマルチ事業者対応のMVNO事業者とそのサービスとデュアルSIM対応スマートフォン、そして1枚のSIMで複数事業者に自動的に接続出来るマルチネットワークサービスがごちゃ混ぜになっている感じがする。

◆ 日本通信はドコモに続いてソフトバンクにもL2接続を打診しているという。L2双方事業者とL2接続が可能になるとMVNO事業者側で接続事業者を切り替えたりする事が可能になる。ネットワークの混雑具合やそのエリアの電界状況などにより柔軟なサービスが可能になるはずだ。

◆ MVNO事業者を利用するにあたってはある程度の知識が必要になる。格安と聞いて飛びついたのは良いけれど設定も何も分からずに苦労したという声も多い。MVNO事業者によってはリアル店舗展開を開始した所もあるのだが、こうしたサービスにもコストがかかる。

◆ 今は多少サポートは良くなったが楽天銀行など当初は不明な点は質問サイトで聞けと平気でアナウンスしていた。だがその質問サイトに個人情報や口座番号を書く人が多く、問題になったとか。どこまでのサポートやサービスを行うのかは重要な問題でもあるし、通信速度や通信量競争の先にはサービス競争があるのかも知れない。


オリンピック(9/3)
◆ 競技場問題もそうだし、使用中止が決まったエンブレム問題にしてもそうだし、ガタガタである。無責任になんでも決めてしまう体質がボロを出したと言ってしまえばそれまでだが、何とも酷い状況である。

◆ エンブレムは、佐野氏側は盗用ではないとしているがエンブレムのみならず様々な盗作疑惑によって使用中止が決められた。佐野氏としても今までバレなかったのだから今回も大丈夫だろうと思っていたのだろうが、情報化社会を甘く見すぎていたようだ。
佐野氏としても悪あがきをしたのだが、それが更に問題を大きくするなどした。

◆ 佐野氏が独自に生み出したデザインもあるのだろうが、気に入ったデザインをそのままあるいは少し加工して使うのが氏の創作スタイルなのかも知れない。無から有を生み出すのは大変だが元ネタがあればモディファイは出来る。しかし元ネタが優れているとモディファイすべき点が少なくなり盗作と言われる。

◆ この一連の盗作デザイン報道を見ると、余りに安易にマネをしすぎていると思う。ネット上に転がっていた作品だから、無名なデザイナが作ったものだから俺がそれを有名にしてやる、と思ったかどうかは知らないが仕事が雑なのだ。

◆ 気に入ったデザインがあればそれを買うなりする事も出来るし使用料を払って使わせて貰うことも出来る。しかし佐野氏はその道は選ばなかった。オリンピックのデザイン変更にいったいどれだけのカネと手間ががかかるのか。疑惑が囁かれた時点で調査を開始していれば影響は多少少なくなったのではないのか。

◆ 競技場にしてもデザインにしても応募作品を一般公開すれば怪しげな点はすぐに指摘されるはずだ。プランを選ぶ側にしたって専門家でもなければ何でもない天下りと役人がやっているのだろうし、その結果がどうなったって誰も責任など取らないのだから適当なものである。

◆ 「原案には劇場ロゴとは異なる特徴がいくつもあり、オリジナルであると確信している」としていた武藤敏郎事務総長や永井一正グラフィックデザイナーは今回のことをどう考えているのだろうか。この永井氏と佐野氏は全く無関係と言う事ではなく、永井氏が関わったデザイン展に佐野氏がマネをしたデザインがあったという。

◆ 佐野氏を「佐野さんは、真似する人じゃないよ。 そして、とっくにFacebookやツイッターやめてて、逃げ隠れなんてしてないし、 もっともそういうことが似合わない実直な人だよ。 尊敬する先輩なんで、そこだけは誤解されたくないから 言っときます。前向きに。」と擁護していた森本千絵さんのデザインも他の画像からの転用部分が含まれている事が指摘された。佐野氏のようにそっくりそのままではないのだがデザインのパーツとしてそれらが組み込まれている。勿論著作者に許諾を得ている可能性もあるがそっくりではなく加工している時点で著作者が許諾したのかな?と思わないでもない。

◆ 両者共にこじつけ的な盗作疑惑を指摘する声もある。何が何でも盗用だと決めつければ、それはなんでも盗用になってしまう。この辺りがインターネットの噂の怖い所でもあるのだが、一度傷ついたイメージを変えていくのは難しい。


アラート(9/2)
◆ ニコ生やツイキャスの配信アラートというものがある。登録した配信者が配信を開始すると通知してくれるというもの。最初にツイキャスアラートというものをインストールしてみたのだが、これはなかなか便利だ。次にニコ生アラートを入れたのだが、これは今ひとつだった。

◆ ニコ生アラートの場合は通知設定した以外の番組通知も来てしまう。いわゆる宣伝なのだがそれを阻止出来ない。またコミュニティを抜けた事も反映されないようで、うまく設定出来なかった。ニコ生の事だから設定自由度が欲しかったら有料会員になれという事かも知れない。

◆ ニコ生アラートは少しの間使ってみたのだが上に書いたように通知設定以外の通知頻度が高いのでアンインストールした。私の場合は必ず見たい配信というものが殆ど無いのでアラート設定番組数も1つか2つだった。しかもその配信者もたまにしか配信をしない人だった。しかし番組宣伝の通知はかなりの数が来るので全く意味がなかったのである。

◆ そもそも通知設定とは通知が欲しい時に通知が来てくれて便利なものだ。楽天からのメール同様に不要なノイズが多すぎるとシグナルがそれに埋もれてしまう。ニコ生は運営方針自体がアレなので仕方ないと言ってしまえばそうなのだが、ニコ生アラートは役に立たないなと思った。

◆ FC2にも同様の仕組みがあったが通知の遅延があったり通知ソフト自体の出来が悪かったりで、試してみたが常用はしなかった。
これも特に追いかけている番組があるわけではないというのも理由である。

◆ 配信サイトは他にアフリカTVとかひまわりストリームなどがある。ひまわりストリームはニコ生と殆ど同じような配信画面なのだがスマートフォンからの配信がうまくできないとか何だとか。スマートフォン用のアプリもあるようなのだがカメラ設定がおかしいらしい。

◆ アフリカTVは石川氏が使っている。画質は良いがあまりメジャーではないようだ。
Ustream、Twitch.TV、YoutubeLiveなどは有名どころでFHD解像度の配信も可能となっている。配信サイトの比較記事などもあるがニコ生は制限の多い事と配信にカネがかかるという点や解像度やビットレート制限などであまり評判は良くない。しかし閲覧者数という点では未だトップグループにいる。

◆ 石川氏がニコ生からアフリカに移ったのは本人の意志ではなく例の事件でニコ生を追い出されたからだ。配信業を名乗る同氏は有料のチャネルを持っていた。有料チャネルだと視聴者は月額料金とニコ生会員費を支払う必要があるので、その額は1,080円なのかな。その中の540円(540円が一般的だがこれは自由に設定出来るらしい)が有料チャネル代になり、その約8割が配信者の収入になる。

◆ 有料会員が500人居ると月収約20万円になる。
視聴者数を集めやすいのはゲーム配信だそうで、毎日放送して視聴者を集めれば配信だけでも食べていけるそうだ。ちなみにUstreamやYoutubeLiveでも有料配信が可能らしいのだが詳細は調べていない。ニコ生は老舗的存在ではあるが有名配信者がツイキャスなどに移動している現状を見ると、制限緩和などをしていかないと人気の維持が難しいようにも思う。


荷物を送る(9/1)
◆ 通販全盛とあってトラック便などの利用率は上がっている。荷物を受け取る側としてはヤマト運輸が便利だなと思う。佐川急便も荷物の受取時間などを再指定出来るのだが、佐川急便は指定時刻に配達されてこない事が多い。特にお中元やお歳暮時期などは配達キャパシティオーバーで荷物が届かない。

◆ ゆうパックは8月から料金が上がった。配達はヤマト同様に混んでいる時でも行われるのだが、配達時間を荷送り時以外に指定する事が出来ない。たまたま留守にする事があったので配達時間を指定しようとJPに電話をしてみたのだが「不在票が入るはずなのでその後指定してください」という事だった。時間指定出来れば配達員の手間も減る筈なのに。

◆ Amazonの欲しいものリストは相手先の住所などが分からないままでも品物を送る事が出来るが、任意のものを送る事は出来ない。最近知ったのだがメルアド宅配便というものがあって、これは通常のトラック便同様になんでも送る事が出来る。

◆ 仕組みとしては送り主の荷物はいったんメルアド宅配便に届けられ、そこから荷受け主に最配送される仕組みになっている。このため通常よりも配送時間がかかるのだが、料金が2倍になるわけではない。
私はまだこのサービスを使った事はないのだが、荷受け主にメルアド宅配便から届け先の問い合わせが来るのだろうか。

◆ メルアド宅配便では荷受人から送り主も見えない為に完全に匿名での荷物のやりとりが出来る。もちろんマルアド宅配便はその双方を知っているので秘匿というわけではなく、それが双方に知らされないだけだ。

◆ このサービスはSNSなどでは交流があるが個人情報まで知る仲ではない相手に対してプレゼントなどを贈る時に使用され、若い人たちを中心に需要は拡大しているのだとか。確かこのサービス、メールアドレスではなくTwitterなどのアカウントでも送れたような気がする。

◆ ホームページのある人だとメールアドレスを公開している可能性もあるが、Twitterでは公開はされない。メルアド宅配便側としては荷受人に連絡が取れさえすればいいので、何らかのIDがあればそれで良いのだろう。

◆ spamの話でも書いたがホームページにメールアドレスを書けば、特定電子メール方による拒否表示などに関係なく迷惑メールが送られてくる。迷惑メール発送業者にそれを言った所で「済みません、間違えました、管理が不十分でした」としか言わない。
これなど、万引きして捕まったからお金を払いますごめんなさいと言っているのと同じである。

◆ F&Fではメールアドレスは表示しているが通常にリンクを見るとGoogleのURLしか見えない。メールアドレス収集ロボットに見つからない仕組みなのだが、これが結構うまく行っている。今やたいていのブラウザはjavaScriptを理解するのでリンクをクリックするとメーラが開くはずだ。ただしWindowsでメーラを設定していない(存在しないメーラが指定されている)場合はWindows自体がエラーを出してくる。
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