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過去の雑記置き場


SO-04E(10/1)
MVNO(10/2)
事業者(10/3)
ソフトバンク光(10/4)
鍛える(10/5)
搬送中(10/6)
高い!(10/7)
挽肉(10/8)
郵便局(10/9)
配信者(10/10)
CAエリア(10/11)
測定器(10/12)
CLS(10/13)
電界強度(10/14)
ターボ(10/15)
通信速度(10/16)
mineo(10/17)
SIMフリー(10/18)
ロボホン(10/19)
残債(10/20)
物売り(10/21)
プロジェクタ(10/22)
広告モデル(10/23)
広告モデル(2)(10/24)
マクドナルド(10/25)
オクタコア(10/26)
サイズ(10/27)
LTE化(10/28)
ETC(10/29)
SH-03G(10/30)
MVNO(10/31)


MVNO(10/31)
◆ ドコモのエリアだから安心、そう謳っているMVNO事業者は多い。安かろう悪かろうではないのかという不安は大きいようで、YM(PHS?)と同じようなものではないかと考える人が居るらしい。

◆ その安心のエリアな筈なのだが、そもそもドコモのエリア外では使えないわけだし混雑エリアでは通信速度が低下する。こうなると利用者はMVNO事業者にクレームを入れる。MVNO事業者としてはサービスは提供しているがエリアは管理していないので、そう言われてもなぁとなってしまう。

◆ MVNO事業者でも老舗あるいは力のあるところだと利用者からのクレームや要望などを整理してまとめた上でドコモに対して調査依頼を行うとの事だ。ドコモとしても回線を提供しているのでMVNO事業者から調査依頼があればそれに回答しなければならない。

◆ ドコモにしてみれば調査に回答するのは面倒な事ではあるのだが、セル設計の不具合や干渉などを把握出来る。ユーザレベルでもドコモに対してエリアの不満は要望を伝える事も出来るのだが、対事業者となると扱いも異なってくると言うわけだ。

◆ ソフトバンクもMVNOに対しての回線卸を推進して行くのだがMVNO事業者やその利用者によるエリア不満は怖いところだ。エリアも接続率も自称ナンバーワンを誇るのだが、現時点ではソフトバンク利用者だけが実体を体感する。しかしMVNO事業者に回線を提供しはじめればMVNO事業者が実際のエリアを目の当たりにする事になる。

◆ 動画サイトの帯域制御などもMVNO事業者で同じ扱いにするとすれば内情を公開する必要がある。丸裸とは言わないまでもMVNO事業者とつきあうと言う事はMNO事業者として一定の情報公開をする必要があるわけだ。

◆ 更に情報非公開の部分はMVNO事業者自身が調査解析する動きもある。実際のスマートフォンなどの端末とシミュレータを接続する為にはそれ用のSIMを作らなければならないのでMVNO事業者が簡単にできる事ではないが、フィールドに通信プロトコルの解析装置を持ち込む事は可能だ。この場合でも暗号を解かなければならないので全てをみる事は出来ないのだが、ある程度の事は分かる。

◆ auがMVNO向けのSIMをそのまま使えないようにしている事などもすぐに公になる訳で、MNO事業者も下手な小細工をしにくくなるのは良い事だ。ドコモではテザリング用のAPNを固定してしまうという嫌がらせじみた事もある。Xperiaに関しては非root端末でも解除が出来るが、SIMロックを解除したところで全てが自由になるわけではないのが事業者モデルの嫌らしいところだ。

◆ 他にもドコモはLTE対応端末にFOMAのSIMを入れても動作(圏外になる)しない。しかしLTE対応のSIMフリーモデルに入れれば正常に動作する。mineoのSIMを入れるとドコモアプリが通信出来ないよみたいなメッセージを出す事もある。Wi-Fiアクセスパスワードを入れればWi-Fi経由でアクセス出来るが、そもそもドコモとの契約がない状態だとこれも出来ない。


SH-03G(10/30)
◆ ドコモの夏モデルで3CCAに対応しているSH-03GはSnapdragon810を搭載している。Antutuのベンチマーク数値は3.5万前後と高くはない。同ベンチマーク数値はXperia Z4で4.7万前後、Xperia Z5では5.7万前後となっている。

◆ CPUの動作状況を調べた方の記事によればクロック周波数そのものの制御と言うよりも動作コア数が関係しているのではないかとの事。SH-03Gでは高負荷時でも4コアのみが最大クロック周波数で動作しているようだがXperia Z4やHTV31では8つのコア全てが動く。ちなみにHTV31のAntutuベンチマーク数値は5.3万前後である。

◆ 発熱に関しては当然SH-03Gが有利であり、Snapdragon810搭載機としては熱問題は少ない部類に入る。発熱が少ないと言う事は消費電力も低く抑えられている事になりバッテリコンサンプション的メリットもある。しかし、ならばSnapdragon810でなくても良いのではないかとの意見があるのも当然だ。

◆ SoCとしてはCPU性能部分だけではなく関連付帯機能の違いもあるので何とも言えない部分ではある。何度か書いているが、XperiaAとXperia Z4でゲームのアイコンをタップしてからゲームが開始されるまでの時間には大きな差があるし描画速度も明らかに違うのだが、普通に使っている分には大差ない。
ゲームにしてもXperia Aでプレイが不可能かと言えば全然そんな事はなく、速いスマートフォンに触れなければ"こんなものかな"程度なのだ。

◆ Xperia AのAntutuベンチマーク数値は2万程度でありXperia Z4の半分以下だ。ベンチマーク数値が2倍くらい違ってくると使って分かる程度の差であるとも言える。
SH-03Gのベンチマーク数値は2013年冬から2014年夏モデルの平均値と同じくらいである。世代を歴て高速化が行われるのは商品の魅力の一つにもなるのだが、実用レベルでバランスさせられるのがAntutuベンチマーク数値で3.5万前後なのかも知れない。

◆ ゲームなどを楽しみたいのならばより高速な描画が求められるのだが、一般的使用でこの程度の数値があれば不満はないという感じだろう。
3CCAの方は対応エリアは少ないものの空いたバンドを使っていくと言う事で平均通信速度の向上が期待出来る。普通の使い方であれば10Mbps以上出ていれば不満は少ないと思うが、例えば100Mbpsで通信出来たり通信が途切れたりの平均10Mbpsだと引っかかりを感じる。

◆ 海外モデル(海外事業者)ではCAでの通信が行われている時に4G+の表示になるものもあるがドコモはLTE表示のまま変化しない。ドコモの考え方としては通信状態は気にせず普通に使えればいいという事らしい。この辺りは他の事業者がそれっぽい表示をはじめるとそちらに流れていくだろうが、現状ではCAの有無は分からない。(一部モデルではサービスモードを開けば分かる)
◆ シャープもグローバルモデル展開すれば、あるいはMVNO向けのモデルなどを直販すると面白いと思う。海外でのブランドイメージは余り高くはないが国内では家電販売チャネルを使った拡販が期待出来る。


ETC(10/29)
◆ ETCが開発される時、米国方式ではなく独自方式の開発には高速で通過しても正しく課金できることが必要だからとされた。勿論これは建前であり天下り団体やファミリー企業などを肥えさせる為のものだ。おそらくETC車載器の中で最も高額な部品は天下り団体への上納金である。

◆ ETCも当初は隣接ゲート間の電波干渉などがあったのだがそれも解決された。ゲートに取り付けられたバーの開閉速度をめぐる論議もあった。バーを高速開閉させれば渋滞は緩和されるのだが、バーが開かなかった時のブレーキが間に合わずにバーに激突したり追突されたりする。だったらバーを無くしてしまえば良いではないかと考えるのが普通だと思うのだが、バーの開閉速度を落としてゲート通過速度を抑制する事になった。

◆ 不正通行などは何台ものカメラで監視されているので、少なくともナンバープレートの付いた車であれば不正行為は難しい。軽自動登録のETC車載器を登録車やトラックが使用する例も以前はあったのだが、今は画像処理で車種まで分かるくらいの解析が行われるのですぐに捕まってしまう。

◆ バーの開閉を遅くした事で渋滞が起きやすくなった。これは想定通りである。そこで国交省はバーを無くす実験を始めた。こうして仕様変更など遠回りさせる事で関連団体に仕事を与えるといういつもの無駄遣いである。バーの開閉を遅くしろと命じた人間も決して処分はされない。事故が減ったではないかと言い訳が出来る。

◆ 最近通っていないので今でもあるかどうかは不明なのだが首都高速湾岸線の東京部分と神奈川部分の境目にはゲートがあったが、これなど何の意味もなさないものだ。
意味のない事と言えば(今もそうなのかは未確認)二輪車のETC車載器は自分で取り付ける事が出来ない。取り付けを頼む必要があるので取り付け費用がかかる。理由として取り付けがしにくいからだそうだが、これも意味不明である。

◆ 首都高速道路走行車の多くはETC車載器を取り付けているが第三京浜を走る車の装着率は半数程度ではないかと思われる。朝や日中は走っていないので分からないのだが、夜間は多くの車が非ETCゲートに向かう。ETC割引や有料道路の走行頻度にもよるのだろうが普及率は頭打ちなのだろうか。

◆ ETC車載器も当初よりは安価になったとは言え、カネを払う為に金をかけるみたいな所があるので付けない人も居る。ETC割引も廃止された路線が多い事も普及率の頭打ちに影響しているのだろう。友人ゲートを廃止すれば相当なコストダウンになるはずで、これによって有料道路料金が下がれば多くの国民にメリットがある。今やトラック物流は殆ど全ての国民が直接あるいは間接的に使っている。

◆ そう言えば八王子バイパスが無料化されるそうだ。国道16号線のバイパスとして、国道16号線を走っていると自動的に有料区間に誘導されてしまうみたいな道路だ。当初は有料と知らずに入ってしまう車両が多く、看板を追加設置した経緯もある。無料化は計画通りではなくかなり遅れてこれが行われる事になった。


LTE化(10/28)
◆ auの2GHz帯は多くのエリアで20MHz幅化が出来ている。元々800MHz帯を主に整備してきたauも2GHz帯をcdmaに使用していたのだがlet転用しやすかったと言える。2GHz帯が割り当てられた後もauは積極的にエリア整備したとは言い難い部分もあり、800MHz帯の混雑が激しくなり始めた移行に渋々整備したと言っても良いような状況だった。

◆ これが将来のLTE化を見越した事であったならば先見の明があったとも言えるのだが、実際には結果がそうなったと言う事だ。何しろ当時はLTEの規格すら無かったのだから。
プロセスがどうであれ結果としてlet化を進めやすくなった事は現在のauにとってはメリットである。

◆ ドコモは2GHz帯をメインにCDMA網を整備した。800MHz帯はソフトバンクの例の妨害にあったりして整備が遅れ、その後も都市部などでは積極的には使わなかった。LTE化が進んでも既存のCDMA端末は2GHz帯に残る事になりLTEで使用出来るバンド幅が10MHzに留まった。現在ではFOMA契約がかなり減少した事もあってLTEで15MHz幅を使っているが、ごく一部を除いて20MHz幅は使えない。

◆ ドコモの場合は1.5GHz帯が15MHz幅で使える(他社は10MHz幅)ので、これと1.8GHz帯の20MHz幅の整備を進めた。1.5GHz帯はiPhoneが対応していない事もありAndroid専用バンドとなっているのだが、バンドが空いていると言う事もなくトラフィックはうまく分散されているようだ。

◆ auも1.5GHz帯はLTE化が行われていてドコモ同様にAndroidスマートフォンで使用している。
ソフトバンクはiPhone比率が高い事もあって1.5GHz帯はモバイルWi-Fiルータなどで使うに留まったわけでLTE化は全く行われていない。
2つの基地局を使ったDC化なども行われていたのだが今はその対応エリアは減っている。LTE化を行えばAndroidスマートフォンの一部はここを使用出来る可能性はある。

◆ 800MHz帯はドコモ,au共にW-CDMA/cdma2000で使用されているが2GHz帯とは逆にauの方が収容端末が多い。ただしauはLTE専用端末を増やすなどしているのでcdma2000対応端末は今後減少していくだろう。ドコモの方は地方部を中心に800MHz帯を使っているので全LTE化の道は遠いと言える。

◆ ソフトバンクは900MHz帯をW-CDMAで使い始めてしまった関係でLTE化に難儀した。巻き取り計画もうまく進まずにLTEの10MHz化も最近ようやく進んできた状況だ。2GHz帯の整備の遅れを900MHz帯に頼った部分もあり、900MHz帯でのLTE化自体が遅れている地方部などではLTE圏外の場所も多く国道沿いでもCDMAでの接続になってしまう。

◆ ソフトバンクのエリア整備ポリシー自体が都市部中心という感じで、これは米スプリントでも同様だ。コスト効率を考えればトラフィックの多い地域を先に整備するのは当然の事で、以前に孫さん自身も「一日に数局しか接続してこない基地局は設備投資の意味がない」的な事を言っている。

◆ ソフトバンクは公称加入者数に比較して実加入者数が少ないのでトラフィック的には楽だと言える。機種変更を経験した人の多くはタダSIMを持っているのでこの部分だけで言えば公称加入者数は実加入者数の2倍に水増しされている。
更には動画帯域のスロットリングも行われているのでスピードテストなどではそこそこの数字が出てくる。


サイズ(10/27)
◆ Xperia Z4を何度か胸ポケットから落とした。少し前屈みになった時にするっと。
Xperia Aは落ちる事はなかったのだがXperia Z4は全長が長くポケットからはみ出しているので重心が高く、落ちる。幸いにしてクリップ型ストラップが頑張ってくれるので床に自由落下みたいな事にはならないのだが気をつけねば。

◆ mineoのSIMを入れた関係もあってXperiaAもたまに持ち歩くのだが、やはり小さいのは良いなと思う。質量こそXperia Z4とたいして違わないのだが胸ポケットに収まるサイズは良い感じである。画面の見やすさや操作のしやすさを取るかどうかは悩ましいところではある。

◆ 見やすさという点では車載時にも感じる。
車載用としてはXperia Z4でも小さいくらいではあるのだがしかし差は歴然だ。車に積む場合はHDMIインタフェースを使って別モニタに映した方が良いのだが、ダッシュボード上にモニタを乗せると意外に邪魔に感じる。
慣れてしまえばいいのだろうが視界が遮られるという点に変わりはない。

◆ Xperia Aもケーブルを買ってくればHDMI出力が出来る。変換は単にコネクタ変換のみのようで数百円で購入出来る。iPhoneの場合は解像度変換などを行っている関係で数千円のインタフェースが必要なようだが、これを買ってくれば外部モニタに接続が出来る。

◆ ナビとして使う分には操作性の関係もあり専用機の方が良いのは言うまでもない。タッチ操作でと言っても運転中の操作は意外にうまく行かなかったりする。やはり専用のボタンがあった(表示されている)方が、同じタッチパネル操作でもやりやすい。自位置の反応速度などもGooglemapベースだと今ひとつな感じがする。走行速度が遅ければいいのだが車で走る速度で考えるとタイムラグは問題だ。

◆ 地方など一本道に近いところを走っている場合は特に問題はない。中華ナビよりも細い道まで表示されるので山の中などでは有り難い。スカイウエイブに搭載する場合はサイズの点がより深刻というか地名や交差点名などが小さくしか表示されないので見づらい。

◆ 中華ナビは7インチかその位だと思うので実用的にはこの位がミニマムではないだろうか。
安い中華ナビを使うのか安いタブレットを使うのかみたいな選択になると、ナビ用だけにタブレットを用意するのはもったいないというか通信も発生するしなと思う。Googlemapベースではないローカルにデータを持った地図を使う手もあるがナビ機能という点で好き嫌いもある。

◆ ナビ専用機の場合はそれなりによく考えられているのは事実なのでスマートフォンなどのマップやナビ機能は補助的に使うという感じかな。ナビ以外だとワンセグを見る位がスマートフォンを車載する時の用途になる。ワンセグやフルセグの場合はそれだけを見つめるわけではないのでサイズ感は余り気にならない。殆ど音を聞いてたまに画面を見る感じになるからである。

◆ テレビ受像器として考えるとXperiaAやN-07Dが好ましい。理由はアンテナ内蔵だからである。Xperia Z4も電界強度が強ければ受信できないことはないが、そうでない場合はイヤフォンを挿す(か、イヤフォンジャック用アンテナを挿す)必要があるので邪魔なのだ。


オクタコア(10/26)
◆ シングルコアからデュアルコアに、そしてクアッドコアの時代が比較的長く続いた感があるが、最近はミッドレンジの端末でも8コア構成のCPUが使われるようになった。
動作ロックが上げられる範囲にあればいいのだが、既に2GHz前後となっている現状ではそれも簡単ではない。

◆ クロック周波数を上げる為には内部遅延も小さくしなければならないしパイプラインも長くしなければならない。外部メモリは遅いデバイスなのでキャッシュを多く搭載してヒット率も上げていかなければならないなど設計サイドからすると大変だ。消費電力は回路規模と(その回路の)動作クロックに比例する。シングルコアからデュアルコアにして同じ性能が半分のクロック速度で得られれば消費電力は同じくらいだ。

◆ マルチコアは処理分散などの問題と、Big-LITTLEとなれば更にコンパイラなどの役割は重要になる。どの処理を速いCPUで行い、どの処理を低消費電力コアで行わせるのか。従来も多数のプロセッサを使った並列処理ではコンパイラ性能が実効速度に大きな影響を与えると言われてきたが、Big-LITTLEでも同様である。

◆ Xperia Z4はXperiaAの2倍程度のベンチマークスコアをたたき出すが、実使用に於いてはものすごい差というわけではない。アプリの起動や描画が速いのは事実で、特に二台を使い比べてみると顕著ではある。しかし、ではXperia Aが遅くて使えないかと言えばそんな事はない。N-07Dだってゲームなどをやらないのであれば実用範囲なのだ。

◆ ただし、現時点に於いてN-07D(1.5GHz、デュアルコア)のモデルを発売したとしても魅力は全くない。特別に安価なモデルであれば限定的なマーケットはあるかも知れないが、そもそもディスプレイやバッテリなどはCPU性能に関わらず必要なのでコストダウンも限られる。

◆ N-07Dは今でも使える範囲なのだがiPhone4s(0.8GHz、デュアルコア)はさすがに遅い。
アプリの起動も実行も全て待ちが発生するのでイライラする。今でもiPhone4/4sを使っている人が居るかも知れないが、常用スマートフォンにはなり得ない。iOSのバージョンで重くなってきた、(OSから見た)既にハードウエアの限界であるとも言える。

◆ Xperia AはHD解像度なのでまだ良いのだがXperiaZはほぼ同じハードウエア構成ながらFHD解像度なので遅く感じる。描画にいかに多くのパワーが必要なのかを思い知らされる感じだ。なのでXperia ZとXperia Z4を比較するとその違いは明確になる。Xperia Z5 Premiumでフル解像度を常用しない(出来ない)のもこの辺りが原因だろう。

◆ タブレットのように消費電力も放熱も許容出来るのならば良いが、限られた筐体体積の中では厳しいと言える。CPU/GPUの性能向上が進めば2K/4K解像度が普通になるのかも知れないが5インチクラスでは見た目では殆ど分からない。
Xperia AとXperia Z4で違いが分かるのは解像度と言うよりは発色やコントラストだ。アイコンを表示させているだけだと分からないのだが、写真を見たりすると違いが分かる。と言ってもこれが液晶性能の差なのか描画補正の差なのかは不明だけど。


マクドナルド(10/25)
◆ 様々なトラブルなどもあって売り上げ低迷中のマクドナルド、私もマクドナルドに行く回数は以前より減った。でも全く行かないというわけでもなくちょっと何か食べたいけれど近くに店がないなんて時には立ち寄る。ちなみにどちらかと言えばマクドナルドよりもモスバーガーの方が好みではある。

◆ マクドナルドはアプリを使うと割引クーポンが入手出来るので学生や主婦層などを中心にアプリのクーポンで注文する人が増えた。先日入った店舗では注文待ちの行列が出来ていたのだが、私の前にいた学生風の4人全てが割引クーポンで注文していた。マクドナルドは地域によって商品価格が異なるのでややこしいが、クーポンには価格が表示されているので分かりやすい。

◆ 4人の中の3人はiPhone利用者で店員さんに画面を見せている。iPhoneにはNFC搭載モデルもあるがApplePAY専用なのかな。
少なくともマクドナルドでは使えない。なので画面を見せるという原始的手法になる。
ちなみにFelicaではクーポン枚数に使用上限があるのだが画面を見せるだけなら無限に使えたりするのかな。

◆ 学生さんにとって端末代は負担の重い支出だろうからAndroidは中々買えないのかも知れない。機種変更でもソフトバンクなら(様々な押しつけはあるが)iPhone6sでも実質無料で手に入る。2四半期連続純減は避けたいだろうしで流出阻止に力を入れている感じだが解約率は減っているのだろうか。

◆ 学生や女性はiPhone利用率が高いのだが、電車で見かけるOL風の人はAndroid利用者が増えたなと思った。以前であれば電車内で使う人の手にはiPhoneみたいなイメージだったのだが最近はそうでもない。機能などを考えると、あるいはアプリ単価が(iPhoneは)高いからなど様々な理由はあるだろうが日本でのiPhoneシェアも落ち着いてきたのではないだろうか。

◆ iPhoneに搭載されるNFC(と言うよりもファーム的部分)はいわゆる一般的なNFCのサブセットのような扱いらしくAPIも公開されていない事から日本では実質的には使えない。
NFC搭載ですよとは言っているが使い道がないのだ。地デジテレビ機能搭載のスマートフォンを海外に持って行って使えないのと同じだ。

◆ ApplePAYが使えるようになればそれ用途には使えるわけで、コンビニなどでの支払いが出来るようになれば便利になる。ちなみにマクドナルドの場合はクーポンをFelicaインタフェースで伝えて注文し、支払いにiDなどを使うと注文から支払いまで済ませる事が出来る。
私はコンビニでの支払いもドラッグストアなどでの支払いもiDを使うのでそれが半ば当たり前になっているのだが、スマートフォンを忘れた時などは小銭を出すのが面倒だなと思う。

◆ ソフトバンクの入館証はQRコードになっている。
入り口ゲートのところにはスマートフォンの画面を撮影するカメラがあって、そのカメラにQRコードの表示された画面を"見せる"事によってゲートが開く。端末を選ばないという意味では原始的ではあるけれど仕方ない方法だ。認識速度はさほど遅くないので、もちろんFelicaのように一瞬というわけにはいかないがダルいというほど待たされるわけでもない。


広告モデル(2)(10/24)
◆ ニュースサイトでも有料のものがある。一般紙の有料版や日経系の有料版などだ。ニュース自体に価値はないと言ってしまうと語弊があるのだが、起きた事象の報道は各メディア共に行われるので有料の意味が希薄だ。しかし社説だとかコラムはそのメディア独自のものであるので有料の価値があるとも言える。

◆ 広告の話からは少し逸れるが新聞の購読部数の減少と予備紙の問題がある。予備紙とは新聞会社から販売店に卸される新聞で、一般家庭や企業などに配達される分に上乗せされるものだ。新聞社としては予備紙を含めた部数を発行部数とするが、実際に購読される部数は発行部数の8割程度になる。

◆ 予備紙の運命はと言うと、そのまま開封されずに1kgあたり数円で古紙回収業者に引き取られていく。月間4千円の新聞の仕入れ単価は2.3千円程度、そえに販管費みたいな補助金が出るので実質1.8千円くらいだそうだ。つまり販売店は1000部を配ると月間の粗利が200万円くらいになる。ただし必要部数以上の新聞を買わされるのでそれがそっくり損失だ。

◆ 新聞販売店の儲けは、ピーク時には相当大きく贅沢な経営が出来ていた。しかし今は新聞だけでは食っていけずに折り込み広告や複数紙の扱いなどで収益を上げようとする。折り込み広告は良い稼ぎになるというものの、発行部数(配達部数)の現象などもあって先細りだ。発行部数が減ると広告効果が減るのだから広告単価が安くなってしまう。これは雑誌などでも同じであり、広告単価が下がると多くの広告を入れざるを得なくなり配達の嵩が増す割に収益にならない。

◆ 有料である新聞や雑誌に広告が掲載されているのは、その広告費によって新聞や雑誌単価が下がっているのですよ、という事になる。
だったらiコンシェルも同じではないかとなるのだが、物理媒体の場合と電子媒体の場合の認識の差がそこにはある。もしかするとドコモはこうした安定的収入である定額費用と広告費用の両方を取るモデルを実現したかったのかも知れない。

◆ 新聞の電子版は意外に高額である。普通に考えれば配達コストや物理媒体のコストを除けば安価になって良いと思うのだが、通信事業者のARPU同様に価格ありきな感じがする。
まあ新聞は無料で読めるサービスもあるので高額な有料電子新聞を契約するかどうかは自由ではある。

◆ メルマガやblog記事も有料で公開している個人や団体もある。広告モデルを使わないのはそれぞれのポリシーもあるだろうが、ホリエモン氏のように有料メルマガの中でステマをやって叩かれたりする例もある。見たい人にしか読ませたくない的なフィルタを目的としたものもあるだろうし、単に収益の増大を図る目的もあるだろう。

◆ F&Fでもかなり以前から広告を掲載はしているが収益は限られたものでしかない。楽天やAmazonは成功報酬型なのでF&Fのリンクをクリックしてかつ買い物をしてくれた人の購入金額の1%(楽天は確定率が5割くらいしかないので実質0.5%以下)が収入になる。Googleはクリック保証なのだが、同じ人が同じ広告を何度もクリックするとカウントされなくなるらしい。


広告モデル(10/23)
◆ 多くの商用ニュースサイトなども今は広告による収益で運営されるのが一般的になった。TVのCM並みにWeb広告の効果が見込まれると言われて時も経つわけだが、若者などのTV離れなどもあってWeb広告というもの自体が世間に広く認められるところが現状だ。

◆ 最近はドコモ系のWebページを見る事が少なくなったのだが、iモード全盛期には多くの広告が掲載されていた。広告の掲載順位も商売になっていた。確かにiモードのドコモのページはパケット料無料に設定されていたので広告モデルも納得できないわけではないのだが、そもそも通信サービスが有料なのだから広告は邪魔だなとも思った。

◆ アプリなどでも広告料収入によって制作者が還元を受けるシステムになっている。広告を排除したければ有料版を買う事になるが、下手な有料版よりも広告モデルの方が収益が上がるとも言われる。
私はいくつものアプリを使っていて、その中のいくつかは有料版を買っている。使用頻度が高いから広告によるトラフィックが嫌だなと思ったり、全面広告が嫌だなと思ったりと理由は様々だが有料版や有料キーを買っている。

◆ ドコモの広告に関してはiコンシェルの時にも書いた。iコンシェルを契約すると漏れなく宣伝メッセージが届く。そんなものは要らないよといったところでドコモは「利用者の方に有益な情報をお届けしています」という。それが興味ある分野の広告ならともかく、およそ関係のない広告メッセージなのだから有益でも何でもない。送る方は収益になるから有益かも知れないが受け取る方はそうは思わない。

◆ spam FAXやポスティングチラシと同じように単なるゴミでしかない。制御可能なメッセージならば受け取り拒否をすればいいがiコンシェルの広告もspam FAXもポスティングちらしも拒否は出来ない。iコンシェルが無料のサービスであるならば多少の広告は我慢しなくもないが、月額料金のかかる有料サービスなのだから納得いかない。

◆ 今はiコンシェル同様のサービスは無料や有料のアプリで実現できるのでiコンシェル自体の意味が希薄となった。
と言う事は、そもそもiコンシェル自体の存在がその程度だったと言う事である。この辺りがドコモのサービスの駄目なところだ。
しゃべってコンシェルもうまく発展させていけば面白くなったと思うのだが、ドコモらしい失敗作となりつつある。

◆ しゃべってコンシェルは検索結果を示す事も多いのだが、検索システムはgooが使われていた。(今は変わったかも知れないが使っていないので不明)検索結果の最初の方には一件検索結果風の広告が掲載されているので使いにくい。本来の検索結果もドコモ関連企業優先で出力されてくる。

◆ 検索順位商売が成り立っているからだとは思うのだが、結果として目的のサイトが検索できないのだから検索サイト自体の性能が悪い事になる。ならばしゃべってコンシェルを使わずに同じ語をGoogle検索に話しかけた方が良い。こうしてしゃべってコンシェルはGoogle検索よりもSiriよりも劣った存在になってしまう。


プロジェクタ(10/22)
◆ プレゼンなどでも使用されるプロジェクタ、最近では小型可搬式のものもあるのだが照度が絶対的に足りない。
ある部品メーカがそんなプロジェクタを持って訪ねてきたのだが、天井照明を消した程度の室内の明るさではA2版くらいまでの大きさに拡大すると暗くて見えにくくなった。

◆ プレゼンする側はPCのモニタを見ているのでこちらは投影された部分に近づいて 見るという、ちょっぴり間抜けなスタイルとなった。明るい室内でも見やすく投影する為にはより明るい光源が必要であり、これは小型化に反する。
小型モデルは光源にLEDを使うわけだが限界がある。

◆ 光源はプロジェクタによっても異なるがハロゲン電球だったり放電管だったりする。
少し大型のものだとランプは光出力が400W前後(10000lm)のものとなるのでLEDを光源とする小型プロジェクタとは全く違う。
今後光量の大きなLEDが搭載されたとすると、今度はバッテリ事情が浮き出てくる。

◆ ソフトバンクが発表したモバイルプロジェクタは120インチ表示が可能と謳われているのだが照度は200ルーメンだ。一般的プロジェクタを見てみると4000ルーメンで100インチくらいとなる。200ルーメンでも真っ暗な中であれば120インチで何が映っているのかは分かるとは思うのだが実用的ではない。だったら120インチと謳わずに500インチでも良いではないかとなりそうだが、人間の視覚感度以下はさすがに駄目って事かな。

◆ プロジェクタメーカの場合は200lmで120インチなんてバカな表示は出来ないのは常識を疑われてしまうからだ。しかしソフトバンクの場合は分かっている人が居ないので、これは120インチまで拡大表示できますよと言われるとそのままカタログに書いてしまう。
メーカはZTEである。

◆ シャープのロボホンもプロジェクタ機能を搭載している。ソフトバンク流に行けば100インチ以上にも投影可能となりそうだが、室内の明るさで見るにはA3サイズくらいが限界かなという明るさだ。それでも小さなディスプレイを見るよりはずっと見やすいわけだが、映す場所も問題だ。部屋の明るさに応じて照度はコントロールされるとしても、余り暗いと見づらい。

◆ 白いテーブルや白い壁があればいいが木目だと見づらそうだなとか考えてしまう。職場であれば白い壁も白いテーブルもあるが家庭内を見るとそんなテーブルは限られる。まあロボットの事だからリモコン対応天井照明の自動で照明を消すくらいはやってくれるかも知れない。

◆ むしろロボットと向き合うからレーザスキャナで網膜に投影してよ、みたいな。
多人数で見る場合は網膜投影は駄目だがパーソナルユースであれば出来そうな気がする。

◆ スマートフォンや携帯電話の画面の明るさも重要だ。暗ければ日中には見づらくなってしまう。
特に小型高解像度の液晶パネルはバックライト輝度をかなり上げないと明るくならない。バックライトを明るくすると消費電流が増える。
据え置き型プロジェクタの場合はバッテリ駆動するわけではないので消費電力の問題は大きくはないがバッテリ駆動だと問題だ。ロボホンにしても大きく明るく映したいのは山々だろうがバッテリには限界がある。


物売り(10/21)
◆ ライブ配信者の中には配信そのものを収入源としている人も居る。殆ど毎日配信している人は、そもそも働く時間がない。と言うか反対だな、働いていないから毎日配信出来ている。古株のK氏は、無免許運転で一躍有名になったS氏と一緒に山手線一周レースを企画した。
渋谷から反対方向に山手線を一周し、リスナーが会いに来たりグッズを買って貰えたら加点していくというもの。警察に職質をうけたらマイナスポイントになるが、住所氏名を名乗らず逃げ切れればペナルティは最小などルールが決められている。

◆ K氏は以前にも東京から青森まで自転車で走破(ただし途中で一度東京に電車で戻ってきている。)しているが、このときのステッカーなどの売り上げは数十万円だったそうだ。
最近のK氏は金欠に悩んでいた事からも売る為の企画は必須だったと思われる。そんなK氏を見ていたRhg氏は「金が稼げたら何だかんだと理由を付けてリタイヤするよKは」と冷めた見方だった。

◆ Rhg氏もK氏もアルコール依存だがK氏のそれはかなり重傷だ。K氏は二日酔いで気持ちが悪いと言って起きだし、その後食事と共にビールを飲みはじめていつもの調子になるが夕方には泥酔状態に陥って支離滅裂になる。次の日は又二日酔いでスタートという繰り返しだ。

◆ 山手線一周企画当日も二日酔いでスタート時間に遅刻、渋谷から池袋まで行ったところで目標金額に到達したのか飲酒開始。ルールを変更して…みたいな話もしたがS氏に却下される。その後カラオケボックスに行ったりしながら飲酒を重ねて泥酔→リタイヤという流れとなった。
他人がイベントでリタイヤでもしようものなら(自分は無関係なのに)牙をむいて起こり散らすK氏は、他人に厳しく自分に甘い。

◆ しかしそんなK氏を責めるリスナーも居て、K氏はそんなリスナーを逆に攻撃した。自分が怒り散らす事でリタイヤした事実から逃げようという作戦か。Rhg氏に言わせればそれも予定調和となる。K氏がリタイヤした後もS氏は歩き続けて山手線を一周したようだ。さすがに夜遅くまで歩いていたので私は観ていなかったのだけど。

◆ 勿論山手線を一周したS氏の方が沢山の金を稼ぐ事が出来た。グッズ単価が高めな事などもありK氏の2〜3倍は売り上げたのではないだろうか。Rhg氏は長野から東京まで歩いているというか、たまに自宅に帰ったりしては又その地点まで戻って続きをやっている。一日の徒歩距離も10km程度なので過酷と言うほどのことはないがRhg氏もアルコール依存症なので飲まずに歩くのは大変なのかも知れない。

◆ 他にもこの夏には琵琶湖を泳ぐ人と琵琶湖を自転車で一周する人が競争したりと、アクティブに活動する人も居た。やはり過酷なチャレンジだと閲覧数も増える。琵琶湖を泳いだところでそこに会いに来る人が居るわけではないのでグッズは売れないから稼ぎにはならない。

◆ 歌手?みたいな女性も山手線を一周したしモデルなのかな?そんな感じの女性も付き人と一緒に山手線を一周していた。歩行距離約40km程度の山手線一周はチャレンジしやすく、都市部をぐるっと回る事で知名度アップや売り上げアップも狙えるコースだ。


残債(10/20)
◆ 携帯電話やスマートフォンなどの割賦販売が普通となり、その支払いが完了しているかどうかを調べる事も一般的となった。
そんな中でこのような事例が報告されている。事業者回線契約を結べるようなモデルの場合で、その事業者が扱っている場合は事業者に紐づけられる。しかし双でない一般売りのものの場合は事業者とは関係はない。

◆ ではなぜこのような事が起きているのだろうか。正規のルートで家電量販店に仕入れられたものの場合は事業者が介入する余地はない。だとすると、これらのモデルは一度YMが仕入れて登録し、それの在庫を家電量販店に流したのではないか。

◆ ようするにいったん仕入れて自社用に登録をしたあるいはシリアル番号を連番で登録したが、売れ残ってしまったので量販店に流してしまった。その時に管理が完璧ではなくシリアル番号(IMEI)を消さなかったのでこうした事態が起こった。

◆ マイクロソフトものであればYMに登録されていないという事なので、どこかでいったんYMの手に渡ったと考えるのが自然だろう。
ヨドバシカメラばかりではなく他の店や通販で買ったSurface 3もYMに登録されてしまっているものがあるようなので、相当な台数が中古買い取り不可能状態に陥っていると思われる。

◆ ソフトバンクと言えばローンを完済しているにも関わらず不履行データを登録してしまうなどの問題もあった。解約後も料金を請求されたとか非契約者の所に督促状が来るなどの報告もある。通常お金や信用に関わる問題はシビアにチェックされてしかるべきなのだが、こうした部分の管理態勢がソフトバンクは想像を絶するくらいいい加減だ。

◆ 以前にも少し触れた事があるが残債無しと言われたにも関わらずその後残債ありとされたり、更には二重で料金を取られたり、過請求された分の返金方法が二転三転したりした。
通信事業者として日が浅いと言ったって10年になるソフトバンクが未だにこんな事なのだから経験不足では済まされない。
ようするに課金や請求システムの出来が悪くエラーを起こしやすかったり入力ミスを検出できなかったりするのではないだろうか。

◆ 買い取りが不可能になったSurface3はどうなるのだろうか。ヨドバシに文句を言うのかYMに文句を言うのかだがヨドバシで買ったのならヨドバシに何とかして貰うのが筋だろう。まさかヨドバシも紐付きになっているとは思わなかっただろう。

◆ 普通に割賦販売で購入したスマートフォンなども完済扱いになっているかどうか調べてみた方が良いかもしれない。特に一括で購入したような場合に、本来であれば残債無しになる訳だが中古流通や転売を嫌うソフトバンクは残債ありに設定しているかも知れない。こうなると正規のルートで売る事が出来なくなる。

◆ 何だかんだと理由を付けてSIMロック解除を嫌がるソフトバンクだけに、何とかして縛り付けたいと考えるだろう。SIMロックが解除されたソフトバンク販売のiPhoneはドコモ販売のiPhone同様の価格で売れると考えられる。
現時点ではMVNOで使えないソフトバンクのiPhoneはドコモ版よりも安い。


ロボホン(10/19)
◆ 以前にblogにも書いたシャープ製のロボット型携帯電話である。携帯電話として使うと言うよりも会話型二足歩行ロボットとしてみた方が良い。全長約20cmの中にどれ程のプロジェクタが入れられるのかとか、スタンドアロンでどの程度動かせるのかなどもあるのだが、プロモーションビデオのように動作してくれれば面白い。

◆ ロボットと言えばPepperだが、さすがにあれは大きすぎる。本体は買える価格だとしても月額費用を考えると高すぎるオモチャだ。会話型ではあるが基本的にはプログラム通りに動くのでPepperの予想する以外の答えをしたり、Pepperが特定の動作モードに入っている時に時刻などを聞いても知らんぷりされる。

◆ ソフトウエアの問題なので今後良くなっていく可能性は秘められているが、自立判断などは非常に難しい部分であり結局はプログラムされた通りに言葉を発する事になる。
感情だ何だというといかにも機械が感情を持っている風に思えるが、様々な条件で分岐点があるに過ぎない。

◆ 噛み合わない自由会話よりも要件のみを理解してくれた方が良いと思う。時間を聞いたら答えてくれて天気を聞いたら教えてくれる。毎回同じ踊りや歌を披露してくれなくても良いのだ。つまりSiriやしゃべってコンシェルに、ほんの少しのパーソナルデータエリアがあれば良いことになる。

◆ もう一つは学習である。検索結果を示すような場合で、利用者がその中から選ぶ傾向や選んだものを学習して利用者にマッチしたロボットになる事だ。こうした動作があれば質問の答えを検索結果で表示するような場合のダルさがなくなる。

◆ 最近は家電製品でもその家庭の利用状態などを学習する位なので技術的には難しいものではないが、学習内容が多岐に渡るしデータ量も多いところが冷蔵庫やエアコンとは違う。
シャープはこの辺りの技術も持っていると思うので学習能力は製品価格次第(保存容量や処理速度)だったりして。

◆ 何かを検索したとする。その結果に一応満足して違うことをはじめたが、又さっき検索したサイトを見たくなったとする。こんな時ロボットに「10分前に検索したページをもう一度見たい」といって言う事を聞いてくれたら便利だ。あるいは「さっきのページもう一度見たい」というと、複数表示したページの中から表示時間の長かったページを候補としてくれるとか。

◆ こうした動作に感情解析も何も要らない。言ったことを正確に理解し判断して結果を出してくれればいい。何なら「今日は気分が悪いんだよなぁ」というと、それに見合ったプログラムに切り替わるくらいでも良い。Pepperにそれを言ったら「じゃあ私が楽しい遊びをしてあげます。
あなたな晴れの日と雨の日とどちらが好きですか?」なんて言いかねない。

◆ 曖昧後からの検索というか、そもそも何というワードで検索したらいいのかよく分からないなんて事がある。それを言葉の中からキーワード抽出して検索してくれるなんて、そこは難しいか。「横浜駅から徒歩10分以内でいける、リーズナブルな価格で美味しい焼き肉店の混み具合が知りたい」と言うと店の検索、店の評判やレビューの検索、価格検索をして、店に電話をかけて混み具合まで聞いてくれれば便利ではないか。


SIMフリー(10/18)
◆ MVNO事業者への加入者が増えていることもあるのだろうが富士通がSIMフリーのスマートフォンを出している。M02はドコモ版であるF-02Hとほぼ同等であるがmicroSDXC非対応や指紋センサが搭載されていないところが異なる。

◆ 対応バンドは1.5GHzを除く現行バンドで700MHz帯には対応していない。CPUは1.2GHzクロックの4コアでRAMは2GBを積んでいる。海外製のSIMフリースマートフォントの違いはFelicaに対応していることだ。価格は3.5万円程度と海外製のSIMフリースマートフォンと戦えるのだが、仕様を比較するとちょっと寂しい。

◆ いわゆるグローバルモデルであればOSのバージョンアップなどにも付いていける可能性が大きいが富士通製はどうなのだろうか。
SIMフリーのマーケットで一定のシェアを得る為にはOSバージョンアップやサポート態勢も含めて強化する必要がある。

◆ MVNO事業者もこの富士通製スマートフォンを扱い、割賦販売も行う。海外製スマートフォンというと技適関係のミスが指摘されたり、能書きと実際のCPUクロックが違っていたり、あるいは製造品質が低かったりなどのトラブルも聞く。

◆ 海外製端末は故障や保証の点で不安だという声も聞くのだが、国産スマートフォンは設計品質の点で不安があったりして。
富士通がSIMフリーの市場で成功すれば他社も追従してくる可能性がある。低コスト展開を行う為には販売量を増やさなければならず、基本設計を同一とした海外モデルへの道も当然考えるだろう。

◆ 移動体通信事業者への納入メーカがSIMフリースマートフォンを扱いはじめれば、価格的矛盾も是正されてきそうな気がする。もっともXperiaなどはグローバルモデルも結構高額で売られているので競争対象にならないかも知れない。5万円前後であればまだしも10万円近いとなると修理や保証の安心感を買うみたいな所も出てくるし、インセンティブモデルで買った方が安い。まあその分通信費で取られてしまう訳だけど。

◆ いずれにしてもグローバルモデルを出して世界展開すると開発力が付くのは確かだ。日本の狭い市場の中で云々ではなく世界の人々が使い、様々なフィードバックが得られる。
SONY自体のスマートフォン事業は必ずしもうまく行っていないのだが、モデルサイクルの延長(これは以前から言っている)なども含めて頑張って欲しいものだ。

◆ モデルサイクルの延長と共に他機種展開で様々なニーズをすくい取ることも必要だ。SONYに関しては価格競争が出来ないという理由でハイエンドに絞っている感じではあるがM02クラス(価格的に)も良いのではないだろうか。
コストダウンは様々なパーツを少しずつ削っていく事になる。バッテリ容量も少し小さくし、CPUクロックも少し遅くし、カメラも1世代前のものを使うなどだ。

◆ Panasonicやシャープあたりならば量産性を含めたコストダウンが出来そうだが、SONYはこの辺りが得意とは言えない。富士通にしても同様で、同じものをシャープに作らせればコストは2割くらい下がるのかも。勿論仕様的にも違ってくるとは思うけど。


mineo(10/17)
◆ mineoのSIMを入れたXperiaAだが半日ほどで約300Mバイトくらい使った。以前のソフトバンクであれば3日/1GB規制に引っかかるデータ量である。車で走行しながらGooglemapも使ったが、なんか反応が遅い気がした。これは通信速度が遅いのではなくGPSの位置取得が遅いのか?注意していないと自位置が遅れてやってくるので曲がるべき交差点を行き過ぎてしまう。

◆ ナビモードで見ていたわけではないので、もしかするとナビモードの方が良かったのかも。
地図はブラウザで見ていたのだがデータ使用量を見ると数百kバイトでしかない。他のアプリにカウントされているのかなぁ。
動画も見たが伝送レートが不足する事はなかった。他に通常の検索もしたりアプリからの通信も行ったのだがドコモSIMのXperia Z4と速度の違いを感じる事はなかった。

◆ 大量データのダウンロードやアップロードをすれば違いが分かったのかも知れないが、少なくとも普通に使っている限り不満はない。
従来型ケータイの頃は地図を見るにも何をするにも引っかかる的に遅くなったエリアが存在したのだが、そういった事は全く感じなかった。地下鉄内でも当然のことながら普通に使えた。

◆ 普段から複数台のスマートフォンを持ち歩くのは面倒だが、車での移動などなら問題はない。まあその時はたまたま電車での移動になったのだがデータが余っていたのでXperia Aの方をよく使った。余談になるがXperia Aは裏蓋を外しでバッテリ交換が可能だ。車に付ける時に裏蓋部分にジェル吸盤を貼り付けるのだが、その吸盤を外そうとすると蓋が取れようとする… 吸盤はちゃんと常圧にして外すモードにしているのだが駄目だ。

◆ この吸盤の苦手なものはシリコン製のスマートフォンカバーである。Xperia Aの裏板にはバッチリくっつくのに、シリコン製カバーは駄目だ。表面が粗いわけではないので吸盤を減圧した時にシリコンカバーもそれに合わせて形状を変え、減圧効果がなくなるものと考えられる。なのでシリコン製のカバーなどを使っている方は挟み込みタイプのスマホホルダーが良い。

◆ 通信速度が落ちてきてまず気になるのが地図を見た時の表示速度ではないだろうか。従来型ケータイの時も地図を見る度にそう思ったものでベクタデータの地図が使いやすかった。
当時はソフトバンクの従来型ケータイも持っていたのだが、地図を開くまでに数秒を要するのでかなりダルかった。その当時(HSDPA時代)に比較すれば格段の速度アップがなされている。

◆ MVNOのSIMでは遅い時には1Mbps以下にまで落ちる事もあるようなのだが、少なくとも今回使った限りではダルいなと思うことは無かったから速度も普通だったのだろう。データがもったいないので速度測定は行っていないというか、遅くて使えない状況が訪れた時にスピードチェックしたくなるのかも。

◆ 頻繁に持ち歩いて使っているわけではないしデータ使用量が多いわけではないので何とも言えないのだが、通話利用が少ない(通話定額ではないという意味)方ならMVNO契約で十分だと思う。もちろん、だからこそMVNO契約者数が伸びている。


通信速度(10/16)
◆ 移動体通信機器の通信速度が理論値から実測値になろうとしている。速度計測はAccuver株式会社が行う。通信事業者が手出しを出来る範囲は限られているのだが、全く不可能というわけではない。例えば速度計測サイト以外のパケットを制限して帯域を空けるとか、速度計測パケットを優先化するなどだ。

◆ バレたら大事になりそうな小細工を大手事業者が行うとも思えないのだが、大手二社とは異なる体質の事業者ならば何でもありだ。ただ実質加入者が減少している事もあるのでアクティブユーザの多い大手二社よりも有利になる可能性はある。いずれにしてもナンバーワンを宣伝文句にしたい各社はより良いデータが得られるように工夫はするだろう。

◆ Acuuverは移動体通信3社からの調査を受託したとなっているので、各社がそれぞれ発注したスタイルだ。調査が同一場所や同一時間で行われるのか、それとも依頼主の要望に合わせて行われるのかは不明だ。

◆ 利用者としては実効速度によって各社が競争すればより良い環境が整備される事につながるので有り難い。速度の遅い事業者は改善努力を行うか料金を下げていくしかない。
先日霞ヶ関付近でそこそこのデータ量の通信を行ったのだが、上りが遅いようで引っかかる事が度々あった。1Mbps出ていればなんと言う事はないはずなので、時にそれ以下に落ちていたとも考えられる。ただしずっと遅いわけではなく正常化するので通信が途切れるなどという事態には陥らなかった。

◆ 霞ヶ関界隈での夕方となればトラフィックもかなり上がるだろうし、基地局設置場所の関係でマイクロセル化も難しい。
ちなみにその地点は150MbpsのエリアでありCAエリアではない。都内と言っても場所によって速度は異なるのだが、だいたい1BANDで20Mbps〜30Mbps位は出ているのではないだろうか。

◆ ただし電界強度が落ちたりセル内利用者が急増すれば10Mbps以下になり得る。横浜駅周辺でも夕方などは10Mbpsも出ない。複数本の鉄道が乗り入れ駅前のバスターミナルには長蛇の列が出来るような人口密度にあって、ある程度の速度を出していく事はかなり難しいのだろう。
駅のホームなどにはナノセルなども設置されていて、その近くで通信すると速い。

◆ 電車が到着すると通信すら不可能になると言う事は、今は無くなっているが以前は電話をかけようとしても中々つながらないみたいな事もあった。多バンド対応やセル半径の縮小で何とか凌いでいるみたいな感じはするが、人口集中エリアの対策はまだまだ必要である。

◆ 上りが遅いのはBAND1(2GHz帯)という感じがする。1.5GHz帯などは上りがガラガラという話もあって下りより速度が出る場合もあるとか。上りデータを使う事は余りないとは思うのだが写真や動画をアップロードする時、特に動画だと数十メガバイトを伝送する事になる。
非圧縮のテキストデータなどもムダに容量が大きくなってしまうが、圧縮して何だかんだよりも(面倒だから)そのまま通信してしまう。
FTPの方がスムーズというかサーバが速いのでその部分のストレスはないのだが、Dropboxの方が手軽なので今はそちらの利用率が高い。


ターボ(10/15)
◆ トヨタはクラウンにターボエンジン車をラインナップした。2リッターの4気筒直噴エンジンにツインスクロールターボを組み合わせたものだ。
直噴エンジンは一時期流行の兆しもあったのだが全盛とはならなかった。層状吸気では燃焼が不安定になりやすく排ガスレベルが下げきれない事や、カーボン堆積による変化も無視できない。

◆ 直噴エンジンは低回転時などでガソリンの霧化が悪いとか燃焼音が大きいなどがある。霧化が悪いのはガソリンを高圧で断熱膨張させる為である。しかしこれは吸気温度を低下させたい過給システムとは相性が良い。またマニホールド噴射に比較すると噴射圧力を制御しやすい(気筒内の圧力変動率が小さい)のもメリットにはなる。

◆ クラウンターボは水冷インタークーラも装着している。水冷インタークーラーはシステムが複雑になるのでコストがかかるのだが、トヨタは過去のターボブームの時にも使っていたはずだ。
メリットは吸入経路を短くできる事、インタークーラーを小型に出来る(空気対空気の熱交換では大きなものが必要)事でエンジンルーム内のレイアウト自由度が上がる。

◆ 専用車として設計されたターボモデルならば問題は少ないが、様々なエンジン共通モデルとして考えるとレイアウト自由度は重要になる。インタークーラーは過給器によって上昇した吸気温度を低下させてデトネーションを防止すると共に空気密度を上げて出力を向上させる。

◆ ツインスクロールターボは新しい技術ではないがターボラグ解消の決定打とも言えない。スクロール半径の異なる排気流入経路を作る事でA/R可変と同じような効果を狙う。
エンジンが4気筒なので排気脈動も利用したタービン形状にもなっているのだろう。この辺りは多気筒エンジンの場合とロータリエンジンの場合の違いのようなものである。

◆ ターボエンジンで燃費が悪化しやすいのはメカニカル圧縮比を高めにくい事と燃焼温度のコントロールにガソリンを使いたくなる事だ。これもターボ専用エンジンとして開発して過給時の熱負荷対処が出来ているならば問題は少ないが、NAエンジンに後から過給器を付ける場合は難しい。何しろNA時の5割増しくらいの発熱量になるわけなのだがターボモデルとNAモデルの両方が欲しいとなるとどこかで妥協しなければならない。

◆ 日本の燃費とエミッション計測は中低負荷時に限られるので高回転高負荷時に排ガスが汚くなっても知らん顔出来る。その代わり燃費計測で遣われる範囲では低燃費を維持しなければならない。小排気量+過給器エンジンの場合は低回転低負荷時の燃費を(大排気量NAエンジンに比較して)向上させやすい。それは低負荷時のスロットル開度を大きくできるからだ。

◆ 中負荷になると過給が開始されてポンピングロスがマイナスになる。こうしてうまい部分を使う事で燃費を向上させる。クラウンがどのくらいの実用燃費になるのかは不明だが、欧州などでも小排気量エンジン+過給器で低燃費を実現する例はある。従って過給器付きエンジンの燃費が悪いと決めつけるのは正しくはない。


電界強度(10/14)
◆ 以前にblogにドコモの電界強度のグラフを載せた。基地局の近くでは-80dBm位になるが平均的には-95dBm〜-105dBm位だろうか。
移動中でも意外に狭い範囲に電界が管理されているなというのが印象である。

◆ 電波の強さは必要最小限であること、これがセル方式で繰り返し周波数を使う場合の鉄則である。遠くまで電波を飛ばせればいいと言うものではなく、その基地局のセルを外れたら次の基地局にハンドオーバするのでもとの基地局の電波は邪魔になる。

◆ 電界強度の設定設計はその通信方式でどの程度の電界強度がベストなのかを考える必要がある。
電界強度が高くなるに従ってエラーレートは下がってくるが、必要十分な電界強度に達すればそれ以上電界強度を上げてもエラーレートは下がらない。

◆ PHSではBER(エラーレート)がマイナス2乗になる感度を16dBμと規定している。実際の移動機は10dBμくらいの感度がある。BERがマイナス6乗、つまり殆どエラーが無い時の電界強度規定は26dBμだったはずだ。つまり通信限界とも言えるマイナス2乗点から10dB程度電界強度が上がれば通信に支障はなくなると言うわけだ。

◆ いずれもDQPSKの場合でQAMでは感度が落ちる。これは多値符号による通信になれば理論感度が低下する為だ。そのためQAMで通信中に電界強度が落ちる(エラーが増大する)と8PSK→QPSK→BPSKと符号間距離を増大させてエラーを低下させる。一方で基地局直下などでは(PHSではビーム制御をあまり行っていない為)100dBμ以上の電界強度になる場合があり、受信部の飽和が起きるとエラーレートが悪化する。

◆ これも符号間距離の大きな、あるいは振幅方向に情報を持っていないPSKなどなら余り気にならないのだがQAMでは的確に制御する必要がある。携帯電話基地局の場合はアンテナの地上高が高い事やビーム制御を行っている事もあって基地局直下の電界強度はさほど高くはない。

◆ 基地局の出力を大きくすると周辺の電界強度が上がりセル半径が大きくなる。これは基地局の密度を疎にすることが出来ることを意味するのでエリア構築のコストを下げられる。マイクロセル化はその逆で、セル半径の小さな基地局を多数設置してセル内利用者数を少なくしてスループットを上げる。

◆ ドコモに比較するとソフトバンクの電波は電界強度変化が大きい。基地局近くで強いのは基地局の送信出力が高い局が多いからだろう。スペアナで見ても比較的強い局が多い。都市部でのマイクロセル化はauが熱心なのでauの電波を観測するとドコモ同様になっているのかも知れない。

◆ LTEのOFDMAはFDAなので干渉を考えなければならなく、考え方によってはCDMA方式よりも厄介だ。その為にマイクロセルのSoN制御やその他色々な干渉回避の技術が使われる。セルエッジ問題はどんな通信方式でも厄介な問題なのだが電界強度の高い=通信状態の良い端末を優先するLTEではセルエッジ切り捨てのようになる。
そのためサービスエリア内で均一の通信速度を得ようとすれば綿密なセル設計や対策が必要になる。

◆ 日本は異例に人口密度の高い都市部な訳で、欧米などとは異なるセル設計が必要になる。
人口密度がそこそこ高い韓国などでもドコモのように低い電界強度でまんべんなく方式ではなくソフトバンク的な高出力局でどばっと吹くみたいなやり方をしている。


CLS(10/13)
◆ CLSには相変わらず余り乗っていないのだが一時期のように年に数百kmと言うこともなく年間千kmとか2千km位は乗っている。なのでバッテリ上がりの心配は余りない。
乗る機会が少ないので洗車もたまにしかしないのだが、こまめに洗わないと汚れが溜まることに気づいた。

◆ 先日久しぶりに洗ったのだがトランクリッドとリアウインドゥの隙間(CLSはリアウインドウのガラスがトランクリッドに入り込むようになっている)やパネルの隙間などに泥汚れが沢山溜まっているのだ。砂埃が溜まったまま雨が降って粘土化し、それが乾いた上に更に砂埃が積もってみたいな感じで汚らしい。汚れが付着しているというレベルではなくまさに堆積しているのだ。

◆ 堆積した砂埃というか土汚れはブラシでこすらなければもはや落ちないような溜まり方になっている。確か以前に高圧洗浄機でトランクリッドやボンネットの隙間の汚れは落としたのだが、時間が経てば同じ事になる。そしてこれら汚れはパネルの隙間で水分を保持する事になり、錆の原因になる。
CLSには錆は見られないのだが長期にわたってそんな状態が続けば錆びるかも。

◆ 車がないと不便なこともある、時に今は車でなければならない用事でしか車を使わないので余計にそう思うのだが、なので手放すか維持するかは悩みどころだ。何しろ月額換算7千円弱の税金がかかっているのである。
総理は携帯電話料金が高すぎるから何とかしろと言っていたが、自動車関連税の方が高い。

◆ 携帯電話に税金をかけるなんて話もあるしNHKがIP放送でも受信料を取るという話も。現在の放送法をそのままIP機器に適用するとPCでもスマートフォンでも従来型ケータイでも受信料金を払わなくてはならなくなる。放送法の前では見ない自由は許されない。

◆ 自家用車ではなくカーシェアやレンタカー、タクシーを使う手もあるが、タクシーは安くはない。所要時間や地域にもよるが100km走らせると3〜4万円はかかる。
余程デカいものでなければスクータに積めるのも事実で、スカイウエイブならシートの下に10kgの米袋が3つ入って更に小物も入れられる。シグナスの方はステップの所に乗せればタワーPC位の大きさのものは難なく運べる。

◆ 登録車と二輪車の中間的存在が軽自動車なのだが、これも増税された。軽自動車は車庫証明が要らなかったかな、その辺りも含めて小銭が節約できる。安全性という点で疑問は捨てきれないのだが二輪車よりは安全だろうと言われれば確かにそうだ。

◆ 現在はガソリン価格がそこそこ安定しているが、これが高騰するようだと又考えも違ってくる。
私の場合は年間走行距離が少ないのでリッター5kmしか走らない車でも余り気にはならないが普通の人はそうではない。CLSは都内などの空いている時間に走ると9km/l程度になるが、ガソリンを入れるのは2ヶ月か3ヶ月に一度だ。

◆ それでも今はガソリンを入れる回数が増えたわけで、以前は年に1回とか2年に1回とかの時期もあった。ガソリンって駄目にならないのかなと心配したほどだし、ガソリン補給の為にアイドリングを長時間続けてガソリンを減らすなんてもったいないこともしていた。


測定器(10/12)
◆ 測定器と言うほど大げさなものではない、安定か電源だとかテスターの類を余り持たない自作派が居る。パワーエレクトロニクスと言うほどではないがロジックレベルの信号を扱うと言うほど微弱でもない分野のものを作ったり壊したりしている。

◆ 意外なのはPC接続型のオシロなんかを持っている事で、メーカはどこだか聞き忘れたが何万円かしたらしい。
電源はPC用の電源や電池を使っている。5Vや12VはPC用の電源から供給し、中途半端な電圧は乾電池やリチャージャブルバッテリを使う。PC電源の電流容量が足りないと鉛バッテリを持ち出す。鉛バッテリは内部抵抗も少なくて良いのだが、回路が間違っていると簡単に火を噴かせる結果になる。

◆ 電流を測るにもディジタルパネルメータの電圧計とシャント抵抗を組み合わせている。
電圧降下を気にするならばDCの測れるクランプメータが良いと思うのだが買う様子はない。シャント抵抗の値が小さくなればそれに比較してシャンと抵抗と電線との接触抵抗が見えてきて誤差が増える。これはミリオームメータで測ればすぐ分かる事なのだ。

◆ 彼が別に実験用機材をそろえるのが嫌いというわけでは無さそうだが、手持ちの部品の組み合わせで事足りるからそれで良いみたいな事だと思う。ただ実験で色々やっている割にはその進捗が思わしくなく、これって別に電源があればそれで電圧を変えてやってみればすぐ分かるのになんて事が多々ある。

◆ こう言う人に測定器の必要性を説明するのは面倒だ。なので特に説明もしないというか、例えば「正確な電流計で測ってみればすぐ分かるんじゃないの?」と言ったところで、以前からこの方法(シャント抵抗と中華電圧計)で測っていて問題ないから要らないと言われるのがオチである。

◆ では彼が不確実な測定値で満足しているのかというとそうでもなくて、電流がこうだからここの回路はこう動いていて出力は正確に1.00Vになるはずだと実験している。
いつだったかオペアンプで回路を組んでいて、そのリニアリティだか何かが悪いと言っていた。オペアンプの回路は飽和や過電流を流さない限り(DCであれば特に)リニアリティは悪化しない。だがそれが気になると言っていくつかの種類のオペアンプを取り替えたりして悩んでいた。

◆ オペアンプの回路のリニアリティが云々ではなく入力や出力電圧の測定方法に問題があるのは明らかなのだが、彼はオペアンプを責める。
他にもフィードバック系を発振させてデバイスが燃えちゃったとか、まあありがちな事ではあるのだがいきなりフルパワーで動かさずに電流リミッタをかけながら実験すれば回避できたのにと思う事もあった。

◆ それでも作ったものが形になっていくのだから凄いと言えば凄い。ソフトウエアと同じで中身がどう動いていようと出力が求めるものならそれで良いみたいな所はある。ただし同じものを作ろうとしてもうまく行かない可能性が高い。
特に力業で動かしてしまったような回路は再現性に乏しいし経年変化や温度変化にも弱くなってしまう。まあこの辺りがアマチュアとプロの設計の違いみたいな所なのかも知れない。 


CAエリア(10/11)
◆ 横浜のCAエリアは相変わらず菊名周辺である。以前により周辺に広がった?みたいな気もするのだが厳密に比較していないのでよく分からない。都内や地方部ではCAエリアが増えているようなのだが神奈川県内は遅い。

◆ 山手線駅周辺のCA化は9月中とアナウンスされていたが完全ではないようだ。先月末になって急いで整備したみたいなエリアもあったようだが、何にしても動きの遅いドコモである。
iPhone6s発売に合わせて262.5Mbpsのエリア拡大も行うようなのだが、使える場所が少なくては意味がない。

◆ CAエリアの整備自体は関西エリアの方が進んでいるのだがどんな理由があるのだろう。競争が激しいとか?いや、ドコモが他社の動向を気にするとも思えない。いずれにしてもCAエリアになれば通信速度が向上するのは当然だ。ただしCAでなければ出ない速度に到達するのは空いている時間に限られる。

◆ 日中などだと30Mbpsとか50Mbpsとかで、これはCAエリアでなくても可能な速度だ。なのでバンドをぎっしり使うようにセル内の移動機を制御すれば同じ速度が非CAでも出る理屈にはなるが、これはそう簡単にできるものではない。それがCAであれば2つのバンド(あるいは3つのバンド)の空いているところを埋めるように使っていける。

◆ ドコモが混雑時にも速度低下が起きにくいというのはこの辺りの事情だ。利用者からしてみれば非CAで同じ速度が出た方がバッテリコンサンプションなどの点から好ましいわけだが、実際はそうはいかない。3バンドCAになれば3つのバンドの隙間を埋めるように使っていくのでより効率的に帯域を使える。利用者の為と言うよりも事業者の為、みたいな。

◆ 複数バンドで通信を行った方が通信の安定性という点では好ましくなるが、これも以前に書いたようにCAの制御によっては逆効果になる。プライマリバンドでの通信が出来なくなるとそのまま通信断となるような制御だと非CA状態と通信の安定性は余り変わらなくなる。

◆ 移動機側がハードウエア的に対応できていたとしても制御ソフトがそれを許すかどうかは又別の問題だ。この辺りは事業者の都合によるところだ。mineo契約のSIMでは1.5GHz帯にコネクトしたがるのも同様の理由で、これを入れてあるSO-04Eはレピータ環境で電界強度の強い2GHz帯ではなく-100dBm程度と余り電波の強くない1.5GHz帯をつかんでいる。

◆ 1.5GHz帯で通信できないようにすると2GHz帯に行くのだが、その時でも電界強度は高いのにアンテナピクトは2本くらいしか立たない理由はよく分からない。mineoのSIMをXperia Z4に入れるとどうなるかも試してみたいところではあるが物理サイズが違うので(切ってしまわないと)入れる事が出来ない。

◆ N-07Dは2GHz帯と850MHz帯のみで、これは2GHz帯に接続する。利用者には関係ない事ではあるが各MVNO事業者のSIMがどこバンドを優先的につかむのか調べたら面白いかも。おそらくはデータSIMと通話対応SIMでも違ってくると思う。通話対応SIMでもVoLTE対応移動機を使った場合も異なってくるのかも知れない。MVNO事業者のSIMでもVoLTE通話は可能らしい。


配信者(10/10)
◆ 以前にはハンドル名を出して書いた事もあるのだが今回はM氏(中学生との淫行で前科一犯)としておこう。M氏は他人の家には土足で入り込むが、自宅には他人が近づいただけで警察に電話をするような感じの人だ。ハンドル名を書いても良いのだが、そんな事をすると「訴えるぞ」とか平気で言ってきそうなのでやめておく。

◆ そのM氏は他の配信者のゴシップでリスナーを集めている。他の配信者その人の話だけではなく関係のある人や家族その他諸々の事を出して「あいつは駄目だ」「詐欺だ」「犯罪者だ」と言うのがその配信スタイルだ。
こんな事をやっているのでネタにされた配信者からクレームが来るのだが、そうすると「警察に被害届を出した」となる。

◆ 日本人だと思うのだが考えて気には余り日本人っぽくはない。年齢は20代半ばで自らをニートと言っている。実際昼頃から夜中まで配信しているので無職には違いない。
そのM氏が散々バカにしネタにしていた他の配信者の怒りが爆発した。と言う噂が広まるとM氏は真っ先に震えはじめた。M氏から直接何の連絡もないのに「警察に保護して貰う」みたいなことを言い始めたのには笑えた。
身に覚えがありすぎて平静では居られなかったのだろうが、しかしそこまでしても他配信者ネタで視聴者を集めたいわけだ。視聴者が集まれば金も貰えるので生活が出来る。

◆ 身に覚えのある配信者がもう一人いた。ニコ生時代にはずいぶん視聴者を集めた人らしく有名人だそうだ。この方も他配信者をいじってある事無い事言いふらすのが配信スタイルなのだが、この人には直接その当該配信者から「お前のところに乗り込む」と言われた。
口では強がってさんざん言っているこの配信者は一気にトーンダウン、「俺が言いすぎたのなら謝るから」とU氏(婦女暴行、殺人未遂などで前科4犯)は言い始めた。

◆ 言う事は言うが悪気は無い的なトークのK氏(窃盗、薬物などで前科4犯)も震え上がった。
この方はU氏の師匠?的な方らしいが、U氏にも悪く言われたりしていじられている。各配信者が色々な配信者をネタにすると言う訳だが関係のある配信者同士だと多少の遠慮はある。その範囲であれば争い事にはならないが度を超せば誰しも怒る。
特に家族や身内までいじられるとなれば怒り爆発も当然だ。

◆ 質実剛健な配信者も居るのだがネット弁慶みたいな配信者も少なくはない。だったら他人の事など言わなければ良さそうなのだが、有名配信者をいじる事で視聴者数を増やそうという企みになる。
ある程度の視聴者数になるとそこから先視聴者数を増やすのは大変なようだ。各配信者で視聴者数を気にする人は様々な手を使って人集めを行う。

◆ 配信者はアルコール依存の方も多い。K氏もU氏も配信中は酒を飲んでいる。余り有名ではないらしいがR氏も同様に酒が欠かせない。
男性だけではなく女性配信者も酒を飲みながら配信している人がいる。だからといってビール会社が(宣伝用に)ビールを送ってくれるわけではない。さすがにイメージが悪すぎる。
商品宣伝は禁止されている配信サイトが多いが、それを行っている人も居るしそれが曝かれた人も居る。
特殊な世界だ。


郵便局(10/9)
◆ プライベートな郵便物の減少と反対にゆうパックなどは増加している。ゆうパックなどの集荷配達員は常に募集しているほどで、慢性的な人手不足だとか。採用にはお役所体質的なところがあり、それも人員確保を面倒にしているという指摘もある。女性職員比率の規定でもあるのか郵便にしてもゆうパックにしても女性配達員は増えている。

◆ 郵政民営化で過疎地の郵便局がどうなるのかも面倒な問題だ。一行政区に最低一つの郵便局を設置しなければならない訳であり郵便局の採算性が問われる。行政区同士が平地の街中でくっついていれば、そこに郵便局を建てれば2行政区分にはなるが大抵そうした境目は山の中や川の上である。

◆ 過疎地の郵便局が赤字になる理由は、郵便物などの取扱量が少ない為だ。配達は本局から行われるのでローカル郵便局は関係がない。
郵便局の役目は切手を売るとかATMがあるとか、そういう感じだ。ならば銀行的出張所で良いではないかと思うのだが、郵便局の最低敷地面積って規定でもあるのだろうか。
もしかしたら職員1人だけの郵便局もあるかもしれないが、複数人が待機していれば人件費もバカには出来ない。

◆ 配達を間引く案などもある。今や郵便物でも荷物でも数百km圏内であれば翌日には配達される。これが20年前あるいは40年前だと普通郵便の配達にももっと時間がかかっていたはずだ。急ぎの通信であれば別の手段が選べる昨今、特定地域への郵便物が多少遅れたとしても問題は大きくはない。

◆ 実際離島などでは船舶中継が行われる関係で丸一日余計にかかってしまう場所もある。陸の孤島ではないけれど、その地域ごとの配送スケジュールを設定する事でサービスを継続する事だって可能だと思う。サービスが廃止されたところでトラック便は他にもある。

◆ 大手とは言えない運送会社だと離島や僻地への配達は別の業者中継が入るので料金も高いし日数もかかる。これを行えばゆうパックの競争力が低下するだけであり、赤字だから云々という話にはならないはずだ。
郵便局自体にしてもコンビニ併設とでもすれば儲けは出やすい。実際郵便局で物を売っているところ(実際は委託かな?)もある。

◆ 過疎地の郵便局を残すのか残さないかではなく、どうしたら維持していけるかを考えた方が現実的だ。規制の関係もあるので簡単にはできないのだが、昨今減り続けているガソリンスタンド併設にでもすれば喜ばれるだろう。
ゆうパック配達員が灯油も配達しますなんて訳にはいかないだろうけど。

◆ それ以外にも併設可能なサービスなどはあると思う。建物を一緒にしても地価の安いところで家賃がそう大きく節約できるとは思わないが、人件費は節約できる。郵便局機能だけだと1日に5人しか来なかった村民が、雑貨屋機能を持たせたら20人来るようになるかも知れない。

◆ 本局からの郵便物を支局に届け、支局では雑貨屋や食品屋で注文を受けた物と一緒に届けるなんてサービスも良さそうだ。雪の多い地方などではそれも簡単ではないが、配達代を取る事が出来ればそれと一緒に配達する郵便の配達代は気にならなくなる。


挽肉(10/8)
◆ 挽肉の品質は販売店によって大きく異なる。
ちゃんとした肉屋で買えばちゃんとしているって、それは当たり前なのだが全ての肉屋がちゃんとしているわけではない。
一般的なハムは3割程度の水分などが含まれている。製造過程で水分を入れたりインジェクションしたりするのだが、以前は基準がなかったのでまさに"水増し"したハムが売られていた。

◆ 肉にも元々水分が含まれているのは当たり前だが、挽肉製造過程で水などを加える。以前に内臓やら血液を入れちゃったみたいな肉卸売業者がニュースになっていた。
挽肉を電子レンジで温めたら水が出て来たとか炒めようとしたら水が出て来たみたいな経験をした方も居るだろう。

◆ 水ばかりではなく脂部分もどんどん混ぜる。挽肉を炒めて最初は水が出て来て、更に炒めると脂がどんどん出てくる。これらを取り除くと炒める前よりずいぶん軽くなってしまうのがスーパーなどで売られている挽肉だ。ちゃんとした肉屋で買う挽肉は高額ではあるがちゃんとしているし、好きな肉をひいて挽肉を作ってくれたりもする。
挽肉にしなくても売れる部位を使った挽肉は当然高価になってしまうが拘る人は拘ってみると良い。

◆ 挽肉の中にどの程度のものが添加されているかだが、重量比で5割くらいはあっても不思議ではない。肉は100gあたりの価格が表示されている。この重量単価は挽肉の方が安いわけだが、肉部分の質量が半分しかないと考えたら高いものになる。普通の肉屋で買う挽肉の重量あたりの単価が余り安くないのはこの為だ。

◆ ちゃんとした肉屋が近所に無ければ自分で挽肉を作ればいい。挽肉製造器があればいいがフードプロセッサでも代用できる。フードプロセッサならば粗挽きにでも出来るしペースト状にも出来る。ペースト状の挽肉を作ってスーパーの挽肉と比較してみれば分かるが、自作した挽肉はいかにも肉という感じで粘りも出る。

◆ 牛肉と豚肉の混合具合も赤身と脂身の混合具合も自由に出来る。脂身をかなり入れても市販の挽肉(炒めた時に)よりずっと脂が出ない訳で、スーパーで売られている挽肉のすごさが実感できる。まあ餃子に入れるような場合は脂分多めにしたいと思うわけで、脂身の多い部位の肉を原料にすればいい。牛脂で良ければスーパーに置かれているものを貰ってきても良いとは思う。

◆ 牛肉100%の挽肉などであれば単価の安い赤身の肉を原料に出来る。赤身部分と脂身部分を投入すればいい。すじ肉だろうが何だろうがフードプロセッサが混ぜてくれる。
挽肉用のミートチョッパーはスクリュー状のもので肉を押し出して丸穴の空いた板からそれを出すような感じだ。スクリュー状の回転物の周りもギザギザがあったりする。

◆ 手動式のミートチョッパーは販売量が少ないからなのか意外と高額である。少なくともフードプロセッサよりは高い。まさかプラスチック製のものは無いと思うのだが、強度的に大抵のものは鋳造物風の外観をしている。
フードプロセッサは比較的掃除も楽なのだがミートチョッパーは分解したり内部を清掃したりするのが大変だ。
優れた機械であっても取り扱いが面倒だったり掃除が大変だと使わなくなってしまう。


高い!(10/7)
◆ ツイキャスの大手と言われる配信者氏がテレクラみたいな?サイトに電話をするという配信をした。その出会い系サイトに電話をかけるのだが、それをそのまま配信してしまうと言う内容である。常識的に考えて明らかなNG行為なのだが、その位でないとリスナーが集まらない。
余談ではあるが架空請求業者に電話をする配信の様子などはYoutubeに沢山上がっているが、今やそれも飽きられた感がある。

◆ 電話をかけて案内が流れ、番号選択して希望のサービスに接続する。そこで女性のプロフィールの録音を聞いて、気に入れば通話するというシステムだ。何人かのプロフィールを聞いて通話に持ち込んだが、当然相手はプロというかサクラなのでそれっぽい話をする。
だが途中で通話が切れてしまった。

◆ その後も何度か通話に持ち込もうとするが、相手が不在だとか他の人と会話中だというメッセージが流れて接続されない。
配信者氏はその出会い系サイトの運営に電話をして「接続されない」とクレームを付けた。出会い系サイト側はツイキャスで配信している事を知っていて「個人的利用以外は困る」という。

◆ 配信者氏は放送に流してはいけないと規約に書いて無いじゃないかと言うが、出会い系サイト側は「困りますのでやめてください」だ。規約に具体的に配信してはいけないとは書かれていないのだろうが「弊社が不適切と認めた行為」あるいは「迷惑行為」に該当する事は明らかである。
接続されない件に関しては「相手の女性の都合もある」「そのような事もあります」と言っていた。

◆ 配信者氏は、だったら別のサイトに行くと言って他の出会い系にアクセスするが状況は同じだ。配信者氏が出会い系サイトに電話をすると先ほどと同じ人物が電話に出て「配信は困ります」という。出会い系サイト側は「総合案内です」と言っていたが、同一グループによる複数サイト展開なのだろう。

◆ 配信者氏はそれでも配信をやめなかったのだが、やがてポイント2万円分を使い果たす。
配信者氏は更に出会い系サイトに電話をして「(女性と)話せないのにポイントが無くなった」と文句を言うが、出会い系サイト側は「プロフィールを聞くのも有料です」と。
サイトによればプロフィールを聞くだけでも毎分千円以上を消費するようだ。

◆ プロフィール自体も冗長に録音されているので1人のそれを聞くと数分を消費してしまう。しかし毎分千円以上とはすばらしく高額ではないか。
配信で流すのは明らかに迷惑行為(後日出会い系サイトがツイキャス側を業務妨害で告発したという話)ではあるが、そうしたネタ以外でこのようなサイトを使う人が居るのだろうかと思った。

◆ おそらくはspamなどで客集めをしているのだろうし、それに引っかかる人が居るから商売が成り立っているわけだ。一つのサイトで騙されたと感じて又次のサイトに引っ張られて行くみたいな、気づいたら10万円を使ってしまったなんて姿も想像できる。
これってギャンブルみたいな感覚なのかも知れない。次は出会えるのではないか、ここでやめたら今まで払ったカネが無駄になる、みたいな。


搬送中(10/6)
◆ セブンイレブンの配送者の記事でコメントを頂いたが、老人輸送車、いや搬送車?送迎車か、それも横暴を極めるという。私も何度か遭遇した事があって、その一つは新横浜の駅前である。そこが歩道なのか車道なのか微妙な道路に毎朝必ずそのハイエースはやってくる。通勤で混雑する道路に乗り入れてくるのでおおいに邪魔なのだ。

◆ Uターンできるほどの道幅が無く、行き止まりなのでバックで来た道を戻るのだが人や自転車が道を埋めるような時間帯なので危険でもある。運転者は老人で、老人を送迎を行うその車両は毎日欠かさず朝の時間帯にそこに現れる。100mも移動すれば車道になっているのだが、老人へのサービスの一環としてそこまで入ってくるのだろう。

◆ この手の送迎車や幼稚園バスは有料ではないが乗車賃を取られる。と言うと言い方が変だが送迎費用として徴収するとタクシーと同じような扱いになってしまうので様々な法的拘束を受ける。しかし単に人を乗せただけという扱いならば白ナンバーと一種免許でいける。しかしそれでは送迎費用が出ないので別の名目で金を取る。

◆ 旅館やホテルなどの送迎車も同じような感じで運行している所が多かったのだが、事故その他の危険や行政からの指導なのか、最近では緑ナンバーの送迎車を使う(運行会社に外注)ケースが増えた。こうする事で長距離大人数の搬送も可能になり、○○駅から無料送迎バスみたいな宣伝にもなっている。

◆ まあ無料送迎車ならば無料なのだから白ナンバーでも問題はないはずだが、幼稚園バスや老人施設の送迎車は名目は違えど金を取られているのだからグレーだ。幼稚園側にしてみれば送迎費用を取らないとバスを利用する人との公平性が保てないとなるが、だったら正規の緑ナンバーにすべきだ。

◆ 送迎車ではないが最近よく見かけるのが訪問介護の車である。訪問介護ですよ、福祉の為の車両ですよとアピールされているし、フロントガラスにもそれっぽい事の書かれたものを掲示して駐車している。医者の往診ではないので駐車違反を免れるものではないのだが、社会の為なのだから大目に見ろよなとアピールしている。

◆ 訪問介護車にしろ老人送迎車にしろ、その人の家の前に乗り付けるので狭い道にも駐車する。
送迎車は乗り降りの関係もあるので道の真ん中とは言わないが、普通の車が左に寄せて駐車するような感じではなく道をふさぐ。もう少し左に寄せてくれたら通れるのに、半ば堂々と道をふさぐ。

◆ 高齢者は乗り降りに時間がかかり、送って貰ってありがとねと挨拶でも始まろうものなら話が長い。やっと話が終わっても、老人が家に入ってドアを閉めるまで見送る。こうなると道路封鎖時間は5分にもなってしまう。他の車が通らない道ならば好きにやってくれと言う感じだが、今時都市部で車が滅多に来ないなんて道路は数少ない。せめて左に寄せて止める位の事は出来ないのだろうか。

◆ 幼稚園バスも停車位置問題では近所のクレームとの戦いで、何人かが集まって乗降する場所はどうしても邪魔になる。幼稚園バスを利用する人よりも関係のない人の方が多いので、バスは邪魔、ここには止めないでくれとクレームが入る。なので定期的に停車位置を少しずつ変える幼稚園もある。


鍛える(10/5)
◆ 以前に書いたロードバイク乗り氏、神戸辺りから東京、そして北海道まで走った方が居る。神戸から東京まで3日で走破しているがものすごく大変な事をした風には見えなかった。まさに淡々と毎日200km以上を走り続けたのである。最終日は朝浜松?を出発し、日付が変わる前に東京に到着した。

◆ 走行中は1時間に1度程度の休憩を欠かさず、規則正しくほぼ同じペースで走っていた。
長距離を走る下準備として毎日自転車に乗る事を欠かさず訓練をしていたそうだ。
その方はタバコも吸えば酒も飲むのだが、食事には気を遣っている風だった。

◆ 大阪から東京まで同じくロードバイクで走った方が居た。東京に行く為にロードバイクを買ったという超初心者で、当然ロードバイクの経験もない。その方は大阪から東京まで4日かけて走破したが走行時間も長くペースも乱れ気味だった。ご本人曰く速度が出せないから時間で稼ぐという。

◆ 両者の走りの違いはペース配分のように感じる。もちろんベテランと初心者では体力にも大きな差があるのだが、ピーク速度自体はさほど違わない。違いが出るのが走行時間と休憩時間だ。ベテランがきちっと1時間ごとに10分程度の休憩を挟むのに対して、初心者氏は疲れたら休む、疲れが取れたら進むみたいな感じだった。
スタート直後の体力のある時にどうしても無理をしてしまい、それが祟って後半にペースが落ちるとか過度な休憩を取らざるを得なくなるパターンだ。

◆ 平均時速20km/hで走ると毎分300m以上進める事になる。ここで30分間休憩してしまうと10km分をロスする事になる。連続走行時間が長くなるとペースが落ちてきて、もう駄目だ限界だとなって休憩するのは効率的ではない。
ただこの辺りがきちんと出来るかどうかは経験や訓練が必要なのだろう。

◆ こうしたペース配分の差が一日辺りの走行距離に影響を及ぼす。初心者氏は朝早くから深夜までペダルをこいでいた。ベテラン氏は午前9時頃から走り始めて夜は7時か8時頃にはホテルに入っていた。ベテラン氏にしてもレースに出るような過酷な訓練はしていない。実際上り坂の走行中などは他の自転車乗りにどんどん抜かされていく。
要するに自分のペースを崩さず乱さず走り続ける事に徹したわけだ。

◆ 初心者氏は由比バイパスなどの自動車専用道路も走っていたがこれは危険だ。路肩も殆ど無くトラックも多い。確かに路面は綺麗で走りやすいのかも知れないが危険すぎる。
名古屋辺りでも自動車専用道路を走っていた。国道一号線は標識をよく見ていないとバイパスに入り込んでしまいそうになるというかバイパスが本線なので自然にそうなるのと、旧道を通ろうとするとかなり大回りになる。

◆ 初心者氏は箱根峠を頻繁に休みながら登り後半は自転車を押す事になった。ベテラン氏はトレーニングで走っているのに比べれば楽と、殆どペースを変えずに登った。この辺りは単純に体力や脚力の違いだ。
初心者氏はソフトバンク契約のiPhoneで配信していたがやがて圏外で配信できなくなった。エリアマップはべったり塗られているのに、ソフトバンクは箱根や富士では使えない。


ソフトバンク光(10/4)
◆ ドコモ光に関して以前に書いたが契約プランによっては殆ど安くならない。キャンペーンなどで1年間は多少安くなるケースがあるが1年経つと元々より高くなる可能性もある。解約時の違約金が通常のフレッツよりも高いのも気になる所で、これを考えるとお得度は低下する。

◆ ソフトバンク光も同様なのだがオプションの強制が酷い。ヨドバシなどでも勧誘しているが色々なオプションを付けられると元々の契約より高くなってしまう。高くなってしまうのに「お得です」を連発する店員っていったい何なんだ。

◆ ドコモ光の場合はドコモショップの店員が慣れていない?風でもあり、安くなる場合もあります、安くなると思いますよ的な言い方だった。そもそも元の契約の状況が分からないので安くなるとも言い切れない、みたいな。

◆ ドコモ光で安くなるケースはパケット契約量が大きくて家族でシェアしているような場合だ。それ以外の、契約回線ごとにパケット契約している場合は余り得にはならない。ドコモ光で最大の割引を得る場合には携帯電話の契約内容や名義の統一など色々やらなければならなくなる。

◆ ドコモ光はISPはかなり自由度があるのだがソフトバンク光はYahooに固定される。ここが問題で、混雑時間帯には1Mbps程度しか出なくなると不満が爆発状態だ。おそらく時間が経てば改善されるとは思うのだが、設備投資の嫌いな孫さん故にどこまで対応できるのかは疑問でもある。

◆ ソフトバンク光で検索すると見事に悪評ばかりが並ぶ。たまにアフィリエイト系が褒めているのだが、その程度なのだ。申し込みの電話対応から始まり工事の遅さや不備、工事の時の立ち会いが要るかいらないかがハッキリしなかったり、請求が来てみたら申し込みした覚えのない法ションが入っていたり、上にも書いたように通信速度が遅い、途切れるなどなど。

◆ ソフトバンク光を契約すると、以前にシャープ製携帯電話に付属していたスピーカを貰えたりする。貰えるよとは謳われていないので必ず貰えるのかどうかは不明だが、スピーカの余りが相当あるのではないだろうか。
製品自体は悪いものではないが大きくて邪魔だと思うのならばヤフオクででも売り払えばいい。

◆ アクオス発売当時もヤフオクにスピーカが溢れたが、出品数が多くなれば値が下がるのは需給のバランスからして当然である。出品時には時期も大切だと言う事で、それまではPC用のスピーカとしてでも使ってみてはどうだろうか。落札相場的には4千円から7千円くらいだと思う。

◆ まあ好きこのんでソフトバンク光を契約する人は居ないと思うが、電話営業などはかなり行われているのでそれに釣られてみたいな事はあるかも知れない。番号を発行しますから云々と言われて安易に従うと、現在の契約が解除されてしまうのはマイライン時と同じである。
「付近で工事が行われましたので番号を発行しますから、これを○○に通知して手続きを完了してください。完了しないとインターネットが使えなくなる場合があります」なんて言われて契約を変更させられてしまう。


事業者(10/3)
◆ 通信事業者は変えるべきなのか?長期利用に意味はないのか。MNO事業者に対する値下げ圧力で各社はより安価なプランを出そうとしている。これは単純な値下げとは違い安価な商品を出すと言う事である。おそらく総務省の言う事は安価なプランも結構だが、現状のサービスを維持したまま料金を下げられないのか?という事だ。

◆ 分離プランを徹底してApple税を支払わずに運営すればMVNO事業者より少し高い程度の料金に出来るはずだ。しかしそれではMVNOの立場がなくなってしまう。MVNO事業者は競争の中でサービスが向上しており、これをつぶしてしまうとすれば愚策である。勿論、だからといって現在のインセンティブプランやApple税の支払いが良いとは言えない。

◆ 2年ごとの通信事業者を変えれば良いという話は石川温氏も『「長期間、使っているのに優遇されていない」と不満を感じているならば、MNPを活用してさっさと他キャリアや格安スマホに転出した方が間違いなくお得だ。』と言っているわけで、MNP優遇策を最大限に利用すれば安く使えるという理屈である。これは分離プランを推進して行くのとは反対にインセンティブプランの恩恵を最大限に利用して行こうではないかと言う事になる。ただしインセンティブプランの恩恵を受ける人が増えれば増えるほど全体の料金は上がる事になる。

◆ 実際長期利用者優遇は長期利用者の多いドコモで多少は行われているがauはまだまだだしソフトバンクは皆無に近い。同じ事業者に留まる理由に積極的なものは無いかも知れない。
以前であればiモード網での囲い込みなどがあったが今はそういう時代ではない。メールアドレスにしたってGmailなどを常用している分には余り影響はない。

◆ iPhone利用者だとMMSが使いにくい事もあってSMSを好んで使う。この場合は電話番号で相手を識別するなの関係ない。ただSMSは通話定額に含まれないのでカネがかかる。なんでわざわざSMSなのかというとiPhoneはMMSの着信が分かりにくい、アプリを開いてからメール受信なので面倒、そもそもタイトルを入れないとSMSで送信されてしまう、からだそうだ。

◆ それでも事業者を変わるのは面倒ではある。
iDやじぶん銀行関係などは変更する為の面倒さという点で囲い込みになっているかも知れない。石川氏などは仕事柄各事業者と契約している必要があるだろうから、それを順番にMNPする事が半ば当然なのだと思う。石川氏は『MNPがお得だとわかっていても「いちいち契約を換えるのが面倒」という人もいるだろう。--中略-- わざわざショップまで行かなくても手続きができて新製品も郵送で手に入れることができる。』と書いている。

◆ 移動体通信だけではなくFTTHなどでも契約期間の満了で事業者を変えた方が得な場合もある。別事業者に変えると不通期間も出来るのだが、そこを許容すればお得に乗り換える事が出来る。
現在使っている事業者に対する不満があれば乗り換え意欲はより高まる。何ら不満がない場合でもお得さを求めてMNPで移動するわけだから、それにプラスして現事業者への不満や乗り換え先に対する希望があればなおさらだ。


MVNO(10/2)
◆ 現在は第三次MVNOブームなのだそうだ。
MVNO契約者は全体の2割程度まで上昇すると見られている。料金を下げる為にMVNO事業者に変更するという積極的な人も居れば、とりあえずどんなものか使ってみようかなと使い始める人も居る。

◆ 私などもmineoの無料試用があったので契約してみたに過ぎないのだが、特になんと言うことなく普通には使える。ヘビーユーザだと通信速度が云々となるだろうが普通に使う分には(今のところは)不満もない。
だったらMNO契約をやめてMVNOだけで良いかなと思う人が増えるのも納得できる。

◆ 少なくともドコモのスマートフォンがあればMVNOのSIMを入れて簡単に試す事が出来るしauの場合でもmineoなどは無料試用が出来る。ソフトバンクはBLADE Q+、301F、201HW、009Z、008ZがSIMロック解除可能と案内されている。5月以降発売の AQUOS CRYSTAL 2、AQUOS Xx、Xperia Z4、Galaxy S6 edgeもSIMロック解除可能になる日が迫っており、この冬辺りからはSIMロックを解除してMVNO事業者を試す人も増えてくるだろう。

◆ ソフトバンク向けスマートフォンは対応周波数帯の関係でドコモ回線を使ったMVNO事業者の全てのバンド対応にはならない。特に地方部などでは850MHz帯に対応しない事で圏外が増える可能性もある。iPhoneならば1.5GHz帯を除く全てに対応するので使いやすいが、SIMロックが解除可能になるのは来年の春である。

◆ 逆に考えると春商戦はMVNO事業者にとっても意味ある商戦になってくるのかも知れない。
これまでに大量の契約を積み重ねた春商戦であるだけに、そこから加入者を奪い取るその数も大きくなる。冬、春と大きく加入者を減らしたソフトバンクもその例に漏れない。

◆ ソフトバンクの動画スロットリングに関しては多くの不満があり、スピードテストでは30Mbps出るのに動画はカクカクになってしまうと言うものだ。動画サイトなどにもよるだろうし、もしかしたら動画配信サイト側が遅い可能性もある。ただソフトバンクやYM回線で動画閲覧しにくいという話は広く広まっていて、それがたとえ動画配信サイトのせいだったとしても「ソフトバンク回線が悪い」となってしまう。

◆ MVNO事業者でも画像圧縮や特定サイトの帯域制限を行っている場合もある。どこだったか忘れてしまったがスピードテストサイトに接続できなくしている事業者があるとか。全てのテストサイトを塞ぐのは大変だろうなと思うが、ダウンロード時間からおよその速度は推定できるので労多くして功少なしってヤツだ。

◆ どこの事業者が良い悪いは比較サイトなどもあるし、制限が加わっている居ないなどの話はすぐに広まる。そう言えばソフトバンクご自慢の画像圧縮は、サーバメンテナンス中という理由で中止されたままになっているのだろうか。
これにしてもゲームデータが正常にダウンロードできない件で問題が大きくなり、今でも(今は又圧縮再開しているのかも知れないが)ソフトバンクではデータが壊れると言われ続けている。

◆ FOMAはつながらないと言われたあの頃のイメージの払拭が大変だったように、ネガティブイメージを変えるのは大変だ。ソフトバンクのエリアにしても900MHz帯のLTEはかなり広がってきているのだが、他社がそれ以上を行く為に評価が上がらない。CAにしても同様で一部エリアでは150Mbpsのサービスを行っているのだが、ドコモなら前から150Mbpsじゃんということで宣伝にならなくなってしまう。


SO-04E(10/1)
◆ SO-04E(XperiaA)にはmineoのSIMを入れて使っている。SO-04Eの不満はWi-Fi接続が駄目になりやすい事で、駄目な時にはAPを切り替えて対処している。OSはAndroid4.2.2から進んでいない。root化して最新版を追いかける手もあるのだが行っていない。

◆ Android4.2でも特に不満はないのだがXperiaZ4のAndroid5と使い勝手が異なるのがややこしい。SO-04EもXperia Z4も通常使用だとパケット使用量は500Mバイト以下である。
スピードテストでも行えばパケット使用量は増えるのだが、それを行わなければたいした使用量ではない。

◆ ドコモは2GB契約なのでパケット繰り越しが行われないがmineoは繰り越しが可能だ。
mineoは1GB契約なのだが契約後にキャンペーンか何かで1GB分が追加された。これを殆ど使わないまま繰り越した。基本契約は1GBなので何かで使えばすぐに使い切ってしまう量ではある。使い切ると200kbps程度にまで速度が下がるとされているが、これはドコモの128kbpsよりもマシだ。

◆ N-07DにはFOMA契約のSIMが入っている。ソフトバンクからMNPした番号だ。ソフトバンクからは2度MNPしているのだが、いずれも良い番号だった。最初にMNPした番号よりも二度目の方が覚えやすかったので最初の番号は捨てて現在のものになっている。

◆ 元々ドコモで契約している番号は余り覚えやすくはない。最初に契約する時にドコモショップで「今この番号しかないのですが良いですか」と聞かれたくらいだ。元々の番号は030-10なので古い。N-07Dに入れている番号は、この元々のドコモ契約の番号に転送している。
家族内なので転送通話に料金はかからない。

◆ 2in1やマルチナンバーが使えれば言う事はないのだがLTE契約ではいずれも駄目である。MNO事業者との契約は敷居も高いというか端末購入を伴わない契約では割引が効かない(ドコモ)ので毎月の料金が高くなってしまう。端末代と契約を切り離すとした非インセンティブモデルはどこへ行ってしまったのか。

◆ それに対してMVNO事業者との契約は面倒がない。ドコモの移動機を持っていればそのまま使えるしMVNO事業者もスマートフォンを販売している。ZenFoneなどはそこそこの仕様なのに安価であり人気も高い。
MVNO事業者にもハイエンドをと言う事でサムスンもグローバルモデルを売り込んだみたいな噂も聞くが、価格はネックになる。

◆ 特にサムスン製は人気がない為MNO事業者でも早々に安売りが開始され、MVNO事業者が定価で売ったのでは全く歯が立たない。GALAXYは高性能高機能で悪いモデルではない。湾曲ディスプレイのモデルは見にくいし使いにくいと思うのと有機ELは焼けがある(店頭展示モデルなどを見れなよくわかる)が、常時点灯させるわけではないので通常使用では余り気にならない。
ちなみに私はN-07DとSO-04Eは充電中は常に点灯モードにしているが液晶なので問題はない。

◆ blogでも触れたのだがSO-04Eは1.5GHz帯にコネクトしている。2GHz帯はレピータがあるので電界強度は高いのだがなぜか1.5GHz帯である。
海外モデルのスマートフォンの多くはこの1.5GHz帯に対応していないわけだが、その場合は1.8GHz帯にでも行くのだろうか。SO-04Eも1.5GHz帯でコネクトできないようにすると2GHz帯に行くので2GHz帯が使えないと言うわけではない。
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