VC

過去の雑記置き場


Priori4(3/1)
Priori4(2)(3/2)
格闘技イベント(3/3)
格闘技イベント(2)(3/4)
沖縄(3/5)
沖縄(2)(3/6)
審査落ち(3/7)
化学消防車(3/8)
比べれば分かる(3/9)
配信者は前科持ち(3/10)
ライトアングル(3/11)
ライトアングル(2)(3/12)
タブレットPC(1)(3/13)
タブレットPC(2)(3/14)
タブレットPC(3)(3/15)
Xperia(3/16)
Excel2016(3/17)
Xperia(2)(3/18)
Xperia(3)(3/19)
オシロ(3/20)
続・格闘技イベント(3/21)
タブレット市場(3/22)
どれが良い?(3/23)
高いのか安いのか(3/24)
256QAM(3/25)
クロネコ値上げ(3/26)
Youtuber(3/27)
出荷台数(3/28)
カメラメーカー(3/29)
Zenfone3(3/30)
5G(3/31)


5G(3/31)
◆ 4Gから5Gに向けた動きが見えてきている。とは言ってもものすごく何かが変わるかと言えばそうでもなく、通信方式そのものはOFDMAなどの既存の技術が踏襲される。4Gで規格化しにくかった或いはされなかった部分の見直しや、単に通信方式や速度や遅延を改善する方向だけではなくどこかに特化した(例えば通信速度は遅いが遅延が少ないとか、低消費電力だとかモビリティ重視など)仕様も盛り込まれる。

◆ 適切な例ではないが、今まではラーメンしか売っていなかった店がカレーライスと牛丼をはじめたようなものだ。
だからと言ってカレー屋を取り込むわけではない。ようするにWi-FiやBluetooth的な事も出来るようになるが、それらを規格内におさめるという事でも無い。

◆ 5Gが広まるのは2023年頃では無いかと思う。都市部では2020年辺りから商用サービスが開始される予定だが、5Gになって云々という実感は余り無いと思う。通信容量の拡大などで実効速度が上昇する可能性はあるが、それは事業者側のコストを下げる要因にはなっても利用者メリットはさほど無い。

◆ 現状で100Mbps以上の速度が出るエリアはあるが、それによる恩恵が余り感じられないのと一緒だ。シェアを増やしているMVNOを考えると、速度よりもコストだという流れもある。
MNOが絶対的に速いかと言えばそうでもなくて空いている時間帯などはMVNOの方が速度が出る。ようするにMNOの地上系は無線系の帯域に追いついていないのだ。

◆ 事業者は速度をアピールするが理論速度が上がる分は実効速度に振り分けられるのではなくセル内収容者数の増大に向けられると考えても良い。5Gになればより高い周波数帯と広い帯域、MIMOなどもあて周波数利用効率も上がる。接続が不安定になりやすい高い周波数帯をCAで使う事によって、使っている側が不安定さを余り意識しないで済むようにもなる。

◆ 特に狭い範囲に人間が多く集まる場所では高い周波数帯の広い帯域は有効になる。
そうした場所ではモビリティよりも帯域や速度が重視されるからだ。周波数が高くなると波長は短くなりアンテナは小型化出来る。同じアンテナの体積であればゲインと指向性は得やすくなる。指向性を鋭く出来るとセルを小さく出来る。

◆ 5G対応端末は通信システム商用化にあわせて出てくると思う。まあ利用者から見える部分は少ないので表示が4Gではなく5Gになった~!と喜ぶくらいの事かも知れない。それは3G全盛期からLTEへの移行期のようなものになるが、通信方式の変わった3G→4Gの用に明確ではなくなんとなく変わった的になるはずだ。

◆ 5Gがグローバル展開されはじめると対応周波数帯も考慮されて多数のメーカが5G対応を謳いはじめるはずだ。ただし日本や一部アジア圏以外で5G化が進むのには時間がかかり、部材コストの低減が進まない可能性もある。ロジック部分は早々に対応出来るとして、より高い周波数帯と広いバンド幅に対応するトランシーバデバイスとフィルタやスイッチはどうなるのか。


Zenfone3(3/30)
◆ Zenfone3に5.5インチのモデルが加わった。これまでは5,2インチだったのだが、RAMを3Gバイトから4Gバイトに、ストレージ容量を32Gバイトから64Gバイトにすると共にディスプレイサイズも大型化した。これにより横幅は4mmほど大きくなった。

◆ 筐体が大きくなったのでバッテリ容量も拡大出来て3Ahとなった。CPUその他には変更がない。ASUSがディスプレイサイズの大型化を図ったのは市場がそれを求めているからだろう。

◆ Zenfone3Deluxeでは5.5インチ版と5.7インチ版があり、5.7インチ版のZS570KLがSnapdragon821を搭載している。
5.5インチ版はZenfone3同様のSnapdragon625だ。
とするとZenfone3の5.5インチ版であるZE550KLとZenfone3Deluxeの5.5インチ版ZS550KLではどこが違うのか。

◆ 筐体サイズは微妙に異なるのとZS550KLの方が対応バンドが多い。ZS550KLは並行輸入版(日本版はZS570KLのみだったはず)しか無いと思うのだが、その価格は6万円近い。一方でZE520は2万円台後半でありZE550も3万円を少し超えた程度(日本版の定価は約4.2万円)になると思う。

◆ だとするならばZenfone3シリーズの5.5インチ版を実質値下げしたとも思える。
Zenfone3とZenfone3Deluxeでは筐体デザインも異なるので選択の幅が広がったと言えばそうなのだが、廉価な5.5インチ版の需要が高いのだろう。

◆ Zernfone2シリーズでもZenfone2Laserで5.5インチから5.2インチとなったがZenfoneGOで再び5.5インチ版を出している。ディスプレイサイズが大きいことは見やすいことにはつながるのだが、いったんは5.2から5.3インチを上限とする感じで落ち着いていた。
それが今度は5.5インチあたりが中心となるのだろうか。

◆ 今は4インチ台のスマートフォンは稀有な存在となってしまった。ローエンドにしてもミドルクラスにしても5インチが最小という感じである。
小型軽量なスマートフォンに需要がないわけではないが、特にローエンドなど販売数量を稼ぎたいクラスでは需要を考えて5インチクラスとする以外にない。

◆ そしてそれが5インチから5.5インチクラスに移ろうとしてきている感もある。
大型の筐体でバッテリ容量を欲張らなければ電子部品を過度に小さくする必要がなくなる。これで基板の製造コストも下がるし部品コストも組み立てコストも下がる。

◆ 唯一上がるのはプリント基板の材料費なのだが、例えば8層でなければ線が通らなかった物が4層でできれば部材費は安くなる。現状では空いたスペースをすべてバッテリにする設計が多いのだが、将来的なコストダウンを考えれば余裕ある筐体サイズはメリットだ。

◆ 大型化で高くなるのは液晶版やバックライト関係だ。ただ液晶パネルに関しては量産効果も出てくるのでサイズよりも使用による価格差のほうが大きくなるともいえる。


カメラメーカー(3/29)
◆ 光学器機・カメラメーカの景気が余り良くない。インスタントカメラやレンズ付きフィルムが中級以上のカメラ需要を減少させたと言われた後にデジカメブームで息を吹き返した。
特に一眼レフ分野においての成長は著しく、高額なカメラボディやレンズが売りげを伸ばした。

◆ ディジタルカメラの画像処理技術やセンサ技術はまさに日進月歩であり、商業カメラマンは、常に新しいカメラを追いかけるにはカネがいくらあっても足りない、しかし新機種を追わずに商用写真は撮れないとまで言われた。

◆ しかしそうした技術の進化も一段落するとプロ或いはセミプロ用のカメラ需要が一巡する。更にはスマートフォンにコンパクトカメラ需要が食われる格好となると厳しさが増す。国内生産を諦めたりしてコストダウンを追うも、単に利益の減少でしかなかったみたいな気配が漂う。

◆ レンズの分野に関してはコンピュータシミュレーションや計算が可能になり性能が向上し設計コストが激減した。
勿論シミュレータや計算ソフトなどの開発費の償却は必要だったが、膨大な量の計算を必要とするレンズ設計において計算機の演算能力向上は素晴らしく設計効率を向上させた。

◆ レンズ付きフィルムにも成型プラスチックの非球面レンズが使われるなど、その加工技術と精度も飛躍的に高まった。更にデジカメ時代になればレンズの収差などの補正をディジタル処理で行えるようになり、絶対的な性能よりもばらつきを抑えた製造が焦点になる。

◆ ディジタルシミュレーションが発達すればレンズ設計は誰にでも出来る。のだが、同じレンズ群を設計するにも様々な組み合わせが存在する。こうした事から光学器機メーカ製の(或いは設計の)レンズを使う家電メーカも多い。
光学器機メーカからレンズ或いは設計を買う事で安定で保障された性能が手に入るからだ。

◆ だが家電メーカにしても多くのデジカメなどを手がければそれなりのノウハウは手に入る。そうなれば当然価格競争にもなり、ブランド力だけでは中々厳しい状態となってくるわけだ。
光学器機メーカの経営多角化などが進み、異分野での収益に期待する企業もあれば、それに乗り遅れる所もある。

◆ デバイス技術や画像処理技術を追求していく光学器機メーカも、この分野においては電気屋の方が得意でもある。
特にスマートフォンでのカメラや画像処理に関しては、総販売台数がものすごく多いので豊富に開発費をかけられる。

◆ ディジタル処理によって良い写真を作るのか、何も処理しない状態で良い写真が撮れるカメラを作るのか。これは自動車の世界でも同じで、電子技術と制御によってそれっぽいフィールを作る事はもはや普通に行われている。トヨタがドライブフィールを"作り始めた"頃には批判もあったのだが、今やそれが普通だ。エンジン音すらもスピーカから出力する時代なのである。


出荷台数(3/28)
◆ スマートフォンの出荷台数はMNOの販売は減少、SIMフリーモデルは大幅な増加となった。
iPhoneも防水とFelicaで持ち直し、2年ぶりに前年比プラスとなった。Appleのシェアは5割を超え圧倒的である。

◆ シェア2位はSONYだが国内ではSIMフリーモデルを売っていないに等しい現状で、どこまでシェアを維持出来るのか。いわゆる事業者モデルの販売数減少は今後も続くと思われ、そこを埋める形でSIMフリーモデルが売れている。

◆ シャープや富士通のモデルにしても防水とFelicaを求める利用者が買っていくと言われる。確かに価格勝負が出来ないという点はあると思うのだが、SIMフリーモデルでもZenfone3Deluxeが牽引したと言われるハイエンドモデルにも目が行き始めたわけなので何が何でも価格勝負と言う事でもない。

◆ SONY的には事業者納入の方が楽だからとなるのだが、それで安泰とは言えない。
SONYに次ぐシェアを誇るのがシャープだ。事業者納入モデル数の多さもあってシェアを維持している。以前のシャープ製は下手なオリジナリティ満載が嫌気されている部分もあったが、今は普通な感じの製品を出していると思う。

◆ 富士通は国内4位となる。M02を見ても余り出来が良いとは言えず、有機ELのトラブルに泣いた。事業者モデルでは発熱問題もあって余り評判は良くなかった。ただし指紋認証などは古くから力を入れており、ノウハウも多いと思う。

◆ シャープにしても富士通にしてもSIMフリーモデルが売れるとは思わなかった的な発言をしている。シャープはM04を先月発売している。Snapdragon410と少々寂しい8コアSoCに2GバイトのRAMを積んでいる。防水でFelica対応で定価は3万円弱だ。この価格帯だとシャープ製だから安心出来ると考えて買う人も多いはずだ。

◆ 確かに同じ位の価格でZenfone3が買えるのは事実なのだが、スマートフォン初心者やSIMフリースマートフォンが初めてという人はシャープや富士通製に安心感を感じる。この辺りは海外メーカも気にしていて日本のサービスやサポート拠点を作るなどの動きになっている。

◆ 販売数比でMNOモデルの1割の台数を売るまでになったSIMフリーモデルは、今年は更に台数を増やすに違いない。まあ私は実験やネタのために買っているので普通の人とは違うが、事業者モデルは2台しか使っていないしその中の1台はグローバルモデルに書き換えてしまっている。

◆ 事業者モデルの最大の欠点は余計なアプリが入っている事だろう。搭載メモリが増えた現在においては以前程の邪魔感はないが、それでも余計なものは余計なものだ。

◆ 余計なものと言えば楽天でスマートフォンを買うと楽天系企業のブックマークが30箇所位入ってくる。一括削除の出来ないブラウザなのでこれを消すのが面倒だ。
最初に気がつけばデータ消去という手を使ったのだが、ある程度使ってから気づいて驚いた。


Youtuber(3/27)
◆ Youtubeに動画を投稿し広告料収入を得る。シバター氏などはこれにより年収1千万円近くを稼いでいたという。
しかし今年に入ってから動画閲覧数が減少したのか、収入が激減したと伝えられる。

◆ 従来は1~2日に1本の動画をアップしていたのだが、今は毎日2本程度の動画をアップしているという。動画を多くする事で再生数を稼ぎ出そうという事なのかも知れない。

◆ ライブ配信者もYoutubeへの進出を試みる動きもある。ネットの王子さま(笑)という長ったらしいハンドル名(以下ネと略す)で活躍する40歳の男性も、ライブ配信での閲覧が落ちてきた事に危機感を抱いたのか動画配信をはじめた。

◆ 一時期は2千人とか3千人の閲覧を集めていたネ氏も今や数百人が集まれば良い方だ。特に話題が有るわけでも無く面白い話が出来るわけでもないので飽きられれば落ちるのは早い。

◆ そこで同じく最近下火になっているしんやっちょ氏などとチームを組んで動画配信をはじめた。俺たちがやればYoutubeでトップになると意気込んだものの、そう簡単な話ではない。最大再生数も数万に留まるなど早くも失速感が漂いはじめたのだ。

◆ そこにきて金銭トラブルが発覚した。
編集を外部委託していたそうなのだが、支払いが遅れた。ネ氏曰く「支払日は支払者が決める、払わないとはいっていない」。だがこれでは編集を請け負った人は納得しない。いつ払われるか分からない報酬を待つ事は出来ないからだ。

◆ ネ氏は社会経験が無いのだと思う。その為取引の常識みたいな所が分からない。そして配信者の常であるように自分が一番で自分が大様(ネ氏は王子だけど)なのである。

◆ 動画を観た人から「編集は上手い、しかし演技やネタが下手」と評された。編集は1本あたり数万円をかけているものと思われ、再生数が上がっていない事からその全てが赤字になっているものと想像出来る。

◆ 他のYoutuberの多くは撮影も編集も自分で行う。しかしネ氏にはその技術が無かったために外注に頼る事になったのだと思う。これで閲覧数が伸びてくれれば良いのだろうがそうではない。何かしら面白い動画があげられれば良いが、今のままでは自然消滅だろう。

◆ ライブ配信者のコレコレ氏は5千人から2万人くらいの閲覧を集める人なのだが、コレコレ氏もYoutubeに動画をアップしている。彼の動画視聴数は平均でも10万を超えている。まあ上手くやる人は何をやらせても上手くやるという事かも知れない。

◆ 動画編集はセンスは必要だがソフトがあれば素人でも出来る。ただネ氏などは年齢の事もあるのだろうが「俺には出来ない」「俺は分からない」方向なのだと思う。しかしこうして諦めてしめば全てはそこから進まない。勿論これは私にも言える事で、加齢と共に全てが面倒に思えてくるのも事実だ。でも、できるだけ自分でチャレンジしようとは思っている。


クロネコ値上げ(3/26)
◆ ヤマト運輸は宅急便の料金を見なおす。Amazon問題は囁かれ続けているが、その分が一般利用者に押しつけられる形になるのでは無いかとも言われる。

◆ JPのゆうパックは昨年だったか値上げされた。値上げ幅はさほど大きくはなかったが、これまでヤマト運輸よりも安かった料金が宅急便に近づいたと言っても良い。現在でも近距離を中心にゆうパックの方が安くなっているのだが、一定距離を超えると宅急便の方が安くなる。

◆ ヤマト運輸によれば27年ぶりの値上げと言う事で、コスト増加分を合理化などで吸収し続け27年間価格を据え置いてきたのは逆に立派だと思った。
勿論取扱量の増大による大量一括輸送でのコストダウンや運行管理などによる部分も大きい。

◆ 一般利用者からすれば大口料金だけを上げればいい話であり、一般利用者にしわ寄せが来るのはおかしいのではないかという。確かに大口利用者用の料金は一般利用者の1/2とか1/3なのだ。勿論その背景には1箇所からトラック一台分以上を集荷するという効率があるのも事実だ。

◆ ヤマト運輸ではメール便の廃止と再構築で利用者制限とも取れる策も行った。
今回の値上げにしても事業が赤字な訳ではなく400億円程度の営業利益を計上している。ただし利益が右肩上がりかと言えばそうでもなく、昨年度は一昨年度より少し落ちている。

◆ ヤマト運輸によれば人材確保が難しくなっている点や外部委託の費用が嵩んだとしている。しかし現在の料金でそれらが解決出来ないのかと言えばそうでもない。こうした所からも、労働問題を上手く利用した便乗値上げでは無いのかと言われるわけだ。

◆ ただ競争の激しい部門だけに大口利用者向きの価格変更は難しいと思われる。価格変更は難しいがいわゆる定価が上がる事で同じ見積額でも値引率を大きく見せる事が出来る。他の事業者よりもこんなに値引きして頑張っているんですよとアピール出来る。

◆ JPにしても同じで一般向けのいわゆる定価は値上げされたが大口向けの料金は据え置かれた。ここを変更してしまうとJPからヤマトなどに客が流れてしまう。JPは大口利用者向けの低価格見積もりで多くの客を確保した。それを逃がさないためにも値上げは出来なかったのだと思う。

◆ しかしそうして事業が急拡大した事で人員不足になった。なので一定時期以降はスペシャルな見積価格を出さなくなったと言われる。ちなみにJPは全国組織のくせに内部は細分化されていて、その地域や地方や競争状況などによって見積額が異なる。

◆ 東京都は特別になっていて価格の決定権が強いというか範囲が広いそうだ。他の地方では発送側の県と荷受け側の県で協議して見積もりを出すなど面倒らしい。これが東京都の場合は東京側で決める事が出来るらしく、地方向けの荷物の価格の安い見積もりを貰う事が出来る。


256QAM(3/25)
◆ ドコモは3CCAと256QAMに加えて4×4 MIMOによって682Mbpsのサービスを展開している。多値変調は(旧)XGPが積極的に規格化を行っていたのだが、これは簡単では無い。
64QAMにしても商用移動体通信に使ったのはPHSが最初だったのではないだろうか。

◆ 今は無きS電機は多値変調に積極的ではあったのだが、多値変調を行うためにはそれなりのハードウエア性能が必要になる。
QAMは振幅方向にも位相方向にも情報が乗っているわけで、位相方向や振幅方向にノイズが乗ればデータは壊れてしまう。

◆ 振幅方向のエラーはアンプのリニアリティに起因するものが多く、位相方向はVCOの位相ノイズによるものの影響が大きい。現在では256QAMにも耐えうる位相ノイズのVCO(多くはLSIに内蔵されている)が実用化されているが、PHSが64QAMを規格化した当時はこれも厳しい要求だった。

◆ 振幅方向は移動体通信におけるフェージングによって大きく変わる。ただしデータレートが速いのでフェージング速度との比が大きく、この辺りを使って処理をする。MIMOに関しては演算能力そのものなのでロジック回路の規模が大きくなるだけだ。

◆ 多値変調になればなるほど理論感度が低下するので256QAMで通信出来る範囲は限られる。LTEでは元々S/Nの良い移動局を優先して高速通信をさせるようになっているので、これが更に強化される事になる。

◆ マイクロセル化などが進み、S/Nの良い状態が維持出来さえすれば高速通信の恩恵を受けられるというわけだ。
CAもMIMOも同様なのだが256QAMによる通信も条件が揃った時に初めて効果を現すわけで、例えば256QAMでエラーが多く再送などに手間取るならば64QAMに落としてしまった方がお得という事もある。64QAMと256QAMでの通信速度差は約1.3倍、つまりエラー率が3割増えるなら64QAMに落とした方がお得になる。

◆ 同じように安定しないCAで片方のチャネルでエラーが多い場合は、そのチャネルを切ってしまって非CAの方がパフォーマンスが出る場合もある。移動体通信である以上時々刻々と通信状態は変化しているわけで、全ての条件が揃って通信出来る状況などそうそうあるものでは無い。

◆ 変調方式をどうするのか、MIMOはどうするのかCAに対応しているのか否かなどを接続の最初にネゴシエーションして実際の通信に移る。通信中もS/N(FER)などを監視しながら最適な状態になるようにコントロールする。こうした複雑怪奇な仕組みがあって初めて安定した通信が得られるというわけだ。

◆ 高速通信が実現すると端末一台が通信路を占有する時間が減少する。連続のダウンロードにしても何にしても、従来より早く終わるので通信路が空く。ここに他の通信が入ってくるので通信の効率化が図れる。ピーク速度を必要とするサービスが有るか無いかではなく、通信路占有時間の短縮が事業者にとっては有り難い訳だ。


高いのか安いのか(3/24)
◆ Xperia XZ Premiumの海外価格は日本円換算で約7.5万円だ。これは高いのか安いのか。
Zenfone3DeluxeのSnapdragon821搭載機でRAMが6Gバイト乗っているものが現地価格で約5.9万円だ。
日本価格となるとこれが10万円弱になってしまう。Zenfone3も同様なのだが日本価格には大きな値引きシロが含まれているのだと思う。

◆ GALAXY S7の初期売り出し価格は約10万円と高額だったのだが、程なくして6万円台まで下がった。GALAXYの場合はドコモ販売モデルでも大幅値下げが行われたのだが、それはドコモ向けのみでは無く全体を下げたと思われる。

◆ SONYもXperiaZ3/Z4/Z5あたりは強気の価格設定を行っていたが、Xperia Xになって値段を下げた。やはり価格競争力は重要と言う事で、一部仕様の見直しでのコストダウンも含めて安くした。

◆ Xperia XZ Premiumの7.5万円は妥当では無いかと思う。この位の価格であればハイエンド市場での競争力もある。ハイエンドスマートフォンが売れるのは日本やごく一部の国だけだとも言われるのだが、ASUSにしてもHUAWEIにしても利を乗せやすいハイエンド市場を狙っている。

◆ Xperia XZ Premiumの国内価格は10万円弱と言った所だろうか。200g近い重量級のスマートフォンなのでさほど売れるとは思えない。Xperia XZsはXZと同価格(海外版)と言われているので国内価格も似たようなものだろう。XZ→XZsはカメラ周りが変わった程度だ。

◆ Xperia XA1の海外価格は$300程度と言われており、この価格帯であれば国際分野でも競争出来ると思う。
ダンピングが無いとすれば日本価格はもう少し安くなるハズで、SIMフリー分野でも戦えそうな気がする。
もっともSONY自身は事業者納入の方が儲かると言い切っているのでSIMフリー版としての販売は微妙だ。

◆ 現状ではXperia J1があるのだが、2世代以上前の仕様でありながらか価格が高い。mineoがアナウンスしていたSONY製のスマートフォンがXA1だとするのならば、そこそこの競争力がありそうだ。なおmineoでは4万円前後の価格設定をしたいとも語っていた。

◆ Xperiaシリーズは6インチモデルを除いては6月中にも発売されるのでは無いかと言われている。事業者ロゴの入った写真も3月初めには出て来ているので(春)夏商戦用にと言う事なのかも知れない。

◆ 新しいSoCが出てまもなくのモデルとなるのでメーカも大変だと思う。
そうは言っても日本における春商戦は重要な意味を持つだけにメーカも事業者も力を入れなければならない。
MVNOでもキャンペーンが増えており、乗り換えを考えるには良い季節となっている。

◆ 乗り換え時には、今は使っていない方もLINEの年齢認証を済ませておいた方が良い。今後の流れは不明ながらも現状ではMNOかLINEモバイルでしか年齢認証が出来ず、年齢認証が出来ないとID検索が使えない。


どれが良い?(3/23)
◆ いくつものスマートフォンを使っているので、その中のどれが良いのかと聞かれる事は良くある。
いずれにモデルも定価ベースで考えても3万円前後、Zenfone2は売り出し価格はもっと高かったと思うのだが既に古さがにじみ出ている。

◆ g07やnova liteは2万円弱クラス、Priori4は1.5万円で買う事が出来る。Priori4はタップ感度が良くないので少し使いにくい。バッテリが長持ちするのは事実なのだがいつもの調子でタップしても反応しない事がある。

◆ タップレスポンスの良いのはASUS製で、その中でも新しいZenfone3辺りは勧めやすい。発売当初は4万円くらいになっていたが今は楽天モバイルが3万円くらいで売っているはずだ。
ゲームをやる人などだと描画性能が物足りないと思うのだが、それ以外であれば大きな不満は無いはずだ。

◆ Zenfone2LaserやZenfoneGOも安価に買えるのであればお勧め出来る。Zenfone2シリーズは一世を風靡した感じではあったが今はZenfone3シリーズに世代交代している。

◆ Zenfone2Laser/ZenfoneGOが1万円以下で買えるのなら悪くない。
確かにDSDSではないなど古さも感じるのだがタップレスポンスなどは良好だしバッテリの持ちも良い。SIMフリーものはMNO扱いのものと違って修理中の代替端末は無い。なのでその時になって焦らなくて良いように予備機は持っておきたい。そんな用途にもZenfone2シリーズは良いと思う。

◆ 楽天モバイルはソフトバンク並みの集客攻勢で安売りもしている。最近はデータプランでも縛りが出来てしまったのだが、半年間我慢出来るのならばスマートフォンが安く買える。
通信速度はその時々によって異なるのだが楽天モバイルとnuroは遅い事が多い。

◆ RAM搭載量は価格の安いもので2Gバイト、2~3万円クラスでは概ね3Gバイトを搭載している。5万円クラスでは3Gバイトから4Gバイトに、ハイエンドと言われるものでは6Gバイト搭載という感じだ。
Android6迄ならば2GバイトのRAMでも良いのかなと思うがAndroid7では2画面で使えるので最低でも3Gバイトは欲しい。

◆ フィルムなどもそうなのだがアクセサリの面ではやはり有名メーカ製が良い。
HUAWEIにしてもASUSにしてもこの点で安心なのだがFREETEL扱いのものやg07などはフィルムにしても何にしても割高になる。フィルムを貼ってケースに入れてとなればそれだけでもお金がかかるわけで、せっかく安いスマートフォンを買ったのにアクセサリ代を加算したらメジャーなメーカのものと総額が変わらなくなったなんて事にもなる。

◆ g07はガラスフィルムは売られていないしプラスチックフィルムにしても高額だ。今はガラスフィルムが安いのでプラスチックフィルムを買う意味は余りなくなった。表面硬度の点でも貼りやすさの点でもガラスフィルム優位だ。
ただしZenfone3やnova liteなど2.5Dガラスを使ったスマートフォンだと(ガラスは硬いので)フィットしにくい。


タブレット市場(3/22)
◆ iPhoneが未だ小型だった頃、iPadの需要は大きかったと言える。その後Androidタブレットなども登場して低価格が進み、それ以前のヒット商品とも言えた小型のノートPC市場を奪ってしまった。

◆ 小型ノートPC市場は当時のEMなどのセット販売が好調だった事もあってよく売れていた。それがタブレットに取って代わった形となり小型ノートPCの市場そのものが無くなってしまうような状態となった。

◆ タブレットはPCに代わるものとしてシェアを拡大した。PCでもWeb閲覧とメール程度しか使わないという人にとってiPadやAndroidタブレットは手軽で便利な機械だった。
PCのように起動が遅いわけでも無いしシャットダウンの儀式が必要なわけでも無い。

◆ しかしiPhoneの大画面化などでタブレットの需要は小さくなった。
ASUSなども低価格タブレット部門を閉鎖するなどが時代を感じさせる。
タブレット市場が無くなってしまうと言う事では無くタブレットバブルがはじけたと考えれば良いだろう。

◆ 一時期のブームでタブレットを買った人たちも、今ではそれがフォトフレーム代わりになってしまっている。ようするにスマートフォンで出来るのだから何もタブレットを取り出す事は無いという訳なのだ。

◆ 私はWindowsタブレットを使っているのだが、タブレットでも通常の小型ノートでもどちらでも良かった。タブレットタイプだとキーボードを分離して持ち運べるなど便利な面もあるが、CPUその他の性能を考えると特定用途向けみたいな感じにもなる。

◆ ブラウザやメーラ、簡単なソフトを動かす分には問題が無いが重いソフトを動かすには我慢を強いられる。
ハイパワーなタブレットが必要ならSurfaceなどを選ぶ必要があるが、高額なタブレットを買うのならばノートPCで良いのでは無いかと思ったりする。

◆ 結局の所タブレット型のデバイスは中途半端なのだと思う。低価格品に関してはそれなりに需要があると思うのだが、高額品になれば大画面やハイパフォーマンスのノートPCに需要を奪われる。

◆ 今使っているタブレットPCは2万円ちょっとのものと3万円弱ものので、この位の価格帯であれば気軽に手を出せる。性能的にも価格が価格だからと諦められる。確かにより以上の性能を持ったタブレットPCもあるのだが価格は上昇する。

◆ 元々はvaio-Pの代用として購入したものなのだが、vaio-Pより余程軽快に動作する。これが時代というものなのかという感じで、性能は上がり価格は下がったのだ。

◆ vaio-Pは2009年発売で15万円くらいの価格だった。1600×768の8インチディスプレイを備えて質量は600g程度だった。タブレットPCは片方が1200×800ドット解像度でもう一台がFHD解像度だ。ディスプレイサイズは共に約9インチとなっている。


続・格闘技イベント(3/21)
◆ 以前に書いた、ライブ配信者による格闘技イベントだが早くも場外乱闘にもなった。

◆ 元々は唯我という人が便所太郎という人にボクシングで闘おうと持ちかけたのが始まりだった。便所太郎氏は格闘技の経験があるので場所の手配なども出来る。唯我氏は便所太郎氏に場所の手配その他を丸投げした。

◆ 便所太郎氏は場所を探すと共に配信で決戦の時を告げると、ならば俺も参加したいと配信者が名乗り出た。こうなると狭い会場では開催出来なくなる。そこで広めの会場などを手配する事になるが、それにはカネがかかりすぎる。

◆ 入場チケットで金を稼ぐにも限度があるという事で企業スポンサーなどを募集した。まあ一般的な流れだろう。
これに異論を唱えたのが唯我氏だ。
スポンサー席の価格が高い、自分一人で儲けるのはおかしい、俺の名前で金を稼ぐ気なのかと噛みついた。便所太郎氏は、会場費用やレフリー、リングドクターの費用を考えると儲かるなんてレベルではない、だったら自分で手配すれば良いじゃないか、自分で好きなようにやれば良い、それが出来ないから俺に丸投げしたんだろうと切り返した。

◆ 唯我氏にしてみればイベント化して便所太郎に金が入るのが気に入らなかったのだろう。しかし自分では何もやろうとしない。良い所だけを吸い取りたい、他人がいい思いをするのは気に入らないという感じか。
結局唯我氏はイベントに参加しないと言い出した。

◆ 唯我氏は、俺が抜ければイベントはつぶれると思っていたのだろう。しかし実際は逆だった。唯我氏には多くの前科前歴があり企業ウケは良くない。その唯我氏が抜けた事でスポンサー席があっという間に売り切れたのである。

◆ 次に文句を付けたのが三杯目ひかるという配信者だ。自称仙台出身だがどうやら宮城県民は宮城県の事は仙台と言う(三杯目ひかり氏曰く)らしく、実は仙台ではない。三杯目ひかる氏は閲覧稼ぎのために親も友達も売ったと言われる輩であり、多額の借金も踏み倒し状態だ。

◆ 酒とタバコとカネと女が欠かせないと言い、恋愛詐欺的に女性から金を取ってその女性が自殺未遂をするなど女性トラブルが絶えない。その三杯目ひかる氏も便所太郎氏が儲ける事が気に入らないようだ。

◆ 三杯目ひかる氏はここ1年くらいで知られるようになった配信者なのだが、迷惑配信で閲覧数を稼いだので天狗になった。しんやっちょと同じく「俺が一番」だと言っている。だから便所太郎氏よりも格上だという意識が強いのだろう。格上の俺を差し置いて何故お前が儲けるんだ、みたいな所では無いかと思う。

◆ 配信者とはこんな連中ばかりである。
自分が一番でなければ気に入らない、自分に金が入ってこないと気にいらない。そして自分が一番だと思い込んでいるので努力を怠り、ピークを過ぎれば見るも無惨な姿になる。


オシロ(3/20)
◆ オシロに関しては何度も書いているのだが、月初めにキーサイト(旧アジレント)から低価格のオシロスコープが発売された。50MHz帯域で1Gs/s(2Gs/s)の2chで6万円台だというのだから破格と言っても良い。メモリ長も1Mpts(0.1Mpts)と普通に使うには十分である。

◆ 同社はシェアの多くを占める低価格帯のオシロで更にシェアを伸ばそうとしている。オシロと言えばテクトロニクスのイメージがあるが、現在はキーサイトが圧倒的とも言える販売価格ベースでのシェアを持っているらしい。
高額なものだと6千万円前後の価格になるので、低価格品1000台分の売り上げになる。

◆ 低価格とは言ってもソフトなどで処理の出来る機能は満載されていてお買い得感は高い。70MHz品にオプションを付けるというか買うと帯域が100MHzになるが、これってソフト的に制限を外すだけだったりして。

◆ 垂直分解能が8ビットではあるが、アマチュアから企業などの製造ラインでも十分使えるレベルだと思う。
オプションは色々あるがファンクションゼネレータ機能などは便利だ。特にオーディオ帯をいじる時などは、ちょこっと信号を入れてみたくなる事は良くある。

◆ 本格的にいじる人だと低歪率のオーディオゼネレータを持っているのだろうが、そうした発信器を個別に用意しなくて済むのは便利だ。
ディスプレイはWVGA解像度の7インチでPCとの接続はUSBにより可能となっている。

◆ 画面の更新レートは50kHzと、この価格帯のディジタルオシロとしては速い。FFTは当然として、ハードウエアで構成されたシリアル信号のトリガ機能がある。シリアル信号のスタートビットやユニークワードを見つけてトリガする機能だ。I2CたRS-232C或いはCANなどのシリアルラインの観測に力を発揮する。

◆ 2CH入力ではあるがトリガ信号を見る事が出来る。ただしトリガ信号はLかHでしか判断は出来ない。しかしこれをディジタルシリアル信号入力観測用として使うと、それと同時に2CHのアナログ信号が観測できることになる。

◆ 最低価格は6万円台だがファンクションゼネレータ機能を付けて帯域を100MHzに拡大したモデルは約13万円となる。
ファンクションゼネレータ機能が約2.5万円はオシロの機能としての価格が6万円で買える事を考えるとバカ高かったりする。ちなみに70MHz帯オシロのリミッタを外して?100MHz化するオプションも約2.5万円だ。

◆ こうした測定器の低価格化は製造ラインや検査ラインのコストを下げる事にも貢献する。電圧や周波数の簡易測定も出来てUSB接続でデータも取り込めるから合否判定なども管理出来る。

◆ オシロなどを使って電子回路を自作する人は減っているのかも知れないが、こうしたアマチュア層にも十分に手が届く価格だ。


Xperia(3)(3/19)
◆ SONYとASUSの設計ポリシーの差は明確だ。ASUSは早くからRAM搭載量を増やす設計を行っていた。
Zenfone3Deluxeでは6GバイトのRAMと256Gバイトのストレージを持っている。

◆ ディスプレイは5.7インチと大型になるが横幅は77.4mmとXperia XZ Premiumとほぼ同じだ。ちなみにXperia XZ Premiumのディスプレイは5.5インチである。なお全長も両者はほぼ同じサイズ、厚みはXperia XZ Premiumが少し厚い。
そして質量はZenfone3Deluxeの方が20gも軽いのである。

◆ Zenfone3Deluxeの価格は7万円前後でありハイエンドらしい価格ではあるのだが、仕様から見れば十分に安いのではないだろうか。Xperia XZ premiumのグローバル版は$700前後になるとAmazonUKでは事前予約が取られているようなので価格競争力はある。
ハイエンドと言えばGALAXYというイメージであり、例年より遅れて登場するとみられるS8もハイエンドとなる。

◆ GALAXY S8はExynos8895かSnapdrzgon835に6Gバイト或いは8GバイトのRAMを搭載すると噂されている。ディスプレイは4k解像度の5.5インチなのだとか。サムスン自体がバッテリ発火問題で会社自体にも火が着いてしまうと言う状況に陥り、自粛態勢というのか何というかで少し元気がない。

◆ GALAXY自体、世界では売れているが日本ではサッパリである。決して悪いスマートフォンではないのだが韓国イメージが強い事もあって日本では売れない。GALAXYからサムスンのロゴを外すなどの日本対策も行ったのだが販売数は回復しなかった。

◆ 私自身Zenfone3Deluxeは使ってみたいと思うのだがGALAXYにはさほど興味は無い。サービスモードなどの豊富さからするとGALAXYはネタ用として持つには十分な魅力があるのは事実なのだが何故か魅力を感じない。

◆ RAM搭載量に関して、6Gバイト或いはそれ以上が必要なのか否かは微妙な所だ。Zenfone2は4GバイトのRAMを搭載し、空きメモリエリアは2Gバイト前後ある。事業者モデルとなれば、さらにSONY製となると余計なアプリがかなり乗ってくるのとXperia XZ Premiumは画面解像度も高いのでフリーエリアは更に減るだろう。
そう考えると4Gバイトはミニマムとも考えられる。

◆ Android7では画面分割で2つのアプリをフォアグラウンドに持ってこられる事を考えると余裕が欲しい部分でもある。こうした実使用上の性能を重視するのがASUSやサムスンだ。ASUSにしてもHUAWEIにしてもOSレベルでのアプリ動作制限によるバッテリ節約に力を入れている。SONYにもSTAMINAモードがあるがASUSやHUAWEIの仕組みはSTAMINAモードよりも賢いと言って良い。

◆ 現在使っているスマートフォンで5.5インチディスプレイのものはZenfone2、ZenfoneGO、g07である。5.5インチクラスはやはりデカいのだが見やすいもの事実だ。なのでナビアプリはZenfoneGOで使う事が多い。


Xperia(2)(3/18)
◆ Xperiaの新型に関しては海外でも広く取り上げられていて、事前の噂などではiPhoneに遠く及ばないもののSONYのブランド力は健在と言っても良いだろう。

◆ こうした事情もあって新型プロセッサが発表される翌年の春には、いち早くフラグシップモデルの発表を行わなければならない的な所があるに違いない。中国や台湾メーカが続々と新製品を発表してくるが、いわゆるハイエンドだとASUSのZenfone3Deluxeくらいなものだ。

◆ ASUSは派生モデルを多く出してくる。
Zenfone3でもLaserを出して来たのだがCPUを多少ケチった代わりにRAM搭載量を増やすという感じで、売価も殆ど(現地では)変わらない。多数のモデルをリリースする事でモデル辺りの販売量は減ると思うのだが、ようするに自動車の双子・三つ子モデルのように総販売台数を引き上げようとしているのかも知れない。

◆ Xperiaシリーズにしても売れ筋は(今年のモデルでは)XA1辺りになるのだろうか。XZsはXZとの差異が少なく、割賦の関係からすればXperia Z3/Z4ユーザの受け口になると考えられる。変更部分を最小にして設計コストが削減出来るのであればそれもアリだろう。しかし商業的に見るならばSnapdragon820を821にリプレイスする位のことはあっても良かった。

◆ XZ PremiumはZ5Premiumよりも更に重くなっているので万人が携行出来るものでは無い。
MVNO契約などが増えた事もあって沢山のスマートフォンがここにあるのだが、軽さとは実用面において重要だ。スマートフォンはどれも似たようなデザインではあるが、ほんの少しの角の具合やその処理で持ちやすさなどは大きく変わる。
手に持って使うものだけにそうした持ちやすさ持った感じ、質量は重要な性能なのだ。

◆ Snapdragon835の供給問題も云々言われている。835搭載機はGALAXYが最初で4月発売説が濃厚だ。しかしサムスン自体が色々問題を抱えている関係もあってSONYの"取り分"が増えたのかも知れない。
その点でSnapdragon820ならば供給に心配は少ないが、反面面白味も少ない。
GDP性能は落ちるが6xxなどの方が低消費電力で安価であり、魅力もある。

◆ ASUSはFelica機能の実装にも意欲を見せていると伝えられる中で、事業者モデル=Felica搭載という流れが崩れてくる可能性もある。現時点でもM02/M03などはFelica搭載でしかもドコモ系MVNOでVoLTEも有効になる。SIMフリースマートフォンが売れれば事業者モデルの販売数を圧迫するのはデータを見ても明らかであり、こうした流れが中国・台湾のスマートフォンメーカを元気にする。

◆ Zenfone3Deluxeは予想を超える人気で一時期生産が追いつかなくなった。エントリモデルの低価格が主流であるSIMフリーモデルの流れも少し変わってくるかも知れないのだが、事業者モデルは何だかんだと言いながらも実質価格が安いので競争が難しい面も否めない。


Excel2016(3/17)
◆ マウスコンピュータのWN892にOfficeソフトの1年間の使用権が付いてきたので使っている。
使っているというかアクティベートしたというかで、先日初めてExcelを使った。

◆ Excel2016は見慣れたExcelとはメニュー関係が大きく変わっていた。最初はメニューの位置を探したりしながら使っていたのだが、ソートで躓いて旧バージョンで作業を続けた。
旧バージョンだと行ごとまとめてソートして全体の順番が変わるのだが2016ではその列だけが入れ替わるので他のデータとの整合性が崩れてしまう。

◆ 解説のあるページを探してみたのだが2016とは少し異なるバージョンのようで説明通りに操作ができない。たかがソートだけなのにと思ったのだが出来ないものは出来ないのである。
データを早く作ってしまわなければならなかったので、ソートの研究は後回しにして旧バージョンを起動したのだ。

◆ まあ分かってしまえば操作的には何と言う事は無く、一通りデータを作り終わった後でソートの仕方は習得しておいた。テーブル全体をひっくり返すのに、いつもはA列に1から順番に数字を振ってそれを逆方向にソートしている。
その、順番に数字を振っていくやり方も旧バージョンとは異なっていた。

◆ 操作を変える必要があったから変えたのだろうが、Ctrlキーを押しながらマウスを引っ張って…と、半ば手が覚えている操作が変わると戸惑う。Excel2016を含むソフトの使用期限は1年だ。毎年更新するならばパッケージ版を買った方が良いと思う。

◆ 常に最新を追いかける必要のある人は年払いでも良いのかなと思うが、長く使う事を考えると割高だからだ。
最新のソフトは最良のソフトなのかも知れないが、表計算を生業としているわけではないので私にとっては古いエクセルでも問題は無い。

◆ 確かに機能的に劣っている部分は多々あるのだが、そこを回避出来ないわけではないので用が足りている。用が足りているのでニューバージョンにも余り目が行かない。しかしそれではニューバージョンが売れないのでマイクロソフトは困ってしまう。

◆ Windowsにしても同じで、Windows10でなければならない理由などはない。
実際に使ってみても大きな違いは無いし、まあ大きな違いが無いくらいにWindows10が良く出来ていると言えばそうなる。クリンインストールしたわけではないので起動が遅いのは嫌な部分だ。
HDDとメモリの差はあろうがタブレットPCREPAIRがさっさと起動するのと大違いである。

◆ AndroidOSに関してもバージョンによる違いは少なくなってきた。Android7では2画面に出来るのだが、狭い画面を2分割して何が良いのかみたいな感じだ。
やはりこれを活かせるのは10インチ以上の画面があってこそではないかと思う。
ただ、こうして変わる部分が減ってきた事は安定に向かっているとも言えるので歓迎すべき事なのだ。あとはそれが古くならないように手を加え続ければ良い。


Xperia(3/16)
◆ 先月末にXperiaの新シリーズが発表された。Xperia XZ Premiumは4kディスプレイを搭載した。4k HDRディスプレイを積みましたよと言いたかったのだと思うのだが、ディスプレイサイズが5.5インチなのでFHDと見比べない限り違いが分からなかったりして。4k(3840 x 2160)表示は例によって動画と静止画のみだ。通常画面ではその1/4の1920×1080なのか。

◆ RAMは4Gバイトしか積んでいない。
今や6Gバイトを積むモデルもあるのに意外とケチる。ディスプレイ用のバッファにもメモリは多く取られるはずなので、4Gバイトで喜んでいてはいけない。

◆ 圧倒的なのはその質量である。XZでさえも重くて嫌な感じなのに、その上を行く195gは携行を拒否するかのような重さではないか。持って歩かないでね、家に飾っておきましょうねと言っているようだ。

◆ 最近は複数台のスマートフォンを袋にごそっと入れて持ち歩く感じなので、その総重量たるや結構なものになる。
そんな中でP8 liteの軽さは気持ちが良いのである。逆に160gを超えるスマートフォンは持っていて疲れる。
Xperia Z4の140g台がありがたいなと言う感じなのだ。

◆ Xperiaの新シリーズは夏モデルになるだろうからXperia Z4からの買い換えタイミングになる。ドコモポイントも溜まっているので、国内発売が開始される6月半ばまでには更にポイントも溜まり、殆どタダで手に入る。

◆ 重くてデカイXperiaXZ PremiumはMVNOのSIMを突っ込むかも知れないし、まあXperia Z4にMVNOのSIMを入れてそちらを常用にしても良いけれど。いずれにしてもポケットに入れて持ち歩けない重さのものを買うなんてネタ以外にはあり得ない。

◆ Xperia XZsはXZと殆ど変わった所がないので面白くはない。Xperia XZ Premiumが大型なのは放熱性とバッテリ容量のためかななんて思ったりもする。ここの所バッテリ容量を減らす傾向だったのにXperia XZ Premiumは3Ahを超えるバッテリを積んでいる。(Xperia Z5 Premiumよりは容量が少ない)
◆ 実用的という意味ではXperiaXA1だろう。仕様から見た価格は、SONYのブランド代を加味したとしても3万円台かな。SIMフリースマートフォンの世界からすればそんなものなのだ。1.5万円のnova liteだって3GバイトのRAMを積んでいる。

◆ 高速撮影は面白そうだが使うシーンは限られる。960fpsで撮れる時間は0.2秒なので、十分に連続したシーンを撮るか或いは繰り返し撮って良いシーンを選ぶしかない。Xperia Z4でも60fpsだか120fpsだかの撮影が出来るのだが、UIがヘンテコなのでうまく撮れた例しがなく使わなくなった。まあSONYらしいというかなんというか。
高速撮影時は解像度が低く暗くなったかな。十分な明るさがないと暗くて話にならなかった。

◆ 高速撮影だとシャープ製のスマートフォンの方がマトモだった。今回SONYがどの程度頑張ったのか、簡単に使えるUIになったのかも興味ある所だ。
Xperia Z4など取説に詳しい使い方も書いてなかったような気がする。


タブレットPC(3)(3/15)
◆ マウスコンピュータのWN892とドスパラのDG-D09IWS2で1.5倍の価格差があるのだが、これはほぼ仕様の差だ。RAMが2GBのモデルは2万円なので、WN892との価格差はキーボード代くらいになる。

◆ 仕様的にはDG-D09IWS2の方が立派でUSB3のポートも付いている。
5GHz対のWLANにも対応し802.11acでコネクト出来る。無線LANの混雑が問題となっている現状で5GHz帯が使えるのはメリットである。

◆ 細かな所では全体的な作りがDG-D09IWS2の方がシッカリしている感じだ。WN892が樹脂筐体なのに対してDG-D09IW2Sは金属かな。重さや厚みは増してしまうのだが性能面を考えるとDG-D09IW2Sに目が行くのかも知れない。

◆ だが画面解像度などを考えると搭載メモリは欲張りたくなるし、そうすると価格はWN892の1.5倍になると言う事だ。
両機種共に全体の体積の半分くらいはバッテリが占めていると思う。バッテリ容量は両機種共に公開されていないのだがDG-D09IW2Sのレポートを見ると26Ah位ではないかと推定されていた。

◆ 並みのモバイルバッテリでは充電出来ない容量… というか、スマートフォンを充電するのに十分な容量ではないか。
屋外でタブレットPCを使う時にはスマートフォンでテザリングという事になるが、同じ時間使って早くバッテリが減るのはタブレットPCの方だ。なのでタブレットPCをスマートフォンの充電に使うのはちょっと違うのかも。

◆ ちょっと気になるのが充電時間だ。WN892は7時間くらいと書かれていたような気がするのだがDG-D09IW2Sには表示がない。充電器は2A出力のものが付属している。もしもバッテリ容量が26hAあったとすると満充電に15時間くらいかかったりして。
実際にはそこまでバッテリ容量が大きくなく10時間くらいで充電出来るのだろうか。

◆ WN892はGPS搭載なのだろうか。DG-D09IW2SはGPS搭載だと書かれている。そこで位置情報をONにしてからマップアプリを起動してみるとWN892は十数km離れた位置を示した。DG-D09IW2Sはピタリの位置を示したのでGPSによる測位が出来ていると思われる。

◆ まあ、この辺りも考えるとDG-D09IW2Sの方が良いとなるのかも知れない。
9インチくらいの画面サイズがあるとナビとして使った時もかなり見やすい。
優秀なナビアプリがあればと言う話ではあるし、その用途ならばAndroidタブレットが良いとも言える。
いやいや、ならばスマートフォンでナビアプリを実行させて画面情報を貰ってWindowsで拡大表示すれば良いじゃないかと、なんか凄く無駄で面倒な気もするけど。

◆ Androidタブレットはdタブを使った事があるのだが、特に面白くないというかスマートフォンの大きいヤツに過ぎなかった。WindowsもAndroidも似たような所を目指すのかも知れないが、本質的スタート時点が異なるのだから自ずと現状も違うという事になる。


タブレットPC(2)(3/14)
◆ ドスパラの売るものはDG-D09IW2Sという長い型番で覚えられない。ストレージは32Gバイト版と64Gバイト版がある。WN892が5.75時間の動作時間があるのだが、DG-D09IW2Sは7時間動作すると謳われている。

◆ その代わりというのはアレだが質量は100gほど重い。500g前後のものに対する100gのさは小さくはなく、さらにキーボードの重さが加わる。
キーボードはBluetooth接続のものなのでバッテリを充電しなければならない。WN892のキーはBlogでも書いた通り交換となったのだが、交換品も接点部が少し浮いている。

◆ BlueToothキーボードは放っておくとスリープするようなので頻繁な充電は必要ないと思うが、いずれにしても充電は必要だ。一般的なBluetoothキーなのでスマートフォン用にも使えるし、逆に使いやすいフルサイズのキーをペアリングすることも可能だ。
専用のキーはカバーというかケースも兼ねているので使いやすい。

◆ FHD解像度で使うとさすがに細かい。
アイコンにしても文字にしても小さくなってしまうので目の良い人向けである。私は今のところ100%で使っているのだが、小さな字を見るのは少々厳しいとも思う。

◆ そう考えると5インチクラスのスマートフォンのFHD解像度は凄いものなのだ。実際デスクトップPCで使っているのがFHD解像度で20インチクラスなのだから。と言うと、デスクトップは4k解像度が最低で所なんて言われそうだ。ちなみにディジタルインタフェースで4k解像度のモニタを十分にドライブするには複数のポートが必要らしい。

◆ マウスコンピュータ販売とドスパラ販売のタブレットPC配信のどちらが良いのかは微妙である。マウスコンピュータのものは安くて軽い。タブレットPCに高度な処理能力を求めるのならば高価格帯のSurfaceなどに行くはずで、それ以外となれば価格も重要だ。

◆ ストレージのアクセス速度などもドスパラものの方が優れているのだが、1.5倍の価格をどう見るかである。まあSIMフリーのスマートフォンだって中心価格帯が3万円弱という事なのでドスパラのタブレットPC配信代くらいは出ると言っても良いのだろうか。

◆ Androidタブレットは全く考えなかった。Androidモノならスマートフォンで良いと思ったし、極端に言えばスマートフォンに外部キーボードを付ければ事足りるのだ。WindowsのブラウザはWindowsの解像度通りの値をサイトに送るが、Androidタブレットの場合は実解像度を送らない。
なので字が大きく表示出来るのだが、時にこれが邪魔になる。もしかしたらそれが設定出来るブラウザアプリがあるのかも知れないのだが、サイトによってはスマートフォンと同じ表示になって巨大なフォントが映し出される、なんて事もある。

◆ サーバなどの遠隔コントロールもこうした部分が効いてきてjavaやHTML5対応のターミナルウインドゥが上手く表示出来なかったりする。


タブレットPC(1)(3/13)
◆ Blogの方ではたまに書いているがWindowsタブレットPCを現在2台使っている。最初に購入したのはマウスコンピュータのWN892である。最初に買った訳なのでそれがどの程度のものなのかなどは全く分からなかった。とりあえずvaio-P程度に使えれば良いかなと思ったのだ。

◆ 購入価格は約2万円、2万円のものなので多くを期待するものでも無かったのだが、vaio-Pとは比較にならない位軽快に動作した。時代の流れとはこんなものなのだろう。ディスプレイサイズは8.9インチで、vaio-Pよりも全体的には大きいのだがその分見やすく使いやすい。

◆ WN892の連続動作時間は5.75時間となっていて1~2時間使った程度ではさほどバッテリも減らない。質量は約500gである。キーボードは接点式なのだが接触が今ひとつ良くなく、一度メーカ交換している。

◆ キーの横幅を狭くするために配列が特異で決して使いやすくはないのだが、画面上のキーと比較すれば雲泥の差である。文字を入力する気になるかならないか位の差があると言えば少々大げさだが、しかしキーは必須なのである。

◆ WN892で画像編集をしたりゲームをするわけではないので、私にとってはAtom Z8300でまあ足りている。メモリが2Gバイトしかないのだが、画面解像度が1280×800しか無いので描画用に取られるメモリも少ないから良いか、みたいな感じである。

◆ 通常のブラウザなどの利用でメモリ不足を感じた事はないのだが、一度だけメモリが足りませんのダイアログが出た。
メモリ不足は困らないわけではないが、タップ位置が狂ったのには参った。タップ位置が狂っているのでログインすら出来なくなった。
最初は何故ログイン出来ないのか、何故パスワード入力が出来ないのかが分からなかったのだが、ようするにカーソルをパスワード入力ボックスに持って行けなかったのだった。

◆ この時はタッチパッドとキーボードで操作を行い、キャリブレートし直す事で正常復帰した。この時にハードウエアキーがあったから良いが、もし無かったら何も出来なくなっていた。Bluetoothキーなら出先で入手出来るが、WN892はハードウエア端子接続の専用品なので困る。
そしてこのキーの接触不良が重なった。

◆ 実はこの辺りにも少々不安を感じて予備機というか、もう一台買う事にした。現在このタブレットPC配信はそこそこ使っているので、これが無くなると困ってしまう。キーの接触不良は接点を掃除したり押さえつけたりすると回復するのだが、やがて又駄目になる。突然キーが効かなくなるイライラは耐えがたいものがあるのだが、果たして修理対象なのか、すぐに修理は上がってくるのかなども不安だった。

◆ 2台目としてはほぼ同一性能のCPUを搭載し、画面解像度がFHDでメモリを4GB搭載したドスパラ製のものにした。価格はBluetoothキーを付けて約3万円とWN892の1.5倍近い。解像度に関してはデフォルトで150%表示になっており、これはWN892とほぼ同じ解像度で使うのと同じになる。


ライトアングル(2)(3/12)
◆ 昨日のライトアングルの話でメールなどで教えて頂いた。right angleが直角の意味なので、90度曲がったタイプをこう呼ぶのでしょうという事だ。

◆ 恥ずかしながらRightangleの意味を知らなかったのでおかしな記事になってしまったわけだが、ではレフトアングルは何なのかという点に関して「コピーライトに対するコピーレフト的なものでは無いですかねぇ」というご意見を頂いた。

◆ コピーレフトがいつから使われはじめたのかは知らないのだが、コピーライトに対する考え方みたいな意味で1980年代終わり頃から1990年頃にかけて盛んに使われたらしい。

◆ まあその例からすればライトアングルに対してレフトアングルという言葉を作っちゃったよでも分からなくはない。ちなみにコネクタの分野でライトアングルという呼び方はされるのだが海外ではこう呼ぶ例が少ない。もう少し具体的にどの端子とどのピンがどの方向だよみたいな説明が付けられている感じがする。

◆ ライトアングルコネクタは、ホワイトコネクタやレッドコネクタみたいな感じだろうから、それだけでそう呼ぶ事を海外メーカはしないのかも知れない。日本では接触子部分と電線を接続する或いはプリント基板に付ける向きがストレートでないものの総称として使われているのだと思う。

◆ レフトアングルが和製英語チックなものかなと検索してみると、どうもそうとは言えない感じだ。やはり右に対して左側90度だよみたいな説明があったりする。右か左かなんて見る向きによって違うじゃないかと言いたくなったりするわけだが、まあいいか。

◆ 実際コネクタでライトアングルとレフトアングルが示されている販売店の写真を見ても、それってどっちから見るんだよ、それを明確にしてよと言う感じ。この辺り一定の基準が作られれば分かりやすくなる。

◆ いや待てよ、見る角度によっては左右ではなく上下にだってなる。プリント基板取り付け用のコネクタの場合でプリント基板を水平にしてみた場合のコネクタは何と表現するのか。
と考えるとやはり無理があるかな。

◆ microUSBコネクタで嵌合部分と線が出ている方向が90度違っているタイプのものを2本持っている。2台のタブレットPCではmicroUSBコネクタの取り付け位置が違うので逆方向に曲がった線が必要になった。

◆ ま、なのでそれを買ったわけだが線抵抗が大きくて充電が中々進まない。
電池容量が大きく消費電力も大きいので線抵抗が余計に効いてくる。充電に徹する時には仕方が無いのでストレートの太めのケーブルを使うという、ちょっとアレな事になってしまった。

◆ ストレートタイプを使っているとmicroUSBコネクタと線の取り付け部に力が加わって危なそうな気がする。L型であれば画面に対して線は下方向になるので問題は無い。


ライトアングル(3/11)
◆ コネクタの勘合部と端子部がストレートではなく90度の角度を持っているものをライトアングルコネクタという。USBケーブルなどでもコネクタと電線の向きが90度異なるものをライトアングルタイプという。

◆ 何でライトアングルなのか?意味は何なのか?語源は何なんだろうか。
この呼び方は日本固有のものではなく一部海外でも使われているという。
海外よりも日本で使われる方が多いとなると和製英語か。

◆ ライトが右だとするとレフトもあるのかと検索してみると、レフトアングルと称したものが発見出来た。
ライトアングルとレフトアングル、向きが180度異なっている。ただしコネクタメーカはレフトアングルという呼称を使わない、あくまでもライトアングルオンリーである。

◆ 調べては見たのだがライトアングルの意味も語源もよく分からなかった。
コネクタメーカはL型のものをライトアングルと呼んでいて、コネクタ業界では一般的に使われているとしか分からなかった。

◆ 何でライトアングルが気になったかというと、WN892用のmicroUSBケーブルにライトアングルタイプを使っているからである。WN892はキー側ではなくタブレット側に給電するので、ストレートのmicroUSBケーブルでは線が横方向に出る事になり邪魔だ。

◆ そこでコネクタを挿した時に下向きに線が出てくれれば有り難いと思ったのである。そこでmicroUSBコネクタの向きと電線の向きを調べたりした。品名にライトアングル右向きとかライトアングル左向きとなっているものもあったし、ライトアングルとレフトアングルで区別されているものもあった。

◆ ライトアングルという言葉は知っていたのだがレフトアングルとは余り聞いた事はなく、しかし検索するとそれなりに出てくる。と言うわけで語源を調べてみたがよく分からなかったというお話なのだ。

◆ WN892には長目のライトアングルコネクタ付きケーブルを使っている。充電したい時には太いケーブルを使うが、普段はmicroUSBコネクタを接続しっぱなしで使っているので電線の抵抗は気にしていない。

◆ 向きと言う事で気になったのはiPhone5cなのだが、横向きで操作しようとするとタップが効かない事が多々ある。縦に向きを直すと正常になる。ちなみにこれは設定画面なので縦向きでも横向きでも表示は縦のままだ。画面回転のロックを外しても回転してくれないので、これが仕様なのかも知れない。

◆ いずれにしても操作しにくい(全く操作ができないわけではない)ので、設定画面を横向きのままいじる事は避けている。とにかく反応が鈍くてイライラするからだ。テザリングに関しても、テザリングスイッチを入れておいたもしばらく使わないと切れてしまうようだ。
もしかしたらタイムアウト設定があるのかも知れないが、回復させるためには再度共有をOFF→ONとしなければならない。テザリングが勝手に止まるのならばAndroidのようにテザリングスイッチもOFFになって欲しいものだ。


配信者は前科持ち(3/10)
◆ 配信者の多くは前科持ちである。これは配信者に元犯罪者が多いと言うよりも、元犯罪者は通常の社会生活を営む事が出来ないので配信で金を稼ぐようになったとも考えられる。
勿論才能がなければ金は稼げないのだが、いわゆる詐欺師などは言葉巧みに金をだまし取るのだから配信者にぴったりである。

◆ TJを名乗る椎名氏は2008年に特定電子メール法違反で逮捕されている。出会い系の迷惑メール22億通以上を送信して2千万円以上を稼いでいたそうだ。この事件は新聞沙汰になっている。

◆ 最近も金回りは良さそうなので何かをやっている事は事実だろう。勿論マトモな商売を行っているのかも知れないのだが、一日の多くの時間を配信に割きながら普通の商売が出来るとは思えない。

◆ 和道を名乗る人は老人相手に詐欺を行ったんだったかな。迷惑メール送信者同様に卑劣な犯罪者である。
和道氏はその後生活保護を受給して暮らす事になるが、その一方でアルバイトなども開始した。

◆ 和道氏は仕事をするには経費がかかっているから入金額の全てが儲けではないと言ったが、それは生活保護に関する法律では認められていない。和道氏は職業選択の自由に反すると奇声を上げたのだが、別に職業選択の自由を奪っているわけではない。

◆ 生活保護世帯に経費を認めると、経費を使いさえすれば誰でも生活保護の対象になるのでシステムが破綻する。それこそ交際費を使って毎日飲み歩きながらも生活保護の受給を得られると言う事にもなってしまう。

◆ 配信者の多くは税金を払っていない。
しかしjig.jpの運営するふわっちからの収入は隠しにくいはずだ。もしかすると今年は申告漏れを指摘される配信者が増えるかも知れない。
以前には横山緑を名乗る配信者が、配信中に現金を見せびらかした事で税務署に通報されて課税されている。

◆ 個人を通報するのも方法ではあるが、jig.jp側に調査が入れば芋づる式に捕まっていくのは目に見えている。殆どの配信者は税に関する知識もないし、以前から書いているようにしんやっちょを名乗る大原氏は「支援金は非課税」だと言っている。ちなみに支援金は贈与と見なされるので物販よりも税率が高くなる。

◆ 配信には経費もかかるのでマトモに税金を払っている人ならば間違いなく個人事業主になる筈だ。認められる経費を捨てて課税に甘んじるのは馬鹿でしかない。法律論などを語るみずにゃんという人も納税していると言うが個人事業主ではなさそうだ。法律論を語る位なのだから税法だって知っているはずで、だとすれば何故個人事業主ではないのか、青色申告ではないのかの説明がつかない。

◆ 結局の所配信者の言う事の8割は嘘なのである。従来は配信で直接的に金を稼ぐスタイルではなかった。しかし金集めが主流となった今、告発されて困る配信者も多いはずだ。


比べれば分かる(3/9)
◆ ASUSにしてもHUAWEI製にしてもスマートフォンはそこそこ良く出来ている。ミッドレンジ以下のモデルに於いてはコストダウンのためにセンサ類が省かれたりもしているのだが実用上困る話しでもない。

◆ MVNO系で扱うSIMフリースマートフォンの売れ筋価格帯が3万円前後と言われているが、3万円を出せばZenfone3など実用的なモデルが手に入る。
2万円台でもg07やnova liteの他に型落ちモデルなどが入手出来、1万円台でPriori4が買えるのだ。

◆ 2万円台のg07もnovaliteもRAMは3Gバイト搭載している。nova liteはP9 lite同様にKirin655を搭載する。Kirin655は2.1GHz駆動のコアと1.7GHz駆動のコアそれぞれ4個を持つオクタコア構成だ。

◆ P9 liteのAntutuスコアが5.3万前後であり、これはZenfone3より少し低い程度でg07より1万程度高い数値をたたき出す。Zenfone2LaserやZenfoneGOが2.4万前後の数値なので、やはり新しいモデルは速いなと思う。ちなみにXperia Aは2万位の数値でしかない。

◆ 国産の高価格スマートフォンしか無ければそれを選ぶ以外には無いのだが、こうしたSIMフリーのスマートフォンが増えてくれば国内メーカモデルと当然比較される。格安ケータイだからダメかと言えばそうではなくて、たった2万円のスマートフォンが国産メーカでその2倍位の価格が付けられているモデルに遜色ないばかりか、より以上の性能を持っているのだ。

◆ グローバル展開しているSONYが苦しむのもよく分かる。同じ性能のものを同じ価格では作れない事、ASUSやHUAWEI製には殆ど入っていない余計なメーカアプリがSONY製には満載されている事、そしてそれはGooglePLAYに関係なくダウンロードやアップデートが通知され、無効化も消す事も出来ないゴミだと言う事。

◆ 楽天モバイルでスマートフォンを買うと想像を絶する程のブックマークが登録されている。楽天系の製品やサービスのページそれぞれに対してのブックマークなのである。しかも一括削除が出来ないので消すのが厄介だ。消すのは厄介だが消せないわけではない。楽天系アプリも同様に邪魔なものが山程入っているが全て削除は可能となっている。

◆ 富士通製のM02を見ても特におかしなアプリは入っていない。SONYに関してはPCでも同じように押しつけがましいプリインストールアプリが山程入って来た。PC部門は売られていったのだが今でもvaioブランドの要らぬアプリが満載なのだろうか。

◆ こうした勘違い企業は、スマートフォンの世界ではSONYだけなのかな。
と言っても事業者モデルは3万円位で買えるわけだから、まあ3万円のZenfone3と比較すればXperiaの方が良いのかなと思える程度のものなのかも知れない。
SONYにはもっと周りを見て欲しいと思う。俺様企業では厳しい世界を勝ち抜いてはいけない。


化学消防車(3/8)
◆ ハイブリッド車やEVの車両火災時には化学消防車が出動するという。高圧部分があるために通常の放水では消防士が感電する恐れがあるのだとか。実際、ハイブリッド車の車両火災や太陽電池版への放水時に感電事故が発生しているとの事だ。

◆ Ni-MHバッテリは通常は水と反応しないがLi系のバッテリは危険がある。
バッテリユニットが壊れなければいいわけだが、車両火災なのだから多くの部分が燃えるだろう。まあ、こうなればガソリンエンジン車のガソリンだって燃えるから同じだと言ってしまえばそうだしガソリンは燃えながら他所に流れていく。

◆ 消防士の感電を防ぐためには放水しているホースやノズルの電位を下げればいい。普通の水の抵抗はさほど低くはないので靴底と手袋を同電位になるように線で接続しておけば安全性は増す。アース版などを設置する事は出来るだろうが余計な手間が増える事になる。

◆ 導電性の耐熱服みたいなものがあれば安全性は増す。消防士レベルで感電を防止すればいいので現実的だ。
EVのバッテリはどうしようもないが太陽電池版などは温度などの異常検知でフェイルセーフ用のリレーが端子を短絡させるなんて事は出来そうだ。

◆ 未接続か或いは未通電状態では短絡状態になっているが、コントローラからの制御によって短絡が解除されて発電モードになるようにしておけばいい。これをパネル単位に仕掛けておけば異常時の安全性は増す。

◆ ただこうした安全策が金を稼ぎ出すわけではないのでメーカはやりたがらない。法律で規制でもされればやるのだろうが、自主的にはやらないだろうなぁ。家庭用太陽電池板の場合は容量も小さいが、企業などがビルや工場の屋根に乗せているものは巨大である。

◆ 太陽電池版は軽いものではなく、家屋によっては屋根や柱にゆがみが生ずる場合があるそうだ。耐震性にも影響を及ぼす。後付けではなく家屋がそれ用に設計されていれば問題はない。ただし屋根と太陽電池板が一緒になっているタイプだと、それは家屋の一部と見なされるので固定資産税がかかる。

◆ いずれにしても重いものが乗っているのだから、木造家屋の火災の場合はそうそうに屋根が抜け落ちるとも考えられる。屋根に火がまわれば太陽電池版そのものも焼損するわけだから感電の恐れはなくなる。

◆ むしろ危険なのはビルの屋上などに設置されているものや、太陽光発電所として地面近くに設置してあるものかも知れない。通常こうした部分には可燃物が無いか難燃性のもので設備を作るはずなのだが、そこに放水せねばならないような事態が発生すると危険になる。

◆ 太陽電池版に損傷がなければ水がかかった位で何と言う事は無いが、その付近が燃えている場合は絶縁被覆が燃えた電線が丸出しかも知れない。
大量に煙が発生して光を遮断でもしてくれれば端子電圧は下がるだろう。


審査落ち(3/7)
◆ MVNO事業者の多くがクレジットカードでの決済を必要としているのだが、その審査に落ちるケースがあるという。ローンを組むわけでもない通常の支払いでも駄目なケースがあるというのが意外だ。

◆ 確かにMVNOに申し込むと審査後連絡する旨のメールが来たりもする。ただし全ての事業者がそうではなく、与信が通った段階で契約完了になる事業者もある。

◆ クレジットカード事故と言えば、過去にソフトバンクが正しく支払いをしていた人もブラックリストに入れてしまった事があった。
これ以外、つまり事故がなかった場合もYahoo系のクレジットカードで審査が通らない事がある。
Yahoo系のクレジットカードは海外発行のカードと判断されるようで、これが審査落ちの原因になるとの事だ。

◆ ソフトバンク系のクレジットカードを持って居る方も少なくはないと思うが、それだけという人は多くはないだろう。
まあクレジットカードに関しては支払先に応じて使い分ける的な所もあるので審査が必要なサービスに使う時にはメジャーなクレジットカードを使った方が良いと言う事になる。

◆ 楽天モバイルとbiglobeだったかな、口座決済での支払いが可能なのは。口座決済に対する要望が多いと言う事なのだが、最近はMNOでもクレジットカード決済が必要と言われる事もある。
ソフトバンクはクレジットカード決済が標準ではなかっただろうか。

◆ クレジットカード払いにすればリスクをカード会社が負担してくれるわけで、手数料を支払ったとしても得になるのだろう。auはドコモは自車でクレジットカードを発行しているが、ソフトバンクは扱いがなかった気がする。
ソフトバンクが最も金融に近い位置にいるようにも感じるのだが、不思議だ。

◆ 以前に書いた事があるがDCMX(dカード)が使えなかった事がある。普段使わないネット決済に使おうとしたらセキュリティシステムがロックをかけたためだ。後日問い合わせると、普段使わないパターンだったのでロックがかかったとの事だ。

◆ 普段は楽天カードを使っているのだが、その時は高額だった事もあってDCMXを使おうとした訳だ。どうもDCMXはこの辺りの設定が厳しいようで使いにくい面もある。普段行かない所、国内でも海外でもそうだが、その場合は事前に連絡しておいた方が良い。
DCMX側によれば、例えば海外での使用に於いて千円程度の利用でもロックがかかる事もあるし10万円の利用も難なく通る場合があるという。

◆ この辺りの自由度というか融通度は楽天カードの方が使いやすい。それでも不正利用は検出出来ている(不正利用された事があったが、ロックされた)のでザルというわけではない。まあ、こうした事もあるのでクレジットカードは複数枚必要なのかなとも思う。普段は使わなくてもカードの磁気が壊れるとかICデバイスが壊れるとかする場合もあると言う事で。


沖縄(2)(3/6)
◆ Y!カーナビアプリの話しになってしまった。Y!カーナビはZenfoneGOで動作させていたのだが、沖縄ではバッテリ容量の大きなPriori4で使ってみた。自動車用のホルダーを持っていかなかったので、片手で持てるPriori4の小ささの方が良かったと言う事もある。

◆ それ以前にZenfone2で試してみたが実行出来なかった。オーバレイの表示が云々とダイアログが出たあとで終了してしまう。最初は設定の問題かと思って色々やってみたが、何をしても勝手に終了する事が分かった。Zenfone2では動作しないようだ。

◆ Priori4とZenfoneGOのどちらがバッテリが持つかだが、まあPriori4の方が長く使える。ただしものすごく大きな違いかというとそうでもない。
やはりアプリを実行させ続ければそれなりにバッテリは消費すると言う事になる。

◆ そして充電に時間がかかるのが困った所だ。今回は充電しながら使うと言う事はしなかったし、例えば食事や休憩などで車を離れる時もそのまま画面は点灯させておいた。それでも丸一日使えたのだから凄いと言えば凄い。

◆ ZenfoneGOではY!カーナビ連続動作で約11時間使え、Priori4では13時間くらい使える。バッテリ容量が1.5倍ある事を考えるとPriori4はもっと長時間使えても良いなと思った。
測位精度その他に差は感じられなかった。

◆ 沖縄で裏道も案内されるのだが、曲がるべき所の案内が早い時と遅い時があるので分かりにくい。測位時間や精度の問題で自位置が正確に取れていないのではないだろうか。裏道などだと信号のない交差点がいくつか続くような事もあるので目標がないので分かりにくい。

◆ もう一つ、おきなわワールド近くに行こうとした時に誤案内が起きた。あとから聞いた話だと、ナビによっては誤案内が起きると言う事なので地図データそのものが誤っている可能性がある。
目標地点で入れても住所で入力しても正しい場所にならなかった。

◆ おきなわワールド近くから那覇市に戻ってくるルートを走ったのだが、かなり裏道を案内された。何だよ、ここをわざわざ曲がらなくても直進すれば済んだじゃないかと言う事が何度かあった。

◆ 沖縄の道路は車線によって走行出来る車両が決まっている。二輪車は右車線を走れないとかの決まりがある。右左折レーンの案内も出る時と出ない時があった。この辺りも旅行者的には案内が充実していると使いやすい。

◆ 国道331号線だと思うのだが、右折が指示された。道路が右に曲がっているのを右折と言ったのかなと思ってそのまま走ったら本当に右折の交差点だったが時既に遅しだった。右折レーンには車が並んでいて直進しかできなかったのである。なので、仕方なくそのまま道なりに進んだのだが目的地に着けた。あの右折の指示は一体何だったのか、右折したら海に出て行き止まりみたいだった事を後で地図で確認した。


沖縄(3/5)
◆ Blogでも少し触れたが沖縄の事を書いてみる。
那覇空港に到着したのは金曜の昼頃だった。そこからレンタカー屋まで行ったのだが1時間近くかかった。
距離的には5〜6kmではないかと思う。

◆ 車を借りて北の方に向かったのだが、レンタカー屋から空港近くまで行くのに30分以上かかり、更に30分が経過しても浦添市の辺りまでしか進めない。この時点で一般道を諦めて高速に乗ろうと考えたのだが、西原ICに(渋滞で)行き着く事が中々出来ない。

◆ レンタカー屋から約15km離れた西原ICまで約1.5時間かかった。高速道路もそこそこ混んではいたが、下道に比較すれば順調だった。確か高速道路の終点辺りまで行ったんだったかな。この時点でもう夕方である。

◆ 後にタクシードライバーから話を聞いたのだが、観光シーズンはもっと酷いという。レンタカーも全て出払ってしまい車を借りる事が出来なくなるのだとか。タクシードライバー曰く沖縄全土が渋滞するそうだ。

◆ 観光客道に慣れていないので渋滞のトリガとなり、それが連鎖的にどんどん渋滞させるのだとか。渋滞のために航空機に乗り遅れたり、ホテルに着く時間が遅くなるのはよく聞く話らしい。

◆ 沖縄に行った時には野球チームがキャンプをしていたので、それも人が増えている原因ではないかと思うのだがどうなのだろうか。いずれにしても朝夕の都内を思わせるような渋滞なので自動車での移動には限界がある。

◆ 帰りの飛行機は午前8時発だったので7時過ぎには空港に着くようにホテルを出たのだが、その時間でも既に渋滞が始まっていた。道路工事なども行われていたのでそれも原因だろう。

◆ 那覇市を離れれば渋滞レベルは普通になったのだが、どうしても那覇市周辺を通らなければならない時は参った。
日曜日は国際通りが通行止めになっていて、付近の道路は路上駐車車両であふれかえっていた。

◆ 駐車場もあって料金も安いのだが、みんな駐車場には入れないのかな。
パトカーともすれ違ったが取り締まっている風ではなかったので、駐車禁止道路ではなかったのかも知れない。
タクシーなどは細い道を走って渋滞を避けるのかも知れないが、土地勘のない人間はそうそう細い道に入っていけない。

◆ Y!カーナビも使ったが、渋滞回避なのか裏道などを案内したがる。しかしその裏道も混んでいるのでストレートに行った方が良いんじゃないの?と思った事が度々あった。

◆ もう一つは道路自体が右に曲がっている時に右に曲がれと言われたり、明らかにY字路なのに案内がない(道沿いに行けと言う事だがどちらが本線か分からない)事もある。なのでY!カーナビの言う事を信じまくっているとダメなのだ。


格闘技イベント(2)(3/4)
◆ 毎日必ず酒を飲んでいる金バエという配信者の弟子?とも言えるのが三杯目ひかるという人物である。大手配信者の悪い所だけを真似ていると言われる人で、この人も毎日酒を飲んでいる。

◆ 収入はリスナーからの振り込み頼りなのでカネが無くなると金を振り込んでくれと言い始めるのはしんやっちょさんと同様だ。三杯目ひかるさんは恋愛詐欺的集金術も使うと言われていて、リスナーさんの中には自殺未遂をした人もいる。

◆ それでも金を振り込む人が居るのも不思議な話ではあるが、要するにこうした生き方を見るのが面白いみたいな所なのだろう。
以前はステッカーなどのグッズ販売で生計を立てていた配信者も多かったが、そんな事をせずとも金をくれ、カネが無いとケータイ代が払えないと言えば集金出来る。

◆ 結局の所何かを売るよりも売らずに金を貰った方が楽だしお得と言う事で、金だけを貰う配信者が増えた。
一方でjig.jpの運営するいふわっちでは月間600万円以上を稼ぐ配信者も居る。いわゆるホスト系配信者などがそれで、枕営業などで金をかき集めるという。

◆ さすがに月間数百万の収入になれば申告もする人が多いとは思うが、殆どの配信者は収入申告をしていない。
そもそも税に対する知識も希薄で、しんやっちょさんなどは支援金として貰っているから税金はかからないという。
ちなみ物販ではなく支援金の場合は贈与になるので税率が高い。

◆ こうした配信者がいる一方でのイベントは正統派と言えるのかも知れない。
イベントも大きくなればそれなりに儲かると思うのだが、最初は色々と大変だろう。そこを乗り越えられるか否かも今後の道を左右する。

◆ 勿論最初から成功すれば言う事は無いが、何の商売でも最初から上手く行く事など滅多にない。失敗の積み重ねが成功への道筋となるのだが、安易に金を手に入れる事を覚えた配信者は苦労を嫌う。

◆ 加川万博を主催した加川さんは、配信程楽に金の稼げる商売はないと言い切る。配信よりも楽な商売があれば配信をやめても良いが、今のところそんな商売は見つかっていないという。

◆ 勿論そうやって金を貰えるのは一部の配信者に過ぎない。やはりそこは才能的ものに左右される。そして、そうして金を稼ぐ金バエさんも加川さんもしんやっちょさんも三杯目ひかるさんも中卒という共通点がある。もしかするとライブ配信とは学歴が邪魔をする商売なのかも知れない。

◆ しんやっちょさんなどは2回逮捕されているのだが悪気があったわけではない。単に善悪の区別がつかないからで、あくまでも自分が正しく法律が間違っていると言い張る。配信者の多くは自分が一番で自分が一番人気だと思い込む人が多い。

◆ こうした中でのイベントがどう見られていくのか。いわゆる見せる配信で金を稼いでいくのか、単にカネをクレクレと繰り返す人が増えていくのか。


格闘技イベント(3/3)
◆ ライブ配信者がリアルイベントに参加したり自ら開催する例がある。最近ではティロ・フィナーレ加川という人が加川万博としてのイベントを開催した。配信者が開催されたイベントではあるがライブ配信は行われなかった。

◆ 理由は有料のイベントである点と、イベントの様子を収録したDVDの販売があったためだと思われる。動画配信すると、それがYoutubeにアップされるのでDVDの販売数が減る恐れがある。

◆ ではDVDが売れたのかと言えば、中々儲けが出る程にはならなかったとの話しもある。Amazonでも売られているが評価は酷いもので、100円の価値しかないなどとも書かれている。
ちなみに売価は6千円程だ。その後DVD販売ではなくダウンロード視聴も可能になった。

◆ 一昨年に行われた加川万博は、昨年は行われなかった。商業的成功をおさめていれば毎年でも開催したい所だったのではないかと思うのだが、結局の所苦労の割に儲からなかったと言う事なのだろう。

◆ この辺り、カネがかかっても苦労があっても動画配信というマイナー?な世界を抜け出してリアルイベントに進出していこうとするのか、或いは毎日の配信でお金を貰った方が良いのか、それは配信者の考え次第だ。

◆ 何度か話題に出しているしんやっちょ、閲覧数を稼ぐためにと無免許運転をしたり交番に入り込んだりして前科2犯なのだが、閲覧数のためなら犯罪をも厭わない人もいる。彼はリアルイベントにも出演?して毎回数人の来客があるという。

◆ 他の配信者でもトークイベントなどを開いて集客している人もいるのだが、結局稼ぎが少ないからと言う事で長続きしない。ニコ生全盛期などはそうでもなかったのだが、最近は配信してリスナーから金を振り込ませる配信者が増えた。

◆ そんな中で6月に面白いイベントが行われそうだ。踊る便所太郎というユニークな配信名を持つ人が格闘技イベントを開催する。配信者とは多かれ少なかれ自分が一番だと思っている人間であり、配信者同士の衝突も起きる。

◆ ならば格闘技という形でリングの上でスポーツとして闘えばいいと、イベントが企画された。当初は小規模でと言う事だったようだが、参加者が増えた事や場所代が予想以上にかかる事などから規模が大きくなった。

◆ 参加者は格闘技経験者もいれば未経験に近い人もいる。体重も様々だがハンデはない。グローブは16オンスの、最も大型のものでインパクトは和らぐが質量がある分エネルギは大きくなる。

◆ 各参加配信者共にトレーニングなどに意欲を見せるが、果たしてイベントの日まで気力が持続するのだろうか。こちらも過去に書いた事のある"金バエ"という配信者は、イベントなどのドタキャンを信条としている節もあるし朝から晩まで酒を飲んでいる、自称アルコール依存症だ。


Priori4(2)(3/2)
◆ K-9メーラをPriori4に移行してみた。
スリープ時にも実行が続くように"電池の最適化"設定をしなければならない。Priori4は動作が遅いと書いたのだが、遅いと言うよりもタップ感度が悪い感じもする。勿論遅い事は遅いのでメールをタップして全文が表示される迄の時間もXperia Aより多少時間がかかる。

◆ Antutuのスコア自体はZenfone2LaserやZenfoneGOと変わらないのだが、ASUS程の軽快感がない。どこが違うのかと言われて気づく点がタップレスポンスというかタップ感度である。

◆ メモリは2Gバイト実装されていて、空きメモリは900Mバイト程度と余り多くはない。特に余計なアプリが動いているという様子ではない。FREETELのアプリもインストールされているが無駄に動作するようなものではない。

◆ Blogの方でも過去に書いたとは思うが液晶の視野角は狭い。通常の使用ではほぼ正面から見るので気にならないが、斜め下方向から見ると濃色がおかしくなる。液晶パネルの品質というか特性と価格は比例するので、この部分でコストを下げようとすると仕方がない。

◆ バッテリ容量が大きい事もあって少し厚く重いのだが仕方がない。まあ、こうして書いているとg07の方が良いなとなるが5千円高い。でも5千円の差ならg07が良いけどね。P8 Liteは軽くて良い。これも今は2万円位で買う事が出来るがモデルとしては1世代前になる。

◆ P8 LiteはASUS製よりタップレスポンスは悪いが、全体的には良く出来ていると思う。細部の完成度だけを見ればg07より良く出来ている。P8 LiteもRAMは2Gバイトなのだが空きメモリは1.1〜1.2GバイトとPriori4よりも多い。液晶品質的にはPriori4似たり寄ったりかな。液晶品質が高いのはg07である。

◆ この辺りを考えて1.5万円クラスならばPriori4で我慢するのがお得かなと思ったわけだ。2万円を出すならg07で良いと思うし3万円出すならZenfone3が良い。日本ではZenfone3LaserがZenfone3より少し安価に売られているが現地価格は逆ではなかっただろうか。

◆ Zenfone3LaserはSnapdragon430に4GバイトのRAM、Zenfone3はSnapdragon625に3GバイトのRAMである。AntutuスコアはZenfone3が6万を超えるのに対してZenfone3Laserは4万に達しない。この辺りもあり日本ではZenfone3よりも約1万円程低い価格で売られている。だがZenfone3の並行輸入物だとZenfone3Laser同様の3万円前後なので更に微妙だ。ちなみにZenfone3Laserの並行ものも3万円前後である。

◆ 従来2万円クラスのスマートフォンと言えばRAM搭載量が1Gバイトのものばかりだった。その点からしてPriori4は安いけれど買っても良いかなと思える感じがする。Zenfone3の半額なので、一家でMVNOに移行する、ついでに子供に持たせているスマートフォンを買い換えるかなんて場合にコスト負担が楽になる。
MNOにいれば実質負担3万円前後で機種変更が出来る訳で、それより安価に手に入ると思えば買いやすいはずだ。


Priori4(3/1)
◆ FREETELのPriori4は約1.5万円のスマートフォンである。仕様的にはたいした事はないが、安かったので買ってみた訳だ。リアパネルは色々なカラーのものが付属しているので付け替えて楽しむ事が出来る。

◆ バッテリ容量は4Ahと大きく、現在使っているスマートフォンの中で最もバッテリが減りにくい。
ASUSは自動起動マネージャで効率的に電力制御をしているのに対して、Priori4は更にバッテリ容量で実使用時間を稼いでいる。

◆ ASUSの自動起動マネージャに相当すると思われる機能も実装されているので、勝手に起動してバッテリを食い、しかもそのメリットが感じられないアプリはここに登録していく。というか全てのアプリは最適化対象になっているのでLINEなど常に動作させておきたいアプリはここから除外していく。

◆ とは言ってもPriori4で動作させる設定をしているのはBatteryMix程度だ。
通知を受けるアプリなどはZenfone3に集めてしまっているからである。
Xperia A改ZRはK-9で多数のアカウントを設定しているのでバッテリの減りが早く、これをPriori4に移した方が良いかなとも思う。

◆ K-9は設定のエクスポートで簡単に移行が出来るのであとでやってみるか。
K-9とTwitterを移動するとXperia Aの負荷はかなり軽くなる。Xperia Aはmineo(d)のSIMなのでこれもPriori4に入れる。Xperia A改ZRは楽天モバイルのSIMを入れる事になる。
Priori4にmineo(d)のSIMを入れるのは、ここの所又楽天が遅くなっていて満足に使えないからだ。
平日の混雑時間帯は言うに及ばず、休日ともなれば終日我慢を強いられるのである。

◆ Xperia Aは設計時点が古い事もあるが、今となっては1.5万円〜2万円クラスのスマートフォンにも見劣りする部分がある。
カメラ性能などを考えると必ずしもPriori4がお勧めとは言いにくい。だったらあと5千円を出してg07の方が良いかもね、となる。Priori4は動作が遅い。

◆ Priori4はDSDSにも非対応で、対するg07は対応している。まあ、そう考えていくと多くのBANDをカバーするZenfone3が良いとなってしまうのだが、あくまでもセカンドマシンと考えて価格優先、多少の遅さを我慢するなら良いかな。
極端に遅いと言う事は無いが、他のモデルに比較すると違いを感じる。

◆ バッテリが持つのでLINEやTwitterなどをPriori4で使い、高速描画の必要なゲームなどやカメラ性能が欲しければメインのスマートフォンを使う、みたいな感じが良い。

◆ K-9の12アカウントとひっきりなしに通知が来るTwitterをPriori4に移してバッテリの減りはどうなるのか。通知は通信を伴うのでバッテリにとっては厳しい。

◆ Youtubeの連続再生テストでもしてみようかと思ったのだが、前回の実験でも分かるように余り意味がない。
持って歩いて普通に使って比較した方が現実的だし、それを各機種で比較する事で雰囲気が分かると思う。
<
VC