レインエックスを試す


一週間後の様子
三週間後の様子



これまで長く使ってきたレインエックスなのだが、比較テストをしたことがなかった。
これまでのテストで超ガラコは初期撥水性が悪く、落ちかけたレインエックスと同程度。
クリンビューガラスコートは2週間程度で、超ガラコと同程度まで性能が低下することが分かっている。
そこで今回は、クリンビューガラスコートとレインエックスの比較を行ってみた。
どちらも成分はシリコン系で、クリンビューガラスコートは初期撥水性能の高さをうたっている。
TVーCMでは「45Km/hでワイパー不要」というコピーだ。
これで耐久性が有ればまあ良いのだが、残念ながら余り良いとは言えなかった。
今回テストしたのはスーパレインエックスだが、スーパの付かないヤツやプラスの付くヤツなど、色々ある。

向かって右側がレインエックス,左側にガラスコートを塗って有る。
塗布後一日経ってから、霧状に水をかけて撮った写真だ。
とにかく両側とも水はじきが良いので、水滴がガラス面に残るようにするのに苦労するほどだ。

近づくとこんな感じ。
左側(ガラスコート)に多少水滴が多いように見えるが、水滴一粒の大きさは左側の方が若干小さい様にも感じる。
水の量を加減しながら何度かかけてみたが、ほとんど違いはないと言っていいだろう。
今週には梅雨入りするという関東地方、耐久性試験にはもってこいの季節だ。


一週間後の様子塗布後2日の雨天を含む,一週間後の様子だ。

手前がガラスコート,奥がレインエックス塗布面だ。
ガラスコートの方はだいぶ撥水性が悪くなっている。
レインエックス側は一応水滴が細かい。

ちょっと分かりにくいかも知れないが、レインエックス側の方が撥水性が高い。
レインエックス側はガラス面に水滴が残るように水をかけるのにコツが要る。
ただ、実際走行してみると両者の違いは余り分からない。
一つは見る角度にもよるのだが、スピードを徐々に上げながらどの位の速度で水が飛び始めるかを観察しないと、この程度の違いでは差となって現れない。

使った感じをグラフにしたという曖昧なものだが、大体上記のような感じになる。
どれも1ヶ月程度で同じくらいの撥水性まで落ちてしまう。
なるべく安いものをこまめに塗るのが良いと言うことだろうか??

三週間後の様子今年は梅雨だというのに雨の日が少なかった。
結果として撥水剤の保ちも良いようだが、サスガに3週間も経つと水はじきは悪くなる。

もはや細かい水滴にはならず、水玉が大きくなってから流れ落ちると言った感じ。
こうして水をかけると若干レインエックスの方が良いようにも思えるが、実際の雨中走行では目立った差はない。