GPS付きレーダ探知機を買う(3)


レーダ探知機を購入してから4年以上を経過した。

mailなどでもレーダ探知機のインプレッションを希望する声は
寄せられていたが、何せディスプレイ付きの最近の機種は価格
もそれなりなのでなかなか手が出せなかった。

が、そんな中で安売り品を見つけたので買ってみた。

購入したのはユピテルのS645iという、ELディスプレイが搭載さ
れたモデルだ。

(写真はカーロケ受信中の表示)

(写真はGPS受信衛星個数と海抜表示)

現行商品より1つ前のモデルではあるが、カー用品店などでは平
気で2.6万円程度のプライスが表示されている。

が、台数限定でそれより1.2万円以上安い価格で売られていたの
でつい手を出したというわけだ。

機能的にはX,Kバンドのレーダ波に加えてUFH帯をスキャンしな
がら受信する機能、GPSによる取り締まり機の位置情報など一通
りの機能が付いていて、ディスプレイには取り締まり機までの
距離やGPS情報など様々なデータが表示される。

最初はすべてのUHF帯受信をEnableにしていたが、カーロケなど
は頻繁に「遠方受信」を表示する。

これがノイズなのか実際の信号なのかは不明だ。

カーロケの近接受信が表示されてまもなくパトカーと遭遇する
のはなるほどと思うが、電界強度変化の積分値で切り替えてい
ると思われる追尾と併走表示の信頼性は今ひとつである。

レーダ波受信感度は高いと思う。
今まで使用してきたものも

最初は良かったのだが、最近は車内の振動や温度変化にやられ
たのか感度低下を感じていたから余計違いがわかる。

ロースピードキャンセラなどはGPSからの速度情報を元にして
おり、GPSが受信できないときにはこれが効かない。

基本的にはソーラバッテリタイプで、電源のON-OFFは振動セン
サによる。
私の場合は電源配線を行ったのでバッテリの心配は

ないが、太陽電池に頼る場合は炎天下駐車を心がけないといけ
ないような気がする。

GPSによる情報は各種表示可能で、警察署の場所や道の駅、取
り締まりや事故多発地点など、全部をONにしておくと結構やか
ましい感じになる。

とにかくソフトで出来ることは何でも入れてしまおうという
感じで、ハードウエア側の性能が飽和点に達している現在、
ソフトウエアの作り込みでしか差異を付けられないのかも知
れない。

これら情報のアップデートはPCや携帯電話と専用インタフェ
ースを介して行うことが出来るのだが、無償ではないために
どこまで最新データを追うかは考えどころだろう。

例えば2年ごとに新しいレーダ探知機を買うと考えると、アッ
プデートをせずに買い換えた方が得かなとか、そんな感じにな
るかと思う。

レーダ探知機としての感度は各メーカ各モデル共に横並びと
言った感じが強い。

感覚的にはユピテルが多少良いかなとも思うのだが、カーロケ
などUHF帯の受信感度はマルハマあたりが良好だとの話もある。

いずれにしても一般的なレーダ取り締まりにおいては1Km手前
から反応するし、一般道のHシステムでも400m辺りから反応す
るので良いのではないだろうか。

受信しにくいHシステムでもGPSで場所を教えてくれるので助かる。

ステルスも電波が強いので受信距離は十分だが、スキャニング
型の受信機の宿命として単発では受信しにくい。

従って先頭を走るとかなりの確率で、レーダ探知機が反応した
ときにはロックオンされた後という悲劇が生じるだろう。

GPSの受信/非受信は結構頻繁に切り替わる。
以前に使用して

いたものはトンネル内に突入したときも多少のタイムラグを
伴ってGPS非受信ランプが点灯したのだが、このモデルはレス
ポンス良く切り替わる感じだ。

従って高架下などでもGPS非受信アラート画面がすぐに表示される。

取り付け位置などの関係や、ソーラパネルの電波透過度の問題
もあってカーナビより受信感度は悪いと思う。

おそらく太陽電池板を外してしまえば10dB位の感度アップが期待
できるのではないかと思うのだが、測定設備が身近にはない。

トンネルなどにはいると当然ながら衛星をロストするのだが、
そこからの回復は以前の機種よりも早い。

測定精度と測定結果表示インターバルはある意味相反するとこ
ろがあるが、従来は測位用GPSモジュールそのままという印象だ
ったのだが、最近はレーダ探知機用としてチューニングされて
いるのかなとも思う。

カーロケは意外に多く受信するが、停止状態のパトカーを資料
にその周辺を回って検出感度を確認してみると、住宅街で概ね
300m程度の範囲で検出が出来るようだ。

GPS情報を元にした事故多発地点警告や速度違反取り締まり拠点
警告など、その情報量はものすごいなと思う。

これで注意を促されると速度違反自体が出来なくなるとでも言
えるくらい都内近郊では頻繁にアラートが鳴る。

いずれにしても、表示装置を含めて4年前のレーダ探知機とは
別物と言っていいほどの高機能化に少なからず驚いた。