液体窒素の威力


こちらの実験で試用した液体窒素が余った。
液体窒素はマイナス195℃の低温だ。
F&Fと言えば「たまご」がお馴染み?なので、さっそくたまごを冷やしてみることにする。


液体窒素にとってたまごは熱い物体だ。
何しろ200℃以上もの温度差があるのだ。
液体窒素に入れたたまごはボコボコと液体窒素を沸騰させる。
たまごの温度が下がるにつれて沸騰は収まり...

殻が割れてしまった。
たぶん凍ることによって体積が増えて、殻を押し破ったのだろう。
見た感じはゆで卵のようである。


すっかり冷え切ったたまご君。
ちなみに、殻は張り付いていてうまく剥けない。


液体窒素から取り出すとご覧の通り。
空気中に放置しておくとみるみる霜が付いてしまう。


当然ハンマーで叩きたくなる..鋭角に尖ったたまごが凶悪に見える。
この後とけるとさぞかし気味の悪い物体に変身するだろう事は想像に難くないので、このままの状態で犬の餌にしてしまう。
が、犬はニオイを嗅ぐものの食いつかない..次にこちらでリクエストのあったウナギのタレだ。
液体窒素の中にポタポタ入れると、入れたそばから固まっていく。


小豆を小さくしたような感じの固まりが出来ている。


取り出すと溶けそうな気がするのだが..

溶ける前に写真を取っておこう..液体窒素と言えば野菜を忘れるわけにはいかない(何で?)冷蔵庫から取り出したのは「だいこん」である。


こうして見ると鍋か何かを想像できるが...

取り出してハンマーを振り上げれば木っ端微塵(!)