カリフォルニア編



カリフォルニアは気候が良い。
雨もあまり降らないし、寒暖の差もあまり無い。
サンフランシスコとロスアンゼルスでは少々温度は違うものの、北海道とほぼ同緯度に有るとは思えないほど冬でも暖かい。


写真は、2台(?)連結されたバス。
連結部が可動するから交差点もちゃんと曲がれる。
殆どのバスはガソリンエンジン+オートマチックトランスミッションで、すごく加速が悪い。
朝晩はひどく渋滞するからスピードはあんまり関係ないけどね。
サンフランシスコと言えば、坂道とケーブルカー。
ケーブルが埋まっている地面を覗くと、ゴーゴー結構やかましい。
写真ではわかりにくいかも知れないが、センターラインの両側下にケーブルがある。
たまに雨など降ろうものなら、坂道の交差点で止まりきれずにスリップした車がボンボンぶつかる。


ホテルで目を覚ますと、外がなにやら騒がしい。
朝方から一体なにが起こったのかとカーテンを開けると、ヘリコプタでビルから荷物を運び出しているではないか!ヘリコプタでつり上げて、路上のトレーラにおろすのだ。
ヘリはビルの屋上ぎりぎりの所でホバリングしているから、その騒音たるや大変なもの。
ま、珍しさも手伝って終わるまで眺めていたけど。


カリフォルニアと言ったらオレンジでしょう。
ちなみに、この写真に写っている東洋人らしき人物は私ではありません。
空気が乾燥しているので、のどが渇く。
私のように、ビールが苦手な人はオレンジジュースでのどを潤そう。


夜はあまりで歩くべきではない。
治安が良くないからだ。
でも、腹が減ったから近くのマクドナルドまで行ってみることにした。
ホテルから数百メートルの距離にあるのだが、夜遅くなると路上を歩いている人は皆無だ。
昼間は華やかなショールームも、外から見える所には商品が置いてない。
店を見てもガランとして変な感じ。
パトカーのサイレンが遠くで鳴り響いていたのが印象的だった。
マクドナルドに到着すると、そこは黒人達のたまり場と化して居るではないか!わたしも小柄な方ではないのだが、黒人の迫力には圧倒される。
とりあえず、ハンバーガ、チーズバーガ、コーラを注文する..と、店員(白人の女性ね)に、「テークアウトですか?」って聞かれるのだが、それが聞き取れなくて(いや、黒人にビビッていたわけではないのだが)聞き返す。
だいたい夜一人でマクドナルドに来る東洋人なんて、そう居ないだろうから回りの客も好奇の目で見ている(気がした)

食い物と言えば、昼はハンバーガかホットドッグ、夜はステーキに決まってしまう。
ステーキ屋は沢山あるが、注文方法がチョイ難しい。
まず肉を選ぶ。
次に焼き方を指定して、味付けやらを決めるのだが、これ全部店員との会話でやらなくてはいけない。
もちろん、フツーのレストランみたいにメニューのある店もある。
そんな1件の店で「ニューヨークカット」なるメニューを頼んだのだが、ウエイトレスの言うことにゃ「日本から来た観光客は珍しい」とか。
一体普通の観光客はドコでメシ食ってんだ?このステーキ、なかなかうまかった。
アメリカの肉なんて..とお思いの方もいるだろうが、私が思うに焼き方がうまいのではないか?注文してから運ばれてくるまで、少々時間を要したが待った甲斐はあったというもの。
ウエイトレスは珍しがって話しかけてくるし、こちらの下手な単語羅列も一生懸命理解しようとしてくれたから、何とかコミニュケーションは取れた(つもり)



寿司屋にも行ってみた。
カリフォルニアロールなる、アボガド巻きは旨かった。
寿司屋のオヤジの言うことにゃ「ステーキに比べると値段が高いから客はあまり来ない」そうだが、フツーにお好みで食って$30だから高くはないよね。
カリフォルニア近海で取れるもの以外は日本から輸入しているそうだ。