ドイツ編



スイスから列車でドイツに入る。
駅で、ホテルの場所を探すために地図など見ながらウロウロしていると年輩のオジサンが、声をかけてくる。
オジサンは、ドイツ語オンリーだから全く言葉は通じないのだ。
でも、どうやらホテルの場所まで案内してくれるらしい。
オジサンが言うことにゃ「そこのホテルまでは歩いてはいけないよ、地下鉄に乗って路面電車に乗って、それから歩くんだ」とか(いや、その通りにつれていってもらっただけなのだが)オジサンは親切にも、ホテルの見える場所まで案内してくれた。
少なくともこんな親切は、日本では経験できないだろう。
ろくに礼も言わずに別れてしまった,あのおじさん。
出来ることならもう一度会ってみたい。
これがドイツに入って最初の日だったから、私はドイツ人が好きになりましたね!

天気の良い日は、皆ひなたぼっこしたりのんびりしている。
デパートなんかは土日が休みだから、町で開いている店と言ったら食べ物やさん位のもの。
私もぶらぶらしながら、「ゆでソーセージ」を食ったりしていた。
ソーセージはいろんな種類があって楽しいね。
直径数センチ、長さ30センチほどのものを紙袋に入れて渡してくれる。
もちろん、ドイツだからポテト付きだ。
で、ガラスケースを覗くとヨーグルトのデザート風(に見えた)のものが有る。
そんじゃ食ってみるか。
ってなわけでオーダすると、そいつは魚の酢漬けみたいなものだった。
生鮮食料品に乏しいドイツだから、こうやって保存性をよくしているのか?いずれにしても、とってもまずい品でした。


こんな店をまわりながら、日用品など買うのだ。
そうそう、持っていったヘアドライヤが使用中に火を噴いて、ホテルのブレーカを飛ばしちまった。
北ヨーロッパは治安がよいから、店が休みの日でもウインドゥショッピングが出来る。
これが、アメリカだったら「見えるところにあるものは盗んでくれ」ってなもので、店が終わるとウインドゥの中はキレイさっぱり片づけられてしまう。
もっとも、デパートなど夕方になると閉まってしまうからウインドゥショッピングくらい出来ないとね。


そんな訳だから、危険な場所ってのはそう多くない。
ここまで来て日本人にさえ会わなければね。
いや日本人が危険なわけではなくて、国外で日本人に会うことが嫌いなのだ。
だって、日本人って外国で日本人を見つけると寄ってくるでしょう?さも懐かしそうに。
どこから来たかとか,いつ来たかとか,どこそこに行ったかとか質問される。
私はそういうのが嫌いなタチなのだ。
だから日本人を見ると逃げるのだ!

ライン川で船に乗ろうと思ったのだが、ちょっと寝過ごしてしまって船は出た後だった。
川随には城もたくさん見えるし、列車と並行して走ったり結構楽しめる(ハズ)なのだ。
仕方ない..ハーメルンにでも行くか。


ハーメルン市立博物館の前に「笛ふき男」が立っている。
メルヘン街道ってヤツだね。
この辺での移動はタクシーが主体となる。
電話ボックスからでも呼べないことはないのだが、自分のいる場所を説明するのが大変だ。
どこかのカフェに入って、コーヒーでも飲みながらチップとともにお願いするのがよいかもしれない。
タクシーに乗ってしまえば、後は行き先を告げるだけだから何とかなる。
運転といい接客態度といいドイツのタクシーはなかなかのものですぞ。


都市滞在型旅行の好きな私は、ドイツでものんびりしてました。
ツアーではなく往復の航空券のみで行ったわけですが、そんな旅行が面白いのです。
世界を歩くなら若いうちだと言いますからね。
いやあ、オレは北海道も行ったことないし..なんて言わないで。
北海道とドイツはぜーんぜん違いますよ。