南国?鹿児島まで行く



朝焼けに浮かぶ桜島,デジカメじゃなきゃキレイなのに..今回、妻の実家の鹿児島まで車で移動した。
鹿児島まで車で行ったのは初めてではない。
独身時代に一度、この時は12時間で走破できた。
チビが小さい頃に一度、今時はさすがに途中一泊した。



今回の出発時刻は午後3時だ。
いろいろと用事があって朝一番の出発は不可能になったのだ。
前回、チビが小さかった頃は途中に一泊して鹿児島を目指したのだが、今回は連続走行での挑戦だ!全行程でもっとも平均速度の上がらないのは東京−大阪間。
距離的には岩手とさほど変わらないのだが所要時間はかなり違う。
岩手に行く場合、浦和料金所から約3時間で行ったことがある(内緒だけど)!ドアツードアで考えると新幹線より速いのだ。
しかし、東名はそうは行かない。
東北道とは圧倒的に交通量が違う。
80Km/hで走行するトラックを90Km/hのスピードで抜くトラックがいる。
延々数Km団子状態になるのも珍しくないのだ。
パーキングも混んでいた。
最近は障害者(車椅子)専用の駐車スペースが確保されている所も多いのだが、そこにまで健常者の車が駐車してしまう。
今回も、車椅子を使用されている方が隣にぴったり寄せて駐車した若いアベックの車のために乗車できず、寒い中自分の車の前で待っている光景を目撃した。
戻ってきたアベックは謝っていた様子だが、どうも日本人はマナーが悪いね。



神戸あたりを過ぎると交通量はグッと少なくなる。
今回の行程では、神戸を過ぎるのが夜間となったためなおさらだ。
交通量が少ない割には取り締まりを多く目撃した。
白パト/黒パトがうようよ状態だ。
年末の交通安全運動らしいが、トラックや単車など結構捕まっている。
私は、とりあえずトップを走らないようにする+後方から接近する高速車には(一度)道を譲る作戦で走行した。



給油は約400Km毎に行った。
だいたいガソリン残量が半分になるからだ。
(SLのタンク容量85リットル)その距離の走行時間が3.5時間程度。
まあ、休憩タイムとしても丁度よい時間ではなかろうか?休憩タイムにはチビを遊ばせたりトイレに行かせたりするから、停車時間は長めとなる。
今回の総休憩時間は2時間以上だろう。
夜間はチビが寝ていたから、短めですんだのだが..九州に上陸したのは午前2時、この時点での消費時間は11時間になった。
また、このあたりがもっとも眠かった時間帯だ。
眠いときには寝るに限るのだが、パーキングに入ると眠くなくなったりする。
で、また走り始めるとすぐ眠気がおそってきたりするのだ。
眠気には顎を動かす、と効果があるらしい。
POWER TODAYにも「イカを食って眠気を吹っ飛ばす」って書いてあったっけ。
そいつを思いだしてスナック菓子を食う。
まさに!一カミする毎に頭はすっきりしていく。
九州に入ってからは、道幅が広がり交通量も激減で走りやすかった。
もっとも、時間帯によっては渋滞するらしいが..



熊本を過ぎると「後少しだな」って気分になってくる。
人吉あたりは、対面通行区間とトンネルが多いからアベレージは低下気味。
カーナビは、さすがの自律航法も(私の地図にはこの区間の道路がないことになっている!)役立たず、ちょっと目を離すと(いや、目を離さず見つめていた方が面白いか)トンネル内で地中に穴を掘ったのごとくトンチンカンな方向に突進する。



宮崎県に入り「鹿児島空港まであと18Km」の標識が見え始めるともうすぐだ。
ココ、霧島は鹿児島空港で降りるのだ。
空港出口を降りて20分あまり下を走ってやっと現着。
午前5時だった。
さすがに疲れて、風呂に入って寝るのだ。
所要時間14時間,高速料金約2.5万円,消費ガソリン量約150リットルで今回の往路は無事終了した。
ちなみに、船を使うと丸一日の時間と片道8万円ほどかかり、航空機だと往復+空港までの交通費で約15万円かかる(その他に現地で車を借りると、その分もね)チビが大きくなって無料範囲を超えると帰省も楽じゃないね。
航空運賃でリブレットが買えちゃうもの!





ココから車で分ほどの所にある「高千穂牧場」乳製品なども売っている。
ここ霧島は良いところだ。
南の窓を開ければ眼下には錦江湾を望み、桜島が見渡せる。
高原だから夏でも涼しい(冬は激寒)し温泉も来ている。
買い物には山を下りなくてはならないから、車は必需品。
PC関係の買い物は鹿児島あたりまで出ればだいたいの物はそろう。
(安くはない)食品や外食は安いのだが、PC関係とか家電とかガソリンも高い。


夕焼けの中の桜島、噴煙がご覧いただけるだろうか?



復路は、午前9時出発だ。
だいたい、日が暮れたら寝て朝日が顔を出さぬうちに起き出すという生活パターンだから起きて、飯を食って、用意しても十分間に合う時間なのだ。
幸いこの日は冷え込みも弱く車も凍っていなかった。
夜露に濡れたフロントガラスなどを雑巾で拭き取って定刻通り出発。
平日と言うこともあって、朝はそこそこの交通量だが渋滞もなく高速に乗る。
えびの付近の対面交通区間では若干速度は落ちるものの、視界の確保できる昼間は走りやすい。
出発から3時間後には九州を後にして、山口県に入った。
この頃から眠気が..ぽかぽか陽気で..眠くなるのだ。
丁度山陽道へ分岐したあたりで、さすがに耐えきれなくなってパーキングへ。
ガラガラのパーキングに止めて、30分ほど仮眠を取る。
さすがの「イカ噛みかみ作戦」も小春日和を前にしては効果半減だった。



この後も、眠気がおそってくる度にパーキングで休憩を重ねる。
毎日ゆっくり寝ていたのに何でこんなに眠いのか??休憩タイムが増えて、チビは大喜びだが..夕飯時までには大阪に到着したかったのだが、休憩時間が邪魔をして中国道西宮で夕食をとる事にした。
丁度ガソリン残量も半分になったことだし。


ここのレストラン、セルフサービス方式だ。
時間帯が丁度夕食時にも関わらず、比較的空いている。
メニューのお値段は多少高めなようだが、とりあえず気にせずトレイを持って目的のメニューを確保する。
オレが頼んだビーフかつが、まるでハムかつの様にペラペラでも..まあ良くあることではないかと思いながら、口に運ぶ..と..ぬるい!ご飯は..殆ど冷や飯だ!!妻の頼んだハッシュドビーフも冷たい..妻は「体が冷える」ともんくを言う。
チビの頼んだスープ..これはチビでも食えるくらい生ぬるい。

クソッたれ!とばかりに、ウエイトレスに向かってハッシュウドビーフの皿を投げつけるのは、心の中だけにしておいた。
たぶん、一人で食っていたら本当に投げつけたかも知れない。


皆さんも、ここでモノを食ってはいけません。



全く頭に来るレストランなのだが、ウエイトレスなどは(たぶん)高校生のアルバイトらしき人間ばかり。
どうやら電子レンジの使い方を知らないらしい。
(F&Fを見ろ、この野郎)



高速道路のスタンドは、全部値段が一緒だ。
元はと言えば、オイルショックの時に値段のばらつきが大きすぎると言った理由で統一価格に設定されたような記憶があるが、今となっては独占禁止法違反なのでは無かろうか?オイル交換や水抜き剤を勧める前に、考えるべき事があるのではないかと思う。
面白いのは「ボンネットを点検しましょう」って言うから、じゃあお願いします..って言ってもボンネットを開けられないヤツ。
「あの、すみませんボンネットが開かないんですけど..」なんて言う。
私は、わざわざ降りていって一度ボンネットを開けてすぐ閉めて車に戻る。
ボンネットも開けられないようなヤツに、車を見せるのは心配だからだ。
ちなみにSLのボンネットオープナは、フロントグリルのスリーポインテッドスター(ベンツマーク)の中にある。



名神に入ると、トラックの行列が道をふさぐ。
大型トラックの巨大な行列を見ると、日本経済を支えている底力のようなモノを感じるのだ。
トラックそのものはアンダーパワーだから、自然とダンゴになり渋滞を産む。
日本の運輸会社は、出来るだけ多くの積載量と出来るだけ小さな排気量のモデルを選ぶという。
ランニングコスト最優先だからだ。
そんなトラックに阻まれながら..いや、前後にトラックが居ると結構怖いものがある。
こんな車間距離じゃ玉突き事故を起こさない方がおかしい。
サンデードライバの乗用車より何十倍もマナーだけは良いが、この車間距離は危険以外の何物でもない。
運転席が高所に有ることで、車間距離に対する感覚が変わるのだそうだが..



名古屋を過ぎてもトラックの行列は減る気配を見せない。
御殿場の山越えなど3車線全てが登坂車線と化し、もうもうと煙るディーゼルスモークの中でヘッドライトのビームが確認できるほど!視界を遮っている。
そのままトラック達の間に挟まれるようにして..それでも100Km/h+の速度で横浜インターに到着したのは、午前0時少し前。
自宅に到着し、荷物を下ろすと日付が変わっていた。



トランクには、土産に持たされた米やらみかん!やら、カボチャにキャベツに..妻の実家は農家ではないのだが、どこからか集まってきた野菜達に占領されたトランクであった。
今回の帰省に於ける燃費のトータルは9.5Km/lほど。
6000ccの排気量の割には悪くないと思うのだが..