スイス編




成田からいったい何時間モンキークラスに乗ってきたんだろう?飛行機から地上に降りるとホッとするね。
チューリッヒは季候も良くて爽やかだ。
早速メシを食おうとレストランに入るが、料金は高め。
まあ日本の高級レストランと比べれば安いのだが、スイスの人たちの食生活はどうーなってんの?肉を食って、ワインを1本空けると約5千円なり。
日本の料金と比べてはいけない。
日本は高すぎるのだ。
その秘密は、デパートで分かったのだ!食料品自体の値段は決して高くはない。
きっと人件費が高いのだ。
大体、昼間から公園や湖の畔を散歩している人が多いのだから少し働いてそこそこ稼ぐ..のだろう。
豊かな国であることに違いはない。
次の日からスーパでパン(いわゆるフランスパン)を買い込んで、湖の畔に腰掛け白鳥にも分け与えながらのんびり過ごす、スイス風昼下がり?を決め込んだ。
さすがに紙袋+ワイン..はやんなかったけどね。
のんびりしていると、どこからかオバサンがやはりパンを持ってきて白鳥にやっているのだ。


TGVはジュネーブから乗ることが出来る(ハズだ)いや、駅まで行ったのだが駅自体がフランス領になっていてパスポートなしで入ることが出来なかった。
ちょっと頑張れば、フランスまで日帰り旅行が出来るのだから乗ってみたかったなあ。
フランスへはジュネーブからだが、ドイツへはバーゼルかチューリッヒから。
オーストリアやイタリアにはクールから行けるから、ヨーロッパ旅行の出発点としてスイスはお勧めだ。
ちょっと物価が高いのと、これと言った料理がない(チーズフォンデュ?)のが欠点と言えば確かにそうだが、特にフランスや南ヨーロッパから戻ってくると治安の良さに安心するだろう。


山の中を走る。
車窓からの眺めは、そこに「ハイジ」が出てきそうな雰囲気だ。
車内のアナウンスは、英語・ドイツ語・フランス語で行われる。
スイスの人たちは、大体フランス語とドイツ語を話すようだ。
2等車に乗っていると、現地の人から話しかけられる場合がある。
「フランス語とドイツ語、どちらが得意ですか?」って。
「日本語です」って答えると困ったような顔をされるのだが、相手が英語が不得意ならこちらと対等だ。
次の駅までは何時間もかかるから、身振り手振りでコミニュケーションとろう。
日−独訳付きのガイドブックでも持っていれば、そこそこ会話になるはずだ。
日本という国は知らなくても、ソニーやセイコーは知っているはずだ。
そうそう、アメリカや東南アジアでは人気の日本車。
小型車以外はあまり走っていない。
中型以上の日本車は人気がないのだそうだ。
2等車には犬も乗っている。
動物は人間の子供よりよほど礼儀正しい。
いすの下に入っておとなしくしている。
「さわってもいいですか?」と飼い主に断って(犬に)遊んでもらう。
レストランでも、子供は入れないがペットはOKなんて所もある。


駅では、スイッチバックする場合がある。
うとうと居眠りをして気がつくと、列車がそれまでの進行方向と逆に走っていたりするのだ。
最初はびっくりした。
なにしろ違う方向の列車に乗ってしまったら、その日のうちに目的地まで引き返すのが半ば不可能になるからだ。
日本の鉄道とはスケールが違う。
駅間が何百キロも離れているからね。
列車の旅に慣れてくると、停車中にホットドッグを買いに行ったり雑誌(読めはしないが、暇つぶしにはなる)を買ったりする余裕が生まれる。


おみやげと言えば、時計かな?面白いのが日本製の時計。
国内で売られているものと、デザインが全然違う。
ヨーロッパ風になっているのが面白い。
スイスで人気のあるのは、時計メーカの時計。
いわゆるブランドもの..シャネルとかは一流ではないらしい。
歴史を感じさせるような建物の時計屋さんに入ってみても、ディスプレィされている時計は少ない。
どんな物が欲しいのか?希望を言うと、ゴソッと出してきてくれるのだ。
年輩の、少々太った時計屋の主人は豊富な知識と経験から似合いの逸品をセレクトしてくれる。