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過去の雑記置き場

連休(4/30)

◆ 来週月曜と火曜が休みの人も多いだろう。もしかすると振り替えで今日は出勤という人もいるかも。私の方は一応休みに入ってはいるのだが、色々と雑用が溜まっていてのんびり出来ないで居る。今日は段ボール箱部屋(未だに引っ越し荷物が溜められている部屋があったりするのだ)の片づけでもせねばなるまい。

◆ 天気予報によると明日/明後日は天気が悪いのだとか。天気が悪いとポリマーもかけられないな。
ゴールデンウイークが晴天続きと言うことは無くて、だいたい2〜3日は曇りや雨の日が挟まれるのは春の天気だから仕方ないか。
オトーサンによっては雨の方が家族サービスから開放されて、本当の意味での休みが取れると喜んでいるのかも知れない。

◆ そうだ。もう一つやることがあった。話は去年の夏までさかのぼるが、今使っているPCのハードディスクが室温上昇と共に調子が悪くなってくるのだ。
どうやらヘッドコントロールがうまく行かなくなるようで、それでも少しの時間待っていれば正常にアクセスできるようになる。なので気温の低かった今までは騙しながら使っていたというわけだ。が、ここの所不調が目立ってきたし、交換用のHDDも買ってあるので交換に踏み切ろう。
先日のルータ&液晶モニタ事件?の時にハードディスクが引っ越し荷物に紛れ込んでいなければ、今頃は新しいハードディスクを使えていたのに。

◆ ディスク交換のついでにハードウエアミラーリングインタフェースを付けようかとも思ったのだが、これも何となく面倒になってやっていない。
Windowsを再インストールすると使えるようにするまでが意外に大変で、例えディスクの中にファイルがあってもドライバディスクを入れろだとか何だとか言われて参るのである。

◆ 今週の更新は魚日記太陽ポリマーテスト開始!



ポリマー(4/29)

◆ モニタに応募していた太陽ポリマーが届いた。届けられたのはポリマーのみではなく、一式というか最低限施工に必要なキットになっている。
近日中にもポリマー塗布テストを行ってみる予定だが、これも下地が全てのような気がする。
ポリマーというとポリマーシーク加工などを思いだし、ずっと以前に一度これらの業者に塗布を依頼したことがあった。

◆ 確かに効果は半年ほど持続する(宣伝通りの1年には達しない)が、施工代が高いのと、定期メンテナンスも受けるとなると(輸入車の場合)年間10万円は軽く超えてしまう。もっとも太陽ポリマーにしても1万円以上の値段な訳で、気軽に買えるかというとちょっと考えてしまうのではないだろうか。それでも半年ほど効果が続くとなれば使ってみる価値はあるかも知れないと思った次第。

◆ ポリマーにしろポリラックにしろ撥水性の弱いコート剤は評価が難しい。A-160の方はレポート後も再塗布せずに現在に至っている。が、この連休中にでも下地を整えた上でポリラックを塗ってしまおうと計画中だ。以降は洗車時にポリラックをかける方法で状態を見ていきたい。
とするとポリマーテストをSLでやることになるのだが、全体を下地作りするには結構手間だな。
比較テストはポリラックで行おうか。ボンネットを半分ずつ塗り分けるか。

◆ 撥水性の弱いコート剤だと反射計で光沢を見る手もある。ただし洗車後の光沢などでは洗車の状態などで結構数値が変化するので難しいかな。最近は安価な光沢計も出てきてはいるが、ワックステストの為に買うとなると財布がフトコロの奥深くに隠れてしまう。



連休(4/28)

◆ 明日から連休である。今年は休みの配列が良いので、29日から5月7日までの9連休が取れる人も多いのではないだろうか。世の中景気は上向いていると言われているが、製造業などではまだまだ休みの取りやすい状況が続いているところも多い。
大型連休であってもJRの運賃収入は伸び悩みがちだとか。確かに割安運賃の航空機が取れれば、新幹線代より安く移動することも可能だ。が、それにしても一家で旅行となるとかなりの出費は覚悟しないといけない。

◆ 例えば我が家で鹿児島の実家に行こうとすると交通費だけで15万円ほどかかる。下のチビが今は無料だが、そのうち20万円コースになってしまう。こうなると、いくら高額だとは言っても高速料金を払った方が得になる。運転手にされるオトーサンは疲れるが、交通費が半額になるとすれば仕方ないと言ったところか。もしかすると浮いたカネでどこかに余計に一泊できるかも知れない。

◆ こうして車で移動する人が増えると都市部は走りやすくなる。でも年末年始などを見ていると断続的に混んだり空いたりしていたから、長期に渡って旅行をする人は意外に少ないのかも。
近所の動物園とか、公園とか、映画館とかデパートが混む位なのかな。
私はと言えば道路が空いていれば日帰りで出かけるくらいの家族サービスはするかも知れないが、今は極度の金欠状態(笑)なのと引っ越し以来やることが多くて疲れ気味なので、休めるものなら休養したいというのが本音である。

◆ とか何とか言いながら休んでゴロゴロも2日すれば飽きてきて、何かをやってみたくなると言うのは貧乏性か。車の掃除もしなきゃいけないし、オイル交換もする時期である。それも2台となると面倒だ。
以前はガレージジャッキを持っていたのだが、使わなくなったので知り合いのガレージに置いてきてしまった。だがA160のオイル交換を考えると又欲しくなってきた。
ディスカウントショップで\3,980だったが、未だあるだろうか。



液晶モニタ(4/27)

◆ 液晶モニタでTVを見ると、これが結構キレイなのである。

  左が普通に見た画面、右は文字の部分の拡大だ。写真が小さいので良くわからないと思うが、走査

  線間が補完されているのだろう。とにかく走査線などというものは見えない。

◆ このモニタは640×480ドットの画面も比較的自然に見えるような処理がされている。この処理回路

  にTV信号を通すとか、そんな感じで副産物的に得られたものではないかと思っている。

  どうせ画素数分のメモリはあるはずだし、あとはディジタル処理でなんとでもなりそうだ。

  走査線が見えないからと言ってスーパの字のガタガタが見えないかというとそんなことはない。あ

  くまでも走査線の間の情報を映しているに過ぎないのだ。

◆ このモニタ、欲を言えばTVの音声だけ聞けるモードがあっても良いと思う。(取り説読んだら実は

  あったりしてね)PCの画面を見ながらニュースなどを聞いていたいときもある。それならラジオが

  良いんじゃないかと言うことになるが、少なくともAMラジオはPCの近くでは有効な感度は発揮して

  くれないのだ。

  液晶モニタによっては1024×768の画素数でありながら、画素を間引いて1280×1024を映し出す機

  能が付いたものもある。確かに画面は荒くなると言うか、小さな字は潰れてしまうがラージフォン

  トでも使えば実用になるのかも知れない。



通信料金(4/26)

◆ 何度か書いているNTT料金の話である。どうやら外圧のおかげで多少なりとも値下げされるようである。結構なことだ。
NTTの有線通信料金は世界一高いらしいが、携帯電話料金はそうでもない。とするとNTT通信通話料金値下げはやろうとすれば出来る話で、単にお役所体質の抜けないNTTがそれを拒んでいるとしか思えない。この為かどうか解らないが、有線電話の加入者数は減少傾向にある。単身赴任や一人暮らしの学生さんなどは加入電話を引かずに携帯やPHSで済ませている人も多い。

◆ 確かにPHSにしても通信通話料金は加入電話よりは割高ではある。しかしイニシャルコストはゼロに近いし、簡単に手に入って工事も不要で持って歩けることを考えれば電話利用率が少ない人にはメリットが大きいだろう。
では加入電話の通話料金が半額になったら魅力が出るのか。もしかしたら通話料値下げと引き替えに基本料金を上げてくるかも知れないが、とりあえずそれは無いとして。
インターネットなどへの接続を考えればメリットはあるし、今後ますますインターネットを利用する人は増えるはず。だが、専用線料金も一緒に下がるとするとPHSは真っ先に料金が下がりそうである。

◆ インターネットに夜な夜な接続している人はとっくに加入電話を引いているはずだし、それ以外の加入電話の代わりにPHSや携帯を使おうと考えている人は、加入電話の通話料金が半額になっても魅力を感じないのかも。それより何とかして欲しいのは加入権(NTTは施設負担金と呼ぶ)だ。INS64ライトならこれは不要だが、その代わり月額基本料金が高い。普通にアナログ回線を引こうと思えば(電話屋で買うにしても)そこそこのカネが必要になる。
加入電話はなくなることはないとは思うが、伸び率が低下するというか解約率が上がるというか、そう言う傾向は続くだろう。

◆ NTT料金は加入者の多い地域ほど割高になることになっているから、加入者が減ればNTTは楽になると言う事なのだろうか。ま、その時になってみたら加入者減を理由に値上げだなんて言いかねない気もするけどね。



空気清浄機(4/25)

◆ ウチには2台の空気清浄機がある。一台はシャープ製で、買ってすぐに液晶の表示に不具合が出た。これは静電集塵式で能力もまあまあではないかと思っている。もう一台は松下製で、こちらは帯電フィルタを使ったもの。イニシャルコストが安いのが魅力だが、集塵能力はシャープ製に劣っている。し、フィルタも高価だ。

◆ シャープ製は液晶表示以外は不具合もなく働き続けていたが、汚れが激しかったので大掃除を試みることにした。
ケースを外すとその汚れの凄いこと。綿埃が主なのだが、色は真っ黒である。しかもそれが重さが量れるくらいの分量付着していて、とても掃除機で吸ったくらいではキレイにならない。
真っ黒なのはススだと思う。ここは国道から200m程離れていて、PCのファンなどにもさほどディーゼル黒煙と思われるススが付かなかったのだが、空気清浄機は違っていた。

◆ ディーゼル排気のことを書くと、必ず「日本の産業を支えているのはディーゼルトラックだ」とmailを頂いたりするのだが、産業を支えるために大気汚染を放置して良いと言う事はない。
会社のPCなど、掃除するとものすごい量のススが出てくる。これに比較すればウチはマシかなと思っていたが、空気清浄機の内部を見て危機感を感じてしまった。

◆ で、結局マジックリンをかけて全洗浄することにした。電気部分なども水洗いである。もっとも最近は生産ラインでも(フロンが使えないので)水洗いを行っているくらいだから驚くに値しないが、純水で洗うのが面倒だったので水道水をぶっかけた。
洗浄の後はエアガンで吹けばいいのだが、あいにく使える環境にないのでヘアドライアで念入りに乾かした。

◆ 電気集塵式空気清浄機は高圧部分もあるが、そこはモールドされていたので水はかからない。
ただし液晶部などの基板は全部洗ってしまった。
さて乾かした後動作するかが心配だったが、元通り動作したと言うか液晶部の不具合も直ってしまった。故障の原因はハイインピーダンス部に溜まったホコリだったのだろうか。
注意:電気製品を水洗いして壊れても私は責任を持てませんので悪しからず。



住宅購入への道(29)(4/25)

◆ 家の北側には門を付けて、その内側で犬を放してある。北側には犬のトイレも用意してあるので、その上に屋根を付けることにした。これで犬のトイレも雨から守れるわけだ。
もう一つはカーポートに付けたSLの屋根外し用滑車引っかけアームだ。これは100mm角の支柱とH鋼で作られている丈夫なモノ。位置関係の制限はあるがチェーンブロックを引っかけてエンジン降ろしなどにも十分耐えそうである。横に渡るH鋼は6mもの長さがあるが、カーポートの屋根ギリギリまで高さを上げたので目障りではない。前の家ではアルミ角柱で自作したが、チビが小さい頃にはブランコをかけるのに重宝した。
そんなこんなで外構は予算を100万以上オーバして焦った。まだ一部請求が来ていないけど。

◆ カーポートは電動リモコンなのだが、これは315MHz帯の微弱電波を利用している。
送信機の内蔵アンテナは波長に対して短(3cm位しかない)すぎ、マッチングこそ取ってあるが効率なんて無いようなモノだろう。なので10mも離れると動作しなくなる。これが少々不便で送信部の違法改造に挑戦する夢を見た。(でも元々違法商品か?)回路を変えずに常数のチューニングではたいしてパワーは上がらず(数dB)、2SC4228を追加して20dB近くパワーを上げた夢は随分具体的で、正夢のようである。
最初は一体何MHzで電波が出ているのか解らなかった。と言うのも原発の44MHzのスプリアスが多くて、一体どれがホンモノなのか解らないと言うわけ。

◆ せめて車室内からの送信で20mは届いて欲しいのは、ゲートを閉めるときに一々車を止めて送信しないといけないのだ。(走りながら閉めようとして失敗するとバックする羽目になる)しかし改造後は100m以上の到達距離が得られた(夢なので良く覚えていないが)ので、使い勝手は相当良くなった。
到達距離を伸ばすには受信機の感度自体を上げる手もあるが、受信部は柱の中にしまわれているのでちょっと面倒な感じ。それと余り感度を上げて誤動作というのもイヤだし。
送信機に同調したアンテナを付けるのが最も効率が良さそうだが、使い勝手が悪くなるしね。
やはり夢に見た回路が正解だったというわけだ。

◆ スペアナで観測すると、どれが目的波でどれがスプリアスなのか解らないような感じだったのが、改造後はちゃんと315MHzが最も高いレベルで観測された。
夢でなく実際に改造するなら(え?)やはりここはチップ積層フィルタを使って綺麗な電波にしないといけないかな。(笑)ま、実際に改造してもここには書かないことにしよう。何せ違法改造である。違法改造はナイショで密かに行うものだ。
...う〜ん、今日は良い夢を見てしまった..



F通PC(4/23)

◆ 富士通のデスクパワーをいじる機会があった。CPUやHDDがオリジナルか否かは解らないが、Pentium-IIIの600MHzに64MBのRAMと言うミスマッチさで、HDDは10GBをわずかに超えるものが内蔵されていた。これ、本体はあるのだがドライバ等は全くない。
でもまあWindowsのインストールくらいは出来るだろうと作業開始。したらFDDがエラーを吐いて言うことを聞いてくれない。
メディアに力を加えたりすると読めることもあるので、この時点ではFDD自体の機械的精度不良か何かだと思っていた。

◆ インストールはPCを立てた(ケースはNLXみたいな感じ)状態で何とか終わらせ、横にしてリブートしたらHDDを読まなくなった。でも縦にすれば読める。ケースを開けてフラットケーブル等の接触を点検したが異常なし。まさかHDDの不良?まあいい、立てていれば使えるのである。次に行ったのはディスプレィドライバ入れだ。最初はWindows標準のものを使ったが、これだと(借り物の)液晶モニタの同期が取れない。
液晶モニタは1024×768で映ることになっているが、色数を変えてもリフレッシュレートを変えたつもりになってみても映らない。
そこで手持ちのCD-ROM(同じATIのディスプレイカードに付属のもの)からドライバをインストールして、やっとXGA画面が表れた。

◆ このPCにはネットワーク機能がない。FDDがダメでもネットワークがあれば何とかなる。そこで\1,980のPCIバスのネットワークカードを入れたが、このドライバがフロッピィ格納だった。
コリャ参った。そんな悩みがPCに伝わったか、ついにHDDを全く認識しなくなってしまった。
そこでHDDを手持ちのものと交換してみるが症状は変わらない。だとすると、PCを縦にしたり横にしたりすることでPC本体側のどこかがおかしくなると言うことだ。HDDやFDDはマザーに直接フラットケーブルが接続されているわけではなく、マザーボードがそれと直角の基板にEISABUSコネクタの長いようなヤツ(Slot1のコネクタの凄く長いものと思って欲しい)でつながっている。

◆ エッジコネクタは接触不良が起きやすい。それに二段構造の接触子だから余計だろう。で、ここをアルコールで拭いてキッチリ挿し直したらHDDもFDDも生き返った。
何とも手間のかかるPCと遭遇してしまったものだ。
これで普通に使えるようにはなったが、未だオーディオデバイスのドライバを組んでいない。
これもどこからかみつけてきて入れてみようとは思っているが、まあ無くても不便は感じないし、いつになる事やら。

◆ 魚関係は日記を更新しました。A-160にメッキリングを付けてみました。



ここにも居た(4/22)

◆ 引っ越して平和な日々が続いて..いない。ウチの斜め前の家の単車がえらくうるさい音を立てるのである。ただし今のところ文句を言っていないのは、オーナがそれなりに気を使っている風がうかがえるからである。普段は日中しかエンジンをかけないようだからそれはそれで良い。TVやステレオのボリュームを少々上げれば済むことである。だが、先日は早朝5時に、そのうるさいカワサキGPZのエンジンに火を入れてくれたのだ。

◆ 整備状態がいいとは言えないその単車はアイドリングもバラついて、ある程度の回転数を維持していないと止まってしまうようだ。だが回転数を上げると爆音もそれに比例して大きくなる。
オーナは回転を下げてアイドリングさせようとするが、するとストンとストールする。で、再度エンジンをかけて爆音を轟かせて...の繰り返しが10分ほど続いた。
10分も苦労するなら国道まで押していって、好きなだけ回転を上げればいいのに。ま、私だったら暖機用サブマフラでも作るけどね。背圧を少々上げれば音量はグッと小さくなるはずだ。

◆ もう一台うるさい車がたまに置いてあるから、オーナは爆音狂に違いない。その車は2BOXの小型車だが、エアロ仕様でちょっと見ただけでは車種は解らなかった。
車にしても単車にしてももうちょっといい音(小さい音の意ではなく)にしようと思わないかな。もっとも以前の家の前の直管アメ車よりは随分マシだけど。
爆音車が通ると近所の犬が一斉に吠え始める。ウチの犬迄つられて吠えるのだから相当やかましい。何せお隣(レトリバーかな?)もお向かい(トンカチみたいな四角い顔のヤツ)も、そのお隣にも犬がいる。

◆ この近所では主にマンションなどを狙った空き巣被害が起きているそうだ。が、これだけ犬がうるさいとドロボーも近寄りにくいね。一匹だけだとドロボーに餌付けされちゃうと言う話も聞くが、こう何匹も犬がいると餌付けするって訳にも行かないだろう。



ザイモール(4/21)

◆ 何度か紹介しているこちらのサイトでザイモールを扱っているので、清水の舞台から思いっきりジャンプした気で予約してみた。だいたいワックスに\10/1cc以上かけるのは無駄だと思っている私なのだが、ザイモールのツヤを一度味わってみたいと思った次第だ。だったら最高級のコンコースを選ぶのが当然なのだが、あまりに高価な気がしてチタニウムワックスを注文した。
この下にカーボンワックスもあるし、チタニウムワックスは淡色系の車専用みたいなので濃色車にどれほどの効果があるかは解らない。

◆ 耐久性に関してもザイモールは「耐久性を犠牲にしてもツヤ重視」と割り切っているので期待していない。買ってみて頭に来るのは「最高の耐久性」と書いてあって1ヶ月も持たないヤツだ。
こんなものを\1,000で買うなら、最初から耐久性を犠牲にしてツヤを追求したと謳うザイモールの方が気持ちがいい。でも実のところ耐久性テストもやってみようと思っているわけだけど。
ザイモールは天然成分で出来ているらしくて、甘ったるいニオイがするらしい。なのでこの手のニオイが嫌いな人はワックス掛けで気分が悪くなったりすることがあるという。
一体どんな強烈なニオイなんだ。

◆ ザイモールの塗り方も色々聞くが、素手にワックスを付けて体温でそれを溶かすように塗り込み、乾かないうちに柔らかい布で拭き取っていくとか、いやいや普通のワックスみたいにスポンジで塗ればいいのだとか聞く人によってやり方が異なる。もっとも塗面平坦性が十分に出ていなければ何を塗っても同じというか、激艶はその為か鉄粉クリーナや塗面クリーナが付属して来るくらいだ。ま、ボンネットの半分だけでも下地作りをして塗り込んでみようかと思っている。
発注後の納期は1ヶ月くらいかかるらしいが、急ぐものでもないし他で買うより安いから気長に待つことにしよう。



電子ピアノその後(4/20)

◆ ヤマハの電子ピアノだが、なかなか良くできているというか良いオモチャである。
左手で1キーを押さえるとコードを弾いてくれる機能は一般的だが、そのコードに合わせてリズムの方にもハーモニーを作ってくれたりする。コードはリズムにも関係しているようで、Aメロ、Bメロ用(と言うのか?)やエンディング用などが用意されていて芸が細かい。が、このスイッチを演奏中に操作するタイミングが難しいというか、鍵盤から指を放して他のボタンを押さなくてはいけないので慣れるまではスムーズに行かない。

◆ 先日チビのピアノ発表会とやらにつき合わされて、本当は行きたくはなかったのだが出かけてきた。チビは最年少で最初に弾いたので、その後何人かの演奏を聴いてさっさと帰ってきたが、ピアノも歌を唄うのと同じように個性が出るものである。譜面通りに弾いても決して上手には聞こえない。
小学校高学年だとかなり難しい曲を弾いているが、途中で引っかかるとか音を間違えるとかとは別に、いわゆる「聞かせるヤツ」が居たりする。

◆ ホテルなどで弾いている人にしても、どうも耳になじまないと言うかそう言う弾き方をする人に聞かせてやりたいくらいのレベルの小学生がいるのだからすごいと思う。
本人が弾き方というか聞かせ方を理解しているのか、それともそう言う教え方をする先生に習っているのか。持って生まれた感覚なのだろうか。

◆ ずっと前の話になるが近所の女の子のピアノを聞く機会があった。彼女は譜面通りにちゃんと弾きはするが、なんとなくガサツなのである。その彼女も今は結婚して自宅でピアノを教えているそうだ。学生の頃とは違った弾き方になったのかな。もう一度聞いてみたいものである。



節電マシン(4/19)

◆ 電力会社の調査によると、節電だ何だと呼びかけても一向に効果が上がらないのだそうだ。
色々実験してみると、家の中に電力料金計を付けるのが節電に最も効果的だという。電化製品を使うたびに跳ね上がる電力料金メータを見ると、誰しも節電を心がけたくなると言うのだ。
で、各家庭に電力料金計を付けようと言う案がある。日本の電力は品質も良いが値段も良い。
1ヶ月に1万円の電気料金だとすると、1時間に14円ずつ料金が上がっていく。これは24時間平均値段なので、実際には夕方辺りが一番料金メータが上がることになるかな。

◆ 電力会社が節電を呼びかけるのは、炭酸ガス排出量云々などと言うキレイな事ではないと思う。
電力使用量が増えれば設備投資が必要になるわけで、これには多くのカネが必要だ。しかし電力使用量が増えなければ設備は増やさなくても良いことになり、既存設備のメンテナンスだけで金が稼げるから効率が良い。

◆ 日本の電力料金が高いのは原発比率が高いからかも知れない。世界的に見ても原発は採算性が疑問視されている。確かに運転時に出る炭酸ガスは最小かも知れないが、建設や材料などイニシャルで排出する炭酸ガス量は相当大きいに違いない。燃料の問題もあるし、燃料の燃えかすの問題もある。低レベル核廃棄物を海洋投棄しようとして問題になった事もある。しかも外洋に捨てるというのだからタチが悪い。(中止になったけど)政府は極低レベルの放射性物質だから問題ない、と言っていたが、だったら国会議事堂の下にでも埋めればいい、って話は以前にも書いたと思う。

◆ 家庭用電力のみではなく乾電池使用量も増大しているのだそうだ。これで携帯電話が充電式でなかったら凄いことになっていただろうな。充電式にしたって1年もすると電池容量はかなり低下するわけで、電池を買い換えるより本体ごと交換した方が安かったりするからますますゴミは増える。日本もリサイクル率を上げていかないと大変なことになりそうである。

◆ なお家電機器のアイドル電流はこちらで測っています。



PC暴走(4/18)

◆ Windowsマシンを1台作るために、まずは何年か前に組み立ててunixでずっと使っていたPCをWindows用として生き返らせようと思った。実はこのPC、unixで謎のエラーが出て使用に耐えなくなったものなのだ。信頼性の余り高くないWindowsなら、たとえ落ちたとしてもハードが悪いのかOSが悪いのか解らないから良いだろうと言う、テキトーな考えである。
だがまずディスクフォーマットがうまく行かない。何度も挑戦して、最初にFAT32でフォーマットした後でFAT16に書き換えるという苦労を強いられた。

◆ フォーマットが終わってWindowsのインストール開始である。しかし「ファイルをコピーしています」で随分時間がかかっている。10分ほど待ってみたが終わらない。ディスクのランプはたまにチカチカしているから、何かをやっていることは確かなのだ。
そこで一旦リセットし、クロックを落として再挑戦。さっきよりはうまくインストールが進んでいる。と思ったら又止まった。
ここでこのPCを使うことを諦めることにした。マザーかCPUか、一体どこが壊れたというのだ。

◆ 次にK6-IIIのマシンを引っぱり出してきた。コイツもunixでエラーが出るヤツだ。結局Windowsマシンになるのは廃品寸前のものばかりという情けなさだが仕方ない。
早速インストールを始めると、最後の再起動の所で保護違反が出てご臨終..再度起動しても同じ場所で保護違反になる。面白いのはセーフモードなら立ち上がると言うこと。でもインストールが継続できないのでダメ。
そこでクロックダウンを行う。FSBを100MHzから95MHzに下げた。これえd無事Windowsのインストールは完了したが、使っているうちにエラーに見舞われた。

◆ こうなったら更なるクロックダウンだ。いやはや炭酸ガスまで使ってクロックアップしていた頃とは大違いである。結局FSBを85MHzまで下げた333MHz動作で安定した。それにしてもどこが傷んだのだろうか。CPUかメモリか。I/Oはクロックが低いから可能性は少ないかな。
と思ったら、K6のハイクロック版を使うにはWindowsにパッチが必要なことが解った。これを当てて無事解決となったが、まさかCPUではなくWindowsがいけなかったとは..



住宅購入への道(28)(4/17)

◆ 引っ越し後一ヶ月以上を経過して、段ボール部屋(笑)以外はだいたい片づいてきた。
家の広さに関してだが、確かに子供部屋(6畳)などはもう少し広くても良いように思う。
オモチャあり、机あり、ベッドありで狭苦しさは否めない。でも考えてみれば私が一人暮らししていた頃は6畳+4畳くらいの台所だったけど。贅沢を言えばキリがない。
リビングに関しては今の広さで丁度良い感じである。これ以上広いと冷暖房費がバカにならないかなと思うからだ。私の視力は片目で0.4程度、普段はメガネをかけないが運転免許は眼鏡使用である。なのでソファーとTVの位置がこれ以上離れると、より大型の画面が欲しくなる。

◆ 玄関周りと階段はもっと広くても良い。階段は一坪で折り返して上るタイプだが、1.25坪取れれば狭苦しさはかなり軽減されるはず。玄関ホールも変形1.5坪程度なのだが、せめて真四角でスペースを取りたかった。こうして考えると居室以外の部分に、いかにスペースを取れるかが問題って感じである。これには総床面積を拡大するしかないのだが、そうすると居室を広げる方向で設計してしまうんだろうな。

◆ 庭はもっと欲しい。せめて南側にあと4m(20坪)あれば幸せである。でもこれにしたって土地が広くなると建物の床面積を広げたくなって、結局庭が小さくなってしまうに違いない。
そう考えると土地面積は70坪〜100坪は必要と言うことになって、都市部でこれだけのまとまった土地を見つけるのも、それを購入するのも現実的ではなくなってしまう。
たぶん100坪の土地にそれなりの家を建てれば1.5億では済まないだろう。例え5千万の自己資金があったとしても、毎月のローン返済額は40万円くらいになるのかな。今の金利水準で。

◆ やはりこの金額になると宝くじに当たるとか、ネット株で大儲けとか、そう言う特殊な事態にでも期待するしかなくなるな。後はより郊外に引っ込む手だが、通勤時間(=仕事効率)を考えるとためらってしまう。東京に住んでいたときには2時間かけて満員電車通勤をしていたから、新幹線通勤を考えれば静岡の西側まで行ける計算にはなるが...



消費電力を測る(4/16)

◆ F&FのBBSでスタンバイ電力の話題が出て、これをご覧になられた方から電力計をお借りすることが出来た。私も色々測ってみたいものがあったので大助かり。この場を借りてお礼申し上げたい。なお実測の様子はこちらにまとめた。いつになく画像が多いので読み込みに時間がかかると思うが、画像サイズ自体はいつもよりは小さくした。

◆ 家庭の中で無駄な電力というのは多い。利便性のために電気を食っているのだから無駄とは言い切れないかも知れないが、ACアダプタの消費電量には参った。1個ならたいしたことはないが、コードレス電話とその子機、PHSの充電用やノートパソコンなど、普通の家庭でも10個は稼働しているのではないだろうか。
もう一つはATXマザーの消費電力だ。電源を切っていても電力を消費するのはどうも気に入らない。Windowsから電源が切れたり、キーボードに触れるだけで電源が入ったりするのは便利ではあるが、もう少し消費電力を少なくして欲しいもの。

◆ ポリラックのその後も更新した。評価に困ったというか、撥水性が弱いだけに今までのように水玉の出来具合で結果を判断することが出来ない。ただ、これまでに使った海外製コート剤の中ではマトモな方だと思う。正規代理店?の言うような驚くほどのツヤは得られなかったが、普通の固形ワックスと比較しても遜色無い。ツヤの感じから見た耐久性もイオンコートと同等か。私自身海外製のコート剤の耐久性を信じていないから、その感覚が頭にあって「これは良いですよ〜」と言いにくいと言う困った状態に陥っている。
ただ、数々のワックス類を買って繰り返し使ったのは激艶クリアー、イオンコート、そしてこのポリラックなのだ。

◆ 春になって熱帯魚水槽もクーラの力を借りるようになった。ヒータよりは効率的とはいえ電力消費量が多いことに代わりはない。電力小売り自由化で早いところ価格が下がって欲しいものだ。
熱帯魚関係は日記を更新。



桜も散って..(4/15)

◆ ここの所の暖かさ、と言うか暑いくらいの陽気ですっかり桜も終わってしまった。と思えば今日雨だというのでいくらか残った桜の葉も落ちてしまうな。
街道沿いに植えられた街路樹に新芽が出始めるのも今頃からである。新芽は排気ガスにも汚れていない綺麗な緑で美しい。その緑は昼間の太陽の下で見ても映えるが、水銀灯に照らされた色も私は好きなのだ。
日中の温度が上がってきたので水槽用クーラも出番を迎えた。クーラは電気を食うことに違いないが、冬場はヒータが稼働するわけでヒータの方がクーラより効率が悪い。水槽用クーラでも加熱出来るタイプがあり、こちらはヒートポンプなので普通のヒータより効率的だ。

◆ 水槽用クーラは容量の大きなものほど効率が高い。家庭用のクーラもそうなのだろうか?でも容量の大きなクーラは値段が高いことになっている。
去年まで水槽冷却用?に使われていたエアコンは私の部屋に設置されている。2.2KWの安物だが、特に騒音も感じられずパワーダウン運転を行えば室内機も室外機も静かになる。(能力は当然落ちる)室内機は2Fに設置してあり、室外機までの距離があるので効率は落ちていると思う。エアコンによっては室外機と室内機の高さに制限があるものがあるから、設置するときには注意が必要だ。

◆ 去年だったか「エアコン徹底洗浄スプレー」を使ってみたことがあって、もしかしたらそのことを雑記に記していたかも知れない。写真も撮ってページにしようと思いながらデータを消してしまってそのままになったような気がする。このスプレーだが、結論から言うとあまり効果がない。
フィンの間に詰まった綿埃というか、それに泥が混じったというか、そう言った汚れを溶かすだけのパワーはないのだ。まあカビや雑菌くらいは殺してくれるだろうけど。



携帯電話とインターネット(4/14)

◆ 昨日からの続き..センターが東京一カ所であるため、管理は楽なのだろうがトラフィックは相当なものになる。
通信コストも下がらない。しかもセンターがダウンすれば日本全国全てでサービスが止まる。
システムダウンはソフトの入れ替えなどによって起こるのだが、加入者数増大とサービス強化のためには1ヶ月に何度もソフトを入れ替えなくては追いつかない。

◆ 電話屋は端末とセンタ間の通信が確保できればいいわけで、ネットワーク屋は基地局とインターネットがつながればいい。
例えば端末からインターネットアクセスが出来ないと言う障害が起きたとき、電話屋は「回線は正常」だから故障ではないと判断し、ネットワーク屋は「インターネットと基地局はつながっているから問題ない」と言う。
例えばネットワーク屋が「端末に割り振られているIPアドレスを教えてくれ」と電話屋に言ったところで、電話屋は「IPアドレスって何ですか」ってなレベルなのだ。

◆ これがシステム分散の大きな障害になっているのは明らかで、一カ所のセンタですらこれなのだから、全国にインターネット接続ポイントを分散したら何が起こるか分からない。
が、度重なる障害で悠長なことは言っておられず、DoCoMoはインターネット接続点の分散化計画を急いでいる。

◆ 最近はiMODEでチャットまで行うらしい。あの押しにくいキーと格闘し、狭い画面の文字を必至に読みとって、それでもチャットがしたいのか。私はチャットマニアではないので、その辺りの気持ちは理解できない。しかしどう考えても非効率的である。もっとも遊びに効率も非効率も無いわけだから良いのか。



IMT-2000(4/13)

◆ cdmaOneでサービスを行っている事業者がW-CDMAに乗り換えると言うニュースが伝わっている。
cdmaOneのために巨額な投資を行った事業者が、なぜW-CDMAに乗り換えるのだろうか。
これにはいくつかの理由がありそうだが、cdmaOne基地局メーカである米国M社に関わる問題も相当なウエイトを占めているように感じられる。

◆ M社は無線基地局関係で大きなシェアを持っていたが、最近では主にコスト的問題から欧州のE社に市場を奪われつつある。それが影響しているのか否かは定かではないが、cdmaOneの144Kbpsサービスも、その後の高速通信も開発が遅れ気味だ。cdmaOneを利用している事業者も早く高速データ通信を行わなければW-CDMAに勝てないと焦りの色を隠せない。
しかしM社の開発が遅れている以上、cdmaOneに付加価値を求めるよりW-CDMAに乗り換えた方が得だと考えたとしても不思議ではない。

◆ 果たして64Kbps以上の通信が必要か、そのコストは許容できるのかは別問題として、スペックを飾るための高速通信や動画伝送などを無くして、巨人NTT勢に勝てるわけが無いというわけだ。基地局にしても事実上の一社独占状態では価格を下げることは難しい。W-CDMAなら国産各社が基地局ビジネスに参入するだろうから競争が起きる。
この辺りをにらんだ結果がW-CDMAへの移行の本心ではないかと思うのだが..

◆ 各社が行っているインターネット接続サービスはトラブル続きである。iMODEもEZwebもシステムダウンやサービス低下が起こり、郵政省も黙ってはいられなくなった。
現在のインターネット接続サービスは東京のセンタから一括してインターネットにデータを流している。携帯電話加入者全ての通信を東京に集めるというのだからすごいこと。分散システムであるインターネットの考え方と180度違うのである。

◆ 続く..



国産が無くなる日(4/12)

◆ 体力の弱った日本の自動車メーカに海外資本がどんどん流れ込んでいる。今のところ海外資本比率が低いのはトヨタとホンダくらいである。後のメーカは全て海外資本が入っていて、三菱も全株式の1/3が買われていくことになった。
日産の不景気の陰に隠れてはいるが、三菱も赤字に苦しんでいる。パジェロにしがみつきすぎたと反省していながらも、新型パジェロ開発に投資した上ディーゼルパジェロが売れない理由を東京都知事発言のせいにするというのだから、聞いている方が恥ずかしくなる。

◆ ブームが去って市場が沈静化すれば、それまで売れていたものは売れなくなって当然である。
RVと言われる車が売れてRV専門メーカのように見られているホンダは、次に何が売れるのかを模索しS2000も作ってみたり、レジェンドの宣伝に力を入れてみたりしている。
ホンダだってアコードベースで作ったオデッセイが売れなければ今の景気はなかったはず。
金をかけたNSXの生産ラインは遊んでしまい、仕方がないから手作業でポート研磨までやらせてしまうと言う作戦にも出た。だから売れているものが突然売れなくなったらどうするかを真剣に考えているに違いない。

◆ 海外メーカが日本の自動車メーカを買収するのは、日本のメーカが高品質と低価格を両立させた生産技術を持っているからだ。各国のメーカは日本式自動車生産を勉強しているが、それに金をかけるなら自動車メーカごと買い取ってしまった方が得と考えた。今なら自動車メーカの株価も下がっていてお買い得感が強い。
日本のメーカも存続がかかっているだけに、海外メーカに対して自車を売り込むという事を行っている。
早く日本の自動車産業が復活しないと、それこそ純国産のメーカが無くなってしまいそうな気がする。



フィルタ(4/11)

◆ 東京都がディーゼル規制を始めることで、黒煙フィルタメーカの鼻息が荒い。自動車メーカは排ガスレベルを下げるのは技術的困難が伴うとしているから、高公害ディーゼルエンジンが売られ続ける限り黒煙フィルタメーカは儲かり続けるというわけだ。
フィルタは黒煙を回収してやがて詰まってしまう。そこで自動的に黒煙を燃焼させて再生する方法を採るが、これにもいくつかのやり方がある。

◆ 現在バスなどに使われているものはフィルタユニットが2系統あって、詰まったらバルブを切り替えて交互に排気ガスを通し、使っていない側のフィルタを電熱線で加熱して再生する。
これを排ガス通気状態のまま行うタイプもあり、こちらの方がローコストにしやすいとのことで今後主流になるのかも知れない。
面白いのは自動車メーカの関連企業が黒煙フィルタビジネスに乗り出すという話である。自動車メーカは金のかかるローエミッションエンジンの開発を行わず、関連会社は高公害ディーゼル用の後処理装置を作って儲けるというわけだ。

◆ ディーゼルエンジンに対する排ガス規制も前倒しで強化されそうだが、これはざる法なのでたいした改良もせずにお茶が濁せるのかも。問題は耐久性向上策の方で、これまでより耐久性の高いエンジンを作らなくてはいけない。日本の車(ガソリン車も含めて)が小型軽量省燃費なのは中負荷域以上での排ガスレベルを下げていない(10・15モードでのみ規制に通ればいい)のと耐久性を重視していないから可能になったとも言える。
耐久性がないと言っても壊れてしまうわけではなく、走行距離を増すごとに排ガスレベルが上昇してしまうのだ。余談だが海外輸出用のモデルではエンジン出力を下げるなどして耐久性を上げている。



住宅購入への道(27)(4/10)

◆ 中央区画の工事が急ピッチだ。中央区画も南区画も同じ業者が立てていて、引き渡しは4月末だそうだ。(当初は3月末だったのに)なので南区画の工事を遅らせても中央区画の工事を急がないといけないらしい。何せ南区画は内部工事が始まっている。それに追いつくためか中央区画の工事は毎日夜まで行われている。
在来工法の家では外壁工事は最後になるのかな。断熱材を貼ったの状態で内部工事が進んでいるように見える。南区画はサイディングが貼られた。茶色というか黄土色の濃い感じというか、細かな模様で悪くない。

◆ 先日インターロッキングを敷きに来た職人が、「最近の家は基礎が低いし外壁もサイディングだし..」と嘆いていた。職人さんによるとベタ基礎なんぞにするべきではなく、湿気を遮るのには床を高くすればいい。基礎を開放(土のまま)にすることで適度な湿気交換が行われて、夏冬でバランスが取れる。外壁もモルタル塗りが良いが、建ててから1年くらい放置しないと各部が落ち着かない(歪みが出る)のでモルタルにヒビが入る。オレなんかが建てる家は最低3年は寝かせるがな。と言っていた。

◆ この職人さんは元々は左官屋だったようで、若い人を連れて千葉から工事にやってきたのだ。
若い人は携帯電話を腰にぶら下げて、石を運びながらでも電話していた。職人のオヤジさんもこれには慣れているという感じ。
こんな職人さんに家を造って貰ったら、さぞかし良い家が出来るだろう。材料も自分で気に入ったものを問屋に探しに行くそうである。だからコストもすごく安いのだとか。でも1年やそこらじゃあ完成しないだろうけど。

◆ 職人さんがもう一つ言っていたのは、通気性の問題だ。いわゆる昔の家の造りで適度なすきま風を入れることが大切だという。最近の冷暖房効率を考えた気密住宅も悪くはないが、高気密にすることによって逆に湿気が溜まったり、冷暖房無しで過ごせる期間が短かったりすると言う。そう言えば私が小さい頃住んでいた家は床下に腰を曲げて入れるほど床が高かったし、天井裏も立って歩けた。古い家で雨漏りもしたが床下も天井裏も通気性バツグン(?)で、当時はエアコンも無しで過ごしたものだった。



炭酸ガスは減るか(4/9)

◆ 炭酸ガス排出量低減のために色々な規制というか決まりが出来そうである。炭酸ガス排出量の多いものと言えば自動車と電力だろうか。ガスも燃やせば炭酸ガスは出るが、毎年消費量が増えているのは電気の方だ。
何せ今ではヘアードライアもクーラも、掃除機までも1KWの時代である。電気ヒータだって平気で1Kw前後を食う。リモコン全盛でスタンバイ電力もバカに出来ない。

◆ これまではスタンバイ電力なんて気にしないで設計されているものが多かったような気がする。
動作時消費電力はカタログ数値を気にしていても、スタンバイ電力にまで目は行っていただろうか。メーカにしても動作時消費電力低減は効率向上と言うことで宣伝文句になるが、スタンバイ電力低減に一生懸命ではなかった。もっとも今ではスタンバイ電力の少なさを謳っている製品も見かけるようにはなったが。

◆ スタンバイ電力ではないが、ACアダプタも無駄が多い。何せコンセントに差し込んでおくだけで発熱する(トランスタイプ)位だから、ローコスト化のために効率を犠牲にしているとしか思えない。
先日米国製のACアダプタを開ける機会があったのだが、結構立派な作りで内部にはヒューズも付いていた。カバーは樹脂製だが不燃材料で作ってあり、サスガに電線はプアだったが押さえるところは押さえてあるという印象。

◆ ACアダプタを使う機器が増えたのは電取法の為もある。ACアダプタが電取をクリアしていればそれを使う製品の設計は楽だ。本体内に発熱物を入れる必要もないし、絶縁を気にする必要もない。ACコードの絶縁体が剥けて感電したりショートしたり、断線の心配も要らない。
コストを追求するとトランス内蔵が好ましいとは思うが、部品コスト以外の事を考えるとACアダプタに落ち着くのだろう。
でもACアダプタって邪魔なんだよね。テーブルタップに付けるにしても邪魔だし..

◆ 魚関係は日記更新、家関係は保険料のことなど。



すっかり春(4/8)

◆ ここの所急に温かくなって、東京では桜が満開である。新入生も学校に通い始め、春の交通安全週間も始まった。交通安全週間というと、邪魔なテントなどを歩道に持ち出して交通安全協会とやらが集まってお茶飲み会を開催する。道路利用許可も取らずにテントなど張れば、そしてそれがΩならすぐに逮捕されるのに、交通安全協会は治外法権だ。
ガードレールや歩道橋にくっつける垂れ幕も、それを管理する自治体は許可を与えていないそうである。

◆ 場合によっては垂れ幕が単車を引っかけたり交通標識を見えなくしたりする場合があるが、これもお咎め無しという。交通安全協会は脱税も行うから、たぶん垂れ幕でも作らないとカネが余って仕方ないのかも。困ったものである。
皆様も交通安全協会に上納金を払わないように、駐車違反にはお気をつけ願いたい。

◆ 引っ越しからほぼ一ヶ月が経過したが、段ボール部屋には箱が積まれたままだったり、住所変更に伴う色々な手続きがあったり、外構関係の支払いがあったりで休む暇がない。
それでもフトコロに余裕があれば良いのだが、子供の小学校入学も重なって今は瀕死の状態。
今日もディスカウントストアに行って花壇用の土を買ってこなくては。
そろそろオイル交換の時期にもなっているのだが、安いオイルを探しに行く時間もオイル交換の暇もない。

◆ のんびりくつろぎながら昼寝でも出来れば疲れも取れようと言うモンだが、今日も明日も忙しい状態が続く。塀が出来たので犬は紐を解いてやった。が、給湯器のパイプを食っちゃうといけないので、そこにもカバーを付けなければ..



人工?人造?(4/7)

◆ 日本でも臓器移植が行われるようになったわけで、脳死した人が自分の臓器を少しでも他人のために使って欲しいという気持ちから提供するのは分かる。では反対の立場だとどうなのだろうか。臓器移植を待つ人間は、もしかしたら脳死患者が出ることを期待はしていないだろうか。
日本では子供の脳死患者からの臓器提供を受けることが出来ない。その為小さな子供を持つ親は海外に臓器提供者を求めることになる。自分の子供を助けるために他の子供の死を待つなどと言うことは絶対にないと言い切れるのか。

◆ もちろんこれはあくまでも気持ちだけの問題で、他人の死を待ったところでそう簡単に人間は死んでくれないし、まさか自分で殺人をするわけにも行かないだろう。
しかし臓器提供に関して、こと日本ではメンタルな部分の障害が大きいような気がする。
現在は色々な人工臓器が開発されていて、大きさこそ人体内蔵は出来ないが心臓だって作られている。

◆ 人工臓器を人間に内蔵することの問題点は、その消費パワーの大きさだという。特に心臓などは電気モータでそれを動作させると体温が上昇するほどに発熱するらしい。他にも大きさや信頼性などの問題もある。で、腎臓臓器が研究されている。人間の耳をネズミで培養(と言うのか?)した写真を見たことがあるが、実験室レベルでは様々な臓器の培養実験が行われている。
こうして作られた臓器が実際に利用できれば、悪くなった臓器を新たに作って交換することも不可能ではなくなる。

◆ 所詮人間の寿命は有限なわけだが、だからこそ生に対する執着は強いのだろう。
もしあなたがガンを宣告されて余命1年と言われたら何を考えるだろうか。仮にガンになった臓器を交換すれば100%完治すると言われたら、臓器提供者をどんな気持ちで待つだろうか。



MP3とメモリ(4/6)

−−本日はネットワーク系及び電源工事のため、ほぼ一日サーバが止まりました−−

◆ 家電各社からMP3プレーヤが発売されている。小型軽量の簡易固体プレーヤとして常用は増えるのではないかと思うが、その記憶媒体に互換性がない。日本のメーカに統一規格を望む方が無理で、だから物理仕様の互換性がないのは当たり前と言えば当たり前。だが論理仕様というか、音楽データのダウンロードにも制限を受けるとなるとユーザ無視も甚だしいと思ってしまう。

◆ この分野ではメモリスティックが先行していた訳なので、後発メーカもそれに合わせれば良かったのだがライセンス商売のソニーは家電各社の嫌われ者。ソニーにライセンス供給を受けるなら独自で..とは、異口同音に叫ぶのである。だったらソニー方式以外の方法で統一できそうなものだが、これとてうまく行かない。結局4方式が混在する形で商品が発売され、どれぞれ使えるソフトと使えないものが出来てしまったというややこしさだ。

◆ 簡易型音楽再生装置として可動部分が無く消費電力低減を行いやすい魅力的ものなのに、全く残念な話である。ユーザが望むべきは各方式が自然淘汰されてβ対VHSのように決着が付くことだろうか。いやいや、数年後にはもっと効率的な圧縮方法が開発されてそれに変わっていくのか。
ソフトの料金に比較してハードウエア料金がすごく安くなったとすると、ソフトをMP3プレーヤに入れた状態で売られたりしてね。自前のヘッドフォンさえ差し込めば良いって感じで。

◆ 使い捨てカメラがあるくらいだからその程度のことは出来るだろう。リサイクルも簡単そうだし。
いやいや、音楽ソフトは中古販売が難しいからダメかな。
メモリを除くとMP3再生ハードウエアなど千円もあれば十分出来そうな気がする。COB(基板上に直接チップをボンディングする)で極限まで値を下げて、もしかしたら駆動用電池の方がコストがかかったりして。



RAM(4/5)

◆ S-RAMから始まったPCのメインメモリはD-RAM時代が長く続き、その発展型といえるファーストページやEDOを経てSD-RAMが主流になっている。これに加えて最近で始めたのがRD-RAMである。
メモリメーカもRD-RAM増産体制を整えつつあり、おそらくSD-RAMに代わって主流になる日も近いのではないだろうか。

◆ こうして一見高性能そうなメモリが続々登場するが、ワークステーションなどの世界では未だにというか昔から多重インタリーブで帯域幅を稼いでいる。そもそもD-RAMは余りアクセス時間が早いメモリではなく、瞬間最大値だけはクロック同期などで100MHzを超えるものの全くのランダムなアクセスでは速度が上がらない。

◆ CPUなどが高速化される中、メモリのアクセス時間がボトルネックになることは良くある話で、その為にCPU内蔵キャッシュ容量を増やすとベンチマーク値が上がったりする。しかしメインメモリが遅くてキャッシュなどCPU側が速ければ、たとえキャッシュのミスヒットが起きなくてもやがてキャッシュの内容を読み尽くしてしまう。

◆ ここでIBMが放った次世代メモリってヤツが登場する。謳い文句はD-RAM並の集積度とS-RAM並のアクセス速度が得られるというもの。資料によると書き込み速度が10nSで読み出し速度が3nS或いは10nS(条件によって異なるらしい)だそうだ。
これをMRAMと呼ぶらしいが、MRAMのMは磁気記録(と言うのか?)を示す。簡単に言うと半導体デバイスの中にハードディスクが入っているというか、年輩の方ならご存知のハズのコアメモリの小型版というか、そんなイメージである。

◆ 強誘電体メモリもまだまだ集積度が上がらないようだが、果たしてMRAMがPCに使われ始めるのはいつ頃になるのだろうか。MRAMと同じような理屈で不揮発性メモリを研究しているメーカもあるので、もしかするとサスペンドなどと言う概念の存在しないロースタンバイパワーのPCが登場するかも。



年金、教育(4/4)

◆ TVでやっていたが、年金の掛け金と受取額がちょうどバランスしているのが現在40歳くらいの人だそうだ。これより若い人はかけ損になり、40歳以上の人は貰う額の方が大きくなるのだとか。
もちろん今現在の年金受給開始年齢の場合で、今後これは段階的に引き上げられてそのうち日本人の平均寿命より上になる(え?)ので、もしかしたら40歳の人もいわゆる赤字になるのかも知れない。(厚生年金では30歳くらいがバランス点だという話がある)

◆ 年金にしろ税収額にしろ人口が増えなければどうにもならないわけだが、日本って国は国民を宝だとは思っていないようだ。政府も教育システム云々と議論はするが、教育システムをはじめとして子供を育てやすい環境に至っていないのが現状では無かろうか。
統計によると日本の子供ってのは世界中でも学校以外で勉強しない割合がかなり高いそうだ。
塾通い率は高いのかも知れないが、毎日の予習復習や休日に机に向かう時間は短い。勉強が好きな子供の割合は少ないのだろうが、それでも昔は宿題が出たりして勉強せざるを得なかったような感がある。が、最近は宿題もすごく減ったらしい。

◆ 学校週休二日制も現在は各週で行われているが、そのうち完全週休二日制が導入される。これによって年間約53日間教師の休みが増え、実質給与が上昇するのだから教える側としては有り難いことなのかも。子供にとってはどうなのかな。休みが増えるのは嬉しいと思うが、そのぶん勉強を早く進ませることにはならないのだろうか。
ウチのチビも今年から小学生な訳で、昔とは随分違うであろう学校システムを徐々に知ることになると思う。

◆ いずれにしても少子化対策が進まなければ年金システムも教育システムも破綻を来たし、現に小児科医が食えなくなりつつあると報道もされている。塾にしろオモチャにしろ、子供関係産業は斜陽と言うことか。逆に各社参入しようとしているのが介護産業である。
売れる商品は女子高生をターゲットに、の合い言葉で開発を進めてきた企業も今後はジジババメインで商品開発したりしてね。



住宅購入への道(26)(4/3)

◆ ようやく外構完成が見えてきた。時間がかかったのはカーポート設置で、コンクリートの養生期間を長く取ったので、その間の工事に支障が出たのだ。間口6m×奥行き5.2mのカーポートはかなり巨大で、コンクリートが固まるまでは風圧を受けるポリカーボネート板が取り付けられない。
1週間ほど養生期間をおいた後完成となったが、これに伴ってカーポート下のインターロッキングや電気配線(カーゲート用)、外水栓の工事が遅れたというわけだ。

◆ 家の周りのインターロッキングと花壇以外はコンクリートにして、犬小屋置き場(和室の横)はコンクリートの上に砂利を敷いた。ここでフンパツしてちょっと高級な砂利を入れれば良かったと後悔しているが、どうせ犬が掘り返したりするしな。その掘り返し対策のために砂利の下をコンクリートにしたと言うわけだ。この犬小屋置き場部分が完成したのが先週の火曜日で、やっと犬も落ち着いて犬小屋に入れる。が、まだヒモにつながれたままでちょっと可哀想だ。周りのフェンスが完成すれば犬は家の周りを自由に行き来できるようになる。と言っても玄関前の所と家の北側に門を付けたので、そこから先へは出てこられない。

◆ 以前は長めのワイアーでつないでいて、往復約10mの移動が出来た。が、どうしてもワイアーが絡まったり、こすれたりして定期交換しないと切れてしまう。なので今回は犬用の門を付けてその中を自由に移動できるようにしたというわけだ。門やフェンスの高さが1.2mなのでガンバれば犬はそれを飛び越えることは出来ると思うが、まさか出ないだろうな。
犬小屋近くと家の北側には地中に埋めるタイプの収納ボックスを設置した。これが意外に大容量で、洗車用品とか犬の餌とか掃除用具などが収まる。収納ボックスの上に人が乗っても大丈夫なので狭いスペースの有効利用が出来る。



銀行氾濫反乱(4/2)

◆ 東京都が行おうとしている銀行税に反対して、各行はこれを不服として提訴するらしい。
提訴して税金がかからなくなるなら、多重課税のオヤブンのガソリンの課税に対しても提訴でも何でもしてみたいものである。
本格稼働するソニー銀行も他の銀行と同じなのだろうか。従来型銀行はソニーの参入を阻止しようと必至になって、政府にも圧力をかけたらしい。

◆ 銀行にしても電力にしても通信にしても、新規参入を行う会社があるのはマーケットが大きいからだ。新体制のスリムな会社が参入すれば大きな利益が上がると考えるからこそ参入する。
電力小売りにはNTTも参入するそうだ。まあ電力会社系の通信事業者があるのだから、通信事業者も電力会社を脅かしたいと思うのだろう。これが自由競争ってヤツである。
新規参入事業者は決して原発は作らない、と言うか費用対効果を考えると作れないと言うことだ。
低コストの電力を供給するためには原発は割に合わない。原発を作るくらいなら、風力とか太陽光とかの研究をした方がマシだと言い切る会社もある。

◆ 確かに石油を燃やす事に不安はあるだろう。炭酸ガス排出量の規制や不安定な原油価格、原油の将来性などを考慮すれば投資回収に長期を要する事業には使いにくい。
しかし現状では火力発電以外に簡単に安い電気を作る方法がない。あとは発電効率をいかに高めるかが勝負と言うところだろうか。
通信と違って電力供給には必ず電線が必要になる。まさか充電済みのバッテリを売り先に配ってまわるわけには行かないし、無線伝送って訳にも行かない。

◆ 残るは小規模燃料電池位か。既に企業向けや病院などの非常用電源としては使われているが、小規模事業所や家庭用としての(発表はされているが)製品はない。
モトローラが携帯電話の電力供給源に燃料電池を使う方式を発表し、どうやらそれは万年筆のカートリッジみたいなモノに「燃料」が入れられているようだ。このカートリッジ一本で携帯電話なら1ヶ月は使用できるというのだから、これこそ早く実用化して欲しい。

◆ 魚関係は日記を更新、家関係は外構が完成に近づいたというお話。



イリジウム(4/1)

◆ 衛星を大気圏内に突入させてしまうと言うイリジウムだが、燃やしてしまう前に現在の高度約800Kmから300Km程度のスペースシャトルの軌道よりちょっと上辺りに移動して、現在の端末寄りよりパワーの低い小型端末で最後のサービスを行うことになった。
端末は無料で世界中で配られ、その代わり毎日何本かのコマーシャル電話がかかってくるそうだ。
低軌道で衛星を使うことによって衛星の寿命は極端に短くなり、おそらくサービスできる時期は半年にも満たないだろうが、その間はタダでイリジウム端末同士の通話が出来る。

◆ 友達同士でイリジウム端末を手に入れれば、長電話していても一切料金はかからない。が、通話の途中でもCMが割り込んでくる仕組みだと言うから、データ通信には使えそうにない。
この電話セールス作戦によって端末代を差し引いたとしても利益が出るというのだから、企業が宣伝にかけるカネの多さに驚く。
CMの電話がかかってきたら切っちゃえばいい、って訳には行かないらしい。CM着信率で電話機能を制限するような、ある意味高度な制御が行われるとのこと。

◆ アメリカらしいのはサービス後の端末回収がイリジウム側に義務づけられていること。ゴミ問題に対する配慮だろう。ユーザにとってもう一つの問題?は、サービス終了後も郵送などによるダイレクトメールが届けられることが条件になっていることか。
果たして日本企業がこの計画をスポンサードするか否かは分からないが、数ヶ月の無料電話と交換に個人情報を提供する人が世界中でどの位居るかな。

◆ 広い平原の国ならともかく、過密都市で空の見えない日本の都市部で衛星電話がどの程度使えるのかも疑問である。長電話好きな女子高生達は360度の視界を求めてマンションやビルの屋上に集結するのだろうか。高度300Kmだと衛星は相当な速度で通過して行くわけだから、長電話しようと思えば空が広く見渡せる場所でないとダメなような気がする。

◆ って話にでもなれば話題性も十分で面白いんだけどね。



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