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防蟻剤は水性でも良いのかという話(1)


  • Posted by: F&F
  • 2018年12月15日 12:06

ここに引っ越してきて防蟻剤をまいた。
シロアリは居なかったが他の虫などを寄せ付けない意味もあり、床下全体にまいた。

木材への浸透性を考えて油性のものを使用したのだが、石油系溶剤の臭いが結構家に入ってきた。
特に押し入れなどは中々溶剤の臭いが抜けず、オゾン発生器を稼働させるなどした。

DIYで防蟻剤を噴霧する予定だという方から、水性で良いのかという質問を頂いた。
木材への浸透性という点では油性の方が良いと思うのと、木工用接着剤が使用されているような箇所は水分を与えない方が良い。
ただ防蟻効果としては油性でも水性でも同様だと思う。

最近は溶剤臭の少ない水性タイプが人気だそうだ。
刷毛塗りの場合は良いのだが、DIYで噴霧する場合に油性のものは推奨されていない。
換気などの問題もあり溶剤で中毒症状が出ることがあるからだ。
では刷毛塗りが良いのかと言えば、これは面倒でやっていられない。

最近はシロアリ屋でも水性の防蟻剤を使っている。
やはり作業者に対する負荷や臭いの点で油性が使いにくいのだろう。
水性でも噴霧する場合はそれを吸引しないように防毒マスクを付けた方が良い。
ここは床下が高い所では3m以上ある広い空間なので自然換気に任せたが、一般の家の床下で噴霧作業をすると薬剤を吸い込む。

コンプレッサとエンジンクリーナ的噴霧器があれば水性の防蟻剤でも相当細かな霧にする事が出来る。
手動式の噴霧器だと余り細かな霧にはならないので細部にまで薬剤をしみこませるにはバシャバシャと薬剤をかけていくことになる。

   

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