カメラの位置の問題と解像度で分かりにくい写真だが、左上がバルブの傘である。
千円程度の安物カメラではなく、先端可動式のカメラなら狙った場所を写す事が出来る。
Amazonで千円程度のカメラは、Aliexpressで買うと200円台、何と安い事か。
新しいミニというオモチャを手に入れたものだから、色々やってみたくて不必要なものまで買ってしまう傾向が強まっている。
誰も分からないの?じゃあジャンクを買ってやってみよう、みたいな。
それが必要かどうかではなく、やってみたいかどうかで手を出すという、ビョーキなのである。
本題に戻そう。
実はこれ、マニホールド圧力センサを外した穴からキャブクリーナを噴射したのだ。 バルブトロニックなので負圧が殆どなく、マニホールドの穴を解放していてもちゃんとアイドリングしている。
圧力センサを外していても、そもそも大気圧とマニホールド圧に差がないので問題ない。
エンジン回転数を2千回転位に保ち、エンジン回転数が落ちない程度の分量を噴射し、少し休んで又噴射しと30分位かけて行った。 キャブクリーナは逆さにするとガスしか出なくなり、全量の半分近くは噴射されなかったと思う。
本来はチューブを付けるなどすれば良いのだが、キャブクリーナのノズル(霧状に噴射される)をそのまま使った。
その後10分程度エンジンを回してエンジンを切り、少し経ってから観察した。
カメラを突っ込むのが難しくて、中々位置がうまく決まらない。
傘の部分は綺麗になった?
カーボンが柔らかくなったところで、全開運転すれば良いみたいな話もある。
全開運転はジムニーなら可能だが、ミニでは10秒もアクセルを踏んでいられない。
負荷が軽くて良いのならギアを落とせば良いだけだが、それだと空ぶかしとたいして変わらない。
キャブクリーナやエンジンクリーナの成分は、製品によってかなり違う。
KUREのものは水溶性の物質が含まれているので、乳化しているような感じだろうか。
ワコーズやKUREのものはゴムへの攻撃性が高いので、ゴム製のガスケットが使われているエンジンには大量に使わない方が良い。
RECSやバーダルD-A-Cもそれなりに効くのかな。
洗浄効果自体はキャブクリーナの方が強いが、RECSやバーダルDACはどうなのか?
これらの成分はキシレン(有機溶剤)、メチルイソブチルカルビノール(発泡剤)、PEA(清浄剤)、4-ヒドロキシ-4-メチル-2-ペンタノン(有機溶剤)、2-プロパノール(有機溶剤)、エチレングリコールモノブチルエーテル(有機溶剤)などとなっている。 うーん、試してみたくなる。
気が向いたらやってみようと思うのだが、どうやって噴霧したら良いだろう。
エアブラシのようなものを使うとか、それとも単にポタポタとマニホールドに落とすだけで良いのか?
パーツクリーナの方が良いんじゃないかと思う人がいるかも知れないが、キャブクリーナやRECSなどは潤滑成分が含まれているらしいし、燃え残り成分なども一応考えられているはずだ。 洗浄剤自体が燃えてススが出来るかも知れないので、パーツクリーナは適さない気がする。
まあキャブクリーナの方が安いしスプレー式なので、キャブクリーナでの作業は簡単だ。
本当はつけ置き洗い的に、インテークポートに直接キャブクリーナを入れて、プラグを外してクランキングするなどの方が効果は高いだろう。 マニホールドの穴からインテークポートに、細いパイプでも突っ込めればキャブクリーナを噴射出来る。
ディーゼルエンジンも負圧がないが、最近はRECS施工店が増えて来た。
施工店のページの写真を見るとかなり効果があるのだが、注入は手動なのかな。
30分位だったら溶液のボトルを押して、圧力をかけながら注入しても余り手間ではないか。
RECSは基本的に不燃性だそうで、ディーゼルエンジンに使ってもノッキングは起きないと言われる。
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