慣れない事

ジムニーと過ごす時間が長かったので、ミニに慣れないところがある。
伊豆スカイラインや山道を走る時、ついついコーナで速度を落としてしまう。
制限速度で回れるコーナでも、ジムニーにとってはきつい曲率だとそれに合わせて速度を落としたくなる。
CLSからジムニーの時は逆で、ジムニードドリフトさせてしまったり、インリフトさせてしまったりした。

逆もあってジムニーなら普通に走れる所、木の枝が落ちていたり、泥の堆積したところに注意を払わなかったり、木の枝が張り出しているところをそのまま突っ切りそうになる。 山道で対向車を避ける時も、道路からはみ出すところまで行ってしまう。

先日早速やらかしたのは、山道でのすれ違いで山側に寄りすぎた。
舗装路から外れれば泥道だし、石も転がっている。
その石にホイールが当たった。
ジムニーはタイヤハイトが高いので大丈夫だが、ミニはアスペクトレシオ45%のタイヤなのでホイールが当たってしまった。
これは後で修正にチャレンジしようと思う。

車高の低さで、駐車場のタイヤ止めにタイヤディフレクターが当たる。
ジムニーではタイヤ止めを乗り越えてそのまま走れたのに、気をつけなければ。
スーパーなどで駐車場に前から突っ込むのは、買ったものを後部に積むのに便利だからだ。
しかしミニだとディフレクタが当たるので、今度からはバックで入れる事にする。

以前にも書いたようにドイツ車から日本車に乗り換えてもなんと言う事はないが、日本車からドイツ車に乗り換えると多少の緊張がある。 ジムニーからミニだと車のジャンル自体も違うので、余計にそう感じる。
CLSとジムニーでも違いは同じで、ジムニーはラフにステアリングを扱っても何と言うことはないが、CLSやミニは操作したとおりに反応する。 ブレーキも然りで、ジムニーはストロークが長い感じでラフな扱いでも極端な事は起きない。
車の性格からすると、ストロークが長めの方がコントロールはしやすいのかな。
BASが付いていない事もあるのだろう。
CLSはBASが敏感すぎて、意図しない急ブレーキがかかる事があった。
ミニは感度調整が可能だが、今のところは不便を感じていない。

CLSとの比較だと車の大きさという面でも、ジムニーは非常に楽だった。
しかも舗装路から外れて山の斜面に上るように対向車を避けても、そのまま何と言うことなく走れる。
山の中という環境もあるが、ヘビーデューティーは頼もしい。
元々ボロい車だったので、あまり気を遣うことなく走れたし車が小さいので狭い山道でも大丈夫。
木の枝が引っかかったり、倒木を乗り越えたりも平気だ。
まあその反面伊豆スカイラインは苦痛だったのと、荒れた路面での制動力の低さには度々驚かされた。
ABSが反応するばかりで、特に下り坂では止まらない。
綺麗な舗装路なら大丈夫だが、それでも前車との車間距離を長く取る癖が付いた。
それに比較するとミニは驚くほど止まる。

ジムニーのステアリングのロックtoロックは約4回転、ミニは2.2回転位なのでハンドル操作が忙しくない。
最小回転半径がジムニーより大きいので、伊東に行く山道では切り返さないと脇道に入れなかった。
ギリギリで曲がれないどころの話ではなく、1回の切り返しで曲がれて良かったね、位な感じ。

ミニは停止寸前に1速にシフトされる。
シフトされるとクリープが強まるので、ほんの少しだけブレーキの踏力を増して減速Gが変わらないようにする。
CLSも同じような動きだったが、カックンブレーキにならないようなペダル操作に気を遣う。

Zからソアラに乗り換えた時もブレーキの差を感じた。
ソアラは踏力を増していかないと減速Gが減少してしまう。
ノンアスベスト&ノンメタルのPADの温度特性なのか?最初は前車に追突しそうになった。
ブレーキをどんどん踏み増していかないと、一定の減速度が得られない特性だ。
でもこの特性は停車寸前にブレーキ力が抜けてくるので、カックンブレーキになりにくい。
もしかしてトヨタはそこまで考えて設計しているのか?

各社デザインの好みはそれぞれだと思うが、こうして見るとCLSは古さを感じる。
そのCLSもモデル終了という事で、新車は存在しなくなる。
ジムニーは個人的にはJA12とかJB64のデザインの方が好きだが、JB23もデザイン的な古さは余り感じない。
ベーシックなデザインが長持ちするというか、凝ったザデインはインパクトがあるが飽きが早い。
ミニに関しては以前も書いたが、年々ミニらしくなくなると評される。
3世代目は確かに大きくなったし、4世代目は近代的と言えば近代的な、でも見慣れればそれが良くなるのかな、みたいな感じを受ける。 3代目に乗っていて言うのもおかしな話ではあるが、デザイン的には2代目がそれっぽいかなと思っている。



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