Googleの抵抗

GoogleはChromeへの広告ブロックプラグインのいくつかを無効にしている。
広告をブロックされるとGoogleの収益が減るからだ。
Youtubeも同様に度々仕様変更がされ、既存の広告ブロッカが使えなくされる。
F&Fでは収益化していないので広告は入らないと思うが、もしかしたらGoogleの収益になるタイプの広告が入るかも知れない。
このあたりはどうなっているのかよく分からない。

収益化すると広告を挿入できるのだが、30分の動画で10個以上の広告を入れているチャネルもあるとか。
Google的には広告が嫌なら有料プランに入れとしているのだが、有料プランでも広告は表示されるとのクレームがある。
有料プランだと広告が表示されないのではなく、広告の数を減らすことが出来ると言うべきなのかな。

通常の動画における広告は分かりやすいが、ショート動画の広告は分かりにくい。
それが広告なのかYoutuberによる動画なのか、小さな字で広告である旨が表示されているだけだ。
Googleは広告掲載サイトに対して、広告とそれ以外を明確に区別することを定めている。
広告には広告である旨の表示をしないと規約違反だとされるし、色合いが似ていてもダメ、広告のことを書いても(誘導と見なされるので)ダメ、みたいな感じだ。
しかしGoogle自身の広告では、広告と非広告を分かりにくくしている。

ちなみに数日前からAdGuardがYoutube閲覧において効きにくくなっている。
完全にダメなわけではないが、ショート動画の広告が排除し切れていない。
ショート動画の広告率は2~4割と多いそうなので、また広告か、みたいな感じになる。

uBlockOriginはGoogleから排除されたのだが、uBlockOriginLiteが使える。
これは今のところ有効に動画の広告をカットできているようだ。
以前は広告のいれ方も上品だったのでさほど嫌われなかった、しかし広告品質の低下や時間の延長が嫌気されて広告ブロッカの使用が増えた。
これによって広告収入が減ると、今度は広告動画を沢山入れることで収益を確保しようとする。
すると更に広告が嫌われ、広告ブロッカの使用率が上がる。

景気が悪くなって税収が減ったから税率を上げる、税率が上がって更に景気が悪くなるみたいなものかな。
動画配信ではなくライブ配信プラットホームも、投げ銭の還元率などで人気に差が出る。
jig.jpはサイトにアクセスする度に広告のダイアログがいくつも出るので嫌われている。
まあjig.jpらしいと言えばそれまでなんだけど。
jig.jpらしいのは、Appleの規約に反するアプリを配布したことで削除措置を食らっている。
そこで別会社を作って、そこでアプリを配布している。

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