FreeBSD9



新サーバ構築にあたってのメモ書き。
OSはFreeBSD9で、さくらVPSのサーバを使う。
元々のOSはCentOSなのだが、FreeBSDもインストールが可能だ。

インストール自体は簡単なのだがその語の構築も含めて相当苦労した。
正直な所サーバ構築にこれほど時間がかかったことはない。
さくらのVPSだからという事ではなく、FreeBSD9と各ソフトのインストールは余り優しくはないようだ。
なのでよほどFreeBSDに拘りがある人以外は他のOSを選択した方が良いのかも知れない。
なお顛末記はblogに書いている。

ここでは苦労話ではなく、こうしたらうまく行ったという結果を記していく。
ただし、全てのケースで私のやったとおりでうまく行くとは限らない。

OSはVPSパネルからのカスタムOSインストールで行う。
インストール自体はOSそのものなので、特に難しいことはない。
ただしインストール画面でRebootさせてはいけない。
あくまでもshutdown -p nowで停止させる必要がある。
なぜなら、rebootすると再度OSインストーラが立ち上がると共にMountが解除されてしまうからだ。

私が契約したのは2GBのRAMと3CPUの使用権のあるものだが、パフォーマンスは余り良くない。
Pentium4(3GHz)の約2倍、Core2Duo(3GHz)の約半分のパフォーマンスだ。
遅いマシンに慣れている人ならばいいが、そうでないとかなりダルな印象を受けるだろう。

OSインストール後にShutdownし、VPSホームからサーバを起動する。
まずはportsアップデートを行う。
portsnap fetch && portsnap extract && portsnap update
サーバが遅いので少々時間がかかるが、やがて完了する。

次にPerlを入れる。
いくつかのバージョンがあるのだが、XML RSSなどのインストールに問題が出ないように
cd /usr/ports/lang/perl5.16
make donfig
make install clear
を行う。
ちなみにPerl5.1.8では何をどうやってもXML RSSがインストール出来なかった。
Perlのインストールにもかなり時間がかかるが、遅いマシンなので仕方ない。
食事でもして時間を潰そう。

Perlがインストール出来たら、今回最も入りにくかったImageMagickを入れる。
perl -MCPAN -e shell rehash