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過去の雑記置き場


SSL/TLS(3)(7/1)
オゾン発生器(3)(7/2)
引っ越して1年(7/3)
お騒がせ配信者(7/4)
楽天モバイルに逆風か?(7/5)
ワンチップマイコンの設定(7/6)
大江戸温泉物語(7/7)
狩野川放水路(7/8)
大雨被害(7/9)
大雨被害(2)(7/10)
DAVIS Vantage(7/11)
DAVIS Vantage(2)(7/12)
車いじり(7/13)
DAVIS Vantage(3)(7/14)
DAVIS Vantage(4)(7/15)
天城(7/16)
マルチステージハイブリッドシステム(7/17)
中古車(7/18)
自作の時代ではない?(7/19)
単管で家(7/20)
余り揺れない伊豆半島(7/21)
Roombaは完璧なのか(7/22)
Roombaは完璧なのか(2)(7/23)
耐震強度(7/24)
VantagePro2(7/25)
アンテナ(7/26)
キャットフード(7/27)
空き家問題(7/28)
病気(7/29)
dポイント投資(7/30)
続+メッセージ(7/31)


続+メッセージ(7/31)
◆ +メッセージアプリはアンインストールした。ドコモから来る宣伝メールをブロックできない事、バッテリ消費アプリとしてリストアップされる事、非使用にしておいてもAndroidのメッセージアプリと平行して動作し続けるからだ。

◆ 例えばLINEであればLINEPayをブロックする事が出来る。全てが平等でフラットなのだ。しかしドコモ製のメッセージアプリはドコモからのメールをブロックできない。

◆ ドコモから来るメッセージが有用なものであればブロックする理由はない。しかし新しいスタンプが出来たから云々とかの宣伝は要らない。

◆ メッセージアプリを起動するとウエルカム宣伝メッセージが来るが、まあこれは許そう。しかしそれから約1週間後に再度同じような宣伝が来るのは楽しい事とは言えない。

◆ 通常SMSでメッセージは来ないのでSMSが来ると何事かなと思うのでチェックする。と、どうでもいい宣伝メールなのだ。多分ドコモは言うだろう「お客様に有用な情報を送っています」と。

◆ +メッセージは120日間使用しないと停止状態になるそうだ。120日間使わない状態が続くとも思えないというか、ドコモからの宣伝メールはこの120日間連続不使用を避けさせるための重要なものだったりして。

◆ いずれにしても面倒なものなのでさっさと標準のメッセージアプリに戻した。ちなみに+メッセージを使わない設定にするとスマートフォンの再起動を求められる。

◆ なおGoogle製のAndroidメッセージアプリを使うとPCからSMSを送る事が出来るとのことだ。これはPCから連携したスマートフォンを経由してSMSを送るような仕組みらしい。ただし一定期間使用しないと連携が外れてしまうので、その場合は再度QRコードを読み込ませたりして連携させなければいけない。

◆ iPhoneよりもE-Mailが使いやすかったというか普通に使えたAndroidなのだが今は違う。省電力モードに入るとメールすら着信しなくなるからだ。この点でiPhone以下に落ちたと言える。

◆ E-Mailの使いにくいiPhoneはSMSやLINEを使うようになった。Androidも同様にE-Mailの遅延が激しいのでSMSやLINEを人々は使うようになるのだろう。ここでLINEを使い始めればSMSの必要性は薄くなる。

◆ LINEの場合は特定事業者でなければ年齢認証をしない仕組みになっているのが困る所だろう。MNOで年齢認証をしたままMVNOに移行すれば良いのかも知れないが、そうでないと年齢認証が出来ないままになり、検索に制限を受ける。

◆ この辺りが使いにくいと思われれば、もしかしたら+メッセージが使われる事があるのかも知れないが、そうでない限りはLINEで良いでしょうみたいな所はある。特に+メッセージは事業者依存なので、連絡を取り合う人がMVNOに移行すると使えなくなる(普通のSMSになる)のだ。


dポイント投資(7/30)
◆ 今年の春頃から始まったのか?dポイントで投資の出来るサービスというかシステムが運用されている。詳細はよく分からないというか知らなくてもいい事で、知った所で運用成績が変わるわけではない。
投資なので目減りする事があるかも知れないし、ゲインが出るかも知れない。

◆ 私のdポイントはこの1年間で約6万円相当まで増えた。dポイント獲得の殆どはdカードの利用によるもので、dカードやiDで支払える所は出来るだけdカードを使うようにしている。他にはドコモ代の支払いでポイントが付く。
これも長期利用者優遇か何かで付与率が上がったんだったかな。

◆ この6万ポイントのうちの2万ポイントを投資口座(と言うのかな?)に突っ込んでみた。果たしてどのくらい増えるのだろうか。まあ減る場合もあるとは思うけど。

◆ もう一つはTHEO+ドコモという投資サービスだ。投資と言ってもFXの自動売買のようなものではなく投信みたいなものである。定額を投資する事も出来るし毎月積み立てていく事も出来る。

◆ これも試しにやってみた。と言うか、実は積み立てというのは余り好きではなくて殆どやった事がない。最初に就職した某企業で財形をやったくらいで、その後は積立型の生命保険だかなんだかがあった位である。

◆ 定期預金は持っている。銀行によっては残高が規定以下になると口座維持手数料がかかる場合があり、それの回避用に定期を入れている感じだ。なので定期積み立てなんてものは相当久しぶりだ。

◆ 相当久しぶりなのだが飽きたらさっさとやめる。銀行と変わらぬ利率ならば面白みはない。銀行だってたくさんの定期預金をすればスペシャル金利を付けてくれる。

◆ 定期積み立ての良い所は忘れているウチにお金が貯まる所だ。毎月自動引き落としが行われている事を意識はしているものの、それが毎月必ず起こる事なので余り気にしなくなる。まあ気にしなければならないくらい高額の積み立てをやれば別だけど。

◆ 毎月の収入の5%とかせいぜい10%くらいならば余り気にしなくて済む金額だと思う。その代わり貯まっていくお金も少ないのは仕方ない。

◆ 米国では内需拡大や減税などを行い景気が回復した。景気回復で金利は上昇する。日本の場合はデフレが止まらない中で増税が相次いだ。結果として景気の回復は見えてこず、金利も上げられない。

◆ 何故景気を良くしたくないのかと言えば、景気が良くなれば民間企業の業績が回復して給料が上がる。
今は公務員の方がずっと高給なのだが、成長時代は民間企業の方が大きなアドバンテージがある。だから公務員連中はデフレを好む、とは考えすぎかも知れないけどね。


病気(7/29)
◆ 何年か前に知人が癌で亡くなった。何年かではあったが一緒に仕事をしたりした仲間でもあった。体調が悪いと医者に行ったら、そのまま入院と余命宣告となったそうだ。

◆ だが彼は医者が予想したよりも長く生き、家族との時間を過ごした。そう若くはなかったので進行が余り早くなかったのかも知れないし、体力があったのかも知れない。

◆ ある人がTwitterに書かれる事を毎日なんとなく読んでいるというか見ていた。年齢は30歳で会社を経営している。事業を拡大して支店を出し、その店の売り上げも順調に伸びているが忙しくて大変だと書かれていた。

◆ 4月の初めに体調が悪い、疲れが出たかなとTweetがありそして翌日だったか熱が40℃を超えた、下痢と嘔吐があるから病院に行ってくると書かれていた。

◆ 本人には病名は伝えられていなかったようだが点滴で身体はいったん楽になり、流動食が摂れるまでになったと。だが関節などの痛みは取れずに苦しい、会社のことが心配だ、代表権を他の人間に譲るとも綴られる。

◆ 5月になって癌であることが伝えられたようだ。ご本人は病気に勝って復帰したい、好きなことをやりたいと弱音は見せなかった。
その一方で余命宣告されるのならば直接自分に告げて欲しいと医者に話したとも。
その数日後からTweetは無くなった。その方が今どうしているのかは知るすべも無いわけだが、若い人の病気の進行は早い。

◆ 年に一度の検診では間に合わないみたいに言われることもある一方で早期発見ならば生存率は高いとも言われる。ただ普通に暮らす元気な人が会社などでの健康診断以外の、いわゆる人間ドックなどに行く機会は少ない。

◆ 持病があるなどすれば定期的に医者通いすることになり、異常があればそこで医者に話すことが出来る。私の狭心症などもまさしくそれで、ごく軽度な時に治療が行われた。狭心症や心不全は発作が出て始めて分かることも少なくは無く、救急搬送されたとしても助かる率はかなり少ないのだそうだ。

◆ 私は脂質代謝異常で投薬を受けていて、たまたまその診察の時に息がしにくいような苦しいような時があると医者に告げた。医者はすぐに胸部の透視をして異常が無いことを確認、そのまま病院への紹介状を書いて渡してくれた。

◆ その病院では超音波診断や動脈硬化のテスト、負荷テストやCT画像診断などが行われ、カテーテル手術の日が決まった。

◆ 私としてはもっとのんびりした日程なのかなと思っていたのだが、意外にさっさと決まりさっさと手術になった。発作が起きれば死ぬ危険性が高いからだと思う。

◆ これを見ている方の中にも通院されている方もいれば、医者なんて最近行ったことが無いという健康を画に描いたような人もいると思う。だが検診の機会があれば受けておいた方が良い。


空き家問題(7/28)
◆ 都市圏を中心に空き家の問題がある。現時点でも古屋がそのままになっているケースは都内でもあり、防犯或いは防災対策上好ましくないとされる。

◆ しかし相続人がそこに住むわけでもなく、バブルの頃と違って地上げの対象になるわけでもなく、行政も買い取ってはくれない。今後こうした空き家は東京・名古屋・大阪で700万戸を超えるとされる。

◆ 欧米では古い住宅に手を加えながら住むのが一般的だ。なので歴史のある建物は新築物件よりも高値で取引されたりする。
これに対して日本では新築信仰が根強く、それは高耐久性住宅という概念が芽生え始めたのが最近だからだ。

◆ 日本の住宅は建築コストの低減などもあって高品質とは言いがたい。傷む前に手入れをして長持ちさせれば良いのだが、実際には修繕をしないで手放すケースが多い。

◆ これは国産自動車の姿にも似ている。以前ほどでは無くなったとは言っても故障し始めたら売って新しい車を買うという流れは確かにあった。あちらを直せばこちらが壊れる的な、金食い虫状態に陥りやすいからだ。

◆ 欧米での中古住宅流通率は全住宅の80%以上を占める。しかし日本では15%に過ぎない。新築住宅購入での税控除など国策的に新築住宅を売っていくスタイルの為もある。

◆ 木造住宅では築22年を超えると帳簿上の価値はなくなる。従ってリフォームのローンも組みにくくなる。資産価値のないものに対して日本の銀行は金は貸さない。

◆ 今後空き家が増えるとみられているのがいわゆるベッドタウンだ。東京都だと町田市や三鷹市、東久留米市などが上位にランクされる。確かにこのエリアは昭和中期に大規模開発などが行われて建て売りが立ち並んだ地域でもある。

◆ 三鷹市は武蔵野市(吉祥寺)のとなりにありながら、昔からマイナーだった。吉祥寺は開けているのに三鷹は今ひとつだったのである。その分地価も安いので多くの住宅が建ち並び、そしてその持ち主が高齢となりやがて空き家になっていく。

◆ 昔からの土地持ちの家は敷地も広く大きいが、昭和中期の新興住宅地は30坪前後で駐車場のない所が殆どである。当時車は高価なものであり、住宅を買うのに精一杯の人が更に車を買う事など想定しなかったのかも知れない。

◆ 東久留米市なども同様で畑の中に建て売りがたくさん建った。
似たような家が規則正しくたくさん建てられ、行き止まりの私道なども多くあった。畑が売りに出されればそこを建築業者が買い取って建て売りを建てる。
無秩序にどんどん家が増えていき、人口が増大した。
そして今後何十年かの間にその反対の事が起き、人口が減少していくのである。


キャットフード(7/27)
◆ 以前にも書いたがウチではキャットフードとしてキャネットを与えている。子猫にはロイヤルカナン子猫用、成猫にはアズミラをキャネットに混ぜる。ちなみにキャネットはAmazonで買うと高いのでホームセンターやドラッグストアで買っている。

◆ キャネットは1972年に国産のドライキャットフードとして誕生したそうだ。それ以前はドライキャットフードというものは国産では存在しなかったらしい。ロングセラーではあるが製法などは年代ごとに変わっているのだと思う。

◆ このキャットフードは脂肪分が余り多くないので猫がお腹を壊す事を防げる。さらに万人受け、いや万猫ウケする味のようでどの猫もよく食べてくれる。そして価格もリーズナブルという事でウチのメイン食になっている。

◆ 例えばアズミラだとキャネットの10倍の価格になる。栄養素的には大きく変わるものではないが、アズミラの方が栄養分が凝縮されている感じはする。キャネットの方はヨード卵などを使うという事でビタミン系を強化している。

◆ 成長期にある猫に於いては高栄養の食事が良いと思う。だがそんな思いに反して猫は缶詰などを食べたがる。缶詰はドライフードに比較すると栄養価が低いのだ。
ウチでは子猫たちにはこれを与えている。

◆ ビタミンやEPA/DHAなどを強化してあるもので、ドライフードと違って水分が殆どなので質量辺りの栄養価は低いのだが仕方が無い。
それと、子猫はウエットフードを与えていると下痢気味になる。

◆ 高齢猫には高齢猫用の食事を与えるべきなのだが、これも分けて与える事が難しい。高齢猫が子猫用のフードを食べたり、子猫が老猫用の餌を食べたりする。別の部屋で食事を与えるなどすれば良いのだが大変なのだ。

◆ ブリーダさんによってはプレミアムフード以外は与えるなとも言う。
プレミアムフードは人間が食べても大丈夫な品質の原材料が使われているが、一般品はそうではないから駄目だというのだ。

◆ この辺りになると有機野菜しか食べないだとか福島県産のものは食べないというのと同じだと思う。
栄養価云々ではなく素材の善し悪しという話なのだ。

◆ キャットフードやドッグフードを自分で作る人もいる。自分で納得の出来る食材を使い、納得の出来る分量を与える。しかし動物園などでは肉や野菜から摂取しにくい成分をサプリとして与えている。
そう考えると、勿論素材の品質は大切だと思うがそれよりも栄養バランスなのではないだろうか。

◆ 缶詰に関しては、国産の低価格缶詰は特に栄養価が低いので毛艶が悪くなるなどする。とは言ったって人間が食べるサバ缶とかツナ缶と質量辺りの価格は変わらない。
ちょっと栄養価の高いものなど人間用の缶詰の2倍くらいの価格になる。


アンテナ(7/26)
◆ 無線機器でアンテナの役割は重要である。どんなに高性能な受信機があってもアンテナを付けなければ電波は入ってこない。

◆ 宇宙通信などでは大型のパラボラアンテナが使われる。受信機は理論感度近くまでの特性を出し、更にアンテナゲインで感度を稼ぐ。

◆ アマチュア無線家は、おそらくアンテナタワーを建ててみたいと思うはずだ。アンテナの地上高を稼ぐ事によって伝搬状態を改善できる。

◆ かくいう私も三角タワーが欲しかったのだが買って貰えなかった。当時小学生か中学生だった私にはおねだりしか出来なかったのである。

◆ だがその後家をリフォームに来ていた工務店についでの仕事みたいな感じで頼んで貰え、鋼管のはしごタワーを建てて貰った。

◆ 相当肉厚の鉄管だったのを覚えている。それに穴を開けてUボルトではしご状に組んでいくのだが、すぐにドリルのキリが切れなくなってキーキーと摩擦音を出していたっけ。

◆ 高さは15mほどでステーで支えていた。その上の方から落ちそうになったというか落ちたのだが途中で引っかかって止まった事が高所恐怖症の始まりである。

◆ 高さにもよるとは思うのだが自立型の三角タワーを建てるのには100万円前後の費用がかかるらしい。建てる時は意気揚々なので良いのだが、それを取り壊すにも又費用がかかる。

◆ アクティブにアマチュア無線をやっていた人が無線をやめ、しかしタワーはそのまま残る。多くのタワーは亜鉛ドブ漬けメッキでさびには強いはずだが、傷が付いたりねじの部分などから錆びが始まる。

◆ 放置すれば倒壊の危険もあり、タワーやアンテナが壊れれば近所の家にも被害が及ぶ。解体にクレーンが使える場合はタワーをクレーンで吊って途中からガスで切断して上げていく。

◆ クレーンが入れない場所では人力で分解しながら下ろしていく。
クランクアップタワーなどは全長が短いので解体費用が安いようだが、固定式のタワーはそれなりに大変なのだ。

◆ それでもクレーンが入れれば数人の職人が数時間で跡形もなく撤去してくれる。タワーの高さや立地条件にもよるが撤去費用は20万円〜50万円だそうだ。
タワーの解体は設置後30年くらいのものが多いという。タワーを建てて10年くらいはメンテをしながら使い20年目くらいまでは放置しても傷みは少なく、30年目くらいで撤去を決意する人が多いのだそうだ。

◆ この辺りは住環境その他によっても違うとは思うが、東京近郊だと30年間で住宅が増えたりと変化が激しいと思う。タワーを建てた当時は畑の中の一軒家だったとしても今は住宅だらけ、もしもタワーが倒れたりしたら大変だ。


VantagePro2(7/25)
◆ 約10年使い続けたVantagePro2の温湿度センサが壊れたので新調した事はBlogに書いた。センサを交換してそのまま使おうかとも思ったのだが、10年も使っているし屋外に設置してあるものなのでそっくり交換することにした。

◆ ISS(雨量計や風向・風速計、温湿度計など)は各部が新設計されていた。雨水コレクターは、従来は二重構造だったのだがその内部だけみたいな形になった。プラスチックで脱着可能な、簡単なフィルタも付けられている。

◆ 風向・風速計もデザインと一部材質が変更された。重量バランスを取るためか風向計の先端は金属になった。バランスが取れていないと軸受けに負荷がかかるのは事実だが、元々軽いものなので余り関係なさそうではある。

◆ 風速計はいわゆるロビンソン型だ。構造が簡単でレスポンスが良くどの向きからの風にも反応する。
内部はスリット板とフォトインタラプタだと思われ、回転負荷はゼロに近い。

◆ 最近では超音波式の風向・風速計が使われている。完全非接触なのでメンテナンスも楽である。アメダスに使われている機械式の風向風速計では凍結防止などのために数百ワットのランプで照らすなどする。

◆ 昔は気象観測機器を百葉箱に入れていたわけだが、最近では使われない。気象庁でも強制アスピレーションのパイプ状のものが使用されている。ちなみにあの百葉箱ってヤツは20万円〜50万円くらいする高価なものなのだ。

◆ 温湿度計も今はPtセンサなどであり全てが電気信号として検出できる。強制アスピレーションでも街中の観測地点では温度は高めに計測される。周辺の冷房機から出る熱や車の排気、熱せられたアスファルトが熱源になる。

◆ そんな街中でも広い芝生のエリアを作ればそこの温度は下がる。計測地点は芝生の上にあり、地上から1.2m〜1.5mと決められていたんだったかな。
果たして街中の温度はそのものズバリのものが正しいのか、それとも芝生や池を置いた庭で測るのが正しいのか。

◆ 百葉箱も箱の中で観測するので誤差が出る。これを防ぐために気象庁では強制通風装置を付けるなどしたが、現在は上に書いたようなパイプ状のものが使われている。

◆ アメダスの雨量計はVantagePro同様に転倒ます方式が使われている。
気象庁のものは雨量0.5mmでますが反転、VantagePro2では0.2mmで反転する。ますが反転するごとに信号が出てそれをカウントする。

◆ 積雪量の計測には超音波距離計やレーザ距離計が使用される。超音波距離計は気温による音速補正が必要だ。なお降水量の15〜17倍程度が積雪量になるとの事だが雪質による差が大きいのでは無いかと思う。


耐震強度(7/24)
◆ 6月18日の午前8時少し前に大阪北部地区を中心とする地震があった。震源が浅くここは距離が離れているので全く揺れなかったが、アプリやメールで地震に関する情報が入っていた。

◆ Twitterなどでも各地の被害状況などを見ることが出来たのだが、古い家屋が傾いた様子だとかブロック塀が倒れた様子などが伝えられた。

◆ 小学校だったか、プールわきの塀が道路側に倒れて人身事故が起きた。他にもブロック塀が割れたり傾いたりしたところがあった。地震の際にブロック塀が危険なことは以前から指摘されていることで、最近では高さのあるブロック塀は作られなくなった。

◆ しかし古い塀がそのままの場所などもあり、こうした所が倒れたり曲がったりしている。熊本地震の際にも大阪同様の構造のブロック塀が崩れてけが人が出ている。ここではブロック塀の管理責任が問われることになり、自然災害では珍しいケースとなった。

◆ 現在の工事基準を満たしていればブロック塀は崩れなかったと思うし、そもそもブロック塀で工事をする事が出来なかったかも知れない。

◆ 昔ながらの作りのブロック塀は敷地内側に支えがあるので倒れるとすれば道路側だ。そこに人や車がいれば大きな事故につながる。大阪の地震では直後に2人が別の場所のブロック塀の事故で死亡している。

◆ 男性が事故に遭ったブロック塀は上部にまで鉄筋が通っていなかったようで、ブロックがいくつかの塊になったものが道路側に落ちてきた。

◆ 一部地域では液状化も見られたが広い範囲ではなかったようだ。損傷が伝えられたのはやはりブロック塀やマンションや戸建てのタイルやレンガ張り部分の破損だ。固いものが貼られている部分が揺れれば力が逃げずにそこが壊れる。
玄関のエントランスや壁面などにヒビが入ってタイルが落ちるなどしている。

◆ ビルやマンションなどの高い場所の壁面が崩れると大きな事故になる可能性があるのだが、現実問題として壊れない限り対策をしないとなる。強制的に耐震強度をチェックするなどがあれば良いが、そうでないと中々改善が進まない。

◆ 大阪北部は余り大きな地震がなかった地域らしい。伊豆のこの辺りも余り揺れないので、大きな地震の揺れであちこちが壊れるのではないかと思う。特に古い家などは今だブロック塀のところがあるし土留めの石積みにしても崩れてしまう可能性がある。

◆ 3.11で大きく揺れた地域は対策が進んでいると思うし、揺れが現実のものなのだと認識している。しかし大きな揺れを経験していない人たちは所詮他人事なのだ。


Roombaは完璧なのか(2)(7/23)
◆ 昨日2回Roombaに仕事をさせた後で一晩充電し、朝から再度Roombaに掃除をさせてみた。と、その前にローラブラシの掃除をした。

◆ 髪の毛などは余り落ちていないのでブラシに絡まるものは少なかったが、綿埃的なものや繊維がゴムブラシの方に強固に絡まっている。まさにフェルト状態だ。

◆ 回転部分や接続部分などもフェルトだらけになっているのでハサミなどを使いながらそれを切って取っていく。掃除は自動なのだが、こうした掃除機自体を掃除する手間は普通の掃除機の何倍も手がかかる。

◆ 回転ブラシ部を掃除してから本日一度目の掃除を実行させる。1時間くらいすると掃除が終わるのでゴミボックス内を見ると、昨日とさほど変わらない感じで綿埃が取れている。
大きなゴミの溜まる方は余りゴミが入っていない。

◆ この事からすると大きめのゴミはRoombaを2回かければだいたい取れることになる。
しかし細かな綿埃的なものは取り切れずに3度目でもそこそこゴミは取れる。

◆ 3回目の掃除が終わった所で少し充電し、4回目の掃除に取りかからせる。4回目が終了してゴミボックスを見ると、大きなゴミは余り入っていないが綿埃的なものは相変わらずである。

◆ そこで普通の紙パック式掃除機で掃除をする。特に念入りに言うことでもなくごく普通に掃除をする感じだ。フローリング上には細かな隙間などを除いてはゴミは見られない。ラグの上も綺麗にはなっているがRoombaは吸引力が弱いので綿埃的なものを吸い取りきれないのではないのか。

◆ 一通り掃除は終わったがRoombaのバッテリ残量が心配である。Roombaは余り充電が早くないのでこういうときに面倒だ。しかし途中でバッテリ切れになって貰っても困るので2時間後にタイマーをセットして掃除をさせることにする。

◆ 時間が来てRoombaが掃除を開始した。掃除が完了してゴミボックスを見てみると、かなり少なくなった(1/4位)が多少は綿埃が回収されていた。普通の掃除機で吸い取ればそれなりに綿埃はなくなるわけだが、それでもRoombaはどこからか埃を取ってくる。

◆ 以前にも書いたが毎日Roombaを動かして週に一度は普通の掃除機で掃除をするという使い方が良いのではないかと思う。ロボット掃除機が役に立たないとは言わないが、やはり限界がある。それは吸引力の弱さも一つの要因だ。

◆ バッテリで動作する以上は仕方が無い部分ではあるのだが、吸引力を上げることとゴミの分離(Roombaは小さなペーパフィルタのみ)が上手くいけばもっと使えるものになる。


Roombaは完璧なのか(7/22)
◆ 出かける時にはセットしておくRoombaだ。何故出かける時かと言えば音がうるさいからである。ちなみにダイソンもロボット掃除機を出しているが、大型でしかも連続動作時間が短い。一度のバッテリ充電でどの程度の広さを掃除できるかに関しては「非公開」だそうだ。

◆ 以前から書いているようにサイクロンの渦を作るためにパワーを使うダイソンは効率が悪い。
他のメーカは通常のフィルタ式なので常識的な動作時間となっている。

◆ 制御も色々あってRoombaは一見ランダムに動くような感じではあるがiRobot社はランダムでは無いと言っている。ルールに沿った直線或いは曲線的に移動すれば効率的に面をトレースできるものの、障害物があるとその周囲が掃除できないという。iRobot方式は複雑な動きをするので全ての面を4回トレースするから総合的に見た効率が高いというのが能書きだ。

◆ では実際はどうなのだろうか。動きをカメラで追ったわけではないのは、その動きに着目するわけではないからだ。同じ部屋を2度Roombaで掃除をしてゴミのたまり具合をチェックする。

◆ そこを何度トレースしようが使う側から見れば関係はない。ようするにゴミが取れるかどうかである。もしもiRobotの言うことが本当であるならば最初の掃除で殆どのゴミが回収でき、その後続けて掃除をしてもゴミはたいして溜まらないことになる。

◆ と言うわけで2度続けて掃除をさせてみた。ちなみに部屋に落ちているゴミの多くは細かな繊維質のものだとか猫の毛であり大きな物体や砂埃はない。

◆ 最初の稼働ではそこそこのゴミが回収できた。ウチのRoombaは旧型のものなのでゴミの溜まる部分が2カ所にある。大きめのゴミと細かな綿埃などが分離されて溜まる。その両方にゴミが溜まっていた。

◆ いったんゴミボックスを綺麗にした後で2度目の運転をする。RoombaがDOCに戻って停止したのでゴミボックスを見る。大きなゴミが溜まる側は一度目よりは少し少ないかなぁ程度、細かなゴミの溜まる側は一度目と変わらずたくさんの綿埃が溜まっている。

◆ これを見る限りRoombaは一度の掃除では部屋を完全に綺麗に出来ていない。部屋はリビングでほぼ全域にわたってRoombaは動くことが出来る。3畳分だけラグが敷いてあるが後はフローリングだ。

◆ もしもまんべんなくトレースしているとすれば吸引性能の問題であり、もしも吸引性能が必要十分だとすれば掃除のし残しがある事になる。或いはゴミの分離が最適ではなく、自らの排気で一度吸い込んだゴミをまき散らかしているかだ。

◆ では何度掃除をすれば部屋からゴミがなくなるのか。これには予備のバッテリを用意して実験しなければならない。たぶん連続で3回くらいは動きそうな気がするのだが、もしかしたら3回目は途中でダウンするかも。


余り揺れない伊豆半島(7/21)
◆ 横浜では地震を感じることが多かった。6月の中頃の千葉東方沖を震源とする地震でも東京や横浜は揺れを感じたという。

◆ 千葉沖の地震は東京湾から伝わって神奈川県を揺らす。東京や神奈川は表層地盤が軟らかいようで揺れやすいのだとか。感覚としてはガツンと揺れるよりもゆっくり長く揺れるような感じだ。東京や神奈川はこんにゃくの上に乗っているようなものだと聞いたことがある。

◆ 表層地盤増幅率を元に揺れやすさを数値化すると、横浜市のみなとみらい地区は2.03になる。
これが伊豆市だと0.65でしかない。銀座は1.44、地盤が強いと言われる東京都武蔵野市は意外に数値が大きく1.5となる。

◆ いくつかの場所でこの数値を見てみると伊豆半島はいずれも数値が小さい。下田も熱海も0.6位だ。
静岡県でも沼津や三島のような半島ではないというか伊豆半島の付け根の部分だと数値は1.3位になる。

◆ ここに住んで1年余りになるが地震を感じたのは2回しかない。
横浜ではしょっちゅうとは言わないまでも、又地震だと思ったくらいなのでずいぶん違う。

◆ 横浜の二件目の家は軽量鉄骨だったのだが、鉄骨構造の場合はある程度の柔らかさを持って力を分散する設計だそうだ。マンションなどでも同様に"しなる"感じで振幅が大きくなり易い。

◆ ここで感じる地震は横浜で感じるものとは違い、ガタッみたいな感じで揺れると言うよりも衝撃が伝わってくる感じ、減衰量の大きなショックアブソーバを装着した車で段差を乗り越えた時のような揺れ方だ。

◆ 3.11で液状化の起きた横浜市金沢区や港北区の一部などでは揺れやすさの数値が2.6とか2.8になっている。ゆっくり長く揺れることで液状化が起きる。横浜市では液状化マップを公開していて、主に海岸沿いが弱いのだが内陸部でも部分的に弱い地盤はある。

◆ 伊豆市でも海沿いの土肥などでは0.7〜1.2位の数値であり内陸部よりも揺れやすいとなっている。
以前にも書いたが伊豆半島は大きな岩盤の上に乗っているような構造だそうで、地震の際の揺れが少ないのだとか。

◆ 私は液状化の被害に遭ったことはないのだが、横浜市でも地盤の弱い所は大きな被害が出た。千葉県の一部エリアでは上下水道が壊れるなどして長期にわたって不便を強いられた人々がいる。

◆ 今から住む土地を探すのであれば地盤の強さも検討材料になるだろうが、そこに住んでいる場合はどうしようも無い。耐震補強で建物の強度を上げることは出来ても、地盤の強度を上げることは難しい。

◆ ここだって山なのだから地震が来たら山ごと崩れてしまうかも知れないし、それが分かるのは崩れた時だ。東京湾直下地震、東海地震東南海地震などいつかはやってくる揺れに備えることは出来るのだろうか。


単管で家(7/20)
◆ 単管でカーポートやガレージを作ってしまう人がいる話は過去に書いたが、単管で家を作ってしまう人もいる。単管で骨組みを作った上で木材等で内外装を仕上げるという手法から、単管にモルタルや樹脂を直接塗って壁を作る方法などなど。

◆ ジョイントは、普通はT型にパイプを接続する場合には段差が出来る。しかし6角レンチで止めるタイプのジョイントを使うとフラットに接続が出来る。ただし強度は余り出ないと思う。

◆ 単管は4mもので千円くらい、木材だと3寸角のものが1,500円位だ。単管も木材も価格に幅があるがこんな感じだろう。切断は木材の方がある意味楽だが電動工具を使うことを考えるとどちらも変わらない。

◆ 接続は単管の方が楽だ。木材の場合は臍(ほぞ)を切るか建築金物を使って組み立てることになる。建築金物は多数のネジで木材に留めるようになるので面倒なのと、いったん固定すると修正が難しい。

◆ 単管の場合はボルト1本で固定するので作業も楽だし修正も簡単だ。見える部分だと見栄えが悪いとか、フラットに組みにくいなどはあるが修正が楽だという点でアマチュア向きだ。

◆ 単管で組むデメリットは釘が使えないので木材との組み合わせ時にはそれ用のアタッチメントが必要になることだ。セルフタッピングビスならば単管にネジ締めを行うことも出来るが、肉厚なので下穴が無いと中々ネジが入っていかない。

◆ 単管で家を作った人の記事を見ていて、基礎下に床を張るのは単管で行った方が楽かなと思った。ただジョイント部分をフラットに出来ないので単管で組んだベースの上に合板を載せるような場合は、ジョイントに当たる部分だけ合板を加工しないといけない。

◆ 大引を単管で組んで根太を木材にすると釘が効く。根太と単管を接続するには専用金具を使うのが簡単だ。根太と単管の接続はそれが見える状態で行えるので、根太の上に板を張るよりも分かりやすい。もっとも、最近では根太無し工法が主流なようで大引の上に厚めの合板を乗せていく。

◆ 部材の購入を考えてみると、木材は材木屋さんに頼めば無料で運んで貰える。単管は短いものならば自分で運べるが長いものは不可能で、送料がかかる。

◆ 床面の高さ調整は単管の方が楽だ。
基礎下は高さがあるので単管で組むと2階?構造にも出来る。これを木材でやろうとすると大変だ。
単管であれば現場あわせで高さなども好きに調整が出来る。失敗してもネジを緩めればそれで済む。

◆ 単管で家を作る人のページを読んでいて、設計自由度や拡張性が大きく工数が少ないなと思った。途中で方針が変わってもネジを緩めれば組み直す事が出来る。


自作の時代ではない?(7/19)
◆ 今や完成品の価格が下がった。
従来は既製品を買えない人たちがコツコツと自作を行ったものだ。しかし今は違う。量産効果と機械化自動化が既製品の価格を下げた。もはや自作は高級品なのである。

◆ 企業買収も考え方によっては既製品を買うようなものだ。自作、すなわち自分でゼロから作り上げる必要の無い出来上がっている企業を買収する。そしてそれを手直ししながら利益を上げていく。

◆ この分野で手腕を発揮するのが孫さんだ。割高のものだろうが何だろうがポンと買ってしまう。もちろん、だから失敗もある。最近ではスプリントがその例だろう。
ARMにしても表面的に見れば買収後に赤字転落した。

◆ ただこれは人員を大幅に増やしたという裏側がある。しかし一気に18%近くも人間を増やすとは、そんなにたくさんのしかも優秀な人材が余っていたというのか。グループ内でつじつま合わせをしたとか?
◆ 日本電産の永守氏は買収で失敗したことはないと豪語する。ではARMに関してはと記者から問われると3300億円でも買わない(孫さんが3.3兆円で買った数字に引っかけて)と即答する。

◆ 孫さんは数十年先を見て買収したと言ったそうだが、技術革新の早い現在に於いて数十年先など来るか来ないか分からない。
永遠に売れ続ける商品など存在せず、売れているものは必ず売れなくなる日が来る。

◆ 孫さんは20年或いは30年後には全てのデバイスにARMの技術が搭載される夢を見る。その夢は現実になるかも知れないしならないかも知れない。

◆ Pentiumプロセッサが100MHzの動作クロック速度を突破した頃、全てのデバイスはインテルのプロセッサで埋め尽くされるのではないかと思われた。しかしスマートフォン全盛時代になればインテルプロセッサの優位性は発揮できず、クアルコムが市場を握ることになる。

◆ 勿論PCの世界でインテルの影響力は衰えていないのだが、全てのデバイスにインテルの息がかかることにはならなかった。だからといってARMが世界を支配しないとは言っていない。未来は誰にも予測できないからだ。

◆ 孫さんにしてもARMに全てを賭けているわけではない。一時は大型買収はもうやらないと言いながら、それは得意の口先だけだった。今後もARMに代わる利益を生み出す企業を買い取り、リスクヘッジを行うはずだ。

◆ 銀行の合併では必ずと言って良いほど混乱が起きる。全く色の違う2つの銀行が一緒になるわけだから派閥が出来る。しかし孫さんはそもそも違う企業を組み合わせていくので混乱は少ないのかも知れない。ただしウイルコムを傘下にした時には大量退職者が出たという。これは同系列企業を組み合わせようとしたからなのだろうか。


中古車(7/18)
◆ 以前に日産リーフのことを書いた。バッテリ容量の少ない初期モデルはかなり安く手に入る。問題はバッテリの傷み具合で、日産の公表するバッテリ劣化カーブより実際は劣化が進んでいる(中古車が多い)のではないかと思う。

◆ これに対して日産は中古バッテリで安価に対応するというのだがこれも少々疑問である。中古バッテリはある程度劣化したものをかき集めたものであり新品時の性能に及ばない。しかし価格は新品の半額だ。

◆ EVにしてもハイブリッド車にしてもバッテリの劣化は避けられない。通常のエンジン車が10万km走行後も排ガスレベルの悪化くらいで済むのに対して、EVやハイブリッド車は走行性能そのものが低下する。

◆ リーフを40万円で買ってバッテリを60万円で新品にすると100万円である。しかも航続距離の短い初期型が、だ。買ってそのまま乗れれば40万円はちょっと高価なおもちゃという感じで扱えるがどうなのだろうか。

◆ トヨタのMIRAIも中古市場が出来ている。しかしその価格は300万円前後と高額だ。元々の車両価格がリーフの比ではない(補助は出る)ので仕方ないとも言えるが、FCの信頼性や寿命は未知数である。とは言っても定格出力114kWの発電所が300万円で買えると考えれば安いものなのかも知れない。

◆ 駐車場にMIRAIを止めて発電させ、ご近所30軒に電気を売りつけるなんて素敵ではないか。いや、ものすごい速度で水素が減って行くだろうから液体水素のタンクが必要だな。

◆ 300万円出すのだったらSLの中古を買う。R230の中古なら300万円台で買える。ただし頭が痛くなるほどパワーが無い。車としては、シャーシとしては良いと思うがエンジンが駄目だ。5リッター版でも306馬力しかない。

◆ 後期型になって5.5リッター版は387馬力と普通になった。3.5リッター版も316馬力まで出力を上げる。だがV12エンジンはR129時代のDOHCからシングルカムになり、落ちたパワーは過給器で517馬力までブーストする。

◆ 3.5リッターは90度バンク角の等間隔爆発(オフセットクランク)V6だ。5.5リッター版に比較すると排気量比とほぼ同じ割合でトルクは低いが、意外と高回転まで素直に回っていくので乗っていてストレスはない。この3.5リッター版よりピークパワーの低い初期型の5リッターは一体何だったのか。

◆ R231だと3リッターV6に過給器を組み合わせたSL400がある。出力は367馬力とNAの3.5リッターを大きくしのぐ。ABCはより進化したというか遊び心というか、コーナリング時に逆ロールさせるすべを身につけた。CGの高平エディタが、田舎暮らしとジムニーとSLがあれば良いみたいなことを書いていたことがあった。

◆ SL400は台数が少ないので中古価格が高い。SL550の方が安い場合もある。
過給されていない時のトルクはSL350が大きいしSL550は圧倒的だ。それもあってSL400は9段のATが備わっている。


マルチステージハイブリッドシステム(7/17)
◆ マルチステージハイブリッドシステムとは一体何なのか。ハイブリッドシステムがマルチステージになっている風に思えるネーミングなのだが、実際にはそうではない。

◆ これまでのTHSは発電機とモータを使った動力スプリットとコンバイナによって無段変速的な動作をさせていた。このためエンジン出力を発電機で吸収する必要があり、また吸収したパワーをモータで動力に変換する必要があるので発電機やモータはそれなりの出力のものが必要になる。
搭載バッテリ容量に対して不必要に大きなモータを積むのはこのためだ。

◆ 効率も決して良いものではないのだが、それでもモード燃費がトップクラスなのは立派だと言える。
発電機→コントローラ→モータ→パワーコンバイナの効率は7割前後ではないだろうか。

◆ 燃費は良いが加速の悪さと最高速度の低さは以前から指摘されているとおりだ。
日本の高速道路事情を考えれば最高速度は十分だが加速は悪い。加速を重視しようとすると最高速度は更に低くなる。変速比に限界があるからだ。

◆ そこでトヨタは普通のATをくっつけた。モータによる差動変速機だから無段変速でスムーズだよと言う謳い文句を捨てても加速と最高速の両立を図ろうとしたわけだ。だったら何も複雑で質量も嵩むTHSでなくても良いでは無いかと言いたい所だが、これを捨てたらトヨタじゃないゼと言う事だ。

◆ と言う事でTHSとデフの間にATを突っ込んだのがマルチステージハイブリッドシステムである。ハイブリッドシステムがマルチなのではなく副変速機付きのハイブリッドだと考えれば良い。

◆ このネーミングを見ても、副変速機の存在を何とか表に出さずに済まないだろうかと悩んだ所が見え隠れする。その辺りは変速機の段数の話にもなる。トヨタは10段変速ATを持っているが、ハイブリッド車に使われるものは4段だ。

◆ ハイブリッドシステム自体が変速機能を有しているので、これでも十分なのだが、数字大好きな人からすれば、何だたったの4段か、一昔前の車と変わらないなとなってしまう。

◆ トヨタとしては、もしかしたらTHSを捨てたかったのかも知れない。これを捨てれば大幅なコストダウンが出来る。ワンモータでも実現できるし2モータ(モータ+発電機)構成にしてもコストダウンになる。これに7段とか8段のATを組み合わせればトータルコストを抑えながら高出力エンジン対応が可能だ。燃費も改善の余地が生まれる。

◆ たくさんの特許やノウハウに支えられている技術を守る事も大切だが、新しいシステムへの挑戦も必要だ。
まあその辺りのハイブリッドが今回のTHS+AT構成と言う事になるのかも知れない。

◆ これによって最高速度の必要な欧州でも、加速の必要な米国でもトヨタのハイブリッド車が売れる可能性が出てくる。


天城(7/16)
◆ 天城の方には一度だけ行ったことがある。別荘地は広く、ダイヤランド的な規模を感じた。東急リゾート管理の場所が広く、戸建てだけではなくマンションもある。

◆ マンションは建て替えや大規模修繕の時期にさしかかっているので非常に安く買うことが出来るのだが、建て替え時の費用負担がある。

◆ 冬場は雪が降るがマンションのある場所から除雪が行われるので余り不便ではないそうだ。一方で戸建てエリアは除雪に時間がかかることもあるし、道路面から玄関口までの自分の敷地内の雪かきは当然自分で行わなければいけない。

◆ 天城や伊豆高原は湿気が多い。特に夏場は太平洋側から吹き込む湿った空気が天城連山に当たって雨となる。箱根も雨や霧が多いが、それに次ぐ感じだろうか。

◆ 軽井沢なども多湿エリアでありコケに覆われた庭石を配した庭園が作られたりするが、天城も同様に多雨を生かした庭造りなどがされる。

◆ 天城連山一帯の年間降水量は数千mmにも達し、近年では2012年のゴールデンウイーク時期だけで800mm近い降雨量があった。降り注いだ雨の一部は狩野川(かのがわ、洪水を引き起こしたことのある河川)に流れ、また豊富な地下水がわさび田に使われる。

◆ 天城連山最高峰は万三郎岳で約1406mの標高がある。他にも千メートル級の山々が連なり、登山ルートもある。地名に鹿の字が付く場所があるくらい鹿も多く、別荘地内を車で走っていれば鹿に出会うことが出来る。

◆ ここでもそうなのだが鹿は余り人間を警戒しないし、人間も余り鹿を警戒しないので数メートルまで近寄ることも出来る。鹿は数頭が固まって行動していることが多い。
鹿は何でも食ってしまうので鹿除けのネットがないと植物栽培は難しい。

◆ 天城連山だけではないのだが、伊豆半島一帯は富士箱根伊豆国立公園なのだそうだ。富士と箱根と伊豆と離島も含めてかよ、という位広い範囲を一緒くたに国立公園化してしまったという、なんとなくやっつけ的な気がしないでもない。

◆ さらには日本ジオパークに指定されたとかって、これも特に何でも無い名前だけみたいなものである。
何とか記念日風に何にでも指定するのが近年の流行なのだろうか。だったら環境保護なども含めて色々な対策があってもいい。

◆ 天城までは伊豆スカイラインがあるので行きやすいが、天城から下田方面に出るのは少し不便である。
広い道を使うのならば伊東に、山道にはなるが修善寺方向にも出ることが出来る。西側、駿河湾側へは土肥が距離は近いが意外に道がない。伊豆スカイラインを通ればそこそこ快適なのだが、山道を下りてくるルートは道が細く曲がりくねっているので速度も出ず、距離も長い。


DAVIS Vantage(4)(7/15)
◆ VantagePro2にはオプションで陽光センサと紫外線センサを付けることが出来る。いずれも確度を出すのは意外に大変で計測器はそこそこの価格だ。

◆ VantagePro2用のオプションは日射量センサが2万円弱、UVセンサは4万円くらいだ。いずれも水準器が付けられていて水平を出す必要がある。
確度は2%位だったかな。方式はフォトダイオードとアンプと補正回路だ。

◆ このセンサがあれば日射量がW/m2

で計測できるのでソーラーパネルの効率が(絶対値測定となると精度の問題はあるが)測れる。特定の時間帯の特定の方向の日射量だけが分かれば良いというのであればその時に日陰にならない所に設置すれば良いが、日の出から日の入りまでを測ろうとすれば場所も重要になる。

◆ 日射量センサやUVセンサ、土中水分センサなどは米国の農業従事者のためのオプションであるとも言える。土中水分量や葉の水分量を見ながら自動散水装置を動かし、気温や日射量の積分値が目標値になったら一気に収穫するみたいな感じだ。

◆ 広大な畑のあちこちにこれらのセンサや観測機、無線伝送のリピータなどを取り付けてネットワークを構成する。無線伝送距離はスタンダードなアンテナで300m、リピータやハイゲインアンテナも用意されている。

◆ 日照センサやUVセンサはアナログ出力である。モジュラコネクタには2本のGND端子、入力端子、3Vの電源がある。従って特定のセンサだけではなく任意の値を読み込ませることも出来る。

◆ 気象計と言うことではないのだが最近のソーラー発電所の管理として風向や風速、日射量などをモニタする所も多い。ソーラーパネルの故障など、規模が大きくなると中々発見できないそうだ。パネル群ごとに電流電圧のモニタを付けるのにもコストがかかるのでトータルの発電量で管理しようというわけだ。

◆ 発電量から異常を検出するには日射量と温度が分かれば傾向が分かる。
他にパネルの汚れによる発電量の低下なども管理するのか、この近くにある畑の中のソーラー発電施設にも気象計が付けられている。

◆ 静岡というと茶が有名なのだが伊豆半島にはたぶん大きな茶畑はない。
ワサビ田はあちこちにあるが、わさび田は水温管理とかそういうことだろうか。茶畑は鹿児島では気象観測や霜の管理などがされているのを見たことがあった。

◆ 気象変化などは自然のことなのでそれを観測した所で何も出来ないという人もいる。温室栽培ならともかくとして、そうでない場合は温度を変えることなど不可能だ。

◆ おそらくは気候にあった肥料だとか水加減だとか、こういうコントロールをするのではないのだろうか。それでもこの20年くらいで日本の農業も近代化が進んだと言われる。近代化を進めないとノウハウを持った年寄りが引退した後が続かないという面もあるようだ。


DAVIS Vantage(3)(7/14)
◆ 10年間使用したVantagePro2は白いプラスチック部分が紫外線によって劣化し細かなヒビが入っていた。雨量カップ部分は柔らかな樹脂(PP?)で、ヒビなどは見られなかった。内部の基板に異常は見られなかったがモジュラコネクタには油のようなものが付着していた。

◆ VantageProは風向風速計のポール取り付け部分が白っぽく、これは4年ほどの使用で色が変わっていた。VantagePro2は材質が変更されて黒色になった。この樹脂は劣化も少なく強度も保たれている。

◆ 壊れた温湿度センサは日光の当たらない場所にあるので日焼けなどはなかったが、埃まみれになっていた。温湿度を測る部分なので通風性がある構造なので仕方ないところだ。直接雨が吹き込むようなことはないと思うのだが、暴風雨の時には水しぶきが入ってもおかしくはない。筐体内部は泥水が流れたような跡があったので砂埃が吹き込んできた雨滴で流されたと見て良いだろう。

◆ 雨量計は簡単な構造であり異常はなかった。シーソー式の計量カップとマグネットスイッチで雨量をカウントしている。VantageProでは黒色の樹脂だったが、VanatagePro2はメッキになった。表面をなめらかにしてゴミの付着を軽減するのが目的か。

◆ 電子回路基板の入っているボックスは、VanatageProでは温湿度ユニットの下に搭載されていたがVantagePro2では雨量計測カップの横になったので陽が当たる。その代わり縦に取り付けられているので水が入ったとしても基板に影響はない。

◆ この電子回路基板の入っているボックス内にも埃は侵入する。ケーブルが出ている部分はスポンジで押さえられているだけなので多少の隙間はある。ケース部分と蓋部分の間にはゴムのシールがあり、ここは劣化していないように見えた。

◆ 私は有線接続タイプを使っているが土中温度センサや葉の水分量センサなどのオプションを使うためには無線接続タイプを使う必要がある。無線接続タイプは複数コンソールにも対応するなど便利なのだが、少なくともVantageProの時代には安定した接続が出来ない感じだった。

◆ 接続ケーブルは普通の4芯のモジュラケーブルだが、これの劣化は少なかった。ケーブルが固くなるなどの事はあったが亀裂や断線には至っていない。とは言っても元々は屋内配線用のケーブルであり、屋外で使うのならば配線管を通すなりコルゲートチューブで覆うなりが必要なのだろう。

◆ ただこれも10年〜15年でリプレイスすると考えればそのまま使っていても問題は無い。機器の寿命がもっと長ければシステムとしての寿命を延ばす工夫が必要だが、どこかが壊れた時に買い換えるすればそのときに線も変えれば良い。

◆ ちなみに今回壊れた温湿度センサは部品単体でも購入できるのだが、その価格は約US$80と安くはない。全部買い直してUS$500位なので各部の劣化などを考えるとそっくり交換したくなる。


車いじり(7/13)
◆ 排ガス浄化のための様々な仕掛けが満載された車に乗っていた頃、どのバルブが何の役割というか、ドライバビリティにどんな影響があるのかを確かめたくなった。で、そのバルブの動作をモニタするLEDと強制的にバルブをON或いはOFFに出来るスイッチを付けて走り回ったことがあった。

◆ 点火系は色々いじくり回した。
今もたいして変わらないと言えばそうだが怪しげなものが多かった。マルチスパークCDIですよと売っていたものを計測したら何と言うことなお普通のシングル放電だったり、高圧電源で連続放電させるプロフェッショナルボンファイアとか。

◆ サスペンションも変えたことがあった。フロントのストラットを外してショックアブソーバだけを交換したんだったかな。スプリングコンプレッサなどは持っていなかったので、外したスプリングを車の下に入れ、ジャッキを下ろして圧縮、その状態で針金やビニールヒモで縛る。
後は組み付けてそいつを切ればバネが伸びて完成だ。

◆ フェアレディZの時はマフラーを変えたが、音がうるさかったので出口部分にバタフライバルブを付けた。ら、排圧でそのバルブの板が曲がってしまったっけ。

◆ ソアラの時にはブーストアップ、燃調などをやった。この頃になると殆どがエレクトリカル制御なので楽しかった。スピードメータも180km/h以上の表示が可能なようにした。

◆ これはごく単純なもので、スープラなどは輸出使用車があったのだからkm/hとMPHの切り替えがあるだろうな、だったら表示リミット解除の端子もあるのかな、みたいな感じで探した。

◆ 車高調整はセンサの値をROMのテーブルで変換した。センサ出力はグレイコードになっていたので、それを数ステップずつずらすデータをROMに書き込み、センサのデータをROMのアドレスに入れるだけだ。

◆ 燃調はハードロジックでもやったしワンチップマイコンでもやった。ワンチップマイコンはECU用を使うとタイマがたくさん入っているので燃料噴射量のコントロールがそれぞれのタイマで出来た。しかし回転数の検出などにもタイマを使うので6気筒のシーケンシャル噴射だと足りなくなった。インプットキャプチャで割り込みをかけて処理すると少し遅延がでて気分的には良くなかった。

◆ 燃調などはシャーシダイナモも使ったが、実走行よりも負荷が軽いのでちょっと微妙な感じだった。
A/F計なども使ったが、様々な運転状態でデータを取るのは容易なことではない。

◆ 日産がサニーか何かのリーンバーンエンジンに使ったリニアO2センサを買ってきて、エンジンの排ガスをガス燃焼でシミュレートするようなものを作って実験したっけ。
机の上に置いた燃焼チャンバーが真っ赤になった。


DAVIS Vantage(2)(7/12)
◆ 気象計の設置場所は悩ましい問題である。風向風速計は屋根の上の方に付けたい所だが制約もある。横浜では何度か設置場所を変えているのだが、特定方向からの風に対する反応が極めて悪くなったりもする。

◆ 一見すると障害物がないように見えても隣家の屋根の形状だとか距離によって観測される風向きが違ってくる。この場所でも同様で、木々を揺らす風の強い日でも風速計の示す数値は意外と低い。

◆ 平坦な所にポールを立てて観測すれば良いのだろうがそんな場所はない。壁の近くに設置すれば壁がある方向とその反対方向からの風は検出されにくくなり、常にそれ以外の方向に風向計が向く。

◆ 住宅密度が低かった時代に防風林などを設ける事があった。家屋に強い風雨が当たらないように、風の吹く方角に林を作るわけだ。ここは山の中なので木々がたくさんあり、いわば四方が防風林に囲まれているような場所なのである。

◆ 温湿度と雨量観測ユニットは地表から1.2mだったか1.5mの位置に置くのが正しいんだったかな。観測機の下の地面には芝生を植えるんだったかな。これも難しい話だ。

◆ 今までは温湿度と雨量観測ユニットの上に風向風速計を付けていた。これを2階のベランダとか、ベランダからポールを伸ばすとか、ベランダの外側に衛星放送用のアンテナ付ける感じで取り付けたりしていた。

◆ 家の北側に付けると日陰になるので温度計測値は幾分下がるが、普通は日陰に付けるべきものではないので南側に付けたことの方が多い。

◆ 今回VantagePro2を新しくし、風速風向計は2階の屋根の軒部分に付けた。屋根のてっぺんに付ければ良いことは分かっているが、そんな高い所まで上がっていく勇気が無い。北東からの風の一部は屋根に遮られることになるが、それでもバルコニーに脚立を立てて一杯に手を伸ばして届くギリギリだ。

◆ 温湿度&雨量計は風速風向計の下に付けていたのだが、新しくしたついでに設置場所を変えた。
2階のバルコニーの手すりに金属ポールをUボルトで固定し、そこに温湿度&雨量計を取り付けた。

◆ 手で触ることの出来る場所なので少々邪魔ではあるが枯れ葉などを取り除くことも出来る。高い所に付けているとメンテナンス性が悪い。

◆ 2階のバルコニーは南側にあり、地表面までは7mくらいある。
従来よりも家から離れたので風の強い時の雨量値は実際に近くなった可能性もあるのだが、風向きによっては家の影になっているとも言える。
風向測定の難しさ同様に風が強い時の雨量値も正確な測定が難しい。


DAVIS Vantage(7/11)
◆ 気象計に関してである。DAVIS気象計を設置したのは2004年の秋口だった。きっかけはその年に東京での最高気温が39.5℃を記録し、果たしてウチの近くはどのくらいの温度なのだろうかと思ったからだった。

◆ 気象計は国内外を含め多くの企業が製品化している。国産品は産業用としての扱いのものが多く高額で拡張性に乏しかった。
米国では農業や林業で使う、或いはハイアマチュア向けの気象計がいくつか製品化されていた。

◆ そんな中で選んだのがDAVISのVantageProだった。国内ではAORが代理店になっているが、現地価格の2〜3倍の国内価格となっていた。で、米国内のショップを探して直輸入した。ショップの中には日本への輸出が出来ないという所もあった。これは日本に代理店があるからそこから買えと言うことで、販売が制限されているものだと思う。

◆ しかし探せば日本に送ってくれる所があり、安価に購入した。
これは約4年間稼働したが風速データが取れなくなって買い換えた。センサが駄目になったのかと思ったらそうではなく、コンソール側の故障だった。

◆ それから10年、VantagePro2は温湿度センサが壊れた。2年前にはデータロガーが壊れて気象データが送出できなくなっていた。
結果的にデータロガーを交換して直ったわけだが、本体が駄目な可能性やPCとのインタフェースの動作がおかしいケースなど様々考えられて対応が中々出来なかった。

◆ 10年間稼働したVantageProは合成樹脂部分が紫外線によってかなり劣化が進んでいた。可動部分は雨量計だけではあるが、屋外で10年間動き続けたのだから立派である。

◆ 新しいVanatagePro2は雨量計測カップの形状などが変わっている。VantageProからVantagePro2の変化の方が見た目は小さかった。センサユニットのトランスミットモジュールの位置などが変わったくらいだったから。

◆ 横浜では気象計のデータが無くても気象会社のデータがあるので不便はなかったが、この地では気象データが存在しない。伊豆市(市役所のある辺り?)の気象データはあるが、ここは山の中である。

◆ 温湿度も降水量も市役所の辺りとは違う。水道が凍るのかどうかも、大雨なのかどうかも自分で測らなければ知ることが出来ない。まあ、それを知らなかったからと言って生活に支障が出るわけではないのだが、知りたい所は自分で測る以外にない。

◆ 以前は積雪時に雪を溶かすためのフィルムヒータみたいなオプションがあったような気がするのだが今は無い。積雪時には雨量計測カップに雪が入って溶けないので雨量換算も出来なくなる。


大雨被害(2)(7/10)
◆ 多くの家が被害を被り、多くの人が命を落としたり今だ安否が確認できない状態が続いている。避難している方々は不便な生活を強いられ、更に天候が回復して気温が上がり不快度も増している。

◆ 浸水被害の場合は片付けが大変だ。水だけなら良いが土砂も一緒に家の中に入り込む。泥が乾けば流す事も難しいほど固くなるし、流そうとすると大量の水が必要だ。

◆ 気象庁は今回の豪雨を「平成30年7月豪雨」と名付けた。昨年は「平成29年九州北部豪雨」、その前は「平成27年9月関東・東北豪雨」「平成26年8月豪雨」「平成24年7月九州北部豪雨」と、毎年のように災害が起きている。

◆ 今回の豪雨では100人を超える犠牲者が確認されていて、これは1983年の山陰豪雨以来の規模だそうだ。この大雨が関東に降れば当然同様の被害が関東で起きる。水害が起きやすい地域に大雨が降ったわけではなく、この規模の雨が降ればどこでも災害になる可能性がある。

◆ 水害と同時に起きるのが土砂災害であり被害が大きくなる。日本は平野部が少なく、平野部では水害が起きやすく山間部では土砂災害が起きやすい。

◆ 水没した車両も多数ある。バッテリを外してあればまだしも、バックアップ電源が接続された電子機器の多くは壊れるだろう。
エンジン自体に泥などは入りにくいが、長時間水没状態になっていると水が浸入して錆びる。

◆ 車室内は泥まみれになるのでファブリックシートなどは洗っても綺麗になりにくい。知人の車は河川の増水で水没したがシートが水につかるかどうかのギリギリレベルだったので(保険で)修理が出来たという。

◆ 保険を使ったために保険料が上昇し、車両保険を翌年は外した。しかしその年も同じように川が溢れて車が水没、廃車となった。川沿いのマンションの駐車場での被害である。

◆ 今は対策が出来たので滅多に被害は出ないが、中目黒(なかめぐろ、東京都区部の地名)では毎年のように河川が氾濫して被害が出ていた。被害の大きいのはマンションで、地下駐車場や給水・電源設備などが水没してしまう。

◆ 土嚢を積んだり排水ポンプを動かしたりと自衛手段を講じるものの、自然災害に立ち向かうのは難しい。電源設備などが水没するとエレベータも使えなければ水も使えないという事で住民は不便を強いられる。

◆ 被害に遭った方々は、被害状況を目の当たりにして絶望感を覚えるはずだ。いち早い復興をと報道番組で言われた所で、目の前にある現実は復興にほど遠いのである。土砂を掃き出しても捨てる場所がない、使えなくなった家具なども同様に置く場所がない。下水は排水口も土砂で埋まっている。


大雨被害(7/9)
◆ 昨日の放水路の話ではないが西日本を中心に河川の氾濫で大きな被害が出ている。梅雨末期の大雨や台風などの影響で毎年のように水害が伝えられる。昨年も九州北部豪雨などで被害が出た。

◆ 以前保険の話の時にも書いたのだが水害や地震被害の場合は被害額が全て保証されるわけではない。その割に掛け金が高いので加入していない方も多いと思う。

◆ 河川が近くにあれば氾濫の可能性がある。横浜のように低い土地と高い土地がある場所では、高い場所に逃げる事で人的被害を回避できる可能性がある。しかし広い平野部では付近一帯が冠水してしまうので逃げようがない。

◆ 私が育った東京の家は高台にあったので水害に遭った事はなかった。
低い所には石神井川(しゃくじいがわ)があり、大雨の時には付近が水につかった。そんな事もあり、横浜に家を買う時には付近に川がないかどうかは気にした。

◆ 横浜では崖崩れは滅多になかったが、それでも台風の時だったかとなりの区で崖崩れがあった。横浜は斜面の造成基準が厳しいので安全だとも言われるのだが、斜面と言うより崖に建っている家も多いので危険もある。

◆ ここは山の上なので河川が氾濫するという事はない。ただし大雨が降ると側溝からの排水が間に合わなくなって道路が川になる箇所はある。それらの水は低い所に流れていき、そこにある用水路的な所を通って下水処理施設に流れ込む。

◆ 土砂崩れは下の方にある家の敷地で起きたが、それ以外では今のところ見ていない。大雨が降り続けば地盤が弱くなり、崩れるかも知れない。
平地であれば崩れる事はないが、高い所と低い所がある以上高い所のものが低い所に流れていこうとする。

◆ 斜面が急な箇所や地盤の弱い所では自治体による危険地帯指定があり、勿論そんな場所にも家は建っている。山というか尾根の東側はこうした指定箇所があるエリアなのだが、こちら側は斜面が緩やかなためか指定はされていない。

◆ 大雨が降って水が流れるのは主に舗装されている道路であり、山の斜面に水が流れるのは見た事がない。降る雨がどんどん地中にしみこんでいくので土の表面に水は見えない。

◆ 別荘地の下の方に行くと、いわゆる湧き水が大量に出ている。雨が降って数日後などには湧き水と言うよりも吹き出すかのごとく大量の水が出て、それが側溝に流れ込んでいく。

◆ こうした現象は雨がやんで数日間は続く。地中にしみこんだ雨水は低い方へと流れていき、その地下の水路が道路などで塞がれた箇所があるとそこから吹き出す感じだ。
こうして水が出てくれば良いのだが地中に水が溜まる、つまり出る水よりもしみこむ水が増えると地盤が軟らかくなり、水と一緒に土砂も流れて崩れる事になる。


狩野川放水路(7/8)
◆ 伊豆の国市から海岸沿いを通って沼津に出るコースを採ると、途中で広い川の横を通る。平地部分は川になっていて山を越える部分はトンネルだ。そして海の近くも山には3つのトンネルがぽっかり口を開けている。

◆ トンネルがあるのだから人造物だと言うことは分かったが、一体何なのかは分からなかった。
海に通じているので道路や鉄道ではないのだろうな、いやでも昔はここが道路だったのかなとか。
家に戻って調べてみると狩野川放水路となっていた。そうか、人工的に作られた河川なのか。

◆ 狩野川放水路は狩野川をショートカットで海に導く水路であり、着工は1951年だったそうだ。
そしてその完成を待たず1958年に狩野川台風が伊豆半島を襲い甚大な被害をもたらした。
完成は1965年、700億円を投じた大工事は終焉を迎えた。

◆ そしてその後は水害に直結するような事態は起きず、しかし2015年の台風18号では狩野川上流に大量の降雨があり放水路なくして災害は防げなかったと言われた。

◆ 狩野川放水路は全長約3km、2,300万円/mである。ちなみに東京湾アクアラインは約9.6kmの全長で1兆4千億円以上をぶっ込んで無駄な工事だと散々言われたが、こちらは1.5億円/mだ。

◆ 狩野川放水路の狭い所は50m、広い所は120mの幅がある。放水能力は毎秒2千トンである。狩野川放水路でバイパスすることによって田方平野で狩野川に注ぐいくつかの河川による増水分のキャパシティを得られるとする。

◆ 田方平野で狩野川は大きく蛇行しているために増水による被害が起きやすい。関東平野に比較すると平均雨量が多く、これが綺麗な水とわさび田などにはメリットだとする一方で水害には悩まされていたと国交省は言っている。

◆ 狩野川放水路によって狩野川下流の水位は3.7m低下するのだそうだ。毎秒2千トンを排水しても3.7mの水位差しか生まれないのだから河川の水量とは凄いものなのだ。

◆ 狩野川は普段は水量も少なく綺麗な川だ。多摩川の下流のような感じで広い川幅の一部にだけ水が流れている。そしてそこではいつも鮎などを釣る人の姿が見える。鮎釣りのためのルアーを売る店などがたくさんある。

◆ 見た目的には多摩川と同じような感じでも水質は全く違うのだ。この綺麗な川の水が狩野川放水路を通れば最短で海に注ぐことになる。その狩野川放水路は普段は殆ど水がない。
放水コントロールはしているらしいのだが、それこそ大雨が降った時でないと放水の様子は見られないのだ。

◆ 放水路の水を導くためには色々と手順を踏むのだそうだ。降水量や川の水位を予測して放水が必要となると、放水路周辺の点検や関係各所への連絡を経て注意を促す。
そして放水路へのゲート開放時にはサイレンを鳴らすなどして周辺住民に放流警告をするそうだ。


大江戸温泉物語(7/7)
◆ 以前にも書いたが伊豆の温泉ホテルも大江戸温泉物語に買収されている。大江戸温泉物語は2001年に設立された企業で2003年にお台場に温泉施設を作った。折しも日帰り温泉がブームになっている頃であり多くの客を集めた。

◆ 2007年からは日帰り温泉や温泉施設の買収を始め、同年だけで6つの施設を手に入れる。比較的新しく客もかなり入っている感じだった葛西の浦安万華郷も2009年に買収された。

◆ 浦安万華郷には何度も行ったことがあるがいつも混んでいた。
現時点では35の施設が大江戸温泉物語の経営となっている。鬼怒川、日光、伊香保、熱海、伊東、下呂、串本、別府、鳴子、会津と全国各地で展開している。

◆ 大江戸温泉物語は比較的収益率の良い所を買う場合もあれば、赤字続きの温泉ホテルを買いたたくこともある。いずれにしてもグループの大きさを活かしたコストダウンなどに力を入れる。

◆ 従業員管理や教育から各仕入れなどまでトータルとして管理することで効率経営を進める。値段は高いが中身はたいした事がないという、昭和中期の温泉旅館イメージを払拭し多様な要求に応えると大江戸温泉物語は言っている。

◆ ホテルは系列化やチェーンかが進んでいるが温泉旅館やホテルは規模の大きくない所が多い。故にコスト高になり集客力が低下する。
昔ながらの組合云々では客集めにも限界があるわけで、そうした所を買い取ってグループ化している。

◆ 買収物件の中には収益が上がらない所もあるだろうが、そもそも投資とは賭けなのだ。ソフトバンクが色々な企業を買いあさっているように大江戸温泉物語も売却物件を探している。

◆ 温泉ホテルを買収すると1〜2ヶ月でリニューアルし営業を開始する。
設備更新となれば日数がかかるのが普通だが、非常に短い期間で手直しを終える。休業時間を短くすることによって売り上げ低下を防ぐ。

◆ 買収は居抜きと同じようなものなのでリフォーム箇所は最小限にとどめるのだろう。同時に社員教育だとか再配置が行われてリニューアル・グランドオープンという運びか。

◆ 伊東にあるホテルニュー岡部も大江戸温泉物語グループになっているが、朝食・夕食が付いて一泊7千円前後なのだから安い。飲み放題があったりバイキングがあったりと、果たしてホテルニュー岡部オリジナルの時代には一体いくらだったのだろうかと思う。

◆ 数年前は低価格低品質みたいな感じもあったが、デフレというのか何というのか今は普通のところがそんな価格なのだ。そしてそうした低価格誘導と競争するのだから規模の小さな所は経営が厳しくなる。
そこに又大江戸温泉物語が触手を伸ばすという流れだ。


ワンチップマイコンの設定(7/6)
◆ PIC関連のツールでMCCというものがある。ワンチップデバイスに実装されているタイマやADC,DACなどの、主に内蔵されたハードウエア系の設定をグラフィカルに行うというもの。

◆ 何でそんなものをグラフィカルに行う必要があるのかと思うのは古い人間らしい。最近の自称プログラマはこのツールなくしてPICの初期設定は出来ないという。

◆ PLLデバイスの設定ツールなんてものもあったが、これは内部で計算をしてくれたりループフィルタの定数を出してくれたりした。人間が計算しても良いのだが、パラメタを入れると最適なフィルタ定数を出力してくれる。

◆ マイコンのコンフィギュレーションツールはそういうものではなく、数値を2進数に変換して当該レジスタにセットしてくれるだけだ。なのでそんなものは自分で書けば良いと思う。

◆ アセンブラで書くしかなかったような、RAMが1kバイトにROMが32kバイトみたいなワンチップマイコンだって設定は必要だ。タイマの動作モードを何にするのか、プリスケーラの分周比をどうするのか、入出力端子を入力にするのか、出力にするのか、入力にしてインプットキャプチャにするとかエッジ割り込みにするとか、その割り込みの順位をどうするのかとか、一つ一つ設定した。

◆ 高級言語というのはアレだがPCなどの出来上がったハードウエアに実装するソフトを書く人はこの辺りの概念が分かりにくいと思う。だから、そういう人たちのためのツールなのかも知れない。

◆ まあそれは良いとしても、これがなければソフトは書けないというのはどうなのだろう。タイマーなど外側から見える部分は使えるが、その設定がそうなっているかとかハードウエア的にどう接続されているのか(例えばプリスケーラの概念など)は分からないわけだ。

◆ ワンチップ系だとか組み込み系のソフトを書くのであれば、こうした部分は理解することが必要だ。ツールがあるからそれに任せるやり方ではトラブルが起きた時に解決できない。
そしてツールがなければソフトは書けませんとなってしまう。

◆ デバイス内蔵のハードウエアは詳細な回路図がないので分かりにくい部分がある。命令を実行して何クロック目に値がセットされるのかとか、ステータスが変化してどのタイミングでそれが読み出せるのかなど、タイミングチャートやデバイスの説明をよく読まなければいけない。

◆ CPUが高速になるとパイプラインになったり複数命令の同時実行が行われる。命令を"手で"書けばコントロールは出来るがコンパイラ任せでは少し難しい。厳密にタイミングを取らなければいけない部分はハードウエアで実装しろと言われそうだが、最低のコストで製品を作ろうとすれば無理難題に見舞われるものだ。


楽天モバイルに逆風か?(7/5)
◆ 過度な解約防止や引き留め策などを是正しろと総務省はMNO各社を指導。解約防止引き留めのためにauとソフトバンクはWeb上から転出手続きが出来ない。

◆ YMも解約はショップに出向く必要があったが今はどうなのだろうか。契約縛りに関しても一定の指導は行われるわけだが、ゼロ円販売禁止の時と同じでどこまで出来るのか。

◆ ソフトバンクの手法を真似て後を追おうとする楽天モバイルは、様々なキャンペーンごとに縛り期間やその内容が異なる。縛り期間の一覧みたいなものもあるが更新が遅いので最新のキャンペーンに関してはよく分からない。

◆ たぶん縛りの最長期間は3年ではないかと思うのだが、この辺りもよく分からない。現在楽天モバイルの契約は1つだけ残してあり、それは縛り期間が明けているのでいつでも解約が出来る。

◆ 楽天がソフトバンクの真似をしようにも、ソフトバンクが荒らすだけ荒らしてしまったので真似すら出来ない状況になる。口先だけのエリア拡大だってもはや信じて貰えないだろう。

◆ というか口先でのコントロールが三木谷さんに出来るとも思えない。孫さんは話術に長けているしそれなりに勉強もして発表会に挑む。およそ携帯電話とは関係の無かった孫さんがはったりを利かせるまでになるのだから相当勉強したに違いない。

◆ 確かに分かっている人から見れば子供だましレベルなのだが、それで投資家をだませてしまうのだからそれで良いではないか。
しかしムッツリ型の三木谷さんがそこまで出来るのだろうか。

◆ 以前にも書いたが楽天は何度かモバイル事業に手を出そうとしては失敗している。石橋を叩いて壊すタイプの三木谷氏は中々決断が出来ない。
そして決断した時には誤った方向を目指すので失敗してしまう。

◆ 潰れそうな会社を安値で買って何とかしようと頑張るが芽が出ないのが楽天スタイル、そんな価格で買うのかよと言われるくらい高値を付けて手に入れ利益を生み出させるのが孫さんスタイルだ。

◆ 勿論孫さんにも失敗はあるが、ある種動物的な勘で失敗しそうな事業はさっさと他人に押しつけて自分は逃げる。この押しつけられた相手が楽天だと思えば良い。これはいい話だ、格安だ、この会社を買って儲けようと三木谷さんは考えるが、その企業は本当にジャンクなのである。

◆ キャリアメールに関しても、MVNOのメールドメインをケータイメール扱いにしろとかMNOからMVNOへのメール転送を開放しろなどの指導も行われた。今時キャリアメールを欲しがるのは迷惑メール送信業者くらいのものだろう。囲い込みが激しすぎて使う人がいなくなってしまったサービスの例なのだ。

◆ 果たして楽天モバイルはこうしたモバイル業界の動きについて行けるのだろうか。孫さんの行動力に引っ張られるようにドコモの重い腰もいくらか軽くなったようにも思えるが、三木谷さんはのろまだからなぁ。


お騒がせ配信者(7/4)
◆ 6月はじめの出来事だったようだが配信者4人が靖国神社の狛犬に上るという配信を行った。最初に上ったのはニコ生で配信をしているNERという人物、確か自己破産を2回している人では無かったかと思う。

◆ 加担したのは金バエ、この人はお騒がせ配信での有名人である。
覚醒剤や窃盗、威力業務妨害その他で前科前歴12犯とか言っていたかな。

◆ もう一人はみやびくんという人だが人気があるわけでもなさそうなので良く知らない。

◆ 金バエ氏とペアになって行動するのがたまという女性だ。36歳くらいだそうで高校生くらいの子供がいるんだったかな。しかし家を飛び出してホームレス生活をしている。

◆ 毎晩新宿辺りでナンパ待ちをし、その夜の食事と宿とカネにありつくという生活をずっと続けている。
一方でN高校に籍を置くJKでもある。ホームレス故なのかも知れないがカネには目が無い。

◆ 配信中にNER氏の行動を止めようとするリスナーのコメントもあったそうだが、たまさんはNER氏を煽る側だったとメディアには書かれている。

◆ しんやっちょ事件をきっかけに世間の風当たりは強いわけだが、閲覧数ほしさにこうした行動を行う配信者がいぜんとして存在しているのも事実だ。

◆ 配信者が悪いのは誰の目からも明らかだが、金バエ氏に言わせれば「需要があるから行動する」となる。たまさんは「リスナーがやらせたのと同じだ、アタシが捕まるならリスナーも同罪だ」と声を荒げる。

◆ こうした配信を許可しているライブ配信サイトにも問題がある。しかしこうした事件性のある事象は悪い方向ながら話題になってサイトの宣伝になる。なので運営は配信を中止させない。

◆ ツイキャスの有名配信者は出会いを目的にカネを集めていたが運営は見ぬふりをしていた。規約にも出会い行為は禁止だと書かれているにもかかわらず、有名配信者には甘い。

◆ 現在配信サイトとしてはツイキャス、ふわっちニコ生がある。しかしいずれも迷惑行為に対して毅然とした態度が取れない。まあ商業サイトだから金になるなら何でもアリなのだろう。

◆ 特にふわっちは課金してアイテムを配信者にあげるシステムなので、多くの配信者はカネをくれカネをくれと言うばかりで中身が無い。というか金をくれと言ってカネが貰えればそれでいいのだから中身など不要だ。

◆ 色々な企画でリスナーを楽しませる配信もあるが、多くはカネをくれと叫んでいるだけである。
流行る時があれば必ず廃れる時も来る。こうした課金配信サイトなどが淘汰されたその先に面白い配信があるのか、それとも配信者達は別の方法でカネを集め始めるのか。


引っ越して1年(7/3)
◆ 横浜から伊豆に引っ越してきて1年が経過した。確かに横浜とは違う土地なのだが特別不便も感じていない。標高約500mの山の中なので夏場は涼しく、冬は寒い。

◆ 寒いと言っても東京都八王子市ほど気温が下がるわけではなく、夏場は逆に八王子よりも数度温度は低い。この冬は3回雪が降った。雪が降ると除雪車が出るので困る事はないが、冬タイヤはあった方が良い。

◆ 雪が降ったら外に出ないと決めるなら冬タイヤは要らない。別荘地内は早々に、山道も翌日かその次の日くらいには除雪が行われる。雪が降り続けば又別なのだろうがそうでなければ余り不便ではない。

◆ 秋の紅葉も綺麗だし冬の澄んだ空も、春先の新緑も、夏場の霧も変化に富んでいて飽きることはないが長く済んでいればそれが普通の事になるのだろう。
少なくとも横浜よりは季節感に溢れている。虫が多いのはちょっと嫌だけど。

◆ 昨年は2Fバルコニーの補修などやカーポートを建て今年はキッチンをと思っていたのだが風呂が先になった。木はだいぶ切り倒したので今年は余り切らなくて良さそうだ。

◆ 昨年夏に切った木の切り株からたくさんの新芽が吹き出している。常緑樹は切ってしまうとそのまま枯れるものもあるが、落葉樹はエネルギが貯蔵されているので暖かくなると新芽が出てくる。

◆ 買い物にも外食にも困らないが沼津まで行くと店は色々ある。静岡で有名なさわやかハンバーグとかも。ここはいつも行列が出来ているが平日の14時頃であれば待ち時間は短い。ハングリータイガーやあさくまのハンバーグを想像していただけると分かりやすいが、牛肉100%のレアな焼きのハンバーグである。

◆ 北海道だとラッキーピエロだったっけ。その土地の名産品ではなく店自体が有名になるのだから、自治体はそれら店舗に感謝しなければいけない。

◆ 新潟ほどではないが静岡県も長い。
東側は神奈川県とくっついていて西側は愛知県に接している。ここから静岡市に行くよりも横浜市に行った方がたぶん早い。伊豆半島は静岡県の東端に近い部分なのでローカルニュースなどを見てもちょっと違うなと言う感じがする。

◆ そのローカルニュースはソース不足なのか地元の企業や商店などの宣伝が多数登場する。コラボ企画みたいな感じで半分宣伝で半分情報みたいなものばかりだ。

◆ 横浜にいてもテレビは余り見なかったが、伊豆に来てからはもっと観なくなる。面白い番組がないしローカルな飲食店など紹介されても何それ?状態だ。天気予報も、何せ静岡県が広いのでどうもピンとこない。

◆ この夏はどんな気候になるのだろうか。長期予報だと雨は少なめになっていたかな。去年の夏から秋は天候不順が続いて野菜の価格が高騰していたっけ。


オゾン発生器(3)(7/2)
◆ オゾン発生器を使って家中脱臭しまくる。と、ポプリの香りは消えにくいようで脱臭・除臭後にポプリの香りが目立つようになる。トイレや脱衣場など狭い空間は扉を閉め切ってオゾン発生器を稼働させ、その後換気をして作業終了だ。

◆ 家にはその家特有の臭いがあると思う。住人は慣れてしまっているので普段は気づかないが、外出先から戻った時などの一瞬は臭いを感じる。

◆ 夏場は開け放すことが多いので臭いもなくなってしまうが冬場は閉め切るので臭いが溜まる。
そんな時でもこのオゾン発生器を短時間使えば臭いの殆どは無くなる。

◆ 私は芳香剤だとか脱臭剤の臭いは余り好きではない。しかし猫トイレの近くにはビーズ型の吸臭剤を置いていた。ゲル状のビー玉のような物質が入っていて、時間と共にそれが乾燥して玉が小さくなる。が、その玉に水をかけると又膨らんで大きくなるアレだ。が、今は空気清浄機と脱臭器で臭いを分解或いは吸着除去している。

◆ 大型オゾン発生器は一気に脱臭・除臭する時には効果的だが、常時動かしておくようなものでは無い。
外に置いてあるゴミ箱は、それが一杯になったら捨てに行くことにしている。生ゴミなどもあるので先日は小バエが発生していた。この時にはゴミ箱を洗浄&塩素系漂白剤を振りかけて殺菌した。これもゴミ箱に向けてオゾンを吹きかけておけば良いかも。小バエの卵には効かないかも知れないが。

◆ 常時動作させている富士通の脱臭器は紫外線灯によるオゾン発生器と触媒による脱臭器が組み合わされている。脱臭目的だとこれが良いのだが結構高額である。そこで中華安物の乾電池式オゾン発生器を買ってみた。

◆ 中身は高圧電源と放電プレート、制御用のロジックだけだがそれにしても安い。電源をONにするとオゾン臭がするのでちゃんと動作している。もう一つはAC100V版でちょっと高いが設定自由度も大きい。

◆ 猫がたくさんいると(私は慣れてしまっているので殆ど気にならないが)異臭?がするのだと思う。オゾンと言っても超低濃度にしかならないこれら発生器ではあるが、少し使ってみたいと思う。

◆ 家庭用オゾン発生器程度での影響は少ないと思うが金属の酸化が加速されたりゴム類の劣化が進むので注意を要する。無用にオゾンを発生させる(殺菌効果はあるにしても)意味は余りない。

◆ 乾電池式のオゾン発生器は連続運転後にインターバルモードに移行し、1時間休んで1分間動作するというデューティーになるので平均オゾン濃度は相当低いはずだ。この程度のものであればトイレの中に置いておいても問題は無いだろう。ウチの場合はトイレの換気扇も24時間動かしているのでオゾンはあっという間にパージされてしまうかも。


SSL/TLS(3)(7/1)
◆ blogの記事の中の画像のURLをhttpsに直すには、その記事そのものを修正しなければならない。
これは昨日書いたようにSQliteのコマンドで行った。まずはデータベースのバックアップを取るのだが、この点でもSQliteは楽で良い。

◆ バックアップが取れたらコマンドラインから一括変更を行い、その結果が思うとおりになっているかどうかを検証する。これはWindows版のデータベースエディタでチェックした。

◆ データベースの変更が完了したならば、そのデータベースを元に記事のHTML化を行う。これは待っていれば自動的に出来る。
これだけで終わらないのは記事中に突っ込んだ他サイトの画像だ。
本来はそれもチェックして行かなければいけないのだが未だやっていない。

◆ blogサービスなどのサイトを使ったページ、或いはそれらのサービスを独自ドメインで使ったページは事業者が勝手にやってくれると思うが、それはHTTPSでのアクセスに関する部分であり、中身は自分で直さなければならない。

◆ blogサイトなどでは記事データベースを直接操作する事は出来ないと思うので、外部画像の読み込みなどが多いサイトなどでは苦労しそうだ。

◆ レンタルサーバで独自ドメイン運用されている方も多いが、これはサーバの仕様にもよる。サーバ提供会社でSSL化を行ってくれる所もあれば自分でApacheなりを設定しなければならない場合もある。

◆ F&Fでは安価なドメイン証明を使っているが、まあ個人サイトではこれで十分だろう。商用サイトなどではより厳格な証明が行われる証明書を使う。

◆ レンタルサーバ業者によっては無料でSSLページを作れる所もあるし、証明書を買い、それをインストールして貰わなければならない場合もある。いずれにしても手間代なのでサーバ業者に任せるとそれなりに価格になってしまう。

◆ F&Fでは未だ行っていないが、設定が8割くらい完了したら301リダイレクトを仕掛けようかなと思っている。
現在は非セキュアなページにもアクセスが出来るが、リダイレクト設定をするとセキュアなページしかアクセスが出来なくなる。

◆ F&Fからリンクしているいくつかの独自ドメインサイトを見ると、証明書エラーが出ている(自己証明でテスト中かな)所あり、SSL化されていない所あり、既にSSL化が完了している所ありと様々だ。レンタルサーバ代に証明書代と、運用も大変だと思う。

◆ たまに書くライブ配信者は、元々は自分の趣味と暇つぶしで配信を始めたわけだ。これは個人がホームページを持つのと似ている。だがやがてそれが稼ぎになると分かると金を稼ぐための配信になり、カネをくれ、アイテムを寄こせとばかり叫び、肝心の内容が無くなる。ホームページで言う所のステマサイトみたいなものかな。
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