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過去の雑記置き場


反対側から富士を見る(2/1)
セルフレジ(2/2)
伊豆市の数字(2/3)
廃れていくもの(2/4)
廃れていくもの(2)(2/5)
オートバックスのワンボックスカー(2/6)
平成の円高(2/7)
国の違いは考え方の違い(2/8)
輸入できないもの(2/9)
風水とは何だろうか(2/10)
HDD搭載ケータイ(2/11)
炎上を誘うアルバイト店員(2/12)
ハイパフォーマンスカー(2/13)
世界に通じる日本の語(2/14)
各社最高伝送速度(2/15)
通販トップはAmazon(2/16)
自転車に乗ったオトーさん(2/17)
レイアウトが崩れる(2/18)
春の気配を感じるこの頃(2/19)
有料道路はお得か(2/20)
車の生まれた背景やデザイン(2/21)
林業と林道(2/22)
iPhoneを巡る色々(2/23)
暴走は防げないのか?(2/24)
安全はカネにならないのか?(2/25)
通販で受取人の住所を間違えた場合(2/26)
一台の車で全てカバーは難しい(1)(2/27)
一台の車で全てカバーは難しい(2)(2/28)


一台の車で全てカバーは難しい(2)(2/28)
◆ 海岸に海藻を採りに行ったことがある。海の近くまで行くには船を上げてあるスロープを下りなければいけないのだが、そこと道路の段差がかなりあるし傾斜もある。

◆ 底付きしないで行けるかなぁとゆっくり進むと何と言うことなく突破できた。軽トラでは絶対に不可能な傾斜であり段差だ。
段差と言えば駐車場に位置決め用車止め(コンクリート製)があるが、ジムニーはそれを軽く突破していける。

◆ 砂浜に入り込んだことはないのだが、もしかしたら砂の上も走れるかも知れない。まあ砂の上を走る必要性は感じていないけど。むしろ大きな石がゴロゴロしているような所を走ることはある。

◆ ジムニーではなく他の車を選ぶとしたら何が良いのか。海岸沿いなどに行くことを考えるとSUV系のクルマの方が良い。大型SUVではそもそも細い道を入っていけないし、コーナーで切り返さないと道を進めない所もある。

◆ サイズ的にはRAV4とかCX5とか、それでも少し大きいかな位の感じである。初代RAV4だったか、悪路を走って足回りをぶっ壊した人間がいた。ディーラに持っていくと「この車はスタイルこそSUVですけど、中身は乗用車なので悪路は勘弁してください」と言われたそうだ。

◆ 今のRAV4がどういう車かは分からないが、まあウルトラヘビーデューティーな車を求めているわけではない。ホームセンターで砂利やコンクリートを買ってくるのは年に何回かだし、海岸に海藻を採りに行くのだってしょっちゅうというわけでもない。

◆ 海岸に下りるのを諦めるとステーションワゴンでも良くなる。これだとグっと乗用車チックになる。
C180はボディサイズも大きくなく乗りやすい車だった。

◆ RAV4やCX5とGLAは価格は大きくは変わらない。GLAは横置きFFベースの4WDなのかな。この点でもRAV4やCX5と同じだ。エレクトリカル装備などはCX5などはオプション設定が多いので、同仕様とすると同じ位の価格なのかも知れない。

◆ と言ってもすぐにどうこうというわけではなく、今のジムニーにもう少し乗るつもりだ。冬タイヤは一昨年、夏タイヤは昨年新調したばかりである。現実的(コスト的)に修理を諦めるような事態になるとか、或いは18年目以降で税金が上がるとかすれば何か考える。

◆ 勿論再度ジムニーの中古を探すかも知れない。燃費は悪いが税負担が軽いのは助かる。
この辺りはジムニーやパジェロミニが結構走っている。パジェロミニは既に売られていないので台数的にはジムニーが多い。

◆ だからといってこの辺りの人がオフロードマニアかと言えばそうではない。屋根付きの軽トラ風使い方と言ってはアレだが、農機具を乗せ、ルーフキャリアにも何かを積んだジムニーが走り回っている。


一台の車で全てカバーは難しい(1)(2/27)
◆ ジムニーに重いものを積むと不安定になるという話で、ならば登録車と軽トラックの2台持ちが良いのではないかとコメントを頂いた。

◆ そもそも最初はCLS一台だったわけで、しかしここは雪が降るので冬用の車が必要ですよと言われた。そこで4WDの軽トラックでも買おうかなと思っていたのだが、トラック便のドライバーから軽トラックはタイヤ径が小さいのでそもそも雪道は走れないと言われた。

◆ で、ジムニーになったというわけだ。
当初はCLSとジムニーを所有していたのだが、そもそも車に余り乗らないのでCLSは処分してしまった。ジムニーは一応4人乗れるしリアシートを倒せば荷物を積むことも出来る。

◆ 積載能力としてはCLSとさほど変わらないが、荷室というか車内に積むので背の高いものでも乗せることが出来る。
CLSはトランクなので高さに制限がある。

◆ 軽自動車なので横幅も狭く山道での離合も楽だ。少々山側に乗り上げた所で何と言うことはない。気軽である。勿論便利な所ばかりではない。というか便利な所や優れた所は所有者の多くが語る訳なので、それはわかり切っているだろう。

◆ 欠点のその前に、4WDでも万能では無いと言うこと。昨年の雪の時に別荘地内の坂をジムニーで登ることが出来なかった。4WDに切り替えてもダメだった。ESCが付いていれば或いは進めたかも知れない。結局坂をバックで傾斜の緩やかな部分まで下り、チェーンを装着して坂を登った。

◆ 積雪は5cm位だったが、雪の前には雨が降っていたのでシャーベット状の雪があり、スタッドレスタイヤでもどうにもならない。こうした場面で2WDよりは4WDが良いとは言っても摩擦力が小さいのだからどうにもならない。

◆ 一方で、これも別荘地内の急坂なのだが雨の日などスリップする時に4WDに切り替えるとホイールスピンすることなく発進することが出来る。2WDで登ろうとすれば、タイヤがグリップする所までいったんバックしないと厳しい。

◆ ではCLSでは上れない坂かというとそうでもない。両輪がスリップするわけではないのでESCが効けば発進できる。
この点で4WD+ESCの車両や、制御は少々荒いが新型ジムニーはかなりの走破力があると思われる。

◆ ジムニーは路面追従性が低い。これはリジッドアクスルでばね下が重いので仕方が無い部分はある。スズキによればリジッドの方がロードクリアランスを大きく出来ると言うが、これは疑問である。むしろ安価で故障しにくい単純構造でありながら強度を出しやすいと言った方が良い。

◆ 路面追従性が悪くABSの制御もアレなので、少し荒れた路面では中々止まらない。オフロード車だから、SUVだからそれで良いとは思わない。サーキットを早く走れる必要は無いが、ブレーキ性能は重要だ。だがもしかすると最近のモデルはABSのセッティング等が変更されて止まりやすくなっているかも知れない。

◆ 燃費の悪さは設計の古さもあるし車重もある。通常走行時でも過給が加わる程の負荷になる。ロックアップ機構も持たずストール回転数で既に過給が開始されるセッティングは、駆動力と引き換えに燃料をばらまく。


通販で受取人の住所を間違えた場合(2/26)
◆ Aliexpressには2つのアカウントを持っている。片方は横浜時代に使っていたもので、その住所を変更しないまま伊豆では別のアカウントを作った。で、2つアカウントがあるものだから間違いが生じ、横浜の住所宛で品物を注文してしまった。

◆ これに気づいたのはAliExpressから「日本国内に品物が入った」と連絡が来てだった。通関は川崎で行われ、2〜3日後には配達されて来るのが普通だ。だが配達されてこない。

◆ JPで追跡してみると宛先不明で送り主に返されるとなっている。この時点でやっとアカウントを間違えたことに気づいたのだ。
急いで川崎局に連絡してみる。JPはナビダイヤルがスタンダードなのだが、探せば一般番号が分かる。

◆ 川崎局では、返送ものは川崎ではなく東京国際郵便局だという。そこで今度は東京国際郵便局に、こちらも一般番号を探して電話をした。すると、正規の手続きで返送済みなので既に送り主に戻っているかも知れないという。もしも国内にあれば電話をしますねと言うことだった。

◆ 結局電話はかかってこなかったので荷物は中国に戻ったなと思った。
そこで中国の送り主にメールをしてみると、再送されるはずだから住所の訂正(転送依頼)をして待てと言うことだった。

◆ JPの言うことが正しいのか、販売店の言うことが正しいのか。
それから5日ほどすると伊豆に荷物が配達されてきた。転送シールが貼られている。と言うことは荷物は国内にあったのか。しかしJPからは何も言ってこなかった。

◆ 荷物は無事受け取ることが出来たので問題は無いのだが、JPも国内にあったならそう知らせてくれたら良かったのに。実はこの旧アカウントでもう一つ品物を頼んでいて、そちらは未だ届いていない。
転送届けは出したので伊豆に届くはずで、それが届いたらアカウントを抹消しようかと思っている。

◆ これも追跡してみると届け済みとなっていた。JPに問い合わせると転送が行われずに他に人に届けたという。国際書留なのに?他の人に届けちゃうの?宛先不明ではなくて関係ない人に届けるとはJPの信頼性もアテにはならない。
と言っても仕方が無いので、配達品を回収後に転送して貰った。

◆ 通販では以前にも登録住所が横浜のままだったことがあった。滅多に使わない通販サイトだったので変更を忘れていたのだ。で、そのまま注文してしまったので横浜に配達されそうになったのだが、ヤ マトから配達予定メールが来て気づいた。
これはヤマトに電話をして転送して貰った。

◆ 他にも未だ住所変更を忘れているサイトはあると思う。当時登録してその後一度も使っていない所などだ。メーカ系のサイトなどだと新たに製品を買う度に登録するので気づくのだが、ショッピングサイトなどで自動的に会員登録される所などは分からない。


安全はカネにならないのか?(2/25)
◆ ハイパフォーマンスカーのハンドリングはアンダーステアに振る。ハイスピードコーナリングでオーバに転じたら、普通の人間ではコントロールが出来なくなるからだ。

◆ だったら曲がらない車でも良いのか?小雨の降る中、直線路を軽快に走っていたとする。やがて前方にカーブが出現、オーバースピードだなとブレーキを強く踏みつつステアリングを切るが車は曲がらず対向車と衝突。

◆ オーバースピードでコーナーに突っ込んだヤツが悪いのか、曲がらない車が悪いのか。NSXはリアタイヤが減っていると曲がらないけれどスピンモードになる。GT-Rはステアリングが効かず直進を続ける。
動画はこちら

◆ ドライ路面では特に、重心の低いNSXの運動性の良さが見える。重量級の車でありながらも破綻を見せない。
GT-Rは重心が高いのでロールが多い。
基本的にアンダーに振られているのはハイパワー故か。動画中でも語られているが日産はNSXとの対決に難色を示したというのが面白い。
動画はこちら

◆ では乗用車はどうなのか。今や電子制御で何とかしようと様々な制御が介入する。クラウンに関しては盛んにペダルフィールの悪さが指摘される。相当膨らんでいくが曲がるには曲がる。BMWの方がより曲がるが最後には巻き込むような挙動になる。
トヨタ車の常で速度計が甘い。満タン法での燃費を良く見せかけるためだ。
動画はこちら

◆ ドライ路面ではそこそこ良く出来ていると言える。これもトヨタの常でESCなどが働くとエンジンパワーを結構落とす。初期の頃のESCでは雪道で走行が出来なくなった(タイヤがグリップしない場面で)事もあった。トヨタは、クラウンはBMWやBENZよりもスムーズで正確な回頭性を得たと豪語していた。実際はどうなのか?動画はこちら

◆ BMWとBENZはウエット路でもスキール音を響かせながら停止する。転がり抵抗(燃費)よりも運動性を重視したセッティングだからだろう。
動画はこちら

◆ その燃費最重視のFCEVはどうなのか。
トヨタのミライは止まらず曲がらずでスタッフが逃げ出す場面も。タイヤによる影響も大きいとは言え、タイヤも含めてその自動車の新車性能だ。
動画はこちら

◆ BENZのマルチリンクサスペンションは、サスペンションのストロークによってホイールベースが多く変化する方向に変化が起きる。ダブルウイッシュボーンではトレッドが変化するので走行抵抗が変化する。

◆ 走行抵抗を低減させようとすると接地性が悪くなりがちなのだが、そのバランスを撮ろうとしたのがマルチリンクで、しかし構造が複雑でコストが上がった。
ではここにかけたコストがユーザに認められるのか否かと言うと、少なくとも日本では難しいと思う。


暴走は防げないのか?(2/24)
◆ アクセルとブレーキの踏み間違いだと思われる事故が後を絶たない。最近の車両には暴走防止のロジックが組まれているが、それは踏み間違いを防止するものではない。踏み間違えても暴走を抑制しようとする仕組みだ。

◆ 統計上はオルガン式のアクセルペダルの方が踏み間違いが少ないとされる。ドイツ車などではオルガン式アクセルペダル採用車が多いのだが、日本車には皆無だ。安全よりコストや生産性を求めれば仕方の無い事だし、日本メーカの多くは安全第二だからだ。

◆ 暴走事故と言えばプリウスで、福岡ではプリウスタクシーが病院に突っ込んで10人を死傷させた事故が3年前にあった。タクシードライバー66歳ではあるが、超高齢というわけではないしプロである。

◆ かくいう私も踏み間違い事故を起こさない自信はない。CLSとジムニーではペダルレイアウトなどが微妙に異なっていて危険性を感じる。軽自動車だからという事も勿論あるとは思うが、ジムニーはフロントタイヤハウスの出っ張りは室内には殆ど無い。

◆ CLSに乗っていた時には、踏み間違いなどどうやったら起こるのかと思っていた。しかしジムニーでは踏み間違いが起きるかも知れないなと思う。これがプリウスになると、踏み間違いを起こさないように注意しなければならないレベルになるのだろう。

◆ 販売台数が多いから事故が多いと言ってしまえばそうかも知れないし、プリウスユーザは高齢者が多いからだというかも知れない。しかし事故率をいくらかでも低下させる設計がメーカの仕事ではないのか。

◆ 高齢者が車に乗るからいけない、確かにそれはある。いつまでも若いつもりでいた所で肉体は劣化している。しかし年金受給開始年齢の上昇は、そうした判断力や運動能力の低下した老人も仕事をせざるを得ない状況を作る。

◆ グラム単位での軽量化、0.1円単位でのコストカットが現在の日本の自動車産業を作り上げたと言っても良い。しかし、だからと言って安全第二を続けていれば、やがて勝負に負ける日が来てしまう。

◆ 以前にも書いたがトヨタはハンドリングのフィールを作るのが得意でもある。
欧州車が機械的剛性をあげるなどして苦労する部分を、トヨタはパワステの電子制御で同じようなフィールを作ってしまう。しかしテストドライバーが乗れば、それが作られたものだとすぐに分かる。排気音の演出に車内のスピーカを利用するのも同様だ。

◆ 作られたフィールがいかなる場合にも破綻しなければそれで良いかもしれない。しかし限界状態に於いて偽物は偽物でしかなくなる。というと、一般の運転状況でそんな事は滅多に起こらないから良いのだと言う。

◆ 以前に日産ジュークがホイールで走ってしまう話を書いたが、これも同様だ。
普通はそんな状況には陥らないが、緊急回避行動を取った時にはホイールが接地して危険な状況に陥る可能性がある。


iPhoneを巡る色々(2/23)
◆ 1月末辺りにiPhoneに関する問題がいくつか発覚した。FactTimeで呼び出し中に通話路や画像チャネルが開いてしまうと言うもの。これはTwitterなどでも、操作を含めた動画がアップされたりした。

◆ 通信関係のバグもあった。通信や通話が不可能になるというもので、特定のモデルが影響を受けたようだ。
いずれもバグで、もはやバグをゼロにする事は出来ないとしてもチェック体制などの強化が求められる。

◆ iPhoneはAppStoreを経由せずにアプリをダウンロードさせる仕組みがあるそうで、それを悪用したFacebookやGoogleがiPhone利用者の情報を抜き取る(Facebookは買い取る)騒ぎもあった。

◆ Facebookはこれが初めての悪事ではなく、昨年にはVPNアプリを入れると通信内容をそっくり抜き取ったりもしていた。またFacebookアプリが無断でマイクやカメラにアクセスし利用者の会話を盗聴したとも言われる。Facebookは企業体質的に問題があり、過去には要らぬ通知を関係の無い人に勝手に送信していた。

◆ F&Fでは余りにこの通知が迷惑だったのでFacebookからのメールは全てブロックしている。ある程度のシェアを持つと自分たちは神であると勘違いする。
自分たちのやることに間違いは無い、むしろ利用者は喜ぶべきだと思い始める。

◆ Googleにしても同様で、設定を変更すれば消すことが出来るとは言ってもAndroidスマートフォン情報を着々と蓄積している。これは以前にも書いているが、スマートフォン内の画像はGoogleサーバへの蓄積がプライマリストレージであり、スマートフォン内のデータはそのバックアップという位置づけだ。

◆ Googleのデータを消すと、そのバックアップであるスマートフォン内のデータも全部消える。もはや個人情報を個人が守る事が難しい仕組みがスタンダードなのである。そしてこの事を知る利用者が非常に少ないのも問題だ。

◆ Google側としても現実を公にすると、Googleへの画像伝送をDisableにする利用者が増えて面白くない。Disableにする手法はあるがDisableにすると画像は全部消えますよ、良いですかとなる。

◆ HUAWEIのセキュリティ問題も問題になったが、古くはサムスンも端末のデータを集めていた。もしかすると今も集めているかも知れない。こうした通信をチェックするにはファイアウォールアプリを入れて全てをブロックしてみると良い。

◆ 通信が行われると、○○アプリからの通信を許可するかとダイアログが出る。ファイアウォールアプリがフックできる全ての通信がチェック出来る。Androidの場合はこれが可能だがiPhoneは不可能だ。だが悪質アプリをAppStoreに登録しても削除される可能性が高い。そこでFacebookはAppStoreを経由せずに配信する方法を採ったというわけだ。

◆ セキュリティ問題とは少し違うが、ソフトバンクがはじめた通信の最適化という画像圧縮もある。まあ、今となってはセキュア通信サイトが増えたので無意味になりつつあるけど。米国では動画配信サイトへの接続帯域を絞っていたことが問題になった。これなども日本ではソフトバンクが行っていた。逆にスピードテストサイトへの帯域は絞らず開放するという事もMVNOでは行われている。


林業と林道(2/22)
◆ この近くの山で木が切られている。直径は20cm位なので材木にするには細い。いわゆる間伐材なのかなと思う。

◆ 数人の作業者達がかなり広い範囲の木を切っている。小型のバックホーみたいなもので道を作る。山の斜面を切り崩しながら平らな道を造り、そこを登っては又斜面を崩す。

◆ そうか、林道ってこうやって出来るのか。大型の車両が入る場所は更にブルドーザー的な重機で道幅を広げる。小さな川には切った木材で丸太の橋が架けられる。

◆ 伐採された樹木は適度な長さに切られてトラックに積まれる。
町から山に続く細い道を、その幅いっぱいを使って木を積んだトラックが下りていく。

◆ ある程度のエリアの伐採が終わると別のエリアに取りかかる。場所によっては造った林道がコンクリートで舗装される。この伐採作業がいつまで続くのかは分からないが、雨の多い時期になると造った道が崩れてしまう可能性もある。

◆ 植林は高密度で行われる。間を空けて木を植えれば、木は横方向に枝を伸ばす。しかし高密度に植えると枝を伸ばす隙間がないので上方向にまっすぐ伸びる。しかしそのままだと密度が高すぎて木の育ちが悪くなるので伐採する。

◆ 間伐材は薪だとか紙や割り箸の原料、集成板の原料にもなる。太い材木は作れないが細い材木であれば加工することは出来る。また丸太のまま機械乾燥などを行って皮を剥き、和室などの柱としても使われる。

◆ 木材は鉄やプラスチックに比較すると、強度辺りの価格が安い。今は多くはより安価な輸入木材が多いのかなとは思うが、国産の地元の木材で家を建てると補助金が出るような制度があったような気がする。

◆ 伐採した後には苗木が植えられるのかな。確か静岡県では無花粉杉の植林を標準にしていたような気がする。今や国民病とまで言われる花粉症を多少でも和らげるのが目的だ。

◆ ここは山の中なので杉の木は山ほどある。杉の花の時期に強風が吹けば花粉の舞うのが見える。そして花粉の後には杉の実が大量に落ちてくる。無花粉杉は花が咲かないのだろうから実も出来ないかな。
あの落ちた実を掃除するのも大変なのだ。

◆ 木を切られた後の山はガランとしている。雨が降ったら補水できずに崩れるんじゃないかなと心配になるが、これが意外に崩れない。
根の部分は埋まったままなので、それが枯れてしまうまでは強度を保っている訳か。

◆ そしてそれが枯れる頃には新たに植えた杉が根を張るのかも。杉は鹿には食われないのだろうか。まあ見るからに美味しそうな葉ではないし固そうだし。何しろ鹿の食欲は凄いわけで、鹿除けネットに穴を空けてまで植物を食べてしまう。


車の生まれた背景やデザイン(2/21)
◆ いくつか年上の人間がシビックに乗っていた。オレンジ色だったと思うので初代(イメージカラー)の中古を買ってきたのでは無いかと思う。初代シビックはCVCCエンジンを搭載した初めての車だったのかな。

◆ 排ガス規制強化で各社苦しむ中、ホンダは副燃焼室付きのエンジンでこれをクリアした。マツダはサーマルリアクタで規制に適合させた。日産は少し遅れながらも触媒を使い、トヨタはそうした他社からいくつかの方式を買ったが酷い車ばかりだった。

◆ 別の先輩はカリーナだったか?に乗っていた。排ガス対策がどの方式だったのか迄は分からないが、燃費が5km/l位だと嘆いていた。

◆ シビックはシビルミニマムカーがコンセプトだったか、車重600kg台という現在の軽自動車よりも軽い車だった。そのシビックも現在のタイプRは450万円を超える高価格車だ。出力は何と320馬力に達する。名称こそシビックだが、シビックの生まれた背景やコンセプトは継承されていない。

◆ コンセプトというかデザインの統一性で最近話題になるのがマツダ車である。マツダ車であることは一目で分かるが皆同じに見えると。じゃあBMWはどうなの?アウディーは?と言われると何とも。

◆ この辺り、車種の少ないメーカだから出来る事であってトヨタや日産には出来ない。BMWにしてもBENZにしてもスポーティーな車はそれっぽいデザインが与えられる。デザインテイストは同じではあるがディメンションが異なる。スポーティーカーに比較するとセダンは(ある意味)ダサく見えるが、だから対比でスポーティーカーがそれっぽく映る。

◆ 売れたデザインを真似してしまうのがトヨタだ。マツダの統一コンセプトとは少し異なり、売れたクルマのデザインを真似れば皆売れるのではないか?とでも思っているような作りだ。
なので高価格車も低価格車も似たようなテイストになってしまって、高価格車の特別感がなくなる。

◆ しかしトヨタはそれでいいのかも知れない。月に100台しか売れない高価格車よりも月に5千台売れる低価格車の方がオイシイと。高価格車を買った人は高価格車なんだぞコノヤロウと思って乗っているので、デザインテイストが同一の低価格車の存在は気にしない。
一方で低価格車のユーザは、この車はあの高価買う車と同じ顔つきなんだゼと、小さな特別感の恩恵を受けられる。

◆ この辺りの失敗がレクサスだと思うが、そのレクサスも多少販売台数が増えている。レクサスは基本的には値引きをしないのだが、下取り車の価格を上げるとかオプションを無料で付けるなどでお得感を出している。

◆ レクサス店での値引き交渉に輸入車ディーラを出しても無駄だそうだ。そもそもレクサスは輸入車とは競合しない。
なのでレクサス店同士の価格合戦に持ち込むのが良いのだとか。


有料道路はお得か(2/20)
◆ ここから東京方面に行く時には有料道路を使う。車だと通行料金が780円と高い。有料道路の距離は20km強だと思う。走行時間は20分位だ。下道を行くと40分位で有料道路の出口付近まで行ける。20分間で780円が高いのかどうか。

◆ 伊豆スカイラインはアップダウンもあるしコーナーもきついので車高の高い車では走りにくい。CLSで走る分には何と言う事はないがジムニーには安楽な道ではない。なので余計に780円が高く感じる。

◆ 箱根峠を下りると西湘バイパスに入るがここは安い。それでもトラックなどは一般道を通るので比較的空いている。社会実験か何かで無料化された時には交通量が増えた。

◆ 西湘バイパスを出ると海沿いをしばらく走って新湘南バイパスに乗る。ここも高い。ここも同じように無料化された時にはかなり交通量が増えたが、有料となると殆どの車は一般道を通る。

◆ 新湘南バイパスを出た後暫くは国道一号線を通り、東京方面に行く時には横浜新道→首都高速と乗り継ぐ。横浜に行く場合は高額な横浜新道は通らずに下道を使う。

◆ 横浜新道は最初は30円位の通行料金ではなかったのだろうか。いずれ無料化されるからそれまでは払ってねという事だった。だが無料化されるどころか値上げに次ぐ値上げで今や250円だったかな。

◆ ただ横浜新道はそれでも通る車が多い。保土ヶ谷バイパスで北に向かう車なども利用するし、国道一号は万年渋滞なのと、国道一号線をまっすぐ走ってくると自動的に横浜新道に入るようになっているので通行量が多い。

◆ 東名高速を使うと、箱根から小田原厚木道路に乗って厚木から東名高速となる。東京方面に行く時には東名の方が早い場合が多いが料金はかかる。

◆ カネを払ってでも早く着きたい時には有料道路も良いのだが、有料道路が空いているかと言えばそうでもない。逆に地方の有料道路だと、下道を走っても渋滞がないので有料道路を走るのと余り変わらぬ時間で目的地に行ける。

◆ 有料道路料金は全国一律化が進んだわけだが、需給のバランスによる価格にしなければ償却は更に遠のく。安くすれば交通量が増えるのはアクアラインでも証明されている。

◆ そもそもアクアラインは、そこを通る意味が余りない。湾岸道が混んでいるからアクアラインを回ると言ったって、確かにアクアラインは空いているが千葉から東京に戻る経路が混んでいる。

◆ 使う意味がない道路ではあるが、その分安ければアクアラインを回っても良いかなと思うのだ。アクアライン開通当時は横浜市内に千葉の車が沢山やってきた。しかし横浜側から千葉に行く車が少なく、千葉の知事は首をかしげたという。だって千葉側には何もないんだもの。


春の気配を感じるこの頃(2/19)
◆ この冬は昨年に比較すると平均気温が高かった。昨年は連日零下まで気温が下がり、暖房用の灯油を何度も買いに行ったものだ。今年は気温が下がる時も勿論あったのだが、それでも昨年よりは暖かい。

◆ 電気暖房併用と言うこともあるが灯油の使用量は昨年の1/5位なのだ。夜間や朝方は暖房を使うが日中は使わない。その夜間や早朝にしてもフルパワーで灯油を燃やすと言うことが殆ど無い。

◆ 平均気温から見る寒さのピークは1月の下旬頃から2月初旬にかけてだ。その後は徐々に気温が上がり、3月になれば湿度も上がって貼るらしい日が増えてくる。

◆ 春から夏になると虫が増える。私にとってはこれが嫌な所なのだが随分慣れたというか鈍感にもなった。昨年の夏は暑く虫も多かったと思うので、今年もその流れなのだろうか。
暑さに弱いスズメバチが山の上の方に上がって来たとも言われた。

◆ スズメバチの捕獲器を仕掛けるのは春先が良いらしい。春先に飛ぶスズメバチは女王バチ候補なので、それを捕獲してしまうと繁殖が防げるとか。逆に夏場に捕獲器を仕掛けると蜂を呼ぶことになって逆効果だとも言われる。

◆ 春になって、昨年植えた木に葉が付くのかは気になる所だ。鹿に丸坊主にされた苗は枯れてしまうのか。少なくともブルーベリーの苗は駄目そうだなぁ。梅の苗も殆ど食われてしまっているからどうなんだろう。

◆ ここに来て最初に植えたレモンの木も鹿に散々食われてしまい、その後鹿除けのネットを張った。でも葉が全部食われたしダメかなと思っていたら新芽が出ている。新芽は出ているが柑橘系は葉が減ると成長が阻害されると言うことなので、大きな木には中々ならないかも知れない。

◆ 鹿も生き抜くためには何かを食べなければいけないわけだから仕方が無いのだが、何も植えたそばから食うことは無いじゃないかと思う。結局この地で生長する植物とは、鹿などに食われない"不味い"植物なのだ。

◆ 何度か書いている山の野良猫も元気にしている。発泡スチロールなどで巣を作って貰っていて食事も与えられている。猫にとっては過酷な冬も終わり、これから夏にかけてはノンビリ過ごせる時になる。

◆ 夏は暑いが、そうは言っても山の中に居る猫なので猛暑日になることなどはない。外的というか他の動物は多いと思うのだが、猫ってタヌキやキツネに攻撃されたりするのだろうか。動物が他の動物を攻撃するのは、その動物を食料と認識した時が多いはずだ。まあ雑食動物は猫も食うかも知れないけど…
◆ 春になれば鳥も増える。冬場は一体どこで過ごしたのかと思えるほど小さな鳥も増えてくる。春先から夏にかけてはウグイスが鳴く。鳴き方がそれぞれ少し違うので、何匹位のウグイスが居るのか想像できたりする。

◆ 鳥が増えると虫を食べてくれると思うんだよなぁ。トカゲとかコウモリも虫を食べてくれる。トカゲやコウモリは見た目がアレなのだが、なので鳥が増えてくれれば良いのだ。


レイアウトが崩れる(2/18)
◆ このページの右側、google広告の下に"F&Fのblog風"から始まる緑色のBOXがある。コイツの幅が昨日辺りから広くなってはみ出している。

◆ FirefoxでもedgeでもIE11でもはみ出しているがChromeだと正常に見える。何かをいじった事が原因であれば直すのだが、少なくとも昨日や一昨日は何もやっていない。とは言っても自然に幅が広がる事はあり得ない。

◆ まず疑うのは広告の幅で、これの違ったものが配信されてくれば広告の幅に合わせる格好でBOXの幅が広がるかも知れない。そこで広告のコードを削除してみたのだが変わらなかった。

◆ F&Fのblog風のINDEXは、文字数が多いと折り返すのだがこれがいけないとか?で、表示をやめてみたのだが何ら変化は無かった。

◆ そう言えば… そう言えば… いじったぞ、うんうん、いじった。
広告のサイズを規定する部分なのだが、実はblogの方で使っているものでindex.htmlでは使っていないと思っていた。

◆ 現在ここは修正も含めて検討中である。何故いじったかというとblogのスマートフォン用ページがうまく表示されない不具合があったからだ。なのでそこを修正したのだが、同じjavascriptをindex.htmlで使っているとすればindex.htmlが駄目になるというわけだ。

◆ このページのレイアウトというか仕組みというかを作ったのは随分前の話なのですっかり忘れてしまっている。コメント類は出来るだけ入れるようにはしているのだが、広告コードや表示位置などは相手依存の部分もあるので面倒だ。SSL化の時にも広告コードをいじる必要があったりして面倒だった。

◆ と言うわけで、本日は度々レイアウトが(今よりもっと)崩れるかも知れないし、もしかしたらすんなり直って"何かあったの?"状態になるかも知れない。ファイルをコピーして別の名前でやれよと言われそうだが、まあ我慢してやってください、お願いします。

◆ 横浜時代に、プレゼント企画を考えていますよという事を書いたのだが、色々あってそのままになってしまった。これも進めていこうとは思っているのだが中々スムーズに行かない。

◆ 欲しいものは買いにくい(注文しにくかったり仕様を決めにくかったり)とか、送りにくいサイズだったり重さだったり、そうでない品物はつまらない、役に立たなかったり。

◆ これが、数百個を作ってある程度の人数に配るというものでなければ未だ考えようがあるのだが、出来る事なら抽選はしたくない。抽選にしても当選確率が高いのなら応募してみようかなともなるが、1/50位ですなんてなると当たらないよなと思い始める。なので基本は数百個作ってある程度の人に行き渡れば良いなと思っている。

◆ 右側のレイアウト崩れはとりあえず直した。後もう少し設定が残っているので今からやってみます。


自転車に乗ったオトーさん(2/17)
◆ 以前に中高年が自転車に乗るという話を書いた。その後、私も自転車派ですとMailをいただいた。

◆ 最初はウォーキング、次にランニング、そして今はサイクリングだそうだ。サイクリングの魅力は飽きにくいことで、行動範囲が広くなるので新鮮な刺激が得られるという。

◆ ウォーキングからランニングに移行したのも行動範囲を広げること、短時間に大きなエネルギを使いたくなったことからだそうだ。
ランニングとサイクリングでは使う筋肉が違うそうなのだが、いずれも太ももを使うと言うこと。

◆ 身体全体にかかる負担はサイクリングの方が少なく、この点でも中年以降に向いているのではないかとのことだ。特に膝や関節などを痛めたりした経験のある人にランニングは負荷が重いとか。

◆ 持久力も重要だけれど瞬発力を鍛えたいというこの方は、今は坂道を全力で駆け上がるコースを毎日走っているそうだ。寒い時期はウォーキングが楽、速度が遅いので身体の部位の体温差が少ないが、自転車だと筋肉を使う部分と使わない部分の温度差が激しいのでウエアなどが難しいそうだ。

◆ 筋肉や体力の付き具合はダイレクトにタイムに現れるのも楽しいという。ではレースに出るのかというと、少なくとも今の時点では自転車レースよりはマラソン大会ですねと書かれていた。

◆ 前回の記事でコメントを頂いたのだが伊豆サイクルスポーツセンターが近くにある。行った事は無いのだが、たぶん30分位の距離だと思う。伊豆スカイライン経由で行けば10分かからないかも。

◆ サイクルスポーツセンターには子供の遊べるようなものもある。巨大なジャングルジムや巨大迷路、サイクルコースターやサイクルモノレール、温水プールなどなど。

◆ 自転車関係ではサーキット(ロード)やMTBのコースもある。いずれも有料なので何か施設を使おうとするとカネがかかる。宿泊施設やキャンプ場もあるので家族で遊ぶことも出来る。

◆ 一つ南の山にはワイナリーがある。
無料で試飲も出来るので立ち寄ってみては如何だろうか。ただ山を越えていく道路はないので、いったん修善寺の駅の方に下りてからぐるっと回らなければいけない。

◆ ワイナリー一帯には温泉ホテルなどもあるが料金は高めだ。この中伊豆ワイナリーヒルズは(カラオケの)シダックスが経営している。観光バスなどが来ると混雑するのだろうが、それ以外の時だと人も少ない。無料試飲の他にグラス1杯100円とか200円での有料試飲もある。

◆ 売られているワインの殆どの試飲が可能なので、飲んでみて気に入ったものを買うことが出来る。10杯飲んでも千円なのでどんどん飲んでいただきたい。売店にはワインの他にチーズやハムなども売られている。
車で行くことになると思うので、運転する人が飲めないのは(ドライバーがワイン好きだとすると)悲しいかも。


通販トップはAmazon(2/16)
◆ アプリによる利用調査によれば通販トップはAmazonだったそうだ。
対象利用者は10代と言うことなので通販での買い物に抵抗がない一方で、いわゆる古くさい所には生きたがらない傾向と言える。

◆ 楽天はZOZOTOWNとほぼ並んで2位だった。10代の若者に言わせると古くさい通販サイトだとなる。2018年初頭にはZOZOTOWNよりも楽天の利用率が高かったが、年末には逆転された。

◆ 3位はYahooショッピングだが月によっては楽天を抜いている。Yahooショップはテナント料が安いので、同じ品物であれば楽天出展者よりも安価に販売が出来る。楽天用の店舗データからYahooショップ用にコンバートする機能があったりして移行しやすい。

◆ それは良いのだが、いわゆる楽天方式のバナーベタベタのページをそのまま持ってくるスタイルになってしまってページが見にくい。楽天は利用者が何を求めているのかを理解していない。
商品ページに宣伝バナーを沢山貼ると言うことは、その商品よりももっと良い商品がありますよと言っているようなものだ。

◆ 利用者が求めているのは、その商品の説明であり価格だ。だが楽天にしてもYahooショップにしてもフローティングウインドゥが商品説明に被さってしまって商品説明が読めない。買って欲しいのか買って欲しくないのかハッキリしてくれみたいなページ構成なのである。

◆ こうした古くさいショッピングモールに比較するとAmazonやZOZOTOWNはスッキリしている。見たいものの情報が即座に分かる。関連商品には本当に関連した商品が掲載されている。これが楽天だと全く関係の無いものが関連商品だったりする。

◆ 楽天が古くさいのは三木谷氏が進化を忘れた人間だからかも知れない。常に新しいことに目を向ける孫さんとは対照的だ。両経営者共に公平に歳を重ねていくのだが、老齢化に伴ってクリエイティブ度合いの差はより大きく開くことになる。

◆ 楽天が楽天モバイルに力を入れようとしているのならば、これもソフトバンクの後追いだ。加入者数でソフトバンクに並ぶことはかなり難しいとは思うが、絶対に不可能かと言われればそれは違う。なぜならソフトバンクは勝手に加入者を減らしてくれるからだ。

◆ 世間から見てソフトバンクと楽天はどちらがイメージが良いのだろうか。似たり寄ったりかな、狡さという点では。あとは価格で勝負が出来るかである。楽天は設備が新しいので仮想化によるコストダウンが出来る。ソフトバンクは設備の償却が出来ている点でコストが抑えられる。

◆ 分離プランが再び叫ばれているが、現在のソフトバンクは第一次分離プラン期の時よりも弱っているので何とかなるかも知れない。逆に分離プランをぶっ壊そうと楽天が動くと又面倒な話になる。楽天はソフトバンクほどデカい事は出来ないが、インチキ割引率を掲げるなど姑息な手法を得意としている。


各社最高伝送速度(2/15)
◆ マルチバンドCAや4×4MIMO、256QAM変調などを使用して各社共に理論最高通信速度を上げてきた。ドコモは約1.3Gbps、auは958MbpsとGbpsになった。

◆ 帯域を多く持っているソフトバンクはTDDで612Mbpsが最高だが、これは2.5GHz帯と3.5GHz帯を使ったものなのでセル半径は小さい。
ちなみにTDDによる通信をソフトバンクでは"ソフトバンク4G"と呼びFDDを"ソフトバンク4GLTE"と呼んでいる。このFDDの方は400Mbpsにとどまる。

◆ TDDとFDDをまとめて使うと1Gbpsを超えられるのだが、それはもう少し先になりそうだ。そしてその頃にドコモは約1.3Gbpsのエリアがますます広がっている。マルチバンドCAにしても256QAMにしても安定してパフォーマンスを出すのは難しい。

◆ CAを効率よく使うには各バンドでの通信状態を安定させる必要がある。プライマリバンドもセカンダリバンドもエラーレートが激しく変動しているような状態ではCAが成立したりしなかったりで効率が落ちる。

◆ 256QAMもS/Nが高くなければエラーが起きて実行通信速度が下がる。移動時などは電界強度の変化などもあるので256QAMで安定した通信を行うのは難しい。場合によっては64QAMに下げた方がエラーが減って実効レートが上がる場合もある。

◆ ちなみにこの伊豆市の山の中は225Mbpsのエリアであり山の下の方にいくと938Mbpsのエリアに、伊豆の国市に入って少し北上すると1.3Gbpsのエリアになる。
auはWiMAX2が使えることになっているのだが本当だろうか。ここに引っ越してきた時に試したら使えなかった。

◆ ドコモは速度別に色分けされたマップがあるので分かりやすいのだが、auは東京都の一部みたいな書き方なのでよく分からない。
おそらくはスポット的にその速度が出る場所が存在するだけで、面展開が出来ていないのだろう。今後エリアが拡大されればマップに反映されるとは思う。現状でマップには75Mbpsでのエリア、程度しか記載が無い。

◆ ドコモの場合は地上系が遅い場合がある。速度を測るとMVNOの方が速いことがあるのだ。MVNOの場合は非混雑時間帯であればかなり速度が出るのだが、ドコモは夜中などでも使う人が多い為なのか速度が上がりにくい。

◆ この辺りは人口密度も低いので無線区間は空いているはずだが50Mbps〜100Mbps程度の速度だ。確かに無線区間の理論最高速度は技術の進化によって上がるのだが、地上系がボトルネックになるという本来とは逆のことが起きている。ドコモ的にはピーク速度を追っているのでは無いから知らないよと言うかも知れないけど。

◆ 5Gになると低遅延を求める部分もあり、地上系にも手が入れられるとは思う。この遅延を減らすのは結構大変だ。デバイスを通せば遅延するし、線を長く引っ張れば遅延するし、エラーが起きれば遅延する。

◆ 5G化への流れは当初より前倒しで進められているが、海外の事業に先行しているわけでもない。実際に5Gで何が変わるのかと言うよりも、よく分からないうちに高性能になった、こんな事も移動体通信ネットワークで出来るのかと思わせるような感じになるだろう。


世界に通じる日本の語(2/14)
◆ TSUNAMI、SUKIYAKI、SUSHI、そして最近ではKAROSHIも通じるそうだ。ちなみにオックスフォード英語辞典には2002年版から載っているという。

◆ そもそも日本人が働き者というわけでもない。安い労働賃金で安く製品を作って売るのが日本風のマスプロダクションだったからだ。やがて自動化や機械化が進むと、その労働構造は営業なり技術職などにも及ぶ。

◆ 日本は豊かな国になったのかも知れないが国民が豊かなわけではない。多くの労働力を提供しながらも、それに見合う賃金が貰えていない。しかし過労死するほど働けば幾ばくかのカネが手に入り、それを中流階級だと勘違いさせているのが日本国なのだ。

◆ 労働力不足が叫ばれる昨今、外国人労働者の輸入にも拍車がかかる。何故労働力が不足するかと言えば、賃金が安く働く気が起きないとそっぽを向く若者が多いからだ。最低賃金ギリギリで働くなら生活保護を受けた方がマシと考える人も居る。

◆ 欧米人は日本人ほど働かないと言うが労働が嫌いなのではなく、そこまでして働かなくても生活が成り立つからだ。
ではなぜ日本人は死ぬほど働くのか。

◆ 以前に書いた事があるが、携帯電話料金が諸外国に比較して高すぎるから安くしろと政治が介入した。では自動車関連税はどうなのか、電気料金は、水道料金は、高速道路料金はと見ていくと多くのケースで日本は高い。

◆ 有料道路という考え方のない国もあればある国もなある。中でもフランスの高速道路料金は100kmあたり千円で高いと言われる。ちなみに日本ではその3倍もの料金がかかるが文句を言う人間は少ない。

◆ 高速道路料金が高いのは地代が高い、工費が高い、ルートが(山間部などで橋脚やトンネルが多く)高いからでもある。しかし黒字路線で赤字路線を維持する部分が高額なのだ。

◆ 赤字路線とは何かと言えば、不要な道路だからそこを使ってくれる人が少ない道である。しかし国は高速道路を作りたくて仕方が無いのでどんどん作る。一日の通行台数が千台程度の道だってメンテコストはかかるので高速道路料金は今後も値上がりを続ける事になる。

◆ 道路料金が高いと物流コストが上がるので品物が高くなる。物価が上がって生産者が儲かるならば、少なくとも生産者の生活は楽になるから良いだろう。しかし現状はそうではなく道路コストやエネルギコスト、税金やら何やらに持って行かれてしまう。

◆ 日本は社会主義だから仕方が無い、世界で最も良く出来た社会主義だとと言われる所以だ。だからといって国が儲かっているわけではなく大赤字である。まあ大赤字にしておかないと都合の悪い事もあるので仕方が無いというか、何というか。

◆ 結局のところ日本国が悪いから日本国民は大変だねと言う話だ。政府はこう言うかも知れない「日本は十分に暮らしやすい国だ北のあの国など自由も食料もないのだよ」と。まあこうやって下と比べる事しか出来ないのが日本のヤバさを物語っているようだ。


ハイパフォーマンスカー(2/13)
◆ ハイパフォーマンスカーと言えばGT-Rだと思う。見る人が見ればGT-Rだ!となるが、車に詳しくない人には普通の乗用車に見える。羊の皮を被った、とまでは行かないかも知れないが特別感のない車が異様に速いというヤツである。

◆ 特別感があるのはLFAの方だろう。この辺りの見せ方がトヨタと日産の違いだ。エキゾーストノートをチューニングしましたよ、V10ですよ、ぶい・てん、みたいな。カタログ上の最高速度は325km/h以上なのだが、オーバルテストコースでは290km/hに到達しなかった。トヨタの常でカタログ値はエンジン出力も含めて少々大げさだ。

◆ スペシャル感溢れるボディーを身にまとったLFAだが、GT-Rにはおとなしく道を譲った方が良い。直線での動力性能はわずかな違いではあるが、LFAのドライバーはGT-Rのテールを拝むことになる。さらには後ろから迫ってきたNS-Xにもじわじわと差を詰められ、LFAのスピードメータの動きが止まった後はGT-Rのテールランプが小さくなっていくのをただ見つめるだけだ。そして視界からGT-Rが消える頃にはNS-Xにも抜かれなければならない。

◆ GT-Rよりも加速や最高速度の高い車は沢山ある。直線ではGT-Rといえどもそれらの車の前に出ることは出来ない。
しかしサーキットでは立場が逆転するかも知れない。フェラーリにしてもポルシェにしても、レーシングカーの市販版みたいな構成のハイパワー車は何が何でもアンダーステアに出来ている。

◆ パワーをかけたコーナリングでオーバステアに転じようものなら、腕に覚えのあるドライバーですら背筋に冷たい汗が流れるに違いない。なのでこれでもかと言うほど曲がらない車に出来ている。
それはサスペンションセッティングでありタイヤのチョイスでもある。

◆ だがフェラーリはセッティングの変更もタイヤの変更も認めていない。どこかをいじれば即座に保証規定から外れてしまう。まあ、最もその手の車を手に入れる人は保証など捨ててしまうだろう。街中を乗り回すこともせず、サーキットを貸し切って休日を楽しむのかも知れない。

◆ 確かにGT-Rも基本はアンダーステアなのだが、サーキットを走って楽しくないほど酷いかと言えばそうでもない。それなりのドライバーが乗るとそれなりのタイムが出るわけだし、サスを変えるなタイヤはこれだとうるさいことも言われない(はず)。

◆ スープラも登場する。デザイン的には70スープラの面影を感じる。元々70スープラはソアラのシャーシを短くして使ったものだがトヨタの予想に反して?よく売れたのだった。7MGTエンジンは230馬力辺りから270馬力位まであった。

◆ 当時のスープラに比較すれば新型スープラの動力性能はずば抜けてはいるが、GT-RやLFAと勝負の出来る車ではない。スタイリングはそれなりだが、スープラよりも地味な外観のZ34あたりがライバルだろうか。
Z34はVQエンジンを積むが、出始めの頃とは随分違って良く回るしパワー感のあるチューニングとなっている。が、NAエンジンでは限界もある。

◆ いずれにしても面白そうな車が出てくるのは(主に米国の)景気回復を意味するものだ。
米国の景気が悪ければ販売台数が伸びず、開発費が償却できない。


炎上を誘うアルバイト店員(2/12)
◆ 静止画で炎上させたのは2012年頃のアルバイト店員だった。その後バカな行為は表に出てこなかったが、最近再び炎上動画の投稿が相次いでいる。

◆ 投稿先はインスタグラムの、24時間後には勝手に消去されるという所だ。勝手に消えるから大丈夫だろうと思うのかも知れないが、YoutubeやTwitterに転載されて広まっていく。

◆ 炎上させて人気者になりたいと無免許運転をしたのは大原誠治(36)だ。その後も毎年逮捕されている。彼には善悪の区別がない。自分のやった事は全て正しい、法律が間違っていると豪語する。

◆ くら寿司の他にセブンイレブンやビッグエコーの動画も上がっていた。調理場で鍋を振りながら、くわえタバコに火を付ける動画もあった。店員ではないが、女性客が焼き肉屋のタレの容器に口を付けて飲む様子もあった。これもくら寿司だが、一度手に取った更に箸を付けてレーンに戻す動画もあった。普通の人間は悪い事はやらないか、或いは隠れて行うものだ。それを投稿してしまうのだからおよそ普通の人間ではない。

◆ さらに、こうした事実の発覚が動画を元に行われたという事も問題である。
事前に企業側が監視カメラ映像などからアルバイト従業員の行為を把握していなければならなかった筈だ。実際にくら寿司でゴミ箱に放り込んだ魚を再度調理した人間はアホに違いないが、それを発見できなかったくら寿司もアホだ。

◆ 今頃各企業はアルバイトや従業員の暴走対策に頭を痛めているだろう。スマートフォンの持ち込みを禁止した所で根本的解決にはならないが、炎上は阻止できる。というか、もしかするとくら寿司などでも調理場への不要品の持ち込みは禁止していたかも知れない。
だが馬鹿野郎はバカだからそんな決まりも守れない。

◆ アルバイトを管理するコストと炎上してイメージダウンする損害のどちらが大きいかを考える時期に来ている。やがては機械化によって人間の出番は少なくなるとは思うが、それまでは何らかの対策が必要だ。

◆ マクドナルド風に調理機器の並ぶエリアを外から見えるようにする手もある。
これなら客が監視してくれる。直接は見えないにしても画面越しならどうだろうか。

◆ 従業員によっては、そこで働いている事が知れると嫌だから見られたくないという人が居るかも知れない。この辺りも管理の徹底を優先するかどうかになる。もちろん客に見せずに管理部門がチェックしても良いのだが、それはコストがかかる事になる。

◆ 飲食店での非衛生行為など今に始まった事ではない。ファミレスなどでも散々言われていた事で、それが動画として公開されてしまったに過ぎないと言ってしまえばそれまでだ。

◆ なので根本は別の部分にある。だが炎上対策を行う事でその根本を是正していく力が生まれないとも限らない。日本の食は安全だと言われてきたし、あの炎上動画を観た中国人は「中国のデリバリーサービスより余程マシだ」と言ったそうだが、中国と比べちゃいけない。


HDD搭載ケータイ(2/11)
◆ 2006年に発売されたW41Tはハードディスクを搭載した携帯電話だった。
HDDは0.85インチで容量は4Gバイトだった。おそらく当時のメモリカードは1Gバイトに満たないと思われ、大容量の記憶媒体を確保すると言うことでHDDを搭載したのだろう。

◆ HDDは表面積はSDカード程度だが厚みはかなりあり、スポンジにくるまれるようにして搭載されていた。
HDDは起動時にこそ電流を必要とするが、定常回転に達すればさほど消費電力は大きくないとか説明されていたように思う。

◆ HDD搭載ケータイはこのW41Tだけだったのではないだろうか。その後はメモリカードの容量増大によってHDDの必要性が薄れてきたのだ。

◆ 今でも容量という面で言えばHDDだがSSDの容量拡大にも凄いものがある。高速大容量で書き換え可能な不揮発性メモリなどが登場するとは20年前には考えも及ばなかっただろう。

◆ RAMに関しては配線の微細化などである程度の容量拡大は予測できたと思う。ROMに関しても電気消去書き換え可能なEEP-ROMの存在はあった。しかし書き込みや消去には時間がかかり寿命も短かった。

◆ HDDにしても容量の限界が来る来ると言われていた。書き込み方法や垂直磁化だとか誤り訂正など、様々な技術で記録密度を上げていった。記録密度が上がると同時に信頼性も向上した。

◆ HDD容量がメガバイト時代にはHDDが壊れることは普通だった。勿論今でもHDDは壊れるのだが、当時に比較すれば寿命は1桁位長くなっているのではないだろうか。

◆ この先スマートフォンやPCのストレージ容量はまだまだ増えていくだろう。
RAMに関しても同様で、スマートフォンですら2〜4Gバイトのメモリを積んでいる。CPUの高速化やRAM容量の拡大は消費電力の増大でもある。これらが配線の微細化などによってどこまで減らせるかだ。

◆ LSIの配線が1μmになって驚き、それが今やnmなのだ。新しい微細配線デバイスが出来る度にマスクのコストが驚くような価格になるわけだが、それもやがて安定して落ち着く。微細化によるリーク電流だとかの様々な問題もクリアされていく。

◆ 1μm時代に数十nmの配線など予想も出来なかったと思うが、時代が進めばpmの世界に入っていくのだろうか。原子の大きさ(ファンデルワールス)があるので限界はあるにしても、それにどこまで近づけるのかみたいな世界になったりして。

◆ HDD内蔵ケータイの頃にはCPUの発熱も問題になった。クーリングファンが必要になるとか、暴走対策にリセットスイッチが必要だなどと言われていた。
もしも国産ケータイが国産ケータイのまま進化した国産スマートフォンになっていたとすると、今よりもっと性能は低かっただろう。

◆ 国際化という大きなマーケットの中で日本製プロセッサは出る幕を失ってしまった。製造に関しても舞台は台湾や韓国、中国なのが現状だ。


風水とは何だろうか(2/10)
◆ 今は流行っていないが風水風水と流行った事があった。何でも風水に結びつければそれで良しみたいな風潮だった。だからといって日本中の家の玄関の向きが一斉に変更されたわけでもないし、カーテンの柄や部屋の置物が日本全国で統一されたわけでもない。

◆ 玄関の向きにしても南西はいけないという論もあるのだが、そこに何かを置いたりすると南西でも良くなったりする。南や西向き玄関は陽が差すので水との相性が悪いとか、灯油のポリタンクも水だから(どこが?)置いてはいけないとか色々と決まりがある。

◆ 玄関や部屋に水を置くと良いと言われて、衣装ケースに水を張って部屋に並べたみたいな話は聞いた事がある。玄関に水槽を置くと良いと言われて置いたが、フィルタなどのモーターはいけないと言われたとか。水槽の中身は金運つながりと言う事で金魚が良いのだとか。

◆ 風水も言う人によって色々変わるようなので、自分に都合の良い自称風水師の言葉を信じると幸せになれる。
面白いのが寝室の風水論で、ベッドは壁に付けないといけないそうだ。隙間があるとそこに気が流れるらしい。
隙間風ならぬ隙間気なのか。しかし布団の場合は壁にくっつける必要が無いのだそうだ。

◆ たぶん、たぶんであるが、布団を壁際に敷く事はむしろ珍しいので現実優先で理屈後付けなのだろう。ベッドの場合は壁際に配置する人が多いだろうから、それを基準に考えたと。

◆ ベッドはドアや窓に面した場所に置いてはいけないそうだ。と言われたって狭いワンルームマンションではどうしようもない。ドアや窓のない部屋にでも住まないと。

◆ 人によってもベッドの向きだとか寝室の位置が違うらしいので、その人に合った寝室の位置や寝室レイアウトが必要との事なので、凝る人は家族の人数分だけ家が必要になったりする。

◆ 私はこの手の方角がどうのとか配置がどうしたみたいな事は余り気にしない。ああそうですか程度には聞くが、出来ない事を言われても困る。
風水のために生きているわけではないのだから。と言うと風水師は健康で長生きするためには云々みたいに言う。

◆ 風水に逆らいまくって生きた人と風水に忠実に生きた人の臨床?試験データでも集めないと効果の有無は分からない。気分が良ければそれが一番だというのならば、無理な風水的縛りは逆効果になる。

◆ まあ、だから風水に逆らう配置がやむを得ない場合には○○を置く事でそれが回避できますみたいな例外的こじつけが生まれてくるのだろう。そうでないと風水を信じる人が減少してしまって布教活動に影響が出る。って、宗教ではないから布教はしないのか。

◆ でもまあ興味ある人は調べてみると良いかもしれない。SEOに熱心で検索上位に繰るページの中身はどこかのコピーが多いので、だいたい書いてある事が似ているのも面白い。


輸入できないもの(2/9)
◆ 私は米国Amazonで買い物をする事もある。国内で購入するよりも安価に手に入るからで、到着までの日数さえ我慢すれば国内価格の半額以下で買えるのもの多い。

◆ 特に熱帯魚用品などは価格差が大きく、国内で買うのが馬鹿らしくなる。なのだが、ここの所立て続けに発送がキャンセルされた。Amazonの言うことには日本国内法によって輸入が制限されている物品が含まれているからダメだという。

◆ Hello, We arewriting aboutyour order #xxx-xxx-xxx. Customs regulations for your country restrict the import of certain items. We regret to inform you that one or more items in your shipment Axxxxx cannot be imported into your country and are being returned to Amazon.
◆ 購入したものは危険物でもなければ薬物でもない。そこで東京税関に問い合わせてみた。すると、輸入の出来ないものがあった場合には配送業者或いは直接税関から荷受人に対して輸入が出来ない旨の連絡が来るそうだ。返送か、廃棄かの判断を仰ぐという。

◆ しかし今回の熱帯魚用品ではそのような問い合わせは来ていない。税関によれば日本に配送される前にキャンセルされたのではないか、日本に来ていれば必ず問い合わせが行くと言われた。

◆ そこで考えられるのは日本代理店の存在である。どこが代理店になっているのかは知らないが、並行輸入物で値崩れが起きては商売にならないので、米国Amazonに対して(そんな事が出来るのかどうかとは思うが)制限を加えているのではないかと言うこと。

◆ Amazonではなく一般販売店から買えば並行輸入に成功するのかも知れないが、現時点でそれは試していない。いずれにしても手軽に買うことの出来た米国Amazonからの道が制限されるとなると困る。

◆ では全てのものがダメかというとそうでもない。国内に輸入されていないものは買うことが出来たので、余計に国内代理店の圧力説が現実味を帯びてくる。

◆ 例えばアルミナ系の吸着剤や鉄系の吸着剤は国内価格は250mlで4千円ほどする。しかし米国Amazonで買うと500mlでUS$20位なのだ。勿論送料がかかるのだが、日本Amazonと違ってまとめて送料がいくら、みたいになるのでお得感が増す。

◆ 添加剤なども日本国内価格は1リットルで8千円もするものが、米国Amazonでは同じものが送料込みでもUS$30くらいだ。これでは国内で買うのが馬鹿らしくなって当然だ。

◆ 中華ものであればAliexpressで買えば済むことなのだが、元々の原産国がドイツのものが多い。だったらAmazon.duが良いわけだが実は価格は米国の方が安かったりする。勿論ドイツで買えば国内よりも安いのは当然なのだが…
◆ Amazonではなく一般通販店を使うかなぁ。横浜時代には一般通販店から出来るだけまとめて買うようにしていた。送料がバカに出来ないからで、特に液体ものなどはどうしても送料が上がってしまう。
送料はたぶんAmazonの方が安い。


国の違いは考え方の違い(2/8)
◆ 日本で開発されたイチゴの苗を韓国に持ち帰り、それを育てた韓国農家は「これは我々が開発した品種だ、日本人は我々の開発した苗を盗んで真似をしている」と言い張る。

◆ 和牛にしても同様だ。和牛は韓国が開発した牛だ、それを日本人が盗み育てて世界中に売っている。我々は和牛販売に対してロイヤリティを要求できる立場だと。
じゃあ韓国産の和牛も世界に輸出すれば良いんじゃないのと言いたくなるが、それに関しては無言である。

◆ 日本のものを韓国に持ち帰ると賞賛された時代があったそうだ。植物なり工業製品なりをコピーし、「我々のオリジナルだ」と言い張る。それが韓国にとって普通の事なのである。良いとか悪いではなく文化なのだから仕方が無い。

◆ しかし日本をはじめとする先進諸国は黙っては居なかった。新品種を登録して保護品種としたのだ。これを知らない韓国人はせっせと日本産のみかんを作った。何年もかけて苗木を大きくし、やっと実らせたみかんを出荷しようとした所にストップがかかった。韓国農家は920tにも及ぶみかんをどうするか悩む事になる。

◆ ケチさえ付ければ日本は黙る、外圧に弱い日本のイメージが、少なくとも韓国相手には少し変わってきた感もある。以前にも書いたフッ化水素問題も然りだ。

◆ 反日と言いながら何故日本の品種をコピーするのかとの論も囁かれるようになったのだとか。日本が嫌いだというのならば日本のものなどコピーするな、我々には独自に開発できる技術があるはずだという。まさにその通りで、独自に開発できるのならば開発すれば良い。開発が出来ないのならばロイヤリティを払って正規にコピー品を作れば良いのだ。

◆ 貿易摩擦という点では自動車問題もある。韓国人は日本車が嫌いではない。韓国内の日本車比率は15%を超えている。
しかし日本国内を走る韓国車は殆ど無い。以前ヒュンダイが日本法人を設立して自動車販売を開始したが、殆ど売れずにその後撤退した。ヒュンダイのエンブレムを真似したのがトヨタのネッツ店で、ネッツ店扱いのトヨタ車には輝かしいヒュンダイマークがくっついている。(と言われるが単に似ているだけ)

◆ 韓国人は、日本が嫌いだと言いながら日本車に乗るのはおかしい、韓国車に何故乗らないのか、在日韓国人ですら韓国車に乗らないのは何故なんだと憤る。これに対して韓国車は中国に輸出しているが、我々は中国製の車には乗らない。これと同じなのではないかと冷静な意見も。

◆ 過去の日本車たるや見本はアメリカ車だった。サイズ感こそ異なるが機構やデザインなどを真似して作った。モデルサイクルを短くして頻繁な買い換えを促進し、どんどん新しくしていった。
韓国もこれと同じように日本車を真似て独自の発展をすれば良いのだが、これが出来ない。コピーは出来てもそこから発展させる事が出来ないのだろう。


平成の円高(2/7)
◆ 平成には2度の大きな円高局面があった。円が強いと言うよりもドルが弱って結果として円が上がる。
円高になれば輸出企業はダメージを受ける。円高が続けば企業は体力を失い、海外に逃げて行かざるを得なくなる。

◆ 日銀は円高を好む。これは当たり前の話で、自国通貨が高いのだから。円高の時に適切な対応が出来ていれば国内産業は守れたのかも知れない。

◆ 1995年の円高の時に日銀は何度か介入している。介入を臭わせるアナウンスもしたのだが全くと言って良いほど無力だった。上がり続けたドル・円はついに80円を割り込むことになる。しかしこの時点で日銀は介入していない。いくらやっても無駄だと判断して様子見を決め込んだ。

◆ しかし結果的にはここがピークとなった。79円台後半から徐々に円安方向に触れ始めたのである。その後日銀は介入を行わなかったが円は下がった。日銀が介入すると円高になるのか、円高になるから介入しているはずなのに。

◆ 記憶に新しいのは2011年で、この時には75円台にまで円高が進んだ。そして3.11の事もあり、多くの企業が海外へと逃げ出してしまった。2012年からは円安方向へと触れ始めるのだが、既に日本の産業は空洞化が目立っていた。

◆ 円高にしても円安にしてもそれが短期間であれば企業は耐えることが出来る。
しかし年単位の長期で円高が続けば、国内生産を諦める以外にはない。それこそ企業努力だ何だと言っても限界があるからだ。

◆ そしてその限界を求めようとすれば生産コストを安くする以外にはなく、人件費に手を付けることになる。給料は上がるものだと思われていたのは好景気の時代であり、ボーナスカットは当たり前、年収ダウンは当たり前の時代になる。そしてこれは、いや、これがデフレそのものだったのだ。

◆ アベノミクスはインフレターゲットを設定した。円高から解放されて人々が一息つき、未来は少し良くなるかなと思い始めて景気が上向いた時に増税した。これによって日本は再び不景気風が吹き始めることになる。

◆ その後の増税スケジュールが目前となれば人々はより大きな不安を覚える。使わずに貯めておこうとするものだからデフレは更に進行する。中国製の安価なものも国内産業を脅かすわけだが、しかし給料が上がらぬ中では安いものしか買えない。

◆ 電子部品などはスマートフォン需要などもあって出荷量は増えていたわけだが、円高と3.11の時にシェアを韓国勢に奪われた。もはや韓国産の電子部品の信頼性は日本製に劣ることもなく、しかも価格が安いのだから売れる。日本でも韓国製の電子部品を扱う商社が増えたが、中々大手メーカには入り込めなかったという。

◆ その理由として供給安定性があった。日本の電子部品は一定量以上の利用者がいれば生産が続けられる。しかし韓国製品は採算性が悪いとなるとそこで供給が終わる。


オートバックスのワンボックスカー(2/6)
◆ オートバックスがワンボックスカーを作った。と言っても中身は日産製のワンボックスカーだ。
これの内装をウッドパネルなどとしたものである。

◆ キャンピングカーとして使用する場合にも商用車として使う場合にもウッドパネルは都合が良い。キャンピングカー用途の場合だと金属の冷たさなどを遮ってくれる。商用車では荷物を積んだ時に金属面に直接接触しない。

◆ メリットばかりではなくデメリットもある。最大の欠点は木は割れることだ。事故などの時に木が割れて身体に刺されば危険だ。こうした問題があるのでインパネ周りのウッド化は非常にコストがかかる。

◆ トヨタなどはリアルウッドと見間違うばかりのプラスチックウッドを使うのだが、これにしてもそこそこコストはかかっているはずだ。BENZやBMWなどのウッドパネルは非常に薄い。例えそれが割れたとしても人体に危害を加えない程度に薄くスライスされた木材を、金属板などに貼り付けている。

◆ 衝撃が加わっても割れない素材(金属は曲がるだけ)に天然木をスライスしたものを貼り付けているので部品単価が高い。部材のコストも勿論あるが加工や仕上げにも工数を取られる。

◆ ワンボックスカーの場合で例え走行中にウッドパネル部分に人が乗らないにしても、事故などで荷室の木材が砕けて飛び散ったら危険である。バラバラになりにくいような木材が使われていれば多少安心感は高まるのだが、商品説明には無垢のリアルウッドと書かれている。

◆ NV200ベースのものは300万円前後で販売される。元々がどの程度の価格のモデルなのかが不明だが、最も安い車両で170万円位だから100万円以上の上乗せと言うことになる。外装色は日産の工場で塗装されるというオリジナルカラーとなっている。

◆ NV200は手軽なオートキャンプ車として人気が高いようで、オートバックスとしてもウッドテーブルやベッドが装備できるようにしてアウトドア派を狙う。

◆ 付帯設備などは強度なども考えられていると思うので安心感はある。
ワンボックスカーをキャンプなどに使う人は多いが、車内での電源確保用のセカンドバッテリーなども固定をシッカリしなければ危険な装備になってしまう。

◆ 他にも冷蔵庫など重量物を積む場合や水タンク一つをとっても固定が大切だ。こうした点でもワンボックスカーをゼロから改造するよりも手間なく安全に仕上げることが出来そうだ。

◆ NV200をベースとしたキャンパーは意外に多い。狭い室内を有効に使うための装備や工夫が施され、キッチンなどが付けられたものもある。NV200は商用バンなので価格も手ごろ、室内がフラットで広いことが改造ベースに向いているのだとか。


廃れていくもの(2)(2/5)
◆ 昨日の話の続きである。水槽用品、特にケミカル関係の儲けは大きいと思う。例えば魚病治療薬として売られているある商品の中身は過酸化水素水だそうだ。
魚病治療薬と名を付けるだけで100倍の価格になる。

◆ ウミブドウも食用としてスーパーで買えば安いがペットショップで水槽用として買うと5倍位の価格になる。と言う現実を見てウミブドウを出荷している人が水槽用として売り始めたみたいな話もあった。

◆ 水槽用添加剤を訳の分からないものとは言いたくない部分もあるのだが、成分などが明記されておらずに効能だけを書かれてもなぁと思う。これなど燃費グッズ商売と同じではないか。

◆ BPシステムや一部の添加剤に関してはblogの方に書いている。
何だかんだとゴチャゴチャ添加したりして結局上手く安定しないみたいな事にもなっている。

◆ 昔流行った磁化水は一体どこに行ってしまったのでしょうねみたいな、紅茶キノコ(これは最近又復活しているようだけれど)もあったし、麦飯石だかなんだかをウォーターボトルに入れると云々とか、燃費グッズでも崇拝者がいたトルマリン鉱石入りの水道蛇口とかシャワーヘッドとか。

◆ 明確な理論があって効能がハッキリしていて、それが必要なものであれば売れ続けると思う。しかしそうでなければ単なるオカルトなのだ。明確な理論があったとしてもそれが有用でなければ廃れてしまう。

◆ 4WSブームがあったなぁ、ロッドのたわみを使ったパッシブ4WSもあったしアクチュエータを使ったアクティブ制御もあった。4WS付きのスカイラインだったかに乗った事があるのだが、高速道路で横風を受けると動きが不自然になった。

◆ 横風を受けても直進を保とうとステアリングを動かすわけだが、制御的にはそれが横風なのかコーナリングなのかは判断できないので後輪をステアする。なので直進安定性が不足して不安定感が増大する。

◆ 今なら多くのセンサを使って賢い制御が出来るはずだ。そしてそれが安全性や運動性能に大きく寄与するならば、あらゆる車が4WSになっていてもおかしくはない。

◆ スマートフォンの複眼カメラにも賛否両論がある。SONYは単眼カメラで十分だと言いながらデュアルカメラにしてみたり、シングルカメラに戻してみたりと迷走する。新技術にはコストがかかるが、それを上回る商品性があれば問題は無い。

◆ SONYといえば自己中心的で独りよがりなプリインストールアプリを縮小方向だとか。なにやらスマートフォン部門にカネがなくなったので新規開発が出来ないとか何とか。これは喜ばしいことである。欲しい人だけがダウンロードして使うという基本に立ち戻ることでSONYスマートフォン部門の景気が回復すれば良いけれど。


廃れていくもの(2/4)
◆ 流行るものがあれば廃れていくものがある。景気の良い頃は盛んに売れたハイパフォーマンスカーはその後下火となり、代わって実用車と言えるワンボックスがブームになった。

◆ 自動車を移動手段と考えるならば、人や荷物を沢山積むことの出来るものの方がお得なのだ。
しかしその後低燃費車が増えることになる。これは実用性と言えば確かにそうなのだが、空気を運んでいると言われたワンボックスカーの無駄を削いだとでも言えば良いのかも知れない。

◆ 低燃費車の流れの中でハチロクだとかGT-R、新型スープラなどが出て来たのは若干の景気回復を先取りしているのか。実用車とは正反対、ハイパワーなエンジンを搭載して動力性能が高く、しかし乗車定員が2名みたいな無駄だらけの車は贅沢車だからだ。

◆ こうした車が売れはじめると世の中が明るくなるのだが、果たして。しかし全ての車がハイパフォーマンスカーになるわけではない。おそらく低燃費車の流れがそのままEV化につながっていくと思う。

◆ 車とは全く関係の無い話だが水槽の世界でも流行そして廃れたものがあった。横浜時代の水槽維持が1999年頃から2006年頃である。
その後2010年辺りに各社から登場したのがバクテリオプランクトン(BP)システムである。

◆ BPシステムとは様々なバクテリアを使って水質を維持しようとするものだ。液体添加剤もあれば固形物質によるものもある。共通するのはその内容などが明らかにされていない点だ。

◆ これを使うとこうなります、使う量はこの位です程度の情報しかなく、使う側は試行錯誤で分量などを決めた。それでも試薬で測れるものならば良いが、そもそも成分が不明なので測りようがない。

◆ 例えばガソリンの添加剤があったとしよう。ガソリン50リットルに対して100mlを入れてくださいと書かれていればそれに従う。だがガソリン50リットルに対して10ml〜200mlを添加してくださいと書かれていたらどうだろうか。

◆ 最初は10mlから開始し、様子を見ながら徐々に増やしてください。ただしいかなる場合でも50リットルに対しての添加量が500mlを超えないようにしてください。みたいな感じだ。

◆ これで何が起きたかというと、最も多いケースは過剰添加による水槽崩壊だ。もっと入れて良いかな、もっと入れた方が良いかなと徐々に分量を増やしていったらエンジンがかからなくなってしまった、みたいなものである。

◆ BPシステムの一部添加剤は今でも売れているが、2015年頃にはBPシステムももうお終いかと言われたそうだ。
バクテリア系添加剤によっては冷蔵保存が必要だったり、使用期限が短く設定されているなどした。

◆ それでも試してみようとする私みたいな人間がいるから細々と売れているのだとは思うのだが、実験を進めると売れない理由が明確になったような気がする。


伊豆市の数字(2/3)
◆ 伊豆市は大きな病院が比較的多い。調べてみると人口あたりの病床数は県内で5位なのだそうだ。ちなみに横浜市戸塚区は千人あたり11床、伊豆市は23床だ。

◆ 横浜市戸塚区の人口は約27万人、伊豆市の人口は3万人である。この人口の少ない町に何故病院がいくつもあるのかは不思議だ。

◆ 伊豆市に引っ越してきて自動車保険料が上がった。これを数字で見てみると戸塚区の事故率が0.58%に対して伊豆市は0.77%と高い。
そもそも静岡県全体の事故率が0.8%と、全国平均の0.47%よりもずっと高いのだ。

◆ 人口密度は戸塚区の約9千人/平方キロメートルに対して伊豆市は5百人である。宅地面積の平均も戸塚区の79平米に対して124平米と広い。
これには地価も関係していて、戸塚区の平均が約29万円なのに対して伊豆市は6万円/平米と安い。

◆ 人口が少ない為もあるが犯罪率なども伊豆市が低い。平均所得も低いのは最低賃金が物価などに連動するためだろう。ただ賃貸物件の家賃は思ったほど差がなく、戸塚区の2LDKが7万円なのに対して伊豆市でも6万円が平均値なのだ。

◆ ちなみに戸塚区は横浜市から西の方に行った、鎌倉市や大船市方面の田舎である。東寄りの方はまだマシだが、区役所のある西寄りは車がないと生活に不便なほどの地域である。勿論伊豆市に比較すれば店なども多いのだが、東京近郊の町と言うほど発展しているわけではない。

◆ 東戸塚駅周辺は何もなかったのだが、その後オーロラモールというショッピング施設が出来て多少便利になった。とは言っても買い物に行くとなれば横浜に出るのが普通だったかなぁ。横浜まではバスか電車で行くか、或いは朝早くに出て駐車場の列が長くならないうちに到着するかだ。

◆ バスは本数が少ないのと時間がかかるのが難点だ。電車ならば15分位で着くのだが、家から駅まで歩くと10分以上かかる。駅までバスを使うとしても道路状況によっては15分以上かかった。
車で道が空いていれば横浜駅まで10分位で行けるが、混んでいると1時間位かかる。この点スクータで行くと20分もあれば到着できてしかも駐輪場はほぼ止められた。こうした状況なのでクルマの利用率が極端に減ったのである。

◆ ここだと三島に出れば街になっている。
三島までは空いていれば20分くらいなのだが混んでいれば1時間位かかる。電車では駅から駅までで30分位だ。これもスカイウエイブで行けば30分位で着ける。有料道路を使うと時間は短縮できるがカネがかかる。

◆ 三島までの道路は途中までが片側1車線、途中からは2車線になり少し空く。有料道路は2カ所にあるのだが、殆どの人は有料道路は通らない。有料道路を通るのは観光客くらいなものなので平日は空いている。伊豆スカイライン(有料道路)は山の中を走る観光道路みたいなものなので無料化は難しいだろうが、街中の伊豆中央道などは無料化すれば渋滞緩和になるのに。


セルフレジ(2/2)
◆ セルフレジが増えている。人件費節約という点で客にレジ作業を行わせるのは良い方法である。
が現実にはそう簡単ではなく、セルフレジ数台に1人の人員が必要だ。

◆ セルフレジは大きくは2種類に分かれる。一つはユニクロなどが導入している方法でRF IDを使い、非接触で商品情報を得るもの。
箱の中に買った商品をどさっと入れるとか、商品かごのまま機械を通せば合計金額が表示される。

◆ この方法は、利用者にとっては非常に簡単なのだがRF IDのコストなどがかかる。レジを通した品物のRF IDを電気的に壊せば万引き防止センサにも反応しなくなる。

◆ もう一つは自分でバーコードをスキャンして一つ一つの商品情報を読み込む方式だ。これは既存のシステムからの変更が大きくないので導入コストが低い。ただし不正をしようと思うと出来てしまう点である程度の損失を見込まなければいけない。

◆ 特に小型軽量で高額な品物は検出しにくい。バーコードをスキャンしたものを秤の上に乗せるのが一般的なのだが、秤の分解能や誤検出、未検出閾値などもあって軽量なものは上手く検出できない。なので重くて安いものをスキャンして、それと一緒に軽量で高額なものを秤の上に乗せるとレジを誤魔化せる。

◆ スキャンから秤の上への移動が早すぎても遅すぎてもエラーになる。いずれも係員をお呼びくださいで停止する。係員はスキャン済みの品物とレジのデータを照合して間違いがなければリスタート処理をする。

◆ スキャンした商品をすぐに秤に乗せないと、早く乗せろと言われる。
秤の上の袋がいっぱいになって次の袋にする場合など、時間がかかると早くしろ、早くしろ、早くしろとアナウンスが響くことになる。

◆ 若い人はすぐに慣れて使えるようになると思うが、老人には過酷な機械なのだろう。スーパーがセルフレジになったからもう行けない、別のスーパーは遠いしどうしようかと新聞に投稿されたりもした。

◆ 私はセルフレジを使うことも多いのだが余り好きではない。セルフレジでは決済できない品物があったり、クレジットカード決済時には係員を呼ぶ必要があるなど面倒だからだ。

◆ だが有人レジの列に並んでいると「私がお手伝いしますからセルフレジの方にどうぞ」とおばさん店員がしつこい。でセルフレジに移動すると、セルフレジでは決済できない商品にぶち当たったりする。
だから有人レジに並んでいたのになぁとは言わずに、そのおばさん係員に後は全部処理してもらう。

◆ ただしおばさん係員がノロマだとこの処理に結構な時間を費やすことになる。銀行のATMでの振り込みサービスが始まった時もそうだった。係のおばさんがATMでやりましょうと言うからそちらの列に並んだら、当座宛てはダメだったり振り込み上限金額に引っかかったりで結局窓口に行く羽目になった。


反対側から富士を見る(2/1)
◆ 何年か前に山梨県に引っ越した方が居る。山梨県は定住誘致などの制度もあったと思う。今は違うかも知れないが以前は日本で最も水道料金の安い県だった筈だ。周りを山に囲まれた盆地故に豊富な水資源に恵まれている。

◆ 盆地なので気候は厳しい。夏は暑く冬は厳しい寒さになるのだが、最近では北関東の夏もかなり暑いので目立たなくなった気がする。

◆ その方が何故山梨に引っ越されたのかと言えば、元々済んでいた都内から中央高速で気軽にいける範囲だったからとの事だ。中央線や中央高速道路近くの杉並区や練馬区辺りだと中央道が身近になり、世田谷や大田区の方になると東名高速に乗りやすい。

◆ 高速を使わずに国道20号線でも行くことは出来るが結構時間がかかる。国道20号は道路幅が狭いので違法駐車車両があると大渋滞になってしまう。引っ越しだとか工事現場に止まるトラックは知らん顔だが、たったその1台のトラックのために数kmに渡って渋滞の列が出来るのだ。

◆ それを考えると中央高速が良い。中央高速が甲府辺りで未だ全線接続されていなかった頃、中央道を走ってきた車は一般道にいったん下りる必要があった。で、その付近にはブドウ狩りやらワインやら梨や桃狩りの店が沢山出来て繁盛した。

◆ その後中央道が全線接続するとなり、これは死活問題だと中央道の全線開通を強固に阻止しようと頑張ったが無駄だった。一般道の交通量は極度に減少したが、それでもブドウ狩りなどの場所は今も残っている。
むしろ道路沿いから少し入ったような、でもインターに近い所に場所を移した感もある。

◆ 山梨はそうしたブドウなどの果実や水晶の産地として有名だ。水晶つながりで水晶振動子メーカの人工水晶の工場があったりもした。厳しい気候条件ではあるが綺麗な水と空気が美味しいワインを作るのかも知れない。

◆ 住宅価格は駅まで歩ける距離、敷地面積200坪前後、延べ床面積40坪前後の築40年で500万円位だ。山沿いになれば更に広い土地や畑が付いた土地だとか山林の付いた土地などもある。

◆ 定住誘致をしているだけに田舎暮らし云々を謳う業者がある。こうした業者は現地価格と言うよりも都市部から移り住んでくる人向け価格みたいな、少し高めの価格で売っている所がある。都市部の住宅価格に比較するとかなり安いので、まあ少し高くしても売れるだろう的な。

◆ 商売になれば様々な業者が参入する。
田舎暮らしアドバイザーみたいな人も居たりして、その地域の風習やら何やらを教えてくれる。
街中の住宅街に住むのであれば町内会的な云々もあるだろうが、少し街から離れると住宅密度も下がるので近所付き合いの面倒な部分はなくなると思う。

◆ この辺りは殆ど標準語だ。山梨も方言はあるが意味が通じないほどのことはない。こうした点でも都市部の人が住みやすい地域と言えるだろう。
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