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過去の雑記置き場


音声認識とAI(4/1)
HDDクローン作成ソフト(4/2)
PC-9800は高かった(4/3)
賃貸物件乱立のツケ(4/4)
電子マネー(4/5)
パスワードのあり方(4/6)
Vostro260のメモリは16GB?(4/7)
2000年問題から20年(4/8)
各ブラウザ一長一短(4/9)
貸別荘屋が儲かっているらしい(4/10)
コロナウイルス院内感染(4/11)
Googleのサービス(4/12)
食品ロスが減らせないわけ(4/13)
大口径ブラウン管モニタとハイビジョン(4/14)
楽天UNLIMIT(4/15)
楽天UNLIMIT(2)(4/16)
GooglePhotoと児童ポルノ(4/17)
ソリッド抵抗(4/18)
相変わらず楽天はダメだ(4/19)
オゾン発生器が壊れた(4/20)
香川県のゲーム条例、インチキがバレる(4/21)
給付金と支給対象者(4/22)
工具箱をビニルシートで覆う(4/23)
今更驚かないTV番組のヤラセ(4/24)
ゴールデンウイーク(4/25)
電界強度計(4/26)
戦争はないが災害はある(4/27)
水耕栽培(4/28)
浄化槽の清掃(4/29)
給付金とは何なのか(4/30)


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給付金とは何なのか(4/30)
◆ Blogでも度々書いているが、最初は収入減少世帯を対象に30万円を配ると言っていた。当時から麻生氏はクーポン券だクーポン券だ、俺が、俺が総理の頃に、1.2万円を全国民に配ったが経済効果は無かったとその無能ぶりを自慢していた。そんなオッチャンをよそ目に30万円の支給で動くのかと思ったら、全世帯に10万円給付となった。

◆ 基本的に財務省は国民に金を払いたくないので、細かな規定や面倒な申請方法を採りたがる。そこをやり過ぎたために全世帯給付になったとも言える。30万円の給付金を貰える世帯とは、その収入が住民税課税対象以下に落ち込む必要があった。
政府は1300万世帯が対象だとしたが、実際にはその半分にも満たないのではないかとみられた。

◆ 理由として、収入が落ち込む世帯は現実に存在したとしても、生きていくためには収入元を他に求める必要があり、何らかの方法で収入を得れば支給対象から外れるというもの。収入がなくなった人がそのまま就業出来ずにいた場合は支給対象になる。

◆ 全世帯給付になると、これはこれで反発がある。生活保護世帯や年金受給世帯、公務員や医療関係者はコロナウイルスによる収入減の影響を受けていないではないかと。元々就業していない子供にしても同様だ。

◆ 市区町村役場などには連日多くの抗議の電話が来るのだとか。公務員は給付金を辞退しろと。こうなるのは30万円の給付の話を失敗させてしまったからだ。30万円給付の代わりに10万円給付という話になったから、その10万円は収入の補償だと思われている。

◆ もしも30万円の話がなかったら、或いは30万円の給付とは別に経済効果を狙った支給ですよとすれば、生活保護世帯や公務員がそれを貰っても文句は余り出なかったと思う。公務員への反発は中央省庁への反発であるとも考えられ、政府のコロナ対策を妨害しているようにも見えるその動きが原因でもある。更には民間との給与差、特に今苦しい思いをしている飲食業や観光、宿泊、レジャー産業などなどの人たちの不満が噴出した結果だ。

◆ 米国は予算規模を増やし300兆円規模のコロナ対策費になったとか。日本の場合はその1/10もない訳で、財務省に(総理が)言わされている「世界最大級の117兆円」の数字合わせはすぐに批判の対象となった。たぶん総理は数字だけを言い渡され、世界最大級だ〜と言ったんだろうなぁ。

◆ 支給時期もいつになるのかよく分からない。自治体によっては国の支給を待たずに、自治体が立て替えるみたいな所もある。とにかく国は動きが遅く、話がまとまらない。中小企業や個人事業主向けの持続化給付金も概要が決まったのが4月の初めだが、一部報道によると支給は秋口になるのだとか。出来るだけ支給を遅くした方が総支給金額が減る(企業が倒産して消滅してしまう)思惑か。

◆ そんな中で年金の支給開始年齢アップが審議され、今国会中に決まるらしい。これによって現在の65歳支給開始(標準)が75歳に引き上げられる。ここで問題になるのが平均寿命なのだが、平均寿命とはその時に生まれた人が何歳まで生きられるかの推定値であり、平均死亡年齢のことではない。平均死亡年齢や平均寿命は疾病や事故などによっても変動し、平均死亡年齢が80歳以下の地域もある。


浄化槽の清掃(4/29)
◆ 浄化槽は定期点検などが法で定められている。年に一度は引き抜き(沈殿物の除去)や検査が必要になり、点検と合わせて年間契約したり都度頼んで作業をして貰うなど業する。

◆ ここは別荘地なので点検や引き抜きを行っていないところも多いのではないかと業者は言う。本来は浄化槽を使おうが使うまいが点検などは行わなければならない。以前は管理会社が代行して清掃などをやっていたようで、そのシールが貼ってある所がある。しかし10年くらい前からは、浄化槽メンテナンスを行わないオーナーが増えたという。当時の事情は分からないのだが、料金の値上げとかそういうことがきっかけだったのかも知れない。

◆ エアポンプの電源を切ってしまうと好気性バクテリアが活動出来なくなるので浄化槽は機能を失う。しかし別荘利用で年に何度か来る程度だと、そもそもバクテリアの餌となる糞尿自体が少ないので、エアポンプを動かしていたとしても浄化槽は機能しなくなるとか。

◆ ウチの場合でも業者に言わせれば、3年に1回くらい引き抜きすれば良いくらいだねとなる。残留物が少ないからだそうだ。以前にも書いたがトイレットペーパーは少なくする(シャワートイレだし)などしているので、汚泥が少ないのだろう。

◆ 別荘利用だと沈殿物は殆ど無くなるまで分解されてしまうそうだ。嫌気性バクテリアがどんどん分解し、分解しにくい紙もやがてバクテリアの餌となる。
餌がないとバクテリアは休眠状態になるのだろうか。

◆ 一般の家屋での居住使用でも大型の浄化槽を少人数で使うと、沈殿物が殆どたまらない程度に分解が進むという実験記事を見た事がある。法で定められているから清掃しなければならないだけで、実際には分解サイクルが出来上がっているので放置していても汚泥が溜まる事はないそうだ。

◆ 水槽などには立ち上げ時にバクテリアの素を入れる。浄化槽にもバクテリアが居るわけで、清掃後にはその数が減少する。しかし少しでもバクテリアが残っていれば、数日で爆発的に増えるので問題は無い。低温時などでバクテリアが増えにくい時にはバクテリアの素的なものを入れると効果がある。

◆ 浄化槽用ではなくても、園芸用のバクテリアでも水槽用でも良いのかも。試しに水槽用バクテリアを入れてみると、好気層はまさに金魚が飼えるほど(本当に飼えるかどうかは知らないけど)の透明な水になっていた。清掃後少しの間はバクテリアの活動が弱く透明度が上がらないのだが、一応効果はあったと言う事だ。

◆ 浄化槽の容量ってどの位なんだろう。浄化槽は小型化が進んでいるという。現在のもので5人槽だと3t位になっている。
古いものだともっと容量が大きいはずで、ウチのものなど4tは超えているかも知れない。水槽用のバクテリアの素は100リットルあたり10ml位入れるので、5人槽なら500ml位入れれば良いとなる。

◆ ここは個別の浄化槽の水を側溝に流すのだが、その水は集められて部装置内の処理施設で下水処理をする。砂や土や枯れ葉などもそこで取り除き、浄化後の水を川に流している。


水耕栽培(4/28)
◆ 水耕栽培の話は過去にも書いた。こんなものまで水耕栽培で出来るのかと言うくらいの万能さがある。水耕栽培キットもいくつか売られていて、構造的には水中ポンプと二重の筐体である。

◆ 水中ポンプで培養液をくみ上げて植物の根のあるユニットに流す。そこでオーバーフローした培養液は水中ポンプのあるユニットに戻る。こうした構造によって根が浸かっている水位を一定に出来る。水がオーバーフローしてタンクに戻る時に空気を巻き込んで溶存酸素濃度を上げる。

◆ ポンプレスで行くのなら、苗を培養液に浮かしておいても良い。ただし大型化する苗だとその重みで沈んでしまいそうだ。と言うことで一般的な構造の水耕栽培ユニットを作ってみる。

◆ 材料は発泡スチロールの箱が二つである。大きな発泡スチロールのはこの上に、底面積がほぼ同じで薄型の発泡スチロールの箱を乗せて留めるだけだ。まあ同じ大きさの発泡スチロールの箱2個でも出来ない事はない。
上に乗せる方は薄く切ってしまえば良い。

◆ 下の発泡スチロールの箱は培養液が溜まるところで、そこに水中ポンプを入れる。水中ポンプでくみ上げた培養液は薄い方の発泡スチロールの箱に入れる。薄い方の箱から溢れた培養液は、下の発泡スチロールの箱に戻って循環する。

◆ 薄い発泡スチロールの箱には蓋をして、そこに苗を挿しておく。これで水耕栽培キットは完成だ。発泡スチロールの箱同士はシリコンでくっつけた。発泡スチロールは光を通すので、直射日光の当たる面には木の板を貼っておいた。
直射日光が当たると培養液の中で藻が育ってしまう。

◆ 苗は何でも良いのだが、種から育てるのは大変だと思う。出来合の苗を買ってきて土を洗い流して水耕栽培木にセットした方が楽だ。ただここは山の上で気温が低いので、寒い日に枯れるのではないかと心配がある。

◆ キュウリは寒さに弱いんだったかなぁ。トマトは強いのかな。ナスもトマトの仲間だから水耕栽培で出来るかも知れない。ナスやトマトは大量の肥料が必要だと聞いたことがある。これも水耕栽培であれば簡単に増減出来る。

◆ 育てる植物に合わせて水質だとか水温などをコントロールするのがプロだそうだが、商業栽培ではないのでハイポニカ水耕栽培肥料を使う事にする。農業用の書物などを見ると、pHをどの位にして液温を何度にしてと色々出ている。効率的水耕栽培は化学なんだなと改めて思ったりした。

◆ 発泡スチロールで箱を作らなくても、水耕栽培キットを買ってくればすぐに始められる。室内でもLED照明があれば野菜が育つのだから簡単で良い。ここは日当たりが良いので外に置くが、心配事は雨や風くらいかな。虫も沢山いるのだが、野菜を食うような虫は少ないかも知れない。

◆ ちなみにイチゴも水耕栽培で作れるが、イチゴは苗を育てるよりも出来上がったイチゴを買ってきた方がお得である。去年だっけ、植えたのは。植えたそばから鹿に食われたりして散々だった。確かにイチゴは成るのだが、沢山なるわけではない。だって、買ってきた苗で山ほどイチゴが採れたら、誰でもイチゴ農家になれるわけだし。


戦争はないが災害はある(4/27)
◆ 日本が巻き込まれる或いは巻き込む戦争は起きていないが、様々な災害は起きる。9.11あり3.11ありオウム事件もあった。そして今は新型コロナウイルスに世界が苦しんでいる。

◆ このウイルスにより世界経済が大きな影響を受けていることに間違いはない。各国の対応には差があり、感染を避ける方向での対処を行う国が多いのだが、スウェーデンは自然に任せて抗体を作っていく方針だとか。

◆ これが出来るのは医療崩壊の危険性が少ないからだとも言われる。お国柄と言うところもあるそうで、自分のことは自分の責任でと言う感じなのだそうだ。その代償として死者数は多いわけだが、感染に気をつけるか否かさえも個人の考えを尊重すると言う事になる。

◆ 日本は中国人観光客が多かったこともあり、感染者は早々に出た。しかし新型コロナウイルスに対する対応は遅い。
安倍総理はリーダシップを発揮するタイプの人間ではなく、周りの言う事を聞きながらやっていくので政権が長続きしていると言える。

◆ そういうやり方の人なので、何かが起きると各所の言うことを聞かなければならなくなる。厚労省の言う事も聞き、経産省も立てなければいけないし、財務省にも頭が上がらない。アベノマスクにしても麻生氏の顔を立て、昭恵婦人の関係もあり、ミャンマーにカネを落とさなければいけないなど大変だ。

◆ 3.11の時の復興予算同様、各省庁や関連団体に回す金は国民のために使う金の何倍にもなろうとする。1年後を語るより明日をどうするかと言う時に、旅行券だ食事券だと言い始めているのだから危機感なんてみじんもない。議員の仕事は口利きだという自民党と官僚主体の進め方が合体だ。

◆ 国に任せておいたもダメだと、都道府県知事が力を発揮する。総理も知事主体で物事が進んでしまうのを恐れていたと言われるが、国が動かないのだから仕方がない。国は交付金を国民に渡すなと抵抗するも、国民も自治体を頼りにし始める。自治体には中央省庁的な壁がないので物事が素早く進む。天下りの影響も少ないので、パチンコ屋の休業も要請出来る。

◆ 現状で感染者をゼロにするのは相当難しいと思う。無症状感染者が分離出来ていない現状では、それら無症状の人が重傷者を意図せずに作り出してしまう可能性がある。だからといって、経済を止めたままにしておくことも出来なくなる。日本で感染者数が仮にゼロになったとして、も海外に行く人や海外から来る人をどう扱うのかも問題になる。

◆ 緊急事態を宣言していれば感染者数の急な増加は抑えられるとして、それを解除すれば元に戻ってしまう。治療法が確立されるか、ワクチンが出来るか、全ての人が抗体を持つまでは安心出来ない。
新たな感染者数を作らないようにしていく生活が続けられるのかどうか。だったらスウェーデン方式というのは短絡的にも思える。

◆ 現時点では観光や宿泊、外食産業などが大きなダメージを受けている。しかしこの状況が続けば不況の範囲はどんどん拡大する。(元ソフトバンクの)松本徹三氏は資産を売ってカネにすれば良いと言うが、株と同じで買う人がいなければ売価は下がってローンだけが残ることになる。


電界強度計(4/26)
◆ 電界強度計というものがある。メジャリングレシーバー、ようするに受信電界強度の確度が保証された受信機である。現在はディジタル通信が全盛なので汎用の電界強度計は姿を消した。

◆ 従来の電界強度計はいくつかの帯域幅を切り替えられる、AMとFMの検波器を内蔵した、受信機(ラジオ)だった。レベルを正確に測らなくてはいけないので、ゲイン調整と入力のアッテネーターなどは測定器レベルのものが使われる。

◆ 中身としては広帯域受信機だが、例えばアンリツなどの電界強度測定器を見るとバンド切り替え式の局発といくつかのバンドに別れた受信部で構成されていた。

◆ スペアナのように全帯域をスキャン出来れば良いわけだが、コストや消費電力(屋外での使用が多いので)や質量を考えると、当時としてはマルチバンド受信機が精一杯だったわけだ。

◆ 電界強度の測定にしてもLogAmpを入れれば良いわけだし、入力のアッテネーターの段数を減らすにはダイナミックレンジの高い受信部にすれば良い。だがこれも同じような理由で実装が出来なかったと思われる。

◆ 今ならダイレクトコンバージョンでもSDRでも良いわけで、実際地デジ用の電界強度計などは簡易で安価なものだ。都市部などでTVのアンテナ工事を行うならば電界強度計測は不要かも知れないが、障害物の多いところや山に囲まれたような土地では、事前に電界強度を測らないと必要なアンテナのゲインも決められなかったりする。

◆ 受信機と言えばスペアナも受信機だが感度は良くない。スペアナは一般的には高周波増幅回路がなく、1stミキサに直接信号を入れる。理由は、LNAを使うとLNAが歪みを発生させてしまうからだ。勿論弱い信号を観測するためにLNAを使う場合もある。基本的にスペアナは広帯域をいっぺんに受信しているので、目的周波数が100MHzの弱い信号であったとしても、1GHzに非常に強い信号があればその影響を受ける。

◆ 電界強度計がマルチバンド受信機になっているのは、例えば100MHzの信号を観測する時には50MHz〜200MHzのレンジを使い、その帯域内だけを受信するようにするわけだ。こうする事によって帯域外に強い信号があったとしても、受信機は影響を受けにくくなる。

◆ カースレレオやTVの感度競争が盛んだった頃の製品は、東京タワーの近くに行くとTVもラジオもダメみたいな事が起こった。VHF帯の放送波によってFMラジオのフロントエンドもTVチューナも飽和してしまい信号が正しく受信出来なくなる。

◆ ではどの位の信号強度を想定するのかだが、これは難しい。どこまでを許容し、どこからを諦めるかの話だからだ。飽和レベルを上げようとすればコストは増大し感度は悪くなる。感度を良くしようとすれば飽和レベルが下がる。

◆ 目的の受信信号だけを考えるのなら話は簡単なのだが、目的の放送波が80MHzだったとしても受信機を飽和させる信号の周波数が100MHzなど、目的波以外の所にある。こうした問題は携帯電話などでも検討される。帯域内妨害や帯域外妨害、イメージ周波数や3信号或いは5信号特性などは規格化されている。


ゴールデンウイーク(4/25)
◆ 移動自粛要請中ではあるが、連休に行楽地に出かける人もいるのだろうなと思う。
湘南あたりは普段より人出が多いくらいだと報道していたが、あれは多分にインチキ臭い。1月や2月と比較しても、まず気温が違う。真冬の海辺で遊ぼうとする人は少ないが、春の陽気に誘われる人は多い。前年同月比でどうなのかを比較しないと。

◆ 望遠レンズで商店街を撮り、こんなに人が集まっていると報道するのと同じだ。
マスコミは何とか大げさに見せかけたくて仕方がない。ゴールデンウイークにしても、人の集まりそうな場所に行っては写真を撮るのではないだろうか。

◆ 政府にしても外出を法で禁じることが出来ないのだからどうしようもない。緊急的に時限立法か何かである程度強制しないとダメなのではないのか。ゴールデンウイークは行楽シーズンではあるが、それは多くの企業が休む日程でもある。
だったらこのゴールデンウイーク中の外出を禁じることで、感染者数を減らすことが出来る。何なら5月の1ヶ月間を国民の休日としてしまう手もある。

◆ 物流を止めるわけには行かないが、物流以外を止めることで結果的に閑散状態を作り出すことが出来る。鉄道なども本数を減らしてしまう。航空機が貨物を運ぶように観光バスが物流をサポートしても良い。

◆ 休業補償だ何だかんだと言わずも元々休みなのだが、人を家に閉じ込めておくのは何かと大変でもある。スーパーに人が集まることが問題視されているが、そこで実入りの減った外食産業にテイクアウト品を沢山作って貰う。
これをタクシーに積んで運ぶ。スマートフォンなどでのタクシー予約システムで、食事をオーダ出来るわけだ。収入減に苦しむタクシー業界を救えるかも知れない。

◆ 娯楽の点は難しい。TVが娯楽の全てみたいな昭和中期ならまだしも、しかしTV局も番組制作に困っているのだから人気の映画でも政府が買って放送させたらどうか。政党のCMでも流して、政党助成金を取り返す。ある程度の年齢の方などは寅さん映画を懐かしく見るかも知れない。ちなみに宮崎アニメやタイタニックなどの放映権料は20億円〜30億円らしい。(再放送は安い)
◆ インターネットのVODサービスへの加入者が増えているそうだが、高齢者はやはりTVだろう。TV離れしてしまった高齢者もいるというから、ラジオではラジオドラマだとか落語などを流しても良い。

◆ 慶応大学病院が、新型コロナウイルス感染者ではない(と、思っている)人を検査したところ、陽性率が6%だったそうだ。現時点ではPCR検査を渋ることで感染者数を少なく見せかけているが、無症状者が6%いるとすれば、都区部全体で50万人近くの感染者数となる。それらの人々が地方に出かけて感染者を増やす。無症状感染が広がるだけであれば抗体を持つ人が増えるだけだが、重症化する人が問題だ。

◆ ホリエモン氏は外出自粛に反対だそうで、登山自粛やサーフィン自粛の呼びかけに「頭悪すぎて笑う」と投稿し、多くの人に、頭が悪すぎると笑われた。商店街やスーパーの混雑対策にも「マジでこいつクソの極みだな。自粛厨の言いなり」と反応して見せた。この投稿には中止に追い込まれてイジけまくる結果となった、ホリエモン祭りへの恨みが込められているのか。


今更驚かないTV番組のヤラセ(4/24)
◆ フジテレビだったか、番組にヤラセがあったと公表していたのは。あれはクイズ番組なのかな。人数が足りずにエキストラを雇ったそうだ。しかしエキストラが悪いというのならニュース番組のインタビューもダメと言うことになる。TV局的には、エキストラだろうが関係者だろうが、その人に意見を聞いたに過ぎないのだから良いと言うのか。

◆ 有名なエキストラである秋元志保さんは芸能関係者の裁判やSMAP解散の時などにインタビューを受ける役としてあまりにも有名である。金銭絡みの、綺麗に言えばタイアップ番組としての存在もある。納豆ダイエットで納豆宣伝がバレて番組打ち切りになった発掘あるある大事典やR-1を前面に出したテレビ東京の番組など。

◆ 民放各社が視聴率稼ぎやスポンサーとのタイアップ番組を作るのは分かるのだが、NHKもヤラセをやるのはいかなる理由だろうか。黙っていてもカネが入ってくる、極端な話同じ番組を再放送しまくっていたとしてもカネが入ってくるのだからヤラセの必要は無い。プロジェクトXなど、主役である人物から「事実と全く異なる」と抗議を受ける事態となった。

◆ 各局共にヤラセが日常だが、発覚率はフジテレビが多いように思える。細かなことでは朝の情報番組などでも、至る所にヤラセがちりばめられている。こうして話題を作り上げないとネタが無いというか、そうかそんな事もあったのかと思わせるような事はそうそう転がっていない。

◆ コロナウイルス関係でも、事実とは違うニュアンスで伝えられたとかインタビューで答えを誘導された、聞かれたことに対してテロップどおりにしゃべれと言われた、雑談的に言った一部分だけを使われたなどがSNSで暴露される。

◆ スーパーから品物が消えたというあの時も、品物がなくなった棚だけを映すとか品物を片付けさせて空の棚を作らせるとかしたとTwitterで暴露された。今日も無事です平和です何事もありませんでは面白くないわけだ。買い占めはやめましょと言うためには、買い占められている状況が必要なのだ。やめましょうやめましょうと言いながらその状況を煽るのがTV番組であり、そうして状況が更に悪化した方がネタが増える。

◆ だから台風中継だって大げさに、吹き飛ばされそうな演出をする。中継が終わったと思って平常に戻ってしまったレポーターを映してしまうサンデージャポンの失態もあったっけ。

◆ ヤラセではないがTV朝日の大下容子さんの欠如した理解力には驚く。都知事との会話の中で、知事の言う事が殆ど理解出来ていない様子だった。或いは自分の望む答えが得られなかったので、同じ質問を繰り返したのかも知れない。この方、アナウンス部の課長だそうだ。課長がこれではダメというか、知事に話を聞くのであれば少なくとも知事以上の知識を蓄えておくべきだ。知事はウイルスの専門家でも何でもないわけで、他の職務をこなしながら得た知識に過ぎない。しかしその事を聞く側は、事前に勉強することが出来る。

◆ アナウンサーにしても報道関係者にしてもそうだが、しゃべりのプロである前に常識的人間である必要がある。昔と違って今はウソはすぐにバレてしまう。昔のテレビ時代を今なお引きずっている、古い人の出番は無いと思わなくては。


工具箱をビニルシートで覆う(4/23)
◆ 外に置いてある工具箱、工具箱が梱包されていたビニールをかけておいた。カーポートの屋根の下なので直接雨滴が当たるわけではないが、強風の時などは水しぶきが付着する。

◆ そのビニール袋もだんだん傷んできてボロボロになった。これでは塗面に水しぶきが付いてしまうと言うことで、新たにビニールをかぶせた。正確にはビニールではなく塩ビシートみたいなものかなぁ。

◆ 調べてみたのだがよく分からない。材質が何であってもビニールシートと表示されている感じがする。触った感じはしっとりしていて重く、シート同士がくっつかないように粉がまぶしてある。厚手なので強度はありそうだ。ただし箱形に成型されているものではないので、だら〜んとかぶせたような感じになった。

◆ 工具箱自体は中華もの(だろうなぁ)にしては不具合もなく、錆もなく使えている。
クルマの近くに工具があるのは便利で、もっと大型のケースが欲しいくらいだ。
大型のものがあれば、今は部屋の中においているものもその中に入れられる。

◆ 横浜の時にはカーポートの中央辺りは水は余りかからなかったが、家の壁際などはバシャバシャ水がかかった。家の形状とカーポートの屋根の具合の関係なので仕方ないんだけど。なので蓋付きのプラスチックケースは置いていたのだが、そこに入れられる工具の量は限られていた。

◆ カーポートではなくガレージ構造ならなお良いのだが、あとから作るのは中々難しい。
勿論出来合のプレハブ的ガレージもあるのだが、広いフラットな土地にぽつんと置くならともかく限られた場所に設置するには制約が多い。クルマってヤツは結構デカいのと、クルマの大きささえあれば良いというものではない。前後左右のスペースを考えると結構大きなスペースがいる。

◆ ビニールは、最初はブルーシートで良いかなと思ったのだが考え直した。ブルーシートはパリパリした感じで、風が吹くとうるさそうだ。どこかに固定しておけば良いが、そうでないと飛んでいくかも知れないし、めくれ上がるかも知れない。その点この温室用のビニールはしっとりした感じで重いので安定している。一応背面だけはテープで留めたのだが、少々の風ではめくれ上がらないと思う。

◆ 工具箱を使う時にはビニールシートをたくし上げなければいけないが、別に手間がかかるわけでもない。まあ外に置く以上は仕方ないかなと言う事だ。そうそう、工具によってはカビが生える。しょっちゅう使っていれば良いのだろうが、もう何年も使っていない、いや十数年は使っていないナット回しはカビが生えていた。

◆ これは親戚のおじさんが持っていたものを貰ったものだから、相当古いと思う。金属部分は錆びているし、持ち手の部分はエンジみたいな塗色の木製だ。これってもしかして旧ミリネジ用?でも対辺5.5とか書かれていたからM3のナット回しに使えそうだけど。

◆ スパナやメガネなどはメッキされているので何事も起きない。柄が木製のものはナット回しくらいかなぁ。あ、もう一つカビが生えるのがオイルストーンだ。カビは油が好きなのだろうか。ただ錆びそうな工具、メッキのされていないニッパーやラジオペンチは油の付いたウエスで拭いたりしている。でも金属部分にはカビは生えないのかも。


給付金と支給対象者(4/22)
◆ グダグダの政府だが、国民への10万円支給は今後給付段階へと進む。年金受給者や生活保護世帯、公務員などはコロナウイルスによる経済的ダメージがないとし、支給は適切ではないという意見がある。

◆ これを言い始めると、そもそも就業していない乳幼児はどうなるのかともなる。所得制限を行えば、その所得をいつの時点で判断するかの話になる。勿論金を払いたくない財務省は色々制限を付けたいだろう。地方への交付金にしても、直接国民のためには使うなの姿勢だ。

◆ コロナウイルスによる経済的ダメージの受け方は人それぞれ異なる。なので事業者向けの給付はダメージに応じたものになるわけだ。だが個人向け給付で、何だかんだと理由を付けたら給付が始まらなくなる。それでなくても諸外国に比較すれば十分すぎるくらい遅い。

◆ 確かに年金生活者や生活保護受給世帯は、収入減という点で見れば影響を受けていない。しかしマスクの価格は本来価格の10倍になり、一時期には生活・衛生用品や食料品の価格も上がった。
つまり、支出という点では多くの人が影響を受けている。

◆ 公務員にしても、全てではないが市町村役場などはコロナ対策や休業対策などで激務になっている。医療関係者にしても同様で、それは超過勤務手当の対象であり結果的に収入は増えているのだろうが体力・気力は奪われる。金が貰えるから残業をしても良いと思う人もいれば、金を積まれても残業などしたくないという人だっている。

◆ この給付を収入減に陥った人へのものとして考えるのではなく、コロナウイルスで生活が脅かされる全ての人間にと考えれば良い。

◆ 麻生財務大臣はどうにもピント外れである。俺が給付金を配った時には経済効果がなかったと、自分の失敗を自慢する事にいったい何の意味があるのだろうか。それは現金給付自体がいけないのではなく、政策に誤りがあったのだ。そして、だから今度はクーポン券だみたいに言うが、過去に失敗している人間にやらせれば又失敗する。

◆ 立派なことを言いたい気持ちだけは伝わってくるが、それが聞き入れられないと言い分を変えてしまうあたりが何とも軽い。思いつきでの発言は多いが、テクニカルに物事を考える能力は高くない。しかしそれを本人は全く分かっていないので何も変わらない。

◆ 個人企業や中小企業向けの融資など、或いは健康保険税の減免などもあるが政府もマスコミもそれを言わない。お得なことは誰も教えようとはしないので、自分で探して申請しなければいけない。

◆ 売り上げ減になっていると思われる商店や宿泊関係の方など、或いはフリーランスでイベント関係の仕事をされている方、そのイベントなどに機材を提供されている方など多くの業種業態で影響が出ているはずだ。

◆ 現時点で売り上げが伸びているのは食品販売などわずかであり、その他の大部分は売り上げ減になり、更にこの先タイムラグを伴って影響が拡大する業種もあるだろう。自動車関連を筆頭に、ものが売れなくなれば製造も設計も停滞する。


香川県のゲーム条例、インチキがバレる(4/21)
◆ ゲームのプレイ時間規制を行う条例に対するパブリックコメント、議会では賛成意見が多いとして可決成立させた。その寄せられたパブリックコメントをKSBの記者が開示請求した。
県は個人情報部分を塗りつぶした上で4千枚以上のハードコピーを公開した。

◆ ここで一つ目のミスが発覚する。何とIPアドレスを塗りつぶすのを忘れたのだ。さらには、このIPアドレスがローカルIPであり、そして賛成の文言もほぼ同じと言う事が発覚してしまった。

◆ 県庁内部から職員たちがせっせと賛成のコメントを書き込んだわけだ。自演を行うのならばある程度の手間をかけなければダメだ。例えばスマートフォンを使う手法で、MNOやMVNO各社を契約して自演を行う。意見を書き込んだらいったん機内モードにしてIPアドレスを変える。これをどんどん繰り返せば良い。

◆ しかし香川県はそこまで頭が回らなかった。コピーされた文章を貼り付けてどんどん送信したものだから、パブリックコメントの集まった時間や日付に大きな偏りが出来た。少なくとも500通はテンプレートであろうと思われる文章が貼り付けられただけだったそうだ。

◆ その他にも1行だけの文章、改行位置やスペースの位置まで同じものが多数見つかるなど、賛成意見の多くが自演だったと思われる。何が何でも自分たちが正しい、パブリックコメントもそれを支持していると印象づけたかったわけだ。しかしこの事実を突きつけられると「パブリックコメントは多数決ではない」と言い訳を始めた。インチキ発覚前には(パブリックコメントの)「賛成も多いし早く採決しよう」との発言もあったのに。

◆ 当然のことだが香川県側はインチキに関しては無視を決め込んでいる。条例が成立したのだから今更蒸し返すなと言う事だろう。条例が決まるまでにも各所各方面から多くの批判的意見が寄せられたという。しかし香川県の浜田知事は、(批判的な)意見もあったが、大勢を占めるようなものではない。条例が県のイメージを下げることはないと突っぱねた。

◆ しかし高松市の意見はこれと異なり、インターネット社会、情報化社会に於けるあり方と少し異なる的なニュアンスだ。ただ表向きは賛成せざるを得ないのか、少々苦しい感じになっていた。

◆ 確かにゲームに依存するのは良くないことだが、それは家庭の問題であり行政が介入すべきではないという意見も多かったそうだ。むしろ行政的には、ゲームに依存傾向が見られる場合にはどうしたら良いかなどの相談窓口を設けるなどすべきだ。ゲームはダメでパチンコは良いのかなど、先にやるべき事はいくらでもある。

◆ ゲームはダメでパブリックコメントのインチキは許されるのか?と聞けば知事はこう言うかも知れない「パブリックコメントに同一人物が多数の意見を投じてはいけないという条例はない」と。こんなインチキが行われているのだから、実は反対意見が多数だったかも知れない。実際条例案の段階では反対意見が多く寄せられたという。

◆ 反対意見は削除して、減った分を自演で賛成水増しをしたとも考えられる。そしてこれが民意だとして条例を作ってしまう。おそらくこれまではそれがまかり通っていたのだろう。しかしホームページ上での意見を求める現在において、県の知識のなさが墓穴を掘ってしまったわけだ。


オゾン発生器が壊れた(4/20)
◆ 2年以上前だろうか?最初に買ったオゾン発生器が壊れた。一台はリーク対策で生き返ったのだが、も一台がダメだ。リークではなく、オゾンが発生しなくなる。オゾンが発生しなくなるとロジック部がそれを検出して電源を切ってしまう。

◆ そこで新たに購入したのがこれである。購入理由の一つに1年の保証が付いている事がある。買ったのが1月だったか2月だったか。で、先日チェックすると内部のファンが回っていない。
イオンモードにすると回るのでファンの異常ではない。しかしオゾンモードにするとファンは回らない。

◆ 電源を切ったり色々イジると動作する事もあるのだが、基本的にはダメだ。筐体はネジで止められいるわけではなく、かみ合わせになっている。

◆ 1年保証だと言う事で販売者に連絡した。すると故障が分かる動画を送ってくれと言うのでファンの回らない事が分かる動画を送った。ら、再送は出来ないので返金すると連絡があり、すぐに返金された。

◆ このオゾン発生器はモデルチェンジしたようで、再度買ってみようかどうしようかと迷う。故障モードというか修理不能な壊れ方だとすると又同じ目に遭う。最初に買ったものは、少なくともリークであれば直す事が可能だ。

◆ そこで破壊覚悟でプラスチックの嵌合を剥がしてみた。最初に買ったものはガラス管を通して無声放電させるものだったが、これはセラミックプレートだ。セラミックプレートタイプの高出力オゾン発生器はセラミックプレート表面で放電しているのが見える。

◆ これはどうやら見えないようで、まあオゾン臭もかなり少ないのでパワー自体が低いのだろう。分解してセラミックプレートがずれているのを直したが、他にイジるところがない。イオンモードであればファンは回るがオゾンモードはダメだ。ちなみにイオンモードはカーボンブラシ風の所に高電圧がかかるものだ。

◆ 制御はワンチップコントローラーだと思う。部品が壊れているわけでもなさそうだし、いったい何が起きているのかは不明だ。
ハッキリしているのは壊れたと言う事だけ。
しかもイオンモードは動作するのだから不思議である。高圧発生部に電圧をかけっぱなしにして連続動作も考えたのだが、連続動作に耐える回路でない可能性もあるのでちょっと怖い。

◆ まあイオンモードで使うのが良いのかなぁ、イオンモードでも多少はオゾン臭がする。全く動作しないよりは良いか。

◆ さて代わりに何を買うか。色々満たしレビューも読んだが耐久性に難あり品が多いなぁ。中華ものに高圧系は無理なのか。それからすると乾電池式のものは良く動いている。乾電池式なので電池交換の手間は嫌なのと、オゾン発生量が限られているので戸棚とか冷蔵庫用という感じ。

◆ で、結局最初に買ったものを又注文した。これなら少なくとも1年は動き続けてくれるし、リークなら直す事が出来る。新たに買えば合計3個になるので、部品取りくらい出来るかも知れない。同じものが3,080円だったり3,980円だったり、販売店によって異なる。楽天で買うと6千円を超えるのでやめた方が良い。


相変わらず楽天はダメだ(4/19)
◆ 楽天で買い物をする事があるのだが、そこで困るのが購入した品物を送る時の送り状の記述だ。以前にも書いた事があるのだが、差出人も荷受人も注文者の住所・氏名になるショップがある。
自分から自分に荷物を送った事になるわけで、送り状を見ても誰から何が届いたのかが分からない。

◆ 今は慣れてきたので楽天で何か買ったかな?と考えるわけだ。だが他人が私に何かを送ってくれた場合には混乱が更に増える。荷受人は私になり、荷送り人は知人になる。こうなると、荷物は知人が私に送ってくれたものだと思うわけだが、実際には楽天からの直送品だ。事前に連絡が来ていれば良いが、そうでないと荷受人は混乱する。

◆ そもそも荷送り人を正しく記載するのは通販店として最低限守るべき事なのではないか。誰が送ったか分からない荷物を受け取れという方がおかしい。私は大抵は元払いで注文するのだが、着払いや代引きの場合は受け取るのに勇気が必要になる。というか、これを使った詐欺が簡単にできてしまう。

◆ 楽天にもショップにも改善を求めたが、聞き入れては貰えない。まあ相手が楽天なので何を言っても無駄というのは当然か。これも以前に書いた事があるが、邪魔なフローティングウインドゥが出て商品説明が読めないページがある。楽天のサポートは「改善の方法はありません」と言い切る。わざわざ見にくいページを作って何が面白いのかと言いたくなる。

◆ 楽天に問い合わせてみると「個々のショップがやった事で楽天は関係が無い」との答えが得られた。そこで「RakutenDirectも同様の送付方法を採っていて、これは楽天の直営店だからショップが勝手にやったでは済まないのではないか?と問い合わせた。
答えは「先のとおり、今回お客様からいただきましたご意見につきましては、私からしっかりとお伝えし、サービス向上のための参考とさせていただきます。」と、定型文で終わった。

◆ メーカー直送の場合は、メーカーはちゃんとしているので「○○店注文分」などと記載されてくる。ここに引っ越してきたすぐあとで失敗した事があった。住所登録を変更しないまま通販で注文をしてしまったのだ。これは相当面倒な事になる。郵便に関しては保管期限内に転送願いを再度出せば何とかなる。面倒なのはヤマト運輸だった。

◆ まず、転送が容易に受け付けて貰えない。まあこれは当たり前の話で、勝手に他人の荷物を横取りされる危険があるからだ。ケースバイケースでもあるのだが、いったん荷送り人に戻す対応が基本だそうだ。荷送り人が荷受人を指定しているので、荷受人を名乗る人物が受け取る場所を勝手に変更しては困ると言う事になる。

◆ しかしこの場合は荷送り人が自分なのでややこしい。荷送り人に戻すと言っても、もはやそこに私は居ない。連絡をして来たのは横浜の営業所、私が居るのは伊豆市なのだ。更に面倒なのはクロネコメンバーズの会員情報も更新していなかったので、そもそも私が私である事を証明出来ない。

◆ ヤマト運輸は結構使っていた関係もあったのと担当者が覚えていてくれた事で何とかなった。勿論こうしたトラブルが日常的に起こるわけではないし、そもそもは間違った住所で注文してしまった私のミスだ。しかし通常であれば簡単にリカバーできるようなことでも、楽天のバカさ加減によって余計な時間を(ヤマトに)取らせてしまった。


ソリッド抵抗(4/18)
◆ 今は殆ど使われなくなってものにソリッド抵抗器がある。ベークライトか何かのような(色の)絶縁体の筒の中に抵抗体(カーボンを主成分として固めたもの)を充填した構造だ。

◆ 一般的なP型抵抗はセラミックなどにカーボンを付着させ、らせん状に溝を切る事でトリミングを行っている。らせん状の溝があるので誘導成分がある。
これに対してソリッド抵抗は巻物ではないので高周波特性が良好だ。しかし実質的なトリミングが難しい事から、抵抗値の管理も難しく、高精度での抵抗値が作りにくい。

◆ P型カーボン抵抗が炭素皮膜で出来ているのに対して、ソリッド抵抗は抵抗体の棒のような形状であり、耐電力が大きく丈夫で壊れにくい。一方で経年変化が大きいものもある。

◆ そんなソリッド抵抗は過去のものかと思ったら、海外製ではあるが現状での入手も可能だった。高周波特性が良いのでVHF帯用のダミーロードとして使える。今時あえてソリッド抵抗を使う用途は少ないと思うが、高周波回路で高周波用のチップ抵抗が使えない場所だとか、パルスに対する耐性が必要な部分とか、或いは昔の機械のメンテ用としての用途だろうか。

◆ P型カーボン抵抗の周波数特性だが、1kΩ〜47kΩ位の抵抗値のものは数十MHzでも規定の抵抗値に見える。抵抗値の大きな、100kΩ以上のものだと10MHzあたりでも容量性に見えてくる。逆に1Ωとか10Ωの抵抗だと、同じく10MHz付近でも誘導成分により抵抗値が上昇して見えてくる。こうした周波数や抵抗値の特性が、ソリッド抵抗では改善される。

◆ オーディオ界でもソリッド抵抗派は一定数居るのだとか。音響用抵抗(音が良いなどとして売られているものだと思う)よりは劣るが、平面的になってしまうチップ抵抗(見たまま?)よりもいい音だそうだ。
少なくとも電気的に見た抵抗は容量成分や誘導成分が特性に影響している程度でしかない。

◆ 電線の種類によって音が変わるオーディオの世界だから、抵抗の形状で音が変わってもおかしくはない。例えば高音の伸びが悪いと言われる抵抗を、信号回路で直列で使ってそうなるとすれば、高域で抵抗値が大きくなっていると考えられる。
同じ抵抗を信号回路に並列で使えば高域の伸びは良くなる方向になるはずだ。
そういう理屈ではないのかな?

◆ 無線周波数帯でのダミーロードなどに使う無誘導抵抗は、セラミックの筒に抵抗体が塗ってあるだけのものだ。抵抗値のトリミングは電極の位置か何かで調整するのだろうか。カーボンがそのまま露出しているような抵抗なので、そこにテスターリードをあてれば抵抗値が見える。金属のバンドを付ければ、可変抵抗器的に使える。

◆ 高周波用のチップ抵抗なども誘導成分や容量成分が小さくなるように設計されている。信号回路に抵抗を入れるのはアッテネータ(PAD)を構成する時などで、抵抗値が小さい(挿入回路のインピーダンスが低い)時にはL/C分は余り気にならないが、数百Ωのラインに入れるとなれば少し気を使う。


GooglePhotoと児童ポルノ(4/17)
◆ GooglePhotoをDisableにしないとスマートフォン内の写真はGooglePhotoに持って行かれる。GoogleはGooglePhotoをプライマリストレージだと言っていて、スマートフォンのローカル記憶はバックアップという扱いだ。

◆ これが何を意味するかというと、GooglePhotoの中身を消すとスマートフォンの写真も消えてしまうと言う事になる。予めmicroSDなどにバックアップを取った上でGooglePhotoをDisableに切り替えなくてはいけない。

◆ では何故GooglePhotoをDisableにしなければいけないのか。これは、子供の写真などを撮影した時に、それが運悪く児童ポルノと認定された場合には写真全てが消されてしまうからだ。多くの場合はアカウント抹消になるので、GoogleDriveのデータも、Gmailも、アドレス帳も消える。

◆ 過去にはGmailに子供の写真を添付したためにアカウントを消された事例があるのだそうだ。Googleの場合は全て公開が基本である。それはGoogleによる情報取得を合理化する意味もあるのだろう。個人的ファイルだから云々は、Googleのサービスにおいては全く意味が無い。

◆ 困った事にGooglePhotoはデフォルトでEnableになっている。これをどうやってDisableにするか悩んでいる人が多い。最善の方法はネットワークを切断する事だなどと書かれていて笑えた。他にGoogleアカウントを削除する事でもGooglePhotoをOFFに出来るとあった。
私の場合はGooglePhoto自体を使わない設定にしたのだが、同期をOFFにするのは面倒な事なのかも知れない。

◆ 2007年か2008年頃だと思うのだが、GoogleUpdateが勝手に入り込んで動作を続ける事がよく起きた。Googleのソフトをインストールしなくても、他のソフトにくっついてくる形でPCに入り込む。
GoogleUpdateに気づいてこれを削除しても、再び設定されて動き出す。

◆ Google製のソフトをインストールすればもれなくこれが入り込む。そしてそのソフトをアンインストールしたとしてもGoogleUpdateは存在し続け、動作し続ける。GoogleUpdateを削除せずに止めてしまうとエラーが出る時代?もあったそうだ。

◆ GoogleはGoogleUpdateによる自動更新を無効にする場合には、レジストリをいじれといっている。GoogleUpdateは消してはいけない(消されては困る?)事情があるのだろう。一方でGoogleUpdateの存在理由は「Google製ソフトの状態を最新に保つため」だと書かれている。

◆ その後GoogleUpdate挙動は多少マシになったようだが、GoogleはGoogleUpdateでPC内の何を集めていたのだろうか。現在のPCはCPUパワーもメモリも十分にあるから余り気にはならないと思うが、CPUパワーもメモリもプアな時代にはGoogleUpdateは邪魔で仕方がなかった。

◆ そんな時代を知っている方はGpoogleのサービスが余り信頼出来ないよなと思っている事だろう。タダの代償は大きいと言う事で、これはもはや仕方が無い事でもある。
一つのサービスに依存する事の危険性を、これは相手がGoogleでなくても注意すべき点だ。プログラムやOSレベルではもはやどうしようもないが、データに関しては自分で守っていかなければならない。


楽天UNLIMIT(2)(4/16)
◆ 昨日の続きである。楽天モバイルエリア内であればデータ使い放題など恩恵はある。しかし楽天モバイル圏外だとデータ使用量は5Gバイトまでとなるのでお得感はなくなる。

◆ ローミングエリアでの速度は20Mbpsほど出ているので遅さは感じない。MVNOより現時点でパフォーマンスは良いのだが、何しろ楽天なのでどこまで速度が落ちるのかは気になるところだ。特にローミングエリアでは赤字が続くことになるので、速度を絞りたくなるはずだ。

◆ 楽天UNLIMITの速度計測サイトなども出て来ているので、今後はデータも揃ってくるだろう。βテスト時では100Mbps以上をマークした例もあるようだ。回線としては20MHz幅なので256QAMと2X2MIMOで200Mbpsとなる。ただし基地局の荒さからして256QAMでの接続はかなり限られた場所になるはずで、64QAMでは150Mbpsが最大である。

◆ LTEの場合は電界強度が低いと速度は遅くなる。出来るだけ通信状態の良い端末に、多くの帯域を割り当てる制御が行われる。電界強度の弱い局は速度が出にくいので、あえて頑張らない。こうした事からも基地局の密度は高めなければならず、それはスモールセル構成になって電波の利用効率も上がる。

◆ しかしスモールセルを構築する前に、楽天モバイルは全国のエリア化を推進しなければならない。全国のエリア化が一段落したあとに基地局密度を上げるとすると、それはまだまだ先になる。ソフトバンクが散々苦しみ、それを800MHz帯がないからだと言い訳し、しかし900MHz帯が割り当てられてもエリアが広がるまでには長期を要した。

◆ そんな事をやっている間に世の中はW-CDMAからLTEに移行するわけだが、900MHz帯をW-CDMAで整備していったソフトバンクはLTE化に後れを取る。楽天が5Gに帯する考えをどの程度持っているかにもよるのだが、LTEでのエリア構築と同時に5G化も視野に入れなければいけない。

◆ 楽天モバイルはMVNOの新規加入を停止している。今後はUNLIMITへの移行を促すはずだが、これは減益になる。UNLIMITが現在無料なのでMVNOでの収入も捨てなければならない。

◆ 楽天は売り上げこそ1.2兆円程度あるのだが、その大部分は楽天出店者の売り上げである。
従って利益率は低く2019年では5.8%しかない。考え方によってはモールを提供しているだけで5.8%が入ってくるとも考えられるのだが、その利益率は2000年時点では30%もあった。ヤフーは関連会社が多いので単純比較は出来ないものの、売り上げとしては2016年に抜かれている。

◆ UNLIMITは300万加入までは無料であると楽天は言っている。現時点での加入者は十数万人から数十万人程度と予想される。おそらくは、この加入者の少なさに焦った三木谷氏がローミングエリアのデータ使用量を5Gバイトに緩和したものと思われる。来年の今頃までに100万加入が得られれば良い方だと予想する向きもある。事業者関連某氏は半分冗談だけどとしながらも「楽天を引き受けるのはどこかと今から話が出ている」という。いわゆる身売り先だ。ソフトバンクに余力はないだろうし、auが欲しがるとも思えない。だとすれば、ドコモが買い取って格安系のグループとするのかみたいな話である。もっともソフトバンクの移動体通信参入時にも、ソフトバンクの倒産話は何度も出ているので、まあいつもの事ではある。


楽天UNLIMIT(4/15)
◆ 楽天モバイルの酷さはBlogでも書いている。とにかくサーバが弱い、サポートが悪い。サーバが落ちまくるなど申し込み開始時の状況で分かっていた事なのに、増強しないので同じ事が起きる。

◆ これはMVNOのサービスにも同じようなことが言えて、加入者増で速度が非実用的なまでに低下しても中々回線を増強しない。宣伝やら迷惑メールは熱心なのだが実力はかなり低いと言える。

◆ そんなサーバトラブルで酷い目に遭ったというかあっているわけで、果たしてお金が戻ってくるのかどうかが未だ不安である。ソフトバンクも相当酷かったが楽天はそれ以上だ。ソフトバンクは問い合わせの無料の電話番号があったが楽天にはない。チャットは30時間以上待っても返事が来ないし、電話は2時間待ってもつながらなかった。

◆ 各事業者がVoLTEによるサービスを行っているが、実はVoLTEは互換性が余り高くはない。たぶん規格に忠実なのはソフトバンクではないかと思う。ソフトバンクはベンダー任せなので、下手なオリジナリティを入れることなくサービスしている。

◆ ドコモは例によって例の如くでドコモ仕様が混ざっているが、経験が長いのでスタンダードのVoLTEも受け入れる。だが楽天はこれらとは少し違うので、比較的新しいスマートフォンにしか対応しない。
VoLTE非対応モデルでもデータ通信は出来るのだが音声通話やSMSは使えない。

◆ 楽天モバイル対応機種があればSMSを受信出来るのでアクティベートが可能になり、RakutenLinkが使えるので無料での音声通話が出来るようになる。楽天モバイル対応モデルがないとSMSが受信出来ないのでRakutenLinkを起動出来ない。

◆ と言うことでGALAXYA7を購入した。OPPOと迷ったのだが、ここはブランドを買うと言うことで。A7を使用すると簡単にRakutenLinkが使えるようになる。ここまで来れば、楽天モバイル非対応のスマートフォンでもRakutenLinkをアクティブに出来る。楽天モバイル非対応スマートフォンでRakutenLinkを起動しておき、認証用SMSコードを送信させる。するとA7にSMSが来るので、そのコードを非対応スマートフォンに入力すれば良い。

◆ 何故こんな事をしたかというと、楽天モバイル2回線を申し込んだからだ。1回線はA7を使用し、もう一つの回線は富士通のM03を使う。M03は楽天VoLTEが使えないので緊急通報や特番への電話は出来ないが、それ以外であれば使える。

◆ では月額2,980円が安いのかというとこれは微妙だ。ドコモのプランは月間1Gバイト以下で2,980円となっている。楽天はRakutenLinkアプリからの通話はほぼ無料、データは楽天モバイルエリア内であれば使い放題だ。ちなみにRakutenLinkは明確な遅延はあるが、しゃべりにくくなるギリギリという感じ。おそらく数百ミリ秒程度なのだろう。

◆ 楽天モバイルは今後5年経ったとしてもドコモ(auやソフトバンク)の代わりにはなり得ない。サブ機として使用するのならばアリなのだがエリアが狭い。多くの時間を楽天モバイルエリア内で過ごす人であれば(使い放題なので)お得感が出る。勿論通話の多い人にとってもお得となる。


大口径ブラウン管モニタとハイビジョン(4/14)
◆ 今や液晶モニタ全盛であり、ブラウン管は姿を消した。色域などが重要な分野では使われているかも知れないが、民生用としては皆無である。
ブラウン管は電子銃から発せられた電子が蛍光体を叩くことによって光を得る。

◆ TV用としては広角偏向が可能な電磁変更方式が使われた。オシロスコープなどではリニアリティと速度の関係で静電変更方式が用いられた。いずれにしてもブラウン管は真空管であり、内部は減圧されているので丈夫なガラスが必要になる。

◆ ブラウン管式のモニタで最大サイズは40インチくらいだったそうだ。過去にハイビジョン対応のブラウン管テレビを見たことがあったのだが、300kg位の重さだと教えて貰った。それが何インチだったかは覚えていないのだが、それこそ1畳分くらいあるのではないかという大きさだった。

◆ ブラウン管式モニタは電子銃から発せられた電子を磁力や電圧で曲げるわけで、しかし高精細となると電子の当たる"的"がずれる。PC用のモニタなどでも色ずれなどが問題になったが、同じ事だ。
従ってアナログモニタの解像度には自ずと限界がある。

◆ アナログハイビジョンは、そんなブラウン管の限界に挑戦すると言うことではなく、1970年代からNHKが開発を進めた。
試験放送は1989年に開始され、NHKは「今後はハイビジョンになる」と言って家電メーカにMUSEデコーダ入りテレビを販売させることになる。アナログ方式で高精細画像を、しかも決められた帯域幅である27MHz内で伝送するのだから技術難易度は高い。しかし各メーカはNHKが言うのだからと開発費をかけた。

◆ アナログハイビジョンの本放送は1994年に開始されたが、2007年には終了する。
代わってディジタル伝送方式となり、1/4以下の帯域幅でより高精細な伝送が可能になった。NHKの開発はいったい何だったのかと言う事になるが、NHKの場合は商業的な背景などは関係なく趣味で開発しているようなものなのでどうでも良いのだ。

◆ ディジタル伝送が主流となった時期に、アナログ伝送方式によるハイビジョンも方向転換すべきだったのだがNHKには出来なかった。それまで開発してきたお偉いさんがとか、色々あったのだろう。そのとばっちりでMUSEデコーダを作り大損したのが国内の家電メーカだった。各家電メーカはのべ1兆円近い開発費を投じたと言われた。

◆ 2000年頃からアナログハイビジョンの終焉を誰がどこで発表するかと言われ始めた。NHKにしても1970年代には通信のディジタル化が言われ始めていたわけで、その中でアナログ伝送に拘った責任は大きい。
NHKや政府なども含め、誰が幕引き宣言をするかでモメたのだった。

◆ アナログハイビジョンは電車全盛の時代に時速200km/hで走る蒸気機関車を作ったようなものだ。確かに技術的には面白いというか工夫されているのだが、だから何なのみたいな話でしかない。むしろPCなどで行われ始めていた画像圧縮やナローバンド伝送の試みの方がずっと先進的だったのだ。

◆ 4:3アスペクトレシオの放送をわざわざゆがめて画面に表示するという、下らないことを続けたのもハイビジョンの名残だ。今のような不景気では絶対にメーカは付いてこないが、バブル終焉期であった当時はこぞってMUSEデコーダに力を入れたのだった。


食品ロスが減らせないわけ(4/13)
◆ 静岡県浜松市では昨年から食品ロス低減にむけての取り組みを行っているそうだ。TABETEというシステムを利用し、食品店で余った食材などをアプリ上に公開して売るというもの。北海道で観光客が減ったために余ってしまった食材を売っているのと、仕組み的には同じだ。

◆ 北海道のシステムは見た事があるのだが、特別安いなと思うようなものはなかった。元々は観光客向けの観光地価格であり、それをホームページ上に並べたところでお得感を余り感じない。更には送料がネックで、北海道は遠いので東京や大阪までの送料が高い。

◆ 浜松市が使ったシステムも同じような感じに見える。ただしこちらは発送ではなく店に取りに行く必要がある。従って消費者は店の近所の人が対象になり、利用者が拡大しない。

◆ 登録店舗数もまだまだ少ない。市の担当者は消費税増税などがあったので店舗側が忙しく(店舗登録の)時間が取れなかったからだという。たぶん登録に要する作業だとか、費用がかかるのかどうかは知らないが、スムーズではないのだろう。

◆ そもそも廃棄物を減らすのが目的の割に販売価格が高いのも問題だ。店側は定価の半額で出していると言うが、それでも全く売れなかったと紹介されていた。売れないと産廃として捨てられる訳なので、廃棄費用がかかる。だったら定価の半分と言わず1/5でも1/10でも良いではないか。

◆ 北海道の例もそうなのだが、最初は廃棄するより安くても売った方がと頑張るのだが、少し売れ始めると売るために生産し始める。売るために生産するので安くは売れず、売れなくなる。

◆ TABETEも最初は売れたそうだが、すぐに売れなくなったらしい。ここで何故売れないのか、どうしたら売れるようになるのかを考える必要がある。と言ったって食品を買うかどうかは味と値段のバランスだ。そして余ったものを売ろうとするならば、更に価格は重要になる。

◆ だって捨てていたものをお金を取って売ろうとするわけで、これまではゴミだったものを持っていって貰うのだから。勿論ゴミを売りたくないのであれば高めの価格を付けておけばいい。そして今はそんな流れになって、廃棄物の減量に結びつかない訳だ。

◆ 紹介番組によれば、その廃棄物を買いたい場合は指定した時間に店舗に行かなければいけない。営業時間中というくくりでは駄目なようで、○時〜○時(1時間刻み?)と指定が厳しい。廃棄物が出る時間があるだろうからいつでも良いというわけではないだろうが、15時〜20時くらいの幅があれば利用しやすくなる。

◆ アプリの評価はAndroid版もiOS版も非常に悪い。素人が作るアプリより出来が悪いと書かれている。登録が出来ない、アプリが正常に起動しないなどアプリ自体の問題も多いし、コストパフォーマンスが悪いという上に書いたような問題もある。

◆ アプリの仕様など書いた事のない人が、アプリの作成経験など余り無い人に作らせたとか、そんな感じだ。いくら良いサービスが出来たとしてもユーザインタフェースがダメだと使って貰えない。浜松市はアプリのレビューを読んでいるのか?


Googleのサービス(4/12)
◆ Google検索の劣化は今更言うまでもない。例えば「A1234 データシート」と検索しても、含まない:A1234みたいな結果が出る。Googleの言う事は、みんなA1234なんて検索していないよ、それってA2345の間違いでしょ?間違いだよね?人間は一定の確率で間違うんだよ、だから素晴らしい頭脳のGoogle AIが間違いを訂正しておいたよ。

◆ これも以前に書いたがIndex付きのページでないと検索上位には来ない。なので要らぬ目次を付けて、冗長なページ構成にしなければならない。そうしたページ作成に尽力するサイトは検索上位に来るが、何せ冗長な部分が多いので本質が見つけにくい。しかしGoogleはそれが良いと言っている。

◆ 有用な個人ページを見つけるためにユニークなワードを検索後に含めると、上に書いたようにそれが排除される。何が何でもGoogleが認めたページ構成のサイトに誘導しようとする。しかし多くの有用なページは、ページ構成だなんだという部分に興味がないので検索されない。

◆ AndroidOSが操作方法などをコロコロ変えるのはAIの仕業ではない。おそらくは有能なリーダーがいないのだろう。
みんなでワイワイやりながら、今度はこうしようぜ、前回それは使ったから今度はこうしてみないか?的に決めちゃう。

◆ OS自体が未だ安定していない状態であれば試行錯誤は必要だったと思う。しかし今は違う。iOSの統一性や考え方の継承みたいな部分がGoogleには欠落している。
それは企業の歴史でもある。若い企業と若い従業員は、パワーとスピードはあるが身勝手になりやすい。そこをコントロールするのがベテラン従業員の仕事になるがGoogleにはそうした人が(たぶん)いない。

◆ 今後10年或いは20年先にはGoogleも安定した思考を身につけるかも知れないが、Googleはその日まで存在しているだろうか。製品を作って売っている企業は、製品という目に見えて形のあるものがその企業のイメージを表す。しかしサービスなど無形なものを売っている企業のイメージは掴みにくい。

◆ マイクロソフトはモバイル版Windowsモドキを何度か作りそして失敗している。PCの世界で圧倒的なシェアを持つマイクソロフトにも出来ない事はある。逆に言えば無名な企業が新たなOSをヒットさせる可能性もゼロではないという事だ。もっともPCの世界ではWindows以外のOSが日の目を見る可能性は少ない。

◆ スマートフォンはPCよりも歴史が浅いので変化の起きる可能性もある。インドや中国企業が動けば、何しろ人口(利用者予備軍)が多いので数字としてのシェアが書き換わるかも知れない。米中貿易戦争のこともあるが、これも大統領が替わったらどうなるのか分からない。

◆ 突然Googleのサービスが全て停止したら社会は混乱するだろう。その位Google依存度は高い。一つのものに依存する事の危険性は皆分かっているはずだが、代替サービスを考えている人は少ないだろう。

◆ サービスなどには直接関係はないが、昨今言われている課税逃れもいかがなものか。ある程度の企業規模や信頼性が得られたならば、綺麗な企業を目指さなければいけない。
これでは、売り上げや利益自慢はするが税金は払わないというソフトバンクと変わらない。


コロナウイルス院内感染(4/11)
◆ 世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス。アレな大学生の感染に関して、大学には抗議や脅しの電話が殺到しているそうだ。若い人にしても老人にしても、危機感のない人は何も考えない。パチンコ屋に行列を作るのも同じである。

◆ 院内感染は非常に厄介だ。他の施設のように、しばらく休みますというわけに行かない。その医院を訪れる人が全て注意深い、思慮深い人間である保証はなく危険な人物も紛れこむ。

◆ 今も月に1度くらい通っている歯科から電話があった。感染リスクを避けるために急患以外は予約時期を遅らせると言う事だった。まだ伊豆市周辺では感染者は出ていないのだが、その病院には東京や神奈川からも入院患者がやってくる。

◆ 来院者がウイルスを持ち込む危険性、来院者に感染させてしまう危険性を避けるとするなら、急患以外を受け付けないのは有効な防衛策だろう。
内科や外科と違い、歯が痛くて死ぬことはまずない。(全くないわけではない)

◆ 日赤にも2ヶ月に1回通っているのだが、日赤からは連絡がない。薬だけ貰えるものならその方が良いのだけれど、現状では(規則があるから)難しいのかな。今は未だ良いとして、2ヶ月後がどうなっているかなど誰にも分からない。

◆ 人の移動がある以上感染者やその地域が拡大するのは当然である。なので諸外国では都市封鎖などを行い、感染地域が拡大しないようにする。もしかすると日本においても、このまま感染者数が増え続ければ移動制限が起きるのかも知れない。

◆ 病床数は今でも不足気味なので、これも諸外国のように臨時病床でも作らないといけなくなる。ではベッドがあっただけで良いのかと言えばそうではなく、そこで働く人が必要だ。引退した人を呼び戻したり、医者や看護師の卵を動員したりする国もある。

◆ インフルエンザより死者数が少ないのに何を大騒ぎしているのかとか、心臓病や癌で亡くなる人の方がずっと多いのだから心配は要らないと書く人もいるが全然違う。麻生のオッサンも片耳だけにマスクを引っかけてみたり、マスクを下げて鼻を出してみたりとフザけているが自分が感染したらうるさいほどの命乞いなのだろうな。

◆ LINEのアンケート調査によれば2万人以上が発熱などを訴えているのだとか。日本の場合は検査数が極めて少ないので、表に出てこない感染者もかなり居ると思う。現状では検査数を増やせない(人手が足りない)らしいが、日本固有の問題なのか。

◆ 感染者を検出することの意味は、その人たちを感染源にしないことだ。自覚症状があっても、風邪かな?位に考えて行動すれば新たな感染者を生んでしまう。外出禁止にすれば確かにそうした人たちが感染源になる可能性は減るが、悲しいかな仕事は待ってはくれない。

◆ 日本の場合は無症状者に対する治療や隔離の方針が定まっていない。現状では入院で対処するために病床数が不足する。軽症者をホテルに移動はし始めているものの、ではどこまでが軽症でどこからが重症なのか、軽傷者は時間が経っても重症にならないのかなど難しい判断もある。


貸別荘屋が儲かっているらしい(4/10)
◆ コロナウイルス感染を避けるように東京近郊から地方に避難する人が増えている。しかし1ヶ月やそれ以上の期間をホテルで過ごすのはカネがかかるし、ホテル内でウイルスが広まれば感染してしまう。

◆ そこで目を付けたのが貸別荘なのだそうだ。軽井沢などでも別荘地によっては貸別荘が予約で埋まっているのだとか。地元の人たちにしてみれば、ウイルスを持って来られるかも知れないとなる。こんなニュースもあった。

◆ 例年でも春から夏にかけては客が増えるそうだが、今年はその観光シーズンを待たずに予約が殺到したという。ただこれも場所によるようで、いくつか調べてみると空いているところもある。
例によってTV局の煽り報道なのだろう。

◆ この別荘地でも貸別荘はあるが、余り人が増えているとも思えない。都市部で家の中に居るのが良いのか、人の余りいない田舎が良いのか。東京で買い物事情が悪化すれば又別なのだろうが、食料品の在庫状況なども比較的落ち着いているようなので、東京で家にこもっていても良いだろう。

◆ 普通の人といったらおかしいが、勤め人の場合は疎開が出来ない。オトーさんは単身東京に残り、家族を地方に避難させるみたいな方もいる。福島原発事故の時を思い出させるような行動である。しかし地方の自治体は疎開してこないでくれと言っている。地方は医療関係のキャパシティも少なく、多くの人が詰め掛けてくると手に負えなくなる。

◆ 観光客が激減する中で貸別荘に疎開してくる人も観光客のうち。体温測定や消毒を徹底しているから大丈夫だという観光関係者。ただし必要な食料などは持参してくれとも呼びかけている。多くの人が押しかけてきて、別荘地で買いだめをされると困るわけだ。軽井沢エリアに於ける住民と観光客或いは別荘所有者との対立みたいなものは以前からあるそうだが、今は東京から来る人を排除するみたいな動きすら出ているそうだ。

◆ 宮城県でも感染源は東京から田舎に戻ってきた若者とあって、静かな田舎町がざわつき始める。武漢開放でも言われているが、ウイルスを持った人が他の地域に移動して感染が広がってしまうと制御が出来なくなる。その街の中の人ある程度が感染して抗体が出来るまでは感染者数が増えていく。これを防ぐ為の都市封鎖なのだが日本では封鎖は出来ていない。

◆ 近くのスーパーには消毒液が置かれていた。店に入る前に手を消毒してくださいと言う事だ。ここは別荘利用者も来ればゴルフ場利用者も来るので、やはり神経質になる。住民が感染する可能性は低いが、店員は多くの人と接するのだからリスクは大きくなる。

◆ 外出禁止でもパチンコ屋には長い列が出来るのと同じで、ゴルフ場にも人が来る。
まあゴルフは広い屋外で楽しむものなのでその場での感染リスクは低いのかも知れないし、予約を取ったからと言うこともあるだろう。パチンコ屋に列を作る人は「俺たちは(肺炎に)かからない」と、何故か他人事のようにいつものペースを崩さない。まあ、だから東京都はパチンコ店の営業自粛を要請したいわけだが、パチンコ業界は大切な天下り先だしねぇ。


各ブラウザ一長一短(4/9)
◆ IEを使わなくなった話は以前にBlogに書いた。完全に使わなくなったわけでは無いのだが、特定の場合を除いては起動する事もなくなった。edgeも出来の悪いブラウザなのだが、これは一部使っている。使ってはいるのだが、ウインドゥサイズが勝手に変わったりと基本的部分が駄目すぎる。

◆ Chromeは先日おかしな現象になった。ブラウザを開くと、それまで開いていたページに加えてブラウザに設定してある、最初に開くページが加えられてタブが増える。設定は間違っていないし設定を変えてもいない。

◆ 調べてみると、設定からバックグランドでの動作停止やプログラムの終了を行うと解決するとあった。バックグラウンドでの動作停止などが関係あるのかなと思ったが、やってみたら直った。

◆ edgeは色々と不安定である。ページが読み込めなくなり、対象のサイトが悪いみたいなメッセージが出る。何度かリロードを繰り返すと、対象サイトの状態は未だ改善されていないと出る。edgeだけしか使っていない人なら、きっと対象サイトのトラブルだと思うだろう。

◆ しかし実際には対象サイトのトラブルではなくedgeのトラブルなのだ。他のブラウザでは正常にそのサイトを閲覧する事が出来る。こうなった場合はPC自体を再起動すると直る。ブラウザの再起動では直らなかった。

◆ FireFoxはアップデートが頻繁に来るのが鬱陶しい。以前は使っているとメモリ使用量がどんどん増え、動きが悪くなって困ったのだが最近はそれは感じない。もしかするとPC側のメモリ搭載量が増えたからかも知れない。

◆ 使用状態が同じだとは言えないのだが、edgeが約800Mバイトを食って最大、Chromeが600Mバイト、Operaが350Mバイト、FireFoxは320Mバイトと少なかった。
機能が少ないので殆ど実用に耐えないが、20年以上前のNetscapeは40Mバイトしか食っていない。

◆ TV局のサイトなどで動画が埋め込まれている場合があるが、Operaでは再生できない。
Operaの中身はChromeなのでサイト側のブラウザ判定がまずいのだろう。ChromeやFireFoxに比較するとマイナーなブラウザであり、不便な事も多々ある。

◆ 例えばAmazonPrimeVideoのページだが、FireFox、IE、Edge、WaterFoxで見るとブラウザサイズに合わせて矢印ボタンなどが再配置されるので操作ができるが、ChromeやOperaで見る時にはブラウザを最大サイズにしないと操作ができない。Safariでは画像サムネイルが正常に展開されず、満足に見る事は出来ない。

◆ 最近のサイトには色々な、インタラクティブな仕掛けもありそれはブラウザによって動きが異なったりデザインが崩れたりする。それを回避するためにUAからブラウザを判定して制御を変える。このブラウザ判定が適切ではない或いはマイナーなブラウザであるが故に、適切な制御が行えていない事になる。

◆ スマートフォンでUAを偽装してPCサイトを見る場合も、ChromeではCSSなどがロードされないのかレイアウトが再現されない。FireFoxも同様の表示になるのだが、HabitブラウザはまさにPCで見たのと同じようにレイアウトされる。


2000年問題から20年(4/8)
◆ 2000年問題があった。1999年から2000年になると、年を2桁で扱っているシステムは99→00となり年数が戻ってしまう。これによって処理や制御に不都合が起きるのではないかと言われた。

◆ 確かに年を2桁で扱う限り不都合は起きた。内部的には99<100であったとしても、処理に使っているのが2桁では99>00になる。こうしたシステムの修復などに多くのエンジニアが関わったとみられる。
そして2000年がやってきた訳だが、大きな混乱はなかった。

◆ こうした年数の問題は2000年以降も様々な分野で起きている。GPSの時計問題や、最近では従来型携帯電話の時計の問題があった。2020年以降の使用が想定されていない為にカレンダーが戻ってしまったり、新たな年数に設定出来なくなったりする。
例えば2000年に発売された携帯電話の年のカウンタが4ビットしかなければ2015年までしか数えられない。

◆ その機器がいつまで使われるのかを考えた時に、10年後はサービスが存在しているかも知れないが20年後はどうだろう、30年後は間違いなくサービス自体がなくなっているなと思えばカウンタは5ビットかも知れない。

◆ ディジタル時計などであれば年数カウンタにも十分な余裕があるようだが、SONY製の一部携帯電話は2020年以降まで使われることを想定していなかった。この辺りは仕様によるものなので、メーカなり事業者がどこまで想定するかによって設計が異なる。

◆ ハードディスクでも、これはファームの問題だが、カウンタの桁が足りなくなるとか何とかの問題があったっけ。ファームをアップデートすれば良いのだが、その為にはハードディスクを止めなければいけない。
多くのデータセンターなどでは対応に苦労したことだろう。

◆ 今であれば4ビット使うも8ビット使うもたいした違いではないが、メモリ価格の高かった従来では出来るだけ無駄なビットは使わないように設計した。携帯電話だけではなく制御機器などでも年越しの出来ないものはあったし、Windowsなどで動作するソフトでさえ自由な年数がセット出来なくなる仕様のものがあった。

◆ 20年経たずに使えなくなってしまう機器も多いが、高信頼性設計のされる産業用の機器では昭和中期のものが現用で動いている例もある。電気ものだけではなく機械類にしてもだ。コンビーフの缶の話があったが、あれにしても缶詰機が古くなったからパッケージを変えるという話だった。

◆ 工作機械などはメンテをしながら使う訳だが、やがてパーツがなくなればメンテが大変になる。古い機械を稼働させるためにパーツを作らなければいけなくなり、メンテナンスコストが上がる。いつの時点でこの機械を入れ替えるのか。機械の入れ替えには膨大なコストがかかる。で、結局古い機械をメンテしながら使い続けて数十年みたいな感じなのだろう。

◆ 電子機器はなかなかそうはいかない。CPUものであれば処理速度の問題があり、それ以外でも消費電力や発熱を考えれば新しい機械に入れ替えた方が得になる。しかし工作機械を制御している電子機器となると、その機械と一体で動いているので手を入れにくい。もはや誰にもメンテが出来なくなった電子機器だが、壊れず動いているのだから用は足りる、みたいな。


Vostro260のメモリは16GB?(4/7)
◆ Vostro260sの仕様としての最大メモリ搭載量は8Gバイトとなっている。チップセットはH61でメモリは2枚しか接続できない。そしてそのメモリモジュールは4Gバイトのものが最大だとなっている。

◆ H61チップセット自体は16Gバイトまでメモリを接続できるようだが、マザーボードによってはアドレス配線がないなどでメモリ容量が制限されている場合があるという。Vostro260sの全て、つまり製造年にかかわらずそうなのか否かは不明なのだが、8Gバイトのメモリを2枚実装すると16Gバイトとして正しく認識するらしい。

◆ これは他のH61チップセットを使ったマザーボードでも同様で、おそらくは発売時点で一般に入手できたメモリが(1枚)4Gバイトだったという事か。16Gバイトのメモリが正しく認識されれば、古いPCの論理的寿命は更に延ばす事が出来る。8Gバイトでもそこそこは使えるが、沢山のソフトを開いたり画像編集を行うにはギリギリである。

◆ ただメモリスロットが2つしかないので、メモリを増設するにはそれまで使っていたメモリを捨てなければならない。増設ではなく交換になる。昔はメモリスロットに挿す拡張基板にメモリを挿して、みたいなものも存在していたけれど。

◆ ウチのVostro260sで実験してみれば良いのだが、実は16Gバイトまで正規に実装できるPCを手配中なのだ。と言っても最新の新品というわけではない。CPUはi5-6400だったかな。6なので3世代前と言う事になる。

◆ Vostro260はi5-2400なのでそれよりも新しいが、この頃のi5は進化が遅いのでパフォーマンスがものすごく違うかと言えばそうでもない。最新のi5はかなり処理速度が速くなっている。

◆ 総合的にみれば世代の差はあって、内蔵GPUなども微妙にパワーアップしている。
総合的な効率というか消費電力量も減っていると思うのだが、これも極端な差ではない。ベンチマークテストでも30%位数字が良くなっているかなと言う程度なのは、CPUクロックがi5-2400より6400の方が遅かったのではないだろうか。

◆ 第二世代から第六世代では余りパフォーマンスは変わらず、第七/第八世代で少し良くなり第九世代で違いが分かるくらいにパフォーマンスが上がったという感じか。第九世代からかな、ハイパースレッドをやめたのは。ベンチマーク上は効果が多少みられるハイパースレッドなのだが、回路規模の割に効果が少なかったのかも知れない。

◆ 以前に書いたように従来のi7のパフォーマンスが最新のi5で得られるようになっているわけで、なのでどうせ買うのならば新しい方が良いのは事実なのだ。最新のi5搭載のPCが5万円台で買えるのだから安いと言える。

◆ ただまあ、こうして最新を追いかけているとキリが無いのも又事実だ。なのでVostro260sのメモリが16Gバイトまで増やせるらしいと言う話は面白い。Vostro260でもSSDを組めば普通に使うには十分(たぶん元々のHDDが凄く遅いのだと思う)だし、メモリが増やせればもう暫くは使える。
グラフィックボードも付ければベンチマークの数値もポンと上がる。ただし電源容量に限界があるので、あまり電力を食うグラフィックカードは使えない。


パスワードのあり方(4/6)
◆ トークンを使った認証や二段階パスワード方式などが一般的になってきている。いずれも、パスワードの持ち主本人を騙さない限り、第三者が不正にログインする事は難しい。

◆ なのでその本人を騙す手口が横行する。古くはLINEの認証で、巧みな文章で認証コードを聞き出し、IDを乗っ取る。最近でも銀行などの二段階認証コードを聞き出してアカウントを乗っ取る事が増えているという。

◆ ゆうちょ銀行にしても何にしてもこうした不正ログインに注意を呼びかけるメールが多く来る。多く来るのでそのうち気にしなくなる。気にしなくなるので騙される人は騙される。銀行側は注意を促しましたよ、落ち度はありませんよと逃げる。

◆ ドコモはパスワード自体を廃して生体認証のみでのログイン設定も行える。パスワードが無いのだからパスワードを破られる心配が無い。とは言っても指紋認証などでは生体認証でも死体認証でもログインが可能になる。

◆ 指紋認証にしろ顔認証にしろ完全ではなく、誤認証の確率が存在する。虹彩認証だと誤認証率はかなり下がるが認証装置や機構に(現在の技術では)手間がかかる。非認証でログインが不可能になった場合の救済をどうするかも考えなければならない。

◆ スマートフォンだとアプリが指紋認証に対応していればパスワードを省略できるものもある。ただアプリの出来が悪いと非認証で生体認証がリセットされてしまったりして面倒だ。指紋認証に於ける非認証率(FRR)は0.1%〜5%位ある。

◆ PCでも指紋認証機能の付いたものがあるが、PC自体へのログインが主でありサイトへのログインその他は従来の通りのパスワードである。指紋認証すると言う事は指紋センサから出て来たデータとPCなどに保存されているデータを照合する必要がある。どこかに元になるデータが存在している以上、それのレプリカを作れば認証は突破できる。

◆ 公開鍵方式で認証データを送らせる事も勿論出来るし、現実的な方法と言える。ただこれが絶対安全かというと、そうでない場合もあるのと、処理が多くなるので処理時間が必要になる。と言ってもSSLサイトと閲覧はこれを行っているわけだから現実的な方法ではある。

◆ PC内にパスワードを保存する場合の多くは暗号化されているのだが、そのパスワードを使うと言う事は暗号を解読しなければならない事であり、解読した状態のパスワードを持って行かれるとアウトだ。

◆ OSへのログインパスワードは平文化されないで認証が出来るので良いのだが、サイトの認証に使う(保存された)パスワードは平文化して使用する。SSL化で通信を傍受される確率は少なくなっているが、PCの中身を持って行かれるとアウトだ。

◆ 銀行サイトなどでスマートフォンを使って認証するものがあるが、これは二段階認証と同じで秘匿性は高い。PCにしてもスマートフォンにしても、悪質ソフトの侵入を許せば内容を持って行かれる事はある。しかし複数のデバイスを認証に使えば安全性は向上する。


電子マネー(4/5)
◆ 楽天はEdyを1億枚以上ばらまいたそうだ。Edy自体がばらまき体質だったのでそれを引き継いだ形になるが、発行枚数としては間違いなく日本一である。

◆ 楽天はステマサイトをいくつも持っているというか、宣伝に余念がないので安易に検索するとEdyの素晴らしさを強調したページに出会う。最近ではEdyと共に楽天Payもフルに持ち上げられている。楽天Payは使える場所が少なかったのだが、今は多少なりとも増えたのだろうか。ステマ系サイトを見ると、アプリから使える場所が検索出来るから手間がかからないと書いている。

◆ そんなステマサイトの陰に隠れたデータを見ると、利用数はSuicaとnanacoが圧倒的だと分かる。Suicaは鉄道やバスでの利用があり、使うために持つのだから当たり前だ。nanacoはセブンイレブン系ネットワークが強みであり、7Payの失敗で多少は躓いたとは思うのだが固定客は多い。その他WAONなども系列店の多さとポイント還元で利用率を上げている。レジで現金をWAONにチャージし、支払いにWAONを使う人をよく見かける。

◆ この辺りは田舎なのでコード決済は殆ど見かけない。最も多いのがクレジットカード、電子マネー系ではSuicaやnanaco、iD(スマートフォンではなくFelica入りプラスチックカード)の利用を見かける程度だ。○○人を対象とした調査と称されるデータでEdyと楽天Pay利用者がSuica利用者を大きく凌ぐと書かれているMMD研究所のページもあったがやり過ぎだろう。

◆ 楽天で良く買い物をする人はEdy払いのメリットがある。クレジットカードからのオートチャージを有効にしておけば、実質的にはクレジットカード払い同様の手間で買い物が出来て0.5%分のポイントがたまる。ただしオートチャージ対応店でないと使えない。

◆ Edyにチャージするとクレジットカードにもポイントが溜まるのでお得になる。ただしこの原資は楽天への出店者が負担することになり、出店者の儲けは減る。まあ店が儲かろうが損をしようが知ったことではないので、楽天ポイントをためている人にとってはメリットがある。

◆ Edyはコンビニなどで使えるので、普段の買い物にも使える。モバイルEdyであれば楽天銀行や指定のクレジットカードからオートチャージを設定出来る。モバイルEdyはスマートフォン自体のセキュリティがあるが、カード型Edyにオートチャージを設定して紛失するととんでもないことになる。クレジットカードと違ってセキュリティチェックが働かないので、どんどん使われてしまう危険がある。

◆ なおオートチャージは一定の条件で自動解除されるので、落としたわけではないがどこに行ったか分からなくなったプラスチックEdyでも一応は安心出来る。なお手動でオートチャージを解除する場合は、解除機能のある端末が置かれている店舗に出向く必要がある。

◆ 楽天は(たぶん)現時点でもEdyのばらまきを推進している。楽天カードの更新の際にはEdyを付けろ、Edyを付けたらポイントをやるよと宣伝メールが来るはずだ。たぶんEdyを1回くらい使えばポイントがGet出来るのではないかと思うので、嫌でない人はEdy付きにしてみても良いかもしれない。なお機種移行時のEdy残高預け手数料は無料になったようだ。


賃貸物件乱立のツケ(4/4)
◆ 神奈川県平塚市、神奈川県秦野市あたりの賃貸物件が安い。駅で言うところの東海大学前だ。アパートなら賃料は1万円から、ワンルームマンションでも2万円で借りられる。更にはインターネット使い放題で家具も付いて3万円なども。

◆ 戸建ての貸し物件もあり100平米の2階建てで8万円くらいからある。中古の戸建てはものすごく安いというわけではなく、築30年で土地が125平米、建物が64平米で700万円くらいだ。

◆ 賃貸価格が下落したのはアパートの乱立である。学生向けのワンルームマンションやアパートが多数作られた結果、入居者を取り合うような形になった。学生の数には限りがあるので物件が増えれば価格は下がる。

◆ 安価な物件を求めてこの地に移ってくる人もいるそうだが、学生向けの狭い部屋が多いので家族で住むのは無理だ。以前は駐車場付きの物件でないと人が入らなかったそうだが、今は無料でインターネットが使える事が条件だとか。

◆ オーナーが回線を引いてWi-FiのAPを設置する事も多いそうだが、各部屋にAPを設置するとカネがかかると言う事で、共有スペースに設置する。
すると部屋の中で電波が入りにくいところがあったりしてクレームになるという。Wi-FiのAP設置は専門家に頼みましょうと管理する不動産会社は言っている。

◆ 立地的に携帯電話の電波が弱かったり、WiMAXが入らないところもあるそうだ。これも事前に説明しないと入居後にトラブルになるという。
外国人留学生が多い事から、非日本語での説明などが必要な事も多いらしい。

◆ 一昔前にはアパートバブルみたいに言われた土地も、時が経てば環境も変わる。この先の10年がどうなるのかなど誰にも予想は出来ないのだが、今は他の土地から低家賃を求めてやってくる人たちを逃がさないように営業すると事を大切にしているのだとか。

◆ 以前にも書いたが、狭くても綺麗で便利な住まいが良いという若者が増えている。駅やコンビニに近く、小綺麗で安ければ狭小でもかまわないわけだ。これも、20年前であれば駐車場が必須だ、広くなければいけないと言われたのだから大家さんも大変である。

◆ 古い木造アパートは値下げしても借り手がいない、マンションでも利便性が悪ければ借り手がいない、バストイレ一体型は家賃を下げないと借り手がいないなどなど厳しい条件になっている。

◆ 家賃相場と一口に言っても、場所によっても異なるので何とも言えないのだが平米あたり千円前後という感じだそうだ。そんな中で未だに「100万円で大家さん」みたいな投資話がある。年利回り3%と言っているが、現状では難しいのではないだろうか。

◆ 秦野辺りは田舎ではあるが、ものすごく不便というわけではない。駅の近くでないと、移動手段がないと住みにくいのは確かだ。鶴巻温泉など温泉地で、日帰り温泉などもある。
新宿まで1〜1.5時間くらいなので20年前であれば通勤圏と言われたエリアだ。


PC-9800は高かった(4/3)
◆ 日本に於ける事実上のスタンダードがNEC製のPC-9800シリーズだった。様々なシリーズが発売され、FDD付きだとかメモリ容量の違いだとか、筐体サイズの変更もあったっけ。CPUは8086系であり、画面解像度はVGAだった。

◆ PC-9800シリーズの価格は30万円前後であり、アクセサリやら何やらを加えれば随分高額なものになった。プリンタにしても当時はドットマトリクスしか無かったわけで、カラーリボンを搭載したものなどは30万円くらいしたと思う。

◆ PC-9800の一次代理店への卸価格は定価の4〜5割くらいだった。勿論安売りしている店もあったが、安売りと称しながらも十分な利益を上げる事が出来た時代だった。NECは毎年のように新機種を発売して販売台数を増やしていった。

◆ PC-9800の牙城が崩れたのは互換機のせいではなく、いわゆるDOS/V機が出回り始めたからだ。何しろ世界のスタンダードだったわけだから価格が安かった。しかもその時々の最先端のパーツが入手できた。

◆ Windows時代となるとDOS/V機一色になる。富士通などは早々にDOS/V機に切り替えて生産を開始するが、NECはPC-9800から離れられなかった。PC-9800版のWindowsを作って貰ったりして頑張ったが、やがて廃れた。

◆ PCの価格はPC-9800離れで一気に下降して身近な存在になり始めた。ハードディスクの価格もメモリの価格も下がり、CPUの性能は上がった。20年くらい前はまさに日進月歩で進化し続けた。PCの物理的寿命は長いが、その性能などの論理的寿命は短かった。

◆ 現在ではローエンドのCPUでもそこそこの性能があり、普通に使うのであればi3-9100搭載機で何ら問題は無い。CPU価格もわずか1万円ちょっとなのだから安くなったものだ。ハードウエアの構成にもよるがBTOパソコンで4万円台の価格が付き、パーツをバラで買って好きに組み合わせるにしても6〜7万円で済ませる事が出来る。

◆ かつては10MHz以下のクロックで動く16bit機が30万円、今や4.2GHzで動く64bit機が5万円なのだから凄い。勿論ハイエンドをみればキリが無いわけで、XEONはCPU単体で100万円を越えるものもある。どこまでがPC、つまりパーソナルユースなのかという境界は曖昧だ。

◆ Vostro260の例で行けば10年近く使っている事になる。メモリを増設したりGPUを増設したりはしたが、欲張らなければ10年くらいは使える。確かに現時点でのi5に比較すれば遅いと言うより、現在のi3にも及ばない処理能力でしかないのは事実だ。ただし遅くてどうしようも無いかと言えばそうでもない。

◆ 企業などでは未だメモリ搭載量が4GB以下のPCを使っているところが多い。壊れるまでは使うという考えの所が多い訳で、演算能力を必要とする部署以外の事務用PCは古いものが多いのだ。

◆ これも以前であれば周辺機器やOSやソフトそのものが(古いPCに)対応しなくなってリプレイスを迫られたみたいな所もあったが、今はハードウエアも落ち着いている。仕事の効率からすれば遅いPCにむち打つ事もないのだが、設備投資に中々カネが回せない現状では仕方が無い。


HDDクローン作成ソフト(4/2)
◆ HDDからSSDに換装する時に、新規にWindowsをインストールし直すのも手なのだが面倒だ。HDDを丸ごとコピーすれば全てが引き継げるので設定も不要となり楽だ。

◆ 私はLBイメージバックアップを使っている。LBイメージバックアップは有料のソフトなのだが、同じような機能の無料版もある。果たして無料版はどの程度使えるのだろうか。

◆ 今回試してみたのはEaseUSTodo Backupだ。
無料版では機能は限られるのだがHDDのクローンを作る機能はある。
今回の実験では元のHDDが(古いVostro260で使っていた)1TBで、コピー先のHDDが2TBと容量が異なる。無料版クローン作成ソフトによっては同一容量のHDDでないとコピーが出来ないものもある。

◆ また無料版ではクローンは作れず、通常のバックアップのみというソフトも少なくはない。クローンを作るには有料版をインストールしなければならない場合もあるので注意を要する。

◆ TodoBackupは、少なくともコピー先のHDD容量が大きければクローン作成は出来るのだが、デフォルトで余った容量は余ったままとなる。コピーの前に設定(リカバリー後のレイアウト)を行えばドライブ容量が拡大されてフルに使えるようになる。

◆ LBイメージバックアップは、デフォルトで、余った容量の部分もCドライブに結合されてコピーが完了する。2TBのCドライブが完成するので、容量が不足して来たCドライブを、新たな大容量HDD/SSDに換装するなんて事も簡単だ。

◆ クローン作成時に注意すべき事は多くは無いのだが、クローンが出来た後は少々注意が必要だ。コピーしたHDDなりSSDをプライマリドライブとして接続し、コピー元のHDDもセカンダリドライブとして接続して起動すると(設定にもよるが)セカンダリドライブが起動HDDのままになっている可能性もある。

◆ TodoBackupでは容量(HDD容量の余った部分は使われない設定だと余計に)も内容も同じ、まさにクローンが出来ているので、どちらのHDDから起動しているのか見分けが付きにくい。他にはエラーコード0x000000e(0xc000000e)が表示される場合があるとの事。私はこれに遭遇した事はないのだが、エラーが起きた場合は修整する必要がある。

◆ 起動ドライブがコピー先HDD/SSDにならない場合はDISKPARTで修整しなければならない。ただクローン作成ソフトでコピーした場合は、コピー先のHDD/SSDが起動ドライブとして設定される場合が多いはずだ。ただしTodoBackupではコピー元HDDから起動した。

◆ コピー元HDDを外して再起動するとコピー先HDDから起動し、その後コピー元HDDを接続しても起動HDDはコピー先になったままとなった。設定の自由度や総合的な機能の差はあるが無料版のTodoBackupでもクローン作成は可能だ。

◆ 今回はHDD→HDDで実験したのだが、古めのHDDに対して新たにクローンを作った2TBのHDDは起動が高速だなと思った。詳細な仕様確認やベンチマークテストは行わなかったが、使って分かる程度の差はあった。


音声認識とAI(4/1)
◆ 音声認識技術の向上は素晴らしいものがある。音声認識で一部操作を可能にしたのは日産車だったかな。「窓」というと窓を開けてくれたりする…筈なのだが中々認識してくれないので、何度も繰り返しチャレンジしているうちに数分が経過する、みたいな。

◆ SONYのナビにも付いていた。何度「新宿」と言っても、言う度に新橋だったり札幌だったりで、これじゃあ永久に目的地をセットできないなと思ったものだった。SLのナビも音声認識が付いていて、「自宅に帰る」だけは凄く良く認識してくれた。

◆ それが今や音声入力で文字打ちが出来る程度にまでなっている。しかもスタンドアロンでそこそこ認識するのだから凄いではないか。高速な演算処理やAIプロセッサ、豊富なメモリによって音声認識の精度は大きく高まった。

◆ 現時点では問いかけに対して答えるという、いわゆるsiri的なスタイルになっている。だが米国の人工知能研究所は、常時音声認識し続けるタイプのアプリを開発した。バックグラウンドで常に会話を傍受しているので、「さっきのアレはなんだっけ?」と聞いても話が通じる。さらには「そう言えば、何日か前の会議で○○さんが発言したのは何だっけ?」と聞くことも出来る。

◆ スケジュールの管理などは現状の技術でも出来ている事で珍しさはないが「明日の営業会議の時間を13時ではなく14時からにするとどんな影響が出る?」というような問いにも答えてくれる。曖昧認識というような事ではなく、使う人が知り得る情報を常にワッチしているので、使う人と同じ事を知っているわけだ。そして、人間は忘れたり勘違いしたりするが、AIエージェントは正確である。

◆ Googleのサービスなどにしてもそうだし、一時期のマイクロソフトもそうだったが機能が自己を主張したがって余計なお世話になると言うことがある。○○をしておきましたみたいな、AIの判断で勝手にデータを書き換えてしまう、Google検索のようなことが普通に起きていた。

◆ しかし常時傍受型音声認識AIエージェントは、聞かれたことに答えるだけ、判断を要求されれば判断する、何も言われなければ何もしゃべらないという潔さがある。

◆ 何故マイク入力に限定しているのかは、利用者と同じものを聞くことが重要だからだそうだ。ニュースを勝手に聞かせたり、インターネットの情報を取得させることはたやすいが、それが正しい情報かどうかの判断は出来ない。

◆ 数式を解くことは出来ても、様々な情報の中から最も正確だと思われるものを選ぶことは出来ない。多数決を採ったりする事が出来たとしても、では氾濫するステマサイトのように偽情報の方が多かったら正しい判断は出来なくなる。

◆ 常に動作し続けるために膨大なデータが蓄積されていくのと、そのデータをサーバに送るためのデータ量、通信と音声認識が常に動いているのでバッテリーの減りも早くなる。圏外などではローカルストレージに"聞いたこと"を蓄積していくが、256GBのmicroSDカードに約3日分が蓄えられるそうだ。