過去の雑記置き場


価格差(12/1)
アンケートサイト(12/2)
アンケートサイト(2)(12/3)
再びTHS(12/4)
メールで確認(12/5)
分離プラン(12/6)
フォトパネル(12/7)
通販(12/8)
通販(2)(12/9)
1946年(12/10)
動画を観る(12/11)
換金(12/12)
iPod(12/13)
仕分けとは(12/14)
VoIP(12/15)
スケジュール(12/16)
フーガ(12/17)
退会(12/18)
待受画面(12/19)
ケータイの価格(12/20)
ケータイの価格(2)(12/21)
携帯電話事情(12/22)
自動車事情(12/23)
自動車事情(2)(12/24)
モータ(12/25)
ダイエット(12/26)
電子書籍(12/27)
Flash(12/28)
ポイント(12/29)
通信方式(12/30)
今年も一年(12/31)


今年も一年(12/31)
◆ 私自身の事としては心臓血管のカテーテル手術という、これまで余り入院などした事のない私が病院に1泊する自体となった事が一つの出来事だったかも知れない。それを機会に減量作戦にも取り組んで、確かに体重が減っている時には中性脂肪値も他人並みになったのだが、いざ体重が一定値を維持し始めるとその数値は常人の2倍ほどのところで安定してしまうと言う感じになった。年末年始で休みが続けば体重は増加傾向になるのだが、年明け以降また徐々に戻せばいいか、まあそんな感じである。

◆ 移動体通信ではLTE開始の年とはなったが音声移動機への対応にまだ1年近くはかかるだろうから実感はない。むしろiPhoneが牽引したとも言えるAndroid端末が市場にあふれたという事の方がニュースだったと言えるだろう。来年春先には国産のAndroidスマートフォンも顔を出すと思うし、海外では折りたたみの普通のケータイ型のAndroidスマートフォンも登場しており、今後の展開が面白そうでもある。ケータイのアクティブ層が中高生から女子高生、OLなど女性中心にシフトしてきている状況もさらに強まった感じがする。もはやケータイ開発は女性の目線でと言うわけで、色にしてもデザインにしても常に女性をメインターゲットしている。じゃあオッサンは何を持つんだいみたいな意見もあるが、地味な筐体カラーでイルミネーションをオフにすればいいでしょ、みたいな雰囲気だ。

◆ これも毎年書いているが年末年始のそれっぽさもだんだん希薄になってくる。商店なども正月元旦から営業しているところも少なくはなく、そこで働く人たちは当然暮れも正月もない。単に31日が過ぎて1日がやってくる、ただそれだけだ。正月だから一斉にお休みするという文化が正月を正月らしくしていたわけで、しかし利便性や商売的にはと考えると正月も何もなくなってしまう。門松やお飾りなどはちょっと正月っぽい感じがするが、お飾りを車のグリルにぶら下げちゃうのって何なんだろう。もはや車は特別なものではなくなっているはずなのに。だったらネコにも付けちゃうモンねと写真を撮ったのは去年か一昨年か。なんかネタ切れ感があるな。

◆ そのネコたちは元気にしている。アメショーは年寄りなので動きが良くないが、それでも病気のせずに過ごしている。スフィンクスになろうとしたロシアンブルーも何とか回復し、まだ若干傷があったりもするが元気にしている。ブチ柄のオシキャットはすっかり太ってしまって動きが悪い。別に元気が無くて動きが悪いのではなく体重がそうさせているのだ。
元々かなり俊敏に動くネコなのだが、それが少々のっそりした感じがする。ちなみにネコは蕎麦は食べないので年越しキャットフードと言う事になる。そうそう、アメショーは何でかりかりを食べるのが下手かなぁ。えさ入れの周りにかりかりの破片が沢山落ちてしまうのだが、他のネコは落とさずに食べている。

◆ 今年も一年間ご覧頂きましてありがとうございました。プレゼント企画の再開やSIMONさんからの協賛なども行えたのも皆様にご覧頂けたからです。来年もよろしくお願いいたします。


通信方式(12/30)
◆ FOMA開始の時、非同期拡散符号だから同期効率が悪いとか消費電力が過大になると言われた。一方でcdmaOneは同期式なので端末の負荷が軽く優れているとした人も少なくはなかった。W-CDMAも同期コードは利用できたがオプションであり、ドコモはこれを使わなかった。むしろ微細配線LSIの開発などに力を入れた結果同期部分のロジックの低消費電力化を行って見せたわけだ。こうなると同期でも非同期でも良いと言う事になり、むしろ同期を取らなくても自由に基地局設置できるW-CDMAが便利だとなった。私がFOMEを利用し始めたのは901iの頃からなので経験はないのだが、着信率が悪い事が問題にされた時期もあった。これに対してドコモはロジックの変更や送信ダイバシティを含むシステム見直しなどで解決しようとした。

◆ W-CDMAはcdmaOneの3レイクに対して5レイクが最大になっている。これに関しても当時は過剰品質だと言われた時期もあり、静止時などにはレイクチャネルを減らす事で電池消耗を抑えるなどの工夫もあった。しかし基地局密度が上がりフェムトセルなども出てくると5チャネルレイクでは足りない場面も増えてきた。設計当時の実験データではレイク数を5以上に増やしても受信効率は余り上がってこなかったわけだが、余り上がらないが少しは上がる、その少しの部分までをも利用したいと考えられるほどロジック部の消費電力は小さくなったのだ。

◆ FOMAの登場は早すぎたのかも知れない。制御技術にしてもデバイス技術にしても然りだ。しかし今となってみればW-CDAMなど何も難しい事はない。時代とはそんなものなのである。そして当時強い支持を受けていたauは下火になってしまった。GSM勢とも仲良くせずにいた、世界はcdmaOneになるみたいな流れがそうさせてしまったが故に国際ローミングにも出遅れてしまった。ドコモは海外に金をばらまいたが、もしもauやクアルコムが同じような事を行えば世界はcdmaOne(cdma2000)になっていたかも知れない。あるいはドコモが有線ネットワーク部分のGSMとの整合性を無視してPDC方式との互換性を貫き通そうとすれば、その先には失敗しかなかったかも知れない。

◆ そして今LTEが開始された。周波数帯こそ2GHzを使うが、名称こそ3.9Gと3.x台の番号が与えられているが物理規格から何からW-CDMAとは全く異なる通信方式だ。この3.9Gとは4Gへのシームレスな移行を目指すという点以外に3.の意味は余り無いかも知れない。地上系通信には使いにくいとされたCDMA方式による移動体通信システムから、もっともポピュラーなFDMA方式に進化するというか戻ってきたというか、それは適切な制御を行えば過密エリアでの伝送効率とエリア設計はCDMA方式より優れている。またMIMOなどの空間多重による周波数利用効率の確保性も考慮されている事から、限られた周波数資源を有効に使う、有効に使える可能性を秘めていると言える。

◆ ドコモに続いてauも来年の今頃にはアクションを起こすだろう。あっという間に取り残され感が強まってしまったcdma2000を完全LTE化するにはコストも時間もかかるとは思うが、いったん整備してしまえばしばらくはその方式を熟成させていく方向でインフラ投資を行えばいい。しかもLTEはその次の世代にシームレスな移行が出来る事になっている訳で、その時にはドコモと同じ土俵で戦える事になる。


ポイント(12/29)
◆ ドコモ系のポイントサービスが改悪された事は以前にblogでも書いた。ポイントの有効期限が延びるのと引き替えにポイント付与率を下げるというもので、これは改悪である。それだけならまだしも、DCMXのポイント付与率も半分になってしまう。なんたる事だ。ここ数年クレジットカードのポイント付与率は低下傾向にあった。最初はポイント付与単位の変更で、それまで100円で1ポイントだったものを1,000円で10ポイントにするという感じだ。これは一見変化がないように感じるかも知れないが980円とか1,980円の品物を買った時のポイント付与率は減少してしまう。そしてモロにポイント付与率を下げたカードも現れ始めた。100円で1ポイントを維持している方が珍しいとは言い過ぎかも知れないが、千円で1ポイントなどになってしまった。

◆ そんな中でDCMXは100円/1ポイントだったし、これがそのままドコモポイントに移行できるのでケータイ代に使える。そこでこれをメインに使い始めたというわけだ。クレジットカードのリワードプログラムは様々なのだが、貯まったポイントを交換しようと思っても意外に欲しいものがなかったりする。また換金しようとすると換金率があって実質的には安くなってしまうし、マイルへの交換も交換率が100%でない場合がある。AMEXを使っていた時は品物で貰ったりしていたが、結構損だったと思う。NTTグループカードの時には商品券にしたのだが、交換率が8割程度になっていたはずだ。MUFJの一部のカードはポイント分をそのまま請求金額から差し引いてくれる。むしろこの方がお得だなと思ったが割引率は良くなかった。

◆ クレジットカードに関しては何度か書いているが、以前の段階ではDCMXもそう悪くはないと思っていた。少なくともドコモのケータイを定期的に買い換える人ならばポイントも目減りなしで利用できたわけだし。しかしポイント付与率低下で、200円/1ポイントとなるとどうだろうか。楽天カードならば未だに100円/1ポイント以上が付くし新規加入すれば数千ポイント分が貰える。格調が低いという点ではヤフーやSBIカードもポイント付与率が大きい。ポイント付与率が大きくできるのは2つの理由があり、一つは発行枚数が多くて収益率が高いために還元率を大きくできる場合。もう一つは会員数を増やしたいために過剰なポイントを付けている場合だ。

◆ 以前AMEXやダイナースの審査が甘くなっている事も書いたが、これは会費が高いので事故率許容度が高いとも考えられる、従って会費が高いカードは審査を甘くしてもロスは許容できる事になる。そう考えると会費ゼロ円のカードはどううするんだ。会費ゼロ円で入会ポイントまで付いてきて、しかも使った額に応じてポイントが付くとは一体どんな仕組みなのか。AMEXでもこれは同じなのだがDMが大量に来る。というかAMEXはDMがうるさい。楽天カードは分からないが、グループ内で情報を共有すると言えば聞こえは良いが、登録者情報を元にした商売が成り立てばその儲けで会費を相殺できると考えられる。もちろん事故率が高いと元も子もないのだが、しかし審査を甘くすると会員が減少して収益が低下する。シェアを取れば価格は自由に決められると言ってモデムをばらまいたYBB商法と似たようなものだ。DCMXにしても加入者が一定割合以上になれば、多少サービスの質を落としたところで解約率はそうそう上がらないだろうと見たのかも知れない。


Flash(12/28)
◆ AppleのFlash非対応とAndroidの対応が対照的だった。
スマートフォンのシェア拡大に対して、モバゲーやGREEなどもそれへの対応を進めつつある。モバゲーはヤフーと一緒になって商売っ気がますます盛んみたいな感じもあるが、多くのゲームをFlashで構成している以上iPhoneにはアプリで対応する以外にない。
Flashゲームはアプリをダウンロードすることなく気軽に起動できるのが最大のメリットであり、いちいちアプリを起動するのは面倒がられそうだ。かといって複数ゲームのプラットフォーム的なアプリはApple側が許可しないと思うので、これも難しい。もちろんスマートフォン利用者がこれらゲームで遊ぶのかという根本的な問題はあるが、しかし一方ではスマートフォンでも遊ばせなければ収入減になるとの焦りもある。

◆ Flashが無くてもHTML5があれば良いのだ論も根強いのだが、現状ではFlashが大きなシェアを持っていると言っても良い。企業などのホームページでもFlashを多用する傾向があり、ソフトバンクですらそのフラッシュを使っていてiPhone利用者から"見られないじゃないか"とクレームが付いた。ホームページだけではなく最近はデコメ的なものにもFlashは使われる。通常のデコメというとHTMLメールの総称みたいな感じでアニメーテッドgif画像などを取り込んだものが多いと思う。ドコモではデコメアニメと言ってある程度のインタラクティブなメール(キーを押すと画像が変わるなど)を作成する事が出来る。使う側は特に意識はしないと思うが中身はFlashで出来ていて、当然対応したモデルでなければ見る事はできない。
ドコモの場合はかなり以前の機種でもFlashには対応しているはずだが、swfファイルが見られない端末のために文章部分だけはテキストでも送られる。つまりメールの中身としてはテキストメールにswfファイルが添付されている構造だ。

◆ 逆にiPhone同士では見られるが他のケータイやPCでは見る事ができない(MACなら見られる)メールもある。
iPhone用のアプリで作るデコメのようなものなのだが、これはApple独自のものなのかApple以外の端末では正常に再生できない。またSMSは当然としてもMMSでも送る事が出来ないって、使い道はあるのだろうか。ただこうしたデコレーションメールを送りたいあるいは受けたいという気持ちはどこにでも存在すると言う事なのだろう。PCではグリーティングカードを送るなどもするが楽天系のカードなどだと広告メールやら何やらを解除したり手間なのでちょっと… という感じになる。しかしモバイル端末やケータイでそのものズバリを受ければ、手の中に入る程度の端末であるが故かも知れないが、カードを受け取ったのと同じような感覚が得られるのかも知れない。

◆ 私は基本的にはHTMLメールは好きではなく、PCではこれは受けない設定にしている。しかしケータイでは特に邪魔だと思わないのが自分でも不思議だ。限られた画面のなかで情報量を増やそうとする手段と考えればHTMLメールやFlashメールもアリなのかなと思うのだがどうだろうか。HTMLメール許容度がPCメールと違ってセキュリティ的心配が少ない事でも上昇しているかも知れない。広告や情報メールなどもHTMLで送られてくる率はPCよりケータイの方が多いのも事実で、サイトへの接続性なども含めて効率的であるとも言える。


電子書籍(12/27)
◆ 今年話題になったものの中に電子書籍がある。いや電子書籍が話題になったのではなくiPadがそれを牽引したと言って方が良いだろうか。iPadもそこそこは売れたようだがスマートフォンのような浸透度とは行かないようだ。企業などでのプレゼン用としては結構使えるとは思うが業種にもよるだろう。つまりPCで行う計算や検索を伴わないような、見せるために見せる用途には非常に良い。PCを立ち上げる時間を待つ事もなく、ディスプレイをひっくり返して客に見せるでもなくスマートだ。という話を電子部品屋にしたら、我々の場合はpdfファイルを見せるだけでは済まないですから。と言っていた。pdfファイルを見せるのであれば紙のカタログの方が早いので。
と言いながら1cmほどの厚みのカタログを引っ張り出す。通常のカタログというかデータシートは電子ファイルになっているのだが、パーツの売り込みとか比較検討には物理カタログの方が何かと便利なのだそうだ。

◆ 電子書籍の浸透は日本よりむしろ米国が急速だと思う。Googleなども数百万冊の書籍データ配信を開始するなどがニュースにもなっていた。これがアルファベットと漢字文化の違いなのか、横書きと縦書きの違いなのか、あるいは日本人は物理媒体にしかカネを払いたくないと思っているのかは分からないが、どうも今ひとつな感じがする。それでも従来に比較すればずいぶん増えたのですよという話は以前にも書いたが、爆発的なヒットとまでは行かない。雑誌関係にしても紙の本が売れなくなる代わりに有料ホームページの会員数が増えているのかというとそうでもなく、たしかに有料会員は増加傾向にはあるが紙の本が売れなくなった分をカバーしているわけでもない。

◆ CDが売れないと言われて久しいが、その代わり音楽データのダウンロード数は順調に伸びている。レンタルDVDなども、これは物理媒体を郵送するみたいな方が活気があるが、有料放送というか有料配信も徐々にではあるが広がりを見せている。放送各社はずっと以前からVODだVODだと言っていたわけで、放送ではなく通信を使えばこれが可能になる。もっともこうなるとGyao出始め当時のような回線代を誰が持つみたいな議論にもなる。プロバイダは放送事業者のためのものではなく、動画専用として利用されたら商売が成り立たなくなるわけだ。もっともそんな事を言われはじめて少しするとGyao人気も下火になり、今はヤフー傘下になってしまった。ヤフーは動画配信も行っていたがパッとしない感じであり、そこそこ名の通ったGyaoを手に入れた感じだろうか。
もっともヤフーになってからは接続障害が起きやすくなるなど品質低下もあり、これじゃあ有料データなんか買う気はしないだろうなと私は思っているのだが、もしや有料データ配信サーバの方はシッカリしていたりして。

◆ ソフトバンクは電子書籍配信会社も作っている。中吊り広告に毛が生えた程度のものと、読み古された記事(月遅れという意味)にカネを払うなんて馬鹿らしいなどと言われたが有料会員数は伸びているのだろうか。この配信会社は、例えそれが商売になろうがなるまいがiPadを売るためには仕方がない的なところもあって難しい。今後いろいろな配信会社が出てくればそれで良いが、利用者数が増えなければ商売として成り立たなくなってしまう。電子書籍の配信という新しいジャンルが出来て、それこそ着メロや着うた全盛期のような盛り上がりになれば面白いのに。


ダイエット(12/26)
◆ 今年は大幅減量も行った。春先から夏頃までにかけて2割ほど体重を落としたが、その語ほぼ安定して体重は維持できている。といっても短期安定度がそれほど高いわけではなく、休みが続けば好きなだけ食っているので体重は増える。休みが終わって通常の生活になれば規則性が戻って体重は減少する。というか減少させるというか、そんな感じだ。食べ物の量や食べる時間は習慣みたいなもので、その時間に毎日食事を摂っていればその時間に腹が減るみたいな感じだ。朝飯を食わない習慣の人は朝飯を食わなくても平気だが、中期出張などで毎朝朝食を摂っていると朝飯を食う事が普通になってきて、毎朝食事がないと空腹感を覚えるみたいな。

◆ 運動は毎朝仕方なく歩く、つまり運動のために歩くのではなく移動のために足を交互に動かす程度しか行っていない。血管系の医師に言わせるとエネルギ消費云々のために歩くのではなくても、歩く事自体が血管には良いのだとか。これは別の人からも同じような話を聞いたのであながち間違ってはいないのだと思う。ケータイの歩数計によれば一日あたりの歩数は4千程度でしかない。それによる消費エネルギ量もたかが知れている。ただし平日は毎日歩いているというか歩かざるを得ないというか。意外に距離が出るのが建物の中での歩行だ。道路を10分間歩くのは意識するほどの時間になるが、ショッピングセンター内を10分歩くのはたいしたことではない。時に立ち止まったり商品を眺めたりしながら移動するわけで、気づけば数kmもの距離になっていたなんて事もある。

◆ 歩数計の確度というかに関してはN-04Bの記事の中で書いたわけだが、ものすごく正確と言う事ではない。
単に人間が歩く時の振動というか位置変化をGセンサで拾ってフィルタを通しているだけだからだ。このフィルタの出来具合によって制度が決まると言っても過言ではない。フィルタと一口に言っても範囲は広く、歩数計の例で行けば振幅と周波数(周期)を適切に制限するような感じだろうか。通信の世界も無線周波数だとバンドパスフィルタなどが普通に使われるが、信号処理においては周波数特性がフラットだが位相特性だけが任意の確度になっているとか、空間でひずんだ信号のひずみを取るためにその空間の逆特性を持ったフィルタを作るとかもある。歩数計は毎日見るものでもないとは思うのだが、たまにチェックしてみると運動量の傾向が分かるかも知れない。歩行速度は健康状態に比例すると思っているので、平均歩行速度の低下があれば健康診断を、みたいな事にも使える。

◆ これら健康系の機能が充実しているのは富士通製のケータイだ。思えばオペレータパック搭載開始時の富士通製は、同社製とは思えないほどトラブルというかバグが多かった。従来富士通製はバグの少なさが売りの一つだったのに。それが冬モデルからはかなり安定してきたようでもあり、タッチパネルなどの使い勝手はNEC製とは比較にならないほど頑張っている。まあNECはタッチパネルはやめてしまったので今更持ち出しても仕方がないが、成熟させていくのかやめてしまうのかの選択はどちらの企業内でも議論されたのではないだろうか。iアプリは機能の拡張というかDXの機能の一部解放も行われたのだがスマートフォンほどの自由度はない。組み込まれた機能をアプリから制御したりデータ取得は出来るが完全ではない。このあたりの中途半端さがケータイの機能に密着したアプリ開発をスポイルしている訳で、せっかくのセンサの情報を勝手アプリで使い切れない残念さがある。


モータ(12/25)
◆ 自動車用のモータの話しではなく小型コンデンサモータのお話だ。風呂につけてある換気扇が壊れた。壊れたというか音が出るようになった。通常は単に同じパーツを買ってきて交換するという流れなのだろうが直してみた。直すと言ったってはんだごてを使うような代物ではなく、分解掃除だ。
モータは巻き線4個が2対向になったコンデンサモータだった。軸受けが堅くなっているのが音の原因らしく、その軸受けはベアリングではなくよく言えばメタル構造のものだ。CRC556を吹きかけて回転させると汚れと多少のさびが出てきた。モータを回転状態で維持してCRCを吹きかけ、汚れなどを洗い流した。

◆ そのまま無負荷でしばらく回しておくとモータが適度に発熱した。コンデンサモータって温かくなるのかな、無負荷でも。それとも軸受けがまだ堅いのだろうか。本来ならばグリスを塗らなければならないのだが手持ちが無く、CRCはたぶん蒸発するだろうなと思ったがそのまま組み込んで元に戻した。掃除の甲斐もありしばらくは何事もなく動いていたのだが、1ヶ月ほどしたらまた音が出た。
やっぱり駄目か。仕方がないので再度分解して、今度はスプレーグリスを塗った。もっと堅いグリスが欲しかったが無かった。グリスがさらさらになるほどの温度ではないと思うのだが、気持ち的にはもっと堅いグリスが良いかなと思わないでもない。もっとも堅すぎて抵抗になる… かも知れないから微妙ではある。

◆ コンデンサモータって劣化するのだろうか。永久磁石を使ったモータならば磁力低下によってモータの回転トルクが小さくなると思うが、インダクションモータってどうなのだろう。昔から使い続けた扇風機が発火したなんて事故があったくらいだからおよそ経年変化などは無いようにも思える。
もちろん軸受けだとかの劣化はあるとは思うし、コンデンサも物によっては劣化はあるかも知れない。コンデンサの容量が抜けると巻き線の電流が減ってトルクは小さくなるかな。あるいは回転トルクの変動が大きくなるかな。ちなみに分解したモータに付いていたのはフィルムコンデンサチックなものだった。

◆ ファン自体の構造は、一応は密閉型で湿気はモータに触れないようになっている。モータのケースは鉄にクロメートか何かのメッキだったがさびは見られなかった。モータ自体は密閉構造ではなくビスを外すと二つに割れた。ファンは遠心型の物でたっぷりホコリが詰まっていたがマジックリンをかけてシャワーで流したら綺麗になった。ビスはステンレスらしくこれにもさびは見られず、おおむね良好という感じ。住宅用で高所取り付けタイプだけに信頼性はそこそこ確保されているものだなと思った。トイレなどにも同様な換気扇は使われているが、やはり風呂場は条件が厳しいのかも知れない。密閉構造とは言っても防水構造などとは訳が違うので湿気は入り込むとは思う。また腐食や固着などでモータが加熱したとしても筐体の樹脂を変形させない温度に収まるようになっているのだろう。モータは直接樹脂を挟んでねじ止めされており、そこが高温になれば樹脂が変形すると思うからだ。


自動車事情(2)(12/24)
◆ ハイブリッド車は国内外各社が生産しているが、以前にも書いているようにこの分野でプリウスを抜くのは難しい。大型車などではパラレルハイブリッドがしばらくは主流になると思うし、それは欧州メーカやホンダ/日産方式とその変形がコスト的にも重量的にも有利だからだ。ただしモード燃費の点から行けば回生制御を積極的に使うTHSが良い。しかし回生制御を有効に使うためにはFF車である必要があり、LSなどは4WD(レクサス的には高級車はFRであるべきだとか)レイアウトとしている。これはFFベースの4WDに該当し、相当なフロントヘビーになっている。プリウスなどでもエンジンとモータと発電機駆動系を全て一体化しているわけで、しかしFF車で一番重量配分が悪いかというとそうでもない。バッテリ重量とうまくバランスさせているのか。
パラレルハイブリッドでの燃費改善は2割程度というのが各社の回答で、それは加速時などエンジンが不得手とする一瞬を補うにとどまるからだ。欧州メーカなどはディーゼルの時と同じように「オレはハイブリッド車に乗っているから環境に敏感なんだぞ」と主張したい客層向けな気がする。ようするに燃費は二の次であって、ハイブリッドというエンブレムが欲しいだけだ。

◆ シリーズハイブリッドはシボレーボルトだが、考え方としては発電機搭載型EVという事になる。問題はその発電機のコストで、ただでさえ高額な電池をたくさん積んでいるのに、それに加えてさらにエンジンと発電機も必要になる。この部分だけ取り外して他車に流用とか出来ればスケールメリットが出てくるかも知れないが、現状はそうなっていない。というかそんなに小型じゃない。ただエンジン性能的に見れば制御クオリティは発電機用(排ガス性能は乗用車用)で良い話しなので今後のコストダウン余地はある。さすがに2サイクルは無理としてもプッシュロッドだろうが何だろうが出力特性よりも運転効率重視の低回転型エンジンで事足りる。振動や騒音をどうするかも問題ではあるがパッケージングの工夫などで何とかなるかも。まさか4気筒+バランスシャフトなんてものまでは要らないだろう。コストが許せば小排気量+ターボが効率的には良さそうで、それこそ軽自動車用の660ccじゃ駄目かい?みたいな。あくまでもエマージェンシー用として。

◆ シリーズハイブリッドの発電機部分が不要なくらいにインフラが整備されればEVの時代になる。日本全国は無理だろうし時間当たりの走行距離の出る高速道路も難しそうだが都市部の移動用だけならば。もう一つは急速充電で、これはバッテリの進化にゆだねる必要がある。現状では80%充電までに5分程度というのが現実的な線で、これなら我慢できるか。ただし80%までしか充電できないので走行距離は定格の8割に達しない。ITS的な、走りながら充電しちゃいます道路などが出来ればEVの魅力も増大するが、これって日本で出来るのかな。それこそ国交省やら色々なところが利権争いを起こしてVICSのごとく方式統一が出来ませんみたいな。現状では夢のような話しとして片付けたくなるが、しかし20年前にはLi-ionバッテリすら実用的ではなかったと考えると悲観しすぎるのは正しくないかも知れない。
リーフがEVの世界を変える、EV元年だという方もいるが、これってiMIEVの時も… なんて言ったらいけないか。個人的にはEVが普及し始めるにはまだ数年の歳月が必要だと思う。来年はハイブリッド車や低燃費車が今年同様そこそこ売れるのではないだろうか。後は繰り返しになるが、ここのところ価格が上がってきたガソリンとインフラ次第だ。


自動車事情(12/23)
◆ 今年はというか、今年もと言うか、コンパクトカーや低燃費車が比較的よく売れた年になった。景気低迷などもあり、もはや大型車の出番はなくなったのかも知れない。中古車市場でもこれは同様で、一時期は見向きもされなかったコンパクトカーが今では一等地に鎮座している。それに代わってついこの前まで沢山並べられていたワンボックス系は奥に引っ込められてしまった。価格的にはかなりお買い得感のある大型ワンボックスも、それを買う人は多くないという。買う人が多くないから価格が下がるが、それでも動きは良くない。

◆ 外車などでもそれは同様で、例えばBENZのSクラスなどは従来から中古価格は余り高くなかった。これはSクラスを買う人は中古車を選ばないからで、殆どの人が新車で買うために中古車価格が上がらないわけだ。そしてこのエコカーブームとあっては中古で値が下がったからといってSクラスを買おうという人は少ないだろう。一方でコンパクトな車両はリセールバリューも高く、そこそこ台数は動いているという。ただしカタログ燃費で見ると日本車との差は大きいわけで、実際の燃費はともかくとして初期段階で候補から外れる場合も多いという。
円高は輸入車にとって価格競争力を上げてはくれるのだが、小型軽量コンパクトという点で日本車に勝るものではないと思う。大型車とか特殊?な車とかスポーツ系等ならば付加価値が強力な武器にはなるが、逆に低燃費車だと日本のそれが他に勝るものになる。日本の交通事情などを鑑みてベストな選択をというのならば、そして特にいろいろな面で余裕度の少ない小型車となると日本車は強い。

◆ ハイブリッド車と言えばプリウスで、一人勝ち状態はしばらく続きそうだ。ホンダのハイブリッド攻勢も多少のインパクトはあったがプリウス優位を揺るがすものではなかった。以前から書いているようにモード燃費でプリウスを抜くのは困難だと思う。
ではピュアEVはどうなのかといわれると、これはインフラも関係することなのでそう簡単にはいかない。
むしろシボレーボルトのようなシリーズハイブリッド、発電機付きのEVがどんな風になっていくかだ。
ただしコスト的な面ではボルトも言われているとおり、発電機を数十万円で買うと考えると高いと言われてしまう。発電機といったって家庭用のそれとは比較にならないほど大型なのだから仕方ないのだが、でもインフラがあれば発電機はいらないよねと。いやいや逆にインフラがないから発電機代を負担する必要があるんだけど。

◆ 日産は地域レベルのでインフラ構築に協力するようだが、これは国の力がなければ難しいとも言える。それこそ特定財源のいくらかをEV用インフラ整備に割り当てるなどしないと。ま、そんなことを言い始めると日本EV普及連盟とか、EVインフラ整備公団とかがウヨウヨ出来てしまいそうな気もする。もう一つはガソリン価格であり、これが上がればEVも元気が出る。逆にガソリン価格が安定していればそれを燃料とする自動車ユーザの不安も少なくなる。自動車の未来を燃料価格が決めるみたいな感じもあるが、それがなければ走らないのだから仕方がない。そしていくら高性能バッテリといえどもエネルギ密度はガソリンと比較できるようなものではなく、航続距離や価格などを言い始めると現状ではどうにもならないのだ。無理矢理考えるとすると現状のパラレルハイブリッドの次にシリーズハイブリッドが来て、やがてEVになる(かな?)みたいな話しはまた明日。


携帯電話事情(12/22)
◆ 今年の携帯電話事業者の元気度は昨年に引き続いてSBMがトップだった。純増数も安定的に稼ぎ出したが、その数字には少し疑問もある。孫さんは純増の多くをiPhoneが担っているとしたのだが、初月販売台数5万前後のXperiaやGALAXYに販売台数で負けた事があったからだ。たまたまその週だけ売れてなくて翌週から元気に売れ出したのかも知れないがどうなのだろう。巷では法人向けSIMだけ契約が盛んに行われているとされた。以前にも書いたとおり、これはSIMだけ契約をするとインセンティブが入ってくる仕組みだ。資金繰りが厳しい企業を狙ってSBM系代理店の営業はこういう。「今100回線契約して貰えれば、インセンティブとして300万円お渡ししますよ」と。後は月額980円×100台×24ヶ月で235.2万円を払ってくださいねと。

◆ スマートフォンで出遅れたauには辛い年だったと言える。IS03はかなりな人気で話題にもなったが、今後は日本ローカルな機能を装備したスマートフォンの競争になるとも思われ、スマートフォンの世界でも機能と価格の競争は起きてくるだろう。その価格面ではやはりiPhone有利としか言いようがない。auも実質ゼロ円攻勢をかけてはいるが、やはりイメージ的にはiPhone=ゼロ円の感覚ではないかと思う。先月からはiPadも投げ売り体制に入っており、年末年始はApple製品がかなり売れるのではないかと思う。
次なる商機は春商戦となり、ここではauが強かった。
と、過去形になってしまうのは悲しいが来年はどうなのだろうか。

◆ SBMはネットワークの弱さがたびたび語られているが、加入者増にインフラが追いつかずにますます酷い状況に陥りつつある。一時期のauのように通信や通話が成立しない事もあり、さらに屋内圏外の解消はまだまだ進んでいない。インフラ整備には時間がかかるだけに即座に改善と言う事は難しい。一部モデルに関しては1.5GHz帯の利用が吉と出るかも知れないが、自慢のiPhoneは立ち往生となる。そのiPhoneのニューモデルの噂も春先には真実みを増してくるだろう。進化著しいAndroidスマートフォンに対してどのようなアドバンテージを見せてくれるのか。延期に次ぐ延期で未だに姿を見せない白色モデルの存在は忘れ去られてしまったのだろうか。

◆ ドコモの来年は粛々とXiエリア整備になるだろう。
来年末には音声端末もLTE対応になるとされており、主要メーカ各社は開発に力を注いでいる。再来年の話は気が早いと言われそうだが、ドコモがLTE対応音声移動機を市場投入する数ヶ月後にはauのLTEサービスが開始される予定だ。これは次期iPhoneがLTE対応などと言われたらちょっと面白いのだが、それはまだ先か。いずれにしてもSBMはLTE化計画の具体案を出していない事や、LTEはカネがかかるから当面やらない発言などもあり、大手2社と方向性を異にする事になる。高速データ通信や周波数利用効率の追及を行わなければ、さらにクアルコム税から逃れられなくてヨシとするならばCDMA方式を貫くのもアリだとは思う。それより何よりSBMはエリア構築を先に行わないと、またホリエモンから糞電波だと言われてしまう。孫さんはエリア改善に命をかけると言っているが、ついこの前までエリア構築は終わったと声高に宣言していたのに、一体何が本当の事やら。


ケータイの価格(2)(12/21)
◆ 昨日の続きである。こうしてN-05Bを14,800円で購入、オマケはドコモダケのストラップと2GBのmicroSDだった。オプション加入は必要ではあったがヨドバシほどの量ではなかった。ヤマダ電機のすぐ先のドコモショップで不要なオプションを解除した。実はヤマダ電機で買う以前にいくつかのケータイ屋に価格を確認したのだが、3万円前後で売っている店には在庫があったが2万円以下を表示している店は在庫切れだった。どの店も今後入荷は期待できないという。
さすがに冬モデル発売後に残っている夏モデルは多くはないと言う事なのだろう。以前であれば在庫処分的な特価販売が行われたものだが、最近では価格がゼロにならないうちに在庫が切れるという感じになっている。

◆ 今回はそれでも新規契約だったから安かったが、機種変更となるとこうは行かない。夏モデルといえども3万円くらいしている訳で、件の本八幡のショップでも同様に3万円以上となっている。機種変更で3万円、新規契約ならゼロ円とするとどちらがお得だろうか。新規で買ってすぐ解約するとロスは約1.3万円だ。毎月のようにこれを繰り返すとドコモに嫌われるが半年に一度くらいなら大丈夫だろう。もう一つは2in1を使う手だ。例えば現状のプランがタイプSだったとする。これは月額1,575円で2,100円分の無料通話が付いてくるものだ。通話単価は30秒あたり18.9円となっている。もしも2in1とするならば、A番号もB番号もタイプSSをセットする。これで無料通話分は2,100円となり、支払額は1,960円だ。通話単価が21円に上がるのを仕方ないとするならば、2in1の維持費は385円になる。これを2年間継続しなければならないので合計額は9,240円となり解約料と変わらない。

◆ もちろん2in1に使い道を見いだせないのならば仕方がないが、電話番号とメールアドレスがもう1組利用できると考えるとあながち損であるとも言い切れない。
特にメールアドレスは結構便利で、先日のモバゲー登録実験のように、捨てアドレスとしての利用が出来る。
しばらく登録して安全そうだったらAアドレスの方に登録を変更すればいい。電話番号も同じく(こちらは変更しようとすると2千円かかるが)信頼できる先に教えるものとの区別を付ける使い方が可能だ。私の場合はB番号をSBMからMNPで持ってきたが、それは番号が覚えやすいものだったからだ。契約期間などは番号にくっついているものなのでずっと使っている番号は捨てにくい。しかしその番号が気に入らない(覚えにくいなど)場合は別番号をB番号として持ってくるのが便利だと言う事になる。なおB番号の2年縛りは自動継続されずに2年以上経てば解約は自由になる。通常の契約だと2年縛りの切れる日を覚えておかなければならないのだが、2in1のB番号ならそれはない。

◆ いずれにしても、つまり2in1を使うにしても即解約するにしてもロスは1.3万円(新規契約料を含む)であり、一方で新規契約価格と機種変高価格には3万円前後の差がある。手間がかかるという問題は確かにあるが、手間は自分と言うよりドコモショップ側の話なので安く買いたい人はこの手を使ってはどうだろうか。
なお2in1を同一名義で利用する場合は2in1の事務手数料は課金されない(基本プランの場合で、タイプSSなどにすると初期費用がかかるようだ)。従来は異名義での2in1契約が可能だったが、家族割り拡張用に使われた系があって今はダメになった。なお個人と法人のように人格の違う同士であれば当然ながら2in1は契約する事が出来る。


ケータイの価格(12/20)
◆ 私がケータイを買うのは発売後間もない事が多いので定価というか初期価格に近い金額になる。ただドコモポイント(先日改悪されたので今後はその量が減るかも)やヨドバシポイントなどを使うので、実際に支出する金額は4万円以下の場合が多い。上の子には私が使っていたN-04Bを与えたのだが、それ以前は安売りで買ったN-06Aを使っていた。これはドコモショップで安価に販売されていたものをドコモポイントで買った、つまりゼロ円だったものだ。下の子は同時期に買ったP-03Aを使っていた。これも同じく安売りで、買い増し価格9,800円だった。下の子は子供用のケータイをずっと使っていて、何かしら買い換えなければバリュープランに出来ない事もあってこれを選んだ。

◆ 上の子にN-04Bをあげたら下の子も新しいのが欲しいという。そこで新たに物色するが、最近は在庫管理が行き届いているのか安売り品にあまり出会わなくなった。今回は新規契約が対象に出来る(2in1で維持)のでゼロ円を狙う。ゼロ円だとSTYLEシリーズなどの中のGPS非搭載機がメインになる。P-03AもGPS非搭載なのだが、子供の迷子検知を考えるとGPSは欲しいとも思う。現在契約中の機種では、このP-03Aの他にN-04B,N-02C,N-05Bがあるが、その中で一番使い勝手が良いのがN-05Bだ。
なのでN-05Bを狙うがドコモショップでは3万円くらいのプライスタグがぶら下がっている。ちなみにN-06Bはドコモショップでもゼロ円で売られているがGPSが無いし画面解像度がQVGAだ。

◆ 安売りでは定評のある(千葉)本八幡のショップのホームページを見ると、N-05Bは5千円程度だった。実はこれでも少し高いかな、夏モデルだしなと思ったがそこに出向いてみる事にする。そのケータイショップはごくごく小さな、交差点の角にある、宝くじ売り場に毛の生えたような所だった。オニーさんにN-05Bが欲しいと言うと、赤色しか在庫がないと。下の子は白が良いと言っていたのでこれではダメだ。予約すれば入る可能性はゼロではないが、安売りなのでまずダメだと思った方が良いとはオニーさんの弁。そこで別のショップに行くが新規で2.2万円くらいになっている。でも一応交渉してみるかと話を聞くと、10サイトの有料登録で1.38万円になるという。10サイト分、すなわち3,150円のプラスなので実質約1.7万円だ。

◆ たまたま出かけた先にヤマダ電機があったので入ってみる。ちょうどドコモのキャンペーンをやっていて、表示価格が14,800円だ。N-05Bの横にF-08Bがあり、こちらはゼロ円表示だ。防水だしWVGAだし、これが良いかなと思って在庫を聞くと白は在庫なし。ならばという事でN-05Bを買う事にした。白は最後の1台だった。
契約のテーブルに行くとオニーさんは有料サイトへの契約がないとこの値段が出せないと言い始める。なんだよ、そんな事書いてないじゃん。書かれているのは「当社指定、以下のオプションサービス」と明記されているものだけ。しかしこれは「天下のヤマダ電機さんが、価格表示の条件以外のオプションに加入しろと言うのはおかしいんじゃないですか?」の一言で加入しなくて良くなった。まあヤマダ電機側としては有料サイトに加入する事が条件だとは書けないのだろう。しかし書かれていない料金を払わされるのではSBMのインチキ臭い頭金と同じになってしまう。
長くなったので続く…


待受画面(12/19)
◆ 携帯電話には待ち受け画面の概念がある。ようするに何の操作もしないアイドル状態で表示される画面の事で、言うなれば一等地だ。そこに不在着信などの情報が表示されたり、iチャネルなどを契約すればその情報が、iコンシェルで何かが配信されてくればそれが表示される。機種によっては他の機能やアプリへのショートカットアイコンを配する事も出来る。Flash待ち受けを使えば日付や時刻、電波強度やバッテリ残量などの情報を取得して表示する事も可能だ。

◆ PCではデスクトップ上にショートカットアイコンを並べる事が出来、ウィジェットなども貼り付けられる。これはスマートフォンの一部でも同様で、様々な情報を取得できるがバッテリは消費する。iPhoneは待ち受け画面という概念が無い。もっともiOS4からは壁紙が変更できるようになったので、それが待ち受け画面だと言われれば確かにショートカットアイコンだらけの待ち受け画面だとも言える。ただしそこに(画面上の任意の位置という意味)不在着信などの情報が表示されるわけではない。

◆ Apple的にはアイコンの並んだメニュー画面のようなものを待ち受けとしたいのだろう。何かのアプリを起動するならそのアプリのアイコンのある画面に行かなければならないわけで、だったらその画面を常に表示させておいた方が良いではないか、という事か。これは確かに一理ある。こうしたショートカット優先なので階層構造によるフォルダ分けもその概念に反する事になる。同じようにメールなどに関してもフラットに格納して検索で見つけ出す方法が推奨されている(いた)はずだ。と、過去形なのはiOS4ではフォルダ構造が実装されたり壁紙を変える事が出来るようになったからだ。

◆ Appleのこうした変化はAndroidなどを意識したものなのかも知れない。少なくとも従来のAppleであれば、それが支持されようがされまいが自らのスタイルを押し通したはずだ。カメラの品質向上は正常進化と言えるが、操作性の変更はAppleらしくないなと思った。フォルダ構造に関して、私はこれを支持する。
メールでもファイルでも関連したものを一つのフォルダに格納しておいた方が分かりやすいと思っているからで、特にモバイルデバイスのように画面の小さなものでは検索で見つけたりする手間を避けたいところがある。

◆ 手間という点で待ち受け画面上のショートカットアイコンは便利ではある。NECケータイの場合にはそのデスクトップに張ったアイコンの階層化という概念はないが、オリジナルメニュー(自分が普段使う機能を任意に集めたメニュー)へのショートカットは貼れる。もっともよく使う機能は直接待ち受け画面に貼り付け、さほど使用頻度が高くないものはオリジナルメニューで、さらに殆ど触らないような設定は通常のメニューをたどるような感じになる。待ち受け画面上にはプログラムのアイコンだけではなく、データも貼り付ける事が出来る。例えばメールを貼り付けておいてそこをクリックすると、その人に当てたメール作成画面が起動するという具合だ。大画面のスマートフォンでは画面上に何をどのように表示し配置するかも使いやすさの点で重要になる。そこが一等地であるだけに、だ。


退会(12/18)
◆ アンケートサイトを退会した。アンケート調査の調査?のためにヤフーリサーチとリサーチパネルとマクロミルとgooリサーチに入ってみたが、まずはリサーチパネルを退会した。理由はいくつかあるのだが、まずアンケートそのものが少ない事。
アンケートが来たとしてもきわめて非効率的であり、解答時間がかかる割りに報酬(たいていは3円)が低い事。他のアンケートサイトならば率の悪いアンケートは無視していればいいが、リサーチパネルは回答しないと催促のメールが来る。ポイントはECポイントに変換した後Pex経由で現金にするとかnanacoやEdyにするなど面倒で、またECナビサイトに登録するとメルマガが必ず配信されてくる(停止不可能)のもやっかいな部分だ。といっても頻繁に送られてくるわけではないので我慢できないという話でもなかった。リサーチパネルとナビポイントサイトは退会したが、メルマガなどはその後も一定期間は送られてくるそうだ。リサーチパネルなど退会を受け付けましたとのメールが来た後でも新たなアンケートが来たりしていた。

◆ gooリサーチのポイントは有効期限が切られるのだが、期限内に最低交換ポイントに達するかどうか微妙かも知れない。そのくらいアンケートは少ないのだ。またNTT系のサービスに加入して感想を聞かせろ、ただし通信料はアンケート回答者持ちね、みたいなものが多い。アンケート名目でパケット代を稼ごうとしてるんじゃないの?みたいな感じだ。これがフラット定額であればパケット使用量は関係ないが、傾斜型で普段パケット利用数が少ない人だとインパクトがある。ポイントはYahooの方も期限が切られていたと思うが、こちらもポイントは貯まらない。以前にも書いたようにマクロミルから受けているわけで、マクロミル代からヤフーリサーチ代が引かれるので報酬は微々たるものになる。10問で1円とか、いや、ヤフーの交換手数料を加味すると10問で0.8円位かも。まあアンケートによっては5問で1円とか7問2円くらいのもののあるが、それにしても頻繁に調査が来るわけではないのでポイントが貯まらない。

◆ 結局一番良いというか、他との比較での消去法で残るのはマクロミルだろう。それでも事前調査はポイントが低いのでやる気がしない。私がやる気がしないものは他の人も同様と見えて、率の悪いアンケートは2週間以上も回答受付中のまま(普通はステータスが終了に変わる)だった。マクロミルは直接振り込みで現金になるようだが、そもそもポイントが貯まらないのだからいつになったら現金に出来る事やら。ただ回答しなくても催促される事もないので気は楽である。この点リサーチパネルはうるさくてかなわない。リサーチパネルは海外のリサーチ会社の下請けもやっているようなのだが、これはマクロミルとヤフーリサーチの関係同様で、ポイント獲得率が相当悪い。質問数も選択肢も多い問題を延々やって3円とか、泣けてくる。しかも回答しないと何度も何度も督促される。率の悪い調査に協力したくないと思うのは誰しも同じで、だってこれ、趣味でやっているわけではなく小遣い稼ぎが目的なのだから。


フーガ(12/17)
◆ フーガハイブリッドの構成はロス排除という点で面白い。以前に私が書いたシステムだとエンジン側とトランスミッション側にそれぞれクラッチを介したモータを配置したもので、フーガにもう一つモータを付けたものになる。エンジン側のモータはシリーズハイブリッド動作時には発電機となり、パラレルハイブリッド動作時にはモータ、回生時には発電機になる。トランスミッション側のモータは駆動力を得るためのモータでもあり発電機にもなる。EVモードならばエンジンをクラッチで切り離して2つのモータで走行する。よりパワーが欲しい場合はエンジンを始動してクラッチを接続する。単にバッテリチャージの場合はモータ間のクラッチを切ればいい。

◆ フーガもトルクコンバータを持っていないが、モータのパワーが大きければトルクコンバータは不要だと思う。ただし現状で大きなモータを搭載するのは難しい。これはモータのみではなくバッテリの都合もあるからだ。トランスミッションを通常のATのような常時かみ合い式とするならば、シフト制御はトランスミッション内のクラッチが行ってくれる。モータは回転数制御が楽なのでトランスミッションとモータは切り離すことなくシフト制御が可能だろう。これはフーガも同様だと思われ、エンジンとモータ間のクラッチ断によるトルクの切れをモータが補うはずだ。ただしモータパワーが小さいので通常走行時は良いだろうがフル加速時などではトルク断が起きるはずだ。トルク断の時間は短くできたとしても数百ミリ秒はかかるだろう。これは自動制御クラッチ+自動制御マニュアルミッション車と同様で、人間がシフトするよりは速く出来るがトルク断は起きる。

◆ トルク断を起こさないようにするにはDSG的な制御を行えばいい話で、エンジンとモータ間のクラッチとトランスミッション内のクラッチ制御を巧妙に組み合わせれば可能になる。ただしそれがどのくらいの出来映えになるかは技術と経験次第という感じだろうか。これが、低燃費車なのだからこの程度は良いと考えてく貰えるか、あくまでも普通の車と同じでなければダメだと思われるのかで評価は大いに異なるはずだ。そして制御技術というかソフトウエアというか、むしろそれが問題なのだという方もいる。いくらシステム的な条件がそろっていても、それが的確に制御されなければ何もならない。そして少なくとも量産試作車レベルのフーガの制御はダメダメだったらしい。

◆ ハイブリッド車の燃費は以前にも書いているようにプリウスには勝てない。だから日産はピュアEVを目指すのかみたいな感じもするが、実はリーフの主要マーケットは中国なのだそうだ。中国では電動単車もたくさん走っており、意外とEVの土壌はできあがってくるのかなと思ったりする。何しろマーケットが巨大なだけにEVが認知されれば凄い勢いで広まっていくだろう。その中国でもインドも同様なのだがトヨタ車のシェアはさほど高くない。これは進出した時期による影響もあるらしく、まだ認知されていないと表現した方が良いのかも。つまりはその隙間をねらって日産成田の国内自動車メーカが売り込みを開始するわけで、現地生産なども含めて競争は激化している。(中国の場合は現地生産を伴う必要が必須だったかも)


スケジュール(12/16)
◆ この冬モデルからiコンシェルのUIが新しくなった。
違いを感じるのはスケジュールの部分で、従来より格段に使いやすくなった。従来はiコンシェルに限らずなのだがテキストメニューとテキスト文字入力画面の組み合わせのようなものが大部分だった。それが徐々にGUIっぽくなって来たというか、プルダウンメニューなどからの選択が出来るようになってきた。テキスト主体の設定画面はケータイのCPU能力からすれば無理も無いとも思えるのだが、他の機能の拡張によってCPUパワーそのものがアップしてきた事に助けられる面も多々あるだろう。無駄に複雑化して重くしても仕方がないが、メニューその他も含めて設定しやすい画面構成もまた必要だと思った。
設定画面にしても、そこで数値なりを書き換えればそれが反映されるものと、数値を書き換えた上で確定ボタンを押さなければ反映されないものがある。
NEC製の場合はファイルの消去などにも統一性が無く、選択消去の場合に選択すると次のファイルの選択を促すようになる画面と、カーソルキーで自ら選択し直さなければならない画面がある。画面構成は同一なのに全くちぐはぐなものだ。こんなの操作してみれば一発で分かるし、これを許しているというかこの仕様を書いた人間の顔が見たい。

◆ 設定画面とは関係がないが、内蔵されている待ち受け画面もFlashのものが増えていた。NEC製とは思えない(良い)デザインのものもあったりして、デザイナを入れたのかなと思った。Flashの容量にしても構造にしても、それが許容できるだけハードウエアパワーが上がったのだろう。従来だとFlashの待ち受けやFlashメニューにすると動作が遅くなるなどの問題も見られたが、それも今や過去の話になりつつある。アプリで機能を実現している場合はバージョンアップが容易だが組み込まれた部分はそうも行かない。スマートフォンにしても基本的な機能の部分の変更は難しいだろうが、同じような機能を持つ他のアプリをインストールする事は出来る。

◆ ドコモはエバーノートと提携だとか言っていたっけ。
これもスケジュールとは違うがデータ管理を行う仕組みだ。実はPC上にアプリはダウンロードしてみたのだが使い道が思い浮かばなかった。モバイルデバイスなどだと何でもそこに突っ込んで後から見るという使い方が良いのかも知れないが、PCの前で作業する時はその場で整理しながら行った方が良い。それにわざわざネットワークストレージに(都度)アクセスする事もないだろうなどと思った。実はiコンシェルもこのいちいちネットワークストレージにという点では同様で、スケジュールなり何なりを書き換えると即座に通信して同期を取るようになっている。
インジケータか何かでそれを知らせるなら良いのだが、同期していますよとダイアログが出るのは少々じゃまだ。

◆ iスケジュールはグループ内でその情報を共有できる事になっており、常に同期している必要があるのだ。
通信の品質や圏外が少なければ自動同期によるスケジュールの共有は可能だが、圏外が多いと同期も何もなくなってしまう。それこそ誰が先にその情報を変更したのかみたいな話になるからだ。単純なデータならばタイムスタンプからでも判断は出来るが、世代が関係するようなデータの共有は難しい。


VoIP(12/15)
◆ VoIPが本格的に使われ始めたのは意外に最近だ。技術自体は古くからあるものの、通信回線品質や音声処理技術の点で満足な出来とは言えなかった。YBBは早くからBBフォン契約をもれなく付けていたが、当初は発呼と着呼のルートが違う変則的方式だったし、何よりも音質が悪くてどうしようもなかった。他の大手ISPもIP電話サービスを行っていて、YBBよりは通話品質が良かったのかも知れないが制約も多かった。ひかり電話はフレッツ網を使ったもので、0AB番号が使えると言う事で普及が加速した。基本料金は500円と宣伝されているが、実際には機器使用料がもれなく付いてくるので500円では済まない。関西方面では何度か大規模障害も起こしているが、まあ障害が嫌なら回線交換電話を使ってねというスタンスだろう。IP電話は安いけれど高信頼というわけではなかったのだ。

◆ Skypeも歴史があるが、世の中がSkypeだらけになっているわけではない。もしもこれが画期的音声通話方式であるとするならば世界中の全ての人がこれを使うだろう。最大の問題はPCを起動しておくか、あるいは高額な専用電話機が必要だという点にあると思う。そこからするとモバイルSkypeは実用的かも知れない。年中PCの電源を入れて待機している人は多くはないと思うが、モバイルフォンの類ならば電源を切って放置する時間の方が少ないはずだ。iPhoneではSkypeが利用でき、AT&Tのネットワークとの通話ならば、少なくともSBM網でSkypeを使うよりはクリアで安定した通話が出来る。ただし現地利用者に言わせるとST&Tはエリアが狭いとの事。米国でも日本でもiPhone取り扱い事業者はネットワーク品質が余り良くないようだ。米国ではcdma版iPhoneに期待する声が多いようで、これもネットワーク品質問題に端を発するものなのかも知れない。

◆ auはSkypeを禁断のアプリだとしたが本当にそうなのだろうか。今や定額通話を行おうと思えば可能な時代であり、Skypeを実装したからと言って全ての人がSkypeでしゃべりまくるとは考えられない。定額通話を求める人は定額通話のある事業者に移動済みであり、残っている人は定額通話利用度が低いと思われる。従って音声ARPUの低下はあるとは思うが極端に下がるものではないだろう。そもそもLTEに向けてはVoIP化していくわけで、確かにネットワーク品質までを考えるとSkypeとの差は大きいが、いずれはIPベースになる。そう考えればSkypeを恐れていても仕方がないように思う。SkypeやGoogleVoiceはそれとして、例え回線側がIPだろうがなんだろうが電話番号による通話は無くならないはずだ。

◆ ドコモはXiでパケット定額制を廃止する。一定額までは定額だが無限に定額ではない。無線区間のキャパシティを考えれば無理ない事かも知れないし、定額と謳いながらリミットを設けるよりはわかりやすいか。後は使う側というか端末側でパケット量が管理できるようになればいい。今でも名残はあるが、携帯電話には通話時間や料金をを表示するモードがある。これと同じように定額内のパケット利用なのか否かなどを管理するアプリがないと面倒だ。VoIPはさほど広帯域を使うわけではないが、LTEなどの低遅延伝送では音声品質を上げやすい。


仕分けとは(12/14)
◆ 事業仕分けで無駄な支出が切り詰められると思ったら、新たな無駄を創設するのが役人の仕事とばかりに悪質行動が目立つ。もっとも、非道徳的であろうが何であろうが法に触れなければ何でもやるのが奴らなのだ。例えば「水を飲んではいけない」と言われたら、コップの中に砂糖をひとつまみ入れて「これは砂糖水だ」と言い張るような人種だからだ。従って官僚に物事を言う時には事細かく、一字一句言い聞かせなければ抜け道を探そうとする。決して頭の悪い連中ではないだけに、それこそ悪知恵には長けている。ありとあらゆる手段を使って利権を守ろうとするが、そのパワーを国のために活かしてくれたらどんなに住みやすい日本が出来ていたことか。

◆ 公務員は基本的に責任を取らなくて良いので何でも勝手に出来る。民間大企業並みというかそれ以上の給料を取ろうとするのだから、責任もそれ以上のものであってしかるべきである。ここは一つ公務員屁理屈防止法でも作って貰わないといけないな。もちろんその屁理屈は、条文が百科事典並みになろうとも全て記載することが必要だ。そうすると公務員は新たな日本語をつくりだそうとするかも知れないので、そこにも鍵をかけておかなければならない。こうする事によって下手な言い訳や言い逃れなどが出来ないようにする。国交省の需要予測の失敗も気象庁の天気予報の失敗も、全て責任を取って頂こうではないか。すると公務員はこう言うかも知れない「そんなに責任問題を言われたら仕事が出来ない」と。
実はそこが狙いで、そう言われたらその業務は民間に委託する。なるほど公務員はいなくても大丈夫だねとなり、日本は住みやすい国になる、かも知れない。

◆ ゾンビ事業も今年はゾンビだったが来年は違った方法を生み出すだろう。ゾンビに細胞分裂を行わせて一つあたりの事業規模を縮小して目立たなくし、しかし寄り集めれば前年度に廃止が決まった事業とうり二つのものが出来上がるみたいなやり方だ。一つ一つの事業を突っついても何が何だか分からない。
全てが揃ってはじめて事業の実態が明らかになるみたいな話だ。実はこの事業の細分化で金額を余計にぶんどったというのは過去に例がある。悪名高き東京湾のアクアラインがそれで、当時不況に苦しむゼネコンを助けるために工事区間を細分化して予算規模を煙に巻き、結果的には当初予算を大幅に上回る事業規模にふくれあがらせてしまった。

◆ ダムでも同様な事は行われている。最初から実現不可能な工事を実行し、障害が出た段階でその障害回避のための工事予算を別に取る。これは予期せぬ別の工事なのだから別の予算だというのが国交省だが、実は事前調査でわかりきった事だったりする。何しろ調査名目でのカネも相当額使う訳で、これで天下り団体の懐を肥やす。で、追加工事が必要なような調査結果は隠蔽して当初予算を請求し、あとからそれが見つかったとして追加予算をぶんどる。こうして国の予算はどんどん天下り団体に流れていく。ダムは水をせき止めるが予算は垂れ流す。そのダム工事に風当たりが強くなってきた頃、河川防災はダムではダメだ堤防だとばかりにスーパー堤防構想を作り上げたわけだ。スーパー堤防は廃止と判定されたが、いまごろウルトラ堤防構想なんてものが持ち上がり、2千万円くらいかけて模型でも作っているかも知れない。


iPod(12/13)
◆ 小型半導体音楽プレーヤの代名詞的存在であるiPodは、もしかしたら一家に一台くらいの普及をしているのかも知れない。それまで国産でも様々なタイプが販売されていたが、それらを一気に駆逐してしまったのだからすごい。しかしここ最近ではSONY製のウォークマンシリーズがシェア奪回に向かっているという。SONYの売りは多彩なバリエーションとカラー、豊富な機能と共に高音質が最大の謳い文句だ。
販売店でも、iPodの音質が悪いというわけではないが音質を求める人にはSONYを勧めるという。現在需要の多くは代替によるもので、iPodを使っていた人はiPodに買い換える率が高いそうだ。ではなぜSONYのシェアが上昇するのかというと、ケータイ同様女性がカラフルなカラーや外観で買っていく率が増えたからだと分析する。

◆ SONYは初期型ウォークマンシリーズで圧倒的シェアを誇っていた。携帯電話にも音楽機能が必要だとしてPDC時代にはこれを内蔵したモデルを発売したが売れなかった。理由は携帯電話としての機能に問題があったことや機構上の問題やジョグの不良多発、さらに音楽プレーヤとしては連続稼働時間が短いとかメモリ容量が少なすぎるなど、全てにおいて(当時としては)先進的すぎたためだ。今になって思えば当時のSONYの考えは間違っていなかったとなるが、しかし当時は売れなかったのだから間違っていたことになる。夏場にアイスクリームが売れるからと言って、それを冬場に発売して売れないのが正しいとは言えない。時代にあった機能を取り入れていくことこそが必要だと思えば、SONYは失敗したと言える。

◆ その後の展開でもSONYの携帯型音楽プレーヤは迷走状態にあったのかも知れない。特許料収入のあるCDに固執していたとも言い切れないとは思うのだが、半導体音楽プレーヤでは出遅れた感も否めない。そんな中でiPodが上陸し、あっという間にシェアを奪ってしまった。PanaconicのD-snapシリーズも東芝GIGABEATシリーズも消えてしまい、2008年のピーク時にはiPodが6割のシェアを取るところまで行く。この時点でSONYのシェアは2割を切ったそうだ。各社が撤退を余儀なくされる中でもSONYはがんばり、独自性を出しながら商品を企画した。そして最近ではiPodに迫り追い越すくらいのシェア獲得となったわけだ。SONYの意地というかウォークマンの意地なのだろうか。

◆ 携帯電話を音楽プレーヤ代わりにしている人も少なくはないが、それとは別に音楽プレーヤを持っている人も珍しくはない。かと思えば携帯電話とは別に持ったiPhoneを音楽プレーヤとしている人もいて、この点でもAppleは強いのかなと思う。SONYのラインナップは有機EL付きで高音質を謳うモデルあり、ディスプレイレスや防水機能付きのモデルありと多彩になっている。同社の得意なところで色やデザインに力を入れているのも女性にウケている点だろう。販売店でも女性はデザインや色、男性は高音質に惹かれる傾向があると話す。私は外出時や公共交通期間内で音楽を聴く習慣がない。なんか、イヤフォンから漏れるシャリシャリ音のイメージがあったりするし、何となく習慣的なものなのだろうか。私とは逆に習慣的に音楽を聴いているという人もいるかも知れないわけで、しかし一時期よりはイヤフォンを耳に突っ込んで電車に乗っている人は減ったと思う。


換金(12/12)
◆ アンケートサイトに関しては以前に書いた。アンケートに回答するとなにがしかの報酬が貰える。1回のアンケートに回答すると貰えるのは2ポイントとか3ポイントとかその程度だ。ヤフーリサーチは数十ポイントや数十円が貰えるものもあるが抽選である。ヤフーリサーチに関して、最初の頃は全て現金払いだったようなのだが今は殆どポイントだと思う。
それもマクロミルの下請けなので10問に回答して2ポイントとか、そんな調子だ。このポイントがそのまま現金になるかというとそうではない。現金で支払われるのはマクロミルと、商品券ではあるがgooも同様だ。リサーチパネルは相当面倒な事になり、まずはECナビポイントとして加算されたものをPexに交換し、それを現金などにしなければならない。現金にする、すなわち振り込みをして貰うためにはその手数料も必要になる。結局交換経路が複雑になればあちこちで手数料を取られるので、せっかく稼いだカネがどんどん目減りするのだ。しかも最低交換ポイント数が決められているので端数は捨てるか、あるいは継続してアンケートに答え続けるかしかない。

◆ ヤフーリサーチは、さすがソフトバンク系と言う事で率が悪い。なんか楽天のアフィリエイトポイントみたいだなと思ったのだが、例えばnanacoやSuicaポイントに交換するにしても85%に目減りしてしまう。つまり、マクロミルでアンケートに答えた3ポイントは現金3円に相当するが、ヤフーリサーチで答えた3ポイントは現金2.55円にしか相当しないのだ。この交換手数料がヤフーに取られるとすると、ヤフーのためにポイントを稼いでいるというおかしな事になる。もちろんおかしな事は楽天アフィリエイトでも同じで、結局はこうして搾取されてしまうんだよなと思った次第だ。アンケートは来るには来るが頻度は低い。前回は年間5千円くらいかなぁと書いたがもっと稼げないかも。ヤフーは月額100円程度だろうなぁ、平均的には。リサーチパネルは100円に満たないかも知れない。この双方で200円稼げたとしても年間2.4千円である。gooはもっと少ない感じがして、年間千円は無理かも。そうしている間にポイントの有効期限が切れて没収されてしまう感じか。
NTT、なかなかやるな。

◆ リサーチパネルには海外のアンケート会社からの委託調査も来るが、これがまた質問数が多い割りに報酬が少ない。なので見向きもしない人が多いと見えて、再三アンケートに答えろとメールが来た。まあアンケートに回答するのが好きな人は良いが、これで小遣い稼ぎをしようとしても小銭すら貯まらないかも。換金効率から考えるとマクロミルくらいではないかな、登録して多少でも小遣いになるのは。あとは以前にも書いたように個人情報に近いものを書かせようとするケースも多いので注意だ。規約に従えば個人情報は適切に管理される事になっているが、アンケート発注元がそれをどう使うのかまでは分からない。特に車検証の内容を書けというヤツは怪しい感じがする。だってその必要性がどこにあるのか分からないのだから。

◆ 項目数というか選択肢が多いのも解答に時間がかかるが、マクロミルの場合はあらかじめ質問数が書かれているので判断材料にはなる。しかし一つの質問の中に選択肢が50個くらいあるものもあり、見ているだけで疲れてしまう。動画閲覧では動画を見終わるまでは次のページに進めないのでやっかいだ。


動画を観る(12/11)
◆ iPhoneに動画を転送してみるのが良いのだと言っている人がいた。そんなもの、ケータイでは以前から出来る事だったのに何を今更なのかと思った。
外部メモリがあればまだしも、USBで転送するのは大変ではないかな。iTunesストアで動画が買えるという話も聞いた。PCでダウンロードしてiPhoneに転送するか、WiFi経由でiPhoneに直接ダウンロードできるらしいがこれだとダウンロード時間がかかるとの事だ。ご本人は動画が観られて大喜びみたいな感じだが、買った動画ってPCでも観られるのかな。お金を出して買うならば大きな画面で見たくなりそうな気がするがどうなのだろう。その点からするとiPhoneよりもiPadの方が良いような気がするし、もしかしてiPhone用に買ったものがiPadでも観られるとするとお得感があるかも。

◆ TVはと言えば大画面化が進んだ。フラットパネルディスプレイのおかげで大画面テレビでも圧迫感無く見る事ができるし、そもそも価格が下がった。
価格が下がったので沢山売れるようになり、性能向上と低価格がさらに速度を増す。ディジタル放送による高精細化も(近くで画面を見ても破綻しないので)大画面化を後押しした。その一方でモバイルデバイスで映画などを観る人がいると言う事は、両極端化が進んでいると言う事か。ちなみにケータイでも動画は観られるが、私は余り観たいとは思わない。PCがある環境ならばそれで観ればいいし、TVがあればその方がなお大画面だ。移動中はというと、そこまでして観たいとは思わないし、まして録画してなどと手間のかかるのは嫌だな。とまあ私のようなタイプは動画は観ないのだろう。マメに録画したりして、それをiPhoneなりに転送してと手間を惜しまない人向けだ。こちらの記事でもiPhoneで映画を観る話が書かれており、迫力不足ならばiPhoneに外部ディスプレイを付ければいいと書かれているが、だったら最初からPCで観れば良いんじゃないのと思う。なんか、無理矢理iPhoneを使う風で。

◆ モバイル放送規格も決まり、やがて放送も開始されるだろう。その頃、スマートフォンがかなりのシェアに成長していると仮定すると日本仕様のスマートフォン以外ではモバイル放送は観られないとなる。日本のマーケットが巨大であるならばiPhoneももしかしたら対応してくれるかも知れないが、現状ではまずその可能性はない。またアレかな、ワンセグみたいに外付けボックスを作ったりするのだろうか。これも私の場合はワンセグ放送を観る事すら希なので余り関係ないかな、みたいな。
上にリンクした記事によると映画のダウンロード代は決して安くはないようだ。これだったらDVDを借りてきた方が良いと思ってしまう。すぐに観たいとか旅行先で観たいとか、海外に行っている時見たいとかの事情があれば別だろうが48時間の寿命付きで数百円はやはり高額な部類になるだろう。

◆ DVDレンタル屋でも返却期限が1週間なんてのも珍しくはないし、データだけの販売なら無店舗で送料も無料なのだからもっと安くできると思う。少なくとも物理メディアを借りるより安くなければメリットはない。新作は高いけれど、みたいな話ならば分からなくはないが、でも新作ならデカい画面か劇場で観たいよなぁ。うーん、需要はどこにあるのだろうか。


1946年(12/10)
◆ サザエさんっていつ頃世に登場したのだろうかと思って調べてみると、1946年に新聞連載が最初だったとある。そうか、70年近く前に生まれたものなんだ。新聞連載以外だとラジオドラマやテレビ漫画(静止画+音声)、ドラマ化、映画化、そしてアニメ化と流れていく。現在は東芝がスポンサーだが三洋電機がスポンサードしていた時代もあったのかな。懐かしのCMなんてページを見ると「うち〜のテレビにゃ色がない♪隣のテレビにゃ色がある♪あらまきれいとよく見たら♪サンヨー♪カラーテレビ」というCMソングが流れたとあるが、いやいやこれはジャングル大帝のCMだろうという説もあってハッキリしない。

◆ サンヨーのCMはこれだけではなく、こんなものもあったようだ。ここで気になった。赤青黄色サンカラーとは三原色を表しているのだろうか。サンカラーは3カラー(色)なのか?いやいや待て、通常ブラウン管ものなら減色混合だからRGBだよなぁ。赤青黄色はたぶんCMYの事だと思うが、カラーテレビ内部って補色系の処理なんかあっただろうか。確か色差信号と輝度信号が、うーん、忘れた。それとも単に赤青黄色はそれが美しく見えるという事に過ぎず、三原色と理由づける事自体が正しくないのか。こればかりは作詞者に聞かなければ分からない。

◆ CMYといえば補色系フィルタのCCDなんてものがあったなぁと思い出す。赤青黄色を円上にぐるっと並べると、各色から90度ずれた点がCMYかな。原色系フィルタはRGBそれぞれを通過させるもの、補色系フィルタはCMYを通過させるもの。CMYを通過させるというと混乱しやすいが、つまりY=R+Gであるところがミソで、言うなればRGBがその波長のみを通すバンドパスフィルタ、補色系フィルタはRGBのどれかを通さないバンドリジェクトフィルタだ。バンドパスフィルタが白色光源の1/3しか通さないのに対して、補色系フィルタならば2/3を通過させる事が出来るので感度を良くできる。ただしバンドパスフィルタほどの色分解能が得られないので原色に対するピュアリティが良くないと言われる。これもダイナミックレンジ次第だとは思うのだが、演算によって色純度を求めている関係で誤差が生じるのは仕方のない事だ。なお補色系フィルタの場合はCMY+G(原色系ではRGB+G)としているものが多い。

◆ では原色系と補色系の両方のフィルタを付ければ良いではないかと言う事で、これの特許を申請した人もいる。だが考えてみれば多色フィルタにすると画素数が減る事になり、実質的コストアップになると思う。その分画素を小さくすれば感度が低下するので、原色系と補色系の両方のフィルタを使う意味は薄いように感じるのだがどうだろうか。むしろ多板にして感度などを稼ぐとかしたほうがお得な気がする。結局の所感度やS/Nは画素サイズに影響されるところが大きいわけだから。

◆ と、サザエさんの話がいつの間にか撮像素子のフィルタの話になってしまった。今や表示装置がカラーなのは当たり前だがPCのモニタだって初期の頃はモノクロだったのだ。ダイアル式の電話を子供に見せると、ダイアル部分に指を突っ込んで回すのではなく、その穴を押してみる(プッシュボタンだと思うらしい)というから、白黒モニタやモノクロ写真なんて芸術的効果を狙ってわざとそう加工して程度の認識になるのかも。


通販(2)(12/9)
◆ 通販番組は同じシーンを繰り返し出す。まあ番組作り的にもその方が楽だという点もあるが、視聴者にそのシーンをすり込むためにも好都合だ。バッグの通販にしても、バッグを持って楽しそうに歩く役者さんのシーンを挟んだりする。このシーンを挟むのとは関係ないが、挟むというと隙間で、隙間産業という言葉がある。このバッグなどにしてもその隙間産業なのだというのだが産業の隙間ではなく、隙間を活かした産業という意味だ。この隙間がどこにあるのかと言えば押し入れの中で、バッグは買って貰えれば後はしまっておかれても何ら問題はない。こうして通販で買ったのは良いが、ちょっとしたお出かけとフォーマルなお食事会が同居するシーンなんかワタシにはなかったワとおっしゃるフツーの主婦は、次なるバッグを物色し始める。

◆ するとこのバッグは押し入れにしまわれる事になるが、そこに隙間がなければ入らない。逆に隙間があればそこが満タンになるまではものが売れると言う事だ。押し入れの中の隙間を埋める、オーッホッホッホッ、喪黒福造、いや、違った。埋めるのは心の隙間ではなく押し入れの隙間だ。しかし買うのは人間であり、その意味では心の隙間を埋めているのかも 知れない。隙間にバッグを詰め込むのだから、バッグに必要なのはバッグの中のスペース利用効率ではなくバッグを置く場所のスペース利用効率か、なんて思わなくもない。一級品の革に時間をかけてオイル処理を施し、こんなに柔らかくなりましたというのは柔らかいから隙間に突っ込めますよ、だったりして。

◆ もっとも、低品質低価格ではSBMと同じになってしまいリピート率(解約率)に影響する。従って通販用商品は意外にしっかりした作りがなされている。通販番組の運営にはコストがかかるが、大量の商品が一時にはけるので効率は良い。従って利益率も悪くはなく、その利益を開発費に回せるのはカローラなどの量産車と同じ事だ。ジャパネットたかたなどは一般家電などを売っているが、バッグやアクセサリ類はオリジナル開発しているところが多い。オリジナル開発と言ってもメーカのOEMやODMを使うわけだが、開発条件は厳しい。それは安かろう悪かろうの評判を恐れるからで、一つの商品を買って貰った客には次の商品も買って貰わなければならない。つまり通販に弱い客、通販番組を見るとついつい買ってしまう客は大切にしなければならないのだ。

◆ 商品にはクレームもつきものだが、クレーム対策も万全を期す。これも同じようにリピータを大切にする戦略の一つだが、次期商品開発の際にも参考になる。クレーム率が0.5%あったとすると、その商品の潜在的クレーム率はその10倍とも言われる。すると、その点を改善した次期商品を出せば以前の商品を買って不満を感じていた顧客が再度食指を伸ばしてくるかも知れない。

◆ こうした通販戦略に比較したら携帯電話端末メーカのやる気のなさが情けなくなる。それこそバッグよりも高額な携帯電話でありながら、もれなくバグが付いてくるばかりか改善もなかなか行われない。それでシェアを維持しようという考えが間違っている。
NECがシェアを落とすのは当たり前で、国内メーカが弱いというのはこうした顧客対応部分の弱さでもある。使って頂くのではなく使わせてやる的な感じが今も色濃く残っているのだが、それを今口に出来るのはApple位ではないだろうか。


通販(12/8)
◆ 通販市場は年々拡大だそうだ。F&Fでも楽天などの広告でプレゼント企画が行えるのだから確かに市場は広がっている。ではテレビ通販などはインターネット通販に押され気味なのかと言えばそうでもなく、こちらも一定のマーケットを確保している。TV通販と言えばジャパネットたかたを思い出す。今や自社内にTVスタジオまで持つ大手通販企業で、そのパワーは社長一人が源であると言っても良い。通販番組では温厚そうな雰囲気を漂わせる同氏だが、番組作りや演出その他では非常に厳しく従業員に接する。逆に言えばこれだけの規模の企業でありながら自身が現場に立っている(代役がいない?)事を示している。

◆ なぜテレビ通販などが人気なのかというと、理由は大きく分けて2つある。一つはバーチャルな世界であると言う事で、これはゲンブツを手にすることなくその商品を注文するシステムが商品に対する期待と、その後ゲンブツが届いた時に感じるギャップ(思ったより良いものだった、あるいは思ったほどではなかったなど)に刺激を感じるからだという。もう一つは誰にも邪魔されずに買い物が出来る事。たいていの通販番組は視聴者に適度な考える時間を与える。どうしようかな、買おうかな、やめようかな、と一人悩む。番組のモデルも特別な人は使わず、いかにも普通にいそうな役者で演出する。

◆ この人が着てこんな感じだから、だったらワタシの方が素敵よねと感じさせる番組作りは化粧品のCMにも共通する事だ。つまりは美人過ぎるモデルを使うと「モデルが良いからだワ、ワタシじゃ無理」となってしまう。そんな思いが渦巻く中で通販番組は進行する。単に客に考える時間を与え続けていては購買欲は萎えてしまう。そこで次から次へとその商品のすばらしさをアピールする。最近多いのがバッグなどの通販で、オリジナルモデルなど(価格が分からない点デメリットがある)が多数売られている。多数売られるからそれぞれ特徴を出さなければならないが似たようなものだ。外形に比較して内容量が多いとか、収納が沢山付いていて便利だとか、他用途に使えるとか。

◆ 商品に特徴がないのだから売り方に特徴を持たせる。ちょっとした外出からフォーマルなシーンまでみたいな演出などではこんな感じだ。
ちょっとした外出用の荷物を詰め込んで街に出たら、ばったり会った知人とホテルのレストランで食事をする事になった。まさかホテルのレストランなんかに行く予定ではなかったのに、フォーマルにも使えるこのバッグを持ってきて良かったワ、みたいな。いや、それってバッグのみの問題ではなくて服装とか靴はどうなるんですか〜なんて突っ込むまもなく次のシーンへ移る。顧客になりそうな視聴者はこの時間は買おうかどうか考えている最中だから突っ込む余裕はない。だから無理なシーンもOKだ。

◆ それこそ昔の米国燃費グッズケミカルの番組のように、エンジンを氷で固めても始動するみたいな、あれだ。
氷は0℃までは固体だから、寒風吹きすさぶ北国よりはよほど好条件だったりして。ワックスの耐久性テストに、ボンネットに火を放つというものもあったっけ。これは果敢にも挑戦してレポートを頂いた記事があるので参照されたい。
続く…


フォトパネル(12/7)
◆ ドコモのディジタルフォトフレームをいじる機会があったので報告したい。ディジタルフォトフレームを流行らせたというかたくさん売ったというか配ったのはSBMだ。その後他事業者もこれの低価格化などを行って拡販を開始した。ドコモもその例に漏れずであり本体ゼロ円などのキャンペーンで配ったりしている。最初これを見たときに本体側で色々設定するのかなと思ったら違い、基本的には全てリモートで設定が可能だ。つまり、買ったフォトフレームを年老いた両親宅などに直送したとしても、あるいは知識のない人が購入したとしてもリモートでの設定でなんとでもなってしまう。

◆ 設定に必要なのはIDと電話番号のみ、これが解ればあとは専用サイトから設定が出来る。専用サイトではフォトフレームの画像表示設定をはじめとしてバックライトの照度や、勿論画像の消去や挿入など全ての設定が変更可能だ。設定を行うとそれらをまとめてフォトフレームに転送し、それに従ってフォトフレームは動作する。設定といっても難しいことはないがPCとキーボードが使えるメリットは大きい。フォトフレームの少ないボタンを操作するよりはよほどわかりやすい。
画像転送もそのサイトを経由することになる。フォトフレームへの画像転送は、そのサイトへアクセスするかあるいはメールでそのサイトに画像を送る。

◆ メールで画像を送る際にはあらかじめそのメールアドレスをサイトに登録しなければならないが、これは登録したいメールアドレス宛に"招待状を送る"という概念で登録させる。ケータイからの登録はIDやパスワード入力があって面倒なのだが、要するにそんなものはどうでも良くてメールアドレスが認知されればいいだけの話だと思えばいい。この作業が終了すればメールに画像を添付して送るだけでフォトフレームに自動転送される。転送サイトには転送された画像一覧があり、勿論追加も削除も可能だ。転送した枚数も表示されていて、私のいじった契約だとどうやら月間100枚にリミットが設定されているようだった。おそらくはこのリミットを超えて画像を送ろうとしても転送が起きないのだろう。

◆ ちなみに画像はドコモドメインのみからではなく、どんなメールアドレス、どんな接続IPからでも受け付けてくれる。フォトフレームに電話番号があるのは契約純増数稼ぎなのか?それとも回線交換でデータを送っているのか。普通に考えればパケット網を使った方が素直な感じもするのだがどうなのだろう。
回線交換であれば相手の状態がダイレクトに解る(わかりやすい)メリットもあるが、そもそもいつどういうスタイルで送っても良いデータなのだからパケット向きだ。勿論電話番号は便宜的な物であり、中身はパケット通信になっているのかも知れない。

◆ 画質というか解像度を含めた見え方はごく普通でありコントラストが不足するなどの安っぽさはない。
高価格帯のディジタルフォトフレームには劣るのかも知れないが並べて比較したわけではないので解らない。配線はACアダプタのみであり簡単だ。アダプタはスイッチングタイプだがあまり小型ではない。容量は約29Wとなっているのでそこそこの電力を消費しているのだろう。スイッチングタイプではあるがそこそこ発熱している。


分離プラン(12/6)
◆ 分離プランの推進を進めてきた我が国のケータイ販売方法だが唯一SBMのみはインセンティブ販売方式を継続している。インセンティブ販売方式と分離方式のどちらが市場で強いのかは明確で、やれ不公平だ何だと言ったってインセンティブ方式が優位なのはわかりきっている。もしも分離プランに収束させたいとするならば法規制でもしない限りは無理だし、法規制をしたところで何らかのインセンティブを出すなどは無くなる事がない。実際SBMにしてもスーパーボーナスでいち早く分離方式を採用したなんて堂々と言ってしまえるのだからすごい。もっともその後松本氏はSIMロックがなければ(分離プランなら)端末代は4万円高くなったはずだと言ってしまった。

◆ 分離プラン開始前には掲示板でも様々な意見が交わされた。やっても無駄だ論もあれば、やった方が公平だ論も。たしかにキチンと分離プランに統制が取れればそれにこした事はないが、海外でも分離プラン化はことごとく失敗している。なぜ今また分離プランの話かと言えば、我が国でも分離プラン失敗の日が近づいたかなと思わないでもないからだ。それはauの補助金制度であり、SBMの月月割りを真似たようなシステムだからだ。月月割りはあらかじめオーバローンを組ませておいて、そのローンの一部を肩代わりするもので、ただし様々な改悪を経て今はお得さ加減がかなり減少した。auの方式はオーバローンを組ませるという悪質(?)なものではないが、料金体系の不透明さを増す事にはなる。

◆ ようするにSBMのみがインセンティブプランを採り、auが分離プランでは戦えないと言う事なのだ。背に腹は代えられないではないが、市場で有利に展開するには何らかのインセンティブを出す必要があり、しかしそれを新規加入時に行えば分離プラン推進の総務省に角が立つので毎月分割でそれを出しましたみたいな、何ともおかしな話なのだ。SIMフリー時代が来れば端末価格を割り引く事が難しくなる。とすると毎月肩代わり方式とか、2年後ボーナス方式とかでインセンティブを出そうとする事業者が現れても無理はない。つまり分離プランを推進しようとするならばこうした抜け道も塞ぐ必要があるが、現状では分離プランの法制化などもない訳なのでやりたい放題と言ってしまえばそれまでだ。

◆ 今後この方式が主流になると、孫さんは「ウチが始めた方式が正しかった証拠だ、特許でも取っておけば良かった」なんて言いそうだが、元ネタは韓国の通信事業者から得たものであるのは周知の事実だ。
結局こうしたコストは既存加入者が払っているわけで、つまり以前と何ら変わらない。分離プラン推進は失敗した(表向きは成功でも)となる。私は以前から言っているように、市場は市場に任せた方が良いと思う。これは孫さんも言っていて、私も賛成する。逆に行政が口を挟むのであれば抜け道を全て塞いで公平にしなければならない。しかし抜け道を防ぐことは実際は不可能で、それこそ旅行代理店と組んで旅行を景品にしたりするなど、ありとあらゆる方法で金を蒔こうとする。それがマーケットでありそれが競争であるとするならば流れがインセンティブプランに行ってしまうのは仕方ないことかも知れない。米国などではインセンティブプランと分離プランが同居しており、この方が合理的かも。


メールで確認(12/5)
◆ 電話をする前にメールで確認、若い世代の女性を中心にこうした動きが広まっているのだとか。確かにメールはリアルタイムで見る必要もないので手が離せない時でも問題はないが、電話はなかなかそうはいかない。仕事中や移動中など、電話を受けられない事も少なくはない。なのでメールで確認するというのは間違っていないとは思うのだが面倒だ。電話に出られない時は出なければ良くて、ああ都合が悪いんだなと再度電話する機会を探すか、あるいはコールバックを待つのが私のスタイルではある。留守電に切り替わってメッセージを残す事もあるが希だ。
アレはメッセージを聞くにもカネがかかるので、だったら再度コールした方が相手の懐にも優しいのかなと思って。

◆ ドコモはもうやめてしまったのかな、着もじだったかのサービスを。孫さんもドコモに遅れて同様のサービスを開始し、その時に誰からの電話か事前に分かるので応答するか放置するか考えられるとか言っていた。これって電話番号を見れば分かりそうなものだが、まああの孫さんにしてもその程度の理由付けしかできなかったヘボサービスと言う事だ。しかし、もしこれが事前に通知されるとしたらメールでの確認同様に使えるのではないか。特にSMSであれば相手が圏内にいるかどうかまで確認が出来る。もっともドコモの場合は圏外を探す方が難しいかも知れないけど。

◆ 操作としてはこうだ、電話をかけようとした時に事前にメールを送るか否かの選択肢が現れ、発呼ボタンを押せばそのまま通常の発呼になるがメールボタンを押すとあらかじめ登録されていた定型文が相手にメールされる。これも電話番号で送れるSMSならば電話帳にメールアドレスが無くても機能する。もっともSMSを積極的に使っているのはSBMくらいで、FOMAでもSMSの概念はあるのだがspamが多かった事もあって私はディセーブルにしている。まあ電話帳に登録があればそこからメールアドレスを引っ張ってきてmailを送っても良い。でもこうして確認すると、そうか用事があるならこちらからかけるかと思う人だっているだろう。なんか電話をくれと催促しているみたいでちょっと嫌かも。

◆ しかし実際にメール確認をする人が多いのだから、そんな京都風(!)の考えは無用なのかも知れない。ならば事前確認メール機能と共に、さらに付加価値を付けた何かがあっても良さそうだ。つまり、その後電話がかかって来るであろう事が事前に分かるので、それを想定した(電話機能)アクションを起こすなどだ。それに電話を受けられる状況か否かの返信をする事にもなるので、その機能も簡単に起動できた方が良い。いやいや、だったらオートGPSを使って一定以上の速度での移動中には「今移動中です、後で電話してね」みたいな自動応答があったらなお良いか。
ドコモはiコンシェルで行動支援を行うとしているが、ともするとドコモの言うとおりに行動しなければならない的な押しつけを感じたりもする。実際の行動パターンからサービスを作り出すような、そして本来ならばそうしたサービスを(スマートフォンのアプリやバージョンアップの様に)随時追加できれば良いと思う。


再びTHS(12/4)
◆ THSが良くできた仕組みだが複雑だと言う話は先日書いた。しかしこのおかげでトヨタのハイブリッド車は良好なモード燃費をたたき出せるわけで、他社の追随を許さない理由でもある。工業所有権などでがんじがらめにされたこの技術のおかげでトヨタはハイブリッド車の燃費トップを走り続ける事が出来る。一時期開発していたFCEVも捨てて、FCEVよりハイブリッドこそが省エネルギにつながるのだと言い切った。トヨタがこう言ったものだから世界のFCEV開発熱が冷めてしまった。トヨタとはそのくらい大きな力を持っているのだ。

◆ 売るためには仕方がないとは言えるが、モード燃費チューンも徹底しているし、まるで永久機関が積まれているかのごとくのシステム出力という項目も相当にインチキ臭い。確かに瞬間最大出力と言う事であれば話も分かるが、エンジンで発電機を動かして、その電力でモータを回しているのにエンジン出力とモータ出力を加算しちゃうと言うのが素敵である。
まあ加算するからにはそれに見合った電力をバッテリから取り出せるのだろうが、30Cも放電させたら1分も電池は保たないような気がする。もっとも定格出力に出力時間の概念はないのだろうから、例え一瞬でもその出力が出れば嘘ではないか。

◆ と、ここで考えてみる。重いフラウホイール(専用のものではなく通常のマニュアル車のフライホイールの重いヤツだと思って頂きたい)を積んだ車のエンジン回転をあげてフライホイールにエネルギを蓄え、一気にクラッチミーとした時のパワーは○馬力ですよ、みたいなものだ。しかし多くの人は騙されているのではないだろうか。インサイトは10kWなのにプリウスは60kWだぜ!みたいな。実はその60kWのモータを回すのが30kW程度の発電機だという所までは考えない。残りの電力はバッテリから放電するが、20Cを超える電流なので1分は保たないだろうなぁ。電動ラジコンより過酷な使い方になるのだから。

◆ そこで大電流放電が可能なLi系電池を使ったらどうかとなる。実験室レベルでは360Cの充放電などと言う恐ろしい事も可能なようだ。日産のフーガハイブリッドがこの技術を使っているかどうかは不明だが、バッテリの写真を見ると電極の大きさというか面積がものすごい事が分かる。これって本当に電池の仕事なのかな、キャパシタの方が相応しいんじゃないかなと思う。もっともキャパシタと電池では放電特性が異なるので、電源効率が効いてくるとホンダは言っていた。ホンダはキャパシタベースのハイブリッド車開発を行っていたが結局はNi-MH電池になった。

◆ おそらく低価格車にはNi-MHバッテリも使われるとは思うが、エネルギ密度などを考えると今後はLi系にシフトするのは間違いない。もしかするとハイブリッド車はNi-MH系でEVはLi系などに棲み分けが起こるとも考えられる。EVの場合は航続距離の問題もあってハイブリッド車のような過酷な放電は起きないが、急速充電の事を考えると100C位は流したいと言われる。東芝のSCiBは100C充放電に耐えるが、エネルギ密度はそう高くはない。この技術を使ったバッテリはフルフラット電動バスプロジェクトで使われている。


アンケートサイト(2)(12/3)
◆ 昨日の続きである。ヤフーリサーチ経由でマクロミルのアンケートが来る話は書いたが、いつだったかウルトラ低効率なアンケートが来た。報酬は4円だったと思うのだが設問数は16で、1問の中に選択肢が10以上ある。全ての項目をバラに数えれば160問相当と言う事で、実は途中までやったのだが馬鹿らしくなって中断した。安価なアンケートで稼ぐためには忍耐力も必要になる。この手のアンケートには回答者も少ないと見えてリサーチパネルよろしく、アンケートの回答をしてくれメールが来た。そうは言われてもねぇ、強制じゃないわけだし、みたいな。

◆ 年齢層や職業などによっては事前アンケートではなく本アンケートが来て稼げるとは思うのだが、私は殆どそれに遭遇しなかった。そうそう、面倒なアンケートに「サイトを見ろ」とか「画像を見ろ」というものがある。しかも同じページを何度も見させる(設問ごとにそのページを開けと言われる)ケースや2分近くもある動画を数種類見させられるものなども相対的に単価は安いと感じた。3円単価のアンケートが例え1分で回答できたとしても時給換算180円でしかない。東京都の最低賃金基準による時給は821円であるので、それに合致させるとすると3円の仕事は13秒で終わらせなければならない計算だ。もちろんアンケートにそこまで拘る人もいないだろうが、つまりはそれだけ非効率的な仕事と言う事になる。

◆ そういえばモバゲーのポイント稼ぎ実験の時にケータイアンケートのサイトに登録したのだが、しばらく待ってもアンケートは送られてこなかった。アンケート自体が減っている事や、そうした縮小市場を大手と一緒になって取り合うのは大変な事なのだろう。それを象徴してか、訳の分からない組み合わせのアンケートなんかもある。そもそもアンケートサイトのアンケートのタイトルはいい加減だ。生活に関するアンケートと言って中を開いてみたらビールの銘柄を聞かれたりして、だったら飲酒に関するアンケートじゃないかい?みたいな。

◆ 飲酒のみに関してならばまだ良いのだが、パチンコやパチスロのアンケートに住宅取得やリフォームの設問があったりすると、いくつか混ぜたなと思ったりする。3問3円でも4問3円でも回答率にさほど差が無く、クライアントは3問で良いと言っているところに1問を追加して別のアンケートを構成してしまうなんて事が起きていないとも限らない。こうしたアンケートを4通くらい出せば、オマケにくっつけた部分だけで調査が完結したように見える。ただし回答者が同一ではない可能性があるのでアンケートの信頼性は低下するだろう。

◆ 市場調査はマーケティングに必要なものではあるのだが、景気低迷で発注側の予算も限られてくる。発注が少ないからアンケート本数が少なくなり、アンケートサイトの登録者が減る。登録者が減ると有効な回答数に達しない場合があるので調査会社の信頼性が低下する。こうしたネガティブフィードバックの中に、Webアンケート会社は入ってしまっているのだ。今後景気が回復して市場調査が見直される時が来ればWebアンケートも活気づくかも知れないが、少なくとも現時点では小遣い稼ぎにも満たないというのが印象だった。


アンケートサイト(12/2)
◆ アンケートサイトで収益を得にくくなったと言われるし、何度かblogでもこの話に触れた事があるがでは実際どうなのか?身をもって体験してみたレポートである。登録したのはマクロミル、リサーチパネル、Yahooリサーチ、gooリサーチだ。ヤフーリサーチ以外はアンケートに回答すると現金に交換可能なポイントが貰えるが、ヤフーリサーチは抽選で現金やヤフーポイントが貰えるなどのアンケートもある。
依頼が最も少ないのはgooリサーチで、しかもNTT系の特定のサービスに加入してアンケートに答えるというような、サービス加入者数拡大じゃないか?みたいなものもある。

◆ リサーチパネルは単価が非常に安い。通常5〜10問に回答すると3円相当のポイントが貰えるが、率の悪いものだと20問程度あっても3円とか、やってられないと思った。そうしたアンケートに回答する人は当然少ないわけで、回答者数が足りないから回答しろみたいなメールが送られてくる。こうした面倒なアンケートを最速で終わらせるには、自分や家族の中に「市場調査会社の職員が:いる」を選択する事だ。
いや、だったと過去形にすべきか。アンケートによってはそれでもしつこく繰り返し質問してくるものがあり、手の内を読まれているなと感じた。リサーチパネルは設問数も分からないので良心的とは言えない。また1問に回答して0.1円が貰えるものが毎日あるが、PCの電気代にもならないので回答しない方が良いなと感じた。

◆ マクロミルは設問数と報酬額があらかじめ明確にされるので良心的だが単価は高くない。3問で1円とか5問で3円とかのものが多いが、もちろんリサーチパネルよりは割が良い。気をつけなければならないのは5問と書いてあっても1問の中に50位の選択肢がある場合で、その説明文を読んでその中から10項目を選択しろとなると時間がかかる。まあ適当に答える事に抵抗がない人ならば、クリックだけで済むとは思うがそれでも割に合うとは思えない。リサーチパネルとマクロミルはアンケートの来る頻度は同じくらいだと思うが、これは職業や性別や年齢レンジなどによっても違ってくるはずだ。

◆ gooリサーチはアンケート要求がかなり少ない。その割りに特定のサービスに加入した答えろとか、企業情報を入力しろみたいな匿名アンケートとは少しかけ離れた部分も見られた。能書きではアンケートで得られた情報は他の用途に流用しないと言うが、では特定のサービスに加入した場合はどうなのか。これはアンケートとは切り離されたものであるが、アンケートの情報と結びつけられるのではないのか。
ヤフーリサーチなどでも保険のアンケートに契約保険会社や満了日を入力させたり、自動車保険のアンケートでナンバープレートの詳細や車検証の詳細を入力させたりするものがあった。建前は二重回答を防止するためとしているのだが怪しい。他に郵便番号を入力させるアンケートもある。これで個人が特定できるわけではないが、郵便番号を入力させる意図が分からない。何かの地域分布を調査するようなアンケートならばともかく、そうではないのだ。

◆ ヤフーリサーチはマクロミルのアンケートが来るのだが、ただでさえ安いアンケート代の一部をヤフーが取る訳なのでやっていられない単価になる。これらのサイトに来るアンケートに、全てまじめに回答して得られる報酬は合計月額数百円程度だ。つまり1年間これらに時間を費やすと数千円(たぶん5千円は無理だと思う)の小遣いが稼げる事になる。


価格差(12/1)
◆ 日本製品のダンピング輸出問題は古くからある。輸出優先というかシェア拡大のためにインセンティブを払うわけだ。これはSBMがiPhoneを売るために多額のインセンティブを出しているのと同じで、その原資は既存加入者が払っている。自動車輸出も同様に日本国内での販売による利益を海外輸出のために使っていると言えるかも知れない。もっとも国内仕様と輸出仕様ではその内容が異なる事も少なくはなく、例えばBENZやBMWの現地仕様廉価版は本革シートもパワーシートも付いていない。向こうではフルオーダに近い注文方法が一般的であり、自分が不要だと思う装備は飼わないのが当たり前だ。

◆ 一方で日本車というとゴテゴテと何でも付けて価格を上げて行くのがスタイルである。ワンボックスが流行始めた当時も商用車との差別化などの理由でゴテゴテ装備競争になった。実際の所構造や形状からして乗用車よりも安く作れるワンボックスだが、それを商用車価格で売っても儲けが出ない。そこでいろいろな装備を付けて定価をつり上げたわけだが、ガソリン価格高騰で大型ワンボックスがめっきり売れなくなった頃、ベルファイヤやエルグランドが100万円引きなんて売り方をされた。エレクトリカル装備の原価は安く、要するに利益率が高かったという話であり何でもかんでも赤字で売り払ったとは違う。
これを見てトヨタの社長は、ワンボックスも安くすれば売れる的発言を行った。これも携帯電話の世界と似ていて、不人気モデルもゼロ円で投げ売れば台数がはけるみたいなものだ。

◆ さて、そんな具合なので内外価格差を直接比較するのは難しいが、例えばプリウスは国内で205万円、米国だと185万円だ。もっと金額差が大きいのが日産リーフで、国内では376万円であり国の補助を使っても299万円を負担する必要がある。これを米国で購入するとベース価格が266万円、補助を使えば205万円で手に入れる事が出来るのだからその差は大きい。100万円分の装備が省かれていると仮定したって、まさかシートが付いてないなんて事はないだろう。エアコンはオプションかも知れないが、100万円するとは考えにくい。例え需要の問題があるにしても、なぜ米国で売られるのと似たような仕様の廉価版を出さないのかも不思議な点だ。それこそエアコンレス、オーディオレスでも、それらを欲しい人はオプションを買えばいい話ではないか。

◆ リーフの価格はシボレーボルト(約333万円)を意識したのではないかと見る向きもある。アチラはエンジンによる発電機付きのシリーズハイブリッド、リーフは純粋なEVだ。インフラ不安を考えればエンジン付きの方が安心は出来るが、1.4リッターエンジンと発電機のセットが70万円もするのか!と米国では言われているわけで、こう言わせた日産のダンピング(かどうかは分からないけど)は成功だったと言える。現在の主流はパラレルハイブリッド車だが、コストなどを考えると今後は純粋なEVやシリーズハイブリッドが増えるとの見方もある。例えばプリウスとインサイトの価格差を燃費で埋めるには相当な走行距離かあるいは年数が必要になるという、ようするにEVやハイブリッドは(それこそ)燃費だけしか語られないみたいな所があるからだ。

◆ 確かにランニングコストが安いなどの理由がないとEVは普及しないだろう。高いカネを払ってまでガソリン車と違いのあるEVやハイブリッド車は買わないというのだ。日本の場合は小型車ブーム、ハイブリッド車(というよりプリウス)ブームが普及を後押しするが、以前にも書いたように電池というゴミが大量に出てくる事を考えると恐ろしくもある。