過去の雑記置き場


あけまして(1/1)
SNS(1/2)
バッテリ(1/3)
制携帯(1/4)
Li-ionバッテリ(1/5)
ピュアEV(1/6)
モータ(2)(1/7)
省エネ(1/8)
エアコン(1/9)
バッテリ(1/10)
巨人の星(1/11)
売り方(1/12)
賃貸(1/13)
3D(1/14)
理解力(1/15)
効率(1)(1/16)
効率(2)(1/17)
Apple(1/18)
インフレ(1/19)
グルーポン(1/20)
解像度(1/21)
解像度(1/22)
フォードも(1/23)
レファースパム(1/24)
デミオ(1/25)
C-MAX(1/26)
民主党(1/27)
プリンタ(1/28)
不動産屋(1/29)
CAPTCHA(1/30)
原付(1/31)


原付(1/31)
◆ 私は単車の免許は持っていない。自転車には当然乗る事が出来るが、単車の運転センスがあるとは思えないので免許が欲しいとは思わなかったからだ。免許がない事もあるが原付にすら普段は乗らない。唯一乗ったのは伊豆大島に行った時にレンタル原付を借りて三原山に登った時だ。いや、普通は単車では上れないような道なのだが、途中単車を抱え上げるようにして岩を避けながら上がったのだ。駐車場に着いたらタクシードライバーの方が、一体どこから上がってきたのかと不思議がっていたっけ。単車は4サイクルのモンキーか何かだったと思うのだが、一緒に行った連中の借りた2サイクル単車に全くついて行けずにダルい思いをした。

◆ 今は排ガス規制の関係もあって2サイクル車は絶滅していると思う。単車は排気量が小さく排ガスの量も限られているが、台数が多いから環境負荷が高いというのが政府の言い分だった。しかし当時高公害ディーゼル規制は骨抜き状態で、単車に比較すれば排気量も大きく走行距離も比較にならないほどのトラックがいかに優遇されていたかが分かろうというものだ。まあ排ガス規制に関しては、トラックも単車も全てクリーンにしていくべきだとは思う。そんな感じで50cc原付もパワーが無くなった。パワーはなくても法定最高速度が30km/hなのだから十分というか、そもそも30km/hの規定って妥当なの?みたいに思わないでもない。

◆ 原付の販売量は減少している。一つはイメージの問題で、単車=うるさいみたいに思う人が少なくないと言われる。まあこれは電動単車開発の理由付けなのかも知れないが、一応。確かに大型スクータにパタパタ音を発するマフラーを付ける迷惑野郎は、幹線道路沿いに住む人からすれば迷惑以外の何者でもない。原付もうるさい奴はいるが、最近は台数そのものが減ってきているので以前よりはマシだと思う。
もう一つ、これが理由として大きいと思うのだが駐車場所の不足だ。横浜などでは市営の駐輪スペースがある所もあるのだが、民間では殆ど見かけないし料金が高い。確かに大きさや重さを考えれば自転車並みの料金というのは難しいが、自動車とさほど変わらない(大型単車は仕方がないと思うが)料金を払うのは嫌だと思う人も少なくはないだろう。

◆ なぜ今更原付かというと、電動自転車より楽で良いかなと思ったりしたのだ。電動自転車だって結構なお値段な訳で、ならば、みたいな。と思って原付の価格を調べたら結構高かった。まあ安いものは電動自転車と変わらぬ価格のものもあるが、一方では20万円クラスのものもある。何せ原付などには一切興味がなかった私なのでどのモデルが良いのか、何がどう違うのかすら分からない。少なくとも電動原付(おかしな言い方か)が現状では割高なのとパワー不足が心配ではある事は分かった。モータ出力などの規定が変わらない限りどうしようもないのかな。

◆ 車に乗りたくないというか面倒だと思う一つに渋滞がある。もちろん原付でも渋滞に遭うのは嫌なのだが、幹線道路を避けて走れるというかそもそも幹線道路は走りたくないというか、文字通り小回りがきくのでストレス度合いは少ないかなと。それに長距離移動するわけでもない。車で行くには大げさだが自転車ではちょっと遠いなと思う程度の距離の移動、特に横浜付近だと坂道が多いので電動とは言っても自転車だとそれなりに疲れる。しかし、だ、駐車場を調べてみると原付が欲しいという気持ちは急速に萎えた。果たしていった先に止める場所はあるのだろうか。止められなくてそのまま帰ってくるなんて事になりはしないのか。


CAPTCHA(1/30)
◆ GoogleのCAPTCHAが破られたとかニュースになっていた事がある。それ以降文字の生成が変化したのか人間にも判別しづらくなってしまった。今の世の中、人間に分かる大抵の事は機械にも分かるとは思う。Googleのものはそれっぽいのだが、機械に読めて人間には読めないと言われているのがヤフーモバゲーのそれだ。なぜ人間に読めないかというと小文字のエルと大文字のアイの区別が付かなかったり、大文字のオーとゼロの判別が付きにくいなどと言われている。しかも縦横に規則正しい線の引かれた背景なので、機械であれば簡単にこれを消去できるだろう。小文字のエルと大文字のアイは長さが微妙に違うようなのだが、これも機械なら判別は簡単だ。

◆ なぜこんな馬鹿な仕組みになっているのか良く分からないというか、話によるとPCの設定(フォント?)で文字が変わると言うから、その場で生成しているのか?まさか、そこまでバカではないか。いずれにしても人間には判断しにくいが機械ならば一発で判定できるというところがいかにも手抜きな感じがする。この生成される自体そのものは特別変わった風でもなければゆがんだ文字でもないし、影があるわけでも何でもない。単にゴシック体の普通の時が並んでいるだけで、やっぱり考えられていないとしか言いようがない。
これがヤフー製なのかモバゲー製なのかは不明だが、いずれにしてもたいしたもの出はないなという印象である。このCAPTCHAはjavaか何かでサブウインドゥを出している風なのだが、PC環境によってはウインドゥから文字がはみ出してしまって送信ボタンがクリックできないという。なんかもう、いい加減というか適当に実装しましたみたいな話だ。

◆ そもそもPCやスマートフォンに力を入れると言ってヤフーとくっついたわけだが、どちらが得をしたのだろうか。モバゲーは前年比4倍もの利益を叩き出す急成長ぶりを見せつける。ヤフーの方も利益を出しているのだからたいしたものなのだが、検索エンジンや広告を見ると徐々にシェアは落ちていると思われる。動画でも出遅れてGYAOを買ったりもしているが、GYAO時代より弱くなった配信系は混雑時間帯では視聴に耐えない事もある。結局の所は設備投資の嫌いな孫さんの考えの元でという話なのだろうが、従来のヤフーはそうではなかったはずだ。確かに設備は金を食うものであり、そこをケチれば利益は上がる。モバゲーにしても利用者数が増えてくるとネットワークやサーバエラーが出るなどするようなので、ここも似たようなものか。

◆ モバゲーだったかGREEだったか忘れたが、千台規模のサーバ群をデータベースサーバとWebサーバに分けて分散処理を行うというシステムが紹介されていた事がある。様々なゲームでネットワーク対戦を行う訳なので、ユーザ情報などの共有化などは高速性が要求される。そのほかにゲームとしての処理もあればFlashゲームを送り出す部分もあり、システムとしてはかなり大がかりなものだ。しかしこの辺はヤフーに言わせればオークションや検索システムでノウハウは十分、だからPCゲームで提携しましょうね、だったのかも知れない。この分野ではまだまだ国内のデータセンタは強いのだが、土地代や電気代を考えるといずれは海外に持って行かれてしまうのかな。


不動産屋(1/29)
◆ 悪徳というか悪質というか、そんな不動産会社の話は少し前に書いたが、こんな話も聞いた。ある方がミニ○ニとかいう比較的大手の不動産業者で賃貸契約を結んだそうだ。そして引っ越しの日になり荷物を運ぶとそこには別の人が住んでいるという。どうやらダブルブッキングというか、他の人に貸してしまったようなのだ。まさかというか、まるで漫画のような話なのだが引っ越す本人は困る事になる。何しろ引っ越し元は当然解約する話になっているわけだし引っ越し料金もかかっている。不動産屋は契約に基づいて敷金の1ヶ月分を払うから、文句があるなら裁判にでも何でもしろと言ったらしい。

◆ 確かに契約が全てなので、それ以上の申し立てをしても勝てる見込みはない。普通の人は大手不動産会社ならば下らないトラブルはないだろうと安心しているはずだ。重要事項の説明などもキチンと行われると思うし、そりゃあ天変地異や火災なら仕方がないけれど、故意の契約違反なのだからたまらない。
引っ越しの日にそれが発覚したのは、引っ越し前に問題を起こすのが不利だと判断したからだろう。このミ○ミニも余り評判の良い所ではない。不動産屋に罪はないが、保証会社のトラブルもある。賃貸契約の場合は保証人ではなく保証会社が必須というところが増えている。借りる側としては、保証料名目の余計なコストが発生するが、これも仕方がない事だと目をつぶる場合もあるだろう。保証料は2年間で2万円から4万円あたりが相場か。結構高い。でもまあ納得するならそれでも良いのだが、この保証会社が倒産するという事態がある。

◆ 保証会社が倒産すると不動産屋は保証のアテが無くなるので困ってしまう。そこで借り主に新たな保証会社と契約するように迫る。しかし借り主側としては既に保証料は払っているわけで、これだと二重の支払いになる。そもそも保証会社を選定したのは不動産屋側であり借り主に何の罪もない。しかし相手は不動産屋なので半ば強制的に新たにカネを払わせられる。この先引っ越しなどを控えている方もあろうが、保証会社がつぶれた場合にどうするのか、不動産屋は保証会社がつぶれた時に備えているのかを十分確認した方が良い。保証会社との契約書なども普通は余り確認しないと思うのだが、余りに不利な条件が付いている場合にはその不動産屋は駄目と言う事で他を当たろう。

◆ 同じ物件でも取り扱う不動産会社によって貸す条件が異なっている場合もある。ある不動産屋では礼金が1ヶ月なのに他に行ったら1.5ヶ月取られたみたいな話だ。またインターネット割引などで不動産屋の手数料が減額される所もある。ちなみに礼金ゼロと表示されている所でも不動産屋の手数料はかかるのでイニシャルコストがゼロになるわけではない。手数料と言えば更新費用もある。これも貸し主にはゼロでも不動産屋には家賃の半額払わなければならないなどがあるので注意が必要だ。そのほかに敷引き、つまり保証金の償却のような考え方で敷金そのものを償却してしまうシステムもある。

◆ 敷金はトラブル多発などの事もあり、信頼できる不動産屋では過剰に取られて無くなってしまう事も減っている。がミニミ○などはまずは取れるだけ取ろうとする、文句を言われたら額を減らす作戦がスタンダードなので注意したい。それこそ誰が住んでも発生する傷みの分も直せなどと平気で言ってくる。
不動産大手は関西方面の企業が多い。関西が悪いと言う事ではないのだが前回書いた企業にしてもミ○ミニにしても然りだ。関東と関西では風習が違うのかも知れないが、いずれにしても注意に超した事はない。


プリンタ(1/28)
◆ やはりこの時期はプリンタの話題か。家電量販店に行くと安価なプリンタが並べられている。安価と言っても機能的に不満があるわけではなく、コピーやスキャナ機能を有するものが8千円前後だとなるとお買い得な感じがする。このあたりはコピー機同様にプリンタ本体で儲けずに消耗品で儲けるみたいなビジネスモデルなのではないかと思う。新品時に装着されているインクがフル充填なのかサンプル扱いなのかは分からないが、純正インクを2回交換してくれたら利益になる、みたいな感じだったりして。

◆ 私も私の知り合いもEPSON製プリンタを使っているが、インクの詰まりトラブルは見かけなくなった。私は過去に一度インクが詰まった事があり修理に出した。
修理は無料だがヘッドクリーニングのインクは高額だったからだ。その後に購入したプリンタはこれまで一度もインクノズルに関するトラブルは起こしていない。年に何度も使わないという頻度でありながら、なかなか立派だと思う。知人宅にあるものは一度トラブルを起こした。インクを交換したらそのインクを認識しないというもので、EPSONに電話をしたら無償交換してくれたそうだ。インクは消耗品ではあるがサービスの良い事である。

◆ インクを買い足して使い続けるのが得なのか、ある程度のところで買い換えるのが得なのかも微妙な問題だ。当然ながら新しいものの方が便利な機能が増えている。最近ではネットワークプリンタなんかが良いなと思う。現状ではニートPCにプリンタサーバを行わせている(それ専用ではなく他の用途にも使っている)が、ネットワークプリンタならば余計なものをくっつけなくても済む。今やLANインタフェース内蔵でも1万円以下で買える時代、こうなると買い換えたくなろうというものだ。得にこの時期、年末年始のプリンタ需要で大量仕入れをした売れ残りがお得な価格で売られている事が多い。

◆ インクジェットプリンタはマーケットが大きい事もあって技術的にも進化している。初期の頃は写真の色合いがどうのとか、顔料系だ染料系だ、インクの色数がどうのと言われ比較されたが、まあ普通に買ってくればどれも普通に使えてしまうというのが現在の状況ではないだろうか。これはデジカメにも言えて、同じような価格帯のデジカメであれば画質も操作性も似たり寄ったりになる。勿論細部を追求すればメーカの特色も出ては来るのだが、そこまで拘らない価格帯というか、デザインや色で決めちゃうみたいな、つまりは特別な機械ではなく一般家電の仲間に入ったような感じだと思う。

◆ 携帯電話などでもそれは言えて、従来は機能がどうのこうのと言われたものだが最近ではデザインや色が気に入るかどうか、後はどれも同じでしょ?みたいな感じになってきている。その点で行くとスマートフォンはまだ機能的な差も結構あり、特にケータイと比較するとまだまだ出来ない事も多いのでチェックは重要だろう。このあたりが一般ケータイと同じような充実感になってくると、色だデザインだという方向に目が向いてくるのだと思う。やはり良く聞くのはメールの振り分けや鳴り分けが出来なくて不便だという声だ。iPhone派にしてみればフォルダワケは邪道だ、Apple風味が薄れるとなる。しかし考えてみればフォルダ分けが出来るようになっていても、それが気に入らないのなら使わなければいい。しかし機能自体がないとすると、好むかどうかにかかわらず使う事が出来ないではないか。


民主党(1/27)
◆ 支持率低下の民主党政権はいつまで続くのだろうか。
そもそも民主党が勝ったのは、民主党自身の魅力ではなく自民党が駄目だからという消極的理由も多々あったと思う。まあ言っている事は立派で、高速道路の無料化や公務員制度改革もあったし、赤字縮小の無駄遣い廃止などを宣言していたっけ。これが能書き通り行われれば支持率は低下しなかったはずだが、層ではないから支持質が下がる。当たり前だ。
新政権と言われる勢力は支持率が命だから、それが下がったら辞めるしかない。これも当たり前の話ではあるが、支持率低下の自民党時代と同じく与党ってヤツにしがみつく。

◆ 東京都知事選が賑やかになるのかな。結構な事だ。
都政最悪期は美濃部さんの頃だったと思う。革新系の都知事として12年間都政を担ったわけだが、自らが社会主義崇拝とするように北朝鮮などとの連携強化や(社会党などにありがちな)道路建設凍結などは渋滞増加を阻止できない要因などと言われた。社会福祉には一定の功績があったが、一方で公務員優遇の姿勢が明確になり都営バス関係職員の高額給与問題なども発覚する。その語の鈴木都知事は美濃部スタイルを引きずるというかバブルというか、あのスーパーデラックス都庁を建てたのも鈴木さんだったかな。お台場あたりの埋め立て地で何かをやろうとしたが次期政権に阻止された。

◆ 現在は石原都知事で、タカ派で知られる彼を私は余り支持はしない。ただしディーゼル排ガス規制の強化や子供福祉関係の充実など、政策によっては共感できる部分もある。F&Fでは従来から高公害ディーゼル車の悪さを指摘していたわけで、東京都の条例による規制が出来てからは本当に車が汚れなくなったと思う。それこそ雨の中を走っても水垢が付かなくなったのだ。ガードレールや歩道橋も汚れにくくなったし、都内に住む人は外に洗濯物が干せるようになったと喜ぶ。しかし負の遺産、いや、遺産ではないかも知れないが、おかしな銀行を作ってみたりすると言う失敗も行っている。自分の代に何かをやりたいと思うのが政治家なのだろうか。

◆ 横浜は東京と比較しても暮らしにくい街だと思う。
中田市長もそこらの政治家と同じく、言う事は立派だったが無駄金も使った。あの風力発電施設が余り電力を供給していないじゃないかと言われると、あれは発電機ではなく観光用だなどと言っていたっけ。
そしてY150の失敗、不倫問題で訴えられて早々に辞任という道をたどった。唯一赤字地下鉄を地元まで引っ張ったと言う事で、地元でのみ評価されていると聞く。中田市長も公務員改革っぽい事をやって見せたが、自分がその手本になれなかったのだからインパクトはそうは大きくなかっただろう。ただし地下鉄職員の地下手当とか、結婚祝い金があるのだから未婚祝い金も作ってしまえと言う公務員の動きを多少は阻止した。勿論その語新たな手当、未婚手当はなくなったが代わりに独身手当を作った、かどうかは知らない。

◆ 橋下氏は道州制推進だ。つまり知事の権限は道州制にでもしない限り弱小なものであり、名古屋市のゴタゴタでも分かるとおり議会に刃向かえない。権限のない長って何なの?みたいな感じだ。結局は議員のお気に召すような事を行わなければならず、議員は自分たちの周辺やファミリー企業や職員の天下り先を考える。大阪と仙台は日本一退職金が高いと言っていたかな。市長だかを3期も勤めると1億円を超える退職金にありつけるというのだから美味しいではないか。


C-MAX(1/26)
◆ C-MAXはフォードが発表したハイブリッド車だ。特に目新しいものではないし、概要はパリモータショーで昨年発表されている。動力伝達機構はプリウスのそれと同様だと思う。バッテリはLi-ionで1.4kWh分を搭載する。エンジンは1.5リッターのアトキンソンサイクルとされている。EPA燃費は(日本風表示換算で)約17km/lとなっており、プリウスのEPA燃費に及ばない。モータは東芝製、トランスミッションは従来のアイシン製から内製に変更されたそうだ。プラグインハイブリッドのバッテリ容量は不明だが、プリウスと同程度とすれば5kWh〜6kWhの容量ではないだろうか。時代的にはプラグインハイブリッドやEVの方を向いているのかなと思わないでもないのだが、バッテリコストやEVであれば航続距離が問題になる中で電池容量違いで2モデルのラインナップなのか。

◆ プリウスもプラグインハイブリッド車が登場してくれば同様な構成となる。プリウスの場合はバッテリがハイブリッド車はNi-MHでプラグインハイブリッドはLi-ionと異なる所に付加価値が見いだせるような気がするが、C-MAXの場合にバッテリ以外の構成が似たようなものだとするとモロにバッテリコストが見えてきてしまう。勿論それが良いとか悪いとかの話ではないのだが、付加価値分を高く売るという商売にはならなくなる。もっともフォードは当面はバッテリコスト負担の少ないハイブリッド車が市場に受けいられてるのではないかと思っている。そもそもハイブリッド車のバッテリ容量を大きくしただけのプラグインハイブリッドは、EVモードでの航続距離が多少は伸びるが所詮動力源はエンジンだ。単にEVモードが長く使えるか否かとなれば、それが多少短くてもローコストの方が受けいられると考える。
ではなぜプラグインハイブリッドも出すのか?と思うのだが、やはりEV化への流れは確実にやってくると考えているのだろう。

◆ ハイブリッドかプラグインハイブリッドか、その明確な境目はない。単に充電装置が付いていればプラグインハイブリッドなのかとも言われそうだが、今後はこれら名称を分かりやすくする事も必要になるだろう。また充電設備などに対する認識も必要になると思う。充電電流や充電時間、そもそも何らかの工事なしで充電量電力が得られるのかなどの問題だってある。掲示板の方では話題にもなったが、自動車用電力税をどうするのかも問題だ。ガソリンにかけられているバカ高い税金をそのままEVにも適用するのかどうか。税収が減れば道路族が黙ってはいまい。走行距離に応じた税金をかけるとなれば、燃費の良い車ほど重税としなければならなくなる。重量税は走行距離に関係なく一定だし、そもそも自動車の税金は商用車に安く自家用車に高いのも不思議だ。まるで商用車は道路を傷めていないかのごとくなのだが、道路の傷みは荷重の二乗に比例すると言われているからトラックなどの税金はどう見ても安すぎる。

◆ それはともかくとして、走行距離に応じた課税を行うのかどうか。炭素税構想なんてものもあるが、電気を作るにも石炭や石油を燃やしているのだから炭素税なのか?みたいな。まあ、そう考えると個別課税よりも消費税一本化の方が何かと手間が無くて良いとは思う。どうせ消費税増税の話になってくるのだろうし、だったらそれで、みたいな。


デミオ(1/25)
◆ 今春にも発売されるマツダの新型デミオがハイブリッド車市場に脅威を与えているという記事があった。
そうかなぁと思わないでもないのだが、一般人?からすれば価格とカタログ燃費が全てな感じだから、安くてカタログ燃費が良いとなれば脅威か。デミオは高圧縮率エンジンや低機械損失トランスミッションなどを搭載していて、カタログ燃費30km/l以上を目指すのだとか。以前にも書いたがモード燃費テストにおいてアイドリングストップ機構を採用すれば、それだけで2割程度のモード燃費向上が起きる。これはモード燃費テストで減速から停止の走行パターン時にエンジン再始動を考慮することなく燃料噴射を停止させられるためだ。勿論この判断は必要になるが、今や各社ともモード燃費テストを判断する事など普通にやっている。それこそ衝突検出やレーンキープよりよほど簡単だからだ。

◆ では実走行時にどの程度の燃費になるかだが、やはりハイブリッド車に勝つのは難しいのではないかと思う。ハイブリッド車はエンジンの苦手な領域をモータでアシストする事で効率改善を目指している。一方でデミオはエンジン自体の改善や低損失化は行われるものの、苦手な部分では多くの燃料を消費してしまうだろう。ただし低価格化という所はハイブリッド車では勝てない部分であり、フィットハイブリッドよりかなり安いとなると購買層はどう動くのか。
ハイブリッド車の場合はバッテリの劣化や交換が、頻度は低いにしても必ずつきまとう。たいていの人はバッテリが寿命を迎える前に乗り換えるとか、ハイブリッド車の場合はバッテリが傷んでも燃費が悪くなるだけで走らなくなるわけではないから良いみたいな感じかも知れないが、マツダの営業はきっとそこを突いてくるだろう。

◆ デミオなら車両本体価格も安いし将来的な経費も節約できますよ。でもハイブリッド車はバッテリを交換するとなるとすごくお金がかかるし、乗り換える時もバッテリが傷んでいると二束三文になっちゃいますよと。ハイブリッド市場を揺るがすのはデミオだけではなくEVやプラグインハイブリッドだという人もいる。プリウスプラグインハイブリッドは300万円程度だそうで、20km程度の電池走行が可能になる。
謳い文句は低燃費と同時にLi-ionバッテリだ。EVなどでもLi系バッテリが普通に使われている中で、Ni-MHは聞こえが良くないという事らしい。勿論同容量でコストアップとなると買う方も考えるのだろうが、プラグインハイブリッドは現行プリウスの4倍もの容量のバッテリを積んでいる。

◆ ちなみにハイブリッド車の場合はバッテリをフルに使用せず、20%〜80%前後の容量にコントロールされる。これはバッテリの寿命や回生制御の関係で仕方のない部分ではあるが、つまり現行プリウスの場合だと公称1.3kWhのバッテリは800Wh分程度しか使われない計算だ。EVやプラグインハイブリッドの制御がどうなるかは分からないが、現行プリウスとプリウスプラグインハイブリッドのEVモード走行距離比はバッテリ容量比より大きいようなので、80%以上まで充電できるような制御なのかも知れない。

◆ こうした燃費競争というか、正確にはカタログ燃費競争なのだが、これに勝つためにトヨタは次期ハイブリッド車で40km/l以上を目指すという。Li系バッテリで車重を軽くし、車体サイズそのものもコンパクト化に振るというのがデザインコンセプトだそうだ。


レファースパム(1/24)
◆ blogには以前に書いたが、レファースパム被害が拡大してきた。おそらくは悪徳SEO屋の売る情報商材か何かにF&Fが掲載されたのだろう。通販サイトや情報商材屋、楽天に出店しているショップなどなど単純なものから手の込んだものまで様々なサイトが無駄にアクセスしてくる。ブラウザが全てFireFoxなのは、同資料にFireFoxを使ったレファー偽装の方法が載っているからかも知れない。だったらFireFoxの残していったレファーは表示しないようにすればいいか。エロサイトやワンクリック詐欺サイトなどだったらプログラムを使ってアクセスしてくるだろうが、所詮悪徳SEO屋に騙されるレベルのサイトだと一々ブラウザを手作業で操作するのだろうか。それともオートクリックみたいなソフトを使うのかな。いずれにしてもご苦労な事である。

◆ 今でも活動しているのかどうか解らないが、数年にわたってF&F掲示板めがけてアクセスしてきていたプログラムがあった。これも過去に何度か書いているが、特定のサイトを誰かがアクセスすると、そのアクセス者によってプログラムが起動し、つまりはその善意のアクセス者のIPアドレスで掲示板攻撃が行われるという仕組みだ。これらはブラウザでリダイレクトみたいな事がされている場合が多く、音が出るようにPCを設定しておくと何も操作していないのにカチカチと音が出る事で不審さが解る。余談だがボロボロのgooメールもリダイレクトしまくりでカチカチとブラウザが鳴りっぱなしというひどさだった。(現在は改善されたらしい)この攻撃プログラムはロリポップなどの管理の甘いレンタルサーバに設置されていて、無料試用期間が切れる前に別のIDに移すという事が延々行われていた。

◆ それでも行動範囲が狭まってきたのか、自前サーバ的な設置も行われていた時期があったが他のサイトの情報によるとISPが規約違反で退会に追い込むという対策が取られたようだ。つまりロリポップなどの野放しサーバよりISPの方がずっと対応が良かった事になる。そんな事情からか海外のサーバに置いた例も見られたが、これはそこを狙って塞ぐ事が出来るので対策が楽だった。まあそれ以外でも特徴的な部分を抽出してF&Fにはアクセス出来ないようにしてしまったから、その活動が今も続いているのかどうかすら実は解らなかったりする。

◆ ずいぶん前からという点とレファースパムの原点?みたいなのがcoji.jpというサイトで、現在は更新確認ロボットが30分ごとにアクセスしてきている。
トップページを30分ごとにスキャンしても意味はないはずなのだが、まあ自動だから気づかないのだろう。今のところは阻止していないが、阻止するのは手間がかかるわけではないのでやってみようかな。
阻止しても気づかないかな、プログラムで自動運転だろうし。プログラムという事では他人の事も言えないのだが、今は無きファイルめがけてリクエストを送ってくるサイトは相当な数になる。RSSなども同様に、旧ファイルをめがけてリクエストがかかる。
このあたりの存在しなくなったファイルの通知の仕組みなどが実装(HTTP応答コードを見れば分かるんだけど)されないと、無駄なトラフィックが相当残ってしまう事になるはずだ。私自身にしてもたまにエラーのチェックはするが、これらのプログラムと同じ事をしてしまっているかも知れないのだ。


フォードも(1/23)
◆ フォードはフォーカス・エレクトリックを発表した。
(デトロイトショーで披露されたC-MAXはまた後日)シボレーボルト同様に韓国LG製のLi系バッテリを搭載し、日産リーフよりも充電時間を短縮した。ボルトはハイブリッドなのだが、ハイブリッド車やプラグインハイブリッドはエンジンとモータを搭載するためにコストや重量の点で有利とは言えない。エンジンの大きさや動力伝達方式、バッテリ搭載量の最適化や最適制御が要となる。ボルトにしてもエンジンと発電機に金を払うのはイヤだという意見がでるほどでもあり、難しい所だ。EVの場合はバッテリコストなどが問題になるのだが、ウォン安誘導でお得感を出した韓国製バッテリを使う事でコストをある程度抑える事に成功したのかも知れない。

◆ 搭載するバッテリ容量は23kWhでリーフと同程度、だとすると当面はこのあたりのバッテリ容量がスタンダードとなってくる可能性もある。搭載出来るバッテリ容量が決まってくると、それに合わせたインフラの整備が行われてくるのだろうか。ただリーフ同様に主要マーケットが中国であるとなれば日本のインフラ整備が進むかどうかは解らない。ここは得意の外圧で日本にもEVを協力に売り込んでくれば日本も動くかな。孫さんが、自分の思いが通らないと米国に出かけては日本に圧力をかけてくれと懇願してくるのも国内でなんだかんだと言うより米国に一発圧力をかけて貰った方が話が早いわけだ。もっとも外国車の輸入を促進すれば国内自動車産業の業績回復が遅れるし、バッテリも韓国製となれば日本の産業への貢献度も高くはない。

◆ EVの普及は自動車の家電化を進めるとも報道されている。フォードにはマイクロソフトも協力しているとの事で、これが報道を先走らせているのかも知れない。安全性や耐久性、その他のいわゆる自動車としてのノウハウを家電メーカが持っているわけはないが、駆動系に関してはむしろ電機メーカの専門でもあり、光学屋さんではなく家電屋さんが作るデジカメみたいな感じでマーケットが変わってくる可能性もある。10年もするとPanasonic製の自動車だとか日立製の自動車がヨドバシカメラあたりで売られていたりして。

◆ 自動車の電子化などによって一般整備工場での整備自体が難しくなってきている。専用のアナライザなどがなければ整備が出来ないなどもあり、しかしそれらの専用器具はメーカが系列ディーラのみにしか売らないなどしている。自動車の信頼性が上がって整備業界の仕事が無くなり、更にその少なくなった仕事をディーラが持って行ってしまう。自動車の家電化が起きると街の電気屋さんが自動車の整備、いや違うか。もしかすると系列ディーラ以外の整備工場が活躍する場が生まれてくるかも知れない。

◆ LSI化が進む電機製品の中で、電源や水晶振動子、無線機であればアンテナは別部品として存在している。
パーツメーカはLSIに取り込む事の出来ない部品しか残らないのではないかと言っている。LSIに取り込める部品はLSIの中に入ってしまうと。同じように自動車のパッケージ化が進めば、残るのは消耗品やその代表格であるタイヤなどだろう。EV全盛になればエンジンオイルも不要になってしまう。ロングライフ化されたエンジンオイルを3千kmごとに交換させるビジネスも終焉を迎えるのか。


解像度(1/22)
◆ 画面解像度というとiPhone4の網膜ディスプレイが思い出されるが、以前に書いたとおり日本のケータイの世界の高解像度は数年前に実現出来ている。従ってApple的にはすごい事なのかも知れないが、日本人にとってはさほどすごくはないと思う。ただし絶対的解像度という点でモバイルデバイスに高解像度を持ち込んだ点は評価出来る。地図などを見る場合に小さな文字がつぶれているかどうかは、その文字が小さくて読めるか読めないか以前に、認識しやすいかしにくいかという問題につながる。iPhone3とiPhone4で同じ地図を同じ大きさで表示させてみると、小さな字の認識率には大きな差がある事が解るだろう。Android端末の中にはiPhone4同様の解像度を持つものもあるが、一般的にはFWVGAあたりがスタンダードだ。

◆ iPhone4やFWVGA解像度のケータイ液晶サイズのディスプレイに比較するとPC用のモニタは解像度が粗い。
高額なモニタだと4kとかもあると思うが一般的ではなく、大型ディスプレイでフルHD解像度が良い所だろう。なのでケータイの画面からPCのモニタに目を移すと荒さが見える。しかしvaio Type-Pの画面を見ると何とも美しく感じる。たかだか8インチほどのディスプレイで横方向が1600Dotもあるのだから高精細と言って良い。それが実用的かと言われると疑問でもあるのだが、美しさという点ではケータイ並みだ。
ちなみにそれでもType-Pは220ppi程度であり、ケータイやiPhoneの300ppi以上のものよりドット密度は低い。  PC用のモニタは解像度やサイズによってまちまちではあるが、20インチのフルHD解像度で100ppi程度なのでその差は大きい。

◆ そう考えると100ppiではドットが見えるレベルであり200ppiではかなり高精細、300ppiを超えると(大げさに言えば)印刷物のように見えない事もないという感じだろうか。ただしケータイで小さなアイコンを見れば解るようにドットが完全に見えないわけではない。
写真や文字は相当綺麗に見えるが、人間の目の解像度はもう少し上にあると言って良いだろう。スマートフォンでどの解像度がスタンダードになっていくのかは解らないのだが、現状ではiPhone4の640×960とFWVGAの800〜900×480の大きく2通りがある。ケータイではFWVGAがスタンダードなので、iPhone解像度に持って行くには整数倍というわけにはいかない。すると1600×960程度の、つまりFWVGAの縦横2倍近い解像度が浮かぶ。タブレットなどのデバイスレアれば十分に可能なばかりか更に高解像度を模索したくもなるが、5インチ級だと370ppiとiPhone4を超えて歴代高解像度ケータイ並のドットピッチとなる。

◆ タブレット型に関しては、今後更に高解像度になるかも知れない。それは"紙のような"見栄えが要求されるからで、特に高齢者層は拡大が容易で解像度が高ければ目に優しいと感じているという調査結果にもある。
電子書籍を読むときにメガネをかけなくても済むとか、拡大や縮小が容易でコントラストが高く文字がギザギザしていない部分がポイントだと言うのだ。
高解像度競争が収束すると品質競争になる。これはデジカメを見ても同じで、コントラストや色再現性などを求める方向になるだろう。液晶以外の有機ELなども出てくるとは思うのだが、以前はデメリットとされた液晶の様々な特性も改善が進んできており、コストなどを鑑みると液晶以外の出番が少ないのではないかと思う。


解像度(1/21)
◆ 画面解像度というとiPhone4の網膜ディスプレイが思い出されるが、以前に書いたとおり日本のケータイの世界の高解像度は数年前に実現出来ている。従ってApple的にはすごい事なのかも知れないが、日本人にとってはさほどすごくはないと思う。ただし絶対的解像度という点でモバイルデバイスに高解像度を持ち込んだ点は評価出来る。地図などを見る場合に小さな文字がつぶれているかどうかは、その文字が小さくて読めるか読めないか以前に、認識しやすいかしにくいかという問題につながる。iPhone3とiPhone4で同じ地図を同じ大きさで表示させてみると、小さな字の認識率には大きな差がある事が解るだろう。Android端末の中にはiPhone4同様の解像度を持つものもあるが、一般的にはFWVGAあたりがスタンダードだ。

◆ iPhone4やFWVGA解像度のケータイ液晶サイズのディスプレイに比較するとPC用のモニタは解像度が粗い。
高額なモニタだと4kとかもあると思うが一般的ではなく、大型ディスプレイでフルHD解像度が良い所だろう。なのでケータイの画面からPCのモニタに目を移すと荒さが見える。しかしvaio Type-Pの画面を見ると何とも美しく感じる。たかだか8インチほどのディスプレイで横方向が1600Dotもあるのだから高精細と言って良い。それが実用的かと言われると疑問でもあるのだが、美しさという点ではケータイ並みだ。
ちなみにそれでもType-Pは220ppi程度であり、ケータイやiPhoneの300ppi以上のものよりドット密度は低い。  PC用のモニタは解像度やサイズによってまちまちではあるが、20インチのフルHD解像度で100ppi程度なのでその差は大きい。

◆ そう考えると100ppiではドットが見えるレベルであり200ppiではかなり高精細、300ppiを超えると(大げさに言えば)印刷物のように見えない事もないという感じだろうか。ただしケータイで小さなアイコンを見れば解るようにドットが完全に見えないわけではない。
写真や文字は相当綺麗に見えるが、人間の目の解像度はもう少し上にあると言って良いだろう。スマートフォンでどの解像度がスタンダードになっていくのかは解らないのだが、現状ではiPhone4の640×960とFWVGAの800〜900×480の大きく2通りがある。ケータイではFWVGAがスタンダードなので、iPhone解像度に持って行くには整数倍というわけにはいかない。すると1600×960程度の、つまりFWVGAの縦横2倍近い解像度が浮かぶ。タブレットなどのデバイスレアれば十分に可能なばかりか更に高解像度を模索したくもなるが、5インチ級だと370ppiとiPhone4を超えて歴代高解像度ケータイ並のドットピッチとなる。

◆ タブレット型に関しては、今後更に高解像度になるかも知れない。それは"紙のような"見栄えが要求されるからで、特に高齢者層は拡大が容易で解像度が高ければ目に優しいと感じているという調査結果にもある。
電子書籍を読むときにメガネをかけなくても済むとか、拡大や縮小が容易でコントラストが高く文字がギザギザしていない部分がポイントだと言うのだ。


グルーポン(1/20)
◆ 不良おせち料理事件で一躍有名になったグルーポンだが、これでもかと言うほど広告を出している。Googleの広告も大量に出していて、しかもおよそグルーポンにマッチしないキーワードでも同社の広告が出るような無理矢理感が焦りと強引さを感じさせる。私はアフィリエイト、つまり広告料を受け取る側でもあるのだが広告を出す側になった事もある。仕組み的にはどんなキーワードにマッチするかを決めて広告を掲載して貰うのだが、競争率の高いキーワードを指定した場合は広告料の上限をあげないと他の広告に埋もれてしまう。これがオークション方式というヤツだ。グルーポンがどのくらいの単価を想定しているのかは解らないが、画像広告などは1クリック数百円規模ではないのだろうか。

◆ なので広告を見た人がそれをクリックするとグルーポンはGoogleに数百円を払う事になる。とは言っても同じ人(Cookie,IPでチェック)が何度もクリックしても駄目だ。このシステムによって広告主に過度な損害が及ばないようになっている。また短時間内に多数クリックした場合も、クリック単価が安くなるように制御されているようだ。こうした仕組みで従来はよく見られた、広告主に損害を与えるための作業を排除している。これらの悪質行為はGoogle以外の広告業者の手によって行われ、Google広告のイメージを悪化させて顧客を奪う攻撃な訳だ。なおIPアドレスの寿命は1日程度、Cookieはよく知らないが同程度ではないだろうか。

◆ 最初にグルーポンの広告を見たとき、なんか怪しいなぁと思った。ホームページの会社案内や特商法の表示を見ても具体的な事は書かれていない。しかも出来たばかりの会社だ。おそらくは投資家の金を活かすべく急成長を狙っての広告展開なのだろうし、一気に宣伝する事で急成長という階段に足を乗せたい思いは伝わってくる。元々は米国の企業だそうで、その日本人なのか日本人が勝手に作って提携した(Yahooに対するYahooJapanのようなもの)のかも良くは解らない。各国への進出の中で日本でも収益を上げようという事なのだろうか。
いずれにしても日本法人はそうは規模が大きくないようで、件の事件の対応もスムーズには行かなかったようだ。

◆ クーポン購入型の割引システムはグルーポンが初めてではない。以前に紹介した事もあったが、主に飲食店の暇な時間帯を利用して安価に食事が出来るシステムなどは存在している。ただ、自分が使いたいクーポンがないなどで広告には目を奪われがちだが実用性というか実際のお得感を万人が得られるものではない。クーポンをその場で買って使うものや月額登録が必要なものなどもあるが、こうなってくるとクーポンを買ったから何かに消費しなくちゃと言う本末転倒になってしまう。これはDVDレンタルの月額料金制のものとも似ていて、観たい映画もないのに何かを借りなくちゃ、みたいな。従って自分にとって十分にお得かどうかをチェックしながら使うべきものであるのは当然として、グルーポン側やサービスや商品提供業者の安全性と信頼性の事前チェックも欠かせない。

◆ 飲食店のサービスクーポンなどでも、クーポン利用時の制限などは理解しておく必要があり、それは食事時間であったりサービスの提供内容が通常とは異なる場合があるからだ。安価に提供して貰う分は、その提供を受ける側もそれなりの制限を受ける事を忘れてはいけないと思う。駅から遠い駐車場は安い、みたいなものだ。まあ訳あり商品や訳ありサービスほどの"訳"は無いのかも知れないが、一応。


インフレ(1/19)
◆ デフレだと言われている日本なのに、一体何がインフレなのかというと、インフレとは言えないのだが資金供給量を増やしたが為に行き場を失った資金が株価や商品価格を押し上げているのではないかという事なのだ。自国通貨安やデフレ抑制には通貨供給量を増やせば良いわけで、米国などでも資金をどんどん供給した。その結果としてドルは下がり株価はリーマンショック以前の水準にまでなったわけだが、結局それらの市場に投入された資金は、本当にそれを必要としている人の所には届かずに投機マネー化する。

◆ これが商品価格などを押し上げる結果になっているのではないかとも見られていて、ガソリン価格もその例に漏れず上昇している。エネルギコストや穀物価格が上昇すると、それをもっと高く売りたいと思う。ここでは自国通貨安ではなく、自国通貨高を目指す動きになる訳だ。これは日本でバブルが起きた頃にも発生していて、米国はドル高誘導を取りたかった。しかし日本が金利を上げればカネは高金利通貨に流れるわけだからドル高につながらなくなる。結局日本は米国に屈する形で金利を上げる事が出来ず、結果としてバブルを招いた。勿論全てが外圧という事でもないだろうが日本の弱い所、つまり対応が後手に回るという所を米国がうまく突いたとは言えるだろう。

◆ 商品価格の上昇は、通常であれば実体経済の好転を意味すると思うのだが投機マネーが価格を押し上げているだけだとすればバブルに過ぎない。ただし商品価格が上がっている事自体は間違いがないわけで、たとえばガソリン価格の高騰は小型低燃費車へのシフトと自動車離れを加速させるだろう。世の中が動いたが為に商品価格が変動するのではなく、商品価格の変動がマーケットの流れを変えてしまうという、こちらもなんだか反対な感じがする。バイオ燃料だ何だと言われたり天候の問題があったりでトウモロコシや小麦価格が高騰したとき、インスタントラーメンの価格は一気に1.5倍にもなった。しかしやがて価格は元に戻り、それは値上げによる販売量低下が競争力の低下につながる事もあって徐々に価格が落ち着いてきたからだろう。しかしここに来て再び原材料価格の高騰とあっては、再度の値上げが行われるはずだ。

◆ 食料にしてもエネルギにしても輸入比率の高い我が国だが、原材料コストの上昇は円高分を相殺してしまう。それに加えて今後円高が是正されてくるとなれば輸入品のコスト上昇は避けられない。
しかし、ここをうまく乗り切れば国内商品の販売量拡大につなげる事が出来る。まあそこに舵を切るには政治力が不可欠なのだが、日本の議員は日本経済の事は余り考えていないようだから無理か。
特に農業系などは大規模や近代農法へのシフトを進めていく良い機会ではないかと思うのだが、農業族にしても農業の近代化や効率化よりも金をばらまいた方が手っ取り早くて手間無しだとしか考えないのだから情けない。風邪を引いても、風邪を引かない体力を作るのではなく栄養ドリンクでも飲ませておけばいいか、みたいなものだ。円高の時にはそれを活かし、円安になればそこを利用するような施策が国際社会の中の日本国としては必要なはずなんだけどなぁ。


Apple(1/18)
◆ iPhoneで市場を開いたのも、iPadでタブレットデバイスの市場を開拓したのもAppleの功績と言って差し支えないだろう。ずっと昔にはApple][(2)という名のパソコンもあった。例によって高額なAppleはやがてコピー品が街にあふれるようになった。カードスロットを装備して拡張性を考え、カラーグラフィックも使えるなど当時としては高性能だった。CPUは6502とか、そのあたりだったかな。
しかしパソコン市場でAppleは苦戦する事になる。が、今度は半導体音楽プレーヤで息を吹き返した。半導体音楽プレーヤは過去にも存在していたが、それほど売れる商品ではなかった。が、iPodは売れた。売れまくった。いまでこそシェアをSONYに食われ始めているが、しばらくは市場を独占し続けていた。

◆ スマートフォンもタブレットPCも市場に存在はしていたが余り目立たなかった。が、Appleがこれらのジャンルの製品を手がけると、一気に市場が広がった。
人の気を引きつける製品作りにかけてAppleは超一流と言って良い。SONYも確かに魅力的製品作りをするが成功率はAppleほど高くはないように思う。Appleの苦手とする所は継続性だ。一時期は市場を独占するほどまでに売りまくるのに、その後が続かない。
iPodにしてもSONYに押され始めているし、今後はiPhoneもAndroid勢に押されてくると思う。このあたりは企業の色みたいなものであり先行者利益を十分に受けるとこの出来るAppleタイプの企業、後発だが量産効率コストダウンで道を切り開こうとする日本あるいは中国企業などとの差だ。

◆ Appleもコストダウンで競争に打ち勝つ事は出来そうなものだが、日本型のコストダウン手法とはまた考え方が違うのだろう。じゃあ日本型のコストダウンを真似れば良いではないかというなかれで、一時期BENZがトヨタの真似をしてコストダウンを行ったが、それは単に安っぽいものを作ったに過ぎなかった。トヨタはと言えばコストを削っても安っぽく見せない努力を最大限に行う訳で、しかしBENZはその部分を真似できなかったのだ。だからAppleが日本の企業風なコストダウンを行おうとすれば、Apple製品の魅力をもそぎ落としてしまうかも知れない。

◆ リピート率を高く満足度を上げる製品作りがあればシェアの維持は(価格が多少高くても)可能かも知れない。
しかし顧客対応などを見ると、これもAppleはAppleであってPanasonicにはなり得ないのだ。iPodにしてもリピート率が極端に低いわけではないが、代替時にSONYを選ぶ人も多くなってきた(よってSONYのシェアが回復してきた)と言われる。不良対応や修理に関してなどにカネをかけるのも日本型企業の特徴かも知れない。
スマートフォンの世界でiPhoneのシェアが急に落ちるとは思っていない。少なくとも価格的なメリットはある訳だが、iPhoneの端末としての魅力を引き出せないネットワークはマイナスに働くだろう。大容量高速通信が必要となるスマートフォンで、イライラしながらページの表示を待つのでは興ざめだ。今まではiPhone独占に近かったから比較対象がなかったが、今やドコモにもauにもスマートフォンがある。操作性と言うより操作感かな、この分野でiPhoneには一日の長があると思うのだが、その魅力の引き出せないネットワークが残念だ。


効率(2)(1/17)
◆ 昨日の話の続きである。シリーズハイブリッドの場合は"常に"エンジン→発電機→モータと駆動力が伝わるからプリウス方式よりも更に伝達効率が悪いのではないか。当然そういうことになる。プリウスの場合は駆動力の一部は発電機やモータを経由するが、多くは直接駆動輪を回す。これに対してシリーズハイブリッド車はエンジンと駆動輪は接続されていないのだから。ここでも昨日書いたとおり、伝達効率の低下分がエンジンの効率化で取り返せるかという話になる。ボルトに関しては燃費データなどがまだ出そろってはいないので何とも判断しにくいが、プリウスと同程度ではないかなと想像している。ボルトの場合はバッテリ容量が大きく、つまりバッファが大きいのでシリーズ方式でも効率を上げやすいと思う。なおボルトがエンジン出力を直接駆動力に使うのではないか疑惑を論ずると、シリーズハイブリッドの概念自体が崩れるのであえて触れずにおこう。

◆ マツダの試作ハイブリッド車もシリーズ型だったと思うが、これはバッテリ容量が小さいために加速に応じてエンジン回転数を変える必要が頻繁に生じた。
マツダの言い分は「アクセルの踏み込み具合に応じてエンジン回転数が変化した方がドライバーにとって自然だから」なんて無理な説明をしていた。このあたりもエンジンを主体としたハイブリッド車なのか、プラグインハイブリッド車を考えての設計なのかの違いにもよるだろう。プラグインハイブリッドベースのボルトなどの場合、エンジンと発電機容量が限られるのでバッテリ切れになれば十分な運動性能を得られなくなる。ボルトのモータは111kWでバッテリは16kWhだ。バッテリはLG系列企業との共同開発で重量は約200kgだそうだ。放電電流は7C程度でありさほど重負荷とは言えない。発電用エンジンの出力は4800回転で63kWとそこそこではある。しかしこのパワーを充電用にも使うので駆動輪を動かすためのパワーは低くなる。

◆ エンジンと発電機とモータはクラッチやプラネタリギアを介して駆動輪に接続されているが、エンジンは直接駆動輪に接続されない。このあたり、もしかしてTHSの特許回避か?みたいな感じがしないでもない。発電機はモータとして駆動力を得るためにも貢献する。駆動力の伝達経路を見ると、私が過去に書いているスタイル同様にエンジン→クラッチ→モータゼネレータ→クラッチ→モータ→駆動輪という流れになる。しかしエンジンとモータゼネレータを接続した場合は、モータゼネレータとモータを接続しない制御になっているようだ。この両方を接続すればエンジンの駆動力はそのまま車軸に伝えられる。本当にエンジンは駆動輪を直接回さないのかどうか。少なくとも機構上は接続可能になっているわけで、適切な制御が可能ならばエンジンで駆動輪を回せるような気もする。(回転数などがあわない可能性はあるが)試乗記によれば軽度の充電中はエンジン回転数は低いようだが、フル充電の場合は最高回転数でエンジンが回り続けるらしい。というか、普通はそうだろう。走行中ならエンジン騒音も許容できると思うが停車中にエンジンがうなりを上げるのはどうなのだろうか。いや、もしかしたら停車中は軽充電モードになるのかも知れないけど。いずれにしても新しいハイブリッド車という事で、シボレーボルトは面白い存在だ。主要マーケットはリーフ同様中国になるようだ。


効率(1)(1/16)
◆ 昨年末からいくつか質問を頂いているので順番に書きたいと思う。一つ目はシボレーボルトのようなシリーズハイブリッドは効率的にどうなのかという質問だ。ホンダや日産、欧州車の多くはパラレルハイブリッド車を実用化しているのになぜシボレーボルトはシリーズハイブリッドなのか。理由はプラグインハイブリッドとして考えるならばシリーズハイブリッドが効率的だからと言う事になるだろう。しかしプリウスプラグインハイブリッドもあるではないかと言われそうだが、プリウスの場合は既存のシステムをプラグインハイブリッド化した(バッテリ容量の拡大などで)ものであり、シリーズハイブリッドとして出発したボルトとは違うと見て良い。

◆ シリーズハイブリッド車にしてもプリウス方式にしても、モータとは別に発電機が必要な点はコストと重量の点でデメリットになる。しかしエンジンを効率点で回す、すなわち燃費の追求という点ではメリットがある。パラレルハイブリッド車の場合はエンジンと車軸は接続されているわけで、エンジンが苦手とする運転領域も結局は(モータによって助けられるとは言っても)稼働させる事になる。モータやバッテリの出力を余り欲張らず、エンジンに頼るスタイルなのが現状のパラレルハイブリッド車だ。BENZやBMWあたりもパラレルハイブリッドによる燃費向上は2割程度と言っているように、極端に燃費が良くなるわけでもない。ただし日本のモード燃費テストの場合は低速寄りなテストが幸いしてか2割以上の燃費向上になっているようだ。

◆ シリーズハイブリッド車の場合はエンジンがもっとも効率よく運転できる回転数と負荷で発電機を駆動すればいい。定速定回転運転が可能なので自動車用としてのエンジンのような広い回転域やトルク特性も必要がない。従ってエンジン設計も楽になれば、その回転数や負荷の場合の効率だけを追求できる事になる。トヨタ方式はシリーズ式とパラレル式の両方を実現する仕組みを作ったような感じだ。モータもバッテリもまだまだ過渡期と言われた時代に最高効率を追求したこの方式は、複雑な機構(原理は簡単)ではあるが良く出来ている。未だにハイブリッド車のモード燃費がプリウスに勝てないのは、この機構や方式などの力が絶大である事を示している。ただしシリーズ式に比較して効率がどうなのかと言われれば、それはシリーズ式には劣るだろう。何しろエンジンで発電機を回して、その発電機で作った電力でモータを回すという回りくどい事をやっている。モータと発電機と制御回路の損失を考えれば、伝達効率は8割程度に落ちているのではないだろうか。これは電池切れになった(山道などで)プリウスが亀の歩みだと言われる所にも関係している。エンジンパワーの動力伝達効率やバッテリチャージ分を考えると、エンジン出力の全てを駆動力には出来ないからである。生の(?)パワーウエイトレシオで1馬力あたり13.6kg、伝達効率やバッテリチャージなどの負荷を1割とすれば1馬力あたりの負荷は15kgとなり軽自動車とさほど変わらない。しかし燃費が良い。それはなぜかと言えば伝達効率云々よりもエンジンを効率点で回す事の方がずっと重要であるからだ。(プリウスの名誉のために付け加えておくが、バッテリ残容量が十分ある場合は180km/hまで速度を上げることが出来る)


理解力(1/15)
◆ ケータイの取説が簡略化されている。SBMがはじめたこの簡略化は、今はドコモも行っている。ドコモの場合は紙の取説が欲しいと申し出ればドコモショップで貰う事が出来るが、SBMは有料だったかな。
いずれにしてもpdfで見る事ができる(ドコモは分割されているのでケータイでも見られる)ので私は不便を感じはしないがPCが使える環境にない人はドコモショップに出向くか送って貰うかしなければならない。取説の分量は相当なものなのだが、必要な項目を見つけ出すのがまた手間である。
同じような項目が別の箇所で触れられていたりして一貫性に欠ける部分もある。せめてハイパーリンク付きにしてくれれば別ページの参照も楽なのにと思う。

◆ 歳を取ると理解力が低下する。取説を読んでも分からないのは自分が悪いのではなく取説が悪いのだとなる。私は取説を見ても分からなくて151に電話をした事が何度かある。自分なりに読んで調べてみたのだがうまく設定できなかったのだ。151に聞くと問題は解決したというか、結局はバグで設定自体が出来なかったのだが、遠回りをしてしまった。151では文言の解釈の問題であってバグではないと言い張っていたが無理があった。その後ソフトウエアアップデートで問題は解決したので、無理矢理的な解釈に151の人が苦しむ必要もなくなった。取説に限らず自己中心的になるのは加齢に伴う人間の正常な劣化なのかも知れない。センセーの話はたびたび書いている。エロ教師は職業病かもと書いた事があるが、生徒は全て自分の言いなりになるというセンセー特有の環境が、自分が絶対であるという勘違いを招くのではないだろうか。自分の意見に逆らうものは許せない、あり得ないと思い込むのが教室の中だけなら良いのだが、それを外に持ち出してしまう。しかも自分ではその事に気づかないので他人から見ると横柄だと思われる。

◆ 駅員への暴力事件などもたびたび報道されるが、抑圧されたサラリーマンと共に加害者となるのはセンセーや役人だったりする。普段は自分の思い通りに物事を動かしている人々は、周囲からの情報許容度が極度に低下してしまうのではないのか。
批判されれば攻撃と受け取り、それに反撃する。しかし相手は攻撃しているわけではなくて正当な意見を言っているに過ぎなかったりするがそれが理解できなくなってしまう。若者がうるさい年寄りだという事も理解は出来る。歳を取って理解力が不足してくるから他人の意見には耳を貸さずに自分の思いを押し通そうとする。平たく言えば物わかりが悪い訳で、SBMな人などもその傾向があるかな。なんて書くと、オマエもだと言われそうだ。そう、自分でも気をつけないと物わかりは年々悪くなってきている訳で、新しい事を避けて通るようになったり面倒がったりすると終わりは近いのか、みたいな。

◆ センセーにしろ役人にしろ人の上に立つ(語弊はあるが)のだから賢い。その賢さを自分で認識していると更にたちが悪い。俺の知識は誤ってなどいない、だから俺の理論は正しいとなりがちだ。
誤解を招く言い訳、いや、言い訳と誤解を招きそうな事だが、私が反対コメントその他に反応しない事もある。これは反論しても分かって貰えないかもなと思う時だ。本来はちゃんと反応しないといけないのだが、これも私の理解力低下の表れなのか…


3D(1/14)
◆ 昨年はTVでもPCでも何でも3Dみたいな流れだった。メーカによっては一定以上の大きさの画面を持つテレビを3D化してしまうとか言っていたがどうなのだろうか。私は以前から書いているように特定の場所から正しい姿勢で観なければならないTVはどうなのかなと思う。さらに眼鏡が必要となると面倒になる。それでも付加価値というか新しさというかで3D TVは売れている(と言うが、実際の販売量はたいしたことがないようだ)と言っている。もっと売れない商品だと思われていたのかも知れない。

◆ 裸眼3Dは小型TVやスマートフォンなどで実現されているが、その気になって観なければならないので目が疲れる。特にスマートフォンの場合は目の位置とデバイスの位置が一定ではないので余計に疲れる事になる。正しい位置から正しい姿勢でと言う事だと映画館で観る映画がそれに相当するかも知れない。これなら環境は一定なので3D効果もそれに合わせる事が出来る。というか、3D効果を過大に演出しようとするが為の映像ソースが多いと思う。だから余計に目が疲れるのかも。
360度とは言わないが、視野の外にも映像があるような映写方式と3Dが組み合わされればそこそこの臨場感は得られると思う。

◆ 16 9アスペクトレシオのTVが登場した頃も今と同じような流れだったのではないか。国内各社は16 9こそが今後の姿だとばかりにこのサイズを量産した。しかし映像ソースは限られていて、結局は4 3の画像を引き伸ばしてみるに過ぎなかったわけだ。
各社がゆがみの少ない映像が得られるように様々な工夫をしているのに、今度は無理に左右を引き延ばしちゃったというのだからおかしな話だ。で、結局の所4 3需要が根強くてこれが売れ、いったんは4 3アスペクトレシオのテレビを製造を中止したメーカも再びこれを作り始めるという、こちらもなんだかなぁな話になった。

◆ 3Dテレビがこれと同じになるかどうかは分からないが、3D化に要するコストが多くないのならば3D表示可能な2Dテレビとして使われるだろう。もちろん映像ソースやゲームなどが3D化していけば需要は拡大の道をたどる事になる。ハンディビデオやスチルカメラだって3Dの時代なのだ。ハンディビデオやスチルカメラは左右のレンズ間の距離が固定だ。私が見たものはズームが付いていなかったが、もしもズームレンズを付けようとすると左右のレンズ間距離はどうなるのだろう。まあ人間の目で見ても遠くのものは遠近感が無くなって来るのだからそのままで良いと言ってしまえばそうなのだが、ズームアップして観ると言う事は遠くのものを近くに観ているのと等しくなるのだから画像的には遠近感を過大に付けなければならないとも言える。そうすると、ズームによって左右のレンズ間距離が変わるようなカメラが必要というか、既に存在しているのかな。なんか大がかりな気がする。

◆ アニメなどでも3D化には多大なコストが必要だとかで、しかし3Dで余計に金が取れるかというとそうでもないから制作が難しいなどと言われる。ストーリ展開にしても無理矢理3Dを強調するような作りになっていたりとかして無理が無いとも言い切れない。
TV売り場ではスポーツ中継的な画像とか海中の画像などが流されている事が多いが、今ひとつインパクトに欠けるというか何というか。別に良いかな、普通のテレビで。なんて私は思ってしまうのだがどうなのだろうか。


賃貸(1/13)
◆ 賃貸住宅も不景気風の影響で値下がり傾向だとか。
そんな中、本業以外で儲けを出そうとする動きがある。これは抱き合わせ販売などと言われる類なのだが法の網の目を突くような方法だとも言える。名古屋に本拠地を置く東建なんとかという不動産屋は急成長企業の例に漏れず無理矢理な傾向が強く、各所でトラブルを起こしている。別の大手不動産会社でも、「あそこの物件も扱えますが、評判が良くないので出来れば避けたい」と話す。ここの管理物件を契約しようとするとサラ金系、いや、今はそうは言わないのかな、信販系というのかな、クレジットカードの契約が必須になる。これは与信をカード会社に任せようとする意味もあるのだろうが、他にも保証会社の利用が必要などつじつまが合わない面もある。さらにクレジットカードからの引き落とし手数料名目で別途毎月少額ではあるが料金を取られる。
もちろんクレジットカードの年会費も取られる。任意のクレジットカードが支払いに使えるならまだしも、専用というか指定のカード以外は駄目だというのだから酷い。これが手数料も会費も無料というのならまだしも、安くない年会費をしっかり取られるし、家賃支払いにこれを使うと利用限度額を圧迫するので他の用途には使いにくくなる事になっている。

◆ さらに目を疑うのが個人情報の保護に関する規定であり、個人情報は第三者に提供するとなっている。これは契約者の同意が必要な事なので、契約時にはこれに同意するという書類にサインする事になる。なお同法に基づいて個人情報の利用制限を申し立てる事は出来るが、その場合は「管理に支障が出る」と明記されている。第三者への情報提供を断ると管理に支障が出るとはいったいどんなつながりなのか。ちなみに別項では関連会社内での情報共有はするとなっているので例えば管理会社等が別法人であったとしても問題はない話だ。クレジットカード契約と言い個人情報の第三者への提供と言い、こんな条件でも契約する人が居るのかと不思議になる。というか、普通の人はそこまで気にしないのかも知れない。個人情報の、この不動産業者での利用目的はDMの発送などだそうだ。ご丁寧に「お客様にとって有用な情報の……」と書かれているのが白々しい。客にとって有用なのではなく、業者にとって有用なんだろと突っ込みたくなる。そうそう、この会社にどのような情報が保持されているのかの開示を請求する事も本人に限り可能であるとなっているが、それには金がかかるそうだ。

◆ なお第三者ではないグループ会社内での個人情報の使い回しに関しても記載されているが、東建何とかとか東通なんとかなどの、旅行会社やゴルフ場、リゾート会社などには注意しなければならない。旅行会社の申込書など多くを確認する人は少ないと思うのだが、もしこの系列会社だった場合には旅行に行ったら最後、不動産やリゾート施設やゴルフ場会員権の売り込みが来る事になるのだろう。個人情報の保護が叫ばれる中、こうした合法的というか無理矢理合法にしてしまうような情報取得は色々な所にあるとも言える。SBMにしてもグループ内での情報共有が行われるとなっていて、SBMの場合はやっていることが通信事業だけではないので恐い。楽天などでもこれは同様で、必要以上の情報を渡さないようにしたいしカードその他を解約したならば保持されているであろう情報の抹消を行っておきたいものだ。


売り方(1/12)
◆ Androidスマートフォンが続々登場し、iPhoneは厳しい立場に立たされるという意見を聞く機会が増えた。
確かにスマートフォンがオープンなものであるとするならば、iモード網以上の囲い込みを行うAppleは自由ではないとなってしまう。しかしそのiモード網は決して失敗したビジネスモデルではない。従ってうまく囲い込み続ければ利益はどんどん増えていく。
Androidがどこで儲けたらいいのか分からないと言われるのに対してApple囲い込みは何が何でもカネがAppleに集まる仕組みになっている。iモード網は駄目だ、ガラパゴスだ、鎖国だと嫌う人もApple囲い込みには意見を言わなかったりするのが面白い。

◆ 日本でiPhoneが発売されてしばらくはたいした数が売れなかった。とはいっても、それまでのスマートフォンに比較すればものすごく売れたと言っても良いとは思う。iPhone販売量拡大のためにSBMはスパボ一括の投げ売りを開始した。これは効果があった。あこがれのiPhoneがタダで手に入るのだから。私が買ったのもこのタイミングであり、スパボ(月月割)改悪前とあってお得に思えたのだ。iPhone3GSは最初から実質タダで配り始めたんだったかな。いや、それはiPhone4だったかな。とにかくタダなのだからお得感はあるというかあったというか、やがてスパボ改悪やパケット料金のフラット化などで実質値上げになる。いや値上げというのはおかしいかな、それでもお得はお得だと思うから。

◆ ではiPhoneの次期モデルはどうやって売るのだろう。
発売直後からの実質無料はもうやってしまった。次はキャッシュバックくらいしか手がないのだが、実はこれもiPhone3GS/iPhone4で既にやっている。勿論金額を増やすなど条件を良くすれば客が食いついてくる可能性もある。こうして売れるのはiPhoneに魅力があるからで、要らない端末ならタダでも要らないとなるのがマーケットというものだ。ドコモの旧スマートフォンなどは機種変更一括ゼロ円なんて売り方もされていたが、それに飛びつく人は少なかった。それこそヤナセがBENZを値引きしても売れないと言っているのと同じだ。これが中古車市場だと大型ワンボックスなども値引きすれば売れると言うからここはやはり需給バランスの違いだろう。もっとも一時期は新車でもエルグランドやベルファイアは100万円引き(含オプション類)と言われていたわけで、中古車価格が崩れるのは当たり前だ。初代インサイトは中古で買ってアルミくずとして売っても儲かるなんて言われた時代もあったが、まあ何かに使えれば多少は売れると言う事か。

◆ つまりiPhoneの次期モデルの魅力が十分高ければiPhone4同様の売り方を維持できるかも知れない。そうでないとお得さ加減拡大が必須になる。iPhone3の頃は不満点も多かったのでiPhone4が期待されたのだが、ここからのさらなるアピール度向上は難しくなる。ケータイがそうであるように、やり尽くし感が出てきてしまうからだ。こうなると日本ローカルな機能を入れてくるAndroidは強敵になるし、カラー展開などでも結局白色モデルが発売されなかった(断定は出来ないが)件もあって不利になるのは否めない。多勢に無勢ではないがAndroid勢の中でiPhoneがどこまで頑張って行けるのか?あるいはシェアを落とさないばかりか拡大を続けていくのかは興味ある所だ。


巨人の星(1/11)
◆ また巨人の星ネタである。巨人の星終了後に新巨人の星が配信された。巨人の星で左腕をボロボロにした飛雄馬が右腕投手として復活を遂げるというストーリなのだが無理がある。当初は続編を考えていなかったのだろうから仕方がないが、オリジナル版を多少修正しながら見せていくという苦しさもにじみ出ていた。投手復活の前にはバッターとして巨人軍に再入団するのだが、普通(現役)でもピッチャーからバッターへの転身は難しいだろうに。そしてスピンスライディングは圧巻というか、どれだけ飛び上がってるんだみたいな。それこそ巨人の星に出てきたオリンピック選手だったら出来たかも。いや、無理か。

◆ ま、そんな具合で正直余り面白いとは思えなかった。
ちなみに見るのはこれが初めてで、過去に見た記憶がない。ラストシーンも、え?これで終わりなの?みたいな感じだった。と、思ったら次には新巨人の星2が配信され始めた。今度は毎週2本の配信のようなので新巨人の星の時より進行速度が遅いと思うが全部で23本と言う事でだんだん短編になっていく。
そうそう、新巨人の星で星飛雄馬は左腕投手時代の軽い球質から一転、速くて重いボールを投げるようになっていた。体重が軽い、小柄な体格が球質の軽さを生んでいるとした巨人の星の理論はどうなったのだろう。球質が重く、コントロールが良く、しかも速球であれば変化球に頼る必要もなさそうだが、新巨人の星2では再び魔球に挑戦する事になる。

◆ 新巨人の星2ではファミリードラマ風味も加えられたという。それまでの質実剛健的スポ根アニメから、時代と共にファミリー的場面祖加えていったという所だろう。基本的ストーリは諸作の焼き直しに過ぎないと表される事もあり手詰まり感も見られる。
放送は1979年と言う事で、スリーマイル島の原発事故が起きた年でもありドラえもんが放送された年でもある。自動車ではスズキがアルトを47万円で発売して話題を呼び、カネ食いなリニアが宮崎実験線を走った。これは確か金丸氏か誰かが山梨に持ってきたんだったっけ。同年12月にはNTTが都内で自動車電話サービスを開始している。初期型は制御をDTMFで行うトーン局と呼ばれるものであり、しかしそれはやがてディジタル制御局に置き換わる事になる。

◆ ディジタル信号は音声帯域を使って伝送されるため、ミュート直前にディジタル音が聞こえてしまう。
またループバックテストトーンもミュートがうまく行かずに聞こえる事が多かった。やがて低速信号と呼ばれるディジタル信号を音声帯域の下に乗せる方式が採られ、高速信号、つまり通常の1200bpsだったかな、の信号を伝送する前に低速信号を使ってミュートを行った。誤り訂正にはBCHを使っていたはずだ。
移動体通信ではなく家庭用のコードレスホンもディジタル制御型が普及し始めたのが1985年とか、その頃ではなかっただろうか。音声はアナログFM変調だが、制御信号をディジタルで行った。当時はまだDTMFそのままみたいな方式が多く、笑っていいともで芸能人に電話をかけるその電話番号がDTMFから解析できたという話もあったっけ。警察無線がディジタル化に向けて動き出したのもこの頃だったと思う。警察庁と警視庁では変調方式などが異なっていたような気がする。当初はPSKを検討したが、その後GMSKでも実験が行われていた。当時は音声圧縮技術も発達しておらず、APCABか何かを使いながらも帯域はずいぶん広かったと思った。


バッテリ(1/10)
◆ EVやハイブリッド車用のLi系バッテリの話は以前にも書いたが、市場規模が大きいだけに各社共にしのぎを削り、中国では標準化に向けた動きもあるという。自動車用としての主流は正極にマンガンを使ったタイプで、容量は欲張れないが熱安定性が高くコストも安いとされている。携帯機器などでは多少高額でも容量の大きなコバルト系が使われる。果たしてどれが主流になっていくのかだが、少なくともiMIEVやリーフはマンガン系のLiバッテリを搭載しているはずだ。iMIEV用の電池はGSユアサと三菱商事、三菱自動車が設立したリチウムエナジージャパンが製造する。リーフ用の国内供給元はNEC系が手がけている。リーフの航続距離はJC08モードで200km、LA-4モードで160km程度となっている。ガソリン車の場合は航続距離ではなく燃費計測という形になるが、プリウスは10・15モード燃費が38km/l、JC08モード燃費が32.6km/l、EPA燃費が21km/l前後だったと思う。

◆ リーフの実際の燃費がどの程度なのかは走行データが出てこないと何とも言えない。プリウスをモード燃費特化設計だというと批判されるが、一方でリーフのモードテスト航続距離は眉唾だと言われるのはなぜだろうか。もしかすると燃費計測の方法自体がEVに対して誤差が過大だというか、そもそもEVにマッチしないのかも知れない。いずれにしても街を走るようになればいろいろなデータが出てくるはずだ。バッテリの話からそれてしまったが、Ni-MH系のバッテリはコスト要求の厳しいハイブリッド車などに限定使用され、それ以外はLi系になるというのが業界の見方である。現状のLi系二次電池の市場は1.5兆円と言われているが、10年後には5兆円規模になるとの見方もある。

◆ そんな中で自動車用としては後発になるPanasonicグループはマンガン系ではなくニッケル系の正極材料を使った自動車用Li系バッテリを開発する。
コスト面ではマンガン系に負けるが、容量からすれば十分に勝算があるという。最初はコストが最重要だろうが、やがて性能面での要求も高まってくると同社は見る。Ni-MHとLi系の競争は既に終了していて、今後はLi系同士の競争だというわけだ。
中国でもLi系バッテリの開発は進んでいて、市場規模が大きいだけに目の離せない存在になっている。その中国ではマンガン系よりさらにコストの安いリン酸鉄系を標準化する計画だとか。リン酸鉄系は起電圧が小さい点もあるが、それ以上にコストの低減が見込める点がメリットだ。この流れを見ると高性能化にシフトし始めた日本と、低コスト化に重きを置く中国という感じに見える。

◆ Li系全盛になるとNi系は消えるのかと言えばそうでもないかも知れない。すなわち鉛バッテリが未だに使われているように、Li系がコスト的に使えない車両ではNi系もあり得るのではないかと思う。特にハイブリッド車などだと電池も積むしエンジンも積むという事でコストが上がりがちであり、ならば(エンジンがあるのだから)バッテリは安価なNi系で良いではないかという考え方も成り立つ。もっとも日本人からするとLi系でなければいけないみたいな、単にLi系だから性能が良いのだ(間違いではないが)的なモードに入ってしまうかも知れない。いずれにしてもLi系バッテリの話はあちこちで聞く。売れるものがないと言われている時代にEV化の並は様々な分野の産業を刺激する。今後もバッテリに関しては話題にしていきたい。


エアコン(1/9)
◆ ハイブリッド車やEV用にはモータ駆動のエアコン用コンプレッサが利用される。おそらくアイドリングストップ装置付きの車両にも今後採用が増える可能性はあるが、駆動電力をどうするかが問題だ。ハイブリッド車やEVならばコンプレッサを駆動するに十分な容量のバッテリがあるが、コンベンショナルな車では容量も限られている。コンプレッサというかモータ容量はハリアーハイブリッドで3kW程度と言われているが資料が古いかも。プリウスのエアコンのモータ消費電力は実測で2kW程度で、車室容積が小さいのと効率改善がなされたのかも知れない。エンジン駆動の場合は回転レンジが広いので使いにくいスクロールコンプレッサもモータ駆動であれば利用が可能になる。なお大型車であるBENZのSクラスでは8.2kWのモータでエアコンコンプレッサを駆動している。

◆ 一般車両で考えるとエアコンコンプレッサの電動駆動化は余り得ではないかも知れない。勿論アイドリングストップ時の冷房という点で避けて通れない部分はあるのだが、そのために高圧系(あるいは中圧系)の電源を用意しなければならず、さらに充放電高率や電圧変換の効率も総合効率を押し下げる要因だ。ちなみに中圧系として42V駆動の電動エアコンの場合は高圧系(200V駆動)に比較すると5%ほど効率が悪化するらしい。これはモータの電流損などが増えるからだ。現在のエアコン用コンプレッサは能力可変型が主流で、その能力もほぼゼロから最大まで連続可変出来る。構造は単純で斜板の確度を連続可変するだけである。以前に家庭用エアコンもコンプレッサの能力を可変にしなければ効率が追求できない件を書いた。コンプレッサの回転数を変えれば能力は可変出来るが最適回転数以外では効率が落ちるためだ。

◆ 現状の自動車用電動コンプレッサはモータの回転数制御で能力を可変していると思われるが、今後さらに効率を追求するようになれば家庭用のエアコン同様の手法が採られる可能性もある。ハイブリッド車の場合は電池切れに関して寛大だが、EVとなればそうも行かない。プリウスクラスでも2kW以上のモータが必要になるわけで、確かに走行用モータのパワーに比較すれば必要馬力は小さいわけだが、それでも3馬力近いのだから効率改善は必須になるだろう。ちなみに現状の自動車用電動コンプレッサは家庭用のそれのような完全密閉一体型ではなく従来型コンプレッサとモータを直結したようなスタイルになっている。

◆ 効率面だけで考えるとエスティマハイブリッドやホンダの一部車両が使っているエンジンとモータの両方で駆動できるシステムが良いだろう。エスティマのものはクラッチを利用してエンジン駆動とモータ駆動を両立させている。アコードはコンプレッサが2つあるような構造かな。電動コンプレッサはモータや制御回路コストが上乗せされるので高額だ。それに加えてエンジン駆動との切り替えなどはさらにコストアップになる。また、絶対効率よりも電動オンリーの単純化を選ぶ理由としてモード燃費テスト時にクーラの駆動が必要ない事もある。モード燃費に影響しない部分の効率化に力を入れないのは、それが売りに出来ないからである事は以前にも書いた。現状のハイブリッド車などが最大の効率を狙っているのではなく、最高のモード燃費を狙っているからだ。


省エネ(1/8)
◆ 昨年12月には掲示板の方でも色々議論された、ガスや石油や電気の炭酸ガス排出量に関してである。算出基準などがどうなのかなど問題もあるが、おおむねガスが50kg/GJ、灯油が70kg/GJ、電気が110kg/GJ程度ではないかと思われる。電気は発電に要する効率の問題の他に未だに石炭を燃やしている所もあるので意外に炭酸ガス排出量が多い。しかしガスの2倍程度であるとすると実質COPが2あれば対抗出来る話になる。もちろん自動車のモード燃費と同じでメーカ公称値はチューニングされた値なので鵜呑みには出来ない。

◆ 灯油の炭酸ガス排出量が多いのは当然で、炭素分の多い燃料だから仕方がない。それでも手軽で安価という事もあって多く使われている。電気でも深夜電力などを使うと他の燃料よりもずっと安い費用で暖房が出来る。北国ではヒータの蓄熱暖房も使われていて、これなどCOP1なのだから環境に優しくはないが財布には優しい。結局エコだ何だと言ったって高額支出は好まないわけで、ガスを使えと言ったってそれは高いからイヤだという人がほとんどだろう。
電気にしても同じで、安い深夜電力を使いたくなるのは人情である。別にそれはかまわない。人それぞれ使いたいものを使えば良いだけの話なのだが、石油を燃やしていながらエコだ炭酸ガスが云々だという人は分かっていないと思う。

◆ いつか書いたかも知れないが、夏も余りエアコンは使わず車は自転車に変えたと言っている方が居た。
地球環境のためには云々とか、エコがどうのとかさんざん言ったあげく冬は寒いから灯油を燃やすという。たぶん夏場のエアコン節約による炭酸ガス排出量の抑制は冬場の暖房で一気に赤字に転落するだろう。京都とかそのあたりにお住まいの方だったかと思うのだが夏場は暑いだろうなぁ。別に省エネだとかエコだとか始まらないなら何をやってもその方の自由なのだが、なんか延々地球環境を語ったあげくだから納得しがたい。こちらが説明しても「高いから使わない」で話は終わりというわけで、じゃあ人に何かを言うのではなく自分だけで独自のエコを楽しんでよと言いたくなる。嫌電磁波は人も同じような事を言っていた。自分の都合の良い電磁波は良くて自分が気に入らない電磁波は駄目という、なんかそれと同じなのだ。

◆ 電気に関して、炭酸ガス排出量の他に原発などの冷却と排熱の問題もあるだろう。海水冷却の場合は海水温の上昇などが問題視されていた時期もあったはずだ。もちろん原発そのものが良いのかどうかと言う所もあるのだが、日本の場合は天下りを食わせるために原発が必要とされている。一方で世界規模のスマートグリッドではないが、超伝導伝送で電気を売買するなんていう壮大な計画もあったりする。他にも太陽光発電なども総発電電力量は増えているのだが太陽電池板を作るための炭酸ガスはどうなのだと言われると必ずしも黒字ではないかも知れない。まあ太陽電池板の寿命が長くなるなどするとか、クリン電力で太陽電池板が作れるようになるとかすれば話は別だろうが、それは難しいだろう。いずれにしても石油が有限なものだとするならば、それを燃やしてしまうのはもったいない気がする。なんか石油は枯渇しないみたいな話もあるから、ならば燃やしても良いかみたいな話もあるが、でもいつかは枯渇するのかな。


モータ(2)(1/7)
◆ 前回書いたのは12月だったかな。その後修理したモータは順調に稼働していたのだが、あるとき全く回らなくなってしまった。何だ?と再度バラしてみると特に回転が重いわけではない。が、スラスト方向にかなりのガタがあり、モータの軸がファンの重みで一方向にずれると急激に重さを増す事が分かった。
実は軸受けの片側は非分解構造なのでどうなっているのかが分からないのだ。最初にバラして時には、この部分からさびがかなり出てきていた。軸が鉄なので軸が錆びていたのか。ちなみに反対側、つまり軸が貫通していない側の軸受けは真鍮のリングのようなもので、さびは見られなかった。

◆ スラスト方向のガタがいけないのかなという事で、回転が重い状態で軸を少し押し上げてやると正常な回転に戻った。しかし押し上げた軸を元に戻すと回転が止まる。しかもブロワの位置からして軸が下にずれすぎてないかい?これじゃあ上の軸受けから軸が外れるかも。ここで考えられるのは軸に付けられて居るであろうストッパなりCリングなりが壊れた事。あるいは軸受け側の位置が変わったか、すり減ってしまったかだ。モータ部を切ってしまうなどすれば軸受けを見る事は出来るが、そう簡単にバラせる感じはしない。バラして直るなら良いが非分解構造なのでバラしたら元には戻せない。まあ、中がどうなっているのかには興味もあったのだが、モータのケースを切る事の出来る電動工具など持っていないし、まさかハンドパワーじゃ気が遠くなるし、で、結局はファンユニットごと交換する事にした。

◆ この手のファンは数社から出ていて、微妙に取り付け寸法が違う。何故だろう。どのメーカのものでも使えれば便利だと思うのだけれど互換性をなくす事で代替需要を確保しているのか。こういった話はICにも言えて、規格を統一する考え方と独自の路線で行く考え方がある。それでもW-CDMAやGSMのデバイスなどは標準的なインタフェースが決められたおかげでRFデバイスとベースバンドロジックの接続自由度が大幅に改善された。勿論中には自分の所のベースバンドロジックICには自分の所のトランシーバチップしか接続出来ないですよみたいなものもある。換気扇も同様というか、しかし寸法の違いは微妙なので一番大きなサイズのメーカ用に穴を開ければ他のメーカ製は取り付け可能だと思う。逆に取り付け穴が小さいと小さなものしか付けられないのは言うまでもない。実際の穴を見ると余裕を持って切ってあるというか適当に切った所にガイドの鉄板的ものを挟み込んであるような構造で大きさの自由度は高かった。壁のコンセントやスイッチの所も中を見ると適当なサイズで切られていて、まさにあれの大型版という感じだ。

◆ 換気扇のカタログというか仕様を全て見たわけではないのだが、取り付け寸法や消費電力は書かれていても風量や静圧は書かれていなかった。もしかすると詳しい仕様書があるのかも知れないが、スケールファンなどは風量などが明記されているのになぁと思った。まあ工事屋さんにしてみれば重要なのは取り付け寸法や重量であって風量だ静圧だ騒音だは設計屋が知ればいい事なのかも。とすると設計用の資料や仕様書にはこれらが明記されていて、でも販売用のカタログには必要ないと言われれば確かにそうだ。ようするに交換するなら同じものを使いなさいと言っているわけで。


ピュアEV(1/6)
◆ そもそもEVが役に立つのかという問題がある事は何度か書いている。充電インフラとか充電時間とか解決しなければならない問題は少なくはない。液体燃料に比較すると電気を蓄えるのは容易な事ではない。
しかし世の中はEVに向かって動き始めているようにも思う。炭化水素を燃やすのと電気で走るのとどちらが効率的かという話は確かにあって、送電効率などを考えると余り得ではないとする意見もある。ただこれって高額なEVなりハイブリッド車と安価なコンベンショナルな車とどちらが得かみたいな話と似ている。よほど距離を走るタクシーなどならともかくとして、一般的利用でハイブリッド車と低燃費小型車の価格差を燃料費で補う事は難しい。

◆ 太陽光発電で元が取れない(取りにくい、あるいは取りにくかった)と言われるのと同じで、安い車を買って差額でガソリン買った方が良いじゃないかと、特にガソリン価格が安定していると言われてしまう。しかしガソリン価格が上昇に転ずると人々の見方は変わる。なのでこうした効率的な話を理屈で言ってもはじまらない。それこそEV需要が増えてガソリン需要が減るとガソリン運搬コストが上がるとかあるいは超伝導送電の話が出てきたりとか、今より先の話はEVの普及によっても変わってくる。ただ、本格的(何が本格的かと言われるとこれも難しいが)EVが普及し始めれば世の中もそれにつれて変化すると言う事だ。

◆ ディーゼル排ガス規制で電力使用量が減った。これって風が吹いて桶屋が儲かるみたいな話なのだが、煤煙減少でトンネルや地下駐車場の排煙設備稼働率が低下し、結果として電力使用量が減ったわけだ。首都高速のトンネル部などは煤煙濃度検出型の排気装置が付けられているが、煤煙濃度が減れば運転率が低下する。運転率が低下したので電力使用量が減った訳だ。
だからといって首都高速の通行料金が下がるわけではないのが少し悔しい。こうして浮いた部分でディーゼル排ガス規制適合に要した費用を埋められるような仕組みがあれば良いのにと思う。まあ同じようにEVが普及するとEV以外の面での改善なども起こりうる話だ。

◆ EVと言うと航続距離だが、都内を走る分には航続距離50kmでも良かったりして。何しろ平均速度が15km/hとか20km/hなのだから。まあ50kmは極端としても100kmあれば困らない気がする。郊外に出るとなるともう少し航続距離は欲しいが充電時間が短ければ、あるいは充電コストが安ければ我慢できる。安いのだから仕方ないねと言う事で。高速道だと余裕を見て300km程度は欲しい。2時間走って次のSAで休もうかと後50km走っちゃった。だけれどまだ少し余裕があったくらいの感覚で。
ただこれもガソリン車をスタンダードとした場合の感覚であり100kmしか走れないんだから仕方ないだろうと言われれば1時間待たずにチャージしなければならない。
幸いにして液体燃料のような配管やポンプが必要ないので、SAの駐車スペースに車を停めてそのまま充電という具合に出来ない事もない。地下では大型インバータが発熱しているかも知れないが。これでチャージ時間が5分とか10分くらいだったら良いんじゃないかな。しかも走行距離あたりのコストがガソリンの1/5程度だったら、少なくとも私なら我慢する。

◆ 世の中には満タンで千キロ走れて云々という人、いや千キロ走るために頑張ったみたいな感じかな、そういう方も居たがガソリンスタンドはそこら中にあるから航続距離が300kmでも不便はない。給油時間だって5分もかからないかも知れない。逆に考えれば日本中に電気スタンド(ん?)があれば良いわけだ。


Li-ionバッテリ(1/5)
◆ これまでLi-ion電池はノートPCや携帯機器用が主な用途だった。これらは沢山の数量が使われているがいわば小型品である。ところが昨年あたりからはEV用の中型Li系バッテリが増産体制に入っている。EVはバッテリに蓄えられた電力で動くが、そのEVがバッテリ業界を動かしたわけだ。自動車用としては容量よりも安全性重視として正極材料にリン酸鉄リチウムを使ったバッテリをエリーパワー社が量産するという。目標は年内にも100万セル規模の量産だそうだ。iMIEV用のバッテリを供給しているリチウムエナジージャパンは新工場を建設、年間400万セル以上を製造する計画だ。サンヨーも工場規模を拡大して1000万セルまでの増産体制に入り、EV用として20Ahクラスのバッテリも製造するという。NECは日産リーフ向けにバッテリを供給するが、生産能力は9万台分程度らしい。不足分は米仏などで生産する計画なのは為替の関係もあるのだろうか。リーフの主要販売先が国内ではないだけに為替レートは気になる所である。

◆ 小型電池にも動きがあり、日立マクセルがSi系負極材料を用いたセルを6月にも生産開始するのだとか。
これは従来品比で10%の容量アップが見込めるとの事で、スマートフォン向けなどを手がける模様だ。自動車用が大電流充放電特性と安定性を重視、モバイル機器用はひたすら高密度化に進んでいるイメージだ。モバイル機器向けの場合はコストも重さも厳しいが寿命に関してはさほど厳しい事は言われない。
そもそも二次電池の寿命が1年程度というのは余りに短くはないだろうか。もともとNi-Cd電池の頃に無理な使用というか大電流充放電を繰り返したが為に余り寿命が長くならず、それを電池は劣化するから仕方がないのだと押しつけた?ようなところから短寿命が不思議に思われなくなってしまったような気がする。

◆ 確かにアナログmovaの頃を考えると、当時の電池性能に比較して大電流放電だったとは思う。PDCになるとTDDなので送信タイミングで大電流が流れ、さすがのNi-MHも電圧がドロップした。当時のLi系バッテリは更に内部抵抗が高く、PAが動作するかどうかで電圧がずいぶん変化した。こんな電池使えるのかなぁ。本当にそう思った。しかしLi系バッテリ需要の高まりと共に急速に特性の改善が進んだ。当時は充放電制御がまだ甘かったのだが、寿命を1年程度で良いとするなら多少ラフでも何とかなった。充電率を95%程度に抑えておけばNi-MHに対して十分な容量が謳えた。現在のような構造ではなくハードケースに入っていたのでバッテリ妊娠問題も気にならなかったのかも知れない。

◆ その後バッテリの妊娠問題が発覚し、充電に気を遣うようになったのは記憶に新しい。バッテリ温度が上がってΔT検出がうまく行かない領域では潔く充電をカットするなどの制御が加えられたが、初期のシャープ機などは充電中に着信などがあるとそれをトリガとして充電をカットしてしまい充電器から外したらバッテリエンプティになっていたみたいなトラブルも起きた。今でもいったんフル充電になると充電はカットされ、再びスタートする時点ではバッテリ残量が9割ちょっとに下がってからだと思う。つまり100%充電率近くを維持するのではなく95%〜100%の間を行ったり来たりしている制御なのだ。


制携帯(1/4)
◆ なにやら行き慣れない言葉なのだが昨年秋頃に少し話題になっていた、学校の指定ケータイという考え方だ。自治体によっては条例で子供にケータイを持たせるなみたいな事を定めたところもあるのだが、ここでは逆に規制よりも教育という観点でケータイの所持を認めている。F&Fでも以前から書いているように規制は何も生まないと思う。車が危ないから外出するなとか、漫画を読むとバカになるみたいに言われた時代の延長でしかない。
教える事が手間だから規制してしまおうという安易な考えは何も生まない。文科省自体もケータイ禁止に向けた指導をしている。まあケータイ持ち込み禁止の国会議場内にも議員はケータイを持ち込む訳なので、何だかなぁという感じではある。

◆ そんな中で神戸の私立校が学校指定ケータイという形での利用を開始した。事業者はauで、接続時間の指定やフィルタリングなど一定のルールの下での利用が許可されている。料金は学校がまとめて事業者に支払い、個人は学費と共に振り込むスタイルとなる。ケータイのモデルや色も統一されていて差が出ないようにしているのはちょっと時代じゃないなとも思うのだが仕方がないか。今時ランドセルだって様々な色があるのに。まあいいか。生徒からはおおむね理解されているというが、フィルタリングが嫌だという女子高校生の割合も一定数に上るそうだ。SNSなどでの絡みの割合は女性が圧倒的だと思われ、そこをフィルタリングされるのは気に入らないと言う事になる。学校内だけに友達がいるのならば気にならない可能性もあるが、塾その他で自由にケータイを使っている他人を見るとうらやましくなるのだろう。

◆ そうは言っても完全禁止よりはずっと良いと思う。
唯一考慮していく必要があると思ったのはezweb接続が21時までに制限されているというところで、生徒によっては部活や塾などでその時間を過ぎて帰宅する場合もあり、交通情報などの取得に多少影響があるという。これにしても、時間帯を区切ればいいとか悪いとかも教育の範囲ではないかと思う。21時を過ぎたらケータイをいじっていないで勉強しなさいなのかも知れないが、ならばもう一歩進めて位置情報を検出して利用を制限する時間帯を決めるなんて事だって出来るのではないだろうか。せっかくの取り組みなので、現在の移動体通信機の機能をフルに使うような工夫があればさらに面白かったと思う。

◆ このあたりは事業者主体で行っていくべきで、例えばドコモならばオートGPSの仕組みが使えるだろう。auは全機種GPS対応だと思うので、測位に関しては他事業者よりやりやすいはずだ。サービスやシステムが関係する事なのですぐに実現させるのは難しいとしても、中高一貫校なら1人が使う期間は6年にも及ぶわけだから様々なトライができる。
同様にアフターの問題や代替機の問題なども重要になってくるはずだし、殆どの生徒が個人契約を解消して学校ケータイにしている現状を踏まえれば相当な額のインセンを出せるに等しい儲けをauに与える事になるわけで、力を入れて欲しいと思う。


バッテリ(1/3)
◆ 携帯電話の充電器、単三電池をエネルギ源にしたそれのテストは以前に行った。そして非常用というわけでもないが、バッグに一つ放り込んである。
単三電池はエネルギ密度が高くて軽量なリチウム一次電池をセットしてある。が、実際にこれを使う事は皆無だった。そもそもケータイが電池切れになるほどハードには使わないのと、最近ではUSBケーブル経由での充電も出来るのでPCがあれば何とかなってしまう。そう考えると単三形の充電器が邪魔に思えてくる。単3リチウム一次電池2本の容量は9W程度、DC-DCコンバータの効率が6割としても5Wh以上のパワーがある。一方で携帯電話のLi-ion二次電池は3Wh程度なので、充電効率を考えたとしても1回分は余裕で満タンに出来る。ただし乾電池充電器にアルカリ電池などを使った場合は満タンには充電できない。

◆ 単三電池の最大のメリットは入手性がきわめて良い事だ。100円ショップで1日に売れる電池が何万本だとか言っていたかな。それだけ消費されるものでもあり、売れている。しかしコンビニに行けば電池と同じくらいの確率でケータイ充電器も見かける。まあコンビニもないような場所に行ってしまうとダメだが、普通は困らない。普通は困らないのだけれど不意に充電切れになった時に限ってコンビニがないというのが世の常だ。(か?)まあいいや。そんな時のための充電器だったのだが、最近これを携行する代わりにケータイのバッテリそのものを持ち歩くようにしている。この方がずっと小さくて軽い。充電効率などというロスもない。唯一欠点は適切なケースがない事であり、私は端子部分にテープを貼り付けてそのままバッグに放り込んだ。

◆ 自己放電がどの程度あるのかもちょっと気になるのだが、半年に一度程度充電すればいいだろうか。
その充電にもケータイに装着しなければならないという面倒さがある。なおLi-ion電池は満充電で長期保存すると寿命が短くなる。しかし満充電して持ち歩かないと予備電池としての役割が半減する。さあ困った。と言うか別に困らないわけで、電池がダメになったらドコモに行って貰ってきましょう、みたいな。2年経てば無料で、長期利用者ならば毎年無料で電池が貰えるではないか。それに新品を買ったって千円ちょっとだと思う。SBMだと電池代が高いので、ドコモ品番で同様に使えるものならばドコモで買おう。電池の標準化というか共通化は過去に行われた経緯もあるのだが、同一メーカでもモデルごとにバッテリを変更するくらいであり現状では難しい。商品が小型や薄型軽量化に力を入れているものでもあり、デザイン面での差別化などを考えると似たようなサイズなのに共通化が出来ないみたいな事になる。

◆ 共通化が出来ないとメーカは在庫を持っていなければならないので大変だ。通常の家電製品などでも製造中止から一定期間は修理用あるいは補修パーツを在庫しておかなければならない規定がある。
が、SBMは早々にバッテリ供給を打ち切ってしまう。実は携帯電話には補修パーツなどの在庫期間の期待が無く、現状では良心に任されている部分なのだ。従って良心を捨てさえすればバッテリの在庫を減らす事が出来る。この点でも、ドコモのお下がりモデルならばSBMで入手が不可能になった後でもドコモショップに行けば手に入る可能性が大きい。まあ適当な時期に端末を変えるというのがお得だとは思うのだが、一応。


SNS(1/2)
◆ 昨年もモバゲー事件があったが、顧客取り合い競争はますます激しさを増すだろう。おそらくこうしたSNSのSNS的なものはmixiから始まったと言っていいと思う。mixiはゲーム性などはない普通のSNSだったわけだが、モバゲーやGREEはSNSというよりはゲームサイトという形で収益を上げてきた。今となっては双方友に同じような形態になりつつあると思う。mixiは当初は招待を受けるだけで登録が可能だったが、やがてケータイアドレスが必須になった。ケータイのメールアドレスと機種情報をため込む事が収益の向上につながるわけだ。それはPCの有料ゲーム利用率よりもケータイでの有料ゲーム利用率が高いところにある。またケータイの場合は事業者経由で料金を支払える仕組みがあり、支払いというプロセスに対する敷居が低いのだ。

◆ モバゲーなどでゲームを有利に進めようとすると有料アイテムを買う以外になくなる。有料アイテムを買えば無料アイテムだけを使って戦っている人の何倍も何十倍もの力が出せるからだ。つまりゲームではあるのだが、勝敗を決めるのは財力と言っていい。
何もゲームだけではない。アバターなどでも季節ごとに着替えを用意するのか、それとも無料で付いてきたシャツを着続けるのかでもカネのかけ方の違いになる。これらケータイゲームアクティブ層の平均年齢上昇の背景には、遊ぶためのカネが(中高生には)無い事が一因だと言える。まあカネがあったとしても、俺はモバゲーには使わないね、という人も増えてきたのだろう。

◆ ところがだ、そのゲームにオッサンがはまったとする。なんだよこのアイテム150円か、タバコより安いじゃねーかと一つ買ってみる。アイテムの威力は絶大であっという間にレベルが上がる。レベルが上がると強い相手と戦う事が出来て、さらにレベルが上がる。家来が沢山出来て尊敬される。オッサンってすごいのねと言われる。こうなると気持ちよくなっちゃうのがオッサンの特性でもあり、俺は金持ちなんだぞとばかりにアバターを着替えてみる。他のゲームでもトップを取ってゲーム王を気取ってみる。
ゲーム仲間が沢山出来、強い相手の家来になれば自分もレベルアップできるとばかりに、仲間が増える。
もちろんその頂点に立つのはオッサンその人だ。しかし少しでも手を抜くと脱落が待っている。無料で遊んでいる奴らは、カネはかけないが時間をかけている。

◆ 実社会では虐げられている一匹のオッサンがゲームの中ではヒーローなのだ。しかも、しかもそのヒーロー代が月に3万円で済むんだぜ!とほくそ笑むが、なんでゲームに3万円も使うかなぁと高校生の息子からは白い目で見られる、みたいな。いや、オッサンじゃなくてオバサンだって同じ事だ。もはやバストもウエストも同じような太さになってしまった現実を離れれば、そこにはスタイル抜群のアバターが居るのだ。かわいいそぶりでゲームを行えば、年下のイケメン(正しくはイケメンのアバターをセットしたオッサン)がゲームアイテムを恵んでくれたりする。
あたしってモテるのね。オバサンがそう勘違いするのも無理なからぬ事だろう。そしてやがて財布のひもも緩んでいく。素敵な服に着替えなければイケメンアバターとバランスが取れないとばかりに、だ。
かくしてWebゲームサイトは潤う。そしてそんな利用者の取り合いは熾烈さを増す。さらにスマートフォン対応などを謳って客切れを防ぐ。


あけまして(1/1)
◆ 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

◆ 昨年はAndroidスマートフォンが市場に増えてきた年だった。今年は国内メーカからもこれらがさらに出荷されるようになり、スマートフォン元年というかAndroid元年みたいな感じになるかも知れない。スマートフォン元年はもしかするとiPhone発売の年と言えなくはないと思う。それまで誰も見向きもしなかったスマートフォンというジャンルを切り開いた功績は大きいのだが、スマートフォンと大きく分けるよりは単にiPhone元年といった方が良いのか。スマートフォンは一時的にはかなりシェアを伸ばすと思う。その後も流行続けるのかどうかは機能や価格や使い勝手による。

◆ 思えばモバイルノートPCだってものすごい勢いで普及した。ちょうどEMが100円キャンペーンをやっていた時期であり、それと相まって普及を加速させた。それが下火になったのはタブレット端末が登場したからだとも言われるのだが、例えばiPadはPCの代わりにはなり得ない。だからモバイルノート人気が沈静化したのは、単に流行が過ぎ去ったからだと考えるのが自然ではないか。これと同じようにスマートフォンも一時的には盛り上がりを見せるはずだ。特にアクティブ層である女子高生やOLを取り込めれば成功が見えてくる。そのためにはメールやFlashメールへの対応や編集自由度が満足できるレベルにならなければいけない。

◆ 着信鳴り分けや電話帳機能、それは住所録代わりになったり写真を貼り付けられたり、誕生日や血液型を入力して誕生日が近づくと知らせてくれたりする機能だったり、着信時にイルミネーションが光ったりする機能だったり、あるいはデザイナースケータイだったりと、ようするにこれまでのケータイの流れの中に存在できるスマートフォンが必要なのだとも思う。若年層が何を元にケータイを選ぶかというと、それは「かわいい」か「かわいくない」かだと言われるくらいで、カラーリングやスピーカの穴の一つの形状までが女性を引きつけるか否かの分かれ目になる。

◆ そうした日本特化モデルと、孫さんが言うようなグローバルモデルのどちらが売れるのかも興味あるところだ。当然ながら日本仕様となれば価格は上がってしまう。では何もない(何もないとは言えないが)グローバルモデルが良いのか。そのどちらもが選べるのが今年そしてこの先だ。ワンセグだってFelicaだって内蔵モデルが出たのだ。ケータイ特化機能やケータイサイトという高いハードルはあるものの、それらを超えた日本仕様のスマートフォンが出てくるかも知れないではないか。アプリの自由度やフルブラウザがスマートフォンであるとするならば、テンキー付きの折りたたみAndroidケータイが出てきても不思議ではない。まあ形を同じにしてしまうと、見た目は同じなのに何でケータイサイトに入れないんだなんて文句が出そうだけれど。