過去の雑記置き場


公共事業(6/1)
レッツ5(6/2)
耐震性(6/3)
都内に出る(6/4)
18650(6/5)
オイル交換(6/6)
HID(6/7)
第一京浜(6/8)
スマートフォン(6/9)
アキバ(6/10)
安全(6/11)
続HID(6/12)
続HID(2)(6/13)
続HID(3)(6/14)
原付(6/15)
充電(6/16)
ヘルメット(1)(6/17)
ヘルメット(2)(6/18)
電子翻訳(6/19)
原付(6/20)
大型車(6/21)
原子力(6/22)
結婚率(6/23)
聞かれる(6/24)
電化(6/25)
ホーン(6/26)
ホーン(2)(6/27)
洗濯機を洗う(6/28)
武蔵野(6/29)
太陽光発電(6/30)


太陽光発電(6/30)
◆ 戸建ての家のかなりの戸数に太陽電池板を乗せるとか何とか。ローカル発電によって自分の家で使う電力をまかなうのは良い事である。こんな計画はオイルショックの時にも言われたようで、大規模な太陽光利用発電所が100億円もかけて建設されたのだとか。これは太陽電池板を使うのではなく鏡で太陽光を集めて熱に換え、その熱で湯を沸かしてタービンを回すというもの。
綿密な計画の元に実行された筈だったが、3年ほどで解体されたんだったかな。理由はコストに見合わないという理由で、そんな事って建設前から解っていたんじゃないの?ようするに私のしごと館同様な無駄遣いだったわけだ。

◆ その当時だったかもっと以前だったか、太陽電池板の価格を将来は(その当時の)1/100にするなんて計画もあったようだ。菅さんも同じような事を言っていた。確かに量産効果などで多少は価格が下がってくるとは思うが、2020年までに現在の価格の1/3にすると言う事は出来るのかどうか。それに将来的な値下がりが期待出来るなら買い控えが起きそうな気がする。もう一つの問題は売電量の増大で送電ラインの電圧が上がり気味になってしまうというのだ。群馬だったかどこだったかに住宅街の大部分の屋根に太陽電池板を乗せた実験街があるが、発電量の増大する夏場では電圧が上がってしまい、太陽光発電システムは売電を停止する。これを防ぐにはそれなりの送電設計をするか、あるいは各戸にバッテリを用意してバッファリングするしかない。

◆ 関東以西ではそうでもないかも知れないが、関東以北だと冬場の発電量が思うように上がらないのも投資コストに対する電気代の節約というか売電価格が上がらない要因になる。せっかく晴天の日の多い関東地方の冬場なのに、太陽高度が低いからか発電効率が良くない。このあたりは屋根の角度や向きに敏感で、あるいは立木や他の建物の陰が出来るかどうかでも大きく異なる。それでも凄いなと思ったのは薄曇りの日でも(4kWシステムで)500W位の発電が出来ると言うからバカにしたものでもないなと思った。500W程度では自家使用で既に赤字みたいな話ではある。なので空調電力使用量の少ない冬場よりも冷房を使う夏場の方が(発電量が増えるので)資金回収率が上がるらしい。まあその家庭の電力使用量の具合にもよるから何とも言えないところもあるが。

◆ 太陽電池板と発電量モニタを付けると節電に貢献する。売電量がリアルタイムに見えるので節電を心がけるわけだ。それこそ冬場は電気暖房は使わず、こたつも消して石油を燃やす、みたいな。節電にはリアルタイム電気料金計を付けるのが効果があり、燃費を良くするにはリアルタイム燃費計が貢献するというのと同じだ。いずれにしても節電意識が向上するのは悪い事ではない。

◆ 大規模太陽光発電所計画もある。その地域の天気が悪いとその発電所は機能を停止してしまう問題はあるが、売電量による電圧変動と言った部分の問題は起きない。日照時間の長い場所に太陽光発電所を作るなら良いが、四季があり気候変動も激しい日本ではどうなるのだろう。特に関東以北の雪の降るエリアでは冬場は発電が出来なくなる。
北海道以外では梅雨があるので梅雨時の発電量が不足する。そう考えるとピーク発電量より相当過大な発電量を持ったシステムにしないと電力の安定供給が難しい。それでも自然エネルギ利用のメリットはあり、原発よりは良いんだろうな。


武蔵野(6/29)
◆ 武蔵野、武蔵野市というと吉祥寺あたりが思い浮かぶのではないだろうか。私は旧保谷市生まれなので吉祥寺あたりへは自転車での行動範囲になる。何故吉祥寺の話かというと、どうやらあのあたりは地盤が強いとかで震災後に人気が出ているのだそうだ。液状化などに関しては以前にも書いたのだが、地盤の弱い地域の地価が下がる一方で安全だと言われるエリアは人気が出る。吉祥寺あたりもその例に漏れず、賃貸物件の価格は上昇気味だそうだ。地震の際にその建物がどうなるのかは重要なのだが、それと共にガスや水道が壊れるかどうかも重要だ。電気や電話は復旧が早いがガスや水道はこれが遅い。
特に水道は自治体が行っているものなので民間企業のようにスピーディーな復旧が出来ない。

◆ ガスがないと(電化住宅は別として)風呂にも入れないし料理も出来ない。料理くらいならポータブルガスコンロでも可能だろうが、そのガスボンベが品不足になる。IHや電熱器があればそれで料理は出来るがこれらもすぐに売れてしまう。
IHヒータくらいは事前に用意しておいて損はないから買っておいたとして、しかしそれでは風呂は沸かせない。
ガスが止まるより困るのが水道だ。茨城県あたりでもかなり長期にわたって断水が続いたエリアもあるし、液状化の酷かった千葉でも同様だ。
給水車などが出るとは言っても、水を運んで風呂に張るのは不可能である。トイレだって困る事になるし下水道の状態によってはそもそもトイレが使えない。地震などによる直接的な被害ではなく水道やガスがどうなるのかにも人々は関心を寄せているわけだ。

◆ 武蔵野台地は海抜50m前後であり海からは遠い。
その代わり都心までもそこそこ距離があるが、もう少し都内に近くとなると練馬区や杉並区あたりだろうか。が、地価と利便性と人気の度合いを考えると吉祥寺周辺になるのかも知れない。
杉並や練馬区、武蔵野市や三鷹あたりはまだまだ緑も豊かで環境は悪くはない。恋人と一緒に行くと別れてしまうと言われる井の頭公園もある。その噂、どうやら祭られている?神様が女性であり恋人同士で行くとヤキモチを妬くとか何とか。いや、行くのは良いがボートに乗るとダメなんだとか、色々な説がある。一時期はかなり広がりを見せたこの話だが、今でも語り継がれているのだろうか。休日などには家族連れや恋人同士などで賑わう。以前は動物園もあったのだが今でもあるのだろうか。

◆ 旧住宅街などでは比較的広い庭と家屋も多いが、最近ではマンションも増えたと思う。旧住宅街などでは土地の分割の禁止や賃貸の禁止など、以前に書いた川崎の住宅街のような事が行われている。住宅地の雰囲気を守るためには仕方のないところではあるが、やりすぎると流動性が低下して人口密度が下がる。幸いにして武蔵野市あたりは地価が高いにもかかわらず移り住んでくる人も多く、今のところは心配がないようだ。と言っても今住んでいる土地や建物を売って別の土地に移り住むのは容易ではない。賃貸であればまだ可能性はあるが、持ち家となるとなかなか難しい。福島に住んでいる人も賃貸物件であれば放射能被害の少ない場所に移れると言うが、持ち家となるとそうも行かない。


洗濯機を洗う(6/28)
◆ 洗濯機で洗うのではなく洗濯機自体を洗うというお話だ。ウチでは相変わらずドラム式洗濯機を使っているが、年代物化しつつありステンレスドラムの裏側には石けんかすのようなものが付着している。そのぬめっとした感じのものはドライバでこすってみると剥がれるが、全てを綺麗にするためには分解掃除以外にない。石けんかすは石けんの成分と水道水中のマグネシウムやカルシウムが結びついて出来るらしい。これを溶かすにはカルシウムやマグネシウムを溶かす酸を使うか、石けん成分を溶かすアルカリを使うかになる。そしてぬめっとした石けんかすと共にカルシウムやマグネシウムが固着した白く固い物質もくっついている。

◆ 市販の洗浄剤の成分を見てみると、水酸化ナトリウムと界面活性剤が石けんかすクリーニング成分のようだ。他に殺菌やカビを取るためのカビキラー成分も含まれている。いわゆる洗浄剤メーカ品やPB製品などもあり、1本200円以下で買えると思う。
では実際に使ってどの程度の効果があるのか確かめてみようではないか。ドラム式なので水量が少なく、おそらく縦型洗濯機よりは高濃度の洗浄溶液になると思う。しかしドラム全体が洗浄液につかりっぱなしになる訳ではなく、いわゆるつけ置き洗浄は出来ない。とりあえずもっとも洗濯時間の長い30分にセットして洗浄剤を投入する。ところが何も洗濯物を入れていない状態なので(水量が多すぎると判断されて)徐々に排水されていく。もったいない。

◆ 時間が来て洗濯が終了、洗浄液が排出された後で洗濯槽の裏側を見てみる。ぬめっとした洗濯かすは綺麗になくなっているものの固着した、いかにもカルシウムやマグネシウムですよと言うものは取れていない。たぶんこれは酸を使えばある程度落とせると思うのだが、強酸はステンレスにもダメージを与える。クエン酸か何かを大量投入して洗浄すればいいのかも知れない。ただしぬめり成分がクエン酸で綺麗になるのかどうかは解らない。
まずは石けん成分を溶かす水酸化ナトリウムを投入し、一通り洗浄が終わった後でクエン酸を入れてカルシウム成分などを溶かすという手順が良いだろうか。このカルシウム的なものは洗濯槽だけではなくドア部分のゴムの裏側などにも強固に付着している。
これはドライバで削っても簡単に落ちるようなものではなく、溶かす以外に除去出来ないと思う。

◆ 付着のメカニズムは水垢が付くように、浴槽の汚れが付着するように、固着成分が徐々に蓄積されていくものと思われる。これは水に溶けない成分であり、なのですすぎ工程でも落ちる事はない。ブラシでこするなどすれば(付着したばかりの時なら)すぐに落ちるとは思うがドラムの外側を掃除する機構は付いていない。外側の事なので汚れがあっても気にしなければいい話ではあるが、この固着成分を餌としてカビが生えたり雑菌が繁殖したりする。
一時期はやった軟水で洗濯を行うという、イオン交換樹脂入り洗濯機だと石けんかすの蓄積は少なくなるはずだ。石けんかすは洗濯機にも付くが洗濯物にも付いているはずで、確かにすすぎ工程で落とされはするだろうが気持ちの良いものではない。イオン交換樹脂は塩で再生しながら使う方式だったと思うが、塩を補給しないといけないとかイオン交換樹脂や活性炭を交換しなければならないなどの手間が嫌気されたという。


ホーン(2)(6/27)
◆ 仕方がないのでリレーを入れる。以前のHID実験の時に入手したというか、バルブは単体では販売出来ないようで漏れなくリレーがくっついてくる。OEM版のWindowsが今や使い道の無いような小容量メモリや動くかどうかも怪しいHDDとセット販売されているようなものだ。そんなリレーがあったので、ちょっと高級そうなものを選んでみる。左右のバラストに行くための配線が独立していて、内部を見るとSPSTリレーが2個入っている。そのほかに多少回路もあるがハイ/ロービーム切り替え用のダイオードか何かだろう。そもそもバッテリから電源を引くためのリレーなので配線もシッカリしているしヒューズも入っている。コネクタの所には防水カバーまで付いていて、下手すりゃシグナスのノーマル配線より立派だ。

◆ ハイロー切り替えは不要なので電線を外し、左右独立したリレーに高音カタツムリと低音カタツムリをくっつける。これでOKだ。人里離れた山に行って、いや、そんな大げさじゃなくて、でも住宅街以外の場所に移動して鳴らしてみる。一瞬ボタンに触れたら1秒くらい鳴った。ん?どうやらこのリレーには遅延の仕掛けがあるようだ。ハイビームとロービームを切り替えた時に瞬断が起きないように、電源を保持する回路が入っているのだ。なのでホーンボタンを一瞬触っただけでもファーンと鳴る。うるさい。
リレーってみんなこんな構造なのかなと他のものも見てみると、一つだけ形状の異なるものがある。コネクタは同一なので差し替え… あ、配線が違う。コネクタは同じだが端子配列が違うのだ。面倒だなぁ。

◆ でも仕方がないので端子を入れ替える。これは爪を押しながら端子を引っ張り出せばいい。このリレーはディレイ機能付きのものより小さいし防水カバーもない。配線的にはSPSTが2個入っているというかDPSTが1個入っている風なのだが、テスターで測ってみたらSPSTが1個で配線が分離されているだけだった。HIDが2個ドライブ出来るのだから電流容量が足りない事はないだろう。と言う事で、こっちの安っぽい方のリレーに交換した。これでホーンボタンを押している間だけホーンが鳴る。ホーンを移設したのでフロントのカバーの穴というかデザインされているスリットのような部分は透明の塩ビ版をセメダインXで接着してふさぐ。これで雨も入ってこない。
一応防水になっているとは言っても電源系の配線もあればECUも入っているので雨が入らないに超した事はない。ノーマルホーンの場合は、ここをふさぐとただでさえ貧弱なホーンの音が更に小さくなってしまう。

◆ と、ここでもう一つ考える。ホーンを鳴らしたらパッシングも起きるようにした方が良くないだろうか。
ディレイ付きリレーを使えばSPSTが2個なのでパッシング連動も簡単に出来たが、この安っぽい方のリレーだとダイオードが必要だ。ダイオードと言ったって5Aも流すとなると3W以上発熱するのだから放熱器が要るか。連続鳴動させなければ耐えるかなぁ。いずれにしても何かしらしないと、ホーンを鳴らすとパッシングが起きるがパッシングしてもホーンが鳴るというかハイビームにしたらホーンが鳴りっぱなしになる。いや待てよ、ハロゲンランプの場合はハイビームにするとロー側は消えるんじゃないのかなぁ。ダイオードやリレーを介してホーン連動にするとハイローの同時点灯になる。とするとSPDTリレーが必要で、面倒だなぁ。と言う事でこの案は却下。


ホーン(6/26)
◆ たまに話題を頂き雑記ネタにもする商店主のマスター、彼はアドレスV125に乗っている。私がシグナスに乗り始めたという話をしたら、彼なりの心得を話してくれた。最初に言われたのはホーンは鳴らせるかだった。ホーン?ボタンを押せば鳴りますよね?と言うとそう言う事ではなくて、とっさの時にホーンボタンに指が行くかという事だった。確かに意識した事はなかった。と言うかホーンボタンってえーと、左だっけ、程度の意識しかなかったのである。
ホーンの重要性?はその後まもなく知る事になる。2車線道路を走行中に脇道から一時不停止のタクシーが出てきた。死ぬほど危険な状態にはならなかったが急ブレーキである。ホーンは鳴らせずパッシングも出来なかった。指がホーンボタンの位置を覚えていなかったのだ。

◆ 先の交差点で止まったその、神奈中タクシーのドライバーに文句を言った。ら、「こちらが脇道から出ようとしているのは見えているんだから、そっちが止まれよ」だ。そうか、神奈中タクシー様が通る時には明らかなる優先道路しかも一級国道を走る側が止まらなくてはいけないのか。推定年齢70代と思われる老人ドライバーは判断力が鈍ると共に頭の方は固くなってくるのだろう。
次に商店主にあった時にその話をした。ら、ホーンを鳴らしても老人ドライバーには聞こえないよと言われた。実はシグナスのホーンはまだ鳴らした事が無くて、試しにボタンを押してみた。ビーっと鳴った。
確かにこの音じゃ聞こえないかも、と思った。

◆ そこで6連エアホーンを買ってきた。ゴッドファーザー愛のテーマ、懐かしいなぁ。これがメカニカル機構だけで動いているんだから素晴らしいではないか。思わず街中を鳴らしながら走り回ってしまった。
なんて事はなくて、中国製のヨーロピアンサウンドホーンなるものを600円で買ってきた。1,600円ではなく600円だ。車に付いているようなホーン型の、高音と低音のセットである。軽自動車などに使われているブザーのオヤブンみたいな薄型の丸いヤツではなくてブザー本体にホーンみたいな渦巻きがくっついているヤツだ。セットで600円だから片方300円か、なんて思いながらそれを取り付けるのだが、元々付いていたのは、車用のブザーのオヤブンより更に小さなものだ。なのでそれを外しても、その場所には付けられない。ホーンの部分が厚すぎるのだ。それでも小型品を選んだというか、安物は小さいというか、カタログ上は110dBの音量を誇るが音は小さめだというか、ようするに600円クオリティだ。なのでメットインスペースの下、エンジンの横に付けてみた。
前方には向いていないが良いだろう。この手のホーンは結構電流が流れて、1個あたり3A程度は食うと思う。でもまあ鳴るかなという感じでノーマルの配線にくっつけてみた。ら、最初は鳴ったのだがやがて鳴らなくなった。電圧を測ってみると電源側が12V→8Vまで低下し、GND側は2Vまで上昇している。これじゃ無理だな。

◆ 何でこんなに電圧が落ちるのだろう。ウルトラ細い線を使ったとしても、電線でこの抵抗値を得るのは大変だ。調べてみるとアクセサリ電源というかキーオンで供給される系はECUや燃料ポンプ、ヘッドライトを除いては電流が取れないらしい。配線図がないのでそれ以上の事は解らないのだが、何とも面倒な話だ。まあバッテリ容量が6Ahしか無いから、それに純正補機以外を想定する必要もないので良いと言ってしまえばそれまでだが。そんなわけで6連エアホーン、じゃなかった小型のカタツムリホーンを鳴らすための細工が必要になる。
続く…


電化(6/25)
◆ オール電化などは時代に合っているのか否か。電力各社は節電を呼びかけながら一方ではオール電化住宅などを推進してきた。当たり前だ。電気会社は電気を売って儲けなければならないわけだから、沢山電気を使わせたい。しかし社会性というか何というか、節約も呼びかけなくてはいけない。
自動車メーカが環境だエコだとCMを行い、低燃費車への買い換えを促すというトヨタのCMではないが、要するに同じ事なのだ。この場合は長く使う事がエコじゃなくて小型車に買い換えるのがエコだと言っている。勿論このケースに当てはまる場合もあればそうでない場合もあるが、年間1万km程度しか乗らない一般家庭では買い換えによるロスの方が大きいだろう。

◆ 同じ事は排ガス規制時にも言えて、自動車メーカは規制強化に真っ向から反対している。その後欧州の規制が厳しくなると、欧州輸出用に排ガス対策を行い、日本の規制値よりクリーンである事を売り物にする。結局商売なんてそんなものだろう。
エアコンのCOPにしても自動車のモード燃費にしても、それ用にチューニングするのだからカタログ値と実際値に乖離が出る。COPの乖離は許すがモード燃費の乖離はけしからんなんて人はいないはずだ。

◆ 話を電化住宅に戻そう。電気は比較的安全で、高層マンションなどではガスを引く事を推奨していない。まあこれは東京ガスより東京電力が強かったという話なのだろうが、現状はそうなっている。
最近のマンションでは太陽電池板とLi-ionバッテリを備えたものがある。電力供給が不安定になったとしてもある程度の電力が確保出来ますというのが売りだ。バッテリはEV用などがモニタ名目で無償提供されるケースもあるという。全個数に対しての電力量は決して多くはないが、一つのあり方として注目を集めている。以前に書いた液状化リスクで埋め立て地や軟弱地の住宅価値が下がったというのと反対に、オール電化+自家蓄電装置付きは評価されている。

◆ エネルギを一つのものに頼るのはリスクがあるとは思うのだが、何か災害が起きた場合に最も早く復旧するのが電気である事を考えると、原発問題など色々あったとしても結局は電気が安心みたいな雰囲気に流されていく。ガス会社は何をやるかというとマンションにエネファームなどの燃料電池を設置して電化促進とこちらも最終的には電力なのだ。ガスから電気を作ってその電気を更に熱に変えて使うなんて馬鹿らしいとは思うのだが仕方がない。まあ燃料電池で出来た湯は給湯などには使えるだろうから全く無駄とは言えない。

◆ 戸建て住宅でも電化は進む。以前にこれも紹介したがUPSの親分みたいな電力ボックスだ。エリーパワーのパワーイレは2kWhで100万円と、なんかUPSに比較したらとんでもない価格なのだが発表以来数千件の問い合わせがあったそうだ。現在は法人向けリースのみの展開だと言うが、今後は個人向けにも販売したいとする。松下やハウスメーカも家庭用蓄電池を販売し、だんだん電気メインになっていく。そもそも普通の家でご飯を炊くには電気炊飯器を使うわけで、あれだって電気を熱に変えているという点で非効率だ。電気釜は良いけどIH加熱器はダメよなんて話はない訳で、電気釜普及の頃から電化住宅に向かっていたと言う事か。


聞かれる(6/24)
◆ シグナスで走っていると道を聞かれたりする事がたまにある。先日は第一京浜を走っていたら川崎大師はどちらかと聞かれた。どこだっけ… 行った事はあるが正確にどの道だったかは覚えておらず、左に寄せて停車しケータイの地図で調べた。
川崎大師に向かおうとしている方は推定年齢60歳くらい、奥様と思われる方をアメリカンなバイクの後ろに乗せていた。
車に乗った人からコンビニは近くにないかと聞かれた事もあった。

◆ 仕事の帰りに交差点で止まったらガソリンスタンドはないかと聞かれた。あるにはあるがこの時間は閉まっているのではないかなぁ。ガソリンスタンドを探していたのはPCXに乗った方で静岡から来たという。で、アイドルストップでエンジンが止まったまま復帰出来なくなったそうだ。試しにセルを回そうとして貰うとパネル照明が暗くなってそのまま。PCXはオルタネータを交流同期モータとしてセル代わりに使う方式なのでバッテリが一定電圧以下になると全く動作しなくなるのかも。

◆ ロープでもあれば牽引していってあげるのだけれど、そんなものは持っていない。ゴジラロックじゃ短すぎる。変なもので牽引すると民主党の長島一由衆院議員のように捕まってしまうかも。じゃバッテリをつないでかけてみようか。シグナスのバッテリを外してPCXに付けるだけなのでさほど手間ではない。しかし待てよ、エンジンがかかった後でどうやってバッテリを交換するか。一時的にでもバッテリを外すのは良くないような気もするなぁ、特にFI車だと。と言ってブースタケーブルなんて持ち合わせていないし、仕方がない、バッテリを近くに寄せて工具という電線でつないじゃうか。

◆ シグナスのバッテリはメットインスペースの後方側に、PCXは前方側にあって端子位置は同じだ。なのでひっくり返しに付ければいいと言う事になるが、お互いバッテリを微妙な角度で近づけた。
あとはレンチのエクステンションとメガネレンチを使ってバッテリをパラに接続し、スタータを回して貰って無事始動した。始動はしたがバッテリは大丈夫だろうか。ライトも明るく点いているので充電系が壊れているわけではなさそうだが、ならばなぜバッテリが上がるのか。アイドル停止中はヘッドライトは暗くなるが、テールランプやECUや燃料ポンプなどトータル5A程度は食っているだろう。バッテリは6.3Ahなので高負荷ではあるが絶望的ではない。これにセルの電流が加わるからアイドルストップ時間や頻度によっては充電が間に合わないのか。PCXの方が缶コーヒーを買ってきてくれたのでそれを飲んだ後、試しに一度エンジンを止めて再スタートさせてみたが問題はなかった。なので元通りに組み立てて作業終了。PCXの方は今日は千葉まで走り、その後は東北方面を回るのだそうだ。とりあえずアイドルストップは使わない方が良いかもねと話をして別れた。

◆ バッテリが上がったとしてもキャブ車ならばキックでかかるしMTだったら押しがけも出来る。
だがスクータでキック無し(シグナス台湾もPCXもセルスタートのみ)だとバッテリ命だ。そもそもキックペダルがあっても燃料ポンプが動く程度のバッテリ容量が残っていないとダメなんだけど。その点スズキ製は燃料タンクを上の方に配して重力で燃料を供給しディスチャージポンプ式インジェクタを使う事でバッテリが上がってもエンジンがかかる仕組みを考えた。


結婚率(6/23)
◆ ジューンブライドというわけでもないのだが、震災後に結婚率というか結婚者数が増えているのだそうだ。動物的本能に基づけば、危機が迫って子孫を残すみたいな事が起きているのかも知れないという人もいる。普通に考えると大変な出来事で結婚どころではないとなりそうだが、本能はそれをも上回る影響力を持つのか。結婚者数が増えて出生率が上がるのはまだ先かも知れないが、それでも例えば20代などの結婚者数が増えれば子供だって多くなる可能性がある。
また結婚指輪を買い換えるとか名前を彫るとかで身元確認用?みたいな需要もある。で、SIMONさんにQRコードみたいなものが彫れたらいいのにと話した事があった。QRコードは彫れるのかも知れないが人間がそれを読み事は出来ない。もっともQRコードが見えたとしても解読は機械任せなので、拡大してケータイで撮ってみたいな事で良いのだろう。どの程度の文字数が入れられるのか、どの程度のQRコードだったら彫れるのかは分からないが、興味ある方はSIMONさんに相談してみたらいいかも知れない。

◆ 指輪は彫れる場所が限られているが、ペンダントなどの大きさに制限のないものならば自由度が上がる。ブレスレットなどでも平らな部分が広ければ文字や記号を入れる事が出来るだろう。金属彫刻はレーザなどを使うのが一般的だが、石に彫るとなるとサンドブラストなのかな。これだと余り細かな文字や記号を入れる事が出来なくなるし、そもそも石に何か刻もうとはしないか。
結婚者数の増加よりも結婚指輪を買う人の方が多いのだから代替需要だ。3月11日のあの一瞬は多くの人に様々な事を考えさせた事になる。いつ何時何が起こるか分からない、その分からない事が起きた。結婚指輪の買い換え、代替需要は以前からあって、ここ近年では少しその需要が上向いてきていたのだとか。特需と言ってしまってはアレだが、常に身につけている事も多いものだけにそこに情報を彫ろうという気持ちは分からなくもない。

◆ 以前にも書いたが鍛造の指輪などだとかなり強度もあるので変形などに対しても強い。レーザ彫刻などでも表面が削れれば字が薄くなるが、鍛造ならその点でも安心出来そうだ。ただし指輪としては高額だ。でも10年とか20年で日割りにしてみればたいしたことないし、って、なんか月額料金を取られるサービスの押し売りみたいだ。安いものを頻繁に取り替えるか高額なものをずっと使うかは悩みどころではある。これはアクセサリなどの話だけではなく、日常の様々な買い物においても同じだ。靴下なんかにしても3足千円のものと1足千円のものだと寿命が5倍くらい違うかも。寿司にしたって一皿100円のマグロと1皿300円のマグロじゃあ味はだいぶ違う。でも腹にたまるという点では似たようなものだ。

◆ 以前にも書いたが、SIMONさんはSkypeでのリアルタイム通話と画像も(たぶん)OKだと思うので、店にあるものならその場で見せて貰えると思う。彫刻などにしても相談に乗って貰えるはずだ。このあたりの対応などが、いわゆる量販店との違いではないだろうか。決まったメーカ品などを価格比較でと言うのなら無店舗販売の通販がたぶん安い。
しかし何かを選んだり相談したりとなると専門店の方が有利になる。


原子力(6/22)
◆ 以前にも書いたが私は原発に必ずしも反対ではない。
次世代エネルギ開発を行うまでは現状の原発なりを稼働させなければならないと思うからだ。しかし現状の電力会社や政府には安全に原発を運用する力はないと思っている。きわめてエネルギ密度の高い燃料を安全に制御するためには、その危険性を認識していなければならない。しかし危険だというと原発反対派が増える。これはチェルノブイリの原発と同じような話で、爆発しないのだから格納容器は必要ない論と同じようなものだ。危険なものを危険ですよとして扱うのか、本当は危険ではあるけれどあくまでも何ら問題ないとするのかで対策や対応は大きく異なってくる。日本の原発は"だろう運転"の典型なのかも知れない。

◆ TVなどでも原発関連団体のオジサンというかおじいさん?級の年齢の天下りが、原発がなければ日本の将来は無いと繰り返す。あの福島の事故だって、あれだけの被害で済んだのだから日本の技術は素晴らしいとか何とか。現状を見れば原発事故のせいで日本の将来が危ういのにのんきなものだ。
原子力関連団体というと原子力安全委員会、原子力安全保安院、原子力委員会などがあるが、このほかにも各種団体が約30ほどもある。これらに流れているカネが年間4千億円ほどらしい。要するに原発は大量の天下り先を確保するのに恰好というわけだ。だからこそこの期に及んでも原子力推進だ推進だと唱えるジィさんが多い事になる。別に奴らにすれば原発の安全性などはどうでもいい話で、カネが懐に入ってくるか否かの問題なのである。

◆ カネだけではなく電力行政に対する口出しだって出来る。ただし責任は取らない。今回の福島の事故にしても後付けで立派な事は言うが責任を問われると東電が悪い、政府が悪いとなる。ではなぜそんな団体が存続しているのかと言えば、これが原子力の力そのものだからである。こうした関連団体や独立行政法人などを廃すると、相当な節約が可能だ。増税などを行わず原発事故処理費用を捻出出来る可能性がある。これに加えて民主党が公約どおりに公務員の報酬2割削減を行えば、増税どころか減税財源にもなるんじゃないのと言うくらいのカネがわき出てくる事になる。公務員とみなし公務員の報酬総額は年間60兆円もあると言う事で、単純に2割カットで12兆円が捻出出来る。全てが一般財源に還元されるわけでは勿論無いが、きっと健康保険も年金も雇用保険だってあっという間に黒字化する事だろう。

◆ 原子力を安全に使うにはどうしたらいいのだろうか。
確かに大規模発電施設を作った方が効率的ではあるが、事故が起これば今回のようになる。狭いエリアに沢山のエネルギ物質が集まっているのだから危険度が増す。ではなぜそうなるかというと、新しい原発を作るごとにその地域にはカネが落ちるからだ。事故があれば文句は言うが、元はと言えば原発誘致からはじまった街なのである。勿論原発は安全だと言い続けて来た訳なのでどっちもどっちだけど。
しかしもし、100万kW以上の原発を30km圏内に隣接して作ってはいけないとしたならば、今回の事故による被害は原発1基分で済んだとも言える。使用済み燃料もさっさと別の場所に移動するようにすれば更に被害は小さくなっただろう。結局の所人間の管理出来るエネルギ量には限界があると言う事なのではないか。


大型車(6/21)
◆ 景気の良かった頃の日本でシーマが売れた。シーマ現象なんて呼ばれた。そしてセルシオが発売されたがこれもよく売れた。高価格車であり、ゴテゴテした電子装備こそ無かったが売れた。トヨタは発表会で、車をマジメに作ればこの価格になると言った。
その後の別のモデルの発表会でも同じような事が言われている。マジメに作れば高くなるのだと。と同時に欧州車に関しても触れている。欧州車のレベルは超えているが、超えられないものがあるとしたらそれは歴史とブランド力だと。そのブランド力強化のためにレクサスが立ち上げられた。ブランドが形成されるのを待っている暇はない、自ら高級ブランドを作ってしまえと言うわけだ。こうしてレクサス店員のにわか教育もはじまる。今まで高級などに接した事の無いであろう従業員を集めて教育をする。これもブランドを作るみたいな話で、ハイクラスの人間を量産しようと考えたわけだ。ブランドだろうが高級だろうがセレブだろうが、トヨタなら量産出来ると思っていたのだ。。

◆ こうしたにわか教育に精を出したものの、高価格車を買っていた層にはすぐに見破られてしまう。まあ元はトヨタだしね、所詮メッキだね、ディーラマンも。という事に落ち着き、レクサス効果で高価格輸入車が売れた(メッキは嫌だと)なんて言われた。
こうなると個人相手の商売も先が見えてきてしまい、当初は売らないと宣言していたハイヤー用途への拡販がはじまる事になる。そして銀座で見かけるレクサスLSは緑ナンバーという事態に。

◆ 初代セルシオのエンジン出力は低かった。カタログ上の数値は立派だったが、シャーシダイナモに乗せてみるとかなり低い値しか示さなかった。それでもトヨタは言った、排気量こそ欧州車より小さいが、最高の出力を持つエンジンだと。欧州各社はこのエンジンに注目した。出力に注目したのではなく組み付け精度と低振動が目にとまり、BENZはトヨタエンジンを参考にするためにそれまで開発していたエンジンの設計を一時中断したとも伝えられた。
BENZには真似の出来ない精度管理や組み付けバランスは、日本の生産技術の粋を集めたと言っても良いだろう。

◆ 一方のトヨタも欧州車を大いに気にしていた。欧州車で一般的なロングホイールベース車は作れないかと。だがこれは容易ではなかった。欧州車などに比較すると軽量低燃費な日本車は、ボディー剛性に余裕がないので安易にロングバージョン化出来ない。ロングバージョンを想定したシャーシ設計を行うと重くて高価なものになってしまう。それでも、と言う事で最終的にはロングバージョンが出来たわけだが、トヨタ社内では未だに反対意見を言う人も多いという。エンジンの多気筒化も検討された。トヨタの唯一のV12エンジンを搭載するかどうかだ。だがこれは賛成票が少なく却下となった。出力はハイブリッドで補えばいい、それが時代だ。

◆ 個人的にはハイブリッド化が成功だったとは思えない。トヨタ式出力表示ではあたかもモータパワーとエンジン出力が加えられる(これもトヨタ式にいえばトルク特性が異なるので単純加算は出来ないとなる)ような、見かけ上は凄い出力になるが実際にはモータを回す電力をエンジンが作り出しているのでエンジン出力が全てだ。まあバッテリも積んではいるがモータに対して容量は少ない。オマケに回生制御のために4WD化も必要になり、車重とコストと騒音レベルを上げてしまった。確かにレクサスとしては売れた部類のモデルではあるが、初代セルシオのヒットを期待した設計陣の期待は裏切られた。それは時代が低燃費車シフトしたと言う事もあるだろう。


原付(6/20)
◆ 私が原付→原付二種に乗り始めた事もあって、周りでも原付に乗ってみようかなと言う人が何人かいる。
殆どは車を移動手段に使っていた人たちで、勿論私もそうだった。それが今では車の走行距離が殆ど伸びない程度にまで依存度が下がっている。都内に住む知人は既に何年か前に車は手放した。駐車場代や維持費などを考えるとタクシーを使った方がよほど得だとの理由でもあり、そもそも車で出かけたって渋滞と駐車場探しに苦労するだけだと言っていた。
手放す前の車はワンボックスだったので立体駐車場にも入れず、不便なシロモノだったという。車を手放した後は地下鉄主体で移動していたわけで、遠くに車で行きたいと思えば途中の駅まで電車で行ってその近くのレンタカー屋で車を借りるのが良いと。
これだと都内の渋滞は電車で抜けて、その先の観光地までは車が使えるからだ。

◆ で、その人が原付買ってみようかなと言い始めた。買うなら何が良いのかとか、奥さんと2台で走りたいと言うのだが、都内だと二段階右折が結構面倒かも知れないよとは言っておいた。私自身も速度制限はさほど苦痛ではなかったが、二段階右折は面倒に感じた。まあ右折は2段階を強要されるがUターンに制限はないので、Uターンした後左折していく手もあるにはある。そうした点を踏まえるならば原付二種の方が良いのだが、実際両方を乗ってみると(以前にも書いたように)景色とふれあえるのは原付一種なのだ。だからおもしろさという点では自転車に次ぐものがあると思っている。
また彼の住むマンションは、自転車置き場に単車をおく事は出来ず専用の場所を借りなければならないそうだ。駐輪場所は自動車用スペースを細くしたような感じで大型単車も置ける広さ、小型原付なら斜めに縦に2台置けて料金はスペース1個分とのこと。

◆ そんな話で出てくるのが電動原付なのだが、これは一度試乗してくる事を強く勧めておいた。私自身としては小さすぎるボディ(積載能力無し)と加速の悪さが問題だなと思った。オシャレ?系だと、リアにスペアタイヤを積んだモデルを見た事がある。それがどこのメーカ製なのかは不明だったが、その無駄さ加減(スペアタイヤなので絶対無駄というわけではないが車載工具で交換出来るのかなぁ。)が素敵だ。でもまぁ一般的には静かさと燃費のホンダ、パワーと実用装備のスズキって事だろうか。私はその実用車としてのレッツ5でも結構楽しんだわけだが、実用一辺倒ではない乗り物としてもアリなのかなと思った。それこそマニュアルミッションの原付でちょっと遠くまで出かけてみるのも面白い。

◆ 原付二種で50km走るのは別になんでもない事だが、原付一種で同じ道のりを行くのは楽しさが違う。自転車で50km走った方がもっと楽しいと思うが体力の問題もあるし。まあ彼のような人が周りに増えた事もあって原付の話を別ページに書いたのは既にお知らせしている通りで、F&Fとしては珍しく実験を伴わないページになった。原付に乗るのも夏は暑いと思う。涼しい山に向かって走ると言ったって、都内や周辺部を抜けるだけでも体力は消耗する。その方は原付を買って少し慣れてきたら奥さんと2台で2泊くらいで温泉巡りでもしてみたいと夢を膨らませていた。それが秋口であれば、季節はちょうど良いのかも知れない。ま、箱根あたりの山を登れるかどうかという話もあるが、ちょっとオシャレっぽい原付でご夫婦色違いで走るなんて良いのではないだろうか。実用車は飽きるが楽しめる乗り物は飽きない。


電子翻訳(6/19)
◆ PCが普及してきた頃から電子翻訳ソフトも発達してきた。かな漢字変換と理屈は少し違うのだが、文法解析や豊富な記憶容量を活かしたパターンマッチなどがまさにPC向けの技術だったからである。かな漢字変換でも同じなのだが、つながった文章のどのあたりまでを解析の対象にするかで変換の確度が決まってくる。あたかもハーゲルバーガ誤り訂正のように、だ。翻訳にしても同様で、前後の文章をどの程度まで把握するかで実用性がかなり違ってくる。特に口語となると、しかも日本語の場合は主語が曖昧でも話が通じてしまう場合が多い。しかしこれを翻訳ソフトにかけると意味不明になる。寿司屋に2人で行って一人が「俺にタコを握ってくれ」と言ったとする。まあタコを握る→握りつぶすみたいな変換にならなかったとして、もう一人が「俺、イカ」と言ったとしよう。普通の翻訳ソフトにこれをかけると「私はイカです」になって意味が通じなくなる。

◆ 構文解析や前後の文章を把握するには更に沢山の記憶容量が必要になり、高速処理が出来ないと遅延が起きる。理屈としては出来ても現実問題として出来るわけではないというのがアルゴリズム設計者の弁だ。だが演算能力と記憶容量は年々増えていて、スマートフォン用の音声認識+翻訳ソフトもそこそこのレベルではある。が、スタンドアロンで動くものは事業者は儲からない。で、ドコモはクラウドというかサーバ側での音声同時翻訳を作ってみた。サーバが認識出来る言語であれば、あたかも「翻訳こんにゃく」を食べたのと同様に通話が出来るというわけだ。サーバで行うのが良いのかスタンドアロンが良いのかは常に議論される所ではあるのだが、常に最新で最良で最速の翻訳が行われる事や常に十分なレスポンスが得られる環境と通信速度があるのならばサーバ制御型が有利だろう。特に通話時であれば交換機を通るわけで、その途中に双方向同時翻訳システムが介在すればいい話だ。

◆ 各国語のみではなく方言だって変換出来るかも知れない。東北にしても九州にしても、まるで違った言語を聞いているかのごとくな解読不明な方言を聞く機会がある。若い人はお年寄りの言葉をもはや理解出来ず、みたいな。方言を方言として残しておくというか、その地方の独特の言葉や言い回しを風化させないような用途にも使えたりして。音声による検索なども実用的になってきているし、ドコモだと音声翻訳とは別に音声でメールを書く(音声を認識して文字に置き換えるサーバ型のサービス)も従来から提供されている。これは音声入力テキスト出力だが、出力も音声にしましたというのがMobile WorldCongress 2011(2月の話なのでちょっと古い)で発表されたものであり、Xiの高速低遅延を活かせるネタとして少し注目されたというお話なのだ。

◆ ネットワーク型なので双方が電話で話す必要がある。
海外に行って言葉が通じない相手が自分の目の前にいたとしても「済みませんがあなたの電話番号を教えてください。自動通訳器で話が出来ますので」とまずは説明しなければならないとなると、相手は???だろうなぁ。まあ海外のホテルを予約するための電話だとか航空機のチケットを買うなどでは便利に使えそうではある。これも翻訳精度が高ければの話で、初期の頃の翻訳ソフト的な、意味の分からない言葉になっちゃうと相当面倒な事態になるかも知れない。


ヘルメット(2)(6/18)
◆ スモークは夜間は見にくいかなと思ったが、色がさほど濃くはないので許容内だ。照明や他車の明かりのある幹線道路は全く問題が無く、真っ暗な細い道でもシールドを上げて走る必要は感じない。ただし真っ暗な道が雨で濡れている状況では見づらい。昼はスモークで夜はクリアが本来は良いが、今の所は昼間設定のままで使っている。日差しの強烈な日中はもっと濃い色のものの方が良いのだが、それだと夜が暗くなりすぎる。
シールドはワンタッチで外せるので交換は容易なので日差しの弱い季節になった標準装着のソフトスモークにしても良いか。紫外線反応型で濃さの変わるシールドというかシール?シールドの内側に貼り付けるものがあるが、シールド自体がUVカットされているので余り反応しないよ〜と販売店の人は言っていた。安全性の問題はあるが液晶シャッタなんて良いかも。反応速度も速いし透過率のコントロールも出来る。

◆ 装着感は安物よりかなりシッカリしているというか隙間がないというかしっくり来るというか、フィット感が良いというか、そんな感じだ。特に頭部のシッカリ感が安物と違う。安物の方は頭部のパッドが柔らかくて少しぐらぐらする割に顔の部分が固い感じがした。
J-FORCE3は全体的にシッカリしているのだが固さや圧迫感は余り感じない。比較検討したAraiのものはSHOEIより少し浅い?実際にはそうではなくてパッドの形状や固さの違いなのだろうが、頬より下のキッチリ感がSHOEIのものとは違う感じがした。顔の長い?人はSHOEI型の方が合うかななんて勝手に思っている。逆に小顔というか丸顔の方はAraiの方がしっくり来るかも知れない。その人に合う合わないは必ず発生するわけで、どちらが良いか悪いかと言うよりどちらがその人に合うかの問題だ。なお眼鏡をかける場合はSHOEIの方が適している感じがするが、これも顔の形状によるかも。
唯一感じるのが右耳の収まりが悪い点。左は気にならないが右だけちょっと気になる。耳の形が左右で違うのかな。

◆ 安物のような、すきま風的にシールドの間から漏れて来る風も当然だがないし低級ノイズも全くない。その割に外部の音は良く聞こえるのは風切り音などが無くて静かだからかな。今のところ大雨の中での使用経験がないが、安物はシールドの内側に水が入ってきて水滴が沢山付いてしまった。大雨には遭遇していないが、小雨のレベルを少し超えた程度の雨は全く問題がなかったし、シールドが曇りにくいなと思った。
ベンチレーションに関しては比較対象が安物ヘルメットしかないとこの安物もさほど蒸れる感じではなかったのだが、J-FORCE3はベンチレーションを売りにしている事もあって涼しいというか熱がこもりにくい、湿気ない感じがする。これは内装素材の吸発湿性にも助けられていると思う。
安物が黒であったのに対してJ-FORCE3は銀なので暑さに関しては色の差はあるかも。色は、最初は白と白のメタリックを考えていたのだが、ショップの店員さんが白は汚れと傷が目立ちますよ〜と言われたのでシルバー系を検討した。薄いシルバーの銀にするか、少し濃いめで見方によっては若干紫系?銀色塗料に黒を少しと紫を一滴垂らした?的なパールメタリックにするか迷った。が、周りの意見を尊重して銀にした。ショップは綱島街道木月の交差点の所にあって通販価格最安値より1%だけ価格は高かったが、しかし実店舗販売としては安いのではないだろうか。


ヘルメット(1)(6/17)
◆ ヘルメットを買い換えた話は以前に書いた。それまではレッツ5に乗り始めた時に買った安物というか、1万円もしないものを使っていた。125cc以下用とでも言うのか、あご紐がワンタッチのバックルになっているものである。シールドは透明で交換は可能だが交換品がどこで入手出来るのかは不明だ。ベンチレーションの穴はフロント2個と後ろに2カ所ある。デザイン的には新規に買ったJ-FORCE3に似たような感じだ。内部のパッドなどは外す事が出来るので洗濯可能だと思う。気になる点は風切り音などで、50km/hを超えるあたりからヒューヒューと音が鳴る。と同時にベンチレーション用のカバーがカタカタと鳴る。

◆ レッツ5はシート下のヘルメット格納スペースに、ヘルメットを寝かせて入れる。なのでヘルメットのサイドがメットインスペースの底部に当たるのでサイドやシールドに傷が付く。また大きさがギリギリなのでシールドの形状によってはメットインスペースの横部分に接触し、実はこの安物ヘルメットのシールドはひびが入ってしまった。スズキ推奨の入れ方以外にも試してみたりしたのだが、どうしてもこすれる。50cc原付だと半キャップみたいなヘルメットやシールドのないジェットヘルを想定しているのだろう。限られたスペースでしかないので致し方ないと言ってしまえばそれまでだが、普通のジェットヘルなら問題なく入るだろうなと思い込んでいたのも誤りだったわけだ。

◆ フルフェイスやジェットでもシールドの部分が前方に突きだ出しいるようなタイプは、そもそも入らない。安物ヘルメットはLサイズだったのだが、これでも押し込んで入れるみたいな感じでシールドの中央部下にヒビが入った。これってポリカーボネートか何かで出来ていると思うのだが意外に弱いな。表面硬度は普通というか傷が付きやすい感じはしなかったが、でも横向きに入れるのでメットインスペース底部にこすれる部分は曇ったようの傷が付いた。傷はシールドのみではなく本体にも付くので、ヘルメットが当たる場所に薄い布でも敷いたら良かったかなと思ったのは傷を見てからの話だった。

◆ シグナスXの収納スペースには、素直に縦にヘルメットをしまう事が出来るので全く問題はない。すっぽり入れても周囲に隙間もあり、私の場合は雨具とか簡単な工具も入れているのでスカスカではないが、ギッチリと言うほどでもない。フルフェイスでも小型のものなら入るスペースなのでJ-FORCE3を入れるのに問題はない。
J-FORCE3のシールドはスタンダードで少しだけスモーク(ソフトスモークが標準)になっている。が、この時期日中眩しくてしょうがないのでスモークのものを付けた。交換用シールドはクリア、ソフトスモーク、スモーク、ダークスモークの他にミラー数種類がある。
日中はもっと濃いものでも良いと思うが夜間の事を考えるとこのあたりが適当だろう。乱視が影響するのかどうかは解らないが以前から眩しさには弱いのである。
スモークと言っても顔が見えないほど濃いものではなく、自動車用のプライバシーガラスと称されるものよりずっと薄い。色はたいして濃くはないのだが眩しさ抑制効果はかなりある。UVカットによる効果かも知れないがこのあたりは良く分からない。そもそもポリカーボネートは紫外線で曇ったりしやすいので多かれ少なかれ紫外線防止剤を配合するなんて話を聞いた事もあるが、安物はそんな事は考えられていないかも。


充電(6/16)
◆ 車に余り乗らなくなったのでたまの充電するためにエンジンをかける。何とももったいない話なのだが仕方がない。で、太陽電池板を付けてみることにした。公称5W品を2千円ほどで買ってきて、ダイオードを介してトランクのバッテリに充電する。
SLも同じなのでBENZは全てそうかも知れないが、セルなどの補機用バッテリがエンジンルームに、その他電装品用のバッテリがトランクにある。トランクのバッテリをチャージしておけばエンジンルームのバッテリは自動的に満充電を保たれる。チャージすると言っても自己放電分とセキュリティ関係が食っている電流が補えればいいので大げさなものは要らない。

◆ 車の利用頻度は減ったが全く乗らないわけではない。
重いもののまとめ買いなどは車の方が便利なのだが、渋滞(道路も、駐車場も)耐性が後退しているので余計に面倒になる。車に乗っている時は道路渋滞も駐車場の列も当たり前みたいな、ただし私は渋滞は特に嫌いなので多少遠回りでも空いている道路を選ぶ事はあったが、その渋滞に対する我慢度が車から離れることで低下している。以前に相模線に関して書いたが、あれだって以前は車を使って行っていた場所だ。だが電車を使い始めると、眠ければ寝られるなとか本が読めるなとか、そしてそれに慣れるとそれが普通になり車を出すのが面倒になる。今はそれが幾分シグナスにシフトした感じがあるが、いずれにしても車離れは明確になっている。

◆ バッテリが始動用とその他に別れているからなのか、あるいはトランクにあって温度的に楽だからなのかBENZはバッテリ寿命が長いなと思う。ヤナセに言わせれば車検ごとに交換しましょうねとなるのだが、交換しなくても何と言うことはない。2年を過ぎてめっきりセルの回りが弱くなったなと思ったのはZ31(フェアレディZ)で、気温の低い日にはお湯をかけたりしながら何とか始動させたこともあった。ソアラの時にはある日突然バッテリが上がるみたいな事が起きたが、これはクレーム交換になった。本来バッテリはクレーム対象ではないのだが、品質に問題ありという理由で。その後は特に問題なく1年以上使うことが出来た。バッテリの品質、自動車メーカに納入するそれの品質も上がっているのかも知れない。
メンテナンスフリーで高信頼性を狙ったとしても、バッテリが突然死んでしまうようではそれも台無しだ。BENZのバッテリの2個搭載は信頼性確保と言うよりは電装品の増加で増えた負荷の対策だろう。停車中にシートヒータなどを使っているとバッテリ電圧低下の警告がなされるが、始動用バッテリからはその電力を使わないので始動不良は発生しない。

◆ ソアラの例を見るまでバッテリが突然駄目になるなんて事はないと思っていた。徐々に内部抵抗が上がってセルが弱くなるみたいなダメになり方が普通だと思っていた。が、ソアラの場合は前日までは正常だったのに、今日はセルが回らないみたいな。ディーラによればこのバッテリ不良で立ち往生(というのか、出先で再始動出来なくなる)する車とクレームがかなりあったという。注水電池、水を入れると電圧が発生してバッテリが充電出来るというものが売られていて、それを携行しようかと思った。大手メーカ品だったのだが在庫処分的投げ売り価格だったと思った。でも今思うとバッテリが駄目になったら充電用の電池があっても充電が出来ないのだからセルは回らないかも。


原付(6/15)
◆ 先日4輪原付が走っている姿を見た。速度は45km/h程度出ていて、結構頑張るなと思った。おそらくは全開走行なのだと思うのだが、この速度であれば極端な迷惑になることはないものの法には反している。
そもそも4輪原付にどんな意味があるのかとも思ってしまう。確かに諸費用の点で軽自動車よりずっとお得には違いないのだが、ならば3輪では?いけないのか。価格だって例えばジャイロキャノピーは50万円くらいするが普通に乗れるというか4輪ほど特殊ではない。これ、結構乗っている人も居る。駅前の駐輪場の月極コーナにも2台ほどが止まっているのだが邪魔だ。車幅の最大値こそ2種原付程度なのだが、幅広の部分が多いために隣に止めた単車を引っ張り出せなくなる。お願いだから私の隣に止めないでくれと言いたいのだが、月極エリアと言っても場所が決められているわけではないので仕方がない。私が置く場所をずらすと、又その隣に止められたりして嫌がらせかと言いたくなる。

◆ 4輪原付を考えると走行抵抗と車重があるのでエンジンパワーが欲しくなる。排気量を増大させずにパワーを上げるなら過給だ。CVTなら常用回転数レンジもほぼ決まっているので理屈的にそう難しいことはないだろう。
小型のタービンにしろコンプレッサがあるかという問題はあるが、模型用ジェットエンジンをターボ代わりに使ったり出来たら面白そうだ。どのくらいの空気量が要るかなのだが、まず燃料の方から考えてみる。計算式は省略、熱効率もそう高くないものとしておくと20馬力のエンジンは毎分100cc以上の燃料量が必要になるので75g程度か。空気はこれの約15倍の重さが必要なので約1.2kg,体積は1立方メートル近くにもなる。電動過給器みたいなものは古くからあるのだが効果はあるのだろうか。たとえば0.2kg/cm2の過給圧を20馬力出力時に得ようとすると1kW程度のパワーが必要になる。エンジンで駆動するならまだしも、モータでこの出力を得るには結構大きなものが必要になる。4馬力ならその1/5で済むから200W程度のモータになる訳で、ラジコン用が使えないことはない。200Wとなると電流もそれなりで、効率100%としても13Vで15Aも食う。8馬力対応ならばその2倍で400W、この手も水冷のモータならば小型のラジコン用がある。ファンの部分は軸流だと圧力を上げにくいので遠心コンプレッサが良いのかな。あるいは軸流の多段構成という手もある。いずれにしても結構大げさなものになるので機械仕掛けの方が良いかも。だったらモータで直接駆動力を得た方が良いと思うかも知れないが、排気量で区分が決まっているのでそれはボアアップと同じ事になってしまう。

◆ ずっと以前に単車用のターボキットを発売しているところがあった。アクセル開度に対するトルクの出方のリニアリティの問題で、凄く運転しにくいものになったそうだ。CVTなら良かったのかも知れないが通常のトランスミッションでターボラグの後に急激にトルクが上がればさぞかし危険な乗り物になっただろうと思う。ターボの場合は発熱体をどこに設置するかとかオイルラインをどうするか(オイルパンより下に設置すると面倒)など、狭いスペースに押し込む工夫も必要になる。スクータのようにスペースがあれば色々小細工も出来ようが、当時はビッグスクータ市場は開拓されていなかったと思う。結局単車用ターボキットは余り数が売れないまま廃盤となった。


続HID(3)(6/14)
◆ HIDというかH4のバルブに関してなのだが、ハイビーム用のスリット開閉をバルブ側に付けた板で行っているものはある。これだってそれが無いよりはずっとマシなのだが開口部が余り広く取れない。通常ハイビームとロービームではバルブが軸方向に7mm移動する。従ってシャッタも7mmしか移動させる事は出来ない。
そこでテコを考える。シャッタはアルミ板やステンレス版などきわめて軽いものなので力は要らない。バルブの移動をテコを使って3倍にしてシャッタを動かせば20mm以上のストロークが取れる。これなら完璧ではないか。部材にしても1φ程度のピアノ線を曲げて作れば良い。テコにするのでバルブがハイビーム側、つまり後ろ(ヘッドライトの後ろ方向という意味)に移動するとシャッタは前方に移動するようになる。シャッタというかスリット後方にはスペースはないが、前方ならそれもあるのでシャッタはそこに入っていける。しかも最大20mm程度はスリットを開ける事が出来るのだから効果は大きいと思う。
殆ど針金細工のようなものなので工作自体は難しくはないが、実験用HIDキットはプレゼント品と化してしまったので現在手元に何もない。そのうち機会を見て実験してみたいなとは思っている。

◆ 自動二輪クラスになるとH4も増えてくると言うか車と同じなのかなとも思うのだが、原付二種だと交流点灯のモデルもあったりするので車とは違う。
そう考えるとシグナスXがたまたまH4で、たまたま直流点灯だったから実験が出来たとも言える。実際ヘッドライトバルブを見て何を買うか決めたなんて事では、当たり前だが無い。積載力以外の点では魅力度の高いPCXは、調べてみるとHS5というタイプのバルブだった。これは奇しくもレッツ5と同じである。(PCXは2灯でレッツは1灯)HS5はH4のような遮光板は付いていない。フィラメントは2つ付いていて、それは上下に2.5mmほど位置が違う。前後にはずれていない。このほんのわずかな違いでハイビームとロービームを切り替えるわけだ。H4交換型HIDでも発光部の位置を数ミリ動かすことで照射角を変えているわけで、そう考えれば遮光板無しでフィラメントの位置が違うだけでも良いのだろう。バルブの発光位置を2.5mm動かすだけならHIDは難しくはないと思うのだが、発光点のサイズという点で綺麗にロービームを作るのは大変そうな気もする。それなりのリフレクタ設計や、ヘッドライト内部に遮光板を設けるなどすれば配光特性は良くできるのかも知れない。なおレッツ5Gはマルチリフレクタで、バルブはリフレクタのかなり下の方に付いていた。
つまりバルブから下側に出る光は利用しない風な設計だった。ただライト自体のサイズが小さいこともあって配光特性などと呼べるようなビームではなかった。

◆ 配光特性を重視するとすればプロジェクタタイプにするか、あるいは大型のリフレクタが必要になる。プロジェクタタイプは奥行きが少し長いので原付に付けるには厳しいものがあるが、ライト付近に余裕のある車種だとノーマルヘッドライトのリフレクタを切り抜いて埋め込んでしまっている人も居るしそれ(加工物もあれば製品もある)も売られていたりする。


続HID(2)(6/13)
◆ アドレスV125などは年式にもよるがヘッドライトAC点灯のものがある。これのDC化を行っている方も多いようだ。ゼネレータ(オルタネータ)の巻き線を切り離してレギュレーテッドレクティファイア(整流機能付きのレギュレータ)を取りつけるというもの。全波整流するにはゼネレータ内でGNDに落ちている部分を切り離さなければならない。なので純粋に電気部分だけの細工というわけにはいかない。車種によって配線などは異なるかも知れないが、発電用コイルの片側はGNDに、タップ部分からライト用の公称12VのACが、そしてDC化用の端子となっている。巻き線は8個に分かれていてタップは6個目のところに出ているが巻数に差があるのかは不明。ちなみにノーマルでは片側がGNDに落ちているので半端整流しか出来ない。これを切り離してブリッジ整流するというのが全波整流化改造なのだが、ブリッジ整流するとダイオードを二回通るので電圧が1.4V程度落ちる。貴重な電力をダイオードに食わせないようにするには、FETで同期整流すればいい。これなら殆どロス無く整流が可能にはなるが回路を作らなければならない。同期整流回路とレギュレータを一緒に組み込んだものでも作れば完璧だ。アドレスの場合はヘッドライト用巻き線もレギュレータに行く巻き線も太さが同じなので、ヘッドライトの線を使わなくすればレギュレータから取り出せる電流が増える。ただし総巻き線数が見かけ上増えているので電機子反作用によりヘッドライト分の電力を取り出す事は出来ない。半端整流のままで発電能力が上がらないか考えてみる。ヘッドライト用の端子のACを倍電圧整流してチャージを手伝うとか、既存のACラインを負側も整流してコンデンサにため、正の半サイクルで(半導体スイッチで)極性を反転させて加算すれば全波整流と同じになる。

◆ あとはHIDをバッテリ直結方式で接続すればいい。
いずれにしても原付にHIDを付けようとすれば、それなりの知識と努力が欠かせない。と、書いていると私もやってみたくなってくる。この手のものは実験してみるのが面白い。HID実験にしてもそうだが、それを使いたいと言うよりは試してみたい欲求の方が強くなる。しかしレッツ5は既に知人の手に渡って第二の人生(原付生)を歩んでいるので手元に実験用のサンプルがなくなってしまった。
バーナ部分の改造はお好きにどうぞというわけで、Hi/Lo切替を諦めれば取りつけ自体は容易だ。レッツ5もそうだったのだが配光特性なんて言えるようなシロモノではないので、全体を下向きに調整してHi/Lo無しで良いのではないだろうか。そのためにもHIDは15W級で。  

◆ わざわざHIDにしなくても、1000lm級のLEDという手もある。回路を簡単にすると言うか組まなくて良いのはEPLW-4E00で15W品と言われるものとか、EPBW-4S02-B2の20W品だ。光量は750lm〜1200lmなので30Wのハロゲンランプよりずっと明るい。しかもこれは定格電圧がちょうど良いので整流後の電源に直結出来る。逆耐圧さえ許せばAC直結だって使える。始動時電流の問題もないし電圧が下がれば暗くなるだけなのでHIDより制御性は良好だ。一定電圧以下になれば勝手に消灯するのでアイドルストップ付きの車種にも優しい。PCXなどはアイドルストップ時にPWM制御でハロゲンランプの減光を行っているようだが、それにも対応出来る。放熱はPCのチップセット用ヒートパイプ型ヒートシンクがぴったりかも。


続HID(6/12)
◆ HID関連の問い合わせがいくつかあるが、HIDとバイクの関連づけで検索される方が多いようだ。そんな中で原付(50cc)にHIDは取りつけられないのかという質問がいくつかあった。例によってケータイからの質問メールは「原付に付きますか」の一行だけとかもあったりして、何をどうしたいのか、何を何に付けたいのかも良く分からないみたいな感じで困る。
取りつけ自体は既製品としても原付用のものがあるので不可能ではないと思うが、問題は電源容量だろう。レッツ5のヘッドライトは35W品だったかな。だからといって35WのHIDが付けられるわけではなく、HIDのバラストへの入力電力が35W以下である必要がある。とするならばHIDバルブへの出力電力は25W程度になる。つまりこの程度のものであれば点灯させる事が出来る可能性があるのだ。
もう少し余裕を見て消費電力量を減らしたいとすると15W品が世の中にある。以前に書いたが余り賢くない人たちがバックランプをHID化するのに使うらしい。たぶん中国製か何かだと思うのだが実売価格数千円でバーナとバラストが2個ずつ手に入るので安い。これなら一台が壊れても予備があるという話になる。
どうせバルブ部分は改造なり加工なりが必要なわけで、バックランプ用として売られているもので良いのではないだろうか。

◆ これを使って改造するわけだが、原付の多くはヘッドライトがAC点灯である。シグナスで実験する時に、何の疑いもなくライトがDC点灯だと決めつけていた私だが、原付二種でもAC点灯のモデルがある。なので整流しなければならないがアイドリング時など電圧が下がってくると(HIDは定電流ドライブなので)消費電流が増大する。すると電圧が下がって更に電流は増え、最終的には消灯すると思う。
バッテリを使うのが最も簡単なのだが改造箇所は増える。ライト用のAC電圧を整流してバッテリに接続するが、レギュレータの電圧設定やらなにやらも調べなければならない。単にAC側のレギュレータを外してしまい、電機子反作用による発電制御を止めてしまって、常にバッテリをフル充電しっぱなしにするという裏技もあるようだが信頼性は不明だ。もう一つはダイオードを通して、ライト用の電圧がバッテリ電圧を下回った時のみバッテリに助けて貰うかの方法も考えられる。

◆ デカいコンデンサじゃダメかな。整流した後平滑用にコンデンサを付ける。10000μF/50WVのケミコンが単一電池くらいなので、これを数個付けようか。
合計で50000μFのコンデンサがあったとすると、例えば14Vで充電された時の電気量は0.7クーロンになる。HIDの消費電力が平均30Wだとすると、13V時の電流が約2.3A、うまくすれば100mS程度は保持出来るかも知れない。つまりアイドリング時の電圧変動程度は吸収出来そうな気もする。単にバッテリから線を引いただけで点灯はするが、そもそもバッテリへの充電電流は少ないので赤字になり、やがてバッテリ上がりになる。なのでヘッドライト用の電源を何とか利用しないと安定的動作が難しいというわけだ。ならば全DC化という手もあるわけだが、車種によってはDC用の巻き線とAC用(ヘッドライト用)巻き線がシリーズになっているのでこれを分離するなどの加工が必要になる。
続く…


安全(6/11)
◆ 先日バイク用品店に行ってヘルメットを見てきた。
掲示板の方で教えて頂いたSHOEIとAraiの違いがわかったような気がする。顔の長い?人にはSHOEIの方がすっぽり感がある。逆に丸顔というか頭に比較してあごが細い現代風な顔の形だとAraiの方がフィット感があるかも知れない。Araiのモデルでシールドがちょっと尖り気味のものがあってガッパっぽいなと思った。SHOEIの方は2種類があって価格が微妙に違う。ちょっと高い方はベンチレーションの穴が多めに開いていたりして通風が良いのかなみたいな感じだ。後部は負圧を発生させるのか、別パーツっぽいものが付いていてギャオスっぽいなと思った。
換気性能重視だとJ-Force(ギャオスっぽいもの)が良いような気がするが、メガネをかけた時の収まりはJ-STREAMが良い感じがして悩んだが、通気性重視でJ-Forceにした。フルフェイスも何点か見てみたのだが、どうも狭苦しくて嫌だなぁという感じ。もっと速度を出すとかもっと危ない走りをする人はフルフェイスの方が良いのだろうし、もしかすると視界の狭さなども慣れの問題なのかも知れない。

◆ 直接的な安全ではないが、道路を走っている上で周りの状況把握は車に乗る時よりも多く必要だ。前行車のドライバーがこちらの存在に気づいているのかどうかとか、どちらに曲がるのかなども把握していないと危ない。全てのドライバーが法規通りに運転してくれればいいがそうはいかない。ウインカを出さないで進路変更する車も多いわけだ。教習所の教官が言っていたが、大きな車には気をつけろと。大きな車の乗ると自分が偉くなったような気になる。なので自分より小さな、軽自動車や単車は勝手に避けるだろうとなる。乗り慣れている人は安全に運転する傾向にあるそうだが、例えばコンパクトカーからクラウンに乗り換えた人が居たとするとその瞬間から「俺は偉いんだぞコノヤロウ」になる。特にそのクラウンを無理してローンで買ったとなれば余計に自分自身の偉さを主張したくなるのが心理というヤツらしい。最近だと中古価格が下がってきた大型ワンボックスなども、3.5リッターぶいろくだぞ、ぶいろく!!みたいになり、こっちはデカいんだからオマエが避けろゴルァ!となる。
この手のドライバーに多いのは、自分より高そうな車に対してはおとなしくなる傾向だという。ようするに、部下に厳しく上司に甘い中間管理職みたいなものだ。  

◆ そしてそんな車に限って着色ガラスだったりして、ドライバーがどこを向いているのか見えなかったりする。
自動車メーカは安全だ何だと言ってはいるが、もしも規制がなければ運転席や助手席のウインドウすら着色ガラスにしたんじゃないかな。利益第一安全第二、これが自動車メーカの合い言葉だ。
高齢者ドライバーとなると後方確認などが疎かになりやすい。ウインカを出した時にはもう進路変更をはじめているとか、なのでドライバがどこを見ているのかを確認したいのだが着色ガラスは暗すぎる。老人ドライバーにしたって無着色ガラスの方が夜間などは見やすいだろうに、それを選択しようとすると納期がかかったりする。暗い駐車場に入りにくいと購入者が言えば、ディーラはバックモニタを勧める。世の中そんなものなのだ。


アキバ(6/10)
◆ 久しぶりに秋葉原に行った。秋葉原に用事があっていったと言うより、通り道だったので寄ってみたという感じだ。再開発が進んでUDXだったか、大きなビルも出来ている。アキバと言えば飲食店が少ない街だったのも昔の話で、今や食べ物屋さんは沢山ある。昔はラジオセンターの2Fに食堂みたいな所があって、私は一度も入った事がないのだが美味しい肉(腐りかけの肉は美味しいらしい)を出すと言われていた。あとはニュー秋葉原センターを道路向かいに見た駅側のブロックに細長い店があった。ここでは食事をした記憶はあるが何を食べたのかは覚えていない。ラジオデパートの裏口から出たその道路向こうに吉野家があったのも昔の話だ。吉野家が出来た当時はその価格の安さからいつも混んでいた。いわゆる電気部品屋全盛期からPCパーツ時代になるとラーメン屋が出来たりして食事にも苦労をしなくなった。

◆ メイド喫茶も一時期ほどの賑わいではなくなったのか客引きの姿も少ない。そんな中で熱心に客引きを行っているのがぽぽぷれだったか、声優のたまごがいるというのが売りのメイドカフェだ。客引き係はいかにも風な客のグループを先導して店に案内している。風俗店のような悪質客引きとは言えないだろうが、でもまあやっている事は似たり寄ったりかも。この客引き係は駅の近くにまで遠征してきている。ちなみに店自体は上に書いた旧吉野家の近くにあるあきばおーの上の階だ。私が通りかかったのは10時頃だったのだが、朝の遅いアキバにしては早くからメイドカフェは営業しているんだなと思った。

◆ 昔ながらの部品屋さんも存在はしているが、目に付くのはLEDである。眩しいほどの光を放つLEDユニットや照明器具やスポットライト風なものが所狭しと並べられている。テープ状のものなど、従来はネオン管を付けていたワンボックスカーが最近はこの手のLEDテープ?にしているのだとか。点滅したり色が変わったりするのもアリで何に使うのかなぁって、ワンボックスの地面照射用か。LED電球も各種取りそろえてみたいな感じだが、12V用も需要は多いのだとか。
ただ100V用と比較すると品種は多くはない。ようするに標準的な品物でないと売れないのだろう。自動車用品店に行けば色々あるんじゃないかなと店員さんに言われている、12V用のLED照明を探している人がいた。
特別面白そうなものがなかったので何も買わなかったのだが、たまに足を運ぶと見るもの新鮮で面白い。

◆ 夏の電力需要逼迫に備えて?太陽電池板などを売っている所もあった。中国製をヤフオクで買った方が安いなと思ったが、中国製って仕様通りに動作するのだろうか。それこそ55WのHIDと言ってバルブへの供給電力が55Wではなくバラストへの入力電力が55Wですみたいな。車の補充電用に用意した公称5W版の太陽電池板も、どのくらいの明るさでその仕様どおりになるのか今ひとつよく分からなかった。10万lux時に云々とか規格はあるのだろうが、まさかおよそあり得ない明るさ時を想定などしていないだろうな。バッテリの補充電用だから1Wも出てくれれば十分なので気にはしないが。


スマートフォン(6/9)
◆ 日本仕様も含めてスマートフォンは続々登場だ。Felicaやワンセグが付いてスマートフォンへの買い換えの敷居も低くなったと言える。使い勝手の面も含めて日本仕様というか日本人仕様というか、そんな感じになってきた。片時もケータイなりスマートフォンを手放さないというか手放せない女性に言わせると、スマートフォンはブラインドタッチが出来ないので隠れて使う事が難しいという。運転中にも使いにくいしね、って、そもそも運転中は使っちゃいけないし。それこそ音声コントロールとかジェスチャーコントロールなんてのがあれば良いのか。スタンドアロンでやるのかサーバベースにするのかという問題もあるが、Xiなどでは低遅延と高速性を活かしたクラウドだ〜みたいな、結局これは囲い込みにもなるわけでSIMフリーだけれどドコモネットワークでないとこれはダメよ、なのかな。auは手っ取り早くスライドでテンキーを付けちゃったが、この方が素直なのかも知れない。

◆ 薄型だ防水だと孫さんが力を入れていたのはいつ頃だっただろうか。SBMの薄型防水はあのとき限りみたいな感じで、今や薄型はドコモだし防水はauとう感じ。
スマートフォンでも薄型防水の流れはあり、そうだよなぁ、孫さんは言っていたよな、防水じゃないと風呂場で使えないから意味ないって。確かに防水は安心感はある。雨に濡れないとも限らないし、水に浸けてしまう事は少ないにしても防水防塵設計だと不意のトラブルで故障させてしまう可能性は低くなる。薄型化とか小型化はバッテリ容量と引き替えなので何とも言えない部分ではある。厚みが1mm増えてもバッテリの持ちが良い方が好まれるのか、極限まで薄くした代わりに予備バッテリ持ってねみたいな方向性が好まれるのか。

◆ いずれにしてもスマートフォン出始めの頃に比較したら処理のスムーズさも含めてものすごい進歩を感じる。初代Xperiaの頃はiPhoneの操作性というか操作感には及ばないかなぁと思ったものだが、今や遜色ないというかアプリ起動などはiPhoneより速いモデルだって珍しくはない。CPUクロック的には最高速とは言えない初代MEDIASにしてもアプリ起動とか操作感は意外に悪くないなと思った。iPhone3Gの頃はアプリ起動が遅くて何をやるにも待ち時間が発生したものだが、今やiアプリの起動と同等に速くなっていると思う。スマートフォンのアプリは容量の大きいものもあり、起動時間の短縮は意外に難しいのかも知れない。RAMに転送する元はと言えば遅いFlashメモリなのだから、それこそPCがプログラムをロードしているように時間がかかる。RAMが沢山あればそこに展開しておく(NECのケータイはそんなような事をやっていた)事は可能だが、RAMは電気を食うメモリでもあるので何でもかんでもRAMにという訳にもいかない。

◆ ケータイ用クローズド網、iモード公式サイトなどの存続に関しては、CP自身がそこそこの危機感を持ってスマートフォン用のマーケットに進出してくる感じもする。
そのためにはスマートフォンの設定自由度だとかが必要になるのだが、果たして(そこそこ)自由な世界で有料コンテンツは支持されるのだろうか。このあたりはケータイで培ってきたクオリティが活かせるかどうかで、無料なものとの差別化がどう出来るかにもなる。こうしてCPもスマートフォンに力を入れ始めるとすれば、よりいっそうスマートフォンシフトが勢いを増してくるだろう。
マーケット自体がスマートフォンシフトすると言う事で。


第一京浜(6/8)
◆ 都内に出る時には第一京浜を使う事が多い。先日書いたように出かける先は新橋あたりなのでちょうど良いのだ。第一京浜は旧京浜国道、その後第一京浜国道と呼ばれるようになった国道15号線である。第二京浜国道は国道1号線で、第三京浜国道はそのまま第三京浜だ。ここで紛らわしいのは第二京浜が国道一号だというところで、「いちこく」と呼んだ場合に(第)一(京浜)国(道)なのか国道1号線なのか年代?によって違う気がする。比較的古くからあのあたりに住んでいる方は「いちこく」=第一京浜であり、横浜より西側に住んでいる方や若い方は「いちこく」=国道1号線を指す。そもそも国道15号線は横浜市内で終点であり、一方国道1号線は遙か西の方まで続いているからだ。なお国道一号線を「いちこく」ではなく「こくいち」と呼ぶ人もいる。
一方「にこく」と言えば間違いなく第二京浜を表すもので、(このあたりでは)国道2号線を指し示すものではない。ちなみに第三京浜を「さんこく」とは呼ばない。

◆ このようなややこしい事になったのは昭和27年の道路法改正によるものらしい。つまり、最初に作られた第一京浜が国道一号線、正確には国道一号線のバイパスだったものが国道15号線となり、国道一号線は第二京浜と呼ばれる事となった。とすると、いちこくは第一京浜であり国道一号線でもあった事になる。近年ではいちこく、にこくと言う呼び方が少なくなり国道一号とか第一京浜とか呼ぶ事が多くなった気がする。これはその言葉がどの道路を指し示すのかが曖昧になってきているからで、例えば都内から横浜に向かうタクシーでいちこくを通ってくださいと言ったとするとドライバーは国道1号か15号かと確認を求めるに違いない。

◆ 第一京浜はほぼ横羽線と平行した道路で、横羽線が混んでいると第一京浜も混む。神奈川県内は比較的道路幅が広く車線数もあるが、東京都に入ると2車線になって車線幅も狭くなる。品川あたりから先はまた道幅が広くなるのだが、例によって左車線はタクシー専用駐車場と化している。平日の夕方だとここにタクシーが1km以上の列を作る。タクシードライバーの高齢化も進んでいて、経験値の上昇よりも判断力の低下速度が早いのか事故も増えているそうだ。都内では珍しくない自転車メッセンジャーがタクシーの列の横を走っていて、急に列を離脱しようとしたタクシーと接触したという。この手の事故が都内では多いそうだ。
先日異様に頑張っているタクシーを見た。たぶんマークXだと思うのだがレクサスエンブレムを付けている個人タクシーで高齢ドライバーが運転していた。何を急いでいるのか知るすべもないが、前車をあおり、時に通行区分を無視しながら走っていた。

◆ 暖かくなると単車が増える。交差点の先頭では10台以上もの単車が並んじゃって、後ろの車からすればさぞかし邪魔なのだろうなと思う。速い単車は先に行ってしまうが、後ろから又単車が来るので交差点の先頭には又単車がたまる。単車もさっさと速く走ればいいのだが、この道路は白バイも多いので分かっている人は余り速度を出さない。と、車としては何とか先に出ようと頑張る。制限速度は区間にもよるが50km/hか60km/hで、橋の上やオーバパスなどだと速い車は100km/h以上で走っていて、それが又よく捕まっているのだ。たぶんあそこは六郷橋だと思うのだが、広い直線と言う事もあって速度を出しやすい。橋の長さも400m以上あるし、加速の悪い車でも頑張ればかなりの速度にはなる。
で、どこからともなく現れた白バイに捕まっちゃう。


HID(6/7)
◆ HIDの記事関連でいくつか質問を頂くのだが、それはバーナーをどこで買ったのか、何という品番なのか教えて欲しいというもの。何故困るかというと、私が入手した所にももはや同じものがないからだ。というかワンロットだけというものも多いそうで、似て非なるものが納品されてくることも多いらしい。先方の言い分は「以前のものよりずっと性能が良い、本当は値段も上がっているのだがお得意さんだから特別前の値段で出すよ。」これはHIDに限らず電子部品などでもそうで、中国人的にはより良いものを出しているのだから文句はないだろうとなるが、日本企業からすると安定的にものを作りたいから同じものを出してくれとなる。実際性能は上がったのかも知れないがコントロール方法が変わったり、特性が変化する電子デバイスは珍しくない。

◆ バーナにしてもバラストにしても同様で、従って小売店などは在庫してから(Web)広告を出すなどしないと、注文を受けて商社に注文したら形式が変わっていたなんて事も少なくないという。では安定的にものを手に入れることは出来ないのかというとそうでもなく、いわゆるオリジナル品として作って貰えばいい。中国製の製品をOEMやODM販売している国内メーカというか商社はこの手の買い方だ。当然価格は上がってしまうが同じものが安定的に手に入る。ところがここでも問題があって、ではバーナ本体が同じかとかソレノイドが同じかというとそうではない。あくまでも製品として同じ性能のものだというだけだ。中国製そのままのものが5千円以下で手に入るのに対してOEM/ODMものだと2万円前後の価格になる。中身は殆ど同じだが保証が付くとか部品が買えるとかの分だけ価格が上がるわけだ。価格が上がっても信頼性が上がらないのは痛いところだが、販社などによっては独自にテストして製品を選んだりもしていると言うからその意味では中国製そのままの品物よりは良いか。

◆ マトモな製品とか比較的マトモな製品を売っているところに言わせると、中国製そのままのものは粗悪品だとなる。というか、そうしないと価格の高くなってしまうそれらの製品が売れないわけで、しかし販社が自社販売商品を褒め称える広告を出せば、中国製そのままを売っているところも同じキャッチコピーを使ってくると言うわけで結局買う側は何が良いのか悪いのかが解らなくなる。
純国産品だと販売価格は5万円とか10万円とかになる訳で、信頼性を買うと言うつもりならそれを買うのも良いだろう。勿論純正があればそれが良いが、設定のないモデルなら仕方がない。H4コンバートに関しては記事でも書いているように上下スイング型に遮光キャップを付けるのが良いように思う。その他、上下切り替え式でなければ何でも良いと言ってしまえばそうなる。あとは壊れるかどうか位の話だが、安いのだから予備を持っていればいい。

◆ 壊れる原因の一つに熱と湿気がある。湿気に関してはシリコンなどでコーティングされていたりシリコン充填されていたりするが、表面はシリコンでも中は発泡スチロールの球だったりしてコストダウンの跡が見られる。コーティングが完全なら良いのだが、実際にはそうでない製品もあるので湿気で壊れる。振動や熱衝撃でコーティングに隙間が空く場合もある。温度に関しては半導体はまだ良いとしてケミコンなどは容量が低下する。国内品だと高温対応品が使われるが中国製はコスト優先なので一般品を使うこともある。この場合はケミコンの容量抜けと共に性能が低下したり動作しなくなるわけで、しかし1年や2年は保つかも。


オイル交換(6/6)
◆ シグナスは結構活躍しているので走行距離も伸びて2000km。で、先日2度目のオイル交換をした。最初は880kmの時に、次が2000kmである。シグナスオイルフィルタがないので最初はこまめに交換した方が良いよ、金属粉が出るからとバイク屋に言われていたのだ。オイルは以前に掲示板で教えて頂いたシェブロンシュプリーム。車と違って容量も少ないし交換も容易なので作業はなんと言う事はない。指定交換時期は、レッツ5と同じく最初は千キロでその後3千キロだ。メータにオイル交換インジケータが出たら交換タイミング。車と違って常に6千回転も回しているのだからエンジンは可哀想かも。汚れ具合は、2000km時より880km走行で交換した時の方が汚かった。金属粉は指で触って解る程度の大きさのものが数えられる程度出てきたが、これは2000km走行時であり880kmの時は目立ったものはなかった。次はいつ交換しようか。金属片というか金属粉みたいなものが気になるから、また1000km走行後くらいに交換してみようか。

◆ 交換後ドレンボルトを締める時に折っちゃう人がいるから気をつけてねと言われたので規定どおり2.0kgmで締める。これは現在は対策品のボルトになっていて折れにくい。頭が19mmと大きなものに変更(対策前は14mm)されたのだ。この部分はストレーナの網バネを受けるためにネジ内側がくぼんだようなと格好になっている。
ギアオイルも880km時点で交換した。ヤマハ純正80Wだったかな、ギアオイルを買ってきて入れた。容量はたった110ccで、交換時期も1万キロごとだったかな。オイル缶が空になるのはいつの日か。ま、このあたりも気が向いたら変えるというサイクルで良いだろう。このギアオイルって車で言うデフオイルみたいなものだからそうそう交換するものでもないような。
汚れ具合はたいしたことはなく、880km走行時のエンジンオイルよりも黒くはなかった。もっとも普通はあまり黒くはならないと思うので、やはり汚れていると言えるのかも知れない。

◆ エンジンオイル容量は900ccが指定なのだが、この量から満タン(!)まだはたいした余裕がない。入れすぎるとレベルゲージの所まで来ちゃう。シェブロンが945mlパッケージなのでこんなものかなと適当に入れていたらあふれる寸前まで入ってしまって焦った。これはギアオイル注入用に買ってきた油差しの高級版みたいなヤツでちょっと抜いたというか吸引した。シグナスを置く場所が少し傾いているだけでオイルレベルが大きく異なるというか、そもそも容量が少ないので傾きに敏感なのだ。レベルゲージのMAXと満タンまでの容量も余り差がないし、一体どこまで入れれば良いんだみたいな。レッツ5の時はそんな事は気にならなかったのに。オイル交換時のバットは軟質プラスチックの箱を使ったが、何せ容量が少ないので楽で良い。車となると8リットルだから下抜きすると大きなバットが必要だ。

◆ 走行後にオイル交換をしたが、油温は余り熱くないというか、まあ手を突っ込んでいられるほど温度は低くはないが指を入れられないほど熱くもない感じで、数分バットに入れっぱなしにした油温は推定70℃以下、車の走行後の油温と大差ない感触だった。
この先熱くなればそれに比例して油温も上がるのだろうが、チューンドエンジンでもないし気にする必要もないか。


18650(6/5)
◆ Li電池の話である。量産効果で価格の下がった18650を複数本使ってEVやUPSに使う話は以前からある。数年前には一般の入手すら容易ではなかったこの電池が、今や通販でも買う事が出来る。国内品だと1本800円くらい、海外物だともっと安い。容量は2Ahを少し超えたあたりがスタンダードか。vaio-Tのバッテリケースの中にはこの電池が6本入っている。純正品を買うと何万円もするのだが、自分で中身を入れ替えれば5千円くらいで済んでしまう。こうしたリサイクル品も売られていて、手間代を含んだ価格で1万円といったところか。

◆ Li電池は充電制御などに気を遣わなければならないが、それ用のICを正しく使えば自作が危険と言うほどでもない。温度センサを付けたりその位置関係などまで含めると難しい面もあるが、失敗しても直ちに危険というわけではなく電池の寿命が短くなるだけだ。18650の二次電池の充電器なんてものも売られている。ちょっと怪しげな雰囲気も漂っている感じがするがうまく動作するのかな。こうして18650電池を単体で充電して懐中電灯などに使うという。単二電池の代わりになら容量的にも同じくらいなのかも知れない。ただしスペーサなりを入れないとサイズは全然合わない。

◆ 電池屋さんのサイトを見ていたらのタブ付き丸形の電池で10Ahなんてのがあった。お値段は2千円ちょっとだった。電池と言えば以前にテストしたセキュリティ用のリモコンの電池が12V品だった。海外ではよく使われているが国内品があるのかなぁと思っていたらこれってLRV08-1BPってヤツなのかな。キーレスエントリ用などとして一般に売られていた。なんか今時12Vなんてずいぶん高い電圧をかけるんだなぁと思わないでもないのだが、RF出力電力を手軽に上げるとすれば電源電圧が高い方が楽になる。もっともオールC-MOSなどでワンチップデバイスを作ろうとすると高電圧(高耐圧)は使いにくい。セキュリティにしてもキーレスにしても周波数が低いので特別なデバイスではなく、一般的なシリコントランジスタを使うからこの電圧で良いのだろう。

◆ バッテリというか消費電力低減技術と言う事で、ポケットWiFiルータが連続9時間使えるなんて製品がある。たった98gのWiMAX版なのだがフルパワーで送信したら電池は持たないんだろうなぁ。基地局が近くで電界強度が高ければいいが、そうでないとかなり電力を使う事になる。
3G用でもそうなのだが高出力対応というか規定出力を出せるPAを低出力電力で使うと効率が落ちる。バイアス電流がバカに出来ないためで、しかしそれをケチるとリニアリティが悪化する。
そこで高出力用と低出力用の2つのアンプを内蔵してスイッチで切り替える製品もある。その出力に適したサイズのアンプを使うというわけだ。更に出力が低くて良い場合はPAをバイパスしてしまう。この時がもっとも消費電力が少なくなるわけだ。ロジック部は配線の微細化などで消費電力低減や動作速度のアップが図れるのだが、無線機となるとそれが難しい。特に最近の線形増幅を必要とする変調方式においては自ずと効率は決まってしまう。D級アンプやプリディストーションも含めて様々なトライがされているのだが、移動機に使うにはまだまだという感じ。


都内に出る(6/4)
◆ レッツ5Gで都内まで出るのは気合いが必要だった。幹線道路を走る事になるから最高速度の問題や二段階右折、アンダーパス走行など面倒に感じたからである。シグナスだとその点気楽なので都内にも出て行ける。注意するのは一部アンダーパスというか地下道が二輪走行禁止になっている事だ。駐輪場問題もあるのだが、場所を選べば横浜より安く止められたりする。私が出かけるというと日土地ビル(笑)周辺になるのだが、新橋あたりにも駐輪場があって混み具合がライブカメラで見られたりするので便利だ。
品川にも国道15号線沿いにあったかな。料金は1時間100円とか200円で最大上限を設定している所もある。ただし車用駐車場のようにどこにでもあるわけではないので、そこまで単車で行ってそこから電車で目的に地に行く位の覚悟は必要かも。

◆ 銀座あたりまでの所要時間は車で移動するのと変わらない。単車の場合は最短距離でもないが、比較的短距離で到達出来るためだ。東京のもっと東側というか千葉との境あたりまで考えた場合に一般道を単車で行くと50kmも走らないが首都高速湾岸線と環七を使うと60km近くになる。
ピーク走行速度は当然車の方が早いのだが、平均速度の差はさほどではなくなる。やはりこれは渋滞の影響が大きいからだ。広めの道路だと外側線があり、単車はそこを走っていく事が多い。厳密には走っている車を左から追い越すのは道交法違反になるが、みんな行っちゃう。私は(一応)渋滞で車が止まっている場合で、しかも外側線がある場合はそこを走る事がある。渋滞の列が長いとこの外側線と歩道の間のスペースを走る距離がかなり長くなって時間が節約出来る。

◆ オーバパスなども渋滞していたら下を通って信号待ちする。車の場合は向こう側で又合流かぁと考えるとオーバパスで待つかと思ってしまうが単車の場合は無理に割り込まなくても向こう側の外側線の所を走ればいいので気が楽だ。ただし交差点では外側線が無くなる事が多いので車間のスペースに入っていかなければならない。
こうして、車で行った場合に2時間ほどを要する千葉の近くまでの道程をシグナスXではそれより30分ほど短縮して到着出来る。ちなみに車の少ない深夜ならば車で1時間ちょっとで着く事が出来る。もしかしたら大きな単車だと高速道路も通れるのでもっと早いのかも知れない。外側線がある道路なら大型の単車でもそこをビュンビュン行っている。というか、そんな場所では大型単車の邪魔にならないように気を遣う。

◆ そうそう、危うく速度違反の取り締まりに引っかかる所だったのだ。海岸通りというのかな、横羽線の下の通りを走っていたら警官が飛び出してきた。たまたま先頭だったので捕まったかと思ったら、捕まったのは後ろの車だった。50km/h制限(だと思う)の所を60km/h位で走行していたのだが、後ろの車はもっと速かったのだろう。レッツ5時代からの癖?で後方確認は頻繁にしているのだがねずみ取りには弱い。最近では出来るだけ先頭は走らないようにしているが、時に50ccにブ〜ンと抜かれたりする。そんな時はおとなしくその原付の後をくっついていく。これならこちらが捕まる心配は皆無だろうが、2サイクル車の後ろは排気臭と場合によってはオイルが飛んできたりして嫌だなぁ。


耐震性(6/3)
◆ 震災を境にして様々な取り組みというか方針というかが示された。政府は原発依存体制を見直すとか言っていたけれど、天下り各団体はそっくり再生可能エネルギ団体に衣替えなのかな。原発推進派も、原発よりも自らの懐の温かくなるエネルギ開発が出来るとなれば、一斉にそちらを向くだろう。好きで原発を推進してるんじゃないよ、みたいな感じで。
原発事故の様々な様子も徐々に表沙汰になってきた。原発推進派の力が弱まって、原発推進派が温めていた圧力容器から情報が漏洩したかな。
何しろ30以上の天下り団体に年間4千億円ものカネが流れている訳で、原発推進派が入っている圧力容器はその4千億円の燃料無しでは冷え切ってしまう。
津波で壊れたという話にしても、でも実は地震で配管が壊れましたみたいな話が出てきた。想定内の規模の地震でも壊れると言う事なのだ。

◆ 何度か書いている液状化問題に関しても基準などを明確にしていくそうだ。ただこれに関しては揺れの大きさや周期などにも関係があるのでなかなか難しいと思う。埋め立て地にしても埋め立て時期や工法によって被害が異なっているし、建物自体にしてもそれは同様だ。東京ガスは数年前から耐震配管工事を進めてきていて、これによる被害の抑制効果はかなりあったのではないだろうか。単に震度いくつに耐えるというのはシミュレーションで分かる事だとは思うが、その周期や振動時間などによっては従来の地震では起きなかった事も起きる。まあ東京電力に言わせれば千年に一度規模の震災だから仕方がないで済ませるみたいな話にしかならないが、壊れたとしてもそこから先の対応策がないから余計面倒な事になる。

◆ 天井の落下事故というのもあった。これは大地震にかかわらず過去にも起きていたが対策はなされなかった。ビルなどの天井は上の構造物からつるされている。つるすための棒にはフックのようなものが付いていて上の構造物に引っかけられているのだが、揺れによってこのフック部分が変形してしまうと天井が連鎖的に落下する。これは建物自体には耐震に関する基準があるが、ここの構造物やその工法に制限がないために弱い部分が出来てしまうと言うわけだ。
天井板をつるしている棒を構造物にビス留めするなどすれば落下耐性は高まるのだろうがコストがかかる。全ての安全性や信頼性はコストに跳ね返ってくる。ただ天井の落下は大事故になりやすいので何らかの基準を設ける事は必要だろう。

◆ SBMも基地局のバックアップ電源を強化するとか地上系を冗長化するとかと発表していた。これにしても何を今更な感じなのだが、そうした声を上げる事で加入者の不満と不安を先送りにするという株価対策みたいな手法は同社のお得意だ。基地局関連にしても、又整備すると言っているが加入者は2度も騙されている。最初は例の4.6万局であり、最近もフェムトを配って数を増やす作戦で数は増えたがエリアは増えないけどどうなってるの?みたいな感じで。でもまぁ3度目の正直もあるし。え?2度ある事は3度あるって?加入者もエリアやその他サービスに期待はしていないだろう、もはや。信頼性などは低くても、パケット代をだまし取られても、他に良い所があれば客集めは出来るのだ。えーと、良い所は… とりあえずiPhoneが実質無料とか。
新規加入者だって新規なわけだからSBMの使い勝手は加入してみなければ分からないわけで、他社と同じですよと宣伝されればそれを信じる人が多い。


レッツ5(6/2)
◆ シグナスに乗りなれてレッツ5に乗ると、なんて軽くて小さいのだろうと思う。取り回しも簡単だし全ての操作が軽い。狭い道でも何でも入って行けるこの感覚はシグナスでは得られない感じがする。確かにパワーはないし音もうるさいのだが、近所を探検するおもしろさという点においてはレッツ5に軍配が上がる。もう一つは周りがよく見えると言うことだ。自転車よりは視野は狭いだろうが、走行速度が遅いので環境を見回す余裕が生まれるわけだ。こんな所にこんな店があったのかとか、こんな花が咲いていたんだと発見の多いのはレッツ5である。たぶん自転車ならばもっと多くの変化や季節を感じられるに違いない。

◆ シレッツ5を買う時にチョイノリの存在も知っていて、まだ売られているのかなと思って知人にそれを話した事があった。ら、平地でも40km/hしか出ないから横浜の坂は上れないよと言われたのだった。なので人気がないのかと思ったら意外とそうでもないようで中古価格は高いしカスタムパーツも沢山あったりする。排ガス規制への適合を行わずに消えていったようなのだが、安価にするためにOHVのエンジンまで作ってしまう意欲があの当時はあったわけだ。マーケット規模が大きければメーカは色々考える。今は市場規模縮小中で、その意味では面白くない時代ではあるのだが電動原付が安くなれば少し面白いかな。
電動となるとアシスト自転車と比較される面も多くなる。電動原付はバッテリ容量の関係でアシスト自転車より高額だが、エンジンの原付だとアシスト自転車とさほど価格が変わらないのだから割安とも言える。

◆ 以前にも書いたが景色を見るという点では自転車が良いのだろう。周りを見るのに適した速度でもあるしおよそ通れないところはない。ちょっとした土手などでは自転車用のレーンがあったりする。一般道でも自転車用のレーンがもうけられているところはあるが、多くの場合は駐車車両がそこを占有してしまっている。原付でもそうなのだが駐車車両は邪魔だし危険だ。タクシーなどが延々列を作っている場所では左折車両は直進レーンを使うしかなく、巻き込み事故の原因になる。でもタクシーは交通安全協会にお伏せしているので取り締まられない。世の中こんなものなのだ。

◆ 都内を自転車で走るのは大変だろうが、郊外に出れば雰囲気は一変するかも。といっても幹線道路を走るのはやはり大変だろうなぁ。原付でもバスやトラックの後ろを走ると排ガスの臭いと熱風が嫌になる。
これでディーゼル規制前だったらさぞかしひどい環境だったのだろう。昔単車に乗っている人が言っていたが、(飲食店などで)出されたおしぼりで顔を拭くと、おしぼりが真っ黒になると。そんな状態の高公害ディーゼルが減ったのは石原さんの数少ない?功績である。自動車業界と政府や官僚側との太い鎖をたたききったという点で評価できる。自動車メーカは環境だ安全だと言ってはいるが、実情は排ガス規制適合車など開発したくはなかったわけだ。

◆ そんな高公害ディーゼルは半ば放置していたわけだが単車の排ガス規制は強化された。もっとも諸外国では日本より厳しい規制が行われた国もあり、時代の流れであることに違いはない。これによて2サイクルエンジンがほぼ姿を消した。単車の排ガス規制の理由を、単車は排気量は小さく走行距離も短いが台数が多いから環境負荷が大きいと言っていた。排気量×登録台数×平均走行距離がトラックより大きいとも思えないのだが。


公共事業(6/1)
◆ 景気回復のために公共事業をとは良く言われるというか、自民党のお好きな言葉だ。やはり土木や建設団体からのカネと票が必要とあって、あのアクアライン建設みたいな事も平気でやってしまう。無駄にカネを使うものだからその回収が出来なくなり万年赤字になるが、別に気にしない。作るためにカネを使うのが目的であって結果がどうなろうが知った事ではないからだ。これは各地に出来たゴースト港湾にしても地方空港にしても同様である。以前にblogにも書いたが、公共事業にカネを使いたいというのならば震災復興のための人件費にしてはどうだろうかと思った。職にありつけない人が多数いるわけで、みなし公務員でも何でも良いので復興作業に当たらせる。カネを使いたいならこれで何十億円でも支出する事が出来て地方は喜ぶ。

◆ でもやらない。それを行うのはボランティアで国は見向きもしない。警察や消防や自衛隊がいるから良いではないかとして、国交省は災害記念館をどこに作ろうかなと頭をひねる。そうだ、海辺の近くに津波に耐えるウルトラ高価な建物はどうだろうか、それなら避難場所にも使えて、そうそう、千人くらい収容出来る施設にすれば500億円くらいブッ込めるななんて計画を立てているかも知れない。作った後は地方にあげちゃえばいい。当然地方のカネでそんな巨大なものは維持出来るはずながなく、やがて廃墟と化す。こんなものは日本全国にいくらでもある。建物ばかりではなく道路にしても同様、何だかんだと理由を付けて作った道路もやがて(走る車が少ないので)草が生えて舗装がひび割れて朽ちていく。

◆ これが自民党や省庁の言う所の公共事業だ。無駄なものを作るだけならまだしも、その後も延々と赤字を垂れ流した上に廉価で売られていくもののために一体いくら使っているのか。公共事業の全てが悪だとは言わないが、少なくともこうしたカネの使い方を肯定する事は出来ない。しかし役人連中にやらせれば屁理屈をこねて無駄金をどんどん使おうとするわけで、だったら公共事業の縮小としてしまった方が潔い。それでは景気がなどというかも知れないが、そもそも景気を回復させようとする意識など役人にはない。景気回復のために無駄な事業を無駄ではないと主張するのは、彼らにとって不景気も金の成る木だからである。そう、不景気バブルというヤツだ。何もない時は何も出来ないが、好景気だろうが不景気だろうが災害だろうが、何かが起きればそれを理由に出来る。そして無駄な団体をボコボコ作れば天下り先が増える事になる。

◆ 復興支援で全ての失業者が職にありつけるわけではないが、数万人規模以上の労働力は確保出来そうな気がする。ボランティアの方々のようにテント生活というわけにはいかないかも知れないが、例えば都内近郊などでも通勤に2時間かけるという人だって珍しくはない。とすれば近隣地区の住宅などにカネが落ちる事にもなるし交通機関にもカネが落ちる。ま、そんな状態になれば国交省は新しい高速道路を延長するだとか港を云々とか、いやいや空港を整備するだの言い出しそうだ。復興支援はまだまだ続けなければならないだろう。町が全て壊されてしまったわけで、それを立て直すには膨大な労力が必要である。