過去の雑記置き場


バス(6/1)
良くなる?(6/2)
エンブレム(6/3)
危ないヤツ(6/4)
スマートフォン(1)(6/5)
スマートフォン(2)(6/6)
家電量販店(6/7)
iPhone(6/8)
禁酒(6/9)
NOTTV(6/10)
ゲーム(6/11)
各社シェア(6/12)
1.7GHz(6/13)
LED化(6/14)
コメ(6/15)
スーパーカブ(6/16)
サービスエリア(6/17)
エコカー(6/18)
宣伝費(6/19)
人件費(6/20)
健全化(6/21)
宿舎(6/22)
原付(6/23)
700MHz帯(6/24)
自炊(6/25)
カード払い(6/26)
入れ墨(6/27)
人口減(6/28)
行き止まり(6/29)
栄養素(6/30)


栄養素(6/30)
◆ 青汁のCMがある。青汁三昧はピーマン75個分の鉄分、ブロッコリー21個分の葉酸、レモン19.8個分のビタミンC、キャベツ3.8個分の食物繊維が含まれていると言っている。これを見ていつも思うのは、何故その食品と比較しているのだろうと言う事。例えば鉄分だと青汁三昧が比較に使っているピーマンは0.4mgなのだがパセリだと7.5mgと約19倍も多く含まれている。ほうれん草もピーマンの2倍以上だしサラダ菜は6倍以上の鉄分含有量となる。
食物繊維はどうだろうか。青汁三昧が比較に使っているキャベツは1.4g/100gの食物繊維が含まれているがカボチャだとその2倍以上になる。オクラはキャベツの3倍の含有量だ。
葉酸はブロッコリーと比較されていて、これはまあ良いかもしれない。ブロッコリーより含有量が多いパセリやモロヘイヤはあるが大きな差ではない。
ビタミンCのレモンはどうだろうか。何となくイメージ的にビタミンC=レモンなのだが、赤ピーマンだとレモンの1.7倍ものビタミンCを摂取出来る。
果物だとゆずで1.5倍、アセロラとなると何と17倍の含有量だ。

◆ SBMの決算演説会に見るテクニックとして、出来るだけ差が大きくなるように比較する手法がある。例えば前年度がものすごく悪い数字だった場合で、今年度はどうにか他社並みになったような数字は成長率で比較する。比較他社が毎年コンスタントに数字を出しているのに対して、自社は昨年がものすごく悪かったならば成長率という面では他社を大きくしのげる。絶対的数値は他社の方が良かったとしてもそれを表に出すことなくあくまでも成長率として比較する訳だ。逆に絶対数だけを比較した方が良い場合もある。基地局数などがそれでauやドコモは基地局を基地局と言っているのに対してSBMは中継局も基地局だという。中継局もエリアを広げる能力があるのだから基地局なのだとSBMな人は5千回くらい繰り返していた。これはダイヤモンドも黒鉛も似たようなものなのだから一緒に数えましょうねみたいなもので、質を無視して数だけ数える方法だ。

◆ 国や省庁が出すデータの比較も似たようなものだ。
少し前に良く比較対象に上がっていたのは携帯電話料金で、地代もエネルギコストも通信方式もエリア設計も異なるものとユーザへの提供コストのみを比較する。内容を考えずに外から見える部分だけを比較するのだが、一方で電気料金を比較されると事故率だとか停電率などを注釈として付けてきたりするのがずるい。公務員数にしても数を比較する時にはその内容ではなく数だけを比較する。上に書いたダイヤモンドと同様でダイヤモンド級の給料を貰っている人も黒煙級の人も一緒にしちゃう。
国交省の需要予測などは数字を大きくしたいときには需要期のそれを使い、数字を小さくしたいときには閑散期の数字を使う。前年比などとやっても前年同期比とは書かれていない、みたいなものだ。
いずれも結論ありきで数字を作っているだけなので、政府の作る数字は利害関係のある省庁のものは信じられない。民間企業が粉飾を行えば罪に問われるが、役人が嘘のデータを示したからと言ってお咎めを受ける事はない。

◆ 青汁三昧がどんな意図でその野菜との比較をしているのかは分からないが、青汁一丁で相当な利益を上げているようなのでそれなりの理由があるのだろう。SBMも同様だが比較してはいけないという法律はない。何とどう比較しようが勝手と言えば勝手だ。得に青汁三昧のデータは一見凄そうに見えると言うだけで嘘を書いている訳ではない。


行き止まり(6/29)
◆ 横浜だと港北ニュータウンあたり、川崎だと百合ヶ丘のあたり、東京だと町田市など丘陵の多いエリアを造成した住宅地は道路がうまく接続していない。山を切り崩して住宅を作るわけだが、そんな所に公道は通っていない。従って開発企業が私道として道路を作り、場合によってはそれが市道などになるのだが、とにかくそんな感じで町が出来る。大規模な造成だと期を分けながら数百の住 宅が建ち並ぶ。

◆ 最初の住宅が山の南斜面に出来たとする。そもそも山だったので道路はなく、造成企業が宅地と道路を作っていく。やがて次の開発が起きる。次はまだ手の付けられていない山の北側を開拓するとする。しかし南側の開発企業と北側の開発企業は異なる上、何もない山の北側に通す道路は山の南側開発企業は想定していないので道路がつながらない。いや、道路をつなげるように空き地でも用意しているのならばそこを道路として接続すればいい話なのだが、空き地だって土地なのだからそれを余らせておく事は出来ない。

◆ こうして一つのブロックごとに分断された道路区域が出来る。山の南側から北側の住宅地は見えるのに、北側に行こうとすると山の下までおりてから県道でぐるりと回り、そして又山を登らなければならない。たった数十メートル先に行くのに2kmも3kmも走らなければならない。そんな不便さを解消するためか人間がやっと通れる程度の接続路を作ったエリアもある。しかしそうではない所だと、本当に馬鹿らしいほど大回りをしないと目的地には行けない。

◆ 港北ニュータウンなどもそうで、急がば回れではないが大回りしないと急いでいようが急いでいまいが行けない。そうは言ってもどこかに道はあるはずだと探した事があったが行けない。町田で特に不便なのは町田市と川崎市の境界近くに出来た住宅地だ。片や東京都で片方は神奈川県であり、そもそも道路を接続したり利便性を確保しようという気がない。双方移動したければ主要道路に一回出れば良いでしょみたいな感じなのである。消防も警察も管轄が違うのだからその境界を突破する必要はない。こうして不便な町が生まれたのだろう。

◆ 川崎の大規模宅地はそもそも設計が悪い気がする。
縦横に道路が作られているのではなく櫛のように縦しか道がない。人間が通れる程度の道は横方向にも出来ているのだが、車で隣のブロックまで行こうとするといったん300m程走って主要道路に出なければならない。何故こんな町作りをするのかは分からないのだが、トラフィックを全て主要道路に集めたいとする思いでもあったのだろうか。
なのでバスも主要道路にしか通っておらず、主要道路から離れた住宅に住む人は結構不便だと思う。
道路のコストというか地積は馬鹿には出来ないので道路面積を節約したいと思うのだろう。しかし細い道で済ませる事は出来ないので縦方向にだけは道を作った。横方向は一部分だけを遊歩道でつないだから良いでしょみたいな。

◆ 本来は造成計画時点から考えなければならない事だと思うのだが、多くの場合自治体はそんなの勝手にやってくれになる。そこに人が住めば税収アップにもなるのだから市道を作れば良さそうなものなのだがやらない。そして宅地が出来上がった後では道路にするスペースなどはなくなってしまうので出来ない。行き止まりの道にバスを走らせる事は難しく、住宅内を循環するバス路線も出来ない。


人口減(6/28)
◆ 日本の人口は50年後に4千万人台になるなんて予測もある。人口の多くを占める高齢者が死亡した後は人口の少ない世代だけになるからだというのだ。当然老人医療費や福祉費用は減少するとは思うのだが、ピラミッド型の年齢分布にはならないので若者の負担が極端に軽減される事はないだろう。極端には軽減されなくても常識的な負担額に戻ってくれば多少は住みやすくなる。しかしいったん徴収を始めた福祉関連費用を国が下げようとするかは非常に疑問だ。現状でも金が余っている特定財源でも徴収額を減らすのはほんの一部であり、多くはその集めた金を何に使ってしまえばいいのかと悩んでいる状態なのだ。

◆ 人口の減少に合わせて国のシステムそのものを小さくできるかも大きな問題だ。少なくともこれまでは出来ていなかった事で、デフレだろうが税収が落ち込もうがとにかく使う予算を増やせ増やせと言うのが役人たちだからだ。高速道路や新幹線も然りで、何が何でも総延長距離を伸ばしたいとする国交省は方針転換が出来るのだろうか。それこそ田舎の高速道路のように前行車は見えず、後ろからも車が来ない状態で何時間も走れるような道路があちこちに出来る。

◆ 田舎の無人駅よろしく、一日一回2両編成の新幹線が止まる駅みたいな風にならなければいいが。いや、人口が減っても人口の集中は緩和されないと思うので都市部以外に住む人はどんどん減ってくるはずだ。実際現状でも近郊連絡線の混雑率は緩和方向なのだ。これは就業人口の減少によるもので、確かに様々な制御テクニックを使って列車本数を極限まで増大させた効果もあろうが、成長期にはそれでも追いつかずに複々線化などを行っていた訳なのでかなり違う。

◆ 単純に人口が1/3になって住宅の面積が3倍になるなら豊かさは上を向く。人口密度や混雑が適度に緩和されて住みやすい環境が維持されると人口増が起きるかも知れない。しかし農業政策の失敗のツケで食糧自給率が減り海外依存度が上がるなどの心配もある。人口の純増を基本として作られたシステムの多くは破綻する。それは保険会社然りであり携帯電話事業者然りだ。

◆ 政府は人間を輸入しようとするかも知れない。
就業ビザなどの発行基準を緩和して労働力を受け入れようとする。日本人が減っている以上外国人に税金を払って貰わないと予算が減ってしまうと財務省は焦るはずだ。まるでトキと同じだ。そうは言ってもその時はすでに国内に主要な産業など残っていない恐れもある。エネルギコストや税金を嫌気して製造業は海外に拠点を置くのが当たり前になっているかも。

◆ 50年後の事など誰にもわかりはしない。今から50年前と言えば東京タワーが出来た頃だ。高度成長期に向かって人口も爆発的に増えた。その人口を吸収するために公団やニュータウンと呼ばれる土地開発が盛んに行われた時期で、その正反対の事が起きるのかと思うと少なからず恐怖感はある。自分の子供或いは孫の世代がどうなるのか。その時代が安定していると想像できるのならば未来を見つめる事も出来ようが、暗い未来しか思い浮かばないようだとこれも又人口の減少を引き起こす事になる。


入れ墨(6/27)
◆ 大阪の入れ墨問題は面白いと言ったらいけないのだが、公務員の反発というか主張がいかにも的だった。調査に対しての回答をプライバシーだからと拒否したというのもそれっぽい。入れ墨の有無を回答するのが嫌なのだから病歴なども話したがらないのだろうなぁ。自動車の運転に必要な健康状態の把握なども出来ない事になる。
そもそもこの入れ墨、恫喝のために入れ墨入りの人たちを雇い始めたのが始まりだとも言われているが、評論家氏が言っていただけなので真偽の程は定かではない。温泉などに行くと入れ墨入りの人は入場できない旨が書かれているが守られていないケースもある。そんな人を見ると、きっと公務員なんだろうなと思ったりする。一見フツーのサラリーマン風だが入れ墨はバリバリみたいな。

◆ 民間ではどうなのかという話もあって、これは業種によるだろう。なので会社がダメと言ったらダメであり良いと言えばいい、それだけだ。入れ墨の部位にしても見える所はダメだけれど見えなければいいとなるかも知れない。判断はケースバイケースで、入れ墨を云々という規定はないそうだが風紀規定などに抵触するという。公務員の場合も同様なのだが彼らの主張からすると入れ墨は風紀と関係ないとなってしまう。規則に風紀と書かれているだけで入れ墨と書かれていないのだから入れ墨は良いという理屈だ。

◆ こんな連中を雇用するのだから大変だ。それこそ服装に関してはシャツの柄まで指定しないと屁理屈が出てくるだろう。そういえばクールビズでアロハはダメだけれど何は良いとか何とか決めている役所があったような。常識的なものなんて事にすると「これが俺の常識だ」みたいな連中が沢山出てきちゃう。
民間企業のような環境を作らないとダメなんだろうなぁ。

◆ 横浜市ではマイカー通勤はやめましょうと言っているが、マイカー通勤比率は地方公務員が高いそうだ。理由は通勤に不便な場所に施設があるからだと言われる。確かに自治体によっては市区町村役場が駅から離れた場所にあるところも確かにある。そんな場所にある施設には職員用の駐車場が設けられていて、しかし来客用の駐車場はほんの少しみたいな。で、駐車場がないからバスで来て下さいなんて張り紙がある。民間だとなかなかこうはいかない。唯一半民間みたいなNTTは役所と同じで、職員用の駐車場は広大なのだが来客用の駐車場はほんの少ししかなかった。

◆ 何事も同じなのだが意識改革は必要だ。ここ数年で市区町村役場の窓口などの愛想は改善されてきたと思うが、これは住民からの強いクレームによるものだ。公務員の意識を変えるのは法律や政治家ではなく、そこに接する事のある国民そのものだろう。それも一人や二人では当たり前だが立ち向かう事は出来ず、逆襲されるだけだ。

◆ 言い訳もあったなぁ。秋田県の福祉担当がミスを発見できずに損害を与えた事件で「膨大な書類を全部読むかというと無理です」とした。それが仕事なんでしょ?と言いたくなるような(元公務員の)知事発言である。世間からは非常識呼ばわりされたが、本人はおそらくその発言の何が悪いのか全く分かっていなかったと思う。つまり役所ではこれが常識なのだ。


カード払い(6/26)
◆ クレジットカードで払うとポイントがたまる。今はポイント付与率の少ないカードも増えてきたが、おおむね0.5%〜1%は付与されるのではないだろうか。支払えるものも増えてきて、一部税金や年金などもクレジットカード払いが可能だ。ただしクレジットカード払いを選択すると支払手数料を請求される所もあるので注意は必要である。
以前に書いたが不動産会社によっては自社管理のアパートの家賃は自社発行の提携カードでないと払えず、しかし支払手数料も取られるという詐欺みたいな所がある。

◆ クレジットカードだとついつい余計に買い物をしてしまうという方も少なくはないだろう。「お金のシークレット」という題名の書籍によれば現金払いに比較してクレジットカード払いだと23%も余計に支出するとされる。ETCカードだと気軽に高速を使ってしまうのと一緒かも知れない。クレジットカード払いが増えるとカード発行会社にはそれに応じた手数料が入る。なので出来るだけカードで沢山使って欲しいわけで、これが提携カードを生む要因にもなっている。

◆ カードで払うとカード会社に手数料を取られるのに、何故提携カードで払うと現金払いよりお得なのかは不思議な感じはする。ようするに提携カード事業の方に利益を付け替えるみたいなものか、或いはお得感を出さないと加入者がいないのか。私は楽天カードを楽天の買い物だけに使っているので楽天から見れば良い客ではない。もっとも楽天はカード決済手数料を各ショップに課するのだから余り関係ないか。こうして各ショップに請求するからこそカード入会で何千ポイントも配る事が出来るわけだ。そしてショップには価格競争も命じる訳なので、生かさず殺さずになってしまう。
一般的には提携店だけで使ってくれたのでは儲けが多くはなく、それ以外でもどんどん使って欲しいというのが本音だろう。

◆ DCMXもポイント付与率の低下で魅力は薄れた。魅力は薄れたのだが各支払いをこれにしてしまっているので変えにくい。ここが縛りのポイントでもある。なので公共料金などの毎月発生する支払いをカードにしたりすると余計にポイントが貰えたりする。
DCMXゴールドは年会費が値下げされた代わりに多少サービスが低下した。年間100万円以上使うと5千円分位のケータイの本体代割引券が貰えたと思う。他には10万円までのケータイ補償サービスが付くのでドコモの保険に入る必要はなくなる。ただし年会費は取られるので付帯サービスや限度額が不要な方はゴールドでない方が良い。

◆ たびたび話題にしているAMEXは、今入会するとタブレットが貰えるんだったかな。いや、もう終わっているか。AMEXの緑のカードでも年会費はそれなりなのである。付帯サービスは余り面白くはないので、AMEXを持つならゴールド以上の方が面白いかも知れない。もっともリワードプログラムはどうにも使い道の無いようなというか、これって原価いくらなんだよみたいな品物が多い。
ただし沢山ポイントがたまる人ならば自動車などとも交換できたはずだ。車が1千万円分とすると10億円位使う人でないと交換対象にならないけど。


自炊(6/25)
◆ 男性も女性も、一人暮らしの若者が自炊をするケースが増えているそうだ。一時期弁当男子なんて呼ばれた人たちがいたが今でも続いているのだろうか。弁当にしろ自炊にしろ、長引く不況に対する抵抗だと見る向きもある。確かに牛丼などの安価系外食ならば自炊より安い可能性がある。実際新横浜の牛丼屋の前にも朝食を摂るためのオトーさんやおばさんたちが開店前から並んでいたりする。パンとコーヒーとハムエッグよりも吉野家の朝定食の方がトータルとしてお得なのだろう。マクドナルドでも100円でハンバーガが食えるし、コスト面だけを考えれば必ずしも自炊がお得ではない。ただし毎日それらを食っていて飽きないかとか、栄養バランスの問題もあるだろう。栄養バランスを考えてと言う人は多くないような気もするが、飽きたら食べたくなくなるからなぁ。

◆ レトルトカレーの話なども書いているが、フリーズドライのカレーもあるという事を知った。レトルトのルーを温める手間無くしてカレーが食べられるという事で人気だそうだ。でも湯を沸かす手間はいるよなぁ。レトルトカレーだったら熱いご飯にそのままかければご飯の熱でカレーは適度な温度に上昇する。
食品だけではなく調理器具の方も進化を遂げているそうだ。魚焼きグリルをオーブン代わりに使ってお菓子類を作るものだとか、複数の料理が一度に出来る加熱器具などもある。電子レンジは今や必需品&効率的加熱が出来るとあって人気だ。
と言ってもヘルシオブームの時のような高機能・高価格品ばかりではなく単機能で安価なもの。これも不況を反映してかも知れないが、実際1万円以下の電子レンジで不便に感じる事はあまり無い。

◆ 電通総研の資料によれば、日常的に自炊をする独身女性は約45%なのに対して男性は同25%だそうだ。
常にではないが時々自炊すると答えた人を含めると、女性が約8割で男性が6割と言うから決して少ない割合ではない。ノンアルコール飲料の話で、自宅で酒は飲まない派が増えている事を書いたが、自宅で食事派は増えているのか。
酒を飲むにはつまみなどもいるだろうから、コンビニで乾き物と缶ビールを買ってきてみたいな感じなのかな。でも飲まないとなると食事をしたくなって、じゃあ作るかと。

◆ 現実的にコスト面を考えるとどうなのだろう。レトルトなどなら簡単で早い。ご飯にしてもレンジで加熱すればいいものが売られている。このご飯はかなり便利で、ちょっとおなかが空いたけれどご飯もないしなぁなんて時には手軽で気軽だ。が、安いものは味もそれなりで、有名メーカ品は結構美味しい。比べてしまうと違いがわかる、みたいな。まあ、そんなご飯とレトルト食品であれば電子レンジ一丁で何とでもなる。しかし生の食材を料理するとなると保存用に冷蔵庫だって必要だし包丁も水も食器だって使う事になる。毎日自炊ならば余った食材をかき集めてみたいな発想になるとは思うが、何とな〜く独身男性宅の小さな冷蔵庫というと変色した肉やしなびた野菜の倉庫になってしまっているみたいなイメージも… 弁当男子であり自炊男子となれば食材の有効活用なんかもお手ものもだろうが、毎日弁当を作るのは大変だろうなぁ。って、彼らは楽しみでやっているのだろうから良いのか。しかし独身貴族なんて言葉はもはや死語なのか。自炊生活のきっかけは節約のためと答える人の割合が多いようだが、節約して趣味に支出するとかそんな感じなのかなぁ。


700MHz帯(6/24)
◆ 900MHz帯に続いて700MHz帯の割り当ても検討される。700MHzを3分割して3事業者に10MHzを割り当てるというもの。なんか非効率的だなぁ。事業者間の事もあると思うのだが、細切れ割り当ては使いにくい。これはドコモとKDDIとEMに割り当てられるだろうから、たとえばドコモは700MHz、850MHz、1.5GHz、1.7GHz、2.1GHz帯を持つ事になる。GSM全盛期にトリプルバンドだとかって凄いなぁ、面倒だなと思ったものだがそれ以上だ。これら帯域を有効に使うにはトランシーバチップがそれに対応している必要がある。ゼネラルカバーのトランシーバがあればいいのだがそうも行かない。
通信方式だってW-CDMAとLTEとGSMを処理しなければならず、そのGSMは又周波数帯が異なる。現在の所auの移動機はW-CDMAに対応はしていないが、GSMからW-CDMAに移ったというか移った上でGSMを停波する海外事業者が増えてくると困る。

◆ 受信部は広帯域設計にしろバンド毎いくつかに分けるにしても扱う電力が小さいので組みやすい。
しかしPAの方はワイドバンド化すると効率が落ちるなどの問題もあって難しい。そのバンドでその出力が規定の歪率で出せればいいと言うものではなく、デバイスの大きさや消費電流も重視されるからだ。アンテナにしても同様で、狭いスペースの中でいかに輻射効率を上げていくのかは難しいしMIMO対応もある。800MHz帯でのMIMOは、従来型携帯電話の大きさでは難しかったが、スマートフォンは面積が広いので置きやすいとか。

◆ マルチバンドをどう使うかは色々な規定がある。マルチバンドと言っても全ての端末がそれに対応しているわけではないので、親バンドに子バンドみたいな使い方は難しくなる。勿論それに関する仕様も作られてきてはいるのだが途上だ。そうなると各バンドに制御チャネルというか制御信号を入れる必要が出てくるので全てをデータ用途に使えない。これが帯域分割によって効率が落ちる原因にもなる。

◆ 国際協調は良く言われる事なのだが、個人的には2.1GHz帯と800MHz/900MHz帯があれば良いのではないかと思う。確かにこの両バンドとも持っていない事業者とのローミングは出来なくはなるが、そもそもローミングで常用するわけではないと考えれば各国仕様でまとめてしまっても問題は少ない。これは以前に書いたようにトランシーバチップの問題と言うよりはアンテナフィルタなどの問題になるし、或いはその国で他の通信に使用されているバンドからの妨害も考慮しなければならない。

◆ 通信方式は、現状ではGSM必須なのだが数年で変化してくるだろう。いきなりLTE全盛になるかどうかは分からないしVoIPとなるとIP系の問題も難しくなってくる。データはLTEに移行できても音声系をどうするかは悩みどころだ。一般的にVoIPは周波数利用効率が落ちる。回線交換通信よりも回線品質が悪い事を想定しなければならないのでデータが冗長になるためだ。ただこれも時間の問題というか、やがてはLTEに行き着くはずだ。ドコモでは当面は音声にW-CDMAを使うと言っているのだが、移行を決意しない限りW-CDMAがずっと残る事になってしまう。複数の通信方式を同一バンドに入れるのは非効率すぎる。


原付(6/23)
◆ 昨年の夏にVespaを買ったというご夫婦、あちこちアクティブに出かけているようだ。日本全国というのはいかにも大げさだけれど、フェリーで遠くまで行ったりしていますとも言っていた。
確かに車と比較すると原付を船に乗せるコストは驚くほど安い。千葉に行った時に久里浜-金谷間のフェリーの価格を見たが、自転車や原付ならばかなりリーズナブルと言える。遠くまで出かけて困るのは荷物だそうで格好重視だから大荷物を縛り付けたくないという。で、自転車旅行の人と同じように行く先々のコンビニやヤマト運輸の営業所止めで荷物を送り、そして送り返すのだとか。

◆ スカイウエイブはシート下スペースが広いのでそこそこ荷物は入るが、原付クラスだと厳しい。
レッツ5の時にはリアにケースを付けていた。雨具などを携行するのにシート下スペースだけでは心許なかったためだ。スペースはヘルメット1個分なのでヘルメットの中に押し込める程度の荷物は入れられる。それ以上のものだとヘルメットとエクスクルーシブになる。シグナスやスカイウエイブにはリアケースは付けていない。シグナスもそこそこ荷物は入れられるのだが、荷物を押し込んで積むとヘルメットが入らなくなる。雨が降っていなければヘルメットホルダにぶら下げておけばいいが、雨が降るとヘルメットに雨水が溜まってしまうだろうな。スカイウエイブの方は1人旅なら3泊や4泊分の着替えは十分に収納できるが、こちらもそこまで詰め込むとヘルメットは入らなくなる。

◆ 出先で温泉に入ったりと考えると着替えとタオル位は用意したい。日帰り温泉などだとタオルを貸してくれる所もあるが、まあそのくらいは持って行ってもいい。スクータだとシート下に荷物が入れられて当たり前みたいな感じだが、スクータ以外のバイクだとそもそも荷物が積めない。リアにケースを付けている人もいるしシートの後ろに荷物をくくりつけている人もいるし、リュックを背負っている人もいる。なので、それに比較すればヘルメット1個分であろうとも荷物が入るのは嬉しいではないか。

◆ Vespa乗りの方は日本海側に行ってみたいと言っていた。うーん、日本海側となると山越えだから結構遠い感じがする。前橋とか沼田あたりで一泊が良いかもしれない。国道を行くのが距離的には有利だが、面白くないし危ない。ならば時間的余裕を見た上で細い道を行くのが私は面白いかなと思う。
スカイウエイブで出かけていて原付クラスで走っている人はたまに見かける。原付二種だとよく見るのがPCXでこれは最近本当に多い。50ccクラスだとスクータもあるがスーパーカブなども見かける。
たいていの人は荷物を満載というか、これでもかと言うほど積んでいる。

◆ 山道ではあまり出会った事がないのだが、原付で富士山に登った人もいるのだから登坂能力はそこそこあるのだろう。減速比が大きくてローギアードになっていれば最高速は出ないが坂は登れる。
シグナスで国道299号線を走った時に山道は辛いなと思ったが、しかしノーマルスカイウエイブで箱根を登った時の方がダルく感じた。当然ながらシグナスの方がローギアードであり車重も軽いので低速での登坂は軽快な感じがした。レッツ5に乗っている時に横浜の急坂を登れなかった事はなかったというか気にした事もなかったので大丈夫なのだろう、きっと。


宿舎(6/22)
◆ 公務員宿舎を全部売却すると数兆円になるのだそうだ。一般企業でも社員寮の廃止などを行っている所は多く、もはや時代にそぐわないのかも知れない。公務員宿舎の家賃が安すぎる事はたびたび問題になる。これに関しては以前掲示板で民間企業に比較して高くはないとの意見を頂戴した。この比較はその広さと価格だけを見たもので、駅の近くにある超高層マンション風公務員住宅とボロアパートみたいな社員寮を比較しているようなものだ。と言うのも民間企業の場合は財務省により過度に安い家賃を設定できないように制限を受けているからだ。土地や建物の評価額を基準とした標準家賃の計算式があり、これより安く提供すると給与(贈与)とみなされてしまう。従って都内の一等地に高層マンションを建てるような事をすると自ずと家賃は上がる。

◆ 公務員の場合は営利企業と違って事業税を納めているわけではないので勝手なのかな。公務員宿舎を減らしていると言っているのもボロボロの所を壊してデラックスマンションに建て替えているだけだ。これも数字上は減っているから良いじゃないかとなるが、じゃあ建築費と家賃の関係はとなるとそんなデータはありませんとなるのだろう。

◆ 公務員数に対する宿舎の数は3割に近いそうだ。
一方で民間だとちょうど一桁違う。民間企業に勤めていて社員寮などには入れない人には家賃の5割を限度として家賃補助を行う事が出来る。
これも財務省が決めている事で、5割を超えると給与と見なされる。つまり企業側が家賃補助をフルに出したとしても民間アパートの相場家賃の半額でしか借りられない事を意味する。それが全民間企業の従業員の97%に相当するわけだから、残りのたった3%の人だけが入っている社員寮の家賃と公務員宿舎のそれを比較しても納得は出来ない。民間企業でほんの一握りの人はぼろくて安い寮に入っているかも知れないが、それ以外の殆どの人は民間賃貸住宅の半額以上を負担せざるを得ないのが現状なのである。

◆ こうした数字、自分たちが有利になるような数字を出してくるのが怪しい連中の得意とする所だが、それは官僚たちを見習ったという事か。
官僚たちにしても法に触れるデータを出しているわけではない、そんなもの気づかない方が馬鹿なだけだろとほくそ笑む。
脱法ハーブによる事件があり、取り締まり基準と新たな薬物のいたちごっこという話があった。
売る側は、法に触れる成分が含まれていないのだから勝手でしょと言っている。違法薬物に類似ではあってもそのものずばりではないからだと。官僚たちもこれと同じ事をやっているだけだ。

◆ その騙されの筆頭は民主党議員だ。議員自身も言っているが、大臣慣れしていない人は官僚の言う事にコロッと騙されてしまうと。掲示板に書かれたようなデータを見て「なるほど、民間住宅と公務員宿舎の家賃は変わらないんですね」なんて納得してしまうのだろう。質問にしても答弁にしても官僚の作ったものを読むだけの大臣なのだから仕方ないというか情けないというか。まあそれに徹して野田総理みたいに楽をしながら総理の椅子を確保し続ける手もあるわけで、そうか、野田さんみたいに財務省の言いなりにさえなっていれば政治生命危機は来ないんだなと思う議員がいても不思議ではない。


健全化(6/21)
◆ GreeとDeNAのコンプガチャ問題、両者の自主的な対応を苦肉の健全化と称したメディアがあった。健全化は喜ばれるべきものではあるのだが、健全化は同社の売り上げを低減させる。ボロい儲けを狙うガチャなのに、それを規制しなければならない現状は利益構造の転換を余儀なくされるというのだ。
個人的にはさほど重大だとは思っていない。つまりコンプリートガチャの定義に合致しない方法で、似たような仕組みを作り始めているからだ。課金規制に関しても15歳以下で5千円まで使えるのだから(両者にしてみれば健全化なのだろうか)数分で使ってしまえる金額として小さいものでは無いとも言える。

◆ 健全化と儲けのバランスは難しい。要するに成長のためにはグレーよりもっと黒い所まで行かないとダメですよみたいな話なのだ。それが法に触れるとなれば、そこを回避できるギリギリの所まで引き下がってでもそれを続ける。今や各社共にやり始めてしまったが、その国内での元祖であるSBMのスーパーボーナスも然りだ。顧客にはオーバローンを組ませて毎月そのローンを肩代わりする。オーバローンがダメだとなるとローン代金の肩代わりではない、サービス代金の割引だと方針を変えた。やっている事は同じでも名目を変えればそのまま行けてしまう。
勿論これが分離プランを骨抜きにして全事業者共にインセンティブ山盛りに走らせた原因である。

◆ では健全化が起きていたどうなっただろうか。端末代金の肩代わりをサービス代金で行うなどと言う、端末とサービスの分離に反する事がまず出来ない。
すると端末は端末として売らなければならなくなり、Appleとの契約が成立しなくなってSBMはiPhoneを扱えなかっただろう。或いは(当時はSIMロックがあったので)強大な契約縛り、たとえば2年以内の解約だと10万円を払えみたいなやり方でiPhoneのタダ配りをするしかなくなる。これはAppleがiPhoneの市場価格を規制しているからで、しかし仕入れ値はそれよりずっと高額な所にあるためだ。

◆ SIMロックに関してはどうだろうか。SBMは800MHz帯が無いのだからSIMロックは解除しないと言っている。
周波数帯とSIMロックの話を混ぜてしまうのが何ともアレな訳だが他に言い訳がなかったのだろう。その800MHz帯(900MHz帯)も無事に割り当てが決まったので今頃はiPhoneも自由にSIロック解除できるようになっている事だろう。
つまり分離プランが推進されるのは業界にとっては様々な面がクリアになる良い事なのだ。分離プラン推進派の言う事に間違いはない。しかし良い事だからそれが出来るのかどうかは又別の問題で、海外では法規制までしたが失敗した例もある。

◆ もしもSBMが健全ならば、もしかしたら我が国における分離プランも完全なものになったかも知れない。しかし現実はそう甘くはなかった。法規制もなければ分離プランの定義すら曖昧なままだったので、その隙を突いたインセンティブプランがまかり通った。そして今となっては全てがインセンティブプランに逆戻りな訳だ。ただし以前のインセンティブプランのように加入者メリットがあるわけではなく、それは2年縛りのみが残る形になったからだ。この縛りがない、つまり数年前のスタイルに完全に戻っていたならば少なくとも端末販売台数の増加と、それに伴う価格の低下や機能向上ペースの上昇が得られただろう。


人件費(6/20)
◆ 昨日の話のついでにプラスして、以前に掲示板に頂いた意見を考えてみたいと思う。事の発端は東京電力の給与水準が高すぎると書いた雑記だった。これに対してこのようなご意見を頂戴した。人件費を単独で見積もっているのがミソかも知れず、しかしこの数字を見ると労働配分比率が不自然だなと思える。電気が作って売るだけなのならともかく、メンテなどには相当な人員が必要だと思われる。数字を見て何かを考えようとする場合は、その数字が作られた背景も意識する必要があるだろう。果たして実人件費はこの数字の通りなのかどうか。

◆ もう一点は燃料費割合が意外に少ない事だ。この数字にしても水増し疑惑はあるがそれはおいておくとして、報道などを見ると燃料費が電気代の大部分を占めているかのごとくな感じを受けるのだがそうでもない。
人件費の話に戻すと、この数字を頂いた方の主張によれば人件費割合は少ないのだから人件費を下げる効果は限定的だというもの。むしろ人件費の削減は有益な人材の流出につながり、それは高品質電力の供給に問題が起きるとされる。
確かにそれは言える。有能な人材ほど流出が早いのは他の業種でも同じ事で、すでに東京電力から去った人も多いと言われる。

◆ 電力会社の場合は独占企業なので収益は自由にコントロールできる。これが膨大な広告宣伝費であったり寄付金であったりする訳で、なので人件費を下げずに電気代を上げればそれで済んでしまう。おそらく投稿者の方はそれを主張されているのだろうが私は違う。大事故を起こした責任はどうするのか。天災であろうが人災であろうが事故に変わりはない。非連結の関連子会社に流しているカネが明らかにされない以上、見える部分の人件費を下げる事がもっとも手っ取り早いのではないか。それで有能な人材が流出してしまうと言うのなら、有能な人材の給料だけを下げなければいい。

◆ 同じような主張で公務員給与も高くはないのだと記された。曰く、公務員給与の平均額は臨時雇用と役員報酬を除いたものであるのに対して民間の平均はそれを含んでいるから低いのだと。
これも一見なるほどねという感じはするが、正規雇用も非正規雇用も含んだ数字が正しい平均値ではないかと思う。なのでそれを含んだ公務員報酬が出てこないと比較は出来ない。以前にバスの運転士報酬についても触れたがこれに関してはどうだろう。非正規雇用が認められていないみたいな話もあるので単純平均で比較できそうに思う。

◆ そもそも非正規雇用を含めた数字の方が有利だと判断するのならば、公務員報酬はその数字を出してくるだろう。自治体などにおける人件費ってアルバイトなどの雑給分は取り除いているのだろうか。このあたりも良く分からないが、数字自体はこちらにある。公務員報酬のみではなく民間企業の業界別報酬などはこちらが参考になるだろう。これらを見て、或いは報酬以外の待遇なども含めて私は公務員給与は高すぎると感じている。いや、高くはないのだという人がいても不思議ではないが皆様はどう思われるだろうか。
公務員宿舎論も書かれていたので、これに関しては又後日触れてみたい。


宣伝費(6/19)
◆ 宣伝費の威力を垣間見る事が出来たのは原発事故の時だったと思う。電力会社は金を使えば使うほど儲け金額が多くなる仕組みなので、放送局などには相当額の広告宣伝費を使い、大学などには多額の寄付をする。その為スポンサーを悪く言う事は出来ず、事故当時にも100ミリシーベルトは問題がないなどと繰り返した。年間100ミリシーベルトにどんな意味があるのか、現在の規制値などを見れば明らかだ。
やがて東京電力の責任が追及されるにいたって雲行きが怪しくなると、各放送局は手のひらを返すように東京電力叩きが始まった。何と分かりやすいカネの威力なのだろう。日本のニュースを見るには海外メディアでと言われる所以である。

◆ シャープが携帯電話事業に参入してシェア拡大を図ったときに力を発揮したのが家電量販ルートだ。有形無形の様々な協力だったり脅迫だったりが家電量販店を動かし、シェア拡大につながった。Appleとホリエモン氏の関係は既に暴かれてしまったが、いわゆるステルスマーケティングである。ホリエモン氏は塀の中だが神尾氏はまだこちら側にいる。Appleもシャープも主要モバイルメディアの主要スポンサーなのだから神尾氏も重宝される訳で、つまりは書く側と掲載する側の両方を抑えたのがAppleなのである。
こうした動きを敏感に察知した孫さんは、TV局やモバイルメディアなどに広告宣伝費をまき始めた。これによる威力がいかに大きいかは、これまでの様々な企業の動きを見れば分かる。DeNAの球団買収劇も、200億円にもなる広告宣伝費と、その一部を受けていた読売側の利害一致があったという。

◆ 広告費の話から少しずれるというか広告費もコストの中だから関係はあるのだが、節電すると電気代は上がるのかなと思った。つまり総括原価方式で原価部分はほぼ固定されていて、売電量が減れば値上げにつながるのではないか。確かに使用電力量の低下は燃料使用量の減少にもなると思うのだが、どうもこの辺りがクリアではない。燃料費水増し疑惑なんてのもあるし、原発関連コストは核燃料代には反映されていないのに事故によるコストは非原発電力代に積み上げられて居るみたいな。以前にも書いているが現在は動いていない原発のコストを払っている状態であり、最低限度必要な原発だけを残して後は廃炉にするとした方がコスト節約になる。原発全廃が安全面では理想ではあるが、現時点でそれは不可能だろう。ならば危険な原発と危険度が低い原発をセレクトする事も必要になる。

◆ 大飯原発でもそうだが、最初は電力需給の問題で再稼働が必要だと言っていた。しかし有識者などにその説明の不自然さを突っ込まれると、今度はコスト面で原発だと言い始めた。要するに動かしたいから動かしたいのであって動かさなければならない理由が希薄なのではないかと言う事だ。経産省と電力会社、そしてその関連会社の天下りと利益構造が極めて不透明な企業体を作り上げている。某週刊誌には野田総理は財務省の操り人形で、今や誰も財務省には逆らえないと書かれていた。その財務省が原発再稼働派なのだから総理としてもそれに操られるしかない。これは天下りやファミリー企業を含めた大きなカネの流れだが、広告宣伝費はその縮小版である。同じ事象一つにしても広告宣伝費の有無でメディアの扱いは大きく異なってくる。
AKBの親の淫行事件を取り上げたTV局があっただろうか。
TV局は国内資本と規定はあるものの、フジテレビなどは実質韓国資本に支配されている。一体何が正しくて何が誤りなのか、その判断は難しい。


エコカー(6/18)
◆ エコカー対決の題名で一般週刊誌に燃費やコストの比較が載っていた。コストは車両代金や税金を含めた5年間のコストを出して、1km辺りに換算するもの。アルトやミラと言った軽自動車は破格で、1kmあたり20円台が出る。燃費は20km/l前後で、以前の軽自動車に比較すると改善が感じられる。
テストコースは都内から箱根辺りまでの往復と、自動車雑誌のテスト記事でもよく使われる一般的なコースだ。

◆ オンボード燃費計と実燃費の違いにも触れられていて、誤差の大きいのがアクアとプリウスだ。いずれもオンボード燃費計は実燃費よりも1割近く良い値を示している。以前にプリウスの速度計が甘いという話があって一説によれば速度計は甘いが距離計は甘くないみたいな事も言われた。いずれにしても検証した人が居ないので想像の域は出ないのだが、雑誌の燃費テストの結果を見ると距離計も甘いのではないかと思われる。
掲示板の方でも雑誌のテストで距離計誤差に言及されていたとの書き込みもあったが、一方でその雑誌の記事は誤りだと切り捨てる意見もあった。

◆ そのアクアやプリウスの実燃費は21km/l〜23km/lあたりであり平均的だと思う。記事の中では、モード燃費は威勢が良いが実燃費は他車と大きく変わらないとされた。1km辺りのコストは50円台中盤だった。
距離辺りのコストが安いのはFitやデミオで40円台が出る。燃費は19km/l〜20km/lといったところで、デミオは実燃費よりオンボード燃費計の数値の方が悪かった。マツダのクリンディーゼル車もなかなか良い燃費を記録していたが燃料が軽油なので物性が違う。燃費は18km/l前後で、これはカタログ燃費とほぼ同じだ。

◆ 山道ではトルクの太いディーゼル車が有利、軽自動車とアクアはさすがに上り坂が厳しいと書かれていた。
アクアから乗り換えるとプリウスはトルクに余裕があるとも書かれていた。但しメーカの言う大排気量車並みの記述は大げさすぎるとも。
プリウス派に言わせればFitやデミオと比べてくれるなとなる。プリウスはもっと高級なんだぞと。しかし比較されるのは殆どエコカーであり、世間の基準とはそんなものなのだろう。燃費特化モデルとそうでないモデルを比較して燃費特化モデルの方が燃費が良いと言ったって記事にはならない。その点こうしたコストや燃費なども含めた維持コスト比較には意味があると思う。この例では5年の期間で整備代などは含めていないと注意書きがあったような気がする。その雑誌が手元にないので詳細は覚えていないが、車を燃費で選ぶと言う事はコストで選ぶ事になるのだからイニシャルコストなども重要だ。

◆ 燃費が良いから車両価格が高くても元が取れる的考えも最近のコンベンショナルな低燃費車の前では厳しくなってくる。実際Fitやデミオとプリウスの燃費差は1割程度なのに対して車両価格はかなり違う。それを言ってしまうと究極的には軽自動車になり、なので軽自動車も売れている。ハイブリッド車の場合はエンジン始動が静かに行われるのは良い。アイドル停止付車両が増えた昨今、交差点で信号が青になるとキュルキュルとセルの回る音が響いてうるさい。車によっては始動までにタイムラグのあるものもあってスムーズな車の流れの邪魔になる。ハイブリッド車にしても自転車よりゆっくりしか加速してくれない人が少なくないので邪魔になる。ちゃんとアクセルを踏めばちゃんと走れるのだが、独りよがりのエコ運転に浸っている人だとこうなる。


サービスエリア(6/17)
◆ Xi代を取るならXiエリアを早急に拡大しろとドコモに言いたい。1.5GHz帯を使ってなどという話もあるが、エリアの充実はまだ先になりそうだ。SBMのエリアは少しは広くなったのだろうか。都内某所では以前と変わらず圏外ギリギリだという話は聞いたが、そのほかの情報は得ていない。今夏からは900MHz帯を使ったサービスも開始だとは言うのだが、SBMの場合は言う事の信頼性が低いので実際にエリアが広がっているのかどうか分からないわけだ。孫さんの言い分だけを聞いていれば、何年か前の時点でエリアはドコモと変わらなくなったとなる。勿論そんなのは真っ赤な嘘で、後に本人もそれを認めざるを得なくなった。そうした発言と後の訂正や撤回などもあって信頼性はなくなった。エリアマップ自体の信頼性が怪しい話も以前から出ていたし結局の所、使える所でしか使えないしどこで使えなくなるのかは良く解らないみたいな感じで、ユーザもそれに慣れたのが現状だ。

◆ ドコモはエリア状況をメールで伝える機能をかなり前から提供している。SBMもiPhoneアプリでエリア情報を伝える仕組みを作った。勿論両社ともにその内容は公開されていないし、そもそも圏外ではその情報をその場で送信は出来ない。確かドコモのシステムは送信保留などが出来なかったような気がするので、これでは意味ないなと思ったり。
民間レベルではスマートフォンアプリを使って電界強度情報を送信する試みがある。データを受信した側はその集計を行ってエリアマップを作る。
アプリを起動した人が居ない場所や圏外では地図は塗られない。某事業者は関連会社の従業員にこのアプリを乗せたスマートフォンを持たせて各所回らせたなんて話もあったが真偽の程は解らない。地図上に多く色を塗る事が宣伝につながるのだとすれば手間だってかけるだろう。それこそmpwの速度計測サイトで平均通信速度値の向上に命をかけるような感じで。

◆ スカイウエイブで山に行くとたまに圏外に遭遇する事がある。圏外状態が少し続くと位置情報などが送信できなくなるのでエラーダイアログが出っぱなしになる。出っぱなしなので後から見て圏外エリアを通ったんだなと解るのだ。今は多少改善されているかも知れないが、SBMケータイを持って歩いていた頃は簡単に圏外エリアに遭遇できた。というかSBMの場合はその場所が圏外でないかどうか確認するくせが付く。ケータイを見て、ああここは使えるんだみたいな。ドコモの場合は圏外が多くはないので、どこでも使えるつもりになる。でも通信できませんダイアログが出ていると、あそこは圏外だったのかみたいな感じで珍しいなと思える。

◆ 次期iPhoneのLTE対応で、SBMも一部だけでもLTE化を行わなければならなくなった。どこがLTEエリア化を公表せずに全国主要都市でサービス中とでも記しておけば時間は稼げる。HSDPAの時がそうであったようにだ。しかし一部地域とは言えサービスを行うとなればそれなりの苦労はつきまとう。セル設計などのノウハウは現状国内ではドコモのみが有しているに過ぎないからだ。
システム上CDMA方式よりはエリア設計は簡単だとは思うのだが、だからといって基地局を並べてそれでオシマイというわけにはいかない。LTEの他に900MHz帯の話もあるし、SBM的にはかなり忙しい夏になるのではないだろうか。


スーパーカブ(6/16)
◆ ホンダはスーパーカブを5月にモデルチェンジした。
生産を国内から中国に移してコストダウンを行い、従来車よりも5万円程度安い価格で売る。二輪車は国内市場の低迷と様々なコスト高によって海外生産が主体となっている。特に日本製の二輪車は東南アジアでの人気が高い事もあって現地生産(と言うのかな)が主体だ。マーケット規模から言えば生産国から日本に輸入した方が安いとなる。
以前にハイブリッド車の代名詞がプリウスで、ホンダのプリウスなんて言い方をしている話を書いた。スーパーカブもその例に漏れずと言うか、東南アジアではヤマハ製のホンダみたいな、つまりここで言うホンダはカブの事らしいのだが、そのくらい深く浸透したスタイルになっているという事なのである。

◆ スーパーカブと言えば日本を代表するビジネスバイクみたいなイメージなのだが、最近ではパーソナルユースも増えている。色にしてもいかにもビジネス用ですよ的なカラーのみならずブラック系がラインアップされるなど5色展開となっている。
エンジンは低フリクションの燃料噴射型で定地燃費は110km/lに達する。出力は従来型車よりちょっとアップの2.7kW/3.8Nmである。50cc版も110cc版同様に発進用のクラッチと変速用のクラッチを別に持ったトランスミッションとなる。
価格は原付スクータより価格は高めの約18万円、国内での予定販売台数は年間1.5万台だそうだ。スクータは安いので比較にならないかも知れず、モンキーだと約29万円が定価となる。

◆ 山の方に走りに行くとカブに荷物を満載してお出かけ中の方を見かける。定番?はホームセンターなどで売られているようなプラスチックの箱を荷台に付けているスタイルだ。その箱の上にも更に荷物が積まれて、まさに満載というか過積載というかそんな感じ。大径タイヤで悪路走破性も高そうだし、ヘビーデューティーで燃費も良いとなればタンク容量は小さくてもそこそこ走れるのだろう。が、長距離?ツーリングに出かける人は携行缶を持って行くそうだ。確かに夜間も走ろうとするとガソリンスタンド探しに、特に田舎の方では苦労してしまう。ガソリンスタンド自体はあるのだが閉店時間が早いのでどうにもならない。幹線道路沿いであっても夜間営業している所は意外に少ない。横浜あたりでも24時間営業のスタンドは減ったしなぁ。収益率の低下とコストの削減で、客の少ない時間帯に店を開けておく事が出来ないのだろう。

◆ 1リットル位のガソリン携行ボトルを持って行こうかどうしようかと思った事もあったのだが、1リットルで30km走れたとしてもガソリンスタンドに行き着けるかは何とも言えない。シグナスで諏訪湖に行った時もスカイウエイブで駒ヶ根に行った時も、山間部を走っていた為もあるのだが200km以上ガソリンスタンドに遭遇しなかった。これが車であれば幹線道路を走る率も高くなるので給油に困る事もないのだろうが、何せ好んで山間部を走っているものだから給油タイミングには気を遣う。まあそうした面も含めての楽しみなのかなとも感じるのだ。航続距離の長い車ならガソリンの心配はさほどではないし、公共交通機関を利用すれば何も考えなくても目的に地到着する。安楽な移動を求めるならば交通機関の利用になるが、移動中も含めて楽しむとなるとアンダーパワーな乗りものは面白い。


コメ(6/15)
◆ 日本人は良く米を食うわけだが、その米の価格はリーズナブルではないかなと思う。スタンダードクラスだと10kgで4千円前後だろうか。米粒の重さは20mg〜30mg、中間を取ったとすると10kgのコメは40万粒になる。茶碗一杯のご飯は約65gの米を炊いたもので、炊くと米の重さは約2.3倍になる。
10kgの米は154杯分となり、1日3食1人が平均1.5膳を食べるとすると4人家族の米消費量は1ヶ月で35kg程になる計算だ。

◆ おそらく3食ご飯を食べる家庭は多くないと思われるので月間消費量は30kgに満たないのかも知れないが、ローエンドクラスの米を買って約1万円が米代になる。他の食材に比較するとかなり安いと思うのだがどうだろうか。しかし世の中はデフレである。
この先電気料金も上がるとなれば支出を切り詰めなければならない。更に東北地方産の米は放射性物質入りなのではないかと心配する人も少なくはないそうで、ならば安い中国産の米をと言う動きがある。東北産の米と中国産の米のどちらが安全なのかと問われると微妙な感じもするのだが、大手スーパでは残留農薬をはじめとする有害物質検査を行っているので大丈夫だと胸を張る。一方で福島の野菜や家畜肉からは基準値を超える放射性物質が検出されるなどしているのも事実なのだ。

◆ 国の検査は信じられないが民間の検査なら信用できるのか?みたいな所はあるが、中国産の米の価格は10kgあたり2.5千円程度と国産ローエンドクラスより少し安い価格で人気はそこそこのようだ。
しかしこの価格、かなり高い。中国産の米を中国現地で買うと10kgあたり700円程度だ。逆に中国で日本の米を買おうとすると10kgあたり1万円を超える。それでも日本の米が売れるというのだからある意味凄い事ではある。
米の輸入関税は1kgあたり340円程度かかっていると思うのだが現在は変わっているだろうか。この関税率で計算すると国産米よりも高額になってしまい、なので米の国内自給率は95%もある。大手スーパが扱う中国米はSBS輸入の米だそうで、292円/kgを上限とするマークアップを食糧庁に払って買い付けるというものらしい。

◆ もしも米輸入の完全自由化が行われたとするならば、中国米の市場価格は10kg/千円程度になるだろう。こうすると国内農家が悲鳴を上げると、農業団体は猛反発する。だから関税をかける、だから農家に(と言いながら実際は農協が搾取か)金をばらまく。これが長らく自民党がやってきた政策なのだが安易すぎる。国内の農業や産業を保護するのではなく国際競争力を付ける方向で動かしていかなければならないのだ。個人農家保護と言いながら大規模農業の参入を制限するなど、高コスト体制を維持しようとしているのではないかと思ってしまう。こうした安易で先送りな考え方が国内農業を衰退させている。

◆ では全く農業に未来がないのかというとそうでもなくて、農家転身者に1千万円以上の補助金を出すなどの事業には人気がある。これもばらまきの一種ではあるのだが農業推進のための費用と考えれば減反補助金などよりはよほどマシだ。労多く益少ないと言われる現状の小規模農家から、より規模が大きくより自動化の進んだ近大農業への転身がなければ日本の穀物自給率は上がらない。天候や気候変化の大きな日本故、農家が自分の農地を自分で使うのみならず等価交換的に各所に分散した権利を貸し出したり借り入れたりする仕組みだけでもリスクは分散でき、さらには大規模農地へと転換できるとも思う。


LED化(6/14)
◆ 何と、シーリングライトの販売数でLEDタイプが蛍光灯タイプを抜いたのだそうだ。LED型は販売価格が4万円以上と高額な事もあり、販売数量は頭打ちになっていた。所が昨今の節電ブームによって需要が引き上げられたのだそうだ。LED自体の発光効率は蛍光灯とそう大きく変わるものではないのだが、指向性を有効に活用して照らしたい部分を明るくする事で省電力設計を可能にしている。シーリングライトなど住宅用の設備機器は耐用年数も長く稼働時間もそれなりなのでイニシャルコストよりランニングコストという事なのだろう。下だけを照らすならば蛍光灯の半分の電力で行けるかも知れないが、シーリングライトというと下だけ照らすわけにも行かない。

◆ ウチのリビングの照明は60Wの白熱電球8個使用が元々の設計なのだが、今は電球型蛍光灯2個とLED電球2個の合計4個に間引かれている。明るさが欲しい時には別の照明を入れればいい事なので気にならない。もっと暗くても良いかなとも思う位だ。というか、暗くするとTV画面も暗くなるのできっと省エネになるに違いない。だからといって映画館のように暗くするわけにも行かない訳で、照度調整リモコン付きなら更に便利だなと思う。

◆ LED電球も安くなったもので国内メーカ製でも5.6Wものが700円台で買える。明るいものはそれなりに高いがこれは仕方がないだろう。照明に使っている電球型蛍光灯は5年以上生きながらえているものなのでそのまま使っているが、ダメになったらLED電球にと思う。ま、そう思っている部分に限って中々ダメにならないものだ。電球型蛍光灯としての寿命はとうに全うしているはずなのでいつ不点灯になってもおかしくはないし、そもそも照度はかなり落ちているんじゃないかなぁ。

◆ 古い蛍光灯から新しい蛍光灯に買えるとぐっと明るくなる。蛍光灯の多くは初期輝度が高く設計されているからで、100時間も使うと輝度は落ちて安定した状態になる。その後は(たぶん)時間軸を対数、縦軸を照度とした直線で右下がりになっていくのだろう。LEDの場合も白色の場合は蛍光体の劣化によって照度は落ちるそうだ。なのでLEDチップ単体としても寿命は無限ではない。
電球がLEDとなり蛍光灯も減少傾向となると、ガラス管に入った発光ものは姿を消してしまうのかも。懐中電灯の電球だって、ちゃんと予備を買っておいたのに、その懐中電灯の方をLEDタイプにリプレースしてしまって予備球の出番が無くなった。

◆ 節電を目的に駅や電車の照明も効率化が行われているそうだ。そういえば昨年は車内照明を消したり暗くした電車が多かった。電車の蛍光灯は直流点灯なのかな。今はインバータだから一般品が使えるのだろうか。いずれにしても多くの電車は日中でも車内を照明しているわけで、これをLEDにしたり照度制御を行えば節電は可能になる。
東北本線の平泉駅では日中に78kWの太陽電池板で発電した電力を240kWhのバッテリに蓄えて夜間の照明用などに使用する。計画では年間使用電力量の8割を自前調達できるのだそうだ。電車の線路の総面積はかなり大きいわけで、そこに太陽電池板を敷き詰めたら結構な発電量になりそうだ。電車が走った部分の日陰なんて全体からすればたいしたことはない(除く近郊線)し、まあメンテナンスとか強度とか色々な問題はあるとは思うが、線路の隙間ではなく防音壁に太陽電池板でも。


1.7GHz(6/13)
◆ ドコモは今後使用可能になる1.5GHz帯をLTE用として活用していく。では1.7GHz帯は一体どうなっているのか。幻の2千円札のごとく見捨てられた帯域なのか。最近のスマートフォンやタブレットを見てみると、LTE非対応の一部機種のみ1.7GHz帯が利用できるようになっている。LTE対応機で1.7GHz帯が使えないのはトランシーバチップの制約によるものかも知れない。LTE非対応モデルでも1.7GHz帯が使えるのは一部のモデルに限られているので帯域がもったいない。モバイルルータで使われているのかと思ったが、全ての仕様は調べきれなかった。

◆ 1.7GHz帯も1.5GHz帯もドコモに免許されているのは東名阪バンドである。1.7GHz帯の全国バンドはEMに割り当てられていてLTEで使用している。EMに割り当てられた帯域は15MHz幅、一方でドコモは20MHz幅を持っている。ここをフルにLTEで使うと150Mbpsでの理論速度が実現するのだが実現には至っていない。
従来型携帯電話では1.7GHz帯をサポートしたものもあり、これらのトラフィックを1.7GHzに集める事で2.1GHz帯を多少は空ける事が出来る。ただし従来型携帯電話のトラフィック自体がそう多いものではない。

◆ この1.7GHz帯の東名阪バンドはドコモも余り欲しがっていなかったように思える。仕様上は国際バンドとして認識はされているが、実は仕様に載ったからと言ってメジャーなバンドになる訳ではない。以前に書いた450MHz帯などもそうなのだが、一部の国がそこを使いたいから仕様に書いてくれみたいな話で書き加えられたものもある。この450MHz帯に関してはその後も仕様から削除すべきだ論もあって揺れている。1.7GHz帯に関しては上り/下りの周波数差を含めて2種類あるため余計にわかりにくくなっている。周波数帯決定の際にはFDDなので上りと下りをペアで考える必要があり、この両方で各国共通にしなければ意味はない。たとえば上りは2.1GHz帯の国際バンドに合わせられても下りが合わないとなれば別物なのである。この点でTDDならば送受信が同一周波数になるので周波数割り当て自由度が増える。

◆ トランシーバチップはかなりのバンド数をカバーするのだが、フィルタの都合もあるのでそう簡単ではない。
従ってトランシーバチップ自体が10バンド対応となっていて、その中に主要な4つの国際バンドがあったとしても全てに対応する(出来る)訳ではない。対応帯域を増やして問題がなければいいが、そもそも問題があるのでその帯域が国内に割り当てられていない。要するに他の通信の用途に用いられているバンドになる訳で、そこを通過させるフィルタを使うと他の通信からの妨害を受ける可能性が高くなる。
たとえば日本では使われていない架空の600MHz帯があったとする。この架空の600MHz帯は海外の多くの事業者が携帯電話用として割り当てを行っていて、ここをサポートするとローミングの幅が広がる。しかし日本では地デジ放送に使われているため、ここを通すようにすると地デジ放送局近くで妨害を受けやすくなる。なので日本製のケータイに於いてはこのバンドを使うように設計しにくいとなる訳だ。実はこうした状況を踏まえてと言うのでもないのだろうが、トランシーバチップの入力(アンテナ)端子が複数チャネルあるものもある。この場合は架空の600MHz帯をサポートしたとしても、日本国内に於いてはその受信入力をディセーブルにしておく事で妨害波の影響を排除する事が出来る。
ただし回路構成やフィルタの問題で容積は増えるしコストも増す。


各社シェア(6/12)
◆ 我が国におけるスマートフォンなど移動体通信機器シェアでトップになったのは富士通だ。東芝の携帯電話部門買収の効果もあって2位のAPPLEを抜いてトップになった。ちなみにAPPLEは前年には6位だったのが、KDDI扱いでもiPhoneを売るようになって一気に2位に躍り出た事になる。日本における利益が前年同期比で2.2倍だというのだからただ事ではない。もっともSBMとauの加入者比を見れば経常利益2.2倍は不思議ではない。
シャープは販売台数を2割減らして前年のトップから3位に転落した。機能やアイディア満載のスマートフォンなどを出してはいるのだが、シェア獲得にはつながらなかった。最近ではSBMからauにシフトした感じもあり、一時期のSBMのようにauがシャープだらけになっている。

◆ シャープが携帯電話事業に参入した頃、シャープ製携帯電話の作りを見て家電屋さんはこう作るのかと思ったものだ。それまで携帯電話は家電と言うよりも通信機色の強い製品で、使用する部品や信頼性の確保もそれなりのものだった。しかしシャープ製を見るとテレビやラジオといった本当の民生機器と同じように作られていた。
当時松下通信の某氏は、シャープと同じように作ったら社内基準が通らないと言っていた。シャープはカメラ機能を売りにしていたのだが、他社のカメラ画質が向上した事もあって目立たなくなった。CCD撮像素子を使っていた時期のモデルにしても、CCDだからというメリットを引き出すまでには至らなかった。

◆ NTT系の仕事を長くしてきたメーカは、呼制御のテクニックだとか消費電力低減策など多くのノウハウを持っていた。それらは仕様作りその他も含めての話なので仕様書を見ただけでは解らない。このあたりの差が待ち受け時間(待ち受け時消費電力)の差になり、通信品質の差にもなった。もっともFOMAになってからはその差も縮小し、スマートフォンの世界では更に差は小さくなっている。

◆ 富士通の移動機にバグはないと、伝説のように言われていたが伝説になってしまった。今やスマートフォンではどうも評判がよろしくない。しかも同じくトラブルの多かった東芝と一緒になったのではこの先がちょっと心配ではある。トップシェアを獲得したのだからトラブルの少ない移動機を開発して頂きたいものである。PDCの頃には元気の良かったNECも今や苦しい状態に置かれている。移動体通信機の売上高も半分近くにまで減少し、このままで行けば存続の危機となる。

◆ 携帯電話やスマートフォンで怖いのは、実質縛りがあるので容易に買い換えが出来ない事だ。又不具合があったとしても「仕様です」「仕方ありません」で片付けられてしまう事。5万円も6万円もするものがマトモに動かなくても、だ。こんな商売なのだから購入者も慎重になる。東芝製にトラブルが多いと聞けばそれを避けたくもなるだろう。じゃあどこが安心なのかと言われると答えに困るというか、無難に行きたいのならiPhoneかなとなってしまう。

◆ サムスンは世界スケールで見ればスマートフォンを沢山売っているが、日本でのシェアは決して大きくはない。グローバルモデル化それに近いものとローカルモデルの違いと言ってしまえばそれまでで、機能は実装されているけれど中途半端みたいな印象がぬぐえない。米国と違って日本ではサムスンのブランドイメージが評価されていない点もあるだろう。


ゲーム(6/11)
◆ GREEやモバゲー課金はいつも問題になっている。最初は「無料」を謳っていて、それを信じた人が無料だと思って遊んでいたら実はリアルマネーをたっぷり使わされていた事が問題になった。これを受けてドコモとauはケータイ合算払いの上限額を設定するなどの対策を講じた。続いて問題になったのはコンプガチャと言われるものだ。違法性が指摘されてGREEもモバゲーも方針を変えた。すなわち、コンプリートガチャではなく他の要素を組み合わせたシステムなどに変更する。まあやっている事はコンプガチャと変わらないのだが、規制を逃れるために。

◆ コンプガチャは相手が機械なので、最初は景気よくカードが揃うが深みにはまりかけた頃には同じカードしか出なくなり、しかし揃えたい一心で十数万円も使ってしまう人が多かった。ゲーム画面でお金をかけて何かを揃えて面白いのかどうかは各自それぞれなのだろうが、熱くなる人は徹底的にやりまくるのだろう。おそらくガチャでゲットしてものはそのゲームの画面の中だけの話であって、実際に物品が手に入るわけではないはずだ。

◆ ゲームなどではレベルアップのためにお金を使う事もある。ゲーム進行に有用なアイテムが売られているからだ。或いは経験を積まなくてもカネさえ積めばゲーム進行を効率的に行えるものもある。あの人凄いね〜、凄いレベルアップしているねと言われる事に喜びを感じる人はどんどんお金を使う。実社会では窓際に追いやられ、家でも邪魔者扱いしかされないオトーさんもゲームの中ではヒーローだぜ!みたいな。俺は酒も女もやらないが、ゲームには毎月20万円をぶっ込んでるゼなんて人がいてもおかしくはない。

◆ こうした課金型のゲームは日本独自のものだそうで、GREEもモバゲーも海外展開を狙う。米国などではインターネットカジノみたいなギャンブル性溢れるゲームもあるらしいので、それよりおとなしいというかでもギャンブルなら確率は低いながらも儲かる事もあるというか、だったらギャンブルの方が良いかなぁ。そのうちパチンコ中毒ではなくGREE中毒の人が出てきたりして。ギャンブル性とはちょっと違うが楽天などではルーレットを回してポイントを稼ぐみたいなものがある。この場合はポイントをかけてルーレットを回すのではないのでギャンブル性はない。PONTAだったかなぁ、あれはポイントをかけてルーレットを回すのでギャンブルである。

◆ 一時期GREEもモバゲーも隠れ出会い系として加入者集めを行った。しかし若年層離れでゲームの主体は中年の奥様たちとなり、ゲーム課金でむしり取るみたいな方針になった。しかし実際にカネを使うのは奥様ではなくオトーさんなのだそうだ。会員数は奥様たちが圧倒的だそうだが、奥様たちは財布の紐を固くしがちだからだ。スマートフォンシフトが明確になる中でモバゲーはヤフーとくっついてPC向けのゲームを増やした。これも専業主婦たちに人気になり、モバゲーは収益を増やした。ゲーム自体はたいした事はないというか、定時的にどこかをクリックすればレベルアップみたいなものなのだが、ネット上に様々なレベルの人がいる為に競争心があおられる。ただクリックしていてもレベルアップは出来るが、このアイテムがあると更にそれが加速されるってなもんだ。


NOTTV(6/10)
◆ この夏モデルからNOTTV受信機能入りのモデルが増えた。NOTTVはワンセグと放送方式が似ているのでワンセグ受信チップの改造でISDB-Tmmも受信できるようになる。ワンセグより情報量が多いので消費電力量が増えるのは致し方ない所だが、電池が減っても観たいと思わせる番組があるかどうかの方が重要だ。
私は実際の番組を見た事がないので何とも言えないのだが、巷の評判は余りよろしくない。それは番組自体が面白くないという点もあれば、連携アプリや通信がうまく動作しないなども。おそらくは徐々に改善されていくとは思うのだが、それまでの加入者集めをどうするのか。

◆ もしかすると新規加入すると端末代が安くなるなんて事をやっているかも。今までだってiコンシェルに入るといくらとか、ゆうゆうコールだといくらみたいな割引が付いていた。当然端末を買う時にはそのサービスに加入し、買い終わったら即刻解除する。全く無駄な事なのだが、解約を忘れる人の分が収入になるとか解約せずに使い続ける人がいるとかで事業者にとってはプラスだそうだ。
NOTTVはVHF帯のを利用しているので比較的遠くまで届く。東京ではスカイツリーからの放送となり、出力25kW(ERP105kW)とかなりのパワーで電波が出されている。横浜だとNTT東の日本仏向無線中継所から5kWで送信されている。

◆ 送信出力が比較的大きいのは、VHF帯のアンテナの効率が上がらないためだ。スマートフォンによってはイヤフォンのコードをアンテナとして利用するタイプのものもある。またQiの電磁誘導波による妨害を受けやすいとの事で、これら機器の近くでは受信しにくくなる。このためQi準拠のワイヤレス充電装置を備えたスマートフォンにNOTTV受像部は入れにくい。確かに使用方法を限定すれば同居は出来るのだが、メーカ的にはQi充電パッドの近くで使うとTVが見られないなどの苦情が殺到するだろう事を恐れている。現状ではNOTTVかQiかのどちらを取るかなのだが、将来的には(有効なフィルタなどで)同居できるようになるのかも知れない。

◆ 私自身はワンセグすら余り見ないのでNOTTVには全く興味がない。凄く面白い番組なあれば、って、そこまでして観たい番組って何だろうと考えてみたり。映画などならTVやDVDで観ればいい話だし、ニュースも然りだ。スポーツ番組をリアルタイムで見たい向きには良いとは思うのだが、私はその趣味もない。そういえば野球全盛期の頃にはイヤフォンを耳に突っ込んで、って、鼻に突っ込むヤツはいないか。いや、そういう話ではなく、野球中継を聞いているオトーさんも多かった。やがてそれはサッカーブームにつながるのだが、これは長続きはしなかった。
少し経てば試合の結果はわかると言っても、やはりリアルタイムで聞きたい観たいというのがスポーツだ。

◆ ワンセグ開始時にもスポーツ中継で視聴率が稼げると言われたのだが、サイマル放送しか出来なかったのでコアな要求には応えられなかった。NOTTVでは独自プログラムなのでどんな放送でも可能ではあるのだが、今のところは平凡な番組作りといった感じだ。現状では3放送チャネルがあり、2チャネルはJリーグをメインに中継を行うそうだ。1チャネルは野球中継の他AKB48の出る番組などが流される。3チャネル目はニュース主体とされる。


禁酒(6/9)
◆ 福岡市が1ヶ月間の禁酒要請を行って半月以上が過ぎた。子供じゃないんだからみたいな感じなのだが、そこまでしないと秩序が守れないのか。
福岡市と言えば2006年に同市職員が飲酒暴走運転によって重大な事故を起こしている。加害者である今林被告は事故後被害者を救助することなく逃げてしまった。これはすでに過去の事件ではあるが、福岡市職員は酒に酔っての暴行や傷害事件を起こすなどたちが悪い。で、禁酒要請となったわけだ。

◆ 公務員の常識欠落に対しては以下の記事も書いている。何とも恥ずかしいというか、そこまで言わないと解らないのかと呆れてしまう。
この事件は福岡市ではないのだが、福岡県北九州市で起きた。どうやらこれ、北九州方式と呼ばれるものらしい。F&Fでは何度も書いているように強いものには従うが弱者はいじめるというのが市区町村役場の実態だ。そして最近では強いものにも逆らう力をと警察官OBなどをガードマン代わりに雇うケースも増えている。市民からは目つきの悪い人がいるのは威圧感があると不評だが、だって威圧感を出したいんだもん。

◆ 厳罰化が進んでも中々ゼロにはならないのが飲酒運転だ。飲酒運転をやめましょうと職員に注意をしている市区町村は少なくはない。そこまで言わないとみんな酒を飲んで運転してしまう。中国かどこかの日本総領事館でも注意喚起を行ったなんて話も過去にはあった。勿論飲酒運転を行うのは公務員ばかりではないのだが、良い事と悪い事の区別が付かなくなるのは職業病なのか。鹿児島県霧島市では「昨今の公務員等の飲酒運転による事故の多発に伴い、国の懲戒処分の指針を踏まえて、本市におきましても、処分内容を公表することも含め、これまで以上に厳しい内容に処分の見直しをいたしました。」と市長が語っている。市長が語らなければならないレベルの職員なのだ。 飲酒運転ばかりではなく運転中の携帯電話の使用はやめましょうとか、とにかく1から指導しないとどうにもならない。

◆ 飲酒運転はゼロには出来ないが、さらなる厳罰化は出来る。事故を起こしても起こさなくても一発懲役刑(現在は罰金刑もある)となれば飲んで乗ろうという人間は減るだろう。それでも飲みたい、それでも飲んで乗りたいと言う位根性がある人は懲役刑すら厭わないはずで、ならば1年でも2年でもゆっくりそこで暮らしてねとすればいい。酒気帯び運転でも最低で90日間の免停なのだが、これも免許取り消しでも良いのではないだろうか。飲酒運転は再犯性が高いというか習慣性のあるものなので、やるヤツは又やる。この前捕まらなかったからきっと今日も大丈夫だろうと飲む。

◆ 自動車側での対策もある。センサ技術によって飲酒を判定するわけだが、センサは誤魔化しが効くのがちょっと厄介だ。運送会社などではドライバーの呼気試験を行っているが、そのくらいの厳格さが無いと誤魔化されてしまう。それに飲酒運転者のために高額な装備を付けるのかと言われると何とも微妙な感じはする。それは私が酒を飲まないからかも知れないが、ただ飲酒運転が減ると世の中が平和になるので普通の人にも恩恵はあるとは思うけど。


iPhone(6/8)
◆ ドコモは何故iPhoneを売らないのか。いや、売れないのか。様々な見方や憶測があるが、私はビジネスモデルの衝突だと思う。ドコモもアップルも自分が王者だと思っているから交渉はかみ合わない。自分たちが顧客を支配しようとしているもの同士だから利害が衝突する。
少し前の日経の記事では他にもいくつかの理由を挙げていた。たとえばコミットメント台数が巨大すぎる点、パケット代をAndroidスマートフォンより下げなければならない点、さらにはNTTの持つ特許の使用許諾まで寄越せと言っていると書かれている。台数コミットや販売台数割合でiPhoneを5割以上にしろというのはドコモならば出来ないでもないとは思う。しかしパケット代の安価誘導や多額のインセンティブ、特許の無償使用許諾など出来るわけがない。

◆ アップルもドコモ的ビジネスを展開しようとしているので、そもそも商売が衝突する。ドコモは通信路は土管ではなく、付加価値を有するパイプでなければならないとするのに対して、アップルは通信会社は土管を提供すれば後の付加価値はこちらが全てやると言う考え方だ。
これはSBMにはよくマッチしていた。当時SBMは公式サイト数も少なく、自社構築のサービスもあまり無かった。EMと共にiモード網を解放しろなどと訳のわからない事を叫んでいた時代である。
話は飛ぶが、先日WiFiのAPが増えすぎているので各社共通化という話があった。今のままでは混信などによって満足に使えないというのである。これに対してSBMは自分たちで構築したAP群なのだから他社には使わせないと言い切った。
ドコモの基地局を貸せとかローミングさせろとか、挙げ句の果てにはiモード網を解放しろと言っていたのは誰だったか。他人のものは安価で使わせろ、自分たちのものは絶対使わせないというのがSBMの本質である。

◆ ま、それはともかくとして自社サービスの少ないSBMはアップルの提供するサービスも合わせて欲しいと考えた。ドコモは反対に、端末は欲しいがサービスは自社開発したいと考える。通信代を稼ぐのみならば土管屋で良いのだが、ドコモの考えはそうではない。同社の中期経営計画でも付加価値を増やして顧客の囲い込みと収益率の向上を目指すとされており、この部分をアップルに持って行かれては経営戦略自体の見直しが必要になるばかりかこれまで築いて或いは投資してきたものが無駄になってしまう。

◆ 多少弱気になってきたアップルはコミット台数などの敷居を下げてきたそうだ。一説にはドコモ幹部がアップル詣をしたと噂されたが、現実には渡米などは行われなかった。この背景には2015年度までに新規事業の売上高を1兆円規模に引き上げるという経営計画があり、iPhoneではその計画は実現できない。モバイルコマースや金融、環境や医療などの分野で成長するには専用のアプリやサービス開発が必要になり、現状それはAndroidの自由さが無ければ不可能だ。ドコモが行おうとしているサービスをアップル様にお伺いを立てれば、それはそっくりアップルに持って行かれる事になる。このあたりが「現状では厳しい」と山田氏に言わせた理由だ。


家電量販店(6/7)
◆ 一時期は勢いのあったコジマ電気がビック傘下になった。熾烈な競争を繰り広げる家電量販店だが、その中でコジマは取り残された格好だった。業界トップのヤマダ電機が2兆円近い売り上げと6%近い経常利益をたたき出すのに対して、コジマは5千億円に届かぬ売り上げと1%台の経常利益率にとどまっている。それでも地デジ化によるTV需要期には最高益を更新するなど復活の兆しもあったのだがダメだった。

◆ コジマが戦闘力を失ったのは大規模店の規制緩和だと見る向きもある。他店舗が収益率向上を狙って店舗の大型化を推進する中、コジマは従来型店舗からの脱却が出来なかった。このため顧客はより大型店へと足を向けるようになり、コジマの経営は苦しさを増す。では何故ビックカメラがコジマを買収したのか。ビックカメラは経常利益率こそ2%台であるがエディオン(ベスト電器)に売上高で及ばず、上新電機より少し上のポジションをやっとキープできているに過ぎない。しかも利益率では上新電機に全く及ばないのが現状なのだ。

◆ 私はヨドバシにも行くしビックにも、コジマにもヤマダにも行く事がある。顧客対応力という点ではヨドバシが強く、ヤマダ電機は店員が少ないなと思う。このあたりの戦略が利益率にも影響を与えているのではないか。コジマは最近は行っていないのだが店舗が古い感じで店員も古い感じな人が多かった。ビックカメラはヨドバシに近い感じはするのだが、以前に書いたようにエアコン取り付けコストの不明瞭さなどの問題もあった。このあたり、ヨドバシだとしつこいほどの説明があったりするので、そもそも問題が起きやすい部分なのだろう。そんな事もありビックカメラも生き残りの道を模索していた。しかし買収劇はスムーズには進まなかった。
創業者の2代目で筆頭株主である取締役会長が買収に賛成するわけはなく、買収交渉は会長の知らぬところで密かに勧められたという。

◆ 実際会長が提携というか買収の実態を知ったのは買収発表の1ヶ月半前の事だった。会長は何故買収ありきで話が進むのか理解できないと不快感を表した。取締役会で会長は「私の話を聞き入れないのか」と問うたが、寺ア社長は「はい」と一言だけ発した。
会長はあくまでも単独経営、独立路線を歩みたいと考えたが経営上はすでにギリギリだった。在庫商品を担保に運転資金の融資を受けるなど、自力での経営再建は絶望的だと思われていた。

◆ ビック傘下に入る事で売上高はヤマダ電機に次ぐ業界2位になる。経常利益率も2%台に上げたいとしているが、アナリストに言わせれば経常利益率の低い同士が手を組んでも経常利益率改善には至らないと見る。コジマには不採算店舗からの撤収や大型店への投資など、カネがいくらあっても足りない状態だ。確かにビックが引き受けた株式によって当面の資金繰りに苦労する事はないだろうが、この先数年スパンで見た時の経営計画や戦略を見誤れば何も改善できない。ビックにしてみれば直接的ライバルであるヨドバシカメラの売り上げを一気に抜き去る事で企業全体としても活力にもなってくるとは思う。
※ベスト電器はビックカメラ資本が入り持分法が適用される子会社だと教えて頂きました。


スマートフォン(2)(6/6)
◆ メーカや事業者から見たスマートフォンのメリットはコストだ。キースイッチやボタンが不要なだけではなく折りたたみなどの機構も不要なために安価に仕上げる事が出来る。とは言っても国内モデルに関しては防水ありワンセグありと機能満載になってきているのでグローバルモデルほど安くは出来ないのが現状だ。事業者はそれに高額な定価を付けて売る。実際には様々な割引なり何なりが付くので二重価格に近いようなものなのだ。ドコモで言えばXi機を所定のXi契約で使えば割引が受けられるが、FOMA契約のまま使おうとすると割引が受けられず、つまりは定価で買う事になる。MNP新規や長期利用者には割引額が加算されるので、定価で買うのは何とも馬鹿らしい。とは言っても2年使い続ける人が一体どれだけいるのか。私にしても2年使い続けられるとはとても思えないのだ。

◆ スマートフォンは画面サイズ競争みたいな所がある。画面サイズを大きくすれば操作性は改善されるが筐体は大きくなるし重くもなる。
iPhone位のサイズが持って歩くには良いのだが、これだと文字打ちがちょっと辛い。特にQWERTYは、指の細い人ならばいいのだろうが私にとっては非実用的と言って良い感じになる。大きさは見た目というか持った感じから受ける印象によって実寸法以外に感じる部分もある。角張ったデザインだと大きく見えるが、周囲を丸っぽくすると手になじみやすい。重さも私にとっては重要で、現在使っているケータイが約120gでありこれは気にならない重さだ。以前使っていたN-01Aは139gの重量級でこれは重かった。

◆ スマートフォンも小型のものは100gを切るものもあるが一般的?なモデルだと140g近い。電力消費量の拡大によって大容量バッテリを搭載しなければならないのも重さを増す要因で、しかし電池を小さくすると連続使用時間が短いとクレームが来る。そもそもヘビーユーザはサブバッテリを持っているわけで、ならば本体バッテリは小さくても良いのではないかと思うのだがそうでもない。機能満載で連続使用時間も長くなければならず、大画面で高輝度でしかし外径サイズと重さは妥協しないみたいなのがユーザなのだ。

◆ ドコモの夏モデルで見るとXi対応で横幅64mmなのがSH-10Dだ。重さは139gとかなりのものなのだが、少なくとも横幅は狭い。軽い方だとN-07Dの123gでたかだか16gの違いではあるがポケットに入れた感じは違う。N-01Aと現在使っているN-02C(139g:119g)で比較すると、N-01Aはポケットに入れ忘れて出かける事は希だったが、N-02Cは忘れても気づかない事がある。その程度の違いなのだ。高性能側ではF-10Dクアッドコアである。横幅67mmはN-07Dと同一ながら重さは155gとポケットに入れて持ち歩く事を拒否するような質量ではあるが、ハイエンド好みの人には気になるモデルだと思う。CPUのコア数だけが話題になるが、温湿度センサが組み込まれていたりと富士通らしい所もある。人気のGALAXYはさすがに大きすぎて私には無理という感じ。LGは(今回の現物はまだ見ていないが)質感などが今ひとつな感じがするので全く興味がない。
そんな事を考えていると冬モデルまで待とうかとなってしまうわけで、これは冬まで待ったとしても次のモデルまで待とうとなる。


スマートフォン(1)(6/5)
◆ ドコモも明確なスマートフォンシフトとなり,夏モデルではiモード端末の発表はなかった。スマートフォンシフトが明確になると従来型携帯電話の販売台数は減少してスケールメリットが出なくなる。当然それは端末価格の上昇につながるわけだし、事業者としてはパケット代の稼げるスマートフォンにインセンティブを出したい。結果として市場要求価格から遠ざかる事となり商品性が薄らぐ流れだ。

◆ 私は従来型携帯電話を使用している。使い始めて1.5年が経過するが、大きな不満点もない。スマートフォンの新機種が発表される度にスマートフォンにしようかと悩む所ではあったのだが、今ひとつ踏ん切りが付かない。昨冬モデルでXi対応機を見たのだが大きかった。確かに操作性などを考えるとiPhone並みのサイズが苦しい事は解るのだが、それにしても大きいなと言うのが印象だ。

◆ Xi契約必須になるのも今ひとつメリットを感じない。
現状ではエリアも狭いし通信速度にしても混雑してくれば実効速度にアドバンテージはない。無料通話分のない料金プランは実質値上げであり、通常の使用時に於いては月額料金が上昇する。2in1も使えなくなる。Xi対応機という事ではなくスマートフォン全般として2in1は使えないのだが、サードパーティ製アプリでFOMA契約であれば誤魔化して使える。

◆ 某社では政治的な要求から全社員がiPadとiPhoneを持っているというか持たされている。強者?は会社支給のiPhoneに加えて、個人でAndroidを使っているが少数だ。iPadは最初の頃こそ打ち合わせなどに持ってきている人が多かったが、時が過ぎると技術職の人はノートPCに回帰した。営業職の人などはiPadをつれて歩いているので、職種によって様々な印象である。霞ヶ関系の会議にしても最初の頃はiPadを持っている人がチラチラ見られたが、今は殆どがノートPCになった。もちろん、だからといってiPadがダメと言うつもりはない。デザイン系などの業種によってはPCよりも有効に活用できているケースも多いと思う。

◆ スマートフォンにしても然りで、技術職の人たちはノートPCを使う事が多いのでスマートフォンの出番が余り多くはない。確かに出先でホームページを見るなどする機会の多い人には有用だとは思うが、私個人としては余り必要性を感じていない。とは言っても時代だしなぁみたいな、いや、そうした理由付けをしないとスマートフォンの方を向けないんだよなぁ。スマートフォン全盛の中にあってスマートフォンを使っていない私はスマートフォンネタの提供も出来なくなっている。スマートフォンを買えばしばらくは色々いじくり回して良い点も悪い点も書いていけると思う。

◆ Felica機能などがスマートフォンに搭載されて移行の敷居は幾分下がった。5月からは転送電話の通話料が無料(家族割りを組んでいる回線の場合)になったので2in1も発呼は出来ないが着呼は両番号で受ける事は出来る。blogにも書いたのだが、現在発売中の機種以降はプリインストールアプリの通信をディセーブルにする事が出来る点も有り難い。これもblogに書いたとおり、以前はプリインストールアプリの動作内容も通信内容も通信量も完全非公開だったのだ。なのでどのアプリがどんな通信をしていくらパケット代がかかっているのかも明確ではなく、ドコモとしては「プリインストールアプリの通信かユーザの通信化の判別が出来ないので(パケット代は全て)払って頂く」としていた。


危ないヤツ(6/4)
◆ 車でもバイクでも危ない奴はいる。どこかに走りに行って危ないバイクに遭遇するケースは多くはないが、通勤時間帯などだと危ないヤツだらけである。国道15号線で都内に向かう事があるのだが、あの2車線の道路の車線の上を走って3車線として使っているバイクが多いというか殆どそんな感じだ。車が止まっているときならば、車線線の上を走らなければ違反に問われないと思うが走行中の車の隙間を追い越していくのは違反だ。違反か否かよりも危険である。車も渋滞があるとは言っても信号の間などでは50km/h位は出ている。その隙間を縫っていくのだから。

◆ 危ない車が多いのは通勤時間帯ではない、どこかに出かけたときである。サンデードライバー的な危なさや高齢者ドライバー的危ない運転者も勿論居るのだが、こんな車も少なくはない。
先日246号線を走っていた。先頭だったので余り速度を上げず、とは言っても80km/h位で左車線を走っていた。普通ならこの速度だと追い越す車が沢山居るのになぁと思っていたら、案の定後方から黒いハイエース(たぶん)が接近してきた。ヤツはそのまま右車線に進路変更するでもなく、車線の上をまたぐくらいの位置で私の右ギリギリを追い越していった。全く危ないヤツである。ら、その後ろに隠れるように白バイが居た。そうか、だからみんなゆっくりだったのか。ハイエースはガラス真っ黒というか光が透過するのかなぁくらいの濃さだったので白バイに気づかなかったのか、速度を上げならがすっ飛んでいった。120km/hかその位は出ていたんじゃないかなぁ。白バイはしばらくハイエースを追いかけて長い橋の終わり付近でサイレンを鳴らした。この橋の終点は合流があって、そこに誘導して捕まえるのはよく見かけるパターンだ。

◆ 246には自転車も走っている。大型車も多いし平均速度も高いのに頑張るなと言うか危ないというかで、確かに彼らもかなりの速度で走っているのだが車との速度差は大きい。大型車やバスなどは右に進路を変更して自転車との距離を取っている。厚木の手前というか海老名とか座間になるのかなぁ、あの辺りは246を通ればアップダウンが少ないが他の道を通ろうとすると坂道ばかりになる。なので246号線を走りたくなる気持ちは分かる。気持ちは分かるのだが横風も強いし、決して安全なルートではない。
自転車は都内にも沢山走っている。まさにブームを象徴してみたいな感じで、渋滞の中では車よりよほど早く目的地に着けるだろう。そんな中で危ないのはバスやタクシーだ。特に都内のタクシーは交通規則に沿わない運転が目立つので危ない。

◆ 国道一号線の一部区間は朝はバス専用レーンに二輪車も走る事が出来る。ここで困るのは駐車車両とバス専用レーンを走る一般車だ。この手は高速道路の路肩走行と一緒で捕まえてもキリがないそうだ。言い訳は小学生並みの「みんな走っているから」「このレーンが空いていたから」だそうだ。たまに取り締まりもやっていて、高速道路の路肩走行取り締まりと一緒でどこかで警官が見ていて一斉に捕まえている。捕まった車を見て一般車線に逃げ込んでも後の祭りという訳だ。国道一号線にしても環状二号にしても、最近速度の取り締まりをよく見かける。白バイも走っている。


エンブレム(6/3)
◆ プジョーのエンブレムを見る度にソアラを思い出す。プジョーのエンブレムはライオンを描いたものだが、ソアラはそれに羽をはやしたようなものだ。当時のカタログによれば七宝焼きで作ったとかとなっていたが、私としては七宝焼きでも八宝菜でも九谷焼でもかまわない。
焼き物だから固いのかと思ったらそうでもなくて、高速走行時の前車の跳ね石でガタガタになった。
でも何でプジョーなのかと不思議に思った。どうせならフェラーリのマークを真似たり、ヒョウじゃそのままだからチータをモチーフにした方が良かったような。
トヨタに言わせればプジョーの真似ではなくウーディネのライオンの真似だというかも。エンブレムに金をかけるならトランクの遮音材(遮蔽材?)を段ボールのような構造のビニール製のものから、もう少し丈夫なものにして欲しかったなと思った。見えるところは一見豪華なのだが、見えないところは徹底的に手が抜かれている。

◆ 最近では(過去にも書いているが)ヒュンダイ風のエンブレムを付けている車がある。何故オリジナリティが出せないのかは不思議なのだが、中国のようにそっくりそのままでないから良いか。プログレだったか何だったか忘れたが、トヨタエンブレムのないトヨタ車ですみたいなコメントが発表のときにあった。どうやらトヨタは自社のエンブレムが余り好きではないようだ。
海外ではトヨタ車は人気があるからトヨタエンブレムは漏れなく付くのかと思ったら、インドで売る低価格車にはトヨタマークを付けないそうだ。
トヨタにしても米国の一部メーカにしても非常に多くの車種を作り出している。
元は同じな双子車や三つ子車や親戚車なども多いから純粋なシャーシの種類という面ではさほど多くはないが実車種数はかなり多い。なので違いを出すためにトヨタではなくヒュンダイ風にしてみましたみたいな感じか。いや、別にヒュンダイではなくてレクサスでも良いのだが、その場合はレクサス代を取りますよと言われる。

◆ そんなレクサスエンブレムをトヨタ車に付けるのは珍しくもないが、先日はセレナかバネットかにインフィニティのエンブレムを貼った車が居た。
なるほどレクサスエースに対向するにはインフィニティかと妙に納得出来たりして。BENZにAMGのエンブレムはブレーキを見ると本物かどうかが分かる。念の入った人だとノーマルブレーキキャリパーを赤や黄色に塗ったりしているが、そもそもの形や大きさが全然違う。でもまぁ本人的には満足なんだろうな、AMGルックだゼとか言ったりして。
ポルシェでもターボルックってのがあったし、今だとプリウスにレクサスブランドのエンジンカバーをかぶせるのがお洒落なのだとか。お洒落は良いけど大黒ふ頭にでも行ってボンネットを開けて自慢でもしないとアピールの場がない。エンジンカバーも結構なお値段みたいだし。

◆ 自作ステッカーを貼りまくっている人も居た。ステッカーチューンとでも言うのだろうか、レーシングカーがスポンサーのシールを貼るのを真似たというか、しかも自作なのだから凄い。今ならカッティングマシンがあれば自作も簡単だが、そんなものはウルトラ高価だった時代なので彼は手で切り抜いていた。しかし才能なのか、本物そっくりの出来映えに皆が感心した。今で言うところの痛車に近いものがあったと思うのだが、その手先の器用さと技術には感心したのである。


良くなる?(6/2)
◆ CDI実験に関連しての問い合わせで、○○車に付けたら良くなりますかみたいなものがある。ここで良くなるかどうかの対象は燃費だったりパワーだったりドライブフィールだったりするわけだが、それは私には分からない。少なくとも言える事はベストな状態のエンジンに何かを付けてもそれ以上にはならないという事だ。そしてエンジンがかからないような、たとえば混合気が悪かったり圧縮が抜けていたりするエンジンには、何を付けてもダメだ。

◆ パワーなどに関しては、高回転高負荷域を使うので点火装置の強化でパーセントオーダの出力向上が見込める可能性はある。オイルを換えてフリクションが減ってパワーが上がるとか、プラグを換えてパワーが上がるとか、それと同じようなレベルで。そもそも最近の車はDIなのでそう簡単にCDIは付けられない。それこそ放電回路を4つとか6つとか作らなければならない。と言うような事は過去にも書いているのだが、でも付けたい人は付けたいようだ。

◆ DIの4気筒エンジンにCDIを付けたという方がいた。
DIでも同時点火のものがあるのかな、メールからは放電系が2系統で済んだというような印象を受けたからだ。CDIを付けてまず感じたのはアイドリングストップから復帰する時のエンジンの掛かりの早さと、その後2〜3秒間における振動の減少だそうだ。ノーマルの誘導放電だとバッテリ電圧が下がると放電エネルギが比例的に下がってしまう。もしかするとバッテリ電圧をモニタしてドエル時間を増やすなどの工夫はされているのかも知れない。
ドエル時間は重要で、コイルに溜まるエネルギそのものが変わる。誘導放電でドエル時間を変えると放電電流も変化するし放電時間も変化する。

◆ エンジンの多少調子の悪い部分を助ける効果はある。スカイウエイブの低速域でのトルク変動などは明確に改善される。シグナスの方も実験してみようとは思っているが、夏場は調子が良いのでいじる気が高まらない。スペース的にも厳しいのでCDIユニットやイグニションコイルをどこに付けようかなと悩む部分もある。IGf信号がないとダメなので必然的に複合点火になる。IGf信号発生部を作る手もあるのだが、ならば複合放電の方がメリットが大きい。そんな面倒さはあるのだが冬までには実装し、実験たいなぁ。冬場の低温時の始動直後には、急にアクセルを開けたりすると調子が悪くなるからで、それが助けられるのかどうか。
ダイアグノーシステスタで燃料を薄くすると改善されるので、たぶん過補償になっているのではないかと思う。
FI車はまだ良いがキャブ車の台湾仕様だと冬場はセッティングを変えないと凄く乗りにくくなってしまうそうで、気候に併せたセッティングの違いがあるのだろう。

◆ そんな、明らかに混合気が悪い状態のものがどの程度助けられるのかにも興味がある。勿論本来であれば混合気の方を変えるべきで、これは温度センサとECUの間にリニアライザでも入れればいい事だ。まあ数点の折れ線で良いのだからオペアンプでアナログ的に作るのも難しい話ではない。だが エンストするわけでもないし、そもそもいったん走り出してしまえば常に5〜6千回転なのだから特別な不調は感じなくなる。
スカイウエイブは初期型ECUで外気温と水温が微妙な所にあるとエンストする事があった。アクセルを放して減速したらそのままストンみたいな。だがECUの品番を変えるとそれは無くなるので今は気になってはいない。


バス(6/1)
◆ 市営バスなどの話は過去にも書いている。長距離バスの重大事故を受けて、長距離は厳しいが路線バスは楽だというメディアの記事などもあった。特に公営バスドライバーは恵まれていて、東京・大阪共に年収は800万円弱になるのだとか。
民間が500万円台だというのだからその差は大きい。都バスでは路線のみではなく観光バスの運行も行って売り上げを上げている。民間からすれば業務圧迫だとの声も上がる。バスはそれでも民間で500万円台の給料が稼げるが、タクシーはぐっと落ちて300万円前後となる。規制緩和で給料が下がったと言われるが、統計を見るとそんな事はない。台数を増やすとそれなりに客が増え、ドライバーの稼ぎが落ちるわけでもない。

◆ 大手の長距離バスは環境も給料も悪くはないそうだが、価格競争の激しい民間ではタクシードライバーよりも稼げないとも言われるそうだ。おそらくこれは実稼働日数の問題で、規制されているために休養を取らなければならなくなっている。もっともそれがどれだけ守られているかは疑問で、ドライバーも会社側も規制を守っていたのでは食っていけないという。

◆ 給料の高い事業とは何なのか。平均給与額のランキングを見ると放送事業者が上位を占めている。広告が減ったとか単価が下がったと言われる割には高給で、その分はタレント代をケチったりしてつじつまを合わせるのだろうか。公務員で給料が高いのは税務署員で、他の公務員より年収で100万円ほど高い。自分らが集めたカネだから自分らには優先配分みたいな、訳のわからない手当満載なのかも。地方公務員では高校教員が平均よりも50万円ほど多く貰っている。悪の温床である独法となると別格で、税務署員に匹敵する額の平均給与があり、理事などともなれば2千万円級の声も聞かれてくる。あ、ちなみに国会議員は3千万円弱の年間報酬で、事務次官級官僚は3千万円を超す。給料が違うからね、俺たちとにわか議員を一緒にされてもねと官僚がふんぞり返るのも分かるような気がする。

◆ 一般の民間企業(一般というのは電力会社などの特殊な企業ではないという意味)で高額報酬を受け取ろうとすれば相応の責任が発生する。しかし官僚の場合は高田純次氏以上に無責任でかまわないのだから楽なものだ。まあ彼らに言わせれば受験勉強に打ち勝ってきたのだから当たり前だろうとなる。彼らにとっては天下りまでが人生設計の対象だからだ。現役東大生へのインタビューでも、公務員なんて給料の安い世界に飛び込むのは本意ではなく、その後の美味しい世界があるからこそこうして勉強しているのだと躊躇いもなく答えていた。

◆ こうした業種間の格差というのは当然のようにある。民間バスの給料が嫌なら官僚にでもなれという事になってしまうし、自由を尊重して貧富差を拡大するというのはそういうことだ。昔は医者になって儲けてみたいな話だったが、勤務医の平均年収は1千万円ちょっとでこれは弁護士の平均報酬よりも少ない。責任という点で見ると医師の方が重いような気がするのだがどうだろうか。
民間の給与ベースでは50代前半の年収が最も高くて500万円近い。公務員の全平均が700万円近いのに比較すると大きな差である。と書くと民間給与は臨時雇用も含んでいるのだと言われるのだが、それを含めて民間なんじゃないかと思う。