過去の雑記置き場


電子書籍(10/1)
パケ死(1)(10/2)
パケ死(2)(10/3)
音声認識(10/4)
ディーゼル(10/5)
通販(10/6)
ダメさ加減(10/7)
EVF(10/8)
L-01D(10/9)
信頼性(10/10)
壊す費用(10/11)
設定(10/12)
認証(10/13)
ARROWS(10/14)
燃費(10/15)
スマホ対応(10/16)
人口減少(10/17)
防水(10/18)
望む相手(10/19)
電車(10/20)
防災(10/21)
ウナギ(10/22)
買い方(10/23)
信頼性(10/24)
電気代(10/25)
電池(10/26)
Google(10/27)
書籍(10/28)
VTOL(10/29)
Android(1)(10/30)
EV(10/31)


EV(10/31)
◆ 電動バイクは日本より中国での普及が早かったがもしかするとEVも中国が先になるかも知れない。
中国には大きく分類して3種類のEVがある。もっとも高額な部類は日産リーフに見られるような、いわば普通のEVだ。その下のレンジが中国では売れ筋と言われる低速EVで、最高速度が50km/h程度しか出ない代わりに車両価格が日本円換算で30万円程度だと言うから安い。
勿論モータも付いているしバッテリも付いている。
だがそのバッテリは未だに鉛が主流であり、Li-ionはもっと高級な、つまり高価格な車にしか搭載されていない。中国富裕層はちゃんとしたEVとか輸入車を買うが、この低価格EVはいわゆる庶民の足として売れ始めているものだ。

◆ 鉛バッテリだと重量が重くて容量が小さい。しかし中国ではそんな事は気にしない。なぜならオプションの発電機を積んでいるからだ。この発電機は日本円換算で2万円くらいするそうだが、多くの人が買い求めるという。
中国では市場の拡大がLi-ionバッテリの価格を下げるはずだという。ガソリン価格の上昇や排ガス問題に対する政府の方針が後押しすればEVの普及は一気に加速するはずだ。

◆ 最も小型のEVはオート三輪みたいな3輪車や、フロントがバイクでリアが3輪のトラック風な乗り物になる。これが何と4万円ほどで買えるというのだから素晴らしい。スマートフォンを買う金でこの乗り物が2台買えちゃうのだ。と言ったら中国のスマートフォンは3千円くらいだという話だ。ちゃんとクアッドコアのCPUも付いているのに。でも中国の事だからCPUのパッケージの上に「くあっど」とか印刷してあるだけだったりして。

◆ 中国EVはコンバート的な感じで、無理矢理モータと電池をエンジンルームに突っ込んだみたいな作りの悪さだ。バッテリもいくつかが直列になっているようだが正しく並べられているわけではなく、日本人的には「放り込んだ」と表現したくなるような感じである。外観的には普通の小型車で、バックミラーだって付いているしフロントグリルにはホンダのエンブレムだって、いや、違うのかな、ホンダ風かな、そんなエンブレムが付けられている。

◆ トヨタコムスが少し前に話題になったが、あの原点は中国EVだと言われる。トヨタはこのコムスをセブンイレブンに3千台リース契約した。近距離の移動や輸送用として3輪バイクよりも使い勝手が良いかもしれない。日本製は高品質で安全性にも配慮はされていると思うが、価格が中国製の20倍という話だと考えてしまう。国内での生産だと仕方がないのかなぁ。
普及し始めればコストも下がるだろうし充電インフラも整うだろう。所が普及し始めない事には何も起こらない。

◆ どうせ若者は車を買わないのだからと諦めて、老人用の車両開発に力を入れたらいいかも。プリウスにしても平均購買層はかなり年齢が上だとの事なので、その方向もありだと思う。この先年寄りになっていく人は金を持っていない可能性が高いが、今の年寄りはそこそこ裕福だ。小型車や軽自動車の不安は事故時の安全性で、軽自動車やワンボックスカーなどが追突されたらクシャっとつぶれてしまう。クラッシャブルゾーンがないので仕方ないのだが、やはり超小型車の幹線道路乗り入れ禁止などをやらないと交通の邪魔になるばかりではなくクラッシュ時の問題も起きてくる。


Android(1)(10/30)
◆ Androidスマートフォンを使い始めて日が経ってきたが、Xiエリアのダメさ加減は変わっていない。
消費電力に関してはソフトウエアアップデートなどで改善された面もあるし、不要なものを止めるなどで何とか使えるレベルにはなっている。通信による消費電力、特にXiエリアエッジでのそれは無視できない。Google系の通信は様々なタイミングや場面で行われ、一体何を送っているんだという感じである。通信がすぐに完了するならば電池消費量も少ないのだろうが、Xiエリアエッジで通信エラーが多い場合は延々とリトライが繰り返される。

◆ JuiceDefenderは通信を切ってしまうアプリだ。単に切ってしまうだけではなく定期的に活かしたり、アプリの起動をトリガに活かしたりする事も出来る。これで電池の持ちがかなり改善されたならば通信が頻発している事になる。
Google同期はバッテリを食う。同期をOFFにしてもスケジュールやブックマーク同期を切る事は出来ない。同期というか同期の為の通信路を確保する為のNAT突破用のパケットを流しているのかなと思うくらい通信は継続している。
結局私はバックグラウンド通信を制限する事でGoogleとの通信を抑制した。これは効果絶大で、だってバックグラウンドで通信しないんだから。もちろんGoogle以外との通信は許可しているので機能は正常に働く。

◆ 私は同期を使っていないので出来る限りGoogleとの通信が起きないようにしているが、同期を便利に使っていますという人だとそうは行かない。このあたりは自分にとって何が重要かの判断だから、好きにやって下さいとしか言えない。Google位置情報提供もバッテリを食うので拒否している。Youtubeも余り見ないのであれば普段はアプリを強制停止しておいた方が良い。これも結構通信する。NOTTVは使わないので強制停止が良いだろう。これも番組表などを持ってくるのか何か通信している。Googleバックアップも私は使っていないので切っている。ただしGoogleバックアップを切ってもプロセスは動いているので、実は何かを持って行っているのかも知れない。要するに考え方的にはGoogleUpdateと同じで、設定で何をやっても切れないみたいなものではないのだろうか。ブックマーク同期も同様で、プロセスを強制停止してもブックマーク同期通信が起きている。
ブックマーク同期プロセスとは一体何なのか、通信とは違う何かなのだろうが不思議だ。同様な事はドコモのプリインストールアプリの利用状況を調べるプロセスにも言える。プリインストールアプリの利用状況を報告しない設定にしてもプロセスは止まらない。

◆ メールはspモードメールをメインに使っている。SMS通知方式なので電池消費量が少ない事、圏外にいても圏内復帰で通知される事などがその理由だ。Gmailその他は定時ポーリングしている。GmailはIMAPIDLEで即時受信が出来るが、便利な反面電気は食う
電話帳はドコモものを使っているが余り使いやすいとは言えない。しかしバックアップの都合などを考えるとドコモものを使うかGoogle同期対象ものを使うかになる。なおドコモ電話帳がCPUパワーを食うという話はあるが、一方で同期設定をしなければ食わないとも。これに関しては対策アプリがある。このアプリは電話帳以外にも適用できて便利だ。XperiaだとFacebookが動き、GALAXYだとサムスンアプリが謎の動きをし続ける。


VTOL(10/29)
◆ 米軍は垂直離着陸機が好きだ。好きだと言うよりも滑走路が不要なために狭いところにでも離着陸が可能であり、戦闘力が高いのでメリットが大きい訳だ。日本にも配備され飛行訓練が始められるオスプレイも航空機の速度とヘリコプタの機動性を兼ね備えたものだ。しかしながら自律安定に乏しいこの手の航空機は墜落しやすい。ジェットエンジンのハリアーも初期の頃は事故が多かったと聞く。

◆ 回転翼が1機だけなら何となく制御も出来そうな気がするのだが、2機の回転翼の揚力を逐次変化させて安定を保とうというのだから大変だ。バートルヘリにしても自動制御装置無しでは飛ばないというか、ラジコンなど3軸ジャイロ無しで飛ばすのは相当難しいはずだ。ちなみにフツーのヘリならばジャイロなしでも飛ばせない事はない。
オスプレイの動力源がモータであったならば推力調整も簡単なのだろうが、揚力調整はピッチコントロールのみで行われている。左右の回転翼のエンジンはシャフトで結ばれていて、これは片方のエンジンが故障した場合でも離着陸が出来るようにとの対策からだ。

◆ 墜落の画像を見ると左右の揚力バランスが崩れてハンチングを起こしてそのまま地面に接触しているように見える。つまりこれは位相遅れがあって安定であるべき制御ループが発振しているのではないのか。ループゲインを小さくすると安定性が失われ、大きくすると発振する。発振させないためには制御レスポンスを上げればいいはずだが、機械仕掛けなので限界はある。
エンジンはガバナのようなもので(電子制御で)回転数制御されているはずだが、片方の回転翼のピッチを制御すると負荷が変わって回転翼の回転数が変わるかも。
すると反対側の回転翼の揚力も変わる。そこでその反対側の回転翼のピッチも制御がかかり… やっぱり発振するかな。

◆ ハリアーの場合はエンジンは1機なのでアンバランス要因は少ない。ただし相当無理してホバリング状態を作り出すので、長時間同じ姿勢で居る事は出来ない。それに積載量などもヘリ用途とは異なる戦闘機なのでオスプレイとはちょっと違うか。オスプレイはヘリコプタの代替でありペイロードも大きくなければならない。ならばオスプレイ型で回転翼を前後にも付けて4つにしたら?みたいな意見もあるのだが、結局安定性を上げようとすると高速飛行が出来なくなってしまう。確かヘリでも、高速飛行中に回転翼を止めて固定翼として揚力を得るアイディアもあったはずだ。あの回転翼の面積では実用的揚力を得るのは難しいと思うし、回転翼を大きくすると制御遅れが大きくなってくる。

◆ ヘリコプタでも同様だが、垂直降下しようとすると降下速度などの制限を受ける。これは自分の回転翼が作り出す風の渦の中に入ってしまう(ダウンウォッシュ)ためで、こうなると揚力を失って墜落する以外になくなる。これの対策としてヘリコプタでは回転翼の速度を上げてディスクローディングを大きくする事がある。こうすると自分が吹き下ろす風の速度が上がるので、降下速度を少し上げたとしてもその風速に達する事が少なくなり失速を免れる。現在の航空機においては機体のバランスが維持出来ない速度や運航姿勢に入ろうとすると警報が発せられる。オスプレイにしてもそれは同様なのだが、その時にパイロットが適切に対処出来ないと墜落する。垂直離着陸モードではヘリに近く水平飛行ではほぼ飛行機なので、操縦者に対する負荷というか知識は多く要求される。


書籍(10/28)
◆ 書籍というか新聞やフリーペーパも含めた物理媒体に活字が印刷されているもの全体を考えてみる。新聞にしても雑誌にしても、ここの所電子文書に親しんだ私としては新鮮に見える。レイアウト然り、写真然りでWeb版よりも数倍丁寧に作られている感じを受ける。文字のサイズやフォントの使い方、色にしても何にしても良くできているなと思う。
ホームページなどの場合は装飾などを見せるのではなく情報そのものを見せる所からスタートしている。
今でこそ写真だ動画だとリッチな情報を埋め込むようになったが、古いページなどはテキストそのままみたいなものだってある。最近でこそパワーポイントなどを使ったプレゼン資料などが増えてきたが、見せる資料か見て分かればいい資料なのかみたいな、作る側の意識の差もある。

◆ ホームページを紙面レイアウト的にしようという試みというか努力は常に行われているが、物理媒体と違って見る側の環境を規定する事が出来ない。レイアウト自体を固定する事は可能だが、それを15インチのモニタで見ているのか?30インチなのか、更に全画面なのかどうかによって見え方は違ってくる。
解像度を取得する事は可能だが、だから何なのと言われればそれまでだ。それこそ以前に行われたような、そこにアクセスすると有無を言わさず全画面にブラウザを拡大してしまうなんて今時嫌われるだけだ。これなどは見せる側が見る側に設定を強制するようなものなのだが、よく考えれば全く意味がない事に気づくだろう。つまりはよく考えないでやっちゃったみたいな所が多かったのである。

◆ 紙の本をスキャナで読んで電子書籍化するのが一時期流行った。iPadを買ったは良いが使い道が見つからず、電子書籍も余り出回っていなかった当時自分で電子書籍化する人が居た。又これを請け負う業者もあったが著作者や権利者は紙の本を電子化するのは著作権に反すると怒った。文字だけで出来ている小説などは電子化しても読みにくくなる事はないと思うのだが、レイアウト自体に意味や美しさのある書籍は電子化の意味はあまり無い。
たとえば写真集などはどうだろうか。おそらくはその本の大きさに合わせて、印刷品質に合わせて様々なパラメタが調整されているはずだ。これを電子化して意味があるのかみたいな話である。
写真集などは、その物理的存在に意味がある場合がある。

◆ 雑誌にしろ書籍にしろ見たい部分だけを買う事が出来れば便利だと思う。情報誌などは特に、そこ部分のテキストだけで良いから見たいみたいな。現状ではそうはなっていなくて、電子化された一式を買うしかないがどうしても欲しい本をどうしても今見たい時などは便利だ。それこそ紙の新聞は朝夕刊まで待たなければいけないがネットニュースなら即時なのと同じだ。

◆ 雑誌などは製本コストや配送コストが売値以上にかかっていて、その穴埋めと発刊会社の儲けは広告料だという話を聞いた事がある。なので発行部数が一時的に多くなると製造や販売コストが増えて儲けが減る。常に沢山売れてくれれば広告料を上げる事で採算が取れてくるようだが、そう簡単に値上げなどできるものではない。それからすると税金や電気代などは勝手なものだ。自民党だって増税案の時だけは民主党にすり寄った。法案が通れば問責なのだから好きにやってくれなのだが、結局民主党に馬鹿にされっぱなしみたいで笑える。好き勝手のし放題な連中と民間の違いというものだ。


Google(10/27)
◆ GoogleというかAndroidに関してはBlogの方でも書いている。Googleに嫌らしさを感じた最初はGoogleUpdateだった。レジストリやフォルダに情報を書き、スタートアップに登録しとMyStart並みの事をやってくれる。ファイルを消しただけでは機能は停止せず、ゾンビのように復活する。レジストリを消すとChromeが起動しなくなる。
UpDateが嫌だというのではない。たとえばWindowsUpDateとかjavaとかadobeは特別嫌な感じは受けない。それは不要になったら自分に意志で簡単に止められるからだ。しかしGoogleはそうではない。

◆ ChromeのインストールディレクトリもProgramFilesではない。Windowsのバージョンによって異なるが、たとえばWindows7ならばC \Users\[ユーザー名]\AppData\ Local\Google\ Chrome\Application\ chrome.exeとなる。
おそらくこれは個人情報収集に都合が良いように、ユーザディレクトリの下にインストールするのだろう。
そしてChromeは情報収集を開始する。ブックマークは勿論、閲覧履歴や検索履歴を持って行く。ブックマークのGoogleサーバ保存をやめさせる設定は出来るが、ログインしたと同時に収集はイネーブルになる。まさにGoogleUpdateと考え方は同じだ。

◆ この状態まではまだ個人情報と結びつけられてはいない。しかしAndroidを使用してクレジットカードを登録すると、その登録者と全てのデータが紐付けられる。
Androidではアプリのインストール履歴や、いったんインストールはしたが現在は使っていないもの、Youtubeの検索や閲覧履歴、位置情報と検索語の結び付けなどを収集していく。もちろん同期を使っていればそれらの他に同期項目が通信に加わる。これにしても、たとえば同期を使っているのならば通信が起きるのは当たり前なので許容しなければならない。
私はオートGPSを使っているが、これは突然の天候変化や終電情報が欲しいからだ。なのでオートGPS代としてのバッテリ電力消費1%/hは許容する。嫌ならプロセスを止めればGPSと通信電力は節約できる。

◆ Googleの、表向きのカレンダーやメール同期はこれと同様なのだが裏同期はそうではない。Android移動機がポケットの中で温まっているなと思って通信を見るとGoogleと何やら通信が始まっちゃってる。それが閲覧履歴や検索履歴やブックマーク同期その他なのである。
これが気に入らないのは通信内容と目的が非公開なのと通信の制御が出来ない(しにくい)事だ。Google同期も使わずアプリのダウンロードも当面しないというのならばPC側からパスワードを変えてスマートフォンがGoogleアカウントにログイン出来なくする事は出来るのかも知れない。

◆ Androidを使う事はGoogleとの知恵比べだ。情報を持って行こうとするGoogleとそれを回避しようとする利用者。もちろんそんな事に気づかずに、バッテリの減りは10Ahのモバイルバッテリ買ったから平気だゼと言っている人はそれで良い。Androidは素晴らしい、多少電池が減ったとしてもこの素晴らしさは他にはないと絶賛するならそれでも良い。

◆ rootを取ってIPFWなどでパケットを遮断してしまうなんてのは素敵だ。自分の使いたい時だけパケットを通す。
ただしこれは一般的ではないし全ての端末でrootが簡単に取れるかという問題もある。なので現実的にはパケット遮断アプリを使う程度になるのだが、blogでも実験したように不安定なXiエリアではうまくメールが受からない場合があるのと、通信路がアクティブになった時を狙ってGoogleが情報を送り始める(そこに通信が集中して結局電池を食う)事もある。


電池(10/26)
◆ 乾電池の話である。単三リチウム一次乾電池については何度か書いている。軽量で自己放電が少なく容量が大きいが少々価格が高い。最初は富士フイルムが国内で販売していた。富士フイルムが撤退した後はOEM元であると思われるエナジャイザーが販売現在に至っている。リチウム単三はこれだけかと思ったらPanasonicでも扱いがある。中身はエナジャイザーかなと思うのだが詳細は不明だ。

◆ リチウム単三一次電池は大電流放電が可能なのでデジカメや携帯電話充電器に適している。小電流放電ではアルカリ乾電池などに大きなアドバンテージはないが、アンペアオーダの放電をさせると2倍以上の容量差となる。
乾電池2本でスマートフォンを充電する充電器がある。エレコムの仕様を見ると出力電流は500mAでGALAXYSを50%まで充電できると書かれている。GALAXYSのバッテリ容量は1.5Ahだ。とすると単三アルカリ電池かNi-MH電池(1.9Ah)×2本で750mAh×5V=3.75Whの出力がある事になる。Ni-MH電池を使った場合の計算上の出力は1.2V×1.9Ah×2で約4.6Wあるが、DC-DCの効率が9割で充電効率が8割だとすると4.6×0.72=3.3W程度しかない。これだと50%充電には至らない可能性がある。

◆ 同じくエレコムの単三電池4本仕様だとiPhoneを満充電に出来ると書かれている。iPhoneの電池は1.42Ahなので、まあそんなものだろう。単三電池4本仕様だと2本仕様よりも電流が減るので電池に優しい。従って2本仕様(3.3Wh)の2倍以上の容量があると推定できる。
単三電池2本から5Vで0.5Aの出力を得るとなると、電池電流は1A近くになる。これだけの電流を流すと電池の電圧は1.2V程度まで落ちるはずで、それが2本の2.4Vから5Vを作らなければならないからだ。こうした用途にリチウム単三一次電池を使うとアルカリ電池の2倍以上のパワーを発揮する。なので単三電池2本仕様の充電器でもiPhoneを満タン近くまで充電できる可能性がある。

◆ N-07Dのバッテリ容量は1.8Ahなので、さすがの単三リチウム電池を使ったとしても2本で満充電には出来ない。4本仕様であれば何とかなると思うが、アルカリ電池では満充電は無理かも。
エネルギ密度からすれば予備電池を持ち歩くのがもっとも賢い。しかし非常時を考えると単三電池が使いたくなる。このPanasonic製リチウム単三電池があらかじめ装着されているスマートフォン用充電器もあって、これなら単三電池2本仕様でもそこそこの容量があると思うがN-07Dを満充電にするのは無理だ。
なので単三4本仕様を買った方が賢いとも言える。交換用バッテリとして携行するならば外部充電器でない方が良いわけで、やがてやってくる大地震に備えて自宅や会社の机の引き出しに乾電池式充電器を入れておく位の感じで。この場合もリチウム単三電池ならば自己放電が少ないので長期保存でも心配が少ない。

◆ 従来型携帯電話ならば内蔵電池容量は大きくても800mAh前後だった。しかしスマートフォンとなると平気でその2倍はあるのだから乾電池にとっては過酷だ。単三電池程度の大きさだと300mA程度以上流すと急激に容量が減少する。単三電池2本型のスマートフォン充電器など、電池容量が減って電圧が降下してくると2A近い電流を流そうとするから一気に電池はなくなる。
出力電力一定なので電池の電圧が下がれば下がるほど電流が増えてしまうのだ。


電気代(10/25)
◆ 少し前のウナギの話の時に話がそれて電気代の事になったが、大口契約者では契約アンペア数をギリギリで使う制御が昔から行われている。冷暖房や照明の制御がそれで、ピークが出ないように建物全体を統合制御する。たとえば夏場だと始業時間前に各部屋が一斉に冷房を入れる。当然ながら部屋の温度が高いので冷房機はフル稼働になって契約アンペア数をオーバする。そこで室温の差を見ながら各部屋の温度が同じくらいに下がるように冷房機を制御する。冷房用に電力を使う為に比較的明るい部屋などは照明を制御して暗くする。

◆ 照明器などは灯具自体にコマンドを受けるロジックが組まれていて、システム側からのコマンドを受ける。また照度センサもあって、それはシステム側に報告する。こうしたシステムは導入コストはかかるが電気代を考えるとトータルとしてはお得だそうで、かなり昔から存在している。今だと契約アンペア数100%で使うような、つまり電力消費量の低下する夜間に冷房機用の氷を作ったりバッテリを充電したり、冬場であれば蓄熱を行うなどする。

◆ 家庭用としてはまだまだな感じはあるが、東京電力の言う所の一般家庭の月間平均消費電力は290kWhであり毎時平均とすると400Wでしかない。まあこれは嘘くさいので民間のデータを参照すると、だいたい600kWh程度らしい。つまり東京電力の言う平均は世間的平均の半分にしてしまっているのだ。その世間的平均で考えても毎時平均800Wくらいで、その割に契約アンペア数は50A程度になっている。なお東京電力の言う平均家庭の契約アンペア数は30Aだそうだ。東京電力の数値はいい加減だとして、世間の平均でも800Wなのだから平均化が出来るとすれば10A契約でも行ける。ちなみに60A契約時の基本料金は1,638円だが10A契約なら273円で済む。実は私は関西系は契約アンペア数の概念のない事を知らなかった。良いなぁ関西は。

◆ 節約法として深夜電力を貯めてと言う話もあるが、深夜電力を貯めて日中に使うにはかなりのバッファが必要だ。一方で単にピークを回避するだけならバッテリは小さくても良い。
普通に考えると夕食時に2部屋でクーラを付け(15A)電気炊飯器を使い(15A)、時に電子レンジを使い(15A)風呂から上がった家族がヘアドライヤを使う(15A)で合計は60Aになる。電子レンジとヘアドライヤは使用時間が少ないので交互に使う事は出来るだろうが、冷房や炊飯器を切ってしまうわけには行かない。とすると30Ah態度のバッファがあればそこそこピーク回避が出来るかも。30Ahと言う事は約3kW/hなので12V換算で250Ahとなる。3kW級のUPSだと24Vとか48V駆動なので100Ahのバッテリが4個もあれば足りる計算だ。

◆ 家庭用蓄電池システムと言えばLi-ionバッテリ搭載の高額なものを想像するが、最近では鉛蓄電池仕様のものも発売されている。3kWh程度の容量で40万円くらいの価格が付けられているが、これがそこそこ売れているらしい。県や市によっては蓄電池システムに補助金が出ているような所もあるそうだ。
3kWh〜5kWh程度でも屋外設置型の全自動タイプもある。
値段は多少高くなって100万円台後半になるが、謳い文句としては深夜電力を貯めてピーク時にそれを使う事が全自動で可能となっている。この5kWレンジの製品は定価200万円前後が相場らしいのだが、どの機種でも深夜電力で充電してそれを昼間に使うという所が売りなのと太陽電池板連係動作可能なものもある。


信頼性(10/24)
◆ レッツ5に乗り始めた頃は故障だとかの事は全く考えていなかった。車と同じようにキーを突っ込んでセルを回せば走る乗り物だと思っていた。シグナスを買った時、台湾製だからすぐ壊れるぞと言った人が居た。そうか、壊れるのか。壊れるのは困るなと思っていたのだが実際には壊れていない。今の時代の機械ものの信頼性だから不良部品などが混じっていない限りそうそう壊れるものではないのだろう。シグナスの走行距離は1.4万kmになっているが、プラスチック部分の白化が少し出てきたかなという以外は特に問題はない。

◆ スカイウエイブは10年近くも前に製造されたものだし自分でいじくり回した箇所も多いので信頼性は気になる所だ。だがこちらもトラブル無く動いている。購入後もうすぐ2万kmになろうとしているし、各部は自分でいじっているので何となく怪しい雰囲気が漂うのだが結構大丈夫なものだ。シグナスの方は今は通勤専用みたいになっているので遠出と言ってもせいぜい往復100km程度だ。それに比較するとスカイウエイブの方は出かける時には500km以上も走ってくる訳で、途中で壊れたら結構悲しい。

◆ 特に山道などで不動となったら麓まで戻ってくるのも大変である。車が通る場所ならば、或いはケータイが通じる場所なら良いがそうでなければ何時間も歩いて山を下りるか、或いは山を登ってケータイが通じる場所を探すかになる。
多少の工具は積んでいるが、そもそもエンジンがかからない状態で何が出来るのか。キャブ車でキック始動が出来るマニュアルミッション車ならともかく、FI車で部品レベルの故障があったら始動させる事が出来なくなる。スクータの場合は押しがけも出来ないのでバッテリが上がったら全てアウトだ。

◆ 随分昔になるが壊れた車を始動させる事の出来るイグナイタみたいなものがあった。クランクセンサなどが故障しても、自励で火を飛ばしちゃうと言う乱暴なシロモノだ。4気筒くらいあればたまたまタイミングの近い所で点火が起きれば回らないでもないかなと思うが、走行に耐えるような状態になるとはとても思えなかった。
イグニションプラグに火が飛ばなければエンジンはかからない。イグナイタやイグニションコイルに電圧が来ているかどうか位はチェックできるとして、それがダメならアウトだ。

◆ 燃料系はポンプとインジェクタが主要構成部品だ。どちらも信頼性は高いものなので壊れる事はそう多くはないと思う。インジェクタが壊れたらエンジンは始動できない。燃料ポンプの方は燃料タンクごと加圧すれば多少燃料は出てくるようになるが、加圧しすぎると燃料タンクがボコンと膨らんでしまう。始動させるだけならポータブルコンロ用のブタンガスボンベでも回せない事はない。

◆ 原付ツーリングとか日本一周みたいな事をしている方は、ヘッドを空けたりシリンダを外したりの修理まで路上で行ってしまう方も居る。凄いなぁとも思うし、100%の信頼性に支えられた乗り物ではない所に面白みがあるのかなとも感じる。50ccにしろ250ccにしろ、たかがそれだけの排気量の乗り物が一生懸命動いている感を感じるわけで、そのあたりが車とは違った面白さというかそんなものを感じる。


買い方(10/23)
◆ SBMが推進した携帯電話の二重価格システムを各社が真似している。これをお得に買うにはどうしたらいいのか。もちろんMNPで正規に買えばそれで良いのだが2年縛られる。過渡期におけるスマートフォンの論理寿命が2年もあるとは到底思えず、頑張っても1年が限度だろう。
私は2番号契約している。従来は2in1で1台の移動機に収容していたがXi契約でそれは出来ない。なのでB番号はFOMA契約のまま無料通話を付け、A番号に転送をかけている。家族内なので転送料は無料であり、実質的にXiで2番号着信が可能になっている。
このB番号を切り離したFOMA契約には無料通話を付けているので、繰り越しと分け合いの理屈からXi契約の通話料に補填できる。月間5分以上の通話が発生する人ならばこうした契約の方が得になる。

◆ この番号で新たにスマートフォンを買うとどうなるのか。Xi契約の最低料金は3,195円である。月々サポートはモデルなどによっても異なるが2,500円前後ではないだろうか。するとその差額である700円くらいが毎月の負担額になる。勿論スマートフォンを購入する為の数万円というカネは購入時に出て行く。
FOMA契約で電話転送専用に使う時の月額基本料金の最低額は無料通話分を付けたプランで月額980円だ。
なので月額負担はたいして変わらないが、無料通話分が消失する。

◆ ならばMNPでもう1契約した方が得かも知れない。MNP特典で数万円のキャッシュバックがあるので他社へ払う解約金の心配は要らず、更に月々サポートの増額があるので月額負担金は700円より更に下がる。ちなみに端末だけを買う、つまり契約無しで買おうとすると月々サポートがゼロになる。最初に支払う金額は契約付きの場合と変わらないが、月々サポートが出ないのでモロにその金額が負担額だ。ようするに契約番号の使い道があるならば寝かせても良いが、使い道がないなら端末だけを買った方が良いとなる。ただしMNPの場合は契約付きで4万円くらいのキャッシュバックが貰える。これは移動機が半額程度で変える事を意味するので小さくはない金額だ。月額負担がMNP時に500円だったとしても、24ヶ月で1.2万円にしかならないのでやっぱりお得だ。

◆ 新規で買う場合はこうしたお得さがあるわけで、当たり前ながらその原資は既存契約者が負担している。この不公平さを解消する為の策が分離プランだったのだが、ご存じの通りSBMのみがこれを行わずに全体をぶっ壊してしまった。そして現在は従来のインセンティブプランより更に酷い状態になっている。しかし酷いと言っていても仕方のない話であり、自分で払った分は自分で取り戻すではないけれど特典を沢山受けながら実質負担を減らす工夫が求められるのではないだろうか。

◆ お得とは言ってもゼロ円端末を買うのは余りお勧めしない。従来型ケータイと違ってスマートフォンはモデルごとに機能や性能向上が著しいからだ。借用品のL-01Dを使った話は以前Blogに書いたが、動作速度にしても消費電力にしてもN-07Dとは雲泥の差だった。もっともLTE⇔3G問題は、3Gにとどまろうとする傾向の強いL-01Dの方がマシに感じる事もあった。Xiエリアに関しては2〜3年すれば今より使えるようになるとは思う。800MHz帯や1.5GHz帯でもLTEの波を吹くが、これらのバンドに対応したトランシーバチップの問題あり、エリア問題ありで安定するには時間がかかるだろう。更に来年の夏以降はVoLTEも開始される訳で、ドコモの事だから従来機をソフトウエアアップデートでVoLTE対応にするなんて事は無さそうだ。


ウナギ(10/22)
◆ ウナギの季節も終わった感じだが、今年はウナギに掛ける費用が減少した夏だったようだ。春先にウナギの稚魚価格が高騰したニュースを受けて夏場のウナギ価格はいったいどうなるのかと不安が広がった。実際ウナギ価格は高値となったのだが、稚魚価格が春先をピークに多少下がった事もあり買えないほど高価なウナギというわけでもなかった。
しかしウナギ=高いというイメージは定着し、ウナギの消費量が減った。このウナギ価格高騰はマスコミが煽った感も否めない。ウナギは高いウナギは高いと報道されれば、ウナギは高いのかなと(たとえたいして高くなかったとしても)思う。

◆ 最も影響を受けたのは町のウナギ料理店で、閉店に追い込まれた店も多い。値上げ幅を抑えようと薄利経営をしても客足が延びないので収益が上がらない。下町の方にはウナギ屋さんが多いイメージがあるのだが、歴史ある店がどんどん消えていくのが現状だそうだ。寅さんでおなじみの帝釈天の参道にも何件かのうなぎ屋さんがあったのだが、景気はどうだっただろう。
スーパーなどでは代用ウナギも販売したが、物珍しさで売れる程度だったとか。来年のウナギ相場はまだ分からないがしらすウナギが急に沢山捕れるようになるとも思えず、しばらくは高値安定か。

◆ 回転寿司屋の売れ筋商品もそうなのだが、割安感のあるネタが売れる傾向だ。マグロ価格高騰などもあるが、そうするとマグロよりもサーモンが売れたりする。サーモンが高くなるとハマチとか。
やはり景気が悪い事もあって、カネを出しても食べたいものを食べるという感じではなくなってきている感じがする。長引くデフレによって庶民が品物を選ぶその基準すらも変わってしまったのか。
多少高くても旨いものをから、安いから少しくらい味が落ちてもいいや、みたいな。

◆ 電気料金節約に契約アンペア数を下げる家庭が増えたそうだ。9月からの値上げ分を節約するには契約アンペア数を下げるのも方法というわけで、たとえば60A契約を40Aにすると546円の節約になる。
契約アンペア数を変更すると同時に多くの家電製品が使えなくなるのだが、最近売れている家庭用のバックアップ電源装置がそれを助けている。あらかじめ消費電力の多い機器をこの電源に接続しておいて電力消費量の増える時間帯にはバッテリ動作に切り替える。この電源装置と節電努力によって従来60A契約だった家庭が30Aで済むようになったとTV番組で言っていたが、まあこれは番組用の特殊パターンかも知れない。
さすがに10Aで暮らせと言うのは無理があるが、30Aあれば何とかなるのかなぁ。部屋数の多い家でクーラなどが分散していると厳しそうだが、逆に冬場だったら何とかなったりして。環境云々を言うと電気暖房が好ましいし、石油価格がどうなるかも見えてこないのだが節約しないと増税分を払えなくなるし。

◆ 景気と言えば国内産業空洞化も進んでいる。円高阻止も出来なかったしエネルギコストも上がったし、それに加えて増税だから仕方がないか。これからは収入を増やす努力ではなく支出を減らす生き方が求められる。収入を増やしても税金などが上がるだけで実質的な手取りは努力の割に増えない。ならば支出を削った方が効率的だ。まあそう考える人が多いからウナギが売れないというか高価格食材が売れない。
外食産業にしても価格競争激化だし、まあ食べる側としては安くて良いなとなるのだが、結局それがデフレ推進なんだよなぁ。


防災(10/21)
◆ 東海、東南海、南海地震とその被害に関してのシミュレーション結果があった。予想を大きく超えるその被害想定に危機感と言うより絶望感を覚えた人も多かったと思うが、アレの裏には国土強靱化計画の正当化がある事を忘れてはいけない。
防災の日だったか、東京の危険度マップ書籍のアプリ版が発売されたとかで話題にもなっていた。
自力で帰宅する時にどこを通れば危険度が少ないかなどを案内するもので、もしもの時のためにと購入する人が多かったという。

◆ しかしスマートフォンで地図を見る、通信こそ発生しないとは思うがバッテリは大丈夫なのだろうか。3.11の時には従来型ケータイを持っている人が多かったと思うのだが、コンビニではケータイ充電器がすぐに売り切れた。乾電池充電器と共に電池そのものも売り切れになった。市場流通量の多い単三電池は残っていても、懐中電灯などに使う単一や単二電池は姿を消した。そしてその状態がしばらく続く事になり、単三電池をアダプタに入れて単二や単一サイズにするものが売れた。
従来型ケータイならば単三電池2本で満タンまで充電は出来たが、スマートフォンだとそうは行かない。たとえばN-07Dのバッテリ容量は7Wh近いわけで、これを単三電池で充電するためには5〜6本分のエネルギが必要だ。

◆ モバイルバッテリと呼ばれる充電式の外部バッテリを持っている人もいるとは思うが、そもそもそれを使い切ったら再充電に困る。乾電池が使えるという事はAC電源が無くても何とかなるのが便利なところだ。もちろん電池が売り切れるという事は十分考えられるが、売っているところがありさえすれば買う事が出来る。
容量的にはちょっと頼りないのだが、軽量である点が携帯に適する水電池がある。3本セットで4百円くらいなので高価ではない。連続放電電流は100mA程度が推奨されているので単三2本型のスマートフォン充電器(1A以上流れる)には絶対使えない。単三電池4本タイプのものでなら使えるが効率は落ちる。
ただし水を入れない限り相当長期の保存が可能なので非常持ち出し袋に突っ込んでおいても無駄ではない。

◆ 水電池の仲間で、食塩水や海水で発電できるLED灯も発売されている。こちらはLEDを点灯させる為と5V出力を得る為のDC-DCコンバータ内蔵だ。起電力が低下したら食塩水を入れ替える。寿命は内部のマグネシウム電極が無くなるまで、120時間程度使えるそうだ。
自動車用バッテリとインバータと太陽電池番のセットが売れている。50Ah前後の容量のバッテリとセットで5万円程度のものの売れ行きが良いそうだがちょっと高いかな。バッテリは100Ah品で1万円くらい、300Wのインバータも5千円はしないだろうし太陽電池板も1万円払ったら結構大きなものが買えちゃう。
特に太陽電池板の価格は大きく下がっていて、今や1kWあたり20万円台らしい。もちろん高率とか信頼性とか寿命とかも色々あるとは思うが、太陽電池板と鉛バッテリがあるといざというときに役に立つかも。

◆ こうした小型の太陽電池板+バッテリを窓際やベランダに置いて充電された電力でLED照明などを点灯させるのが人気?との事だ。大型太陽電池板を屋根に乗せるのはちょっと… だけれど、手軽に太陽光発電を体験してみたいみたいな人とか集合住宅住まいの人が買っていくそうだ。


電車(10/20)
◆ 電車内や地下鉄トンネル内の移動体通信エリア化が進んでいる。携帯電話が普及し始めた頃、電車内では電源を切りましょうとアナウンスしていた。
横浜市営地下鉄でもつい最近まで地下鉄内では(心臓ペースメーカなどに悪影響があるので)携帯電話の電源を切るようにアナウンスしていた。
私は電源は切らなかったが使用は控えていた。もちろんそんなの関係ないとばかりに、特に女性は熱心にケータイやスマートフォンをいじくり回している。
いや、女性ばかりではなくオジサンも。

◆ そんな市営地下鉄だが、一転してトンネル内のエリア化を行うとなった。車内アナウンスにも変化が見られ、他の鉄道事業者同様に通話は駄目、マナーモードにする、優先席付近では使わないとな… いや、横浜市営地下鉄は全席優先席だと言っている。となると矛盾が起きるではないか。そこで苦肉の策というかなんだかよく分からない最優先席なるものを作った。優先席は最優先席よりも優先度が低いわけだ。
名古屋だったかどこだったか、地下鉄ホームをあえて圏外にした所もあった。携帯電話を使わせないためという事で、ただしcdmaOne(当時)は通せたのかな、トヨタの都合もあって。

◆ 今や時代が変わったというか、物理的なものは殆ど変わっていないのだが言う事は変わった。そもそも携帯電話の影響でペースメーカが致命的異常をきたしたという話は聞かない。もしもそんな事例があったらマスコミが飛びつくはずだ。これは福祉財源だと言えば増税も許される的なものと同じで、命に関わる事だから電車内での携帯電話使用は控えましょうとこじつけただけである。そもそも通話は駄目で通信は良いという部分にしても電磁波の影響が云々というのなら説明が付かない。(送信出力はデータの方が大きい)
◆ JRは山手線内でWiFiが使えるようにした。電車内にAPをおいてみんながそこに接続すれば、電車の移動に合わせて急激にトラフィック量が変化する公衆基地局を少しだけ楽に出来る。おそらくこのあたりもあって鉄道事業者と通信事業者が協力してみたいな話なのではないだろうか。東急では駅周辺だったかな、WiFiエリアを構築するのは。誰でも使えるというわけではなく移動体通信事業者の認証に準ずるという事なので、実質的にはスマートフォン用のAPという事になる。

◆ 海外に行くと空港や駅などには接続自由なWiFiスポットがあり便利に使える。日本にはそんなところはないなぁと思っていたのだが、今や世界一の密度というか過密というか混雑ぶりでAPがばらまかれている。ただし無料開放というわけではないので海外から日本に来られた方などはちょっと残念に思うかも知れない。
WiFiを世間に広めたのはSBMである。最初は他人のふんどしでFONを使わせた。それこそ他人の契約回線をみんなに開放みたいなやり方で、さすがあくどいゼってなもんだ。そして次の段階として店舗などを中心にAP設置を始めた。いっこうに広がらない3Gエリア、低速低品質だと言われる3Gを補完するというか、どちらはメインか分からないみたいな言われ方をしながらもWiFiを広めた。

◆ ドコモやauもWiFiスポットを整備しているがSBMほど積極的ではない。通信事業者たるもの自前の回線でという思いや意地もあるのだろう。ちなみに私は今のところWiFiは使っていない。ハンドオーバも出来ない通信システムを移動体に使うのは面倒だからだ。なお自宅などで大量のデータ送受信が発生する場合には設定する事もある。


望む相手(10/19)
◆ ちょっと古い調査データになるがアイリサーチによる独身女性を対象にした調査データがあった。
結婚相手に望む事としてトップだったのは「大切にしてくれる人」で、優しい、頼れると続く。子供好きやマジメである事もトップグループになるが、貯金や収入を求めるのは5割以下、容姿端麗は更に下になる。バブルの頃なら年収●千万と言っていたのだろうが、今やそんな事を望んでも仕方がないという感じか。それこそ一流大学を出てどこに勤めてとか、年収がどうのこうのというとバブル期(に、青春時代を過ごした)のオバサン扱いだそうだ。
今の適齢期の人からすれば、自分の母親年代の人が考える結婚相手像はもはや古い。これだから古い人の言う事は嫌なのよねぇ、と言う事だ。

◆ 相手に望む職業は会社員がトップで4割を超えるが公務員は1割台でしかない。生活の安定を望むならば公務員を選んでも良さそうなものなのだが、どうやら結婚相手としてのイメージは良くないらしい。特に不況の時代、相当悪い事をやったとしてもクビにならない公務員は、住宅ローンを組む時などでも有利だ。にもかかわらず人気がないのはどうした事だろう。
結婚後は専業主婦でと思う人よりも共働きを望む人が多かった。以前に、男性側は共働きを望むみたいな調査結果があったが女性側も同様となる。現実的に考えると一人の稼ぎで二人が暮らす事が難しくなってきており、今や共働きが普通になっているのではないだろうか。

◆ 独身時代は自分で稼いだカネを自分一人で使えた。
所が結婚して一人だけが働くとなれば一人の稼ぎで2人以上を食わせなければならないので無理がある。デフレの時代にも税金や電気代は上がっていくわけで、現実的に考えれば働かざるを得ないとなるのだろう。金銭面以外に、今までやってきた仕事を続けたいという積極的な理由もあった。
家付きカー付きは出てこなかったが、ババア抜きと女性兄弟抜きは入っていた。やはり同性はやりにくいと言う事だ。

◆ 別の調査になるが、同じアイリサーチでiPhoneに関する調査データもあった。主に料金系の項目やキャリアメールの使いやすさでSBMに人気が集まっている。唯一auがポイントを獲得したのは「つながりやすさ」と「通信速度」だった。やはりiPhoneという事で設定の安易さなどは求められている。
料金系でも多くはSBMが支持されているのだが、通話料だけはauが人気になっている。auのiPhoneはホワイトプラン同様なものだけかと思ったら、従来プランも選べるそうだ。なので無料通話分の付いた料金系の方が割安になり、この項でポイントを稼いだと考えられる。ただあいiPhone5ではLTE値上げが行われているので調査結果も変動してくるかも。

◆ もう一つ別の調査結果も。昨年のバレンタインデーの調査なのだが、女性から男性にプレゼントをした率は84%、一方で男性が女性に贈った率は91%と逆転している。値段は千円から3千円のレンジが最も多く、購入はデパートやスーパーだそうだ。
手作り率も2割前後あるのだが、まあ頂く方としては市販品の方が… と思った事が何度もある。
まあ作り手次第というか、市販品に負けないほど美味しいチョコレートを貰った事もあって、へ〜と見直しちゃった的な事もある。この位作れたらポイント高いよなぁみたいな。
一方でその逆も又然りで、本人は美味しいつもりで作っているとは思うのだが、まあ、そう、えーと、好みの、そうそう、好みの問題だな。


防水(10/18)
◆ 従来型ケータイもスマートフォンも防水が一般的である。酷暑と言われた年の夏、胸ポケットに入れたケータイの故障が相次いだ。汗が湿気となってケータイに侵入して、いわゆる水没状態になったのだ。勿論水没はさせていないので多くのケータイで水没シールは無事だった。
ドコモは水没シールが無事ならば内部の状態によらず水没判定はされない。auは水没シールの状態がどうであっても内部に結露などが見られれば水没と判定される。SBMも同様だが、こちらがもっと酷かった(とりあえず何でも水没処理)事で改善を勧告されている。

◆ 防水機であれば汗や水滴によって壊れる事はない。私は防水が必須ではないのだが、やはり汗などの湿気がトラブルを誘発するのは避けたい。スクータに乗るようになってからは余計にそれを感じる。大雨の中を雨具を装着せずに走る事は無いが、ぽつぽつ雨が降ってきた程度の事は良くある。防水機であればその程度を気にする必要はないが、非防水機だとちょっと困る。
シャツを着ている時には胸ポケットにケータイやスマートフォンを入れているわけで、雨が当たればそのまま濡れる。ポケットのない衣類の場合はバッグに入れているので濡れない。汗による湿気や雨の事を考えるとやはり防水は必要だなと思う。

◆ 防水の場合はコネクタなどにキャップが付いている。
一部機種ではキャップレス防水が謳われていて、これは良い。良いけれどコネクタに入った水分って簡単に出てくるのだろうか。水と一緒に固形物が入ったりしたら嫌だなと思うんだけど。
防水機であってもキャップを閉め忘れていたら防水にはならない訳で、気を遣わずに防水ですよと言う点でキャップレスは良い。防水のレベルもあるのだが、個人的には防水というか防滴レベルでも良いのかなと感じる。それこそ水中で使うわけではないのだからと言うのがその理由で、勿論完全防水に超した事はないんだけどね。防水と共に防塵も有り難い。スクータで走っていればホコリもかぶるわけで、そんな細かいゴミがコネクタ部に入り込むとジャリジャリになるし、掃除するにしてもなかなか面倒だ。防塵防水対応ならば、汚れたら濡れタオルで拭けばいい。

◆ スクータなどでナビ代わりに使う事を考えると外部からの電源供給が必須で、これはQiでないとケーブルが出る事になり防水でも防塵でもなくなる。なので二輪車や自転車でナビ代わりにとお考えならばQi対応が良いだろう。ちなみに私はいつ壊れても気にならない中華ナビをメインに、山の中などで細い道に入った時などはスマートフォンでGooglemapを見ている。山の中などだと圏外に遭遇する事もあるのだが、数分走ればたいていは圏外を脱出できる。脱出したらそのあたりの地図を読み込んでキャッシュしておけばいい。

◆ スマートフォンがケータイに比較すれば大画面だとは言っても、やはりナビ専用機の画面の大きさにはかなわない。それこそタブレットでも搭載すればナビと同等かそれ以上の画面サイズにはなる。タブレットは中華ナビよりは高額なのと、オンライン地図の場合はスマートフォンをテザリングで使うなど何らかの通信手段が必要になる。まあ、そう考えると安物中華ナビもそこそこかな、ただし防水ではない。防水ではないが雨中でも走っていれば雨は当たらない。タッチパネルは感圧式なので少々水が付いても大丈夫だ。交差点などで停止すると雨粒がかかるので、そんな時にはビニール袋をかぶせる事にしている。ほら、海辺でiPhoneを使う人がやっているような感じで。


人口減少(10/17)
◆ 日本の人口が減少に転じているのは周知の通りなのだが、それより速いペースで人口が減っているのが福島県だそうだ。理由は言うまでもなく放射線被害で、子育て世代を中心に安全圏に脱出していく人が増えている。福島県によれば人口減少率は0.5%/年程度だが、住民票を残したまま県外脱出している人の数もかなり多いそうだ。

◆ 人口減少は税収減少にもなるし地価の下落にもなる。新たな産業の誘致などを進めなければ税収の減少などもあって県内各地で行政サービスその他に支障が出始める。
安全性のアピールなども大切だとは思うが、結局の所余り安全ではない。福島や郡山などの盆地では山に積もった放射性物質が風などで流れてくる事もあり、地域によっては除染効果が低いそうだ。

◆ 県では(放射線の影響を受けにくい)非農業企業の誘致などを行う話もあるそうだ。国内では福島=放射線という感じは徐々に薄らいできているが、国際的にはなかなか厳しいものがある。
チェルノブイリと聞いて何を思い浮かべるかを考えてみて頂きたい。それと同じ事が「フクシマ」になって世界のイメージとなっているのだ。

◆ 福島県内の各市ではUターンやIターンによる居住者募集などを行っている。空き家となった古民家などを売買斡旋するなどして人口減少を食い止めたい考えだ。古民家の価格は環境や利便性によって一概には言えないが、100坪の土地と50坪の家で200万円〜1500万円くらいが相場らしい。中には数百坪の土地と築100年にもなる家なんて物件もあり、都会暮らしの私などからするとちょっとあこがれるものもある。

◆ 福島県でも海側の南より、つまり原発よりも東京に近い側は放射線被害もあまり無いので良いと思う。常磐道側ならば冬でもさほど寒くないのではないだろうか。この先のエネルギコストの上昇を考えると雪の多い所というか寒い地域は何かと出費が増えそうな気がするからだ。もっともその分夏場が涼しければ冷房コストが安くなる。いわき市などはIターンなどに熱心のようだが、震災その他で手が回らないとかで今は積極的活動は行っていない。

◆ 長野や山梨県でも永住誘致みたいな活動をしていて、ホームページには住宅の情報などが掲載されている。就業支援だとか農業支援などもあって、何とか人口減少を食い止めたいとする努力が伺える。物件情報などを見てみると結構面白いというか、福島県ほどではないかも知れないが安い物件もある。アパートなどの賃貸物件の斡旋も自治体が行っているのが面白い。

◆ 関東に住む人間とすると東北は身近だ。東北新幹線や東北自動車道もあって、距離の割には行きやすいイメージがあるからだ。ただ絶対距離という点では群馬や山梨や長野が近い。なので、そこに移住すると言っても大げさなものではないわけだが最大の心配事は産業だろう。人口が減少すれば経済活性度が下がり、その悪循環となって産業が無くなる。そこを食い止めようとするのが福島県の動きなのだが、この不況の中で一体何が出来るのかと考えると難しいものもある。それこそ大規模農業に進出してくる企業を誘致してみたいな事が出来れば良いのだが、放射線被害や風評被害で農業系がダメとなると難しい。


スマホ対応(10/16)
◆ 最近はspamもスマートフォン対応が進んでいるようだ。spamの第一歩はアプリをダウンロードさせる事だそうで、巧みにダウンロードサイトに誘導する。通常の設定であればPlayストア以外からのアプリダウンロードは出来ないはずなのだが、ドコモやauによってこのセキュリティは壊される傾向にある。
つまり、ドコモやauは独自のサイトからアプリをダウンロードさせる集金構造を採る為、セキュリティを甘く設定し直させるわけだ。当然spamerもそこに目を付ける。

◆ 通常であれば信頼の出来ないアプリなどはダウンロードしないのだが、そもそもワンクリック詐欺にすら引っかかってしまう人が居るくらいで、スマートフォンを最適化して動作を速くし、バッテリの保ちも改善しますなんて謳い文句に簡単に引っかかってしまう人が居る。で、無料のアプリをダウンロードするとメールアドレスから電話帳の内容まで持って行かれる。

◆ 事業者はこれらスマートフォンの危険性に関して(売る時に)説明すべきだと思うのだが、そもそも事業者自身がセキュリティ設定を甘くさせているのだから説明なんか出来ないか。以前にも書いたがLINEは電話番号やメールアドレス、電話帳の内容までも持って行ってしまう。電話帳の内容を渡さないようにする事も出来るが、たいていの人は渡してしまうのではないだろうか。何しろ電話帳データを元に友達関係を決めてくれるのだから。

◆ 分かっている人は怪しげなものには手を出さないが、分かっていない人の方が圧倒的に多い。事業者でもセキュリティスキャンなどは用意しているが、そもそも自分が納得して(或いは意識せずに)情報を渡してしまうのだから阻止が難しい。従来型ケータイでも同じなのだが危険性の排除はフィルタリングなどでは行えない。何が危険で何が怪しいのかの教育が必要なのだ。それこそ中学生くらいならば情報教育名目で社会の危険性などを教えても良いと思う。PC利用の授業もあるのだが、そもそもセンセーに知識がない。センセーは出会い系へのアクセスが得意なのだから、その分野のspam事情くらい教えたらいいのに、私は出会い系など知りませんみたいな顔をしまくっている。

◆ F&Fのメールサーバのspam拒否設定を少し甘くした。あまりspamも来ないので良いかなと思ったら甘かった。今までは怪しげ系ドメインブラックリストによる拒否が効いていた模様で、それを解除したらさっそくspamが入ってきた。ログを見ていると手当たり次第系のspamが良く来ている。毎日数十から数百アカウントをなめ回す。spamが入ってきたのは短いメールアカウントだったので、そんなのに引っかかったのだろう。

◆ Gmailは学習フィルタ型のspam排除が行われていて、さすがにアカウント数が多いからか有効だと思う。が、先日はF&F情報メールがGoogleのspam判定に引っかかった。自分で配信を申し込んでおきながらspam申告しちゃったみたいな話だと思うのだが、で、メールが送れなくなった。Googleは遅れない場合はその旨返事が来るので有り難い。これがgooやYahooのフリーメールだとリターンが来ないから、送っている側は送れているものと思う以外に無い。
Googleにはspamじゃないよ申請を出し、その後は正常に送られているようだ。


燃費(10/15)
◆ 米国の燃費基準が約23km/lに引き上げられる。一応環境を考慮していますよみたいな所かなと思うが、自動車各社は低燃費車やEVの導入を余儀なくされる。低燃費車と言えばハイブリッド、少なくともカタログ燃費は良いのだが米国ではそうでもない。元々は国内の数字みたいな飛び抜けて良い燃費を出していたのだが、そんな嘘はいけないよ、ウソは。って事で今は20km/l程度の燃費を謳っていると思う。20km/lは実用的平均値に相当するので妥当だ。そりゃあ極限のエコランをするとか、一般国道を定速で走り続けるとか、緩い下り坂を狙うなどすれば30km/lも夢ではないかも知れないが特殊なケースだ。

◆ そのプリウスよりも更に燃費の良い値を平均値としなければならないのだから大変だ。EPA燃費で30km/lとかの数字を出すのはパラレルハイブリッドでは相当難しい。シボレーボルトなどのシリーズハイブリッドであればその程度の燃費が出せる可能性もあり、現状でもEPA燃費はプリウスを凌いでいる。

◆ EVは航続距離の問題がある。日本であればインフラを整える事がそう難しいとは思えないが、米国の広大な土地に充電スタンドを設けるなんて結構大変そうだ。広さを利用して太陽電池パネルでと言う事は考えられるが、充電時間も問題だしなぁ。
逆に都市部であればEVは成立する。それこそスーパーの駐車場に充電スタンドを置いておけば良いだろう。日本よりも平均走行距離が長いとは言っても、都市部ならばスーパーに買い出しに50kmも走っていくなんて人は少ないはずだ。

◆ いきなりEVとは言わずハイブリッドでつなぐとなれば、高効率なシリーズハイブリッドが有利だ。
シリーズハイブリッドの場合はエンジンと発電機のペアが電池を充電したり車輪を駆動するモータを回す。従って発電機とモータの両方が必要になる。パラレルハイブリッドの場合はモータ兼発電機があれば良いので構造が簡単で重量増も少ない。
シリーズハイブリッドの場合はエンジンが車軸とつながっていないので、エンジン出力でそのまま車を走らせる事は出来ない。エンジンはあくまでも発電専用であり、なので定速定負荷運転を行いやすく効率が高い。

◆ トヨタ方式はパラレルハイブリッドの利点であるエンジン出力をそのまま動力として使える点と、シリーズハイブリッドのエンジンとモータを切り離して使える双方を両立させた。ただしパラレルハイブリッドに比較すると構造が複雑で、発電機とモータが必要になるなど重量とコストが嵩むしシリーズハイブリッドのような効率にはならない。
エンジン出力を発電機で吸収しなければならない関係で、およそバッテリではフルパワーを発揮できないような出力のモータや発電機も積む必要がある。ただし現状では、そうした非効率部分があったとしてもパラレルハイブリッドよりは効率が高い。

◆ ハイブリッド自体が過渡期の産物なのか、最終的にはEVに行き着くのか、それともボルトのような発電機付きのEVみたいなスタイルになるのかは分からない。日本ではJC08燃費テストになり、従来の10・15モード燃費のようなハイブリッド車有利な数字が出せなくなった。カタログ燃費が2割しか良くないのに車両価格は2倍かよみたいな、しかしモータや発電機や電池を積まなければならないのだからコストアップは仕方ない。その分は徹底したコストダウンで全体価格の上昇を抑えているが、それでもまだ高いのが現状だ。


ARROWS(10/14)
◆ 昨日の認証の話で思い出したというか、ARROWSXを使っている人がいる。富士通製という事で細かな部分がなかなか良く出来ている。たとえば着信音量が周囲のノイズレベルに合わせて変化する設定など、ちょっと気が利いているかも知れない。周囲雑音が大きい時には着信音も大きく鳴り、静かな場所ではひっそりと鳴る。もっともバッグに入れて持ち歩いている人だと、バッグの中でひっそり鳴っているかも。

◆ 通話音声の加工はらくらくホンや、NEC製にも搭載されていた事があった。これも周囲ノイズなどを検出して音量を制御したり、フィルタを通して聞きやすい音を作ったりする。音声着信画面からすぐに伝言メモが起動できるとか、通知エリアのレイアウト変更が可能だとか、細かな所までよく考えているなぁと感心してしまう。面白い所ではインテリカラーがある。これはカメラで環境光というか色温度を測って液晶ディスプレイの色味を変える仕組みだ。
PCモニタなどでも経験はあると思うが、環境色温度によってモニタの見え方は随分違ってくる。これを自動調整使用という考え方がインテリカラーと名付けられた仕組みだ。
動き自体はN-07Dと余り変わらないというか、たぶんゲームでもやれば4コアCPUの威力が発揮されるのだろうが、通常使用時にもはや4コアは必要ないのかなと思った。デュアルコア機出始めの頃はシングルコア機と明らかに違うと思ったものだが、4コアは言われなければ分からないレベルでブラウザなどでは(もしかしたら読み込み速度の為かも知れないが)引っかかりも感じる場面がある。

◆ 発熱はそこそこ激しくて、使っていたらカメラが起動できなくなった。それでも無理して使うと再起動するとの事だが、そこまではやらなかった。
発熱が激しい分電池はどんどん減る。感覚的にはL-01Dよりは良いかな、同じくらいかなと言った感じ。でも充電が楽(Qi)なのと、Qiの受電コイルがバッテリ本体に付いているので充電パッドにバッテリだけ乗せておくと勝手に充電されちゃう。普段は通勤時にほぼ電池を使い切って会社で充電、満タンで持ち出して家に着く頃にはそこそこ無くなって家で充電、外出時には予備バッテリ2個を持って行けば電池切れになる事はないとの事。充電パッドは本体やバッテリを置いておくと順番に充電してくれるらしく、ほほう、と感心させて貰った。
ただ送電電流の関係なのかQiでは充電に時間がかかり、予備バッテリも含めて充電しようとすると時間的には辛い場面に遭遇するとの事だ。残量20%程度から100%充電までは3時間近くかかるらしいので、本体+バッテリ2個だと9時間を要する。

◆ 本体は、表面積は大きくはないが厚くて重い。慣れればそんなものかなとなるのだろうが、少なくとも私の胸ポケットはARROWSは入れてくれるなと言っているようだった。何せ152gはL-01Dより10g以上重く、N-07Dとは33gも違うのだ。iPhoneも大幅減量で携行しやすくなった筈だ。
大きさと重さは個人的には不満なのだが、かゆい所に手が届く的な機能がいかにも富士通らしくて面白いというか楽しい。機能的な面を考えたら、これにT9が乗っていたら重さと大きさを我慢してでも持ちたいと思ったかも知れない。いわゆる全部入りでしかも防水、電池が保たないのは大いに気にはなるが、機能満載だから許すと考える人も多いだろう。


認証(10/13)
◆ パスワード管理が面倒だという話は何度か書いている。Felicaか何かにパスワードを記憶させておいて、それをサイトのログイン認証に使えれば便利だなと書いた事がある。Felicaを紛失したらどうするのだという話もあるとは思うのだが、そもそもFelica内にどこの、何のパスワードが入っているか分からないだろうし、IDと別管理する手もある。

◆ 生体認証がある。この分野では富士通がお得意と言う事でケータイやスマートフォンにもPCにも指紋センサが付けられている。最初の頃は認識率と誤認識率の問題があったのだが最近は改善されたのだろうか。Felicaリーダ付きのSONY製PC同様に富士通製PCに指紋センサが付いているのだから、あとはPC側の機能としてサイト認証を指紋で行う事だって可能なはずだ。勿論指紋データを相手サイトに置くってそこで認証して貰うのが一番良いが、現実的にはPC側でローカルに処理してPCが記憶しているパスワードをブラウザに渡すのが精一杯だろう。

◆ ケータイなどでは顔認証なんてのもある。まあ認識すると言えばするがしない事もある。顔で認証できるのだから写真でも可能だ。これは生体認証ではないな、厳密には。静脈認証を使うなんて話もあって可視光カメラで静脈を撮影してパターンマッチを取る。補助光無しでは暗い場所だとダメだろうし、スマートフォンと手の位置も合わせないといけないとか、そもそも写真でOKだったりして、認証とロック解除に手間がかかる割に不正突破が簡単なものはダメだ。

◆ 静脈認証にカメラだ補助光だと面倒な事になるならば声紋認証なんてダメなのかな。声紋によるアプリケーションレベルのロック解除とか、声紋自体を表示するアプリもある。でも一般的に使われていないと言う事は認識率と誤認識率が使用可能レベルに達していないと言う事か。

◆ 以前にblogに書いたパスワード管理アプリそれ自体もパスワードがかけられている。これは単純な文字列なのだが3回間違えると内容が全て消去されてしまう。その場合も秘密の質問と答えによって復活させる事は可能だが、それも忘れてしまうとアウトだ。なのでこのアプリのパスワードは単純な数字列や文字列で構成しておくのが良いだろう。どんなに単純な数字列にしても、それを全く知らない誰かが3回以内で探り当てられる確率は低い。

◆ そもそもパスワードをブラウザに記憶させている人は少なくないだろう。私も記憶させられるものは記憶させている。記憶させられるんだからパスワードに意味なんか無いんじゃないのとも感じる。日経系のニュースサイトはIDとパスワードとメールアドレスを入れなければならない。別になんと言う事のないニュースサイトを見るのに3つの情報が要る。PONTAはIDとパスワードと電話番号と生年月日が要る。これって単にその情報を集めたいだけなんだろうな。特に日経系は本当の情報を入力すると営業活動の餌食になる事になっているし、いったん目を付けられると相当しつこい。
これらに比較すると銀行などの認証の方がよほど単純だ。契約番号とパスワード(銀行によっては複数パスワードの組み合わせ)で行けるわけで、そう考えると日経のやり方が如何に無意味かが分かったりする。


設定(10/12)
◆ Androidスマートフォンの電池長持ち設定に関してお問い合わせを頂く事がある。なのだが、事業者が異なったりすると事業者独自サービス内容も違うだろうし、良く解らない部分もある。
一般的には不要なサービスなどを停止させる事から始まるわけだが、そもそも何が不要なのかの判断が難しい。スマートフォン歴が長い人ならば経験や知識として持っている事でも、初心者は分からない。

◆ そこで考えてみたのだが、まず最初にJuiceDefender - battery saverをインストールして通信間隔を30分に1〜3分に制限してみる。これで電池の保ちが3割以上改善されるようならば通信系のサービスや機能が多すぎると言って良いと思う。たとえばGoogle位置情報提供やオートGPS、カレンダーやスケジュールにしてもGoogle版を使っているのにドコモ版も同期を取っているとか、又その逆とかで使っていないか機能がダブった複数のサービスが動いているような無駄を排除しなければいけない。

◆ ドコモの場合はホームアプリ上にiチャネルやNOTTVやその他のウィジェットが沢山貼られている。これを外すだけではサービスは止まらない。不要なものはさっさとアンインストールする(再度使いたくなったらドコモのお客様サポートから再ダウンロード)のだが、アンインストールできないものは強制停止を食らわす。ウィジェット類は定期的に通信して情報を持ってきているのでバッテリ消耗に対する影響は無視できない。NOTTVもバックグランドで通信して情報を取得しているので、使わないならさっさと消す。

◆ 1ヶ月くらい前になると思うがCommunicaseがIMAPIDLE利用時のバッテリ消費量を抑えるバージョンアップをした。通信間隔の見直しなどが主ではないかと思うが、ドコモのシステム側の設定に合わせてと言う事かも知れない。IMAP IDLEの消費電力に関しては過去にBlogで実験している。5分ごとの同期設定よりIMAPIDLEの方が電池は食わないが、30分ごとの同期で済むならばその方がもっと低消費電力化できる。ただし同期させるアカウントの数が多いならばIMAP IDLEの方が有利になる可能性もある。
ちなみに私はspモードメールはspモードメーラで、GmailとPOP3メールはCommunicaseで受けている。従来はK-9を使っていたのだが変更した。spモードメールをspモードメーラで受けているのは、Communicaseではフォルダ分けや自動消去がサポートされていない為である。

◆ このようにメーラそのものやその設定によっても消費電力は大きく変わる。このあたりが自由と言えば自由なのだが初心者には難しい事だ。iPhoneならば自由度はないが使えるものしか使えない。らくらくスマートフォンな感じで初心者に優しいが、そこそこ使える人にとってはつまらないモデルと感じられるだろう。iPhoneにしてもクラウド連携では通信が発生するので電池はどんどん減っていくわけで、しかしクラウド連携を切るとロクな動作はしなくなると言われる。
iPhoneよりAndroidの方が設定自由度が大きいので、分かる人ならば色々な節約方を駆使できる可能性がある。
そこまでしなければ満足に使えないのかよと言われれば、ハイその通りですとしか言いようがない。本来ならば事業者はこのあたりの説明を行うべきだが、そもそも事業者自身が電池を食うようなアプリを提供しているのだからダメだ。
Androidの設定などに関しては私自身もまだ良く理解していない部分もありJuiceDefenderで通信制限を行う事も含めて、後日また書く事にしよう。


壊す費用(10/11)
◆ 国交省は何かを新たに作るのは好きだ。しかしそれが老朽化したときのことは考えられていない。これは原発にしても同じなのだが建造物にしろ何にしろやがて寿命を迎える。首都高速に兆円単位のカネを突っ込もうというのも、開通から30年以上が過ぎて老朽化が見られたからだという。しかし耐震補強工事で安全性が確保できたと言っていたはずなのに、距離別料金制導入でカネが余ったという事か。

◆ 九州だったか老朽化したダムの破壊工事が始まる。
高度経済成長期に造られたダムだそうなのだが、今やその役割を終えた。ダムがある事によって環境に悪影響があるという事で、数年前に取り壊しが決まったものの取り壊し予算がない。結局地方の予算に加えて国が渋々カネを出す形で取り壊しが出来る事になった。ダムの寿命は想定されているのだから、寿命が来たダムを取り壊すなり土砂を排出したりするなりのコストは見積もられるべきだ。

◆ 道路にしても同じなのだが国交省は作るのが仕事であってその後は知らないという。作るだけ作った上で地方に管理委譲された道路など、そもそも地方でもそんな道は要らないよなぁと言う事で事実上の廃道になる。国交省は道路を作ってやったんだぞ、何十億も使ってやったんだぞと恩を着せる。予算規模を拡大する事が仕事をしている証である公務員連中にとって、カネを使う事が目的であってカネを使った結果が国民のためであるか否かは全く関係ない。
財務省が増税したがるのも予算規模を増やしたいからで、その結果経済状況が悪化しようがどうなろうが知った事ではない。

◆ こうして日本各地には不要な道路や不要な港湾や不要な空港が出来ていく事になる。しかしいったん作ったものに金はかけたくないので破壊コストが出ない。おそらくこの先寿命を迎えるダムはどんどん増えてくるだろう。機能しなくなったダムをいったいどうしようというのか。
スカイウエイブで様々なところに出かけていくと漏れなくお目にかかれるのがダムだ。本当に様々なところに様々な規模のダムがある。そしてそれらは今も増え続けている。

◆ ダムばかりではなく原発だってやがては壊さなければならない。廃炉のコストを経産省が考えているとは思えない。電力会社にしたって廃燃料の処理コストや原発解体費用など全く考えていないだろう。大量製造と大量消費で大量のゴミを出し続けてきた高度成長期の、そのままの流れで大型事業が行われてきたのだ。いつかは寿命問題が出てくる、いつかは核廃棄物があふれるとうすうす感じているのかも知れないが誰も口にはしない。それを言ってしまったら責任を追及されかねないからだ。なので知らない事にする。触れない事にする。

◆ 治水用途のダムが機能しなくなると水害に結びついたり農業用水などが不足したりと問題になるだろう。もし問題にならなかったら、そもそもダムは不要だったという事になる。でも国交省はダムがないと災害が起きると言ったのだから、土砂が溜まってダムが機能しなくなったら災害が起きるだろう。今のやり方は、そのダムのもっと上流に別のダムを造るなど多段化してみる方向だ。なんだかんだと理由を付けてダムを造る。でもそれらのダムがどんどん機能しなくなったら、日本の短い河川がダムだらけになるんじゃないだろうか。


信頼性(10/10)
◆ 電気だとか通信とは全く縁のない人と話していて、最近のドコモの障害にしろケータイやスマートフォンの不具合にしても酷いものだという話題になった。彼は、たとえばソフトバンクがトラブルを起こしても気にもしないが天下のNTT(ドコモ)がたびたび障害を起こすは何事なのかという。企業が別とはいえ通信すらマトモに制御できないのに、これじゃあ原発で事故が起きない訳はないというのだ。

◆ ケータイだけではなく家電製品にしても故障なのか仕様なのか分からないようなトラブルがあって、メーカに修理に出しても直らず、結局交換された事があったそうだ。自分たちで作ったものも直せないで交換で済ませるのは、技術力が無いか、あったとしても一部分だという。だから製品に対する認識や知識が向上せずに、いつまで経っても同じようなトラブルを繰り返す。
ケータイは駄目だけれど原発は良いと言われても俺は信じないねと言っていた。

◆ 民生品と産業用ではコストのかけ方も異なっているのは当然として、しかし民生品は不良率や故障率を下げなければ儲けが出ない。カローラの開発にカネをかけるのは沢山売れるからだ。
ここでもまた電力会社と通信事業者の意識の共通点を指摘される。つまり、原発事故が起きたって電気代を値上げすればいいのだから何と言う事はない。ドコモが障害を起こしても、あるいは不良品を沢山作って修理コストがかさんでも、料金を上げれば済むから関係ない。確かにそうだ。

◆ 原発の事故処理コストが数兆円として、過去に橋本総理がやった2兆円減税だと世帯あたり4万円も手取りが増えた訳で、今はその逆が起きている。もちろん原発推進派の懐が痛む訳でもなく、確かに東電は責められているが破綻した訳でもない。SBMはダタだ何だとばらまいているが、結局それは加入者から余計にカネを取っているだけ。悪質金融と同じで最初は良い事ばかり言っておいて、いざ契約したらがんじがらめと同じではないか。電気もガスも水道も、嫌ならやめるという訳にはいかない。だから俺は怒っているのだと、彼は言う。

◆ 元はといえばドコモの度重なるトラブルにより、他の製品やシステムは大丈夫なのかと心配したところから始まって話が大きくなったが、特に通信システムなどに法なり規制なりが追いついていない部分はある。2年縛り裁判なんてのもあったが、今や二重三重の価格を付けて端末を高価に売る。実質無料とか実質いくらと言って訳の分からない値引きをするが、結局2年の縛りなのだ。縛られていてその製品が使用に耐えないほどのものだったとしても買ったのは客の責任ですと事業者は言う。

◆ もっとも以前にBlogに書いたように、最近のドコモは返品や解約に応じるという。もしかして二年縛り裁判やその他の影響なのかも知れないが、エリア整備に力も入れずに何でも売りつけるようでは先がない。一時期SBMはそんなクレーム殺到でエリア確認用端末を貸し出していた。自宅が圏外でないかどうか確認しなさいと。つまりはエリアや電波状況を理由にした解約は以前から可能だった事になる。こうした理由による解約と端末の返品が相次げば、少しはドコモも考えるんじゃないのかなぁ。NHKだって電波が入らないと言えばカネは取らない。だったらNHKトラップ入りのアンテナを設置すれば良いのかも。集金人が来たらNHKが受信できないそのテレビを見せる。


L-01D(10/9)
◆ 様々な事はBlogに書いているが、N-07DのLTEと3Gの切り替わり挙動がおかしいのではないかと調査に出した時に借りたのがL-01Dだった。これに関してもBlogには書いているのだが、いわゆる第一世代のLTE対応機であり、デュアルコアプロセッサを搭載している。
借りてきて最初に見つけた不具合は充電中は操作を受け付けなくなる事で、充電器との相性もあるらしい。ノイズか何かが原因だとは思うが設計のレベル問題だ。結局充電中は操作ができないので電話がかかってきたら充電ケーブルを外してパネルにタッチをするという間抜けな状況になる。

◆ 次に困ったのが電池が持たない事。N-07Dでも相当凶暴な電池消費量だと思ったが、L-01Dは軽くそれを上回った。朝充電ケーブルを外して持ち出し、夕方には電池が無くなっている。これに関してはLTEをOFFにする(完全ではないのだがとりあえずの方法を見つけた)事でかなりマシにはなった。ただしWeb閲覧などの使用時間が30分もあるとやはりバッテリはなくなってしまう。これでは電話として役に立たない。
だからL-01Dには予備バッテリが付属してくるわけで、初期の頃のFOMA移動機と同じ感じだ。ちなみに充電は凄く遅いので予備電池は必須である。

◆ 動作の怪しさは充電ケーブル接続時だけではなく突然再起動するなども何度もあった。N-07Dでは再起動は経験していなかったので意外な感じがした。
N-07Dは起動がさほど遅くはないのだが、L-01Dは数分間使えなくなる。何が気に入らなくて再起動するのかは不明ながら、操作を受け付けなくなったと思ったら勝手にリブートしている。再起動なんて国産スマートフォンだけに起きるのかと思ったら韓国製でもダメなものはダメなのだ。

◆ そんなダメダメなL-01Dではあったが、自分では決して買わないであろう機種だけに良い経験になったとも言える。将来的にも絶対に買わないとは言い切れないが、今のところLG製品に特別な魅力は感じていない。韓国問題もあったしで、サムスンほどではないがそんな部分も気になる所ではある。
液晶が綺麗だという話があったが私は特に感じなかった。2011年冬モデルの時点では綺麗だったのかも知れないしGALAXYの有機ELがアレだったので綺麗だと評価された可能性もある。L-01Dの液晶が特別綺麗だとは思わなかったが、不満もなかった。

◆ ストラップが付けられないのも困った。なんかポケットから落ちそうで嫌だった。なので無理矢理くっつけた。ガラス面には小さな傷が付いていた。
貸し出し品なので雑に扱われているからだろうが強化ガラスではないのかな。L-01Dが強化ガラスだとするならば、強化ガラスと言えども傷は付くのだなと思い直さなければいけない。

◆ Felicaは普通に使えたがワンセグの感度は悪かった。
N-07Dではアンテナを伸ばさずに受信できる場所で、L0-1Dはアンテナを伸ばしても安定した受信は出来なかった。本体質量は140gで、これは結構重いなと思った。N-07Dが119gなので結構違う。慣れればそんなものかなと思えるがポケットが重い。大きさ的にはN-07Dと余り違わないと思うのだが、厚みがあるので存在感がある。ただしラウンドしているので持ちにくい事はなかったし、握り感というかホールド感は薄型のN-07Dよりも上だった。この角が取れている点は重要で、人間の手は角張ってはいない。
薄型化は望まれる方向だと思うのだが、持ちやすい厚みがある事も又事実なのだ。


EVF(10/8)
◆ EVF,電子ビューファインダー搭載カメラが増えてきた。ミラーレス一眼レフの最終的な姿はEVFなのかとも思うのだが、問題もある。一つは画素数で、高精細とは言っても完全とは言えないのだとか。それでも150万画素くらいはあるので液晶モニタに比較すれば高精細ではある。おそらく技術的にはもっと高密度に出来るのだろうが明るさや処理速度の問題もある。特に明るさは重要だし明るさの均一性も更に重要だ。LEDバックライトだとすれば色再現性も問題になる。

◆ 処理速度が遅いと動体が遅れて見えてしまう。
これはファインダ機能としては致命的だ。コンパクトデジカメレベルであれば(多少グニャグニャ動いても)我慢できたとして、一眼レフでファインダ画像が遅れるのは問題だ。もちろん高速処理のデバイスを使えばある程度までは速くできるが、最終的には消費電力や液晶の性能に左右される。残像が少ないというとELがあるが、これは画素を細かくできない。コントラストは高いが色再現性が良くない。

◆ 動画対応や高速シャッタ対応一眼レフを考えるとミラーレスになる。ハーフミラーで感度を落とすのも今ひとつエレガントではない。とするならば高画質のEVFが無ければならないとなる。
液晶モニタではそもそも(見え方が)小さすぎるし、太陽光などによっては見にくくなってしまう。EVFでも明るさという点で不満を言う方も居る。光学ファインダの場合は入ってきたそのままの光を見ているわけだがEVFの場合は撮像素子もディスプレイも飽和しないレベルに調査された画像を見る。なので明るい所が明るく見えないのだそうだ。液晶テレビなどでもプラズマに比較するとダイナミックレンジは狭いわけで、つまり現時点で液晶は人間の目の能力に劣っている。

◆ 画素数や色再現性、コントラストやダイナミックレンジ問題の他にも気になる部分はある。EVFで見た時の画像が思い通りでなかったとして、それが撮像素子側で起きている問題なのかファインダ側での表示が問題なのか判断が難しくなる。色合いにしてもファインダ内で一定ではなく隅の方で色が変わるなんて事もあるそうだ。
ニコンはEVF/OVFの切り替えに関する特許を出願している。暗い場所での撮影時に自動的にOVFに切り替えるというのがキモだ。

◆ 電源を必要とするEVFは、カメラの電源を入れないと動作しない。ファインダをのぞけばそこに像があるOVFと異なり、構図を決める時にも電源を入れておく必要がある。これはバッテリ消費量問題を引き起こす。ピントが合わせにくいという話もあった。タイムラグもその原因で、素早い操作に追いつかないというのだ。液晶では応答速度を余り上げる事が出来ないが、このあたりは今後改善されていくかも知れない。

◆ EVF派は言う。OVF派とはデジカメを否定して銀塩カメラこそ全てだと言っているようなものだと。
確かにそうかも知れない。デジカメが100万画素を超えたあたりでその話は良く出された。デジカメはフィルムカメラに迫れるのかと。カメラマンは、画素数が10倍になったら(デジカメでの撮影を)考えても良いと言った。1000万画素、当時は到底無理な画素数だと思われていた。しかし時代は程なくしてそれを無理ではなくしてしまった。きっとEVFもそうなのだろう。EVFかOVFかと議論されている時点でEVFはOVFに迫り切れていない。EVFがOVFを超えた時、ファインダ議論はなくなると思う。


ダメさ加減(10/7)
◆ ドコモはダメだ。昨年から障害続きで信頼感は地に落ちた。ドコモだから安心というのは過去の神話になってしまったのだろうか。スマートフォンの増加が負荷を上げたとか、他社の回線がそれを許容できなかったなどと言われるが、スマートフォンを何百万台売るんだと目標まで掲げていたのはドコモ自身ではないか。不良OSたるAndroid故に、加入者数が増えれば何事が起きるか予測できなかったとは言わせない。だったらApple様の言う事を聞いておけば良かったではないか。SBMのように土管屋になり、付加価値商売は全部Apple様に渡してしまう。

◆ それが嫌だから自力商売の道を選び、過去にはiモードに始まる様々なサービスを作ってきた訳だ。
だったらこの先もシッカリした道を歩まなければいけない。故障や障害は意識して起こすものではないし、対策が万全であったとしても障害をゼロにする事は出来ない。しかしXiエリアの話は別だ。
FOMA初期のあのエリア展開で苦労した経験が全く活かされていない。そりゃあ孫さんみたいに「一日数百局増やす」なんて口から出任せは言いにくいだろうが努力を怠るべきではない。努力しないのならばLTEとFOMAの選択権をユーザに与えるべきだ。

◆ GSMをOFFにする事は出来てもLTEをOFFにする事は出来ない(ようにされている)。事業者として周波数利用効率の高い通信方式に誘導したい気持ちは分かる。しかしエリアがダメダメなのに誘導も何もないだろう。
イソップの太陽と北風だ。ドコモは北風になっている。いい加減なXiエリアに於いてもXiを使えと強要している。当初はLTEをOFFに出来た端末も、今はその制御が効かないようにアップデートされた。利用者は何とかLTEを切ろうとする。rootを取ってまで切ろうとする。

◆ 値上げによって収益増を見込むXiプランとは裏腹に、Xiはユーザに支持されていない。
確かにドコモは通信屋かも知れないが、有線系の様々な事に関しては疎いのだろう。iモードメールの絵文字のあり方にしても、最初からあんな下品な実装をしなければもう少し明るい未来があったかも知れない。そりゃあデータ通信量を減らしたい気持ちも分かる。気持ちは分かるがWAPは使いたくない。なので独自に絵文字を作って実装し、半角カナも普通に使った。

◆ それが閉じた世界であるなら何も言うまい。それこそドコモ内で通用するだけのメールならばそれで良い。しかしインターネット接続とはそういうものではない。ドコモ社内にこの言葉を知っている人は居ないと思うのだが、"協調"が必要だ。自分たちが王であり神であると思っていたしもしかしたら今でも思っているかも知れないが、ネットワーク上位層における技術はSBMにも劣っているかも知れない。その一番の原因は他人の言葉に耳を貸さない事だ。

◆ この他人とは他社の事でもあるしユーザの事にもなる。オープンな世界での一人よがりは長続きしない。そもそもサービス提供者がユーザの声を聞かなくてどうするのだろう。ドコモショップの技術担当が言っていたが、ドコモは(今は)100%フランチャイズで直営店が無く、顧客のニーズを知らないと。
ショップがドコモに何かを報告しても「はいはい、わかりました、そうですか」的な返事しかしないという。なのでドコモショップに集まった顧客からの要望やクレームはドコモには上がっていかない。いや、報告フォーマットがあるから報告はするそうなのだがそれに対するレスポンスはないとの事。


通販(10/6)
◆ 通販が伸びているがトラブルも増えている。以前に良くあったのは店側が騙されるケースだ。
後払いを選択して商品を送らせ金を払わないというもの。店側も高額商品をだまし取られた例を除いては手間暇かけて回収しようと思わない。
詐欺犯はそこに目を付ける。特に独自系の食品などの通販サイトでは(食品や生鮮品は広告と送られてきたものが違うなどのトラブルが多いので)後払いを可能にしている所もある。そうする事で客から信頼を得ようとするのだが、それを逆手に取るのが詐欺師だ。だが最近では後払い方式のネットショップが減った事もあって詐欺犯は困っているに違いない。

◆ 最近はその反対に購入してお金を払ったのは良いが品物が送られてこないという例が増えている。それこそ以前は詐欺オークション出品者のやる事だったのが、今は独自のECショップを展開して活動する。熊本県の住所(架空)にあるイーネット家電は有名だ。spam発送業者でもあり、これまでに数々名前を変えながら詐欺行為を行っている。イーネットの他にもグローバル、グラッサム、グラミスなどの名称も使うそうだ。
この業者が何故生きながらえているのかだが、被害届を出す人が少ない、警察が面倒がって動かないなどの理由がある。特に住所などがハッキリしていない場合は管轄外かも知れないと警察は重い腰を上げようとはしない。

◆ 通常の企業であれば違法行為はまず行わない。
リスクが大きくメリットが少ない為で、自ら信用を失墜させる必要はない。所が元々信用のない詐欺屋の場合はspam発送でも何にでも手を出す。
ちなみにF&Fでは特定電子メール方に準ずる広告メールの拒否を謳っているが、それを無視して広告メールを送って来る企業がある。それはWeb広告屋であったりホームページ製作屋であったり、或いはTV番組製作屋を名乗る企業だったりする。これらが詐欺企業かどうかは分からないが、マトモな企業でない事だけは確かだ。

◆ 通販サイトの怪しげ度をどこで見るか。普通の日本の企業であればco.jpドメインがあるはずだ。
ブランド名を.comドメインなどで運用している所もあるが会社関連のページはco.jpにあるなどが普通だ。或いはそのドメイン取得者情報でその企業を調べる事が出来る。co.jpドメインは少なくとも正式に国内で登記された会社でしか取れないものなので信頼性は高い。もっともドメイン名ごと倒産会社を買ってしまう場合もある。

◆ ドメインがあれば問い合わせ先のメールアドレスなどもそのドメイン名になっているはずだ。上に書いたイーネットは問い合わせ先がフリーメールアドレスなのだから一目で怪しいと分かる。その他、クレジットカード決済が出来ない(決済ページはあるが機能していなかったりSSLで無かったり)とかで銀行振込を強要しているなどは怪しい。クレジットカード払いだと手数料を取られるので安価系通販では銀行振込のみと言う所もあるが、振込口座名が個人名の所は怪しい。

◆ 大手ショッピングモールなどはそこそこ安全だと思うが、安価な品物を求めていくと独自系ECショップになってしまう。時に驚くほど安く品物が売られていたりする事もあるが、市場価格との乖離が激しい場合も注意する必要がある。
訳あり品に付き大特価と書かれていて、訳があるのは商品ではなく売っているオマエだろみたいな。そうした怪しげ系に手を出してみるのを楽しみと考えられる人は良いと思うが、そうでなければ少し金を余計に払ってでも信頼を買った方が安心で安全だ。


ディーゼル(10/5)
◆ クリンディーゼルエンジンをやっと日本でも作れるようになった感じがする。といっても低公害化の遅れはディーゼルイメージを極端に落としてしまい、日本でマーケットが復活するとも思えない。ヤナセの営業も言っていたが、クリンだろうが静粛だろうがディーゼルと言った時点でバスやトラックのイメージだと。

◆ 次世代ガソリン・ディーゼル車研究会なるところがある。九大や東大のセンセーがメンバーになっている。そこでマツダのクリンディーゼル車などディーゼル車やプリウスとの長距離運転時のデータ比較が行われていた。燃費トップはプリウスで約20km/l、マツダのクリンディーゼル車は18km/lだった。しかし軽油は安いので燃料費で見るとディーゼルだとされているが、実は炭酸ガス排出量など環境面で見ればガソリンを燃料とするプリウスが良くなる。データ中でもディーゼルが145g/kmであるのに対してプリウスは114g/kgとCO2排出量がかなり少ない。ここでも注釈があって、そうは言っても一般的なガソリン車よりは良いみたいな… なのでこの記事自体がディーゼル贔屓なのかも知れない。
排ガスに関しても触れられてはおらず、NOx規制基準だけを見てもガソリン車は0.05g/kmであるのに対してディーゼル車は0.55g/kmと10倍以上開きがある。
※数値は記載誤りでした。最新は0.08g/km,0.11g/km(ガソリン、ディーゼル)でした。

◆ 航続距離に関しては触れられている。メリットが見つけられなくなると無理矢理このあたりを出してくると言う訳で、日本列島を走っている限り1,000km走ってもガソリンスタンドにたどり着けないなんて事はない。むしろ大型タンクを積む事による重量増の方がデメリットではないのか。静粛性ではプリウスが最下位だった。これもまぁ仕方ないかなぁ、燃費特化モデルだから。モータやバッテリ代を捻出する為には極限までのコストダウンを行わなければならず、そして重量も軽減するとなると削れるのは見えない部分である遮音系だ。

◆ ただこの点に関してはノイズが多いと不評であり300万円もする車なのにと相当クレームあったらしい。そこでマイナーチェンジ後のモデルではノイズの低減措置(吸音材の使用と低級雑音防止の為のボディ補強)が採られた。従って現在売られているモデルは多少静かになっているはずだ。
もう一つディーゼルに有利な点はエンジン回転数が低い事で、低回転高トルク型エンジン故のメリットになる。マツダのCX-5とプリウスでは2dBも騒音差があるので違いは大きい。もっとも、じゃあアイドリング騒音も比較してみてよとも言いたくなる。プリウスなんかエンジンが止まっていれば静かなものだしエンジンがかかったとしても電動ファンが回らなければさほどうるさくはない。

◆ 高速走行余裕度はエンジン出力の差でもある。CX-5が175馬力もあるのに対してプリウスはたった99馬力なのだから高速道路での比較は酷だろう。ちなみにCX-5はもっとも高額なモデルでも300万円以下なのでプリウスと比較するとお得感があるのは事実だ。ただしディーゼルで良いですかとなるけれど。CX-5は空力特性も悪そうなので高速道路走行での比較では燃費に不利だと思うのだが、プリウスも渋滞路でないとモータ駆動が活かせない部分もあるから似たようなものか。
いずれにしてもこのレポートではディーゼル車優位を強調するように読め、無理矢理感も漂う。


音声認識(10/4)
◆ スマートフォンを使い始めて検索語を音声入力する事もある。T9+ATOKがかなり使えるので文字での入力も従来型ケータイよりは楽(タッチ操作は微妙だけれど)だが、音声での認識率が高いので入力方法としてはアリなのだ。
特に検索語の入力などは会話ではないので単語としての認識力が優れていれば使える。認識された語が何であるかも表示されるので使いやすい。

◆ しゃべってコンシェルなどは曖昧な語の認識や文法解析を行わなければならないので処理が大変だ。だがドコモは単なる音声応答から、会話が成立する程度にまで機能を向上させたいという。
認識技術とその認識されたデータの処理技術に分かれる。認識技術はそこそこのレベルに達していると思うが、その処理は膨大な数の語の組み合わせと分岐の塊になるだろう。かな漢字変換の文法解析の親分というか、会話を成立させる為にはその会話に至るまでの過去の状況も把握していなければならない。

◆ しゃべってコンシェルが「この地方で有名なものは大福です」と回答した時、人間が「それどこで売ってるの?」と次の質問を発したとしよう。現状では「"それ"をインターネットでお調べしました」みたいなかみ合わない回答が出てくるが、前後の文章関係を理解していれば、"それ"が大福を示す可能性が高い事が分かる。もっとも、じゃあ「昨日のアレをもう一度調べて」が通じる事はまず無いのだが、でも取り組みとしては面白いのではないだろうか。

◆ 機械応答と言えば人口無能ある。何が知能で何が無能なのかと言い始めると境界がハッキリしなくなる訳で、その処理が曖昧語の処理によるものなのかテーブル変換によるものなのかは使っている側は分からない。全てが硬判定だったとしても判定基準が沢山あれば軟判定に近づく結果が得られる可能性はある。処理能力も記憶容量も一昔前とは大違いになった現代、エキスパートシステムだって十分実用になる位の能力が機械にはある。むしろ世の中の情報量が多すぎて、目的の情報が見つけにくいのが現状だ。
こうした部分をアシストする形での発展もアリではないか。

◆ しゃべってコンシェルも日常会話的な問いに対する答えのウエイトを上げようとしているが、これは語の認識を誤った時の勘違い応答率が上がる結果になる。それがマジメな質問なのか或いは暇な時の問いかけなのかの判断が的確である必要があるのだ。まあユーザ側が真面目な羊とフツーの羊と不真面目な羊を選べたりすれば面白いのかも知れない。

◆ しゃべってコンシェルの応答精度向上策は、利用者がどのような語を発しているかの統計から行われるそうだ。これがGoogleだったら利用者と検索語のマッチングを取りたがると思うが、ドコモは公には「個人情報とは結びつけていない」と言っている。個人情報と結びつけてその個人毎に学習していったりすると自分にあった羊が出来そうな気もする。方言対応も余り進んでいないようだが、パーソナル羊システムにすればその人の言語や方言を理解してそれに特化した音声解析が出来る。


パケ死(2)(10/3)
◆ 端末の価格を二重三重にしてつり上げたのもSBMだ。高額な定価を付けて加入者にそれを買わせる。でもローンの肩代わりはウチがしますよと、まるで真珠養殖詐欺のような手法で実質支払額は安いから大丈夫だと安心させる。しかし実質がどうであれ利用者はその分の負債を持つ訳なので、今度はそれを売ってSBMはカネにする。これがそもそもの自転車操業計画の始まりだった。SBM自身は信頼度が低いので低利の金は借りられない。しかし一般加入者の信頼度は高いので、それを担保に金を借りる。

◆ 海外で契約縛りのないスマートフォンを買うと5万円とか6万円とかの価格だ。しかし国内で同様のグローバルモデルを買ったとしても8万円や10万円と平気で言われる。確かに実質云々での支払総額は安いのかも知れないが、それを言ったら海外で縛り付きのスマートフォンを買えば殆どタダだ。しかも契約期間満了後は(全てではないが)SIMロックも解除してくれる。国内でもSIMロックを解除してくれる事業者もあるが、800MHz帯が無いからSIMロックは解除しないなどとそれこそ分離プランと相反する屁理屈を平気で言う所もある。ちなみにその屁理屈を言う事業者は「いち早く分離プランを導入した」なんて言っている。

◆ 分離プランによって端末代は高くなった。インセンティブが出ないから高いのですよと言われてユーザは納得した。その代わり(契約と端末が分離されているので)SIM無しでも通信以外の機能は使えるようになった。まあ一部の事業者は分離プランと言いながらSIM無しでは電話帳すら見られない端末を平気で売っていたが。
それはともかくとして、この分離プランが機能していると思われた頃はまだ良かった。しかし分離プランとインセンティブプランで戦えば、インセンティブプランを採用している事業者に客が行くのは当然だ。

◆ SBMはインセンティブプランではなくローンの肩代わりに過ぎないと言った。ならばと言う事でドコモもauもそれを真似た。結果として、本来ならば5万円前後で買えても良いはずの、それもSIMロック付きの移動機が8万円だ10万円だとなる。事業者は言うかも知れない、国内向けにワンセグを付けました、Felicaを乗せましたと。この部分を見てもおよそ分離プランとは言えない。

◆ インセンティブプランであるならば従来型の方式の方がまだ良かった。新規加入者優遇だと言われたが、今はもっと激しいではないか。もしも従来より今の方が利用者負担額がが少ないというのであれば、事業者は大きく利益を失っているはずだ。結局一定の利益を得る為には一定額を集金しなければならないわけで、だったら分離プランなど意味がないのではないか。そもそも分離プランが成功した例など皆無だし、法で規制したとしても旨く行かない事は世界の例を見れば明らかだった。

◆ そりゃあ建前論で行けば分離プランが良いとは思う。しかし規制するなら厳格な法律が必要だし、そもそも自由競争に政府が口出しするなと言った孫さんの言葉のその部分を私は支持する。中途半端な方針だとか勧告だとかをするから悪いヤツは抜け道を探すのだ。従来の移動体通信事業者がマトモだからと言って、新規参入社もそれに習うと、或いは自分たちの方針に素直に従うと総務省は思っていたのだろうか。
分離プランこそ正しいと言っていた評論家にしろ経済屋にしろ、今のこの現状をどう思っているのか聞いてみたい所である。


パケ死(1)(10/2)
◆ パケ死なんて言葉があった。今は定額制が一般的なのでパケット代が払えないという事も少なくなった。
多くなったのはパケット代だけではなくケータイ代や割賦代金が丸ごと払えなくなると言うもの。CICによれば携帯電話会社に対する料金未納者数は170万人以上だそうだ。その理由としてスマートフォンの普及による料金の上昇、割賦代金額の上昇が挙げられる。

◆ 何度も書いているようにドコモの場合はFOMA契約からXi契約に変更するとSBM並みに値上がりしてしまう。通話をしない人ならともかく、月に5分以上話す人は漏れなく値上げになる。SBMと同じになるのだと言えばその割高感が分かるのではないだろうか。しかも網内定額は別料金なのだ。
割賦代金に関しても、何とか割引とか●×サポートで実質云々というものの、その実質が得られない人も居る。この複雑な割賦や縛りや料金系の仕組みが料金滞納者を生み出す要因でもあるし、実際SBMの貸し倒れ額は相当なものだった。そして今はその分かりにくい料金系をドコモやauも真似をしたのだからSBMにあった貸し倒れが各社に伝染したと考えて良いだろう。

◆ 分離プランもSBM主導でぶっ壊されてしまった現状では、従来型インセンティブプランの時よりもずっと悪くなっている。料金滞納者数の激増が何よりそれを証明しているし、如何に負担額が増えたかは孫さんが1兆円の利益を出すといっている事からも分かるだろう。一見安そう・安っぽそうなイメージを植え付けながら、極限まで搾り取る孫商法が今や各社に広がっている。
パケット代もLTE化を理由に値上げされた。ここで稼いだカネをどさりとキャッシュバックに使う。
インセンティブプランは不公平だと怒っていた人たちは今の現状をどう見ているのだろう。

◆ ドコモはエリアが狭くセルエッジではロクに使えないXi契約が何百万件だと言っている。Xi対応機を買えばXiエリアだろうが何だろうがXi料金プランになって大幅値上げだ。それでも使えるサービスなら、能書き通りのパフォーマンスなら我慢もするがそうではない。都内などでもビルの中ではLTEがうまく受からず3Gと行ったり来たりするなど、SBM並みの品質でしかない。もっともSBMは圏外になるがドコモは3Gに切り替わるだけだ。ただし切り替わり中は発着呼が出来ないので圏外同様だけど。

◆ ローンを組んでスマートフォンを買う。しかし様々なトラブルがあって使い勝手が悪い。8万円もするモノがろくに使えないばかりか、事業者はそれを仕様だと言い張る。LTEセルエッジで通信が不安定になったとしても「ベストエフォートですから」と平気で言う。エリアマップは塗られているのに自宅で使えないではないかと言えば「エリアマップは屋外の状況を示しています」だしSBMなどは実際のエリアマップではなく予想図しか出していない。こんなモノは使えないというと「売った販売店が悪い」となる。そんな中で新端末をどんどん発売して代替を煽るからローンの残った端末に更に買い足す事になる。そればかりではなく、写真立てやモバイルルータも一緒に契約させられちゃったりする。
こうして知らぬ間に、って、本来は本人が自覚していなければならないのだが、どんどん負債が増えていく。

◆ では何故加入者から搾り取るソフトバンク商法を各社は真似るのか。それは儲けが欲しいからだ。そこにはもはや責任とか信頼なんてモノは失われつつあって、勝たなければならないという意識が強くなる。


電子書籍(10/1)
◆ 楽天の電子書籍参入、思えば鳴り物入りでスタートしたビューンを思い出す。ソフトバンク系列のこの電子書籍配信サービスは、無料期間中は人気があったが有料化開始で解約が相次いだ。ソフトバンク(ビューン)は規約に書かれていない情報、その個人の閲覧履歴や閲覧時間などを記録していたとして問題にもなった。サービス開始初期には過負荷でサーバダウン、さすがインターネットカンパニーはショボいサーバしか使わないんだなと皮肉を言われたが、有料化後の利用者数を考えての適切な設備だったとも言える。

◆ 楽天もサービス開始後にトラブルが起きた。アクティベーション問題や負荷問題などなど。楽天側は48時間以内に解決したんだから良いでしょうみたいなアナウンスだった。他にも書籍検索がしにくいとか、そもそも事前に言っていた3万点の書籍数なんて嘘じゃないか(1.9万冊しかなかった)などの批判も相次ぐことになる。
楽天は8月末までには6万点になるなどと言っているが、これはSBMの基地局数が何年後にどうなりますよと語っているのと同じだ。実際、7月末までに3万冊にすると言っていたのに、実際には2.2万冊にしかならなかったのだ。
端末販売台数は発売後1週間で10万台だとかと自慢していたが、これもiPadが何万台売れたみたいな話で、しかしコンテンツは少ないでしょと利用者からクレームが来る。一部には書籍数の少なさを理由に解約や返金を求める声も上がっている。

◆ そんなクレームだらけのコボタッチのレビュー欄は三木谷氏の指令の下、さっさと消去された。都合の悪いものは消してしまうと言うのが楽天流だからだ。これはコボタッチに限らず、楽天内のショップ評価などにも言える。
注文したのに品物が届かないとか、在庫ありになっていたのに実際には入手できなかったなどのショップ評価を行っても、それらはさっさと消される運命にある。ショップ評価は良いものしか残らない、残さないというのが楽天商法だ。こうした操作によってダメなショップの売り上げ低下を回避できる。ショップの売り上げが下がれば楽天の収入も低下するのだから切実な問題だ。  

◆ 電子書籍と紙の本の価格差はあまり無いのだそうだ。だが電子書籍だったら海外から販売するようにすれば消費税を回避できるのではないのか。欧州だと一時的に消費税相当額を取られて上での返金になるが、米国だとそもそも非課税で購入可能だと思う。決済は楽天が円建てて行えばいいことで、ネタの仕入れと販売を海外で行えば済むはずだ。と思ったらコボはカナダの会社の製品だそうで、販売モデルによっては消費税は取られないそうだ。
ただし卸売りモデルではなく代理店モデルによる販売契約の場合は(消費税は)卸売り社が取るようになるらしい。

◆ 日本では流行らないと言われる電子書籍なのだが、楽天の参入やKindleがどのような変化をもたらすのか。コボは無線LANモデル、キンドルは移動体通信ネットワークを使うのかな。これらはiPadを買うよりは安いのだが、楽天やアマゾンはインセンティブモデルで書籍リーダはタダで配る位しないとマーケットが広がらないかも知れない。月額料金制で○冊まで無料で読めて、その後は従量課金されるみたいなモデルが良いのではないだろうか。書籍の内容にしても、ビューンのような売れ残りを無料で読ませる的なものではダメだ。価値のあるものを適価で販売するようなモデルでなければならない。Googleが行って著作権問題にもなった立ち読み風に一部を無料で見せるやり方も、電子書籍リーダ販売とセットで行えば出版社が合意するのだから問題は起きない。