過去の雑記置き場


ノイズ(5/1)
消費(5/2)
100-300mm(5/3)
はやぶさ(5/4)
テレプラス(5/5)
修理(5/6)
修理(2)(5/7)
修理(3)(5/8)
修理(4)(5/9)
修理(5)(5/10)
修理(6)(5/11)
料金プラン(5/12)
2020(5/13)
仕入れ(5/14)
仕入れ(2)(5/15)
広告(5/16)
会議(5/17)
VoLTE(5/18)
売れるもの(5/19)
高タンパク(5/20)
電気推進(5/21)
SBM(5/22)
SBM(2)(5/23)
SBM(3)(5/24)
仕入れ(5/25)
プレゼント(5/26)
アルバイト(5/27)
大きさ(5/28)
クスリ(5/29)
デジカメ(5/30)
メモリカード(5/31)


メモリカード(5/31)
◆ 最近のPCだとSDカードリーダが装備されているものもあるが、PCMCIAが無くなってCFカードを読むためにはメモリカードリーダが必要になった。最初に買ったものはもうかなり以前の事でUSB1.1がそのインタフェースではなかったかと思う。それでも大容量データを転送するような使い方はしなかったのであまり気にせず使っていた。
が、その次に購入したものがUSB2.0対応で、ほほう、ずいぶん速いなと感心したのだった。

◆ メモリカードリーダなど壊れるものではないと思っていたのだが、どうも調子が悪い。CFカードとのコネクタ部分がおかしいのかたまに認識しない。認識しないくらいならば良いのだが何度かデータが壊れた。もちろんデータ破壊がカードリーダの責任かどうかはハッキリしないのだがこれは困る。で、新たに購入する事にした。
最初に買った頃はずいぶん高価だった気がするのだが、今は千円以下というか500円くらいでも買えちゃう。ヨドバシやビックカメラで買うとこんな安いものでも送料無料だ。価格自体は安売り店よりも高いのだが送料を含めるとヨドバシの方が安い。

◆ いったいこの送料無料の仕組みはどうなっているのだろうか。
千円位のものを送料無料に出来るはずはないので、月間一定額の契約だとか他の高額商品の儲けで埋めるとかの仕組みなのだろう。
ヨドバシやビックカメラ級の取扱量と発送量になればトラック便の運賃も相当安くは出来ると思うが、それでも200円くらいはかかるはずだ。ヨドバシカメラでは運送業者の指定も可能なのだが、そうすると送料が無料ではなくなってしまう。

◆ 送料は有料だけれど代引き手数料が無料と言うところもある。これも契約内で安く出来ると思うので、送料の上乗せ分で代引き手数料を埋めるみたいな仕組みなのだろう。手数料は様々なところでかかってきて、例えばクレジットカード決済をするとカード会社に手数料を取られる。そういえばヨドバシは店頭で買うと現金払いの方がヨドバシポイントを沢山くれる。通販だとカード払いでもポイントが付くのだけれど率は低いのかなぁ。あまり気にした事がなかったので分からなかったが、ヨドバシ以外でもカード払いをするとポイント付与率が下がるところも多い。

◆ メモリカードリーダの話に戻そう。USB3.0対応のものは高速になっているのだが2.0対応のものでも圧縮したりするのか何か細工をするのか専用のソフトか何かを組み込むと転送速度の稼げるものがある。
何もしなければ2倍速だけれどUSBブースター(エレコム)なるソフトを入れれば1割〜2割高速化するというもの。この倍速というのはデジカメとPCをUSBケーブルで接続した時の速度を基準にしているらしいのだが、これってデジカメによって違うのではないだろうか。注釈によると15台のデジカメの平均値を基準にしていると言うが曖昧だ。
ちなみに2倍速モデルのCFカードからの転送速度は32.4MB/Sとなっている。が、4倍速モデルが33.4MB/Sだったりする。

◆ USBの速度に関しても理論値しか書かれていないので実効速度がどの程度なのかは分からないし、そもそもPCの都合による部分もあるだろう。
メモリカードリーダの消費電流は書かれていないものもあるが0.9Aとなっているものもある。USB1.1だと500mAのものもあったような…というのはUSB接続型の無線データインタフェースを作る時に電流不足に悩んだ事があったからだ。PCによっては動作するのだが電池駆動のサブノートPCなどでは電圧がドロップしてしまって動かなかった。
スマートフォンなどもPC接続時には500mAに抑えているものが多いと思う。


デジカメ(5/30)
◆ 久々にディジタル一眼レフの中古を買ってみたり、レンズを直してみたりしてデジカメの話題が増えた。
ヤフオクなども見ていたわけで、低倍率ズームなどは凄く安価に取引されている事も実感した。レンズメーカ製にしても純正にしても人気は高倍率ズームだ。大きさと重さを我慢すれば高倍率ズームは便利に使える。解像度だとか収差だとかを言い出すとキリがないのだが、確かに35mmフィルム換算で18-200mm位のものがあればたいていは間に合ってしまう。

◆ キヤノン以外のメーカの事情には疎いのだが、キヤノンで見ると28-80mmあたりの少し古いレンズだと千円位で買えたりする。APS-Cサイズ換算だと45-128mmの標準ズーム的な感じになる。
デジカメ本体に関しては新しい方が良いといえる。デジカメ過渡期に比較すれば進化の速度は遅くはなったが最新が最良であることに変わりはない。まあ、一眼レフなんて滅多に使わないよな、でもちょっといじってみようかなと思う向きには中古もアリだとは思う。

◆ キヤノンだとEOSXが圧倒的に中古が多く価格もそれなりだ。
だが現行モデルでもボディーのみを安いところで探すと2万円台、レンズ付きでも3万円台で新品が手に入ったりもする。
レンズを何本も取り替えながら使ってみると、このレンズはこんな感じに撮れるなとかコイツはここがちょっとみたいな感じで分かってくる。

◆ 望遠系レンズだと70-200mmとか100-200mmあたりが安価だ。この時代では3倍ズームあたりが多かったのだが、それよりも倍率の小さなズームの方が優れている場合が多い。サードパーティでも中古価格は似たようなものだがSIGMAのレンズはディジタル一眼レフでは使えない場合が多いので手を出す時にはよく調べる必要がある。APS-Cサイズ撮像素子だと35mm換算焦点距離の約1.6倍(キヤノンの場合)になるので200mm以上の焦点距離を必要とする機会は多くないと思う。

◆ 以前にテストしたタムロンの28-300mmは高倍率で便利に使えるが少し重い。最近のレンズは手ぶれ補正機能が備わっているがこの時代のレンズにそれはないので300mm(480mm)を手持ちで使うのは結構厳しい。
広角側はディジタル一眼レフ用として開発されたレンズの方が入手しやすいと思う。私が修理して使っている18-55mmなどは初代のUSMレンズなら中古価格は安い。時代を経て手ぶれ補正などが付けば価格が上がるが新品でも3万円前後ではなかったかな。

◆ もう何年も前になるのだが中古レンズを初めて買った時、その価格は1万円ほどだった。今から考えるとずいぶん高かったなと思うのだが、ちょっと試してみたいレンズだったのである。
今なら中古であれば気軽に試す事の出来る価格だし、不要になればまた売る事も出来る。
フィルムカメラを使うという人はかなり少ないとは思うのだが、このフィルムカメラの中古は驚くほど安い。フィルムの入手性や現像の問題とそのコストが許容出来るのであれば、発売当時の高級機種ですら格安で入手出来る。
私は度はデジカメの便利さというか安易さに慣れてしまったので銀塩を使う気すら無くなってしまった。

◆ フィルムカメラを使うのって管球アンプを使うとかアナログレコードを鳴らすみたいなものかも知れない。今や安価な銀塩カメラだが世の中から姿を消す時代になれば逆に価格が上がったりして。
その頃に銀塩フィルムがあるのか現像が出来るのかは大いに疑問で、マーケットが無いのだから商売としては成立しなくなる。昔ながらの写真屋さんと言ったってカラー現像の多くは現像屋に外注していたはずだ。
唯一レンズ付きフィルムがはやった頃に全自動で比較的コンパクトな(と言っても2畳分くらい?)フィルム現像と焼き付け機能を持った機械があったっけ。


クスリ(5/29)
◆ 同じ市販薬で錠剤のものと顆粒のものが併売されているものがある。同じものだと思うのだが価格が異なっている。一般市販薬の多くは錠剤の方が安く、処方箋で貰うクスリは顆粒の方が安い場合もある。
いったい何が違うのだろうか。
普通に考えると顆粒の方がパッケージ代が余計にかかるので原価が上がっていると思える。いくら自動機で製造するとは言っても、1回分ごとにパッケージするわけだしそのパッケージも一定の品質が必要だ。

◆ 特に吸湿性や気体透過率は低減する必要があると思われコーティングなどの処理が必要だ。クスリそのもので考えると顆粒の方が分量が多いかも知れない。クスリの多くはあえて体積を増やしている。例えば顆粒のお薬で1mgだけ飲めばいいとしてもそれでは袋にくっついたりして実際に飲む量が変化するし飲んだ気がしない。なのでかさ増ししてパッケージングする。

◆ 逆もあって顆粒であれば飲める分量なのだが錠剤にすると大きくなりすぎるとか小さくすると沢山飲まなければならない、飲み込みにくい問題がある。これに関して漢方薬などでは濃縮度を上げるなどして飲みやすさを悪化させない工夫もされている。

◆ 錠剤でもあまり小さな粒ではマニピュレーティブ?では無くなるので一定の大きさは必要だが顆粒ほどの分量が必要でない場合もある。だとすると顆粒の方が材料費としても余計にかかっているのではないだろうか。
では処方箋薬局で貰うクスリに関してだが、薬局で調剤あるいはパッケージする場合は薬局では手間がかかるがメーカは大量納入出来る。クスリを錠剤にするためには工数がかかるが粉末のまま納入すると安い、とか。

◆ 効き目は成分が同じならば一定だろうが胃や腸で溶ける速度は当然違うだろう。顆粒の方が早く溶けて早く吸収されると思うが、カプセル入りなどの場合はカプセルの溶ける時間もある。
今や覚えている人も少ないかも知れないがトリカブト事件でもトリカブト毒が利くまでに何故時間がかかったのかが謎になった。あれはカプセルを多重化するとかで溶けにくくしたとかそんな感じだったかな。

◆ クスリによってはいくつかの成分の溶ける速度をコントロールするようなものもあるとの事だ。この場合は顆粒の方がコントロールしやすくなる。錠剤にしても中央に近い部分は後から溶けるので、その程度のコントロールは出来るが多層構造は製造原価を上げる。頭痛薬だったかな?二つの錠剤を貼り合わせたような構造の錠剤があった。

◆ 吸収の速度を考えると液体が最も優れているが、すべてのクスリが液体に出来るわけではない。顆粒に対して錠剤特に糖衣錠は溶けるのが遅い=吸収が遅いのだが、嫌でなければかみ砕けばいいのかな。ただ上に書いたように溶け方までが計算されている場合は噛まずに飲むべきだし、そう書いてあるクスリもある。
粉末や顆粒が飲みにくい場合に自分でカプセルに詰める事があるかも知れないが、これも溶ける速度が狂うので薬剤師などに相談した方が良い。

◆ 最近はいくつかのクスリを複合したようなゼネリック医薬品がある。同時に使う事の多いクスリの複数分を1つの錠剤にまとめたようなものなので、デカい。ただ薬漬け医療と言われるように何種類ものクスリを飲むと(特に高齢者では)飲みにくいとか間違えやすいなどもあり、最近では出来るだけクスリの種類や飲む回数を減らすような方向になっているようだ。


大きさ(5/28)
◆ ハイエンドスマートフォンの画面サイズは5インチ超となっている。現在のXperia Aを購入した時には人気のXperia Zもあったのだがさすがに大きいかなと思った。しかし慣れとは恐ろしいもので5インチ級が幅を利かせるようになるとそれが普通に見えてしまうし、auの夏モデルは全部が5インチ超になった。
4.6インチと5インチは数字の上ではわずかな違いなのだがやはり画面の見やすさや操作のしやすさはかなり違う。

◆ 私はたまにiPhone4sもいじるのだが、これはさすがに小さくて特に文字入力が不便でしょうがない。iPhone4sに慣れてしまえばそれが普通になるとは思うが、一度使いやすい物を使い始めると元には戻れない感じ。
Xperia Aは特に不満はないが全く不満がないわけでもない。実は最近、そろそろ初期化してみた方が良いのかなと思うところもある。クレイドルに入れた時やそこから抜いた時の挙動が遅い事があるからだ。このあたりは初期化するとかなり改善される。以前に初期化してまず気づいたのがこのあたりの挙動だったからだ。

◆ Xperia AがN-07D位不調だったら買い換えたい気持ちが強くなるのだが、幸いにしてと言うか何というか特別不満もなく使えている。まあ使用頻度も低いのでガリガリ使う人だったら動作速度にしても何にしても最新モデルが欲しくなるに違いない。
このまま使い続けると来年の今頃には2年の割賦が終わる。
様々な割引が使えているので2年たったら買い換えた方がお得だ。

◆ その頃にはVoLTEも一般的になっている事だろうし、もしかしたらSBMも900MHz帯でのサービスを始めているかも知れない。VoLTEと同時にCAも本格化し、VoLTEが軌道に乗ればCDMA利用者はさらに減少する。ここで現在のFOMAプラン並みの料金プランが出来ればCDMAの巻き取りだって視野に入ってくる。特にKDDIはお荷物であるcdma2000からの脱却を考え始める頃かも知れない。

◆ Androidは4.6か4.7かあるいは一気に5.0になるのかも知れないが現状でもそこそこ安定しているので大きくは変わらないというか変われない可能性がある。特に操作系などを変えてしまうと多数の利用者に戸惑いが起きる。パフォーマンスだとか安定性やバッテリコンサンプションは改善されるべきだが、それは裏方のお仕事だ。
そして5インチ級がスタンダードになるのだとしたらマルチウインドゥだって(現在実装されているものではなく、すべてのアプリで)現実味が出てくる。

◆ いずれにしても大画面化は時代の要求なのかなと思うわけで、確かにシャツのポケットに入れるには大きすぎる感もあるが、使いやすさや見やすさと天秤にかけると1年前よりは大型画面モデルへの抵抗はなくなっている。これでiPhone6が大画面化で登場するとAndroid勢も一気にその方向にシフトするのかも知れない。
iPhone6はNFCはどうなるのだろう。iPhoneにNFCが搭載されると画面をカメラで撮って云々だとか見なし音声でどうのこうのと言った非エレガントな方法から逃れられる。

◆ iPhoneに関してはシェアの問題もあり、いきなり無料戦略が無くなってしまうと国内でもシェアを減らすのは必至だろう。
実際auでもAndroidを安くしたらそちらが売れたという事実もあるように、同じ価格であるならば高機能版を選びたくなるのが普通の考えだ。もちろん日本では強いAppleのブランド力、初心者でも使える簡単さ、そしてAppleファンによる下支えはある。


アルバイト(5/27)
◆ 安価誘導のすき家、アルバイトの人員不足に苦しんでいる。店舗によってはアルバイトが確保出来ずに営業時間を短縮せざるを得ないのだとか。人材の需給関係によって時給は決まり、特に人が不足している店舗での時給は1,500円を超えるらしい。しかしそれでも人が集まらない。すき家の場合は以前は基本1人で一つの店舗を回していたのだが、セキュリティ上問題があるとなって2人体制に移行しはじめた。しかしここの所の人材不足で再び1人で頑張らなければならない店舗が増えた。

◆ 24時間営業の店舗でも夜中は暇なのだろうと思ったら意外にそうでもないようで、仮眠を取る暇もなくぽつぽつと人が入ってくるそうだ。そして朝が来ると朝食を食べに来る客で8割方の席が埋まり、調理も会計も一人でこなさなければならないアルバイトは過酷な状況となる。
時給が安い訳では無いが労働力にそれが見合わないと言われていて、だったらコンビニのアルバイトの方が楽で良いというのが若者の考え方だ。

◆ すき家のアルバイト採用情報にはオイシイ事は書かれているが、こうしたきつい、つらい、忙しいなどと言った事が広く知られるに至り採用が厳しくなってきたわけだ。アルバイト時給をさらに上げれば人は集まるだろうが収益率が悪化する。
しかし人員が確保出来ないと現在居るアルバイトが過酷になる。通常2名体制としているところを1名でやるのならば、その1人に2人分とは言わないまでも1.5倍くらいの時給を設定しても良いような気がする。

◆ もちろん1人の労働力には限界があるので2人分の働きは出来ないが、1人手当みたいなものでも作れば人員確保が出来るようになるかも。
末端の景気回復は未だハッキリしないとは言うものの、地域によってはアルバイト時給が上昇しているそうだ。特に深夜帯などは景気回復に大きく左右されると言われていて、不景気風が吹きまくっている時には深夜に出歩き遊ぶ人が少ないが、景気回復は深夜の繁華街人口を増やすというわけだ。

◆ 深夜に繁華街に出る若者が増えると当然ながらその時間に働こうと考える人が減る。アルバイトの確保が難しくなる一方で繁華街に人が増える=客が増えるのだから店が忙しくなる。
これは深夜以外でも夏休みや連休、盆暮れ正月なども同様だそうだ。今の所こうした減少が見られるのは都内の一部などだそうなのだが、こうした流れが全国に広まってくると末端の景気回復も見えてくる。

◆ 昼間のパート・アルバイトは高校生に代わって主婦がその場を占領したと言われるが、夜間に関しては若い人が主体となって支えている。もっとも高校生はその時間帯には働けないので大学生やフリーターと呼ばれる人々が労働力となる。
若者人口の減少がこれら人々の労働環境を改善する効果をも生み出しているのかどうかは微妙だが、いずれにしてもすき家の人員不足はニュースになる位なので深刻なのだろう。

◆ では同じ牛丼チェーン店としての吉野家はどうなのか。吉野家は1人で1店舗ではないのとアルバイト比率がすき家よりも低い所が異なっている。だから収益率が悪いんだよと言ってしまえばそれまでなのだが、アルバイト不足に陥っている店舗はあるのだろうか。
新横浜の吉野家でもたまにアルバイト募集の張り紙がされているが今は貼られてなかったかな。一時期中国の方(たぶん)が多く採用されていたようだが(新横浜は)今は日本人と思われる人が働いている。消費税増税による価格アップにもかかわらず、そこそこ客が入っているのは立地的なところもあると思うし朝から営業しているので7時の開店前には列が出来ている事もある。この時間帯は(これも、たぶん)3人体制ではなかっただろうか。


プレゼント(5/26)
◆ 部屋の整理をしていて以前にプレゼント企画で作ったキーホルダーとソーラ懐中電灯併せて25点を発見した。
分散保管(!)というか単に他のものに混じってしまっていただけなので前回のプレゼント時には発見出来なかったのだが、まだ残っていた。
本来はまた募集して送付したいのは山々なのだが、背に腹は代えられない、つまり設計仕事が無くECサイトに頼る意外に無い状態なので、F&F読者の方またはそのお知り合いの方がプリモトルテで何かお買い上げ頂けた場合に、ご希望があれば同梱させて頂こうと思う。

◆ ショーツのみの場合はメール便での送付が可能なのだが、そうするとキーホルダーやソーラ懐中電灯が入れられないので、メール便を指定されるとちょっと困る。
メール便は専用の箱を用意しているのだが、これが意外に小さい。
なんかケチ臭くて不本意さ満点なのと、個数がたいして無いので先着順でという事にせざるを得ない。なお懐中電灯は4個しかなかったしバッテリは放電してしまっているだろうからたっぷり陽に当てて充電しないと駄目かも。
F&Fオリジナル封筒は山ほどあるので、封筒で我慢してやるゼという方には5枚セットで同梱しちゃう。封筒の使い道は… えーと、うーん、まあ何かに使ってやって下さい。

◆ 商品発注後にキーホルダーくれとか、懐中電灯寄こせとか封筒で我慢してやるゼと連絡(受注確認メールに返信かプリモトルテというかヤフーのフォームで)頂ければ同梱するように担当者に申し伝えておくようにする。
なお受注や発送状況、発注者名などはF&Fではわからないので、F&F宛にメールを頂いても連絡までに時間がかかってしまう場合があるし、発注者名や注文品(番号)などの照合にミスするといけないのでプリモトルテ宛にお願い致したい。

◆ ホイッスル付きの懐中電灯もどこかに残っていたような気がするのだが、今の所発見出来ていない。ソーラ懐中電灯とキーホルダーはF&Fの封筒の箱の片隅に眠っていたのだ。ホイッスル付き懐中電灯はキーホルダーより沢山作ったような記憶があるのだが、一つ残らず発送したんだったかなぁ。荷着しないなどのトラブル時の予備品として残しておいた気もするのだが何処にしまってあるのか。
ソーラ懐中電灯は、ウチでは南向きの窓ガラスに貼り付けてあったりする。こうしておけば常に充電状態になっているに違いないが… 下手したら過充電でバッテリが駄目になっているかも。

◆ オリジナル印刷する時に、印刷代が高いのでシールを作って貼ってしまったらどうかなと思ったことがあったのだがシールやテープは少量では作ってもらえなかった。当時はメール便で送ること、送れる事を重視したので厚み制限もあったりして商品選びには苦労した。
F&Fオリジナル商品が底をついた場合には紙のような感じで出来た石けんを同梱させて頂こうかと思っている。こちらの方がずっと実用的だな、少なくとも封筒よりも。石けんは追加仕入れが可能なので何とかなる。

◆ プリモトルテは皆様に育てて頂かないと…担当者も落ち込み気味なので困っている。これが男性用の下着の扱いがあればお願いもしやすいところなのだが、プリモトルテ担当は女性のみなので男性下着に関しては知識も経験もないというわけだ。逆に女性下着に関しては、こんなものを扱ってほしいという要望があれば検討が可能だし、たとえば1足80円でストッキングを売ってくれと要望があれば、単品では難しいかも知れないが売ること自体は出来るかも。なんて書いてしまうと担当に怒られる恐れもあるのだが、全く不可能な価格ではないと思う。


仕入れ(5/25)
◆ プリモトルテの仕入れのお話である。売れれば当然仕入れは行わなければいけないが売れなくても品揃えを少なくするわけにも行かない。少し売れたらその分で次を仕入れることになるので資金状況はなかなか改善しない。
何しろ今現在は他で稼いだ金を投入すると言うことが出来なくなっているので厳しい。これから夏にかけては下着の売れるシーズンにもなるのだが、どよよんとした不安も蔓延している。

◆ プリモトルテとしては初のメーカからの直接仕入れを行った。デザインは既製というかそのメーカの持っていたものでオリジナルではないが、商社を通さなくて良い分だけ価格メリットはある。その代わりある程度の数量をまとめなければならないし、交渉や支払いなども国内商社から買うよりも手間がかかる。
中国工場からと言うことで品質と管理体制にも不安があった。在庫管理なども日本風というわけではないので、注文時には在庫ありの返事が来ても注文したら品切れでしたみたいな事が普通に起きる。

◆ 今回もその例に漏れずで、注文時というか発注契約書を作った時点では在庫があったはずなのに、いざ納品となると数点が代替品にしましたと。日本国内ではあり得ないような話なのだが中国では普通なのかも知れない。
荷物はFedexで送られてきた。そこそこの数量なのでいくつかの段ボールに分けられ、その段ボールは薄いビニルでぐるぐる巻きにされていた。おそらくは漏水などから守るためだと思われるのだが、それでも段ボール箱が少し湿っている箇所があった。

◆ 段ボールの中は個別に袋に入れられた商品がぎっしり詰められていた。国内仕入れだとこれほどぎっしり詰め込むことはないが、体積軽減のために仕方ないという感じか。段ボール箱にしてもぎっしり詰め込んでいるので四角と言うよりも丸っこくなっていたのだ。
商品は非在庫商品を除いては発注通りであり、インナータグも日本語版(指定した)で納品された。
この検品がまた大変だったと仕入担当が言うのは、タグや袋に品番が書かれていないためだ。

◆ 注文書には写真が貼り付けられているので、それと比較しながらサイズや数量を確認していく。一定数量が一つの袋に入っているのでいわゆる抜き取り検査みたいな感じだ。明らかな不良品は発見出来なかったが、出荷前に個別検品では不良が見つかるのかも知れない。
実は国内仕入れ品でもちょっとした不良は混じってくることがある。商社経由であれば不良返品は可能なのだが、そもそも売れて出荷検査をする時まで不良に気づけないこともある。その程度の不良だと言ってしまえばそうなのだが、日本人的に見れば不良は不良に違いない。

◆ これら不良品は訳ありコーナに並べられることになるが、実は訳が無くても訳ありコーナに分類されている品物もある。たとえば大量買い付けで仕入れコストが安くできたものだとか、逆に1〜2点しか仕入れが出来なかったものなどだ。
プリモトルテでは平均的サイズの品物を扱っているが、サイズの大きなもの(巨乳系ですな)や、逆にSサイズのものも訳ありコーナに並べる場合がある。
景気低迷だからなのかこの訳ありコーナへのアクセス数は意外に多く、なので品物を切らすわけにも行かない。と言っても何でもかんでも訳あり特価で販売すると儲からないどころか赤字になってしまう。

◆ いわゆる有名メーカ品、トリンプやワコールなどは大手にはなかなか価格で勝てないので取扱量は少ないのだが、トリンプは何点か出している。これも儲けはほとんど無いくらいの価格付けなのだが、何せプリモトルテ自体の知名度低いのでなかなか売れてくれない。


SBM(3)(5/24)
◆ 幻の4.6万基地局宣言の頃が面白かったというか、携帯電話事業者はドコモやKDDIといったいわゆるお堅いところだったのでその発言には信用があった。なのでおよそ出来ないと思われる孫発言も多くの人が信用した。そして、それが本当に出来るのか出来ないのかが注目された。
工事がいっこうに始まらない、基地局が増えない事に対して資材手配の問題だとか労働者が不足しているとか、天候が思わしくないなど色々な言い訳が渦巻いた。
最終的には中継器で数あわせをして「出来ました」宣言だけをするという前代未聞の快挙(!)となったわけだが、これによって孫さんの言う事はつじつま合わせに過ぎないと、大きく信用を失った。

◆ その後の新製品発表演説会でも、決算演説会でもこの口調は変わらなかった。ここ最近の語録では「つながりやすさナンバーワン」だとか「Android新規販売シェアナンバーワン」がある。しかし4.6万基地局宣言の時と違ってこれを信じる人は居ない。4.6万局宣言の時は、そんな事は無理だと多くの人が思いながらももしかしたら出来るのかなと現実味のある話だった。しかし今はどうだろう。つながりやすさナンバーワンは8割の人が信じていないとSBMの調査結果が示しているように、また口先だけかと多くの人が思うわけだし、Android販売ナンバーワンなど話題にすらならない。

◆ ゲームソフトは無限に強くならなければいけない話を以前に書いた。経験値を積んでキャラクタが強くなれば、それに見合った強い敵が必要になる。強い敵を倒すためにキャラクタのレベルを上げればそれに対応すべく敵キャラが必要だ。こうして最初の頃とは全くレベルの違う対戦状態になる。
同じようにインパクトのある発言も、それを重ねるごとに「また言ってるよ」的な雰囲気が漂い始める。もちろんそれが現実に出来ている事ならば信用も得られるのだが、そうではないので大きなことを言わないと見向きもされなくなる。

◆ ただ移動体通信の技術やサービスの面ではなく、本業である金集めや買収では本領を発揮する。金集めの方は、一時期は借金が減ったと語っていたが実は付け替えみたいなもので借金はどんどん膨れ上がっているから最近は言わないのかな。
買収に関しては素晴らしい決断力でこれを進める。自社の足りない部分を企業買収で補完していくのは有効な戦略なのだが、ソフトバンクの場合はそれが多岐にわたるのでシナジーが十分に発揮されていないところもあるし、買収効果が上がらなかった例も多い。自社技術を売って事業拡大を行うのをパーツを買い足してどんどん組み立てていく事に例えるならば、買収による拡大は既製品を買い足していくようになるだろう。

◆ 出来あがった物を買えば開発費やそれに要する時間を、まとめて瞬時に手に入れる事が出来るので効率的だ。もっとも出来上がった製品が高性能であればそれを買い取る金額もまた膨大となり、容易に手は出せない。このあたりの見極めと買収のタイミングは誰にでも判断出来るというものではない。さらには資金調達力も必要で、レバレッジを利かせながら多大な金を引っ張り出す能力はさすがといえる。

◆ WILLCOM買い取り時でもその力は発揮され、様々な施策によって加入者増を勝ち取った。この移動体通信分野においては、少なくとも加入者獲得に関してだけはシナジーが発揮された例だ。
しかしスプリントは上手く行っていない。買収後かなりの月数が経つが回復傾向が見えてきていない。(日産の)ゴーン氏が日産以外の仕事に忙しくなり日産が疎かにされたと言われるように、孫さんはスプリント問題が頭痛の種でSBMから遠ざかっているようにも感じる。iPhoneシェア減少の中でSBMは現在地味な存在になっているが、孫さん自身もAndroidからTwitterに書き込むなどして多少話題になっていた。


SBM(2)(5/23)
◆ 大型買収はしないと言っていた孫さんが、さっさとそれを翻してスプリント買収に走った。これは国内移動体通信事業の限界を感じていたからだと思う。唯一の望みだったiPhoneはauからもドコモからも発売されて契約者数獲得は難しくなった。写真立てビジネスが下火になった頃からみまもり押しつけに路線を変更するもなかなかうまくは行かない。

◆ EMやWILLCOM買収で見かけの売り上げは確保出来るものの、SBM本体で見ると成長率の鈍化は決定的だ。
スプリント買収はVodafoneに次ぐ二匹目のドジョウを狙ってのものだろう。しかし日本と米国では移動体通信事業者の性格そのものが異なったようだ。日本で成功したビジネスを米国に持ち込もうにも、勝負を仕掛ける先から他社につぶされてしまう。
買収後にソフトバンクはスプリントの料金を3割も下げてみたが、すかさず他社にも追従されてインパクトを失った。
消耗戦になればスプリントはもっとも弱く、迷走する新生スプリントはその混乱期につけ込まれて加入者をどんどん失う。

◆ スプリント買収前のソフトバンクの有利子負債は約3兆円、それが一気に9兆円超にまで膨らんでしまった。
孫さんはEBITDAに対する有利子負債比率はVodafone買収時よりも低いと唾を飛ばしたが、格付けはジャンク債となる。
だがこれを以てソフトバンクの失敗だといえない所が孫商法の凄いところなのだ。銀行買収の時を思い出していただきたい。駄目な銀行を長期保有を約束して買い取り、政府に資金を投入させた後にさっさと売り払ってしまった。ジャンクを買いあさり表向きだけきれいにペンキを塗り直して転売する。
これがソフトバンクを支える原動力になっている。移動体通信事業もしかりでありSBMにしても体裁が整ったところで高値売り抜けを考えているのかも知れない。

◆ スプリントもそんなネタなのだろうが、なかなか体裁が整わない。規制などに守られながらノホホンと過ごしてきた日本の移動体通信事業者と米国ではまさに土壌が違ったのだ。
今頃孫さんは苦しんでいるに違いない。孫さんの大好きな新製品発表演説会すら開かれなかった。
借金に対する支払利息は昨年度の4倍、さらに来年度には3千億円も払わなければならなくなる。走り続けるソフトバンク自転車だがその速度が落ちてくるとふらつき、そしてパタンと倒れてしまうのか。それともさらなる資金調達で乗り切ることが出来るのか。

◆ 田中角栄という人物が居た。(刑務所の)塀の上を歩くような事をしていたが、決して塀の内側には落ちないと言われていた。日本列島改造論、新税を作るなどしながら強大な力を得たのだが結局は塀の内側に落ちてしまった。
時代の寵児と言われたホリエモンも臭い飯を食う羽目になったのは記憶に新しい。だからと言って孫さんが、繰り返す大型買収に失敗するとは言い切れない。言い切れはしないのだがいっこうに減らない有利子負債、減らないどころか増え続ける借金をどう処理していくのかは投資家すらも懸念し始めている。

◆ 幸いにしてSBMに関しては大きなマイナスにはなっていない。
従って国内での危機感はそう高まっていない気もするのだが、様々な面での引き締めは強化されている。広告宣伝費に関しても予算が厳しくなったと言われている。常に独走してインセンティブばらまき作戦を採ってきたSBMが、他社に習えとばかりにこれを縮小したことも異常事態だといえる。
次期集金作戦であるスマ放題も失速、インフラ整備面でも他社との差が明確になる。
新型iPhone発表会に姿を見せなかったあの頃から、孫さんのSBMに対する情熱は減衰し始めていたのだろう。
続く…


SBM(5/22)
◆ ソフトバンクによるVodafoneの買収、その社名を公募しソフトバンクという名前だけはつけてくれるなという意見が多い中ソフトバンクモバイルと名付けてSBMはスタートした。
買収したとは言ってもソフトバンクグループに反発する従業員は流出し移動体通信事業素人軍団となった。後にこれは技術は買えばいい、技術が無いのが強みだなどという訳のわからない言動にも通じる。

◆ 料金体系での迷走もあった。他社の料金を真似するという作戦で凌ごうと考えたが、表向き真似するだけで繰り越しや分け合いなどは真似出来なかったし資金難にも苦しんだ。サービスエリアも狭く、特に屋内での圏外率は異常だった。この現実をイメージだけで逃れようとしたのがドコモの基地局を超えるという、4.6万基地局作戦だが実現しなかった。

◆ SBMな人は盛んに言い訳と擁護を行うも、出来ないものは出来ないわけでやがて中継器を使ったマクロセル作戦に出る。これが結果として汚れた2GHz帯を作ってしまうことになった。
料金系では無料通話を廃するという新たな試みのホワイトプランを登場させた。価格だけを見ると安価に映ったものの無料通話分がないので実質大幅値上げとなった。しかし網内定額のインパクトがあり、料金系迷走期から脱出出来ることになる。

◆ 移動体通信各社はインセンティブプランから分離プランへと流れていく中、SBMは頑なにインセンティブプランを継続した。インセンティブプランと分離プランが戦えばインセンティブプランが勝つのは当たり前であり、他国においてはこれを法規制するなどしたが日本ではそこまでの規制がなかったのでSBMは従わなかった。
さらに2年縛りの導入や契約縛りとローン縛りの解約時期を異にする事での解約のしにくさも導入した。

◆ しかし解約率は高止まりのままだった。無理な加入者獲得は解約率を押し上げる。しかし新規契約獲得数が投資家には魅力的に見えるわけで、あらゆる方法で契約を増やす努力は怠らなかった。
そしてiPhone登場、当初はまるで売れなかったもののいきなりゼロ円販売でシェアを急激に伸ばし始めた。
そういえばホワイト株価と言われる程にまでソフトバンク株価が下げたこともあり、倒産説すら飛び交ったのである。

◆ しかしiPhone効果は見事にV字回復の道筋をつけた。エリアも通話品質も通信速度も駄目だったが、安い・安っぽいイメージが定着してSBMは安いらしいと人々は思った。iPhoneがタダなのも新規加入者獲得に大きくプラスになった。
エリアが狭いのは800MHz帯が無いからだとの言い訳も語られ始めた。SBMがいけないのではなく、800MHz帯が無いから仕方が無い論だ。もちろんその後に900MHz帯が割り当てられても満足なエリアにならなかったのは現実が示しているとおりだ。

◆ ここからしばらくの間はSBMの時代と言っていいほどの快進撃を見せる。ただし借金が減ったかというとそうではなく、借入金返済のために別の方法での資金調達をするという目くらまし作戦で凌がなければならなかったし、それは今も変わっていない。加入者には安い・安っぽいイメージを植え付けながら投資家にはこんなに儲かっていますよと全く逆のことを言う。
自力での稼ぎに限界を感じ始めたソフトバンクは新たな買収や投資によって利益を得ようとする。ソフトバンクは移動体通信屋ではなく企業買収屋だからだ。
買収や投資話で中国中国と語ってみたり、ハーレクインを持ち出してみたり、ゲーム企業の利益を当てにもした。しかしいずれも一時的なものに過ぎなかった。
続く…


電気推進(5/21)
◆ 鉱山などで使用される200t級の大型ダンプトラックは電気推進になっている。2000馬力以上のエンジンで直接駆動輪をドライブするには大型のトランスミッションやクラッチ、その制御などが必要であり効率的ではない。
モータも従来はDCモータが使われていたがメンテナンスの軽減やパワーエレクトロニクスの発達でAC駆動電動機の使用が増えている。

◆ システム的には船舶の電気推進システムの小型版みたいな感じなのだが加減速の多い自動車用としては、モータ出力とエンジン出力の連携などの点で工夫が必要になる。
エンジンのレスポンスが良ければいいのだが、負荷の上昇を検出してエンジン出力を上昇させたのでは間に合わずにエンジンが過負荷でストールしてしまう。そこでエンジン出力の上昇に合わせてモータ出力を上げるような仕組みになっている。

◆ エンジンは発電機に結合されていて発電機の出力はいったん整流される。そのDCでインバータを動かしてモータを駆動する。モータドライブのもう一つの利点は電気ブレーキが使えることで、そのリタードパワーは数メガワットにもなる。メカニカルブレーキの使用を最小限とすることでブレーキのメンテナンスサイクルの延長にも役立っている。
電気ブレーキで得た電力を蓄える構造であれば効率は良くなるのだろうが、現状では大型抵抗器で消費させている。さすがにこの出力となるとバッテリは高価すぎるのだろう。

◆ 大型船舶の電気推進はさすがに巨大で、2つのプロペラを回すモータの総出力が40メガワット以上にもなる。発電機とモータという重いものを積むデメリットがあるのではないかと思うのだが、推進力の制御が行いやすい等の理由でメリットの方が多いのだとか。大型ダンプ同様に電気推進装置の導入で燃費効率の改善も期待出来る。
大型重機ではモータ駆動の他に油圧モータを使うタイプもあるが、制御のしやすさという点で電気式にはかなわないのだとか。ただ小型大出力という点では油圧モータの方が良いのかもしれない。

◆ 大型ダンプに用いられる制御素子はIGBT,IEGTやGTOなどで、耐圧が数キロボルト、耐電流1キロアンペア程度だとか。これらが組み合わされて水冷になっている。船舶用はさらに巨大だと思うのだが沢山の素子をパラにでもしているのだろうか。冷却に関しては水が無限にあるので何とでもなるが、そもそも大型の素子がないとモータを駆動出来ない。
船舶用電気推進装置ではエンジンのレイアウト自由度が高まるのと複数台エンジンと複数台の発電機を使用して並列運転が利用出来る(不要なエンジンを止められる、故障したエンジンを切り離せる)事もメリットとなり、船体の形状設計自由度の向上が抵抗の軽減にも役立っている。

◆ 船舶用としては超伝導電動機の話などもある。超伝導モータによって小型軽量高効率になるが値段が高そうな感じ。住友電工によれば5MW級の超伝導モータは常電動モータの1/10の体積なのだそうだ。とは言っても問題がないわけではなく、軸のシールの問題だとか磁気シールドの問題などの課題もある。超伝導モータと二重反転プロペラの採用で効率が2割近く改善されるのと、超伝導モータはきわめて静かに回転すると言うことなので今後は増えてくるのかも知れないし、やがては自動車用としても使われるかも。
電気推進によって燃料消費量が従来の半分程度に出来るというデータもあり、さらに高回転で動くガスタービンの利用などでも(減速機やそののロスなどが無くなるので)メリットが大きい。とは言っても日本の船舶業界では電気推進はあまり得意ではないのだとか。


高タンパク(5/20)
◆ 高タンパク低脂肪、肥満を防ぐ食事として言われるところでもある。とは言っても高脂肪の物ほどおいしいというのもまた事実なのと、加工食品などでは高タンパクっぽい味付けと高脂肪がおいしさを維持する秘訣だとも言われる。脂肪分が適度にある炭水化物などはおいしくどんどん食べられるのだがタンパク質が不足するのだとか。

◆ 大昔?の話になるが石油から作った肉みたいな物があった。石油から肉的な物を価格合成するのではなく、石油の一部成分を微生物か何かに食わせてその微生物を肉風に加工するんだったかな。おそらく当時は肉よりも石油の方が安かったに違いない。今なら逆に肉や植物から石油が作れないかと研究されている。
石油からではないのだが、植物性の物から肉風な物を作る研究もある。豆類のタンパク質を元に肉風に加工した物で、ビルゲイツがその企業に出資したとかで話題にもなった。

◆ 犬や猫の餌はろくに味はしない。でも犬や猫はその餌が大好きでどんどん食べる。原料はトウモロコシや大豆などの他に食用として適さない肉や骨粉なども含まれている。同じように、見た目が人間の好みで味もそれなりであれば意外においしく食べられたりして。
ホテルのレストランでキャストミートみたいな物が本物の牛肉として調理されていたことが発覚したが、見た目と味が本物風であれば意外に納得出来てしまったりして。

◆ あの脂肪注入肉は意外においしいと思う。まあ価格的にリーズナブルであることも条件にはなるが、ペッパーランチとか牛繁(だったかな)も使っていた。加工肉なので半生で食べることは推奨されず、良く焼いて食べるようにと注意書きが必要だったが、ペッパーランチにしても牛繁にしても当初は明確な注意書きはなかった。
脂肪注入肉はウルトラ安価と言うことではないのだが、ぱさぱさした肉がおいしい霜降り風の柔らかさになることで結構使われていたと思う。

◆ これは肉が原料になっているのだが、本体が肉ではなく大豆とかトウモロコシから作られた物であったとしても味と価格のバランスが良ければ売れるはずだ。植物性の肉もどきに関して、植物性だからヘルシーだなどとも言われる。ただし植物性だから絶対にヘルシーかと言えばそうでもなくて、それこそトランス脂肪酸入りのマーガリンは?みたいな。

◆ 動物に比較すると成長の早い植物の方が食糧危機の回避が出来る論もある。地球人の人口が無限に増え続けるとは考えられないが、それでも人口は増えていく。それにもまして都市化が進めば食料生産に問題が出る。気候の変化も問題なのだが、これは植物生産にも影響がある。植物に関しては大規模な工場型生産が現実的になっていて、トマトなどはこれによって価格を抑えた生産が可能になった。今の所出荷量はそう多くはないのと品種も限られているが、こうした工場生産型野菜の効率が上がれば安定供給が可能になる。

◆ だからといって米が工場生産出来るかと言えば難しいところで、1本の苗というか株からたくさんの米がどんどん採れるような品種?でも出来ない限りは難しそうだ。それよりも大規模な田んぼというか農業が可能になるような方針がしまされないと駄目だな。現状の日本国の方針は農家を生かさず殺さずみたいな、補助金だ何だと金をばらまくにしても中間搾取が多くて末端の農家は潤えない。唯一の可能性はJAを通さない直販なのだが、これにしても軌道に乗るまでが大変だと思う。しかも独自販売を行うとJAからはイジメを食らうと言うことなので、精神的な敷居も高い。
下着通販のプリモトルテの話は何度も書いているが、実は農作物の通販もやってみたいと思っていたのだ。このあたりはまた機会をみて書きたいと思う。


売れるもの(5/19)
◆ 移動体通信各社はインセンティブ額を縮小傾向だ。
これで一番打撃を受けたのがiPhoneである。今までは無料+キャッシュバックが当たり前だったのだが、徐々にそのような異常事態が解消されつつある。iPhoneがタダでなくなると、それに変わって特売設定されているタダのスマートフォンが売れる。何とも直接的なわかりやすさなのだが、価格が人気を作り出しているみたいな所はある。

◆ もちろんタダだからと言って何でもかんでも台数が捌けるわけではない。タダにしたところで要らない物は要らないのだ。なのでいったん消えた国内スマートフォンメーカが復活するのかと言うと疑問でもあるが、新サービスや新機能を牽引するのは国内メーカなのである。
事業者的にはiPhoneを売らなければならない、タダにしなければ勝てない事情があったに違いないのだが、各事業者ともに疲弊したしSBMに関しては大型買収(大型買収はしないみたいなことを言っていたのにね)で金が必要なこともあって流れが変わった。

◆ メーカにしても事業者にしても新機種をどんどん売りたい訳だが、その一方で契約縛りやローン縛りを普通にしてしまった事で代替サイクルが変わってしまった。iPhoneに限って言えば年に1度のマイナーチェンジ、2年に1度のメジャーチェンジが縛り期間にマッチしていたのかもしれないが、代替サイクルの長期化は新サービスなどにも影響を与える。各事業者ともに新たな周波数帯域や広帯域高速通信を売り物にするが、それに対応したモデルが売れなければサービスが浸透しない。新たな周波数帯にトラフィックを分散すると言ったって、それに対応したモデルを使ってもらわないことには始まらない。

◆ 国内メーカや各国に合わせた設計を行う韓国メーカ物などは日本国内の周波数帯や様々な機能の実装を行うが、グローバル機の日本語版となると対応が限定される。
独自のサービスや独自規格の最右翼はドコモだがiPhoneの取り扱いによってこれらの独自や専用色が薄まったのは歓迎すべき所だ。これで不要な独自アプリの実装が減ってくれればなお有り難いのだが、なかなかそうは行かないんだろうな。
spモードメールの頃よりはマシにはなったがドコモメールにしてもWiFi接続時にコネクトを拒否される(一定の手続きを行うとまた使えるようになる)事があるし、しゃべって翻訳などはWiFi利用時には使えない(今は使えるようになったのだろうか)。

◆ Appleにとって日本は重要なマーケットであり、なので日本の事情にマッチした製品に仕上げてくる可能性は高い。TDDに関しても現状では日本のバンドに非対応ではあるが、TDD/FDD間のCA規格が盛り込めたとすれば2.5GHz帯のTD-LTEが有効に使えるようになる可能性もある。TDDに関してはまだマイナーな感じなので他のスマートフォンがどの程度対応してくるのかな不明だ。Appleに対するSBMの影響力も今や風前の灯火状態なのだがKDDIもUQのバンドを持っているので何とかなるかも。

◆ iPhoneのシェアは低下傾向であり、日本では唯一これが売れている。しかし販売価格やインセンティブの見直しが起きれば日本でのシェアも各国並になってしまう可能性もある。売れた物の売れ行きを維持するのは大変だ。一時的ピークがあるのではなくじわじわと売れている物ならばまだしも、日本のありがちな流行は見向きもされなくなると一気にシェアを失ってしまう。
スマートフォンは過渡期から安定期に入ろうとしている。不安定さでは定評のあった(国内メーカの)Androidスマートフォンにしてもそこそこ使えるようになった。


VoLTE(5/18)
◆ LTEでのサービスエリアが各社ともに整備されてきて、次なるワードがVoLTEになる。特にKDDIは積極的であり、それは旧態化したcdma2000からの脱却にもつながる。各社が言うのはクアルコム特許から逃れたいという所もあり、LTE開始当初からCDMA方式への投資を抑えて次世代に備えるみたいな動きになっていた。その中でSBMのみはLTEは金がかかるからという理由で900MHz帯をCDMAで整備したのはご存じの通りだが、それが今になって無駄になり始めている。

◆ VoIPは冗長性を持たせるために回線交換による音声データ伝送よりも帯域を使うのが普通なのだが、逆に考えるとIP交換でも回線交換並の通信品質が確保できているのであれば冗長性を低くすることが出来る。その為にパケットの優先制御なども取り入れられるのだが、だからといって遅延などの管理が上手く出来ていなければ駄目だ。IP通話としての走りはドコモのプッシュトークだ。私は少しの間これを使っていた時期があったのだが、まあまあ普通に話すことが出来た。といっても回線交換の通話とは違って途切れたりとか遅れたりすることもあったし、シンプレックス通話+時間制限付きなのが使いにくかった。

◆ その後KDDIがパケット交換によるYV電話機能を実装する。cdma2000では回線交換とパケット通信が同時に出来ないので、動画と音声を伝送するためには双方をパケット交換で行う以外になかった。今思えばという話になるが、この時に安価な通話料を提供出来ていたとするならばその後のau低迷期は回避出来たのかもしれない。

◆ スマートフォン時代になりIP通話アプリが使えるようになる。
最初に体験したのはSkypeで、こちらはPCで相手がドコモのスマートフォンだったのだがごく普通に通話が出来た。その後LINE通話にもチャレンジしてみたが相手がauの場合は何とか話が出来る感じだったが相手がSBMでは通話が成立しなかく、まさに文字通りはなしにならない状態だった。おそらく現在では多少はマトモになっていると思うのだが、当時相手はiPhone4sであり音が途切れるという生やさしいものではなく。たまに音が聞こえる程度の品質でしかなかった。
相手は都内に居たのだが、通信速度を測ってもらうと1Mbpsに満たなかった。通話相手はその後ソフトバンクショップに文句を言いに行くわけだが、ショップでは「それが普通です」と一蹴された。

◆ SBMは中継器の乱設によりマクロセル化を進めている事もあり、回線交換時の音声圧縮率も上げていた。なので通信品質の良い場所にいる時に限れば回線交換による通話よりもSkypeの方が音質が良いなんて事もあった。
こうした時を経てVoLTEが現実のものとなりつつある。VoLTEの規格が具体化してきた当時としては、とてもではないがLTEのエリア展開や安定性は音声を通せるものではないと言われていた。しかし各社のエリア整備の充実から一定レベルの通話品質が確保出来る見通しがたったわけだ。

◆ 特にKDDIはcdma2000とのシステム間ハンドオーバを使わずにVoLTEのみで通話を実現させたいと言っている。利用者からすればシステムがどうであろうが安定した通話が出来れば何でも良い。なのでこれはKDDIの都合ではあるのだが、LTEでのネットワークを安定的に全国展開しようとする姿勢というか意気込みは感じられる。
CAに関しても理論速度の向上もあるがシームレスな通信という面でメリットは出てくる。ただ消費電力の問題は当然目立ってくるわけで、CAやVoLTE対応だから電池が持ちませんでは利用者は納得しないだろう。


会議(5/17)
◆ 一昨日も少し書いたとおり移動体通信業界から少し離れる感じになってのでARIB系の会議に出る事も無くなる。会議はすごく沢山のものがあって、ワーキンググループや各部会の大元の会議もある。某部会はそのまとめみたいな会議であり年に1回ないし2回程度行われる。結構参加者が多い会議であり各部会の報告がメインになるが、そこに参加すると大まかな動向は掴める。と、議長も言っている。

◆ 参加企業は様々で通信事業者やメーカはもちろんの事、部品メーカや基地局ベンダ、放送事業者なども名を連ねている。
もしかすると参加規定があるのかも知れないが、モバイル系のメディアとかエディタなども参加したら知識が付くのにと思う。参加するにもタダではないのと、もしかすると好き勝手には参加出来ないのかも知れないけど。
部会の中には参加費を取られないものもあるのだが、そこを有料化したらがっくりと参加企業が減ったという所もあった。

◆ そういえばあの仕分けの時にはARIBも予算を削られたのだとか。それと関係があるのかどうかは分からないが名称が変更になった事もあったっけ。
標準規格化が標準になったというのはおかしな言い方だが、今は独自に何でも出来るという時代ではない。たとえどこかの通信事業者が独自に何かをやりたいとしても、それを規格化しないとうまくは行かない。
どうやって規格が作られるのかだが、それは規格を作るための会合がまず作られる。そこに参加企業が集まり、様々な企画案が出されて検討されていく。

◆ 一つの規格をゼロから作るのは相当大変な作業であり、年単位で時間がかかる事もある。なのでその規格作りの流れの中で実際の技術の方が進んでしまう事もある。また規格が完成して実運用が始まった後も変更を受ける事がある。日本で作られた規格にしても国際運用が前提の場合は他国の意見も取り入れる必要がある。
特に周波数帯の違いやその国々の様々な事情を考慮しなければならない。規格から外れたというと語弊があるが、メーカの独自規格が標準規格の外で運用されている事もある。

◆ このあたりは標準規格が標準規格なのであって強制規格ではない事が問題と言えば問題で、非標準の接続方式を採用するが為に、その規格を考えたメーカから規格を買わないと接続出来ないとかも実際に起きた事がある。
強制規格は各国の電波法に基づく部分で、こればかりは勝手に判断する事が出来ない。となると各国の電波事情に合わせた周波数帯だとか帯域幅を標準規格に盛り込む事になり、結果としてバンドプランがすごく増えてしまう事になる。とは言っても好き勝手にバンドを追加出来るのではなく会議で承認される必要がある。

◆ 会議で承認されるためにはそれなりのデータなり何なりも必要になるのでメーカやベンダーや事業者は様々な実験をしたりする。実情がと言うか現状が企画に盛り込まれる事もあって、例えば中継器の氾濫防止とかもある。
会議の運営は参加企業の会費によって行われていて、親部会が3GPPだとすると国内のサブ部会は親部会に会費を納める。この会費は会議室の費用だとかプロモーション費用に使われるわけだ。3GPPの年間予算がどのくらいかは3GPPのサイトの会計報告にでも書いてあるのかな、いずれにしても相当な規模だと想像出来る。

◆ こうした様々なワーキンググループなどでの作業の結果が規格を作り、今だと5Gとかその次の規格をせっせと検討している。CPUをはじめとしたロジックデバイス作りが、シミュレーションが通った時点で完成するのとするのと同じで通信規格も企画が完成すればその次の規格に取りかかる。俺も規格を作ってみたい、参加したいという方はそれらの機器メーカや事業者に就職すれば参加出来るのではないだろうか。
ちなみに親部会を見ると各企業の中年以降の人が多い感じだが、作業部会の方は若い人が多い感じがする。


広告(5/16)
◆ あまり詳しく書いているサイトがないのは、書いてはいけないことなのだろうか。 ではそれに習って?ぼかしながら書いてみたいと思う。
楽天の広告は成功報酬型であり、F&Fの広告をクリックした後に楽天で買い物をして頂くとその金額の1%〜2%位がポイントとして入ってくる。 公称クリック報酬率はもう少し良いものもあるのだが、売上金額の確定率が5割前後なのでトータルとしては安くなってしまう。

◆ これは以前にも書いたのだが、買い物をした人の半数がキャンセルするとはどうしても考えられない。 しかし取得ポイント確定率が5割と言うことは、半数の人が買い物をキャンセルしたことになる。
これは私の想像に過ぎないが、楽天は適当にポイント確定率を下げているのではないのか。 テナントからはアフィリエイト料を取り、アフィリエイトサイトにはそれを全額は払わない。

◆ もう一つのG社の広告はクリック保証型だ。1クリックあたりいくらという感じで報酬が貯まる。 これの仕組みや計算方法は非公開でありよく分からない。 少ないながらの情報を集めたり自分の経験からすると、以下のようになっているのではないかと思う。

◆ 同一PC(IPアドレスとかCookieとか)から複数クリックすると、クリック単価が安くなり→クリック数がカウントされなくなる。例えば1回目,2回目のクリックだと10円貰えたものが、(たとえ異なる広告だとしても)連続3回クリックすると1円になるみたいなもの。
しかもこれが遡って再計算されるのではないかと思っている。上の例で行けば2回目クリックまでの合計は20円だが、3回目になると合計が3円に減るみたいな感じだ。

◆ 以前は特定サイトの広告をいたずらにクリックして広告を抹殺するみたいな行為が行われていたと聞く。 この対策もあってか連続複数クリックではクリック単価が下がり、さらにクリックするとそのクリック自体が無効になるロジックのようだ。 クリック成果を詳細にチェックしている訳ではないので断定的なことはいえないが、確かに時間とともにクリック数が減る(!)事がある。 クリック数が減ってクリック単価が上がる事も1度見たことがあるので、いたずらクリックと判断されたものが排除されてクリック単価が再計算されたのではないのか。
Cookieの寿命がどのくらいなのか、IPアドレスの保存期間がどのくらいなのかは分からない。

◆ 以前にも書いたが、私はよく見るページの広告で興味あるものはクリックする。 レンタルサーバ代なり回線費用の足しに、少しでもなればと思っている。 だが一度クリックするとその広告ばかりが出る場合もあって、そんな場合はCookieをクリアする。 興味ある分野の広告を出すのは間違えではないが、同じ広告を何度も見る人は居ないと思うんだけど。
これはG広告のロジックが最適ではないからだ。CookieはクリアしてもIPアドレスが頻繁に変わるわけではないので、たとえ興味ある広告が沢山現れたとしても一日に同一サイトで何度もクリックはしない。

◆ Amazonは楽天に比較すると報酬率が高いし確定率も高い。つまり、普通の広告報酬な訳だ。 私はAmazonよりも楽天で多くの買い物をするのだが、それはAmazonは安くないと思っていたからである。だが最近では、同じ品物が楽天よりも安く買えることも増えてきた。 楽天にしてもAmazonにしてもあるいはヤフーにしても売上金に対する割合で手数料を取られる。いわゆるテナント料で、楽天などはこれに加えて固定費がかかる。高額商品が沢山売れれば固定費部分の割合は下がるが、安価なものを売っているショップではこれが重くのしかかる。Amazonはいくつかのプランがあり、歩合が多く固定費が安いものなどがある。このあたりの違いでAmazonの方が同じものなら安く売れる可能性があるのと、集客率トップの楽天は多少高くても売れていくという事はあるかも知れない。何かを買おうと思った時には楽天、Amazon、ヤフーの各ストアを比較してみれば良い。


仕入れ(2)(5/15)
◆ 馬喰町の問屋街で商売的に成り立っているところは多くは無いようだが、一般客が入れないように登録制になっていたりする。小売店だからと言って必ずしも大量仕入れするわけでもないので一般客との差が無いと言ってしまえばそうなのだ。しかし一般客に卸売価格で売れば小売店の立場がなくなる。そこで店舗の状況や写真などを明らかにして登録し、その登録証がないと商品を売ってもらえない仕組みがある。

◆ だがそれでは食べていけない問屋さんが存在するのも事実であり、そうした所では登録の有無に関係なく商品を売ってもらえる。個人レベルでショップを出すとかヤフオクで売る人たちでも簡単に仕入れが出来るのだ。
B2Bでも個人相手に取引をしてくれる所もある。大手サイトでは登録制になっていてある程度の審査はあるのだが、販売規定の所にオークション販売の可否が書かれている所があったりして個人相手もある事を伺わせる。オークション販売の禁止は価格下落を防ぐためだと言われていて、激安系の販売店との取引を制限している商社もある。

◆ 楽天もB2Bサイトを運営しているが、ここは審査が厳しい。
出店審査も厳しいのか出店者が少ないので、特に下着系だと見るべきものはない。このあたりも難しい所でDeNAはB2B歴史が長いのだが出店者の質という面で問題があるという。何でもかんでも受け入れた結果、信頼性の低い問屋(を、名乗る)販売者が増えすぎたというわけだ。
一方でモールのコスト負担を嫌って独自サイトに移行する商社もある。ある程度客が付けばモールにいる必要はないというわけだ。

◆ コンシューマ相手ではないので固定客は定期的な取引をしてくれる。新規顧客を集めるにはモールが必要だが、固定客が付けばモール代を払う分だけ商品単価を下げた方が客は喜ぶ。
こうした問屋事情というか仕入れ元を色々見ていると、あそこで売っているものはここで仕入れているのだとか、仕入れ値はだいたいこの位だろうなとかが分かってくると言うのは仕入担当の意見である。

◆ プリモトルテの集客が難しいのは以前にも書いたとおりなのだが、売れてくれないと困る。
社会情勢の変化という大げさなものではないにしても、移動体通信業界の変化で今はプリモトルテの売り上げに依存しているからだ。
長い間移動体通信機器関連というかメーカの仕事をしていたのだが、移動体通信業界の絵図が書き換わるに至った結果として事実上の設計仕事が皆無になった。これはある程度は予測していた事ではあるのだが、予想よりも早くその時期が来たのも事実だ。

◆ 設計仕事があればそちらもやっては行きたいのだが、今現在では設計とは全く毛色の違うECサイト系を頑張らなくては食べていけない。
F&Fが女性向けのサイトであれば集客力への貢献度も違ったのかも知れないが、まさか読者の皆様に明日から女装趣味になってくださいというわけにも行かず、なのだ。
これを見て、あるいはこれを見た人から話を聞いた人向けに特典を付けたいのだが出来合いのECサイトシステムなのでなかなか好きに出来ない。でも注文して注文番号が確定した後に問い合わせあるいは注文メールへの返信でプリモトルテ宛に連絡を取る事は出来るので、F&Fを見たと書いて頂ければ何かオマケを一緒に送ってあげてねとEC担当には伝えておく。だがメール便ではオマケを入れられないのでその点はご了解頂きたい。(ショーツを一枚余計に、位は出来るかも)

◆ ちなみに注文者名としては男性名が多いと担当は言っている。想像するに男性名のアカウントを使って奥様が注文するとか、そういう事だと思う。EC担当は20代〜40代位までの人をターゲットに商品構成を考えている。なので10代後半からの若い人向けの品揃えは良くない。
大人からミセスがメインターゲットとの事である。


仕入れ(5/14)
◆ プリモトルテの裏話、と言うわけでもないのだが仕入れに関して少し書いてみる。商品の仕入れは国内の問屋さんや代理店経由の方法とメーカから直接買い付ける事がある。商社というか問屋さん経由は楽で良いのだが、と思ったのが最初の間違いだった。非在庫の受注発注のところもあって、注文したものの在庫がなかったり注文した品物と違うものが納品されてきたりした。しかも発注から1ヶ月以上経ってからだ。発注時の納期表示は1週間から10日となっていた。

◆ しかも価格が高い。下着類は少量多品種生産なので同じ品物の価格を比較する事がしにくいのだが、その問屋さん経由で買った品物のメーカサイトに写真があったのだ。もちろん購入数量で価格は変わるので高いのも致し方ないかなとは思ったが、しかし注文通りの品物ではなかったので返品処理してもらった。さんざん納期がかかった上に返品してしまう羽目になり痛手だった。

◆ そこで中国のメーカとの直接取引にチャレンジしてみる道を探った。少量でも扱ってくれるところもあれば1,000とか5,000の数量がまとまらないと駄目と言うところもある。そもそも私は中国語が出来ないのでなかなか話が通じないし、英語だって(双方ともに)得意ではないのでなんだかややこしい。
それでも何とかメーカサイトの商品写真を見ながら見積もりを出してもらい、数百点を購入するに至った。メーカ発注なので納期はそれなりにかかり、送料だって馬鹿には出来ない。

◆ メーカはFedexで送ってきて、総質量は40kg近くにもなった。
下着なんて軽いものなのだが数をまとめた関係で結構な重さである。と言っても大手の問屋さんほどの購入量ではないので航空便なのではないだろうか。価格は問屋さん経由の半額近くで手に入るが問屋さんで大量買い付けしているところはもっとずっと安いに違いない。
ブラジャー・ショーツセットはそれでも価格的には満足出来るものなのだが、ショーツ単品は高い。ショーツは単価も安くて軽いので問屋さんは一回に輸入する量の桁が2つくらい違うのだろうなと思う。

◆ なのでショーツに関しては今のところ国内からの仕入れを行っている。流行廃りがあるものでもないが、同一のものを何千も仕入れるような商売でもないからだし時々の品物を見ながら仕入れを行う。仕入れに関しての直接的な選択だとか数量だとかはEC担当が行っているので私は事務方?みたいな感じだ。
商品写真や売価に関しても私が決めたり撮ったりするわけではない。ただ商品を調べたりはするのである程度の知識は付く。しかし安いものと高価なもののどこが違うのかは今ひとつ分からなかったりして、たぶん縫製の質だとかレースの質だとかが違うのだろう。それこそ安物の靴下と1足2千円の靴下の違いみたいな。

◆ メーカ直接仕入れで心配するのは品質というか不良率だ。問屋さん経由だと、マトモな問屋さんは受け入れ検査をして良不良を分けたり不良返品に応じてくれる。しかしメーカ仕入れとなると不良も受け入れるのが普通(送料がかさむので一々返品など出来ない)であり、その不良率が仕入れ価格を事実上上げてしまう。
中国からの仕入れに対してどの程度の不良率があるかはまた書いていきたいとは思うが、その検品の手間だって馬鹿には出来ない。このあたりがメーカ取引をするか代理店経由にするかの判断にもなる。

◆ 下着問屋というと馬喰町とか上野あたりに多く、非在庫販売を行っている問屋というか商社みたいなところも多くある。しかし実店舗の問屋さんはB2Bに押されて問屋と言うよりも小売店になっている感じがする。
仕入担当が問屋街に行くと、現金買い付けにきた人たちを見かけると聞く。小規模小売店やネット販売している個人などは馬喰町の問屋さんに足を運ぶわけだ。
続く…


2020(5/13)
◆ 2020年は節目の年というかキリの良い年というか数字になるようだ。高度無線通信委員会のサブ組織としても2020 and Beyond AdHocが出来ている。ITUでもIMT-2000、IMT-Advancedに続いてIMT-2020がアナウンスされている。ちなみにIMT-2020では5Gと呼ばれる、現在の次の世代の通信方式が検討される。

◆ 5Gでは何が変わるのか。最初に謳われるのは通信の高速化と加入者容量の増大だ。マクロセル、マイクロセルに続いてスモールセルという言葉が登場している。また使用用途、動画閲覧だとかM2Mだとか、それに応じてスループットを増大させるのかモビリティを優先させるのか、遅延を重視するのかなどを柔軟に制御する。
通信速度はIMT-Advancedが1Gbpsであるのに対して5Gでは10Gbpsとしている。
Latencyは同10mSに対して1mSを掲げる。

◆ RAN(無線ネットワーク系)でもMU-MIMOの話あり、ミリ波帯の話あり、C/U-plane splitの話と多岐にわたる技術が導入される。これらによってM2M、D2D、地上局と衛星局のシームレスに接続するシステムが検討される。5Gに関しては中国や韓国が独自団体を設立していたりその動きもあり、リエゾン関係を結ぶなどもしている。

◆ 現状のIMT-2000に関してはリリース12が目前に迫っている。
R12ではスモールセルや干渉防止に関する仕様、特にこれまでは基地局側でのみ行われていた干渉制御を端末側にも取り込む仕様がある。基地局は移動局の状態を把握しているので干渉防止は可能なのだが、移動局側では処理速度の限界もあるので難しいとされていた。しかしスモールセル化による干渉が問題となった現在においては、その干渉を軽減する技術も必要となる。

◆ BWAが事実上TD-LTEに一本化されたこともあり、TDとFD間でのCAに関しても仕様化される。従来はTDはTD同士で、FDはFD同士でのCAは仕様にあったのだが、より多様化する復信方式と周波数帯域などを考えると使える周波数はどんどん使う的なやり方も必要になってくる。ただし実際問題としては伝搬特性の異なる周波数帯でのCAだとかデュープレクス方式の異なる方式間のCAは単純ではない。
仕様書の上での技術と運用上のノウハウはまた別のものであり、運用上のノウハウが仕様にフィードバックされることもある。

◆ こうした技術的な面から見た移動体通信と、演説会でつばを飛ばしながら自慢する移動体通信の世界はものすごく差があるのも事実である。もちろん多くの人は仕様だとか技術だとかよりも、接続率ナンバーワンの方がずっとわかりやすい。技術とはそれが目に触れないところで的確に動き続けるものであり、一般ユーザが意識することはない。エリアに関しても同様に本来であれば利用者が意識することなく携帯電話が使えればいい。それをあえて持ち出すところにエリアの弱さが見え隠れする。

◆ 技術にしても同様に、雨が降ったらこのスイッチを切り替えてくださいねと言うのは駄目なのだ。雨が降ったらそれを検出して自動的に最適な処理方法を選択するのが本来である。
アメ車だったかな、水温計のない車があった。日本車の水温計など最適温度を針が指していても、その温度範囲は20℃以上の差がある。最適範囲に入っていれば水温計は最適値を示すようになっていて実温度にリニアに反応するわけではない。正しい水温計を付けてみると分かるが、実際には水温は一定ではない。ならばメータではなくランプで良いではないかと割り切ったのが水温計のない車だ。まあこれはあまり流行らなかったらしいので、携帯電話のアンテナピクトを取り払ってしまったら、やっぱり苦情がくるのかもしれない。


料金プラン(5/12)
◆ 実質値上げにもかかわらずSBMをギャフンと言わせたドコモの新料金プラン、音声は完全定額だがパケットの方は制限付きの定額だ。食べ放題だけれど食べて良い量は決まっていますよという感じで、これを飲食店がやったらクレームがくるに違いない。確かに食べ放題でも時間制限がある店もあるが、たいていはその時間でそこそこ腹一杯になってしまう。

◆ 元々のパケット定額では上限だとか制限は無かった。たぶん最初に制限の話を出したのはauでは無かったかと思う。
そういえばauは、携帯電話がフリーズする件に関してリセットボタンを付ければいいと発言したこともあった。
確かに無線帯域にしても地上系にしても無限にリソースがあるわけではないから、無限にパケットを使って良いという話でもない事はわかる。動画閲覧が一般的になった頃、ISP各社は動画サイトに対して回線料を負担しろと言った。
しかし時代とともに帯域あたりの価格が下がったこともあり、今では特別帯域を消費しない限り文句を言われることもない。

◆ 動画閲覧の前はP2Pだった。これも帯域めいっぱいまでデータを流すのでISPによってはポート制限を加えるなどした。だがやがて闇ファイル交換も下火になり、P2Pによるトラフィックはあまり目立たなくなってくる。こうして有線系では好きに使える帯域が広がり通信速度も速くなっているが、無線系では制限強化の方向だ。

◆ 通信事業者は言うだろう、帯域を使いまくる人とあまり帯域を使わない人が同じ料金では不公平だ、不公平是正のために制限を加えていると。
何を立派そうに言っているのかと言いたくなるのは、ならば新規加入者やMNP優遇は何なのか。これこそ目に見える不公平ではないのか。パケット制限を加えるならば、その前にやることがありはしないかと言うことである。

◆ 総パケット数制限ではなく一日あたりと言うことであればまだ納得は出来る。これはまさしくその時点での帯域の不足を防止する意味合いがあるからだ。しかし月間総パケット数となると、混雑時に規制する云々ではなく単に規制したいから規制する意味でしかない。
AさんもBさんも月間7GBを使うが、Aさんは月初めにがばっと使う。
Bさんは月初めは仕事が忙しくてパケットを使う暇もないが、20日を過ぎると休みが取れるので動画を見まくる。この例では月間のトラフィックは分散されているので規制などしなくてもいい話だ。もちろん月初めから月の終わりまで動画を見まくるCさんは帯域を食い続けるが、なので1日あたりの量で規制すればこれが回避できる。

◆ たとえば1日に1Gバイトを超えたら速度規制する。あるいは1日に2Gバイトを、または5日で7Gバイトを超えたら規制するとかだ。高速通信時代になり大きなデータを移動させようとする用途はあるかもしれない。DVDの1枚分をコピーするなどだ。しかしそれを毎日やる人はかなり限られるだろう。まあスマートフォンでP2Pが日常化するような日が来るとすれば別で、スマートフォンに外付けDVDをくっつけて動画を配りまくるとか。

◆ 私自身が使う月間パケット量は500MBにも満たない。なのでパケット数の上限規制云々は関係ないのだが、ドコモの新プランの実質値上げと規制強化は何か納得が出来ない。
高速通信はカタログを飾る文句ではあるが、実効速度は理論最大速度との乖離が大きい。まさに自動車のモード燃費値と実走行燃費の違いのようなもので誤解を生みやすい。それに加えて好き放題に使えない定額が一般化する。SBMなどは定額でもないものを定額だと言い始める。LTEになり伝送効率の向上でパケット単価が下がると言ったのはドコモではなかったのか。実際卸売り回線の単価は下降しているのに一般ユーザ向けは値上げされる。やはり納得できない。


修理(6)(5/11)
◆ 仕方がないのでフレキを向かって左側、つまり制御基板へのインタフェース側から貼っていく事にする。問題は並行度というか上下方向の位置決めだ。何しろフレキは粘着面が露出しているのでレンズ鏡筒にぺたっと付いてしまったら剥がすのに苦労する。
ピンセットを使いながら、目視で位置決めしながら左側を貼り付ける。これで左側の位置が決まったのでゆっくり確実に右側の方も押さえて貼り付け完了した。フレキにはガイドがあるのでそう難しくはない。というか私が出来たのだから普通の人なら出来そうである。

◆ 結局裏蓋と基板とAFモータを外しただけでフレキ交換が完了した。レンズをばらさなくて良かったのは有り難い。
ここからはバラしと逆に組み立てていく。ブラシをピンセットで所定の場所に入れて黒頭の短いビスで留める。
次にAFユニットを取り付けるのだが、ドライブ用の棒は小判型になっているのでレンズ側のフォーカスリングを回してはめ込む。ここまでは順調だ。
多少力が要るのがAF/MFの切り替えスイッチ部分で、これはAFユニットを押し込むようにするとパチンと勘合する。

◆ ネジを締めたら基板を乗せる。基板は3カ所のブッシュのみでセミフローティングになっている。基板を乗せたらフレキをコネクタにはめ込んでいくが、これには毛抜きが活躍する。バラす時は裏蓋とコネクタを一緒に外したのだが、裏蓋があるとフレキをコネクタに差し込むのに邪魔なので2本のビスでカメラ本体とのコネクタというか接触部を外した。
フレキの差し間違いは起きようがないので大丈夫だが、差し込みが甘いと信頼性が低下する。

◆ フレキをコネクタに挿したら裏蓋をかぶせるが、間に2枚のプラスチックフィルムがあるので入れ忘れに注意する。
裏蓋を4本のネジで留め、カメラ側との接触部を2本のネジで留めれば完成だ。ちなみに私は仮止めの状態でカメラに装着して動作を確かめた。
かくしてAF不良のジャンクレンズは蘇ったのである。手間を考えて安い買い物かどうかは微妙なのかも知れないが、綺麗な状態のレンズの中古価格の半額以下で修理完了した事になる。

◆ 今回は修理してみたいという事で始めたわけだが、わざわざAF不良のレンズを買う物好きも少ないか。最近のレンズは半田付けを外さなくてもバラせるが、35-105mmのズームは基板を外すには半田付けを取る必要があった。
ちなみにこの35-105mmは軽合金で出来ているのでかなり重量のあるレンズだ。以前に入手した28-300mmのズームと同じ位の重さなのでかなりなものだ。

◆ 本当にジャンクになったレンズでもあれば、レンズそのものを外してみようかなと思うようになった。ただし組み立てに自信はない。今回レンズの中身を見てみて、外してバラバラにする位なら出来るかも知れないと思ったのだ。
遊びでバラすのなら良いが、バラして掃除をして直して使うという所までは私の腕では出来ないかも知れない。
ただAF不良に関しては経験が出来たので直せと言われればさっさと直す事は出来る。

◆ このあたりがAF不良レンズがそこそこの価格で取引される理由だろう。何しろ今回の方法で行けばネジをトータル10本外すだけでフレキ交換が出来る。
フレキを再利用する場合はもっとレンズをバラバラにして綺麗に剥がした方が良いと思うが、逆に剥がさないまま修理も出来る。17-85mmのズームは人気が高いのだが、これのAF不良でもあったら買ってみようかな。ただしそれ用の交換用フレキが入手できるかどうかは疑問だけど。


修理(5)(5/10)
◆ ちょっと分かりにくい所なのだが、1インチのセンサと1型センサでは大きさが違う。1型とは電子管式撮像素子の直径が1インチだといっている。撮像管は丸いしその丸のすべての面積、つまり撮像面に内接する最大サイズで撮影できるわけではない。1型撮像素子は2/3インチ撮像素子と同じくらいになる。
レンズの解像度を本/mmで表す事があるが、これを考えると撮像素子が大きいほど多くの線が表現できる=実質解像度が高くなる。しかし逆に受光面積が大きいということはレンズ自体を大きくしないと周辺性能が確保できないことになる。
なお本/mmのみで解像度は語れなくて、実際にはMTFカーブにあるように空間周波数とコントラストで性能を求めることになる。

◆ カメラとしてみた性能はレンズの解像度やコントラストと共に撮像素子の性能も加わってくる。さらに最近では画像処理エンジンも画質を左右している。コントラストが低いカメラでも画像処理でハイパスフィルタ処理(微分といったほうが分かりやすいだろうか)を行えばある程度はごまかしが効く。ただもともとの解像度以上にする事は出来ないので、そういう風に見える絵になる程度に過ぎない。
解像度だコントラストだといったところで、写真を撮るのは人間なんだぜと言われてしまえばそれまでだ。
スマートフォンのカメラがコンパクトデジカメを超えると思えばそれでいい。という感じである。

◆ フルHD解像度が200万画素程度なので、その解像度があればPCで見るにしてもスマートフォンで見るにしてもそこそこ満足できるだろう。大きな紙焼きにする場合はまた話が違ってくるが、その程度なのである。
撮像素子のサイズと画素数を比較すると多くの場合はレンズの解像度を超える。レンズの解像度は100本/mmとか150本/mm(コントラストの話は別として)では無いかと思う。撮像素子の方は小型高画素型が増えているのでこの解像度を簡単に超えられるだろう。
ただし撮像素子の場合はカラーフィルタの関係があるので単純計算ではないのだけれど。

◆ そこで高解像撮像素子ではモノクロ撮像素子+全面カラーフィルタを使う場合もある。前面のカラーフィルタを物理的に入れ替えて何枚かの写真を撮り、合成してカラー画像を得るわけだ。インラインCCD方式などはこれに加えて撮像素子が線でしかないので、それをスキャンして二次元画像を得る。まあドキュメントスキャナのカメラ版みたいなものだ。

◆ すっかり修理の話ではなくなってしまった。
交換用のフレキが入手できたので、さっそくこれを貼り付けてみる。というか、失敗したらフレキが痛む可能性があるので慎重にしなければならない。携帯電話の画面にフィルムを張るように、フレキの接着面に予め薄いプラスチック版をちょっとだけ貼り付け、それを鏡筒の貼り付け位置に持っていってフィルムだけを引き抜く作戦だ。
何しろ最小の分解のまま狭いところの作業になるので手は入りにくいし見えにくいしで苦労する。

◆ 貼り付け精度は±100μm以下にしたい。ブラシの幅があまり広くないので誤差が大きいとブラシが外れやすくなる。貼り付け部分は少し段になっているので、そこに押し付けるように入れれば良いわけだがずれてくっついてしまうとはがしにくい。
しかしこの作戦は作業性が悪いだけで駄目な感じだ。
フレキには剥離用のテープが付いていて、まずはそれを付けたままレンズに装着してフレキの曲率を決める。
だがそこにガイド用のフィルムを貼るとレンズ筐体にそれが当たってしまって位置が決まらない。


修理(4)(5/9)
◆ キヤノンレンズに多いといわれるフレキの断線というか断裂というかだが、他のメーカのレンズでも例はあるようだ。レンズも今は純メカニカルではなく、かなりの電子部品が詰め込まれている。そこには配線もあればモータもあるので故障要因は増える。というかメカニカルレンズの故障というか障害と言えば汚れやカビ、よほど古いものだと動き自体が渋くなるなどもあったが信頼性は高かったと思う。
写真を撮りに出かけてフレキが切れてアウトは悲しい。
まあマニュアルAFは動くと思うので手動で操作すれば何とかなるのだが、故障モードによってはレンズ自体を認識しなくなりシャッタが切れない。

◆ フレキはプリンタのヘッドの信号を伝達するような用途にも使われている。もちろんレンズ内部とは曲率半径も線長余裕度も異なるので耐久性が同一とはいえない。
レンズ内で線長に余裕を持たせようとすると鏡筒を大きくする必要があるが、これは昨今の小型軽量化に反する。
スライド機構に合わせたスリップ方式も考えられなくはないがコストがかかるだろうな。
メーカでも耐久性などはテストしていると思うのだが、それでも壊れるものは壊れてしまう。この故障はレンズの年代に関わらず起きるようなので、メーカでの対策も行き詰っているのだろうか。

◆ この18-55mmのレンズは世代を経て高解像度を手に入れたと言われる。最初に購入したEOS Kiss Digitalに付属してきたこのレンズを見たときに、なんて軽くて安っぽいのだろうかと思ったものだ。確かに安いレンズではあったのだがその軽さに驚いた。
EF-Sと呼ばれるこれらレンズはAPS-Cサイズ撮像素子専用だ。35mmフィルムカメラやフルサイズ撮像素子のカメラに使うと周辺の光量落ちが顕著に現れるという。
撮像素子が小さいということは撮像素子から見たレンズが相対的に大きくなり、そのレンズの中央部付近の性能を上げたものがこれらEF-Sレンズ郡だ。

◆ 大きなレンズを作るのは難しいしコストもかかるが撮像素子が小さければ小さなレンズでいい。また以前にも書いたように画像処理エンジンで各種補正を行えば解像度やコントラストに特化したレンズ設計が出来る。
性能のいいデジカメはすべての点において性能の良いレンズが使われているわけではなく、トータル性能が良く作られている訳だ。

◆ 18-55mmレンズには非球面レンズも使われている。
非球面レンズは以前は磨きで作っていたのでコストがかかったが、最近はキャストとかガラスではなくプラスチックなどで作る例が多いのだろう。プラスチックでもガラスより可視光透過率が稼げたりするので一概に悪いとは言えない。
非球面レンズは収差を抑えるためなのだが、たとえ理想のレンズがあったとしても解像度限界は無限ではなく理論限界がある。
もしかすると最近の小型高解像撮像素子ではこの限界を超えているとか。

◆ レンズの設計には多くの計算が必要となり、計算機の高速化とシミュレーション技術が高性能レンズを安価に生み出したともいえる。もちろん製造技術も然りで樹脂成型などはコストダウンに大きく寄与している。とは言っても組み立てこすとは馬鹿には出来ないはずで、組み立て性良く設計したとしたって細かな部品をとめたりねじを締めたりと工数が多い。
18-55mmはリアを外してフォーカスドライブユニットを取っただけなので今のところは複雑な部分の分解はしていないが、更にバラすとなると気が重くなる。


修理(3)(5/8)
◆ フレキの切断は、AF部に関してだけはリア側から覗けば見る事が出来る。クラックは分かりにくいが完全に破断していれば容易に観察出来る。
AF以外の絞り不良などだと裏蓋近くの場所のフレキが切れる場合が多いのでバラさなければ目視できない。
フレキ不良以外に制御基板そのものの不良もあって、経年変化などによる故障や端子部からの静電気破壊(保護はされているが壊れる場合もある)が考えられる。

◆ 中古レンズを購入する場合にフレキの傷み具合はチェック出来ない。
フレキの様子はリア側から覗く事が出来るが、動作品である以上折れているはずがない。でも使い始めて少ししたら折れるかも知れない。故障率は低いようだが絞り系のフレキも折れる事があるらしい。
このレンズはリアから見るとレンズ内部が見える。普通のレンズはリアにもレンズがあって蓋が塞がれているようになっていると思うのだが、EF-S 18-55 ISに関してはレンズによる蓋がない状態なのだ。
これでは埃が入りやすいと思うのだが、最近のレンズの構造はこんな感じなのかなぁ。

◆ そう思って手元にあったタムロンの28-105mmと100-300mmを観察してみたら、同じようにズームを前に出すとレンズ後ろ側からレンズ内部が見えた。これなら埃が入るのは分かるしカビの胞子があればそれだって吸い込まれていきそうだ。リア玉ごと動くのが最近の設計なのか、軽量化のための設計なのか、昔とは違うという事だ。

◆ 18-55mmのレンズは世代がある。最も古いタイプは超音波モータでフォーカシングを行うものだ。当時キヤノンは超音波モータを盛んに宣伝していて、静かで高速動作が可能と謳っていた。次に外観デザインを変えた2が出て、その次に手ぶれ補正を加えたISとなる。手ぶれ補正は内部に可動式のレンズを置く事で実現している。ビデオカメラの光学手ぶれ補正のようにウルトラ粘るという感じではない効き方だ。
次のマイナーチェンジでは外観デザインを変えたIS2になる。
仕様上も特に変化のないマイナーチェンジだが、聞く所によれば外観以外の細部も変更を受けているらしい。レンズは一度設計すればそれがずっと製品となり続けるイメージだったのだが、設計時間の短縮やシミュレーションなどの発達はモデルサイクルを生んだのかも知れない。

◆ IS版は超音波モータからDCモータになった。超音波モータに比較すると小型で大トルクが出せるモータが、手ぶれ補正などのために必要になった。外形を変えず(ほんの少し大きくなっている)手ぶれ補正用のアクチュエータと光学系を突っ込むにはスペース節約のために必要だった。ただしDCモータは作動音と速度の点で不利になる… いやキヤノンが超音波モータの方が速いよと言っていたからDCモータは遅いのかと思ったが実際の合焦速度はあまり変わらなかった。これがハイトルクの小型DCモータが出来たからなのか、それとも超音波モータの優位性がそれほどではなかったのかは謎である。その後のSTMではステッピングモータに変更されると共にレンズ構成も変更される。

◆ 手ぶれ補正光学系を実装した以外での光学系変更はこれが初めてだ。解像度などに大きな違いはないという人も居れば2になって良くなったと評価する人も居る。何の変哲もないレンズキットの標準ズームだが、売れる数量が多いので手を加える費用も捻出できる。
STMは動画撮影時のフォーカシングノイズ対策のようでDCモータでは作動音がマイクに入ってしまう。ステッピングモータはいわゆる交流同期モータなので一般的にはブラシなどが無い。なので電気ノイズは発生しにくい。大きさに対するトルクはDCモータの方が大きいはずで、ステッピングモータで規定値以上のトルクを得ようとしてもスリップが起きてしまう。


修理(2)(5/7)
◆ レンズバラしはiPhone4sの分解より楽かも知れないのだが、何となく部屋のゴミがくっつくような気がして嫌な感じがする。まあ半田付けをするにしてもフラックスの煙が付着する可能性はあるんだけど。
フレキに接触しているブラシを外して、ピンセットか何かでフレキを引っ張り出せないのだろうか。そんな事を考えながらレンズを眺めている。眺めているだけでは直らないのだが、その間に交換用のフレキを注文した。

◆ キヤノンレンズのAF不良、それもフレキ断線に伴うものは18-55mmだけではなく他のレンズでも起きているようだ。比較的人気の高い17-85mmなどでもAF動作不良のジャンクは沢山見かけるし、それが結構な値段で取引されている。18-55mmは高額なレンズではないが17-85mmはそこそこ高いので修理出来ればお得な感じがする。

◆ リアだけ外したレンズをルーペとLEDライトを使いながら眺めていた。なんか、細いピンセットでフレキだけが外せそうな気がしてきた。無理に引っ張ったらフレキが切れるかなと思ったのだが、この時点でフレキ修復ではなくフレキ交換の方向に考えは傾いている。交換用フレキも注文してあるし。
フレキは(レンズ前面を下にした状態で)上の方が一カ所とブラシ摺動部の裏側が両面テープというか粘着材で鏡胴にとめられている。摺動部は深い所にあるので作業が面倒そうなのだが、フォーカスでレンズをいっぱいに出せばどこにも干渉していないように見える。

◆ 剥がせるかどうかやってみるか。
駄目なら諦めてもっと分解を進めればいい。そう思いながらまずはブラシ部分を外した。これはネジ2本で止まっているだけである。ブラシは単なるショート用のもので電気回路が乗っているわけではない。
プラスチックの位置決め用のピンがあるが位置決めだけなので少し強めに引っ張ればはずせる。
ブラシを外してフレキの上の部分を外したら、ポロッとそこだけが取れた。亀裂が入っていただけではなく完全に折れていた。

◆ ブラシ摺動部の裏側は面積があるので結構強力にくっついている。ピンセットでは力が入らないので先の細いラジペンを使う。ラジペンの先がぎざぎざになっているとフレキを傷つけるのでフラットなものを使う。
フレキをゆっくり引っ張ると徐々に外れてくる。温めて作業した方が良かったなと思った時には半分程まで剥がしが成功していた。
いや、成功とは言えないかな、力を加えたのでフレキが微妙に波打っている。おそらく温めながら行えば接着剤が軟化してフレキを傷める事無く外せたはずだ。

◆ フレキを新品交換するのならば破損品は不要だが、破損品をジャンパーして直す場合には傷めてはいけない。
フレキを外さなくてもジャンパは出来ると思うが、作業性からすれば外すに越したことはない。またその中間、つまり切れている上の部分は外して下は残しておく手もある。奥側は長さに余裕があるので半田付けも楽だろう。
横着せずにレンズをちゃんと分解してまっすぐに引っ張るように剥がせば綺麗に取れると思うし、普通の人はこうするはずだ。
粘着層はフレキ側に付いている。レンズ側にねばねばが残ることなく剥がせるので再使用は出来る。ブラシの接触点は5本、つまり4ビットのエンコーダになっているわけだ。フレキを見てコードを読んだわけではないがグレイコードか何かになっているのかも知れない。

◆ フレキ自体は何の変哲もない。確かに曲率半径は小さいのだがウルトラ無理な引き回しとも思えない。
経年変化や温度などで弱くなってクラックが入るとか、もちろん原因はあるのだろう。フレキを可動部に使うのはプリンタなどでも行われている。それと同じことがレンズ内部でも起こっているのだが、プリンタのフレキとは曲率半径がまったく違うのでストレス量も多いに違いない。


修理(5/6)
◆ キャノンの18-55mmズームは内部のフレキシブル基板(ケーブル)にクラックが入って故障する例が多い。
私が使っているものは大丈夫なのだが、世の中には故障とそれを修理したレポートが沢山ある。
レンズを使いたいと言うよりも故障を直してみたいなとの思いからジャンクレンズの入手を考える。ジャンクでもゴミが入っていたりカビが生えていたりすると余計な清掃も伴うし、バラしてみたいと思ったのはレンズ掃除のためではなく電気部分の修理のためだ。
しかもこの故障は修理法というか故障箇所が限定されているので直せると思ったのである。

◆ ジャンク価格は様々で千円程度のものから1万円近く(元値の高いレンズ)のものまである。外観やゴミの混入やカビの有無などで価格が決まっている。
バラすのだからレンズも掃除すればいいといってしまえばその通りなのだが、メカ部分をバラすのは面倒な気がするし手ぶれ補正部分などは相当微妙なものではないかと想像する。なので出来るだけ綺麗なものを選んで購入した。
入手したレンズをカメラに装着してみるとフォーカスが近距離→無限遠方向にしか動かない。手動で近距離側に持ってきた後AFモードにするとAFは稼働する。
理由はフォーカス位置のセンシング用のフレキが折れているためで、これを交換すれば直るはずだ。

◆ さすがに軽いレンズとあって鏡筒や内部パーツも殆どがプラスチックで出来ている。ネジはそこそこ長いのでナメる事はないのだろうが、それを注意しながら外す。リア部分のネジを外すとふたが開くように外れるので、基板とフレキを接続している部分を引っこ抜けば制御基板とリア部分が一緒に外れてくる。
ここまでは簡単だ。
エンコーダ部分とフレキのコンタクト部分をテスタでチェックすると導通がない。こちらの写真の位置とは違うのだがフレキ断線で間違いないようだ。

◆ ここまでのバラしは簡単なのだが、分解動画などを見るとここから先は結構大変なようだ。AFユニットを外すとフレキを目視出来る。細い線でバイパスするならばレンズのばらし作業は最小で済む。相当細かな作業にはなるが0603サイズの部品をいじくり回すよりは楽だろう。裸眼でも見えるし細い半田ごてを使えば手術は出来ると思う。
フレキ表面を磨かなければいけないのだが、これも先の細いカッティングナイフでも使えば不可能ではない。
もう一つはフレキごと交換してしまう手だ。フレキの入手は可能なのでアセンブリ交換が出来る。この方が信頼性という面では良いのだが、フレキが両面テープのようなもので接着されている関係でバラしがより面倒になる。

◆ バラしを躊躇う理由は、以前にレンズを分解して動きがシブくなってしまった経験があるからだ。分解自体はそう難しい事ではないが組み立て、特にネジの締め具合などが関係する構造だと難しくなる。18-55mmに関しては分解動画も公開されているので何とかなるとは思うのだが、どうも気が重いのだ。
分解して光学手ぶれ補正の仕組みを見てみたいという気持ちはあるが、セラミックボールか何かでレンズが支えられているそうなのでバラした後で正常組み立てできるかどうか。
レンズ入手前には直らなければゴミになるだけだと思っていたのだが、今ここにある汚れ一つ無いレンズを見ると何とか直して使ってみたいと強く思うようになり、それは作業を慎重にさせる、いや、慎重ではなく臆病かな、まあとにかくそんな心境なのだ。


テレプラス(5/5)
◆ な〜んか電話会社のサービス名のような響きがあるが、これはKenkoの焦点距離延長用アダプタなのだ。オリジナルレンズとカメラボディの間にこのレンズを入れるとオリジナルレンズの焦点距離が1.4倍とか2倍とかになる。ずっと昔には3倍なんて激しいものがあったような気がする。

◆ 原理は簡単で、レンズとカメラボディの間に凹レンズを入れるだけだ。これで何が起きるかというと本来の結像の中央部分だけを見るようになる。
35mmフィルムに比較するとAPS-Cサイズ撮像素子では焦点距離が1.6倍くらいになるのだが、これも像の真ん中だけを切り取って見ている事になる。撮像素子を小さくしても凹レンズを挟んでも同じ事が起きる。

◆ 像の中央部だけを使うのでレンズ的には周辺の光量落ちだとか収差の点では楽になるが解像度では不利になる。APS-Cサイズ用のレンズがフルサイズ撮像素子用には使えませんよと書かれているのはこの辺りからだ。
テレプラスなどのリアコンバータも同じ事で、周辺部の画質は(テレプラスでの劣化がゼロと仮定した場合)楽になるが解像度は悪化する。

◆ 実際のテレプラスは大きく解像度が低下する。その一つとして湾曲収差がある。画像周辺部が大きく歪んでしまう訳で、これはオリジナルレンズの中央部を切り取ったのが悪い訳ではない。オリジナルレンズ側としては周辺部が使われないので良い方向に行くのだが、リアコンバータの凹レンズが悪さをする。この辺りはペッツバール和がマイナスに入ってしまう事を検索してみれば分かると思う。

◆ カメラのレンズが多群多枚で構成されているようにリアコンバータも特性の異なるいくつものレンズを組み合わせる事で特性を改善している。一般的には組み合わされるレンズの凹レンズには高屈折率素材を使い凸レンズには低屈折率ガラスが使われている。
このような複雑な光学系を使ってもオリジナルレンズの特性によっては十分な性能にならない。
Kenkoなどでもオリジナルレンズの焦点距離によってリアコンバータの設計が変わっている。決して対象レンズでなければ使えないという事ではないが、特性が悪化する。

◆ リアコンバータを付けるとレンズは暗くなる。以前に書いたようにレンズの明るさは実効面積と焦点距離で決まるからで、リアコンバータで焦点距離を伸ばせばリアコンバータの透過損失がゼロであったとしても暗くなる。
ではワイドコンバータみたいなもので望遠レンズをワイド化したら明るくなるのだろうか。
理屈では明るくなるが実際には明るくならない。何故ならばオリジナルレンズで結像したその外側を使おうとするので、そこに像はないからだ。

◆ 現在のテレコンバータは昔のものよりずっと良く出来ているに違いない。だからと言って積極的に使う用途は見つけられないのだが、手元のテレ側300mm焦点距離のレンズにこれを使ってEOS Xに装着するとその焦点距離は960mm相当になる。これで月面を撮れば直径十数kmクラスのクレータが見られるのではないかと思う。
でも使い道で思いつくのはその程度だ。サーキットや競技場では役に立つと思うが、普段使い出来る構成ではない。明るさも暗くなるので日中ならばともかく、動いている月を撮るのは大変かも知れない。
今年は10月に月食が見られるんだったかな。高倍率ズームデジカメや望遠レンズを持っている方は撮影してみると面白いかも知れない。


はやぶさ(5/4)
◆ 遅ればせながらはやぶさ関連映画を観た。例によってd videoでだけれど。
はやぶさ映画は3本(たぶん)が制作されたが、はやぶさの何が映画になるのか、何かドラマがあるのかは疑問に思っていた。科学ドキュメンタリーとしてならば成立するだろうが、一般人向けの映画の題材として話題性以外の何があるのか、みたいな。
実際はやぶさ/HAYABUSAではテクニカルな描写が省かれてコミカルタッチになっていると酷評だった。確かに科学技術映画では観る人を選ぶだろうし、しかし様々な報道でにわか探査機技術者を気取る人も多い。
それら様々な人たちを満足させる映画は難しい。

◆ それこそ探査機に人でも乗っていればそれ自体がドラマになる。アポロ13(映画)でも人が乗っている機体がトラブルに見舞われる事でドラマが生まれた。何もトラブルのないプロジェクトは映画になりにくい。はやぶさは数々のトラブルには見舞われたが人間は乗っていない。
従ってドラマは地上が主体となるのだが、そのドラマを作るはやぶさをどう描けるのか。難しい科学知識無しで見せる事は出来るのか。

◆ 観たはやぶさ映画ははやぶさ遙かなる帰還である。テクニカル描写では、分かっている人には物足りないだろうが分からない人にもそれなりに説得力がある話になっていると思う。映像としては地上のパラボラアンテナ(明らかにアンテナ振りすぎ)やスペクトラムアナライザ(スペアな映像と書かれたビデオが映される)が登場するが特別な説明は省かれ、それが何であるかではなくシーンの一部として普通に使われている感じがした。ただ、やはりこのあたりあるいはイオンエンジンやいとかわ衝突時のシーンの突っ込みに関してが浅いと評する知識層も居る。
技術シーンを一般人相手とするには難しいと思う。劇中でも重要になるイオンエンジンも開発の苦労シーンがあれば説得力が上がった。CG多用により説明を加えれば良くなるはずだが、これには制作費がかさむ。

◆ 観る前に思っていた、特別なドラマもない単調な映画かなという予想は当たっていなかった。意外にテンポ良くシーンは進み、飽きることなく見終える事が出来たからだ。もちろん突っ込み不足や説明不足の点は多々あるのだが、上に書いたように専門技術映画ではないのでバランス的には良いのではないだろうか。
はやぶさの飛行経路を太陽系の図ででも説明するだとか、加減速の事を盛り込むなどはあっても良かったと思う。
映画では発射シーン(出来の悪いCG)の次はいとかわ接近のシーンに飛ぶ。

◆ いとかわへの着陸には時間が割かれている。このあたりもCGを多用すれば魅せる映画になったと思うが、想像でシーンを作る事に抵抗があったのかも知れない。映像が出来てしまえばその映像が事実であると誤解されかねない。このあたりも事実に基づく映画なのかどうかの判断になる。
記者役が女性なのだが、脇役とはいえこの役割は重要だ。
もしもにわか知識を持った頭でっかちの記者像であれば、それこそ事件記者が訳の分からない質問をするのと同じような突っ込みが見られたのかも知れない。何も分かっていない記者が何を突っ込んでいるんだと思わせるシーンも重要で、いわゆる馬鹿役も必要だ。

◆ 見る側は役者と自分を比較したりする。俺だったらそうは言わないとか私だったらこうするはずだと思う。ドラマや映画で良くある人間同士のすれ違いのシーン、待ち合わせ場所に駆けつける二人なのだがふとしたすれ違いで会えずにそのまま時間が流れてしまうような感覚を、一人の馬鹿役が居れば演出出来る。
そんな部分はあるのだが、そこそこ良く作られている映画だと思った。


100-300mm(5/3)
◆ 100-300mmの望遠ズームを試してみる。APS-C撮像素子換算だと160-480mm相当となり、かなりの望遠だ。
キヤノン製はLレンズ搭載の100-300mm F5.6、Lレンズって人口蛍石だったような気もするが必ずしも蛍石が使われているものではないらしい。この100-300mmズームでは1枚のレンズが蛍石だった気がする。また他にもUD(Ultra Low Dispersion)レンズも使われているが、最近は単に高級版をLレンズと呼んでいるようだ。
対するレンズは今回もタムロン製100-300mm F5.6-6.3でキヤノン製に比較するとコンパクトで軽い。
レンズ一体型や一部ミラーレス機のような収差などのディジタル補正がされるまえのディジタル一眼レフとしてはレンズのアラが直接見える。

◆ 話は少し脇道にそれるがSIGMAにもキヤノン向けのレンズがある。これらサードパーティがレンズを作るのには苦労が伴い、それはカメラとのインタフェースの問題だ。メカニカルなインタフェースは簡単に作れたとしてもエレクトリカルインタフェースは解析が必要になる。
SIGMAのレンズ制御はリバースエンジニアリングで作られているようなのだが、そのリバース度が低い。そのためカメラ側の世代が変わると制御出来なくなるレンズがある。
そしてこのインタフェース信号を解析して、何とかレンズを使えるように出来ないかと挑戦した方が居る。
というわけでSIGMAレンジはどれが使えてどれが使えないのかよく分からない。

◆ 今回は天気の良い日に試せたのでISO感度は100に設定した。絞りは開放、シャッタ速度は1/400程度になった。
ざっくり見た感じとしてはキヤノンレンズの方がコントラストが高い感じがする。しかし色収差を見るとタムロンレンズの方が優秀に。キヤノンレンズは周辺の光量落ちと言うよりも中心部だけが明るい印象を受ける。
写真はピクセル等倍で貼り付けたものだ。RAWで撮ったのだがJpegでないと普通には見られないと思うので変換した。
キヤノンの100-300 F5.6Lレンズは1987年発売で定価は9.38万円だったそうだ。300mm側の周辺光量の落ちは目立つが色収差は良くコントロールされているとある。いずれにしても初代は相当古い。タムロンの方は1998年に発売されたもので定価は4.6万円だ。時代の差を考えるとかなり入手しやすい望遠系ズームだったのではないだろうか。

◆ キヤノンの100-300mmも現代のレンズからすれば解像度もコントラストも見るべきものはない。口の悪い人に言わせればいにしえのソフトフォーカスレンズだとなってしまう。ちなみに撮影場所から被写体までの距離は5kmを少し超えた程度だと思う。春の霞が少しかかった感じの夕方だったので大気の状態も解像度とコントラストを下げている。

◆ APS-Cサイズ撮像素子のカメラでは300mmといえども480mm相当になるので手持ちで撮るにはシャッタ速度を上げる必要がある。この点からも一般的ではないと言ってしまえばそうかも知れない。高倍率ズームにしても28-300mmよりは18-200mmの方が人気が高いのはこのためだ。
以前にテレプラス(Kenkoの商標かな)を使った事があった。
2倍だったか3倍だったか忘れてしまったが、暗くなるのはともかくとして解像度低下が著しかった。ただ常用するものではなく、そういった場面でしか使わないのでそれもアリなのかなと思ったものだ。


消費(5/2)
◆ 4月初旬には予想通り消費が落ち込んだ。3月の消費税増税前に品物を買う人が増えたのだから当然とも言える。日銀は景気判断に強気な姿勢を崩さないが、一方で金融緩和に対する考えも忍ばせる。増税によって消費が落ち込み、それをカバーするように金融緩和をするのは正しくない気がする。金融緩和は景気がある程度回復した時に問題が起きる。制御不能のインフレになる恐れがあるからだ。インフレとまでは行かなくても、あのバブル崩壊時のような事が起きてしまう可能性もある。

◆ 普通に考えると景気が回復して消費が伸びると税収は増加する。なので景気回復を急ぐのであれば税率軽減方向に行くのが正しいのではないのか。日本ではさらなる増税が待ち構えている。その増税時期に向かっての駆け込み需要が再度起こるとすると、再び消費は上向くだろう。しかし駆け込み需要は本来の消費ではないく、その後の落ち込みは更に激しくなる可能性もある。

◆ 消費税を払わなくて済むという事で個人売買を、ヤフオクはそれも謳い文句にしている。確かにヤフオクではストア以外では消費税はかからない。もっとも商品価格とは別の送料というマジックもあって、全国一律1200円とか1500円に設定している出品者も多い。多数出品者で運送会社と契約した場合の送料はかなり安い訳で、この送料での儲けもバカには出来ない。

◆ 財務省はヤフオクのアクティブ出品者を狙った税務調査も行う。基本的に自分の持っているものを売る分には課税されない。それは新品時価格よりも中古価格の方が安いからだ。しかし仕入れと出品を繰り返す場合は儲けが出るはずだから課税するとなる。
課税はするが、原価割れで赤字になった時でも売却損は認めない。認めて欲しければ個人事業で青色申告しろとなり、そうすると漏れなく課税だ。

◆ 以前に輸入物で消費税を浮かすみたいな話を書いたが、個人間売買ではこれと似たような事が起こる。
とすれば財務省は黙っていないだろう。課税回避の策は色々あると思う。ヤフオクIDを変えながら行って目立たないようにするとか、評価を入れないように落札者にお願いして目立たないようにする方法が一般的なのかも知れない。

◆ ヤフオクで買ってそのままヤフオクで売る人も居る。
安価なものには片っ端から入札を入れておき、もしも安く買えたならばそれを売りに出す。謳い文句や写真で魅力を強調して高い価格が付くように頑張る訳だ。
それら出品物は能書き部分が長ったらしくて商品説明が簡素だったりする。落札者が見たいのは商品の状態等の説明であり、インチキ投資会社のパンフレットのような記載は不要なのだ。

◆ しかしこうした無駄な謳い文句を並べる事で、落札者は読みに疲れて商品説明部分が上手く頭に入らなくなったりする。出品者の狙いはここにあるとかで、デメリットはちゃんと記載されているが目立たないようにしなければいけないと言う事だ。勿論落札者も慣れてくれば、或いは一度失敗すると気を付けるようになる。私は失敗した事はないのだが。長ったらしい能書きを並べている出品物には余計注意を払うようにしている。

◆ お店で買うかヤフオクで買うか、まったく同じものが8%引きで変えれば確かにお得だ。ただし送料が上記の通りであり、通販サイトでは400円〜500円台程度なのでそこは考えなければいけない。


ノイズ(5/1)
◆ 初代EOSに比較するとEOSXは同じセンササイズ(厳密には異なっていて、初代EOS 22.7×15.1mmに対してEOS X 22.2×14.8mm)で画素数が630万画素から1010万画素に増えている。当然画素サイズは小さくなるので感度は悪くなると思う。
ただ時代の進化があるのでC-MOSセンサ自体の性能向上はあるかも知れない。

◆ ISO感度を上げて撮った時の差を見比べても余り大きな違いはないようにも感じるし… と思って調べてみるとこちらのページを見つけた。
ノイズや解像度の比較のページではなく天体写真を撮っている方のページだ。同ページによれば個体差もあるようなので一概にどちらがどうとは言いにくいのかも知れないし、通常の撮影環境でノイズが気になるほど感度を上げる事も多くはない。
同じく天体写真家の方のページでカメラごとのノイズを比較しているものがある。キヤノンが当初からC-MOSセンサを使っていたのに対してニコンはCCDを使っていた。双方のノイズの画像があるので比較が出来る。また冷却CCDカメラに関する記述もあり興味深い。

◆ 暗所撮影という事を考えると一番気楽なのがスマートフォン内蔵カメラだ。暗い所では勝手に感度が上がってそれなりに撮れるがそれなりでしかない。コンパクトデジカメでもISO感度が自動なものもあるのかも知れないが、大抵はプリセットではないだろうか。なのでコンパクトデジカメの場合は手ぶれに注意マークが点滅してシャッタ時間が遅くなるが、その代わり盛大なノイズにまみれたがそうにはならない。

◆ 画面にノイズが乗っている事で暗さを表すみたいな感覚なのはスマートフォンなどのカメラ特性に慣れてしまったからなのか。月明かりに雲が照らされて遠くの街明かりがぽつんとあるような写真の、暗い所が真っ暗に写るのが本当だと思うのだがスマートフォンで撮ると暗い所を基準に最高まで感度が上がって全体が明るく映し出される。

◆ 上でリンクしたページにもあったがレンズマウントの口径も重要らしい。キヤノンは1987年にそれまでのFDレンズから現在のEFレンズに変えた。EFレンズではメカニカルな情報伝達ではなく全てを電気信号で行うようになったのと共に時代を見越した大口径化(当時のアナウンス)が行われた。EFレンズの歴史は今も続いているがミラーレスカメラのEOS Mでは一転して小型マウントが開発された。
カメラを小型軽量に作るにはマウント径が邪魔になったのである。

◆ フィルムカメラの場合はフィルムのサイズが全体の大きさを決めるが、デジカメの場合は撮像素子の小型化で全体を小さくできる。だとするならばマウントも小型で良いはずだ。しかしながら実際にEOSM用のレンズ種類はなかなか増えず、従来からのEFレンズを使用出来るアダプタを開発する羽目になったのは皮肉なのだろうか。

◆ EOS Mではマウント口径が小さくなったのでレンズ設計に制限が加わる。マウントアダプタでEFレンズを使った時に口径差が影響するかどうかは不明だ。
EOS Mでは周辺光量の低下データをカメラ側が(主要純正レンズ分)持っている。周辺光量の補正と色収差の補正効果は絶大で、レポートと写真はこちらにある。
なおマウントアダプタは単に変換器であり、フォーカシング方式の異なるEOS MでEFレンズを使うとフォーカス動作その他が遅くなる。
ディジタル一眼レフの売れ行きで息を吹き返した感もある光学機器メーカなのだが、昨今ではそのブームも過ぎつつあるようだ。