過去の雑記置き場


罰金逃れ(5/1)
テザリング(5/2)
インチキ水素水(5/3)
計算(5/4)
計算機(2)(5/5)
プリウス(5/6)
プリウス(2)(5/7)
伊東<--date-->)
MVNO事情<--date-->)
PHS終了間近か(5/10)
PHS終了間近か(2)(5/11)
景観代(5/12)
ウエイトローラ(5/13)
税金(5/14)
家の価格(5/15)
トランジスタ(5/16)
トランジスタ(2)(5/17)
未知のCPU(5/18)
エアコンプレッサ(5/19)
安物はうるさい(5/20)
ソフトバンク方式(5/21)
ビデオデッキ(5/22)
ランキング(5/23)
ランキング(2)(5/24)
PHSと各企業(5/25)
万人受けはしない(5/26)
情報メール(5/27)
何年耐えられるのか(5/28)
特別理由はない(5/29)
会員減少(5/30)
田舎暮らしとライフライン(5/31)


田舎暮らしとライフライン(5/31)
◆ 都市部と大きく異なる部分に様々なサービス体制がある。別荘地であろうがそうでなかろうが、山間部で停電が起きると復旧までに時間がかかる。場所によっては夜間の復旧作業は行われないそうだ。

◆ 全く仕事が無ければ電気が止まっても何と言う事は無いが、普通は困る。冬場なら暖房が止まるし夏は冷房出来なくなる。短時間の停電であればUPSで何とかなるのだが数時間規模の停電は困る。

◆ 停電すると水も出なくなるはずだ。
給水施設が止まるだろう。まさか非常用発電機までは用意されていないだろう。別荘地によっては管理事務所で(停電で)電話が使えなくなったという話もある。

◆ ガソリン発電機はそう高価なものでは無いので一台用意しておくべきなのだろうか。転ばぬ先の杖になってくれるかも知れない。水はどうしようも無いので普段から溜めておくか。
まあ停電が無ければそれで良いのだがちょっと心配だ。ちなみに現在はUPSに車のバッテリを接続しているのでPCのみであれば数時間は動く。とういかタブレットPCを使えば何と言う事は無い。

◆ それより私としては冷房が使えなくなるのが嫌だ。冬場は沢山着れば何とかなるが夏の蒸し暑さは耐えがたいものがある。多くの別荘にエアコンが付いているところを見ると標高が高いと言っても暑いに違いない。特に東海岸から少し山を上がった辺りは湿った海風が蒸し暑さを倍増させるという。

◆ 太陽電池板を乗せている別荘は見た事がないが、別荘地以外の平地に太陽電池板が並べられている所を何ヶ所か見た。土地が安いので日当たりの良い場所であれば太陽光発電で利回り10%を超える収益が上がるらしい。太陽電池板の枚数からすると30kWとか50kW位の規模だと思うのだが個人で設置しているのだろうか。

◆ 太陽光発電電力の買い取りをするだしないだと話題になっていた事があったが今はどうなっているのだろうか。
利回り10%で小規模太陽光発電だとそれで食っていくという訳には行かない。メンテや寿命の問題があるので必ずしもお得とは言えない気がする。

◆ 太陽光発電で食っていく為には数千万円の借り入れを行うのだそうだ。場合によっては電力の買い取り価格が高かった頃の契約ごと土地と設備を買い取って稼ぐのだとか。まあ日が照れば金が入ってくると言うのだから貸しビルやマンション経営と似たような感覚なのかも知れない。

◆ 設備費用を考えると太陽光発電で元を取るのに10年はかかる。補助金などをフルに活用したとしても家庭での電気代節約の為云々という理論には少し無理があると感じる。

◆ 自然災害に関してMailを頂いた。伊豆半島は場所にもよるのだろうが台風による被害は余り問題が無いそうだ。地震は地盤が強いそうで、余り揺れないと聞く。3.11にも耐えたのだから大丈夫なのかも知れない。横浜辺りでも家屋や基礎にヒビが入った住宅が散見されたのだが、何件か見た別荘の基礎は大丈夫だった。


会員減少(5/30)
◆ 老舗的動画配信サイトであるニコニコ動画、昨年は有料会員数の順調な伸びをアピールしていた。しかし今年は一転、会員数の減少が明らかになった。

◆ 実際の動向を見てもニコ生の配信者が他サイトに移動している姿は見られ、それに対してニコニコ側は投げ銭システムの導入なども行おうとしているが上手く行っているとも言えない。

◆ βテストとして従来と異なるシステムを稼動させているが、同時閲覧数が増えるとシステムが耐えられなくなる。他サイト並みにと言う事で動画のビットレートを上げようとするも負荷上昇が重くのしかかり、時間帯制限や視聴者数制限に至ってしまう。

◆ 他サイトは基本無料で配信出来て、ツイキャスなどは視聴者数が多くてもほぼトラブルは無い。ふわっちは当初はサーバがすぐ落ちたが最近はマシになってきた。

◆ サーバが落ちたと言えばAbemaTVである。先日の亀田興毅の試合で同時視聴者数が増えるとエラーが出始めた。サーバなのか負荷分散システム自体なのかは不明なのだが、生放送が中断した。AbemaTVはYoutubeLiveでも同時配信を行い、Youtubeの方は同時閲覧60万人以上に耐えた。

◆ ニコ生の方はと言えば、新システムは同時閲覧数が数百人で落ちてしまう。
まさに桁違いと言えるほど貧弱なのだ。既に主要エンジニアは社を去ったと言われるドワンゴなので、システムを外注すれば済む話だと思うのだがどうなのだろうか。

◆ 夏野氏(あの、ドコモに居た夏野氏)の手腕はどこに行ってしまったのだろうか。ニコニコ超会議にしても会場来訪者数は前年よりも増えたらしいが、その配信を閲覧した人の人数は激減だったそうだ。

◆ ニコニコはライブ配信ではなく動画にしてもサーバが重くて満足に観る事が出来ない。一時期はインセンティブ稼ぎでニコニコ動画にアップする人が増えたが、今はYoutubeに戻ってしまった。いくら広告料が入るといったって肝心の動画が再生出来ないのでは何もならない。

◆ ドワンゴは全く新たなシステムと概念で再スタートを切らなければ衰退の一途となってしまう。歴史もあり多くの視聴者を抱えているとは言ってもそれらは入れ替わるものなのだ。
有料会員で無ければ安定した視聴が出来ないとなれば、何も有料サイトで観る必要は無いとなるのは当たり前なのだ。

◆ スマートフォン全盛時代にあって、そのアプリの出来の悪さも度々言われる。有料会員になってもカネを払え有料会員になれと表示が出るという問題は今も放置なのだろうか。

◆ 無料視聴でも有料視聴でも広告が出る、最近では画面を被うようにそれが出るようになったのはヤフオクの画面同様である。動画視聴を開始しようとするタイミングで広告がその配信画面を被ったら邪魔以外の何物でも無いだろう。


特別理由はない(5/29)
◆ 田舎暮らしを何故はじめるのかに特別な理由などはない。少し面白そうだなとか横浜は暮らしにくいなとか、その程度だ。

◆ 元々は東京の田舎の方、現在の西東京市で生まれた。その後横浜に引っ越したのだが仕事などの関係もあって東京に住んでいた事もある。ここ30年近くは横浜なのだが途中で都内に出ていた事もある。

◆ 基本的に設計仕事などはどこでも出来るのだが、相手がいると中々そうは行かない。以前にも書いた事があったが、蓼科(だったかな)の別荘で設計仕事をしている方が居た。仕事自体は特に問題は無いのだが打ち合わせが大変だった。

◆ そうした面がクリア出来ればどこに住んでいても余り問題は無い。しかし多くの人はそこが問題になる。
子供たちが独立以前は子供の問題もある。そうした諸条件がクリアになって空いた時間というのはそう長くはない。

◆ 歳を取ればチャレンジは好まなくなる。現状維持で平和ならそれで良いみたいな感じだ。自分の知り得た事だけを使って生きていく事だって出来る。しかしそれは「昔は良かった」だとか「俺の若い頃には…」みたいな爺臭い事を言い始めるトリガになる。

◆ ホームページやBlogなどを見ると定年後にもアクティブに活動されている方々がいる。私の場合は定年という歳では無いが毎日規則的に必ず歳を取っていく。そして人間の寿命が有限であるからやがて灰になる日が来る。

◆ 私自身は若い頃から結構好き勝手に生きてきた。だから特別あれがやりたいとかこれが欲しいなんて事は無い。それは余計に現状に甘んじる性格を強める。

◆ 田舎暮らしにしても何にしても生活に変化があればネタも増える。ネタの為に生きている訳ではないのだが、最近は面白い話題にも中々遭遇出来ない現状を変えるには面白いのかなと思った次第だ。

◆ たぶん田舎の家を買うのと同じ位の価格で車を買うよりは変化に富んだ話が書けるのではないかと思っている。台風で木が倒れて家がぶっ壊れるかも知れないし、大雨が降って崖がえぐり取られるかも知れない。

◆ 崖崩れで家が崩壊してしまったら駄目だが、3.11でも壊れなかった場所なので大丈夫かなとも思う。
今後必ずやってくる大地震の際にどうなるのかは分からないが、山間部を選んだのは津波警戒でもある。

◆ 海沿いにも住む事は出来るのだが塩害と共に津波は怖い。別荘地でも過去には用水路というか小さな川が溢れて土砂を流し、別荘が押し流された事例もある。まあ今回見つけた物件の近くに川はないのと前の道路が傾斜しているので水害はないのではないかと思っては居る。

◆ そうは言っても今まで大丈夫だったからこの先も大丈夫などと言う保証はどこにもない。果たして田舎暮らしはどうなるのか、夏頃には引っ越したいと思っている。


何年耐えられるのか(5/28)
◆ 田舎暮らしにチャレンジしてみる事にした。場所は伊豆半島中央を連なる山で、位置的には半島の真ん中よりも本土?側に近い。伊東駅と修善寺駅の真ん中よりは伊東駅に近い。伊東でも修善寺でも車で約15分/4〜5kmほどだ。

◆ 周りには何も無い。いやゴルフ場はあるがそれだけだ。コンビニだって町まで行かなければ無い。これがダイヤランドだと管理事務所にコンビニが併設されているのだが、それも無い。

◆ 山と緑は沢山ある。と言うかそれしか無い。別荘地内で家が建っている区画は160位ではないかと思うが定住者はその1割程度だ。これもダイヤランドの定住者率が2割を超えるのとはだいぶ違う。

◆ 道路が舗装されていないなどと言う事は無く電気も水道も来ているがガスはプロパンだ。標高は480m位だと地図には表示される。ちなみに雪が降ると言われる天城高原の標高は900mを超え、ゴルフ場付近は1000mに達する。

◆ 引っ越しは夏過ぎを考えている。若干直したいところや木を切りたいとか色々あるのだが、そもそもそこに何年住んでいられるのかも不安ではある。静かで広い場所を求めてはみたものの、余りの不便さに参ってしまう可能性だってある。

◆ 最初は良いのかも知れないがそこに住むのとたまに行くのとでは又違うのだ。まあ価格が安いので駄目なら駄目でそれで良いみたいな所もあるのだが、こればかりは住んでみない事には何も分からない。

◆ 家自体はそう広いものでは無い。
建物は別荘地らしい?雰囲気の所を選んでみた。普通の家というか町の中の家風な作りの所もあるが、それだと面白さが少ない。かといってログハウスでは断熱や結露の関係で冬場の使用が難しいとも聞いた。

◆ 建坪30坪位なので不要なものは捨てていく。必要最小限とは言わないが余計なものがゴチャゴチャあったのでは面白くない。まあ仕事関係のものなどは仕方が無いのだがいかにモノを減らすかが重要になる。

◆ 布基礎なのでそこに要らないものなどはしまっておける。地下室とは言えないが物置位にはなる。本当はそこにスクータをしまえれば良いのだがそれは不可能だ。基礎の中に入るには1m角位のサービスホール的所を使う必要があるからだ。

◆ 田舎暮らしでは大型冷蔵庫が必要なのだが、冷蔵庫置き場が作り付けられているので余り大きなモノが入れられない。とりあえずは冷蔵庫2台体勢で行くかなとも思っている。冷蔵庫置き場を壊してリフォームの手もあるのだが、それより先に南側のバルコニーなどに手を入れなければならない。ここは水が入って木が腐っているようなので早急に直しておかないと危険を感じる。


情報メール(5/27)
◆ 配信登録されている方には既に報告しBlogにも書いた通りF&F地震情報メールの新規受付を停止した。
昨年末頃から速報が取得出来なくなり気象庁の情報のみの配信となっていた。

◆ 速報はWebから取得していたのだが、制限がかけられて取得出来なくなった。制限を回避する事は勿論可能なのだが、そこまで無理は出来ない。
他人さまの情報を取得していただけなので、その相手が嫌だと言うのならば仕方が無い事だ。

◆ F&F情報メールの配信を開始したのは3.11の2年位前だっただろうか。正確にいつからはじめたのかは覚えていない。当時は地震に関する情報を伝えてくれるサービスが皆無だったし、あったとしても速報ではなかった。当然スマートフォン全盛時代よりも前の話であり今のようにアプリで色々出来る時代ではなかった。

◆ 情報の取得は単純なもので、それが公開されているホームページをアクセスして検出した。簡単な構文解析などを行って必要な情報を抽出し、それを整形してメールで送信した。

◆ 単純にsendmailなどを叩いたのではメールの送信速度が上がらなかった。
登録者数はピーク時に5千人前後あった訳で、それらの人々にできる限り素早くメールを送る工夫をした。

◆ 一つはメール送信そのものの工夫で、沢山のプロセスが同時に動けるようにした。そしてこれらプロセスがメールを送る為に参照するDNS情報の取得も素早く出来るように工夫した。
専用の送信プログラムを使わずに汎用のMTAを使った送信という事を考えると、そこそこ立派な値だったと思う。

◆ こうして運用を続けたのだがスマートフォン全盛となりメールではなくアプリで情報を受けた方が良いのではないかとも考えた。だがスマートフォンのアプリを作る腕もなく、単純にメールの方が良いのかなと思うところもあってそのままとなった。
そして現在に至る。

◆ 速報値の取得が出来ればこのまま継続して新規受付も行おうと思っていたのだが、それが正攻法では難しいとなると情報メール自体を諦める事を考えた。全ての機能を停止する訳ではないが、F&F情報メールの時代では無くなった感も強くなってきたので潮時なのかなと思った次第である。

◆ 新規登録は表向きは受け付けていないが分かる人なら登録は出来る。ただし速報に関してはメール送信されないので気象庁の情報のみとなる。
速報に関してはアプリがあるので強震モニタEXなどをご利用頂きたい。iPhoneでも強震モニタビューワなどを使えば見る事が出来る。

◆ 未だ3千人以上の登録がある事を私は嬉しく思っている。そもそもは自分が知りたいと思う事がきっかけで作った、決して出来の良いシステムではないにもかかわらず受信してくれる方が居る。

◆ 防災系のアプリであればそれだけで完結する情報だし上に書いたように速報だってアプリで受信が出来る。
気象庁のデータ配信はしばらく続けていく予定だが、これも永久に需要が有る訳では無いだろう。


万人受けはしない(5/26)
◆ 田舎暮らしをネタに物件探しなどを書いているが、そんな記事は山ほどある。都市部を離れても仕事の出来るクリエイターなどがその実践体験記を書いていたりする。

◆ 不便な所もあれば良いなと思うところもあり、結局ずっと田舎暮らしだみたいな感じで締めくくられていたりする。それがステマチックな文章で無い限り、誰にでもお勧め出来るものでは無い的な文言が挟まっている。

◆ そもそも都市部は便利だ。その便利さを捨ると言うのだから物好き以外の何物でも無い。都会育ちが田舎に憧れると言ったって、憧れだけで生活が成り立つ訳ではない。
今の世の中通販で何でも買えるので物質的不便さは余り無いだろう。嘘か本当かは注文してみなければ分からないのだが、ネットスーパーに配達不可能な場所はないとも言われる。

◆ 田舎暮らしのメリットは何だろうかと改めて考えてみても普通の事しかない。その普通が都会では手に入らないか或いはコストがかかるのだが、広い土地や静かな環境や海や山や沢山の緑、物価が安く人口密度が低い事。

◆ 医療関係はほぼ問題は無いが教育関係は問題がある。お子様のいらっしゃる方は、お子様が自立されてからのお楽しみと考えた方が良い。勿論週末の田舎暮らしであれば何ら問題は無いのだがセカンドハウス維持はカネもかかる。

◆ 人々は利便性を求めて田舎から都会に出てくるのだ。その流れに逆らおうとするのだから余程の変人と思われても致し方ない。
それでも、それでも田舎に行こうとする人が居るのだから憧れ的魅力があるのも事実である。

◆ 以前にも書いた事があるが山間部など別荘地に行くのでは無く地方都市に移り住む場合は色々補助の出る自治体がある。伊豆半島でも市区町村によっては補助がある。生産的人間である事などが条件とされているので中年以降は駄目だ。

◆ 北関東などでも誘致されていたりする。10年間コメをただで貰えるとか古民家が斡旋されるとか、特典は様々である。この辺りは自治体のホームページを見るか直接電話で問い合わせをすれば教えて貰える。

◆ 別荘地などは他から移り住んできた人の集まりみたいな所だから未だ良いのだが、街中に入っていこうとすれば少なからず地元民との確執に遭遇する事になる。別荘地などでも、その別荘地が出来た当時に家を建てようとすれば数千万円はくだらなかったはずだ。特にバブル期ともなれば資材も人件費も高騰していた。物件などを見ても贅沢な仕様が多い。

◆ 所がそんな物件も中古となればまさに二束三文だ。数千万円をかけた人たちと、中古を数百万円で買って移り住んできた人の間には当然ながら意識の差がある。古くから別荘地に住む人が「軽自動車で別荘地に乗り付けないでよね」と言ったとか何とか。まあこれは意識の差と言うよりも時代の差かも知れないけど。


PHSと各企業(5/25)
◆ PHS移動機を作ってきたのはJRCや京セラなどである。京セラや旧三洋電機は基地局商売も行っていた。日本のみではなく中国などにも輸出されたその基地局である程度の利益は上げていたはずだ。

◆ デバイス分野ではPanasonicや東芝が一部のデバイスを作っていたが10年ほど前からは中国製のデバイスに置き換わった。中国で1億近い加入を集めたPHSはそのスケールメリットを活かして様々なデバイスが開発されたのである。

◆ とにかくマーケットが大きいので開発費はすぐに回収出来る。加入者数が数百万人の日本とは、まさに桁が違ったのだ。日本の企業もトランシーバチップの開発を行っていたのだが、中国の開発速度はそれを大きく上回った。LowIFによるダイレクトコンバージョン構成で10dBμよりも感度が上がるという立派なものだ。ちなみに規格感度は16dBμである。

◆ ロジック部は比較的開発難易度が低いので複数社が作っていた。その一つである沖電気は半導体部門を売却して消える事になる。そういう意味では三洋電機も消えてしまったし、東芝だって… いや、そんな事より何より肝心のWILLCOMが消えたではないか。

◆ 東芝でPHSを担当していた人は仕事がなくなった、やる事がない、これでは窓際だと嘆いた。PHS商用化以前からその部署にいるとすれば25年近い事になる。PHSの良い時も悪い時も見てきた一人のエンジニアも歳を取った。

◆ PHSが消えていくのはその規格がなくなるだけではなく、その周りに企業やその企業の中の人間を巻き込みながら消えていくのだ。例えばこれがPDCの消滅だとケースは異なる。
PDCという規格が消えた事に違いは無いが、そのサービスは又新たな規格で継続されるからである。

◆ つまり携帯電話の規格が変わりつつも進化していくのは消滅に非ずだ。
だが世の中では進化よりも消滅の方が多いのも事実だ。NOTTVは消え、モバHOも消えた。代替サービスに移行する事なく消滅である。ツブシの効く部署のエンジニアは他に移り、そうでない人たちは窓際に追いやられるのか。

◆ PHSはいつ消えるのが良いのだろう。もしかしたらWILLCOMと共に消滅の道を歩んだ方が良かったのか。ソフトバンクになり基地局が間引かれて品質が悪化し、利用者の自然減少というのはソフトバンク的には良かったかも知れないがどうなのだろう。

◆ ガスメータの検針用にしても基地局が間引かれた影響で通信が不安定になった場所もある。通信が出来なくなれば利用者やガス会社からクレームが来る。
しかし基地局が減って圏外ギリギリなのだから仕方が無い。何とか通信を成立させようとソフトウエアで頑張ってみるも中々上手く行かない。
サービスを犠牲にしても利益を追求するのが企業でありソフトバンクではあるのだが、この点もハイそうですかとは言いにくいところだ。


ランキング(2)(5/24)
◆ 沖縄、長野や群馬地域の次が伊豆箱根となる。人気の理由は都市部から近い事とゴルフ場が多い事らしい。熱海までは100km程度、新幹線なら東京から45分である。

◆ 伊豆・箱根と言うが伊豆と箱根は結構違う。まあ群馬長野エリアにしても群馬と長野はずいぶん違うのと一緒だ。箱根エリアは基本的に山なので土地が少ない。土地が少ないので需要があれば価格が上がる。温泉街などに隣接したマンションなどもあり、築年数の経っているものは100万円台で買える。戸建てで100万円台のものは修繕にカネもかかるがマンションならそのまま住める。ただしマンションは管理費や積立金が高く、ちょっとした家賃並みになってしまう。

◆ 伊豆のエリアは温暖な気候と(ゴルフを楽しむ方は)ゴルフ場が多い。山の上の別荘地だったとしても海まで20分もあれば出る事が出来る。利便性の高い海に近いエリアは別荘地と言うより住宅街みたいだ。

◆ 平野部に住んでいる人からすると山かも知れないが、山を切り崩して家が建っている横浜や川崎の山側を知る人間からすると、横浜辺りと余り変わらない。利便性にしても5分も車で走ればコンビニに行く事が出来る。利便性が高い故に物件価格も住宅地並み?で高めになる。

◆ 私が伊豆に目を付けたのは、一つは東京から近い事だ。車でも電車でも余り時間がかからずに行く事が出来る。交通渋滞は特に海側で酷く、土日は絶望的だ。伊豆スカイラインは空いているが金を取られる。まあ軽井沢の渋滞も半端なものでは無いが、熱海辺りの渋滞も結構激しい。

◆ 価格はピンキリである。安価なものは100万円台であるがそれなりに手を入れる必要がある。高額な物件では数千万円から億の桁が付いたものもある。とりあえず車を買う位の金を出すと余り手をかけずに住める物件が手に入る。

◆ 伊豆エリアの温泉は余り面白いものではない。湯に色が付いている訳でもないし硫黄の香りが漂うなんて事もない。温泉に入ったあとにはほてるような体の温かさを感じると言うほどのものでも無い。

◆ なので温泉が好きな人は温泉を引けば良いと思うし、そうでない人は温泉を引かなくても済む物件を選べば良いだろう。温泉権も高いところでは10年ごとに200万円取られるなんて言う所もある。毎月の温泉料金も温泉地によって様々だ。

◆ 伊豆でも天城高原には雪が降る。雪が降るので冬場は不便になるので物件価格が安い。冬場が寒い代わりに夏場は涼しい。この辺りは長野の標高の高いエリアと同じだ。
年間でどの位雪に閉ざされるのかは不明なのだが、毎週でもゴルフをやりたいと思う人には不便かも知れない。


ランキング(5/23)
◆ 別荘地ランキングは、それの集計メディアによって結果が異なる。それでも各集計で強いのが沖縄だ。沖縄人気がどこから来るのかは不明なのだが強い。

◆ 私も3月頃だったかな?沖縄に行って来た訳だが、そこそこ広い島である。市街地の渋滞は不快以外の何ものでも無いが、市街地を離れれば綺麗な海がそこにある。市街地から島の端まで一般道で2時間位だと聞いた。

◆ 沖縄となるとさすがに遠いし航空機でないと行けない。なので沖縄では車を借りる事になる。定住地としては良いのだろうが別宅という考え方は難しいのかも知れない。

◆ 今時別荘が売れないよと言う話はしたのだが、別荘地云々ではなくセカンドハウスだとか週末用の家としての人気はあるようだ。平日は勤めの関係もあって都内のマンションで暮らすが、金曜の夜にはセカンドハウスに家族が戻るというヤツだ。

◆ ここで重要なのが都心部からの移動時間だ。多くの別荘地などは交通の便が良くはないので自動車での移動で距離を考えなければならない。
沖縄に次いで人気があるのは言わずと知れた軽井沢や蓼科だ。

◆ 横浜から軽井沢までは約180km、有料道路代4,030円を払うと3時間ほどで現地に到着する。電車では特急を使って約2時間、高速バスも3時間前後で軽井沢まで連れて行ってくれる。
避暑地という事で夏は涼しく快適ながら冬は零下10度以下にもなるという。

◆ ここが定住の難しさでもあるしセカンドハウス利用としても暖房コストを考えなければならない。定住の場合は毎日雪の中で過ごさなければならないのだが、セカンドハウス利用の場合は雪の無い都市部から雪の中にやってくる事になるので気持ち的には未だマシだとか。

◆ 私は雪国は定住率が低いのかと思っていたのだがそうでもない。特に大手不動産会社の別荘地は管理態勢(除雪など)も良いという事で人気があるのだが管理費が高い。管理別荘地以外の場所にも物件はあるのだが電気や水道或いは電話などがどうなるのかは要確認だ。

◆ 群馬や長野は温泉が温泉っぽいところが多い。伊豆箱根エリアとは違って硫黄の臭いが漂う温泉っぽい温泉なのだ。別荘地などによって温泉の料金は異なるが、湯量が豊富なところでは温泉使い放題もあるらしい。と言っても湯温が高ければ暖房の足しに使える位だとは思う。

◆ 降り続く雪を見ながら温泉には入れるのだから疲れも癒えるというものだ。自宅に温泉を引かなくても日帰り温泉などもあるので不便はないとは思うのだが、温泉っぽい温泉(個人的にはここは重要)と雪景色のマッチングは都市部に住む人間にとっては非日常の世界なのだ。

◆ 私自身は群馬や長野も考えたはみたのだが、やはり雪がネックだった。
雪が降れば山の中だけに積雪量は増えるだろうし、除雪がされたとしてもすぐ又積もってしまうに違いない。
こうなると移動にも困る事になる。


ビデオデッキ(5/22)
◆ 私が初めてビデオデッキを買ったのはいつ頃だったのだろう。買ったビデオデッキは20万円を超えていたと思う。当時はβ方式のビデオデッキも当然存在していた。

◆ 1970年代に登場しはじめた家庭用ビデオデッキ、VHSとβ方式の他に松下はVX方式という独自規格を使っていたらしい。1977年に登場したこの方式のビデオデッキは約27万円だった。未だチャンネルは"回す"時代だったのである。

◆ ビデオデッキも高額だったが、それ以上に高額だったのがハンディカメラである。ビデオデッキで何かを撮りたいとすればカメラが必要になる。
固体撮像素子など無い時代なので撮像管方式のカメラだ。カラーカメラの他にモノクロカメラも売られていたが、ハンディタイプのカラーカメラは40万円近い価格だった。

◆ トヨタセリカ、いわゆるダルマセリカと呼ばれる2TGエンジン搭載のクーペが87.5万円だった時代である。
セリカは他社(車)に比較すると価格は安めの設定ではあったのだが、それと比較してもハンディカメラの高額さは分かろうというものだ。

◆ 高額すぎて中々売れはじめなかったビデオデッキだが、エロソフトの充実によって売れ行きが良くなる。売れ行きが良くなれば量産効果と競争が激しくなって価格が下がる。低価格化の一方で高級化や高機能化にも力が入れられた。

◆ 時代がもう少し進むとハンディビデオカメラが売れはじめる。するとこの画像を編集する為の機能などが家庭用ビデオデッキに搭載される。ただし現在のPCによる動画編集とは比較にならないほど低機能であり、切ってつなげるのが精一杯だった。

◆ ハンディビデオの方はSONYの8mmビデオがよく売れた。VHS-Cよりもコンパクトなカセットで小型化が可能だったのだが、その後ディジタル化によってカセットテープサイズは更に小さくなる。カセットテープ録画式のハンディカメラが終焉を迎えようとする時にはHDD内蔵型やDVD書き込み型が登場した。

◆ 私はS-VHSビデオデッキを音楽録音用として使っていた事があった。比較的音質が良く長時間録音が出来た。
その後はDATをしばらく使ったのだがそのデッキも今は無い。テープに記録する時代は終わったのである。

◆ ディジタルデータのバックアップがテープの容量では足りなくなりつつあると言われて少しすると、家庭用の世界でもテープより容量の大きなHDDやメモリが登場してきた。

◆ 古くはSCSI接続の安価なテープバックアップ装置があったりしたが、容量はどの位だったのだろうか。テープはその全長を長くすればいくらでも記録出来る訳だが、端から端まで巻くのは大変な事だ。これはカセットテープでもオープンリールでも同じ事である。特に8mmビデオやディジタルビデオの巻き取りは遅かったなぁ。これって機種によって違いはあったのだろうか。


ソフトバンク方式(5/21)
◆ 楽天モバイルのソフトバンク化が加速している。端末の安売りと縛りの強化で加入者数を増やす作戦もソフトバンクの真似だが、更に2契約目を無料にするなどの施策も取り入れはじめた。
叩き上げの孫さんにサラブレッドの三木谷さんが挑んでも勝てないと思う。まあ孫さんの後追いをする位は出来るかも知れないが、それとて簡単ではない。

◆ 無料であれば契約しておくかと、あるいは家族に誰かに持たせようかと考える人が居れば加入者数が増える。
無料とは言ってもソフトバンクのように永久に無料になる訳ではない。親回線の契約内容にもよるが2回線目が無料になるのは半年から最長でも1年間だ。

◆ 無料になる回線数に制限があるのかどうかは不明だが、少なくとも3回線目は無料になるとある。楽天モバイル品質で半年或いは一年後に利用者が残ってくれるのか否かは微妙な感じだ。

◆ こちらもソフトバンク同様に、加入者数は多いが解約者数も多いと言う状態になりそうだ。解約数が多いのは顧客満足度が低いからである。顧客満足度が高ければ料金が発生してもその事業者を利用しようと考える。しかし価格以外に価値がないと判断されれば有料化と同時に解約が起きる。

◆ ソフトバンクの解約率の高止まりがまさにこれであり、無料だと言われたから契約したけれど… みたいな感じになる。親回線が生きていればサブ回線は無料だが、親回線を解約するとサブ回線が有料化されて請求が来る。
これに驚いてサブ回線を解約しようとするも、次の2年縛りに突入してしまいまさに後の祭りとなる事も少なくは無い。

◆ 楽天モバイルは現時点では縛りの自動更新はないので、この点では少し安心だ。しかし解約時には送料自分持ちでSIMを返却する必要がある。楽天モバイルは普通郵便で送って良いよと言っているが、返却されていないと言われたらそれまでだ。

◆ ちなみに返却しない事にされるとSIM代金を契約クレジットカードから落とされる。楽天モバイルは信用ならないという人は、解約時に簡易書留か何かでSIMを送り返した方が良い。

◆ こうした色々なトラップのある楽天モバイルだが、スマートフォンを安く買う為には契約しなければならない。通信速度は混雑時間帯を中心にかなり我慢を強いられるレベルにはなる。空いている時間帯であれば普通に使う事が出来るので、縛りが消えるまでの期間はじっと我慢なのだ。

◆ 私は2契約持っているが夏には1回線を解約する。JJImioもデータが来たり来なかったりが多いので解約したいところだ。一時期は楽天モバイルと並んで使えなかったnuroはここの所は回復していて正常に使える。


安物はうるさい(5/20)
◆ 昨日の続きである。エアコンプレッサの100V仕様の上限、消費電力が50Hz地域で1.1kWクラスの静音型は3万円前後の価格だ。これに対して静音型を謳っていない普通のものは2万円前後で買う事が出来る。

◆ 騒音を気にしないというか、気にしなくても良い環境でお使いの方にとってはかなりお買い得である。どこかのOEMだと思うのだがアサヒペンもコンプレッサを出していて安い。
塗装用のスプレーガンなどを使用する為に用意しているのだろう。

◆ この手の安価なオイルレスコンプレッサは定格運転時間が30分程度と短い。DIY用途であれば十分だと思うのだが家の外壁塗装などを自分でやろうとすると厳しくなる。ピストンなどの寿命も数百時間しか無い。

◆ エンジンのポート研磨などをエアツールで行おうとするとオイル式のコンプレッサの方が良いのだが価格が高い。中古品を買う手もあるが整備が必要になる場合がある。エアツールはエア消費量が大きいので、そもそも100V用だと限界もある。

◆ 知人は100V用のコンプレッサを並列接続して使っていた。普通の200V用だと動力の3相が必要になるのだが可搬作業用として単相の200Vで動作するものが無い訳ではないが品種は多くはない。外壁塗装などで電動式コンプレッサを使いたいが一般家庭に電力線は来ていないので、エアコンなど用の200V単相で用が足りるものという感じだ。

◆ その人は最初は100Vのコンプレッサ1台に補助タンクを付けて使っていたが補助タンクが空になる度に研磨作業が中断するのが嫌でコンプレッサを買い足したという。オイルレスの安物なのでポート研磨が終わる頃には壊れるかも知れないと言っていた。

◆ 定格連続使用時間を超えて温度が上がると止まってしまうようだが扇風機で風を当てた程度ではまさに焼け石に水だそうだ。コンプレッサは断熱圧縮する機械なので発熱は仕方が無い。そしてその逆にエアツールが冷えるのも仕方が無い事だ。

◆ オイル式コンプレッサでは圧縮エアにオイルが混じってくる事がある。
通常気になるほどのオイルは出て来ないがクリンなエアが欲しい時にはフィルタなどを通す必要がある。
水分に関してもドライヤなどを通さないと原理的に仕方が無い。特に梅雨時から夏場は湿度が上がるのでタンクにもすぐに水が溜まる。

◆ DIY用のコンプレッサで使用時間がそこそこでも結構水が溜まるので、使い終わったらそれを排出させないとタンクの錆などの原因になる。
塗装作業などだとずいぶんが混じって塗料が乳化したみたいになる事もあるし、オイル式コンプレッサだとオイル分が塗料に混じっておかしな事になる場合がある。

◆ コンプレッサがあるとエンジン洗浄ノズルを使ってホイールのブレーキダストなどを洗い流す事が出来る。高圧洗浄機でも同じ事は出来るが、エンジン洗浄ノズルは水以外の液体も噴射出来るので(エンジンを洗浄する時は洗い液や灯油を使う)油汚れも一発で落とせる。


エアコンプレッサ(5/19)
◆ 少し前にblogの方でも書いたエアコンプレッサの話である。静音型と称されるものは色々製品があるのだが、安価なものの多くが同じモータとコンプレッサ部を持っているように見える。おそらくは中国製の同じユニットを使っているか、あるいはOEM/ODMなのだろう。

◆ モータの出力は何種類かあり、100V仕様で最も大型のものは1.5kWと謳われているものだ。消費電力は50Hzで1.1kWとなっているので入力電力以上の出力が得られる魔法のモータか。
構造的にはモータの両軸にコンプレッサが付けられた2気筒タイプだ。

◆ 1.5kWを謳うもののもう一つは550Wのモータを2つ搭載したものでこちらは4気筒となる。ただし同期して動いている訳ではないので音や振動が小さくなる訳ではないというか、たぶん圧力がバランスした同じような位置でモータが停止するだろうから振動は大きくなる方向だったりして。

◆ 消費電力が1kWを超えるものだと延長コードなどで電圧が下がると起動しなくなってしまう。コンプレッサを外で使う時には十分に太い電線を使うか、電源コードではなくホースの方を延長しなければならない。

◆ コンプレッサの場合は大は小を兼ねるので事情が許せば大型のものの方が良い。同じコンプレッサ/モータ部を使ってもタンク容量は何種類かある。タンクはバッファに過ぎないのだが大きい方が余裕が出る。

◆ タンクレスのコンプレッサもあり、これは小型軽量である。タンクレスの場合は脈動があるのとコンプレッサ容量までのエアしか出せないのでタイヤの組み付けなどでは厳しいかも知れない。エアツールなどでも回転しはじめなかったりインパクトなどでもパワーが発揮出来ない可能性がある。

◆ 今現在は12V仕様の小型のコンプレッサを使っているがパワーは足りない。持ち運びが出来るのと小型で安価なのがメリットだが既に圧力スイッチと圧力計は壊れた。
この辺りが中華品質なのだが安いのだから仕方が無い。

◆ 圧力スイッチや圧力ゲージを普通のものに交換するコストで新しいコンプレッサが買えてしまう。圧力スイッチが壊れるのは危険が増すので有り難くない。そして圧力計も壊れたとなるとまさに盲目状態だ。これを買い換えようかと思ったのだが、だったら100V仕様のものを買うかなと思っている。

◆ 100V仕様で30リットルクラスのタンクが付くと質量は30kg程にもなる。キャスターが付いているので移動は出来るが持ち上げるとなると相当重い。どこかの場所に設置したらそこから動かさずに使うようにしないと、使う事すら面倒になる。

◆ コンプレッサなんてしょっちゅう使うものでは無いので普段はどこかに仕舞っておきたい。でもいざ使おうとしてそれが重くて大きいと、使う事自体がイヤになる。まあその点で12Vのコンプレッサは気軽に使えるのだがパワーは最小だ。


未知のCPU(5/18)
◆ そのCPUは東芝製だったと思う。型番は一般のカタログには載っておらず、トヨタの自動車用ECUに乗っていた。いったいどんなCPUなのか。
これを調べろという依頼が来た。

◆ 依頼主のメーカはデバイスのパッケージを割った上でシリコンチップの物理的解析を行い、各端子の入出力とドライブ能力を調査していた。
それと実際の回路を元にIO端子とバスなどを調べた。実際にはROMは内蔵されていたのだが、コントロール端子と思われるところをいじって外部ROMモードがある事を見つけた。

◆ これはCPUの各端子にロジックアナライザを接続し、アドレスバスっぽい所から何が出てくるのかを調べた。
するとFFFEあたりが出てくるので、いわゆる68系では無いかと考えた。
当時の80系プロセッサは殆ど制御用には使われておらず、68系や6502系が使われていた。

◆ バスなどが解析出来ると00からFFまでのデータを与えて何が起きるのかを調べた。00を与えて何も起こらず次のアドレスが出てくればNOPかなとか、3バイト読んでアドレスが飛べばアブソリュートジャンプかななど、まあ気の遠くなるような作業が続いた。

◆ ある程度命令形が分かってくると、それを表にまとめた。制御命令が分かればプログラムを組んで演算命令をテストする。各レジスタの制御コードが分かれば、それをモニタする為のプログラムを組んで他の命令を解析していく。

◆ それを市販のCPUと比較してみると、何と68系プロセッサと似ているでは無いか。
命令が拡張されて除算命令などが追加されていたが、市販のプロセッサの命令コードをシフトしただけだった。

◆ なんだ、コピー品なのか。ライセンス品であれば命令コードを変える必要は無い訳で、ようするに無断コピー品をオリジナルCPUとして売っちゃったみたいな話なのだろう。今なら大問題になりそうな事も当時は平気で行われていたという事になる。

◆ このCPU命令解析は数日で出来た。
依頼社は数日で出来た事に驚いた。
まさか出来るとは思わなかったといった。数日だろうが数ヶ月だろうが出来たものは出来たので、その分のお金は十分に頂いた。

◆ そのメーカが何を調べたかったのかというと、制御プログラムを解析したかったのだ。自動車のエンジン制御に関する特許は多く出ているのだが、文章だけでは理解しがたい部分があるのだそうだ。そこで制御プログラム自体を解析する事で、その特許を回避する方法を見つけるのだとか。

◆ 実はそのプログラム解析も頼まれたのだが、私はソフト屋ではないので余り役には立てなかった。当時はOSが乗っている訳ではなく、せいぜいマクロ群みたいなものが順番にコールされる程度だったので分かりやすくはあったが、でも専門外だし。


トランジスタ(2)(5/17)
◆ トランジスタラジオが作られる以前のトランジスタは100KHz程度でしか動作しなかった。それを改良して1MHz辺りまでの動作を可能としてトランジスタラジオが実現した。

◆ このラジオに使われたトランジスタは高周波用として改良はされたもののMHz台では殆どゲインが取れなかったという。しかし数年後には(TRの)組み立て精度や難易度の克服により30MHzにまで動作周波数が高められた。

◆ この当時のトランジスタの価格は3千円前後と言われる。しかしその価格も徐々に下がり、短波帯まで受信出来るラジオが19,500円で販売されはじめる。

◆ 但しトランジスタによる増幅はHF帯まででありFM放送のVHF帯にまでは達しなかった。FM帯での周波数変換などにはエサキダイオードが検討されたという。実際送信用としてはダイオードが使われていた。

◆ 例えば1MHz迄はトランジスタで増幅し、トランジスタで増幅の出来ないそれ以上の周波数にはバラクタダイオードによって逓倍した。
バラクタダイオードは印可電圧によって接合部容量が変化するバリキャップの親分のようなものである。
ダイオードの非線形部分を利用して効率的に高調波の発生を促し、目的周波数をフィルタによって得る。

◆ ずっと昔に低消費電力のテレメータ送信機を設計した事があったのだが、トランジスタの逓倍では消費電流が抑えられなかった為にショットキーダイオードを使って一気に12逓倍した事があった。これによって低消費電力と小型化が実現出来たのだが調整が難しかった。

◆ 低消費電力と言えば今で言うRF_IDチックなものも作った事があった。
無電源ではなくバッテリを搭載し、受信は数百KHz台だが送信は400MHz帯だったと記憶している。信号を受信しない時には電源を切っておく必要があったのだがそれでは受信が出来ない。そこでCMOSのロジックICをフロントエンドにして電源コントロールをした。当時のCMOSは動作速度は遅かったが、無信号時の消費電力はマイクロワットオーダだった。

◆ トランジスタでアンプを作ればCMOSデバイスよりも電流が流れてしまう。
しかも当時のトランジスタはある程度電流を流さなければ満足な増幅度が得られなかった。送信は希にしか起こらないので電流は気にしなかったが、受信は常にしている必要があった。

◆ 今考えてみれば結構無茶な設計をしたなと思うのだが、それしか実現の方法がなかったのだから仕方が無い。その設計を元に作った試作品を依頼元に持って行くと「何故実現出来たのか?」などと聞かれた。だって、そちらがその仕様を出して来たんじゃないですか。
同じような事はCPUの解析の時にも言われた。たぶんこの話は以前に書いていると思うのだが、もう一度思い出してみようか。


トランジスタ(5/16)
◆ 日本初のトランジスタラジオは昭和30年代に現SONYから発売された。当時の社名は東京通信工業である。

◆ 当時のトランジスタは周波数特性などの点で真空管に及ばなかった。低い電圧で動作し低消費電力ではあるが遅いデバイスだったのだ。

◆ これはC-MOSデバイスも同じ事だった。低消費電力ではあったが数MHzでしか動作しなかった。当時はバイポーラトランジスタで組むロジックICが数十MHzで動作していた。

◆ 今や全盛となったCMOS撮像素子にしても出始めは酷いものだった。
そのCMOSも今やGHz帯で動作する。現在生産されているロジックデバイスの殆どがCMOS構造なのだ。

◆ トランジスタにしても同じで、まさに日進月歩で特性を向上させた。
デバイスの価格が下がり高速動作が可能になった。
トランジスタは"石"と呼ばれ、それは真空管の球に対する事だったのかも知れないし固体という意味やゲルマニウム鉱石に由来したのかも知れない。

◆ 昭和30年代に発売されたSONYのトランジスタラジオは5石、つまり5個のトランジスタが使われた。
回路構成は高一中二(死語)つまり高周波増幅が1段と中間周波増幅2段だったかな。これで3つのトランジスタを使ったあとにダイオードで検波し、2段の低周波増幅回路を歴てスピーカをドライブしている。周波数構成は不明なのだがIF周波数は455KHzよりも低かったかも知れない。

◆ スーパヘテロダイン構成を採るのは選択度の問題がある。周波数が低いほどLC共振回路の帯域幅を狭くしやすい為だ。高い周波数(といってもAMラジオのバンドだが)のまま増幅するよりも、中間周波数に落とした方が増幅も楽だ。

◆ 当時は局発の安定性などを上げるのに苦労したような話がある。たかだか1MHzの発振回路にも苦労するような特性のトランジスタだったのだ。増幅回路は段数を増やせば(ノイズは増えるが)ゲインは稼げる。しかし発振回路は段数云々の話ではない。

◆ その後トランジスタ数を増やして感度を上げたり低周波出力を大きくしたりする方向に設計が進む事になる。5石ラジオよりも8石ラジオの方が高級なのだ的な広告もあながち間違いではない。

◆ 日本初のトランジスタラジオTR55は100円の電池代で100時間聞けると謳われた。ちなみに米国(TI)で作られたトランジスタラジオは22.5Vの積層電池を使いながらも1時間程度の連続動作時間でしかなく、やがて発売が中止された。
当時の価格で約$50(18,000円)だった。

◆ SONYの作ったトランジスタラジオは単三電池4本で動作した。低周波出力は10mWを確保し、価格は18,900円だった。なお当時の大卒初任給が1万円程度とされるので現在で言えば30万円以上だったのかも知れないがヒット商品となる。


家の価格(5/15)
◆ 昨日の別荘税の話でも触れたのだが別荘地の地価は安い。安いというか場所によってはマイナスになっている。100坪の土地を買うと30万円が付いてくる、みたいなものだ。

◆ 上物にしても当然破格である。バブル期に建てられた、おそらくは2〜3千万円の上物と数百万円の土地代のものが今や自動車を買う位の価格で手に入る。築20年位の物件が多いので手直しは必要だが意外に綺麗だったりする。

◆ 最初に買った人もまさかこんな価格にまで落ち込むなどとは予想もしていなかっただろう。別荘ブームが再来でもすれば別だが、現状ではもはや価値は1/10に落ちた事になる。地価は永久に上がり続けると思われていた当時は、この先別荘地価格はどんどん上がると思われていたのかも知れない。

◆ 別荘地は有限であり、そこに多くの人が押しかけるのだから価格は上がって当たり前、今から新規に別荘地を開発するとなっても良い場所は既に無くなっているとか何とか言われれば、将来の値上がりに夢を抱いた人たちが山ほどいたと考えられる。

◆ ダイヤランドあたりは、中古物件ではあるがモデルハウス的なリフォームをした物件を案内している。ダイヤランド辺りは人が多いので、それなりに需要はあると思う。新幹線通勤が現実的かと言われれば否なのだが、それでも定住率が3割を超えるというのは凄い事だと思う。

◆ バブルの頃に宮城県仙台市の物件価格が上がった。新幹線通勤を考えると都内に家を買うよりも仙台にと言う事だったのだ。勿論それらの物件の価値は今は無くなってしまっている。仙台ばかりではない。川崎市の山の方だって同じなのだ。

◆ 丘を切り崩して大規模なベッドタウンが生まれるも、その後地価は下がり住民は減った。多摩ニュータウンの過疎化問題も指摘されている。建物の老朽化もあるし住民の高齢化もある。高齢者にとって面倒な建て替えを希望するよりは現状維持のまま静に暮らしたいと。

◆ 立て替えの為に長期に渡って別の場所に引っ越して暮らすのは面倒な事だ。
資産価値が上がったところで相続にメリットが出る位だ。こうした人たちが寿命を迎えると子供達に相続されるのだが、その子供達ももはや高齢である。
そのまま二束三文で売るか、そこに移り住むか、リフォームして貸し出すか、いずれにしても建て替えに対する関心は低いという。

◆ これがリゾートマンションとなると更に複雑になる。多くの建物では立て替え費用が出ない為に建て替え費用として数百万円が必要になるという。こうした物件の価格は驚くほど安い。それこそワンルームなどだと数十万円で綺麗な部屋が手に入る。

◆ スキー場の近くのマンションなど悲惨だ。今やスキー人口はピーク時の2割程度まで落ち込んでいる。しかもそうした物件の多くはキッチン設備などが小さく定住向きではない。管理費や固定資産税の滞納分が山ほどある物件もあり、もはや資産ではなく負債だ。


税金(5/14)
◆ 全ての自治体が同じでは無いと思うのだが、別荘地では別荘税的な課税が行われるのだそうだ。セカンドハウスの場合は住民登録をしないので住民税がかからない訳だが、その代わりの税金みたいな位置づけである。

◆ 固定資産税などに関してもそうなのだが、買ったからと言ってカネがかからなくなる訳ではない。国に支払う地代みたいな感じで税金を取られ続ける。別荘税などにしても同じで、確かにそこの空気を吸うのだから税金を払えは分からないでもない。
でもその間は住民登録場所は不在になるのだから、そっちは減額してよと言う感じ。

◆ 別荘地の多くは私設水道なので水道料金は自治体ではなく管理会社に支払う。私設水道と言っても井戸水ではなく、多くは自治体から購入した水を再配水しているようだ。水の綺麗な場所であれば井戸水もアリだとは思うのだが、浄水施設などのコストを考えると水は買った方が安いという事かも知れない。

◆ 伊豆の別荘地でもエメラルドタウンや丸善ランドは管理会社が破綻して自主管理になっている。それでも管理が出来ているから良いのだが、そうでないと水が使えなくなる。伊豆あたりは未だ人が居るので自主管理が出来る訳だが、人の少ない別荘地では自主管理にも限界がある。

◆ 別荘税的なものを取るのであれば自治体は多少サービスをしてくれても良いのではないかと思う。水道を引けとまでは言わないが道路の補修やゴミ収集位はあってもいい。が、実際には別荘税の使途が規定されているので出来ないとか何とか言って何もやらないのだろう。

◆ 管理会社が破綻していてもいなくても、今や別荘地の土地は売れない。
多くの人が区画を所有していて土地だけの状態になっているのだが、理由は売れないからだそうだ。土地だけの所有でも管理費は発生するので、その土地を何かに使う目的がある場合を除くと買う価値がない。

◆ 別荘地だから別荘を建てれば良いでしょうと言われたところで、ブームが終わった別荘地などに出掛ける意味は無い訳だ。それでも地価が付くところは管理費が安いとか景観が良いとかの場所であり、それ以外だとカネを払っても引き取って貰えない状況だという。

◆ 家があれば何とかなるとも言われるのだが、その家にしても大規模改修が必要なレベルとなると駄目だ。木が生えていたりすると伐採にカネがかかるから駄目だそうで、木を1本切ってもらうのには数万円が必要だという。

◆ 伊豆当たりを見て居て思うのだが、東京から車で2時間、新幹線だと熱海まで45分で行ける距離にありながらも地価が付かない地面がある事に驚いた。たぶんそれでも別荘税はかかるのだろう。
地方の村の過疎化が進むと言われるが、住みにくい状態を水から作り出しているように思える。


ウエイトローラ(5/13)
◆ シグナスXのパワーダウンに関してウエイトローラ原因説もある。ま、確かに言われてみればウエイトローラを重くした当時からパワーダウンは感じたのだが、それはウエイトローラが重くなりエンジン回転数が上がらなくなったので当たり前だ。

◆ ウエイトローラは摩耗するものであり、これによってエンジン回転数と変速比の制御が上手く行かなくなるとエンジン回転数が上がりきらずパワーダウンしたかのように感じるという訳だ。

◆ ウエイトローラが原因か否かはウエイトローラを換えてみれば良い。
現在はノーマルより0.5g重いものを使っているのだが、それをノーマルに戻してパワー感が復活するかどうかだ。

◆ ウエイトローラの交換はたいした手間ではないのだが、ここの所時間が取れない。スクータをいじくり回すには良い季節なのだが何とも皮肉なものである。とりあえずノーマルウエイトのウエイトローラだけでも発注しておこうか。

◆ ウエイトローラ交換時にエアクリーナもチェック出来る。前回は2万km位の時に交換したはずなので未だ寿命と言う事は無いだろう。乾式なのでエアで吹けば埃類はある程度は取れる。まあ高いものでは無いから交換してしまっても良いけど。

◆ ディーゼル排ガス規制以前は乾式エアクリーナは元の色が分からない位真っ黒になるのが普通みたいな感じだった。それが今は本当に汚れなくなった。埃は付着するがディーゼル煤煙がないからで、その差は凄い違いがある。

◆ 街中で暮らしていれば当然その煤煙を吸い込んでいた訳で、果たしてタバコとどちらが有害なのだろうか。欧州などで規制が強化される中、日本では中々規制が出来なかった。トヨタ・日産・三菱などその系列メーカが猛反対したからである。

◆ その自動車メーカの抵抗を跳ね返したのが当時の石原都知事だった。
国が出来ないのなら都がやるとばかりに規制を行った。それが現在のディーゼル規制につながっている訳だ。ディーゼル排ガス規制強化によってトンネル内の通気用ファンや照明灯の汚れも激減したという。これによって各道路会社は利益を上乗せした。

◆ 我々にとってもエンジン用も人間用のエアフィルターも汚れなくなった。多くの車についているであろうエアコン用のフィルタも砂埃が付着する事はあってもディーゼル煤煙で真っ黒になる事はなくなった。

◆ そんな訳なのでシグナスのエアクリーナもオレンジ色(だったかな)のままでは無いかと思う。あと壊れそうな場所やパーツと言えばセンサ位かなぁ。センサ不良でフェールセーフに入っても一応エンジンは動作する。ただその場合はチェックランプが点灯しても良いはずだ。


景観代(5/12)
◆ 田舎の物件を見ていると景観によって価格に差が出る事も多い。伊豆や箱根ならば富士山と海が見えるかどうかとなる。伊豆から富士山を見ようとすると景観をも泊めるリビングルームは北側に位置することになる。
ならば富士山よりも北側に位置する物件が良いとなるのだが、今度は海が見えない。

◆ 伊豆半島の北側の山の上であれば海と富士山の両方を見ることが出来る。
ただし景色は飽きるものだ。最初は富士山が見える〜!と喜ぶわけだが、やがてそれが普通になる。
今日は曇っているから見えないとか、視界が良いからハッキリ見えるだとか、山頂付近が雪に被われたなとか、そんな季節感を語る位になる。

◆ 伊豆の函南(かんなみ、地名)辺りにあるから富士山と海が見えるわけで、これが蓼科だったら海は見えない。富士山だって他の山が遮るから見えないのではないだろうか。だからといって伊豆の物件はスペシャルで蓼科がそうでは無いなんて事は全くない。

◆ 伊豆にしても東側だと富士山は見えない。海は見えるのだが、海からのしめった風で夏場は暑いのだとか。
要するに避暑地では無くマリンレジャー用の拠点として便利ですよと言う事になる。

◆ 函南にある別荘の全てから海と富士山が見えるのかと言えばそうでは無い。富士山も海も見ることの出来ない場所にだって物件はある。もしかしたらそうした場所は価格が安いのかも知れないし、もしかしたら町に近いからと言う理由で高いのかも知れない。

◆ 都内のアパートからスカイツリーが見えると付加価値になるのだとか。
確かにライトアップされたスカイツリーや東京タワーは綺麗なのだが、見慣れてしまえばだから何?みたいな。

◆ 以前に住んでいたアパートからはベイブリッジを見ることが出来た。肉眼では殆ど見えなかったが高倍率の双眼鏡を使えば何とか見えた。当時はベイブリッジが出来て未だ珍しがられている時であり、道路が混んでいるかどうか見てくれと知人から電話がかかってきたものだった。

◆ 山間部の日暮れは早い。群馬や長野を走ると太陽が山の向こう側に入ってしまうので、特に冬場は日暮れが早い。平地ならば16時頃でも明るい空が14時頃には薄暗くなり始める。
山が東側にあるエリアではそれとは逆に朝が遅いという感じになる。

◆ 日照権などが問題化して久しいが、まさか山を相手に文句は言えまい。
沿岸部であれば塩害もあるし、湿度の問題もある。伊豆高原付近では夏場は海風でかなり蒸し暑いと言われている。だが夏場アクティブに動く人は暑さに慣れる?為なのか冷房を嫌ったりする。

◆ 知人の自転車乗り氏もそんな感じで、冷房を嫌うのだ。今や夏はどこに行っても冷房されているわけで、彼の行動範囲は限られてくる。そればかりか家族の中でも彼は孤立するという。そこまでやるかという感じなのだが、彼にとっては重要な問題なのだろう。


PHS終了間近か(2)(5/11)
◆ PHSの新規契約や機種変更の事実上の停止は昨年から始まっていた。
いずれもPHS移動機の在庫が無いと言う事で加入や機種変更を断られていた。

◆ 今回の受付停止にあたりソフトバンクは新規加入者等の推移を見て行ったと言っているが、それは作られた数字だ。終了ありきの中で下準備が進んでいたことになる。

◆ もっとも現状でPHSのメリットは見いだせない。特に移動時のハンドオーバは基地局密度の低いエリアでは通話の障害となる。そしてその基地局密度はソフトバンクとなって基地局が間引きされたので都市部においても不便が出て来た。

◆ PHSは制御システムが簡単にできる為にインフラコストが安いとも言われたのだが、そうした部分のツケは当然ある。携帯電話のシステムは基地局側が全ての制御を行うので規模が大きい。PHSは一部自律制御をするので基地局側のシステムは軽くなるが難しい部分もある。

◆ 基地局側の送信出力を上げるとエリアは広がるが移動機の出力は一定なので上りが通らなくなる。その対策?として標準のQPSKからBPSKに変調方式を変えて(伝送帯域が狭くなるので温室は悪化する)通信しようとする規格も加えられた。

◆ いずれにしても、元々が簡易電話の規格なので携帯電話同様に使うのは難しい。それでもコストメリットがあれば良かったのだが、その部分も携帯電話に奪われていく。携帯電話契約数は頭打ちを知らないかの如く伸び、端末にしてもサービスにしてもアクセサリにしてもスケールメリットを活かしてシェアを伸ばした。

◆ 実質的にはウイルコムが終わった辺りがPHSの限界だったのかも知れない。
ASTELやNTTパーソナルが撤退したあともウイルコムは頑張っていた訳だが、アナログレコードが終わったように古い技術が無限に続くわけではない。

◆ もしも中国でPHSがシェアを伸ばしていなければ日本のPHSはもっと早期に終わっていたとも思える。それはPHS用の部品が入手出来なくなったと予想出来るからだ。ベースバンドやトランシーバチップも作れば作れるものだが、コストが見合わない。

◆ 開発費をかけてデバイスを作ったところで年間数万台しかそれが売れなければ開発費すら償却出来なくなってしまう。PHS移動機が5万円ですよと言われてそれを買いますかという話だ。
価格が高いから売れない、売れないから価格が上がる。

◆ 売れないものに開発費がかけられないのとは反対に、売れるものにはどんどんお金を注ぎ込める。アジア諸国でPHSが終わっていったのにも、それなりの理由があったわけだ。

◆ 中国や台湾、タイランド辺りにしても早期にPHSをやめたのは(今となっては)良かったのかも知れない。新たな規格のPHSであるXGPにしてもTD-LTEに名を変えた。これはWiMAXにしても同様だ。
売れないものにしがみついていても未来は明るくないからなのだ。


PHS終了間近か(5/10)
◆ ソフトバンクはPHS向けの料金プランの受付を2018年3月31日をもって停止すると公表された。わかりにくい表現だが普通に言えば新規受付停止という事になるのだろう。料金プランの変更なども出来なくなるものと想像出来る。

◆ DDIポケットからウイルコムとなり、さらにソフトバンクとなったPHS事業も終焉の日が近づいている。PHSのバンドは特定事業者に割り当てられているものでは無いので1.9GHz帯がソフトバンクの専有物という事ではない。更には公衆PHSの全てが終了したとしても自営PHSの免許がある限りバンドが空かない。

◆ この約35MHzの帯域が空いてもLTEのBAND2に使える訳ではないので自営PHSやDECTでの利用が当面続くのではないだろうか。
PHSの周波数帯は1884.65MHzから1919.75MHzだ。LTEのBAND2は一部がBAND1とかぶっているので、BAND1とBAND2を同時に同エリアでサービスする事は出来ない。

◆ PCSの空きバンドを流用したTDDの周波数帯があるが日本のPHSバンドとは微妙に異なる。PHSに割り当てられた帯域の一部をBAND33として使用することは出来る。BAND33の下に自営PHSやDECTを移動させるのが効率的ではあるがTDDバンド20MHz幅を確保するだけの目的としてはデメリットの方が目立つ。

◆ PHSはPDCとほぼ同じ時代に開始された。PDCが音声をかなり圧縮して伝送したのに比較して、32kbpsで伝送したPHSは音質が良かった。当時は音声の伝送帯域をいかに少なくするかが競われていた時代であり、データ伝送の為の帯域という概念は余り無かった。

◆ しかしその後データ通信時代となりPDCが(パケットでは無い場合は)9.6kbpsが上限だったのに対してPHSは32kbpsから4スロットをまとめて使った128kbpsとまさに桁違いの速度が得られた。
ちなみにPHSのスロット内平均出力は80mWであり、時間あたり平均出力が10mWだ。これを4スロット使うと時間あたり平均出力が40mWとなる為、法解釈(!)に無理が生じた。

◆ やがてPDCからFOMAの時代となるとデータ伝送速度が384kbps迄上がり、さらにHSDPAで最大約14Mbpsまで速度が上がってPHSの通信速度的なメリットはなくなった。但し当時は又パケット単価や通話料金が安かった事がメリットとしてあったのだが、LTE時代が近づくにつれてそのメリットも失われはじめる。

◆ ウイルコムの破綻とソフトバンクへの経営移管でPHS終了の噂は何度も出たが、まさに細々とサービスが継続されていた。それが今回事実上の終了が見えたわけで、まあ長持ちしたのかなと個人的には思う。

◆ PHSの加入者減の最も大きな原因は料金を下げられなかった事だったのではないだろうか。網内定額などが普通になるとPHSの料金が割高になってしまったのだ。だからウイルコムが経営破綻したのだが、経営破綻する位なので料金の値下げ余地もなかったのだろう。


MVNO事情<--date-->)
◆ MVNO各社の通信速度は、楽天モバイルが多少改善された。平日の昼休み時間帯には「全く使う気にならない」或いは「ブラウザがタイムアウトして使い物にならない」状況から、「我慢は強いられるが使えない事はない」レベルになった。知人も楽天モバイルを使っているのだが、相変わらず動画を見ることは出来ないと言っている。問題はこれがいつまで続くかで、又再びタイムアウトの嵐になって欲しくはないものだ。

◆ nuroが又遅くなっている。IIJmioも遅い。何度かリロードすると表示されることもあるのだが、画像の表示が遅い。データの種類による制限でもかけられているのかと思えるほどだ。

◆ 他社は大きな変化はない。UQモバイルは相変わらず快適である。au販売のスマートフォンやau回線で使えるスマートフォンをお持ちでMVNO利用の方はUQモバイルにすると幸せになれる。

◆ FREETELは遅いこともあるが極端に駄目という事も無い。但し非混雑時間帯でも凄く速くなることは無い。FREETELは先月だったか景品表示法違反でお叱りを受けている。確かに消費者庁の出した措置命令は正しい。業界最速でもないしシェアナンバーワンでもない。ようするに大嘘なのである。

◆ この広告は約1ヶ月間表示されていたようだが、広告を作った人はバカなのかと言いたくなる。業界最速を目指しますとかシェアナンバーワンを目指しますというのならともかく、だ。

◆ 消費者庁の問いに対してFREETELは合理的回答を行うことが出来なかった。結局証拠もないのに口から出任せで書いちゃったよと言う事になる。
少なくともその時点で業界最速であったのであれば、○月○日の○時頃に○○付近における社内調査の結果こうなりましたというデータがあっても良いはずだ。勿論それだけで業界最速を謳えるわけではないのは当たり前である。

◆ LINEやポケモンGOの通信料無料を謳っていた部分にも一部ウソがあった。これなど利用者にはわかりにくい部分であり、行政の調査は必要だ。
もっとも競争激化のこの時代においては他事業者からの密告にも期待出来る。

◆ 楽天モバイルの、スピードテストは早いが実使用は遅い件や動画や画像データのスロットリングなどに関しても調べて頂きたいものだ。これが行政がと言うよりもMVNOのスピードテストをしているメディアなどが行うべき事だ。と言っても広告を出している以上中々真実は曝きにくいのかも知れない。

◆ MVNOの比較サイトなどでもステマに近いことが平然と行われている。こちらも楽天モバイルが目立つ。楽天モバイルはソフトバンク路線を真似しようとしているが、少なくともソフトバンクを過剰に褒め称える記事は多くなかったと思う。というよりもソフトバンクは駄目だよと書かれているBlog記事などの方が圧倒的だった。


伊東<--date-->)
◆ 伊東市に行って来た。横浜からは2時間くらいで行く事が出来る。熱海までが80kmとかその程度である。熱海から伊東はさほど遠い感じはしないが、厭うから伊豆高原までは少し距離がある。伊豆高原の辺りは別荘地も多く定住者も増えているのだそうだ。

◆ 別荘地によって雰囲気は様々なのだが定住者の多い別荘地は横浜や川崎の新興住宅街と余り変わらない雰囲気だ。
よこはまにしても川崎の山側にしても平地と言うよりは小高い丘を切り崩したような感じで坂が多い。伊豆高原周辺の別荘地も急な崖は余り多くはなくなだらかな丘に住宅が点在しているという感じ。

◆ 平地を見慣れた人からすると山の途中に住宅が建設されている風景に違和感を感じるかも知れないが、横浜や川崎を知っている人からすれば何と言う事は無い。唯一最大の違いは住宅の密度が低いことなのだが、だからと言って山林の一軒家などと言う事は無い。

◆ 別荘地はそれなりに住宅密度があるので大声で叫べばたぶん隣の家まで聞こえる。定住者も比較的多い感じで別荘地にもよるが3割は超えているのではないかと思った。別荘地によっては無料(財源は管理費)で駅周辺までバスが運行されていたりする。この辺りも定住者が増える要因だ。

◆ 伊東市は出石との酒井が伊豆半島の中心くらいになるがその中心となるの山の方だと雰囲気も変わる。斜面は急になり、その斜面に長い柱を立てて水平面を作って住宅が建っている。道路から玄関まで階段が数十段あるみたいな所も珍しくはない。
木々は茂り山陰の日暮れは早い。海を見ることは出来ないが北斜面であれば富士山を望む事が出来る。

◆ 別荘は段々畑風とでも言えば良いのか、すぐ上に見えているその別荘の前まで行こうと思っても直線路はない。1kmか2kmかぐるりと回って段々上がっていくという感じになる。生活利便性を考えると伊豆高原となるが、山の中で暮らしているという感じは少ない。

◆ 一方で南箱根エリアと呼ばれる所は不便ではあるが田舎暮らしを実感出来る雰囲気を持っている。ただしFTTHが引けない場所もあるという事なのとADSLも距離が長いので速度は出ないという事らしい。本格的田舎暮らしにネットは不要さというのであれば良いが、そうで無いと不便だ。

◆ モバイル環境はドコモとauはほぼ圏内だった。UQかauのものだと思われる基地局があった。場所によっては通信速度が遅かったが携帯電話を使う上での不便はほぼ無いと言って良いだろうが山陰や室内などではチェックを要する。

◆ 水道は、一部エリアは公営水道だが多くは別荘地の市営水道になり料金が高めだ。
温泉は権利金などが一時金としてのみ必要なところ、契約期間中はずっと払わなければならないところ、その金額も様々だ。また湯温が低い場合に給水側で加熱しているところもあれば、自分で加熱しなければ冬などは特に温度が低過ぎるという所もあった。


プリウス(2)(5/7)
◆ 3代目プリウスに続いて現行型、つまり4代目プリウスに乗る。乗って最初に気づくのがエンジンノイズだ。これは3代目とはかなり違っていて、許容出来るレベルに抑えられている。3代目がうるさい車だなと言う印象であったのに対して現行型は普通っぽい感じになっている。

◆ だからと言って静かな車ではない。
先代に比較すれば静だが走ればエンジン音が聞こえてくる。
サスペンション関係に関してもずいぶん良くなった印象だ。NVHは多いのだが文句を言うほどのものでは無い。こちらも普通の車と同レベルにまで改善されている。

◆ パワー自体は余り変わらないと思うのだがパワー感は異なる。先代が派手なエンジン音を響かせるものだから無理矢理パワーを絞り出している感があるのに対して、現行型はさらっと走るという感じか。

◆ ブレーキにしてもステアリングフィールにしても改善されている。
モデルチェンジで色々な部分が良くなるのは当たり前のことだが、これ程までに変わる車も珍しいのでは無いだろうか。

◆ 変わる余地というか変わらなければならない点が多かったという事は、発展途上だったことを意味する。確かに3代目プリウスを所有して乗れと言われたら断りたくなるが、現行型なら我慢して乗る。

◆ 勿論細かなことを言ったらキリが無いのだが、それはどの車でも同じ事だ。私にとって3代目の嫌なところは音と振動である。エンジン音とサスペンション系は駄目だ。
それが改善された現行型は、良いとは言えないが駄目と決めつけることも出来ない。

◆ 次のフルモデルチェンジはまだ先になるのだろうが、次は安定的な改変という感じの他社と同じようになるのかも知れない。環境やガソリン代を取り巻く環境がどう変化しているのかは分からないが、比較的長く続いている低燃費車ブームはどうなっているのだろうか。

◆ SUVブームが終わってワンボックスカーブームとなり、そして低燃費車がもてはやされる時代だ。もはや大型車に乗っている奴らは悪そのものである。一方で米景気の回復と共に大型車や高価格車が売れ行きを伸ばす傾向も見られる。
日本の景気がどうなるのかは分からないし、低燃費車が見向きもされなくなる時代が来るとも思えないのだがどうなのだろうか。

◆ ハイブリッド車になるのかEVやFCVになるのかも気になる点だ。ハブリッドにしてもPHEVではないがシリーズ型の発電機搭載としてのモデルの方が効率的だとも言われはじめている。定速定負荷で発電機を回せばエンジンの効率は高められる。

◆ シリーズ型の問題はエンジン出力と発電機容量の設定だ。これを大きくすると発電用エンジンの出力だけで走れるが、だったら発電機型シリーズハイブリッドの意味が無いではないかと言われる。発電機セクションを小さくするとバッテリエンプティでは発電機の出力だけではロクに走れなくなる。


プリウス(5/6)
◆ 現行型プリウスと3代目プリウスに乗る機会があった。まずは3代目前モデルの印象と行こう。
エンジンノイズやNVHは相変わらず大きく、NVHは後部座席の方が不快に感じるかも知れない。

◆ 決してサスが固いわけではないのだが段差の乗り越えなどではビシビシと振動が伝わってくる。
ミシミシガタガタ言うわけではないが、後部座席には余り乗りたくはない。勿論前席の乗り心地も良い訳ではないが、自分で運転しているので納得している部分はある。

◆ エンジンノイズも大きめなのだが1リッタークラスの車を考えればこんなものである。排気量は大きいがエンジン出力からするとリッターカー+αな感じだ。
沖縄で借りたレンタカーもコンパクトカーでやたらうるさかったのだが、それと同じ感じだ。

◆ 一般的にエンジンの比出力を低くすると排気音などを含めたエンジン騒音は低減されるのだがプリウスは別だ。これが単に遮音の問題なのかエンジンノイズそのものが大きいのかはよく分からない。ただ走り去るプリウスの音を聞く限りに於いては特別音が大きいとは思えなかった。

◆ エンジンの始動や停止は気をつけていないと分からない。アップダウンのある横浜辺りで乗っているとエンジンが停止する暇が無いという感じだ。
アクセルを踏めばそれなりには走るのだがとにかく音がうるさい。

◆ 2時間位しか乗っていなかったので燃費はオンボード表示でしか確認出来なかった。下り坂や平坦路でもモータで走れば上に振り切る?し、エンジンがかかると10km/l台の表示になる。これの平均が20km/l位なのかなと思った。

◆ シートの座面は狭いがこれもリッターカークラスとみれば仕方が無い。車両価格からすればもう少し上のクラスと同等になるのだが、乗った感じはリッターカークラスだ。燃費にしても低燃費のリッターカークラスなのだから良いのではないだろうか。

◆ BENZの初代Aクラスがそうであったように後席足下は狭くない。タクシーなどでの利用も多いので自分で乗る事に加えて人を運ぶ目的でも使えるようになっている。ただしその後席の乗り心地は良くない。

◆ タクシーだと長距離を乗る人が少ないから良いのかな、なんて思った。同じハイブリッド車でもカムリは静粛性にしてもNVHにしてもプリウスとは全く別物の感がある。
まあその分燃費も余り伸びないわけだが、燃費スペシャルの為に音とNVHを犠牲にするのが本来のあり方なのかなと思った。

◆ コンベンショナルなNAエンジンだと燃費はプリウスに及ばないかも知れないが価格は安い。エンジンノイズもNVHも値段なりと言ってしまえばそうなるがそれはプリウスも同じだ。1クラス上のハイブリッド車を買えば静で乗り心地も良いが燃費はさほど良くない。


計算機(2)(5/5)
◆ アナログ携帯電話の開発用に疑似基地局があったのだが、当時で言うミニコンで動いていた。紙テープのリーダと磁気テープ装置が付いていた。
私は触ったことがなかったのだが、それら記憶媒体からプログラムをロードして動かしていたのだろう。

◆ 当時既にPC-9800もあった時代だったのだが、おそらくは自動車電話開発当初に用意された疑似基地局をそのまま使っていたのだと思う。処理能力がどの程度のものだったのか知る由もない。

◆ 開発システムはHP64000が多数配置されていた。ファミコンの開発などもこれで行われたのだとか。HDDは取り外し可能な大きなディスクの洗濯機位の大きさのもので、ヘッドシークの度にその巨体を揺らしていた。HP64000とはHP-IB(一般のものとは信号形式は違う)で接続されていた。

◆ その後一部部門ではHP9000が導入された。小さな筐体にHPオリジナルの32Bitプロセッサが内蔵され、1.5千万円位では無かったかと思う。だが安定動作には中々至らなかった。電源品質が悪いのではないかとか色々検査をしていたが、安定稼働しないうちにDECのシステムが入った。しかしこれも動作するまでには半年以上かかっていた。

◆ これには多くの端末が接続されていたのだが、何しろレスポンスが遅くて使いにくかった。文書作成用にはゼロックスのシステムが入っていて、それの方が軽快に動作した。ネットワークは同軸ケーブルだった。

◆ HP64000は当時のPC9800よりも高速にクロスコンパイラが動作したが、よりパーソナル製の高いPC9800がその後増え始める。しかしハードウエアを含めたデバッグ用としてHP64000はかなりの期間使われ続けた。ICEやRAMエミュレータ的なものもボードの差し替えで使う事が出来た。

◆ PC9800で動作するICEなどが普及しはじめたのはその後である。その頃になるとワークステーションの価格も急激に下がりはじめる。整数演算能力としてはPentiumの方が高かったがメモリ性能や浮動小数点演算はSUNの安物でもワークステーションが速かった。
しかしXウインドゥなどを動かすと相当重く、HDDの容量も不足気味だった。

◆ CPU性能はPC向けもWS向けも急激な進歩を見せ、メモリやHDDの価格も下がってくる。この頃になるとWSの搭載メモリ量が1Gバイトのオーダになってくる。
まあ、そこまでメモリを積んでRAIDを組むと一式で数百万円という時代でもあった。CPUのクロック速度は数百MHz台でありPentiumより遅かった気がする。

◆ 話は前後するが古い測定器のディジタル部分がトランジスタで組んであった。当時のICでは速度が足りなかったのか、フリップフロップなどがディスクリートで組まれていた。まあICの中身と同じ回路を基板上に作れば良いだけなのだが、その回路規模は中々大きなものだった。

◆ IC出現以前のトランジスタで作られたコンピュータなどは凄いものだったのだろうなと思う。日本でも富士写真フイルムなどとの共同研究で真空管式の計算機が開発はされたようだが、実用化される前にトランジスタ全盛時代を迎えたのだとか。


計算(5/4)
◆ 何の設計でも計算が必要になる。電気関係はさほど複雑な計算は発生しないのだが、計算値と実測値の乖離は問題になる。現在では様々な分野でシミュレーション技術の精度が上がったので、精度の高いシミュレーションが出来さえすれば設計自体はさほど難しくはない。各デバイスなども主要なシミュレータに合わせたパラメタを用意している。

◆ 計算が多いのは光学器機ではないだろうか。レンズの設計では膨大な量の計算が発生する。計算量を増やせばより設計精度が上がるわけで、計算機がなかった時代は相当大変な作業では無かったかと思われる。

◆ 手動計算機を手回ししていた時代と現在のレンズ設計で、計算時間が縮まると言うよりも計算量が莫大になったと言われる。各レンズの構成やズームやフォーカスの移動に伴う計算を行いシミュレーションするには時間がかかるというわけだ。

◆ 鉄道や自動車、道路や橋脚の設計でもシミュレーション技術は威力を発揮する。それが無かった時代、例えば東海道新幹線だとか首都高速道路の強度計算などはどのように行っていたのだろう。耐震性能などを手作業で計算することは殆ど不可能ではないかと思える。

◆ 強度などの余裕度を大きくするとコストアップになるし重くなる。重くなるとそれを支える部材の強度も上げなければならなくなる。勘と経験とノウハウがある程度の所までの設計を手助けし、そこから先を計算するような感じだったのだろうか。或いは既存建造物の強度などを見ながら決めていくとか。

◆ 日本で自動車が作られはじめた頃は悪路走行で部品が壊れるトラブルが多発したという。海外に比較して道路事情の悪かった日本の道では、海外メーカ製を真似て作った部材では耐えられなかったのだ。

◆ アポロ宇宙船だって月に着陸する時には手動操縦にしたのだとか。当時の計算機ではリアルタイム演算が間に合わなかったそうだ。地球で計算して結果を送るのでは伝送時間だけでも相当な遅延が発生するわけだ。

◆ 宇宙を飛んでいる時は軌道計算などは地球でやってくれるわけだが、それでもあの事故の時には姿勢立て直しなどを手動でやったのだから機械に頼れなかった時代の人間の方が様々な面で優れていたと言える。

◆ 自動運転車はGoogleが離脱だとかAppleが実証実験開始だとかとも言われているがどういう方向に行くのだろうか。
最終判断は機械がやるのか人間がやるのか。と言う問題で事故を起こした航空機があったっけ。操縦士の操作に反発するように自動制御が働いて墜落した。

◆ 計算機の演算能力は今後も速度を増し続けるはずだ。スマートフォンのプロセッサにしてもPC用のプロセッサにしても、あるいはGPUにしても然りである。マシンは考える事は苦手なのだがマイクロソフトの音声翻訳アプリなどはスタンドアロンでも結構動く。考える事は出来なくても様々なパターンと比較していくことは演算能力とメモリの限界まで高められる。


インチキ水素水(5/3)
◆ インチキ水素水と表記したことが誹謗中傷に当たるとしてBlog執筆者が水素水メーカから訴えられた。
メーカによればBlog公開から返品が相次ぎ、その台数は143にのぼったのだとか。

◆ 実際この記事では訴えたメーカであるトリム社の名称こそ出ていたもののトリム社の製品がインチキだとは決めつけてはいない。

◆ 水素水は数年前からはやり始めて水素水温泉的な施設もあった。浴槽の横に水素ボンベが置かれていて微量の水素が湯船に注入されている感じなのだが、溶存水素量は水温に反比例なので殆ど水素は溶け込まない。

◆ その後飲料用としての水素水がブームになる。ペットボトル入りの水素水なども売られたが、そもそも水素はペットボトルを透過してしまう。そこでアルミ缶入りの水素水なども発売されたのだが、実はアルミにも水素は作用する。

◆ ボトル入りではなく水素水メーカもある。Blog解説者を訴えたトリムも水素水製造装置を作っている。
製造装置というと大げさだが電気分解しているだけだ。そもそも水素は常温常圧で1.6ppm程度しか水には溶けない。加圧したりすれば多少その濃度を高めることは出来るが、ボトルを開封すれば水素は抜ける。

◆ そもそも1ppmの水素を水に溶かして飲んだところで何が変わるのかという話もある。だったらと言うことで水素ボンベから直接吸っちゃうみたいなものもあるのだが、水素を吸って何が起きるというのか。

◆ この辺りは水商売の常であり、様々な効果効用が謳われて芸能人が絶賛するというのが流れだ。古くは磁化水のクラスタ論から始まり、何とかイオン水だとか電解水だとかとなる。

◆ そんなに水素が欲しいなら重水でも飲んだら良さそうなものだが、逆に天然の水に含まれる重水分を減少させた重水素減少水なるものが体に良いとも言われたりしているのでよく分からない。

◆ 化合物?としての水素ではなく気体の水素が欲しいのだろうか。まあなんだかよく分からないのが水商売で、水素水製造機もだいぶ安く買える。メーカや販売店の在庫整理の水素水メーカの大ユーケーは冷水機能とRO浄水装置が付いているので、ウォータサーバとして使える。

◆ 浄水装置付きのウォータサーバも決して安いものでは無いが、売れ残り水素水製造機であれば5万円も出せば買うことが出来る。水素水が気持ち悪ければ電気分解装置のコードを引き抜けば良い。

◆ RO浄水器を使うのは、純粋に近い水でないと水素が溶けにくいからなのか。ちなみに水素水製造機の溶存水素濃度は0.1〜0.5ppm程度だそうだ。冷水機と組み合わせるのも水素濃度を上げやすいからだと思う。
これら水素水製造機は水道水もガロンボトル入りの市販水も使える。ただRO浄水器を通すのでミネラル分はほぼゼロになる。


テザリング(5/2)
◆ 現在回線契約されているスマートフォンは12台である。ドコモは2契約あるが片方は音声通話のみだ。ドコモを除く11契約はMVNO8社でありスマートフォンでテストすることもあればテザリングを使う事もある。

◆ 最初は気づかなかったのだがテザリング時とスマートフォン利用時のスピードテストに差がある事業者がある。何かの制限なのか、事業者のインチキなのかは不明だ。最初はWi-Fiのパフォーマンスの問題なのかと思って疑ったのだが、どうやらそうではないようだ。

◆ MVNOのスピードテストを行っているメディアでもスピードテストサイトだけは速いという状況を確認しているようで、今後の調査方法を変更する必要性があると記載されているところもある。同様にスマートフォンでの速度とテザリング速度を別に管理でもしているのだろうか。

◆ 私がテストした限り、スピードテストサイトマジックを使っているのは楽天モバイルだ。もっとも、そのスピードテストサイトですら速度が出ないことは多々ある。古くはソフトバンクがスピードテストサイトマジックを使っていた。

◆ 楽天モバイルはソフトバンク商法を真似ている。端末の安価販売と縛りの強化などで加入者を集めている。
ソフトバンク同様に設備投資は嫌いなようで通信速度は遅い。いや、遅いという生やさしいものでは無く使えないレベルになる事が多々ある。

◆ 楽天モバイルがソフトバンク路線で行くとすると、暫くは加入者数の増加率が維持出来ると思う。シェアではOCNモバイルとIIJが健闘しているのだが、両社共に速度は褒められたものでは無い。昨年秋の段階でシェア3位の楽天モバイルが、もしかすると今年はIIJを抜くのかも知れない。

◆ MVNO各社のテザリングは現時点では自由に使えている。しかしMNOはテザリングを基本有料としている。これは一体何故なのだろうか。テザリングでの利用でパケットを多く使って貰えればそれだけ儲かるのに、だ。

◆ 一つは多数のデバイスを一契約で使う事による節約が有るのでは無いかと思う。別契約をするよりも単一契約でテザリングした方が一般的には安価になる。MNO的には複数デバイスの為の契約ではないよと言いたいのかも知れない。

◆ 元々ソフトバンクはテザリング否定派で、Xperiaなどでは他社では解放されているBluetoothテザリングがソフトバンク版でのみ塞がれている事実があった。ソフトバンクのテザリング否定は従来料金プランの頃からで、その理由はよく分からない。

◆ MNOのテザリングオプション費用は500円から千円だ。大容量プランの料金が下がった現時点においてこの料金は結構な割合になる。儲けたい値段なのか、それともオプション契約させたくない値段なのかは微妙な線だ。各事業者は契約後1〜2年は無料としているので、もしかして2年したら他社に移れと言っているのか。


罰金逃れ(5/1)
◆ 横浜ではしばらく前から路上喫煙の禁止エリアが増えている。新横浜駅周辺など、歩道橋下の一部エリアを除いてはタバコを吸う事が出来ない。
禁止エリアでタバコを吸っていると監視員に見つかって罰金を取られることになっている。

◆ 横浜の罰金納付の仕組みがどうなっているのかは不明なのだが千代田区では後から納付することが可能なのだそうだ。その場では住所氏名を申告するのだが、ここで嘘を言えば追跡は出来なくなる。

◆ 報道によれば後払いを選んだ人の実に7割は納付期限内に支払っていないという。路上喫煙に関する罰金に関しては逃げ得が成立するわけだ。
これを防ぐ手立ては難しい。申告した住所や氏名が正しいかどうかを照会するシステムは整備されていない。

◆ 誰もが持っていると思われる携帯電話で本人確認することも理屈の上では可能だが法整備が必要になる。
本人確認にまでは至らなくてもその電話番号を使っていることの確認位は出来そうだ。支払いが無かった場合はその携帯電話宛に督促する。それでも支払われない場合は正規の手続きで身元照会が出来るので、身元照会の手間代を加算して罰金を請求することは出来るだろう。

◆ その場で何も持ち合わせていなかった場合はどうするのか。これは自転車に対する取り締まりでも議論されたところであり、免許制にする案も出された。身分証明書の携行が義務づけられていない以上本人が本人である事を確認する手段はないのだ。

◆ タバコを吸う人は自販機で使えるカードを持っているのではないだろうか。発行には本人確認書類が必要と書かれているの。なのでその番号を読み出せば一定の率で本人までたどり着けるのではないだろうか。

◆ それも持っていないとなれば軽犯罪法違反で拘束以外にはない。ただこれは手間もかかるし税金も消費する。
なので拘束の場合は罰金刑ではなく一気に懲役刑位にしないと抑制効果の点で宜しくない。

◆ しかしこれは条例では出来ない部分なのでそれはそれで又面倒だ。しかし逃げ得を許していれば当然のことながら逃げる人の割合が増えることになって条例は有名無実化する。ならば条例自体を廃止するというのならば分かるが、法の下での平等性が確保出来ないのはいけない。

◆ ちなみに路上喫煙の取り締まり数は条例制定後にピークを迎えその後減少した。路上喫煙が駄目なことが一般に知れ渡ったからだろう。しかしその後増加に転じている。これが逃げ得によるものなのかどうかは不明なのだが、何らかの対策は必要だ。

◆ 繁華街で取り締まり件数が多いのは人口が多いのだから当たり前なのだが、他の地域から来た人が路上喫煙が禁止されていることに気づかないケースもあるという。この辺りは標識や看板の設置などを行う必要がある。