過去の雑記置き場


ランニングコスト(7/1)
ガスと水道(7/2)
再び湿気の話(7/3)
ある人の話(7/4)
ある人の話(2)(7/5)
(7/6)
バイクを運んだ話(7/7)
物件探し(7/8)
物件探し(2)(7/9)
電卓(7/10)
選びかた(1)(7/11)
選びかた(2)(7/12)
珍しいのかな(7/13)
Snapdragon6xx(7/14)
SONYの戦略(7/15)
WiMAX2+(7/16)
ものを作る(7/17)
ものを作る(2)(7/18)
Niftyの契約変更(7/19)
Webカメラ(7/20)
衛星通信(7/21)
デザイン(7/22)
ワンルームとどう違う?(7/23)
100万円で買った人(7/24)
神奈川県相模原市(7/25)
浴室(7/26)
公害(7/27)
公害(2)(7/28)
蓄熱暖房(7/29)
有機EL焼き付き(7/30)
失敗した人も(7/31)


失敗した人も(7/31)
◆ 匿名・匿メールアドレスで色々ご意見を頂く。田舎暮らしではないのだが中古住宅を買って失敗だったという方も居た。住宅街なのだが近所にレオパレスがあり、その付近は違法駐車だらけになると言う。レオパレスは入れ替わりが激しいので通報してもキリが無いらしい。

◆ 道路は駐車禁止だが通報してもその車をレッカー移動してくれるわけではないので邪魔なことに変わりは無く、レオパレス側に言っても効果が無いそうだ。アパートや賃貸マンションの近くの物件は嫌われることが多いのだが、少し離れた場所であっても迷惑に感じることは多い。ちなみに最初に買った中古物件の裏はアパートだったのだが、違法駐車などは皆無だった。

◆ 違法駐車や近所に変わった人が住んでいるみたいな事は、都市部では避けられないとも思う。コンビニが近くにあれば便利だが深夜にも騒音が発生するし配達のトラックもやってくる。周辺環境が良いにこした事はないのだが、この辺は我慢しなければならない所だとも思う。

◆ 中古にしても建て売りにしても、全ての面においてお買い得な物件などは滅多にない。例えば同じ家が2軒売りに出ていたとする。片方の色は青い壁でもう片方は赤い壁だった。購入者は赤い壁の家がものすごく好きだったとすると、赤い壁の家がお買い得に見える。

◆ 一件目の住宅は何も分からずに買い、二件目の住宅は熟考して買い、三件目の住宅こそが理想に近いなどと言われるが私は必ずしもそうではないと思う。
理由は、その時々によって自分や周りの生活が変化するという事だ。夫婦二人の生活、子供の居る生活、子供が独立したあとの生活。

◆ RCや鉄骨構造の家の場合は間取りの変更が比較的簡単にできる。ハウスメーカは生活環境の変化に応じたリフォームが可能ですよと言う。確かにそれは間違いは無く在来工法の家よりも自由度が高い。その点では生活の変化に対応しやすいのは事実だが、大規模リフォームにはお金もかかる。

◆ 今の時代は土地の値上がりは期待出来ない。戸建てに住んでも賃貸でも中期的に見た場合のコスト負担は余り変わらないかも知れない。賃貸ならば気軽に引っ越しが出来るが所有物件だと中々そうは行かない。

◆ 戸建てから賃貸マンションに引っ越す人の中には2階建て(最近は3階建ても多い)の階段の上り下りが嫌だという人も居る。高齢になってくればそれは余計に感じることになる。平屋に住めれば良いが都市部ではまず不可能だ。

◆ 数年前に築30年の中古物件を買ったという方、何の不自由もなくそのまま住んでいたが昨年の夏に雨漏りが発生したそうだ。全くメンテされていなかったので各所が傷んでいて、補修に結構な出費を強いられたという方も居た。
これは失敗という事ではなく、マンションの積立金に相当する貯金をしたおかないといけないという事なのである。


有機EL焼き付き(7/30)
◆ M02の有機ELの焼け具合はblogに以前書いたが、引き続き照度自動調整モードのまま実験を続けている。
焼けはどの位気になるかとの質問を頂いていて、普通に使って気づく程度だとお答えした。写真などを見ると焼けた部分が少し黄色っぽく暗く見える。

◆ 気にしなくても少し気になる程度、気にすればイヤになる位気になる。
ただし実験は2千時間ほど照度自動コントロールモードで点灯させたもので、1日2時間の使用であれば2年位は大丈夫だと思う。

◆ 次期iPhoneは有機ELのモデルとLCDのモデルが出るのだとか。ゲームなどを多用する方はLCDモデルを、余り使わない方は有機ELモデルでも良いと思う。M02は輝度に関しても十分であり明るい所で視認性に欠けることも無い。

◆ 発色は好き嫌いもあるだろうが有機ELの方がコントラストの高さもあって鮮やかに見える。ただしM02はサムスン方式のインチキ画素数なのでザラザラした感じに見える。

◆ 有機ELの画面焼き付きは有機EL TVでも問題になっている。従来はプラズマテレビの焼き付きも云々言われたことがあったのだが、私が使っている限りに於いて焼き付きは見られなかった。当時は4 3放送が主であったので彩度には不点灯エリアが出来る事が多かったが、その境目は気にならなかった。

◆ 有機ELの輝度が十分となった今、次なる課題は発光体の劣化ではないだろうか。
一部情報によればiPhone用として7千万枚ものパネルをサムスンは受注したという。こうしたパネル供給のスケールがより良い製品へのステップになれば良い。

◆ iPhoneで有機ELが認められれば他社も追従するだろう。もしも評判が悪ければLCDに戻ることになる。感圧式のタッチパネルが流行らなかったように、だ。
有機ELのマーケットが広がると各社がそれを手がけることになって競争が起きる。
現時点ではサムスンとその他少しという感じで殆どを韓国勢が支配している。

◆ 日本メーカも開発はしているがどうなのだろうか。新しい技術でもあれば良いが単なる後発であれば勝ち目はない。逆に既存の技術で安く作るとなれば中国だろう。有機ELが流行るとすればあっという間に量産工場が出来はじめるはずだ。

◆ 中国メーカの場合は技術開発と言うよりも低コスト生産の方が得意だ。量産の中で品質改良というか生産技術的な面での改善は期待出来る。有機ELは解像度を欲張らなければ意外にコストは低い。
ただ高解像度のスマートフォン用となると一気に難易度が上がる。

◆ サムスンにしても今はフル解像度の有機ELを使うモデルも増えたが、M02などはインチキ解像度のままだ。ちなみにインチキ解像度は見れば、あれ?という感じで分かる。この辺りはコストとの兼ね合いなのでM02にはインチキで良いと言うことだろう。が、次期モデルでは有機ELに使用をやめた訳なので、少なくとも富士通には嫌われたわけだ。これには破損問題も大きく関わっている。


蓄熱暖房(7/29)
◆ 夏に暖房の話になってしまうのだが、以前に蓄熱暖房を取り入れた家を建てた人が居た。基礎のコンクリートに電熱線を通して深夜電力でそれを加熱する。日中は蓄えられたその熱で家を温めるというシンプルなものだ。相当な電力を使うようで電力会社が電柱やら何やらの工事をしたという。

◆ 床暖房は快適なのだがカネがかかる。
2件目の家はガス加熱式の床暖房を使っていたが冬場のガス代は月額数万円になった。元々暖まるのが遅いので冬などは午前5時頃にタイマをセットする。部屋は8時頃には暖まっているので快適で、そのままスイッチを切っても暫くは暖かい。

◆ ガス床暖房はコントロールがまあ出来るが蓄熱暖房は強制換気でもしないと温度コントロールが難しい。床暖房にしても蓄熱暖房にしても、床下まで快適な温度になるのでシロアリなどが繁殖しやすい。

◆ 知人の家は電気ヒートポンプで床暖房だと言っていたかな。1Fも2Fも床暖房にしたと言っていたので結構エネルギコストはかかっているかも知れない。
北国などでは事務所でも工場でも床暖房されている所が少なくはないが、多くは石油ボイラー方式だと思う。

◆ コンクリート蓄熱式でも電熱線を通すのではなくパイプを通して湯を流す方式もある。これって詰まったりしないのかなと心配になったりして。何しろ基礎のコンクリートの中のものなのであとから取り出すことは出来ない。

◆ 電気ヒータ式よりはヒートポンプ式の方が効率は良いがイニシャルコストがかかる。電気ヒータ式だと10平米で3kW位のヒータのようだ。基礎の面積が20坪あったとすると20kW位のヒータになるのだろうか。

◆ 石油ボイラー式がエネルギコストは安そうなのだが石油価格は変動が激しいので何とも言えない。まあ電気にしたって原発がぶっ壊れれば値上げされる。
ガスだって輸入物だからそれなりに価格は変動するし、元々ガスは高い。

◆ 部屋に置くタイプの蓄熱暖房機もある。
蓄熱材はコンクリートとかレンガとかが使われていて、それを700℃以上まで加熱する。加熱した石が冷えないように保温されていて、暖房したい時にはファンなどで風を送る。深夜電力とヒートポンプ効率とどちらが良いのかみたいな感じなのだがどうだろうか。

◆ もっとも外気温度が低いとヒートポンプ暖房自体が使いにくくなるので、雪国などではヒータによる暖房に頼ることになるのかも知れない。

◆ 液体循環式でヒートポンプを使った床下蓄熱式暖房の場合は、夏場は冷水を通した冷房にも使えるそうだ。これって床下とか床が結露しないのかなと思うのだが、対策はされているのだろう。
0℃以下の液体を通すとすれば不凍液のようなものを循環させるのだろう。

◆ 冷房の場合は温度を下げることもあるが湿度を下げたい。湿度が下がって風が当たれば温度は高くても意外に涼しく感じる。湿度が高いと少し体を動かしたりすると暑く感じる。


公害(2)(7/28)
◆ アスベストは壁への吹きつけや屋根瓦に使われていたのだが、2006年以降はそれらの使用が全面禁止された。つまりそれ以前の住宅には使われている可能性があるという事だ。特に1975年以前の建造物には高い確率でアスベストが使われている。

◆ 工場や鉄筋コンクリートの建物では壁や天井にアスベストが吹き付けられていた。
一般住宅では昨日書いたように屋根瓦に使われている。最も古いタイプのものはセメントとアスベストでで来た板状のもの(石綿セメント板などと呼ばれる)であり、表面にセメント肌がそのまま出ているようなものは数十年で脆くなり壊れてしまう。

◆ 殆どの住宅に使われていると思われるスレートも石綿が使われていた。スレートとは、元々は粘岩板を板状に加工したものなのだが天然素材は価格も高く形状も安定しない。そこでセメントと石綿などを混ぜて固めたものが現在主流となっている。

◆ セメントとアスベストを混ぜたセメント肌のものとは違い、より薄く軽量に出来ていて着色もされている。アスベストとセメントで作られたスレート屋根材は、現在のノンアスベストタイプよりも寿命と強度の点でメリットがある。

◆ アスベスト入りのスレートの寿命は塗装などのメンテをしたとしても50年程度と言われている。表面の塗膜が切れると水が染みこみ、そこに水分が入るとセメントとアスベストが分離状態になるのだとか。これは素材の劣化なので再塗装などで防ぐことが難しく、衝撃などで割れる可能性が増える。

◆ ノンアスベストのものではアスベストタイプよりも寿命は短い傾向だそうだ。
ちなみに日本瓦の場合はノーメンテナンスで100年もの寿命があるという。その代わり170kg/坪もの重さになり、耐震性の面で問題になりやすい。余談ではあるが既存の建物に太陽電池板を乗せた場合にも耐震性が下がる。

◆ スレートの場合は70kg/坪ほどと大幅に軽くなるのでトップヘビーではなくなるが、ガルバリウムは更に軽い。ガルバリウムとは近代的トタン屋根だ。アルミニウムと亜鉛の合金にわずかなシリコンが含まれている物質を鋼板にメッキする。
更にその上から対抗塗装などを施して様々な色合いを得ている。
耐久性は高く傷や電食が無い限りはノーメンテナンスで50年位は大丈夫だ。

◆ ガルバリウムに関してはその見た目の問題で好みが分かれるのだが、傷が付くとそこから腐食が始まるしそもそも金属なので酸には弱い。酸性雨全盛の頃のトタン屋根がかなりの勢いで錆びていくのを思い出す。しかし電食や傷などがなければまず錆びることはない。

◆ 屋根材としてはスレートより少し金額は高いが、何より軽量なので耐震性が大幅に上がる。最近では見た目の問題もかなり改善されていて、スレート風な感じで仕上がる。まあそのデザインによって価格が上がってしまう子tもあるのだが、今後はガルバリウム鋼板の利用が更に増えていくだろう。


公害(7/27)
◆ 光化学スモッグや酸性雨などの話は余り聞かなくなった。光化学スモッグはNOxなどが原因となるのだが、自動車の排ガス規制強化によって大気の汚染状況は軽減された。

◆ 酸性雨も排ガスの硫黄分などが原因とされるが、これも排ガス規制によってマシになったと言われる。但し最近では中国などから風に乗ってくる物質が日本海側を中心に酸性雨を降らせている。

◆ 日本の大気の状態はディーゼル排ガス規制の強化で相当改善された。NOxやPMによって害されていたのは既に過去のものなのだが、東京都が排ガス規制に踏み切らなかったら、もしかしたら今でも黒煙を噴き出しながら走るディーゼル車が町に溢れていたのかも知れない。

◆ PMの減少はトンネル内照明の汚れの付着軽減とトンネル内強制換気が不用になるなど、道路管理者のコスト軽減に大きな影響があった。酸性雨が少なくなったことでコンクリート製建造物の寿命が長くなった。

◆ コンクリート製の橋脚などが長期に渡って酸性雨にさらされるとコンクリートの中性化が起きる。元々コンクリートは強アルカリ性であり、なので内部の鉄筋は錆びない。しかしコンクリートが中性になると内部の鉄筋が錆び始める。

◆ 鉄が錆びると内部から圧力がかかってコンクリートが爆裂する。橋脚や歩道橋などのコンクリート部分の傷みが激しく、通常はコンクリート厚5cmの内側にある鉄筋が(自然の中性化によって)錆びるまでには50年以上かかるとされる。しかしそれが酸性雨により20年ほどで錆びてしまう場合がある。

◆ コンクリートの表面は酸性雨で溶かされて鍾乳石のようになる。橋脚の水につかった部分も当然溶けていく。古い橋脚の水中部分が平らではなくセメント部分がなくなって砂利が露出したようになるのはこの為だ。しかし無限に溶け続けるわけではなくある所でバランスするようだ。

◆ 酸性雨や化学物質による被害を防止するには表面を耐アルカリ性の塗料でコーティングすれば良いのだが、高速道路や鉄道の橋脚部分全てを塗装するには大変な金額がかかる。しかし酸性雨被害がもしも深刻な状況になり続けているとしたら、そうした対策が必要になっていた可能性もある。

◆ 中国の大気汚染が酷いと報道されているが昭和40年代の日本の大気も相当汚かった。当時の写真などを見ると都内のビル群が霞んで見えるものなどがある。交通渋滞も酷かった氏交通事故も多かった。
道路の左側のレーンにはバスが並び、バスレーンでは無いのにバス専用になっているような写真もあった。

◆ 当時は公害対策などよりも経済発展が優先され、数々の公害問題がその後明るみに出てくる。具体的な健康被害が出て始めて何かが規制されるという世の中で、いわゆる公害病の患者も数多く出てしまった。

◆ アスベストやPCBなどは今も数多く残っている。私が育った家の瓦はアスベストとセメントを固めた風なものだった。酸性雨による劣化かどうかは分からないが非常に脆くなっていて簡単に割れてしまった。


浴室(7/26)
◆ 別荘物件は温泉が引かれている所もあるので浴室に拘った造りの所もある。石張りや天然石を並べた風な、或いは溶岩を積んだような感じの浴室もあった。

◆ 温泉温度が高い所では水と湯と温泉の3つの蛇口が付いていて追い炊きは出来ない。温泉で追い炊き用の風呂釜が傷むからだと思う。
個性的なというか凝った作りのバスルームはそれなりにお金がかかる。

◆ 石張りの浴槽単体の費用が50万円から100万円位、浴室を石張りにすると平米辺り3万円前後の費用がかかる。更に浴槽や浴室全体の断熱や防水防腐防かびと、在来工法による浴室作りは凄く贅沢なものだ。

◆ 通常の住宅だとユニットバスを使う。これは断熱や防水工事の手間が省けるし、寿命が長いのでノーメンテナンスで長く使える。但しこれを入れ替えようとすると家の一部を壊す必要がある。
以前に書いたようにパネル工法などの家では、風呂場のユニット交換時にパネルの腐りなどが発覚するわけだ。

◆ 最初に買った中古住宅も二軒目もユニット構造だ。最初の家が0.75坪で次が1坪だったかな。この辺りは規格品で色々なサイズがある。価格は20万円位から、まあ上を見ればキリが無い。浴室暖房乾燥機が付いたりと様々なものがある。

◆ 別荘物件ではユニット構造の浴室の物件はなかった。石張りの所もあったしタイル貼りの所もあった。購入した物件は15cm角のタイル貼りだ。浴室は傷みも無いのでそのまま使うが、タイル貼りの浴室などはタイルの上から新たに薄いタイルを貼る手法で安くリフォームが出来る。

◆ 最近は浴室用の断熱タイルだとか、上張り用の極薄タイルみたいなものもある。
タイルを剥がして施工し直すと工数もそれなりにかかるし剥がしたタイルの処理費用もかかる。タイルが割れるなどしていた場合は漏水の可能性もあるので壁や柱の点検は必要だとは思うし、腐敗やシロアリ被害も浴室付近は多い。

◆ そうした心配が無いのであればタイルを上張りしたり上張り用のプラスチックパネルを使うなどすると安価に雰囲気を変える事が出来る。浴槽自体も塗り直しが最も安価ではあるが、ユニット構造で無い場合は(外部から運び入れられるサイズのものならば)そっくり交換出来る。

◆ 別荘物件で別荘利用だけの中古物件の場合は全体的に傷みは少ない。キッチンなども最近のものに入れ替えたい所ではあるが暫くは我慢するか。新築の場合は良いのだが入れ替えとなると解体費用と処分費用が加算され、これが結構高いのだ。
システムキッチンそのもののクオリティやサイズにもよるだろうが、中くらいの品質のもので工事費を加えると60万円位はかかる。

◆ これも規格品ではあるので自力でやってしまう強者もいる。この場合はシステムキッチンだけを買ってくれば良いのでかなり安く完成させる事は出来る。が、あれって相当重いものなのと解体なども結構大変だ。ただユニットバスと違って家を壊さずに運び入れられるサイズに分解出来る。


神奈川県相模原市(7/25)
◆ 神奈川県の北西部に相模原市がある。
政令指定都市になったんだったかなぁ、そんな話があったような記憶がある。国道16号線の万年渋滞エリアとか、そんなイメージだ。

◆ 何年か前に転職を機会に相模原(さがみはら:地名)に引っ越した人が居る。相模原なのでJRの駅で言うと橋本とかその辺りかなと思っていたらもっと北の方だった。
東京都は国道20号線を西に向かうと山梨県に入るのかと思っていたのだが、その辺りも相模原市が浸食しているようだ。

◆ 相模湖は相模湖という位なので相模原なのか。個人的イメージとしての相模原、つまり橋本付近の相模原はそこそこ町になっている感じがしていた。しかし相模湖の更に北の方は景色が違う。
そこに引っ越した人が、最近書いている田舎暮らしだの別荘だのと言う事に反応したのだ。相模原の北の方は十分田舎だけれど、みたいな。

◆ 田舎でコンビニも少ないしスーパーに行くにも車は必須、一番近くのコンビニまでが約2kmだという。スーパーは山梨県側の上野原(うえのはら:地名)まで7km程なので八王子や神奈川県側に行くよりも近いらしい。上野原は町になっているので不便ではないという。

◆ バブル前後だったのだろうか、システムハウスとか基板の設計屋とかソフト屋などが郊外に逃げ始めたのは。基板の設計屋などは殆どの作業をCADで行うのだが、検証用の図面などを広げるには場所が要る。システムハウスなどでもPCを何台も置いてデバッグシステムやら何やらと並べると、従業員数の割に場所を食う。なので賃料の安い郊外に行ったという流れがある。

◆ 打ち合わせをする事もあるのだが、殆どの場合はメールなどで済んでしまうのでその会社がどこにあるのかなどは余り関係がない。今や海外の基板設計屋などもどんどん使われているわけで、そう考えれば国内にあるだけで"近い"となる。

◆ 俺は最初は賃貸を考えたそうだが物件がない。町に出ればアパートはあるが、会社の近くには無かったそうだ。それで仕方なく、いや仕方なくと言う事でも無いのだろうが中古の家を買う事になった。
それを機会に当時付き合っていた人と結婚したんだったかなぁ。

◆ 家は県道から少し未舗装路を入った所にある。夏には両側の草が道幅を狭め、雨が降れば道路の凹みが池のようになる。
簡易舗装でも、せめて砂利でもまいてくれたら違うのにと市役所に電話をしてみたものの「その予定は無い」と一蹴されたそうだ。

◆ そんな所は町田(東京都町田市:まちだ:地名)にもある。たまに通るのだが、舗装は荒れ放題で穴だらけ、雨が降ろうものなら池が出来る。両側は伸び放題の草や木々がある。そんな中にぽつりぽつりと家が建っている。そんな場所でも4km程行けば鶴川(つるかわ:駅名)の町に出る事が出来る。

◆ 私の住む場所からスーパーやホームセンターまで道程で6km程なのだが、彼に言わせればそれでは田舎とは言えないとなる。私とすれば山を下りて町に行くというその感覚だけで十分田舎だ。


100万円で買った人(7/24)
◆ 場所は書かれていなかったが別荘を100万円で買って奥様と暮らしている方からMailを頂いた。100万円は大金ではあるが軽自動車を買うより安い。自動車と家を同列には扱えないのだが、興味本位で買ってみようかと思えるギリギリの線ではないだろうか。

◆ 100万円位の物件は直さなければならない場所が沢山あると思う。日曜大工の延長で直すのか、それともプロに依頼するのか。その方は自分で出来ない部分だけを地元の大工さんにお願いしたと書かれていた。大工さんは中途半端な工事を嫌がるのが普通だ。

◆ その方は何度か工務店に足を運び、自分で住む家を自分で直してみたい思いを理解して貰ったそうだ。大工さんは何日もかかる場所は別として、朝から晩までで終わる作業ならば引き受けるよと格安で受けてくれたそうだ。

◆ 一日で出来る作業だけというのは、他の仕事の合間にやるという事らしい。片手間仕事的な作業で他の予定を狂わせるわけには行かないから、手の空いた時に手伝うという事だ。

◆ 部屋の一つは床がグズグズになっていて、床板を剥がすと根太などが腐っていたそうだ。そこを直すには水平を出さなければならず、その部分はお願いしたとあった。柱も腐っている部分があったそうだが、そこは柱を途中で切ってつなぐ手法を採った。

◆ 柱には大工さんにホゾを作って貰い、6本の柱を60cm程新しくしたそうだ。
別荘建物なので基礎下に潜って簡単に工事ができたという。交換した柱や既存の柱に防腐用にステインを塗る方が大変だったとも書かれていた。

◆ 床がへこむ事と見える部分の柱が腐っている事で値が付かず、100万円で買えたのだそうだ。
やはり腐りなどがあると大規模リフォームが頭に浮かぶので相当な費用になると思うのだろう。購入された方も200万円位の出費は覚悟していたそうなのだが、自分でやった事もあって30万円で済んだとか。
床の解体は、一部を丸鋸で切り裂いてしまえば簡単に外れる。

◆ 屋根や外壁の塗り直しなどを考えればキリは無いが、洋間一つ直しただけで他には何の不自由もなく暮らせるようになった、結構買い得だったと書かれている。屋根や外壁も出来れば塗り直した方が良いけれど、このままでも10年は大丈夫だと大工さんは判断したという。ただし10年後にも雨漏りを起こさないようにするには早く塗り直しておいた方が良いと言う事らしい。

◆ 洋間付近が腐った原因だが、そこが雨水の通り道になって土もえぐれてへこんでいたという。雨が降る度にそこを水が流れ、それが蒸発して床下や柱を湿らせたのだろう。ただ傾斜地でどうしてもそこを水が流れたがるようで、直径40cm程の黒いビニール管?蛇腹的になっていて角度を付ける事も可能なもので水路を作ったそうだ。


ワンルームとどう違う?(7/23)
◆ 女性向けのコンパクトマンションなるものがある。働く女性、働き続ける女性、結婚しない人が増えてマンションを購入しようと考える女性が増えた。いわゆるワンルームマンションなのだが女性向けとされるいくつかの工夫がある。

◆ 部屋自体の広さは20平米から30平米程度、居室部分は6畳から10畳位でウォークインクローゼットが付いている。風呂とトイレは狭いながらも別、洗面所は脱衣場と独立した位置に大きな洗面台と共にある。エントランスは豪華で綺麗、エレベータは狭いが台数が多くカード式(カードをかざすとその階にだけ止まる)仕組みなどもある。

◆ カウンターキッチンとダイニングテーブルというかカウンターが一体になって椅子がセットされるなど、小さなバーを連想させるような部屋も人気だそうだ。シングルベッドがギリギリ置ける位の寝室も、リビングとは仕切られている。

◆ 居室を削ってもウォークインクローゼットや独立した洗面所を設けるというのが女性向けなのだとか。広さや利便性ではなくお洒落で雰囲気のある事が第一なのだ。部屋の内装色やキッチンの高さ、洗面化粧台の色なども自由に選べる物件が多い。

◆ 30平米程度のプランで寝室部分が3.5畳、LDKが7畳+2畳のウォークインクローゼット、他の8畳分弱が浴室と脱衣場&洗濯機置き場とトイレ、洗面台の置かれたメイクルームになる。従来型のワンルーム構成だと11畳位のLDKに収納が付いた形だという。

◆ 売れ筋価格は2,000万円前後、35年のローンを組むと毎月の支払額は6万円台でボーナス払いは無しである。
この支払額だと賃貸物件の家賃とさほど変わりがないという事で売れるわけだが、しかし管理費や積立金からは逃れられないし固定資産税もかかる。

◆ 男性は結婚を考えない場合は賃貸の方が気楽で良いと思うらしいが女性は逆なのだとか。そこにセミオーダと呼ばれる、バスタブやトイレ、壁紙の色や照明まで選べるとなると自分の気に入った空間を手に入れる事が出来る訳だ。

◆ セキュリティ的に人気のない1F部分は広いエントランスとパーティションで区切られた応接スペースなどに充てられる。ダブルオートロックや防犯カメラ、セキュリティ会社との契約も行われる。

◆ 全てではないが24時間管理人常駐やゴミ出しサービス(夜ドアの前にゴミを出しておくと早朝にそれをゴミ置き場まで運んで貰える)も人気だ。こうした付帯部分やサービスの費用は管理コストに跳ね返るのだが、「若い女性がコンビニで(割高だと思っても)買い物をするように、サービスに対して対価を払う女性は多い」という。

◆ 24時間管理人がいる物件も、管理室に管理人のオジサンがいるのでは無く、エントランスのカウンターのような所に(夜間以外は)ネクタイ姿の人が居ると言うのだからコストもかかるだろう。


デザイン(7/22)
◆ もう10年以上前だろうか、知人がデザイナーに依頼して設計した家を建てた。いわゆるハウスメーカのモデルハウスなどは良く出来ているのだが、都市部の狭小な土地には建てられない。そこで何件かのデザイナー事務所に相談した。

◆ 予算に限りがある中での設計費は50万円位だったそうだ。ちなみに内外装や設備まで全ての設計となると建物価格の1割以上は確実にかかる。
従って50万円の設計費用はかなり安い部類に入る。

◆ 外観的には土地をフルに使った四角い感じでガルバリウム貼り、今のように様々なサイディングパネルがあったわけでは無く(こう言っては失礼なのだが)トタン貼りを連想させた。

◆ フラットでスクエアな感じ、道路から見える面に窓はなかった。開口部はガレージと玄関ドアのみで道路側から見るとガレージと建物が一体化したような感じだが、それは道路面のパネルだけで反対側は家と駐車場は別になっている。

◆ 現在のトレンドから行けばガラス面積を増やしてスキップフロアなどにするのだろうが、当時としては極常識的な内部の作りだった。
階段はスケルトンと呼ばれるようなもので、今だと支え無しに壁から板が生えているようなものも出来るが、その家は支え付きのものだった。

◆ リビングは2Fで明かり取りの窓が屋根(天井)に付いていて、道路側には窓がなく反対側(近隣家屋側)に窓があった。
天井の明かり取りの窓は効果的で、部屋の中は明るかった。窓は開閉可能で結露防止の二重ガラスだそうだ。

◆ 屋根の内張が天井なので高さがあり開放的なのだが冷暖房効率は悪そうだ。
構造材の梁などは柱がそのまま見えているような感じで、その柱も普通の四角い木の棒ではなく丸太の皮を剥いて半分に割ったような感じのものが使われていた。

◆ 彼の家を久しぶりに見た。外から見ただけなのだが外壁パネルは汚れが目立った。築後20年は経っていないと思うのでメンテの時期ではなく、しかし道路側という事もあって水垢的な筋が入ったりしていた。

◆ 新築時にはモダンな感じを醸し出していたが、薄汚れてくると倉庫みたいな感じだ。窓もないので余計にそう思う。
一般の(金属ではない)サイディングも汚れるしモルタルだって薄汚れてくる。
サイディングはフッ素加工のものなどで汚れにくいものもあるがモルタルは表面のでこぼこに埃が積もって黒っぽくなる。

◆ 最初に買った中古住宅は高圧洗浄機で掃除をし、結構綺麗になった。アルカリ洗剤(そもそもセメントは強アルカリなので大丈夫だと思う)入りの水でも噴射すれば更に綺麗になったかも知れない。

◆ ガルバリウムは窯業系のサイディングパネルよりメンテナンス頻度が低くても雨漏りなどを起こしにくい。この辺りもメンテナンス時期を遅らせ汚れが目立つ結果になりそうだ。清掃自体は(足場は組まなければならないが)汚れを拭き取る程度の簡単な作業だそうだ。


衛星通信(7/21)
◆ 衛星コンスタレーションによる通信で思い浮かべるのがイリジウムだろう。高度約780kmの低高度軌道に77個(実際には66個程度までしか増えなかった模様)の衛星を上げ、そこを経由してインターネット接続を行うというものだ。

◆ イリジウム計画破綻の要因は端末価格が高額で加入者が増えなかった事だ。
それでも5万加入を集めたというのだから凄いと言えばそうなる。端末価格は40万円〜50万円だった。
通信速度も10kbps/1.4kbpsと遅く、現在の基準からすればデータ通信用とはオマケみたいなものだ。

◆ TCP通信の場合は遅延が増えると速度が落ちる。しかし衛星との距離が1000kmあったとしても200Mbps程度は可能になるがそれには広い帯域が必要になる。
イリジウム衛星と地上間の通信は1621.35MHzから1626.5MHzと5.15MHzしかない。
全ての周波数帯をCDMAででも使えば別だがFDMAで行うとすれば低速になるのは致し方ない。

◆ イリジウムは23/28GHz帯による衛星間通信でリンクしているので地上局のない海上などでも通話が可能である。この点でグローバルスターなどより有利だ。

◆ ソフトバンクがぶち上げた計画も同様に衛星間通信を利用する模様だ。衛星数は700個以上と桁違いに多い。高度は1,200kmとされるのでイリジウムよりもわずかに高高度である。高度が高いと衛星の見渡せる範囲が広くなるが遅延が増える。

◆ 衛星の見渡せる範囲が広がると接続者数が増えてパフォーマンスが低下するが、衛星数の多さでそれをカバーするのかも知れない。或いはマルチビームアンテナなども搭載は出来るだがアンテナは大型化してしまう。高度1,200kmだと衛星が見えている時間が数分程度、カバー範囲は(水平線までは見えないとしても)半径2,000kmは超えるだろう。更に通信的に見るとドップラ周波数シフトと高速移動体の中での周波数シフトが起きる。

◆ ソフトバンクは既存のLTEバンドを使いたい、既存の移動機を使いたいと言っている。しかし遅延があるのでTDDバンドは使いにくく。それ以外で高い周波数というと2GHz帯になる。ただし2GHz帯は多くに国で様々な事業者が使っており、共存可能になる可能性が低い。既存の移動機が使えれば(使う側としては)新たな支出が避けられるが、サービス提供側としては難しさが残る。

◆ 以前に書いたように700個以上の衛星を上げる為には5日に1個の衛星を上げ続けたとしても10年かかる。10年後にLTEのシステムはどうなっているのか、通信自体がどうなっているのかなど誰にも予想は出来ない。

◆ 打ち上げコストは高度800kmで80億円前後、中国製ならばその半額程度で上がると思う。1,200kmの高度にまとめて2個の衛星を上げたとしても衛星辺りの打ち上げコストが20億円、それに衛星自体のコストが加わるので莫大な金額になる。

◆ しかし700機の衛星で驚いてはいけない。
スペースXでは4,000機の衛星でコンスタレーションを作る計画だという。アンテナにフェーズアレイを使用してビームコントロールを行う模様だ。


Webカメラ(7/20)
◆ 気象情報のページに横浜港の写真を使っている。最初は自宅から周辺を映していたのだが住宅街では色々無理がある。他人の家が映ってしまう事は避けられないからだ。

◆ Webカメラは最初は屋外用のケースに入れて設置していた。しかし夏場は内部温度が上がりすぎ、クーリングファンを付けておいたのだがカメラが熱で壊れた。カメラの一部プラスチックは変形していた。

◆ その後ガラス越しにカメラを設置した事もあった。Webカメラ自体はかなり古いものなので画質の点で難がある。
今時のUSBカメラの方が余程高性能で安価なのだが、USBカメラはPCの負荷がそこそこ高かった事もあって当時はWebカメラを使っていた。

◆ 今度はどうしようか。見える範囲に家はないので外を映す事に問題は無い。
USBカメラであれば安価に手に入るし赤外線対応のものもあって、赤外線ライトの照射距離にもよるが夜間でも木々を映せる可能性もある。

◆ USBカメラの場合はUSBケーブルの長さ制限があるので長くなる場合は途中にHUBでも挟まないと駄目なのだろうか。LAN接続のカメラであればこの点問題が無いので設置場所の自由度は上がる。

◆ 外を見せると言っても木々と空しか見えないので面白いものでは無い。道路のライブカメラ映像の方が変化があって面白そうなので、現在は園が層を拝借している。
カメラを外に付けるには防水ケースが必要だ。以前に使ったものは格好は良かったのだが球面になっていたので映像にゆがみが出た。

◆ アクリルケースなどに入れた方が、格好は悪いが良いような気がする。クーリングをどうするかは悩ましい問題で、カメラ自体も発熱するので密閉してしまうわけには行かない。設置するとなると南側のベランダ付近、本当は屋根の上に付けたいのだが出来るかなぁ。

◆ 屋根の上に付ければ木々を見下ろす(高い木もあるけれど)感じになるので視界は良好になる。冬場は葉が落ちるので良いのだが、この時期は葉が茂っているので上の方から撮りたい所だ。軒下なら多少は雨もしのげるが、屋根の上となったら環境的には過酷だ。

◆ 定期的に掃除をしないと雨滴に汚れが付いて見えにくくなるんだろうな。ワイパー付きのケースとかはさすがに大げさだし、何か方法は無いかと考えている。
以前にBlogでも少しだけ触れたのだが現在は相当なビンボー生活に陥っているので余りお金がかけられない。

◆ 安物の方のWebカメラは現在使えるものが2台あるのだが、これは画質が悪い。
これなら壊れても良い位の感じで使えるが画像はシャープさに欠ける。それこそ千円のUSBカメラより悪いのだ。
ズーム付きの方は幾分マシだがカメラは30万画素だったかなぁ。時代的に10年前位のものなので仕方ない。

◆ 屋外用のUSBカメラも製品としてはあるのだがレビューを見ると故障だらけだとか。それも困るし、そもそもUSBカメラの映像を気象情報送出用のPCで処理出来るかという問題もある。


Niftyの契約変更(7/19)
◆ 光回線が接続できたのでIPv6の申し込みを行うべくNiftyのページにアクセスした。IPv6の申し込みはNTTのお客様番号が必要なのだが、そこにはNTT東の時の番号が入っている。これをいったん解除して貰わなければならない。

◆ Niftyに電話をすると、いったん契約を解除した後に再度NTT西との契約になると言う。それは分かるのだが、その間はNiftyへの接続が数日間出来なくなると言うのだ。
この数日間はNTTからの情報が来るまでの時間だというのだが意味不明だ。

◆ それは困るというと、ならば今の契約の他にもう一つ契約を作って新たなIDで接続した後に古いIDを解約すれば良いと話をされる。
じゃあそうしましょうと手続きを進める中でNifty担当者はNifty電気の加入を強烈に勧めてくる。

◆ しかし電気は後日又手が空いたら申し込むからと言うと、だったらIDを新たに取るのではなく今のIDを移行させましょうと言い始める。
NTTから情報が来るまでの1〜2ヶ月(さっきは数日と言っていた)は月額250円のダイアルアップ料金で良いですよと言う。

◆ え?じゃあ常時接続できなくなるのかというと常時接続は仮接続という形で維持されるというのだ。
最初と言っている事が違うではないか。結局の所NTTの動きが遅いので、その間は正式契約が出来ないという話だ。正式契約が出来ない間にIDが消えないように、ダイアルアップ接続契約でIDを維持するという事らしい。

◆ と言われても今ひとつ納得が出来ない。ISPとNTTは、少なくともIPv4接続であれば情報共有は要らないはずではないか。フレッツ代はNTTに、ISP代はNiftyに払っているわけで、いわゆるコラボモデルではない。

◆ Niftyが接続は切れません、料金は250円で良いですというのだから文句を言う筋合いのものでは無いがスッキリしないのは確かだ。
問題のIPV6なのだがNTT西との情報連携が出来るまでは接続できないという。これは理屈通りなので仕方が無い。

◆ そもそもNifty電気絡みの話とISPの話を混ぜて語るのがややこしくしている。おそらくだが、担当者に報奨金が入るのだろうな、電話勧誘に成功すると。しかしそれをサポート人員にまで行うから話がおかしくなるのだ。

◆ IPv4接続で日中に速度を測ってみると、およそ370Mbpsとなった。
田舎の特権かぁ?夜間に速度が落ちなければこのままでも良いのだがどうだろうか。
色々やる事が多くて、IPv6の申し込みなど時間がかかるわけではないのだが後回しにしたい。

◆ IPv6の申し込みが可能になるとNiftyから連絡が来るという事だ。
連絡が来たらV6への申し込みをしてみようかなと思っている。
もっともV4接続で不満がなければ当面はそのままでも良い。フレッツ網とNifty側の接続点が混むかどうかの話だと思うので田舎は混まないかも知れない。


ものを作る(2)(7/18)
◆ アンテナ設計ではシミュレーション技術の発達が性能を大きく向上させた。
八木アンテナなどは各エレメントの長さと間隔が変わると、その他のエレメントの長さや間隔にも影響を及ぼす為に計算量が膨大になる。

◆ 計算機がなかった時代には一体どうやって計算したのだろうと思う位のもので、もしかしたらカットアンドトライ的な実測が先だったのかも知れない。
アンテナだけではなくトランジスタのアンプにしても、出力側の整合状態が変わると入力側のパラメタも変わる。
シミュレータでこの部分までカバー出来ている場合は良いが、デバイスメーカがそのデータを出していて居ない場合はオートマチックチューナなどを使ってデバイスそのものの特性を測る所から行う必要がある。

◆ 八木アンテナに関しては電磁界シミュレーションの発達と計算機の計算能力向上で設計が簡単になった。いくつかのソフトを使った事があるが、無料配布されているものと大きな差は無かった。さすがにシミュレーション値と実測値の違いまでは調べていないが、世の中便利になったものである。

◆ 八木アンテナばかりではなくスマートフォンなどに内蔵されるマルチバンドのアンテナなどもシミュレータで設計する事が出来る。特定の方向に指向性を出すなどしてその方向でゲインを稼ぐような設計も出来る。位相給電によって指向性を出したり複数エレメントによって、或いはその両方を使って実現する。

◆ 携帯電話やスマートフォンはアンテナでない部分が接地面として動作する。
従って本体サイズなどによって同じアンテナを付けても特性が変わる。場合によっては本体基板のGNDラインにスリットを入れるなどして電気長を調整する場合がある。

◆ こうした部分になるとモデル化が面倒になってくるので経験などが生きる部分でもある。現在のスマートフォンだとMIMOが使われるので2本のアンテナの相関も考えなければならない。MIMOのみではなくアンテナダイバシティなどの場合も同様だ。杓子定規にλ/4離しておけば良いよねと言うほど単純ではない。

◆ 最近の若いエンジニアは職に就いた時から測定器もシミュレータも用意されている事だろう。なのでアンテナ設計もそれに従って行い、電波暗室でそれを検証する。電波暗室もシミュレータも無い状態で、果たしてどの位のものが設計出来るのか興味がある。

◆ まあツールがなければ設計出来ませんでも良いとは思う。だってツールがあるのだから。ツール無しで設計しろなんて電卓無しで平方根を解けと言っているようなものですなんて言われそうだ。
ようするにツールをいかに上手く使いこなすかが現在の技術であり、そのツールの中の計算がどうなっているのかなどは気にする事はない。

◆ 建築設計にしても同じだろう。何をどう使ってどう組み立てるとこの位の強度が出るのか、耐震性だとか様々な性能がシミュレーションで分かる。どこかの性能が足りなければ、その部分の柱を少し太くしたりすればそれで済んでしまう。その柱が耐震性能のどこにどのように影響しているのかなどは機械の中の話なのだ。


ものを作る(7/17)
◆ 以前の記事で無線機やアンテナなら作れるが家を建てる事は私には出来ないと書いた。大工さんだったらアンテナ?何それとなるかも知れないが家を建てる事は出来る。それまでの経験で設計図の通りに、或いは頭の中に思い描く通りに建物を組み立てていく。

◆ 建築の世界でも工場生産品の組み立てが増えてくると、そうした材料の組み立ては出来ても自分で考えて作り上げていく事が出来なくなる。
電気の世界でも同じ事で、その機能を実現する為のデバイスがあれば製品を組む事は出来るがトランジスタなどを組み合わせて作れと言われると出来ませんと言われる。

◆ 人件費の削減と製品品質の安定化の為には、建築物は部品を工場生産して組み立て、電気ものはLSIを使う事になっていく。ただし同じ部品でも組み立て方で性能は違ってくる。建築物に関しては適切な場所に釘を打てば最小の本数の釘で最大の強度が出る。闇雲に打ち付けていくだけでは良い家は建たない。

◆ 電気の回路にしても同様でデバイス同士を配線でつなぐだけでは良いものは出来ない。ノイズの関係だとか信号の回り込みだとかを考えながら部品を配置し接続しなければならない。
こうなると回路を書く人間よりも基板設計の方が重要になったりもする。

◆ 従来基板屋と言えば回路図(ネットリスト)通りに線をつなぐのが仕事だったのだが、最近ではインピーダンスシミュレーションや損失の推定もする。高周波関係の基板屋さんはこうしたシミュレーションの出来るCADを導入している。

◆ 基板の材料屋さんも周波数ごとの誘電率や誘電損失を管理するようになった。高周波用として売られている基板材料などは様々なパラメタがデータ化されている。
多層基板だと層間が狭くなるので線間のインピーダンスが上げにくくなる。配線を細くすると損失が増える。そこで高周波用の基板は低誘電率のものが必要になる。

◆ 逆に波長短縮率を期待するならば誘電率の大きな基板が必要だ。こうした異なる用途向けにいくつもの材料を使い分ける事も必要になる。家を建てるにも様々な木材を使い分けるようなものだろう。木材だけではなく鉄材にしても同様だし構造も様々だ。

◆ 必要な強度を最小の材料で出す為には強度の高い部材が必要になる。もしかするとその部材は高価かも知れない。材料を増やしても良い条件であれば、より安価で加工性の優れた部材を使う事が出来、部材の量は増えるがコストが下がる場合もある。

◆ ラーメン構造というものがある。中華のラーメンではなくドイツ語の額縁の事だ。
極々簡単に言えば四角い箱を作りその90度部分を強固にすれば変形しないというものだ。従来は鉄骨構造で作られたこれが最近では木軸でも取り入れられる。梁などを最小にしながら強度を出す為に直角部分に金属建具などを使う。これにより壁(パネル)部分で支える割合が減るので大きな開口部が作れる。


WiMAX2+(7/16)
◆ 別荘地での電波の入り具合などに関してはBlogに書いた通りである。ラスト1マイルの無線化は以前からチャレンジされてきていた。ソフトバンク然り、ライブドア然りだがいずれも失敗している。
そんな中でWiMAX2+というかTD-LTEは頑張っている。QUはサービス開始当時からエリア拡大に積極的で、ソフトバンクが圏外の場所でもWiMAXは使えた。

◆ 伊豆半島においても同様でエリアマップ自体はソフトバンクが最も広いのだが、エリア内となっているところでも容易に圏外になってしまう。伊豆の別荘地のみでは無く長野でも同様だそうで、別荘の為にソフトバンクを解約したという人も居る。建物の中だけが県外なら未だ我慢も出来るが付近一帯が圏外だと書かれていた。

◆ 別荘地だけでは無く過疎の集落などにはFTTHは来ていない。アナログ電話は引けるところが多いのでADSLは使えるが速度が出ない。ADSLを引く為には電話加入権を買うか毎月の基本料金を余計に払わなければならない。
アナログ電話は引けなくても携帯電話が圏内の所もあるし、その逆に有線電話は引けても携帯電話は駄目という場所もある。

◆ こうした過疎地のサービスを考えると有線接続よりも無線接続の方がイニシャルコストが安くなる。基地局やアンテナコストが安くなった為だ。街中にしても接続安定性だとか接続速度などではFTTHとなるが、コストとしては殆ど変わらない。

◆ WiMAX2+は上りが遅いので大容量ファイルのアップロードなどには向かない。
私の周りにもWiMAX2+を使って固定回線を引いていない人も居る。マンションやアパート住まいの人だと引っ越しの都合があるので固定回線を引かない人が居る。

◆ 最近ではFTTHが引き込み済みの物件も増えてきているのだが、それでも工事費が必要な場合もあるので躊躇う人も多い。
それでパフォーマンスが十分ならば良いのだが、最近は固定回線だからと言って速度が出るとは限らない。だったら無線回線の方が手軽で安いから良いと考える人が居ても不思議では無い。

◆ WiMAXも使い放題になったり制限付きになったりしているが、現状では使い放題のプランがある。しかし短期規制があるので実質的には月間100Gバイトまでしか使えない。FTTHが引けるのであればそれを使えばいい話で、そうでは無い場合だとか転勤などで引っ越しの多い方は無線系が良いのではないかという事だ。

◆ その場所で使えるかどうかはTryWiMAXで2週間端末を貸してくれる。この端末で使えるかどうかの判断をすれば良い。実質的な感度としては家庭用ルータタイプの方が良いと言う事なので、借用端末で電波が入ればまず大丈夫だろう。

◆ WiMAXに関しては端末無料+キャッシュバックが当たり前だ。各業者によってその額は様々だが最高だと3万円位のキャッシュバックがあると思う。FTTHでもキャッシュバックや無料期間があるが、いずれにしても同じ事業者に留まっていては得では無い。


SONYの戦略(7/15)
◆ SONYはこの夏モデルからミッドレンジとハイエンドの2系統で行く。従来のプレミアムスタンダードクラスは廃する。
と言ってもどうもよく分からないわけで、プレミアムスタンダートがXperia XでXZはフラグシップなのだそうだ。

◆ 確かにXperiaXはコストダウンに力を入れた風に見えた。しかし削った機能も多く、結果として特に海外での評判を落とした。SONYの作るものは最高で無くてはいけないみたいな所なのだろう。だからと言ってその最高を買うわけでは無い。最高があるからミッドレンジが売れるみたいな感じだ。

◆ モデル数を増やすと売り上げが伸びる。
ASUSにしてもHUAWEIにしても派生モデルとういか似て非なるモデルというか、そうしたものを数多く出してくる。一台のスマートフォンが全ての人に気に入られるもので無い以上、非購買層まで取り込むにはモデル数を増やさなければならない。

◆ ただしこのミッドレンジ以下の市場は競争が激しい。各社共に台数の伸びるレンジであるだけに力を入れてくる。
トヨタはクラウンよりもカローラの方が設計費をかける事が出来ると言った。
それはカローラの方が売れる為で、設計費の償却が容易だからだ。

◆ 部品屋にしても、部品を沢山買ってくれるメーカを優遇する。その製品がローエンドだろうがフラグシップだろうが関係ない。10万個買ってくれる客よりも100万個買ってくれる客を大切にするものだ。

◆ つまりローエンドやミッドレンジが売れるとフラグシップの部材コストを下げられるという事になる。こうした点からSONYも一時期は価格競争に参戦する姿勢を見せたのだが失敗した。
中国や台湾のメーカに価格で勝負を挑もうとしても駄目なのだ。

◆ 今回のXperiaはカメラが売りというか、毎回カメラを売りにしているがSONYが言うほど凄いものでは無い。解像度が異なるので等倍比較ではXperiaが不利になるのだが、細部などはiPhone7の方が良い。Xperia XZsからは画素数を減らしても画質を上げる作戦で、これはiPhone7と同様か上回っていると思う。画素数はXperia XZsの方が多いので等倍比較で対等ならばXperia XZsの方が良いとなる。

◆ デザインテイストもXperiaXで一時期変更をしたのだがウケは悪かった。Xperia XZ Premiumはフラットでスクエアなボディとガラス素材というXperia Z路線に戻された。
SONYの最も悪い部分は奢りだ。俺たちの作ったものなら必ず売れる、いや、お前達に売ってやっても良いんだぞ的な所が見える。

◆ SONYのアプリにしても同様でPLAY経由では無い独自の仕組みでの通知とアップデートとダウンロードが行われる。勿論止める事も消す事も出来ない。こんな嫌がらせのような事を続けていて伸びる方がおかしい。ASUSやHUAWEIでもメーカアプリは入っているし、時にそれが邪魔だと思う事もあるがSONY程は酷くない。
少なくとも独自サイトからダウンロードさせる事は無い。更に言えば殆どのアプリは消す事が可能なのだ。


Snapdragon6xx(7/14)
◆ 以前にも書いた事があるがSnapdragon6xxシリーズはバランスが良い。処理もそこそこ、消費電力もそこそこだ。惜しいのはGPU性能が低い事で3Dゲームなどをやる人には向かない。

◆ そのGPU部分やRAMインタフェースが変更されてパフォーマンスが上がった。Snapdragon660は653の後継版でSnapdragon630は626の後継版とされる。
双方共にCPUは8コア構成となっている。

◆ Snapdragon820では810の8コアから4コアにした。CPUのコア辺り性能は上がったがコア数が減った事でマルチコア性能はさほど上がらなかった。Snapdragon835では再び8コア化されている。クアルコムとしては今後は8コア路線で行くのでは無いのだろうか。

◆ マルチコアの場合は制御の分散が難しい。この部分はコンパイラに担う部分も少なくは無く、コンパイラの性能向上は全体的なパフォーマンスを押し上げる要因となる。OSやより低層レベルでも制御が行われるのだが、ベンチマークテスト値云々となると単体アプリの負荷分散的な所が聞いてくるような気がする。

◆ Snapdragon630/660を搭載するスマ−トフォンは夏前にも出てくると思われる。GPU性能がどの程度上がったのかにもよるのだが、ゲームなどに耐えうるパフォーマンスになっていれば面白いのだが、GPUの性能アップは30%程度だとか。勿論小さい値では無いが2倍、みたいな感じでないと3Dゲームなどは厳しいかな。

◆ 配線ルールも細くなったので低消費電力化も可能だろう。更にデバイス価格が安いのでミッドレンジのスマートフォンに搭載しやすい。ゲーム性能に関しては「ツムツムが動かなかった」みたいに評される事が多い。
ツムツムってそんなにパワーを食うんだと思うと共に、今でもプレイヤーが多いんだなと思う。

◆ ようするに普通の人が遊ぶゲームが普通に動かないとダメだと言われてしまう。レーシングゲームが動かないとかならそれは分かるのだが、ツムツムがそんなに処理能力を要求するゲームだとは思わないだろう。

◆ 日本ではハイエンドが売れ、ハイエンドは高価格で儲かるからとハイエンド主体になる。ミッドレンジ以下は海外メーカには勝てないみたいな所もある。事業者モデルとして売る限り台数にも限度があるので安くはならず、そうするとSIMフリースマートフォンに顧客は流れる。

◆ 実際そうだと思う。ワンセグやFelicaが必須な人は別として、そうでなければnova liteでも良いではないか。
Zenfone3ならそこそこのパワーがあるのでツムツムが動くかも知れない。
それでいてDSDSなのだからMNOのSIMとMVNOのSIMを1台で使える。

◆ 私はMVNOのテストをしない限りは月間1Gバイトも使わない。今はMVNOもかなり解約してしまったのだが、DTIやUQなどは混雑時間帯でも結構使える。
IIJmioはやめた方が良い。IIJmioの駄目なときな非混雑時間帯でも満足に使えないのだ。


珍しいのかな(7/13)
◆ 田舎に引っ越したよと話をすると反応それぞれながら「俺も引っ越したかった」みたいな話を聞く。
引っ越したかっかと過去形なのは、それを思いついたのが30代の頃で、子供が独立したら田舎暮らしを始めたいと思っていたそうだ。

◆ しかし実際には出来ていない。子供達は独立したが仕事を辞めるわけに行かないからだという。予定では貯金をして何かのアルバイトか内職でもすれば生きていけるはずだった。しかし景気悪化で貯金を切り崩すようになり、とてもではないが田舎暮らしなど出来なくなったという。

◆ バブル期に家を買った人などは相当悲惨だ。横浜辺りでも高々30坪位の土地の建て売りが8千万円位だったのである。それを35年のローンを組んで買う。バブル崩壊後はその家を売ったとしても精々4千万円、だったら売らずにと持っていたとすると今の価値は更にその半分位だ。家の償却年数はとうに過ぎている。

◆ その点で賃貸に住んでいた人の方が自由度が高い。景気の良い頃は契約更新ごとに値上げされるのが普通だったのだが、景気悪化後は引っ越す度に或いは更新の時に値下げ交渉が出来るようになった。

◆ 持ち家派なのか賃貸派なのかは常に行われる議論だ。家賃は払い捨てだが持ち家は財産だというのが持ち家派の主張である。しかし実際は、賃貸派は負債を抱える事無く持ち家派は負債を抱えた。

◆ バブル期以降に家を買った人は大きな負債にはなっていないはずだが、家賃と同様の値下がりはあるだろう。
勿論全てでは無く値が上がった土地もある。ただし明白な人口減少がある以上地価は上がらない。物件件数が増え続ける中で人口が減っているのだから。

◆ 例えば実家の家は築40年以上だ。そのままでも売れない事は無いが、家屋の価値は殆ど認められない。下手をすると更地よりも古家付きは安くなってしまう。まあ不動産屋などが買って家を取り壊し、土地を二つに分けて建て売りを立てて売るみたいな感じが良いところだろう。

◆ 今家を買おうとしている人もいかも知れない。もしかしたら少し値上がりするかも知れないし、もしかしたら値下がりするかも知れない。景気の未来など誰にも予想は付かないのだが、景気が良くなって地価が上がる事に期待する人々も多い。

◆ 分譲マンションは持ち家では無く賃貸だという人が居た。新築マンションなどを買って住み、値下がりし始める時期を前に売って次の物件を買うのが利口なのだという。上手くすれば少し儲かる事もあり、下手をしたとしても家賃だと思えば納得出来ると。こうして景気をトレースするように買い換えていくのが賢いのだそうだ。
戸建てでは無くマンションの理由は建物の管理などを自分でやらなくても良い点と、比較的売買しやすいからだそうだ。


選びかた(2)(7/12)
◆ 物件の場所というかエリアは好みだ。
自宅からの距離や利便性を見る。同じ別荘地の中でも場所によって物件密度の差もあれば陽当たりや湿気の差もある。

◆ 平地か斜面かも好みだと思う。住宅地では平地が好まれるのだが別荘地ではその限りでは無い。斜面ほど景観が良いからだ。例えば富士山が見えるとか浅間山が見えると言ってもタダの山である。それがそこにあればやがてはそれが普通になって飽きてしまう。景観とは特定の著名物が見えるか否かでは無く、どの位の自然が見えるか、人工物が見えないかだと思う。

◆ 湿気に関しては前に書いた通りだ。
建物に入った時にかび臭さや埃臭さに敏感になった方が良い。そこにどんな人が住んでいたのかは室内の片付け具合だとか掃除の仕方で分かる。
綺麗好きな人や几帳面な人が住んでいた物件はメンテも出来ている可能性が高い。

◆ 一番答えに困るのが「いくらぐらいの物件を選べば良いでしょうか」だ。
前にも書いたと思うがお試し的にセカンドハウスを持ってみるのなら安い物件が良いと思う。二束三文で売り払っても損が少ないようにだ。或いは2から3千万円の物件を買って値落ちしないうちに売り切るかだ。

◆ 100万円台の物件は手を入れ無くて良いところよりも手を入れなければならないところの方が多い。それは面白くはあるし自分の好きなように直せるがカネがかかる。リフォームと言うよりはリノベーションが必要な物件だ。

◆ 200万円台〜300万円台の物件は余り手を入れずに使えると思うが修理必須箇所も少なくは無い。この価格レンジの物件は動きが早いので、もたもたしていると売れてしまう。間取りを変えたり水回りを変えるなど、百万円単位のリフォームコストをかけて快適にする感じだろう。

◆ 400万円〜600万円くらいの物件は必須修理箇所が少ないし内部も手を入れずに使える物が増えてくる。ただ築浅物件でこの価格レンジだと何か問題のある家かも知れないなと疑ってかかった方が良い。逆に築40年級でこの値段だとリフォーム済みとか値引きシロが多いとなる。この価格帯の物件も動きが早い。

◆ 800万円から1200万円のレンジだと手を入れなければならない場所は少ないか皆無になる。それこそ、買ってそのまま住むという使い方が出来る。築浅物件も増えてくるのだが、色々見た中ではバブル期前後の物件が良い材料を使っているなと思った。
築40年から築20年の物件がそれにあたる。

◆ 1500万円を超えると生活利便性だとか土地の広さ、人気別荘地や著名別荘地、著名エリアの周辺などが選択範囲に入ってくる。2000万円〜3000万円を超えると広大な土地や景観、敷地内の手入れが行き届いている物件になる。或いは人気別荘地でエントリレベルの物件が買える。なお別荘地での新築では坪60万円が最低線、少し凝ると坪100万円は超える。


選びかた(1)(7/11)
◆ 秋までに物件を探してこの年末年始はセカンドハウスで過ごしたいというMailを頂いた。選び方などを記事にしてくれと言う事なので感じるところを書いてみる。

◆ 住宅街での物件探しより別荘地の方が楽だと思う。それは住宅密度が低いからで、近所にどんな人が住んでいるのかとか怪しげなアパートがないかとか、町内会ので決まり事が云々などと面倒な事を考える必要が無い。自分の好きなところを選べば良い。

◆ 質問者さまのMailには予算も書かれていたのだが、車を買う位の価格で買える物件は動きが早い。決断力も必要だと感じる。補修費用なども予算の中に見ておくようにしたい。住みながら直すのも勿論良いのだが、最低限直してから住まなければならない部分があれば、その分の予算が必要だ。

◆ 物件を見る時に私は床下などに注目する。別荘物件は床が高いので基礎部分からそれを見る事が出来る。鉄部の錆は、たいしたことが無ければ通常の塗り替えで、腐食が激しければ補修に少しカネがかかる。コンクリートのヒビも気にした方が良い。

◆ 内部は、リフォームする気であれば柱の位置を気にするのみだ。柱を抜こうとするとお金がかかる。大規模リフォームをしないのであれば床や柱の傾きと雨漏り跡を見る。水準器はスマートフォンのアプリで大丈夫だろう。雨漏り痕は壁のシミを見る。

◆ 床は一通り歩いてみてグズグズになっていないかを確認する。グズグズになっている場合で床下を覗けるのならば、単なる木の(湿気などによる)劣化なのか、それともシロアリだとか木の割れがないかを確認しよう。湿気による劣化は言わば自然のものなのだが、割れなどは何かの力が加わらないと起こらない。

◆ 外壁、特にモルタルの場合はヒビもチェックする。斜めに長いヒビが入っている時は地震などで建物が歪んで起きた可能性が高い。ヒビの幅が数ミリを超えると塗り直しだけで無く修繕が必要になる。

◆ 寿命のあるものとして給湯器がある。
築20年以上で交換歴のないものは寿命が来ていると思った方が良いだろう。
特に温泉付きの物件だと駄目になっている可能性が高くなる。

◆ ウッドデッキなどの木製部はメンテナンスやリフォームがされていなければ大抵は腐っている。ウッドデッキのやり直しは意外に高額。山の中の物件は市街地の物件よりも傷みが早いと言わ陽当たりが良好で風雨が強いからだ。

◆ 雨樋は付けていない物件も多いが、それは木の葉などが詰まってトラブルの元になるからだ。雨樋が無いと雨滴が直接地面に落ちて地面を掘ってしまったり基礎部を汚す。雨が落ちる部分に砂利などが敷かれていれば大丈夫だ。

◆ 床下は基礎に入れば見る事が出来る。
基礎には入れない場合はキッチンの床下収納やサービスホールからのぞき込む。懐中電灯は必須だ。
屋根裏も同様にサービスホールから頭を入れてみる。屋根に近い部分は雨漏り痕をチェックする。

 



電卓(7/10)
◆ 今では極限まで安くなっている電卓だが、日本で最初に発売されたオールトランジスタのものは1964年製だったという。それ以前に機械式計算機を真空管に置き換えたものだとかリレーを使ったものはあったらしい。

◆ 機械式計算機をリレーや真空管に置き換えたものはカシオが世界初の小型電気式計算機と謳って発売している。
大きさはビジネスデスクの感じで袖部分に回路が入っているのだろうか。
殆どがリレーで構成されていて可動部が無いとは書かれているが音が出ないとは書かれていない。

◆ シャープ製のオールトランジスタ電卓は530個のトランジスタと2300個のダイオードで構成されていた。意外とトランジスタ数が少ないなと思う。これは約53万円で売られた。
その2年後には早くもICを使った電卓が登場する。28個のICと553個のトランジスタ、1549このダイオードが使われて35万円と定価も下がった。

◆ トランジスタ電卓発売のわずか5年後には4個のLSIと2個のICを使った電卓が10万円を切る価格で発売される。
そして電卓の定価が1万円を切るまでにその後10年はかからなかったのだから凄い。1970年代になるとディスプレイには液晶が使われ始める。

◆ その後10年位は値下がりと言うよりも機能向上などが続く。1万円以下のものはそれ以上は価格を下げない的な感じだったのかも知れない。関数電卓やプログラム電卓なども発売され、カシオだったか今で言う電子手帳的なものが発売された。

◆ 謳い文句は手書き入力で、要するにメモ帳と電話帳みたいな感じだった。使いにくいところはバッテリが持たない事だった。どんな電池を使ったのかは忘れてしまったが大きさからするとボタン電池だったのかな。それが使っているとすぐに無くなってしまう。

◆ カシオはビジネス市場よりもパーソナル市場に力を入れた。1972年発売のカシオミニは圧倒的低価格(12,800円)で大ヒットとなった。発売10ヶ月で100万台を売ったというのだから凄い。

◆ さらにその3年後に発売されたパーソナルミニは1,000万台以上を売った。パーソナル市場の開拓が電卓の普及と、それに伴う低価格化を後押しした格好だ。
カシオミニ時代には蛍光表示間が使われていたが、やがて液晶となり小型軽量薄型化を果たす事になる。

◆ 1980年頃には時計機能内蔵電卓も登場したような気がする。当時時計に物品税だかなんだかがかけられていて、時計機能を内蔵すると課税対象になるとか何とか。

◆ ちなみに物品税時代には普通自動車に23%もの税金が必要だった。400万円の車を買うと物品税額は92万円にもなったのである。ちなみに現在は取得税と名を変えて税金を取られる。取得税の税率は車にしても不動産にしても3%だ。

◆ 何かをして金を稼ぐと稼いだ金に応じて所得税や地方税を取られる。今度はその金を使おうとすると取得税なり消費税なりを取られる。だったら働かないのが一番だと、障害者手帳を貰いに行って生活保護を受ける若者が増えている。障害者手帳は心療内科への通院実績(!)があれば簡単に主得出来る。


物件探し(2)(7/9)
◆ 最後に内見した物件に決めようかどうしようかと1週間ほど考えた。考えたと言うより時間をおいたと言った方が良いだろう。その間に売れてしまえばそれまでだし、そうしたら又探せば良い。とは言ってもこの時期買い得な物件はすぐに売れて行ってしまう。

◆ 不動産屋も忙しくなり始めていて(その物件の事かどうかは不明ながら)問い合わせがあるという。まあ向こうも商売なので少し煽らなければいけない。そして1週間が過ぎ、申込書をMailで送ったというわけだ。

◆ 話を戻して2件目の家を買った時、それはたまたま1件目を買った近くの土地が売りに出されていたので自転車で見に行った。他には崖の上の土地もあったので見に行った。崖の上の土地は見晴らしが良かったし坪単価が80万円だった。平地の方は100万円だったのだが、急な坂道を上るのも嫌だったし崖条例か何かで建築制限が付いていたので平地にした。

◆ 今思えば土地代を値切れば良かった。そこは企業の寮の跡地で150坪ほどあったが、それを3分割して売りに出していたのだ。何故値切れば良かったと思ったかと言えば、他の2区画は一向に売れなかったからだ。そして土地だけでは売れなくなり建売住宅となって、それはすぐに売れた。

◆ 道路は西に付いていたが接道面が8m位だったかなぁ、隣家との隙間がギリギリだったので狭苦しかった。家を建てた時には空き地だった南側に建て売りが建つと1Fのリビングは暗くなった。旧住宅街の中に新たに建った3件の家という感じで気分的にも狭苦しかった。斜め向かいの犬が毎朝早朝から吠えだして早起きを強いられた。

◆ 1件目の家は土地の長手方向が接道していたので未だ良かったのだが、2件目は長手方向が隣の家だったので余計に窮屈に感じた。木を植えれば枝が隣の家に入ってしまうし、そもそも庭部分には陽が当たらなかったので木は余り育たない。
いつだったかクリスマスの時に超大型(!)もみの木を買ってきて大きな鉢というかたるを半分に切ったような所に植えていた。が、突然枯れた…土日となると駅前は大混雑して車で行く気がしなくなり電動アシスト自転車やスクータの登場となる。

◆ まあそんな訳で利便性よりも広くて静かな場所が良いなと漠然と思ったわけだ。
前にも書いたように静かな場所よりやっぱり利便性だよなと思うかも知れない。色々リスクもあるが、何もしなければそのまま歳を取るだけである。
毎年1歳ずつ歳を取っていくのを阻止する事は出来ないが、面白そうな事を見つける旅はやめたくないと思う。現状に満足して進化を止めてしまえば、フツーの爺さんになる。

◆ 直接は関係ないしこれも少し書いたが母親が高血糖で倒れて一時は生存も危うい状態となり、幸いにして退院出来たのだが老人の老後の住処の下調べ的な意味合いもある。伊豆半島はそうした施設がいくつかあるのだが待ち行列が長いのでどうなる事か。私としては(親の)今住んでいる家を売って、いわゆる身の回りの世話付きマンションに夫婦で引っ越した方が楽では無いかと思っている。


物件探し(7/8)
◆ 最初に買った中古住宅も、本当は保土ケ谷(地名)の方が候補だった。しかし他の人が買ってしまった。結果として東戸塚(地名)に買ったのだが、駅から歩ける距離だったので売るのが楽だった。保土ケ谷の物件は駅からバスで、さらにバス停から結構歩かなければならない丘の中腹だった。

◆ 別荘の方も最初は伊豆高原の物件に目を付けたが売れてしまった。以前に書いたように伊豆高原エリアは物件密度が高い。横浜と同じとは言えないが住宅街みたいな感じだ。そこで伊豆高原を見に行ったついでにダイヤランドに行った。

◆ ダイヤランドは場所にもよるのだが物件密度の低い場所もあって別荘地らしい雰囲気があった。購入した物件のエリアに比較するとそれでも家が沢山ある所なのだが、伊豆高原エリアを見た後だっただけに新鮮だった。

◆ ダイヤランド、エメラルドタウン、小松ヶ原別荘地の物件を見て回り以前にblogで書いた物件を気に入った。
そこも基礎部分の錆を直す費用だとか床を直したりモルタルの塗り直し費用などを計算した。

◆ ここで良いかな、隣の家とは近いけどなどと考えたがその物件は値引き交渉が出来ないかも知れないと言われた。どうやら以前は1千万円位で売り出されていたらしく、それが値下げされたばかりだったそうだ。

◆ 不動産屋は早く買い付けないと売れてしまうよと言う。この時点で8割方は買うつもりになっていた。が、そこに別の不動産屋から電話があった。
以前に問い合わせた物件を内見しないかという事で、まあついでだから見に行ってみるかと別荘地に向かった。

◆ 所がここで行き違いが起きる。たまたま同じだった価格の別の物件と私が勘違いしたのだ。しかも扱い不動産屋も違うというゴタゴタぶりである。
結局その日は出掛けたものの行き違いとなり、不動産屋には事情を説明し謝罪した。

◆ 私は勘違いした方の物件の前で待っていた訳で、後日その物件を内見する事になる。その時は私一人で見に行ったのだが外観も内部も結構綺麗だった。直すところは当然あるのだがそれは致し方ない。それが2Fのバルコニーの床部分と木製の部分だ。

◆ 木製の(何というのだろう、バルコニーを囲っている)部分に補修跡はあったが木自体が割れているところもあった。床部分は水が染みこんだのかグズグズになっている。表面はモルタルなので防水処理が駄目になったとかそういう事かも知れない。

◆ そのままでも使えない事は無いが早めに直した方が安心だ。給湯器は交換済み、水回りも多少古さはあるが今まで見た物件の中では綺麗だった。
オーナは別荘利用だったという事で傷みは少なく、売却用の写真よりも家財が減っていたので片付けたのだろう。

◆ 唯一不満はキッチン部分に冷蔵庫のスペースが固定されていて、余り容量の大きな冷蔵庫は置けないという事だ。まあ囲いを取り払っても良いのでキッチン周りを見なおす時期に考えようと思う。


バイクを運んだ話(7/7)
◆ 引っ越し代もバカに出来ないがバイク輸送も高い。正式に見積もりは取っていないのだが際廉価業者でも2台で3万円は超えそうだ。自走していっても良いのだが問題は横浜に戻ってくる時だ。
駅までタクシーで行くとすると3,600円位かかる計算になる。慣れた道なら送って貰っても良いが道も分からない坂道だから無理だろう。

◆ 電車代は1,490円で1.5時間ほど、新幹線を使うと1時間と早くなるが3,910円もかかる。新幹線の場合は乗り換えの待ち時間があるのでロスが出る。熱海から新横浜まではたった25分なのに。
だったら修善寺に出て踊り子号の直通に1時間51分乗っていると3,670円で横浜に着くからこの方が楽である。ちなみに自由席を使えば2,170円で済む。
踊り子号って修善寺にも行っているのか。だったら伊東から乗った方が早くて1時間21分/1,663円だ。ただし1日に6本しか無い。

◆ いずれにしても自力で運べば6千円位で済むという事だ。始発電車に乗って頑張れば1日に2往復は簡単にできる。
まあ疲れるから暇な時に持ってきても良いんだけど。
陸送の面倒なところは引き取り日時と配達日時が不確定になりやすい事だ。
混載便なので(その代わり安い)日程の自由度が低い。

◆ 引っ越し屋によっては原付はタダで運んでくれる。大きさはたいして変わらないのだから原付二種も運んでよと言いたい。あと、引っ越し屋に頼む時にはガソリンを抜かなければならない。可燃物は運んではいけない事になっているのだろうが、タンク内にガソリン蒸気が残っている時が最も引火しやすいのに。

◆ 色々考えたあげくパワーゲート付きのトラックを借りた話はBlogに書いた通りだ。一台のバイクを運ぶだけだと高く付くが2台以上まとめて運ぶならば割に合うだろう。引っ越し先が近ければ、だけど。

◆ 引っ越し屋と言えばアート引越センターの不要物廃棄サービスは無くなったのだそうだ。まあアートは余り品質が良くないというか品質低下気味で、ベッドやラックの組み立てに失敗してネジを潰してくれたりパネルの取り付け方法を間違えたままネジを締めようとして傷を付けてくれたりする。そしてそんな事に気づくのは後になってからなのでクレーム対象外だ。

◆ 今までに何度か引っ越しは経験しているが面倒な事である。引っ越しの度に大量の書物や不要品を捨てるわけだが、それでも荷物は増える方向だ。特にバイクいじりなどを始めて工具だとかも増えたし測定器も増えている。

◆ 測定器類は壊されると嫌なので自分で運ぶが、それ以外でも色々。あ、でも廃棄したものもある。DVDプレーヤやDATデッキ、S-VHSのビデオデッキも捨てた。UPSもラックマウントのものから小型品にした。ラックマウントものはバッテリ電圧が24Vで面倒だったので500VAの小型品にしたのだ。


(7/6)
◆ 横浜でも斜面というより崖に多くの建物が建っている。一件目の中古物件を探している時に、そんな崖に建てられている家を見た。完全に垂直に約20mの擁壁が出来ていた。横浜の崖地建築の基準は相当厳しいから崩れる事はないと言われたが見た目の不安はあった。
しかしその反面眺めは素晴らしかった。

◆ 斜面に家を建てる時に、あまり盛り土は行わない。盛り土は強度が出ないので崩れる危険があるからだ。なので山を削って平らな部分を作る事になる。しかし削る量が多いとコストがかかる為に斜面に家を建てる事を考えはじめる。この辺りは別荘地と同じ考え方だ。

◆ 家は道路というフラットにしなければならない部分の上の斜面か下の斜面に建てる事になるが、道下と呼ばれて道路より下がった物件は(少なくとも横浜辺りでは)人気が無い。しかし道下物件だと2Fに玄関を設けるなどが可能だ。逆に道の上になる斜面に家を作ろうとすると道路側を高く持ち上げる事になり、玄関まで階段が続く。

◆ 別荘地にも道下物件はあるが横浜辺りのような狭苦しさがないので余り不自然ではない。ただし駐車場がなかったりする。道の上に物件がある場合は道路とフラットな面から基礎が立ち上がっていて、そこがガレージになっているものもある。思うに横浜より坂が急ではないんだな、別荘地は。
最初に良いなと思ったのはそんな道下の物件だった。だが内見に行った時点では既に売れてしまっていた。

◆ もしもそこが売れていなければ、割高ではあったし湿気の問題だとか駐車スペースの問題だとか隣家との距離の問題があったのだが伊豆高原に決めてしまっていたかも知れない。平屋でそこそこの広さがあり、眺めは悪かったが利便性は高かった。

◆ 道の上に物件があって駐車スペースが無い場合は道路とフラットな面が出来るように土木工事をする。古い別荘地は道路に駐車するのが当たり前みたいな感じの所もあって駐車スペースのない物件も少なくはない。土木工事というと何か大げさな感じがするのだが、山の土を削ってフラットにして砂利で固める工事は大変なものでは無いという。

◆ 削って出来た段差に擁壁を立てるのはカネがかかるそうだが、段差が1m以下ならば石積みにすると安く出来るのだとか。
コンクリートの擁壁よりも見た目が良い。
車が上れる位の傾斜であれば道路を作ってしまっても良いのだがお金はかかる。
土地が広い場合は傾斜角を緩やかにするように湾曲道路を作っている物件もあり、人間は遠回りをせずに階段で上れるようになっていたりする。

◆ 所が横浜辺りの崖物件で駐車場が無いとどうしようもない。そもそも土地が狭いのと駐車スペースを切り崩して作ると言うよりも穴を掘って作る形になる。で、勝手に穴を掘ったら崖の強度が下がるかも知れないし、そもそも補強しながら掘らないと崩れてくる危険だってある。たぶんそんな事をするよりも別の土地に引っ越した方がお得に違いない。


ある人の話(2)(7/5)
◆ 約3千万円で買った中古の別荘はあまり損失を出さずに売れたそうで、売り出すとすぐに買い手が付いたという。内装をはじめとして全面的に手を加えた事もあって反応は良かったようだ。

◆ 売却額が思い通りだったのでローンは当然返す事が出来て貯金も増えた。
そこで同じエリア内の別の物件を買ったそうだ。3千万円の物件に住んでみて分かった事は、夫婦で暮らすのに広すぎる物件は要らない、広い土地があっても何の役にも立たない事だったよと彼は笑った。

◆ 2件目の別荘となるのは2LDKで建坪25坪ほど、土地は90坪ほどで5百万円台だった。中は多少傷みがあったので住む前にリフォームをするという事で地元の業者とプランを練る。そしてリフォームが始まって分かった事が風呂場の部分の柱などの腐りとシロアリ被害だった。

◆ この物件は売価は安かったが瑕疵担保責任が放棄されていなかったので、売主負担でこの部分の修繕費80万円を貰う事が出来たという。150万円ほどかけて綺麗にした別荘に今は住んでいる。東京のマンションは?と聞くと子供たち夫婦が住んでいるそうだ。

◆ 3千万円の物件はほぼ平坦地、五百万円台の物件は傾斜地だそうで、傾斜地は眺めが良くて新鮮だと言っている。その方は2〜3ヶ月に1度位のペースで都内や横浜に来ている。主な用事は通院だそうだ。心療系の病院は担当医師との相性みたいなものがあるから変わりたくないのだそうだ。
今は薬も減ったし眠れない事も余り無いとは言うが、やはり定期的に診察を受けて薬を貰える事が安心につながる。

◆ 仕事も辞めて別荘で何をしているのかと聞くと、音楽をね…という。そうかオーディオに凝っているのかと思ったら弾くのだそうだ、ベースギターとドラムを。え?えーっ、想像出来ないなと思わず口にしてしまった。
奥様との出会いも音楽つながりだと聞いて又々びっくりなのである。

◆ 1曲数万円ではあるけれどと注釈を入れたが、アマチュアの人たちなどの編曲などを請け負う事もあるらしい。
そう言えば昔お世話になったエンジニア氏の部屋にもギターがあったよなぁなんて思い出した。

◆ 別荘の管理費や固定資産税を除けば殆どカネがかからないらしい。食材も普通のものを食っている限り安いし新鮮、これならたぶん年金で生活していけるなと笑う。冬の暖房費節約の為に中古で薪ストーブを買ったというか貰ったというかで手に入れたそうだ。設置場所を冬までには作らないといけないと言っているが、すぐに火の消せないものを室内に置く事は抵抗がある模様だ。

◆ 車は必須で今は4WDの軽自動車(ハスラーだと言っていたかな)だそうだ。
昔はケータハムセブンだかに乗っていたのに。と話したら、都内では絶対乗りたくない車だったけれど別荘地ならいいな、でも別荘より高いんだよ、新車価格はねと言いながらその店を後にした。


ある人の話(7/4)
◆ 田舎暮らし関連で話をされる事が増えた。その方は5年ほど前にセカンドハウスとして別荘を買ったそうだ。定年退職を迎えたら夫婦でのんびり暮らそうと計画した。予算は3千万円だったと言うから結構な金額である。

◆ 新築も十分視野に入る予算なのだが希望した家の広さや敷地面積を考えると新築は無理だったそうだ。都内のマンションで長く暮らしていて平屋の広い家が欲しかったという。家の中で階段の上り下りはナンセンスだろうとその方は考えたのだ。

◆ いくつかの物件を見て別荘を購入、奥様は別荘で暮らしご主人は平日は都内のマンション、週末は別荘に帰るという生活を続けたという。平日はマンションにまさに寝に帰るだけ、仕事はそこそこ忙しく帰宅は22時過ぎになる事が多かったそうだ。

◆ そんな生活を続けていたがご主人は体調を崩す。過労から来る睡眠障害と医者に言われ眠剤や向精神薬を服用しはじめるのだが、医者に車の運転を止められたという。車がなければ別荘に行けない、体調不良で身の回りの事も面倒になり奥様を東京に呼び寄せた。

◆ ご主人は相当悲観的になり、俺はこのまま一生廃人のような生活を続ける運命なのだと考えたという。
仕事の忙しいサラリーマンが鬱病などになるのは珍しい話ではない。私の周りにそんな人は何人も居た。そこで通院や治療をする人はやがて回復し、通院を躊躇う人は回復しない。

◆ 奥様は、仕事を辞めて別荘で暮らせば良い、自分がパートに出るからと提案したそうだがご主人は聞き入れなかった。というか、その時点ではそんな事を考える余裕など無かったのだと振り返る。だが仕事を辞める事は自分の意志ではなく会社側から言い渡されたそうだ。疾病扱いの長期休養休暇で給料は本給の6割、出社義務無しという事だった。

◆ ご主人は絶望感もピークとなり一家心中さえ考えたというのだが、奥様は前向きだったそうだ。今がそれほど辛いなら、今より辛い事など無いのだから大丈夫だと励まされたという。しかし精神状態は良くはならず措置入院になる。

◆ 精神科は面会も余り自由ではなく、自傷行為を阻止する為に持ち物検査なども行われる。外部と隔離されているわけではないが精神的には余計に辛い事で、疎外感は相当なものだったそうだ。

◆ しかし結果としては入院が功を奏し2ヶ月後には退院できることになる。
仕事は退職、わずかながら退職金が出たそうだ。そこで別荘暮らしをしたのかなと思ったら少し違った。
別荘暮らしには違いは無いが別の場所に移ったそうだ。

◆ 理由は別荘購入時に組んだローンを返済したかったからだそうで、ローンがあると気持ち的にそれが重みになる。手持ち資金でローンの返済は出来たそうなのだが、それでは貯金が寂しくなる。その時点で都内のマンションを手放す予定は無かったという。


再び湿気の話(7/3)
◆ 軽井沢駅周辺の湿度は高く晴れた日でも80%程度までしか下がらないとか。軽井沢駅周辺は元々が湖で、そこに火山岩として軽石的なものが堆積したという話もある。もう一つは南東からの風が吹き付け、上空の空気に冷やされるので霧が発生しやすいからだとも言われる。

◆ この高湿度のおかげでコケに被われた庭を綺麗に作る事が出来る。コケというヤツは意外に難しくて、育つ環境でなければ育たない。
しかし湿度が高い事でカビは繁殖するし洗濯物は乾かない。除湿機の連続運転と衣類乾燥機は必需品だ。

◆ ある日の湿度を見てみた。横浜の湿度はその日の午後は55%だった。この時期としては爽やかだったと言える。伊豆高原は65%、函南付近は58%、軽井沢は82%だった。軽井沢と南関東では天候そのものが違うとは思うが、晴れマークになっていた。

◆ 私は高温多湿が大嫌いだ。高温でなければ良いのだが25℃位でも湿度が高いと少し体を動かしただけで気持ちの悪い汗をかく。では湿度は低いほど良いかというとそうではなく、ある製品を作っているクリンルームは湿度が20%位に管理されていた。そこで作業をしているとやたら疲れるのだ。喉が渇くとかそういう事ではなく疲れたのだった。

◆ 長野県は人口あたりの別荘数で日本一である。別荘の絶対数としては静岡県がトップだ。意外に別荘数の多いのが千葉県で、人口が多いので人口あたりの別荘数としては目立たない存在だが物件数は多い。

◆ 以前に別のページをリンクしたこちらの方はまるでナウシカの腐海のごとくのカビと戦っている。デシカント式とコンプレッサ式の除湿機も取り入れている。私だったらこれに加えて電気集塵式の空気清浄機も稼働させたいと思った。が、結局はケミカルによってカビ退治を果たしたとなる。

◆ 車でもバイクでも同じなのだが、あ、私の場合はとことわっておかなければならないか。いずれにしても何か解決しなければならない問題があるとそれに対して一生懸命になる。まさに時間を忘れてでもないのだが、あれこれといじってみたくなるものだ。

◆ 別荘地なので土地は沢山あり、クローズドスペースとしてのガレージでもあれば車もバイクももっといじれる。雨や風を心配する事もなく、寒ければストーブに火を入れれば良いだけだからだ。なので基礎下がガレージに使えそうな所を探してはみたのだがこれと言った所はなかった。

◆ 購入した物件は接道面に多少は余裕があるが屋根付きガレージを建てるとなれば基礎工事がいるのでコスト的にメリットはない。今ある駐車スペースを囲ってしまえばガレージになるが、さすがにデザイン的というか見栄え的にテキトーなものでは格好悪い。
とは言ってもコンプレッサでもインパクトでも自由に使えるのは良い事だ。住宅街だと電動インパクトでさえも使うのを躊躇ってしまうのだから。


ガスと水道(7/2)
◆ 子供の頃に住んでいた家には公営水道が来ていなかった。道路から家屋までの水道管敷設費用を出すのなら引いてあげるよみたいな感じだった。
しかし接道面から家屋まで50m以上の距離があったので、その価格が凄い事になった。

◆ 庭には井戸があった。たぶん深井戸の部類なのではないかと思う。直径1m位のコンクリート管のようなもので出来ていて、中に入れそうだったが下の方は暗くて見えなかった。水は涸れる事無くいつでも使えた。最初は手動のポンプで、それが電動ポンプとなった。

◆ ガスはたぶん東京ガスの管が来ていたのではないかと思う。プロパンガスのボンベは見た事がなかった。近くにガスタンクがあってガス会社と関係があったとか無いとかと聞いた事があったのでガスは引かれていたのかも知れない。

◆ 下水はどうしていたんだろう。トイレはくみ取りだったので生活排水はどこかに流していたはずだ。接道面までは数十メートルの距離があったわけで、そこを下水管が通っていたのだろうか。
他人の土地を通さずに公道まで下水配管を引くとすればそのルートしかない。

◆ プロパンガスに初めて接したのは横浜のアパートでだった。プロパンガスボンベ置き場に5本位置いてあって、ガスメータは各戸個別の場所に付いていた。
ある時ガスが出なくなった事があって、そのボンベ置き場の元栓を開け忘れたかなんだか。メンテか何かの時に閉めてそのままガス屋が帰ってしまったらしい。

◆ そんな感じのプロパンガスだったのでプロパンガスである事を意識する事は無かった。プロパンガスの容量辺りの価格は都市ガスの3倍位だ。しかし発熱量が都市ガスの2倍位あるので、差し引き1.5倍の価格という事になる。まあ運び賃も入っているから仕方ないか。

◆ 一時期TVでCMを流していたレモンガスがある。ガスボンベにレモンのマークが書かれている。ここがやたら評判が悪く高額請求トラブルが後を絶たないのだとか。確か同族会社で他のプロパン販売会社があって、そこと切り替えて料金を上げてみたいな悪事を繰り返していた。
結局赤字になってどこかの傘下になったんだったかな。

◆ 情報化時代になり価格や評判もすぐに調べる事が出来る。プロパンガス屋も独占事業ではないので競争が起きれば価格を下げなければならない。シェアが下がればスケールメリットが失われてしまう。

◆ 電気やガスの自由化はあるのだが線や管でつながっている以上はインフラコストが上乗せされる。この部分の料金が不透明だとどうにもならないのだが、現状では独占状態なので仕方が無い。

◆ 寒冷地などだと薪ストーブを使う家もあるがエネルギ密度が低いので少々手間がかかる。山の方であれば間伐材などは比較的安く手に入るので暖房コストとしては安い部類に入るだろう。ただし原木を自分で割るとか、その原木が安く入手出来て薪の保管場所があればの話だ。


ランニングコスト(7/1)
◆ 別荘地では管理費や温泉利用料金などがかかる。管理費や温泉利用料金はその別荘地によって異なる。温泉権の更新でも10年ごとに数百万円かかるところもあれば数十万円で済むところもある。

◆ 利用料金そのものも定額で使い放題の所もあれば基本料金+従量料金になっているところもある。最近は使い放題は減っていると言われるが、全くないわけではない。

◆ 伊豆はそうでもないが群馬や長野県は温泉らしい温泉が楽しめる。白濁湯であったり硫黄の臭いがするような温泉だ。ただし硫黄分が含まれている温泉だと風呂釜や配管などの傷みが早い。加温せずに使える温泉であれば良いが、加温を必要とするとする場合だと風呂釜に栓をしておく訳には行かない。

◆ 温泉の温度の高いエリアではそもそも風呂釜自体がない別荘もある。単に温泉と水を混ぜて温度を調整するだけで良いからだ。この場合は湯を温める為のエネルギも必要ないのでガス代は安く済む。

◆ 固定資産税は評価額によって異なるが物件価格に対して割高である。路線価などが超過大評価されている為だ。固定資産税だったかは覚えていないのだが一般住宅と別荘地に差があるのは法の下の平等に反すると訴えた人が居た。一審は敗訴、二審は勝訴、最終的には負けている。

◆ 固定資産税と管理費の合計額が月額換算で1万円前後であれば安い部類だと思う。管理費の高い東急リゾートの物件では月額管理費だけで1万円前後になる。固定資産税は物件価格なので高い安は評価額次第だ。

◆ その他ランニングコストは水道や温泉利用料だ。水道料金は月額1,500円から2,000円位、これで10トン程度の水が使える。その後は従量制になるところが多い。本下水がないので下水料金はないが浄化槽の点検費用がかかる。
これは法律で決められている事なのでいずれかの指定業者に頼む必要がある。
浄化槽関連費用は年間で2〜4万円はかかるだろうが、例えば横浜市の下水道料金は月に20トンの利用で月額換算2千円だ。なのでまあ下水道料金と余り変わらないと言えばそうなる。

◆ 電力は電力会社から買うので一般住宅と変わらない。ガスはプロパンなので販売店によって価格が多少異なるのだが、最近は業者間の競争もあって以前ほどは高くないようだ。まあオール電化にする手もあるのだがエコキュートの様々な問題もあるので個人的にはお勧めしにくい。最近の給湯器はエコジョーズ型というか2段熱交換器式になっているので効率も高い。給湯器は比較的高額なものだが熱効率の高いタイプにすると次回交換時までに元は取れると思う。

◆ プロパンでもエネファーム(燃料電池)は使えるが、都市ガス同様料金的なメリットはない。停電対策位にはなるが現状のコストでは元は取れないと思う。
イニシャルコストが太陽電池板と同じ位でランニングコストがかかるという点で駄目だろう。